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はてなキーワード: よそ者とは

2021-06-22

地元では誰も使ってない愛称メディアや県外人勝手につけて古くから愛称が飲み込まれ現象

あれ当事者からしたら気持ち悪い。

例えば地元で「ケンコウギョウ」って愛称で親しまれてて、正式名称も「愛媛県工業高等学校」なのに、メディアや県外人が「愛媛工業」って愛称勝手に使い始めて「ケンコウギョウ」という愛称を亡きものにする感じの。

重複して鬱陶しいし、なおかつ一方の愛称地元公然と使われてた過去がなくよそ者から勝手に付けられた愛称っていうのが腹立つ。

2021-06-19

個人的にどうも上坂すみれが受け付けない

今度のウルトラマンに出てくるので私怨お気持ち

本人の雰囲気ダメ

チャー研漫画コメント寄せたりタモリ倶楽部出たりとなんというか「オタクの土壌によそ者が上がり込んできた」みたいな印象を感じる

ポプテピピックの初報を聞いたときは正直「ああやっぱりか」ってイメージが強かった

ヤバい〇〇は未視聴だが俺の場合3分見ただけでも卒倒しそうな安心感がある

ロシア関連の広報ねじまれるのがダメ

少しでも声優齧ったことがあれば有名な話だが、上坂はソビエトロシア趣味(趣味というより、もはや専門家レベル知識ではある)を持っている

それつながりでその手の広報に呼ばれることがあるのだが、そもそもここ5年のロシアネタ作品で上坂の顔見ないときはないレベルでいる

本人が自ら来るのか広報から呼ばれるのかと考えれば当然後者に違いないのだが、いつ見てもいつ見てもいるので辟易してしま

個人的にその極地と感じたのは「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」

ロシアヒロインの時点でいかにもな作品なのは否めないが、上坂がやってきたのは発売前である

繰り返す、発売前である

この時点で重版決まってたし他に広報になりそうな人間がいないとはいえいくら何でも出すの早すぎだろ

正直露骨すぎるし萎え

作者の上坂すみれ知りませんアピールも本当に白々しかった

ミリタリー作品にもねじまれることがあるけどロシアほど露骨じゃないのでまあ許せる

取り巻きダメ

なんだよ「素直に射精です」って

キモイんだよ

これ一匹ならともかく上坂の場合こういう精スプみたいなのが何百匹もいるか普通に怖いし本人のオタサーの姫臭さを一層増大させてるからダメ

2021-05-31

夢日記 帰り道

小学校の帰り道、友達バスに乗っていたら強烈にトイレに行きたくなった。

まりかねて途中下車すると、友達が「私が通ってる塾がそこにあるからトイレ借りれるよ」と教えてくれた。

その塾は地元では有名な進学塾だが、看板ひとつもない白い建物で、一見して塾には見えなかった。

内部はとても整然としていて病院のようだった。玄関には観葉植物としてヤシの樹が飾ってあった。

肝心のトイレ講義室の隅っこにあって、室内では少なからぬ人数の小学生児童自由に走り回っていた。けれどうるさくはなくて、むしろみんな静かだった。

トイレのドアはウェスタン調の両開きで、ほとんどドアの役目を成していないけれど、あまり気にせず用を足した。トイレを出ると数名の児童よそ者を見るような目でこっちを見ていて、居づらくなってさっさと外に出た。

近所のコンビニまでたどり着くと、店の前で職場上司であるMさんに会った。私はよほど疲れた様子だったらしく、Mさんは「アイスをおごってあげる」と言ってくれた。

店内に入ると、ほとんどの棚がガランとしていて、まるで閉店セールの後みたいだった。照明もほとんどついていなくて、大きな窓から差し込む自然光だけが内部を照らしている。

店員二名だけで、レジ前でボソボソと何か話し込んでいた。冷凍庫のぞくハーゲンダッツが三つほどあったので、そのうちの一つをMさんに買って貰った。

自転車に乗って去ってゆくMさんを窓から見送っていると、四人組女性たちが店に入ってきた。みんなスッピンなのに服は派手でアンバランスだった。そのうちの一人と目が合うと、彼女は親し気に話しかけて来た。

私たちバンドやってて、今リハーサルの帰りなんだ。だから打ち上げのためにお菓子予約しといたの」

そう聞いてはじめて、このコンビニがいつの間にか予約制になっていたことを知った。道理で棚がガラガラなわけだ……と納得した。

アイスを持って店を出ると、四人組お菓子パンパンに詰まった大きなレジ袋をそれぞれ両手に提げて後をついてきた。くっついて歩いているのに、彼女たちはやたら大声で会話をする。コードギアスの話をしているようだったが、私はそのアニメほとんど観ていないし、会話に入っていく気力はなかった。

疲れた気分で手の中のハーゲンダッツをじっと見つめた。『ルルーシュ』をうまく発音できない彼女たちの会話を聞き流しながら、「もしかしたら、これはハーゲンダッツに見せかけて実はハーゲンダッツじゃないのかも……」と哲学的な疑いをもった。

