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はてなキーワード: もしもしとは

2020-05-29

anond:20200529221815

📞🐈もしもしポール?教えてよ

📞🐕Helloベルモンド、元気だったぁ?

2020-05-07

来年の冬頃

ワイ「もしもし、なんか熱が高くて咳がでて新型コロナぽいんで休んでいいですか?」

上司「ワイくん... 君仕事舐めてるでしょ、新コロ程度で休むバカがどこにいる?? 早く職場に来い!!!

2020-04-20

anond:20200420125529

弊社社長もしもし、俺だけど」

ヒラぼく「……?」

殺すぞ

2020-04-11

新型コロナ日本電話対応欧米と差がありすぎる

新聞ネット欧米在住者のレポートがいろいろ出てきてるが、新型コロナのような症状が出た時にまず電話してどうすればいいのか確認するのはどの国も同じ。そこで医療リソースを割くかどうか振り分けする。

新聞ネットに載ってたフランスアメリカ場合

もしもし高熱で体がだるく咳も出るんですが~」

「それは新型コロナの症状ですね。ウィルス感染してる可能性が高いので家で安静にして呼吸困難がひどくなったら救急車呼んでください」

 

日本場合

もしもし高熱で体がだるく咳も出るんですが~」

「4日続いてます?そうじゃなければただの風邪ですね。家で安静にして気になるならかかりつけ医受診してください」

 

欧米検査しなくても「コロナ可能性が高い」と言った上で自宅療養を求める。

日本は「ただの風邪から検査必要ない」と言って自宅待機を求める。

この違いが検査絞ってる保健所医者や国への不満とヘイトにつながってる。

今の時期、特に非常事態宣言を出した地域では、電話相談してきた人は全員「コロナ可能性が高い」として自宅療養の協力を求めるべきだ。

2020-03-30

anond:20200330122316

ピッピッポ♪

もしもし救急車ですか?ちょっと息苦しくなってきまして、ゲホゲホ・・・

バタッ.....orz

ツーっツーっツーっ

2020-03-28

感染防止に留意しつつ、外出自要請で困っている推し飲食店を救いたい

感染防止に留意しつつ、外出自要請で困っている推し飲食店を救いたい。

そう思い立ったのは推し飲食店(個人店だが普段は予約がとれない人気店)がTwitterで「予約ガラガラですが、少しは予約も入っているので土日も開けます」というツイートをしているのを見かけたからだ。

この週末は都知事の会見もあり、多くのひとが外出を控えているしスーパーで買い込みをしたみたいだ。

僕は自炊をしないので、コンビニ弁当UberEatsくらいしか選択肢がないと思っていた。

よくよく考えれば、ひとり外食テーブル席の店なら注文時くらいしか感染防止に気をつかうことがない。

あの店の店員マスクをしているし、僕も入店してから手洗いをしたりすれば問題はなさそうだ(コンビニUber配達員とのやりとりをするのとリスクは変わらない)。

移動も普段なら電車などの公共交通機関を使うが、まあ歩いて行けなくもない距離にある。

早速、電話をする。

「あ、もしもし。ひとりなので恐縮なんですけども、これから時間で席って空いてます?」

きっと喜ばれるだろうと思ったが、どうやら席はいっぱいだということだった。

推しの店が無事であると同時に無駄なことをした小さな悲しみを得てしまった。

電話に出てくれた店員さんによれば、おそらく今だけで1時間半もしたらガラガラになってしまうんではないかということだった。

なるほどオーケー、そういうことね。

任せておいてくれ。

いつも混んでいる時間はいつも通りに満席だったが、少し遅めの時間ガラガラになってしまうのであれば僕が微力ながら埋めようではないか

「お席をとっておきますね」と店員さんは言ったが、ひとりで席を埋めたら申し訳ないのでと断っておいた。

ひとり飯のためにテーブルをとってしまって、4人などのお客を入れられなくなっては推しの店を支援したいという僕の目的に反してしまう。

1時間後に電話をしてみた。もうガラガラになっているだろうか。

まっていろ、ぼくが二人分くらい金を使って支援するからな。

「一時間後の予約まで一席だけ空いているんですが、おとりしましょうか…??」

先程と同じ店員さんが電話対応をしてくれたが、まだ一席しか空いていないとのこと。

しかも一時間後に予約が入っているらしい。

それも悪いかなと思ってお断りした。

もしかして、みんな外出自粛していないの???

