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2023-09-30

学振落ちた

学振落ちたとか、受かったとかの話が研究者界隈、大学院界隈で散見される時期になりました。

私は学振落ちた側の人間です。

DC1研究室移動の関係で提出までたどり着けず、D1ときのDC2は指導教員との不仲でこちらも提出までたどり着けず、そしてD2のDC2は提出までたどり着くも不採用でした。不採用だった結果に「研究者に向いていないのかも」と感じている人も大勢いると思います。私もそうでした。

学振は落ちましたが、結果として、私は今、大学研究者として働いています任期付きですが、助教です。

学振不採用だった結果、もちろん落ち込みましたが、そのお陰で(?)別の奨学金をもらって、留学しました。その奨学金日本機関のものではなく、留学先国のものでした。そのとき、もちろん日本奨学金にも出しましたがすべて不採用。「日本では評価されないけど、あの国では評価してもらえるんだ。もう日本には帰って来なくてもいい。」と思って日本を出たのを覚えています

結果として、色んな縁があって日本に戻ってきて、日本研究者をしています

日本では評価されなかった私の研究も、今では科研費をいくつか貰えています。この先も科研費が貰えるのかわかりませんが、日本学術を取り巻く厳しい環境に、再び日本を出ようかと思っている今日この頃です。

そんなわけで、学振が取れるかどうかだけがすべてじゃないよ。

2023-09-28

[] 今日知った用語: BTFP

バンクタームファンディングプログラム(BTFP)は、銀行がすべての預金者のニーズを満たす能力を確保できるように、適格な預金機関が追加の資金を利用できるようにすることで、アメリカ企業家計支援するために作成されました。BTFPは、米国債米国政府機関証券米国政府機関住宅ローン担保証券など、連邦準備銀行公開市場操作で購入する資格のある担保誓約する銀行、貯蓄組合信用組合、およびその他の適格な預託機関に最大1年間のローンを提供しています。これらの資産は額面で評価されます。BTFPは、高品質証券に対する追加の流動性源となり、ストレス時に機関がそれらの証券を迅速に売却する必要がなくなります

レポート株式会社オウケイウェイヴ24定時株主総会

筆者 = 反・旧経営陣の立場

質疑について少しの公益性があると考えて掲載

この記事一定期間が経過後、削除する可能性あり

概略

新宿区新宿文化センターホール

2023年9月28日(火)朝10

この企業はQ&AサイトOKWAVE運営している

そのほかの企業情報企業としての公式サイト参照

集まっていた株主30人程度

会場の外・建物通路では佐藤氏の主張を記載した文書を配布する人あり(カジュアル服装若い人たち

佐藤氏の主張文書はこちら

業績・議決事項説明、質疑、議決役員紹介のうち、質疑以降をレポートする

筆者の認識

きたる10月に管理銘柄の解除に向けて名古屋証券取引所から審査があり、ここで不合格となれば上場廃止となる

オウケイウェイヴには資金の安定やガバナンスの向上が求められており、今回の議決内容はこの両方を合格水準に持っていくために必要な内容だ

 

大株主佐藤氏による訴訟などもあり、総会の少し前にアクセスジャーナル、前日にダイヤモンド東洋経済からそれぞれ報道があった

 『ウルフパックの標的?Q&A投稿サイト経営騒動 OKウェイヴ経営陣と敵対、謎多い7人の個人株主東洋経済2023/09/27

 https://toyokeizai.net/articles/-/704523

 『オウケイウェイヴからウルフパック疑惑」をかけられた筆頭株主が猛反論株主提案なき暗闘【独占インタビュー・前編】』ダイヤモンド2023.9.27

 https://diamond.jp/articles/-/329779

 『経営再建中の「オウケイウェイヴ」、ウルフパック戦術の標的にされたか!?』アクセスジャーナル2023.9.20

 https://access-journal.jp/73748

 

議決内容及び召集通知

 https://pdf.irpocket.com/C3808/cEro/ZYe0/bMfI.pdf

株式会社オウケイウェイヴIRサイト

 https://www.okwave.co.jp/ir/news/

質疑

質問者用のマイク中央通路にあり、ナンバー名前を告げて質問する形式

すべての回答者は杉浦代表だったため省略するが「A〇」という記載議長である杉浦代表発言となる

Q1 売上の内訳について(佐藤氏)

サービス別売上の中にグラティカの利用社数がある。最近件数が増えた。その内訳は、新規既存無料ユーザーとどちらなのか?

A1

両方

Q2 売上の内訳について(A氏・反現経営陣とみられる)

さきほどの回答はわかりにくい。ちゃん説明してほしい

A2

24期の90社は新規無料からリプレースの両方

Q3 売上の内訳について(佐藤氏)

経営陣が集めた過去から利用者なのか、来期見込めるかということで、新規過去から利用者かの内訳を教えてほしい

A3

内訳は回答しない

新規過去から利用者では同様と考える

議案についての質問限定してほしい

この答え方についてA氏も不満な様子

筆者の評価

70点くらいの回答ではないか

答えに注力するだけでなく、なぜその答えなのかという情報最初から足されていてほしい

例えば「企業無料を有料に切り替えるためには、その企業に対して相応の働きかけが必要なので、ほぼ新規と同等である」「新規は〇割くらいです」などの答え方があるはず

Q4 直前に辞退した取締役候補について(B氏)

当初議案にあがっていた社外取締役候補立川光昭氏が辞退した。彼は仕事ができそうだ。不安だ。説明をしてほしい。

A4

一身上の都合というのは、開示している通り

セールスマーケティングで力を発揮してもらうこと、助言・けん制機能をはたらかせたいと期待していた

今後コンサル契約をする予定

Q4のB氏のリアクション

社外取締役執行できないのは常識から、実務にかかわる意向ならよし

Q5 立川さんと話した内容について(佐藤氏)

立川さんと私のLINEがあるのでこれを今皆さんに配布する。あとでインターネットでも見られるようにする

まず、数日前、杉浦さんは立川さんに呼ばれ、私はオオハラさんに呼ばれたということで間違いないか

経営陣で経営状態が良くなったと思えない。立川さんはなんで辞任したのか。

A5

配布をやめてください

そのLINEの公開は立川さんも了承していますか?

Q5

資料ここに置きますから、欲しい人はとっていってください(佐藤氏のアシスタント?が床に置く)

(公開については)はい

訴訟なりなんでもしてくださいということで

立川さんは「間違いない」「佐藤さんは正しい」と言ってくれたし、「辞めざるを得ない」と言った

A5

ここは株主意見見解を話す場ではありません

不規則発言が繰り返される場合指名をやめます

Q6 ガバナンスとは?(佐藤氏)

杉浦代表にとってガバナンスとは?

A6

招集通知記載したように、前経営陣の体制不祥事があった

今はガバナンスが効いている状態

Q7 取締役に何を期待するか(VCN柴田氏)

業績回復してもらわないと困る。取締役に何を期待するか説明してほしい

A7

招集通知に推薦理由記載がある

工藤平氏 IT会社執行役員など、動画メディア事業経験IT統制に期待したい

山本峰義氏 厳しい状況からここまで多大な法律アドバイスをもらっている。バランス感覚がある。今後も期待。

関常芳氏 監査法人経験ファンケル社外取締役

中村真広氏 経営全般へのアドバイス人材開発など

Q7

ありがとうございます。大変期待します。

Q8 二号議案について、資本金・余剰金についてどんな効果?詳しく知りたい(C氏)

A8

資本の柔軟性向

資本金税金が安くなる税務上の効果がある

Q9 関氏がJC証券監査役をしていたことについて(佐藤氏)

A9

コンプライアンスチェック、外部機関によるチェックをしている

本人は関与していない

適任ということで選任した

Q10 関氏についての検討をもう少し具体的に(D氏)

JC証券というのは、政治家細野豪志・元大臣・元民主⇒現自民)にお金が流れたことだったと思う

検討結果をどう考えたのか、もう少し具体的に教えてほしい

A10

先ほどの回答の通りです

筆者の評価

基本的質問された場合に追加で出せる情報が用意されていない印象

端的な回答を繰り返すと「答えていない」という風に受け止められる懸念がある

ファンサービスのための場ではないが、消費者としても好感を持っている場合は参加したお得感が少なくなる

ただ開示資料が多く詳しく分かりやすいので、そこまでで力を出し切ってしまっているかもしれない

まり最初から出す情報が素直で良い情報になるよう努めている結果、質問された場合の答えが少なくなるのではないか

Q11 立川さんが辞める経緯について(A氏)

株主には情報知る権利がある!

書類記載の)決まってるところだけでなく答えてください!

