はてなキーワード: 異変とは
長く付き合ってなんとなく結婚して、なかなか子供ができなかった。不妊治療を始めてすぐに子宮頚がんと判明。簡単な手術を受けて何とか命拾いした。ようやく本題の不妊治療をスタート。何度めかの人工授精でようやく授かった。
気がつけばアラフォー。乳飲み子を育てるにしては体力が無い。毎日毎日ヘトヘト。子どもを授かった事に後悔かないと言えば嘘になるけど、我が子の為なら頑張れる。
そんな中、ペットが病気になった。子供代わりに可愛がってきたので出産前ならすぐに異変に気付いてやれたのに、育児に追われ気付いてやれなかった。たちまち命に関わるモノでは無いと言われたが、苦しそうにしている姿を見ていたら可哀想で仕方ない。「子供がもう少し大きくなったら」を言い訳に最近かまっていなかった。このままこの子に何かあれば後悔してもしきれない。また、我が子にも同じ様なことをしてしまうのでは?と思うと怖くて仕方ない。
こんな歳でペットも赤ちゃんも両方欲しがって、結局どちらに対しても中途半端になってしまいそう。そんな事を考えていると、私はダメな人間だなぁと思えてきて心底自分が嫌になる。
なんだか生きれば生きるほど自分も周りも不幸になっていく気がする。
2.5日で各グループで企画を作ってプレゼンし合うイベントに行ってきました。大変でした。私は4人のグループを組んだのですが、1人、とても気むずかしい方がおられまして。大変でした。
異変は1日目から起きました。何も決まっていない状態だったので核となる部分だけでも仮決めするべきだと思った(そして最初のアンケートをネットに打つつもりだった)のですが、「僕は仕事時間外は絶対仕事しないことにしているんです」
見ると彼の表情がプルプル震えています。どうも感情的になってしまっているようです。こんなに簡単に?
これは無理かなとも思ったのですが、他のメンバーの助けもあり1時間かけて核となる部分を決めて、みんなが帰ったあと私はアンケートを作り、友だちに拡散してもらいました。
2日目は平穏でした。私は、時間通り終わらせることに腐心しました。
3日目に事件は起きました。実は3日目はいちばん年輩のメンバーが不在で、彼としては言いやすかったのでしょう。
「あなたは人に指摘されたらコロコロ意見をかえる。いちばん大切なのは自分でしょう?チームから出て行ってくださいよ」
いやー、指摘を受けてコロコロ変えて良いものを目指すのが主旨のイベントだったのですが・・・それにいちばん大切なのはお客さんでしょう?
他のチームは楽しそうにやってました。特に隣のチームが楽しそう。分担を決め、生き生きと作業している。本気で出て行くことを考えました。
うちのチームは・・・問題人物はずっとスマホをいじっているし、もう1人の人も何かタブレットに打ち込んでいる。年輩のメンバーはいない。
孤独。私1人で発表時間までにサービスを作り、検証までしなければならなかったのです。
必死で作りました。発表時間の30分前にようやく人に見せられるものができ、4人の人にインタビューして肯定的評価が2人いらっしゃったので「ああ、これなら発表できる」と思ったときには、もう会場の発表準備は終わってました。
自分たちのチームの番になり、3人で前に出ようとすると行きたがらない問題人物。強めに「来て下さい!」と言って何とか前に出させました。
発表は問題なく終わり、審査員の反応も悪くはなかったです。ああ良かった。しかしこの企画イベントは、この先2年くらいは行きたくないです。トラウマになってしまいました。本当に大変でした。
まず自殺した女子がブスだったら、こんな話になってないだろう。
彼女への、長時間労働の明示・暗黙関わらず強制があったのなら別だが、
長時間労働は個人の自主的なものだろうし、他の社員は問題ないのだから、
死ぬほど辛いのに、業務中におしっこしたくなったらトイレに行ったと思うんだ。
そうゆう判断ができるなら、なおさら自殺は長時間労働とは直接関係のない、
Twitterに、長時間労働が辛い死にたい。家に帰れない休みが無い辛い死にたい。
って投稿してるけど、そんなん誰に言ってるのか分からないSOSじゃ助けてくれるわけないじゃん。
Twitterに死にたい死にたい書いて、誰も何もしてくれないから自殺しますって、
誰も見てないかもしれないだけじゃん。
屋内で座って作業の事務職で、肉体的に死ぬほど辛く疲れることもないから、
本当に労働時間あるいは拘束時間の長さが、もしくは自分の時間が無いのがストレスのようで、
それに母親が自分の立場を棚に上げて、会社の体質批判をしてるけど、
家族は異変に気付かなかったの?毎日帰りが遅いのとか休みが無いの、
なんとも思わなかったの?子供のTwitterを監視してないの?
なんで親に助けを求めなかったんだろうね。
まとめると、自殺する人が悪い。長時間労働は悪くない。あんなの過労死でない。
自分がダメなのに、長時間労働が悪いみたいに、当て付けで自殺なんかして本当に迷惑。
繰り返すけど、他の人はやってるんだから、出来ないのは自分の問題で、長時間労働が問題でない。
さらに自分で現状の問題を他に伝えないで、Twitterに書いて周りから「大丈夫?」って声かけてもらうの待ちとか、
ただ甘ったれてるだけじゃん。それで自殺しちゃう人を擁護する必要なんてない。
殺されたんじゃなくて勝手に死んだんだよ。死 ぬ な よ 。
この問題を自殺するバカの所為にしなくて会社の所為にしたら問題は解決しないよ?
正常な社員の行動を制限したところで、劣化してる社員の救いになるわけ無いじゃん。
飽くまで自殺なんかしちゃうバカが悪いんだ。自殺する人を出したくないんでしょ?
今日11月3日は文化の日。そんな仰々しい名前の日を休日にまでしているのだ、今日くらいは文化的なものに触れねばならぬと思い立ち、カリビアンコムという非常に文化的で洗練されたwebサイトに足を運び、周囲の時間を止めて本当に時が止まっているのかを他の人に触れることで検証するという非常に文化的で貴重な映像を見ることにした。しかし、その非常に文化的なwebサイトを巡っている辺りで何かがおかしかった。画面には文化的なバナー広告やパッケージが所狭しと言わんばかりに自己主張してくるにも関わらず、私の一物はパンツの中では所狭しと自己主張する気配が一切無かった。
異変に気づいてはいたが、それに見て見ぬふりをしながら文化的な映像を入手。ヘッドホンにティッシュペーパーを用意し、さあ準備万端、文化的な活動に精を出してやらんとモニターに向かい合って再生ボタンを押してみるが、やはりおかしい。その映像を何十分も見続けても、核心部分の時間が止まっていることを利用しながら少子化対策活動を行う貴重なシーンを目にしているときも、我が一物の文化的活動は始まるどころかうんともすんとも言わない。一体どうしたのだ。もしかして画面の向こうと同じく、こっちも時間が止まっているのだろうか。いや、そんな訳はない。
嫌な汗が脇にじんわりと湧き出てくる。最後まで見ても、ピクリともしない。なんてことだ。チンチンが、勃たなくなってしまった。
慌ててこれまでコツコツとためてきた文化財コレクションを漁って目を通してみたが、縮こまって萎れたまま、一切動くことはなかった。いつだってそうだ。人は失ってから初めてその大切さに気づく。どんなに強く握りしめてもピクリともせず、その温もりすら感じられない。一筋の涙が頬をつたい、凍てつくような部屋の隙間風が、涙の跡と丸出しの下半身に染み渡る。
ここ数年、パートナーと呼べる女性もいなかったために遊び相手もおらず、我が愚息は誰とも会うこと無く擦り切れたパンツの中に引きこもりっきり。そして私も仕事にかかりっきりで彼に構ってあげる時間もなく、引きこもりは更に加速。お元気ですか?お変わりありませんか?と市の福祉課職員のような週に1度の見守り&地域活性化活動も時間がないために段々と間隔が空いてしまい、ここ数ヶ月ほど目を離していた結果のこれである。実質、孤独死だ。
こんなのあんまりだ。まだ30になったばかりなのに。この世を去るには若すぎるだろう。これからまだまだ楽しいことがあっただろうに…。仕事には意欲を持って取り組めているし、たまの休みはゲームをしながら楽しんでいる。チンチンが勃たなくなって全てが楽しくなったわけでもないし、そうなることもないだろう。でも、高校時代に青春を謳歌できなかったという心残りに加えて、性生活も楽しめなくなるのだ。他の同世代の男女たちが楽しんでいること、人間が長きに渡って楽しんできたことの1つはもうずっと味わえないのだろうなと思うと、残念で無念でたまらない。
作ヲタの嘆きというのが、分からなかったが今ようやく理解した。
おそらくだけれど、彼らの理想的な「作画を語る」という行為は、決して作画の”質”や”安定性”を述べるもの(「この作品、作画班頑張りすぎwww」「作画のクオリティ高い」)ではなく、作画の”中身”に対しての発言や議論であるはず。中身とは、例えば、食事風景でのちょっとした仕草や、キャラクターの動きや、派手なアクション・エフェクトでもどんなものでもいいけれど、そこに対し、何らかの言葉を投げかけることだ。「作画を語る」という文化が発展していった経過を、推測だが述べたいと思う。
作品に対して、「あの仕草がすごいうまかった」「手足の動きが面白かった」みたいな所から始まる(最初はもっと直感的な感じかもしれない。よく分からないけど凄いといった感想をもつのではないだろうか)。アニメを追っていると、次に同じような(似たような)作画を見かけることが多くなってきたり、もしくは自分の好きな作画(素敵な絵画に一目惚れするのと同じように)に出会う。すなわち、その作画をした原画マンへと辿り着く。「この人が描いていたのか」と、この時点で名前を覚える。その蓄積によって、「ここは誰々だ」という風な具合になってくる。
しかし、一部のアニメオタクが述べることは、あまりにも彼らのそれと乖離している。「作画班すげー」「作画崩壊してる」「万策尽きてるwww」などなど、どれもあまり作画の中身には関係のないものばかりが並ぶ。絵に興味があるというよりは、「作品そのものの異変(透ける現場の大変さ)」に対して言及しているように見える。中身について語りたい作ヲタと、現場の異常性について騒ぎたいだけのアニメオタクでは、あまりにもズレすぎている。これでは、作ヲタが牙を剥き出しにし、「作画崩壊」という言葉に過敏になり、先日のような事件が起こることも致し方ないと思う。しかし、「作画崩壊」という言葉の流行が悪いのは当然としても、そのような攻撃が頻発してしまうと、他のアニメファンは作画に対して異質なイメージを持ってしまう。その結果、このような酷く乖離した状況になっているのだと思う。
2週間ほど前に人生二回目のライブハウスに行ったら騒音性難聴になりました。
やっとこ聴力が回復したのでどんな感じだったのレポです。
注意喚起あるいは騒音性難聴になった人の参考にでもなれば嬉しいです。
ついでに嬉し恥ずかし増田デビュー。まあ文章上手くないので箇条書きなんですけど
0日目:
・ライブ終了後,音が聞こえにくい状態に加えスピーカーがあった左側の耳で耳鳴りがする状態に(ピーという高音とノイズのようなシャーシャーした音)
・騒音性難聴は知っていた(http://sauce3.hatenablog.com/entry/2015/05/11/082730)ため,やってしまったかと背筋が冷える
・寝たら治ることにわずかに期待し就寝
1日目:
・午後3時ごろ耳鼻科へ。聴力検査の結果、左耳のみ4000Hzの聞こえが悪い
・あっこのグラフ進○ゼミ(上記のリンク先)で見たことある!状態
・騒音性難聴と診断され、アデホス,メチコバール,プレドニンを1週間分処方される
2~4日目:
・大人しく薬を飲む。ステロイド(プレドニン)は飲み忘れダメゼッタイ
・なるべく早く寝る,なるべく安静にする。安静って何だろうと悩む
・相変わらず耳鳴りはするが,徐々に治まってきているようなそうでもないような
5~7日目:
・このあたりから1日の中での耳鳴り/耳鳴り無しの時間が半々くらいになってくる
8日目:
・再度耳鼻科へ。聴力検査の結果,高音域の聞こえは戻るも何故か左耳のみ低音域の聞こえが悪化
9日目~14日目:
・ステロイドが無くなったため気が抜けて10回に1回ぐらい薬を飲み忘れる
・耳鳴りは完全になくなる
15日目:
というわけでした。自分の場合片耳だけ症状が出ましたが,ぐぐってみると両耳とも症状が出るのが一般的なのか?といった感じ。逆に突発性難聴は片耳だけ症状が出ることが多いらしいですね。
騒音性難聴も突発性難聴も,とにかく早期治療をしないと聴力が回復しなくなってしまうそうなので異変を感じたらさっさと病院行きましょう。音楽聞くのが好きなのに音楽を聞いたせいで音楽が聞けない体になるって悲しすぎますし。
同じ音量を聞いても騒音性難聴になる人ならない人がおり,体質でどうしようもないらしいです。
今回は聴力が戻ったので一安心ですが,これからはライブに行くとき耳栓するマンになります!隣の人が耳栓してても怒らないでやってくれよな!!
