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はてなキーワード: 納税者とは

2023-09-30

選択シングルマザー弱者男性が噛み付く理由が分からない

なんで??マジで何で??

本当にわからないんだけど、別に良くない??

自分が産めない分将来の納税者育ててもらってると考えたら批難する理由なくないって思うんだが…

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


思い出③ ビットコイン

 私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

 当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

 40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

 そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。課税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

 ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

 国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

 ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

・今の部署との並行体制だと過労死する

・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

 このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

 私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

 ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

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《後述の内容》

中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

総務省

たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

国土交通省

たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

財務省

ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

国税庁

厚生労働省

たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

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 かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

 実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

 実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

 加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

 さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

 そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

 ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

 一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

 かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

 その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

  にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

 ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

 食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

 サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

 かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

 内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

 別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

 愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

 そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

 その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



思い出④ 政治家転身を間近に見て

 「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

 30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

 そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

 説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

 なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

 私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

 Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

 Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

 Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

 Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

 かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

 でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

 まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

 その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

 ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

 あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

 もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

 女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

 犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

 強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

 この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

犬「あの~、今なんて……?」

猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

犬「バッカなんですか猫山さん!」

猫「そこまでいうの犬神さん!?」

犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

 リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

 思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

 あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

 追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

 あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



 Part3/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

税務官僚だった頃の思い出 Part1/3


 国税庁の最終面接のことを思い出している。大学四年生の頃だ。今までの面接は、無機質な長机とパイプ椅子のものだった。だがその時は、四角いどっかりとした檜机と、ふかふかの椅子だった。それでいて圧迫感のある面接であり、最後に「私達と一緒に働けますか?」と言われたのを憶えている。

 「はい。私でよければ宜しくお願いします」といったことを告げると、その場で最終合格が遠回しな言い方で告げられた。内定通知は賃貸アパートに届いた。

 こんなところに書くほどだから予想はつくだろうが、結構前に官僚を辞めている。仕事は大変キツかった(きっつー、というやつ)が、やりがいはあった。いつかは挑戦してみたい仕事もあった。

 思えば、大学3年生の春からコツコツコツコツと勉強を重ねて、やっと第一志望のひとつだった官庁合格できて、「やったー!」と無邪気に思っていた。案外こんなものだ。

 国家公務員課税部門)としての経験20数年しかないが、せっかくのシルバーウィークだ。ちょっと語ってみたい。今は税務コンサルタントとして働いているが、夏前に大きな仕事が片付いた。今は仕事を少なくしてもらっている。

 仕事のことを、はてな匿名ダイアリーに書いてる人を稀に見る。今回、私もやってみようと思った次第だ。企業との課税交渉協議録とか、個人法人の税額とかを載せない限りは大丈夫だろう。何かあったら責任は取るつもりだ。

 高橋洋一山口真由が自著で話している内容に比べれば、当日記はベジタブルのようなものだ。あの内容を出版して捕まらないなら、ここで書く内容など余裕でセーフだ。

 なお、私ははてなユーザーの中では年寄り(フミコフミオさんと同い年)である。古い表現があってもお許し願いたい。

 先に言っておくが、「霞が関に来なければ体験できなかったことは人生財産」とか、「国のために働いている自負があった」とか、「苦しかったけどいい仕事ができて国民のためになった~」といったことはあまり書かない。

 そんなに夢や理想のある官僚じゃなかった。僅かばかりはあったが。むしろ組織に負のイメージがあって、若い頃に限った語彙だと「こいつらクソ野郎だな」という感情を抱いていた。それで、40代になって数年後に転職した。再就職規制に引っかかる危険はあったが、グレーな方法突破した。

 当日記は、数パートに分かれている。できるだけ簡潔にまとめたい。以下、思い出を何点か挙げて回想する。



思い出① 税金とは何か?という問い

 中学生の頃から、「税ってそもそも何ぞや?」という疑問があった。大学に入ってからは、税理士資格を取るために勉強していたが、どれだけ勉強しても税への理解イマイチだったし、全科目に合格した後も結局わからなかった。

東大とか一橋大とか慶應とか早稲田とか、そういうい大学を出てるわけじゃない。偏差値50ちょっと大学だ。たまたま会計学講義を取ってみたら面白く、勉強にハマった。

 税とは、一般的説明だと、国や地方自治体国家の維持や発展をめざして、民間では供給されにくい公共的なサービス提供するにあたっての資金として「税金」を徴収している――ということになっている。

 だが、おかしいと思っていた。だって、国はお金自由に発行できる。地方自治体が言うのならわかる。あと、大昔だったら年貢を物納で納めてもらわないと国が維持できなかったはずだ。

 だが、現代社会国家がそんなことを言っても説得力イマイチだ。税金をとらなくても、別にお金を刷ったらそれでいい。金本位制時代を通り抜けて、今では発行された紙幣のものに信用がある時代なのだお金というのは、それがお金であるがゆえにお金だ、というトートロジーである

