はてなキーワード: 空虚とは
これは新しく「デレステ」で緒方智絵里が気になるから智絵里Pやろうかなって人に見てもらいたい記事です。モバマスで智絵里Pやりたいって人は是非どうぞ。
デレステで智絵里Pをやるのは全くもってお勧めできない。その理由はたったひとつ、温泉ガシャの復刻が絶対に無いからだ。
そんなこと?と思うかもしれない。
僕が智絵里Pになったのはアニメ放映からしばらくしてデレステを始めた時のこと。
中1の時にアニマスの再放送を観て元々アイマスというコンテンツを好意的に捉えていた僕は当然デレアニも(当時中2)観ていた。
デレアニでは卯月ちゃんが好きだったのだが当時中学生の僕はガラケーを使っていたのでデレステやモバマスはプレー出来ず、程なくしてシンデレラガールズ自体への興味を失った。(まあ今思えば数あるアニメの中のひとつぐらいにしか思っていなかった)
そしてしばらくして高校生になり親からスマートフォンを買ってもらった。
高1の春休みのとある日、本当に暇だったので布団に寝転がりながら「そういえばアイマスのゲームってあるんだったな」と思いデレステをインストールした。
そこで出会ったのが他でもない緒方智絵里だった。ただ、その時は一目惚れという感じではなく、始めた時に持っていたカードの中で自分が一番好きそうな娘だったのでセンターにしていた程度だった。
ところが月日が経ち、緒方智絵里を知れば知るほどめちゃくちゃに好きになっていった。まあ単純に緒方智絵里はただひたすらに可愛い。
それに加えて家庭環境の話とかを聞くと保護欲を掻き立てられるというか....
「俺が絶対に幸せにする」みたいな感じで気づいた時には緒方智絵里以外のアイドルは見えなくなっていた。(気持ち悪くて申し訳ない)
僕は居ても立っても居られずに初心者向けのスカチケ販売みたいなやつをすぐに購入した。スカウトしたのは当然緒方智絵里。はじめてソシャゲに課金して得た初めてのSSRカード、可愛い絵柄に可愛いセリフにひたすら興奮した。
当時から自分はいわゆる"プロデューサー"としては緒方智絵里を見ていなかったと思う。
単純に好きで好きで好きでしょうがなくて深く深く彼女を愛していた。
千年の恋も冷めないといったぐらい緒方智絵里に、デレステに入れ込んだ。
そして程なくしてデレステはやってるのにモバマスはやってないのはおかしくないか?と思いモバマスも始めた。
(今思うとデレステより先にモバマスを始めていたら違った未来があったのかもしれない)
当然モバマスでも緒方智絵里のカードを集めようとしたが、緒方智絵里のカードは初心者の自分からすればかなりの高値で取引されていた。
なので本当に最低な理由で申し訳ないのだが、初心者でも手が届きやすいという事で一旦小日向美穂ちゃんのカードをスカウトした。
ただ、デレステの音ゲー要素にハマった側面もある自分としてはポチゲーのモバマスはあまり面白いものではなかった。モバマスにはそこまで入れ込むこと無く、当たり前のようにデレステばかりやり「デレステの緒方智絵里」に入れ込んでいった。
そしてデレステで他のアイドルのSSR2周目が登場するのを見ていくうちに「智絵里ちゃんの限定カードは無いのかな?」なんて思った。
ただ調べていくうちに、そのカードは絶対に復刻出来ないという事が分かった。それも運営の凡ミスで。
しかしその事実を知った当時はこれを全くもって深く受け止めなかった。
別に衣装もそこまで好きな感じではなかったし、「ふーんそうなんだ」程度で流して緒方智絵里のプロデューサー業(笑)に専念した。
限定カードが復刻されない程度の事で僕の緒方智絵里への愛が冷めるなんてことはないし、当時はそんなこと考えもしなかったと思う。(今も緒方智絵里が好きなことには変わりないのでこの言い方はちょっと違うかもしれないが)
17年12月、メリーメリーホワイトのカードが登場した。自分がデレステを始めてから初めての緒方智絵里の限定登場だ。
ウオオと思ってたくさん課金し石をたくさん用意したがこの時は運良く60連程度で引けた。衣装もイラストもセリフもめちゃくちゃ可愛くて愛おしくてしょうがなかった。
この頃は純粋に心の底から緒方智絵里が好きだったと思う。本当愛していた。
そしてそれと同じぐらいの頃から(もちろんアイマスの影響で)声優さんにも興味を持つようになった。
当時から僕はゆゆ式の櫟井唯やゆるゆりの船見結衣役をしていた津田美波さんの低め少女という感じの声が好きだった。
そしてそれまでは「あっふ〜んこの人なんだ〜」程度であまり意識していなかった声優さんを意識するようになった。