でもいつも予約でいっぱいのこの店が予約はあまり入っていないみたいだから、僕と同じように「ガラガラなら」と飛び込みで入った客ばかりのようだ。

推しの店を推している人たちがいて心強い。

いやでも僕の晩ごはんうなっちゃうの。


更に一時間が経過して電話をしてみたが、完全に満席であった。

もうコンビニご飯でいいや。その前にこの嬉しいような悲しいような出来事増田に書こう。

って、ここまで30分くらいかけて書いたら電話がかかってきて「席が空いてのでとっておきますよ。如何ですか」とのこと。

いまから行ってくる。なんか本末転倒だけれど。

2020-03-25

anond:20200325120516

本題と全然関係ない話をするが

ガラケー時代携帯から2ch(現5ch)を見る時は超こまめに改行するか一切改行しない方が見やすかったけど

逆にPCからは見辛くてしょうがなかった

住人の大多数はPC民だったからちょうど元増田くらいの幅で改行するのがスタンダード

改行しすぎてレスが縦長になってる奴や全然改行してない奴は「もしもし」、携帯電話使いとすぐバレて揶揄されてたけど

今は逆転現象が起きてるんだろうな

2ch仕様の改行だと途中で投稿者意図しない改行が入るから文章の横幅がかなり凸凹になってやや見辛い

長文投稿した時に言われたことあるわ改行がおかしいとか見辛いとかって

そろそろスマホ閲覧者に合わせなきゃいけない時代か……

2020-03-18

anond:20200318083838

もしもし、おばあちゃん

俺やけど、なんか、取引先の会社社長コロナうつしてしまったみたいで、訴えられそうやねん。

今すぐ和解金300万円払えば許してもらえるみたいなんやけど。

俺が借金して払えば済むんやけど、今、隔離入院中でどこもいけへんねん。

2020-03-16

anond:20200316132020

もしもしローソン福岡○○店さんですか?おたくアルバイト店員に盗まれたんですけど!えっ、何をって…ボクのハート、ですよ😘

2020-03-13

コロ助って10回言ってみて?