おわり

2021-05-14

市長「そうだリケジョを集めよう!」

一軒家を1000、近傍に固めておこう、産婦人科を忘れるな

全員よそ者がむしろいい

その地域キッズスペースにはコンピュータ関連書籍をズラリと置け

近くの大学コンピュータサイエンス公開講座をそこの公民館で行え

市長争奪プログラミングコンテスト計画しておけ

最寄りの普通科高校校長IT部を今のうちから何卒

ベンチャーのみなさん、うちのところへ来ませんか…っと

2021-05-11

手洗いうがいマスクは竹槍じゃねえ。

適切に運用すればきちんと抑え込めるのだから、手洗いうがいマスク空母機動艦隊だ。決戦兵器です。

まあ運用に失敗してるわけですけど。しゃべるときにどうしても飯食いながら飲み物飲みながらじゃないとできない奴らがいてマスク外すから抑え込めない。

じゃあ戦艦は何だっていうと、消毒薬とかじゃないです。検疫です。よそ者に合わない、よそ者と話をしない、感染していないことが確実になるまで数週間監禁する。ムラに帰ってきた者でもいったんはよそ者扱いして、例外なく。うん、適切に運用できれば最強。

これマジで運用して成功してる国ありますけど、日本だと色々あって無理です運用できません。お願いベースじゃ殲滅力がたりないんだよなあ。

まあ不活化ワクチンが大空襲でmRNAワクチンは例の「新型爆弾」ですな。これはみんな大体同意してくれるんじゃないだろか。

PCR検査?よくて八木アンテナ、実際は特型駆逐艦水上機ぐらいじゃね?役には立つけどそれだけじゃあねえ。

2021-05-04

よそ者さえ排除すればいいという段階ではない

身内の話で恐縮なんだけど、どうも県外から来る人だけが危険と思い込んでいるフシがある。

マスクをして誰とも口をきかず、何も食べなくても駅なんかに行って県外者とすれ違ったりするのは怖いという。

一方でよく知っている仲間と、普段から利用している店で軽くメシを食うのは平気らしく、相変わらず昼は外で食べている模様。

そういう考えの人を複数知っている。

地元でも市中感染が広まり変異株の割合も高いのだから、もうよそ者さえ排除すればいいという段階ではないと思うんだけど。

初期に水際対策を強調していた印象が残っているのだな。

https://anond.hatelabo.jp/20210503213749

anond:20210504100506

自分縄張り自分が歩くのはいい。

しかよそ者が入ってくるのがNGということだよ。

人間動物だってことよ。

2021-05-01

anond:20210501173337

名前地名に関してはよそ者がどうこう言って読み方を変えられるものじゃないだろう。本人達がそう読んでるのだからそう呼ぶしかない。


ただ方言による濁りというのは、特に北関東東北のは訛りとして処理されがちなのはよく分からん。例えば八戸は「はづのへ」が正しいと思うのだがなぜ「はちのへ」が正しいことになっているんだろう。

2021-04-28

anond:20210428214931

日本人人間に魂など認めてない

内と外

身内とよそ者で態度が違う

魂の価値も違う

2021-04-24

anond:20210424134006

あの学校広島のド田舎にある。

罷り間違っても地元男性スカートを履くミームはこないし、化粧する若者も出ない。

全校生徒のおよそ20%は県外出身者、あの男子もその一人だ。

コンビニに入っているときのまわりの大人とすれ違った時の目とか、奇異な感じで見られているなと感じました」

って当たり前なんだよ。原宿じゃねえんだから

よそ者からできるの。親もそこに住んでないの。

彼が地元民で、親も容認ってなら、覚悟決まってんな、勇気あるなって思うけど。

多様性お題目にあげた学校に守られてるだけのことよ。

2021-04-02

腐女子は今回の件で真の意味発狂やすい厄介ものであることは判明した

https://anond.hatelabo.jp/20210402022218

今回の件では、自意識過剰腐女子勝手自粛して勝手コンプレックスかかえて

ちょっとでもよそ者に触れられると発狂するだけのやべー奴らであることが判明してしまった。

本来自分たちが脅かされなければそれでいいだけなのに

腐が自分が脅かされたと勘違いして発狂してV信者を脅かしたのが問題なだけだろ。

腐女子発狂しなければどうということのない話だった。

腐女子発狂して過剰に殴りかかってきたか腐女子感覚わからんひとから「なんでこんなに切れてんの?」ってあきれられてるだけ。

腐女子いがいでこんな厄介な動きする奴いないだろ。

オタク業界の×ダヤ人じゃねえか。

ネットは広いんだから、腐はVにかまうな。Vだけじゃなくて他にかまうな。自己完結しとけ。どうせ他と交流するつもりないんだろ。

自分がかまわれたくないなら調子こいて他の人に口出しすんな。

全員鍵垢になってテレパシーで会話しとけ

腐女子ども、普段わたしたち自粛してるのにオタク自粛してなくてムキーって切れてたくせに

今回全然オープン垢だし堂々と本売ってのが判明してるやん

自粛してるって言い分が今回否定されたんだからもっと地面奥深くまで潜れ。

普段オタクに対して自粛しろBOTになってんだからまず自分たちが隠れろ。

それが嫌なら、普段から他の人に対して自分ルール強制して自粛押し付けるのやめろ。

今回の件で腐女子のことほんとに嫌いになったわあまりにも卑怯すぎるでしょう?

