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はてなキーワード: 一筋縄とは

2024-04-09

中学生の娘(重度障害)がテーブルの上にあがってうんこして困る、という保護者の悩みを見た。

同じ中学生の娘を持つ親の悩みの書き込みでも、SNSいじめ被害に遭ったり、ポルノを送らされたり、パパ活被害に巻き込まれるといったものもあれば、このような福祉分野に片足を突っ込んだものもあり、一筋縄はいかないなと感じた。

2024-02-05

anond:20240120113950

長年ADHD傾向で、遅刻はおろか、これのせいで仕事評価を上げるチャンスもダメにしたし、出会いも不意にした女がいうけど増田彼氏/彼女のことをあきらめた方がいい。

彼氏君/彼女ちゃんの態度は自分もどうかと思うし、自分彼氏君/彼女ちゃん立場なら自分は謝る。(上記の例のアクセサリーなら自分ならなくすと思うから大事しまっておいてつけたりしない)

けど、仮に恋人がもしこれについて謝ったとしても恋人の、なくしたり迷惑かける障害自体マジで本当に直らないし繰り返すよ。

ADHDのパワー系ソリューション使えばある程度は減らせると思うけど完全ではない)

くりかえしてあなた迷惑をかけ続ける恋人に対してあなたは本当にめちゃくちゃイラつくと思う。

ブックマークがついた↓の回答も正論だとは思うけど、恋人のその態度は長年の障害でできたその人なりの防御パターンだと思う。

一筋縄はいかない話なのよ。

https://anond.hatelabo.jp/20240120190246

(あえて言うなら「気にしないで」と返されたときにブチ切れて詰めるを繰り返すなどで嫌子を与えるぐらいしか思いつかない。

そしたらさすがに「謝る」の行動ぐらいはやるようになると思う)

最終的に、あきらめるか別れるかの二択になると思う。

2023-12-15

話すは離す、深淵には反応がない

若いうちは情熱があってブログを書こうとかSNSで発信しようと思ったかもしれない

しかし32歳にもなると、大抵のことは予測範囲内の出来事になり、発信など馬鹿らしく思ってくるのである

若いうちに「離した(話した)」ことの数々は、今ではありきたりなつまらない存在となり、どうでもよくなるのだ

これは自分だけに適用される話ではない

ネット言論ニュースを見ても、刺激を得られなくなってくるのである

「また似たようなことを言ってる」という感想に落ち着くので、わざわざ他人言論を見る必要性がなくなってくる

フェミニスト弱者男性論争だってそうだ、ありきたりなことしか連中は言っていない

下駄を履かせてもらているインフルエンサー有名人の類が、傲慢チキにしか見えなくなるのもこの歳の現象だろう

「誰もが考え付いたことのない新規性の高いことを発信すること」を目指そうとしても、一筋縄はいかない

検索すれば似たようなことを考えている人がいる

高度な数学アイデアの類であれば「自分とそれを研究する者しか知らない」というドメインを見つけることもできるが、そのような事柄には人からの反応がないのである

そう、深淵には反応がない...これはネット社会の一つの奇妙な側面と言える。深淵研究孤独を伴うのだ

例えば平均場ゲーム理論グラフダイミカシステムについて研究したいなら、ごくごく少数の研究者を見つけ出して彼らの知見を聞き出すのが良いだろう

しかし寂しさを紛らわせるためにたくさんの人にちやほやされたいというのであれば、深淵へ取り組むことはあきらめたほうがよい

2023-10-28

anond:20231028151154

得をするのは誰か

これは米国消費者にとってお得なことなのだろうか。この問いへの答えは一筋縄はいかない。航空券ホテルの料金の支払いにポイントを利用すると、無料特典を利用したように感じるかもしれない。しかし、クレジットカードの利用手数料によって経済全体の価格が上がるため(ビザマスターカードは売り上げの一部を手数料として受け取る)、ポイント交換はちょっとしたキックバックを得ているのに近い。

この仕組みでは、ポイントたまるカードを持たない消費者が不利になる。彼らはどこにでもある商品サービスに高額を支払いながらポイントはもらえず、すでに富裕層に偏りがちなカード利用者の特典を事実上補助していることになるからだ。

連邦準備制度と同様、航空会社は無から通貨(つまりポイント)を発行し、各社はその通貨価値や何に使えるかを決めることもできる。このことは、ポイントシステムが非常に不透明で、しばしば不公平に感じられる理由説明するのに役立つ。

オンラインではポイント現金価値の推計が試みられているが、航空会社は事後的にポイント価値を下げたり、交換方法を変更したりする可能性がある。航空会社はいわば為替レートの評価額よりも高くポイントを売ることさえある。つまり、本当の価値がわかりづらいこともあって、人々は購入金額よりも価値の低いものお金を払っていることになるのだ。

これを踏まえると、デルタプログラムに変更を加える理由は容易にわかる。複数運賃種別の台頭や、マイレージ収益デカプリング(非連動)を背景に、マイレージではなく利用額を重視する方向へのシフトは以前から進んでいた。いっぽう、特典を制限し、ステータス獲得の条件を増やすことは、コスト分散する方法のように映る。引き換えられる可能性のあるポイント残高はあまりに多く、GDP支出の1%に相当するのだから

航空会社ロイヤルティプログラム価値を落としても、顧客の怒りを買わずに済むにはどうすれば良いか疑問に思うかもしれない。各社は顧客忠誠心が薄れてしまうと心配しているのではないだろうか? そんなことはない。

米国では、たった4社の大手航空会社市場の4分の3以上を占めており、各社は足並みをそろえて動く傾向にある。実際、アメリカン航空も先ごろマイレージプログラムに同様の改定を加えた。顧客には他に行くあてがあまりないのだ。

2023-10-22

10/22 白い肌に狂う鞭を観る

今日バイトがあった。

バイトが終わった後、いつものように図書館へ向かう。何となく手に取った”眠れない一族食人痕跡殺人タンパクの謎”という本が面白かったので少しずつ読み進めていきたい。

帰宅後、純豆腐を食べながら、アマプラで白い肌に狂う鞭を観る。

耽美ホラー映画でどのシーンも絵画のように美しかった。浮雲でも思ったが相手のことを好きになるほど憎しみを増す、ましてや互いの関係性的錯誤だとなおさらかな。こんな趣味を持つ自分自身を認められないと背徳からか余計に燃え上がるものなのかもしれない。愛していたサド気質な男の亡霊に取り憑かれ苦しんでいた主人公が、その男の亡骸が燃え上がる棺桶の隣で相手短剣で殺そうとしても結局見えている者は幻なので自分自身を突き刺してしまうシーンの物悲しさ、それから棺桶の中で燃え上がる鞭が迂曲するショットで終わる一筋縄いかない愛憎入り混じる複雑な人間関係が伝わるラストは良かった。贅沢を言うともうすこし主人公周辺の人間関係も掘り下げて欲しかったが、ホラー映画にそこまで求めてはいけないか

2023-10-09

ラグビーW杯2023 10月8日第4週 日本 vs アルゼンチン レビュー

ラグビーW杯2023 フランス大会が始まって早1ヶ月。

秋も深い10月の第1週に、日本は予選突破をかけて南米の強豪アルゼンチンと対戦する。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。


予選リーグラウンドは今週が最終週だが、これまでにほとんどのプール突破の2チームが決定しているような状況で、まだ2位が確定していないプールCでも、勝ち点計算としては順位の変動がありうるが、実力差を勘案すればほとんど逆転はないという状況になっている。

