はてなキーワード: 手斧とは
ごめーん見ちゃった。ブコメの返信では文字数が足りなそうだからここに書かせてもらいますね。
まずは、心配してくれてありがとう。今のところ私は元気に農作業や配信をやっています。早く私の部屋にもエアコンという文明が訪れるといいんですけどねー。
そしてこの文章に目を通す人全員に伝えたいから一番最初に言うんですが、サボらず健康診断を受けましょう。何か異常があれば適切な検査や処置を受け、あなたとあなたが大切に思う人のために、少しでも長生きしてください。
私もね、父が亡くなった後に改めて考えました。自分が、あるいは家族のことが見世物として消費されることは果たして良いことなのかと。
それで考えた結果、やっぱり自分のことや父のことを配信で話そうと考えました。家族にも相談しましてね、配信中に父のことを話していいかと聞いたら身バレしない程度ならOKとのことでした。
折角なので私が配信を始めた動機についても聞いていってくださいよ。もしかしたら気持ち悪い話になるかもしれないんですけど。
私結婚に失敗してるんですね。届を出す前に失敗したんでこの言い方で合ってるかわかんないですけど。そらもうバキバキに失敗してて、結婚とか向いてねーなと思っている次第です。
それで、世の中には親孝行って言葉があるじゃないですか。親孝行is何と聞かれたら、結構早い段階で「孫の顔を見せる」ってのが出てくるんじゃないでしょうか。なんならうちの親も希望してました。でもそれってできなかったし、多分この後もできずじまいになりそうなんですよね。
孫の顔が見たいって、要は自分のDNAが次代に受け継がれて行ってるのを見て安心したいってことなのかなーと私は思うわけですよ。でも私はそれができそうにない。私自身としても私のジーンが残らず淘汰されていくということは非常に残念だなあと思っています。
だからアバターを作り始めましたし、配信を始めました。「ジーンが無理ならせめてミーム」だとか、「私はインターネットと生殖するつもりですよ」とか、モゴモゴ言ってたのはそういうことです。気持ちわるー。
私だって淘汰されたくない、私が生きていたことひいては私の親が生きていたことをどこかの誰かに覚えていてもらいたい。だからインターネットに遍在することで、私がお渡しできる何かの価値を提供することで、あなたの心のどこかに私という存在を刻んでおきたい。そう思ったのが一連の活動を始めようとした理由です。ちょっとこの辺りの事情っていうのは言ったらドン引きされるかもしれんと思ってたので隠してました。なんせVTuberってアイドルじゃないですかー。
それに私は両親に愛されています。これは間違いなくそうです。そうとなれば父は私に幸せでいてほしいと思っているはずなんです。だから、私は前々からやりたかったVTuberの活動をして、幸せに生きてやります。
ということでね、私は私のエゴで、自分が消費されて皆様の血肉になっていきたいと思っております。もし、私の人生を消費することに罪悪感をお持ちでいらっしゃるなら、こういった事情もございますのである程度安心して見ててもらえれば、そして私の遍在化にご協力いただければと思います。それにもし活動が負担になってきたとあらば、私も根性なしですからすぐに逃げると思います。
見ず知らずの私のことをこれだけ心配してくださって、本当にありがとう。長い長い実況にも付き合っていただいてありがとうございました。他の配信者さんが同じタイトルをやってるのと比べたらちょうど倍の時間がかかっててびびりました。
「岩下の新生姜」で知られる岩下食品の岩下社長がTwitterで暇空茜の支持を表明し、波紋が広がっている。
はてな界隈ではそこまで話題になっていないようだが、個人的にはかなりショックな出来事だったので、経緯も踏まえて書いていく。
暇空茜さんからブロック解除されてた。嬉しい。もうサブ垢使わないで済む。(サブ垢で毎日ずっと見てた。毎日!)実はブロックされた時も嬉しかった…最高に清々しかった!
こんな命がけでピュアな人、見たことない。酷いなぁって思うくらい、美しい。頑張ってほしい!