2021-03-31

anond:20210330213736

そういう所が関西の(というか近畿の)入って行きにくいところ。よそ者にはどうしても足が遠のく。というか、近寄りがたい。

その点、東京をはじめとする首都圏地方民にも入って行きやすい。

関西よりも首都圏の方が成長拡大発展するのも自然なことのように思う。

2021-02-08

名古屋人だけど「尾州」とかいうのやめてほしい

尾道かよ?

名古屋人は誰も尾州なんて言わない

名古屋めしと同じでよそ者が作った言葉だろ

2021-02-04

anond:20210204172730

中学校の思い出

小学5年の終わりに転入した小学から、ほぼ持ち上がりで中学校に進学した(公立だったけど、地域的に小学校、中学校は他の学校と学区が被っていなかった)。

もちろん、転入段階でできあがってた仲良しグループクラスストーカーも全部持ち上がり。

よそ者の私は、ストーカー最下位からスタートだった。

けど、中学に上がる少し前に、ストーカー上位の女子が多くいる進学塾に入塾して、さらに(前年度まで大会の成績が良かったため半分内心目当てで)彼女たちと同じ部活に入部した私は、運よくストーカー上位の子たちと仲良くなれた。

ストーカー最上位のA子(詳細はわからないけど、どうも地主の娘らしい)がオタク趣味だったこともあって、中学1年は非常に充実していた。

途中でクラスに入った私立から転入生のBとも仲良くなって、あの頃のクラスストーカーが崩れかけていた。

進級のタイミングで、私は名字が変わった。

そして、同じクラスになったストーカー上位の子から無視されるようになったし、小学から仲良くしてくれてた子からも、ハブられていた(思い込みかとも思っていたけど、卒業時に謝られたから本当にハブられていたらしい)。

家庭の事情について相談しなかったからかもしれない。けど、そもそも引っ越しの時点で予感はあったし、そのころから一人でゆっくり受け入れていて、私にとってはわざわざ相談するようなことじゃなかった。

私は一気にストーカー最下位に転落して、そこは私一人しかいない場所だった。その時点で、正直人間不信は半分出来上がっていた。

そして、部活と塾にもその余波はやってくる。

小学からストーカー上位の仲良しグループにいたC子が、別の小学から入学してきたD子と仲違いした(らしい)のだが、彼女親友だったE子や仲良しグループのA子たちが、D子を支持するようになったのだ。

C子は部活に来なくなり、やがて教室にも塾にも、学校にも来なくなってしまった。

いつもC子と一緒にいたA子やE子は、いつの間にか、当たり前のようにD子と行動を共にするようになっていた。

しばらくして、C子は別室登校を始めた。

同じクラスの元仲良しグループメンバーで、唯一彼女のことを心配していたFちゃんだけは受け入れて、それ以外の生徒と会うことは拒絶していたらしい。

私は、正直自分のことに精一杯だったけど、いつの間にかC子の机が物置みたいになっているのにはさすがに憤りを覚えて、毎日放課後彼女の机の中に無造作に入れられた物を取り出して、教卓の上に置くようにしていた。

けど、ある日、「C子ってずるいよね。うちら必死になって勉強してる間、ずっと保健室手芸してるんだよ」と、E子がA子やBと、教室で何の悪気もなく話しているのを聞いてしまった。

つい数か月前まであんなに仲良くしていたのに、とか、誰のせいでC子がそんなことになったと思ってるんだ、とか、思うことは山ほどあったけど、とっさに言葉が出てこなかったし、声を出したら泣いてしまいそうだった。

あの時、私の代わりに「そういうこと言うのやめろよ」と止めてくれた男子のことは、今でもヒーローだと思っている。

E子みたいな人がいる反面、彼のように思う人がいる。私も、少しでも力になりたい、そう思って、私は保健室のC子に充てて、ルーズリーフいっぱいに手紙を書いた。預けたのはFちゃんだったか保険先生だったかは覚えてないけど。

C子は、3年生に進級したタイミングで完全に教室復帰した。

A子やD子、E子とクラスが別れたのも理由かもしれない。

一方、私はなぜかA子たちと同じクラスに入れられていた。ついに先生にも見捨てられたかと思ったけど、差し伸べられた手をとらなかったこともあったし、まぁ仕方ないと思って受け入れた。

中3のときは、受験学年だからか、成績がトップだった私は、いつしかみんなから頼られるようになっていた。人に勉強を教える楽しさを知ったのもこの年だ。

大人になったのか、それともみんなが私に頼っているからなのか、私の目からストーカーが見えなくなった。

卒業間際に私は色んな人に謝られた。

「助けてあげられなくてごめんね」

「ひどいことしてごめんね」

中には、私が音楽先生推し採用されて、卒業式に歌った曲の歌詞になぞらえて、すごく遠回しな謝罪をしてくる子もいた。

けど、私が本当に謝って、理由説明してほしかったA子やBからは何も言葉はなかった。

A子が幹部を務める成人式の後の同窓会に誘われたり、成人式でA子から声をかけられたりしたので、もしかしたら彼女の中ではあの中2の一年間は書き換えられているのかもしれない。

