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はてなキーワード: デートDVとは

2024-02-13

気持ち悪すぎる】 灘高の「性教育講義」を揶揄した大人たち(主に田端信太郎さん)に批判殺到…現役在校生反論

https://anond.hatelabo.jp/20240213004631

Aion_0913 灘校での女子大合同のジェンダー講座にオタク下品目線して灘校生に住む世界が違うとピシャリとやられた後にキレたのに似たものを感じるんだよなあれ。

え、なにこれおもしろ元ネタどれ?と思ったので調べてみた



性的同意ってなに?」灘校生が甲南女子大生と学ぶ、生理の悩みとデートDV

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76883


【灘校の性教育】“女子大生とディスカッション”に賛否 授業の意義とは?

https://www.youtube.com/watch?v=q-ghVQ6PYkw



気持ち悪すぎる」灘高の「性教育講義」を揶揄した大人たちに批判殺到…現役在校生反論

https://news.goo.ne.jp/article/jisin/nation/jisin-https_jisin.jp_p_2244313.html#google_vignette

インフルエンサー田端信太郎氏はネットスラングで「笑」を意味する「www」をつけた。

インフルエンサー田端信太郎

インフルエンサー田端信太郎

インフルエンサー田端信太郎

インフルエンサー田端信太郎

インフルエンサー田端信太郎

インフルエンサー田端信太郎

名指しされている……




https://twitter.com/Umeboshi_mikann/status/1704983792442876347

https://twitter.com/kato_seigoro/status/1705228963747127440

灘校生と関係のない大人の方々が、こちらが真面目に受けている授業を茶化して何が楽しいんでしょうか。






おっさん達がはしゃいで若者セクハラ」灘高生と女子大生の性教育茶化す、恥ずかしい大人たち

https://diamond.jp/articles/-/329893



「名門男子校」のジェンダー教育嘲笑する年長男

https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2023/11/07/media-4/

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/77373

2024-01-15

トイレを開けられるイタズラをされていた。

大学生のころ、元カレがいたのだが、彼の家にお泊まりして、トイレを借りていると、彼は鍵をコインを使ってこじ開けて扉を開けてきた。

半ケツで頑張って扉を閉めようと歩く私を見て、彼はケラケラと笑っていた。

一度だけでない。何度も何度もしてきた。

私は本気で嫌がり、やめてと言ったつもりだが、複数回そのいたずらは続けられた。

そのうち飽きてやらなくなったように思う。覚えてないけど。

恐らく私が嫌がるさまを見て楽しんでいるのだ。

今でもトイレの前に人が通ると、こじ開けられるんじゃないかと怖くなる時がある。

特に他人の家のトイレを借りると。

まあその元カレとは半年で別れ、もう2年になろうとしているので、すっかり過去の話なのだが、 思い返せば元彼との関係デートDVのケがあったかもしれんな。

いや、もうあんまり覚えてないけど、まあ私視点の話だからなんとも言えないけど、 巷のデートDVチェックリストにはそれなりに当てはまるなぁ…みたいに思う。


思い出せる具体例を挙げると、上記トイレの話に加えて、

・私が傷つくことをわざと言って私が傷付くさまを楽しむ 例えば巨乳二次元キャラクターと私の身体を見比べてあからさまに馬鹿にするとか。

LINEなどの内容をすべてチェックする。その上でつまらんなどと文句をつける

ピクシブの非公開ブックマークまで見てくる

YouTube履歴を見るのは本当にやめてと何度か言ったけど結局見る。その上で変なのを見てたらからかい、そういうのがなかったらつまらんと文句を言う。


研究室で私が他の男子と楽しそうに喋っていると怒る。やめろという。やめなかったけど。

・他の男子と少し話していただけで、その男の子のことを好きだろうと言って私を責める。私が好きなのは君だから安心せいって言ってるのに。


避妊具なしでの性行為強要する。私は自衛のために低用量ピルを飲んでいた。精神的に不安定になったのはこのせいもあったと思う。

・疲れているので家に帰りたいと言っても無理やり自分の家に泊まらせる。

下着や裸の写真を送らせる

余談だが、彼はずっとオカモトゼロツーの避妊具を使用していたけれど、のちに他の人に避妊レビューをしてもらったところ、「これは非常に分厚く感じて刺激が得られないので、これを使っていたらナマでしたくなるかもしれない」と言っていたので、そのせいもあったのかもね。