#ひまそらあかね
積極的なアンチの側では「不買運動をしよう」、積極的な支持者の側では「買って応援しよう」、といった意見が広がる。
また、不買運動までいかなくとも、暇空茜の(主にミソジニー的な)言動に良い印象を抱いていない人が岩下社長の発言に驚いたり引いたりしている姿も自分の観測範囲では散見された。
こんなふざけた時代はもう嫌じゃないですか?
一人でも多くに口コミしてください
助けてください
https://twitter.com/himasoraakane/status/1805101991808696539
なんとおぞましい行為でしょうか
そのなかには僕が追及している
こんな人達に皆さん
私は負けるわけにはいかない!
ひまそらあかねを広めてください
https://twitter.com/himasoraakane/status/1805083655150456924
自分とこの大事な商品、ひとこと誰かの「ファンです」ツイートしたくらいで、寄ってたかって潰しに来られたら、そんなん全力で守るに決まってる!
おかしいぞ。何があるんだ?
(なお、この反論の前後には、暇空茜本人や支持者によるツイートも多くRTしている)
最初に「不買」を扇動した著名アカウントに従ってか、リアルで関係先・取引先に苦情入れるひと、本気で迷惑です💢💢
そんな動きに屈するわけないでしょ!うちがそれに屈したら、貴方達、他でもそういうことするじゃないか!絶対に屈しない!
今回の件は、自分のなかでは、「岩下社長が暇空茜を支持している」こと自体の驚きよりも、「岩下社長が自身の立場や影響を顧みずにこのようなことを公言するなんて」という衝撃が大きい。
なお、私は暇空茜についてほとんど興味がない。Twitterでミュートするくらいには苦手だが、「無関心」に近く、氏の活動も漏れ聞こえてくる程度のことしか知らない(ただ、暇空茜を熱心に応援している人たちや、その逆に支持者(と思しき人)を「暇アノン」と呼んで熱心に叩いている人たちのことは、どちらも先鋭化・過激化しているように見えるのであまり近づきたくないなと思っている)。
一方で、岩下社長のことは8~9年ほど前からフォローしており、社長の活動も好意的にみていたし、後述するように尊敬もしていた。もともと興味を抱いたきっかけは自分の好きなミュージシャンを岩下社長も好きだったからで、それまで岩下の新生姜を知っていても食べたことはなかったが今では同社の製品をそこそこ食べている。
ご存知の人も多いと思うが、岩下社長は長年にわたりTwitterで自社のプロモーション活動を積極的に行っている。
現時点でのフォロワー数が21.9万人。自社製品に関するエゴサを頻繁にやっているのでそれで捕捉された経験のある人もいるだろう。
企業の看板を背負ったアカウントにもいろいろなスタイルがあるが、岩下社長の場合は「公」と「私」のバランスがとれており、SNSでの発信もうまいと思っていた。
たとえば、岩下食品の製品の類似品が以前から出回っている件に対して、Twitterで「類似品が『岩下の新生姜』として売られている」「このスーパーでは類似品しか置いていない」などの情報提供を集めて、類似品対策を進めたり(例 https://twitter.com/shinshoga/status/1737457329103397005)。
たとえば、ピンク色のものが映った写真を見かけると片っ端から「あのとき助けた岩下の新生姜なのかい?」と引用RTするのを持ちネタにしていたり(例 https://twitter.com/shinshoga/status/1792205408695935242)。
一方で、グッズで製作された「岩下の新生姜ペンライト」が一部の悪意ある人によってセクハラに用いられていると問題になった際は急遽販売を取りやめるなど、行きすぎた悪ノリを抑えるようなバランス感覚も持ち合わせているように見えていた(https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1610/12/news085.html)。
