はてなキーワード: アデホスとは
これの後日談。
予約が平日昼にしか取れなくて、わざわざ有休取ってまで睡眠外来に行ったが
残された原因として考えられるのは下記の2個だと。
薬の成分は蓄積されるので、飲み始めてからしばらく経ってから急に副作用に悩まされることがあるとかないとか。
薬剤師に相談してみろとのこと。その辺の薬局の薬剤師さんに相談してわかるもんなの?
睡眠時間やら質に関わらず、人間の心理が眠気に及ぼす影響ってかなり強いらしい。
ンなこと言われたらもうお手上げなんですけど。
これどうしたらいいんだろうな。。。
薬のことなんも書いてなかった。飲んでるのは
イソソルビドゼリーとアデホスコーワ顆粒を朝昼晩、ジエノゲストを朝晩。
鼻炎の薬を朝晩で出されてたけど、これは眠気が出るって話だったから夜だけに。
イソソルビドとジエノゲストの副作用に眠気関連の記載がなかったから
※タイトルはあくまで時間軸的な前後関係を示しています。因果関係の有無を論じるものではありません。
この日記には、あくまで私の私見しか書かない。この日記をもって、何かをディスってやろうとか、政治的な動きをやろうなどという意図は持っていないことを先に記す。
8月半ば、私は流行病のワクチンを接種した。何の病かは、前後の文脈や記事の投稿時期を見て察して欲しい。自治体の集団接種会場でP社のものだった。1度目の接種はあっけないほどにすぐ終わり、副反応も「接種した側の腕を動かしにくい」というような、軽微なものだった。
9月初旬、2度目のワクチンを接種した。もちろんP社製である。しばらくすると1度目と同様に腕が痛くなり、今度は37.5℃程度の微熱が出た。しかし2日ほどですぐに収まった。「39℃近くの熱が出た」とか「全身が痛んで辛すぎる」とか、SNSで見かけるようなことは全くなかった。用意したレトルトパウチのお粥やスポーツドリンク、解熱剤も結局使うこと無く押し入れに閉まってしまった。
「あっけなかったなぁ」
そんな感想しか抱けないくらいには、何もなく接種後の時間は過ぎていった。できればそのまま過ぎて欲しかった。本当に……。
2度目の接種から5日後、頭の左側から「にぃーん」とか、「にゅいーん」とかいう音がした。耳鳴りの発症だった。ニイニイゼミの鳴き声をうんと高周波にしたような音だ。都会でたまに聞くネズミ避けのモスキート音という例えでも適当かもしれない。遠くで聞こえる遮断機の音よりもうるさい。下手をすると、風呂場の換気扇の駆動音よりは少し小さいかも……くらいの音量だ。
その日は爆弾低気圧が来ているらしいことを天気予報が言っていたので、最初は気圧のせいに違いないと思った。しばらく様子を見ようと思い、いつも通りに1日を過ごした。
翌朝。目覚めると、耳鳴りはまだはっきりと聞こえていた。昨日と変わらない音程、音量でそこにあった。明らかにおかしいと思った私は、近くの耳鼻科に駆け込んだ。
耳鼻科に入ってすぐ、私は聴力検査室に通された。その検査結果を踏まえ、医師は私に「低音障害型感音難聴」と診断を下した。左耳に聴力低下があったのだ。もっとも聴力低下の度合いがあまりにも小さいので、本来の診断基準では難聴の枠にすら入らない程度の出来事らしい。
彼は「このタイプの難聴は突発性難聴よりも、ずっと予後が良いよ。薬を飲めば治るよ」と言った。私は医学部生でもないので、それを信じるしかない。アデホス、メコバラミン、ストミンA、そして途中からイソソルビド。耳鼻科で処方された薬はこの4種類だった。
一ヶ月後、医師の言うとおり「難聴」は治った。聴力検査の結果は左右の耳が同程度にまで回復していることを示していた。けれども、耳鳴りは鳴り続けていた。
最終的に医師は「君は気にしすぎなんだ。耳鳴りなんて探すから気になるんだ」と言い放つと、そんなに心配ならと脳神経内科への紹介状を書いた。脳の問題からも耳鳴りは生じるらしいので、その観点で診てもらうといいとのことだった。
結局、それ以来その耳鼻科には行っていない。難聴が治ったならと薬も止められたし、もう来なくて良いとまで言われたのだから、言われた通りにしたのだ。
数日後、私は耳鼻科の医師に書いてもらった紹介状を手に、総合病院の脳神経内科へ向かった。いくつかの問診の後、MRIの撮影を行った。
撮影の結果、私の脳は画像上、まったく異常が無いことがわかった。脳神経内科の医師は「まぁ、そのうち良くなりますよ」と慰めの言葉をかけてくれた。が、それ以上何もなかった。以来、その病院には行っていない。
頼る病院がなくなり、途方に暮れていた私だったが、SNS上でLong-COVID外来を行っている医師が、ワクチン接種後に体調を崩した患者の診察も行っているとの情報を目にした。
藁にもすがる思いで、私はLong-COVID外来を行い、かつワクチン接種後に体調不良を起こした患者を診察した実績のある医師を探し始めた。
そのとき問題だったのが、医師の信頼性だった。先に挙げた条件に合致する医師は数人ほどいるが、中にはエビデンスに乏しい治療法を採用していたり、発言が過激だったりで信用できるか怪しい医師もいたからだ。
しばらく考え、最終的に首都圏でLong-COVID外来を行っている、とある医師に診てもらおうと決意した。
数日後、私はその医師がいる病院を訪れた。外来は大人気で、数時間待ちが当たり前のような状況だった。
そんな状況のためか、医師も相当に疲労困憊である様子が見受けられた。かなり大変そうであった……どうか、医者の不養生にならないようにお気をつけを……。
処方は漢方薬がメインで、触診や舌の様子の診断を通して、Long-COVID患者に準じた2種類の漢方薬を処方してくれた。柴胡桂枝乾姜湯と真武湯だった。
同時に、EAT療法というものが効果的であるとのアドバイスがあった。鼻の奥側にある上咽頭を、塩化亜鉛を含ませた綿棒で擦る治療法だそうだ。Long-COVID患者はしばしば強い上咽頭炎を併発しており、その治療に効果的とのことらしい。