ついでに心配な人はぜひライブに耳栓もって行ってください。2000円くらいで見た目も目立たない良いやつ買えます。からだだいじに。
その前提として言わなければいけないことは、私は公務員試験に合格して、ある公的機関に勤めていたということ。ちなみに事務職(男です。)
ある日、上司が交代になり、その上司が仕事に対して異常に細かい人だった。そのせいで仕事量が増えた。
毎朝8時半から仕事が始まるけど、終電があるからということで無理やり仕事を切り上げて帰ることが日常茶飯事だった。
月に1回は、朝8時半に出勤して、そのまま家に帰らずに徹夜で仕事をして、翌日の終電間際まで仕事をしていた。
終電に間に合わず、徒歩1時間の道のりを歩いて帰ったこともある。
普段は土日は休みだったが、他の人はそのうち土日も出勤するようになった。でも私はさすがに土日は休みたいので、
土日に上司から電話がかかってきても、ずっと無視してきた。その態度をとがめられ、職場はクビになった。
公務員は不祥事でもない限りクビにはできないので、表向きは自己都合退職という形をとらされた。
その後、転職活動をしなければならなかったけど、事務職の公務員しか職歴がなかったし、
「(続けていれば一生安泰のはずなのに)なんで公務員を辞めたの?」と面接で聞かれて、満足に答えられる回答を持っていなかった。
ここまで書いてきて分かると思うけど、私は当時一人暮らしをしていた(今でもだけど)。
家族と一緒に暮らしていたら、家族が異変に気付くはずだけど、そういうのがなかった。
ようやく入れたのが、時給800円(当時)のフルタイムの契約社員。しかしこれでは生計を立てられない。
ここでやっと、公務員を辞めることになったこと、そして次の仕事の給料が安いので、生計が立てられないので援助してほしいということを、
親にカミングアウトすることにした。この決心をするのに2年かかった。
それから6年。法改正があって県の最低賃金が上がって、時給800円では法律違反になったので、さすがに給料は上がったけど、
まだ生計を立てるにはいたっていない。会社の中でも出世しているとはいいがたい。
そして今年、私はついに40歳になってしまった。もう正社員になることは諦めているけど、だからといって何ができるわけでもない。
親もそれなりの歳になって、いつまでも頼っていられない。
本日、艦隊これくしょん(艦これ)のアカウントIDを停止されました。
理由として思い当たるものは某専ブラとUWSCによる自作のクリックマクロです。
ランカーでも有名なプレイヤーでもありません。ニコ生などもやっておらず、専ブラが映ったスクリーンショットを公開したこともないので、純粋にゲーム側のマクロ検知に引っかかったのだと思います。
全てが水泡に帰すまでにかかった時間はたった1ヶ月でした。
流行りものが好きな知人に教えてもらって登録をし、あっという間にのめりこみました。
ブラウザゲーム自体が初めてだった私は質問掲示板や同じ艦これプレイヤーのブログを参照しながら着実に自分の艦隊を強くしていきました。
プレイしているうちにいわゆる「嫁」キャラを見つけ、その子を旗艦にしてずっと可愛がってきました。
初めての夏イベントであと一歩というところでクリア前に燃料が尽きてしまい、大和を手にすることができませんでした。
とても悔しかったのですが、この経験は次からのイベントは必ず全部クリアするという決意になりました。
そしてその決意通り以降のイベントはクリアと掘りをこなしました。こなしていました。
2年目からは仕事と家庭が忙しくなり、満足に艦これをプレイするための時間を確保できなくなりました。
朝と夜に演習と遠征出発をこなすのが精一杯、いつの間にか未クリアの任務、未改造の艦娘が増えていきました。
それでもイベントの時期だけは頑張りました。
大和の時のような思いをもうしたくなかった。大好きな「嫁」と一緒にイベントをクリアしたかった。
普段まともにプレイできていない分、せめてクリア報酬の艦娘だけは迎えたかった。
ですが結局、磯風を手にすることができませんでした。始めたばかりの夏イベントとは違いそれなりに戦力はあった、ラストダンスまで行った、なのにクリアできませんでした。
そのすぐ後に実装された6面は潜水艦が育っていなかったため、ボスに辿り着くこともできませんでした。
もっと強くなりたいと思う気持ちとは裏腹に、ゲームに費やすことができる時間は減る一方でした。
気づけば艦これはイベントの時にだけ起動するゲームになり、時間がないために難易度は全て丙、誰かが書いてくれた攻略情報をそのままコピーしたような艦隊を組んでクリア報酬の艦娘を入手するだけになっていました。
そして入手した艦娘も演習で育てることしかできず、前のイベントの艦娘がまだ改になっていないのに次のイベントの艦娘がきてしまうような状態になっていました。
今にして思えば、この時点で艦これをやめるべきでした。
これは毎日こつこつプレイできない人間向けのゲームではないと諦めるべきでした。
それでもやめなかったのは、丙でなら辛うじてイベントのクリアができたこと、今までかけた時間や苦労への未練、そしてなにより「嫁」と思ったキャラへの愛でした。
ツールを使い始めたきっかけは今年夏のイベント前、1-1キラ付けを少しでも楽にしたいと思ったことでした。
これまでのイベントで時間を取られたのは攻略そのものでもルート逸れでも入渠待ちでもなく、艦娘へのキラ付け(1-1周回)でした。
どんなに頑張っても艦娘一人につき5~10分はかかる作業。それが連合艦隊と支援艦隊の最大24隻分。
課金アイテムでキラ付けを行うこともできましたし実際イベント終盤にはやりましたが、手痛い出費となりました。
どうせイベントで使う艦なんてレベルが高い子を中心にある程度決まっているのだからイベントが始まる前に予めキラ付けを終わらせておき、イベント中でもいつでもキラ付けできるようにしておけば……。
それは悪魔の囁きでした。
艦これサーバーに直接不正な処理を送るようなツールは怖く、すぐにばれてしまうと思ったので、結局自分でクリックマクロを作ることに決めました。
できあがったものは、画面の同じ場所をひたすらクリックし続ける単純なものでした。
最初に異変に気づいたのはイベント中でした。出撃しようとすると通信が遮断、いわゆる猫ることが数十分に1回くらいの頻度で発生するようになりました。
でも、この時の私はイベント中だからサーバーが重いのだろうくらいにしか思っていませんでした。
ぎりぎりでWarspiteを入手して無事イベントを終了した後、私は欲をかきました。
素人なりにUWSCの関数を調べ、演習が終わったらパソコンの電源を切るくらいのことはできるようになりました。出社する直前に艦これを起動して遠征を出したら演習マクロを起動して家を出て、寝る前にも同じことをしました。
しかし、再び猫が出始めました。掲示板やTwitterを検索してもサーバーが重いという話は見つからず、イベントの後なのでプレイヤーが集中しているということもないはずだと、ここで私はようやく「おかしい」と気付きました。
検索した結果、それはいわゆる「猫の刑」あるいは「検知猫」と呼ばれるものでした。
不正の疑いがあるプレイヤーをこまめに猫らせることによって通信を遮断するものだと。
対応策としては「数日はログインを諦め、解除されるのを待つしかない」。
ですが、私は色々と甘く見ていました。
自動化したのは1-1出撃と演習のみ、確かに夏イベントの前には1-1出撃マクロを多めに動かしてしまったけれど、今は遠征用の駆逐艦を1日に一人キラ付け出撃させるかさせないか程度。
高難易度のMAPで戦果稼ぎをしているわけでもランカー報酬を狙っているわけでもない、私はまだ自分のことを「ただのプレイヤー」だと思っていました。
そしてクリックするタイミングや座標がランダムになるようにマクロを改造しました。画像検知機能も導入し、戦闘中にむやみに画面をクリックしないようにしました。
軽く試運転をして、また猫る。猫検知したらパソコンの電源を切る処理も追加しました。
「検知猫はメンテナンス後に解除されることがある」という書き込みを見ていたので、16日のメンテナンスを待っていました。
今朝の演習は念の為に全て手動で行いました。5回の演習が終了するまでに3回猫が発生しました。
気づいたのは19時過ぎ、職場でこっそりとAndroid版の艦これを起動したときでした。
帰宅後に演習をこなす時間を確保できるか怪しかったので、トイレに行くふりをして1戦ずつ演習をこなしていこうと思ったのです。
真っ白な画面に一言「本アカウントIDは、現在停止措置されています。」と表示されました。
頭が真っ白になりました。声も出ませんでした。ですが同時に、自業自得だとも思いました。
私がしていたのは間違いなく不正行為だったということを、私はようやく理解しました。
私は彼女達を強くしたいと思いながら、彼女達と永遠に会えなくなる行為をしてしまったのです。
放心状態のままいつもより早く帰宅し、この文章を書きながら改めて艦これをパソコンから起動しました。結果は同じでした。
問い合わせも一瞬考えましたが、私は真っ黒な不正プレイヤーです。問い合わせを送ったところでテンプレート回答が返ってくるか、より詳細に調査されてよりはっきりと証拠を掴まれるだけだと思ったので、やめました。
BANされたことをまだ誰にも言っていません。そしてこれからも誰にも言うことなく、墓まで持っていくつもりです。
有名なプレイヤーと一緒に私も今日BANされたんですよと私が言い出さない限り、私はまだ艦これプレイヤーのふりができます。善人のふりができます。
有名人でもなんでもないただの不正プレイヤーなので編成画面を見せろとか、BANされていない証拠を見せろとか、そういうことはきっと誰にも言われないと思います。それだけが救いです。
まるで穴を掘っているような心地です。愛する彼女を助手席に乗せて、かっこいいところを見せようとスピードを出して危険な運転をしていたら事故が起き、彼女だけが死んでしまった。
私は今彼女を土の中へと埋めています。いや、彼女は船なのですから海に沈めているというほうが正しいでしょうか。
そして誰かに最近彼女とはどうなったと聞かれたら、忙しくて最近会えていないとか別れたとか言うのです。それと同じです。本当は私が彼女を殺したのに。
今回の件、F5海上護衛というプレイが原因であるという意見も、誤BANが発生しているという意見も見ましたが、少なくともここに確実に不正を行っていた人間が一人BANされています。運営は仕事をしています。
ですので何も文句はありません。いくら課金したとか、いくら時間を費やしたとか、そんなことは運営の定めた利用規約の前には何の意味もありません。
BANされたのは艦これだけで、残っていたDMMポイントが没収されずにいたのは幸いでした。
適当に漫画でも買って使いきり、このままDMMのアカウントごと消去しようと思います。
悪いことをしました。辛い思いをしました。それと同時に、やっと解放されたという気持ちもありました。
日々の積み重ねがあれほど重視されるゲームをまた最初からやる気力も時間も私にはありません。
まっとうな手段で強くしてあげられなくてごめんなさい。
一年以上も前に改二が実装されているのにまだ改造してあげられなくてごめんなさい。
通常海域でドロップするのに着任させてあげられなくてごめんなさい。
でもこんな悪い提督のいる鎮守府には来なくて正解だったかもしれません。
本当に本当にごめんなさい。共に頑張った日々を、こんな形で裏切ってしまってごめんなさい。
あなたを愛している他の提督に迷惑をかけたくないのであなたの名前はここには書きませんが、あなたは私が心から愛した艦娘でした。他のどんな子にも負けないくらい、あなたは素敵な子でした。
もっともっと、できれば艦これのサービス終了まで共にいたかった。それをできなくしてしまったのは他でもない私です。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ここまで読んでくださった方も、ただの不正者の喚きかと読み飛ばした方も、私の懺悔に付き合ってくださりありがとうございました。
ゲーム「艦隊これくしょん」の更なる発展と、私のように安易な気持ちで不正行為に手を染めて艦娘と取り返しのつかない別れを迎えてしまう人が一人でも減ることを願っています。
http://mercury-c.hateblo.jp/entry/2016/09/12/224030
そっちの方が、お客さん達が入り込み易いのでは?