また、2015年に「岩下の新生姜ミュージアム」を自社のお膝元である栃木市にオープンしてからは、社長自身がカルチャーへの造詣が深いこともあり、さまざまなミュージシャンやアイドル、芸人などを招いたイベントも開催。展示のユニークさも相まって、企業の私設ミュージアムでありながら幅広い層の集客に成功していた。
社長自ら率先してプロモーションするこうした姿勢が功を奏してか、近年はさまざまな企業とのコラボレーションも多く、テレビCMを打っていた先代社長の時代とはまた違う事業の広がり方をしているように思う。
私が岩下社長のことを尊敬していたのも、こうした文化との関わり方や、SNSの使い方にあった。
私は、(もちろん岩下食品の足下にも及ばないが)地方の中小企業を経営している。岩下社長と同じく、家業を継いだ形だ。会社の業種や規模こそまるで異なるが、文化的な趣味(好きな音楽など)が近いこともあり、ある種の親近感を覚えていた。
家業を継いだ経営者、などと自己紹介すると殺伐としたはてな界隈では手斧(懐かしい)を投げつけられるかもしれないが、そんな楽なもんじゃない。挙げたらきりが無いが、たとえば継いできた事業を自分の代で台無しにしてしまったら、みたいなプレッシャーは常にある。社内には自分より長く勤めている人が多いし、取引先のほうを見れば叩き上げの海千山千ばかりで、内外からの試されるような視線は常に感じる。そもそも、自分でイチから選んで始めた業種じゃないから、仕事自体もいわゆる「好きが高じてやりたいこと」などとはかけ離れている。
そういう立場の身からすると、岩下社長の活動は輝いて見えていたのだ。
直接的に文化と関わるような業種でなくても、大都市に拠点をおく企業でなくても、興味や趣味を自社の事業にプラスになる形で(いわゆる「社長の道楽」ではなく)繋げられるし、自社の可能性も拡げられるのだ。そうした実例を目の当たりにして、勇気をもらったような気がしていた。
だから新生姜ミュージアムにも何度も行ったし、さまざまな企業とコラボレーションした商品もいくつも買った。あのスタイルをそのまま真似するのはもちろん無理だが、学ぶところは多かった。尊敬していたし、私淑していたのだ。
ただ、今となってはこういった話をすべて過去形で書かざるをえない。
今回の件に話を戻そう。
岩下社長が暇空茜の支持を公言したとき、私は「岩下社長ともあろう人が、なんでこんなリスクの高いことをするのだろう」と思った。
暇空茜を支持することの賛否云々以前に、先に書いたように、暇空茜に関しては支持者もアンチも過熱し先鋭化している。
実際、今回の岩下社長の発言を受けて「不買運動」「買って応援」といったリアクションが飛び交っているし、そこまで極端でなくても、岩下社長および岩下食品に対する見方をネガティブな方向に改めた人も多いだろう。ましてや、暇空茜のこれまでの発言には良識を疑うものも多く(だから私もミュートしている)、そうした人物を公の場で支持すれば非難の声があがるのは目に見えている。
岩下社長ほどのTwitter慣れしている人が、このような渦中に会社や自社製品を巻き込んでしまうリスクに考えが及ばなかったことがまず信じられないのだ。
岩下社長は「暇空茜を応援したい」という私的な気持ちから今回の発言に至ったのだろう。
たとえばこれが岩下社長個人の、会社とは切り離した匿名アカウントだったら別に何の問題にもならなかったはずだ。しかし、岩下社長のTwitterアカウントは個人名義であっても先述のように「公」の面が強く、実際は会社の看板を背負って活動しているに等しい。
岩下食品ほどの企業であれば、従業員やその家族だけでも相当な数になるだろう。取引先も含めればもっとだ。新生姜ミュージアムのイベント等を通して交流のあったミュージシャン、アイドル、芸人なども多い。
今回の件を岩下食品のステークホルダー(従業員、取引先、顧客etc)がどう捉えているのか、実際のところはわからないが、影響は小さくないように思う。