あ、もしもし警察ですか、いま脅迫されています

2020-03-02

買った靴が半年くらいでダメになる

「この靴、去年の冬の初めに買ったんだけど、なんか底がすり減ってひび割れて水がしみるようになったんだよね」

はい

「1万でお釣りがくるような靴だけど、激安靴ってわけでもないんで、もうちょっともって欲しいなと思うんだよ」

「ほう」

「やっぱりもっと高い革靴みたいなの買ったほうがいいのかな…ってここ何」

「お米売り場です。今からあなたにはこの10㎏の米袋を2つ持ってもらいます

「やだよ重いし…それに買う気のないものに触っちゃいけないってお母さんが」

「そうですね、20㎏は重いです。ところで、つかぬ事をお伺いしますが、体重はどのくらいありますか」

もしもしポリスメン?友情破壊罪で捕まえて欲しい人がいるんだけど」

「だいたいで構いません、90㎏くらいはあるのではないですか」

ハロー国連事務総長、人道に悖る罪を犯した人間がここに」

「通常の服を着た人間体重を70kgと見積もっても、プラス20㎏の重さが常にあなたの靴には余分にかかるわけです」

「………」

「症状をもう一度教えてください。何か重いもので潰れたような靴底なのではありませんか」

「………。じゃあ何か、太ってると靴はすぐダメになるのか」

体重が及ぼす影響は大きいものと推測はできます。その人の全体重が靴に集中するわけですからね」

オチはあるのこの話」

はい体重を気にする方向けに最近コンニャク入りのご飯もあるようですよ、ほら」

2020-02-29

ピンハネしてんのか

もしもし、去年アルバイトでお世話になった○○ですが、源泉徴収票を送っていただきたいのですが」

「......げんせん?ちょうしゅうしょ?」

「あっはい源泉徴収票です。送っていただけますか」

「......」

もしもし?...あの、去年の分の源泉徴収票を送って頂きたいんですが」

「...ちょっと、かわりますから

「あ、はい

もしもし

「あ、もしもし。...あの、源泉徴収票を送って頂きたくて電話したのですが」

「......」

「あの、もしもし?」

「......お名前は」

「あ、はい○○です」

「...じゃあ、担当のもんに言っときますガチャ」

たぶんいや絶対連絡来ないヤーツ。

そもそも、えっ俺年収千万クラス?って率で引かれてたり

給与明細の類いっさいこちらには寄越さないしいろいろ変だと...

確信犯誤用の方)で、天引き装ったピンハネなのか...?

2020-02-24

anond:20200224231508

初期に電話の際、「申します申します」って言ってたのが「もしもし」の語源から意味はあるぞ。

2020-02-19

anond:20200219221107

あ、もしもし~?2月20日ガイジ予約をしたワイですが?先にガイジになっていても大丈夫ですか?

2020-01-13

anond:20200113001200

📞🐘「もしもし。」

📞👦「はい

📞🐘「エレファントモシモシのいのちの電話です。悩みがあったらドウゾ

📞👦「え……。」

2019-12-28

もしもしー、どらごんさん?え?まだつうかしてない、そう、りょうかい

2019-12-26

エレファント・モレインA79001

レジ前にある元気ドリンクを全部買い占めて順番にラッパ飲みすると、心臓からジンワリと博多の風が吹いてきた。時速140キロ景色が後ろへ遠ざかる。耳、鼻、口、身体中のすべての穴から祝福の歌声が鳴り響く。カンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!みんな仏罰が下ればいい。カンカンカンカンカン!ひとり残らず仏罰が下ればいい。カンカンカンカンカン!残りのレシートは全部ポッケットに押し込んで、帰りのボタンを押した。「さすれば汝は如何様にも処せよう」分かります。その気持ち痛いほど分かりますナフコ駐車場に大の字で寝そべり、夜空を見上げるとキラリと光る流れ星が見えた。これには見覚えがある。これはきっと、エレファント・モレインA79001に違いない。いてもたってもいられなくなり、即座に電話した。「もしもしもしもし、僕はドラえもんですか?」 電話から否定とも肯定とも取れる曖昧な返答が返ってきた。気を取り直してもう一度電話をかける。「もしもしもしもし、僕はドラえもんですか?」今度は返事がなかった。黙認、ということだろう。今日から僕はドラえもんだ。誰も否定する者はいない。今これを読んでいる貴方を除いて。

2019-12-11

お空の上から選びました・前(短編小説)