私は、この中学3年間で、「女の子同士の付き合い」というものを一切信用できなくなった。

育ちの良い子が多かったので、わかりやすくて派手な「イジメ」はなかったけど、その分みんな傷つきやすくて、やっていたことも陰湿だったんじゃないかと思う。

けど、目に見える行動ができなくても、気に掛けている人は絶対にいる、ということも学んだ。

から見ても明確な理由がないのに、なぜかハブられている人がいたら、大人だってそう簡単に行動を起こせない。ストーカー意識に縛られた中学生の女の子ならなおさらだ。

人に話すと同情されることが多いけど、私にとってはこれもまた、大切な過去の一つなのだと思う。

anond:20210204172730

中学校の思い出

小学5年の終わりに転入した小学から、ほぼ持ち上がりで中学校に進学した(公立だったけど、地域的に小学校、中学校は他の学校と学区が被っていなかった)。

もちろん、転入段階でできあがってた仲良しグループクラススカートも全部持ち上がり。

よそ者の私は、スカート最下位からスタートだった。

けど、中学に上がる少し前に、スカート上位の女子が多くいる進学塾に入塾して、さらに(前年度まで大会の成績が良かったため半分内心目当てで)彼女たちと同じ部活に入部した私は、運よくスカート上位の子たちと仲良くなれた。

スカート最上位のA子(詳細はわからないけど、どうも地主の娘らしい)がオタク趣味だったこともあって、中学1年は非常に充実していた。

途中でクラスに入った私立から転入生のBとも仲良くなって、あの頃のクラススカートが崩れかけていた。

進級のタイミングで、私は名字が変わった。

そして、同じクラスになったスカート上位の子から無視されるようになったし、小学から仲良くしてくれてた子からも、ハブられていた(思い込みかとも思っていたけど、卒業時に謝られたから本当にハブられていたらしい)。

家庭の事情について相談しなかったからかもしれない。けど、そもそも引っ越しの時点で予感はあったし、そのころから一人でゆっくり受け入れていて、私にとってはわざわざ相談するようなことじゃなかった。

私は一気にスカート最下位に転落して、そこは私一人しかいない場所だった。その時点で、正直人間不信は半分出来上がっていた。

そして、部活と塾にもその余波はやってくる。

小学からスカート上位の仲良しグループにいたC子が、別の小学から入学してきたD子と仲違いした(らしい)のだが、彼女親友だったE子や仲良しグループのA子たちが、D子を支持するようになったのだ。

C子は部活に来なくなり、やがて教室にも塾にも、学校にも来なくなってしまった。

いつもC子と一緒にいたA子やE子は、いつの間にか、当たり前のようにD子と行動を共にするようになっていた。

しばらくして、C子は別室登校を始めた。

同じクラスの元仲良しグループメンバーで、唯一彼女のことを心配していたFちゃんだけは受け入れて、それ以外の生徒と会うことは拒絶していたらしい。

私は、正直自分のことに精一杯だったけど、いつの間にかC子の机が物置みたいになっているのにはさすがに憤りを覚えて、毎日放課後彼女の机の中に無造作に入れられた物を取り出して、教卓の上に置くようにしていた。

けど、ある日、「C子ってずるいよね。うちら必死になって勉強してる間、ずっと保健室手芸してるんだよ」と、E子がA子やBと、教室で何の悪気もなく話しているのを聞いてしまった。

つい数か月前まであんなに仲良くしていたのに、とか、誰のせいでC子がそんなことになったと思ってるんだ、とか、思うことは山ほどあったけど、とっさに言葉が出てこなかったし、声を出したら泣いてしまいそうだった。

あの時、私の代わりに「そういうこと言うのやめろよ」と止めてくれた男子のことは、今でもヒーローだと思っている。

E子みたいな人がいる反面、彼のように思う人がいる。私も、少しでも力になりたい、そう思って、私は保健室のC子に充てて、ルーズリーフいっぱいに手紙を書いた。預けたのはFちゃんだったか保険先生だったかは覚えてないけど。

C子は、3年生に進級したタイミングで完全に教室復帰した。

A子やD子、E子とクラスが別れたのも理由かもしれない。

一方、私はなぜかA子たちと同じクラスに入れられていた。ついに先生にも見捨てられたかと思ったけど、差し伸べられた手をとらなかったこともあったし、まぁ仕方ないと思って受け入れた。

中3のときは、受験学年だからか、成績がトップだった私は、いつしかみんなから頼られるようになっていた。人に勉強を教える楽しさを知ったのもこの年だ。

大人になったのか、それともみんなが私に頼っているからなのか、私の目からスカートが見えなくなった。

卒業間際に私は色んな人に謝られた。

「助けてあげられなくてごめんね」

「ひどいことしてごめんね」

中には、私が音楽先生推し採用されて、卒業式に歌った曲の歌詞になぞらえて、すごく遠回しな謝罪をしてくる子もいた。

けど、私が本当に謝って、理由説明してほしかったA子やBからは何も言葉はなかった。

A子が幹部を務める成人式の後の同窓会に誘われたり、成人式でA子から声をかけられたりしたので、もしかしたら彼女の中ではあの中2の一年間は書き換えられているのかもしれない。

