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はてなキーワード: 炭化水素とは

2023-07-16

ポリアミン美容

ポリアミン美容に非常に良いのだが、女性美容が好きなくせに理系が苦手なのであまりわかっていない。全くけしからん

ポリアミン効果

〇発毛育毛 ポリアミンにより毛母細胞活性化し発毛育毛がおこる。頭髪や睫毛が伸びる

キューティクル修復 頭髪に塗布するとキューティクル修復がおこり髪の毛にツヤが出る

〇爪質の改善 爪に塗布すると爪のシワや血色が改善する

〇シワ改善 コラーゲン増幅効果があるためコラーゲン繊維が増え水分含有量高まることでシワが改善される

毛穴改善 コラーゲン増幅効果により毛穴ぷにぷにになるので毛穴が目立たなくなる

〇肌質改善 コラーゲン増加効果により肌全体の水分含有量が増加しぷにぷに

ポリアミンの増減

まれた時の肌にはポリアミンが大量に含まれているが加齢とともに減少していく。母乳にも含まれており赤ちゃんが体内に取り込む。

ポリアミンの成分

ポリアミンとは第一アミノ基が3つ以上結合した直鎖脂肪炭化水素総称で、代表的ものとしてスペルミン、スペルジンブトレシンがある

ポリアミンは何に含まれいるか

スペルミン、スペルジンのネーミングでわかると思うが、精液に非常に多く含まれている。精液の独特の匂いスペルミンの分解産物匂い

まとめ

ポリアミンの塗布や体内への取り込み、つまり精液をごっくんしたり顔ぶっかけることにより、アンチエイジング、肌質改善育毛が期待される。

発表は以上です。なにか質問はありますか?

2022-05-06

anond:20220506214004

視点は正しいし検討はされている

ただし、炭化水素安易に戻らないように深く埋めるコストがばからしいという結論に至っている

世の中うまくいかないな

2021-10-25

つのまにか聞かなくなった環境問題

オゾンホール

フロンガスを使うことでオゾン層が破壊されて穴が空いてしまったという問題

1987年モントリオール議定書によってフロンガス使用禁止された結果、オゾンホールには縮小の兆候が見られている。

とはいえオゾンホールはいまだ大きく、本格的な問題解決21世紀末になるという。

が、とりあえずは打てる手は打ったし、ということで、あまり言われなくなったのだろう。

酸性雨

工場の煙などに含まれ汚染物質により、雨が酸性になって木々が枯れ、人体にも悪影響を与えるかもしれないという問題

普通の雨はpH5.6、狭義の酸性雨はpH4.2〜4.4。

日本では80年代から現在に至るまでずっとpH4.7くらいで変わっていないようだ。

国際条約二酸化硫黄窒素酸化物規制が進んだことで、それらの排出量は減少し、欧米では酸性雨は「解決」扱いになっている。

日本でも排出ガスの規制は進んでいるし、「pH4.7くらいなら思ったより悪影響なくね?」みたいな論調もあって、あまり言われなくなったようだ。

光化学スモッグ

窒素酸化物炭化水素が、日光紫外線により変質してオゾンを発生させることにより、人体に健康被害をもたらす、という問題

ピークは70年代だけど、現在でも続いていて、たとえば近年の東京では年間5〜10日ほど光化学スモッグ注意報が発令されているようだ。

とはいえ排出ガス規制により窒素酸化物排出は減っているし、70年代ほどの被害にはなっていないから、ということで言われなくなったのか?

石油の枯渇

100年以上も前から「あと数十年で石油は枯渇する!」と言われてきた問題

もともと「可採年数」というのは「既に発見されていて、技術的に採掘可能で、採掘コストに見合う石油の量」にもとづいているので、

新しく油田発見されれば可採年数は伸びるし、シェール革命のような新技術で安く採掘できるようになっても伸びる、ということらしい。

というわけで現実的には数百年は大丈夫のようだ。

ゴミ最終処分場

ゴミが増えすぎて最終処分場が足りなくなるという問題

子供の頃は「10年後には埋め立て地が足りなくなってゴミを捨てられなくなる」と言われていた気がするが、

最終処分場の新設と、ゴミの処理方法改善で、とりあえず残余年数(満杯になるまでの年数)は伸び続けているらしい。

2021-03-24

anond:20210324191040

期待した炭化水素

入ってないじゃないか優良誤認だ!など期待した成分が入っていないは、場合によっては肌荒れなどをひきおこして

もんだいがないとはいいきれないが

書いてある成分が入っているなら、値段なりの効果があるかどうかは別として

成分って、効果で値段が決まるものではないかしょうが無いっしょ

2021-01-08

anond:20210107075456

暖房エネルギー関係説明をするから、よく聞いてくれ。

エネルギーの単価

暖房に使えるエネルギー源は、電気以外に、都市ガスプロパンガス灯油などがある。

当たり前だが、それぞれ価格が違う、また、エネルギー単位も違う。電気であれば、kwh、ガスであれば㎥、灯油であればℓ。これをそろえて1kwhあたりの単価を計算してみよう。

種類単位単価kcalkwhMJ1kwhあたり単価備考
電気1kwh26.4886013.626.48東電 従量電灯B 第2段階
都市ガス1㎥110.411075512.5458.83東京ガス 東京地区B表 2012月検針分 13A
プロパンガス1㎥680.32402327.92100.524.37日本LPガス協会 2011月
灯油1ℓ110.4871810.1336.4810.89エネ庁 東京小売灯油配達 20/1/4

このように、電気プロパンガスが高く、灯油都市ガス安価である。もちろん、地域や購入形態契約形態により若干増減するが、都市ガス灯油が圧倒的に安いのは変えられない。

さて、じゃあ、なぜみんな電気を使ったエアコン暖房をするのか?

