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2024-03-01

anond:20240301142432

門前薬局みたいにスピードと正確性が大事なところだと、そんなお節介おばさんみたいな薬剤師はいない

住宅街にあるような調剤薬局で働いてるパート薬剤師だとそういう人がいそうなイメージ偏見

2024-02-26

死ね

熱もないし、風邪も引いてないけど、肩は凝ってるし、腰痛はあるし、口内炎もあるし、頭痛もするし、いらいらして壁蹴ったら足がぐにってなってなんか腫れてる。あーもう誰でもいいか死ね!俺の八つ当たり死ね!できればネトウヨ自民党議員公衆門前で惨たらしく死ね

2024-02-04

東京の「大手町」を筆頭に全国にある「大手」が付く地名って何が由来なんだろう?

門前みたいなもんだろうけど

つーか普通に大手門ってあるよな

で、大手門てなんだろう?

大手門(おおてもん)とは、日本城郭における内部二の丸または、三の丸などの曲輪へ通じる大手虎口に設けられた城門。正門にあたる

wikipediaより

(「曲輪」「大手虎口」というワードが出てきて謎が深まったけど別にいいや)

上記wiki概要欄には「追手門」(そして裏側は「搦手門」)というのもあって、城の門としてはそっちの方がしっくり来る感じだな

で、勿論のこと

大手町(おおてまち、おおてちょう)とは、日本各地にある城郭大手付近にある地名である

当県にも新発田城高田城があったので、ちゃん大手町存在する

(考えてみれば現在一番栄えている新潟市には城無かったんか?少なくとも戦国時代には万代島は無かったし、そもそも城を築く様な立地ではなかったかな?

その当時の新潟市辺りはたぶん新発田さんが管轄していた土地だよな。だからメインの城はやっぱり新発田城なんだろうな

調べてみると現在中央区から遠く離れた辺鄙場所に城が築かれていたようだけど、白山辺りや上所辺りにも平城はあったみたいだ。でも大手町が出来る規模の城ではなかっただろう)

そして今回罹災した七尾市にも大手町がある。七尾城門前七尾城山城みたいで、その7つの尾根から名を取って「七尾」だそうだ。素敵な名前だな

2024-02-01

電子処方箋

そんなのあったの? 今日初めて知ったよ

めちゃくちゃ便利じゃん

通院先の大学病院でも導入してほしい!

今は、医師が電カルに入力した情報をA4用紙(偽造防止用の透かしが入っている)にプリントアウトして、紙の処方箋医師がハンコを押して、それを門前薬局まで持っていって薬剤師に手渡さなきゃいけない

私みたいなADHD野郎が紙(物理)を扱うと、なぜか薬局に辿り着くまでにぐちゃぐちゃに折り曲げちゃったり、落としたりするんだよ

電子化してくれたら嬉しいなあ

医師もハンコを押さなくて良くなるから時間短縮になるでしょ

2024-01-28

[]1月28日

ご飯

朝:ナポリタン。昼:チキンラーメンポテチクッキー。夜:りんごヨーグルト大根玉ねぎキノコたまごスープ。間食:なし。

○調

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみ

○ サスペクツルーム警視庁門前署取調班~

すっかりお馴染みになっている株式会社オレンジが定期的にリリースしている低価格DL専売テキストアドベンチャーゲーム

警視庁の取り調べ専門の部署に配属になった女性刑事真野ハルカ主人公に仲間達との事件捜査を描く短編形式シナリオになっている。

シナリオライターがTHE鑑識官シリーズの方という売り文句なだけに、1話完結の短編集、主人公若い女性、相棒AIマスコットキャラがいるなど外枠の部分に共通点がある。

システム株式会社オレンジ恒例のそれで、オーソドックスADV形式容疑者との対峙、聞き込み、捜査などを行う。

(捜査箇所や移動場所を選ぶ際、カーソル移動の挙動がよくわからない点もここまで変わらないと愛おしくなってくるね)

取り調べ専門の部署という特異な設定があるにはあるものの、よくある推理ADVの通り現場にも行くし、聞き込みもあるしで、ゲームプレイ感としてはそこまで大きな違いは感じなかった。

登場人物達も良い意味でも悪い意味でも癖がない良い子ちゃんが揃っており、引っかかるポイントがなかった。

例えば、海外飛び級義務教育を終えているため16歳の若さで働いているミズキなんかは、いかにもな設定だが、彼女を掘り下げる具体的なエピソード駄菓子の酢イカが好きなところぐらいで、かなり薄味。

芝犬渾名がついているワンコ青年の小柴レオとは、犬猿の仲ながら実は内心で通じ合っていそうな関係値も、それらしさがあるだけで深掘りはされていない。

このキャラクタの描写の薄さは明確に欠点だったと思う。

短編集で5編入っているのだが、肝心の事件の方は最初の3編はかなり薄めの作り。

三つともかなり真っ直ぐな事件になっている上に、取り調べ専門の部署という縛りのせいで、フーダニットが謎の主題に置けないのが窮屈そう。

リニアで一直線の謎解きが続き、作中人物達があたか最初から今回の事件のページ数を把握しているかのように、序盤のこれがミスリード、終盤のこれが本丸区分けしていくような、非常にモドカシイ作りになっていた。