 増田民の人も、わかってる人はわかってるだろう。税とは何かが。ここで答えは書かない。気になる人は、Yahoo!知恵袋とか、Quoraで求めれば賢い人が教えてくれる。

 私が納得いかなかったのは、一応は国家公務員一種試験(昔だったら上級甲種試験)を通ってきたはずの人達が、入庁一年目だった私の質問に答えられなかったことだ。「そんな当たり前のことを聞くな」という人もいたし、「ここではちょっと…」と口を濁す人もいたし、「知らん。自分で調べろ」という人もいた。

 税を納めるのは当たり前のこと、ただ、その原理と言うか……そう、原理大事だろう。何も考えずに常識を信じていいのは中級者までだ。上をめざすのであれば、身も蓋もない本質を疑う必要がある。

 こういうことを私が言っても説得力がないので、ちょっと引用させていただく。

それぞれの原理を、その自然本性のかぎりで探求しようとしなければならないし、きちんと定義されるよう腐心しなければならない。というのも、原理はそのあとに続く事柄にとって、大きな影響をもっているかである。実際、原理は全体の半分以上であり、探求されているものの多くは、原理を経由することで明確になると思われるのである。 ニコマコ倫理学(上) P.62


 なぜ国民から税金を取るのか、という新人職員の問いに答えられる職員10人に1人ほどしかいなかった。思えば、この時からはいつかここをやめようと思っていたのかもしれない。

 実際、徴税国民みんなから集めたお金公共サービスに充てるため、というのはお題目だ。わかりやす国民を納得させるための。本来目的はほかにある。それに比べると、上の『お題目』はビックリマンチョコのおまけに近い。ウエハースだ。



思い出② 課税処分の難しさ

 トラブルになりかけた事例になる。詳細は端折って書く。専門用語は補足するか、日常的な言葉に言い換えている。

 キャリア官僚現場体験しないイメージがあるかもしれないが、別にそんなことはない。入庁二年目から普通に現場だったし、30才を過ぎて地方支局で働いてる人もいる。

 当時は、北海道某所にある国税局に勤務していた。一応は税理士必要な科目は残りふたつというところまで取っていたが、それでも実務は難しかった。勉強しないといけないことは山ほどあるし、一年目は税務の学校で学ばせてもらったが、実務に必要知識の何割も身に付いていない。税務の世界は広いのだ。

 最初の頃はひたすら、簡単事務とか雑用とか、先輩が受けた税務相談の回答案作りとか、上位機関から調査ものとか、庶務全般文書収受会議日程調整~飲み会手配まで含む)に、兎に角いろいろやった。

 すべて勉強になるとは思ったが、正直これは臨時職員がやった方がいいのでは……と感じるものもあった。まあ、とにかく新人らしく何でもやった。

 赴任して半年だった。とある先輩を経由して、それなりの事業規模の法人の税務申告を最初から最後までやらせてもらえることになった。同じ年代職員(※省庁キャリア)の中では遅い方だった。資本金結構ある機械メーカーだったかな。これまで当業務では、先輩方を手伝う立場として動いていたから、割とすんなりいくように思えた。

 申告内容は当然精査するのだが、日本課税制度は一応性善説でいっている。国民法人含む)が嘘をついたりごまかしたりしない、ということを前提にしている。その企業も、過去に税務に関して更正処分(支払う税額が誤っていると判断した場合に○円払いなさい、という措置関係トラブルを起こしたことはない。

 一応は提出書類を三周ほどしたところ、申告書類も、帳簿も、領収書請求書契約書(請書)も、通帳関係問題なし……それで、さあ決裁だといった具合に伺いをスタートした。

 先輩方の場合は、スルッと起案が通るようだったが、自分場合はそうはいかなかった。新人に厳重なチェックが入るのは当然だった。

不動産の項目がおかしい。取得した不動産価格常軌を逸して安い。税をごまかそうとしているのでは?」

 という、先輩及び直属の上司からツッコミがあった。上司を納得させないと、次に進むことができない。思えば、あの先輩は、このことがわかっていて私に振ったのかもしれない。

 当時の私の実力を超えた課題だった。頭を抱えたのを憶えている。あの時の思考過程を追っていこう。

 かくして・・・

 探求の旅は はじまった

 まず何をすればいいかというと、不動産価格がしっかりしたものかを調べればいい。正当な根拠のある価格であればいいし、不適当価格であれば……面倒なことになる。

 不動産売買にかかる課税額は、比較シンプルだ。普通法人税と同じで基本は定率である(税額表を見ればいい)。ちょっと賢い中学生でも実務ができるだろう。

 印紙税も、登録免許税も、不動産取得税(県税)も、固定資産税(市税)もそんな具合だ。不動産本体価格については難しい計算必要だが、焦る必要はない。市区町村にある固定資産税台帳には、固定資産税評価額が載っている。それを見れば、登録免許税の目安となる不動産価格がわかる。※固定資産税の納付書にも書いてある。