エアコンヒートポンプ)とそれ以外

暖房は、エアコンヒートポンプ)とそれ以外の大きく二つに分かれる。

エアコンヒートポンプ)以外は、焚火もストーブオイルヒーターホットカーペットコタツも同じだ。

それは【投入されたエネルギーの量=熱の量】ということだ。

ホットカーペットも、オイルヒーターも、1kwの出力なら1kwの電気を使って1kwの熱を発生させる。

1時間使えば1kwh=860kcalだ。

対して、電気で動くエアコン(あるいは、ガスエンジンで動くガスヒートポンプ)は違う。

ヒートポンプというのは、その名前のとおり、熱を移動させる機械だ。エアコン冷蔵庫はこの仕組みで動いている。

エアコン暖房場合、室外機を冷やす代わりに、室内機を温めている。つまり熱を移動させている。冷房ときは、逆に室外機を温めて、室内機を冷やしている。

これは、オイルヒーターホットカーペットよりも、効率がいい。860kcalの熱を移動させるためには、860kcalエネルギー不要で、実は200kcalもあれば足りる。

この、1のエネルギーで、いくつのエネルギーを移動させることができるか、という単位でCOPやAPFというのがある。

これが、だいたい最近エアコンでは7ぐらいある。要するに、1kwhの電気を使えば、7kwhの暖房ができるということになる。

都市ガス電気の単価の差は7倍も無いので、電気エアコンを使う方がお得という話になる。

なお、ガスエンジンで動かすGHPは大型の業務しかなく、電気モーターより細かい制御が難しいためかCOPが低く、そこまでのメリットが無い。(業務用だと、ピークカットなど色々メリットがある)

その他

その他のどうでもいい知識

灯油都市ガスの加湿機能

灯油都市ガスは「炭化水素である。つまり、燃焼(=酸化)させると「二酸化炭素」と「水」が出てくる。

このため、石油ファンヒーターやガスストーブなどを使用すると水蒸気が放出され多少の加湿になる。まあ、無いよりマシ程度だけど。

スポット

エアコンは部屋全体を温めることしかできないが、電気ストーブであればスポット暖房できる。

このため、ごく一部を暖房すればいいだけならば、電気ストーブなどを使った方が安く済むこともある。

id:yoshizawa81

2019-12-21

みりんも油も炭化水素なのに、どうして税率が違うのだろうか

2018-12-19

anond:20181219093124

比較的室温に近い条件で液化して、人体に無害な物質で気化しやす物質がないから。

ほぼ炭化水素系か、炭化フッ素系になる。で、炭化フッ素系がオゾン層破壊フロン。なお、炭化水素系はほぼすべてよく燃える

元素数が少ないほど気化しやすいけど、組み合わせ的にもうほとんど選択肢がない。

2018-03-09

anond:20180308233842

プラスチック炭化水素で出来ている。炭素水素の組み合わさった高分子だ。時に、炭素間では二重結合部分もある。二重結合部分は、シグマ結合とパイ結合が合わさっていて、紫外線によって破壊されてしまうので、分子間の架橋分子内の架橋が崩れて劣化する。

これ、リーディングスキルの問題に出て来そうな文章なっちゃう。図解入りで説明している人がどこかにいるんだろうな。

2017-10-13

[] アズレン

アズレン (azulene) は10個の炭素原子と8個の水素原子からなる炭化水素で、ナフタレンの構造異性体にあたる。

分子式は C10H8、分子量 128.17融点 99–100 ℃、沸点 242 ℃。

ナフタレンのような特有のにおいを持つ、代表的な非ベンゼン芳香族化合物である

  

アズレンは濃青色昇華性の高い結晶であり、これはナフタレンやその他多くの炭化水素無色透明であることと対照的である

名称スペイン語で「青い」を意味する "azul" に由来する。多くの化粧品に用いられた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%83%AC%E3%83%B3

2016-09-16

http://anond.hatelabo.jp/20160916062423

こんな平日の朝っぱらにトラバつくとは思わなかった

暇つぶしにでもなったなら幸い

おまえはポジショントーク意味を誤解しているぞ低能

そこで「築地市場は早々に移転するべき」として延べられている根拠以外に、より本人の利害に関わる理由が隠されている、そんなときポジショントークという単語が用いられる

言うならば「建前」という言葉が近い

解説感謝

何か良からものを隠しているのを感じ取れたぞ!って宣言なわけか。それこの話題で指摘する意味ある?

何の反論にもなってないぞ低能

煽ってごまかそうとするのは馬鹿丸出しだから早く卒業したほうがいい

山本一郎自身もよく使う手法ではあるがwww

「お前のカーチャンでべそ」みたいなコメントに「でべそではない。証拠は以下の通り。」みたいなレス返すのがここの流儀だったか

信用できるかできないかとか、好きか嫌いかみたいな価値観レベルの話に反論っぽい事するなら煽るしかなくない?そのコメントみたいに

全然

おまえの認識が歪んでるだけかと

マジ?じゃあタイトルに使えるだけ短く他の言葉で言うと何?

人のせいにしない

みんながC6H6の芳香炭化水素ベンゼンと呼ぶように、みんながあの対応ヒステリーだって呼んでたって話でしょ

人のせい?

小学生

普通そこは「ろくでもない何か」くらいの意味だよw

言いたいことは「ポジショントーク」といっしょだな

「ろくでも何か」かなるほどな

科学リテラシーの欠片もないマスコミとか国立競技場問題で札付きの建設コンサルタントとか共産党とか既に「ろくでもない何か」扱いしててそれ以上にろくでもない何かは考えてなかったわ。すまん

じゃあガチ議論すればいい

数値出てるのに議論も何もなくない?都の基準値では健康に害があるって議論

2016-08-07

シン・ゴジラ見た。

 テンポはとてもいいんだけど、細かいところが気になっちゃって、今一つ嵌れなかった。

 

 まあそうはいっても、正直なところ「原子力(微)生物」ってどんな描写にしたらいいのか想像つかない…。

 自分で考えようとすると、「原子力」抜きでエメリッヒ版みたいな「ありそう路線」になってしまう。











↓こんな感じ

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グリーンランドバイキング居住地遺跡。逆叉の骨が大量に散らばる中に、奇妙な足跡発見される。

氷河期の巨獣たちが生き残っていたのか? バイキングは何のために逆叉を、危険を冒してまで捕っていたのか?