スチル絵が被害者容疑者のそれしかなく、遊びの文章が無いのは、流石に硬派がすぎる。

というように、三つ目まではかなり褒めるポイントが少なく厳しい出来だったのだが、四編目と五編目は前後編になっていて文量が確保出来たからか、面白かった。

レギュラー登場人物それぞれに活躍の場面があり、事件も二転三転しつつ容疑者も多め、さらに内輪に犯人いるかもしれない疑惑が盛り上がりを感じた。

取り調べ専門の部署という設定も、最終盤の展開を考えると腑に落ちる部分があり面白かった。

ミステリ的な薄味感とキャラクタ描写の少なさはは最後まで変わらなかったものの、取り調べ専門の捜査官が目指す場所情緒たっぷりに描く最後の取り調べは面白かった。

全編このクオリティであればより良かったのだろうが、終わりよければ全て良しだ。

クリア後のおまけエピソードも数分で読み終わるものとはいえ脱力ものの緩いコメディとして普通に楽しめた。

続編も作れると思うので末長く続いて欲しいし、できれば主人公にもカップリング相手が出てくるとそういう楽しみ方も出来てより良いと思った。

なお、三話でとある人物が夜中に同性の家に招待されジャグジーに入るシーンがある。

トリックの都合でジャグジーに入れたい気持ちはわかるものの、夜中に金を返すと言われて呼び出されたのにジャグジーに入る必要性がない上に、それなりに関係性が悪化している以上、どうやってジャグジー誘導したのかの詳細が明らかになっていないのが気になって仕方ない。

いや、要するにエッチ関係性を示唆しているとしか思えずムラムラしたのに、何も触れられなくてイライラした。

2024-01-07

大判焼き研究時に深夜の間食として食べられることが多く、有名大理系研究室では一般的科研費焼きとよばれ、そのため大判焼き科研費焼きと呼ぶ人は年収が高い。東大京大などの進学校では大理系の先生が中心になって大学門前お好み焼き屋を出しており学生の間で評判である。私も焼きそばが食べられればいいか焼きそば研究を始めた時、近くのカフェにあった大判焼き屋で朝飯をたのんだ。大学病院近くの中華料理屋の焼きそばの味はまあ、まあだ。焼きそばは本当に病み付きになった。

Anond AI作成

2023-11-16

僕の心のヤバいつの萌子

私は桜井のりお作品が好きで、『こち彼女、校門前。』あたりからほとんどの作品に目を通しています

から何となくわかるんだがよォ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ

市川って特能で山田特攻持ちは確定しとると思うんだが、意外と萌子特攻も持ってるんだよなァ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ

2023-11-09

人に話を聞いて貰うには声質も大事だと思う

大学の頃校門前で色んな思想団体がよく演説してたんだけど、ある日どこかの団体地方の元アナウンサーだとか結婚式場の司会みたいな人たちを一時期起用していた。

今まではうるさいし興味ないし朝からがなり声聞かされて不快感しか無かったが、声のプロ演説自然に耳に入ってくるし不快感もなかった。

社会人になりプレゼンする機会が増えたが、自分は声が汚いし通らないのであの演説を思い出す。

綺麗な声になりたい

2023-10-12

門前煙草を吸う教員

場所選べよ

吸う場所がないなら家帰るまで我慢しろ

2023-07-18

自分学校勉強が好きでもないはずなのに、何で学校に行ってた行けてたか

自分幼稚園児になり始める辺りの頃、幼稚園門前で強烈に泣き叫ぶほど入門拒否拒絶して、無理矢理幼稚園に入れられてた記憶があるから、[^1]慣習的に教育施設に通う事になってた。多分渋々行ってる[^2] [^3]。

(親か誰かか何かに)迷惑をかけないために学校を行ってた可能性が浮かんだ。[^4]


それから考えられるであろうのは、 自分が好まない場・環境という地味に不快に耐えて学校に行き終わったら解放され好きな事していい。つまり義務ノルマをこなしたんだから自分権利がある」的な。


[^5]自分は、はたして小中学校に通っていた間や授業中は、意義のある学習勉強になってたのだろうか?。

書いてて1時間ぐらい経ってた。



[^1]: なぜそれから通えていたのかよくわからないが気付いたら、それ以降から

[^2]: 思い出してみると、小2の始めまで、登校した日の7割以上が朝遅刻してたと思う。自分でも遅刻ちょっと惨めに感じるぐらいなぜか遅刻してしまう。小1の女性担任先生残暑見舞い年賀状かのハガキで「学校遅刻しないように」と書かれてしまうぐらい。

[^3]: 小2の時に、算数教科書を見たか授業かで、時計の読み方を知った以降、なぜかそれ以降なにか意識が変わって、目立って遅刻した覚えがない。ちなみに発達障害でもない。教科書にはアナログ時計が載ってた覚えがあるし家もアナログ時計だった。

[^4]: 別な話として、自分幼稚園児の時に次男小学校不登校な様子を見て「(幼稚園に)行けてる自分は偉い?」というような事を母親に聞いた事が一度あると思う。それが関係ある話か不明だが。

[^5]: 高2で不登校退学にずっとなってる

2023-06-01

anond:20230601155232

そもそもそんな田舎心療内科ってあるか?とも思う

患者だって入るの近所の人に見られたりしたら嫌じゃね?

病院沢山あって人も多い都会なら門前薬局も沢山あるもんだし

2023-05-28

anond:20230526141354

いつもあれこれ言われるのは

萌え絵」ではない

認識を誤らせる真似するな

萌え絵」は定義が決まってない

性的描写がある絵」が

公共空間にある」から問題になるのが

ほとんど

なぜ事実無視して

変な主張を言い出すのか

閉じた所でやってくれれば見えやしないのに

赤ン坊からも見えるような所に出すから

文句を言われるだけ

オタク」呼ばわりされてる人も

たくさん批判してるのに

みんな「フェミ」扱いするな

そういや本当に「オタク」なら

性的描写」があるかどうかくらい読み取れてるだろ

直接的じゃない「比喩暗喩表現も分かるだろ

連中は「オタク」じゃないのかな

少女漫画性的描写のほぼ無い漫画全然読まない、

男性向け18禁向け漫画が好みの人は

鈍感になってるのかな

元々は男性向け18禁漫画向けによく使われる性的描写、お色気描写

Twitter他で何の制限も付けずに流れてくる現状が異常だってのに

全然わかってない

この増田

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いわゆる「表現の自由戦士」と言われる連中ばかりで全く酷い内容