そんな中、今日行われる日本 vs アルゼンチン勝敗帰趨予測しづらい一戦で、最終週の試合としてはもっとも注目度と緊張感の高い試合と言える。


アルゼンチンといえば、国際リーグスーパーラグビー代表クローンチームを送り込む手法で強化を図ったチームの草分け的存在であり、参戦チームのハグアレスは参加当初こそ南半球最強リーグで苦戦していたが、2020シーズンにはファイナル進出するほどに成長。

その手法が実を結び、代表世界の強豪の一角として定着した。


自分が見るアルゼンチンボールを持った時の選択肢サモアより豊富だ。

ランもあるしエリアを取るキックもあるしアタッキングキックもある。

日本としては、ボールを持たれたら裏へのキックリスク承知で早いディフェンスアタックを潰して切り返すより攻めに転じる機会が無いように思う。


前進から始められるので原則として有利な自ボールキックオフ時でも一筋縄では行かなそうだ。

キックオフからボールの保持をやりとりして、相手陣まで入っての自ボールセットプレーまで落ち着けられたらしめたものだけど、そこにたどり着くまでに手前に蹴っても奥に蹴ってもアルゼンチンコンテストキックカウンターのランを仕掛けてきそうだ。


「この攻め方がハマれば相手を封じられる」というような戦略が立てづらく、常にリスクをとってチャンスを掴みに行かないといけない。


日本代表は今大会キック主体とした戦術試合を組み立てている。

日本が蹴るキックオールファン批判が多いが、現代ラグビーではディフェンスが整備されていて、突破きっかけを見出せないままボールをもってフェイズを重ねすぎても、相手からプレッシャーを受けてボールを失うリスクが高くなる。

なので自分キック戦術批判的ではない。

とはいえアルゼンチンとしては日本キックからカウンターを狙っていることだろう。


日本代表はPL稲垣が侍の生死をかける抜刀にこの一戦を例えたが、まさに緊張感を表したような発言だと思う。


日本はこの一戦でどう言った戦術をとるのだろうか。


ところで全くの余談だが、アルゼンチンのHCを務めるマイケル・チェイカ氏がファッションビジネス大成功を収めたビジネスマンであることは国際ラグビーファンの間では有名な話で、このことについて、チェイカ氏は「お金のことを考えずに意欲だけで仕事ができるのが自分の強みだ」とコメントしている。

なんとなく余裕を感じないでもない発言だが、南米の強豪の代表監督ともなれば、成果が振るわなかった時の批判想像を絶するものであろうことを思うと、お金心配どころではないもっとヤバめの心配別にあるのかもしれない。

とはいえ生活資金で追い詰められる心配をすることなく、名誉と使命感と情熱だけで勝敗が全てを決する世界に臨めるのは、職業人として羨ましい限りである


選手たちもまた、激しい衝突を恐れることなく、その腕の中に使命をしっかりと握りしめて戦う。

国歌斉唱では姫野は涙を流し、アルゼンチン選手は周囲の気温が上がるような闘志を発している。

情熱的な空気の中、アルゼンチンキックオフで試合は始まった。

前半

アルゼンチンは自ボールキックオフから松田の返しのキックを蹴らせて、日本陣内のラインアウト獲得でリスタート

この冒頭にとった非常に有利な展開で、日本は一度攻めをストップさせたものの、モールを組まれて崩された後に、抜けだしたサンティアゴチョコレスに2分で先制トライを許してしまった。

日本 0-7 アルゼンチン


日本キックオフでのリスタート、蹴らせたキックラインアウトを獲得したのはアルゼンチンと同じ展開だったが、ここでのラインアウト日本FWは確保できず、アルゼンチンボールとなってしまった。

攻撃のチャンスはそう簡単にこないので最大限に活かしたいが、ラインアウト日本代表W杯に入っても修正が間に合わなかったポイントで、貴重な機会が安定していないのが痛い。


この展開で日本は22m付近まで侵入を許した位置スクラムになったが、こちらは素晴らしいスクラムとなり、組み勝った日本PKで陣地を挽回した。

スクラムは結果によってラインアウトにつながる可能性がある重要セットプレーなので、優位性が見えるのは大きい。


再び攻め込んでくるアルゼンチンに対し、日本は粘り強くディフェンスをする。

何度かお互いに小さな反則を獲得しながら、日本齊藤スペシャルプレー、背面に向いてのハイパントから敵陣深く侵入し、トライ目前まで迫るがノックオントライならず。

引き続き、ボールを回して攻める。

日本としては、できるだけ長く相手陣でプレーしたい。


14分にアルゼンチンボールスクラムから日本切り返しリーチラインブレイク、このボールを繋いだロックのファカタバがまさかチップキックキャッチから快走をみせトライ

日本 7-7 アルゼンチン


アルゼンチンとしてはすぐさまキックオフからやり返したいが、せっかくの有利なシチュエーションノックオン

また、エリアをとりにきたキックミスになり、日本攻撃継続させてしまう。


前半20分というのはここでどちらが取るかで、中盤までの試合の流れが大きく動く時間帯だ。

22分、日本ディフェンスピーター”ラピース”ラブスカフニの頭が当たってしまい、イエローカードとなる。

このペナルティアルゼンチンPG選択

日本に攻められ続けて乗り切れなかったので、まずスコアを狙うのは良い判断のように思えたが、これをボフェリが外してしまう。

さらに脚を痛めたFLマテーラが負傷で交代。

アルゼンチン歯車がずれたような感じで、リズムを掴み切れなくなってきた。


相手調子を出せない間に畳み掛けたい日本だが、攻撃の中で蹴ったキックがクレメルのチャージあいボールを取り返したアルゼンチンに一気にゴールラインを越えられた。

29分日本 7-12 アルゼンチン

アルゼンチンはボフェリのキックが当たっていないので、コンバージョンで突き放し切れない。

日本が1人少ないのは絶好の得点チャンスなのに、5点しか取れないというのはアルゼンチンとしては納得できない結果だが、ラピースが帰ってくる直前にやっとボフェリのPGがきまり、苦労しながら1トライ差以上に突き放す8点差とした