…訝る学者達。

(生き物としての逆叉の凄さが語られる)


そのころのカナダ

逆叉の「聖地」で、鯨類の研究……特に、逆叉の「会話」を傍受・研究してきた海洋学者が、パニックを起こしていた。


「とにかく、様子が尋常じゃないんだ!」

…と、報道記者やDFO、さらにNOAA必死アピールするが、禄にとりあってもらえない。


「減ってるって言うけど、ここから移動したのかもしれないでしょ」

「オルカに迫る危機…って線なら良いと思いますが、”人類への脅威”みたいな言い方は疑問ですね。恐れながら、入れ込みすぎでは?」

「オルカと人類を同一視しておられる様に見えますよ。」


しかし、すぐに。「北大西洋では、逆叉の個体数は急速に減少している」との見解を、別の科学者も示す。

明らかに何らかの異変が起きている。学会NGOなどに緊張が走るなか、さらに身近なところで事件が起きる。海洋娯楽施設マリナワールド」のスターである逆叉達が。一匹、また一匹と、痕跡も残さずに飼育プールから「消えて」いってるというではないか


通報を受け、マリナワールドに張り込むTV局や警察の目前で。10m以上に及ぶ“何か“が「突入」してきて、最後の逆叉が瞬時に両断される。その様子や、警察ライトに驚いて?凄まじいスピードで逃げる「何か」の不明瞭な映像が放映された。

こいつは一体何だ? いったいどうやって海水導入溝の多段鉄柵を越えているのか? 全世界の注目を集め、前後まっぷたつにされた逆叉や現場の遺留物から、様々な「正体予想」が氾濫する状況に。

そして、報道学者環境保護団体「シー・リカオン」などが州軍とともに詰めかけるのをあざ笑うかのように、100km以上南にある別のマリナワールドが襲撃される。今度は一夜にして12尾の逆叉を全滅させ…たのみならず、施設の大規模な損壊火災行方不明者を出す事態


キラー・ホエールキラー州軍迎撃陣の裏をかく!」

「KWK、ヒトの味を覚えたか?」

 騒動が大きくなって、最初海洋学者に再びスポットがあたるが…。

「頭おかしくなっていたんだ、きっとそうだ…だって、ありえないんだ!」

「どういうことです、あなたは何を見たんです?」

「うぁあっ…勘弁してくれ!」


幸いというのか、北米犠牲はそこまでであった。

今度は、西南アフリカ…。とあるマグロ密漁船が、環境保護団体シー・リカオンのIUU監視阻止船「MYキャニー・ロデルから逃走中に突然、沈み始めたのである。余りに速く沈んでいき、誰も浮かび上がってこない。

マリナワールドからは余りに遠く、KWKと結びつける材料もなかったので、現地国家「G国」海軍に対鑑武装を疑われるMYキャニー・ロデルの乗組員たち。調査で乗り込んできた軍人たちの目前で、軍艦のほうが襲われる。船尾の舵が壊されたのち、水中から飛び出して甲板に跳び乗ってきた”それ”は、あの特徴的な背鰭と禍々しい皮膚を備えていた。

「あれは?…あの、KWKじゃないのか?……しかも、脚があるぞ!」


軍人達は銃撃を浴びせるが殆ど利いてない。シー・リカオン側の船長は、とっさにMYキャニー・ロデル封印装備…「爆発電気銛」を使い、KWKを追い払う。そうこの船は、嘗てノルウェー捕鯨船だったのだ。シー・リカオンとして決して使ってはならない装備を……苦悩する船長


そのころ、マリナワールド遺留品調査していた学者達は驚くべき事実を突き止めていた。DNA解析によれば、KWKに最も近縁な生き物は、鯨類だというのである

(昔は鯨にも脚や頸があった、現世の鯨類から万年前に分岐した…などの蘊蓄が語られる)


「KWKの正体は鯨類と判明。即ち、キラー・ホエールキラー・ホエール!」

ゴンドウ・クジラ類にもっとも近いとされたこから、米NOAAは”ゴジラ”と命名。」

「遺留物の分析からゴジラの表皮や背鰭には鯨類が放つ声…音波を吸収ないし散乱させる性質があると判明した。つまり、逆叉はゴジラ待ち伏せを探知することができない。おそらくはソナーも…」

ゴジラ待ち伏せ型の捕食者であり、ゼロダッシュの加速は凄まじいものがある。」

「頭部の唾液腺のような器官からは、着火性のある炭化水素類を噴出できると思われる…!」


一気に情報が溢れるなか、口をつぐんでいた海洋学者までが、

「あのとき私が見たのは、陸へ打ち上げられるオルカ…を追って、このゴジラも上がってきて。オルカをあの後脚で押さえつけて、前足から飛び出したナイフで……おおぉお!」


さて当のG国では、EEZ内でも出没するゴジラ正規漁船が入漁を見合わせるなど損失が拡大、洒落にならなくなってきた。他国組織からの介入を強く牽制するが、ゴジラ対応できる改装を行うこともままならない。

一方、シー・リカオンに対しては、G海軍密漁対策連携していた経緯から、またKWKが野生動物と判明したことから、G国政府さらなる協力を求めてくる。

しかし、結果的にせよ”鯨類”に銛を向けてしまったMYキャニー・ロデルは、船長も乗組員も動揺が激しく、身動きがとれない状態であった。


一方。

極東の「鯨類研究所」は、ゴジラを”害鯨”と認定、「調査捕鯨に乗り出す」と公表インド洋上の目視採集船「シンユウマル」が、喜望峰を回って大西洋に入る。衛星の合成開口レーダーで同船の動きを追うシー・リカオン。シンユウマルは、かつて南氷洋調査母船シンニチマルとともに、MYキャニー・ロデル挟み撃ちにして、癒えない傷を追わせた仇敵である

しかし。G国が箝口令を強いているため、シンユウマルは、ゴジラがどうやって軍艦航行不能に陥れているか知らない。


そんな中でG国は、シー・リカオン新造IUU阻止高速船「オーシャン・ハチェット」の派遣正式要請した。

ゴジラはヒトを”密漁”しているのです。それで十分ではないでしょうか? それに、貴団体新造鑑には色々”特殊な装備”があると伺います殺処分なら時間をかければ私達でも、あるいはシンユウマルでもできるかもしれませんが…」


実は、G国は。ゴジラ公海などへ追い出してシンユウマルにしとめられるよりも、EEZ内で”確保”するのが望ましいと考えていた。

CBD名古屋議定書に基づき、ゴジラを”遺伝資源”として研究収益化をもくろむであろうグローバル企業達を呼び寄せ「公正かつ衡平な利益配分」を受けられる、「ゴジラ遺伝資源ライセンサー」としての地位を確固たるものにするのだ。米国などで確保した断片程度の”遺伝資源”よりも、生きているほうが価値が高い。そのためにもシー・リカオンは利用できる、と。


そんなG国の本音を知らないまま。G国沖EEZへと急ぐオーシャン・ハチェットは、ゴジラ捕獲」の任務を果たせるのか?





