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はてなキーワード: 祈祷とは

2024-07-11

エクソシスト 信じるもの

伝説ホラー映画エクソシスト正式続編。

被害者2倍!怖さも2倍!

というわけにはいかなかったね……残念。

 

今回の被害者黒人少女アンジェラとその友人で白人少女キャサリン

この二人がココット占いかいう明らかにヤバい儀式を行った結果

悪魔に取り憑かれるという話。

 

この作品の明らかな問題点は2人の被害者のうちの白人の方、

キャサリンバックボーンを完全にオミットしている点だと思う。

 

アンジェラ母親妊娠中に亡くしていて父親との関係は友人のように好調

ちょっとおませなティーンちゃんだけど、母の愛に飢えているといった風に

詳しく描写されているがキャサリンに関してはその描写マジで一切ない。

なんでこいつがアンジェラの友人なのかも不明だし、なんで儀式をやろうとしたのかも不明

アンジェラは死んだ母と話をしたくて儀式を行った。

どんな性格で何が好きかとかも不明

一人娘が悪魔に取り憑かれて苦しむキャサリンの両親が描かれるけど

キャサリンと両親の関係も全く不明。1秒も描かれない。

 

この作品では最終的に悪魔が「2人のうちどっちかを選べ。選ばれなかったほうを殺す!」と宣言

キャサリン父親キャサリンを選び、アンジェラは死亡。

たかと思ったら、アンジェラは復活してキャサリンが死亡!

全て悪魔の掌の上だったのだ!

という感じで終わるのだが、そもそもキャサリンに何一つ感情移入できる要素がないか

アンジェラが生き残ってキャサリンが死んでしまった!と言われても「でしょうね」としか思えない。

このへんは完全に片手落ちだなーと思ってしまった。

 

神父牧師祈祷師、医者セラピストが集まって悪魔祓いに挑むのは

マイフェイバリットホラーの「来る」の除霊フェスを思い出して胸が熱くなった。

そんだけ集まってまったく手も足も出ないのも「来る」リスペクトを感じられてよい。

 

ハロウィンもそうだったけど、伝説的な作品登場人物の「その後」を登場させて

正式続編ですよとするリブート作品増えてるけど、ハリウッドネタないんだなぁ。

 

総じて60点くらいの映画だった。

2024-06-27

anond:20240627111453

くそきつい

マレニア一週目を遺灰祈祷魔術縛りでパリィ近接lv150で行けたけど

もう最初獅子舞から呼びまくり

でも呼んだらぬるい

2024-06-23

[]

もし地球の極の磁気力が、反対の方向に作用する磁気力によって中和させられるならば、鋼鉄の大きな球でも空中を飛ぶ事が出来るであらう。

またもし地球の極磁気波が研究され、分析され、計量されるならば、早晩、同様な反対の力を生み出す方法発見されるであらう。

そしてあらゆる固体を、重さが無くなる状態にする事も可能である。それを更に進めて行けば、地球磁気引力を超えて、宇宙間に飛び出すことが出来るのである

人間身体振動が、効果的にこのやうな結果を齎すことが出来るといふ説がある。

浮翔法の実験からすれば、確かに出来るといふ解答がなされさうである

テレサやその他の聖者達が、熱烈な祈祷の後に必要振動を生み出して地上から飛んだことがあった。

これも一種の例として見ることが出来よう。

もしこの振動意志によって適当に調整されることが出来るならば、もっと自由な飛翔が可能であるのかも知れない。

反磁性体へ下方から非常に強い磁場をかけると、その反発力が重力に打ち勝ち、磁気浮上する。

例えば実験室などで15~20T程度の磁場を発生させ物質にかけると、水を多く含んだりんごや卵、生物などを浮かせることができる。

また、反磁性の強い熱分解カーボン(英: Pyrolytic carbon)やビスマスなどは、磁力の強いネオジム磁石を用いた室温実験でも十分浮上させることができる。

水も弱い反磁性であるため、水を入れた容器の中心に強力な磁石を入れると水が左右へと分かれる現象が生じる。

この現象1993年発見され、旧約聖書出エジプト記』のモーセにちなみモーゼ効果 (英: Moses Effects) とよばれている。

一方、常磁性を持つ液体で同様の実験を行うと、逆に容器の中心に液体が集まるという現象確認できる。

この現象を逆モーゼ効果 (英: reverse Moses effect) とよぶ。

地磁気の強さは地球上の場所によって異なり、ほぼ 24000 nT - 66000 nTナノテスラ)の範囲である

赤道では弱く、高緯度地域では強い。

日本での地磁気の強さも場所によって異なる。

2015年において、44000 nT沖縄本島)~ 51000 nT北海道北端)であり、東京付近は46000 nTである

日本付近の平均的な地磁気の水平分力(H)の大きさは約30000 nTで、静穏時の日変化の振幅は50nT程度であるが、

磁気嵐の時は50 - 数百nTに達する地磁気変化(較差)が観測されることもある。

磁石最初実用化された分野は、地磁気によって磁石南北を指すことを利用した方位磁針である

方位磁針は中国で宋の時代発明されたのち、ヨーロッパへと移入されて改良され、航海術を大幅に進歩させて大航海時代を出現させることとなった。

現代でも磁石を用いた方位磁針は広く用いられており、登山など様々な分野で使用されている。

磁石磁気を用いて血流を促進させ、健康回復を促進すると謳う代替医療商品(装身具)が多々存在するが、血中のヘモグロビンに含まれ鉄分は、磁気に反応しない性質を持つ。

直流磁気治療器は磁気ネックレスなど直流磁気使用した治療である

ネックレス磁気ネックレス)のほか、ブレスレット磁気ブレスレット)、絆創膏下着に粒状の強力永久磁石を内蔵して、その磁気の力で疾病の予防、改善治療の役に立てることを意図している。

通常は装身具や下着類似の形状の保持部分に高強度の磁力線を発する永久磁石が通常複数個、埋め込まれており、使用者の体表面近くに常時接することになる。

磁力の強度はさまざまだが、たとえば大手商品では一粒が80-180ミリテスラ(800-1,800ガウス)を内蔵する強力磁石が数個から数十個含まれている。

直流磁気治療器の仕組みと効果に関する説明例としては「磁力が血液中のイオンを増やし、イオンが神経に働きかけることでマッサージ効果が発生する」というものなどがある。

直流磁気治療器では一定磁気の強さがなければ効果はないと考えられており、中川恭一による研究によれば、

70ミリテスラ磁気ネックレスと130ミリテスラ磁気ネックレスでは有効率にほとんど差は見られなかったが、20ミリテスラ200ガウス)になると有効率が非常に低くなったと報告されている。

明治大学科学コミュニケーション研究所の調査によると、磁気治療未科学から発展途上の科学範疇総評されている。

国内研究では肯定的研究結果と否定的研究結果のどちらも存在しているものの、海外研究では有効性が認められていない。

その理由肩こりと言う概念特殊性を挙げている。

いわゆる「コリ」解消の有効性を測定した国内研究と、「痛み」の解消を測定した海外研究とは異なる構成概念を測定している可能性があり、

有効性の測定結果に差異が生じるなど、研究に影響を与えた可能性があると指摘している。

2024-06-15

anond:20240615155031

ウミガメババアは未婚

未婚のババア同士は仲がいいが性格が悪い

◯◯リンとかきもい言い方しててきもう

50代のババア

はよ逝去するよう祈祷師に依頼した

2024-06-09

嫌われる勇気」を評価している奴はマジで三流だと思う。だってアドラー心理学」なんだぜ?