日本 7-15 アルゼンチン


それでも均衡は簡単に崩れない。

日本はライリーフィフィタと繋いだボール齊藤が受け、これこそが彼のアビリティといえるフォローランで前半も残り少ない37分にトライ

日本 14-15 アルゼンチン とし、決定的な優位を見せられないアルゼンチン日本が食らいつく形で前半が終了した


前半のスタッツ

キャリーメートル

日本 235m - 272m アルゼンチン


キックゲイン

日本 308m - 306m アルゼンチン


テリトリー

日本 46% - 54% アルゼンチン


日本はこの一戦でもキックを使っているもの今までの3戦と比較するとやや少なく、ランで前進できている。

逆に数字が似通っているアルゼンチンボールを持っての攻めがディフェンスに捕まったりミスで停滞している印象を受け、結果日本攻撃時間が長くなっている。


ハイボ、ラインアウトで機会が取れない日本と、単調な攻撃ミスで決定機を掴めないアルゼンチン

どちらがより上手に修正して後半を自分達の形にできるのだろうか。


後半

日本キックオフで後半のスタート

ほとんど点差がない中でなんとか後半最初得点相手プレッシャーをかけたい。

長い攻防でお互いスコアできない時間帯が続くが、アルゼンチン試合冒頭で優位性を見せたものの、使っていなかったモール日本を押し込み、45分にトライ


自分達の強みに立ち戻ろうとするようなプレーで、単なる7点以上に大きな影響を感じさせるものだった。

ハーフタイム修正が入ったのかもしれない。

日本 14-22 アルゼンチン


離されたくない日本は49分にアルゼンチンキックミスで深く侵入しての松田ショットで追い縋り、日本 17-22 アルゼンチン

国際映像2度目の登場となるラグビー芸人しんやガッツポーズフランスからシーソーゲームの熱気を伝える。


後半に入ってからも、アルゼンチンボールを持ってのランでなかなか前進できない。

日本ディフェンスがいいのか、アルゼンチンがまだ自分達の強みを発見しきれてないのか、どうも両方のように見える。


アルゼンチンが未だ調子を掴み切れない中、56分にはレメキが意表をつくドロップゴールを決め、日本 20-22 アルゼンチン勝敗帰趨がまだ全く見えてこない。


しかし、ここでアルゼンチンキックオフは、キャッチ時に正面の日光が目に入った姫野がノックオン

22mセンター、絶好の位置で獲得したスクラムから、59分にアルゼンチンがチャンスを生かしてトライ

日本 20-29 アルゼンチン


60分は非常に重要時間帯だ、ここでどちらが加点できるかで試合が終わるか、終盤までもつれるか決まる。

少しでも点差を詰めたい状況で日本ペナルティキックを獲得する。

3点でもあとワントライで逆転までの点差内にとらえるが、トライを狙いに行く日本

このリスクをとった選択があたり、65分にタップキックから攻撃で交代出場のナイカブラがゴール右隅に飛び込んでトライ

松田が脅威の正確性で難しい角度のコンバージョンキックも決めて、日本 27-29アルゼンチン


残り時間は15分、こんな時間になってまでまだ勝敗が朧げにも見えてこないのは全く驚きだ。

日本は追いつきたいし、アルゼンチンは突き放したい。

ここでアルゼンチンキックオフから今まで結果としてつながっていなかったランでの崩しがついに成功し、トライ

日本 27-36 アルゼンチン


70分をすぎても終盤まで続くペース争い、80分がすぎてもボールがつながっている間はプレーが続くラグビーにあって、9点差は未だ逆転の可能性がある点数だ。

しかし残り時間が刻々とすぎていく中で、点差の意味が徐々に変わっていく。

最後可能性にかける日本

しか勝利を確実にしたいアルゼンチンが75分についにPGを獲得、1トライ1ゴール1PGでも追いつけない12点差をつけることに成功した。


78分、2分で2トライというほとんど不可能にも見える可能性をまだ捨てず、相手陣深く侵入する日本

ここでトライできるかどうかは勝利への最後のチャンスと言っていいが、無情にもアルゼンチンがこのボールを取り返す。

80分、アルゼンチンボールを蹴り出して試合終了。

日本 27-39 アルゼンチン

張り詰めた80分の末、勝利は青と白のジャージ選手たちが掴んだ。


試合後、SNSタイムラインには「やはりアルゼンチンは強かった、差があった」という感想が踊った。

かにアルゼンチン圧力は強く、点差も1トライ以上離されたが、では内容までアルゼンチンが圧倒していたかというと、実態全然違う。

日本代表の戦いぶりは素晴らしく、アルゼンチンは終盤までペースを掴めていなかった。

最後の瞬間まで日本勝利可能性を追い、アルゼンチンが突き放すために死力を尽くすという、見る側にまで強度を要求するようなゲームだった。


試合の細かい点をふりかえると、アルゼンチン試合冒頭ではモールの優位性を見せた割に、前半をランの単調な攻めに固執してペースを掴み損ねていたものの、後半になってから思い出したようにモールパントを織り交ぜた攻めを見せてきて、そこから日本は失点した。

不調時にあって見事な修正力が効いた形になったように思う。

これが底力というものなのだろう。


日本としてはラインアウトが悪かったのは、試合支配できなかった大きな要因だと思う。

数字上では8/9で1本しか失っていないが、プレッシャーさらされクリーンに攻めにつなげられた機会は少なかった。

この点はW杯前に完成度の粗が指摘されていた面でもあり、予選の最終盤でそれが結果として跳ね返ってきてしまった。

同じく心配されていたスクラム完璧に近い形で修正成功していただけに悔まれポイントだった。


8年前、日本代表世界最強のチームの一つである南アフリカを破って、日本中、ラグビーファン以外にまで広がるインパクトを届けた。

4年前には自国開催W杯欧州の強豪を次々と破って史上初となる予選リーグ突破を成し遂げた。


それでも自分はまだ日本代表の実力を信じきれていなかった。

一時のピークなのではないか自国開催が実力以上のパフォーマンスを出させたのではないか


大会は強化への道のりも平坦ではなく、遠いフランスへの遠征地の利もない。

3敗、4敗があったとしても不思議ではないとさえ感じていた。


しかし、初出場の勇敢なチリを降し、前評判の高かったサモアプランが見えるような試合で封じ込めた。

負けた対イングランドアルゼンチン戦でも、流れに入っていけず一蹴されたような試合ではなく、むしろ少し違っていれば勝てるかもしれないというような見事な内容だった。


礎を作ったエディー・ジョーンズと今回で勇退するジェイミー・ジョセフは、日本を真に強いチームに押し上げた。

そして、日本代表選手たちは強豪国の選手というのにふさわしい戦いぶりを見せてくれた。

すばらしい1ヶ月、そして10年以上にも及ぶ戦いだった。


これで日本代表2023年W杯は終わり、大会を去ることになる。

日本中を巻き込むようなインパクトの再来がならずとなったのは残念だ。

でも、今大会日本が見せてくれたたしかな軌跡は、4年後にも確実につながっていくことになるだろうと思う。


4年前、南アフリカに敗れて流は泣き、今日アルゼンチンに敗れて松田が泣いた。

また4年後涙が流れるかもしれない、でもその涙が、次の日本代表戦士の喜びの涙となると、僕は信じている。


anond:20230930035211

2023-08-07

anond:20230807205420

テンプレAI画像みたいなのじゃなくて、オリジナリティのある絵柄が出せれば自動出力の価値があるってのにね

まあその絵柄を出すのも一筋縄はいかないのだろうけど

2023-07-20

なんとなく寝れないので政治の話をしてみる

単なるぼやきなので説教などは不要です


テレビ有名人増税について吠えるとかそんな内容がTwitterで流れてきた

うんうん わかるよ

税金の支払いなんて増やしたくないもんな

総理が変われば……あの党がいなくなれば……議員給与を減らせば……

好き勝手に言う人は大勢いる

けど仮にその通りになったとしても解決する課題は少ないと自分は思うんだ

例えば少子高齢化社会保険料が増加するのを一発で解決できる魔法は無い

現代に残っている社会的課題簡単解決できないものばかりが残っているからどうしても考えるのをやめたくなって単一の原因を仮説にして飛びつきたくなる

世の中には色々な人が居て考えの足りなさそうな人が居てもそういう人を問答無用に切り捨てる訳にはいかなかったりする

複雑に絡み合う問題解決するには時間もかかるし一筋縄じゃない

自分はなんとなくそう考える

話が発散しすぎたと思うので締め

どんな時代でも生きるのは難しいけどなんとか生きていこう

2023-07-03

anond:20230703062917

服だけの問題じゃなさそう

奥さん義母関係おかし

互いに依存しあってる

子供の頃体罰でもあったんじゃないかと思うくらい

一筋縄はいかないと思う

2023-06-04

『真面目』な創作作品を読めなくなってしまった

登場人物が皆真摯で、真面目で、現実社会への目配りもあって、みたいなやつ。

「(創作作品内の)現実は辛いし、一筋縄はいかないトラブルは起こるし、社会問題ごとは多いけれど(特に主人公陣営の)登場人物は前向きだし、真面目だし、諦めません。出来得る限りの最善を尽くして頑張ります!』ってノリの話がどうしても読めなくなってしまった。