この関連についてはどうしてこうなのか

商業漫画小学生も買えるマガジンあたりの性的描写そもそもキツめ

例えばTwitterで流したら批難される段階って

からないのか

保育園門前に出せるかどうか考えてみろと言いたい

2023-05-09

富山を出たアラサー女だけど、富山じゃなくても実家を出ていたと思う

https://anond.hatelabo.jp/20230503204955

https://anond.hatelabo.jp/20230508191146

これらを受けて増田が思っていることや増田実体験をちょっとだけ書くね。ちなみに増田富山富山市ではない)出身30代未婚子なし女です。現在は都会で一人暮らしをしています。将来めっちゃ不安だけど自分で蒔いた種だし、なるべく迷惑かけずに死ねるように頑張りたいなと思いながら生きています

ちなみに雪かきは男女ともにやっていたよ!何なら男性の方が屋根雪かきとかタイヤ交換とかやらされがちな傾向があって大変だったのではって増田は思うよ。そんな感じの性別による役割分担がはっきりしている傾向はあったんじゃないかな。それが富山県ならではなのか、そうでないのかは増田には判断つかないですが。


社会科の授業で、「持ち家率上位!」「共働き率上位!」「貯蓄率上位!」という話は聞かされた。実際に教師やそれ以外の大人富山県民も、こうした点で他の県より優れている!(だから富山は住みやすい!)という気持ちを持っている人が多数だったと感じている。

増田が思うに持ち家率が高いのは土地が安いから、貯蓄率が高いのはただ単に県内お金を投じて遊んだり買い物したりしたいと思える場がないからで、それらが合わさってじゃあ広い家を買って住もうとなるんじゃないかな。そもそも増田の周りは三世代同居のお家が多かったから、祖父母先祖代々の土地を持っているのが前提なのかなとも思ったり。

共働き率が高いのは、今はどうかは分からないけれど、増田子供の頃は父が正社員、お家の大黒柱で母がパートという家庭ばかりだった。増田は必ずしもこれが『女性にとっての働きやすさ』には繋がらないと思っていたし、富山就職しなかった理由の一つもこれだった。


冬の富山県では雪が降る。めっちゃ積もる。だからこそ水不足とは縁がないので、悪いことばかりでもないんだけど。

増田が通っていた小学校は、増田の家から子供の足で歩いて20分くらい。小学生特に低学年にはまあまあ厳しい道のりだ。雪が積もっていればもっと時間がかかる。時には吹雪いて目の前に来ている車すら見えない日だってある。

そうなるとどうなるか?親が車で送迎をすることになる。そしてその親の9割は母親だ。幼稚園保育園卒業たからといってお迎えがなくなるわけじゃない。

中学校になると小学校より更に校区が広がる。自転車で片道30分近くかかる道を登下校することになる学生もいる。自転車で30分かかるような距離を雪の日に毎日徒歩で登下校するのは、出来なくはないがまあまあ厳しい。スクールバスなんてものはない。だから結局、中学でも親の送迎がある。もちろんこれも母親と思しき軽自動車ばかりが校門前に並ぶ。

高校になると送迎から解放されるか?そんなことはない。自転車で通える範囲高校に通う学生は多い。中学と同様、自転車で片道30分もかかるような人だと、雪の日の送迎はほぼ確実になる。

電車で通う学生はと言うと、大半の学生は自宅から駅までの距離がやっぱり遠い。中学から家の比ではない学生も沢山いる。そんな学生達の行き帰りの足になるようなバスはない。結局、駅から自宅までの送迎の車が駅前に並ぶ。…やっぱり軽自動車が多め。

こんな感じで冬の間、ずっと子供の送迎問題が出てきてしまう。子供免許を取れる18歳になるまで。…そんな環境で、送迎を主に担う人間に重い仕事を投げられるか?管理職になれるか?…無理じゃね?はい、綺麗なマミトラックの出来上がり!

実際増田中学生や高校生くらいの頃は、母がパートを中断して送迎して、その後また働きに行く姿を見て、あっこれ増田存在が母のキャリアの妨げになっているな…ってめちゃめちゃ思ってた。ごめんよお母さん。

雪でも歩いて帰れって?毎日1時間以上かけて?部活の後に?その後たっぷり課題と予習復習もやらなきゃいけないことを考えると学生的にもマジで無理ゲーなんですよ。特に増田は体力ないのできつかった…富山の雪って水分含んでるからめちゃめちゃ体に張り付いて体力奪うんだ。それで寒いからってスカートの中にジャージ履いたら先生に怒られるしさー。

父親父親責任のある仕事に就いて毎日がっつり残業していたので、こういう急な送迎とかは無理でした。そのこと自体もかなり問題だとは思ってるよ!男性ばっかり長時間労働させられてたってことだし。

雪国田舎公共交通機関とかがしっかりしてないとこうなっちゃうんですよね。車がないと生活できないってことは、車を持てない子供日常にも、子を持つ親の日常にも、それぞれ支障が出るってことだと増田は思います

こういう状況を何とか出来ない限り、あの環境で家庭持って子供作ろうとは思えないなー。東京でも家庭持ってないけどな!ガハハ!!