アドラー心理学ダメダメすぎる。

何が駄目って彼らは常に「俺達は正しい。やっぱり正しかった」しか言う気がないから。

たとえば彼らは「ある人がなにかに怒っている時、それは怒りたいから怒っているのだ」と語るが、

それについての検証結果考察がひどすぎる。

勘違いをして吹き上がっていただけだった→日頃のストレスを発散するために理由を探していたか勘違いしたのだ。それを暴いた俺達は凄い。アドラー万歳

・怒っても損するのは分かってたけど我慢できなかった→詭弁に過ぎない。なぜなら人は怒りたくて怒っているのだからアドラー万歳

別にそんなことは考えてなかった→無意識がそうさせたのだ。自分でも気付けない心理を暴き出した俺達は凄い。アドラー万歳

みたいな感じでどんな形からでも「やはり俺達は正しかった!」に変換してしまう。

自分たちの積み上げた理論が間違っていたら修正しようという概念がなく、常に自分たちは正しいので修正必要はないという前提で話を進めていくのだ。

祈祷師が「雨を降らします」と言って雨乞いするのと大差がない。

雨が振る→祈祷が通じたな。金を払え。

雨が振らない→簡単祈祷では対処できない状況。もっと凄い祈祷します。金を払え

絶対自分は間違っていないという前提からスタートし、やはり間違っていなかったをゴールとする人間研究なんて出来るとは思わない。

研究とは仮説→検証考察→仮説のループを繰り返すトライアンドエラー世界であり、天啓のような閃きはあってもその9割は実際には上手くいかないものなのだ

あろうことかアドラー心理学は100%中100%の確立で仮説が正解となるという奇跡未来予知のもとに理論を構築している。

こんな論調で話を進めるのは科学者ではなく詐欺師だけだ。

アドラー心理学を信用しているという時点で、その人間は信用に値しないと言っていい。

2024-06-08

国会図書館デジタルコレクションで見る明治時代新撰組の扱い

明治時代新撰組庶民からどのように思われていたのかを調べるために、庶民の目に触れていそうな(?)雑誌記事だとか読み物だとかを抜粋していく。

明治10年『昔今豪雄見競鑑』

こちらは明治10年頃の「番付表」を集めた書籍のようだ。

『昔今豪雄見競鑑』は歴史上の英雄明治期の英雄を対比したものだが「都ノ猛勇 悪源太義平」と並んで「脱走ノ勇士 近藤勇とある

近藤勇ってどっかから脱走したっけ?と思ったが、幕府瓦解後の旧幕府軍のことを「脱走方」と言ったらしいのでそのことだろう。

同じく「古今英雄競」「本朝今昔英雄鑑」「古今英雄三幅対」などにも近藤勇の名が挙がっている。

このような番付でよく名前が挙がる程度には知られていたらしい。

明治16年『徳川義臣伝』岡田霞船

まずは近藤勇について。

近藤勇武勇衆に秀で当時其英名尤も人に知られり新徴組の隊長となりて始め京師に在り又大坂に退き伏見の戦ひ幕兵乱るる中より取て返し迫る官兵を追捲り銃丸足に当ると雖も屈せず大ひに勇名を現し江戸に返りてより諸士を煽動して甲府に至り勝沼駅にて寄手を破りしが遂に衆寡せずして敗軍なし残兵を率いて走りたるが官軍厳重に探索を遂流山に於て勇(いさみ)を捕へんとす勇(いさみ)力戦して縛に就き板橋駅にて斬せらる

新徴組と間違えられとるやんけ!

新撰組時代よりもその後の甲陽鎮撫隊時代のほうに力点が置かれた説明のような気もする。

土方歳三も紹介されている。

土方歳三幕府の旗下にして始め京師にあり伏見鳥羽戦争破れしより江戸に返り諸士を募り主家を再興せんと謀り軍議を決して榎本永井の人々と共に品海を脱し函館に趣き尚ほ奥羽の士を募り官軍の来るを待受屡々寄手を脳す然れ共官兵は新手を入替無二無三に攻立たるに脱兵防戦に尤も苦む歳三毎も真先に進み敵を切る数十人に及ぶ後乱弾にあたりて死すといふ。

新撰組について何も触れられてねえ!

とはいえ「義臣」と銘打っているだけあって悪いようには書かれていない。

明治18年『汗血千里駒』坂崎紫瀾

『汗血千里駒』は坂本龍馬主人公として、その名を一躍有名にしたという小説。その龍馬暗殺犯として近藤勇が登場する。

縦令ひ其不意を打ちたるにもせよ鬼神と呼ばれし海援陸援の両隊長をば斯く容易く一挙に斃し負せる其の手練と謂ひ肝気と謂ひ天晴れ日本一の剛の者と思はるるも実に理りなり彼の刺客は当時徳川将軍の御内に其人ありと聞えたる新選組の旗頭近藤勇等にてありしと

近藤勇とその腹心の土方歳三が、二人で近江屋に討ち入り、坂本龍馬中岡慎太郎を斬って、「そのとき義経少しも騒がず…」と高らかに謡いながら出ていき、今際の際にそれを聴いた龍馬が「あの刺客は只者ではない、彼らのような豪胆さがあってこそ大事を成せるのだろう」と慎太郎に語る、という描写があり、これがのちの様々な作品踏襲されていったようだ。

当時幕府の亡びなんとするは天の命なり民の望なり社会自然の気運なれば今は百の勇(いさみ)ありとも亦之を如何ともすることなきをば思はずして健気にも唯忠を己が仕ふる所にのみ尽さんとしたるは愚かにも又哀れとや謂わん

時代の流れに逆らって忠を尽くした健気だが哀れな武人…といった感じで「敵役でありつつ悪役ではない」という扱いに思える。

明治22年『女侠松竹梅』奥村玄次郎

偖は其方が近藤なるか。其方幕府を笠に着て国を憂ふる正義の士を多く害せし大罪人。此処で遇しぞ僥倖なれこれまで其方の手にかかり不幸にも寃に死したる正義の志士の忠魂を弔ふための復讐せん

お松・お竹・お梅という三人の娘が勤王の志士を助けて新撰組と戦う、といった話らしい。

こうしたいかにも勧善懲悪な読み物では「典型的な悪役」として描かれていたようだ。

明治26年『活文字』鈴木力・佃信夫

近藤勇の話

江川太郎左衛門が琴の譚に比らべて、劣る事なきは、近藤勇の謡なりけり、以て幕臣中の双美とこそは為す可けれ、左に説かむ。

武勇と剛胆とは、麾下九万の士人中、勇(いさみ)ぞ其第一位を占めたりける、さればまだうら若き身を以て、新撰組の頭領として、海内動揺の中心たりし京城鎮護の命を稟げ、一時其独力をもて、鷙悍狂躁の浮浪はらを打鎮め、幕廷擁護干将莫耶とは成りたりけり。

めっちゃ褒めるやん。

土方歳三は、豪邁不屈、肝気非常の男なれども常に勇(いさみ)を相輔けて、死生を共にせむ事を約し、巴港戦死の時に至る迄、其生前の交義を追想し、風吹く日雨降る夜ども、寒窓の下に俛泣し、時世は既に望なし、片時も早く、泉下に亡友を尋ねましとぞ歎ちけるとぞ、其人をしらまく欲せば、先づ其の友を見るべかる、この一斑の譚を見ても、勇(いさみ)が全豹をぞ推すに足る。

国粋主義系の雑誌らしいんだけど朝敵をこんなに褒めていいのか。忠義を尽くして死ぬ話がやはり好きなのか。

コラムの後半では坂本龍馬暗殺の話が書かれていて、この頃はやはり「龍馬を殺した男」という印象が強かったようだ。

明治29年『近藤勇の少年時代』中野三鷹子

『家庭雑誌』という婦人向け雑誌掲載されたコラムらしい。

著者本人が古老に取材したもので、幼少期の勇が近藤周助の養子に迎えられて「近藤勇」と名乗るまでを紹介している。

是より後のことは明治維新の史にくはしく、今更いふべき要もなし、唯其妻の事継嗣のことおよび処刑後の事并びに近藤勇と尤も関係ふかき土方歳三ことなどは、世に知られざるふし多しそは又時をかへて語らん。

として次号に「近藤勇の妻及子」、また別の号に「土方歳三少年時代」が掲載されている。

婦人雑誌でも「今更いふべき要もなし」と言うほど近藤勇知名度は高かったのだろうか。

花を浮べし徳川の流れの末荒浪立ち騒ぎて、二百六十余年は名残の夢となりける時、武士道の意気地を立て貫きて、板橋の草に赤きこころの血を染めたる近藤勇の名を知る人は、函館の浦吹く風に露と消えたる土方歳三の名を忘れざるべし。

かっこいい。

明治30年『幕府名士近藤勇』松林伯知

松林伯知は、永倉新八から『浪士文久報国記事』を借りパクした疑惑があることで知られる講談師で、新撰組講談主人公とした最初期の人物だったという。

巻末に「夢物語」と題した短編が収録されていて、それは函館に入った土方歳三が「公武合体成功した新政府のもとで陸軍を率いる近藤勇海軍を率いる坂本龍馬が仲良く会話する」という夢を見る、というifルート的な内容のようだ。胸熱

本編では、坂本龍馬暗殺したのは近藤勇ということになっているし、新撰組結成前に江戸近藤勇坂本龍馬が手合わせをしていた、というような場面も描かれている。

明治30年『坂本龍馬(名士伝)』竹林巌

少年世界』という、その名のとおりの少年向け雑誌掲載された坂本龍馬の伝記で、そこに近藤勇が登場する。

人と為り魁夷、斗酒を嗜なみ、勇悍独歩肝臼の如し。幕の末路に当り新選組の長となりて徳川氏の為め新日本の活舞台上に仇すること実に巨多なりとす。彼は常に歩百歩の外に潜行して西郷大久保坂本等を暗殺せんと睨むこと茲に年ありき。就中龍馬が大勇は向に新選組百有余人をして全く色なからしめ、以て其長たる勇(いさむ)の面目を天下に唾し去り。(中略)勇(いさむ)は今や血燃え、涙滾りて自から禁ずる能わず。すなわち刎頸の友、土方歳三を招きて何をか耳語すること久し。忽ち相頷きつつ頗る決色ありき。