 それを根拠に……と思ったが、そんなに単純な話ではない。ならば先輩も上司ツッコミを入れたりしない。イレギュラーなケースなのだ

 その物件は、なんと固定資産税台帳に載っていなかった。そういう土地だった。登記簿を見たところ、字名がとんでもないことになっていた。奥地にあって、大昔は栄えていたのかもしれないが、今では地域まるごと誰も手入れをしていない。そんな土地だった。しかし、幅4.0m以上の道路は通っている。江戸時代の人が整備したと思われる。

 国税庁においても、外部公表している不動産価格の調べ方みたいなものはある(いわゆる路線価だが、当然奥地には路線価がない)。国でも地方自治体でも、不動産価格を求めるための要綱要領は具えているが、今回は通用しないのではないか。そういう案件だった。

 若かりし日の私は思案しつつ、先輩にも相談して上司に2つの案を出したはずだ。懐かしい。

 1. 比準価格(みなし計算のようなもの)を使って不動産価格を弾くと、今の数倍以上の価格になる

   メリット…適正と思われる税を徴収できる

   デメリット…上申や裁判等になった時に勝てる保証がない

       県や市町村にも情報共有や協議意見聞取が必要

 2. 今回は大した金額ではないため、相手方の税額を受け入れる

   メリット…百万にも満たない税額差であり、費用対効果を考えるべき

   デメリット相手方が悪質だった場合前例を作ることになる

 結局、2.の案が採用された。それで、起案はあっさり通った。協議相談をしたのは直属の上司までであり、決裁の責任者には上司が一声かけたくらいだ。それで新人職員の一件目である課税処分は通ってしまった。

 思えば、先輩や上司からすれば、最初から2.一択だったのだ。今の私の判断もそうだ。課税額の差として百万円にも満たない金額のために、そこまでの手間はかけられない。もっとかに日本の税務行政のためにやらないといけないことが山ほどある。

 一応弁護しておくと、現場で働く公務員には、「法適用裁量」と「エネルギー振り分けの裁量」がある。現場的な要素が強い職種だと、上司の指揮監督を受けるのが望ましくない場合がある。極端な例だが、警察官凶悪犯をパトカーで追っている最中に、スピード違反信号無視をしている者を放っておくのはやむを得ない、といった観点だ。

 余談になるが、国税局職員県税や市税の脱税を見つけた場合も、人や状況によって対応が変わる。情報提供する場合もあれば、見なかったことにする場合もある。

 それこそ昔の話だが、飲み会とある話を聞いた。ある個人納税者から地方税務署相談があったという。要約すると「1年前に出した赤字決算の申告書だが、実は黒字で、税金を納めないといけないことがわかった。どうすればいいか」ということだった。追加で納付すべき税額は、約30円のようだ。このままでは脱税者になってしまうと焦っていたらしい。

 その相談を受けた税務署員はこう答えたという。「実は、ボールペンとか消しゴムとか、事務用品を買っていたのを申告書に書いてないんじゃないですか? だったら、納付すべき税額はやはり赤字では? 問題ないですよ」と。※以後の話は不明

 課税処分はもちろん、どのような行政処分であっても費用対効果という観点が重視される。税収1万円増のために2~3万円をかけるのは議論余地があるにしても、20~30万円をかけるのは明らかに不合理だろう。

 テレビネットメディアはてなブログでは、公務員は何も考えずに税金支出しているイメージがあるかもしれないが、ちゃんと考えている人が多数派である。そこは信じてほしい。

 数年後、私は北海道から霞が関に戻ることになった。それから退職するまで、ずっと法人課税部門にいた。



 Part2/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201302

2023-09-16

増田裁判をやる方へ

安心ください。

日本法治国家であり、密室裁判ではなく公開裁判です。裁判からってどうってことはありません。

裁判所に行けば、基本的に誰でも自由裁判を公聴できます。(ただし、注目の裁判で多数の傍聴希望者がいる場合抽選になります。)

 

裁判基本的に単なる「手続き」でしかないので誰でもできます。(弁護士を雇うお金がない人でも裁判をやれます。)

今の時代ネットを使えば誰でも情報発信できる時代です。

インターネット活用すれば裁判ネタにして稼ぐことができるので、この機会に実際に自分裁判をやってみて、法律社会ルール)について学びましょう。

cf. google:東京地裁 傍聴 ブログ

 