立川さんが辞める経緯について。不信感がある。

A11

立川さんの辞退理由は先ほどの通り

質問はあと2つにしま

Q12 今後、レダからの増資予定はある?(佐藤氏)

関さんは先日までレダ関係者だった。

無いって言うと思うけど、今後、レダからの増資予定はありますか?

A12

ないです

Q12

こんな状態では野崎福田と同じでしょ!

議事録とって!

A12

不規則発言しま

席に戻ってください

Q13 杉浦代表ジュピタープロジェクトガバナンス担当をしていたことは問題ではないか?(佐藤氏)

ガバナンス面で5人中2人(杉浦氏・関氏)がおかし体制

A13

問題ないと考えています

充分に審議はつくしました

議決役員紹介

議案1を読み上げている間に

A氏がマイクのところへ行き、抗議をする

このとき、会場では議決に対する拍手が起きる

議長、A氏に退場を求める

佐藤氏退席

取締役5名の承認議決権を含めて過半数で可決

A氏話す

だいぶ経ってからスタッフが近寄る

A氏「さわらないで」

スタッフマイクをOFFにする

議長、A氏に繰り返し退場を求める

ほかの株主株主あなた一人ではない」

議案2も読み上げ、拍手

議決権を含めて過半数で可決

A氏は「拍手少ない」等言いながら、徒歩で退場

杉浦氏より事前のお願い(議決権行使、多大な株主の協力)などについてお礼の言葉

閉会の宣言

取締役の紹介

終了

筆者の評価

2人が議長から退場を命じられる激し目の内容だった

ただし議長が本人に退場を促し、応じないからといってマイクを切る程度で、基本的には当人が徒歩で退室するまで待つという安全対応だった

過去松田時代)には力づくで株主を外に連れ出すようなこともあったので、文化的背景の違いを感じた

 

筆者は佐藤氏の意向は、DESレダ社を含まない形で再構成された時点で反映され、ありがたいと考えている

そして、今日のことは佐藤氏の情熱の発露だと思う

今日佐藤氏の活動必然性のあることであれば、もっと周到に準備して臨む必要があったと考える

 

議決がなされてほっとしている

レイジングブル、アップライツの件の解決(約45億円の返還)、旧経営陣への責任追及、再建を通じた株価向上を望む

anond:20230928130825

1、安い飲食店農薬について:食品品質は店によって異なります。安い飲食店使用されている食材農薬を含んでいるかどうかは、店の供給源や食材品質依存します。中国産野菜安価場合がありますが、全ての中国産野菜が「うんこで育てられている」とは言えません。食品安全性について心配する場合は、信頼性のある食品供給源を選び、適切な衛生基準が守られているか確認しましょう。

2、花粉症食べ物花粉症治療には個人差があります食べ物花粉症治療効果であるかどうかは科学的には確立されていません。治療については医師相談することが大切です。

3、ヤギのミルクアレルギー:ヤギのミルク一般的粉ミルクよりもアレルギーリスクが少ないという主張には科学的な根拠が不足していますミルク選択個人状態医師アドバイスに基づくべきです。

4、スマホ子供の行動:スマートフォン使用子供の行動に影響を与えることは研究されていますが、全ての子供に当てはまるわけではありません。適切な時間管理と親の監督が大切です。

5、電子レンジスマホ電子レンジから放射線による被ばくの心配不要です。また、スマートフォンから爆発の危険性があるという主張も科学的には信頼性が低いです。

6、コロナワクチンコロナワクチン科学的に安全効果的な方法であり、多くの国で承認されていますワクチン接種は個人社会健康を守るために重要です。ワクチンについての情報信頼性のある医療機関公衆衛生機関から入手することが大切です。

情報信頼性のある情報から入手し、医療専門家専門家意見に頼ることが大切です。特に健康に関する情報は、誤った情報健康に影響を与える可能性があるため、慎重に確認することが重要です。

ファクトチェックセンターばかり有名でリトマスが注目されない

大資本から資金提供受けながら肝心のファクトチェック大学生インターンレベルで白い目で見られているファクトチェックセンター

最近では割とマシになっているというか、

「誰が見てもフェイだってわかるだろ!!」

「取り扱う話題リベラル好みのやつばっかじゃねーか!」

みたいな批判されがち要素も薄れてきており大変よろしいと思います

が、それでもやはり初動がアレだったせいで毛嫌いする人がいるのがファクトチェックセンター

そこでそんな人にはリトマスお勧めしたい。

http://litmus-factcheck.jp/

もともとは「ネット上の情報検証まとめ」といつ個人Twitterアカウントで、個人ながらエビデンスの深掘り力、経緯まとめの正確さと速さでそこそこ有名だったのが機関化したもの

ネットバズるような動画画像なんかのファクトチェックも早く、バズった話題に乗ったら嘘で恥かいたなんてことも防ぎやすい。

バズった話題にいっちょ噛みしてデマバレして「ではここでブコメを見てみましょう」と恥晒しされやすはてなーのみなさまにお勧めでございます

anond:20230927182128

阪急東宝東京ドーム)が、村上ファンド違法をさせ阪神甲子園球場)を乗っ取った

反共右翼だった東宝後楽園球場オーナー)のアレだ

 

…と騒がれると不味かったので、総務省電通2006年から、各TV局にジャニーズ差し向けだした

総務省電通櫻井息子もzeroキャスターになる

そして村上は不起訴になり維新にも近づいた(違法献金で)

 

ちな反共右翼岩田愛之助23才)と台湾初代総統袁世凱軍人張勲は、日本人虐殺南京事件阿部暗殺事件の首謀者と言われている

満洲事変の25年前に溥儀皇帝をたてて満洲を取り戻そうとした朕党の戦争機関である

 

また後楽園球場社長田辺阪急小林の弟)は岩田玄洋社愛国社の社員である

歌手松任谷由実玄洋社頭山満(トウヤマミツル)の孫にあたり

ジャニーズ社長はトウヤマとも読める「東山」となった

 

組織的性犯罪逮捕なり解散しないのか?

漫然と放置すれば台湾紛争も煽るはずである

2023-09-27

anond:20230927111458

お見合いの時点で男性から子供がほしいって明言されていたんなら、やっぱり

その時点でちゃんと考えて断らなかったのは元増田の非としか言いようがない。

友達っぽくて気が合う(から大丈夫)というのはセックスしたくない気持ち

都合良く解釈しただけと取れる。

で、結局元増田は、アセクシャルなのか、

基本的には性欲はあるけどその男とはどうしてもセックスしてもいいと思えなかったのか、

その辺りをちゃんと(必要ならしかるべき機関での診断を受けることも含めて)しないと、

慰謝料の件にしても明確にならないし、

自分の親からしたら自分の娘は理解できない理由で急に婚約を破談にしたってことになってしまうし

相手の親からしたら自分の息子を生物的に否定されたことになりとても傷つくと思う。

2023-09-26

この国の学校機関は、生徒をイジメ奴隷にするか、社会から放逐するだけのために存在する工作機関

 イジメというのは、全て学校ぐるみ集団ストーカー工作

 学校側は、生徒の社会事情や、性格なども全て把握している上で、一番相性の悪いDQNと、教室という密室空間に放り込める。

 そのために使われているのは、アポロ計画でも採用された、六タイプシンプル性格診断だろう。

 アポロ計画の際には、その性格診断を使って、宇宙飛行士たちの不和殆どを、かなり正確に予測できた。

 詳しくは、『アルゴリズム世界支配する』という本に載っている。

 それでもイジメられそうにない奴だと、いじめっ子工作員を用意する。

 それでも倒せなかった強い被害者には、クズ教師を割り当てて、嫌がらせが始まる。

 現場教師というのは、所詮は下っ端なので、そこまで質の悪い者もいないが、管理職の方、校長理事長など、教育委員会レベルには、殆どヤクザ同然の屑どもが居る。

 ヤクザ徳間が、開成学園理事長なんてやってたのも分かりやすい。

 ああいう本物の糞野郎が、教育委員会とやらには詰まっている。

 開成学園なんていう、日本トップレベル学校さえ、徳間みたいなヤクザが牛耳ってたんだから、他は推して知るべしだろう。

anond:20230926203134

挙げてる悪質まとめサイト・トゥゲッター記事からして、ただ捨て垢まとめて、「キモオタがー!弱者男性がー!」やってるだけの、いつものクソフェミ記事

自作自演丸見え。

灘高って、そういうステマフェミマスゴミ御用達ガッコ―らしいな。

本当に、この国の学校機関って、社会的弱者イジメて、社会から放逐するだけの工作機関

税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


思い出③ ビットコイン

 私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

 当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

 40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

 そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。納税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

 ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

 国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

 ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

・今の部署との並行体制だと過労死する

・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

 このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

 私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

 ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

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《後述の内容》

中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

総務省

たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

国土交通省

たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

財務省

ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

国税庁

高卒採用はしているが、数はとても少ない。公務員試験には受かっても、税務大学校での勉強についていけずに辞めていく子が多いのが理由だ。代わりに、会計といった専門学校の子を多く採用している。

厚生労働省

たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

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 かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

 実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

 実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

 加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

 さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

 そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

 ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

 一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

 かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

 その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

  にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

 ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

 食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

 サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

 かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

 内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

 別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

 愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

 そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

 その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



思い出④ 政治家転身を間近に見て

 「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

 30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

 そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

 説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

 なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

 私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

 Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

 Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

 Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

 Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

 かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

 でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

 まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

 その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

 ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

 あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

 もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

 女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

 犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

 強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

 この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

犬「あの~、今なんて……?」

猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

犬「バッカなんですか猫山さん!」

猫「そこまでいうの犬神さん!?」

犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

 リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

 思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

 あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

 追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

 あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



 Part3/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

税務官僚だった頃の思い出 Part1/3


 国税庁の最終面接のことを思い出している。大学四年生の頃だ。今までの面接は、無機質な長机とパイプ椅子のものだった。だがその時は、四角いどっかりとした檜机と、ふかふかの椅子だった。それでいて圧迫感のある面接であり、最後に「私達と一緒に働けますか?」と言われたのを憶えている。

 「はい。私でよければ宜しくお願いします」といったことを告げると、その場で最終合格が遠回しな言い方で告げられた。内定通知は賃貸アパートに届いた。

 こんなところに書くほどだから予想はつくだろうが、結構前に官僚を辞めている。仕事は大変キツかった(きっつー、というやつ)が、やりがいはあった。いつかは挑戦してみたい仕事もあった。

 思えば、大学3年生の春からコツコツコツコツと勉強を重ねて、やっと第一志望のひとつだった官庁合格できて、「やったー!」と無邪気に思っていた。案外こんなものだ。

 国家公務員課税部門)としての経験20数年しかないが、せっかくのシルバーウィークだ。ちょっと語ってみたい。今は税務コンサルタントとして働いているが、夏前に大きな仕事が片付いた。今は仕事を少なくしてもらっている。

 仕事のことを、はてな匿名ダイアリーに書いてる人を稀に見る。今回、私もやってみようと思った次第だ。企業との課税交渉協議録とか、個人法人の税額とかを載せない限りは大丈夫だろう。何かあったら責任は取るつもりだ。

 高橋洋一山口真由が自著で話している内容に比べれば、当日記はベジタブルのようなものだ。あの内容を出版して捕まらないなら、ここで書く内容など余裕でセーフだ。

 なお、私ははてなユーザーの中では年寄り(フミコフミオさんと同い年)である。古い表現があってもお許し願いたい。

 先に言っておくが、「霞が関に来なければ体験できなかったことは人生財産」とか、「国のために働いている自負があった」とか、「苦しかったけどいい仕事ができて国民のためになった~」といったことはあまり書かない。

 そんなに夢や理想のある官僚じゃなかった。僅かばかりはあったが。むしろ組織に負のイメージがあって、若い頃に限った語彙だと「こいつらクソ野郎だな」という感情を抱いていた。それで、40代になって数年後に転職した。再就職規制に引っかかる危険はあったが、グレーな方法突破した。

 当日記は、数パートに分かれている。できるだけ簡潔にまとめたい。以下、思い出を何点か挙げて回想する。



思い出① 税金とは何か?という問い

 中学生の頃から、「税ってそもそも何ぞや?」という疑問があった。大学に入ってからは、税理士資格を取るために勉強していたが、どれだけ勉強しても税への理解イマイチだったし、全科目に合格した後も結局わからなかった。

東大とか一橋大とか慶應とか早稲田とか、そういうい大学を出てるわけじゃない。偏差値50ちょっと大学だ。たまたま会計学講義を取ってみたら面白く、勉強にハマった。

 税とは、一般的説明だと、国や地方自治体国家の維持や発展をめざして、民間では供給されにくい公共的なサービス提供するにあたっての資金として「税金」を徴収している――ということになっている。

 だが、おかしいと思っていた。だって、国はお金自由に発行できる。地方自治体が言うのならわかる。あと、大昔だったら年貢を物納で納めてもらわないと国が維持できなかったはずだ。

 だが、現代社会国家がそんなことを言っても説得力イマイチだ。税金をとらなくても、別にお金を刷ったらそれでいい。金本位制時代を通り抜けて、今では発行された紙幣のものに信用がある時代なのだお金というのは、それがお金であるがゆえにお金だ、というトートロジーである

 増田民の人も、わかってる人はわかってるだろう。税とは何かが。ここで答えは書かない。気になる人は、Yahoo!知恵袋とか、Quoraで求めれば賢い人が教えてくれる。

 私が納得いかなかったのは、一応は国家公務員一種試験(昔だったら上級甲種試験)を通ってきたはずの人達が、入庁一年目だった私の質問に答えられなかったことだ。「そんな当たり前のことを聞くな」という人もいたし、「ここではちょっと…」と口を濁す人もいたし、「知らん。自分で調べろ」という人もいた。

 税を納めるのは当たり前のこと、ただ、その原理と言うか……そう、原理大事だろう。何も考えずに常識を信じていいのは中級者までだ。上をめざすのであれば、身も蓋もない本質を疑う必要がある。

 こういうことを私が言っても説得力がないので、ちょっと引用させていただく。

それぞれの原理を、その自然本性のかぎりで探求しようとしなければならないし、きちんと定義されるよう腐心しなければならない。というのも、原理はそのあとに続く事柄にとって、大きな影響をもっているかである。実際、原理は全体の半分以上であり、探求されているものの多くは、原理を経由することで明確になると思われるのである。 ニコマコ倫理学(上) P.62


 なぜ国民から税金を取るのか、という新人職員の問いに答えられる職員10人に1人ほどしかいなかった。思えば、この時からはいつかここをやめようと思っていたのかもしれない。

 実際、徴税国民みんなから集めたお金公共サービスに充てるため、というのはお題目だ。わかりやす国民を納得させるための。本来目的はほかにある。それに比べると、上の『お題目』はビックリマンチョコのおまけに近い。ウエハースだ。



思い出② 課税処分の難しさ

 トラブルになりかけた事例になる。詳細は端折って書く。専門用語は補足するか、日常的な言葉に言い換えている。

 キャリア官僚現場体験しないイメージがあるかもしれないが、別にそんなことはない。入庁二年目から普通に現場だったし、30才を過ぎて地方支局で働いてる人もいる。

 当時は、北海道某所にある国税局に勤務していた。一応は税理士必要な科目は残りふたつというところまで取っていたが、それでも実務は難しかった。勉強しないといけないことは山ほどあるし、一年目は税務の学校で学ばせてもらったが、実務に必要知識の何割も身に付いていない。税務の世界は広いのだ。

 最初の頃はひたすら、簡単事務とか雑用とか、先輩が受けた税務相談の回答案作りとか、上位機関から調査ものとか、庶務全般文書収受会議日程調整~飲み会手配まで含む)に、兎に角いろいろやった。

 すべて勉強になるとは思ったが、正直これは臨時職員がやった方がいいのでは……と感じるものもあった。まあ、とにかく新人らしく何でもやった。

 赴任して半年だった。とある先輩を経由して、それなりの事業規模の法人の税務申告を最初から最後までやらせてもらえることになった。同じ年代職員(※省庁キャリア)の中では遅い方だった。資本金結構ある機械メーカーだったかな。これまで当業務では、先輩方を手伝う立場として動いていたから、割とすんなりいくように思えた。

 申告内容は当然精査するのだが、日本課税制度は一応性善説でいっている。国民法人含む)が嘘をついたりごまかしたりしない、ということを前提にしている。その企業も、過去に税務に関して更正処分(支払う税額が誤っていると判断した場合に○円払いなさい、という措置関係トラブルを起こしたことはない。

 一応は提出書類を三周ほどしたところ、申告書類も、帳簿も、領収書請求書契約書(請書)も、通帳関係問題なし……それで、さあ決裁だといった具合に伺いをスタートした。

 先輩方の場合は、スルッと起案が通るようだったが、自分場合はそうはいかなかった。新人に厳重なチェックが入るのは当然だった。

不動産の項目がおかしい。取得した不動産価格常軌を逸して安い。税をごまかそうとしているのでは?」

 という、先輩及び直属の上司からツッコミがあった。上司を納得させないと、次に進むことができない。思えば、あの先輩は、このことがわかっていて私に振ったのかもしれない。