として近藤勇土方歳三は、二人して坂本龍馬暗殺に向かうのだった、という筋立てになっている。暗殺の場面は『汗血千里駒』を踏襲している。

明治31年『新撰組十勇士伝』松林伯知

こちらも松林伯知の講談を筆記したもの

前述の『幕府名士近藤勇』には沖田総司永倉新八は出てこないが、こちらの『新撰組勇士伝』には登場する。

ただし、沖田が天才剣士だとか、そういうキャラクター付けはまだ無く、せいぜい「名前のある脇役」くらいの立ち位置のようだ。

芹沢鴨暗殺山南敬助切腹伊東甲子太郎との敵対池田屋事件などのエピソードはある。

また、こちらでは龍馬暗殺近藤本人ではなく「近藤勇の命を受けた佐々木只三郎」によるものということになっている。

京都見廻組佐々木只三郎らが龍馬暗殺したという説は明治2年には出ていたようなのでそれを取り入れたものか。

明治41年『二十世紀之京都』

京都観光ガイドブックらしいが、壬生寺についての紹介で新撰組言及がある。

節分には疫除祈祷の為め参詣者群れを為せり、去れば維新前後天誅組と称し近藤勇土方歳三など当寺に立籠り壬生浪士といへば婦人子供の戦慄せし当時を思へば御代太平を喜こばぬ者はない

当時の京都人の認識がうかがえるものの、「天誅組」といえば倒幕派武装集団なので新撰組とは正反対存在である

単なる勘違いなのか、それとも庶民あいだでは混同されていたのか。

明治44年『幕府名士近藤勇』『怪勇後の近藤』玉田玉秀斎

松林伯知のものと同じタイトルだが別の講談師によるものらしい。

こちらには沖田総司永倉新八斎藤一らも登場するが、池田屋事件の場面において、

中にも沖田惣司の働きに至っては実に目ざましい、此処彼処と戦ふて居りまする中に、最う最後と思ふ、折りしも何処からか一人の敵が、惣司の袖の下を潜って逃げんとする 沖田「己れッ………」と云ひながら躍りかかつて、エイッ……只だ一刀に斬って落とした、其の時に急に持病の肺患が起つて其の場に気絶をした

とあり、喀血ではないが、沖田総司の発病の描写があるのが興味深い。

同じ明治44年に刊行された鹿島淑男『新選組実戦史』(デジタルコレクションには1975年の復刊版しかない)にも同様の記述があり、そちらは新聞連載をまとめたものだというので、講談師が紙面で読んで取り入れたものか。

ちなみに『新選組実戦史』は吉島力『新選組顛末記』の元ネタで、『新選組顛末記』は子母澤寛新選組始末記』の元ネタらしい。

まとめ

明治の始めにはまず「近藤勇個人が知られ、「新撰組」はそれに従属する情報にすぎなかった。

・『汗血千里駒』によって坂本龍馬の人気が高まるにつれて、「坂本龍馬暗殺した男」として近藤知名度を上げた。

近藤の腹心として土方歳三が登場することは多かったが、それ以外の隊士たちはほとんど取り上げられなかった。

近藤は概ね「維新志士の敵ではあったが立派な剣士だった」と捉えられていた。

しかエンタメ寄りの勧善懲悪ものでは典型的な悪役を演じることもあった。

・やがて永倉新八の『浪士文久報国記事』などをもとに、近藤勇主人公とした講談が演じられるようになった。

明治末にはさまざまな証言資料が揃ってきてディテールが深まり近藤土方以外の隊士が取り上げられることも増えていった。

・やっぱり京都からの評判は悪かったらしい。

2024-05-27

anond:20240525194035

へんくつにならない増田末永く幸運がありますように

(こういう祈祷効果があるはず)

2024-05-02

働くってなんだろう?

食糧生産とかは意味があるのはわかる。

自分が見える範囲人類仕事のかなりは、ホント意味あるんかな?っていうものに見える。

典型的なのは会議だ。

合意形成のために、あんなに時間を使って意味があるんだろうか。

今に始まったわけじゃなく、ずっと昔、今大河舞台になってる平安時代の頃だって、今より不便だったのに、祈祷やら占いやら呪いやらで大忙し、侍ること、気の利いたことを言うこと、それが特級の仕事だった。

全く生産性がない仕事に思えるけれど、今だってかわりゃしない。占い祈祷合意形成ができたように、選挙議論でみんなの合意が得られるから、そのために時間お金が使われる。

全くもって不毛だ。

もうね、メール返信したり会議でたり、作文や紙芝居作ったり、うんざりだ。

物流倉庫仕分けでもやってたい。

2024-04-23

ちんぽは人生

ちんぽは怒張

ちんぽは希望

ちんぽは声明

ちんぽは祈祷

ちんぽは哀切

ちんぽは驚異

ちんぽは欲望

ちんぽは愛嬌

ちんぽは自信

ちんぽは平和

ちんぽは正義

ちんぽは太陽

ちんぽは風流

ちんぽは良心

ちんぽは進歩

ちんぽは……

ちんぽは――

2024-04-20

以前親に精神科に連れてかれたギャンブル中毒者だけど、結局そのまま放置されてるので無事ギャンブル中毒生活してる

我が家の親にとって(世の中結構な人にとってそうなんだとも思うが)精神科というのは「キチガイ隔離所」か「ワタシは努力したという口実作り」でしかないんで、結局なにも変わりませんでしたわ、っていう結果よりも精神科にいったって過程大事なのよね

あと、単純にギャンブル中毒治療って地方じゃ全然整ってなくて、県のホームページに書いてあるような病院にいっても

「まぁあんたが頑張るしかないよ!ガンバ

で薬中対策ダルクを紹介して金取られるとかそんなレベル

入院治療もあるとかなんとか言ってたけどやってないらしいわ。それで薬も出さず(そもそもないんだから当たり前)上から目線説教だけして金だけ取るんだから詐欺師と大差ない印象しかない

多分祈祷師とかのほうが人の話をまともに聞くだけまともな商売してると思う。

自助グループなんて1時間時間かけないとない(なぜか近所に家族の会はあったし)し、あっても薬中アル中ギャンブル中毒は月に一回か2回くらい三時間かかるんじゃね?くらいのとおいところでやってる。

薬飲ませるか最悪病院にでも叩き込んでおけば解決する薬中アル中にくらべて、医者がやることがないギャンブル中毒は金にならないか世間厄介者中毒界隈でも扱いにくいってことなんだろうな。

となるとほんとに当人のやる気の問題になるんだろうけど、俺自身にやる気ねぇんだから解決なんかするわけねぇ

ギャンブルだけして死んでいきたいもん。というか金も友達もまともな職歴コミュ力もない田舎のおじさんが今更「普通人生」を送るにはギャンブルで一発逆転決めるくらいないし、もうギャンブル以外やることがない

ギャンブル楽しいぞ。俺みたいなクズでも受け入れてくれるから

2024-03-22

ユ「よし、草むしりクエストパーティーはこの4人で要件を満たせそうだな」

マ「でもよお、この弱男、何にも寄与してなくないかァ ニヤニヤ」

ホ「お、俺はドラゴンを倒したことだってあるんだぞ!それにインチ法で測ると170cm超えてるんだ!」

ユ「高尾山ドラゴンは出ないよ。君が倒したコモドドラゴンもね。スキルセットは正確に申告してくれないと困る。準委任から事前面談で即バレするよ」

ホ「うぅ…俺は職業木こりで」

マ「ぷぷw木こりwww冒険者には向いてないかもね〜www

ユ「…ひょっとして山育ちかい?狩りの経験は?木工はもちろんできるとして、ロープワーク、そもそも登山経験は?」

ホ「あ!あの!全部経験あります…そんなことも聞かれるんですか?」

ユ「今回の案件は山でやるからね。そういう細かい経験のある要員が求められているんだよ。書類上、そこの魔法使いちゃんができることになってたから誤魔化そうと思ってたんだけど」

魔法使い「悪かったわね、お上エルフで。森では本ばっか読んでたし、都会に出てきて50年経つから、実務は木こりに任せるわ」

勇者「そうだな。一度やっちゃえば経歴書にも書けるし。俺が勇者なんて名乗れるのもリーダー経験を何度か積んだからってだけなんだが、意外と大事だぞこういう積み重ねって」

ホビット「がんばります!」

勇者「で、お前の職業は?何ができる?」

増田「今、無職で、前はエンジニアやってて、まあ、そういうのが得意だよ」

勇者「いや、スキル証明できるような資格とか、書類とか、生まれは?状態は?」

増田地方私文で、いや、そっからエンジニアになれるように勉強して、あ、状態童貞

勇者「その歳で?!じゃあ、神官か。俺たちが死んだら祈ってくれ。そのスキルセットすごいな、なぜ女と交わらない?」

増田「女は下方婚しないし」

ホビット「女嫌いか?何も積み上げてきてない人間人口の半分を嫌えるのか?」

増田「△△△<教えてあげないよ! ジャン♪」

魔法使いヘルファイア!!!