・不機嫌になると、(自分馬鹿にされたと感じる、がトリガーに感じていた)、私の話を無視する、不機嫌を私に当たり散らし、私が謝り倒しても無視を続ける。

無視も、「僕は傷ついたのであなた無視しますよ」のアピールがあからさまなのだ。「つーん」とマジで口に出し、顔を反らして不機嫌そうな顔をする。


まあこんなかんじで、思い返すと結構やばいやつなので、早めに別れてよかったと思うことにします。

2023-10-30

はてな式・不同意性交議論をよそへ持って行くとあら不思議

デートDVですら「ちゃんと信頼できる人とだけデートすれば殴られずに済んだのにね(笑)」となり同情の余地ゼロとなります

2023-09-26

配偶者からDVを受ける人間を守ってはならない

大前提として未婚者同士の間で起こるデートDV暴力、性暴力は許されないことであり、もし被害に遭っている人がいたら老若男女問わず守られるべきである

しかし、法的なパートナーからDV被害を受けている場合は別だ。

責任加害行為を行った者と、選別眼がなくそのような人物を法的な配偶者に選んだ被害者で分担されるべきである

法的な配偶者からDV被害を受けた者がいたら、我々は涙をのんで彼らを笑い物にしなければならない。選別眼がなく自らが自らの責任で選んだ配偶者から暴力を受ける者は決して保護されてはならず、行政には見捨てられ、周囲の人からは笑われなければならない。

そして選別眼のない被害者は自業自得によって配偶者に殺され、配偶者傷害致死殺人刑務所にぶち込まれる。こうして、暴力を振るうクズ相手を見る目のないクズ2人がこの世から消える。

配偶者の選別に失敗し、生命危険に晒されたとしても誰も助けてはくれないという現実を全ての人に見せつけることによって、みんな配偶者の選別に慎重になるだろう。

これが社会正義だ。

税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


思い出③ ビットコイン

 私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

 当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

 40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

 そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。納税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

 ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

 国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

 ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

・今の部署との並行体制だと過労死する

・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

 このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

 私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

 ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

____________________________

《後述の内容》

中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

総務省

たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

国土交通省

たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

財務省

ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

国税庁

高卒採用はしているが、数はとても少ない。公務員試験には受かっても、税務大学校での勉強についていけずに辞めていく子が多いのが理由だ。代わりに、会計といった専門学校の子を多く採用している。

厚生労働省

たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

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 かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

 実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

 実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

 加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

 さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

 そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

 ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

 一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

 かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

 その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

  にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

 ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

 食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

 サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

 かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

 内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

 別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

 愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

 そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

 その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



思い出④ 政治家転身を間近に見て

 「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

 30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

 そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

 説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

 なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

 私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

 Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

 Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

 Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

 Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

 かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

 でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

 まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

 その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

 ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

 あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

 もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

 女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

 犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

 強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

 この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

犬「あの~、今なんて……?」

猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

犬「バッカなんですか猫山さん!」

猫「そこまでいうの犬神さん!?」

犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

 リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

 思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

 あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

 追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

 あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



 Part3/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

2023-09-22

デートDVかい新語本気で意味分からん

別れれば??

別れてくれないならストーカーだし、殴ってきたり暴言吐くなら恫喝暴行だし普通に警察呼べばいい

そもそも、女には分からんかもしれんが、束縛モラハラ男なんて男から見りゃほとんど最初からわかってるんだよなあ

2023-05-09

anond:20230509124303

恋愛もそういうもののはずなのに

なんかデートDVかいう新概念作り出してますよね

2023-01-11

ワイのデートDV被害体験談

は何もないんだけど

 

彼女ちょっとしたツッコミ背中をバシバシ叩いてくるのがうざくて会うのが嫌になった

あとなんか不満があるときもふざけた感じを装いながらけっこう力込めてバシバシ叩いてくるのがうざくて会うのが嫌になった

anond:20230111034905

こういうのは被害定義が難しいよね

食事代を多く払わなければいけないような圧力を感じた」を経済的デートDV定義したら

きっと男子女子10倍以上被害を受けていることになるだろう

2023-01-10

anond:20230110135230

それを言ったら逆に「悪質なデートDVを繰り返してきたま~んに男性側が耐えかねた末の一撃」かもしれないではないか

そこら辺の事情は一切あの動画からはくみ取れないぞ

と元嫁のDVで眼底骨折食らったことのある俺は思う

2022-09-11

anond:20220910202435

デートDV云々もそもそも恋人ですらないセフレ関係ってところで弱くなってるよな

こういってはなんだが、積極的に道具になりに行ってるやつを道具として扱ってるだけだから

まあそれも普通に悪いことだと思うけどね

金、名誉、顔などの資本洗脳してる

統一教会自由意志献金しただけだろ?なんの問題が?」ってのと同じ

法に反してないだけで悪いことだよ

2022-06-13

anond:20220613121140

もしデートDV言葉暴力も含めたら、今まで平和的な存在として扱われてきた女性加害者のかなりの割合を占めるようになってしまうのだろうか。

2022-04-21

anond:20220421202039

横なんだけど「頑張ったねクーパー靭帯」は付き合ってる相手から言われてもNGだぞ

他人の体のこと私物化してんじゃん、デートDVとかモラハラと近い部類

彼女の体は彼氏のものではないです

2022-04-17

他人の家に押し入ってレイプする奴はどういう人生を歩んでいればそういうことをするようになるの?