以前はそういう「真面目」で「真摯」な話にこそ励まされていたような気がするのに。

なんか「作品内の登場人物は凄いな、努力して偉いな、それに比べて画面の前で物語を消費しているだけの自分は……」とどうしてもクサクサしてしまう。

結局自分がクサクサしているだけで何も行動せず、物語登場人物たちのように真摯に生きれていないのが根本原因なのは分かりきっている。結局自分メンタル問題なだけなのだが。

どうしようもない人たちが肩を寄せ合ってどうしようもないなりに生きる、みたいな物語を読んだ方がいいんだろうな。単にそういう時期なんだろう。

2023-05-26

ゴールから逆算する

有効機能する場合は多いと感じるが、時折「順番通り、順序通り」でなければ認めないっていう人や組織もあるから一筋縄はいかないな。

2023-05-15

どうする家康、敗者の方が強そう

今出てる敗者一覧

今川義元野村萬斎→強い

鵜殿長照→野間口さん→武士やった、強い

三河一向一揆のお坊さん→歌舞伎の人→強い

東京03角田→あ、コイツは弱い

お田鶴→関水渚(偽すず)→武士やった、強い

浅井長政役者名前知らんけど聡明

松平信康ドラゴン桜東大生→頭良さそう

武田軍団→実質スパルタ→強い

武田勝頼→眞栄田ゴードン→強い

足利義昭古田新太→あ、コイツも弱そう

織田信長岡田→強い

明智光秀最近よく見るおじさん→一筋縄では行かない感じ

柴田勝家役者名前知らんけど強い

石川数正孤独のグルメ→あの武士団の中では強い

一方勝者組

徳川家康松本潤→作中最弱

豊臣秀吉ムロツヨシ→不穏だが弱そう

三河武士団→弱いとは言わんがサークル感が拭えない

なんだかんだ生き残る今川氏真溝端淳平→弱かった

わざと負ける奴らの方を強く書いてるのかね?

石田三成は誰になるかな?この流れやから最強な人をおかないといけないと思うが

ワイは向井理やと思う

理由は強そうだから

2023-05-03

目的地のない車窓からの眺めを楽しむ増田酢魔無篠田を目がナノ等買うそ椎名のチキテクも(回文

おはようございます

画像AI使いこなしてみたいけど、

なんか一杯あって何が何だかって感じよね。

テキストならもうGPT-4ちゃん一択なんだけど、

検索すればするほど

画像生成系のはいっぱいでてくんのよ。

でね、

これまたGPT-4ちゃんに訊けば一発!って思うけど情報がいささか古いのでこの何年かの空白のGPT-4ちゃんの中での飛躍的な進歩視覚的に分かりやすい分、

進歩が激しすぎてGPT-4ちゃん情報が古いぐらいなのよ参考にならなくて。

なにしろプロンプトを使いこなすのが難しそうだし

やっぱり英語が強いみたいよ。

そんでよく分からないけど、

専用ハードも備えて自分の所で環境をこしらえて生成させんの?って思うし

アプリとかもあったりして

うーん一言で言うと一筋縄じゃ行かない感じかしら?

ちゃんとやるには時間がかかりそうよ。

まあ私はお手軽画像生成AI画像が作られたものを眺めているだけで楽しいこれなんてAI情報浴なのかしら?って

もはやAIの作った情報をただただ浴びて摂取するってアクティティもこれから出てくるのかも知れないわ。

画像AI系に関しては今後飛躍的な進歩を遂げまくると思うので、

人間はうかうかとその刺激的な無機質に作られる生成されたコンテンツに取り憑かれて衰退していく、

それなんてエスエフ?って思うほど

AI進化するほど人間ポンコツになる感じが否めないわ。

てなるってーと、

人間は何をしなければならないのかしら?ってこれなんかまた深いところに行き着く次第の最終着地地点じゃない?

あんだけ精巧画像が生成されるんだもん

もう何が何だか仮想なのか現実なのか分からなくなってしま

このなんか変なエスエフみが

変に言えばコンピューターに取り憑かれた人間

これからいろんなことがAIとかで発達してきたら

考えない人間がどんどん出てくるんじゃない?って

なんか人間創作が追っつかないと言うか

あれだけの圧倒的な量のもの結構クオリティーでテキストしろ画像しろバンバンアウトプットするんですもん。

でもまあ人間って飽きっぽいか

この生成系AIブームもいつかは飽きられるってこともあるかも知れないので、

いまのこのAIを楽しみ知るって意味ではうんとAI無尽蔵に生成されるものを浴びまくるのも一つの娯楽として一応の意義はあるのかも知れないわ。

とにかくなんかこの

宇宙の広さを知ってしまった有限だけど無限的な途方に暮れる感じがしてとりとめが無いわ。

なので、

なんかこのお休み間中

そういったAIを娯楽にって思って接するぐらいがちょうどいいのかも知れないわね。

なんだかスプラトゥーン3のフェスなんてどうでも良くなるぐらいの刺激だわ。

それどころじゃない!って感じがそれどころじゃないもんね。

遠くに出掛けずともAIが行ったことのない車窓からの眺めを延々と計算して無限に描き続けるのを眺め続けるのよ。

目的地も無くね。


今日朝ご飯

事務所の近くのモーニング喫茶店で朝食よ。

タマサンドイッチいただきました。

連休中のお休みはと思って壁に貼ってあるお休み情報を見たらずっと連休中はやってるみたいなので、

私も行けるときは行って朝のグッドモーニングどグッと楽しもうかなーって

朝のその贅沢な時間優雅に過ごしたいものだわ。

休み中はゆっくりしたいわー。

ほんと。

デトックスウォーター

炭酸レモンウォーラーに追いレモン果汁ウォーラーに。

炭酸も残り1ケースになったので、

これ減ってきたらまた買い出しに行かないとね。

そんな用事連休中に済ませたいわ。

暖かくなってきたので、

薄手のものをと思って羽織っていても暑いぐらいよね。

良い天気でありますように。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-04-09

日本は次に増田化する

今の日本2chまとめなどで2ch化した価値観が広まっているが、次は増田化するのではないだろうかと考えた

具体的には理屈っぽく一筋縄では通らなくなる。冷笑的な意見無視される。今は冷笑的な意見も持て囃されるが、一部左派でそれを拒否する動きも出てきた。世の中が病んでいく中において2ch的な考え方からさら理屈っぽく増田化する番になるのではないだろうか。いや、なってほしい