勇者!?おい!!!神官土葬…」

ホビット「今から埋めれば…」

魔法使い「燃やした後に埋めたら火葬でしょ」

勇者「お前他人事みたいにw」

魔法使い他人でしょ」

ホビットすみません神官さん祈祷お願いします…あwww

勇者魔法使いwww

2024-03-20

怪物』の最後はやっぱり死んでると思った

先の鼎談記事で興味持って是枝裕和の『怪物』を見た。

第一章、第二章とホラー過ぎて怖かった。韓国映画なら祈祷師が呼ばれて悪魔祓いすることになりそう。

予告の映像だとクラス全体、学校全体が何か秘密を隠してる!それは何なんだ!ってスケールが大きそうな話に思えるけど、そんなことなく隠し事してるのは少年2人でこじんまりした物語だった。

主人公少年2人、小さい方はめちゃめちゃかわいかった。

で、問題ラストシーン。親と教師が探しにきた時は大雨だったのに、2人が脱出して出てきた時はめちゃめちゃ快晴。これだけなら台風一過かなと思うが、2人が出てきた場所秘密基地がすぐ見える場所なのに近くにいるはずの親や教師の気配はない。最後妄想・霊体で駆け回るのかなとも考えられる。火垂るの墓最後兄弟が駅をうろつくシーンみたいなことをしているのかなと。

でも実際は生きてたみたいで2人は彼らの嘘で人生終わった先生落とし前をどうつけるんだろうかね、という部分が気になる

2024-02-11

anond:20240211102439

おみくじ屋に転身した増田は気づくだろう

もっと単価の高い商品を作らなければならない、と。

そして占い師祈祷師としての活動を始める

マーケティング必要理解するだろう

どんな層が何に不安に感じているか

カリスマ風のブランディングスキルアップ必要も感じるようになるだろう

霊能力開発サービス課金をしているうちに

自分でも類似商品を作って売るようになるだろう

なんか凄そうな霊能力開発サービスが次々と出てきて

増田自身霊能力ブーストするために思い切った課金を決意するかもしれない

同業者とのつながりができイベントに参加しているうちに

業界成功している人の共通点に気がつくかもしれない

実家が細く、サイコにもなれない増田

結局どの道を選んでも搾取される側から脱却できない

貯金もできないまま年月だけが過ぎ去る

2024-01-18

時代が変わっても人って変わらんな

大昔も地震が起きると占い師祈祷師、宗教家とかが出しゃばって影響力持とうとする

今も泡沫政党政治家迷惑系、自称ジャーナリストが出しゃばってきて災害に乗じて影響力を得ようとする

時代が変わっても人は変わらないんだな

死ねばいいのに

2024-01-09

能登地震で丸儲け

能登 地震 供養」でググると、寺院とか仏壇屋のお見舞いご冥福コメントが無数にヒットする。


なぜとは言わないが地元寺院仏壇屋はこの先大儲けなんだろうか。東日本大震災の時なんか今回の比じゃないよな。


本気で祈祷を捧げる坊主の陰に算盤を弾く無数の坊主がいたんだろうか。や宗クソ

2023-12-24

そもそも宗教って必要か?(天国確率

宗教って明らかに非科学じゃん。

どうして自分自身に暗示を掛けて神さまとかいウソを信じ込むのが推奨されているのか。

現に、日本人の多くが神さまとかい欺瞞に頼らなくても十分暮らしていけてる。

神さまに拝まなきゃ辛いほど追い詰められてるなら、抗うつ剤とかストラテラに頼ればよくね?

お墓とか祈祷とか宗教に貢いでるカネを取っておいて、アイドル Vtuberスパチャした方がまだしも幸福コスパはいいと思うが。

生物多様性を大切にするとか言ってるのと同じ口で、せいぜい数個のバリエーションしかない宗教にこだわってるの意味わからん

追記

議論のツリーで「科学的に天国存在しない」と言ってる人を見かけた。

いや混乱するかもしれないが、それは誤解だ。

科学に身を置いて生きれば宗教必要ないと主張するオレだが、しか別に天国はないなんて言ってない。

宝クジが当たる確率とか、流れ星が落ちてくる確率とか、婚活成功する確率とか。

確率が論じられる対象すべてに確率モデルがある。

ランダムで何回に一回あたるはずと想定する、小惑星帯流れ星妨害する障害物が一様に散らばっていて数パーセント確率軌道が変わるはずと想定する、とか。統計的に今までペアになった確率は数パーセント未来もさほど変わらないはず、などなど。

しか天国確率には想定がない。

似た事象がないし、天国から帰ってきた人もいないからだ。

から科学的には…

天国存在する確率ゼロ」はあやまり

天国存在する確率はわからない」が正しい答えだ。十分に妥当確率モデルを示せないんだよ。

天国存在するかも知れないし、しないかも知れない、わからない。

勘違いされがちだが、科学は「わからない」を許容する。

オッカムの剃刀

天国存在せずとも、既存のあらゆる生死にまつわる事象説明可能だ。ゆえに天国存在しない。

オッカムの剃刀とは理論可能な限りシンプルである方がいい、という提言だ。

しかし、この格言科学界で人気の思想というだけで、外せない原理原則ではない。

もしシンプルな方がいつも正しいのなら、光速度不変の原理という速度上限は必要なく

アインシュタイン相対性理論無視されていただろう。

近年、GPSの 狂いやブラックホールによる光の湾曲など、相対性理論があって初めて説明できる事象観測されるようになった。

しかし昔を思い出してほしい。

それらが確証事例が無かった時代にも相対性理論議論されてたんだよ。

天国証明未来には出てくるかも知れない、しかし今それがないことは、天国の不在証明にはならない。

anond:20231224202137

2023-12-23

anond:20231223223306

先月お宮参りに行ったら、七五三の時期だったから、七五三祈祷と一緒に行われたのがなんか微妙に納得できん

別物じゃねえのか、それは

「お宮参り」とかい最初男女差別

赤ちゃんが生まれて1ヶ月。

神さまに出産を報告して、ご祈祷をいただくために神社を訪れた。

初めての儀式に怯える赤ちゃん

両親とともにあやしていると、

神主に注意された。

「いえ、おばあさんかママが抱いてください」

とのこと。

え?

聞くところによると、お宮参りでは おばあさん が赤ちゃんを抱くらしい。

祖母がいなければ 母親 が抱く。とのこと。


相撲を思い出す。

土俵心臓が止まった力士を助けるために、いち早く駆け寄った女性のことを。

男たちは右往左往する中で、勇気を出して救命に向かったした彼女に向かってアナウンスが流された。

女性土俵から降りてください」

子どもに縁遠い人は知らないだろうね。

日本では生後1ヶ月から男女差別に慣れさせられる。

まれて初めての外出がお宮参りだという家庭も多いそうだ。

日本では、最初の外出が男女差別

…とても腹が立ったことをインターネットに記録しておく。

令和5年師走の終わり、お宮参りとかい日本神事での男女差別に反対する——…個人的に、こういうのをスルーして黙認するのは良くないと思うから

ハッキリ言って、もし神さまが人間差別を強いるのなら、そんな神さまは死んだほうがいい。

2023-12-02

コロナ対策費用200兆円って言っても、一万円札を火にくべて疫病退散を祈祷したとかじゃないんだからその200兆円は日本の誰かの財布に移動しただけなんじゃないの?