そして自分は津田美波さんが好きだなあと思ってすぐに衝撃の事実を知った。
なんと小日向美穂ちゃんの声を演じていたのは津田美波さんだったのだ。
先ほども言ったように低めの声というイメージが強かったのでこれには衝撃を受け声優さんってすげえ!となった。
津田美波さんをいわゆる"推しの声優さん"として意識するようになった頃、同時にどこか心の片隅で小日向美穂ちゃんも意識するようになった。
デレステでカードを得るにはガシャを引く必要があり、そもそも限定登場のカードなどは復刻されるまで待たないといけない。
ところがモバマスにはフリートレード機能がある。ならばモバマスで小日向美穂ちゃんのカードを集めよう。僕がそう思い行動に移すのに5分もいらなかった。先程申した通り小日向美穂ちゃんは割と低コストで集めることができたので3ヶ月も経たないうちに小日向美穂艦隊が出来上がった。
僕はこれにえも言われぬ快感を感じた。
もちろん、小日向美穂ちゃんの内面を知っていくうちに好きなっていたのはある。ただ声優さんがきっかけで小日向美穂を気にするようになった僕はどうも胸を張って俺は小日向美穂担当だ!とは言い難い状況だった。
それにデレステでは心から愛した女、緒方智絵里の担当なのだ。僕が小日向美穂ちゃん担当を自信を持って名乗るにはモバマスでカードを揃えることが急務だった。とにかく集めることに固執していたと思う。
今思えば既にこの頃からカードをほぼ完璧に集めた自分に酔っていたのかもしれない。いやまあ今も自分に酔っているわけではないのだが.....
ある意味で使命感みたいなのに駆られていたのかもしれない。
そしてその、「担当ならカードを集める」という意識は当然デレステにも及んだ。
終わりの始まりだ。
ただデレステで緒方智絵里真剣侍であった僕は緒方智絵里のカードはSSRも含め全て持っていたつもりだった。
あれ?
しかしこのカードは絶対に復刻されないのだ。最初に登場した時に運営が復刻の可能性を示唆しなかった以上、絶対に復刻出来ないのだ。
このカードについては考えてもしょうがないな、とその時は割り切ろうとした。
しかし他のアイドルたちの限定カードが復刻登場しているのを見るたびに頭に温泉智絵里がチラついてしまい、悶々とした。
とにかく自分を納得させようとして色々と調べた。温泉ガシャは2回目の限定登場だった。
では1回目の限定登場だったアイドルは復刻されているのか?これがされていなかったら限定の復刻は3回目の登場以降という事になるし、しょうがないかもしれない。そう思いたくて調べた。
普通に復刻されていたのだ。
は?
なんで?
え、は????
先述の通り、本当に運営の凡ミスだったのだ。1回目の登場は復刻の可能性を示唆したから復刻できるのに、2回目は復刻するかもって書かなかったから復刻出来んわwすまんwという感じらしいのだ。
は?
納得いくわけなくね??
は?
いや
は??
しかしいくら僕が納得いかないからといって温泉智絵里が復刻されないという事実は絶対に変わらないのだ。
「絶対に手に入れられない」
今まで知っていた緒方智絵里がどこかに行ってしまったような感覚がしてとても怖くて悲しかった。
元々自己矛盾や理想の自分と現実の自分の乖離に悩む事が多かった自分にとって、ゲームの中さえも「緒方智絵里のカードを全て揃えている理想の自分」になれないのは苦痛だったという側面もあるだろう。
しかし見て見ぬ振りをした。
この頃はなるべく前向きに前向きにと考えていたと思う。
その頃の自分はもうデレステを楽しんでやれる段階ではなく、ファン数を稼ぐためにやらなくちゃいけないと思いながらやっていた。
デレステが音ゲーからファン数を稼ぐためのゲームに変わった頃からモバマスの方が時間も取られないしカードも揃えられるし楽しいゲームになっていった。
ただデレステが楽しくないからといって辞められるわけでもなく脳死でやりながら緒方智絵里のファン数を稼いだ。
6thライブも現地で全通した。西武ドームは近くなので当然行ったが、わざわざ担当がいるから名古屋も行った。あれは本当に楽しかった。
アイマスが好きでよかったと思った。
もうすでに心の底から純粋に緒方智絵里を愛してるからそのカードが欲しいといえる状態ではなかったし無理に天井しにいかなくても良かったかもしれない。
ただ、緒方智絵里担当でただでさえ「温泉智絵里」がある以上は天井してでも引けるのはありがたいんだ(*^○^*)と自分を言い聞かせて回し続けた。