その少し後。

G国沖、公海上に停泊するシンユウマルを後目に、海軍ヘリに先導され、EEZへ入ることを許されたオーシャン・ハチェットであったが……そのあとを巨大な影が追ってきた。シー・リカオン側がそれに気づいたのは、G国の港湾に入った後であった。

もう、ゴジラに追われていた?…身構える乗組員。既に接岸していた同船が、回頭できなくなるほど近くまで、巨体が寄ってきている。

しかし、「ピヨオウアッ!」…という鳴き声で甲板の緊張が解け、興奮へと変わった。


「オルカだよ!本当に大きい…すごい…」

それは20mにもなるかという巨大な逆叉。シー・リカオン等では、通常の逆叉が子供サイズに見える望遠写真で有名な個体だ。頭頂部にも、目の後ろのアイパッチと似た白い紋様があるため、「三ツ目」というコードが与えられている。


「三ツ目が、一頭だけ?」

「南から、シンユウマルを追ってか?あいつら、オルカの群に何かしたのか?」


から来たオーシャン・ハチェットについてきた筈はないから、ある意味当然の発想であったが。レーダー履歴は、シンユウマルが脇目もふらずにやって来たことを示していた。


「ウオイヨ、ニアァーウイウッ、プペラポポ~」

「やたらとアピールするな…」

「野生のオルカが一頭で港へ来て、こういうのって…とっても珍しいですよね」

「やっぱり、ゴジラのことじゃないですか?」


最後質問をしたのは、同船に同乗していた記者である。既にG国のモバイル通信網を経由して、映像送信を開始していた。

そのわずか5分後。記者スマホに着信があった。例の海洋学からである


『三ツ目が来てますよね?』

「もうキャッチですか…!」あきれる記者

『これ、見せられますか?』


海洋学者は、G国検閲済みゴジラ画像プリントを抱えている。甲板に大型ディスプレイが引き出され、大写しにして、色を少しずつ調整していくと…


「パアアアアアアア!!!」と、すごい大声。


「ほんとかよ。」

「ほら、そうでしょう?」

発音や解析の環境も一式用意していますので、画像を併用すればある程度通じるかと』

「え、ここでやるの?」

『ここまで積極的ですから成功率高いと思います


港へ出てきたG国政府の面々も、この状況に驚いたものの。三ツ目がゴジラ接触したがっていることを、すぐ納得した。


「何で、勝手に探さないんだ?」

一言入れてから、ということなんじゃ?」

『”わたしが囮をやる”と言ってますね…戦闘態勢に入ったオルカには手出ししてこないから、と。』

「何だ、古馴染みなのか?」

『大昔からのつきあいで、協定のようなものがあるそうです。それを破ったのだと。』

「あれだけ狼藉働けば、そうだろう…というか異種間のコミュニケーション、初めてじゃないんだ?」

『北のオルカはエコロケーションに頼りすぎ、だそうです。』

「あの。そういうの、貴方自身見解ではないでしょうね?」


こんな感じで。ディスプレイの中から、図版を沢山抱えた海洋学者が色々言うのに、誰もが半信半疑になりつつ。ともかく大逆叉の意向にそって「作戦」を組み立てることになった。


翌日。MYキャニー・ロデルが舷側に大布を吊し、そこに仮病の三ツ目を「収納」して、囮の役割を担う。かなり距離をとって、「ゴジラ対策」を施したオーシャン・ハチェットと海軍巡視艇2隻が追っていく。誘いを掛けるために、三ツ目は自らの血液までも提供した。


ゴジラ巡視艇の後方から現れた。急拵えの「枠」に阻まれて舵を壊せなかったものの、舷側に前脚を掛けて甲板に飛び乗ってきて、自重でロールを抑える。もう一隻のほうの甲板に軍人達が現れ、速度を落として併走しながら銃撃を加え始める。ゴジラは音もなく跳躍するが、足場になった側の船は強烈にロールしてひっくり返った。

ゴジラは、もう一隻の舳先に「着地」したかと思うと、そのまま海へ走り抜ける。その反動で急激な回頭が生じ、底を見せた一隻目に激突。軍人達も海に落ち、海軍は脱落を余儀なくされた。


「あれ、助けなくていいのですか?」と記者

ある意味、予想通りだろう。後方から救助が来るので、こちらは海岸に沿って遠ざかった方がいい。」

『もう外してくれ、だそうです。』

三ツ目の鼻先、海上すれすれにあるディスプレイの中で海洋学者が「通訳」した。一旦リリースすれば、意志疎通は難しくなるだろう。


「き、来たぞ…?…来たぞォオ!!」

保護布を巻き上げつつ、全速で離脱!」

三ツ目の巨体が音もなく沈み、MYキャニー・ロデルの起こした波だけが広がっていく。


「どうなりましたか?」

「あれ…?」


三ツ目の役割は疲れさせるだけ、の筈だが。水中で決着がついてしまったのか?…と全員が思い始めたときもつれあった巨大な塊が海面から飛び出したのは…


あんな後ろで!」

ハチェット、無視されてるぞ…」

「というか、さっきの軍のほうに向かってる?」

大口叩いてたけど、馬乗りされてなかったか?三ツ目。」


オーシャン・ハチェットは、搭載の無人デバイス類を離鑑させていたが、標的に「無視」されてしまったので回頭を始めていた。


「三ツ目に戻ってくるよう伝えられないか?」

「もう無理だろう」

「こっちに誘導してくれないと、まずいぞ?」


実際、流され続ける巡視艇公海に近づいていた。ゴジラはその「障害物」を巧みに利用して、三ツ目と渡り合っている様子である巡視艇の乗員は救命具でひとかたまりになって、二体の闘争から距離をとっていた。

そして、それを観測しているのはシー・リカオンだけではない。「調査」と書かれたブルーグレーの船体に白いブリッヂ……軍艦じみた奇妙な船の操舵室でも、どよめきが広がっていた。


「わざわざ足場を作ってあげてるとは…」

「何とやりあってるんだ、ゴジラさんは?」

「あれ、鯱じゃないか?」

あんなおおきい鯱がいるかよ!」

「上を飛んでいるのは何だ?どうぶつ団の連中のか?」


既に公海上であり、シンユウマルが接近していた。乗員達があわただしく動き、捕鯨砲の準備を行っている。

その鑑影を見て、シー・リカオン側に殺気が走った。


キャッチャーボート接近。シン……ユウ……マル……あれは"シンユウマル"だ!」

「こっちくんな、ポーチャー。」

「雷落としてやれ!」

冗談でも止めろ。裁判いくら掛かったかと…」


オーシャン・ハチェットから操られる飛行ドローンフリゲートバード」は上空で落雷装置を吊り下げたまま、ゴジラの疲れを待っている。同じく潜水ドローンバスケットスター」も特殊装備「ハイロメデューサ」を解放するチャンスを伺っていたが、目まぐるしく移り変わる二体の戦いに手を出す隙がない。