車について他に思うこと

子どもの送迎で時間が奪われがち、送迎を担う者の働き方が限られがち、以外にも車がないと生活できない土地について思うことがある。

まず信号機が少ない!!横断歩道も少ない!!これによって何が起こるかと言うと、大人子供もおじいさんもおばあさんも、みんな等しく信号機横断歩道のない場所で急に飛び出してくる。

車の数も少ないし田んぼばっかりなので見晴らし自体はいいんだけど、それにしたってあんなに急に人が出てきたんじゃ避けられないよー!みたいなシチュエーション、親の車に乗っていた時にも何度か遭遇した。今はドライブレコーダーとかあるからましになっていたりするのかな。

そんな感じの道が大半な一方、ここは交通量多いでしょ!とかここは見晴らしよくないでしょ!みたいな道路信号機がついてなくて、対向車やバイクや人が急に出てこないか怖くなっちゃう道も沢山ある。

車がないと生活できないのなら、車で普通に走っているだけでも加害者になりかねないような危険道路には対策を打って欲しいよ。予算がないから無理なんだろうけど。

2023-03-22

チャットAIって占い師に近い気がするんだよな

巷でチャットAI技術に対してどういう職業が近いかでよく名前が上がるのが、キャバクラアフィリエイター詐欺師コミュ営業WIKIコピペマン辺りで、そういった「コールドリーディング」「ホットリーディング」「テンプレ回答」の技術を扱う最も古典的職業占い師で、チャットAIはその原点に立ち返っているように思える。

チャットAIは主に「相手が返して欲しいと思っている回答」を返すようにしている。これは心理的意味も含めてただ。物分りがよく人当たりの良い理解のある人物を演じてくれる。なぜそうするのかというと、そもそもチャットAIには勝ち負けの概念がなく「マウントを取ろう」という意識がないからだ。コミュニケーションというのは素直にやれば「相手最初に投げてきた形をなぞってキャッチボールを繰り返す」というものになる。この場合支配権最初ボールを投げた側にあるのだが、生身の人間はこの「主導権を奪われ続けている状態」を嫌い取り返そうとする動きがある。それがないのでチャットAI従順大人しい印象を与える。

そういった態度が求められている職業カウンセラーなどだが、このカウンセリングというものの原点とも言える職業占い師だ。占い師相手が投げかけた不安に素直に耳を傾け、それに対して淡々パターン化を行う。そのパターン化の過程にておいては相手の話に静かに耳を傾ける。そうして頃合いを見てパターン化した状況ごとのテンプレートな回答を指し示す。これらは与えられた条件によって精度が変わるが、完全な条件を与えられても完全に正確な結果が出ないことも多い。これは占い師自身分析結果のパターン化に対して科学的な正しい理解ではなく門前小僧習わぬ経を読むの如く単に丸暗記した内容を組み替えているから起きることであるしかしその内容自体はそれぞれの状況の王道とも言えるものになりがちで、当たっている部分と外れている部分を数えると若干に正解が勝る程度にはなっている。

占い師質問を投げかけるものは、そうした外れていない程度の結果を求めて占い師を頼ってきた。だが、その精度が決して完璧でないことは知っている。それでもなお求めるのは、自力で考えるよりは手っ取り早く答えが得られる可能性や、比較的口の硬い他者からアドバイスを得たい、ないしはただ単に自分の話を真剣に聞きそれに合わせていると思わしき回答をしてくれる相手を求めているからだ。占いはいい結果だけを信じればいいだとか、占いというのは気分転換にやるものだとか、ないしは話題きっかけになればいいという態度は、どこか現在AI活用されている状況に似たものがないだろうか?

ちなみにこれは人力でやってます

我ながらめっちゃAIみたいな文章なので私の存在価値は既になくなりつつあると思います。(´;ω;`)

2023-03-01

エルデンリングをはじめてみた

非常に人気だというので、去年末セールで買ったエルデンリングをついにはじめた。

フロム・ソフトウェアゲームはこれが初めて。

以下、ゲームネタバレがあります

とりあえず素性(キャラ選択ということなんだけど、剣もって暴れる感じのゲームだと思うので侍を選択して開始。

このあと操作方法チュートリアルあるよ、みたいなメッセージを見た気がするが、どこにも見当たらず、操作方法あん理解しないまま進む。

世界に出て最初のところで、白いおっさん(白面のヴァレー)に話しかけるとむかつくことを言い出したので攻撃した結果、あっさり返り討ちに合う。

祝福(復活ポイント)がそいつの目の前なので、生き返っては白いのに殺されるのを繰り返す。

フロムゲームは死にゲーと聞いていたのけれど、最初からこれを倒せるくらいに上達する必要があるのかと思うと絶望的になる。(これはおそらく間違い)

しばらくゲーム放置してましたが、COD MW2が思っていた以上につまらなくなってきたので再開。

いったんキャラを作り直して最初からやり直すことに。今回は白いのは攻撃せずにやり過ごし教会へ。

途中の馬に乗ってるでっかいやつは当然無視

とりあえず祝福の導く方向に進んでいき、アギール湖北へ。

コソコソ隠れながら関門前の敵を一人ずつ倒していくものの、でかい盾持った鎧の敵が強すぎて全然かなわず

ここでも死にまくり、やっぱこのゲームむいてねーやって気持ちになってきたり、踏ん張ってみたり。

そんな感じで死に続けていくと、結構敵の頭が悪いことに気づき、こっそり近づいて後ろから刺す、逃げる、相手こちらを見失いこちらの存在を忘れる、こっそり近づいてまた後ろから刺す、を繰り返して倒せることに気づく。

というか倒せた。

が、こんな爽快感のない戦いはストレスフルだし、これやってても上手くならないよな…という葛藤

プラス、死んで復活したり祝福で休むと、倒した敵が復活していることに絶望

とはいえ先に進む。そして関門をくぐったら巨人。「この先上を見ろ」とかいメッセージを読んでから突入したのだけれど、あんなのが上にいるとは思わなかった。

が、正直なところ、まっとうに戦った時の関門前騎士の方が強かった。あいつなんであんな強いんだろう…

という感じで今はケイリッドをうろうろしていて、とにかく不快な敵とわーわーやってます

そういえば、霊馬をもらっていたけれど、とにかく全然乗ってなくて、馬って重要なんですかね?