モデルナとかファイザーとか海外に流失した部分もありそうではあるけど

旅行業飲食業界に垂れ流した補助金はその人たちの財布に行くし、旅行飲食を控えた分の金は消費者の財布に残るし

2023-11-08

統一教会信者

中学の頃、素行の悪い後輩の面倒を見に家に遊びに行ったらメッコールを出されて、統一教会の家だったと後に気づいた。

狭いボロアパートでも一室を祈祷室に確保しており母子暮らしは貧しく狭く惨めに感じた。

後にその後輩は中学卒業を待たずにドロップアウトしてヤクザになったと聞いた。

統一教会ニュースを見ると、後輩の母親を思い出す。旦那に捨てられ息子はヤクザになり、そんな彼女から祈りまで奪っていいのかよ、無論信仰故に家庭をダメにした可能性もある。というかその可能性は高い。

それでも、今の彼女の心の支えすらも奪うのは、あまり残酷ではないのかと目眩がするような気持ちになる。

2023-10-28

[]紀伊国狐憑漆掻語

谷崎潤一郎

漆掻きと云ったって都会の人は御存知ないかも知れませんが、山の中へ這入って行って漆の樹からうるしの汁をしぼるんです。いいえ、なかなか、百姓の片手間ではありません。ちゃんとそれを専門にする者があったんで、近頃はめったに見かけませんけれども、外国の安い漆が輸入されるようになったそうですから、いまどきあんなことをしても手間ばかりかかって引き合わないんでしょうな。兎に角以前には私わたしの村なんかへもよく漆かきが奈良あたりからやって来たもんです。漆鉋うるしかんなと云って、鎌のようなもので先の曲った奴を持って、腰に三四合ぐらい這入る竹の筒を提げて、漆を見つけると、その鉋で皮へ傷をつける。それがあんまり深く傷をつけ過ぎてもいけないし、浅過ぎてもいけないし、呼吸物なんで、その傷口から松脂まつやにのようにどろりと滲しみ出て来る汁を箆へらですくって竹の筒へ入れる。そんな時にうっかり下手なことをやって汁が顔へはねかかったりすると、それこそ赤く脹れ上りますから、馴れた者でないと出来ない仕事なんでして、漆にカブレないように紺の手甲を着けて、すっかり紺装束で出掛ける。まあそんなことをする人間なんで、私の村にもその商売の者が一人住んでいましてね。此の男は遠くへ出稼ぎをするのでなく、村の近所の山へ這入ってはうるしを採ってくらしていましたが、或る夏の日に、その漆かきが一と仕事してから山の中でひるねをしていますと、夕立ちが来たもんですからふっと眼をさましました。そしてそのときに、ハテな、己はひょっとすると寝ていた間に狐に憑つかれやしなかったかなと、そう思ったと云うんです。それが別にどうと云う理由があるんではないんですけれど、淋しい所をひとりで歩いているときなんぞに憑かれることがよくあるんで、ただ何んとなくそういう感じがしたんでしょうな。で、まあ、家へ帰ってもそれが気になって仕方がない、どうも狐がついたようだから明神さまへお参りをして来てくれろとお袋ふくろに頼んだりして、友だちなんかにもそんなことを云っていましたが、そのうちにとうとう床について、飯も食わないようになったんです。それで先生布団をかぶって半病人のようにうつらうつらしながら、日が暮れると云うと、ああ、今夜あたりは狐が迎いに来やしないかな、今にきっと来やしないかなと、心待ちに待たれるような、妙にそれが楽しみのような気持ちでいると、案の定夜になってから友達のような男が三人ばかり表へやって来て、「さあ、行いこら」「さあ、行こら」と誘うんだそうです。尤も友達と云ったって見おぼえのある男ではないんで、みんなせいが三尺か四尺ぐらいの小男で、法被はっぴを着て、木や竹の杖をついていて、何か非常に面白そうに「行いこら行こら」と云うんですが、それを聞くと行きたくって行きたくってたまらなくなるんだそうです。けれどもアレは狐だから行くんではないぞ、あんな者に誘われてはならないぞと思ってじっと我慢していると、友だち共は仕方がなしに帰ってしまう。するとその後ろ姿に尻尾しっぽのようなものがチラチラ見えるようなんで、ああやっぱり行かないでいい事をしたと、そのときはそう思いながら、又あくる日のゆうがたになると、今夜も誘いに来やしないかなと心待ちに待つようになる。そうするうちに果たしてやって来て「行こら行こら」と誘うんですが、それがもう、さも面白そうなんで、ついうかうかと行きたくなるんだそうですな。しかしその晩も一生懸命我慢してしまったところが、三日目の晩の九時頃に、家の前に庭があって、庭の下が六尺ばかりの崖がけになっていて、崖から向うは一面に麻の畑でした。それが夏のことですから麻が高く伸びていて、ちょうどその庭と畑とが同じ平面に見える。で、その畑の方へ例の小男が三人連れ立ってやって来て、「さあ行こら」「さあ行こら」と云うんだそうです。よくよく見るとその男たちの着ている法被に何か圓い紋がついていたそうですけれども、どんな紋だったか、そこんところはハッキリ覚えていないんだそうで、いつもの通りめいめいが杖をついていて、しきりにそう云って誘うもんですから、とうとうその晩は我慢しきれなくなってしまった。それでそうっと家を抜け出ようとしたとき生憎親父が小便に起きたんで、こいつはいけないと思って、「行きたいんだけれど、親父に見付かると面倒だから己は止すよ」と云うと、「なあに己たちが一緒なら大丈夫だ、こうすれば親父に見つかりはしないから、まあ附いて来い」と云って、その三人の友達が手をつなぎ合って、輪をこしらえて、その輪の中へ丑次郎―――という名だったんですが、その漆掻きの男を入れた。そして、「さあこうすれば親父が見ても見えやしないか心配するな、附いて来い/\」と云って連れて行くんで、ちょうど便所から出て来た親父とすれちがいになったそうですけれども、成る程親父には此方の姿が見えないようなあんばいだった。それからその晩は麻の畑の中で遊んで、いろいろ御馳走をしてくれたりしただけで、明け方には無事に家へ帰してくれたそうですが、四日目の夕方は日が暮れないうちから楽しみで楽しみで、早く誘いに来てくれないかなと思っていると、やはり昨夜ゆうべと同じ刻限にやって来て「行こら、行こら」と云うんです。で、又附いて行きますと、今夜はいい所へ行こうと云って、家のじき近所にガータロのいる淵があるんですが、その淵の方へ出かけたと云います。え、ガータロですか。ガータロと云うのはあれは河童かっぱのことなんです。ぜんたい私共の村は高野山の南三里ばかりの山奥にあって、私の字あざは一方が山で一方が谷になったゆるやかな傾斜面のところどころに家がチラホラ建っている。丑次郎の家というのも山と山の間にある淋しい一軒家なんでして、前に三四枚の段々畑があって、その先が今云ったガータロのいる淵なんです。別に名前のあるような淵ではないんで、村の者はトチ淵ぶちトチ淵と云っていましたが、さあ、どう云う字を書きますかな。何しろ大滝だとか赤滝だとか云って、非常に滝の多いところでしてね、その滝壺の下流が今云った谷の底を流れていて、淵になっているのはほんのわずかなところなんですが、そこにはいつも水が真っ青に澱よどんでいて、まん中に平べったい一枚岩が出ていました。ガータロはその一枚岩の上にときどき姿を現わすことがありましたから、たしかにその淵に棲んでいたには違いないんで、見た人は大勢あるんです。ええ、ええ、私も一遍たことがありますよ。なんでも夏の日ざかりに山の上を通っていると、下の方にその淵が見えて、岩の上に変な奴がすわっているんで、「ああ、ガータロが出ているな」と思ったことがありました。さあ、そうですな、遠くから見たんだからよくは分りませんでしたけれど、人間よりは小さかったようで、まあ猿ぐらいでしょうかな。姿も猿に似かよっていて、ただ斯う、頭の上に妙な白いものが喰っ着いているんで、鳥打帽子を被っているように見えましたよ。ええ、ええ、よく人間に害をする奴なんで、私の知っている人でも、ガータロに見込まれて水の中へ引きずり込まれそうになったり、ほんとうに引きずり込まれて死んでしまったのもあるんです。これは餘談になりますが、その谷川の別なところに丸木橋がかかっていましてね。或る私の友人が夕方その橋をわたろうとすると、うっかり足を蹈み外して、水の中へ片足をついたのが、岸の方の浅瀬だったんですけれど、その片足を抜こうとしても水が粘ねばり着くようになって、どうしても抜けない。しきりに抜こうともがいているうちに、次第にずるずると深みへ引っ張られそうになるんで、ハテな、ガータロに見込まれると水が粘ると云う話だが、こりゃあガータロの仕業しわざだなと気が付いたんです。ところでガータロと云う奴は鉄気かなけを嫌うもんですから、そう云う時には、何んでも構わない、鉄気のものを水の中へ投げさえすれば助かるんで、ふっとそのことを思い出して、幸い腰にさしていた鎌を川の中へ投げた。そうしたら難なくすっと足が抜けたんで、真っ青になって帰って来て、実はたった今此れ此れだったと私共に話したことがありました。もうよっぽどの歳ですけれども、未だに達者な人でして、至って正直な、うそを云うような人間ではありませんから事実そんな目に遇ったに違いないんですな。しかし此の男はそう云う訳で命を取りとめましたけれども、もう一人今のトチ淵へ篏はまって死んだ者がありました。十四五になる可愛いい女の児でしたがね。なんでも同じ村の餘所よその家へ子守りに雇われていて、めったとひとりで遊びに出るようなことはなかったのに、その日に限って、赤ん坊の寝ている間に出て行って、二三人の友達と一緒にその淵の所で鮎を釣っていたと云うんです。それが、おかしいのは、淵によどんでいる水が、ほんの一間ばかりの間岩の下をくぐって、すぐその先の方へ行くと滝のようになって流れ落ちているんですが、その女の児は淵と早瀬との境目にある岩の上にしゃがんで、瀬の方で釣ればいいものを、淵の方を向いて釣っていた。すると、友達の女の児もみんな同じ所で釣っていたのに、どう云うものか外の者には一向釣れないで、その女の児の鈎はりにばかり魚がかかる。外の女の児たちは詰まらないもんですから、此処は止そうよ、何処か別の所へ行こうよと云うんですけれども、その女の児だけは面白いように釣れるんで、夢中になっていつ迄も釣っている。