痴漢だのデートDVだのならそういうこともあるんだろうから気を付けようという気にもなるけど

いったいどういう人生を歩めば見ず知らずの他人の家に押し入ってレイプするような人間に育つんだ?

さいころ父親母親や近所のペドフィリアレイプされてたとか?

2021-09-20

anond:20210920182100

失礼しました。

デートレイプとかデートDV被害者に対するセカンドレイプに該当する恐れがあるね。

そのあたりを細かく書いておけばよかった。

anond:20210920175043

余程のことがない限り、恋愛関係婚姻関係間にて不同意が発生することはない。

デートDV問題視されてると思うんだけど……。

これはDV被害者を軽視してるんじゃないかな。

2021-06-13

anond:20210613213215

どこがわからないのかわからないけど。

デートDVや「痴情のもつれ」による事件いくら伝えられても、「恋愛結婚自由とは言うけど、やっぱり悪影響はあるよなぁ」とは言われないのよね。

大抵の場合、なぜかそれがポルノコンテンツ創作物の影響論にすり替えられる。

言論が正しいか正しくないか以前の問題として、「問題提起そのものが行われない」わけ。

「どうしても暴力的に見えるコンテンツは、文脈無視して暴力けが消費されるかもしれない」

暴力だけを消費する人の中には、実際に暴力を真似したいと考える人いるかもしれない」

「実際に暴力を真似したいと考える人の中には、理性のタガが外れていて実行する人もいるかもしれない」

そんなわけのわからないマジカバナナ創作物責任を問うという活動は「言論自由」として正当化されるのに、「恋愛結婚をする人の中にはDVをする人がいるかもしれない」という当たり前の論理は、決して「だから恋愛結婚という文化それ自体DV責任がある可能性があるのではないか?」という問題提起には繋がらない。

そこに権力勾配が存在しているんじゃないですか?という話をしていましたね。

これが増田疑問符に対する答えになってるかわからないけど。

2021-04-03

統計的差別を亡き者にはできないよ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gendai.ismedia.jp/articles/-/81804

饅頭さんやデヴィッド・ライスさんのことは応援しているけど、この記事フェミニスト男性学者が受け入れられるものにはまったくなっていないね

これは統計的差別という概念を正面から否定するものになっており、現代フェミニズム統計を駆使しながら戦ってきた歴史をも否定することになってしまっている。

例えば、女性専用車両合法的に成立させている基盤はなんだろうか。

統計無視できないレベル男性から女性に対する性犯罪が多く、その逆は圧倒的に少ない。

政策としてもこの統計的傾向は無視できないからこそ、最大多数の最大幸福を優先して専用車両を設けるに至ったんだよ。

加害性の強い属性強制隔離しない限り、電車内の性犯罪は防げないから。

実際に女性専用車両によって痴漢は防げるようになった。

別の例としては共同親権問題もある。

あれだけ世界各国から勧告されてもなお日本共同親権制度を拒み、主に母親親権付与する形で単独親権制を維持する理由は何か。

父親の加害性、妻や子に対する家庭内暴力モラルハラスメント発生件数母親によるものと比べても圧倒的に多く、共同親権にした時のリスク無視できないからだよ。

家庭どころか、未成年の時点で既に男子学生と比べて女子学生の方が交際相手からの加害(デートDVと呼ぶことも)を受けやすい傾向にある。

フェミニズムだけじゃない。

今は政策一つ考えるにも統計が重視される時代だ。

EBPMという概念があってね。

https://www.cao.go.jp/others/kichou/ebpm/ebpm.html

EBPM(エビデンスベースト・ポリシーメイキング証拠に基づく政策立案)とは、政策企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠エビデンス)に基づくものとすることです。

政策効果の測定に重要な関連を持つ情報統計等のデータ活用したEBPMの推進は、政策有効性を高め、国民行政への信頼確保に資するものです。

内閣府では、EBPMを推進するべく、様々な取組を進めています

有害人物排除一つとっても、十分な統計エビデンスを集めてきた上でようやく可能となる。

これだけ統計が重視されている中で、全体の傾向があっても個々の人間には問題がないなどと言っていては、専用車両アファーマティブアクションも成立させることなどできなかっただろう。