2023-04-03

anond:20230402141536

音大卒だけど、日本楽器習うっていったらクラシックが大半になるし

音大入学まではクラシック楽曲漬けになる事が多いからね

なんだかんだ音大行くと色んなジャンルに触れる機会多いし、そこで見つめ直す感じになるから、それ以外のジャンルに進むのは普通選択だと思う

で「クラシック嫌い」って言っても単なる「嫌い」とは訳ちがって

そんなこと言ってる奴も

クラシックは好きなんだよ

好きというか、そういうの超越した感情なんよ

から安心して

アホみたいな顔してても、音大行くってなんだかんだ特殊選択から

クラシック嫌い」なんて言っても

そーんな単純な話でなくて、一筋縄じゃないんよ

クラシック好きなんよ

めちゃくちゃ好きなんよ

からクラシック嫌い」って言うんよ

2023-02-14

随分ファンタジーな夢を見たのでその内容の一部を書いてみよう。

左右上下が壁に囲まれたダクトのような長い長い空間にいる。ただしダクトほどは閉塞感がなく地下鉄ぐらいの広さはあった。

たこ建造物はかなり上空で宙を浮いている

俺らはそこでずっと向こうにいる相手と魔砲とでもいうべきものを撃ち合っていた。

相手ビーム、こうたとえると間抜けな感じがするが、ところてんのように隙がない。空間と全く同じ太さの極太ビームが迫ってくるのだ。

空間の中にいる人間から見れば高エネルギーという名の壁が迫ってくるようにしか見えない。確実にこちらを後方へ押し出さんとしていた。

そんな中で相手に近づくにはこちらも絶えず同じ火力のビームを放って相殺しながら近づくしかなかった。

こちらに対して相手は遥か少数の精鋭で同等の火力を放っている。しかも余力があることまで目に見えていた。

なんで俺らはこんなに弱いんだろうみたいに言うと、これが夢特有支離滅裂さと言うものなのだろうが、キングダムハーツ主人公みたいなのが「異世界人がこの世界で強力な力を持つにはこの世界役割が与えられていなければならないんだ」とか言う。つまり勇者なり魔王なりといった役割をおそらく世界の構築者(メタ的に言えば俺のはずなんだけど)から与えられなければならないってことらしい。

そうだ。この四方を覆っているものを突き破って外へ出ればいいんだ。そうして広々とした上空へと出る。

ここから先までその内部にいた建造物に沿って音を頼りに相手方の位置特定し、奇襲をかければいい、という考え方だ。

俺はこの戦いに必死だった。

ここで死ぬとリスポーンはされるのだが、現実に目覚めた時にその死と復活に対応して俺と全く同じ人間が一人ずつ増えていくという情報が俺の頭にあった。今から考えればどういう原理であれば想定可能かもめちゃくちゃなそんな荒唐無稽情報をなぜか信じていたのだ。しかも「現実に」とあるようのこれが夢という認識であるのにだ。明晰夢では自由自在に行動できると言うが、しかもそも何が明晰夢なのかということ自体一筋縄はいかないということを示唆している。

この場面の至るまでに俺は空を飛んでいたこともあったのだが、ここに来て空を飛ぶための呪文を忘れた。

この世界ではフライみたいな簡単すぎる言葉では呪文として効力が出ない。これも夢が記憶の整理の副産物という理論に基づくならばこれはおそらくオーバーロードを鑑賞した時の記憶の影響だろう。ある程度それっぽい呪文じゃないとダメみたいな無意識形成が夢の世界観にも作用しているのだ。(今思えばungravityみたいなこと言えば空を飛べたと思う)

とにかく俺は空を溺れるようにあがき、高度を保って進もうとするが、確実に落ちていく状況にあった。その自由自在に行かないところへ相手首領みたいなのがやってくる。

首に鋭い手刀を放つ。なんか三人称視点で俺が落下していくのが見える。即死だったのだろうと察した。そしたらゲームクエスト選択画面みたいなのが視界いっぱいに表示されて、さてさっさと選択してみんなのところに戻ろうかとしたところで目が覚めた。

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この夢でのような奇襲のやり方や、役割がなければ力を持てないみたいな今思えばrpgの村人あたりが力を持ってることなんてそうそうないよなというなるほどな考え方は、今まで意識的には浮かんだことのない発想だった。少なくともそういう発想が出たことがあるという記憶はない。

単なる記憶の整理の結果に過ぎないのか、はたまた別の現象なり原理が働いているのか…

それと薬物で決まっている人間は壁にありもしない鯨がいるのを認識しなぜこいつは動かないのかとマジメに疑問を感じたり外に出れば月が三つ見えたという人もいるらしい。

薬物が現実に別のレイヤー情報を付加するものなら、夢は現実無関係にいちから情報が構築されている空間だと感じた。

いわば拡張現実仮想現実のような関係で両者に近しいものを感じた。脳の動きも案外似てるのかもしれない。夢を見ている人間の脳はキマってる人のそれとそう変わらないのかもしれない。

2023-01-21

不動産屋はあてにならないのか、続き

(1.23追記追記した。みなさん「仲介」という仕事をご理解されていない。そんなに難しいことは言ってないと思うんだが…まさかバカなわけではないよな?

nuara 情報非対称はレモン(欠陥品)を売る市場になるんじゃなかったっけ。

売主と買主の間での情報非対称はそうなる。なので「仲介」が間に入って、情報格差を埋める作業をするということだと思う。不動産屋(仲介)は売り手でも買い手でもなく、調整者であり交渉者。

何かを混同しちゃってるのかもしれないが、「商材が不動産」の仕事って結構幅広い。例えば、不動産ハウスメーカーマンションデベロッパー)の仕事メーカーであり販売者だが、不動産仲介)は仲介者だ。作る人と間に入る人はかなり違う仕事だと思うので、混ぜたら危険

junnishikaw この業種が割が悪いなら悪徳業者自然に去る筈でやはりボロい商売ではと感じられててその不透明な"何か"に対して皆不信なのかと。仮に全ての売り物件を閲覧できたとしても我らは判別できないが透明性の一助にはなる 書いてて自信ない 後で消すかも 中古車市場と思えば納

賃貸仲介専業の不動産屋を確認していると宅建番号(1)の業者がかなり多いので、参入障壁が低く生き残りにくい業種だと想像してる。しいて言えば唐揚げ屋とか。だから何度も何度も「業者を、選べよ、宅建番号見ればわかるんだからあほか!」と言ってるんだがなぁ…。

中古車市場」と中古不動産市場」は似ていると感じる。が、中古車「屋」と不動産(売買の仲介)「屋」はかなり違う。そして賃貸仲介屋はもっと違う。中古車「屋」の多くが自分会社が買い取った車を別の所有者に売却しているが、不動産屋は「仲介」をしているだけで自分の持ち物を貸したり売ったりしているわけではないので、全然違う。

『仮に全ての売り物件を閲覧できたとしても我らは判別できないが透明性の一助にはなる』

上記のことも混同しているようだが、その様子で一覧を見て何が透明になると思うんだ?。価格については、これも何度も言ってるがスーモでも何でも見ればいいし、何なら公的指標オープンデータもかなり充実してるぞ、不動産って。賃貸はさすがに動きが流動的すぎるから公的機関のデータはないけど、売買のデータなら国交省検索サイト作ってる(https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

Lhankor_Mhy そもそも賃貸物件レインズ登録義務はない(業法34条の2)し、レインズ情報広告ではないので不動産広告規制がかからないため必須項目が埋まっておらず、SUUMO・HOMESと比べて情報量が少ない。

そうなんか、確か売買だと専任媒介契約した業者登録義務がある、と、自分が家を売った時に説明されたが。じゃあ素人レインズ見る意味なんて一つもないじゃん笑

ハテナに巣くってる人たちってビジネススキーム理解できない人が多いんだろうか。

追記終わり========================================

https://anond.hatelabo.jp/20230120002619 の追記

家賃の上限イメージ手取りの3割、若者は4割)のところを間違って追記した。若者手取りの1/4(25%)が相場の間違いでしたすません。なので、それを追記したついでに

賃貸専門不動産屋は店舗が多い、そして更にどんどん増えている。空中店舗化も進んでいて(ネット専業、UberEats専門店みたいなやつ)インターネッツの狡いお兄さんたちが山ほど参入していたりする。なので本当に、宅建番号の確認だけでも覚えて帰って。