「またやっちゃった…」

ヒロコは苛立ちと罪悪感でいっぱいになった胸を抑えて深く溜め息を付いた。

間も無く3歳になる娘のユウが赤くなったあどけない頬をめいっぱい歪ませて泣きじゃくっている。

嫌な周波数の泣き声がヒロコの脳に刺さり容赦なくさぶる。

片付けても片付けてもおもちゃを散らかし、いたずらばかりするユウをきつく叱りつけたのだ。

手をあげる必要などなかったことはわかっている。

同じことを何度繰り返せばいいのか、また抑えきれない怒りを発してしまった。

掌がヒリヒリと痺れている。

我に返った時には遅く、ユウは火が付いたように泣き出した。

それでもヒロコはすぐには動けなかった。

その様子を他人事のように見詰め、抱き寄せる事も出来ず、これを宥めるのも自分仕事かとうんざりし、またそう考えてしま自分が嫌だった。

夫の帰りは今日も遅いのだろう。

激務の為、終電になることがほとんどだ。最後に娘が起きている時間に帰ってきたのはいつの事だったろうか。

日が傾き始めた窓の外に目をやり、逃れられない娘の泣き声と孤独感にヒロコはまた溜め息をついた。

──

「こんなはずじゃなかったのに」

ヒロコはサキの家のリビングクッキーを齧りながら言った。

「イヤイヤ期は大変よね」

サキは応じる。

ヒロコの学生時代の友人だ。

サキの子供はユウの2つ上の男の子で、サキ企業勤めのいわゆるワーママである

ヒロコにとっては気の置けない親友であり、育児の先輩だ。

最近は忙しくて会う機会も減っていたがサキが2人目の出産を間近にして産休に入った為、久しぶりにお茶でもどうかと招待を受けたのだ。

「可愛くない訳じゃないんだけどね、時々イライラが止まらないの。本当にひどいんだよ。なんで何回言ってもわからないんだろう」

自分の家にはない、物珍しいおもちゃの数々に目を輝かせているユウを横目に、ヒロコはまた溜め息をつく。

「片付けは出来ないし、気付いたらすぐ散らかすし、昨日もリビングに水をぶちまけるし、トイレットペーパーは全部出しちゃうし…。毎日毎日片付けに追われてる…!すぐにビービー泣いてうるさくて頭おかしくなりそう。この子、私のこと嫌いなのかなって本気で思う事がある」

愚痴は次から次と溢れ出す。

サキは時折自身体験を交えながらヒロコの言葉にうんうんと耳を傾ける。

ヒロコがアドバイスなどを求めていないことはよくわかっている。

ただただ言葉を吐き出したいだけなのだ

まだ意思の疎通もままならない子供と一日過ごしているだけでどれだけ気力と体力が削られるかサキもよく覚えている。

久しぶりに人と話をしている高揚感と充実感に夢中になるヒロコの気持ちはよくわかった。

「…そろそろ保育園のお迎えに行かないと」

サキカップを置いた。

時間が過ぎるのはあっという間だ。

長居してごめんね」

ヒロコも席を立ち、ユウの散らかしたおもちゃを片付ける。

「帰るよ」

その一言でユウの顔がぷうと膨れた。

「やだ」

ヒロコの目が吊り上がった。

「また始まった…!ワガママ言わないで!!」

「やあぁー!あそぶ!あそぶの!!」

ユウはおもちゃギュッと握りいやいやと首を振る。

「もう時間なの!これ以上いたら迷惑でしょ!」

さなから乱暴おもちゃを取り上げると、ユウはわぁっと泣き声を上げた。

「はぁ…。もううるさい!泣かないでよ!行くよ!」

ヒロコはユウを抱き上げようとしたが、ユウは泣いて暴れ、その手から逃がれようとする。

カァッと目の前が赤くなるような感覚に襲われ、反射的にヒロコの右手にグッと力が入ったが視界にサキの姿が入り、ヒロコは震わせた拳を抑えた。

その分声はヒートアップする。

「泣いたって時間から仕方ないの!暴れないで!」

強引にユウを引き寄せ、そのまま引きずるようにして玄関へ向かう。

「みっともない所見せてごめんね。いつもこんなで…ホントごめん」

辛そうに頭を下げるヒロコにサキは困ったような笑顔を返すと、本棚から一冊の本を取り出してヒロコに渡した。

「ね、良かったらこれ、読んでみて」

──

ヒロコは疲れていた。

「こんなはずじゃなかったのに」

もっと育児って楽しいものだと思ってたのに。

お母さんだからメイクもお洒落ちゃんと出来なくて、髪を振り乱して鬼の形相で子供に怒鳴り、お母さんだから子供の為に我慢ばかりで辛い事ばかり。

ユウの寝顔を見て愛しいと思っても、朝になればまたあの1日が始まると思うと恐怖すら感じた。

の子を産んでいなければ…考えても仕方のないifが頭の中を駆け巡る。

夫は今夜も終電での帰宅になると連絡があった。

めしい。子供の事など考えず、仕事だけしていればいい夫が恨めしかった。

独りの時間はとても長く、虚無で満たされていた。

ふとヒロコはサキに渡された絵本の事を思い出す。

(絵本か…)