>瀧が三葉を助ける話に変わってしまったように感じた。
>ここで、事件において瀧の側も何かしら影響を受け、
>それが将来に繋がっていくなどがあれば、まだ2人の対等関係が維持されたはずだが、
>そういったことを描くにもやはり瀧側の物語が希薄であったように思う。
思春期の少年にとっては、可愛い女の子と知り合えた時点で大事件ですよ。
ましてや、その子が死んじゃう(死んじゃっていた)んですよ?
あと、リストバンドにしていた組み紐が、伏線に成っているのですね。
>三葉の環境に対する不満はどうなったのか。
>同じように三葉が抱えていた田舎への不満と東京への漠然とした憧れも、
故郷を喪失してから、其処への想いを痛切に感じるとか、まあ、有ったでしょうけど、其処は観る側が想像すべきかと。
>そこに三葉はどう影響したのか?
>それには入れ替わりの、また瀧の影響があったのか?
直談判の場面で、町長室にお祖母さんと四葉ちゃんが居ましたが、あれ、三葉の異変について話していた可能性が有る様です。
お祖母さんが、自分や二葉さんにも、その様な現象(未来の誰かとの精神の入れ代わり)が有ったと、お父さんに証言していたかもしれません。
お父さんは、「妄言は宮水の血筋か」と言っていたので、お母さんから其の種の話を聞いていた可能性も有ります(或いは、この2人の間にも入れ替わりが?)。
で、この事象は、お父さんが神社を捨てる切欠となった、二葉さんの早世(病気に成っても、町から出ようとせず、治療の最善手を放棄していた由)の問題にも繋がる様です。
お母さんは、お父さんが妻の死を悲しみ神社を捨て、町長に成る事、巡り巡った結果、大惨事からの避難を可能とした事など、先々の大筋を把握していた可能性が有ります。
>父親に直談判するシーンにその答えがあったはずだが
とりあえず、三葉父の家庭の事情や個人的な心情は、加納新太さんによる小説『君の名は。 Another Side:Earthbound』(角川スニーカー文庫)を読むとイイらしいです。
>そのへんが省略されて
>ぼくは腑に落ちないのだった。
瀧と三葉、両者の関係は、ダイレクトに、個人と個人の結びつきです。
立花家と宮水家とかが前提に、入れ替わり現象が発生していた訳ではありません。
・追記
宮水家の血統に伝わる不思議とか、父親の権力の要素で、三葉と其の環境を重視する(故に、“主人公2人の結び付きは個的なものではない”、由)意見が有りましたが。
宮水と無関係な瀧は、瀧であればこそ、三葉だけではなく、縁もゆかりも無い人々をも救う為に動きました。
糸守と宮水家に生まれ育った三葉は、彼女自身であればこそ、同様に動きました。
自ら無為に見える死を選び、状況を導いた(と思われる)二葉さんについても同様。
(文責・ID:popoi)
私はバセドウ病だ。
今から4ヶ月ほど前に判明した。
なので、そんなに何年も苦しんだ訳ではない。
でも治療までの1ヶ月、本当に辛かった。
バセドウ病の症状は本当に人それぞれ。
なので私の場合を書いておこうと思う。
誰かの参考になれば幸いです。
始めに異変を感じたのは肩凝りだった。
デスクワークの割には今まであまり肩凝りを感じたことはなかった。
しかし肩が重い...何かが乗っているような圧迫感が常にあった。
筋肉痛のような痛み。肩凝りが全身に起こったような圧迫感。
出かけてもすぐに疲れるようになり、そんなに自分は疲労が溜まっているのかと、
体が痛みだしてから、何となく体に力が入らない、体が硬くなった様な
そんな感じが続いた。
私はもともと体が硬い。前屈なんて全然できないが、
それにしもこんなに硬かったっけ??と思うほどだった。
ストレッチを開始した。
これをきっかけに「これは疲労ではなく体調が悪い?」と思い始める。
この日から疲労感が目立ち始め、風邪のひき始めの様な、微熱がある感じが続いた。
私は徒歩20分ほどかけて通勤していたが、朝家を出ると「この道のりを歩いて会社に行ける気がしない...」
帰りは息も絶え絶えで歩いて帰った。
ダルすぎて食欲も減っていった。しかし浮腫がひどく、その分体重は増加した。
夜、横になると動悸がする。脈が速い....気がする。
手の震えと足の震えも出始めていた。
母親も甲状腺疾患になったことがあると聞いていたので、何となくそんな気はした。
でもバセドウ病の特徴である「食欲が増すが体重が減る」に全く当てはまらなかったため、
大学時代、私はそれはそれは真面目な生徒だった。
朝起きれなくなった。電車に乗っても、あと少しのところで具合が悪くなり(座っているのに)
下車してしまうことが増えた。夏休みに入れたバイトにもなかなか通えなくなった。
医師は私の瞼の裏を見ると「貧血ではない」といい、血液検査はしなかった。
でもうまく伝えられなかった。
この事がきっかけで、ただダルい、気分が悪いだけでは病院に行けなくなった。
自分で「これだ」という病名を確定するまでは。
しかしそんなことをしているうちに、動悸はひどくなり、足は変形するほど浮腫み、
ダルさで階段を登れなくなった。集中力がなくなり、仕事が遅くなった。
もう病院に行くしかないと思った。うつ病と言われたらまた泣けばいいだけ。
近所の病院に行って病状を伝えると、いかにもベテランという感じの看護師さんが
私の首を見て「腫れているわね」と。
やった.....やっぱりそうなんだと嬉しくなった。
その後血液検査でバセドウ病であることが確定し、今は適切な治療を受けている。
でもまたここ1ヶ月ほど体調が芳しくない。
ダルい....
形容しがたい体の不快感....それがダルさ。体があるってなんて辛いことなんだろ.....
ここ数日そう感じる。もういっそ新しい体でやり直したい。むしろもう魂が抜けていきそうな不快感でもある。
全てが遠く感じる。
でもこんなこと言ったところで私の周りの人を困惑させるだけだろう
よく検査もしない、話を聞かない病院はさっさと捨てて次のところに行ってね。
※よく考えたら学生時代の症状と似てる部分があるので、
その当時も何らかの甲状腺疾患だったのかも。
そう知らずに、精神的な病と決めつけられてる人がいるかもしれない。
やっぱりいい病院に早めに行こうね。
猫の友情についてのお話しを2編させていただきたいと思います。
飼い主のいない猫の暮らしはその日を生き抜くための食料を探し、
狩りをし、縄張りに異変がないか偵察して回り、外敵から身を隠し、
時に雨風に体力を奪われる。そんな風に生きるだけで精一杯です。
一方、飼い主がいる猫ではどうかというと、雨風をしのげる家に暮らし
暑さ寒さだけでなく外敵からも守られ、きれいな水を飲み衛生的で栄養のある食事をし、
昼間は時折遊びながら主に眠り、夜間は時折眠りながら主に遊ぶ。
病気の時には、猫にとっては不本意かもしれませんが医療も受けられる。
なぜ、いきなりこんな話をしているかと申しますと、両者の間では
一方はもっぱら生命維持活動の為だけに精神が使われているのに対し、
もう一方は人間が生命を保証しているために精神活動に余裕があると申しましょうか
潜在的に備わっていた精神的な能力を発揮できる条件が満たされている。
だから、今まで常識だと思われていた猫の行動から少しばかりはみ出した
事もできるようになる。そんな風に考えたらおかしいでしょうか?
もう20年位昔の事です。
茶トラの雄猫(名前を仮にトラとしましょう・去勢済・8才)と一緒に郊外の
一軒家を借りて暮らしていました。
その頃の私はまだ猫の飼養方法について無知だった為に、トラは家と外とを
自由に行き来することをゆるされていました。トラが自由に外出できるように
ある日のこと。猫ドアをバタンと音をさせてトラが外出から帰ってきました。
そして驚くことに、続いて見知らぬ猫が猫ドアをくぐって入ってきたのです。
その見知らぬ猫がトラに続いて入ってきたタイミングから考えて、
どうもトラがその猫を招き入れたとしか考えられません。
トラの様子を見ても、よそ者が自分のテリトリーに侵入したにもかかわらず
平然としています。
見知らぬ猫はトラのドライフードを食べたそうにしていましたが、残念ながら
人間である私のことを恐れて、しばらく逡巡したのち外へ出て行ってしまいました。
このことをどう考えたらいいのでしょうか。
あるいは、トラが友達を私に紹介しようと連れてきた?