そこへ、速度を上げたシンユウマルが突進してきた。


「ああ、下がってくれ!」

「無理だ!手を出すなぁ!」

…と、若干芝居がかった嘆き声が響きわたるMYキャニー・ロデル船内。公海に出たので、例の記者がTV中継を開始したためだ。シンユウマルへの罵声は(なるべく)控えている。


「いやぁ、下がりませんとも。」

情報戦だなあ。うちも南アに寄って記者でも乗せればよかったかな?」

「よしましょうよ。」

…と、余裕を見せるシンユウマル側では、少し前に”クーデター”が起きていた。

 共倒れを狙い待機する方針を打ち出した砲手長が、大逆叉に畏敬の念を抱いていることを、若手の乗員達に見抜かれたのだ。

 鯨研の「情報戦」に晒されて育った世代にとって、鯨類へ「食品」や「天然資源」以上の評価を与えようとするのは許し難い裏切りであった。

 そして「鯱」はある意味、シー・リカオン象徴であった。この状況は、シー・リカオンが逆叉を操っているようにも、逆叉がシー・リカオンを操っているようにも見える。

 ゴジラと大逆叉。どちらに銛が刺さっても別に問題はなかろう?…この方針に反対する「年寄り」達は、船底の一室に軟禁されることとなった。


 迷いの無くなったシンユウマルが急速に二体へ接近する。三ツ目は深度をとっているのか、ゴジラはひっくり返った巡視艇の側で小休止している。

 絶好のチャンスに食らいつこうとするシンユウマルは、ゴジラ挑発しようと高度を下げていたフリゲートバード直下に入ってしまい、軽く「落雷」を食らってしまう。落ちた先がライトニング・ロッドではなかったため、諸々のシステムが停止し行動不能になったところをゴジラに襲われ、舵を破壊されてしまうシンユウマル


邪魔をするから!」

「いや、チャンスだ……シンユウマルの向こう側へ”手”を掛けようとする筈。急げ!」

バスケットスターハイロメデューサをパージします!」


 これまでのゴジラ船舶襲撃パターンから、先を読んだ指示が乱れ飛ぶ。水中ドローンから無数の「浮き袋」が密集状態で放たれた。膨らみながら急速に浮上していく。ゴジラ側の選択肢制限し、空中ドローンの「雷」を当てやすくするのだ。しかし…この状況では、またシンユウマルの側へ落ちるかもしれない。


 しかも、ゴジラは先程の「落雷」をちゃんと見ていた。舷側から上がろうとせず、上方を警戒して、すぐ潜行しようとする。そこにハイロメデューサが、相互に繋がった無数の「浮き袋」が浮き上がってきた。このまま押し上げられるとまずい…そう判断したのか、ゴジラはシンユウマルを蹴って距離をとろうとした。


「今だ。」「落雷機、投下ァ!!」


 フリゲートバードは、ゴジラの進行方向をふさぐように落雷機を落下させる。着水間際に相当なショックが走る筈…しかしその所要時間を見切り、逆に加速するゴジラ


「全速かけろ!ハチェット!」

嗚呼これは…間に合わない…」

「光った!落ちたのか?」

ゴジラ、頭を出したぞ!」

畜生…」


 MYキャニー・ロデルに広がる落胆の呻き声は、途中から歓喜の驚きに変わる。


「あそこ、三ツ目が!」

ゴジラ、様子がおかしいぞ?」

「痺れてるな…うまく泳げてない」

クリックアタック、食らわせたのか!」

「ぶちあてろ…ハチェット!!」


 三ツ目が発射した「超クリック音」を

2014-10-03

私がPETボトルや紙バック入り飲料疑問視する3つの理由

1 異物混入リスク

 ペットボトル材料となる原油採掘する際、不心得な作業員が砂やアメの包み紙を入れている場合がある。また、油槽に保管しているうちに昆虫が入っていることもある。しかもそれらは目視確認して取り除かれることはなく、一定確率で甘受しなくてはいけない汚染である。紙コップの原料であるパルプ材の採取でも同様のことが言える。

2、薬品混入リスク

 石油精製工程では原油を加熱して蒸留することで、沸点の違いに利用して精製する方法をとっている。原油構成する炭化水素ほとんどの生物にとって致死性の毒物であり人間一定量以上を摂取したら死ぬ。むろん、PET樹脂を合成する過程で混入しないことを確認しているので、99.999パーセント安全だと思う。しかし、ガラス瓶の再生利用と比較して薬品混入リスクは高いと思う。紙コップの材料である紙を製造する製紙工程においても多量の薬品を使用し、薬品混入リスクは高い

3、金属片混入リスク

 容器製造の際に製造機械部品が壊れて混入することがある。また、充填過程・封止する過程・運搬過程金属片が混入する場合がある。市販されている容器入り食品異物混入の報告のほとんどは金属片の混入なのだ

 以上、工場現場では全て目視薬品については抜き取り検査しているので、繰り返すが安全性は高いと思う。しかあくま目視しかできないので、万が一の可能性は否定できない。

 個人的には、再利用できない容器入り飲料食品を封入するということ自体に無理があるのではないかと思う。また、原油バージンパルプ採掘して、利用可能資源量を減少させている以上、再生ガラス瓶と比べて本当に環境への負荷が低いのか、そこも疑問に思っている。

anond:20141002235125

2014-02-03

脂漏性皮膚炎

http://anond.hatelabo.jp/20140202201656

ブコメ等読みながら、ここは一つ書いておくかという気になった。

概要

フケ症の原因の大半は、脂漏性皮膚炎と言われている。

診断は難しい部類に入る。

脂漏とは皮脂分泌が多い事を指しており、皮脂分泌の旺盛な部位(脂漏部位)に発生する皮膚炎なので、このように呼ばれている。

名前に反してパサパサと乾燥したフケも出る。

原因は究明されていないが、第一に好脂性真菌マラセチアが皮脂を分解する際に発生する、遊離脂肪酸オレイン酸)の刺激によると言われている。

Mincleという受容体がマラセチアの菌体に反応する事もわかっている(結核菌にも反応する防御機構である)。

カビの生育は温暖湿潤環境が適するが、脂漏性皮膚炎寒い時期に好発することから乾燥や皮膚の血流量も関係すると考えられる。

また、ストレス免疫も影響し、顔面神経麻痺でも起こることから皮脂の淀みも関係があるという説もある。

治療

免疫力アップ、体質改善運動、食事制限(脂質を避ける)など様々な意見方法がある中で、最も外部からコントロールやす方法が抗真菌薬による治療である

医薬品では一般名ケトコナゾール(製品名ニゾラール)が用いられる。

抗真菌活性のより高いと考えられる薬剤は他にもあるが、ニゾラールには抗真菌作用の他、抗炎症、抗アンドロゲン(皮脂抑制効果が認められており、脂漏性皮膚炎の第一選択薬である

