はてなキーワード: 駆除とは
あらすじ:古代文明の滅亡から数万年。スラム街から這い上がるために古代文明の遺物を発掘するハンターとなった少女の名は増田。襲いかかる弱者男性達を撃退し、古代文明の遺物を手に入れる戦いが今始まった。
弱者男性:古代文明の遺跡に生息する謎の生物。意思疎通は取れず人類を見つけ次第襲いかかってくる。「女の人生はイージーモード」「女は下方婚しませんよね」などと喋ってくる。人類とは別種の存在であり交配は不可能。
人類:古代文明人の末裔。女性しか存在せず単体生殖か人工授精により繁殖する。人々は古代文明の遺物を利用することで弱者男性達から身を守り生き延びている。
1話:
増田が広大な都市の廃墟の中を進む。増田はスラム街から這い上がるために古代文明の遺物を発掘するハンターとなった。
増田は金を稼ぐために全財産を使って装備を整えた。しかし、見つかるのはガラクタばかりで増田は途方に暮れていた。
「来たぞー! 弱者男性だー!」
後方から多数の弱者男性が襲いかかる。増田は逃げるために走り出した。だが、スラム街での過酷な環境で鍛えられた体力でも逃げ切るのは難しいだろう。
「もうダメだ……」
増田は諦めたように立ち止まった。すると、その時、突然増田の背後から大量の弾丸が飛んできて弱者男性達を撃ち殺した。
「な……何だ? 新手の敵か?」
困惑する増田の前に現れたのは銀色の装備を身につけたハンターだった。その女性は美しい容姿とクールな目つきで増田を見つめていた。
「危ないところでしたね」
女性は銃を下ろして言った。
「私は弱者男性の駆除を専門としているハンターよ。ところであなた、そんな装備で遺跡に来るなんて自殺志願者?」
「悪かったな。金がなくて装備も揃えられなかったんだ」
増田はぶっきらぼうに答える。女性はまだ増田を警戒しているようだった。
「まあいいわ……。私は善良なハンターだから有り金すべて出せば見逃してあげないこともないけど?」
増田は舌打ちすると、腰に着けていたポーチから金を取り出した。
すると突然空から巨大な弱者男性が降ってきて女性を押しつぶし、増田に向かって光線を放った。
「うわああああああああ」
増田は逃げ惑いながら必死で助けを求めた。しかし、誰も助けに来なかった。
「どうして……どうして誰も助けてくれないの……?」
増田は絶望しながらも必死に逃げ惑う。すると、一人の女性が姿を現した。
日本って、言えば分かってくれそうな大人しい奴には細かい文句ネチネチつけて、やべえ奴ほど「スルーしたほうが大人」とか言って叩く機会がないからカスハラ大国になるしキモい奴ほど増長するんだよ
日本って、言えば分かってくれそうな大人しい奴には細かい文句ネチネチつけて、やべえ奴ほど「スルーしたほうが大人」とか言って叩く機会がないからカスハラ大国になるしキモい奴ほど増長するんだよ
Metaの広告が叩かれるならGoogleの広告も叩かれるべきだよね
うちのおかんのスマホでGoogleが「あなたのスマホにウイルスが見つかりました!このソフトで駆除を!」みたいな詐欺広告を表示してくるらしいんだよね
でもまぁ人柱及び人壁になってくれた人のおかげで感染が広がらず、
高齢者や基礎疾患のある人にめちゃくちゃ広がらず犠牲が抑えられたはあるだろうから、
ああだこうだ言うのは違う気がする
2020-02-22 | W・イアン・リプキン教授(疫学、神経学および病理学の人。SARSとか研究してたらしい) いわく https://anond.hatelabo.jp/20200222143917#
2020-12-18 |https://anond.hatelabo.jp/20201218213410#
死にかけたは比喩だが39度以上の熱が3日以上続いた。フツーにインフルってますやんクソがと思ったわ
ワイは打たんぞ
2020-12-18|https://anond.hatelabo.jp/20201218222743#
たぶん出ないと思うぞ
インフルエンザワクチンの接種で死んでる人はほぼ毎年いて公的機関も統計取ってるが
すべての人に問題が出ないことを保証するものではありませんってヤツ
基礎疾患がある人はなんて雑な括りではなく、○○がある人は○○%の確率で重症化すると通達・備えるけど
今は出来たばっかで無いからな
2022-07-22 |ワイくんはコロナはただの風邪派じゃ無いけど反ワクやが? https://anond.hatelabo.jp/20220722132004#
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9272/?ST=m_news
コロンビア大学メイルマン公衆衛生大学院、ジョン・スノウ冠教授で同大学院感染症・免疫学センターのディレクターを務めるW・イアン・リプキン(W. Ian Lipkin)氏は、
「もし世界中の全ての人にワクチンを接種するとしたら、ある人がワクチンに対して副作用を起こす可能性は、MERSを発症する可能性よりも高いだろう」と話す。
◆予防の鍵はラクダ