 当時の私の実力を超えた課題だった。頭を抱えたのを憶えている。あの時の思考過程を追っていこう。

 かくして・・・

 探求の旅は はじまった

 まず何をすればいいかというと、不動産価格がしっかりしたものかを調べればいい。正当な根拠のある価格であればいいし、不適当価格であれば……面倒なことになる。

 不動産売買にかかる課税額は、比較シンプルだ。普通法人税と同じで基本は定率である(税額表を見ればいい)。ちょっと賢い中学生でも実務ができるだろう。

 印紙税も、登録免許税も、不動産取得税(県税)も、固定資産税(市税)もそんな具合だ。不動産本体価格については難しい計算必要だが、焦る必要はない。市区町村にある固定資産税台帳には、固定資産税評価額が載っている。それを見れば、登録免許税の目安となる不動産価格がわかる。※固定資産税の納付書にも書いてある。

 それを根拠に……と思ったが、そんなに単純な話ではない。ならば先輩も上司ツッコミを入れたりしない。イレギュラーなケースなのだ

 その物件は、なんと固定資産税台帳に載っていなかった。そういう土地だった。登記簿を見たところ、字名がとんでもないことになっていた。奥地にあって、大昔は栄えていたのかもしれないが、今では地域まるごと誰も手入れをしていない。そんな土地だった。しかし、幅4.0m以上の道路は通っている。江戸時代の人が整備したと思われる。

 国税庁においても、外部公表している不動産価格の調べ方みたいなものはある(いわゆる路線価だが、当然奥地には路線価がない)。国でも地方自治体でも、不動産価格を求めるための要綱要領は具えているが、今回は通用しないのではないか。そういう案件だった。

 若かりし日の私は思案しつつ、先輩にも相談して上司に2つの案を出したはずだ。懐かしい。

 1. 比準価格(みなし計算のようなもの)を使って不動産価格を弾くと、今の数倍以上の価格になる

   メリット…適正と思われる税を徴収できる

   デメリット…上申や裁判等になった時に勝てる保証がない

       県や市町村にも情報共有や協議意見聞取が必要

 2. 今回は大した金額ではないため、相手方の税額を受け入れる

   メリット…百万にも満たない税額差であり、費用対効果を考えるべき

   デメリット相手方が悪質だった場合前例を作ることになる

 結局、2.の案が採用された。それで、起案はあっさり通った。協議相談をしたのは直属の上司までであり、決裁の責任者には上司が一声かけたくらいだ。それで新人職員の一件目である課税処分は通ってしまった。

 思えば、先輩や上司からすれば、最初から2.一択だったのだ。今の私の判断もそうだ。課税額の差として百万円にも満たない金額のために、そこまでの手間はかけられない。もっとかに日本の税務行政のためにやらないといけないことが山ほどある。

 一応弁護しておくと、現場で働く公務員には、「法適用裁量」と「エネルギー振り分けの裁量」がある。現場的な要素が強い職種だと、上司の指揮監督を受けるのが望ましくない場合がある。極端な例だが、警察官凶悪犯をパトカーで追っている最中に、スピード違反信号無視をしている者を放っておくのはやむを得ない、といった観点だ。

 余談になるが、国税局職員県税や市税の脱税を見つけた場合も、人や状況によって対応が変わる。情報提供する場合もあれば、見なかったことにする場合もある。

 それこそ昔の話だが、飲み会とある話を聞いた。ある個人納税者から地方税務署相談があったという。要約すると「1年前に出した赤字決算の申告書だが、実は黒字で、税金を納めないといけないことがわかった。どうすればいいか」ということだった。追加で納付すべき税額は、約30円のようだ。このままでは脱税者になってしまうと焦っていたらしい。

 その相談を受けた税務署員はこう答えたという。「実は、ボールペンとか消しゴムとか、事務用品を買っていたのを申告書に書いてないんじゃないですか? だったら、納付すべき税額はやはり赤字では? 問題ないですよ」と。※以後の話は不明

 課税処分はもちろん、どのような行政処分であっても費用対効果という観点が重視される。税収1万円増のために2~3万円をかけるのは議論余地があるにしても、20~30万円をかけるのは明らかに不合理だろう。

 テレビネットメディアはてなブログでは、公務員は何も考えずに税金支出しているイメージがあるかもしれないが、ちゃんと考えている人が多数派である。そこは信じてほしい。

 数年後、私は北海道から霞が関に戻ることになった。それから退職するまで、ずっと法人課税部門にいた。



 Part2/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201302

2023-09-23

anond:20230923193842

正直国家公務員キャリア側としては、数1A、2B、3と理科をやった人間なんてゴロゴロいるし(東大卒多いんで)理系科目なんざ外部研究機関から結果貰って話だけ聞けば良いので要らないんだよな

実験自然科学しかできないから国の運営とか政治とか行政文系思考力がなくて全く使い物にならない

しろ民主主義から必要なのは文系学問の方だと思う

アスパルテームカロリーオフ飲料プロテインバー、ガムなどに広く使われる人工甘味料で、カロリーが少ない。

■ 最新研究では、マウスアスパルテーム摂取させると認知能力に影響があり、子孫にも影響が及ぶ可能性が示唆されている。

アスパルテーム発がん性が指摘され、国際がん研究機関(IARC)は発がん性物質に分類検討中で、安全性疑念がある。

なぜ日本から統一協会を追い出す必要があるのか?

次のChatGPTとのやり取りに目を通してほしい。

増田:メキシコにおいて、犯罪撲滅や麻薬の取締を公約に掲げて当選した政治指導者暗殺されるのは、どの様な原因、社会構造によってでしょうか?

ChatGPT:メキシコ犯罪撲滅や麻薬取締り公約に掲げて当選した政治指導者暗殺される背後にはさまざまな要因や社会構造が影響しています。以下はその主な原因です:

 

麻薬カルテルとの対立: メキシコ麻薬カルテル存在が顕著であり、これらの犯罪組織麻薬取引暴力行為を通じて多大な利益を得ています政治指導者麻薬カルテルとの対立姿勢を採ると、彼らは脅迫攻撃対象になる可能性が高まります

 

腐敗と犯罪の浸透: メキシコ政治警察司法などの機関には腐敗が広がっており、麻薬カルテルはこれらの機関に浸透し、政治指導者を脅かすことができます。腐敗により、犯罪組織法執行機関内に内通者を持つことができ、指導者を護衛できない状況を作り出すことがあります

 

社会的不平等貧困: メキシコには社会的な不平等貧困根深く、一部の地域では犯罪生計手段として選ばれることがあります政治指導者貧困削減や社会的な公正を提唱する場合、これに反対する勢力からの脅威を受けやすくなります

 

国際的麻薬需要: メキシコ麻薬カルテルは、主に米国との国境に近い地域麻薬生産し、供給しています米国麻薬需要が高いため、麻薬カルテルは巨額の利益を得ており、政治指導者取締りや対抗策は反発を招くことがあります

 

暴力文化: メキシコ暴力文化が広がっており、銃撃事件殺人日常的に報告されています政治指導者麻薬取締りなどの暴力的な問題に取り組む場合、彼らは暴力行為の標的になる可能性が高まります

 

これらの要因が組み合わさり、政治指導者犯罪撲滅や麻薬取締りに取り組む際には、極めて危険な状況にさらされることがあります。そのため、政府指導者安全を確保し、犯罪組織に対抗するための包括的対策検討する必要があります

メキシコ社会麻薬カルテル暴力によって支配されている。そして、政治警察司法には犯罪組織内通者がいるので、「犯罪撲滅」や「麻薬取締り」を公約に掲げて当選した政治指導者殺害されるという事件が起きているのだ。

一方、日本においては、安倍晋三元総理カルト宗教団体との関わりにより銃撃・殺害された。

 

それでは、メキシコ殺害された政治指導者と、山上被告殺害された安倍元総理の違いは何だろう?

 

違いは、前者は、犯罪を撲滅したり麻薬を取り締ることによりメキシコ社会改善しようとした、志高い政治指導者犯罪組織によって暗殺されたのである

後者については、統一教会関係を築いてきた日本の有力政治家が、1回の謝礼100万ドル目安の講演料を対価として統一教会関連イベント演説を行ったことが切っ掛けとなり、元総理統一教会との密接な関係が印象付けられ、霊感商法被害を受けた元自衛隊員から銃撃・殺害されたということだ。

安倍晋三 演説統一教会YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=qtzkP2Pi9tY

まりメキシコ政治指導者は、メキシコ社会を良くしようとして麻薬カルテル犯罪組織)に邪魔者扱いされて殺害された。それに対して、日本政治指導者は、カルト宗教団体との深い関係が原因となり、霊感商法被害から殺害された。そして、未遂に終わったが岸田総理を襲撃する模倣犯も出た。

 

この内容から理解できることは、現在メキシコ社会治安は救いがたい程に悪い状態なのであり、一方、日本治安は、それとは比較にならない程に良好だということだ。

 

それでは、日本治安メキシコのように悪化する可能性はあるのだろうか?