頭皮は毛髪のために薬剤の塗布が難しいため抗真菌シャンプーを使うのが良いが、日本ではケトコナゾールシャンプーが市販されていないため、コラージュフルフル(ミコナゾールと相乗効果のあるピロクトンオラミン(オクトピロックス)を配合)を選ぶと良い。

7~8割の人はフケが収まるだろう。

ただ、体質的病気のために完治は難しいので、維持をする工夫は必要である

治らない人の中には、コールタールシャンプーを試す人も多いようだ。

代表的シャンプーについて

コラージュフルフル

前述の通り、ミコナゾールとピロクトンオラミンを配合したシャンプーで、抗真菌シャンプーとして市販している唯一のものである

フルフル」は原因菌のMalassezia.furfur(という古い呼び名からとっている。

現在では遺伝子レベルで細分され、真の原因菌はマラセチア・レストクタであろうと言われている。ちなみにアトピーではマラセチア・グロボーサが優位である

ブコメにもある通り、抗菌効果時間に比例する。

要するに、5~15分程度の「浸け置き洗い」を強く推奨する。

これはケトコナゾールシャンプーでも同様である

最初毎日使う。フケが収まったら、再発しない程度の間隔を開けて使う。

隔日 → 週2回 → 週1回…とするのが良い。

抗真菌薬による治療後は再発まで1ヶ月以上持つ事が多いので、月一メンテナンス程度まで持ち込めたら上々だろう。

人によっては一時的体調不良により惹起された場合もあり、再発しない場合もある。

季節性の人もまた、冬のみ、或いは夏のみのアプローチで済むかもしれない。

ケトコナゾールシャンプー

商品名ではニゾラール、ジェネリックとしてニナゾン、ケタゾン、ニトラゼンなどがある。

抗真菌、抗炎症、皮脂抑制三重効果があるため、第一選択薬とされている。

ネットショップでの輸入頼りだが、コラフルより効果は高い。使用方法は同様である

コールタールシャンプー

臭くて鼻が曲がる事でよく知られているが、ケトコナゾール無効例でも著効を示す事がある。

抗真菌効果もあるが、上記と最も異なる点は角質の再生作用を持つことではないかと思われる。

コールタールが俗にダイオキシン受容体と呼ばれる器官(AhR、芳香炭化水素受容体)に反応し、角質を作り出すフィラグリン遺伝子を発現させる。

アトピーではこのフィラグリン遺伝子の発現が低下していると言われている)

よってコールタールシャンプーが効くのは、抗真菌作用と角質再生作用(+フケとなった角質を溶解させる作用)によると考えられる。

世界で初めて人為的皮膚がんを起こす事に成功した物質として忌避される場合もあるが、

アメリカのメイヨー・クリニックにおいて25年間に渡るゲッケルマン療法(コールタールを一晩塗布後、紫外線照射)の追跡調査の結果、

皮膚がんリスク向上が認められなかったと結論されている。FDAもまた「治療における」コールタールの発がんリスクは小さいとしている。

ジンクピリチオンシャンプー

亜鉛ピリジン誘導体による抗菌効果のあるシャンプーで、かつてこれを沈殿させずに使える技術は、世界でP&G花王のみが持っていた。

しかし、花王風評被害に負けてこの成分の使用を止めてしまった。過去シャンプーメリットである

現在甘草由来の抗炎症成分(ステロイドに似た分子骨格を持つグリチルリチン酸二カリウム)を配合している。

尚、ジンクピリチオンの抗真菌効果の機序は、「細胞内の銅濃度を増加させ、真菌の代謝必要な鉄と硫酸基の結合を阻害することによる」らしい。

h&sは比較安価であるため、コラフ離脱から離脱後のメンテナンスに使うと良い。

無論、これ単体でも効果がある人は多い。

いずれのシャンプーにも共通する事だが、すすぎが不十分だと界面活性剤の残留成分が皮膚を荒らすので気をつけること。

その他

オクト、バルガスリンスなど。

オクトはオクトピロックスを配合したシャンプーで細菌への効果を謳っているが、抗真菌活性もあることは確認されている。

ただし、配合濃度ではマラセチア全菌株に対しては効果が不十分であり、コラフルのように相補的効果を持つ成分を配合しているシャンプーには劣ると思われる。

バルガスリンスジンクピリチオン、イオウ(殺菌、角質溶解)、オクトピロックスを配合している。

(2014/11/29追記)

オクトで改善したがコラフルで悪化する人、上述のシャンプーがどれも効果がなかったが脱脂力の弱いシャンプーに変えると改善した人など、

シャンプーに対する反応は個人差がある。この文章を以って単純に優劣を決めないよう注意されたい。

ステロイドについて

これも著効例こそ多いのだが、一ヶ月以内の再発率が7割程度(だったと思う)あり、電撃戦向けである

必要以上にステロイドを恐れる人が多いので少し書いておきたい。

Strong(強力)というのは、並の強さである。そのすぐ下の強さは、子どもである

頭皮は皮膚が厚いため、一段階強いものが処方される。

ステロイドは皮膚も産生している。

ステロイドによる反動は、皮膚が依存症的にステロイドを産生しなくなるためではないか、という医師もいる。

連続使用は2週間程度として、抗真菌薬へ切り替えるなどが望ましい。

炎症が酷い場合には、クリームやローションの基剤自体が刺激になるため、ステロイドしか処方されない場合は多い。

特に炎症が酷い患者の中には、ステロイド亜鉛華のみで治療が行われた人もいた(2ヶ月ほどで完治、再発はない模様)。

保湿について

馬油はマラセチアのエサとなり増悪する場合もあるので、人を選ぶ。「栄養のある脂質」には注意を。

オリーブオイルオレイン酸(遊離脂肪酸)を多く含み、マラセチアを培養するための必須成分として使われる。

無難なのは鉱物油(ワセリン)やワックス(ホホバ)。

セラミドは角質間脂質で保湿に大きく影響する。安いもので十分らしい。セラミドグリセリンと相乗効果がある。

化粧品カテゴリ宣伝が凄まじく、インターネット情報の中で最も汚染された分類ではないかと思うので、あまり書きたくないな...。

その他

ミコナゾール、ケトコナゾールは同じイミダゾール系抗真菌薬である

耐性はできにくいと言われているが交さ耐性があるので、効き目がない場合はブテナフィン、アモロルフィンなど属性の違う薬剤を試してはどうだろうか(医者嫌い向け)。

追記(2015/04/09)