なんかアイテムとか見逃したくないから常に歩きで探索しながら進めているけれど、ひょっとしたら馬で駆け抜けて先に進んだ方がいいのかもしれない。

あと、やっぱあんまわからないことが多くて(ちゃんゲーム内の説明読みながら進めてたら理解できるのかもしれないけど、読み飛ばしちゃうし)

ちゃん理解して進めてる人とかすごいなって思います

戦灰とかよくわかってなくて全く使ってなかったり、アイテムあんま使ってない。マルチもやってない。

強い鎧って全く手に入らないものなのかな…武器に対して鎧が貧弱というか強化もできなさそうで、この辺もよくわかってない。

とはいえ総じて思っていた以上に楽しいです。2月からはじめて50時間くらいはやってる。

好きな武器はグレートアクスとクレイモアです。(最近武器を両手で持つ方法がわかった)

2023-02-26

ブクマ炎上対策

一回燃えちゃったら手数が違いすぎてどうしようもないやろ、と思っていたけど、そこそこのネームド一人を集中攻撃で倒し、門前晒し首にして全軍の動揺を誘う、という作戦有効なんだな。骨しゃぶり戦法かヴラド戦法と名付けよう。

今回の人は一回イモを引くと、組みしやすいと思われて今後炎上のたびに反撃対象になりそう。(俺ならそうする)もうちょっと頑張れ。

2023-01-15

去年の自分

配牌が上がってきて

5シャンテンなのに

4副露して

テンパイとるも

配牌1シャンテンの親にツモられた

みたいなもんだった

麻雀プロって場況を読むのがうまい

この局では自分門前打点でアガれる

この局は躱し手

この局はオリ

それを捨て牌一段目と自分の手牌で読めちゃう

自分現実でそれが出来ればいい

全てにおいて「門前打点できないやつは馬鹿」みたいな理想論を語る外野の声は聞かず、自分の配牌と場況を読むべき

2022-12-16

anond:20221216205453

稽古つけられてるとは言え、入門前素人師匠許可取っての参加やで

プロちゃう

ガバガバという以前に読んでないやろ

2022-12-14

anond:20221214132437

83歳で播磨で天寿を全う。

https://akoinfo.com/akogisi/gisikojin/terasakakitiemon.html

逃亡説は誤り

昭和になり立証される!

昭和一年伊藤家(伊藤十郎太夫末裔から多数の資料発見されたことや伊藤武雄著「赤穂義士寺坂雪冤録」、渡辺世祐博士の「義士講寅寺坂吉右衛門信行」で逃亡説は誤りであることが立証される。

伊藤十郎太夫の書置には

泉岳寺門前で「寺坂吉右衛門泉岳寺境内に入ろうとした所、寺内に入ってしまうと外に出れないのでかねて吉田忠左衛門が申し含めておいたことが無駄になる。とのことで★十二月十五日午前十時ごろ一同と別れ、十二月二十九日には播州亀山に帰り着いた」とある

吉田忠左衛門の暇乞い状には

二月三日、忠左衛門切腹の前日に十郎太夫に送った暇乞い状には「・・・吉右衛門のことはよろしくお願いいたします。うかつなことはしゃべらないようにお願いいたします」とあり、討ち入り前に逃亡した不忠の士への言葉ではないことが分かる。

2022-11-03

集英社がWEBTOONに参入しない理由ってなんなの?

アラサー20代後半)なのに高校編入し、つい先日その高校卒業した者です。

最近疑問に思うことがあったので、ここに書き込むことにしました。

疑問というのは、週刊少年ジャンプ刊行している集英社さんがWEBTOONに参入しないワケです。

僕が高校に通っている間、ジャンプ作品の話をしている学生は一人もいませんでした。

高校生だからじゃない?」

サンデーとかマガジンはどうなの?」

と思われるかたもいるかもしれませんが、それもなかったです。というか、紙の出版物だったら話題にのぼることがない感じ。

部室にジャンプは積まれていないし、小説新聞週刊誌話題も滅多にでてきません。

時事的なネタ話題にのぼるときは、大抵の場合LINE NEWS経由でした(ヤフーニュースアプリをつかってる人がいない!)。

時事的なこと以外で話題にのぼるのは、ゲームパズドラ、原神)、アイドル(ほぼK-POP)、VTuber企業勢)です。

ちなみに、彼らはマンガを読んでいないのかというとそうでもなく、ピッコマLINEマンガを使っている学生は多かったです。

彼らの親(おそらく30代から40代)とあう機会があったのですが、マンガを読むために利用しているアプリは似たような感じでした。

アプリ内で読んでいる作品は親世代だとまちまちで、学生のほうはというとWEBTOONが多め。

僕はジャンプが好きなんで「少年ジャンプ+」を勧めてみたこと(2021年ごろ)があったのですが、かなりしょっぱい反応が多かったです。

曰く、「絵が汚い」とか、「セリフ文字が小さすぎる」とか。

文字サイズに関してはスマホで読みにくいならパソコンで読めばよくね?と思ったこともありました。だけど、最近若者パソコンをもっていないそうですし、彼らもそうなのかもしれません。