そもそも、猫と猫とが初めて友情を確認しあうときにはどのような
コミュニケーションを行なうのでしょう。不思議な出来事でした。
私が住んでいた家の隣にアパートがありました。
白黒のはちわれ(1~2才位)とミケ(生後半年位)の2頭です。
うちのトラとはあまり仲はよろしくなかったのですが、
よくうちの庭へ遊びに来ていました。
うちの庭には梅の木が植えてあったのですが、ある日猫の鳴き声がするので、
外を見てみると隣のミケが梅の木の上で鳴いていました。
どうやら、木登りをして遊んでいたのが降りられなくなってしまったようです。
そして、梅の木の根元には隣のはちわれが、私をにらみつけるように見上げて
座っていました。ミケを私から守るため逃げることなくそこにいるのです。
飼い主である隣のアパートの女性に、ミケが木から下りられなくなっていることを
知らせ、救助してもらいました。
血は全くつながっていないとのことでした。
友情というよりは、はちわれとミケは一緒に暮らしているので家族愛のような
ものでつながっているのかもしれないですね。
(つづき)
三ツ目が発射した「超クリック音」を、まともに食らってよろめいたところへ、突進してきたオーシャン・ハチェットに激突されて気絶、水面を漂うゴジラ。象用の麻酔弾を打ち込んだうえ、二艘トロールで回収するG国。
航行不能になった船舶も曳航されていく。無人デバイス2機を帰投させ、落雷機やハイドロメデューサも回収して後を追うオーシャン・ハチェット。海軍巡視艇の乗員を全て救助し、最後尾を勤めるMYキャニー・ロデル。
資源探査用の大型トレーラーが用意され、クレーンで載せられて、ガリバー-in-リリパット状態に縛り付けられるゴジラ。軍用車両に前後を固められ、首都へ向け搬送されていく。
「三ツ目たちとしては、本当は引き渡して欲しいんだよな?」
「随分ものわかりがいいな?」
『ヒトのルールでやってほしい、と』
「……え、何を?」
「は…?」
「ええ~?今、中継してませんよ。嗚呼、しくじったぁ。」
「待ってくれ、それだと俺たちも当事者になるんじゃ?」
「そうだろうな。お誂え向きにも、全員そろっている。」
「シンユウマルもか?」
『協定違反を罰するときは、両方の種族?…の代表がいないとダメ、と言ってます。』
「三ツ目が代表者なのか?」
『既に呼びかけをしている、だそうです。』
「はー。貴方も、こっち来た方が良くない?」
逆叉側に訴訟提起の意向があることは、翌日シー・リカオンの本部からG国へ伝えられた。しかし、G国が原告をやるとしても、ゴジラを被告として認めることは、被告の「不法行為地」が国外であることだけでなく、CBD名古屋議定書でいう遺伝資源にゴジラは該当しない…と解釈する余地が生じる。だから、環境NPOの間では「G国は認めないだろう」という予想が大半であった。それに…
「そもそも、都合が良すぎんだよ。」
何となく馴染めない朝食を頂きながら、シンユウマルの乗員も、この話題に乗ってきていた。港のシー・リカオン達とは離れて、首都のホテルを提供されており、軟禁されていた砲手長たちとも合流していたが、後者のグループは「大使館へ行かなくては」「修理の手配とかあるから」と早々に外出、ホテルの朝食には出てきていない。
「何の都合?大鯱の側は八つ裂きにしたいの我慢してるんだろ?」
「あれは、シー・リカオンが飼い慣らした鯱だろうが。普通そう思うぞ?」
「鯱の言ったふりをして、どうぶつ団が訴訟をしたがってる?何でだ?」
「だから、人間の通り魔とかと同じ扱いにしてやりたいんだろ?」
「なるほどな、ゴジラが鯨だからか。シー・リカオンの都合で訴訟をするというわけだ。」
オーシャン・ハチェットの甲板で、朝食をとっていたシー・リカオン達の間でも。
「でも、確かに。よく考えると、うちとして他に選択肢がないな。いかに暴れたとして野生動物。G国の”財産”を収穫してあげました、というわけにもいくまい。オルカ側の権利主張も無碍にできないしな。」
「でも、この構図まずくありませんか?」と記者。
「なんで?」
「最初から、裁判をしたがっていたのはシー・リカオンだ…という話になりはしないかと。オルカの言うこととは信じられないでしょうから。」
「そうだったんですか?でも、外から見れば一緒でしょ?」
「……」
「………。」
「あれ、急に無口に?何でです?何か、あるんですよね~」
「それはそうと。三ツ目の奴、ええかっこしいじゃねえ?」
「…何でです?」
「若いオルカの素行の悪さ。うちにいるとよく聞くだろ。ちょっとしたギャングみたいだって。あいつらがルールとやらに従ってると思うか?相応の罰をもらってると?絶対そんなことない。」
「他のオルカも、ゴジラの扱いを聞いたら頭にくる奴もいるんじゃね?」
「まあ、そのあたりも含めて人間ぽいところだな…」
「オルカのことはまあ。それより、シンユウマルに感謝の意を示すというのがな…どうなっちゃったの本部は?」
「”ゴジラによるIUU”を協力して阻止した…という理屈らしいぞ。」
「でも、シンユウマルが自ら”囮”になってくれなかったら、捕獲できなかったろうからな。確かに、そのあたりが落としどころだろう。」
シー・リカオンの本部はともかく、MYキャニー・ロデルやオーシャン・ハチェットなど現場側は、G国の目当てが「遺伝資源」の権利であると思っていなかったので、まんまと利用されたのが非常にこたえていて、その点でも裁判をやる方に傾いていた。
意外なことに、G国は裁判を認めるという。
要は、国際社会が納得するまで、ゴジラの処分を控えるということらしい。
三ツ目の側は、個別の傷害事件ではなく、あくまで「国家」として訴訟をすることを主張。「協定」に基づいてゴジラ側に呼びかけを行っているとのこと。
『一ヶ月前からだそうですね』
『今は裁判の場所を伝えるように、あちこちの……ハブ?……に交代で赴いてるとのことですが、まだ接触できてないようです』
「そのまま接触できないと、どうなるんだ?」
『協定では……30日間応答がなければ、代表者抜きでやれるようになってる、と言ってますね』
「ふーん、じゃもうできるのか。」
港にて三ツ目との会見を行うG国大統領。
「貴殿、オルカの国を代表しているというお話ですが、その証拠はありますかな?」
「?…かまわんとも。」
海洋学者が自前のシステムで了承の意を水中音声にした瞬間、見えない影が沖合にすっ飛んでいったような…
「何だ?今の。」「忍者オルカ?」
待たされて苛つき始める大統領。三ツ目に厳しいことを言おうとした瞬間、海面に異変が生じる。無数の三角形が海上でひしめきあっている。鳴き声などはいっさい無く、黒い体に波の音すら黙らされる。静寂が、かえって恐ろしい。
「すごい…数……ですな。」
『ほんの一部、だそうです。公海で待機している者たちの。』
「なんと、EEZの境界がわかると?……まあ、いいでしょう。国連などの見解も同じだといいですな。」
そのころ、大使館へ来たシンユウマル船長から電話で報告を受けている鯨研内では、現場よりも強い危機感が生じていた。
「そんなのはどうでもいい!公海上のことだ。訴えられても、受理しなければいい。」
「では、何が?」
「ゴジラでも鯱でも、訴訟の当事者になれるとなれば…どうなる?」
「あっ……!」
「我々は終わりだよ。すぐにUNCLOS加盟国筋へ働きかけねばなるまい…」
「しかし、あの……ITLOS行きは避けられても、ICJのほうへ来たらどうなるんで…」
「うるさいぃ!!」
結果から言うと、鯨研側の心配は杞憂に終わった。「通訳」である海洋学者が”失踪”したのである。おそらく原因はスキャンダル。シー・リカオンと海洋学者との過去の因縁がネットニュースで「暴露」されたのだ。
金銭のつながり等ではなく、その真逆。大学で研究予算や優秀な学生達を奪われたのどうので、かなり争った過去があり、今でも犬猿の仲だというのだ。
「有名な話だと思ってたんだが…昔のことだからな。」
「知りませんよ。でも、道理で…いくら誘っても、来てくれなかったわけです。」
「というか、よく今まで協力してくれたなあ。」
「うちじゃなくて、”三ツ目に”協力してたんだろ。」
「まあ、オルカ達には、ヒトのシステムなんかなくても、勝手に争ってもらえばいいわけだしな。」
「G国としては、よくないだろ。」
「あっ、そうか。」
当の三ツ目はといえば、人間側へ何ら挨拶もなくスパッと立ち去った。それを知った記者の落胆ぶりは気の毒なほどで……とまあ、色々あったが。シー・リカオンとしても本件から手を引く理由ができたし、G国とは本来の協力関係に戻ろう…という方針になった、そのときであった。
突然。厳重な拘束にも関わらず、自らが縛り付けられていたトレーラーを「背負い投げ」し、丁度観察に来ていた政府要人たちを「ぺちゃんこ」にしてから、ボロボロになった前脚を戦利品よろしく掲げた軍人たちの写真が公表されるまで、12時間ほどを要した。
首都の居住者たちがアップロードする映像から、ゴジラの「足取り」を再構成するのがネット上で流行したが、それで視覚化された被害も恐ろしいものであった。
陸軍からは「意外とあっけなかった」との談話が公表されていたが、炎上する基地を背景に、横転した戦車や、降着装置をまっぷたつにされてつんのめっている航空機の写真などが出ていると、やせ我慢にしか見えない。
後脚にもナイフが仕込まれていたのを見落としていたのでは?武装テロが仕掛けられたのでは?前脚の写真しか公表しないのは、ゴジラの戦闘力に軍事的な価値が生じたためではないか?…と、色々な憶測も呼んだ。
もっとも、環境相が真っ先にトレーラーの下敷きになっており、遺伝資源としての価値を主張する者がG国に居なくなったというのもあるのかもしれない。
三ツ目たちの呼びかけに応じる者が現れなかったというのは、要するに…あれが最後のゴジラなのだろう。
大型種の最後。「協定」の当事者たる種族が消滅した。三ツ目達の引き際は、そういうことなのだろう。そして。
「ゴジラが現れなければ、キラー・ホエール…すなわち逆叉と”話”をする機会もなかったというのも、また真実であろう。」
テンポはとてもいいんだけど、細かいところが気になっちゃって、今一つ嵌れなかった。
まあそうはいっても、正直なところ「原子力(微)生物」ってどんな描写にしたらいいのか想像つかない…。
自分で考えようとすると、「原子力」抜きでエメリッヒ版みたいな「ありそう路線」になってしまう。
↓こんな感じ
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グリーンランドのバイキング居住地の遺跡。逆叉の骨が大量に散らばる中に、奇妙な足跡が発見される。
氷河期の巨獣たちが生き残っていたのか? バイキングは何のために逆叉を、危険を冒してまで捕っていたのか?