またLong-COVID患者もしばしば耳鳴りを訴えるそうだが、EAT治療などを行っているうちに症状が消えることも少なくないらしい。
それから数週間後、先の医師から勧められたEAT治療を受けてみた。細長い綿棒で、鼻と口から上咽頭をぐりぐりと擦るのだ。痛い。めちゃくちゃ痛い。治療後は血痰が2日近く止まらなかった。
以上の経過を経て、現在に至る。
現在、耳鳴り発症から約3ヶ月ほどが経過した。定期的にEAT治療(週一くらい)を受けながら、処方された漢方薬を飲んで過ごしている。
耳鳴りの具合はというと……正直、発症当時から大して変わらないというのが本音である。時間経過で多少慣れたような気がしないではないが、非常にうるさいことこの上ない。
慢性化した耳鳴りは難治だと言われているそうで、治療は基本的に困難であるらしい。しかしながら、どうにかなって欲しいなぁという思いが強い。というかどうにかなってくれないと困る。
一応TRT療法というものもあるが、これは耳鳴りに対する馴化(慣れ)を生じさせるものであり、根治とはほど遠い。いくら慣れが生じたとしても、こんな生き地獄がずっと続くのには耐えられそうにもない。
また、現在受けているEAT治療は、一定の臨床例の報告こそあるが、日本発祥で国外での実施例に乏しい + 一時はかなり怪しい治療扱いされていた(現在は免疫学などの進歩により、一部機序が説明可能になってきたため再評価されつつある……らしい)ため、強力なエビデンスに乏しい。
そういう意味では、エビデンス作りのための治験を受けているようなもの(と勝手に思い込んでいる)でもあるため、どれだけ今の医師を信じていいのか……という考えもわずかに脳裏をよぎる(エビデンスのある治療を受けたくて医師を選んだはずが、結局のところ"まだまし"な選択肢しか選ぶことしかできなかったことへの無力感が近いかもしれない)。
ワクチン接種後に耳鳴りが発症したということもあり、同様の症状を訴える人がいないか個人的に気になり、調査をしてみた。
するとアメリカにて、ABCニュースのアリゾナ局とサンディエゴ局が興味深いニュースを配信していた。
1. ABC15, Unheard Concerns: Thousands blame COVID-19 vaccine for hearing problems (2021/9/17)
https://www.abc15.com/news/local-news/investigations/can-the-covid-19-vaccine-lead-to-hearing-issues
2. ABC15, UA Professor examines possible link between COVID-19 vaccine and tinnitus (2021/9/22)
3. ABC10, In-Depth: Can the COVID-19 vaccines cause ringing in the ears or tinnitus? (2021/9/22)
これらの記事は、アメリカにてワクチン接種後に耳鳴りを訴える患者が少なからずいること(接種者のうち1万人以上)、それについて、アリゾナ大学の教授が調査を行っている事を報道している。
しかし同時に、ワクチン接種が多くの命を救っていることや、耳鳴りとワクチンの関係について評価をすることが難しいことも述べられている(自然に発生する耳鳴り患者も多いので、接種期間における1万人の耳鳴り患者の増加は必ずしも多いとは言い切れないため)。
アメリカにおけるCOVID-19による死者数は同国における第二次世界大戦+朝鮮戦争+ベトナム戦争の累計戦死者を超えているそうで(https://www.yomiuri.co.jp/world/20210223-OYT1T50156/)、そのような状況においてワクチン接種が多くの命を救っている事実は疑いようがない。一方で僅かな人数かもしれないが、(因果関係は別として)ワクチン接種後に耳鳴りの発症を訴える人がいるのも事実のようだ。
近頃、国内でもワクチン接種後の体調不良を訴える人々が出てきている。以下の記事などが例であろう。
4. 河北新報, 「ワクチン後遺症」知って 23歳女性、長引く体調不良訴える (2021/11/17)
https://kahoku.news/articles/20211116khn000045.html
5. 河北新報, ワクチン「後遺症、私も同じ」 社会的サポート求める声、全国から多数 (2021/11/30)
https://kahoku.news/articles/20211129khn000033.html
6. 中日新聞, 倦怠感、1カ月超の声 長引く副反応つらい (2021/12/2)
https://www.chunichi.co.jp/article/375877
これらの記事では、内容はあくまで患者の声を届けるに留まっている。ワクチン接種と症状の因果関係について深く論じることはしていない。
また、日経メディカルはワクチン接種後に体調不良を起こした患者を診察している医師についての記事を掲載している。
7. 日経メディカル, 谷口恭の「梅田のGPがどうしても伝えたいこと」 「ポストコロナワクチン症候群」は存在するか (2021/9/22)
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/taniguchi/202109/572000.html
さらに、ワクチン接種後の体調不良を起こしている患者が厚生労働省などを相手にオンライン上で調査を行うように嘆願書を提出しようとしている。
8. chage.org, 長期化する新型コロナワクチンの副反応に対する調査と結果の開示、報道と理解を求めます!