不動産はめくるめく「現物」の世界一筋縄はいかない

不動産取引(売却、購入、賃借、貸借)は情報の非対称性が大きい、とよく言われて、これは本当に正しい。

不動産屋が悪人ばかりだから俺たち善良な消費者から情報を隠しているんだ!騙されるもんか!と思うだろうが、そういう悪徳業者ももちろんいるが、不動産は「現物」の取引から仕方がない面もかなり大きい。仲介をする人間不動産屋)にも知らされない(悪意を持って教えてくれない貸主、売り主だっていくらでもいる。自分が売りたい・貸したい時にはアラは隠したくなるのが人間)とか、所有者や住んでいる人も知らなかった情報もあるのが、めくるめく「現物世界」。増田不動産ではないが仲介仕事をしていた(今は転職)ので、不動産仲介の「現物ならではの大変さ、厄介さ、一筋縄はいかなさとリスク」について同情的である

まあ、そういう「一筋縄はいかなさ」を引き受けてるのが不動産屋で、まともな不動産屋ならめちゃ頼りになる。

一方で、お前ら善良な一般消費者でもすぐわかるのが相場だ、これはレインズなんて見なくても前述の通り、インターネッツいくらでも確認ができるのだから確認しろ。したくないなら言われるままに金を払うしかない。それが資本主義だろ?

保証会社について

保証会社まあ高いよね、だから使ったことがないから何とも言えないが。聞くところによると保証会社も儲かってないらしい(つぶれてるところも結構ある)ので、使わないで済むなら使わずに何とか保証人を探したほうがいいし、保証人なんていないし保証会社金も絶対に支払いたくないなら、保証人が不要URなどの公営住宅を強く勧める。

保証人を不要しろ、とは、伝え聞いた内実だと、ちょっと言えない。踏み倒しや、敷金いくらもらってもどうしようもない、という不良店子夜逃げ、亡くなった、なんて話はごろごろあるらしい。善良そうな人だったのに夜逃げしたなんてことは大家をやってる知人がたまに零したりする。人間は生きていれば色んなことがあるので、入居時点では善良でもその後どうなるか分からない。

保証制度も含めて、だから不動産屋は嫌なんだ、という人も多かろう、そういう人はまぁURとか公社住宅とかを利用した方がいい。個人的にはURなどの公営住宅は大昔に建てられたものは別だが全般的間取り共産国マンションみたいな固さがある(住まい生活を強く規定するような固さ)ので好きじゃないが、ものによっては掘り出し物件もある。東雲URはどの棟も素晴らしいが場所がなあ…。

敷金について

敷金詐欺もよくネットで言われるが、おそらく「あいつら敷金詐欺だ」と言う真面目な人の一方で、黙って「俺はめちゃめちゃに使ってるから何とも言えねーな」と言う人もいるんじゃね?って感じだ。

敷金ルール化されたことで、首都圏では返金トラブルが極小化している。「東京ルールではどうなってますか」の呪文を唱えればいいだけの話で、いまだに引っかかってる方が間抜けだぜ。普通不動産会社なら東京ルールに基づいたチェックシートを使って解約前の確認をしているし、そもそも、貸すとき東京ルールについて説明される(契約前にずらずら契約書を読んで聞かされるだろ?あの時に説明をする義務がある)。されないのなら、こちから敷金ちゃん東京ルールでやってくれるんすよね?」ぐらい聞け。契約は双方平等なのだからどんどん聞け。そして自発的説明してこないような業者を選んじゃダメ絶対

■室内消毒について

室内消毒って、本来大家管理会社がやるべきことだ。賃貸契約条項に「入居時に消毒します、消毒は別途有料で入居者の負担です」とでも書かれてたら断れないかもしれないが、書いてある賃貸契約書は増田は見たことがない。契約書に書いてなきゃ断れる。契約書に書いてあるんですかね?と確認すること。書いてあったら…まぁその部屋を諦められないかどうかでそれぞれが決断することになる。契約書は条件の羅列なので飲めない条件が入ってる契約はしたらダメ

増田は消毒料金を断ったことがあるが、「消毒料金3万を払ってまだGが出たら保証はしてくれるんでしょうか。してくれないなら不要」と言ったらナシになった。あとは「消毒しますか?しないですよね」と言ってきた業者もいたな。良心的なのか何なのかわからんが、これも過渡期なんだろう。敷金ルールと同じでなくなっていく気がする。まぁとにかく業者ちゃんと選べと何度も言っている。

というか、消毒やるやる詐欺をやってるのはだいたい賃貸専業仲介(ガス大爆発を起こしてる会社とか、他にもある賃貸専業のところ)なので、そもそも前述したとおりで、そういう業者に声をかけた方がバカだ。情弱がすぎる。

■売買と賃貸は、全く違う仕事

ブコメを見ると、そもそも売買なのか賃貸なのかも混在させて適当なことを言っている人が多いが、長い文章なので仕方ないけどちゃんと読め。賃貸場合の話をしている。

で、ここでは売買中心の話。

売買仲介賃貸よりももっと魑魅魍魎ではあるので、ますます不動産屋を選ぶ目」が必要になる。いくつかのブコメにあったが、昔から地元でやっている不動産屋は安心感がある傾向にあるし、大手はやっぱり安心感がある。

この理由はいくつかある。

「昔から地元でやっている不動産屋」の正体は、という話なのだが、いくつかあるが大別して「大家(=地主)が不動産仲介の店もやっている」ケースと、「大家(=地主から委託を受けて地主資産管理をしている」ケースだ。どちらにせよその土地根付いており、かつ家賃収入(と家賃収入から得る管理手数料)を月々安定して得られる立場の人たちなので、悪い商売はできない(風聞が悪い)し、する必要がない(月々のインカムが安定してるから)し、地元情報に明るい。つまり「昔から地元でやってる不動産屋」は賃貸も売買も安心感が高いといえる(ただし、代替わりしてアホが社長になってたりするとその限りではない)。

大手仲介屋は安心感がある、という理由は、まぁコンプライアンスが多少はしっかりしてるから、ということもあるが、なにより社員数が多い=その会社に集まる物件情報の数が多い、というのがデカい。仲介仕事はやっぱり情報の量が多いほど取引が成立しやすくなるし、まぁトラバや一部ブコメ言及があったが両手(売主からも買主から手数料が取れる)取れる確率が上がるので、まぁ儲かりやすい。あとはもちろん資本的に安定しているからということは欠かせない。

■両手取引は悪か

これも売買の話。仲介時に得られる手数料不動産仲介)屋の利益源泉だ。仲介は、売り主と買い主の間を取り持って交渉する仕事で、それぞれ手数料不動産価格の3%上限でもらうことができる(上限なので値引き交渉もできる)。で、両手取引というのは、売り主、買い主双方の交渉人が同じなのでEvilだ、と批判される。まぁそれは割とかなり正しいと思う。みんなが知ってるタワーマンションの1室の取引で両手仲介しようとする業者なんてかなりいけずうずうしいな…と正直思う。分譲マンションの1室を取引するのはおそらくかなり簡単で、デベロッパーが作ったという品櫃保証がある(失敗マンション場合もあるがそれも含めて「そういう品質である」という保証)し、価格水準も測りやすい(分譲時点の値段が分かっているし、同じサイズの同じ向きの部屋がたくさんあるから相場比較やすい)からだ。要するに1点ものじゃないか簡単