…訝る学者達。
(生き物としての逆叉の凄さが語られる)
そのころのカナダ。
逆叉の「聖地」で、鯨類の研究……特に、逆叉の「会話」を傍受・研究してきた海洋学者が、パニックを起こしていた。
「とにかく、様子が尋常じゃないんだ!」
…と、報道記者やDFO、さらにNOAAへ必死にアピールするが、禄にとりあってもらえない。
「減ってるって言うけど、ここから移動したのかもしれないでしょ」
「オルカに迫る危機…って線なら良いと思いますが、”人類への脅威”みたいな言い方は疑問ですね。恐れながら、入れ込みすぎでは?」
しかし、すぐに。「北大西洋では、逆叉の個体数は急速に減少している」との見解を、別の科学者も示す。
明らかに何らかの異変が起きている。学会やNGOなどに緊張が走るなか、さらに身近なところで事件が起きる。海洋娯楽施設「マリナーワールド」のスターである逆叉達が。一匹、また一匹と、痕跡も残さずに飼育プールから「消えて」いってるというではないか。
通報を受け、マリナーワールドに張り込むTV局や警察の目前で。10m以上に及ぶ“何か“が「突入」してきて、最後の逆叉が瞬時に両断される。その様子や、警察のライトに驚いて?凄まじいスピードで逃げる「何か」の不明瞭な映像が放映された。
こいつは一体何だ? いったいどうやって海水導入溝の多段鉄柵を越えているのか? 全世界の注目を集め、前後まっぷたつにされた逆叉や現場の遺留物から、様々な「正体予想」が氾濫する状況に。
そして、報道・学者・環境保護団体「シー・リカオン」などが州軍とともに詰めかけるのをあざ笑うかのように、100km以上南にある別のマリナーワールドが襲撃される。今度は一夜にして12尾の逆叉を全滅させ…たのみならず、施設の大規模な損壊・火災に行方不明者を出す事態。
「KWK、ヒトの味を覚えたか?」
騒動が大きくなって、最初の海洋学者に再びスポットがあたるが…。
「頭おかしくなっていたんだ、きっとそうだ…だって、ありえないんだ!」
「どういうことです、あなたは何を見たんです?」
「うぁあっ…勘弁してくれ!」
今度は、西南アフリカ…。とあるマグロ密漁船が、環境保護団体シー・リカオンのIUU監視阻止船「MYキャニー・ロデル」からの逃走中に突然、沈み始めたのである。余りに速く沈んでいき、誰も浮かび上がってこない。
マリナーワールドからは余りに遠く、KWKと結びつける材料もなかったので、現地国家「G国」海軍に対鑑武装を疑われるMYキャニー・ロデルの乗組員たち。調査で乗り込んできた軍人たちの目前で、軍艦のほうが襲われる。船尾の舵が壊されたのち、水中から飛び出して甲板に跳び乗ってきた”それ”は、あの特徴的な背鰭と禍々しい皮膚を備えていた。
「あれは?…あの、KWKじゃないのか?……しかも、脚があるぞ!」
軍人達は銃撃を浴びせるが殆ど利いてない。シー・リカオン側の船長は、とっさにMYキャニー・ロデルの封印装備…「爆発電気銛」を使い、KWKを追い払う。そうこの船は、嘗てノルウェーの捕鯨船だったのだ。シー・リカオンとして決して使ってはならない装備を……苦悩する船長。
そのころ、マリナーワールドの遺留品を調査していた学者達は驚くべき事実を突き止めていた。DNA解析によれば、KWKに最も近縁な生き物は、鯨類だというのである!
(昔は鯨にも脚や頸があった、現世の鯨類からン万年前に分岐した…などの蘊蓄が語られる)
「KWKの正体は鯨類と判明。即ち、キラー・ホエール・キラー・ホエール!」
「ゴンドウ・クジラ類にもっとも近いとされたことから、米NOAAは”ゴジラ”と命名。」
「遺留物の分析から、ゴジラの表皮や背鰭には鯨類が放つ声…音波を吸収ないし散乱させる性質があると判明した。つまり、逆叉はゴジラの待ち伏せを探知することができない。おそらくはソナーも…」
「ゴジラは待ち伏せ型の捕食者であり、ゼロダッシュの加速は凄まじいものがある。」
「頭部の唾液腺のような器官からは、着火性のある炭化水素類を噴出できると思われる…!」
「あのとき私が見たのは、陸へ打ち上げられるオルカ…を追って、このゴジラも上がってきて。オルカをあの後脚で押さえつけて、前足から飛び出したナイフで……おおぉお!」
さて当のG国では、EEZ内でも出没するゴジラに正規の漁船が入漁を見合わせるなど損失が拡大、洒落にならなくなってきた。他国の組織からの介入を強く牽制するが、ゴジラに対応できる改装を行うこともままならない。
一方、シー・リカオンに対しては、G海軍と密漁対策で連携していた経緯から、またKWKが野生動物と判明したことから、G国政府はさらなる協力を求めてくる。
しかし、結果的にせよ”鯨類”に銛を向けてしまったMYキャニー・ロデルは、船長も乗組員も動揺が激しく、身動きがとれない状態であった。
一方。
極東の「鯨類研究所」は、ゴジラを”害鯨”と認定、「調査捕鯨に乗り出す」と公表。インド洋上の目視採集船「シンユウマル」が、喜望峰を回って大西洋に入る。衛星の合成開口レーダーで同船の動きを追うシー・リカオン。シンユウマルは、かつて南氷洋で調査母船シンニチマルとともに、MYキャニー・ロデルを挟み撃ちにして、癒えない傷を追わせた仇敵である。
しかし。G国が箝口令を強いているため、シンユウマルは、ゴジラがどうやって軍艦を航行不能に陥れているか知らない。
そんな中でG国は、シー・リカオンの新造IUU阻止高速船「オーシャン・ハチェット」の派遣を正式に要請した。
「ゴジラはヒトを”密漁”しているのです。それで十分ではないでしょうか? それに、貴団体の新造鑑には色々”特殊な装備”があると伺います。殺処分なら時間をかければ私達でも、あるいはシンユウマルでもできるかもしれませんが…」
実は、G国は。ゴジラを公海などへ追い出してシンユウマルにしとめられるよりも、EEZ内で”確保”するのが望ましいと考えていた。
CBD名古屋議定書に基づき、ゴジラを”遺伝資源”として研究・収益化をもくろむであろうグローバル企業達を呼び寄せ「公正かつ衡平な利益配分」を受けられる、「ゴジラ遺伝資源ライセンサー」としての地位を確固たるものにするのだ。米国などで確保した断片程度の”遺伝資源”よりも、生きているほうが価値が高い。そのためにもシー・リカオンは利用できる、と。
そんなG国の本音を知らないまま。G国沖EEZへと急ぐオーシャン・ハチェットは、ゴジラ「捕獲」の任務を果たせるのか?
その少し後。
G国沖、公海上に停泊するシンユウマルを後目に、海軍のヘリに先導され、EEZへ入ることを許されたオーシャン・ハチェットであったが……そのあとを巨大な影が追ってきた。シー・リカオン側がそれに気づいたのは、G国の港湾に入った後であった。
もう、ゴジラに追われていた?…身構える乗組員。既に接岸していた同船が、回頭できなくなるほど近くまで、巨体が寄ってきている。
しかし、「ピヨオウアッ!」…という鳴き声で甲板の緊張が解け、興奮へと変わった。
「オルカだよ!本当に大きい…すごい…」
それは20mにもなるかという巨大な逆叉。シー・リカオン等では、通常の逆叉が子供サイズに見える望遠写真で有名な個体だ。頭頂部にも、目の後ろのアイパッチと似た白い紋様があるため、「三ツ目」というコードが与えられている。
「三ツ目が、一頭だけ?」
「南から、シンユウマルを追ってか?あいつら、オルカの群に何かしたのか?」
北から来たオーシャン・ハチェットについてきた筈はないから、ある意味当然の発想であったが。レーダーの履歴は、シンユウマルが脇目もふらずにやって来たことを示していた。
「やたらとアピールするな…」
「野生のオルカが一頭で港へ来て、こういうのって…とっても珍しいですよね」
「やっぱり、ゴジラのことじゃないですか?」
最後の質問をしたのは、同船に同乗していた記者である。既にG国のモバイル通信網を経由して、映像の送信を開始していた。
そのわずか5分後。記者のスマホに着信があった。例の海洋学者からである。
『三ツ目が来てますよね?』
『これ、見せられますか?』
海洋学者は、G国検閲済みゴジラ画像のプリントを抱えている。甲板に大型ディスプレイが引き出され、大写しにして、色を少しずつ調整していくと…
「パアアアアアアア!!!」と、すごい大声。
「ほんとかよ。」
「ほら、そうでしょう?」
『発音や解析の環境も一式用意していますので、画像を併用すればある程度通じるかと』
「え、ここでやるの?」
港へ出てきたG国政府の面々も、この状況に驚いたものの。三ツ目がゴジラと接触したがっていることを、すぐ納得した。
『”わたしが囮をやる”と言ってますね…戦闘態勢に入ったオルカには手出ししてこないから、と。』
「何だ、古馴染みなのか?」
『大昔からのつきあいで、協定のようなものがあるそうです。それを破ったのだと。』
「あれだけ狼藉働けば、そうだろう…というか異種間のコミュニケーション、初めてじゃないんだ?」
『北のオルカはエコロケーションに頼りすぎ、だそうです。』
こんな感じで。ディスプレイの中から、図版を沢山抱えた海洋学者が色々言うのに、誰もが半信半疑になりつつ。ともかく大逆叉の意向にそって「作戦」を組み立てることになった。
翌日。MYキャニー・ロデルが舷側に大布を吊し、そこに仮病の三ツ目を「収納」して、囮の役割を担う。かなり距離をとって、「ゴジラ対策」を施したオーシャン・ハチェットと海軍の巡視艇2隻が追っていく。誘いを掛けるために、三ツ目は自らの血液までも提供した。
ゴジラは巡視艇の後方から現れた。急拵えの「枠」に阻まれて舵を壊せなかったものの、舷側に前脚を掛けて甲板に飛び乗ってきて、自重でロールを抑える。もう一隻のほうの甲板に軍人達が現れ、速度を落として併走しながら銃撃を加え始める。ゴジラは音もなく跳躍するが、足場になった側の船は強烈にロールしてひっくり返った。
