はてなキーワード: 大成とは
私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。
当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強の毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者・関係部局にわかりやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。
40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格は若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国の税制度になると不案内だった。
そんな折、とある会議の最中だった。ある人が、たしか個人課税の徴収部門の責任者だったか、ビットコインの話を始めた。課税の方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベルの対応を考えているという。
ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。
国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書(納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。
ガイドラインを作るにあたり、各部署からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン(暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。
・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい
・国際反社の資金源を絶とうと思えば、暗号資産を違法化してもよいのでは
・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある
・暗号資産がどの国でも一般的な存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん
・上司は評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある
・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?
・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない
このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁に採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁の現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。
私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会に必要性がないもの」「反社の資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。
ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来の部署でさえ仕事に忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。
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《後述の内容》
中央省庁は大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的に高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。
(総務省)
たくさん採用する。男女比は同じくらいか。データの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案も担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。
(国土交通省)
たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。
(財務省)
ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子と合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行の一般職みたいに、大卒採用の男性とくっつけるためにやっている。
(国税庁)
略
(厚生労働省)
たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁の面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に「役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。
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かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。
実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。
実際、暗号資産関係の脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁はマンパワーが足りていない。
加えて、思い出②で説明したストリートレベルの行政職員の観点もある。海外の取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合、納税者も行政庁も課税情報の証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。
さて、こうした想定外の事態が起こった場合、上で説明したように臨時のタスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課がイマイチなメンバーを人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。
そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。
ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。
一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気で入院していて、子どもふたりは実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。
かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。
その日々では、深夜に誰もいないマイホームに帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。
♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない
ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニのおにぎりと綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後にテーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。
食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。
サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。
かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。
内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。
別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後の時間帯にほかのアニメが放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい。子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。
愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員と行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。
そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍やブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。
その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。
「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治側から求められる場面もある。
30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったかは失念したが、自由民主党で地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルートを希望する人は一定数いる。
そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。
説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コースと地方自治コース)があって、最後に簡単なグループ討議だった。
なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。
私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。
Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。
Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治の世界で活躍してみたい――そんなことを話していた。
Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的な国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官、民間でいうと次長~部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職は東大が基本だった。
Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事の道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。
かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤も看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村の助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。
でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。
まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情は関係なく転職エージェントに架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。
その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。
ひたすら政策課題に対して向き合い、法律や常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数の上司に忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。
あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。
もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりとお茶と、味覇のスープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。
女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたりの関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。
犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子とはいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。
強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメントを構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型を自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。
この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画に登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。
犬「あの~、今なんて……?」
犬「バッカなんですか猫山さん!」
猫「そこまでいうの犬神さん!?」
犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」
リアルの高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動(リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。
思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛的確執や社会的価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執的関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。
あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。
追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村の助役として迎え入れられた。その後、国会議員や職員団体や地元からの応援を受けて市長選に立候補し、並み居る解放同盟の勢力を圧倒して市長になった。
あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方はもっと活性化するに違いない。
Part3/3
その音楽的ピークはとうとうあっちの世界に踏み込んじゃいました。
アメリカーナとは関係なく、フォークロアや地域性に根を張った手垢のようなものを感じさせない普遍的、天国的で透徹した音楽。
(などと勝手に感じてしまってるけど勿論、この国の偏った舶来文化の大勢の意識の中で生きている一個人の独りよがりですが)
全ての曲が完璧ですが、とりわけrebecca sylvesterはこのアルバムのハイライトです。
そしてGastr del Solの最高到達点…のひとつでもあると思います。
「why did the sharks watch him drown?(なぜ 鮫たちは彼が溺れるのを見守ったのか)」
という述懐と共に奏でられフェードアウトしていくコーダの、夜空へ飛び立つような心地よさに何度涙したことか。
the sea incertainの複雑な和音を多用した繊細なピアノのつぶやきは、大友良英さんのおっしゃる「恋をしている気分」そのもの。
hello spiralはポストミニマルがロックやノイズと結びついた、明るみに向けてグラデーションを伴いながら上昇していく、
構造的ではあるものの、光の回廊を進んでいくようにみずみずしい喜びにあふれた名曲。
バランスを失うとときに過剰な禁欲性を聴き手に要求しがちなミニマリズムの厭味がありません。
孤独とメランコリーの彼方を遠目に深呼吸するよう甘やかな浮き沈みを繰り返すthe relay、
our exquisite replica of “eternity”の一部分と同様のループの中で(この形態での)最後の爪弾きと独白のような歌を終えるGrubbs…。
そしてエンディングはJohn Faheyの名曲に、天かけるTony Conradの純正律バイオリンと、
わずかに3(4)回ピアノの和音が雨しずくのようにそっと寄り添う雄大なもの。
もちろん冒頭our exquisite replica of “eternity”はコラージュにおけるGastrでのO'Rourke畢生の大作。
そしてアメリカ、スイス、スウェーデンなどから参集した数々の即興・ノイズ畑の実験音楽ミュージシャンとのインタラクションは壮絶です。
これは共同的な創造プロセスの成果としても音楽史に刻まれるものではないでしょうか。
中核となる二人にしろ、誰が強固に支配的であってもこの音楽は生まれなかったのは間違いありません。
聴きすぎて一通りの音が頭に入ってしまった後は(それ俺です)自分の聴く環境・コンディションの変化の中でいつまでも楽しみましょ~!
GrubbsとO'Rourkeの敬愛するLuc Ferrariが言っていました。
「結局、私の最も興味があることは擦ることのようだ」
人にもモノにも、擦り合わせることで新しい何かが生まれる興奮があるっていう事でしょうね。
さまざまな異種の要素たちが無時間的な感覚で摩擦し、それらの反発や調和が要素の単なる総和をはるかに超え、躍動的・神秘的に関わり合っていくGastr del Solの作品群も、その音楽的大成者に違いないと思います。
あまりに見通しが悪かったせいだが。
昨今のコンプライアンスに縛られまくっている企業の対応を完全に見誤った。
そもそも、たかだか不倫をしただけでタレントとのCM契約が解除される世の中なのに予測が甘すぎる。
といったところで時計の針が戻せたとしても同じような手しか打たないのは間違いないが。
今、この一番苦しいところを乗り切ってしまえば、なんとかなる。
ただ、その間にタレントに事務所から逃げられてしまったら元も子もない。
だから事務所の取り分もそのままタレントにギャラとして支払うという決定をした。
でも、これもまたズレているのだ。
そんな見え見えのことをしても、タレントから世間からなめられるだけなのだから。
被害者と話し合いを始めて、法外な慰謝料で彼らの口をつぐませてしまえばいいだけの話なのだ。
そのためには被害者の中で最も信頼されている人物を抑える必要がある。
彼に、皆への説得役をさせるのだ。
こんなふうに言っては失礼だが、タレントとして大成しなかったその後人生、苦労の連続であったはずだ。
その人らの人生を買い取るくらいの金を積み上げてしまえば、あとはどうとでもなる。
私は立派だと思います。
歴史を振り返ると、自分の周りにイエスマンばかり集めたリーダーは判断を誤って失敗してますね。
だから、失敗回避の判断材料を集めるためにも、自分とは反対の意見を言う部下も登用すべきだと考えています。
自分の欠点を指摘してくれるのは、自分から依頼した有料のコンサルタントだけでなく、親切心から無料で言ってくれる人もいるでしょう。
相手の親切心が分からない人は、器が小さくてやっぱダメですね。
他人の声に耳を傾けることができない傲慢な人間だと大成しませんね。
大人になるとみんな他人から嫌われないための処世術を覚え、他人の欠点を指摘しなくなります。
逆切れを恐れ、自己保身のために、わざわざ他人の欠点を指摘して、改善してやろう等とは考えなくなります。
例えば、夏場で汗をかき、体が臭かったとしましょう。
家族とかなら気兼ねなく「体が臭いよ。シャワー浴びてきなよ。」と指摘するでしょう。
家族なので体臭を指摘されても恥ずかしくありません。なぜなら家族は恋人などと違ってカッコつける対象ではないからです。(近親相姦が趣味の人は別でしょうが)
職場で体臭が酷い人がいても、みんな大人の対応で、見て見ぬふりをしますね。
これで本人に自分は臭いという自覚がなければ、いつまで経っても体臭が改善されないので、周りから鼻つまみ者にされたままです。
この不潔な人は、なぜ自分がモテないのか?周りがよそよそしいのか分からないままでしょう。
しかし、親切な友人がいたら、家族じゃなくても「体が臭いよ。シャワー浴びてきなよ。」と指摘するでしょう。
その指摘によって、不潔な人は清潔になり、体臭も改善されて、モテるようになったとしましょう。
どちらが相手に利益をもたらしているかと言えば、当然後者の指摘する人です。
前者の大人の対応で、見て見ぬふりをする人ばかりでは、体臭が改善されないからです。
暴力的かつ陰惨なシーンが多く、救いが無く、おまけに笑いの少ない作品だった。
ひろしは一有権者として、未来のない日本とそこで暮らす若者たちに責任を感じないのだろうか?