2020-12-29

"NO"と言っときゃよかったよね(今更)

公に性教育が謳われるようになった昨今、ここ最近まで「自分を大切にしなさい」の意味が分かっていなかったことに気がついた。

性教育というのは単純に避妊性交渉について教えるということではなく、自分意思を明確にしてNOならちゃんとNOと意思表示すること、相手がNOを示したらそれ以上やらないこと、みたいな根本的な考え方も含まれている。

私は「NO」が言えないタイプなので、今となってはちゃんとNOと言うべきところがちゃんと言えずにズルズルと恋人関係を続けちゃったりしていた。

NOと自分とおさらばしたいので年末のこのタイミングで「NOと言っときゃよかったよねエピソード」について書き捨てておくことにする。

("→"以降は"今となっては"の私の心情)

事例1

キスする時に唾液を入れられる。また、「君の(唾液)もほしい」とせがまれる。

→ 潔癖なので無理ってちゃんと言わなきゃだめだよ。

事例2

キスする時に口を開けずに拒んでも頑なに舌を入れてくる。

→ 事例1の唾液もそうだけど苦手なら苦手ってちゃんと言わなきゃだめだよ自分

事例3

男性のアレが舐められないことに機嫌を損ねられたので頑張ってトライするも頭を押さえつけられる。

彼氏とはいえ頑張らなくて良かったでしょ。それを乗り越えて何が待ってるっていうの。

事例4

なんかいつも指舐めたり口に指を入れてくるから口に指を入れ返してみたらものすごいキレられる。

→ 人にはやるくせにやられるのはNOというのが正直理解できないけど、それが性癖ならそれはそれでブチ切れないで普通に申告してほしかった。考えなしにその場が治まるからといってひたすら謝る自分も大概だったよ。

事例5

お金がないかホテルではなく実家でヤラされる。

→ そこまでしてヤリたいと思わないなら合わせなくて良かったよね自分

事例6 (デートDV)

スキッパーブラウスとか来ていると「何その胸が見えそうなデザイン」とか言いながら手を入れようとする。

ファッションを「俺のためのエロ」と履き違えられるのつらたん

事例7 (デートDV)

カウンター席で執拗に太ももを触られる。その手を滑らせて股を弄ろうとする。

さすがに第三者が見えるところで恥ずかしいので手を必死で押さえつけると嫌な顔をされて以降一切口を聞かなくなる。

→ 「そんなに触りたけりゃ触れやオラ!!」って足を広げてやったら良かったな。どうせ別れるし。

事例8 (デートDV)

新しく買った靴を履いて出かけようとしたら「今日は会わない日なんだから履かないで(=俺と会う日に最初に履いて)」と言う

自分で買った靴なんですが!?!?!?

事例9 (デートDV)

知り合いの多い場所で態と手を繋ぐ。振り払おうとしても離してくれない。

一方で普通の街中では手を繋ごうとしても振り払われる。

→ 知り合いに自慢したいだけか!?

事例10 (デートDV)

人と目を合わせるのが苦手な私に態と目を合わせて何秒耐えられるかカウントし始める。

→ これは頑張って「嫌だ」って言えたから偉いね自分

だけど何度嫌だと言ってもやめてくれない時点で早く別れるべきだったね。

【教訓】

是正してまで付き合いたい相手じゃないなら早く別れよう。

大人基本的に変われないの。曲がりなりにも人が良いからってその人の問題を乗り越えようと頑張るだけ無駄だよ。

あくまで「自分を大切に」。

2020-12-15

[]2020年12月14日月曜日増田

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2020-12-14

anond:20201214114028

セクハラなんていう罪はないしデートDVなんていう罪も存在しないよ

anond:20201213022017

もつっこんでないんが、これデートDVやぞ

久々に彼氏携帯拝借して、LINEやら検索履歴やらを確認

これってデートDVチェックリスト

https://tkws.jp/tokiwa/withyou_checklist/

スマホ携帯に関すること

1.メールLINEなどの返信が遅いと言って怒ったり不機嫌になったりする

2.勝手スマホ携帯履歴や内容をチェックする

3.勝手スマホ携帯データを消去する

4.SNSへの投稿をいつもチェックして、気いらないと怒る

5.どこにいるのか、誰といっしょかなどの行動をいつも連絡するように要求する

6.GPS機能のあるアプリ入れて行動を監視する

7.あてはまるものはない

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