アリゾナ大学の教授が行っている研究のように、今後も国内外でワクチン副反応やワクチン後遺症(ワクチン接種後の長期的な体調不良について、適当な表現が考えつかなかったため、このように述べる)についての事実や統計をベースとした検証・研究が進んでいくことを期待したい。
現状、ワクチンと体調不良を明確に関連付けるエビデンスのある資料を見つける事はできなかった。ワクチンが与えるベネフィットを考えれば、リスクは十分小さいと評価することは妥当だと考えられるかもしれない。マクロの観点から見れば接種を推進することに利がある(社会全体や経済を守り、少しでも多くの命と生活を守ることができる)のだと思うが、因果関係については別としても、接種直後に何らかの不調が慢性化しつつある身としては、接種後の体調不良を訴えるだけで「デマ」と言われかねない現状は、なかなか心情的に飲み込むというのは難しいというのが本音だ。
耳鳴りや体調不良は何もしなくとも発生する(健康だった人が突然倒れることもありうる)としても、この状況をすぐに受け入れろ、飲み込めというのはなかなか無茶な注文に思える。
2週間ほど前に人生二回目のライブハウスに行ったら騒音性難聴になりました。
やっとこ聴力が回復したのでどんな感じだったのレポです。
注意喚起あるいは騒音性難聴になった人の参考にでもなれば嬉しいです。
ついでに嬉し恥ずかし増田デビュー。まあ文章上手くないので箇条書きなんですけど
0日目:
・ライブ終了後,音が聞こえにくい状態に加えスピーカーがあった左側の耳で耳鳴りがする状態に(ピーという高音とノイズのようなシャーシャーした音)
・騒音性難聴は知っていた(http://sauce3.hatenablog.com/entry/2015/05/11/082730)ため,やってしまったかと背筋が冷える
・寝たら治ることにわずかに期待し就寝
1日目:
・午後3時ごろ耳鼻科へ。聴力検査の結果、左耳のみ4000Hzの聞こえが悪い
・あっこのグラフ進○ゼミ(上記のリンク先)で見たことある!状態
・騒音性難聴と診断され、アデホス,メチコバール,プレドニンを1週間分処方される
2~4日目:
・大人しく薬を飲む。ステロイド(プレドニン)は飲み忘れダメゼッタイ
・なるべく早く寝る,なるべく安静にする。安静って何だろうと悩む
・相変わらず耳鳴りはするが,徐々に治まってきているようなそうでもないような
5~7日目:
・このあたりから1日の中での耳鳴り/耳鳴り無しの時間が半々くらいになってくる
8日目:
・再度耳鼻科へ。聴力検査の結果,高音域の聞こえは戻るも何故か左耳のみ低音域の聞こえが悪化
9日目~14日目:
・ステロイドが無くなったため気が抜けて10回に1回ぐらい薬を飲み忘れる
・耳鳴りは完全になくなる
15日目:
というわけでした。自分の場合片耳だけ症状が出ましたが,ぐぐってみると両耳とも症状が出るのが一般的なのか?といった感じ。逆に突発性難聴は片耳だけ症状が出ることが多いらしいですね。
騒音性難聴も突発性難聴も,とにかく早期治療をしないと聴力が回復しなくなってしまうそうなので異変を感じたらさっさと病院行きましょう。音楽聞くのが好きなのに音楽を聞いたせいで音楽が聞けない体になるって悲しすぎますし。
同じ音量を聞いても騒音性難聴になる人ならない人がおり,体質でどうしようもないらしいです。
今回は聴力が戻ったので一安心ですが,これからはライブに行くとき耳栓するマンになります!隣の人が耳栓してても怒らないでやってくれよな!!
ついでに心配な人はぜひライブに耳栓もって行ってください。2000円くらいで見た目も目立たない良いやつ買えます。からだだいじに。