どうせ説教くさいなら、ジブリの方が良かったんじゃないだろうか?
でもですね、そんな不満もエンディングで吹き飛びました!
エンディングは動く漫画原稿風のアニメーションだったわけですがっ!!
そこではひろしの言葉に発奮した非理谷と成長したしんのすけが”仲間だ党”を結成し、総理大臣と官房長官にまで上り詰めた姿が描かれていたのです!
加えてモーニング娘。のLOVEマシーンが流れてきた日にゃ、日本の未来はWOWWOW!!WOWWOW!!!ですよ。二人の勇士に引っ張られてキラキラ輝いている日本があー羨ましいな!!って気分でしたね!
そもそも作中で誰も疑問を差し挟むことなく繰り返し語られる「日本オワタ」は明らかな政権批判!自民党批判!!そして無責任な大人たち(ひろしみさえ含む)批判であるわけですね。
可愛い二人の子供に暗い未来を残しておいて、何が頑張れだ!ふざけんな!!なんとかしろ!おまえは野原ひろしだろうが!!
違うんですよ。
その気持ちはわかる。確かにわかる。でもね、頑張るのはお前だよ!!!!!
みんなとお前と、どっちも頑張んないと、だめなんだよ!!!!
みんな当事者であり、そして仲間なんですよ。どれだけ政治的思想的に隔たりがあろうと、合法の範囲内で。
だから非理谷としんのすけの大成した姿に感動を禁じ得ないと同時に、それを献身的に支えたであろうひろしみさえと不甲斐なき自身を比較してやるせなさが心に堪えるのですね。
でも、この映画を見た全ての人が、ありとあらゆる様々な人々が、私と同じやるせなさ焦燥感を抱いているなら、これはやはり皆さん、道は違えどより良き未来を目指す仲間であると言えるのですね。
これこそが希望なのですね。
仲間がいると頑張れる。みんなのために頑張ると、自分も幸福になれる。
本当に素晴らしい映画だった。
小学生の頃、将来何になりたいか、なんて聞かれたことが誰しもある
おそらくこれが起点なんだろう
将来何かにならないといけないと思わされて成長してしまうのだ。これは一種の洗脳だ
大人になってようやくわかってくる
漫画家になりたい人も漫画でお金を稼げないと分かれば夢をあきらめてサラリーマンになっていく
もっと早くから、お金を得る手段さえあれば漫画家にチャレンジできることを知っていれば、別の道があったはずだ
漫画家になるためには、漫画家を目指したらいけない。この道は一握りの天才しか通ることができない道だ。自身が天才ではないと気づいた時点で降りるしかない道だ
ほとんどの天才でも一作目から売れまくる作家は尾田栄一郎くらいのものだ。遊戯王の高橋和希ですら15年もの下積みがある
いま漫画家は女性の方が多いという。女性の方が漫画の才能があるのか?私は性別に関係ないと思う
男性より多い分は既婚の女性が漫画家になっているということだ。金を稼ぐ手段が別にある(夫が稼ぐ)から、漫画家にチャレンジし続けられる
目的が漫画家として大成することでも、細々と表現することでも、どちらでも長い下積み期間を超えるための”お金を稼ぐ手段”が必要なんだ
始めからこれを知っていれば、ただ漫画家を目指すなどという愚考はおかさないはずだ
残業の少ない会社に絞ってサラリーマンになるとか、株の勉強をしてデイトレーダーになるとか、余暇が多くなる仕事を目指す方が結果的に漫画家になれるんじゃないか
「何になりたいか」なんてきくべきことじゃない
https://qiita.com/NaYuA/items/1cda0211ec44fb25d422