SARSのときにはウイルスを媒介する動物の駆除が制圧を早めたように、MERSのさらなる感染拡大を止めることが何より望まれるという点では誰もが一致している。
リプキン氏は、最も有効なのがラクダだと期待する。MERSの予防ワクチンを人に接種するのではなく、感染拡大の鍵を握っているらしいラクダへの接種に焦点を移した方がよい。「宿主としてのラクダを根絶すれば、MERSを抑え込む合理的な一撃になるだろう」とリプキン氏。
ラクダ用ワクチンの開発であれば、人間用ワクチンの開発よりも安く、早く、容易に実現するだろうし、人間の場合に比べて安全性の懸念も小さいとリプキン氏は話す。
コロナが落ち着くまで今後も定期的にワクチン打ち続けるとかどんなリスクがあるかわからない
ただ接種しないのはフリーライド(他者に治験ボランティアさせてる、他者に壁を作ってもらってる)なので
わざわざ口にしないは当然かと思われる
なお、ワクチンに対して強硬な姿勢をとってるように報道されてる米国企業はお客と接する現場従業員(スーパー店員など)・倉庫作業者に接種を別に義務付けてねーぞ
義務付けられてるのはまさかのオフィスワーカーだけ。ついでに在宅ワーク続けるなら接種の必要無し
▼Some companies are mandating vaccines — but not for front-line workers
https://www.vox.com/the-goods/2021/8/19/22629327/employee-vaccine-mandate-walmart-uber-lyft
Walmart, for example, will require all of its corporate and regional staff to be vaccinated against Covid-19 by October 4 unless they have an “approved exception,” namely, a religious or medical reason not to be vaccinated. But it isn’t asking the same of store associates and warehouse workers, to whom it is instead offering a $150 incentive for getting vaccinated (it previously offered $75) and paid time off.
たとえばウォルマートは、「承認された例外」、つまり宗教上または医療上の理由で予防接種を受けない場合を除き、10月4日までに法人および地域のスタッフ全員にCOVID-19の予防接種を受けるよう義務づける。
しかし、店舗従業員や倉庫作業員には同じことを求めず、代わりにワクチン接種で150ドルの奨励金(以前は75ドルだった)と有給休暇を提供するとしている。
But right now your largest ones, Amazon and Walmart, are not mandating it for their line staff. If they were to make that call, my guess is that lots of other companies would follow suit.
しかし、今現在、最大手のAmazonやウォルマートは、ラインスタッフに義務付けてはいません。もし彼らがそうすれば、他の多くの企業もそれに追随するでしょうね。
▼As New Variants Emerge, We Continue To Focus on the Safety and Well-Being of Our Associates | Walmart
We’re pleased that more than 90% of our campus office associates have been fully vaccinated. While vaccines are not required at this time for frontline associates who work in our stores,
銚子電鉄 標識など取り外される被害 車両を撮影目的か | NHK
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20240409/k10014416301000.html
例:
>imwks 撮り鉄行為自体を鉄道法で取り締まることしないとあいつら理性無いから次はもっとエスカレートするよ?
これ、ジャンルを変えれば、ロリキャラが出てくるアニメ愛好者が自ポ所持とかにひっかかったとして
「ロリアニメを法で取り締まることしないとあいつら理性無いから次はもっとエスカレートするよ?」
みたいな話なんだけど、わかってるんだろうか
お前は宮崎勤を見て、アニメファンは全員幼女誘拐殺人を犯す犯罪者予備軍とでも言うのか?