SLAPP対策

自分が異常者だと気付きながら生きていくことの苦しみ

https://anond.hatelabo.jp/20230914124942

追記

なんか荒れててびっくりした。マジで

死ねばいいとか、やってるところバレて捕まればいいとかご指摘ありがとう

死ねばいい」と「失明するまで殴りたい」は開示請求いけるかもとのことなので

早速進めさせてもらってます。こういうの初めての経験から戸惑いつつ。

ちなみに開示請求は早ければ早いほどいいらしい。

 

この増田から訴えられた方は是非情報発信してください。

 

匿名でイキってるやつの弱点は実名になった途端急にトーンダウンすること。

俺なら訴状を受け取った時点で、自分相手も完全情報公開でやり取りします。俺の場合実名でも活動してるので全然問題ないですね。

自分に非がないと思うならいつも正々堂々としていればいい。増田匿名に隠れていないで表に出て来いと。どのみち裁判=公開なので隠し立てはできないから。

別にこの増田(異常者増田)との絡みはないんだけど、過去に他の増田で絡んできた奴がいた。

文句があるなら裁判所で会おうぜ!」という話をしても誰一人会いに来なかった。(匿名しかイキれない雑魚?)

 

ちょっと前、はてなブックマークでcolabo問題言及していたら政治家弁護士をバックにつけた連中が出張ってきてアカバンされそうになった。

仕方なく今ははてブを非公開にしてるけど自分に義があると思うなら絶対妥協はしない。一納税者として税金チューチューの悪党どもをのさばらすわけにはいかない。

相手は俺が黙って見過ごしていると勘違いしてるかもしれないけどこっちは入念に準備している。相手の弱点を分析して100%勝てる方法を用意。

負ける喧嘩ならやる意味がないからね。(時間無駄

 

俺は実際に裁判をやったことがあるけど、法律勉強する良い機会になるから恐れずにやってみるべきだと思う。というか土人じゃなければ全員法律に熟知すべきだよね。

異常者増田レスバしている連中は今のうちから裁判法律の本を読んだり優秀な弁護士を探しておくと良い。(金があれば顧問弁護士を依頼)

俺は同級生法曹が何人かいるけど弁護士は実績を見て(得意分野に応じて)何人かいた方が良い。

 


 

追記

攻守交替のお知らせ

異常者増田裁判やると言ったら「できるわけない」という増田が湧いてきました。

匿名なら何を言っても許される」と勘違いしている連中は本当に正しいのか?実際の裁判検証する価値がありますね。

なので今回は異常者増田応援することに決定致しました。

匿名なら何を言っても許されると勘違いしてるアホどもは首を洗って待っとけ!

2023-09-15

増税批判するのと同じ口で「公務員待遇改善しろ」って言うヤツ

公務員待遇改善コストを賄うための増税なら批判しないのかな?

それとも国債で子々孫々にツケ回そうって魂胆なのかな?

これから先、世紀単位納税者が減る一方の国で国債を増発しろっていうの、はっきり言ってバカ以外の何物でも無いと思う。

限られた金をどう使うか、キチンと考えた方が良いけど、最終責任者である有権者が全く考え無しなのそいつらが選ぶ代理人たる議員がキチンとした考えなんか持ってるわけ無いよな

そして、そんな議員に使われる公務員滅私奉公なんかするわけ無い。

考えても無駄から飯食ってクソして寝るに限るな。

2023-09-06

消費税インボイス反対論ほとんどなにもかも正しいと思えなくてすごい

消費税はモノ・サービスを消費する人が払っている。1,000円のおさかなを食べる人が80円払っている。1,000円のおさかなを食べるのがオットセイでイートインで食う場合100円払っている。

(「反対論ほとんどなにもかも正しいと思えない」けど唯一それは理解できるわと思うのが、この軽減税率インボイス元凶からそもそも軽減税率なんかやるべきじゃないんだという話だ)

で、消費者消費税100円払ったとして、このおさかな漁師が釣って魚屋に660円(600円+税)で売り、魚屋オットセイに1,100円(1,000円+税)で売ったなら、漁師60円魚屋が40円を納税すると辻褄が合うのが消費税で、漁師が免税だと消費者100円払ったのに魚屋からの40円しか納税されないのが「益税」といわれる問題だ。