ちなみに、ゲーム機やタブレットも持っていません。だけど、iPhoneは持っていますw

で、その後も彼らといろいろ話したので、彼らのイメージするWEBTOONとマンガの特徴についてまとめてみました。

WEBTOONの特徴

スマホでも読みやすい。

縦にスクロールしてページを進める。

ふきだしは上から順番に読む。

セリフ文字サイズは大きい。

フルカラーであることが多い。

マンガの特徴

スマホで読みにくい。

から右にスクロールしてページを進める。

ふきだしは右端から順番に読む。

横書きセリフは左から読む。

セリフ文字サイズは小さいことが多い。

基本的にはモノクロ

ピッコマの「待てば無料」がフィーチャーされすぎた結果、韓国勢のマンガアプリ成功した本質を見誤っているような気がしました。

しかに「待てば無料」というビジネスモデル出版巻数の多い日本マンガと相性がよかったのかもしれません。

だけど、若者(ここでは十代を指します)にWEBTOONがウケているのは、「タダで読めるから」だけではないと思います

「読みやすいから」だと思います

ちなみに、僕の母(60代半ば)にも少年ジャンプ+を勧めたことがあったのですが、LINE マンガへと帰っていきました。

文字が小さすぎて読めなかったから、だそうです。

そして、今の若者の声、母の感想を聞いて、ふと思ったんですよ。

なぜ集英社はWEBTOONに参入しないのだろう?と。

紙中心のビジネスモデルを構築しているのは知ってます。だけど、せめてWEBTOON用のアプリリリースして、旧来のマンガとWEBTOONの両輪で商売したほうがいいのでは?

旧来のマンガデジタル&紙)、WEBTOON(デジタルのみ)みたいな感じで。

少年ジャンプ+」以外にも「ゼブラック」「ヤンジャン」「マンガMee」「マワシヨミジャンプ」をリリースしているんだし、WEBTOON用のアプリリリースする企業体力ってありそうな気がするんだけど。

集英社がWEBTOONに参入しない理由を知っている人がいましたら、ぜひ教えてください。

11月7日追記

>>jou2

集英社オタクやってるが「フルカラー漫画」は販売してるのなら大量にあって俺が最近買ったのだとドラゴンボール超シャドーハウスゴールデンカムイ封神演義HUNTER×HUNTERとかがある。タダで読ませろはありえんよ


僕の書き方が悪かったのかもしれません。すみません

フルカラーマンガをタダで読ませろ、と言いたかったわけではないです。

僕がこの日記で伝えたかったのは

思春期なのに、週刊少年ジャンプサンデーマガジンを読んでいない集団個人ではない)や世代が出現している。

・その集団世代は様々な事情お金美的センス老眼、回し読み文化消失から、旧来の形式マンガを読む機会がない、あるいは読めない。

・だけど、WEBTOONは読んでいる。

ということです。

そして、経済的な読みづらさ(有料、回し読み文化消失)は解決できないにしても、機能的な読みづらさ(文字が小さい、絵が汚い)は作品形式を変更するだけで解決できるのだから、やればいいのにね、と思ったわけです。

※再度追記

学生たちとの会話で出た言葉をそのまま書いたので、重要なことが抜け落ちていました。

僕が話した学生たちのいう「絵が汚い」って、「画力が低い」という意味ではなく、「読みづらい」「視認性が低い」「識別性が低い」という意味です。具体的には、キャラクターの線を整理して視認性をあげておかないと、「絵が汚い(落書きみたいだ)」と感じるようです。

「絵が汚いよね」

そうかな?キャラクターの書き分けはできてると思うけど……。

「線がごちゃごちゃしてるし、影みたいなものがついていて読みにくい」

書き込み量スゲー!、とは思わないの?

だって絵画もっとシンプルじゃん」

逆に、彼らのいう絵が綺麗、上手いってどういうものを指すかというと、シンプルな線で書かれた視認性の高い絵(つまりカラーイラストや、エロゲの絵のようにパターン化されたもの)になります。つまりTwitterでバズっているようなイラストですね。

どうして集英社はWEBTOONに参入しないの?と僕が疑問に思った理由、これで伝わるといいなぁ。

追記2

>>msukasuka

私は高校卒業直後の専門学校の子達の話を毎年聞く機会あるけど逆だなあ…誰もウェブトゥーンを読んでない。思ったよりもコンサバ。なんの違いだろう?


たぶんですが、これはコロナ禍以降の傾向だと思います

マスク着用の義務化で会話が減ったり、友達と遊びに行くことが減ったり、部活動の休止や修学旅行の中止によって一つ、二つ上の世代(先輩)と文化的な隔絶が生じたんじゃないかな。

先生も、コロナ流行ってから学生の周りのもの(見るもの、読むもの聴くもの)は全部変わったといっていました。

僕の周りの話ですが、コロナ前はアニメMADや『フリースタイルダンジョン』、YouTuberの話ばかりしていた人たちが、NziuやBTS、Jo1、インスタのインフルエンサー、TikTokerの話をするようになったので、コロナ禍の影響ってすごいなと思いました。

追記3

https://news.denfaminicogamer.jp/interview/221107g

この日記への返信で教えてもらった電ファミの記事なんですが、公開日がなんと今日タイムリーすぎる。

集英社がWEBTOONに消極的理由がなんとなく伺える記事でした。

追記4

めちゃくちゃ重要なことを書き忘れていた。

僕が通っていた学校夜間学校なのでバイトしている学生さんの率がめちゃくちゃ高いんですよ。

コロナの陽性になった人の濃厚接触者が生徒の中から見つかったとき、全校生徒は即時下校するようにと学校から指示があったんですが、授業後に帰宅せずにバイトに行く生徒が多かったので、その日はそのままバイト先にいっていいのかわからない生徒で校門前があふれかえるほどでした。

夜間学校バイト、とくれば、貧困イメージがあるかもしれません。

だけど実際は程度に差はあれ、経済的に自立している子が多かったです(使えるお金があるだけで、金銭的に恵まれているというわけではない)。

世間一般でいう”高校生”よりも少しだけ自由お金を使える。

そういう特徴がある界隈での話でした。

2022-10-29

anond:20221029161351

医薬分業を進めて院内処方という病院収益源を潰しに来たり、門前薬局診療報酬を削りに来たりした厚労省が一番エグイ、という話にならんか?