本屋へは何度か行ったが子供に何を選べばいいのかわからず、無難そうな物を数冊買ったきりだ。

読み聞かせをしてもユウはすぐに飽きてしま最後まで読み切れた事もなく、読んでいる最中絵本を破かれて怒って以来、開くのをやめた。

サキは何故、絵本なんかを渡して来たのだろう。

から取り出し、表紙を撫ぜた。

『この子は、ママをおこらせるためにいきています

絵本はそんな一文から始まった。

「えぇ…どういうこと?」

口の端に自然と笑みが浮かんだ。

静かなリビングにページをめくる乾いた音が響く。

いたずらで母親を困らせる可愛くない子供が、デフォルメされた絵柄で描かれていた。

(そう、毎日こうよ。嫌になる。この子ユウみたい)

嫌な感情が胸を巡る。

気分が悪くなり、一度は絵本を閉じようかと思った。

しかし、めくるごとにヒロコの手が震えだした。

(あ、このママ…)

絵本の中の母親自分が重なっていく。

(私だ…私がいる…)

『はっきり言って、おこらないママなんかダメだと思う!

あたしがあんたをうんだんだもん!

大好きすぎるからおこるのよ!あんたにはママよりしあわせになってほしいの!!

それがおこるってことなのよ!』

絵本の中のママは涙と鼻水で顔を汚しなから子供に叫んでいた。

ヒロコの目から知らずに涙がこぼれた。

(うん、私、怒りたいんじゃない。ユウが大好き。大好きだから怒ってしまうんだ…!私、間違ってなかったんだ…!)