消費税は預かり金ではない」

 →現行制度で売上の中身が会計上どう区分されるかと、理念的にこの売上に課税するのが望ましいかどうかは話が違う。

  これからこうしましょうという話をしているときに、現在自動的にこうなっていますということは、だから何だ?でしかない。

  冒頭の例で「本来は、漁師60円魚屋が40円を納税するべき」以外のところから出発することは考えづらいだろう。

課税事業者になると事務処理が膨大になる」

 →1千万円に達しないような売上の人は、通常、簡易課税になるだろう。

  簡易課税だと、自分が出す請求書類に登録番号を載せる様式変更をするのと、1年に1度つくる確定申告に追加の数ページが増えるだけだ。

  個人事業なら税理士に頼む必要もないと思うが、私はとても事務能力が低くてできないという主張を覆すことはできないのでそこは措いておく。

  とはいえ簡易課税消費税による増分は、小学生でもできるような掛け算くらいしか要求されない。

  通常の確定申告ができるなら消費税にも対応できるし、消費税対応できないならそもそも通常の税務が自力で出来ないだろう。

 →3%の消費税ができたとき、零細事業者経理電卓弾いて手書きの帳簿つけてたわけだから

  当時と今とでは「この程度の益税のために事務量を課すのは酷である」の水準は違ってしかるべきだろうし、

  天秤の片方に乗るのは「売上高」じゃなくて「消費税額」だ。

  税率が上がるほど、テクノロジーが発達するほど、「これだけ小さい事業者対応できなくても仕方ないですね」のラインは下がるんだ。

  簡易課税でも対応できませんと言うのは「もうそろそろ無理」なんじゃないかなあ。

「いままで消費税請求していなかったのに、課税事業者になると税込み請求していた計算をしなければならなくなる」

 →今後消費税請求しますと言えばいい。

  近所の競合の駐車場が税込11,000円であなた10,000円でやってたなら11,000円にすればいいし、11,000円でやってたか競争12,100円にできないならそれはいままで消費税取って懐に入れてたんだろう。

益税がないと生活できない(意訳)」

 →それって仮に消費税が0だったらやっていけないということだから、すごくいびつ状態ですよね。

  3%, 5%, 8%, 10% になる過程価格転嫁できてなかったからそうなってる。

  ところで、5%→8%→10% のところでは、消費税転嫁対策特別措置法ってあって、価格転嫁しなければならないことになっていて、

  零細事業者に至るまで「やっほー!ちゃん価格転嫁してる?拒否する元請とかいない?」って調査来てたじゃないですか。

  一方、サービス業で課税事業者になって簡易課税にすると見なし仕入れ50%から、実質消費税が5%のころの収支になるわけです。

  法律強制されて調査まで来た価格転嫁分が相殺されると生活できなくなるって、さすがに筋が通らないと思うんですよ。

  法律要請役所調査無視して元請とフリーランスの間で消費税相当分を不当に元請がチューチュー吸っちゃってるみたいな取引をしてるなら、

  さすがにそれは当事者の間で是正してくれんかって国としてはなるんじゃねーかと思うわけです。

※※※

 インボイス反対っていう人たちぜんぜん正しいとは思えないけど、ぶっちゃけなるべく税金払いたくないので頭が悪くなったふりをして無茶なゴネ方をするというのもひとつの形であるから、それはそれでいいとは思う。勝てるなら。そういう意味では、なんか勢いがあるみたいにある程度見せてるところを「すごい」とは思ってる。

 でも、これって本質的に「消費税があるほうが嬉しい人たちのポジショントークであるし、納税から見れば「自分が取られる税金が一部抜かれている話」であるし、国から見たら「これから増税していきたいけど、消費税率に比例して大きくなる問題が温存されてしまっているからできるだけ早く潰さなければいけない」であるわけだから、なんか勝てる要素があると思えないんすよね。普通の人たちはどう思ってるんですかね。

2023-09-01

生活保護費の内訳を展開する

病気会社辞めて、貯金食いつぶして生活保護者になった。

病気になってからあらゆることにやる気が出ない。やる気でなさ過ぎてトリンリックスを飲んでいる。

少しでも生産的なことがしたいので、訓練として掲題の情報を整理し、展開する。

場所】:都内1R。築40年以上(だったはず

【総支給額】約75,000+家賃(48,000)

家賃福祉事務所オーナーに直接支払う。このお金に手を出すことは出来ない。これは全国そう。

【ガス+電気代】:6,000

※ガスが2800円くらい。湯舟につからないと、寝付けないので、毎日湯舟に入っている

水道代は生活保護者は無料

ネット携帯代】:9,000

携帯は最安のahamo。友達はいないので電話代はほぼかかってない

一人暮らしインターネット料金の平均は月額7,003円らしい

※こうして書くと気付いたが、ネット代が安い?元プログラマーなので通信速度は妥協せずにいたが、ahamoは2,970円なので、ネット代は6,000円か……

【食費】:30,000(一日1,000以内

自炊しろと言われるだろうが、全くその通り。しか自炊が出来ない。

1.栄養考慮し、冷蔵庫のもので作る、もしくは食材を買うという行為が難しい。

食材がそれぞれどういう栄養を持っているのか、それぞれをどう組み合わせたら一日の必要量を摂取出来るのか、考えるのが私にとっては大変。

ちなみに、難しすぎるので、炊飯器食器にしてそのまま食事※してたら食中毒になって病院行きになった。

※三合炊いて、納豆や卵を入れる。当然食いきれない。ので、余った米を次の食事まで保温する。次の食事になったらまた卵や納豆を入れる……の繰り返し

2.台所が非常に狭いので強いストレスを感じる

3.調理に伴う生ごみの処理が適切に出来ない。ので、料理するとだいたいコバエが湧いたり、カビがはえたりする

……いくら出来ない言い訳並べても、納税者にとっては「知らんから、やれ」だろうなあ。それは頭がわかっているんだが、体が動かん。許してくれー。

(そういえば福祉事務所から10kgくらい米が届いたが、手を付けることが出来ずにいる。このまま腐っていくのだろうか……)