一方で、両手取引はすべてが悪ではなく、むしろ必要なケースもかなりあるよな、とも思う。先に述べた「不動産はめくるめく現物世界」だからだ。

取引において売・買双方の交渉必要な項目は金額だけじゃなくて、対象不動産適法性問題の有無の確認(嘘ついてないか、知らなかった瑕疵はないかなどのデューデリジェンス)、いつ支払いでいつ引き渡しか、どういう形で引き渡されるか、など決めなきゃいけない項目がたくさんある。交渉というよりも「売り買い双方で調整すべき事項」というイメージだろうか。まぁどちらかというと、善良な一般市民の買物じゃなくてBtoB会社工場用地を買う、閉鎖した施設を売る、とかそういうやつ。土地や古い建物は「現物」で、どんな問題が埋まってるか分からない(シロアリがとか掘ったら産廃がとか1筆だけ謎の所有者が?!とか)。いろんな法律も絡んでいるのでリーガルチェックも必要になるだろうし、確認したい項目は売り主側と買い主側で異なるだろうから。両方から確認を依頼されているわけだから両方から手数料取っても全然いいし取らないと逆に採算取れないんじゃねーかなと思う。

で、まぁ「あのみんなが知ってるタワーマンション」のイージー取引と、今述べたような取引をどうやって線引きするのかというのが結構難しい。増田も、一般住宅仲介については両手仲介禁止、ぐらいはしてもいいんじゃないかなーと思うことはあるが、一般住宅でも古いマンション一戸建て場合は、やっぱり地雷が埋まってる可能性てあるよなーと思うので、線引きが難しくて現実的規制するのは簡単じゃないだろう。

賃貸の全量(レインズ?)見せろ、について

現実問題として無理じゃなかろうかと思う。極論だが、「その瞬間に空いている部屋をリアタイデータベース化しろ」ってことで、検索したら首都圏賃貸所有者の8割は個人らしいと考えたら、ますます無理だろうな。

そもそも賃貸中(販売中)の情報オープンにしたいか、逆に限られた人にだけ知らせたいと思うかどうかは大家(所有者・貸したい、売りたい側)のお気持ち次第なので、一般消費者が全量を理解するのは不可能不動産屋にだって不可能だ。そして、たぶんそれ(情報を絞りたい大家や売主はけっこういる)がレインズ(=業者専用)の存在意義なんだと思う。大家店子利益相反関係で、大家(売買の場合は売り主)の利益を守る方が媒介に立つ不動産屋は儲かりやすいと予想できる。

こう言っては何だが「借りてやろうというのだからレインズ見せろ」「全量見せてみろそれからだ」とわめく輩は客ではないだろうな。「そういう面倒くさそうな人に自分資産の詳細を教えたくない」と大家が思っていたらその情報永遠にそういうアホに伝わることはない。

普通取引と違って賃貸場合は、借りる側の権利がとても強く(借地借家法)、貸す相手がエンドなのでくそ面倒なので結構面倒なリース業だと思う。不品行店子の追い出しとか未払い家賃徴収とか結構大変だと聞く。貸す側はできるだけ質の良い店子に貸したい。運用状況が変わる空室情報有象無象オープンにしていては対応コストの方がかかってしまうだろうし、出来るだけ客筋の良い客を持ってる媒介者に任せたい、ということはごくまっとうだと感じる。不動産屋のせいではなく、大家大家性(まぁ地主ってそういう生き物だ)と、まぁ借地借家法借家保護の強さからくるところだろうなーと。

話はずれるが、増田は野暮用で「東京賃貸住宅の数はいくつあるのか」をちょっと調べようと思ったが、ちょっとで調べられそうにはなかった。統計情報はあった(国交省住宅土地統計調査とか国勢調査とか)が、それが補足できる情報はそれも完全性がなく(例えば一時的に転勤中の家を貸している、というケースはオープン統計では補足しようがなかったが、実際は万の単位はあるらしい)、そのぐらい「貸している家」の実態はつかみにくいと感じた。

しかしアホほど自分の頭の悪さを棚に上げて差別するんだな、一部ブコメにはドンビキ。

最後

地面師不動産詐欺)のやってることまで不動産屋が悪いと言ってるブコメは笑った。それは詐欺師でむしろ不動産屋をだます方だと思う。

2023-01-18

anond:20230118214907

すげー便利な言語コンパイラができてもそれに思い通りの動きをさせるのは一筋縄はいかないってのは30年変わってないんだよなぁ。

2023-01-11

チェンソーマンはもういいか

チェンソーマンは何度読んでも良さが分からんくてそう言うと「感性が古い」「老害」とか言われるからそんなもんかな って思ってた。

俺がチェンソーマン というか藤本タツキが気になっているのは、なんとなくアフタヌーンいからだ。ひと昔前の四季賞ぽさがある。

きちんとした絵の技術をあえて荒々しいタッチにした画風なんかそれっぽい。

話の内容もそれっぽい。一筋縄はいかない男と女関係みたいなエピソードだとかがそれっぽい。

ただ、ファイアパンチも読んで思ったんだけど、チェンソーマンは「それっぽい」だけなんじゃないか?と考えてる。

例えば銃の悪魔が人を殺しまくってるシーンで死んだ人の名前を羅列するの。確かに今までそんな虐殺描写は見たことがない。でも「だからなに?」という話である

何かの伏線でもないし、回収される謎でもない。

チェンソーマンは、バトルからキャラの心情描写から全編にこういう「何かっぽい」「意味があるっぽい」で、進んでいく。

ちゃん面白いし、キャラは魅力だ。でも周りが夢中になってるほどにはハマれない。

俺は漫画というのは、面白い作品というのは月刊誌からまれると思っていて、週刊連載の魅力ももちろん否定しないんだけど、毎週毎週の人気アンケート考慮しないといけない体制のせいで色々スポイルされる部分が多いと思う。

月刊の連載はそのあたりは作家さんが落ち着いて描いている。

ストーリー世界観をきっちり描いて完成させるというトータルの面白さは月刊のほうが良いと思う。

週刊連載はどうしてもキャラ人気で話を展開させがちで、俺にはそれが物足りない。

チェンソーマン月刊誌連載のペースでゆっくり描いたら違った感想になるんだろうけどそうもいかなくて。

2022-12-28

公文書改ざん対策としてブロックチェーンを使えば良いという言説に

はじめに

Twitterにこのような投稿があった

https://twitter.com/Lefty_STJ/status/1606356471670661120

<script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

ツイ主がどのような心持でこのような投稿をしたかはわからないが、おそらく行政運用上の”瑕疵”で文書データを紛失したり、まっとうな手続き抜きに内容が変更されたりしたを出来事観測して憤っているのだろう。

改ざんけしからん!そうだブロックチェーンなら改ざん不可なはずだから大事データブロックチェーンに載せよう!」という氏の気持ちは良くわかる。

現にブロックチェーン暗号資産以外のケースに応用が利きそうだと発覚した2010年代中盤は、このように行政文書管理ブロックチェーンを使えば良いのではないかという話も出ていたほどだ。

ただ現実ブロックチェーンを応用した行政サービスシステムはまだ出てきていない。実証実験や小さいサービスでは使っているかもしれないが、このような文書管理のようなコア部分はいまだに従来のシステム依存している。

これはなぜか?ブロックチェーンが未成熟技術からか?確かにそうかもしれない行政旧態依然システムから変えたがっていないからか?それもあるだろう。

しかし、技術進歩ブロックチェーン成熟したとしても、デジタル庁が本気の改革に乗り出したとしてもブロックチェーン上記のようなケースへの応用は難しいのではないかと俺は考えている。