普通に考えて9万円は学生の僕にとってまったくもって安い金額ではない。ちょっと冷静になれば他のことに使おうとなれる金額だ。
その頃無料10連期間だったこともあり、普段僕よりも全然デレステをプレーしていないようなリア友たちが緒方智絵里をいとも容易く引いていったのを目の当たりにした。僕が知る限りでは3人のリア友が無料で引いていた。
まあ思ったよね
なんでこんな金かけてる僕のとこに来ないんだ、と。
今思うとバカでしかない、確率の問題なんだから誰のせいでもないのに。
そしてついに300連を終え天井でスカウトしたその夜、何か張り詰めた糸が切れたような感じがした。
自分と緒方智絵里の間にとって天井というのは些細な事だと思いたかった。でもこれで少し冷静になった。
それに俺がいくら金をかけてフェス限の緒方智絵里を手に入れたところで、温泉智絵里は手に入らないから完全に緒方智絵里のカードを揃えられることは無いんだ。
そう思うと自分は何をしてきたのだろうかと思ってとてつもない空虚感に襲われた。
涙が出てきた。
今までずっとどこかズレてきてると分かっていながら無視して無理して緒方智絵里担当をやってきたんだ、と思って泣いた。
本当に愛していたはずだったのに、こんな手に届かないものがあって悲しい思いするぐらいなら緒方智絵里なんか好きにならなければよかったとも思ってしまった。(結局好きだという気持ちは変わってないが)
そして自分がそんな思いをする原因になったデレステ運営が本当に嫌いになった。死んじまえと思った。
そしてそんな、緒方智絵里なんて知らなければよかったと最低な発想をする自分も大嫌いだと完全な自己嫌悪に陥った。
もうめちゃくちゃだった。
疲れた。
もう、完全に辞めよう、限界だ。
しかし辞められなかった。
またしばらくしてやるようになっしまった。もう習慣、中毒なのだ。
それにここで退いたら今までかけた金と時間はどうなるんだ。
引くに引けない状況だった。
見たくなかった。そのカードを見ると余計に温泉智絵里が手に入らないという事実を突きつけられている感じがした。
あとこれは個人的な感想だが、あのカードの衣装、温泉智絵里に似てないか?色合いとか....
デレステ運営の申し訳程度の贖罪のつもりか知らんけど、せっかくの限定登場なんだから温泉智絵里に似せるとかで終わらせて欲しくなかった。もっとこだわって欲しかった。(その点メリーメリーホワイトはガチで天才だと思っている)
特訓前のカード、泣いてばっかり。
泣き止んで欲しい。
あ、ここまであまり触れてなかったがデレステで小日向美穂ちゃんの恒常SSRは自引きできた。ユースフルロマンスも、9月ぐらいにあった限定登場確定のガシャで運良く引けた。
そして脳死しながら続けたデレステで、小日向美穂ちゃんの2週目復刻があった。
運良く20連で引けた。
なんか燃え尽きた。
やる事がなくなったというか
これで綺麗さっぱりデレステは辞められるのかなと思った。
しかし完全に辞めることはできず今では小日向美穂ちゃんの担当(少なくともプロフィールの称号はそれにしてある)としてずるずるデイリーを消化する程度には続けている。
担当ってなんだろうね。
どうしてこうなってしまったんだろう。
そんなことはないはずなんだけど
まあこんな感じになってしまったやつがいるんです。だからデレステから智絵里Pになろうという人はちょっと考え直して欲しい。以上です。
頑張って!負けないで!治療に専念して!
そんな一見相手のためとも思える無責任な外野の励ましが18歳の世界的アスリートを突然襲った悲劇を極立たせる
けどさ、本当は怖いのは自分だろう?
そんなの哀しすぎて困る!
万が一でも自身に訪れる悲劇かもしれないってそんなの認められるわけがない!
では、彼女と比べる価値ほどもないオマイラなど日々どれほどの罪を重ねているのか…
たとえ息絶え絶えの瀕死とて彼女には生き永らえてもらわねば困るのだ
善意の励ましって本当に励まし?
本当に真っ直ぐに届いている?
本当はどんな気持ちで、誰に、どんな言葉をかけて欲しい?意味あんのそれ?
誰も何も言わないでほしいどうかお願いします
病気を完治してオリンピックに出て金メダルを取るのが正しい道?
金メダルを期待されたオリンピック選手が齢18で難病に侵され夢半ばに朽ちた
本当だ悲しすぎて耐えられない
それら全部を背負ってなお
彼女が心底生き永らていたいと思うかなんて家族すら烏滸がましく理解できるわけないだろう
死んでも生きてもオリンピックで優勝してもどこに転んでも許される人生はないの?
生の軌跡?誰が決める?