洗濯代】:1,800

洗濯機壊れているので、コインランドリー使用

※洗い300円、乾燥300円を月に3回。殆ど外に出ないので、洗い物の量はこれくらいで済む

【雑費】:3,000以内

履歴書印刷顔写真代、筆記用具代、ティッシュトイレットペーパーごみ袋、目薬、石鹸シャンプー低気圧対策薬など

交際費】:0

友達いないので電話代も飲み代も無い

【服代】:0

※外に出る用が無いので、会社めしてた頃に買ってた服だけで過ごしている。破れたら、中学時代裁縫セットで縫う。

書籍代】:5,000

ジャンルは色々。自己啓発ハウツー本ノンフィクション小説は今は殆ど読まない。昔は結構読んでたけど、働き出してから読めなくなった。図書館が遠いので、借りることも無い。

交通費】:約1,000

福祉事務所収入申告を行いに電車乗る、病院行くのに電車乗る、くらいしか外に出る用事が無い。

NHK代】:0

生活保護者は免除

新聞代】:0

※昔は日経読んでたけど、処理するのが大変

プロテイン代】:約500

※数か月に一回、大容量格安の粉を買っている。それを一か月に直すとこれくらい。

レンタルサーバー代】:約600

※元プログラマーとして、勉強の為

【残り】:貯金(計算上、約20,000円

漏れがあるだろうが、だいたいこんな感じ。

何か思いついたら追記する。

(所要時間:3h。実工数:約0.5h)

2023-08-07

anond:20230807211959

税金の使い道の話は難しいよな

主張を同じくする納税者が仮に50%いたとして、そいつらの言う通りにしたら残り50%の意には反してしまうわけで

東京の区ぐらいの、直接民主主義が実現可能な規模を統治単位だったらええんかな

2023-07-22

税金めっちゃ払ってるけど、生活保護かにイラいたことはない

若者でもどんどんナマポ使えばいいと思うよ

見てるだけでイラつくような無能が働くよりナマポ使って家にこもってもらっといたほうが納税者無能も楽だよ

ただ医療費無料はいかれてる

2023-07-21

anond:20230721110200

会社が生き残るために欠かせないのが売上高

投資家銀行もまずそこを見るだろう

過激さを抑えるには多少伸びが鈍くても銀行が貸しますよ赤字でも国が補填しますよという安心感があれば達成可能なように思える

しかしそれは預金をしている人や納税者が許していないか銀行数字を厳しくチェックする

2023-07-18

anond:20201105161905

こういうスルー力の低い連中がryuchellさんを殺した。当事者の間の話でしかないものを身勝手正義を振りかざして叩く。

子供と残された嫁がかわいそう」

お前はryuchellさんの嫁か?ryuchellさんの子供か?

叩く筋合いあんのか?

公金吸った組織やその代表批判したり、税金無駄遣いを批判したりするのは納税者とに権利がある。だけどryuchellさんの話は家庭内の話だ。そこにゴキブリの足のような心をもった連中がその土足で踏み込んで叩く。

お前らだよ殺したの。

2023-07-13

ふるさと納税反対派が理解できない

ふるさと納税の返礼品は今は地元特産品に限られている

納税者自治体寄付し、特産品自治体が購入し、寄付者に送り、納税者住民税が安くなるということは、事実上納税者の住む自治体が、他の自治体プレミアム商品券を発行するようなもの

まり地元特産品購入という形で地元経済お金を落とし、経済活性化させる効果がある

どの自治体プレミアム商品券は発行するし、なんだかんだの形で地元の店にお金を落とそうと頑張っている

ふるさと納税もその流れにドンピシャはまっている

地元特産品以外の妙な返礼品を用意すると地元に金が回らず意味は薄い

からその規制が入った

あとは各自治体が魅力的な返礼品を用意しさえすれば、納税額は各地相殺されてプラスマイナスはなくなり、一定額が地元経済に落ちるだけとなる

経済活性化にとてもいい政策と思うんだ

逆累進性とか、そういうのはあるとしても、別にそれくらい、と思ってしま

2023-07-04

日本と外国の税制を比較→移住先を検討

日本政府税金を値上げできる理由は、日本人日本から逃げ出さないから。

金持ち日本人は、税金が安い外国生活拠点を移している。

 