 

まず、一人当たりGDPの面から見てみよう。

 

2022年の「世界一人当たりの名目GDP(USドル)ランキングhttps://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html)」によると、アメリカが76,348USドルで7位、日本33,821USドルの30位、メキシコ10,867USドルで74位だ。つまり日本一人当たりGDPアメリカの44パーセントで、メキシコ一人当たりGDP日本の32パーセントに過ぎないことがわかる。

 

また、「一人当たりの名目GDP(USドル)の推移(1980~2023年)(メキシコ, 日本)(https://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDPDPC&c1=MX&c2=JP)」を見ると、日本1985年(の11,815USドルから'95年の10年間に4倍(の44,210USドル)になって以降はほぼ横ばい、また、'21年から'22年にかけて約6,000USドル下落し、現在は厳しい状況にある。

 

一方、メキシコは、日本17,466USドルであった'86年に1,937USドルであり、それを底に緩やかに上昇、2008年10,053USドル以降は(リーマンショックの影響を受けるなどして)横ばいだったが、'20年の8,533USドルから'23年には12,673USドルになると推計されている。これは3年間で約1.5倍というダイナミックな数字でありマレーシアに肉薄するが、同じ期間に日本では40,117USドルから35,385USドルに減少すると推計されている。

 

以上の内容からメキシコについては、仮に現在の成長ペースを維持できた場合20年以内に一人当たりの名目GDPが3万USドルの大台に乗ることが考えられる。また、「社会的不平等貧困」が犯罪組織の力の源泉であるby ChatGPT)とするならば、国家の発展に伴って(麻薬カルテルの力が削られ)メキシコ社会治安改善する望みがあると捉えることができる。

一方、日本については、2012年の49,175USドルピークとして、横ばいか成長か下落するか、厳しい状況にあることがわかる。アメリカ中国が上昇軌道を描いている中、毎年3万5千USドルを切る状態ならば明らかに厳しいと言えるだろう。

 

もしも日本経済産業が衰退して「社会的不平等貧困」が蔓延し始めたら、それは、日本メキシコ化の始まり麻薬カルテルの様な犯罪組織日本社会を牛耳る時代の始まり意味するのかもしれない。

 

だが、日本のどこに「麻薬カルテルの様な犯罪組織」が存在するのだろう?

 

暴力団は、暴対法による取締りを受け、暴力団構成員等の数は平成25年の58,600人から令和4年には22,400人に減少しているのだという。

暴力団情勢と対策 | 全国暴力追放運動推進センター

https://www.zenboutsui.jp/jousei_taisaku/index.html

もっとも、暴力団に属さな半グレ組織、闇バイトを含め、日本の衰退と共に息を吹き返す可能性はあるだろう。

 

だが、日本で最も「麻薬カルテルの様な犯罪組織」に近いのは、(暴力団を除けば)統一教会が該当するのだと考える。

 

90年代後半から2000年代にかけて統一教会問題を追及した調査報道ジャーナリストロバートパリー氏の記事に『文鮮明ダークサイド(続き): 麻薬の盟友』(https://www.consortiumnews.com/archive/moon6.html)がある。下記はその一部。

文鮮明ダークサイド(続き): 麻薬の盟友』

 

(略)

 

ホンジュラスとのつながり

 

ケリー上院報告書は、ホンジュラスが北へ向かうコカイン輸送重要な中継地点になったと結論づけた。「ホンジュラス軍の一部は1980年から麻薬密売人の保護に関与していた。「ホンジュラス軍の一部は1980年以降、麻薬密売人の保護に関与していた。米国麻薬取締局のホンジュラス駐在を強化し、米国ホンジュラス人に提供していた対外援助をテコに麻薬密売の撲滅に断固とした態度で臨む代わりに、テグシガルパ麻薬取締局事務所を閉鎖し、この問題無視したようである」。[麻薬、法執行外交政策--ケリーレポート--1988年12月]。

 

1980年代半ば、ジャーナリスト議会調査官が麻薬密売証拠を探り始めたとき、彼らは文鮮明ワシントン・タイムズから厳しい攻撃を受けた。私がブライアンバーガーと共同執筆したAP通信記事は、タイムズ紙の一面で「政治的策略」と非難された。[1986年4月11日

 

タイムズ紙は、まずケリー調査官を金の無駄遣い[1986年8月13日]、次に司法妨害[1987年1月21日]で攻撃した。今、南米麻薬汚染された役人たちとの文の歴史的なつながりがより鮮明になり、これらの調査に対する嫌がらせは、自己防衛可能性という別の様相を呈している。[詳しくは「文鮮明ダークサイドシリーズを参照されたい。]

 

さら最近、文はウルグアイの豪邸に活動拠点を移し、南米保有する資産を拡大し続けている。彼はアルゼンチンコリエンテス州に多額の投資をしている。コリエンテス州パラグアイに近い国境地帯で、主要な密輸センターとして知られている。

パラグアイ》旧統一教会敷地内の麻薬輸送滑走路を爆破=国際犯罪組織が利用、教会関与の疑い(ブラジル日報

https://news.yahoo.co.jp/articles/64477ef04951e7916bd1426874a3e9a6064a903c

1996年1月2日文鮮明信者たちに対する説教の中で、南米の遠隔地に小さな滑走路を建設し、沿岸警備隊パトロールから逃れるための潜水艦基地建設する計画を発表した。飛行場計画観光のためのもので、「近い将来、世界中に多くの小さな空港ができるだろう」と付け加えた。潜水艦必要なのは、"世界には国境による制約がたくさんあるからだ "と彼は言った。

 

その経歴と知名度から文鮮明とその組織アメリカ政府監視の目にさらされるのは当然のことのように思える。しかし、文鮮明は多くの有力政治家を買収することで、立ち入った調査に対する保険をかけているのかもしれない。~

文鮮明統一教会は、ホンジュラスだけではなく、ボリビアパラグアイなど南米コカイン利権に食い込んで麻薬密売に関わってきた。そして、ケリー上院報告書に基づいてアメリカジャーナリスト議会調査官その事を調べ始めると、文鮮明自分経営しているワシントン・タイムズ記者たちに攻撃させるようなことをしてきたのだ。また、ブッシュのような有力政治家に利益供与を行うことによってその庇護を受け、捜査対象になることを巧妙に回避してきた。

 

暴力団や半グレが、闇金や闇バイトオレオレ詐欺ぼったくりバーの様な違法ビジネスによってターゲットから金を奪うことによって収益を上げてきたとするなら、統一教会の様なカルト宗教団体は、信者マインドコントロールして霊感商法を行うことにより、より巧妙な形で金を巻き上げて収益を上げてきたと言えるだろう。

 

さらに、その使いみちについては、統一教会1999年2008年の期間に日本から韓国に4900億円を送金しているのであり、他方、1990年代から統一教会北朝鮮に5000億円の資金提供している。送金された資金が北の核開発の資金に流用され、現在北朝鮮の核問題の原因になっている疑いがあるのである

 

この様に、南米麻薬犯罪に関わり、資金洗浄を行い、信者マインドコントロールして霊感商法で金を奪い、批判者は自前のメディア批判させ、有力政治家に利益供与を行いその庇護を受け、敵性国家資金援助を行い核開発を促進させてきた文鮮明統一教会は「麻薬カルテルの様な犯罪組織」には該当しないのだろうか?

 

今後の日本において「腐敗と犯罪の浸透」や「社会的不平等貧困」の問題がどの様に変化していくかについては経済産業の状況と関係することであり明らかではないが、その前に安倍元総理が銃撃・殺害されるという事件があり、統一教会霊感商法問題が注目されたのだから、岸田政権としては、統一教会解散命令を出して国内では活動できないようにすることが最善の策であると考えられる(信者の脱マインドコントロール必要だろう)。

 

現在メキシコ社会のように、麻薬カルテルの様な犯罪組織社会を牛耳ってしまってから、志ある政治指導者犯罪麻薬の撲滅を望んでも手遅れなのである

統一教会ロバートパリー文鮮明の暗黒面』(日本語要約)

https://anond.hatelabo.jp/20230919154705

2023-09-22

anond:20230922181132

お前がひどい嘘つきだということがわかった

法務省資料によると、「学校いじめ」「職場差別」「インターネット上の名誉毀損」「SNS上のプライバシー侵害」など様々な例が、人権擁護機関措置対象になっている

https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03_00108.html

anond:20230921120244

男のオタクならニコ動を楽しみながら川上量生個人を叩くとか

宇宙戦艦ヤマトを楽しみながら西崎義展個人を叩くとか

艦これを楽しみながらC2機関運営を叩くとか普通に大勢いるのだが

ジャニオタ女子は本気でジャニー喜多川個人聖人視してるのか?