2022-09-11

きょうだいについて

 人間の脳とはどうにも不便なもので、積み重ね続けているはずの明るく優しい記憶はその隙間に挟まる嫌な記憶に塗りつぶされてしまう。古来より経験から学習して危機回避するために必要仕様なのだと考えれば理解はできるのだが、現代に慣らされたわたしにとっては、ずっと自分を縛り続ける鎖のように重苦しい。

 虐待、という言葉日常的に――さまざまなニュースネット記事大学の授業、書籍なんかで――目にする。その程度に軽重はなく、そしてその辛さに貴賎はなく、当事者が辛かったと感じ、または自覚なくとも傷つき、倫理と法に照らし合わせたときにそう判じられたのなら、それは虐待になるのだろう。

 多くの人が、まずぱっと想像するのは保護者から子への虐待であろう。母から、父から扶養から祖父母から。近年では、養護者による高齢者に対する虐待問題視されている。わたしiPhoneに標準搭載された辞書によると、虐待とは「むごい取り扱いをすること」。調べれば、厚生労働省による児童虐待のページも出てくる。それによれば、児童虐待は「身体虐待」「性的虐待」「ネグレクト」「心理的虐待」の四つに定義されるらしい。なるほど、思いつく大体はさらっていそうだ。長くなるのでそれぞれの具体的な例は省略するが、暴力言葉による脅しなどが挙げられている。

 そして、本題である

 きょうだい間の虐待を知っているだろうか。

 寓話だと、シンデレラの義姉が一応それに当てはまる。義理の兄姉、弟妹、そして実のきょうだいから虐待である

 わたしは未だ、自らのそれを虐待ということに疑問を覚えている。確かに暴力があって、辛い言葉があった。けれどやっぱりきょうだいから、そして自分でも信じられないことに、生まれてこの方家族のことを明確に「嫌い」になったことがない上、いくつかの発端は自分に非がある喧嘩だった覚えがあるために、はっきりとした定義けができないのだろう。

 でもたぶん、あれは虐待だった、と言っていいのだと思う。

 わたしには、四つ上の姉がいる。はっきりとした実感では思い出せないが、間違いなくわたしは姉が好きだった。生意気だったし、変な子どもだったけれど、姉のやることをいつも真似して、遊んでほしがった記憶がある。面白いと言っていた漫画を読んで、図書館で本を借りて、拙い四コマを描いていた。女の子のお人形ミニチュアが家にあったから、それで一緒に遊んでほしかった。まあ姉は真似されるのを嫌がっていたし、あまり遊んではもらえなかった気がするが。母に諸々が露見するまで部屋も一緒で、二段ベッドの上下で眠っていた。

 ひとつ、間違いなく自分に非がある発端として思い出せるのは、借りた本のことだ。当時姉はあるシリーズ小説にはまっていて、それをわたしも読んでいた。今思うと意味が分からないのだけど、ホラー作品の影響か、知らない内に血痕が増えていたらおもしろいだろう、と、当時のわたしは考えた。ちょっとした騒ぎになることで、家族の気を引きたかったのかもしれない。馬鹿な思いつきで、抜けた歯かなんかの血液を、本のページになすりつけたのだ。

 単純に汚いし、本当に意味不明だ。弁償しろと言われたらそうすべきだし、怒られたら謝るべきだ。

 姉は怒った。当たり前だ、妹が自分の本を読んでいたと思ったら、返ってきたときに謎の薄茶けた汚れが付いていて、あまつさえそれが不衛生な血液なのだから生理的に拒絶して責められても仕方ない。

 それで、姉はわたしを蹴った。蹴って、床に置いてある座布団の上に転がして、そこで背中を踏みつけた。座布団の上だったのは一縷の優しさなのか、当時の部屋は恐ろしく汚かったので、床に放置された物ものわたし身体が潰すのを嫌がったかもわからない。とにかくそんな感じで、わたしは泣いて謝って、しばらくののちに姉は怒ったままひとまず足を退けた。本をどうしたかは覚えていない。

 そんな調子だった。二人とも通っていた小学校の校門前で、下校時刻にみぞおちを蹴られて――これは何が原因だったか忘れてしまった――動けなくなり、野次馬にじろじろ見られながらどうにか帰ったこともあった。姉はさっさと帰ってしまったので、持っていた傘を杖にして耐えていた。わざとかどうか分からないけれど、的確にみぞおちへ爪先が入って、ちょっと吐きかけた。

 ここで弁明しておくのだが、両親は見て見ぬふりをしていたわけではない。というのも、わたしたちは鍵っ子で、昼間は父母ともに家にはいなかったのだ。そういったいざこざが起こるのは大体ふたりが帰ってくるまでの時間帯だったので、そしてわたしは姉に言い含められ、かつ自分の受けているダメージの深さに無自覚だったので、親にあまり言い募ることもなかった。父母の見ている前で姉の手が出たらさすがに止められたし、姉は叱られていた。まあそれによって機嫌の悪くなった姉の言動さら悪化することもあったのだが、とにかくそういうことだった。

 契機は、特に姉の機嫌がひどい夜だった。母は父を迎えに行っていたので、両親ともいない。子どもは夕飯もお風呂も済ませて、あとは寝るだけという時間だった。

「ねえ、電気消して」と言われて、わたしは断った。前述したが、わたしたち姉妹は二段ベッドの上下で寝ていて、付け足すと姉が上段、わたしが下段だった。部屋の照明にはよくある紐が付いていて、天井の真ん中から垂れている。姉のいる上段からは手を伸ばせば届くが、わたしは一度ベッドから出ないと届かない。舌打ちが聞こえた。電気消せよ、と言われて、お姉ちゃんの方が近いんだから自分で消してよ、ともう一度断った。それで、姉は怒った。