もしも、公務員以外の日本人日本から脱出して外国移住してしまったら、日本政府納税を確保できなくなる。

納税者数が減ったら、逃げ出した日本人日本へ戻ってきてもらえるよう、日本政府税金を値下げせざるを得ない。(市場原理

 

国の借金が増えても、国の財政破綻しないと言ってるけど、それは嘘。

国の借金が増えても、本当に国の財政破綻しないなら、財政の不足分は借金で賄い、税金を値上げする必要がないから。

 

ゲームルールを作った者が勝つようにできている。

ルールを熟知していない愚者搾取対象にされてしまうのは歴史証明済み。

 

敗戦後の日本戦勝国養分にされている。

日本人が納めた税金は、外国に献上されている。

日本税制改善できない場合は、外国税制に熟知して、資産分散させておくのが正解。

 

cf.

2023-06-11

実父の遺品?をどうすべきか


大した内容ではないかもしれんが、ちょっと相談したい。

先月父が亡くなって、財産の整理も終わって、あとは父の部屋に残った(大したことはないであろう)遺品整理をしてた。それが一昨日の金曜だ。

大半はそのまま家に置いておくもので、あとは明らかなゴミとか、雑誌類とかだったんだが、とある衣装ケースの中に父が地元市役所に勤めていた時の思い出グッズがあった。

(以下明細)※見つけた順。(!?)は驚いたという意味。「疾風伝説 特攻の拓」みたいなやつじゃない。

 ・入庁した時(1973)の同期との集合写真

 (加山雄三に似てるって言われてたけど本当だった)

 ・父が作った手書き事務処理要領

 ・毎日気づき

 ・人事異動通知書数十枚

 ・選挙管理委員会から選挙事務委嘱状数十通

 ・市民業者との業務上の折衝記録

 ・納税者への請求書や催告書、納税者から届いた手紙(!?)

 ・ステンレス製境界プレート約10枚(!?)

 (地面に打って土地境界を示すやつ。○○市という刻印アリ)

 ・市民病院財政健全化支出カットを巡っての偉い人との折衝記録

 (普通に脅されてた。わが父ながら憐れだった...)

 ・止水栓の蓋を開けたり閉めたりする専用の道具(!?)

 (我が家が料金未納で上水道を止められても大丈夫!! ミッキーマウス「ハハッ♪ ボク、水道料金払わないよ♪」)

 ・公共事業と思われる団体の、お金けっこう入った通帳。(!?)

 ・同和教育を巡って広島県部落解放同盟と折衝した記録

 (昔、高校校長先生が教委と解放同盟の板挟みになって自殺したらしい)

 ・給与明細数十通

 (自営の俺より年間所得が多くて悔しい)

 ほかにも、「職場から持って帰っちゃだめなんじゃね?」的なものがわんさか出てきた。ここでは書きにくいものもある。正しい道とすれば、市役所に連絡して取りに来てもらうのがいいに違いない。

 でも、正直なところ、個人的な思いとすれば……めんどうくさいことに巻き込まれたくないから、闇に葬りたいと思ってる。このまま見なかったことにするか、うちの裏山に穴を掘って埋めるか、そういうのを考えてる。

 妻や兄妹には話してない。あれらは正直だから、きっと誰かが「市に連絡!!」とか言うに決まってる。ふざけるなよ、俺が家を継ぐんだぞ。お前ら何もしないじゃん。一緒に責任を被ってくれるわけでもなし。うちも市とか外郭団体から仕事もらってる身だから、面倒くさいことに巻き込まれたくない。

 でも、正しい道ってのがあるんだよなぁ。どうすればいいんだろう。迷ってる。本当に悩ましい。早くこのトピックから解放されたい。

 長い話になってしまったが、ブクマカ増田民意見が聞きたい。Yahoo!知恵袋はやってない。ここでだけ相談してる。

 6/11追記 タイトル間違えてましたごめんなさい。修正済です。

2023-06-06

子ども論争

いなくてよかったとか悪かったとかじゃなくて、居なくても生きられるからそれで良いかなぁと思っている。

いたらいたで楽しいこともあるとは思うけど、産むことを強制されない国で良かったと思ってる。未来納税者を産み育ててくれているどっかの誰かに感謝している。以上終わり。私は一生子なしです。

そんなに子供が将来産まない女の老後を支えるのが嫌なら

子無しはフリーライダーだとか何とか言われるけれど

そもそも子無し独身女性の大半はそんなに長生きしたいと思っていないでしょう、っていう。

安楽死合法化してくれればお望み通りとっとと死ぬよ、って人が大半だと思うんだが。

子持ち様ってさも嫌そうに、私達の産んだ子が将来の納税者になって産んでない独身女の老後を支える羽目になるとか言うくせに

安楽死に賛成している様子はないのが不思議なんだよな。

それとも安楽死が実現しちゃったらこんな世の中に産み出された我が子もとっとと死んじゃうという自覚があるから

2023-06-03

ニートなんだけど納税者って人殺し自覚ある?