2023-09-21

ジャニーズ事務所世間から了承されるための最低条件

あんなんじゃダメだよ~。ヒガシトップに据えてよ、僕は知りませんでした、つって、んんなわけねえじゃんっての。嘘つくんじゃねーよ。

小学生でも分かるような嘘つくような人間社長にして、再出発しますってよ。次は何を盗むつもりだよ。嘘は泥棒の始まりって言うんだよ。

ジュリーの涙も、そう、ジュリーはさ、顔が怖すぎんのよ。まずさ。まず。だから反省してるように見えねえのよ、怒ってるように見えちゃってしょうがないっての。

画にはなるんだけどよ、2人とも。絵にはなる。でも、だめだっての。顔が怖いんだから

そんでさ、ジャニーズ事務所再建?だっけ。再建のための秘策だけどよ。

まず、ばぁぁ~~んとタレント社長にすんだったらよ、僕は性被害者でした、って大声で号泣しながら言える人じゃなけりゃだめでしょう。

ジャニーさんを許しませんって、そこで言わねえとよ。そりゃ本心は複雑なんだと思うんだけどさ、ジャニーさんにしゃぶられました。しゃぶりました。

掘りました。掘られましたって言わねえと世間様は、信用しないって。まずはそこからだよ。事実認定を外部機関がするしないなんて、たいした問題じゃないんだよ。

そりゃしてるに決まってんだからさ、大切なことはさ、それをきちんと本家本丸ジャニーズ側が受け止めてます、ってメッセージを出すべき何じゃねえのかってことだよ。

そうやって世間様に許されるかどうか、が重要なんだから。実際の運営体制とか、反省とか再発防止とか、そんなの、どうでもいいわけほとんどの人にとっては。

重要なのは、このジャニーズちんしゃぶり劇場が劇的な終わり方を納めて、新しい門出を目撃した、っていう感慨が重要な訳じゃん。

からよ、やられました、って社長を据えて、これからはもうこんなことは許しません。って言えば、へー、すごいことをいう人が社長なんだな、ってそう思わせたら勝ちな訳じゃん。

からさ、事実別にして、キンキの剛とか、病気療養になったのも性被害が原因でした、とかさ嘘でいいからそういうことにして、話作っちゃってさ、そういう方向性社長になったら、みんな、同情するじゃん。

そう。世間の怒りには同調しちゃって同情にもってけばいいんじゃねえのかなあ、ってことだよ。

乱戦にしちゃう世間の反応が分かれるような手を打つ。そういう感じでさ。

いっちょ、やってみたほうがいいんじゃねえのかな。ヒガシジュリーじゃ、まあ、衰退産業ですわ・・・

2023-09-20

anond:20230920125949

戦前司法勢力拡大しようとして日比谷焼打事件惹起したが

戦後国内機関勢力拡大したよ(人事院行政不服審査会で)

起訴力を駆使していたし

日本では猟奇事件司法の影ありだよな

2023-09-19

統一教会】『文鮮明の蛇はいかに米国にはびこったか』(要約)

以下は、ロバートパリー氏(米国調査報道ジャーナリスト)の記事文鮮明の蛇はいかに米国にはびこったか』のChatGPT要約です。

文鮮明の蛇はいかに米国にはびこったか』(https://www.consortiumnews.com/2010/050110.html)

この記事は、文鮮明Rev. Sun Myung Moon)と彼の組織である統一教会が、アメリカ政界犯罪組織とのつながりについて探求するものです。以下に、要約いたします。

文章の背後には、ジャーナリストのRobert Parryがいる。記事では、文鮮明新聞であるワシントン・タイムズ経営状況が悪化していると報じられ、その新聞建物にはヘビとネズミ侵入していると述べられていますワシントン・タイムズは長らくアメリカ右派政治に対してディスインフォメーションを広め、アメリカ民主主義に不合理さや汚い手法を持ち込むプロパガンダの温床となっていました。

ワシントン・タイムズ財政危機は、文鮮明の90歳を超えた統一教会創設者の子供たちの間での激しい後継者争いが原因であると言われています統一教会アジアでの活動を統括しているJustin Moonと、ワシントン・タイムズを統括していたPreston Moonとの間での対立が影響しています現在ワシントン・タイムズは売却の交渉であるとされています

ワシントン・タイムズスタッフは、厳しいリストラ連続に生き残っていますが、建物内にヘビとネズミが入り込んでおり、駆除のための資金が不足していると述べています記事は、資金力ある保守派アメリカ右派旗艦新聞を救う可能性があるものの、ワシントン・タイムズ外国支配され、疑惑資金供与のプロパガンダ機関としての役割が終了する可能性が高いと指摘しています

文章は、アメリカ政界ワシントン・タイムズの奇妙な存在無頓着であったことについても言及しており、文鮮明が数十億ドル資金を投じてアメリカ政治の決定に影響を与えてきたことに驚きを表しています文鮮明はその資金源についての詳細を明かさず、アメリカ政界における保守派指導者たちとの関係活用してきました。

また、文鮮明保守派政治家たちと提携し、彼らの政敵中傷するプロパガンダを広めることで役立つ存在でした。特にレーガン大統領ブッシュ家との関係重要であり、文鮮明は彼らを支援するためにプロパガンダを行いました。彼らもまた文鮮明保護し、特に1970年代以降はそのような関係が強化されました。

記事は、文鮮明とその組織アメリカ政界において犯罪組織とのつながりを持つようになり、その中には日本ヤクザ南米コカインカルテルなどが含まれていたと指摘しています。これらのつながりはアメリカ政府によって無視され、文鮮明ワシントン・タイムズなどにお金を投じて右派メディア支援し、保守派政治家たちにも資金提供を行いました。

文章は、文鮮明組織が疑わしい活動お金を使う手段として、アメリカ内外のビジネスを利用していた可能性を示唆しています。彼の組織は、外国からお金アメリカに持ち込むために、ビジネス取引不動産取引などを利用していたとされています統一教会の元嫁であるNansook Hongは、現金アメリカ密輸し、税関を欺いたという証言提供しました。

さらに、文鮮明組織犯罪組織とのつながりはアジア南米での交渉からまり、彼の組織は莫大な資金を洗浄し、右翼反共主義組織支援しました。彼の組織は「World Anti-Communist League」などの国際組織活動し、これらの団体は元ナチスラテンアメリカの死の部隊連携しました。

一方、アメリカ政府文鮮明活動にあまり干渉せず、その資金源についても公式には問題視しないことが多かったとされています統一教会アメリカ国内外犯罪組織と関与し、多額の資金を洗浄していた可能性があるにもかかわらず、政府監視が不十分であったとされています

記事では、文鮮明統一教会アメリカ政界犯罪組織との関係についての深刻な懸念を提起しており、アメリカ政府対応についても疑念を投げかけています

以下は記事の残り部分で、文鮮明Rev. Sun Myung Moon)と彼の組織である統一教会が、アメリカ政界および政治家、特に共和党関連の活動にどのように影響を与え、不正活動に関与してきたかについて探求しています

この記事は、過去25年間にわたり文鮮明が顕著な共和党関係者に多額の投資を行ってきたと指摘しています。その一方で、アメリカ政府は彼の不正行為に対する無関心さを維持し続けました。文鮮明の元信者たちが犯罪陰謀への自身の関与を告白した際も、政府の無関心は揺るがず、文鮮明不正活動は続いてきました。

例えば、元統一教会信者であり、ニューヨーク市にある音楽会場およびレコーディングスタジオであるマンハッタンセンターで働いていたMaria Madelene Pretoriousは、1993年12月または1994年1月に、文鮮明の息子のひとりであるHyo Jin Moon韓国から帰国し、「父親から受け取った60万ドル現金」を持参したと証言しました。この現金は、Manhattan Centerで働く他の3、4人のメンバーと一緒に、バッグに入った状態確認されたと述べました。彼女によれば、アジア系の統一教会メンバー現金アメリカに持ち込み、それが文鮮明ビジネス組織を通じて洗浄される手段として使用されていました。