そのうちにだんだん日が暮れて来ましたが、もうおそいから帰ろうと云っても聴き入れないんで、外の者はその児を置き去りにして帰ってしまった。さあそうすると、晩になっても姿が見えないもんですから、主人の家では心配をして、親元の方を尋ねさせると、其方そっちへも来ていないと云うんで、大騒ぎになって、いろいろ心あたりを調べると、実は晝間これこれだったと云う。外の児たちは云えば叱られると思ったんで、聞かれる迄黙っていたんですな。で、早速みんながその淵のところへ行って見ると、ちゃん下駄が脱いであるんで、いよいよガータロに見込まれたんだと云うことになって、それから泳ぎの達者な者が体へ綱をつけましてね、ガータロが出たら合図をするから、そうしたら綱を引っ張って貰うように頼んで置いて、淵の底へもぐって行って、屍骸を引き上げたことがありましたよ。兎に角その女の児が鈎を垂れると、ほら釣れた、ほら釣れたと云うようにいくらでも釣れるんで、外の鈎にはちっとも寄って来なかったと云うんですから、そこが不思議なんですよ。あ、そう、そう、そう云えば、その前の日に、その女の児の親たちの家の屋根の上からその淵の方へ虹がかかっているのを、たしかに見た者があると云います。虹がそんなに近いところにある筈のものではないのに、ちょうどその家の上から出ているんで、何かあの家に変ったことでもあるんではないかと思っていたら、その明くる日にそう云うことがあったんだそうです。でまあ、そのガータロのいる淵の方へその漆かきは連れて行かれた訳なんですが、なぜだか知れないが死のうと云うことを考えて、今夜は一つあの淵へ身を投げてやろうと思いながら附いて行くと、大勢の人が提灯をつけて淵の方へぞろぞろやって来るんだそうです。それで暫く物蔭に隠れて窺がっていると、村長さんだの、伯父さんだの、伯母さんだの、親類の誰彼なんぞの顔が見えるんで、中にはもう死んでしまった人なんぞが交っているもんですからおかしいなあ、あの伯父さんは死んだ筈なのにまだ生きていたのかなあと、そんなことを考えながら待っていましたけれど、提灯の数が追い追いたくさんになって来て淵のまわりをウロウロしている。この様子じゃあとても駄目だと思ったんで、「どうも死ぬのに都合が悪いから、今夜はもう帰る」というと、「そんならもっと面白い所へ連れて行ってやるから、まあ一緒に来い」と云って、棕櫚山の方へ引っ張って行った。その辺はいったいに棕櫚が多いんでして、大概の山には、高いのになると三間ぐらい、普通二間ぐらいの棕櫚と、一丈ぐらいの薄のような草が生い茂っているんですが、その茂みの中を分けて行ったら、山の中途に大きな岩が突き出ていて、友達の連中はその岩の上へするすると身軽に登った。だが見たところ丑次郎には登れそうもないので、「己はそんな高い所へ上あがれないから止める」というと、「なあに己たちが手伝ってやるから大丈夫だよ、上って見ろ/\」と云って、三人の小男が上から引っ張ったり下から腰を押し上げたりした。お蔭でどうやら上れることは上れたけれども、上る拍子に脛を擦り剥いたんで、今度はそれが痛くってたまらない。「痛い痛い」と云うと、「よし、よし、つばきを附ければすぐに直る」と云って、つばきを附けてくれたらじきに痛みが止まった。すると又咽喉が渇かわいて来たんで、「水が飲みたい」と云うと、「じゃ、まあ、ここで休もう」と云って、道ばたに休んで、何処から持って来たのだか直ぐに水を飲ましてくれたが、なんだかその水が小便臭かったそうです。で、その山を越えると、私の家の方へ下りて来ることになるんで、ああ、そうだったな、此処はもう鈴木さんの家の近所だなと、はっとそのときに気が付いたらしくって、「もう己は帰る」と云い出したところが、「まあいいからもう少し遊ぼう」と云って、しきりに引っ張って行くんだそうです。それでも無理に帰ると云って、とうとう振り切って来たそうですが、その晩も、その前の晩も、家に戻ったのは夜中の三時ごろだったそうで、いつも夜の明ける迄には必ず帰してくれたと云います。さて五日目の晩に待っていると、又「行こら行こら」と云いながらやって来て、今夜は伊勢へ連れて行ってやると云う話で、伊勢松坂へ出かけて、何んとか云う料理屋の二階へ上ると、たいそう結構な朱塗りの高脚たかあしのお膳が出て、立派なお座敷で御馳走をたべた。それから街道を歩いて行ったら、此処はカノマツバラだと云うんで、見ると成る松原がある。けれども、その時に斯う、ぼんやりと分ったのは、私の村から有田郡ありたぐんの方へ抜ける山路にヤカンダニと云う谷があって、めったに人の通らない淋しい所なんですが、そこをその漆掻きは前に一遍あるいたことがある。で、そう云う時にもいくらかその記憶が残っていたものと見えて、カノマツバラだと云うけれども、どうも此処はヤカンダニのようだから、「ヤカンダニじゃあないか」と云うと、「なんだ、お前はヤカンダニを知っていたのか。ではもっと外の所へ行こう」と云って、又方々を歩き廻って、「さあ、どうだ、此処がカノマツバラだ」と云われて見ると、今度は覚えのない土地で、松がずうっと生えていて、たしか松原景色になっている。しかしそう云う間にもときどき正気に復かえるらしく、己は狐に欺されているんだと云う考えがふいと起ることがあって、三人の小男の様子なども、人間の姿をしているように思えながら、どうかした拍子に尻尾が見える。はっきり見えるんではなしに、チラチラと斯う、見えたり見えなかったりするような工合なんですな。要するにまあその時分からそろそろ意識回復して来たんで、ヤカンダニを通ってからも暫く何処か無茶苦茶に引っ張り廻されていたようですが、そのうちに、村にイカキ山と云って、笊いかきのような恰好をした山があるんで、そこを通った時は、此処はイカキ山だなと云うことが分ったと云いますしかしその山は松だの欅けやきだのいろいろな雑木ぞうきが生えている密林なんでして、その林のなかをぐる/\歩いているうちに、木に引っかかって、フンドシが解けた。で、「まあ、待ってくれ、フンドシが解けたから」と云うと、「そんなものは構わないから放って置け、ぐずぐずしていると夜が明けるから急がなくっちゃいけない」と云って引っ張って行くんで、「もう己は帰る」と云うと、「帰らないでもいいよ。それより何所か寝る所があったら、みんなで一緒に寝ようじゃないか」と云うんだそうです。するともう夜がしらみかかって来たもんですから、その漆かきも今更家うちへ帰りにくくなってしまって、私の家いえの近所にある阿弥陀堂の方へ行った。と云うのは、その阿弥陀堂なら四人で寝るのにちょうど都合がいい場所なので、そこへみんなを連れて行って寝ようという考えが、ちゃんとそのときに頭にあったらしいんですな。それで阿弥陀堂へ行くのには、私の家と隣りの家との間を通らなければならないんですが、隣りの家の庭に古い大きな柿の木があって、それが往来の方へ枝を出していた、その木の下を通った時分に、「ああ、此処は鈴木の家の側だから、もうすぐ其処が阿弥陀堂だ」と思ったそうです。その阿弥陀堂は草葺きのお堂なんでして、うしろの方に四尺に一間ぐらいな裏堂が附いていて、その中に村のお祭り盆踊りなんぞに使う提灯だの行燈だの莚だのが置いてあったんですが、その莚のことを覚えていて、あの裏堂で寝ようというつもりだった。ところがそこへ這入るのには屋根からでないと這入れない。今も云う通りいろいろな物が入れてあったもんですから子供なんぞがいたずらをしないように、扉を中から締めてしまって、屋根から出入りするようにしてあったんで、そのこともちゃんと覚えていて、屋根裏へ上った。尤もその時に矢張り小男の連中が上から引っ張ったり下から押し上げたりしてくれたそうで、上って見ると、そこに二尺ぐらいの幅の厚い欅の板が渡してある。これはお堂の中の品物を出し入れする時の足場に作ってあったんで、その板に腰かけて莚の上へ飛び降り料簡だったんですが、小男共は、「此処がいい、/\」と云って、草葺きですから、庇ひさしの裏の方から上ると、竹を編んだ屋根の土台が見える、その竹の棒に掴まって屋根の草の中へ体を突っ込んで、「此方へ来い、/\」と云うんだそうです。成る程その連中はみんなせいが低いんだから巧く草の中へもぐり込めますけれども、丑次郎には這入れる訳がないんで、「己は体が大きいから駄目だ、そんな所へ這入ったら足が出てしまう」と云うと、「まあ試しに這入って見ろ」と云うんで、這入って寝てみたら案の定足が出てしまった。「ほれ御覧、こんなに足が出たじゃないか」と云ったら、「では仕方がないから中へ這入ろう」と云うことになって、さっきの屋根からでなく、別な所へ穴をあけて、その穴から、一人ずつ莚の上へ飛び降りて、裏堂の中の狭い場所へ四人が並んで寝た。それから少しとろとろとしたと思うと、お堂のうしろの板が三寸四方ぐらい切り取ってある、それは以前に、泥坊が内部にしまってあるものを覗のぞこうとしてそんな穴を拵えたことがあるんで、もうすっかり夜が明けたらしく、そこから朝日がさし込んでいる。と、やがて表が騒々しくなったんで、その穴へ眼をつけて見ると、村の子供たちがお堂の前で遊んでいるので、ガヤガヤ/\云っていてとても眠れない。「どうもあの子供たちがうるさいな」と云うと、「よし、よし、己が彼奴等あいつらを追っ拂って来てやる」と云って、一人の小男が外へ出て行った様子でしたが、どんなことをしたのか知れませんけれども、兎に角その男が行ったら子供たちはいなくなってしまった。それでようよう落着いて寝ようとすると、生憎とまた小便が出たくなったんで、「一寸小便をして来る」と云ったら、「いや、出てはいけない、出てはいけない」と云って、一生懸命に止める。「出ると掴つかまるから出てはいけない。小便がしたければ此の中でしろ。さあ、己達も此処でするぞ」と云って、三人とも寝ながら小便をしてみせるんですが、丑次郎にはどうしてもそこでする気になれない。もう出たくってたまらなくなって来たんで、とうとう又その屋根の穴からお堂の外へ降りたところが、遠くに私が立っていて自分の方を見ているので、「あ、鈴木さんに見られたな」と、その時はっきりとそう感じた。そして私が近寄って行く間に、三人の小男どもは慌あわてて逃げ出してしまったのだそうです。