 足音を荒らげてはしごから降りてくる音に身体が強ばった。怒られるんだと思うと本当に嫌で嫌で、それでも、今日ばっかりはわたしは悪くないのだから、と頭の中で唱えていた。電気をどっちが消すかなんて、どう考えても至極どっちでもいい張り合いだ。変な意地は、それでも道理に合わないことに従いたくない一心で、そのあとに予期される出来事よりも優先されてしまった。

 ぎゅっと身体に力を入れ、壁側に背中を向ける。お腹は内蔵に直接響いて辛いので、せめて背中側ならという発想だった。ベッドから引きずりだされるのが一番怖くて、でもそうはならずに、背を向けたわたしへ、そのまま足が飛んできた。電気消せよ、消さない、の、文字だけだと死ぬほどしようもない、馬鹿みたいなやり取りをしながら、ひたすら泣いて背中を蹴られていたと思う。どれだけやってもわたしが動かないことを察したのか、姉は苛立たしげに身を引いた。そして戻り際、「絶対チクんなよ」と残してはしごを再び上がっていった。電気はそのままだったので、結局どっちが消すかなんてやっぱり大事じゃなくて、「妹が自分の言うことを聞かずに口ごたえしてくる」ということがとにかく気に食わなかったのだろう。

 ほどなくして、父と母が帰ってきた。ただいま、と言って部屋に入り、声をかけてくる母からわたしはとにかく顔を隠した。顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃで、それでもうまく強ばった身体は動かない。異変を察知した母にどうしたのと問われても「なんでもない」で通した記憶があるが、声が震えてぼろぼろだったので、そんな嘘はあっけなくばれてしまった。

 そのあとは、わたしリビング、姉はそのまま自室にと引き離され、事情聴取が行われ、部屋はやっぱり離すべきだ、という結論に両親が落ち着いた。そのあともしばらく姉の気性は荒かったが、思春期の前半を過ぎて彼女高校に入ったあたりから本格的に落ち着いて、そんな騒動はぱったりと止んだ。ギターで頭を殴られたりだとか、背中ものを投げつけられたりだとか、怒って一瞬包丁を持ち出されたり(見せられただけだったが)だとか、壁に首を足で押さえつけられたりだとか、まあ色々あったが、そんな感じだった。

 「口ごたえするな」「使えない」「気持ち悪い」「何で生まれてきたの」――そしてまた、言葉というのは厄介で、簡単に口からこぼれるのに、言われた側はその感情まで受け取ってずっと抱えてしまう。身体に対する物理的なあれこれは間違いなく痛くて、それも勿論辛かった。でもたぶんその根本にあるのは、自分がそういう扱いをされていること、そうしてもいいと思われていること、好意や情の非対称性だったのではないかと今は考えている。お前は愛されていない、だめな人間で、嫌われていて、いない方がよかった。それの真偽はともかくとして、真正から突きつけられるには痛すぎる。身体的な暴力は衝撃的に覚えているけれど、思い出したときじわじわと首が締まっていくのは言葉のほうだ。そして、日常的に放り投げられるのにいつだって避けようがなかったのも、言葉のほうだ。

 姉はいわゆる癇癪持ちというやつで、怒ったら自分制御ができずに手が出てしまっていたのだという。でもそれが友人に向くことはなかったし、たぶん妹は格下の、彼女にとってそれをしてもいい人間だったのだろう。自分の中で、怒ったら手が出てもいいし、ひどい言葉を投げてもいいし、言うことを聞かないのはおかし存在。何なら、日常的に何を言ってもいい存在

 幼い頃から培った「この人と自分平等ではない」という意識根深い。何ならそれは今でも、姉妹揃って無自覚に残っている。実は現在姉妹間の仲はそこそこに良好だ。ただその前提に、姉は大人になったけれど、間違いなくわたしのことは下だと思っている。わたしは大きくなったけれど、姉に対して嫌に思うことがあっても諦めているし、そういうものだと思っている。そういう暗黙の了解存在しているから、比較的穏やかな日常保証されるようになった。

 でも、色々なことがぼやけてしまった幼少期の記憶の中で、ぐちゃぐちゃとした嫌なものばかりが輪郭を持ち続けて、わたしはそれを手放せない。姉と笑顔で話しながら、ふっと影がよぎるみたいに、昔のことを思い出してしまう。やっぱり、した側が覚えてなかったとしても、された側は覚えているものらしい。

 この文章は間違いなく恨み言だ。でも、これを姉にぶつけたいわけじゃない。やっぱり姉のことを嫌いになりたくなくて、でも傷ついた自分のことも認めてあげたくて、好きなものが好きでいたいだけだ。だから、取り残された感情記憶を吐き出して保っている。

 わたしは今も、生まれ育った家で姉と共に暮らしている。実家を出ようとはあまり思っていなかったのだが、最近になってふと、「この人と一緒にいたら、わたしはこの先もずっと自尊心を削られつづけるんだ」と悟って――そのうち、家を出なければならないことに気がついた。母は姉を出すと言っているものの、姉を一人暮らしさせてうまくやっていける気がしない(わたしもあまりできる自信はないけれど)ので、全員の健康を考えたらそのうちここを離れることになるのだろう。

 あのときと比べて、身体はずいぶん大きくなったし、精神成熟したところはあるはずだ。それでもわたしはまだ、自分の中にずうっと、声を殺して泣いている子どもがいるような気がしている。

2022-08-30

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