少なくとも、岩下社長自身が書いているように、関係先・取引先には既に苦情が入っているのだ。
なので、私としては、「暇空茜を支持するなんてがっかり」的な話以上に、尊敬していた経営者が「自分の言動が、従業員やその家族にどう影響するか」を考えずに道を踏み外してしまった出来事、と捉えている。
その上で、「馬鹿にするなよ」発言だ。匿名の個人アカウントならまだしも、会社を背負って、(アンチが過熱しているとはいえ)不特定多数の人たちに向けてする言い回しではないだろう。個人的にはこの発言で「一線を越えてしまった」と感じ、この増田を書くに至った次第だ。
(ただし、岩下社長が感情的なツイートをすること自体は以前からあったし、それは決して見ていて気分の良いものではなかった。しかしその矛先は類似品の販売元に向いていることが多かったので、今回のツイートとは随分と印象が異なる)
なお、私には今回の件をきっかけに不買運動をしようなどというつもりはない。今後も岩下の新生姜や岩下のピリ辛らっきょうなどを食べたいときにはこれまで通り買うだろう。ただし、岩下社長のことは人としても経営者としても見損ないました。本当に残念です。
昔、「モヒカン族」とか言ってウホウホ言いながら手斧投げるとかほざいている連中がいたけど、あれってネイティブ・アメリカンに対する差別意識丸出しだったよな。
(コメントいただいた皆様へ)
嘘をついてすいません。実はまだ、娘が台所から出て行ったばかりの段階です。
後で後悔しそうなので、真剣に考えて決めようと思った次第です。
皆さまコメントありがとうございます。感謝します。
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何年も前の話だ。増田で思いをぶつけてみたい。
末の娘が高校一年生で、アルバイトをしたいという申し出があった。当然、アルバイト経験はなし。
自分と妻は、社会勉強のためだと思って、その子の姉・兄にも(学業優先の約束付きで)アルバイトを許可してた。自分でお金を稼ぐ経験を得ることで、進学先や就職先でも役に立つんじゃないかなと思って。
大学に行かせるだけの稼ぎもないし、子ども3人育てるだけで相当きつかった。
で、末の娘にもアルバイトを許可してやりたかった。しかし、タイトルのとおり意見の相違があって喧嘩になった。
上の子2人は、家の近所にあるコンビニで働いてた。遠い昔、姉の方が「コンビニで働きたい」と言ってきた時は、「大丈夫かな……」と心配だったけど、オーナーさんもほかのクルーさんもいい人ばかりで、娘の成長になったと実感できた。マジで社会勉強だった。コンビニバイトのおかげで、専門学校に特待生枠で入れたのかもしれない。
というわけで、次の子(兄)にもそのコンビニで働くことを勧めた。
ところが、末娘は……家から数キロは離れたところにある個人経営の居酒屋で働いてみたいと言う。営業時間は夕方~3:00だった。「なんでそこがいいの?」って聞いたら、店内がおしゃれだからだと……。以前、友達と帰りに其処に寄ってみた時に感銘を受けたらしい。
「お姉ちゃんと同じコンビニにした方がいいよ」と言ったが、末娘はふてくされた様子で台所を出て行ったよ。どうしても居酒屋の方がいいらしい。
親としては不安だった。その居酒屋を一度利用してみたんだが、お客さんも店員さんも、皆さんウェイウェイとした雰囲気だった。悪い言い方をすると、ガラの悪い奴ばかりだった。しかし、店内は確かにおしゃれで活気があった……。自分が若い頃だと感銘を受けていたかもしれない。
結局、末娘はアルバイトをしなかった。ほかの兄姉と同じように専門学校に進んだ。当時、妻と話してもいい結論は出なかった。でも、ちょっと後悔がある。やりたいようにやらせてやればよかったんじゃないかなって。
あの時、末娘のアルバイト先をどのように考えればよかったんだろうか。増田の人はどう思われるだろう……。厳しい意見でもいいからぶつけてくれ。手斧は何十投でも受けて見せよう。