日経メディカルの「マラセチアには伸ばしやすクリーム剤をという記事に「適応があっても効果が低い薬」という表があったので追加。

http://i.gyazo.com/e0d911d60bc91cc5355242efcc7994ba.png (←記事ログイン必要なため、別途画像のみ)

シャンプー話をしたついでなので書いておくが、某美容師シャンプーサイトはあまり信じないように。

「AGAにおけるジンクピリチオンとケトコナゾールの比較」という医学論文中に毛髪の太さと抜け毛数を記録したものがあったので、

科学的に誤りのある記事に対してそのURLをつけて批判的なコメント投稿したところ、記事ごと削除された上にコメント承認制になった。

前述の汚染された情報源の一つで、ブコメでも批判派は少数でゲンナリしている。

最後に、私は医学的な素養は皆無なので、文中に誤りがあれば指摘して頂きたい。

以上。

2013-12-21

実験中の大爆発で修羅場」について

http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2013/12/21/093819

こういうヨタ話を、真偽定かでない、という前提で広めることは、遠まわしな化学へのディスリスペクトであると思うので突っ込んでおく。

元記事を要約するとこうである

20年前、学生実験で、アルカリ金属爆発事故が起こり死人が出た。この学生実験は、学生自身がテーマを決めて行う形式で、アルカリ金属の水への反応速度を測定することを目的としていた。アルカリ金属は本来石油中に保管するべきものであるが、石油が蒸発してなくなっており、蓋を開けると発火したためあわてた学生が水をかけた。この水は発生する気体の体積を水上置換により測定するために用意されたものであった。爆発がおこり、巻き込まれたり戸棚のガラスがささって、複数の負傷者が出た。一人が後に亡くなり失明した人もいた。この事故は今でもアルカリ金属危険性を示すために話されている。

もう書くのも面倒になるくらいデタラメ突っ込みどころが多いのはおわかりだと思う。

まず事故事実関係であるが、おれは90年代大学化学のお勉強をしており安全なんちゃら講習会にも毎年ちゃんと出席していたにもかかわらず、この事故の話を聞いたことがない。また、大学実験がらみの爆発事故がおきれば事例集( 田村昌三編「化学実験における事故例と安全」など。この本は化学屋なら誰しも背中がぞわぞわする怖い本であるgoogle booksで読めるよ!)に掲載されそうなものだが、この事故は未掲載、検索しても2ちゃんのまとめスレばかりがヒットし、実際の記録が見当たらない。ちなみに、これも20年前に起きた北大液体窒素事件は「液体窒素 窒息」でちゃんとヒットする。

からこれは作り話、でいいのだが、ディティールがあまりにも不自然なために突っ込みたくなる。そもそも、学生自分テーマを決めて実験するなどという学生実験はない。だってそうでしょうそういうのは卒論だよ。いくつか用意されたテーマの中から学生が選ぶという形式なら有り得るが、アルカリ金属と水の反応なんてのは水素酸素が生成する例の奴なわけで、反応してできるのは水なのに何をどう水上置換するというのか。また、気体の体積を正確に測定するのはものすごく面倒であり、それを基に反応速度を決定しようというのは労のみ多くて功少ない狂気の沙汰である。こんな実験を一応プロである教官が用意するとは非常に考えにくい。

次に、アルカリ金属の保管であるが、アルカリ金属は本来石油に保管するものではない、というか、石油とかアルカリ金属というのは概念であって、こんなところでこんな書き方をしては「迫力無し練習しとけ!」と言いたくなる。まともな記述能力の持ち主なら、当然、金属ナトリウム灯油に保管する、と書くところである。もちろんMSDSにもそう書いてある。

そして、石油が蒸発してなくなっており、という記述であるが、金属ナトリウムの保管に使われる「石油」が蒸発してなくなることはない。まあ戦前試薬を発掘したとかなら別だが。この部分から書き手の理解の曖昧さがうかがえる。思うにこの書き手は、水をかけると発火するベリー危険物であるアルカリ金属をわざわざ灯油などという可燃物に浸漬するのは何故であるか全く注意を払っていないのではないか灯油の方がまだしも安全からだよ。そんな蒸発してなくなってしまうような低級炭化水素に漬けたら危ないだろうが。

きりがないのであとは手短にまとめるが、「蓋を開けたら発火した」という記述突っ込みどころである。かりにむき出しの金属ナトリウムで湿度100%であったとしても、室温ではそんなに素早く反応しないし、発火してもまわりに可燃物がなければ燃え続けることはない。また、戸棚のガラスがささるのも爆発の方向を考えたらおかしいし、いくら20年前でも金属ナトリウムを扱うときは防護眼鏡をつけていた筈なのにそういった記述もなく失明したことになっているのも無理がある。

以上を要するに、これは内容のほぼ全ての部分に疑問符をつけたくなる出来の悪い作文であるが、実をいうと最近これと同じくらいウソ臭い文章を見かけたので紹介する。

http://goo.gl/XPGBXx

2010-04-11

http://anond.hatelabo.jp/20100411074642

問題は2つあって、

  1. 中卒や高卒レベル能力すら十分に備えてない人間が多い(まじめに勉強していない)
  2. 無駄に歳を食っている(労働可能年齢を浪費している)

のが主だと思う

たとえば僕は高校でそこそこまじめに勉強した内容だけでいまの基礎知識の大半が完成している。

現代文、古文、漢文の基本的な知識、微積分、ベクトルなど入門的な数学の知識、

簡単な炭化水素までの化学知識、ニュートン力学電磁力学などの古典的ものから、

物理学の入門までの物理の知識まで教わった。歴史についても日本史世界史の概要、

民事・刑事などの法律に関する基礎知識まで通り一遍を高校までに学んでいる。

英語についてもせいぜいTOEIC600レベルだが高校までの知識で学んでいる。

もちろん勉強の仕方とかプライオリティのつけ方などアンドキュメンテッドなものもすべて

高校までで完成している。

ようするにちゃんと高校で勉強していれば大半の知識は十分なんだよ。

むしろレジうちなんか中卒で十分なぐらいだ。

2010-03-31

石油無機起源


石油 - Wikipedia

無機成因論

石油「無機」由来説は、1870年代、元素記号の周期律表で知られるロシア化学者メンデレーエフが唱えたのが始まりで、旧東側諸国では従来から定説とされていた学説である。ただし、旧西側諸国では、定説とされてきた石油「有機」由来説に真っ向から反対するものであったため長く顧みられることがなく、その後トーマスゴールドが取り上げたことで、西側諸国でも脚光を浴びることとなった。 天文物理学者であるゴールドの説く石油無機由来説は、「惑星誕生する際には必ず大量の炭化水素が含まれる」「この炭化水素惑星内部の高圧・高熱を受けて変質することで石油が生まれる」「炭化水素は岩石よりも軽いので地上を目指して浮上してくる」というものである。