>sugimo2 もう撮り鉄は「有害鳥獣」として駆除するしかないのでは
これ以外も多数の差別主義者が見受けられました
簡単に増えて生態系を壊された地域がどれだけあると思ってんの?
「ネズミが病原菌を運んで健康被害をもたらすってんで問題になったから猫を外飼いして対策しました」なんて大昔の話で、汚い、糞尿を撒き散らす、畑やガーデニングなんかを荒らす、うるさい、車に侵入して故障を引き起こす、日本の固有種を含む野鳥や小動物を殺す、人の敷地に侵入して家畜のひなを殺した例なんかもある
狂犬病が致死率100%のあまりにも危険な病だから野良犬は駆逐されたけど、正直猫もやっていいと思う
管理が甘くて飼い猫を逃し駆除された飼い主が出たらそいつは自分の無責任さ管理能力の無さを恨めという話で、そんなつまらない事故への配慮はやらない理由にならない
最近思ったことがある。多くの生き物って、人間にとって見た目がいいように進化している気がする。
哺乳類とかだったら、人間にとって気持ち悪いやつはあまりいないだろう。爬虫類とか両生類とか、特に昆虫類だったら気持ち悪いやつがけっこういる。
今回思うところがあったから、4つほどエピソードを語らせてほしい。
去年の秋頃だったか、近所の裏山に登って、入会地の傍にある栗林で農作業をしていたのだが、そこにひょこっとアナグマが現れたのだ。アナグマというのは……約10年前にやってた「のんのんびより」のEDだったかな。「あれってハクビシンとか、タヌキとか、アライグマとか、イタチですよ」とか、そういう歌詞があったのだが、だいたいそんな生き物だ。
アナグマはイタチ科の動物で、体長1m未満のずんぐりしたイタチみたいなやつだ。顔はハクビシンに似ている。※ようつべで検索するとすぐに出てくる。
で、そのアナグマだが、栗林で農作業をしていた私の方に寄ってきたのだ。まだ若そうな個体だった。当方だが、農業林業はこれでも10年以上やっている。これまで、数多くのイタチ・キツネ・アライグマその他の小動物が箱わなに引っかかり、漁師や地元住民に殺処分されるところを見てきた。
正直、あまりいい印象はなかったが、半径数メートル以内まで寄ってきたところで、「けっこうかわいいな」という印象が支配するようになっていた。このあたりにはアナグマが少ないのもある。あと、私が育ててるのは栗だから、こいつらには盗まれんだろうという感覚もあった。
そういえば、小学校高学年だった姪っ子が、同じようなシチュエーション(農地の中)で、狸っぽい生き物にポテトチップスやコンビニのホットスナック(ファミチキ)をあげていたのを思いだした。あれは遠目からだったが、やはりずんぐりした見た目だった。
結局、栗林に来たアナグマは、その辺りをちょっと掘り返しただけで山の中に帰っていった。もう二度と出会うことはないだろう。例えばもし、私が育てているのがイチゴだったとしたら、確実にその場でクワなんかを握りしめて、ヤツを叩き殺そうとしていただろう。
実際、うちの畑でサルを見かけた時は、全力で追い払うようにしているし、タヌキやアライグマだったら石を放り投げてぶつけた後、スコップで殴り殺したこともある。蛇とかだったら、毎年20匹以上は駆除してる。長靴で踏んづけて、もう片方の足裏で頭を叩き潰すのだ。ジャンボタニシだったら、毎年夏になると百匹以上は生き埋めにしてる。イノシシは……あれはプロの量子さんの領域である。農家は手を出さない。