胸が、身体中がカァッと熱くなった。

堰を切ったようにとめどなく涙が溢れてくる。

ヒロコは絵本を抱き締めて嗚咽を上げた。

ヒロコは昨夜泣き腫らしてむくんだ瞼をこすりながらも、穏やかな気持ちでいた。

今朝も早くからユウは冷蔵庫野菜室に積み木を放り込むいたずらをしていた。

いつものように怒鳴り付けたヒロコだったが、泣いているユウを自然に抱き締める事が出来た。

「あのね、ママはユウが好きだから怒ったんだよ。わかる?ユウの事がどうでもよかったら、怒ったりもしないの。だからユウが悪い事をしたら怒るのよ」

そう。こうやって子供に素直な気持ちを伝えれば良かったのだ。

今はまだ全ては伝わらないかも知れない、けれどきっとわかってくれるはず。

心持ちが違うだけでこんなにも余裕を持っていられるなんて。ヒロコは晴れやかさすら感じていた。

──

もしもしサキ?昨日はありがとう絵本、読んだよ」

追い詰められていた自分気持ち理解し、黙って絵本を渡してくれたサキ感謝を伝えようとヒロコは電話を掛けた。

「何て言うか、助けられた気持ち。私、いっぱいいっぱいだったんだと思う…」

「私もそうだよ」

サキの声は安堵したような響きがあった。

「いい絵本だったでしょう?私も辛いときに読んでるんだ。怒るのは悪いことじゃない、子供の為だって思えると気が楽になるよね」

「うん。ユウにちゃんと向き合えた気がする」

しばらく話を続けたあと、あぁそうだとサキは言った。

「あの絵本を書いた作家さんの講演会が再来週あるんだけど行ってみない?」

講演会?」

そんな堅苦しいのはちょっと…とヒロコは尻込みした。

「ユウも騒ぐしそんな所に連れていけない…」

大丈夫子供連れでも安心して行ける講演会なの。作家さんが子供と遊んでくれたり、絵本読み聞かせをしてくれたりするんだ。親も子供も楽しめていい息抜きになるよ」

本を一冊読んだだけ、どんな人かもわからない絵本作家講演会に3000円も出すのは専業主婦のヒロコにとっては少し高いなと思う金額だった。

だが、子供も沢山来ると言う話だし、ユウにもいい刺激になるかも知れない。

熱心に勧めてくれるサキに押され、せっかくだからと参加を決めた。

講演会と聞いて構えていたが、会場に入って拍子抜けした。

椅子も置かれていないホールブルーシートが敷かれているだけ。

子供大人もその上で体育座りをして待っている。

「なんなの、これ?」

わず口をついて出た言葉サキが拾った。

「知らないとちょっと驚くよね。まぁ座って座って」

サキに促されるまま、ブルーシートの端にそっと腰を降ろした。

キョトキョトと辺りを見回しているユウにサキが声を掛ける。

「ユウちゃん、これから楽しいお兄さんが来て遊んでくれるよ。ご本も読んで貰おうね」

サキの息子ケンタは場馴れしているのか、サキに寄り掛かるようにして静かに座っていた。

ケンタくん、お利口さんだね。ユウとは大違い」

「そんなことないよ。全っ然ダメな子なんだから今日はユウちゃんいるから良い子のフリしてるだけ。もうすぐ赤ちゃんも産まれるんだからもっとお兄ちゃんらしくして貰わないと困っちゃう。ね?ケンタ?…あ、ほら始まるよ!」

それはヒロコが想像していた作家講演会とは全くかけ離れたものだった。

絵本作家と聞いてかなり年配なのだろうと勝手に思っていたヒロコは、40半ばに見える気取らない格好をしたこ男性絵本作家その人であることも驚いた。

作家本人が壇上を降りて子供と触れ合い、子供達が楽しめるように趣向を凝らした様々な遊びが繰り広げられた。

時には大人も一緒に歓声をあげるような賑やかなもので、気付けばユウもキャッキャと声を上げて遊びの輪の中で満面の笑みを浮かべていた。

(凄い…)

今まで自分が知らなかった世界が広がっている。

絵本作家って本当に子供好きなんだね」

そっと囁くとサキ悪戯っぽく笑う。

「この人は特別だよ。こんなに子供の為に自分からやってくれる作家さんなんて聞いたことないもの。生の意見を聞きたいって日本中回って年に何本も講演会開くんだよ。絵本も発売前に講演会読み聞かせして、感想を聞いて手直しするの。凄いでしょ?」

サキ、詳しいね

「前にね、仕事でこの人のイベントに関わった事があって。妥協しないでこだわりを貫く姿勢とか、誰に対してもフランクで、作家なのに偉ぶらない所とか、凄く温かみがあって純粋な人だからファンなっちゃったんだ。しかも、ちょっとかっこいいじゃない?」

作家の事を語るサキの瞳はキラキラと輝いていた。

絵本読み聞かせもなんて上手なんだろう、とヒロコは思った。

子供達は食い入るように作家の手元を見詰め、声を上げて笑っている。

(これがプロ読み聞かせ…!ユウなんて私が読んでも最後まで聞かないのに、こんなに子供の心を掴むなんて。やっぱりプロは違うのね。私もあんな風に感情を込めて読んでみたらいいのかな)