私は、この中学3年間で、「女の子同士の付き合い」というものを一切信用できなくなった。

育ちの良い子が多かったので、わかりやすくて派手な「イジメ」はなかったけど、その分みんな傷つきやすくて、やっていたことも陰湿だったんじゃないかと思う。

けど、目に見える行動ができなくても、気に掛けている人は絶対にいる、ということも学んだ。

から見ても明確な理由がないのに、なぜかハブられている人がいたら、大人だってそう簡単に行動を起こせない。スカート意識に縛られた中学生の女の子ならなおさらだ。

人に話すと同情されることが多いけど、私にとってはこれもまた、大切な過去の一つなのだと思う。

中学校の思い出

小学5年の終わりに転入した小学から、ほぼ持ち上がりで中学校に進学した(公立だったけど、地域的に小学校、中学校は他の学校と学区が被っていなかった)。

もちろん、転入段階でできあがってた仲良しグループクラスカーストも全部持ち上がり。

よそ者の私は、カースト最下位からスタートだった。

けど、中学に上がる少し前に、カースト上位の女子が多くいる進学塾に入塾して、さらに(前年度まで大会の成績が良かったため半分内心目当てで)彼女たちと同じ部活に入部した私は、運よくカースト上位の子たちと仲良くなれた。

カースト最上位のA子(詳細はわからないけど、どうも地主の娘らしい)がオタク趣味だったこともあって、中学1年は非常に充実していた。

途中でクラスに入った私立から転入生のBとも仲良くなって、あの頃のクラスカーストが崩れかけていた。

進級のタイミングで、私は名字が変わった。

そして、同じクラスになったカースト上位の子から無視されるようになったし、小学から仲良くしてくれてた子からも、ハブられていた(思い込みかとも思っていたけど、卒業時に謝られたから本当にハブられていたらしい)。

家庭の事情について相談しなかったからかもしれない。けど、そもそも引っ越しの時点で予感はあったし、そのころから一人でゆっくり受け入れていて、私にとってはわざわざ相談するようなことじゃなかった。

私は一気にカースト最下位に転落して、そこは私一人しかいない場所だった。その時点で、正直人間不信は半分出来上がっていた。

そして、部活と塾にもその余波はやってくる。

小学からカースト上位の仲良しグループにいたC子が、別の小学から入学してきたD子と仲違いした(らしい)のだが、彼女親友だったE子や仲良しグループのA子たちが、D子を支持するようになったのだ。

C子は部活に来なくなり、やがて教室にも塾にも、学校にも来なくなってしまった。

いつもC子と一緒にいたA子やE子は、いつの間にか、当たり前のようにD子と行動を共にするようになっていた。

しばらくして、C子は別室登校を始めた。

同じクラスの元仲良しグループメンバーで、唯一彼女のことを心配していたFちゃんだけは受け入れて、それ以外の生徒と会うことは拒絶していたらしい。

私は、正直自分のことに精一杯だったけど、いつの間にかC子の机が物置みたいになっているのにはさすがに憤りを覚えて、毎日放課後彼女の机の中に無造作に入れられた物を取り出して、教卓の上に置くようにしていた。

けど、ある日、「C子ってずるいよね。うちら必死になって勉強してる間、ずっと保健室手芸してるんだよ」と、E子がA子やBと、教室で何の悪気もなく話しているのを聞いてしまった。

つい数か月前まであんなに仲良くしていたのに、とか、誰のせいでC子がそんなことになったと思ってるんだ、とか、思うことは山ほどあったけど、とっさに言葉が出てこなかったし、声を出したら泣いてしまいそうだった。

あの時、私の代わりに「そういうこと言うのやめろよ」と止めてくれた男子のことは、今でもヒーローだと思っている。

E子みたいな人がいる反面、彼のように思う人がいる。私も、少しでも力になりたい、そう思って、私は保健室のC子に充てて、ルーズリーフいっぱいに手紙を書いた。預けたのはFちゃんだったか保険先生だったかは覚えてないけど。

C子は、3年生に進級したタイミングで完全に教室復帰した。

A子やD子、E子とクラスが別れたのも理由かもしれない。

一方、私はなぜかA子たちと同じクラスに入れられていた。ついに先生にも見捨てられたかと思ったけど、差し伸べられた手をとらなかったこともあったし、まぁ仕方ないと思って受け入れた。

中3のときは、受験学年だからか、成績がトップだった私は、いつしかみんなから頼られるようになっていた。人に勉強を教える楽しさを知ったのもこの年だ。

大人になったのか、それともみんなが私に頼っているからなのか、私の目からカーストが見えなくなった。

卒業間際に私は色んな人に謝られた。

「助けてあげられなくてごめんね」

「ひどいことしてごめんね」

中には、私が音楽先生推し採用されて、卒業式に歌った曲の歌詞になぞらえて、すごく遠回しな謝罪をしてくる子もいた。

けど、私が本当に謝って、理由説明してほしかったA子やBからは何も言葉はなかった。

A子が幹部を務める成人式の後の同窓会に誘われたり、成人式でA子から声をかけられたりしたので、もしかしたら彼女の中ではあの中2の一年間は書き換えられているのかもしれない。