ゴジラは、もう一隻の舳先に「着地」したかと思うと、そのまま海へ走り抜ける。その反動で急激な回頭が生じ、底を見せた一隻目に激突。軍人達も海に落ち、海軍は脱落を余儀なくされた。
「あれ、助けなくていいのですか?」と記者。
「ある意味、予想通りだろう。後方から救助が来るので、こちらは海岸に沿って遠ざかった方がいい。」
『もう外してくれ、だそうです。』
三ツ目の鼻先、海上すれすれにあるディスプレイの中で海洋学者が「通訳」した。一旦リリースすれば、意志疎通は難しくなるだろう。
「き、来たぞ…?…来たぞォオ!!」
三ツ目の巨体が音もなく沈み、MYキャニー・ロデルの起こした波だけが広がっていく。
「どうなりましたか?」
「あれ…?」
三ツ目の役割は疲れさせるだけ、の筈だが。水中で決着がついてしまったのか?…と全員が思い始めたとき、もつれあった巨大な塊が海面から飛び出したのは…
「あんな後ろで!」
「というか、さっきの軍のほうに向かってる?」
オーシャン・ハチェットは、搭載の無人デバイス類を離鑑させていたが、標的に「無視」されてしまったので回頭を始めていた。
「三ツ目に戻ってくるよう伝えられないか?」
「もう無理だろう」
「こっちに誘導してくれないと、まずいぞ?」
実際、流され続ける巡視艇は公海に近づいていた。ゴジラはその「障害物」を巧みに利用して、三ツ目と渡り合っている様子である。巡視艇の乗員は救命具でひとかたまりになって、二体の闘争から距離をとっていた。
そして、それを観測しているのはシー・リカオンだけではない。「調査」と書かれたブルーグレーの船体に白いブリッヂ……軍艦じみた奇妙な船の操舵室でも、どよめきが広がっていた。
「わざわざ足場を作ってあげてるとは…」
「何とやりあってるんだ、ゴジラさんは?」
「あれ、鯱じゃないか?」
「上を飛んでいるのは何だ?どうぶつ団の連中のか?」
既に公海上であり、シンユウマルが接近していた。乗員達があわただしく動き、捕鯨砲の準備を行っている。
その鑑影を見て、シー・リカオン側に殺気が走った。
「キャッチャーボート接近。シン……ユウ……マル……あれは"シンユウマル"だ!」
「こっちくんな、ポーチャー。」
「雷落としてやれ!」
オーシャン・ハチェットから操られる飛行ドローン「フリゲートバード」は上空で落雷装置を吊り下げたまま、ゴジラの疲れを待っている。同じく潜水ドローン「バスケットスター」も特殊装備「ハイドロメデューサ」を解放するチャンスを伺っていたが、目まぐるしく移り変わる二体の戦いに手を出す隙がない。
そこへ、速度を上げたシンユウマルが突進してきた。
「ああ、下がってくれ!」
「無理だ!手を出すなぁ!」
…と、若干芝居がかった嘆き声が響きわたるMYキャニー・ロデル船内。公海に出たので、例の記者がTV中継を開始したためだ。シンユウマルへの罵声は(なるべく)控えている。
「いやぁ、下がりませんとも。」
「情報戦だなあ。うちも南アに寄って記者でも乗せればよかったかな?」
「よしましょうよ。」
…と、余裕を見せるシンユウマル側では、少し前に”クーデター”が起きていた。
共倒れを狙い待機する方針を打ち出した砲手長が、大逆叉に畏敬の念を抱いていることを、若手の乗員達に見抜かれたのだ。
鯨研の「情報戦」に晒されて育った世代にとって、鯨類へ「食品」や「天然資源」以上の評価を与えようとするのは許し難い裏切りであった。
そして「鯱」はある意味、シー・リカオンの象徴であった。この状況は、シー・リカオンが逆叉を操っているようにも、逆叉がシー・リカオンを操っているようにも見える。
ゴジラと大逆叉。どちらに銛が刺さっても別に問題はなかろう?…この方針に反対する「年寄り」達は、船底の一室に軟禁されることとなった。
迷いの無くなったシンユウマルが急速に二体へ接近する。三ツ目は深度をとっているのか、ゴジラはひっくり返った巡視艇の側で小休止している。
絶好のチャンスに食らいつこうとするシンユウマルは、ゴジラを挑発しようと高度を下げていたフリゲートバードの直下に入ってしまい、軽く「落雷」を食らってしまう。落ちた先がライトニング・ロッドではなかったため、諸々のシステムが停止し行動不能になったところをゴジラに襲われ、舵を破壊されてしまうシンユウマル。
「いや、チャンスだ……シンユウマルの向こう側へ”手”を掛けようとする筈。急げ!」
これまでのゴジラの船舶襲撃パターンから、先を読んだ指示が乱れ飛ぶ。水中ドローンから無数の「浮き袋」が密集状態で放たれた。膨らみながら急速に浮上していく。ゴジラ側の選択肢を制限し、空中ドローンの「雷」を当てやすくするのだ。しかし…この状況では、またシンユウマルの側へ落ちるかもしれない。
しかも、ゴジラは先程の「落雷」をちゃんと見ていた。舷側から上がろうとせず、上方を警戒して、すぐ潜行しようとする。そこにハイドロメデューサが、相互に繋がった無数の「浮き袋」が浮き上がってきた。このまま押し上げられるとまずい…そう判断したのか、ゴジラはシンユウマルを蹴って距離をとろうとした。
「今だ。」「落雷機、投下ァ!!」
フリゲートバードは、ゴジラの進行方向をふさぐように落雷機を落下させる。着水間際に相当なショックが走る筈…しかしその所要時間を見切り、逆に加速するゴジラ。
「全速かけろ!ハチェット!」
「嗚呼これは…間に合わない…」
「光った!落ちたのか?」
「ゴジラ、頭を出したぞ!」
「畜生…」
MYキャニー・ロデルに広がる落胆の呻き声は、途中から歓喜の驚きに変わる。
「あそこ、三ツ目が!」
「痺れてるな…うまく泳げてない」
「ぶちあてろ…ハチェット!!」
三ツ目が発射した「超クリック音」を
今回は裏サンデー
いや、まあ元から「主人公が性別偽ってメイドカフェやる」という無茶苦茶なコンセプトを成立させるための世界観だからさ。
こんな外道集団いるなんて治安悪すぎだろとか、あんなちっちゃいナリの少女一人でそいつら返り討ちにできるわけがないでしょとか、というかこれもう殺しちゃってんじゃないという位ボコボコなんだけどとか言うのは野暮ではあるけれども。
仮にもメインキャラ加入のエピソードやるんだから、もう少しプロット練ってもいいんじゃなかろうか。
で、これだけメチャクチャやってる割に、一つ一つの要素をメタ的に見れば手垢まみれなんだよね。
仮にも生徒の中でトップクラスにやばい犯罪性を持つとされて出てきた新キャラが、イレギュラーに翻弄され気味ってのはどうなんかね。
格が大分落ちた感がある。
あと、一話の中で、同じ展開を2回も入れるってのは、贔屓目にみても構成ミスかと。
最後の、今さらラブコメ風味なことをオチとして持ってくるのは、「あえて」という意味でみればアリだけれども。
今回は、敵陣営の赤チームのヤバさと、主人公が自身の能力にどういうルールがあるかを探るっていう内容かな。
あの人が赤チームにさらっと取り入っているけれど、時系列的にも赤チームリーダーの人間性から考えても早すぎね?
あと、色んな能力者がいて今のところそれらがほぼカブっていない現状で、レア設定らしい身体能力倍化が早速カブっちゃてるのは説得力がない。
この作家の、こういう「訳アリ感」満載の描き方はかなり手馴れてきた印象があるな。
いつも一緒にはいられないけれど、それでも出来る範囲で親として振舞おうしているところとか、同じセリフを2回いうあたりとかは妙なリアリティがあってよかったかと。
一件落着して、後日談てきな。
ヒロインの好意が明確に描写されたり、物語の展開的にも冒険活劇としては正直「ひととおりやった」感があるかな。
もちろん、倒すべき敵とかはまだいるわけだけれども、これ以上は目新しい展開は期待できない自分がいる。
修行編に突入しそうな、中だるみしやすい状況だろうけれど、果たして今後どうなるか。
現実の投票と時期を重ねてきたのは面白いけれど、こういうネタはコミックスだとピンとこないんだよな。
内容としては、選挙でどちらの陣営が有利かの理由と説明、低所得者がなぜ低所得なのかを本質的に理解できていないと嘆く描写とか、盛り上げ前の段階なりに見所があったかと。
「人口の何割かは政策そのものに関心がないので、そいつらを取り込むにはキャラやパフォーマンス」とかは、笑うところじゃないのだけれどちょっと笑ってしまった。
そんな朝政陣営が不利な中、「君たちの心を動かそう」という意気込みで討論番組にクロガネが参加。
これまでの描写から考えて、久我山陣営をこちらに取り込もうと思ったら、ここはかなりの説得力が必要だぞ。
茶番にならなければいいが。
最近は、仕事仲間の関係に描写割いていたけれど、久々の仕事面でのギスギス展開。
待たされて客のイライラ感が伝わってきて、担当ではないのに裾上げやらせようとするのは、お互いのためにならんとも思うけれども。
まあ、客からすればそういう店側の都合に振り回されるのは知ったことではないから仕方ないのだが。
さて、次回どうなるかね。
それにしても、あんまり利用したことないからピンとこないのだが、こんなに店員が四苦八苦するほどスーツの店に人がたくさん来ることってあるもんなんかね。
些か空気を読まないところはあるものの、場合によっては妥当な発言をちゃんとする編集の描写はよかったかと。
まあ、アドバイスの内容としては妥当すぎる(事実上、大したことは何も言っていないのと同じ)けれども、読み切り書いている段階の人相手に何の根拠もないことは言えないしね。
あと、最後らへんで、よくある「実は近くで聞いてました~」展開があって、色んな意味で「あちゃ~」と思った。
話を展開させる上で便利なのは分かるけれどもさあ……。
今のところは御雷が優勢に見えるけれども、ガオランの見立てではサーパインに分があるらしい。
何だろう?