私はこれでも専業農家である。大切に育てた農作物を捕る生き物は憎くてしょうがない(人間まで含めて)。蛇足になるが、農業従事者は漁師率がけっこう高い。昔の農家は、田植えや稲刈りの時期を除いては、鶏を育てたり、山に入って鳥獣を捕っていた。今でも、狩猟免許がある人もない人も、山でイノシシとか鹿とかを捕って食料にしている例はある。
私の祖父もそんなだった。私がまだ小学生の頃に、鶏小屋がキツネかタヌキかアライグマかはわからないが、そういうのに襲われてしまった。非金属のネット小屋だったから、鶏が何匹かやられてしまっていた。祖父は悔しそうな顔をしていた。
或る夜に、実家で夕食を食べていると、鶏が騒いでいる声が聞こえた。祖父と親父はすぐに実家を飛び出して、鶏小屋に行くと、キツネのようなものが鶏小屋のネットを破ろうとしていた。なぜか、祖父よりも自分と父の方が早く鶏小屋に着いていたっけ。
後ろでカチャッ、という音が聞こえた。祖父が目の前に出てきたと思ったら、パアンッ!! という音が聞こえた。※祖父が散弾銃を撃ってた。
キツネのようなものは、その場で転がって痙攣しながら逃げようとしていた。親父が、祖父に鍬を手渡していた。それで、祖父が走り出して、ほうほうの体で逃げるキツネに追いついて……後は、何度何度も鍬が振り下ろされた。ぐちゃ、べちゃという音が聞こえて、狐は何度か鳴き声をあげると……多分絶命したのだろう。※近づいてわかったが、縞々のしっぽだった。アライグマである。
祖父は「このバカタレが、バカタレがぁ、アアッ!!」って叫んでたっけ。愛鶏(?)を殺されたのがショックだったのだろう。とにかく狐に凄まじい恨みを持ってた。あの時の自分は、「すげー。銃かっこいい!! 撃たせて」って祖父にねだってたよ。それくらい衝撃的な体験だった。私にとってのエポックメイキングだった。
「なに、お前も撃ちたい? 大人になったら警察行って免許がとれるど!」
「わしはもっとらん。ひいじいちゃんはもっとった。でも、わしは撃てるけえええんよ」
「俺も撃ちたい」
「○○くんが撃ったらいけん。捕まるよ」
平成初期の話である。当時はおおらかな時代だったのだ……。今だったら普通に逮捕される。絶対にマネしないように。
さしもの私も、祖父の遺品である銃剣類は所持しているが、自らの敷地内であっても使おうとは思わない。なにしろ、狩猟免許もってないからな。ほかの地元民と同じく、鳥獣の駆除行為はひっそりとやりたい。
話があっちの方にいってしまったが、私は基本的に、うちの農地に入ってくる鳥獣類は殺そうとする。苦労して育てた農作物を食われるのは絶対に嫌である。しかし、たまに殺さない例もある。それが上の例でのアナグマだった。
その状況で見逃したのは、なんとなくという理由が強い。農場内でメシを食ったばかりで、ゆっくりしたかったのもある。しかし、珍しくこっちに寄ってくるアナグマが「かわいい」という感情もあったのだと思う。うちの地域では、アナグマが珍しかったのもあるかもしれない。しかし、不思議な体験だった。
今度は市街地での話だ。
まだ若いころ、農業者じゃなくてサラリーマンだった時代に、とある国道沿いの飲み屋街にいた。最初の一軒目を探していたのだ。ふわふわと路地をさまよいながら、国道に出たところで、そいつに出会った。
歩道の上に、もぞもぞと動く物体があった。よく覗いてみると、コガネムシだった。背中の色が特殊で、なんとベージュだった。限りなく白に近い真珠色といってもいい。レア甲虫である。いとおかし!! いとおかし!!