この無機由来説に基づけば、一度涸れた油井もしばらく放置すると再び原油産出が可能となる現象を説明することができる。 また、日本はもちろん超深度さえ掘削できれば、世界中どこでも石油を採掘できる可能性があるとされ、(掘削技術の問題さえ解決されれば)膨大な量の石油が消費されても、石油が枯渇する危険性はほぼ皆無であるとされている。

無機成因論の根拠としては「石油分布生物分布と明らかに異なる(深い地層に埋蔵されている)」「石油の組成が多くの地域で概ね同一である」「ヘリウムウラン水銀ガリウムゲルマニウムなど、生物起源では説明できない成分が含まれている」などが挙げられる。 また、生物起源論が根拠としている、石油中に含まれる炭化水素炭素同位体比を調べた結果、炭素数の少ない炭化水素ほど、質量の軽い炭素同位体を含む割合が多くなるという傾向は、地下から炭化水素が上昇する過程で、分子の熱運動により重い同位体が分離されたと説明することも可能だという。

最近、無機由来説の傍証が次々と見つかっているとされる。 例えば、ベトナム沖、メキシコ湾油田のユウジンアイランド330の超深度油田から原油がみつかったとのことである。これらは化石燃料では考えられない深さである。

また、トーマスゴールドの新しい説が2003年の Scientific American誌で発表され、それによると炭化水素地球内核放射線の作用により発生するとされている。


石油文明な日々

http://nekotetu.com/cgi-bin/nekotetu.cgi?cont=14&cono=2

 さて石油とはいったい何なのか、どうして出来たものなのか、疑問に思ったことはないですか? 燃えるし、黒いし。自然界にある他の黒い液体なんて、イカのスミくらいなもんじゃないか? 私はとても不思議に思う。この物質、いったいどこからやってきたのだろうか。

 このことは、本当は誰にもわからない。学説に従って石油を創り出した人がどこにもいないからだ。学者さんは、大昔に海洋生物死体が海底に溜まり、やがて地層の高温高圧を受けて変化したものだという。しかしどんな生物死体なのかはわからないし、そんな高温高圧を実験室でつくって石油ができるものなのかどうか、やってみた人がいないのでよくわからない。

 それに、いま掘り出されているだけでみても、石油の量というのが半端なものじゃない。その原料となった生物の大量四肢累々となれば、いったいどんな量なのかはさらに想像できない。

 だいたい海洋生物死体というけれど、そんな有機物は別の生物がおいしくいただいてしまうのが自然摂理である。じっさいに現代の深海探査映像を見てみると、降り積もる有機物は大小さまざまな植物小動物バクテリアなどが食べてしまい、海底は砂地が露出している。死体なんてどこにもない。映画タイタニック』を観た人ならわかるでしょう。海底とはあんなもんです。

 石油生物起源? ホンマかいな。私はずっと疑っている。

 生物起源ではなく鉱物起源だという人も多くいる。意外なほど多いのだよ。特にヨーロッパでは大量の論文が書かれているけど、ほとんどの日本人は知らないのかな。

 鉱物起源の立場をとる人たちの主張とはおおむねこんな感じだ。

 マグマの中には大量の炭素が含まれている。この炭素マグマの超高温・高圧、しかも低酸素環境下でメタンなどの気体に変化し、地中を上昇していく。上昇の過程で表層の地層に冷やされ、複雑な炭素化合物となって地層に溜まったのが石油である。ついでに、気体のままで安定したのが天然ガスである。

 私は、こっちのほうに説得力を感じるけどなあ。

2009-11-29

つむぎ!Tsumugi!Tsumugi!Tsumugiuuuuuuwaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaah!ahaaaaaaaa

ああ、うん、ahaaaaaa! つむぎ!つむぎ!つむぎ!ああ、whinewhine!uuwaaaaaa!

whinewhine!whinewhine!は良いにおいです…おやを愚痴ってください!髪はあやふやであって、柔らかいです!

tsumugikotobuktani!whinewhineの金色ブロンドの髪のにおいのにおいをかぎたいと思う、ああ、!間違ってください、!

あやふやであって、柔らかい状態で欲しい、綿毛で柔らかい、!綿毛で柔らかい、むしばんでください、

あやふやである、柔らかい、… げらげら笑い、げらげら笑い、げらげら笑い!

1ComicのMugichanはすてきでした!ahaaaa…aaa… ああ、aaaaaa!

Mugichan!がすてきであるということであることは、良かったです!決められて、

Mugichananimation用語ahaaaaaa!はすてきです!yeahaaaaah!ahyesh!

アニメーションの2番目の量を市場…noooooooooに置きます!

mewwwwwwww!gyaaaaaaaaaaaaa!ughhhhhhhhhhh!実際、コミックで!おお… アニメーションは良い…

Is牟岐実際--のmewwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwhであると考えられています!

ughhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh! NOOOOOOOOOO!eeeeeeeeeeeeeeeek!mugiiii!HUWAHUWA!

これ、芳香族縮合炭化水素!停止!et.R.をほんとうは止めてください。

trus!は見ます…カバーの絵のTsumugiが私を見ているというing

カバーの絵の牟岐は私を見ています!牟岐は私を見ています!カバーの絵の牟岐は私を見ています!

アニメーション牟岐は私に話しています!良かったです…世界はまだあきらめられていません!

Yesssssssssss!私はMugiiiiiiiiiを持っています!利益wiiでしたか?!それが単独でできます!

うん、comiiiiiiiicsのTsumugi!geeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!

Yuiiiiiiii!Miooooooo!Ritsuuuuuuuuuuu!Nodokaaaaaaaa!

Hummmmmm!私の考えはTsumugiへのレポートです!それはsakuragaoka highscoolのTsumugiへのレポートです!

 
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