みんな大絶賛してるけど、これやばいやつよね
いわゆる「学生チート」ってやつで、社会人が言ったら全力全方位で駄目だしされるやつ
この「手放し称賛」が人を伸ばすんだと言う話をするなら、そのへんの大人も手放し称賛されるべきよね
さておき
POSの時【POSはPoint of Saleの略です】と説明してるのに対して
みたいなのが、非常に「わかってない感」を出しちゃってるよね
いや多分、脳内ではわかってるんだろうけど
説明口調で書くなら
みたいになる
技術用語として「await 演算子はプロミス(Promise)を待ち」みたいに直訳でドキュメンが出回ってるし
非同期で行うサーバーサイドの処理ではPromiseを使いましょうみたいなのが
サーバー書き込みなので、当然Promiseを返します、になってるんだろうけど
新人とかの、「わかってないけど書けます」連中が、大体こういう理解の仕方をしてるから
(Promiseを返すのはなんでだ?サーバー処理だから(キリッ)
もちろん、学生なんだから良いじゃん、良いじゃん、すげぇじゃん
というのもアリなんだけども
このわかってない感満載の文章を、手放しで称賛して、「考えて行動するだけでスゴイ」みたいになってるの
「みんながあんまり誉めたりするから、私自分が優秀な人間だって勘違いしちゃったじゃない!!」を思い出させる
「いつ離婚しても問題ない」って精神的安定感ってものすごいプラスのものだと思うんだよな。
どちらかが専業主フを選択しなければキャリアも止まらんし(止まっても資格あれば十分説明の上復帰可能だし)
これって親ガチャ当りのやつが「自分の力で大成しました!」みたいな、いやいや崖際にいないんだからそりゃ自由にやれるでしょみたいな、そういう優位性があると思うんだよね。ズルくね?
そもそも子供がいることのプラスってマウント取るくらいしかなくね?それも今や剥奪されつつあるし、子供を産むことのメリット話せば「メリットで子供産むな!子供はお前のものじゃない!」とかインターネットに全世界に公開されていいねとかはてなスターとかで追い打ちされてボコボコにされるし。子供を作らないメリットはいくらでも語っていいのにこれじゃあ不公平よなそもそも。
こんなんだったら「本当に自分の子供を産みたい!!」と思ってるか、「日本の未来のために子供生むのは使命でしょ」と思ってるか「出来ちゃったから責任は持って育てるか」って人しか作らんよね。これまでは「結婚ってそういうもんだし親のためにも作ろう」ってなってたけど、減ってるじゃん?根拠はないけどさ。
そんで子供がほしい人に限って子供が出来づらい、できないってなってたりするのよね。ほんと💩だよなこの世の中。滅びればいいのに。ftwだよ。ファッザワールド。
椎名へきると富永みーながメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン」通称ドリカン内にて、1996年にパーソナリティーの妹分として「ドリカンクラブ」が結成される。その中に田村ゆかり、堀江由衣が含まれていた。
1998年に椎名へきるが降板した際に田村、堀江の2人がアシスタントへ昇格。2002年に富永みーなが降板したのち、メインパーソナリティーに昇格。
1999年には番組内にて田村堀江の2人伝説的アイドル声優ユニット「やまとなでしこ」を結成している。