この考えを少し述べたい。はてなでやる内容か?と自問しつつも、誰かの目にとまれば幸いである。

ブロックチェーンには2種類ある。

ブロックチェーンは様々な実装が公開されているが、「パブリックチェーン」と「プライベートチェーン」に大別することができる。

この二つの最大の違いはパーミッションレス型か、パーミッション型かという点である。つまり、誰でもネットワークに参加できるのが前者、任意機関認証して初めて入れるのが後者である

行政監視という点を考えたら、もちろんパブリックチェーンの方がよさそうに思える。みんなで監視できるからだ。

ただ、パブリックチェーンをこのユースケースにあてはめるには課題がある。

パブリックチェーンの課題
プライベートチェーンの課題

一方、プライベートチェーンではどうか。ここも一筋縄じゃいかない。

共通課題

構築する動機がない: これが一番悩ましい点かもしれない。つまり行政自分たちデータ改ざんできないと困るのだ。改ざんというと言葉が強いが、ちょっとした修正ぐらいも監視されてるなんて溜まったものではない。自分が不便になりそうなものなんて、法律強制でもしない限り作らないし使わない。

おわりに

長々と書いてしまったが、とにかく言いたいのは「行政×ブロックチェーンって良いアイデアじゃね?なんで皆やらないんだろう」とTwitterに書き込む前に一旦想像して欲しいのだ。もう考え尽くされたアイデアなのかもしれないと。自分画期的アイデアの考案者第一号ではないのかもしれないと。

ブロックチェーン自体は素晴らしい技術だがその応用にはみんな苦労してる段階である行政への画期的ユースケースも今後出てくるかもしれない。それまで暖かく見守ってくれれば幸いである。

2022-12-19

マキタスポーツリリーフ・ランキーが被る

なんとなく「人当たりは良さそうなんだけど何考えてるかよくわかんなくて普通に人殺しそう」って感じが被る。

実際、並べて見てみると「全然違う顔やな―」ってなるんだけど、なんか雰囲気が似てる。

二人とも一筋縄はいかなそうな役をやることが多いからかな。

あと芸名が全部カタカナなのも被る。

2022-12-03

2022年ワールドカップ注目の新興勢力:「サッカー協会

出揃いましたねベスト16

今回はヨーロッパ南米の勝ち上がりチームが史上最少といわれる一方でアジアアフリカの躍進が目立ちます

しかし、国や地域といったくくりを越えた勢力が今回目覚ましい成績を残しているのにお気づきでしょうか?


そう、「サッカー」勢です。

すなわち、アメリカ合衆国オーストラリア、そして、日本


例の競技を「サッカー」と呼ぶか「フットボール」と呼ぶかは、ざっくり「アメリカ合衆国影響圏」か「ヨーロッパ+(イギリスの)コモンウェルス影響圏」のどちらであるかでふりわけられます

もちろん、独自呼び方採用している国もいくつかありますイタリアの「カルチョ」がその代表例ですね。イタリアでは一方で「フットボール」も広く用いられていて、たとえばボローニャFCなんかのFCは「フットボールクラブ」の略です。他にもバルカン半島諸国ボスニアクロアチアスロヴェニア)の「ノゴメット(nogo =「脚」、met =「投げる」を足した合成語)、韓国の「チュック(漢字表記では蹴球日本でも使いますね)などがありますヨーロッパ圏では「ボール+脚」を自国語で表現した呼び名が多いのに対して、アジア圏では「ボール+蹴る」のほうが多いのは興味深いですね。

増田お気に入りスワヒリ語の kandanda 。由来は……よくわかっていません。カンダンダって、ナンナンダ〜ってかんじですね。


サッカーフットボールの話に戻りましょう。

サッカーであるフットボールであるかの区別基準となるのはまず、その国のサッカー協会名称

たとえば、アメリカ合衆国協会United States Soccer Federation。実は1913年設立当時は U.S. Football Association だったのですが、1970年代現在表記に変わっています。これはいわゆるアメリカンフットボールのほうのフットボールが、1960年代からテレビで広く放送されるようになり、国民スポーツとなりつつあった時期と重なっています1913年時点ではルールすらロクに整備されてなかったんですがね。こういうところに産業の興亡が垣間見えるのはおもしろいですね。

さて、他の主な「サッカー協会」としては、カナダこちらも最初Football Association でした)、アメリカ領ヴァージン諸島北中米カリブ海サッカー連盟加盟国では唯一。露骨ですね)、

アメリカさんの圧が強そうな中米諸国はいずれも「フットボール協会」です。コスタリカも「サッカー協会」と名乗っていればドイツに勝てたのかもしれない。

プエルトリコちょっと複雑で、協会は「フットボール」ですが、プロリーグは「サッカー」を採用しています。ここにもアメリカとの一筋縄はいかない関係が反映されています


しかし、協会名ですべて決まるわけでもありません。

オーストラリアのように公式には協会名を「フットボール協会」としていても、使われる頻度で言えば「サッカー」のほうが断然優勢であるという国もあるのです。

オーストラリア場合2005年に「サッカー協会からフットボール協会」へ名称を変更しました。これは「フットボール協会」圧倒的優勢な国際情勢を見ての判断でしたが、長年使われてきた「サッカー」呼びへの愛着は強く、国内はいまだに普通にサッカー」です。特にオーストラリア代表愛称サッカーカンガルーをかけあわせた the Socceroos で通っていて、代表公式 twitter もこの愛称アカウント名になっています

フットボール」の衣装を着ていても心はサッカーなわけです。


そこにきて我らが日本代表さらにズルい。

協会英語での名称JFAすなわち Japan Football Association。なのに国内公益財団法人として)の公式名称は「日本サッカー協会」。

すがすがしいまでの二枚舌です。メインストリームであるヨーロッパにはうちは「フットボール」派ですよ〜本気でやってますよ〜という身振りをしておいて、国民に向けてはガハハハどうやサッカー愉しいやろガキどもとアメリカンダッドなふるまいをしているのです!

しかし、この狡猾さこそが日本サッカーにこれまで欠けていたといわれるマリーシア、すなわち良いずる賢さのヒントになったのではないでしょうか。

ドイツスペインも「フットボールなら勝てる」という自信があったのでしょうが日本が繰り出してきたのは「サッカー」だった。その罠にかかったのです。


他にも南アフリカブルガリア、パプワニューギニアマン島などが「サッカー」由来の名称で呼んでいます


ここ二十年の「サッカー」勢の決勝トーナメント進出数は以下の通り

2002年-2(アメリカ日本

2006年-1(オーストラリア

2010年-2(アメリカ日本

2014年-1(アメリカ

2018年-1(日本

2022年-3(アメリカオーストラリア日本


そう、「サッカー」勢が今最高に盛り上がっているのです!

ここに今回グループリーグで破れたカナダ地区予選敗退の南アフリカ、古豪ブルガリアなどが加われば、いずれ「サッカー」が「フットボール」に勝つ日が来る!!

増田はその勝利を願ってやみません。

2022-11-13

今度の司令官プーチンを説得する能力があるという意味で有能だ。

ヘルソン放棄軍事戦略的には英断だったんだろうな。

あのまま部隊駐留させてたら殲滅されていたのだろう。

今度の司令官プーチンを説得する能力があるという意味で有能だ。

まともに戦争をしないでインフラ破壊する戦法とか、ウクライナにとっては一筋縄はいかない相手のようだ。

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