私は、この中学3年間で、「女の子同士の付き合い」というものを一切信用できなくなった。

育ちの良い子が多かったので、わかりやすくて派手な「イジメ」はなかったけど、その分みんな傷つきやすくて、やっていたことも陰湿だったんじゃないかと思う。

けど、目に見える行動ができなくても、気に掛けている人は絶対にいる、ということも学んだ。

から見ても明確な理由がないのに、なぜかハブられている人がいたら、大人だってそう簡単に行動を起こせない。カースト意識に縛られた中学生の女の子ならなおさらだ。

人に話すと同情されることが多いけど、私にとってはこれもまた、大切な過去の一つなのだと思う。

2021-01-26

anond:20210126111517

増田でもヲチ板みたいな事してるの他にもいるけどね

対象はてな村民やそれと親和性が高い人ではないよそ者だと大抵盛り上がらないけど

2021-01-23

インターネットを家だと思ってること

インターネット認知外のとこから石投げられたとき

自分の家で独り言喋ってたら絡まれた」みたいな物言いする人いるけど、なんで自分の家って思えるんだ?

誰もに無料で与えられてるオープン空間がなんで我が家だと思えるんだ?

あと、百歩譲って我が家だとしてなんで無施錠なんだよ

都会的で先進的な物言いを好むクセになんでそこだけ田舎家屋事情なんだよ

こういう人らって村社会の方が生きやすいんじゃない?

村に一軒しかないホスピタリティ崩壊した居酒屋カウンターで同じ取り巻きとだけバカ笑いしてよそ者が扉を開ける度に全員無表情で一瞥してればいいじゃん

2021-01-11

これから裏日本に転勤する人たちへ

 裏日本、裏から支えるっぽくて、かっこいい。誇りに思う。アナザージャパンクリアしたあとにさらなる強敵が待ち受けている感じが最高です。

 

 とは言え、気候過酷であることは間違いないです。

 過去にも、ここに雪攻略法を書きました。その続編。

 

 転勤で、運悪く、こっちへ来てしまった人たちへ助言です。

 

 

旗竿地駐車場はやめとけ

 引っ越してきて、駐車場を探すことになるかと思います。残念ながら余っているところは、雪によわいところです。ネイティブな人たちは、雪が降ってもあまり困らない場所駐車場を確保してます

 旗竿地の奥の駐車場なんて、融雪や大家さんの除雪保障付きでもない限り、やばいです。私道だったりするとだれも助けにきてくれません。借りている人で力を合わせてなんてことはあまり期待できません。幻想を持つのはやめましょう。

 

 旗竿地でなくても、下の図のような駐車場の奥のほうは借り手が少ない。自力道路までの除雪が確保できないし、朝、最初に出るなんてときにほかの利用者の分も除雪しないといけません。まあ無理です。

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┃道┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
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┃路┃
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SUVとか4WDに乗っている人は、怠惰で、除雪しません。とはいえ、車の床下の最低地上高までしか、性能を発揮することができないのですが…。せいぜい雪の山を乗り越えやすいくらのものです。ピカピカのSUVよりも、雪の壁にこすったり、ちょっと突っ込んでもヘーキな使いこんだ幅の狭い車のほうが、役に立ちますコミュニティの中に除雪しないほうが得と考える人がいる限り、除雪したら負けの状態となります除雪に絆などありません。変な美談テレビラジオで流布されていますが、大雪の前では性善説などクソくらえです。

少し遠くても、下の図のような一台ずつ路面に面している駐車場を探しましょう。

┃ ┃━━┓
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┃道┃  ┃
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┃路┃━━┫
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┃ ┃━━┛

この形式であれば、車の目の前の除雪だけすれば、脱出できます仕事から帰ってきて、駐車場が雪で埋まっていても、自分のスペースだけを除雪すれば、駐車することができます

北海道住宅地の自宅から少し離れた幹線道路に近いところに車庫が並んでいる様式に近いのかもしれません。

地震洪水レベル災害なのに、自助でなんとかなると考えられがちです。幹線道路沿いの屋根付きガレージ回避できるけど、そういうのは、既得権益なので、よそ者には無理です。地獄の沙汰も金次第か!