文章は、この金融オペレーションの中心にあるのが「One-Up Corp.」というデラウェア登録された持株会社であると述べています。この持株会社は、マンハッタンセンターワシントンタイムズ親会社である「New World Communications」など、多くの文鮮明企業を所有していました。現金マンハッタンセンターに到達したら、それを帳簿に記載する必要があり、それは現金を洗浄する手段として行われました。

1996年には、ウルグアイ銀行従業員組合文鮮明のもう一つの資金洗浄計画暴露しました。約4,200人の日本信者が、文鮮明支配するウルグアイのBanco de Creditoに訪れ、最大で2万5,000ドルずつ預けたとされています。このお金は「Cami II」という匿名協会の口座に入り、それは文鮮明統一教会コントロールしていました。この協会は1日で1,900万ドルを受け取り、最終的には約8000ドルに膨れ上がりました。このお金出所や、文鮮明組織が「スマーフィング」として知られる追跡不能現金ウルグアイに移動させるためにこの手法をどれだけ使用たか不明ですが、当局はこの資金洗浄の捜査を進めなかったようです。これは文鮮明政治的な影響力とウルグアイ銀行業界を乱すことを恐れたためかもしれません。

文章は、文鮮明アメリカ政界において数十億ドル資金を広め、共和党トップ層に多額の資金提供してきたことにも言及しています。例えば、共和党ダイレクトメール専門家であるRichard Viguerieが1980年代末に困難な状況に直面した際、文鮮明はその財団指導するBo Hi PakによってViguerieの財産の一部を1,000万ドルで買い取りました。文鮮明はまた、ワシントンタイムズおよび関連出版物使用して、資金個人企業に流すための合法的な経路を作成しました。

また、文鮮明保守派アメリカ政治家の演説に多額の報酬を支払う手段として、Women’s Federation for World Peace使用しました。例えば、元大統領ジョージ・H・W・ブッシュは、文鮮明主催イベント演説するために報酬を受け取りました。さらに、ジョージ・H・W・ブッシュは、1995年文鮮明の支持者に向けて東京で行った演説でも報酬を受け取りました。

1996年には、文鮮明南アメリカ新聞「Tiempos del Mundo」を開設しようとしましたが、彼の歴史との関連性、韓国情報機関との関係、および様々な新ファシスト団体との関連性について不正規なレポート南アメリカジャーナリストたちによって取り上げられました。このため、アルゼンチンの選出大統領であるカルロス・メネム文鮮明の招待を辞退しました。しかし、文鮮明は元米国大統領ジョージ・H・W・ブッシュ支援を受けました。ブッシュ新聞就任式で演説し、文鮮明の影響力を高めました。

ブッシュの支持により、文鮮明南アメリカでの影響力を高め、ビジネス宗教政治メディア帝国を広げました。ブッシュ演説文鮮明信者にとっては大きな意義があり、彼の言葉安心感を感じたと伝えられています

文章は、文鮮明共和党関連の活動に多額の資金提供し、共和党に対する影響力を行使し続けたことを強調していますワシントンタイムズのようなメディア機関を通じて、共和党政治的な優越性を築くのに貢献しました。ワシントンタイムズ左派および中道派のアメリカ政治家を攻撃し、その正気性に疑念を投げかけ、しばしば彼らを非難しました。

また、文鮮明メディア2008年選挙戦で、バラク・オバマ上院議員選挙運動破壊しようと試みました。文鮮明オンラインマガジン「Insight」は、オバマイスラム教の「マドラサ」に通っていたという主張を広め、彼を「欺瞞的だ」と描こうとしました。この記事は後に証拠不十分とされましたが、その後も右派メディアティーパーティー運動の中でオバマに対する怪しい擁護が続きました。

この記事は、文鮮明メディア政治的な干渉が終わりつつある可能性についても指摘しています。その要因は、文鮮明の子供たちの対立以外の何かしらである可能性があります。また、右派メディア世界では、文鮮明よりも問題の少ないメディア機関自己資本の蓄積されたトークショーホストが台頭しているため、文鮮明宣伝機関価値が低下した可能性も考えられます

要するに、この記事文鮮明統一教会の長い歴史にわたるアメリカ政界への影響と、彼らが不正活動に関与してきた可能性について詳しく説明しています文鮮明活動資金洗浄や政治への影響力行使メディア操作など多岐にわたりアメリカ政治への影響は大きかったとされています

統一教会ロバートパリー文鮮明の暗黒面』(日本語要約)

https://anond.hatelabo.jp/20230919154705

統一教会ロバートパリー文鮮明北朝鮮ブッシュ』(要約)

https://anond.hatelabo.jp/20230919155452

統一教会ロバートパリー文鮮明の暗黒面』(日本語要約)

ロバートパリー氏(調査報道ジャーナリスト)の連作記事のChatGPT要約です。

内容がよく理解され、岸田政権統一教会解散命令を出すことを希望します。

 

題名文鮮明の暗黒面

著者:ロバートパリー

https://consortiumnews.com/archive/moon.html

 

Dark Side of Rev. Moon: Hooking George Bush(https://www.consortiumnews.com/archive/moon1.html)

この記事は、文鮮明(文中では単に" 文"と呼ばれています)と元アメリカ大統領ジョージ・ブッシュとの関係に焦点を当てています記事の内容を要約すると以下のようになります

文鮮明は、韓国本拠を置く統一教会創設者で、高価なメディア政治世界への進出を試みていました。彼は南米新聞「Tiempos del Mundo」を開設し、この新聞を通じて南米での影響力を高めたいと考えていました。

しかし、開設に際して、南米新聞は文の過去に関連する不名誉出来事を取り上げ、彼と韓国の恐れられる情報機関および暴力的反共組織とのつながりについて批判的な記事を書いていました。

記事では、文が過去アルゼンチンウルグアイ軍事独裁政権と友好的な関係を築き、これらの国々に投資していたことも触れられています

この新聞の開幕ガラには、元アメリカ大統領ジョージ・ブッシュが招待されましたが、アルゼンチンの選出大統領であるカルロス・メネムはこの招待を辞退しました。しかし、ブッシュの出席は文にとって重要もので、ブッシュは「Tiempos del Mundo」の開幕イベントスピーチし、文とその新聞事業を称賛しました。ブッシュスピーチは、文の信者たちを驚かせるほど賞賛的でした。

記事ではさらに、ブッシュが文の関連団体から報酬を受けてスピーチを行ったと報じられており、その報酬は数百万ドルに上る可能性があると述べられています

この記事は、文の統一教会資金力を背景に、アメリカおよび南米で影響力を拡大しようとする試みと、その試みに協力する政治家や有力者、特にジョージ・ブッシュとの関係に焦点を当てています。また、文の教団がアメリカ南米でのビジネス宗教的活動を結びつけ、その富を増やすためにさまざまな手段を用いていることも強調されています

Dark Side of Rev. Moon: Buying the Right(https://www.consortiumnews.com/archive/moon3.html)

この記事は、1990年代に公開されたもので、ムーン文鮮明)とJerry Falwell(ジェリー・ファルウェル)の関係について述べています。以下に要約します:

1995年1月28日ジェリー・ファルウェル牧師は彼のテレビ伝道番組で、Liberty University(自由大学)の財政危機を救った2人のバージニア実業家賞賛しました。ファルウェルは、ダニエルリーバーDaniel Reber)とジミー・トーマス(Jimmy Thomas)を、Liberty Universityをおおよそ7300万ドル借金から救った財政救世主として称賛しました。ファルウェルは、Reberの背後に立って喜んでおり、Thomasは不在でした。

しかし、この記事の中で語られていないことは、ファルウェルの財政利益を遠くから、公にせずに守ってきた大天使の正体でした。この秘密の後援者は、文鮮明牧師であり、彼は自身韓国救世主として称賛され、独自聖書解釈洗脳手法によって批判的な基督教徒の間で物議を醸していました。文鮮明は、Liberty Universityの借金を購入した非営利団体であるChristian Heritage Foundationを通じて、Liberty Universityを救済するために350万ドル供給しました。

文鮮明のこの行動は、記事の筆者によって偶然発見されました。彼は、文鮮明のWomen's Federation for World Peace1995年ジョージ・ブッシュ大統領に支払った講演料を調べていたところ、350万ドル教育的な助成金がChristian Heritage Foundationに提供されたことを発見しました。

この記事には、ジェリー・ファルウェルがLiberty Universityの救済に文鮮明の助けを求めた証拠が含まれており、彼の政治的な関与や右派陰謀論の普及にどのように影響を与えたかについても指摘されています文鮮明寄付政治的影響力に与える可能性がある問題議論されています