こういうのを推測するのも好きではあるんだけれども、そういうのって期待とかも混ざってしまうから、私としてはこのまま次回を待つことにする。
メガネくんが後戻りのできないところまでいってしまったが、果たしてどうなるのだろうか。
言動とか振る舞いがたどたどしい感じが出て、リアルかは分からないが妙な生々しさがあるね。
トーチャーポルノとかの趣味はないので、評価はしにくいけれども。
女たちの反応や発言は、環境による価値観の違いで済ますには、あまりにも非論理的なのだけれど、もしかして何か秘密があったりするのだろうか。
ニセサイコヘルットはあからさまに人間ではないように見えるのだけれども、そこに登場人物が誰も触れないのはまだ何か秘密があるってことなのだろうか。
のまとめ
性同一性障害で性転換することが夢(手術費が貯めれないと嘆く日々)
イラストより女装コス自撮り(裸も有るよ)+解説+自分語りが多数を占める
過去に野党批判しまくってるのに、その政党からイラストの依頼がくる
26歳で親の借金3000万完済させる。しかし携帯やネット代支払いすらギリギリの生活
4歳の時震災の最中に横暴なマスコミから「じゃまだ糞ガキ」と蹴られる。またA新聞社の配給割り込みを目撃
またATV局に「苦しいよね?怖いよね?」とインタビューを受け子供心に絶対に忘れないと心に刻む
義父はヤク中
母親もまたヤク中で胎児の頃に薬物を摂取する形に・その影響を受け現在も顔や身体に原因不明の異変をきたす
虐待を受けていた
伯母さんと同居していた時には食事に毒を入れられていた
接客アドバイザーなるポジションで仕事していた時ローソンにてお客さんから「ローソンでホテル並の接客されるとは思わなかった」と言われた! (ほぼローソン夜勤バイトの事だと特定される)
全て本人のTwitterより ツイート数 52,000以上 つぶやきまくり
以上。
なまじ人と絡む仕事をしているせいか、もちろん人当たりが良いと言われることも、そんなに驚かない。
「増田って本当にやさしいよね」って笑顔で言われるたびに、それだけで十分だし、こういう笑顔が何度でも見れるなら、
自分から告白して、この関係が終わってしまうことが恐くて、「付き合ってくれ」なんて言い出す勇気はない。
でも「同じ会社のAさんってどう思う」って、他の男の相談をされることが胸に響かないわけないし、
そんなときに「俺、厭な表情とかしてないか」って不安になる。もちろん君が気になったぐらいの男性なのだから
魅力に溢れているに違いないし「すごい人だよね、あんな仕事も手掛けたし、最近こんなでかい企画を通した話も聞いた」だから
「Iが好きなら、応援するし、紹介もするよ」って、「友達」として振る舞うべき振る舞い方をいつもしてきた。たぶんこれまで俺の気持ちはばれていないし、今回だってそうだろう。
そうして二人の間を持ったあとに、異変が起きるのは仕方ない。俺は寝付きが悪くなって、いま二人が何をしているのかを考えたり、そして紹介はしたもののあいつの過去の悪い話だって知っているし、もしIが傷つくようなことがあったらと思うと身体が熱くなって、夜中に起きてバカみたいに一人で鬱々と落ち込んだりする。「つきあい始めたんだ」と聞くと、「よかったじゃん!お似合いだよ!!」と無駄にテンションを高めて、「またみんなで一緒に遊びに行こうよ、あ、俺はお前らの邪魔しに行くだけだけどな」なんて強がって、変な笑顔になってしまうことを悟られないように道化につとめてきた。
しばらくは会うことが減って、たまにラインでやりとりするぐらいで、つらい日々が続く。なんで俺は紹介したんだろうなんて、立場をわきまえない後悔をして、「あーあ」なんてつぶやき続けて。
けれど、大体これまでは1年ぐらい経てば、また連絡も増えて一緒に食べに行こうだの気晴らしに遊びに行こうだの言ってきて、「実は別れたんだ」と言われて、「なんだよ、お前ら、せっかく俺がくっつけたのに、ふざけんなよ」と嬉しさをかみ殺しながら怒ったふりしてカラオケに言ってTOKIOの「フラれて元気」を酔っ払って大声で歌って「増田がいてよかった」なんていつもの笑顔をされると俺もバカだから「よかった」と心から安堵した。そしてまた週4ぐらいはIの笑顔が見れるようになることが嬉しくて、臆病な俺の恋愛は、こうして10年ぐらい潜伏を続けてきた。
けれど今回ばかりは無理かもしれない。いつもはたぶんまた1年経てば大丈夫じゃないかなんて悪い希望を持っていたけど、相手が悪すぎる。
悪い噂は聞かないし、誠実で、しかも収入なんかは俺じゃ足下にもおよばない。
Iがそのうち恋愛に疲れて、そこで俺がすがさず「じゃあ、俺と結婚するか」なんて告白しようと思っていた計画だって、一生、俺の妄想で終わりそうだ。
「会ってすぐ好きになっちゃったよ」って言われたときは「ビッチかよ」なんて今まで口に出したこともない言葉が俺の底暗い気持ちと一緒にでちゃったけれど、それぐらい相手が魅力的すぎたわけで、それはその人に負けず劣らず魅力的な君にお似合いなんだと、本当にそう思う。
Nと結ばれれば、Iはたぶん幸せになるだろう。だから「応援するよ」。でもなこれだけ言わせて。
お前がどうすれば笑うか、お前が好きな食べものが米だったり、お前の好きな映画、音楽、嫌いなことやしてほしくないこと。いたずらをするときの嬉しそうな表情。
俺はお前のことを誰よりも分かってる。
絶対、俺がお前ことを一番分かっている。
そして誰よりも、Nよりも俺はお前のことが、いまも、これからもずっと好きだ。
だから付き合うな、行くな、俺とずっと一緒にいてくれ。
言葉が喉まででかかって、でもキューピットの恋なんて、許されるわけないって分かっている。
「賛成~です」
健康状態のことブコメに書く気になれないのでトラバするが、俺も昨年末から結構長い下痢軟便に悩まされた。
自分の結論から言うと胃潰瘍と、まだ原因不明の何かがあるかもしれん。
一旦一般論に移ると、通常、下痢軟便は悪いもの食ったみたいな健康状態の振れなら2〜3日が関の山で、2週間続くとなにか不調が起きていると考えた方が良いらしい。
考えられるものは、軽いものからレアで重いモノまで、あまりに多く、急性の炎症、胃潰瘍、膵臓のなにか、十二指腸、過敏性腸症候群みたいな免疫性のもの、あとヘビーなのは、まあ諸々だ。
消化器系は痛みも感じづらく、特に意識しないと「気のせいかな」で済ましてしまいがちだが、それも上記諸々の重要なサインでもあるのだ。
なんで、結構続いているならまず病院に行くべきであるが、ここからは経験を話す。
自分は不調が続いていたので、近所のクリニックを受診したが、胃潰瘍は判明したものの、それ以外の診療があまりにあっさりしていた。
他でも別の視点で診てもらいたかったので、大病院を受診しようとしたが、大きな病院は、他の病院ですでに受診していると、紹介状を持ってこない限り門前払を食う。
大病院は初診が高いが、体の事なので、ケチらず、恥ずかしがらず、多角的に診てもらえる病院に行った方が良い。
あと、内視鏡の話が出たから、自分の経験を話すと、口から入れる内視鏡、あれは大丈夫だ。
あれを入れる前は、鎮静剤を打たれて、眠るというか気絶するような状態になるんで、痛いかどうかなんて分からん。記憶にも残らん。
そこまでして診てもらって、消化器の不調の大部分を占める過敏性腸症候群で「あーよくあるね」でも良いじゃないか。
大病院の混雑という社会問題もまたあるが、まずは自分の体を最優先することを勧める。
大病院が近くに無くても、消化器を見てくれる病院を受診することを勧める。
ところで、小児科とか、専門外のとこ行くなよ。
クリニックってのは来た患者はなんでも診るけど、やっぱ専門外なんで、変な診断になったりするからな。
成績順に4つのグループに分けられて自分は3ヶ月目くらいからはずっと1番上のグループにいました。
でも、入社半年でじんましんが出てきてきたりまつげがピクピクしたり大変でした。
ブラック企業関連のエントリーを見て、あの時を思い出したので振り返ってみようと思う。
体制的なブラックとしては20時間のみなし残業はあるけど実際は40時間くらい残業していたこと。
あと健康保険とかなかった。そんな感じ。ブラックとしてはあんまり凄くないかも。
でも、営業のやり方がきつかった。
・雑誌やインターネットを使ってのリストの作成(美容院、接骨院、サロン、飲食店など)
・訪問して90分くらい話す。
・価格交渉を行う。
・契約書をその場で書いてもらって終了。
1点目。実際に顧客と話をするのはホームページの新規作成またはリニューアルの提案です。
無料でホームページを作成するとうたい、月々のサーバー管理費など別途かかると相手には伝えます。
3点目、契約後、自社の運営するアフィブログで相手を特集し、PVを稼ぐことがこちらのメリットと相手に伝える。
古いホームページやホームページを持っていないところをリストアップします。
過去の訪問先はデータベースにいれているため訪問して怒られた会社や電話して怒られた会社はリストから除外。
過去に何度電話をかけていようが怒られていなければ再度電話をかけます。
訪問して断られていても、断る理由が時期やお金の問題だったなら電話をかけます。
電話をかける時は一日100件ほどかけるのですぐにリストがなくなる。
数ヶ月もすれば雑誌もネットも使い切る感じになって、リストの作成がとても時間がかかったなあ。
営業先の地域で良さそうな店があったら飛び込んで挨拶して後日電話する許可をもらったりもした。
基本的に”無料で作るんだから話だけ聞いてよ”というのをゴリ押し。
電話のスクリプトがあっていくら工夫しようが改善しようがアポ率はあんまり改善できなかった。悲しい。
ただ、ものすごく声の可愛い女の子が平均の3倍位のアポ獲得率を出しているのを見て驚愕しました。努力して追いつくことができない存在。
非通知でかける理由は電話をかけて繋がらないことが多く、折り返しを受けるとコストが増えると判断しているためです。
かけまくっているから誰がかけたかもわからないことが多くて時間にロスが生まれる。
この非通知戦略が本当に営業効率がいいのかとも疑問が湧きますが、そこはそういう会社でした。
基本は話ができずガチャ切りはよくあったし、話を聞いてもらえず切られたり、明らかに苛立った声で対応されたり色々あったし辛かった。
営業はアポを取るのに必死になりすぎて、アポの内容が曖昧なまま電話で話を終えることがあります。
「ホームページの話をする」ことと「60分の時間を確保する」ことと「良かったらやってもらう」という相手の意思が契約率に影響するためその内容の確認を上司が行います。
「そんなガチなら良いや」と断られることもあり、アポを取った人は祈る気持ちで確認の電話を見守る。
この選別を乗り越えた場合、話を聞く体制ができている場合が多かったので必要事項だったと思います。
営業も雇われて2日目からは電話をかけるため適当に話をしてアポを獲得する場合が多いです。
そんなに時間はかからないとか言ったり、ホームページの話をしてなかったり、訪問日時が決まってなかったり、などなど。
また、営業成績が出ていない人はとにかくアポをとりたいと思う。
だから内容が相手に伝わっておらず内容確認で泣く泣く撃沈というのもよく見る光景。
無料というのを怪しむ人にはこのタイミングで費用がかかることを伝えて撃沈する。でもホームページ自体に興味があってそのままアポになる場合も稀にある。激アツの客。
X通信系から受け継がれる営業手法を駆使して相手の購買意欲を高めます。
・アフィブログのアクセスを伸ばして稼ぎたいから特集できる相手を探していることを納得してもらう。
・アフィブログの知名度を高めたいから相手のホームページにアフィブログのバナー広告を貼ることを了承してもらう。
・いずれはホームページ制作も事業として行いたいので実績作りで無料で作っていることを了承してもらう。
・相手がやりたいことがホームページを活用することで実現できるとイメージさせる。