その真珠コガネムシは、あまり元気がなかった。しかも車道に向かってもぞもぞと進んでいた。このままでは自動車に轢かれて死ぬだろう。ぐしゃ、という音がするのだろうな。昆虫類が車に轢かれると、意外と大きい音がする。
私は、そいつの目の前に人差し指を延ばした。するとそいつは、六本の足でガシッと私の指を掴んで、勢いよく私の手を昇り始めた。
土の中から出てきたばかりのカブトムシとまではいかないが、元気な様子で私の手指を昇っていた。そのまま徒歩で飲み屋街に移動して、レストラン沿いの並木を見つけた。おそらく欅だったろうか。樹の表面にコガネムシをくっつけると、また元気そうにどんどん昇って行った。
どうしてあの時、コガネムシを助けてやったのだろう。そういえば、小学生の頃は甲虫が好きだったような気がする。懐かしい気持ちになった。
今でも、夏場で路上に転がってるセミとか見つけると、拾って助けてやる。すぐ近くにあるクヌギかコナラにくっつけてやる。
これは私じゃなくて、息子の話だ。当時は小5だったかな。夏休みだった。
ある日、家の庭の中にある小道(※田舎だから家が大きい)で、息子が「トカゲ見つけた」と報告してきた。「捕まえたの?」と聞くと、「捕まえてない」と言う。
現場に行ってみると、小道の上でトカゲが2匹、それぞれ離れたところに倒れていた。お腹を上に向けて。瀕死だった。おそらくだが、野猫にやられたのだろう。お腹に爪で引っかかれた跡があった。
息子がそいつらを触ったところ、1匹だけはまだ息があった。残り1匹について、「よい旅を」と私がその場に埋めてやっていると、息子が生き残った方に落ち葉や土を被せてやっていた。どうやら、回復を待つつもりらしい。「これ、おうち」と言っていた。
好きにさせるべきだと思った。息子に対して、「日光に当てないように木陰を作る」「できるだけ触らないように」「1日に1回は霧吹きで水をかけてやるように」「餌はやらなくていい」など最低限の指示をした。
私はトカゲが1日以内に死ぬと思っていた。木の棒で突いても、片方の足が全く動いてなかったし、どう見ても虫の息だったからだ。早い話、移動能力を失っている。
その日から、息子は毎日トカゲのところに足を運んでいたっけ。水やりは欠かさなかったし、日光を浴びて体がのけぞっていたりすると、木陰の位置を調整してやったりする。
3日が経って、私が現場を見に行くと、どうやらまだ生きていた。土くれと落ち葉を払いのけると、少しだけ体が動いた。体にはまだヌメリが残っていた。片足だけを動かして、体をのけ反らせて私から逃れようとしていた。「シャー」みたいな感じで、口を開けてこちらを威嚇している。少し気の毒になって、植物用の霧吹きをしてやったのと、一応、ミルワームを顔の近くに寄せてやったが、無反応だった。やはり餌は不用のようだ。
次の日だったか、息子が飛んできて、「トカゲが動かない」という。現場に行ってみると、そこには……「おうち」から出てきたところで静止しているトカゲの姿があった。口には小さいミミズのようなものが入っていた。目は閉じていた。
「餌をあげてしまったの?」
「うん。お腹すいてると思って」
「そうか。たぶん、びっくりして死んでしまったんだね」
「うん」
「……どう思った?」
「わかんない」
「うん」
そんなやり取りをしたかな。
そのトカゲは、結局何時間たっても動かなかった。生命活動を停止したのだ……。推測だが、ミミズが喉に詰まって息ができなくなったのかもしれない。放っておいても、数日中には死んだだろうが。
息子にとっては、トカゲがかわいかったのだろうと思う。私は、あまりそうは思わないが。大人になると、高速で動くトカゲはちょっと苦手だ。だがまあ、カナヘビはまだかわいいと思える。トカゲと似ているが、比較するとあまり動かないのもある。
先日、県道を車で運転していたところ、路側帯を走っていた自転車が急に停まった。その彼女はアスファルトにゆっくりと降りて、自転車を端に寄せると、足先でなにかを小突いていた。
ちょうど信号待ちになったので、その様子を眺めていると、どうやらそれはひっくり返ったセミのようだった。彼女が小突く度に、「ジジッ」という音でセミは鳴いていた。死んではいないようだ。
その子は、セミに向かって指先を伸ばした。セミは指を樹木だと思ったのか、ホールドした。その子の指に乗ったセミは、一緒に自転車でまっすぐの方向に進んでいった。
次の信号で、彼女に追いついた。自転車を降りて、民家の入り口に生えている樹にセミをくっつけようとしていた。指で押してやると、セミは樹にくっついて、もぞもぞと枝を張っていた。彼女はセミをちょっと撫でたかと思うと、また自転車に乗って県道を走り抜けていった……。