Dark Side of Rev. Moon: Truth, Legend & Lies(https://www.consortiumnews.com/archive/moon4.html)

この記事は、1980年代から1990年代初頭にかけて、宗教指導者文鮮明が率いるワシントン・タイムズ新聞と彼の関連団体に焦点を当てています。以下に要約します:

ワシントン・タイムズは、1982年に創刊され、長らく右派新聞として知られていましたが、ワシントン政治メインストリーム進出し、その影響力が増大しています

1980年代には、ワシントン・タイムズロナルド・レーガン大統領とその政権を支持し、大統領批判者に攻撃を仕掛けました。この新聞は、共和党戦闘員として議会闘争選挙戦活動し、1988年にはマイケル・デュカキス精神健康についての誤った噂を広めました。

ビル・クリントン大統領就任後、ワシントン・タイムズクリントン政権攻撃し、Whitewaterや副大統領佐官ヴィンセントフォスターの死に関する報道で注目を浴びました。

ワシントン・タイムズアジアから資金援助に関して他のメディア非難しながらも、自身アジアから資金援助を隠そうとしています特に、この新聞編集長であるDong Moon Jooと創設者である文鮮明が登場しません。

文鮮明は、アメリカでの初期の活動に関連するスキャンダル存在し、アメリカ国内国家安全保障に対する潜在的な脅威としてアメリカ法執行機関情報機関によって監視されていました。CIAFBI防衛情報局(DIA)の報告書によれば、統一教会韓国情報機関KCIAと密接なつながりがあり、日本ヤクザと関連する右派実業家もつながりがあったとされています

1970年代後半には、"Koreagate"として知られるスキャンダルが爆発し、Tongsun Parkなどがアメリカ政府への影響力を買収し、統一教会KCIAの関連性が明らかになりました。

文鮮明は、ワシントンでの影響力を高めるために多額の資金提供し、政府関係者に接触しました。報告によれば、300人以上の女性議会議員ロビー活動を行う役割を果たしました。

文は、大統領リチャード・ニクソンウォーターゲート事件から脱出を助けるために国家祈祷断食委員会組織し、大統領から感謝言葉をもらいました。

1980年ロナルド・レーガン大統領に選出され、文の影響がさらに高まりました。教会の前面組織が増加し、政治ジャーナリズム学術などの分野で影響を持つ人々が文の資金を受け取り、彼の集会に出席しました。

しかし、統一教会内部では対立と奇怪な行動が広がり、1989年には文自身の指示で高官のBo Hi Pakが殴られ、その後日本に転任するという事件が発生しました。

この記事は、文鮮明と彼の統一教会アメリカでの活動において政治的、経済的な影響力を高め、その歴史的背景と連携について説明しています。 文と統一教会アメリカでの役割に関する洞察提供しています

Dark Side of Rev. Moon: Generation Next(https://www.consortiumnews.com/archive/moon5.html)

この記事1995年に発表されたもので、統一教会指導者である文鮮明ムーン)とその家族特に長男のヒョ・ジン・ムン(Hyo Jin Moon)に焦点を当てています。以下に、記事の要約を提供します。

この記事の中心的な話は、文鮮明の娘婿であるヒョ・ジン・ムンと彼の妻であるナンソク・ムン(Nansook Moon)の問題についてです。ナンソクは、ヒョ・ジン・ムンの妻として結婚し、統一教会財政を支える役割を果たす予定でした。しかし、ヒョ・ジン・ムンの暴力コカインの乱用、奇妙な性癖などに苦しむうちに、ナンソクは彼から逃れ、子供たちを連れて逃亡しました。この出来事が、統一教会権力お金、性に関するトラブル国際的スキャンダル秘密暴露する鍵となりました。

ナンソクはヒョ・ジン・ムンから暴力虐待についての証言提供し、ヒョ・ジン・ムンが大金を手に入れていたことを主張しました。ヒョ・ジン・ムンは、教会資産不正使用し、コカインの乱用、アルコール依存症、そして奇妙な性的習慣を持っていたとされています記事では、ヒョ・ジン・ムンが大金を適切に処理しなかったことや、統一教会お金海外から流入していたことについての詳細も示されています

また、この記事文鮮明とその家族教義とは異なる生活を送っていたことを指摘し、特に文鮮明性的儀式統一教会資金洗浄についても触れています。これにより、統一教会とその指導者合法的問題に直面する可能性が高まり連邦政府などの機関に対する調査が加速する可能性があることが示唆されています

記事はまた、統一教会とその指導者アメリカ政治に対して多大な影響力を行使し、保守派政治家やメディアに対して資金提供を行っていることにも言及しています文鮮明特にワシントンD.C.で影響力を増しており、その背後には海外から資金があると考えられています

要約: この記事は、統一教会指導者である文鮮明とその家族特にヒョ・ジン・ムンとナンソク・ムンの問題に焦点を当てており、彼らの生活や行動に関する告発を含んでいます。また、文鮮明とその家族合法的問題に直面する可能性が高まっていることも示唆されています

Dark Side of Rev. Moon (Cont.): Drug Allies(https://www.consortiumnews.com/archive/moon6.html)

この記事は、1997年にRobert Parryによって投稿されたもので、文鮮明と彼の組織に関連する一連の問題を取り上げています。以下に、記事の要約を提供します:

この記事は、文鮮明と彼の組織アメリカ政治的な影響力を購入し、資金提供を行っている問題に焦点を当てています記事は、文鮮明組織がかつてアメリカ政治指導者特にジョージ・ブッシュ大統領宗教右派指導者であるジェリー・ファルウェルに秘密の支払いを通じて影響力を購入し(て庇護を受け)、The Washington Timesなどのメディア機関資金提供してきたことを示しています。また、文鮮明は、アメリカを「サタンの収穫」と表現し、アメリカの人々を韓国拠点とする神権主義支配下に置くと誓っている一方で、アメリカでのネットワークを構築しています

さらに、記事文鮮明組織が依然として疑わしい財務取引を行っていることを示しており、裁判記録によれば、文鮮明組織資金洗浄を行い、息子であるHyo Jinコカインを含む個人的な贅沢品を買うために資金を流用していることが明らかにされています。これらの金融取引は、文鮮明1982年脱税罪で有罪判決を受けた事件に関連するものと似ています

さらに、記事文鮮明国際的政治的なつながりについても言及しており、特にアジア組織犯罪とラテンアメリカ麻薬取引に関連する極右人物との長いつながりに焦点を当てています。このようなつながりと文鮮明南アメリカでのビジネス活動の拡大は、アメリカ政府文鮮明がどのようにしてアメリカ政治的な帝国資金提供しているかを正確に把握する必要性を強調しています

最後に、記事では、麻薬取引武器密売に関連して利益を得ているという繰り返しの非難に対して、文鮮明は公に詳細を明らかにしないと述べ、これらの疑惑否定しています

要約:この記事は、文鮮明と彼の組織に関連するアメリカ政治的な影響力と疑わしい金融取引に焦点を当てており、アジア組織犯罪やラテンアメリカ麻薬取引との長いつながりを示唆しています文鮮明組織資金源についての疑念存在し、アメリカ政府調査を行う必要性があると強調されています

またアメリカ政府機関の閉鎖の危機なんだって

そんなことやってるからアメリカの没落とか色々言われるんやで

2023-09-18

ネット上でお金も物も情報無料でやり取りできるんだから個人取引をすればメルカリ等の手数料は要らなくなるのでは?と少し考えてみた。

しかし、これを実際にやろうと考えると、詐欺られる可能性が高すぎる…

結局、信用できる機関中間に挟む必要があるのは、囚人のジレンマみたいな理由なのだなあと思った

2023-09-16

Kindle漫画をたくさん買った結果

「チ-地球運動について-」とか、「星を継ぐものたち」という作品を読んで、超越的な存在概念にワクワクする。

カルロゼンの「売国機関」や「明日の敵と今日握手する」を読んで、政治外交にワクワクする。

カイジスピンオフ班長を読んで、いろんな食事を楽しんだ。どじょう鍋も食べてみた。

漫画最高という話でした。

2023-09-14

anond:20230914165503

日本としてはそうだけど、世界総体として、金になる以前に世界寄与する新たな視点発見、創出の為に研究はあって、それが今すぐ役立つかどうかというと実用に至るまでにエネルギーハードソフト技術的にその理論に追い付かねばならない訳で。研究経済ベースまで落とし込み役立てる事が出来るかどうかは技術者にも拠る、なので研究機関と発展的で流動的に動ける技術開発部門が国にあって欲しい、あったらいいんだけどな。

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