さあ、そうでしたね、掴まえたのは朝の九時頃でしたかね。何しろ丑次郎がいないと云うので、村では捜索隊を作って山狩りを始めていたんです。それが明神様のお告げでは丑寅うしとらの方の山手にいると云う訳なので、一間置きぐらいに人が立って、八方から山を囲んで登って行こうとしていました。私もその捜索隊に加わっていたのですが、みんな鎌だの鉈なただのを持っているのに、私は素手すでだったもんですからすこし気味が悪くなって、もう山へ登りかかっていたんですけれども、ちょっと家へ行って来ると云って、それを取りに戻って来た時に丑次郎がお堂の縁に立っているのを見たんです。なんでも斯う、縄の帯をしめて、両手をうしろへ廻して、前の晩に雨が降ったんで裾の方がびっしょり濡れた着物を着て立っていましたがね。「丑じゃないか」と云って、此方こっちも恐恐こわごわ声をかけながら近寄って行くと、急いでお堂の中へ逃げ込もうとするので、掴まえようとしたところが、えらい力で抵抗してなかなか云うことを聴きませんでしたよ。そのうちに大勢駈け付けて来て、やっとのことで押さえつけて家へ引っ張って行ったんですが、家の閾しきいを跨ぐまでは可なり元気に歩きましたね。それからそっと寝かしつけておいて、行者を呼んで御祈祷して貰ったら、一週間ぐらいですっかり正気に復かえりました。尤もっともその前から少しずつ意識が戻って来て、己はこんな目に遇ったとか、何処そこへ連れて行かれたとか、欺されていた間のことをぽつぽつしゃべり出しましたがね。ええ、そうなんです、今申し上げた話と云うのは、その時私がその本人から聞いたんですよ。後で念のためにお堂のところへ行ってみましたが、成る屋根大穴が開いているし、中には小便が垂れ流してあって、臭いと云ったらありませんでした。当人も、「そうそう、己はあの棕櫚山を上る時に怪我をした筈だが」と云って、脚を出して見ると、たしかに皮が擦り剥けている。フンドシの解けたのなんぞも、よっぽどたってからイカキ山へ芝刈りに行った女が、木の枝に引っかかっているのを見つけて、ひどく恐がって逃げて来たことがありました。その外何処でこういうことがあったと云う所を調べてみると、大体その地点に證拠が残っていたんですから、それを考えても出鱈目じゃあないんですな。縄の帯をしていたのも、歩いているうちに帯が解けたんで、無意識ながら縄を拾って締めたんでしょうな。そののちその男一年ぐらい多少ぼんやりしていましたが、今でも酔っ拂った時なんかに、「狐つきの話をしろ」と云うと、笑いながら話し出すんです。

2023-10-09

ジャニー喜多川地獄に送る儀式フィニッシュ

ジャニーズ所属をしなかった被害者への補償という問題は残るけど、これでほぼ歴史上最悪鬼畜ホモセクシャル大量加害事件解決に向かう

  

残りは、見事にやり逃げ死したジャニー喜多川地獄に確実に向かわせること

  

再発防止委員会祈祷だか儀式から知らんがその筋の専門家に金積んで頼んで欲しい

  

地獄の沙汰も金次第なんだから

2023-09-19

統一教会ロバートパリー文鮮明の暗黒面』(日本語要約)

ロバートパリー氏(調査報道ジャーナリスト)の連作記事のChatGPT要約です。

内容がよく理解され、岸田政権統一教会解散命令を出すことを希望します。

 

題名文鮮明の暗黒面

著者:ロバートパリー

https://consortiumnews.com/archive/moon.html

 

Dark Side of Rev. Moon: Hooking George Bush(https://www.consortiumnews.com/archive/moon1.html)

この記事は、文鮮明(文中では単に" 文"と呼ばれています)と元アメリカ大統領ジョージ・ブッシュとの関係に焦点を当てています記事の内容を要約すると以下のようになります

文鮮明は、韓国本拠を置く統一教会創設者で、高価なメディア政治世界への進出を試みていました。彼は南米新聞「Tiempos del Mundo」を開設し、この新聞を通じて南米での影響力を高めたいと考えていました。

しかし、開設に際して、南米新聞は文の過去に関連する不名誉出来事を取り上げ、彼と韓国の恐れられる情報機関および暴力的反共組織とのつながりについて批判的な記事を書いていました。

記事では、文が過去アルゼンチンウルグアイ軍事独裁政権と友好的な関係を築き、これらの国々に投資していたことも触れられています

この新聞の開幕ガラには、元アメリカ大統領ジョージ・ブッシュが招待されましたが、アルゼンチンの選出大統領であるカルロス・メネムはこの招待を辞退しました。しかし、ブッシュの出席は文にとって重要もので、ブッシュは「Tiempos del Mundo」の開幕イベントスピーチし、文とその新聞事業を称賛しました。ブッシュスピーチは、文の信者たちを驚かせるほど賞賛的でした。

記事ではさらに、ブッシュが文の関連団体から報酬を受けてスピーチを行ったと報じられており、その報酬は数百万ドルに上る可能性があると述べられています

この記事は、文の統一教会資金力を背景に、アメリカおよび南米で影響力を拡大しようとする試みと、その試みに協力する政治家や有力者、特にジョージ・ブッシュとの関係に焦点を当てています。また、文の教団がアメリカ南米でのビジネス宗教的活動を結びつけ、その富を増やすためにさまざまな手段を用いていることも強調されています

Dark Side of Rev. Moon: Buying the Right(https://www.consortiumnews.com/archive/moon3.html)

この記事は、1990年代に公開されたもので、ムーン文鮮明)とJerry Falwell(ジェリー・ファルウェル)の関係について述べています。以下に要約します:

1995年1月28日ジェリー・ファルウェル牧師は彼のテレビ伝道番組で、Liberty University(自由大学)の財政危機を救った2人のバージニア実業家賞賛しました。ファルウェルは、ダニエルリーバーDaniel Reber)とジミー・トーマス(Jimmy Thomas)を、Liberty Universityをおおよそ7300万ドル借金から救った財政救世主として称賛しました。ファルウェルは、Reberの背後に立って喜んでおり、Thomasは不在でした。

しかし、この記事の中で語られていないことは、ファルウェルの財政利益を遠くから、公にせずに守ってきた大天使の正体でした。この秘密の後援者は、文鮮明牧師であり、彼は自身韓国救世主として称賛され、独自聖書解釈洗脳手法によって批判的な基督教徒の間で物議を醸していました。文鮮明は、Liberty Universityの借金を購入した非営利団体であるChristian Heritage Foundationを通じて、Liberty Universityを救済するために350万ドル供給しました。

文鮮明のこの行動は、記事の筆者によって偶然発見されました。彼は、文鮮明のWomen's Federation for World Peace1995年ジョージ・ブッシュ大統領に支払った講演料を調べていたところ、350万ドル教育的な助成金がChristian Heritage Foundationに提供されたことを発見しました。

この記事には、ジェリー・ファルウェルがLiberty Universityの救済に文鮮明の助けを求めた証拠が含まれており、彼の政治的な関与や右派陰謀論の普及にどのように影響を与えたかについても指摘されています文鮮明寄付政治的影響力に与える可能性がある問題議論されています

Dark Side of Rev. Moon: Truth, Legend & Lies(https://www.consortiumnews.com/archive/moon4.html)

この記事は、1980年代から1990年代初頭にかけて、宗教指導者文鮮明が率いるワシントン・タイムズ新聞と彼の関連団体に焦点を当てています。以下に要約します:

ワシントン・タイムズは、1982年に創刊され、長らく右派新聞として知られていましたが、ワシントン政治メインストリーム進出し、その影響力が増大しています

1980年代には、ワシントン・タイムズロナルド・レーガン大統領とその政権を支持し、大統領批判者に攻撃を仕掛けました。この新聞は、共和党戦闘員として議会闘争選挙戦活動し、1988年にはマイケル・デュカキス精神健康についての誤った噂を広めました。

ビル・クリントン大統領就任後、ワシントン・タイムズクリントン政権攻撃し、Whitewaterや副大統領佐官ヴィンセントフォスターの死に関する報道で注目を浴びました。

ワシントン・タイムズアジアから資金援助に関して他のメディア非難しながらも、自身アジアから資金援助を隠そうとしています特に、この新聞編集長であるDong Moon Jooと創設者である文鮮明が登場しません。

文鮮明は、アメリカでの初期の活動に関連するスキャンダル存在し、アメリカ国内国家安全保障に対する潜在的な脅威としてアメリカ法執行機関情報機関によって監視されていました。CIAFBI防衛情報局(DIA)の報告書によれば、統一教会韓国情報機関KCIAと密接なつながりがあり、日本ヤクザと関連する右派実業家もつながりがあったとされています

1970年代後半には、"Koreagate"として知られるスキャンダルが爆発し、Tongsun Parkなどがアメリカ政府への影響力を買収し、統一教会KCIAの関連性が明らかになりました。

文鮮明は、ワシントンでの影響力を高めるために多額の資金提供し、政府関係者に接触しました。報告によれば、300人以上の女性議会議員ロビー活動を行う役割を果たしました。

文は、大統領リチャード・ニクソンウォーターゲート事件から脱出を助けるために国家祈祷断食委員会組織し、大統領から感謝言葉をもらいました。

1980年ロナルド・レーガン大統領に選出され、文の影響がさらに高まりました。教会の前面組織が増加し、政治ジャーナリズム学術などの分野で影響を持つ人々が文の資金を受け取り、彼の集会に出席しました。

しかし、統一教会内部では対立と奇怪な行動が広がり、1989年には文自身の指示で高官のBo Hi Pakが殴られ、その後日本に転任するという事件が発生しました。

この記事は、文鮮明と彼の統一教会アメリカでの活動において政治的、経済的な影響力を高め、その歴史的背景と連携について説明しています。 文と統一教会アメリカでの役割に関する洞察提供しています

Dark Side of Rev. Moon: Generation Next(https://www.consortiumnews.com/archive/moon5.html)

この記事1995年に発表されたもので、統一教会指導者である文鮮明ムーン)とその家族特に長男のヒョ・ジン・ムン(Hyo Jin Moon)に焦点を当てています。以下に、記事の要約を提供します。

この記事の中心的な話は、文鮮明の娘婿であるヒョ・ジン・ムンと彼の妻であるナンソク・ムン(Nansook Moon)の問題についてです。ナンソクは、ヒョ・ジン・ムンの妻として結婚し、統一教会財政を支える役割を果たす予定でした。しかし、ヒョ・ジン・ムンの暴力コカインの乱用、奇妙な性癖などに苦しむうちに、ナンソクは彼から逃れ、子供たちを連れて逃亡しました。この出来事が、統一教会権力お金、性に関するトラブル国際的スキャンダル秘密暴露する鍵となりました。

ナンソクはヒョ・ジン・ムンから暴力虐待についての証言提供し、ヒョ・ジン・ムンが大金を手に入れていたことを主張しました。ヒョ・ジン・ムンは、教会資産不正使用し、コカインの乱用、アルコール依存症、そして奇妙な性的習慣を持っていたとされています記事では、ヒョ・ジン・ムンが大金を適切に処理しなかったことや、統一教会お金海外から流入していたことについての詳細も示されています

また、この記事文鮮明とその家族教義とは異なる生活を送っていたことを指摘し、特に文鮮明性的儀式統一教会資金洗浄についても触れています。これにより、統一教会とその指導者合法的問題に直面する可能性が高まり連邦政府などの機関に対する調査が加速する可能性があることが示唆されています

記事はまた、統一教会とその指導者アメリカ政治に対して多大な影響力を行使し、保守派政治家やメディアに対して資金提供を行っていることにも言及しています文鮮明特にワシントンD.C.で影響力を増しており、その背後には海外から資金があると考えられています

要約: この記事は、統一教会指導者である文鮮明とその家族特にヒョ・ジン・ムンとナンソク・ムンの問題に焦点を当てており、彼らの生活や行動に関する告発を含んでいます。また、文鮮明とその家族合法的問題に直面する可能性が高まっていることも示唆されています

Dark Side of Rev. Moon (Cont.): Drug Allies(https://www.consortiumnews.com/archive/moon6.html)

この記事は、1997年にRobert Parryによって投稿されたもので、文鮮明と彼の組織に関連する一連の問題を取り上げています。以下に、記事の要約を提供します:

この記事は、文鮮明と彼の組織アメリカ政治的な影響力を購入し、資金提供を行っている問題に焦点を当てています記事は、文鮮明組織がかつてアメリカ政治指導者特にジョージ・ブッシュ大統領宗教右派指導者であるジェリー・ファルウェルに秘密の支払いを通じて影響力を購入し(て庇護を受け)、The Washington Timesなどのメディア機関資金提供してきたことを示しています。また、文鮮明は、アメリカを「サタンの収穫」と表現し、アメリカの人々を韓国拠点とする神権主義支配下に置くと誓っている一方で、アメリカでのネットワークを構築しています

さらに、記事文鮮明組織が依然として疑わしい財務取引を行っていることを示しており、裁判記録によれば、文鮮明組織資金洗浄を行い、息子であるHyo Jinコカインを含む個人的な贅沢品を買うために資金を流用していることが明らかにされています。これらの金融取引は、文鮮明1982年脱税罪で有罪判決を受けた事件に関連するものと似ています

さらに、記事文鮮明国際的政治的なつながりについても言及しており、特にアジア組織犯罪とラテンアメリカ麻薬取引に関連する極右人物との長いつながりに焦点を当てています。このようなつながりと文鮮明南アメリカでのビジネス活動の拡大は、アメリカ政府文鮮明がどのようにしてアメリカ政治的な帝国資金提供しているかを正確に把握する必要性を強調しています

最後に、記事では、麻薬取引武器密売に関連して利益を得ているという繰り返しの非難に対して、文鮮明は公に詳細を明らかにしないと述べ、これらの疑惑否定しています

要約:この記事は、文鮮明と彼の組織に関連するアメリカ政治的な影響力と疑わしい金融取引に焦点を当てており、アジア組織犯罪やラテンアメリカ麻薬取引との長いつながりを示唆しています文鮮明組織資金源についての疑念存在し、アメリカ政府調査を行う必要性があると強調されています

2023-09-11

ジャニーズ社務所になって神社経営すればいい

所属タレント神主になる

神主アクスタ、ぬいぐるみ、色々売れる

祈祷は持ち歌で

祭りの日はライブをする

神に誓って心を入れ替えてやり直そう

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