現場からは以上です。

2021-01-03

anond:20210103170734

原理原則ではそうなんだろうがな

でも現実よそ者に寛容な土地不寛容土地は厳然としてあると思う

まず、郷に入っては郷に従えってのはその通りなんだけど、よそ者は知らないのが当たり前だと思って、最初普通に(そんなに優しくなくてもいいから)教えてくれるかどうか

親戚か何かに教わって一通りお作法を身につけなければ人前に出るなってコミュニティもある

次に、よそ者が裕福であっても許容できるかどうか

よそ者はしゃぶりつくす獲物と思って、いやがらせしたりタカったりする連中が多い土地では暮らせない

貧しくて余裕のない地域には移住してはいけない

anond:20210103113651

よそ者排除土地柄じゃなければ移住してもいいと思ってるよ

基本車だから電車は30分に1本でいい

外国人コロニーとかあったりすると微妙

2021-01-02

anond:20210101215705

在日はたとえルーツ韓国にあろうと、日本国籍持つ人も多いし日本社会の一員。その人たちが日本語日本に住む人向けに発信している以上、「日本の話」だよ。

庇ってるつもりだろうが「在日は別扱いにされて当然のよそ者」っていうお母さん食堂どころじゃない悪質なメタメッセージ自分が発していることに気が付かないといけない。

2020-12-29

anond:20201228141845

東京文化における「よそ者」の象徴として関西弁が便利なんだよ

外国人ほど文化の隔たりはなくて、しかしはっきりとわかる異質さの象徴

これが東北とか九州方言だと「よそ者」というより「田舎者」になってしまうので、関西弁でなくてはダメなんだ

2020-12-13

実家の裏山が切り崩されてソーラーパネルが設置されることになった

その一報を父から聞いて胸中に去来したのは、幼き日の思い出ではなく、むしろ長じてから度々意識した故郷の衰退のイメージだった。

元より地場産業として誇れるものが取り立ててあったわけではない地元は、緩やかだが確実な経済的衰退と人口減少の影響を受け、公共施設老朽化や各種インフラ経年劣化という形で自治体としてのほうれい線を隠す術を失っていった。

それでも、いや、それゆえに明確な転換点などなく、ただゆっくりとした老化から鈍感なふりをし続けた首長自治体、そして何より住民が半ば共犯のように地元の腐敗と死滅とを看過していった。

からこそ、いまさら太陽光発電などで延命を図ろうとする醜さにほとほと嫌気が差した、その実感があった。

それでも友人の結婚式に出席するために数年ぶりに帰省してみると、どうも聞いていた状況と乖離があったために改めて確認を取ったところ、どうやらこの度設置が決まったのはソーラーパネルではなく、例の宇宙太陽光発電の受電設備ということらしかった。

年齢を重ねたが故に知識と語彙の更新をやめた父をいまさら責める気も起きず、数か月前にニュースサイトで多少話題になっていたトピックに思いを馳せることで2次会の無聊を慰めていた。

令和4n-21年に決定された第n次エネルギー基本計画では、ついに原子力発電の占める発電電力量の占める割合が0%になった。

平成震災とそれに連なる事故以降窮地に立たされていた原子力産業はついに時勢に降参し、明るい未来エネルギーから歴史教科書上の記述となることを選んだ、という建前を本気にしている奴は少々イデオロギーに傾倒しすぎているきらいがある。

現実は、国内ソーラーパネルメーカーの開発した、そこまで安価とは言えないまでもそこそこ効率改善の図られた新型パネル推したい産業界が、細々と開発を続けていた国産ロケットペイロードの使い途を探していた経産文科省に仮託した、おままごとのような科学技術国威発揚煽りを受けた全廃、と言ったところだ。

どこまで行っても消極的な退場に、却って日本という国を感じざるを得ず、左派メディアのこじんまりとした勝利宣言にわざわざ難癖を付ける余力もなかったと見え、平成後期から令和初頭に掛けてあれほど紙面を賑わした役者とは思えぬほど粛々としたレームダック期を享受していた。

実際、人々とメディアの関心は、中国による、気前の良い提供と、経済協力を人質に取った押し付け中間の様な形で供与された受精遺伝子改変技術をどれだけ受け入れるかという議論にあった。

(科学技術という側面において現代日本中国に対して如何にサブジェクト・トゥしているか、という話だ。宇宙太陽光発電所はさながらパクス・シニカに立ち向かうドン・キホーテのようだ、と明に暗に揶揄された。)

米原子力協定の次回更新がないことは誰の目に見ても明らかであり、山のように余っているMOX燃料の行き先はIAEAも知らないようだった。

そんなことだから中間貯蔵施設という名目の、事実上最終処分場たる六ヶ所にすべてを押し付け政府行政と大多数の国民NIMBY精神遺憾なく発揮することで各々の精神の安寧を獲得していった。

とにかく、ことの主犯たる国産宇宙太陽光発電所は「ひかり」という、加齢臭むせ返る横文字候補からはなんとか逃げ果せた通称を拝命し、20GWもの大電力を供給し始め、東京万博会場の灯りが一斉に点った日をもってひとまずのプロジェクト成功と見る向きもあった。

(日本による宇宙開発の数少ない世界成功に肖って「はやぶさ」なんてネーミングを推す動きもあったが、流石にこの国にも一抹ながら恥の概念は残っていたらしい。また、「まりし」などという旧動燃残留思念、いや怨念が具現化したかのような案も提出されていたもと聞くが、真偽の程は定かではない。)