作家は、二冊の本を読み終わり、次が最後読み聞かせだと告げた。

講演会も佳境である

もう終わってしまうのか…と残念な気持ちになるヒロコは気付かないうちにもうこの作家ファンになっているのだ。

新作だと言うそ黄色い表紙の絵本は、作家が渾身の思いを注いで全国のママ達の為に描き上げたのだそうだ。

この明るくて楽しい、優しさに溢れた人が私達ママの為に描いてくれた絵本とは一体どんなものなのだろう。

ヒロコの胸は期待に掻き立てられた。

世界中でママにしたい人はたったひとりでした』

読み上げられた一文にヒロコは頭を殴られたような気がした。

何故子供を産んでしまったのかと後悔が過る事もあった。

周りを見れば大人しい子供もいるのに何故ユウのようないたずらばかりする子だったのかと妬ましい気持ちになることもあった。

子供が親を選んで産まれてきただなんて考えたこともなかったのだ。

作家感情を溢れさせた独特の声音絵本を読み進め、ページを捲っていく。

空の上から下界を覗き、ママになる人を探す沢山の赤ちゃん達。

ひとりぼっちで寂しそうなママを喜ばせたいんだと飛び込んでいく魂。

ヒロコの心は激しく揺さぶられた。

気付けば茫沱たる涙が頬を濡らしていく。

子供は空の上で己の人生を決めてから母の胎内に降りてくる。

母に喜びを与える為に産まれるのだ。

ヒロコは肩を震わせしゃくり上げて泣いた。

その背中を優しくさするサキの頬にも涙が伝う。

そこかしこから鼻をすする音が聞こえる。

作家の声もいつの間にか涙声に変わっていた。

作家を中心に会場の空気が一つになったような感覚をヒロコとサキは味わった。

同じように感じる来場者は他にもいたのではないだろうか。

(自分絵本を読みながら泣くなんて、とても繊細な人なんだ…)

作家自分に寄り添ってくれるような気持ちになり、ヒロコはその涙が温かく感じた。

ママ…?」

ヒロコが泣いている事に気付いたユウが、どうしたの?と母の頬に手を伸ばす。

ヒロコは反射的にその小さな体をギュウと抱き締めた。

「ユウ、ありがとう

何故かはわからない。無性にそう言いたくなった。

「私の為に産まれてきてくれたんだね。ありがとう

講演後に開かれた即売会でヒロコは迷わず黄色い表紙の絵本を買った。

そのまま作家サインが貰えると言う。

感動と感謝を伝えているとまた涙が溢れてきた。

作家はにこにこしながら『ユウひめ、ヒロコひめへ』と言う宛名の下に2人の似顔絵を描いて手渡してくれた。

──

翌日からヒロコはユウに、そのサインの入った絵本積極的読み聞かせた。

講演会で見た絵本作家の姿を脳裏に思い浮かべ、それと同じように読み聞かせをしたのだ。

冗談を言うシーンでユウは笑う。

もう一度ここを読んでとヒロコにせがむ。

こんなこと今まで一度だってなかったのに。

この絵本はまるで魔法のようだと思った。

「ユウもこんな風にお空の上からママを選んだんだって。覚えてる?」

「うん。おじいちゃん

ユウは絵本の中の神様を指差す。

「このおじいちゃんにユウも会ったの?」

「うん」

幾人もの子供たちから聞いた話を元に絵本を描いたとあの作家は言っていた。

本当だ、ユウも産まれる前の記憶を持っているんだ、とヒロコは確信した。

「どこが良くてママを選んだの?」

「うーん…ママかわいい

照れたように小首を傾げながら舌足らずに答えるユウをヒロコはきゅっと抱き締める。

ママ嬉しい~!ユウも可愛いよ!可愛いママを選んだんだからユウが可愛いのも当たり前だよね~!」

ヒロコは幸せ気持ちで満たされていた。

子供からこんなにも愛を貰えると気付かせてくれたこ絵本は、ヒロコにとって正にバイブルとなったのだ。

後半はこちら↓

https://anond.hatelabo.jp/20191211112403

2019-12-10

anond:20191210163106

逆もサモハンキンポーだぞ。

例えば選挙演説中に野次飛ばした人を「あなたはこのタイミングでは反社!」ってしてもしもしポリスメン召喚可能になるって事だからな。

これは流石にまずいぜ…

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