お前らが働いて収めた税金アメリカに流れて銃弾に変わり人を殺し続けてるけど人間の心はないの?

2023-06-02

anond:20230602135629

子育て義務でも強制でもない。ただ自分死ぬまでを考えればいい人と、その後の数十年までを考えなきゃいけない人では、社会にとって有益なのは後者ではある。もちろん社会有益性で人が評価されるべきでもない。

これって「私たちは優秀な納税者を育ててやってるから優遇しろ」っていうド直球の優生思想だよな。子を持ちたくても結婚できない、体質等で産めない、子に障がいがあって将来も社会保障を受け続ける人たちへの侮辱

子なしの選択別にいいけど、産んだ側からすると、この子供たちが産んでない大人の分の社会保障まで納税負担して生きていくという事になんか思うことはないのかな。

子持ち様ってバカにする人もいるけど、じゃあその子供達が収めた税金を使って老後や社会保障で5割以上税金恩恵を受けて過ごそうだなんて思ってないよね?

独身税養子も育てていない子なし世帯に税を課す事を賛成してるのは何でかって、納税者を産み育ててもないのに老後の支えにあやかろうとするからなんだよ。

そういう身勝手大人のせいで、巡り巡って若者を財を苦しめ、子供を産まない選択助長する。

不幸な子供を増やさない事は素晴らしい事だ。しかし、幸福な家庭に生まれてきた子供たちがそれで不幸になる可能性まで考えた事はあるだろうか。

別に今始まったことでは無い。既に少子高齢化だと騒がれていた十数年前からずっと言われ続けてきた事だ。

産みたくて産めない人とかは全く論点が違うので置いておく。 「子供いない方が楽」と軽率自己都合だけ述べてる人に言及したい。

まぁ思ってても口にするな、 の部類なんじゃないかと。 子を産み育てている真っ当な責務を果たして人達に失礼と思わないのだろうか

anond:20230604131352

2023-05-30

anond:20230529175301

子供動物のいない私立中高に進学させていい大学入れて将来食うに困らないホワイトカラー左団扇させる目論みの親(例:はてブ民)は世帯年収850万どころか2000万あったって教育費が足りないのに取るなと文句を言うだろうが、日本国現在必要としてるのはもっと安上がりに育つ納税者からねえ。

もっと言っちゃうと安く使える低学歴ブルーカラー消費者の頭数が欲しいんでしょ。労働人口は減る一方でどこも人手不足だし、どんなボンクラでもそのボンクラ10人いりゃ優秀なの1人だけって状況より消費は活発になるからね、単純に10倍とはいかんだろうが確実にね。

ただその低学歴ブルーカラーが、増田みたいに現在子供作るどころか自分独り生きるのすらカツカツの金しかもらえない現況じゃあどうにもならんよね。

から親は血眼になって子供学歴をつけようとするし、そうすると韓国みたいに子供教育学歴インフレが起きて、ごく限られた一流大学/企業に入れなければ負け組確定→突っ込んだ教育費全部パー→出生数激減ってなって結局詰む。

もっともっと出生数と人口が減り続け、AI機械外国人を入れてもまだ人が足りない、どんな子供でもいいからとにかく増えてくれ、どんな人でもいいから弊社で働いてくださいって状況になるまではどうにもできないと思う。「低学歴なら安く使い潰してもええやろ」って企業が余裕ぶっこいてるうちは無理。

2023-05-17

左翼入管問題維新の支持者まで叩いてるけど

維新・梅村みずほ議員ハンスト発言で波紋 ウィシュマさん遺族ら「事実無根デマ」強く抗議

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/490986

このニュースの件で左翼維新の支持者まで叩いてるけど

日本人人権無視して外国人人権ばっかり優先しようとする他の野党より、ちゃん日本人人権を優先してくれる維新を選ぶのが納税者感覚として当然でしょ。

LGBTとかも全て同じことで、普通の人の人権をおろそかにしてる限り維新以外の野党はずっと支持されないよ。

2023-05-10

anond:20230510090101

未来納税者になりそうもない子供は殺していいんだろうな

2023-05-09

笹川 = 日本財団

最近旅行していた関係で、あのドーOOOOのことが、ふときになった。

#ドーム#

調べてたら、強制退去命令が出てて裁判沙汰らしい。

監査でも「

1. 時代錯誤的な安い料金 = どうてい納税者の納得がえられない

1. 非正規Oにも門戸開放 = どう考えてもわけがわからないよ

などの問題が指摘…

2023-05-06

anond:20230506103028

それは個人の心がけとしてはありだけど

納税者としては問題解決のために税金を使わせるのはごく当然の行動。

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