実際、こんな大規模プロジェクトを実行する能力エネルギーをこの国がいまだに持っていたことに驚いた。

ただ、ひかりから降り注ぐ高密度マイクロ波分散して受電する設備、すなわち受電所の立地が不足していると言う問題は依然として解決の目を見ていなかった。

安全よりも安心を求める国民性に変わりはなく(「焼き鳥デモ」の映像を見たときは流石に乾いた笑いしか出なかった)、電源交付金雀の涙と来れば宜なるかな積極的に手を挙げるごく少数の自治体は奇異の目で見られた。

とはいえ、大流量の循環水系のために沿岸部であることが求められる汽力発電でもなく、大規模な河川と高低差が求められる水力発電でもなく、只広い土地さえあれば良いというだけの必要十分条件は今まで大規模電源立地となることなど考えもしなかった自治体の目には福音として映ったらしく、それらの首長は新たな時代権益ホルダーとなることを選んでいった。

反対に、新規基準適合審査の遅々とした進展と繰り返される住民訴訟、そして最終的な結論としての廃炉の影響をもろに受けた原子力立地の反応はさっぱりであり、政治の影響をもろに受ける歳入に頭を悩ませられるエネルギー立地はもう懲り懲りと言った風情で、役人の誘いをアイリスアウトの向こう側に押しやっていた。

結局、ひかり設計容量のすべてを受電するに必要な30GW分の受電所を運開当初から用意することを諦め、漸次募集という名の先送りを決定した政府は経産文科省を矢面に立たせることを選び、自らは飄々としていたというのだから大したものだ。

結局、運開から5年が経過した段階でもひかりの擁する200k㎡に及ぶパネル3分の1は折り畳まれたままであり、白衣十人黒衣五人などと不必要比喩披露した大臣メディアの総バッシングを浴びる権利を恣にしていた。

そうした、古式ゆかしい伝統的な時勢の中で、2次立地募集に手を挙げた自治体の内の1つが、我が郷里だったのである

「親父が色々動き回ってたみたいなんだけど、さ。正直言うと、あんま関わりたくないなってのがあって」

私の友人であり本日の助演男優、またの名を新郎が、半分ほど空けたアサヒビールのジョッキをテーブルに慎重に据えながら、疲労を隠さぬ赤ら顔で言う。

彼の父親町議を務めており、「太郎」というシンプルすぎる名前出馬を見越して付けた名前だと言っていた。

(国政選挙に出るわけでもないのにな、とは彼の自嘲だ。)

その親父さんはどうやらこの度の誘致に際し懸命に旗を振っていたという。

しかし、僅かばかりとは言え受け取る交付金と、"多少の"造成による環境破壊と、電源立地になるという誇り(この価値観だけは共有が出来なさそうだ)と、それら3つをとりまく可愛らしい権力闘争の予感に、父親の説得と説教とに玉虫色の回答を重ねることでのらりくらりと回答の明言を避けてきたのだという。

彼のこの手の身のこなしは素直に凄いと思うし、そうした人付き合いに嫌気が差していた、というのは私の上京に係る動機の半分を占める。

「でもお前、今更そんなこと訊いてくるだなんて、本当にここの人間じゃなくなっちまったんだな」

この地でこの話題が取り沙汰され始めたのは軽く2年以上は前だという。

誘致か否かで侃侃諤諤の論争があり、どこに建てるかでまた侃々諤々の論争があり、さら用地買収に係るあれやこれやのトラブルがあり、それでも最終決定がなされたのがひと月前というのだから、どれほど地元の世情に疎くなっているかを実感させられる。

あるいは、上京して好き放題やっている(ように見える)私に対する軽蔑嫉妬の念が多少なりとも混じっていたのかも知れない。

なるほど、確かに私には家庭もなく、親族との濃密な付き合いもなく、仕事周りの土地付き合いもなく、自由気ままにやっていると言われても反論する材料がないことに気づく。

であるなら、こんな日くらい友人の愚痴と誹りを受ける義務も果たすべきだろう。

そう思って、コークハイを傍らに、言葉少なに彼の言葉に相槌を打つことに決める。

まったく、本当に大変な役回りだと思う。

返す返す、自分には出来る気がしない。

翌朝、久々に実家の自室で目を覚ますと(物置と化していなかったことに驚いた、こうした面に関する母の義理堅さには感謝しても仕切れない)、やはり気になっていた裏山に足を伸ばした。

アルコールが多少残ってはいたが、丁度良い運動だと体に言い聞かせて路を辿っていく。

子供の時から変わらない、というのはフィクションの中にだけ許される情景で、長らく人の手が入っていないことを伺わせる荒れ様には流石に心のどこかが痛んだ。

…いや、いや。

地元を出て戻らぬお前に心を痛める権利などあるのか?

よそ者同然と化したお前が捨て犬に見せるような仏心を発揮して碌なことになるのか?

もはや何も言う権利などないことに遅ればせながら気付き、せめて在りし日の遊び場の記憶が損なわれぬよう、路の途中で踵を返した。

もう2度と見れぬであろう山の景色を視界から追いやり、そういえば客先から急ぎの問い合わせを受けていたな、などと頭からも追いやり、足早に帰路に就いた。

帰路。

実家への帰路か、東京への帰路か、自問せずとも回答は明白だった。

思い出深き裏山は、もはや私の裏庭ではない。

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