・サーバー管理費とかは絶対にかかるものでホームページを運用するなら絶対にかかるものだと当然のことのように言って納得してもらう。
・契約の対象はソフトウェアでリース契約というのをさっくりと伝える。重く伝えると相手が慎重になるのでだめ。
これだけの話をすると90分は超えます。
しかも無料だと思って時間をとって話を聞いていたのに費用がかかる。
なのでいかに、アフィブログのアクセスを伸ばすことがこちらのメリットになるかということ。
相手がやりたいことが提案したホームページで実現できることをイメージさせることが営業序盤で重要になります。
相手との距離を縮めることはとても有効。なくても取れるけどここを突き詰めれば契約率が数%違ってくる。
相手も長く話を聞いてるし、成功体験のイメージをして興奮したりするので頭が麻痺して判断力が鈍くなってきます。
だんだん周りが見えなくなってどこで話していようが個室でふたりきりで話している感覚になっているか確認。
なっていなければトークのミスでかけていると思われている説明や提案にもどる。
再度アポをとるよりも初訪問のほうが契約率は上がるのであまりオススメできない。
ホームページを、ものすごく欲しいか、ものすごく必要だという状態にさせれば価格面で熱い勝負ができます。
メルマガつけるとかRSSつけるとかスライドつけるとか、FLASHやるとかスマホ対応するとか、ページ数増やすとかいろんなオプションや理由をつけて価格を釣り上げ。
大したオプションでもないのに管理費が月々数万違うなんてことは実際はあり得ないけど、インターネットを無知な人は当時は多かったのでここまでくると話を通せます。
相手が欲しい機能を決めて、具体的な価格を提示してから勝負です。
3万円提示して、1万5千円ならだせるとか言ってる場合は、「オプション削りましょう!」とか「顧客を獲得するためこうしましょう!」とか色々提案。提案と言うにはアレだけど。
「今、こういうお客さんのところに訪問していて、すごい方なんです。こんなにすごい方をアフィブログで特集すればPVも伸びます!ページの話でオプションはこれで金額はここまでならだせると言ってるんですがどうにか値引きとかできないでしょうか。」
とかなんとか。
この茶番。こんな胡散臭いの意味あるのかと思うだろうし、俺も思っていたよ。
でも実際に困ったときにこれをやることで契約に結びついたことも多々あるので当時は有効な手段だった。
そして、上司に検討させるため一度電話を切って5分か10分また盛り上げる。
上司からの折り返しの電話を受けて「役員たちが決定した」金額を提示。
基本はここから下がることはなくなり、そこでできるかどうかで勝負を行います。
また、オプションの話をしたり提案を繰り返して、相手が根負けすれば契約。
ここまで話すには相手に突っ込める領域に入っているのがとても重要だったから、”自分を売る”ことの意味もわかるし言い方を工夫して営業指導を今もする。
これがとても面倒。
実際にホームページの話で盛り上がっていたのに契約をするのはソフトウェア。
相手はホームページのことに夢中なのでここでそこまで問題になることはない。
でも、金額提示で即OKと価格交渉がなかった場合はここでひっかかることがある。
リースの契約書は保証人とかも必要になって面倒だけどちゃんと書いてくれるのには驚いた。
以上が契約までの流れ。
トップ営業は20%ちょっとの契約率で、下のグループでも10%は取れたりしてた。
1ヶ月で契約取れない人はだいたいクビ。
・ホームページ製作の話なのに契約がクソみたいなソフトウェアで高額リースだったこと。
・週6日勤務なのに週5扱いにされてたこと。
・残業代や休日出勤代がみなし残業で全然足りていなかったこと。
・会社用の電話を休日でも携帯させられていつ電話がなるかわからなかったこと。
・非通知でかけて怒られたりガチャ切りされたこと。
・リストを作ろうとしても過去に訪問した店ばかりになり新しい店を探すのが難しくなっていたこと。
・アフィブログのアクセスなんてほとんどなかったし、社内の誰も期待していなかったこと。
・実際に作るページは高く見積もっても50万円程度のものだったこと。
・詐欺だと罵られたこと。
・契約して半年してもトップページすらできていないケースが多かったこと。
・アポイントの日時に訪問したら誰もいなくて店の前で1時間待ったこと。
・新しく入った人が1ヶ月生き残る確率が30%くらいだったこと。
・全体的に契約数が落ちていって会社全体の雰囲気もピリピリしていたこと。
・退社後に労基署に相談して超過勤務代を貰えるかと相談して勤務のログも提出したけどダメだったこと。
・退社して長くないうちに会社が潰れたこと。
・上司が部下に物を投げるとかはなかったこと。
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追記:ここで学べた契約を取るために必要な要素も書いてみるので参考になると嬉しい。
1.人として気に入ってもらうこと。
2.相手が商品やサービス、ものを使っているイメージをしていて、それを現実化したいと思うこと。
4.買って欲しい旨をうまく伝えること。
これらを抑えれば大体落とせる。
補足すると、
1は相性があるけど見た目とか話し方は磨ける部分がある。無理してもそれは相手に伝わるから素の自分は大切に。
2は相手を知る必要がある。限られた時間でどこまで掘り下げられるかがポイント。
3は簡単に比較できるものより優れている、もしくは同等程度であることが大事。
4を伝えなきゃ基本的に始まらない。相手のことを知ってどう切り出すか戦略を練ろう。
これでダメなら縁がなかったということで次にいこう。
もちろん改善できることは次に活かして。
あと実はマスターキートンのマスターと言うのはこのエピソードから来ている。
やめておけ。拳銃の方がないフリ早いと思っているんだろう長健二はデリケートな道具出玉が出ないかもしれないし思い通り的に当たるとは限らないおまけに健二は抜き構引き金を引く前に3動作いるその点ナイフはワンアクションで終わるこの距離なら絶対に俺が勝どうするそれでもやってみるかね?
やめておけ。拳銃の方がないフリ早いと思っているんだろう流健二はデリケートな道具出玉が出ないかもしれないし思い通り的に当たるとは限らないおまけに健二は抜き構引き金を引く前に3動作いるその点ナイフはワンアクションで終わるこの距離なら絶対に俺が勝どうするそれでもやってみるかね?
ウサギはすばしっこいくせにいきなり半田頭に入ってくるとすくんで動けなくなる。おれも詐欺と同じだいずれ駆られる。
お前は助かりたいのかほんとに助かりたいのか?だったら助けてやる。俺がこの町で最後の仕事を済ませたら無事に連れ出してやる。嫁だけ言っておく。自分をしてるだと思ってそこから早かろうとするヤツほしきらとは言わない。それは人間だ。
これに似たようなセリフをまゆで聞いたことがあると思うんですけれどもまゆと違って良い方がかっこいいですよね。というかもう勇猛もしかしてここからインスピレーションを得てたのかもしんないね。
ヘロインのヨーロッパの密輸ルートはアフガニスタンとパキスタンです。そこで黒片を栽培製造しているのは現地のゲリラ達なんですよ。武器弾薬と物々交換でね。元軍人は向きの闇ルートについてるから異変に気を冷めやすいってわけです。プロ編はトルコで生成されて拾いになる。ヒロインは国会を経由して市場シシリー島20コスタの裏の手によってイタリアと運ばれます。外はブルガリアルーマニアを経てハンガリーポーランドに白い杖また和葉子オーストリアそして西ドイツいと流される。問題は我が英国のルートですが、こいつは、トルコから南フランスのマルセイユを経ていると言われています。これはマフィアの手によってではなくて殺すの体によっているもの。イギリスのヒロイン三井は特殊でなんと貴族やお金持ちの子がやっとで運ばれてるって言うんだから税関はフリーパスのわけです。奴ら上了解際株式を市場のより麻薬に投資している彼の姿なんです。
太一さんは、SNSの時代にファイティング様神と言う2つ名をもらってたらしいちょっと恥ずかしい。
いいか、1番かられやすいうさぎでさえ、追い詰められると料金を後ろ足で切り殺す。諦めてはいけない絶対に。
コルシカマフィアはいじりイタリアマフィア以上に厄介である。その成立は謎だが1節にはこれしかお潮の流れをくむ山宝館によって作られたと言われている。殺し方は複雑の人種政治状況にある現在のフランスに属してるが200年前まではイタリアの1部だった。立石にも神の黒い機体アフリカ系でヨーロッパ人とは異なる。越川10発赤紅対物独立運動が絶えず多くの血が流された。その中で殺すは次第に犯罪シンジケートえと8成長していったのだ。反戦を秘密のマークとする身体組織の結束沈黙の掟は極めて硬くイタリアマフィア以上に世間の目に触れる事はなかった。しかし近年イタリア政府のマフィア借りが本格化しイタリアシンジケートが力を小竹につれて、各国政府はコルシカマフィアの恐ろしさに改めて気づき始めたのだ。
スワンに捕らえられた女を助け出してやらなければならない初めての狩りの時のあの答えが出そうなんだよ。
右くれるものでは無い殺すはあんたを許さないあなたはまるでウサギだあなたが子供の頃気をつけたまま逃した尾崎そっくりだ。あなたには手当てが必要なんだ。
私顔詐欺だとユニークな発想だ君は実にユニークな男だユニークすぎるプロフェッサーにはなれないな戦闘のプロとしては甘過ぎるせいぜいマスター止まりだ。
その「何かが異常に恐ろしいという病」に支配された10代だったと思います。
小さい頃から巨大隕石が怖くてどうしても寝れず、同時に癌も異常に怖かった。
アンビリバボーやたけしの本当は怖い家庭の医学で癌の話が出ると怖すぎて本当に患部が傷んできたこともある。
背中にある大きいほくろを皮膚がんだと思い込んで怯えていたらひくひく疼いてくる。
また幼いころは頭がバカなので信憑性の薄いオカルトとかもうっかり信じてしまい寝れなかった。
小学校高学年位からはアンビリバボーや特命リサーチ200Xで見た巨大隕石が怖くて寝れなかった。
中学校の頃はテポドンが怖くて寝れず滝川クリステルが出てた頃のニュースJAPANのテーマが怖くて仕方なかった。
https://www.youtube.com/watch?v=B6aCixZMVLI
あまり知られてないけど2006年にも地球滅亡説が流れたりしていてその1年もずっと怯えていた。
高校以降、2009年からは212年の12月までは地球滅亡が怖くて仕方がなかった。
浮かれてる時でも「2012」という文字列や言葉を見かけたり思い出したりするだけで血の気が引いてしまうし
夜は音楽とかニコニコのゲーム実況とか付けていないと寝ることが出来なかった。
修学旅行のバスで「2012」を先生が流した時は本気で怖かった。
神社やお寺でお願いごとをする時は必ず「死にませんように」と願っていた。
この頃の怯え方は異常でネットニュースを見ては【地球滅亡】【地球オワタ】みたいな見出しに脊髄反射で顔を真っ青にしていた。
そんなこんなで辛い時や将来を浮かべる時は必ず2012年が浮かんでかなり怯えて過ごしていた。
2012年以降は長い間怯えていた割に何も起き無かったのが効いてあまり不条理なオカルトには怯えなくなりました。
とはいえ、今でも精神が不安的な時は体の異変が長引くと「ああもうこれは手遅れのサインなんだ」と思ってしまい、本当になるのが怖くて病院にも行けないし
格安高速バスは乗れないし、雨の日橋の上は歩けないし
ポールシフトが起きたら氷河期に入るんじゃないかとどこか思っています。(馬鹿らしいですが自分なりに若干根拠がある。)
これを書くのもちょい怖いです。本気で怯えていた昔を「バカだったなあ」とナメてかかっているとフラグ回収されそうな気がします。
今は生活に支障が無いレベルに落ち着いています。大人になってある程度理論武装出来るようになったのが効きました。
それでも夜は相変わらずなにかつけてないと寝れません。