一応、セミもかわいい部類には入るのだろうか。丸っこい見た目だから好きな人もいるかもしれない。当方はどちらともいえないが、今度セミがひっくり返っていたら、死んでいるか小突いて確認してみようか……と思った。新しい世界が開けるかもしれない。
話は長くなったが、結びにしよう。
大昔から、それこそ多くの生き物がいたのだろうが、人間にとってかわいくない種の生き物がどんどん淘汰されていった。それで、今みたいに哺乳類や鳥類は可愛いのばかりが残った。
それは、全然定かではない。でも、かわいい生き物はというと、殺される場面でも殺されないことがあったのではないか。大昔から。よって、醜い種に比べて生き残れる可能性が高かったのではないか。と、先日『利己的な遺伝子』を読み終えたばかりの私は感じた。
あなたはどうだろうか。生き物は、やっぱりカワイイ方が生き残れると思うだろうか。しかるに人間の場合は、かわいげがあって、みんなに好かれる個体ほど早死にする傾向があるように思えるのだが。
稲苗が標的となる田植え直後に水張りをゼロにし、スクミリンゴガイを眠らせる。その後、1日1mmずつ水深を上げ、雑草の芽を食べさせる。10日後には一気に5cmの深さにする。こうすれば、株元が固くなった稲よりも生えてくる雑草を好んで食べてくれるので、除草剤なしで栽培が可能であるとされる[14]。30日程度が経過すれば雑草の芽がなくてもイネが十分な大きさになるので食べられることはなくなる。(ただし大雨などで水面が上がり過ぎると食べられる危険はある)。イネが優先的に食べられない理由として水面下が硬い茎になることや、イネがケイ素吸収の特に多い植物で細胞壁が硬いことが原因としてある[15]。しかし、この行為により生息域が拡大したとの指摘がある[16]。スクミリンゴガイの移入した地域である福岡県などがこの方法を紹介しているが、同時に農業害虫であり駆除が難しいことから除草目的での本種の移入は行ってはならないとしている[17]。
すでに結論でてるんだよね。
それなのに、オレンジ色の狂信者たちは「ジャンボタニシ駆除厨は米帝の化学産業の狗だ」「古来の日本の農法をとりもどせ」「ジャンボタニシを導入して日本をディープステートからまもれ」など興奮して叫んでるんだよな。
話が通じる気がしない。
ジャンボタニシが流行り始めた頃に話題になったのが「被害がまったくない水田がある」という事実
ジャンボタニシは繁殖力が凄まじいので駆除作業はほとんど意味が無く
一度広まるとあたり一面の水田にうじゃうじゃと湧いてくるんだが
その中でなぜか被害が全く無い水田がいくつかあることが分かった
「被害が少ない」のではなくて「全く無い」のだ
原因について調査した
その結果、被害のない水田の苗は他の水田に比べて茎が非常に太いことが分かった
ジャンボタニシは細い茎を好むために太い茎の稲は食べない
一般的な苗の太さはちょうどジャンボタニシ好みの太さなので甚大な被害が出るのだが
太い茎にすることで被害が出ないだけでなく、雑草の生え始めのような細い茎が食べられるため、結果として除草効果が生まれた
この結果から「よし、茎が太くなるまで苗を育てよう」という農法が生まれそうだがそう簡単にはいかない
一般的な育苗で用いられる苗箱はただの四角い箱の中に土を入れて種を植えるような形で
その状態から根をちぎって水田に植え付けるような方法が行われている
この方式だと茎が太くなると根が増えてしまうためこれ以上茎を太くすることが難しい
これを改善するために生まれたのがポッドタイプの苗箱で種一つ一つを小さな穴(ポッド)の中で生育する
お互いの根が干渉しないために根をちぎって植える必要がなく、太い茎の育苗が可能になる
(ダッシュ村で使われている苗箱がこれにあたる)
前述した篤農家などはこの方式を以前から利用しており、ジャンボタニシの被害が全く出ていなかった
では全農家がこの方式に切り替えれば良いかと言われるとそう簡単にはいかない
苗箱を変えるということは播種の機械を全て入れ換えることになり、更には田植機も買い替える必要がある
農協側の苗箱交換と全農家の田植機交換を合わせる必要があってほとんど不可能に近い
これらの費用を鑑みると「ジャンボタニシを駆除した方が安い」という結論になって今でも駆除を続けている
ただ、何年も駆除作業をしているが完全に焼け石に水状態で用水路にはピンクの卵がびっしりと植え付けられ
自家で育苗している農家は苗箱交換をしたり、田植えの直前・直後にしっかりと殺虫するなどしている
さて、これで話が終わるかと思いきや、最近では前述した篤農家の水田にも被害が広がっている
茎が太くてもやられてしまうのだ
原因はまだ分かっていないが、恐らくだが「ジャンボタニシが増えすぎている」
餓死寸前のジャンボタニシは茎が太くても稲の苗を食べるようになり
OSOに駆除してもらおう。