死こそ全ての無だと信じられる前向きな最期の妄想に救われる夢を見たい
ただ許してほしいだけ
ただ受け止めたいだけ
若くても残念でもどんだけ惜しくても
ただただ認めて許して受け止めて見守って
ツクヒは普段から不機嫌が服を歩いているような人間だったが、この日は特に虫の居所が悪かったようだ。
体調が完全に回復していないのだろうか。
それとも昨日は寝入りが悪かったのか、はたまた寝起きの低血圧か。
朝食を食べ損ねたからなのか、朝の占い番組の結果がダメだったのか、エレベーターが中々こなかったからなのか、通学路の信号で尽く足止めをくらったからなのか、気温がいつもより低めだったからなのか、湿度が高かったからなのか、変なところで足をつまづいたからなのか、苦手な先生が話しかけてきたからなのか。
結局のところ理由は分からないけれど、当の本人すらよく分かっていないんだから、俺に分かるはずもない。
でも分かっていることだってある。
何かを指摘して、それが結果的に合っていても間違っていても、火に油を注ぐ可能性がある。
「どうしたの? 随分とイライラしているね。食生活が偏っているんじゃない?」
対立は決定的となった。
「御託は結構」
ツクヒは、ペットボトルの飲み口部分を握り締め、既に臨戦態勢だ。
俺たちはそれを止めようとはしない。
いま、あの場にいるのはツクヒじゃなくて、俺たちの誰かだったかもしれないのだから。
「ブリー君。どうしても断る理由があるのならいいけど、ないのなら受けて立った方がいい」
「ブリー君には自覚がないようだけど、これは必然的な戦いなんだ」
「もう、分かったよ。やればいいんでしょ。でも、何でペットボトル……」
気圧されたブリー君は、渋々といった感じでペットボトルを握り締める。
このペットボトルを武器にして戦う慣習は、学校の生徒たちによって作られた。
なぜこんな方法が生まれたかというと、「怪我をしにくいため」。
そして何より「子供のケンカに大人がしゃしゃり出てこないようにするため」だ。
だけど、これは両方とも大人の言い分だ。
お年玉と一緒さ。
身勝手な大人は、その“お年玉”を子供たちが与り知らぬところで使う。
そんな状態で、もうどうにも止まらないことが起きた時、子供だけの社会で何ができる?
大人たちが毎日どこかでやっていることより、遥かに平和的なケンカだ。
なのに、出しゃばりな大人たちは大きく騒ぎ立てるんだからバカげている。
同じ人間として扱っているようで、内心では子供たちを見下しているんだ。
だから、違うレイヤーに平然と土足で入り込み、その干渉が正しいとすら思っている。
そんな大人たちに、俺たち子供の世界を侵略されるのはゴメンだ。
そうして当時の子供たちは、子供たちによる子供たちのためのルールを自然と作っていった。
それは時代によって形を変えつつも、今なお残り続けている。
このペットボトルによる戦いも、その一つってわけだ。
そして今、その火蓋は切られた。
「おい、ブリーどうした! 腰が入ってないぞ!」
「いや、だって、ぼくはこれ初めてだし」
「ビギナーであることを言い訳にするな。オレはこの容姿のせいで、10戦10敗だ」
「それ、きみが弱いだけじゃ……うっ、脇はやめて」
今回使われていたペットボトルは、エコタイプだったので柔らかめ。
しかも、二人とも運動神経がよくないから、勝負の内容は凄まじく泥臭かった。
「さっきからお前は、口だけか!」
「ぐっ……ぼくは間違ったことを言ってない」
「“間違ったことを言ってないだけ”だ! お前はそれをウィルスのようにバラ撒く! だからみんな近づきたくないのだ!」
それでも俺たちは見入った。
ツクヒがブリー君に投げかける言葉、振り下ろされるポリエチレンテレフタラートによる一撃。
それらは、いつか誰かが実行していたに違いない。
それがツクヒだったというだけだ。
「オレはまだまだギブアップしないぞ!」
「こっちだって!」
ブリー君も雰囲気にあてられて、ペットボトルの振りが本格的になってきた。
「いいぞーやれー!」
「チャイムが鳴るのはまだ先だ! 頑張れー!」
ドッジボールをしていたときよりもエキサイトする、とても自由で豊かな感覚だ。
「あなたたち! 今すぐにやめなさい!」
だけど、終わりは突然だった。
俺たちによる俺たちのための闘争は、より力のある人間によって簡単に介入され、無理やり組み伏せられる。
それをしたのがルビイ先生だとは思ってもみなかったけど。
twitterで一次創作をしていた。キャラデザインをするのが楽しくて、彼らをカラフルに塗るのが楽しくて、色々な絵を描いた。
一次創作で評価をもらうには、フォロワーの多いアカウントに媚びてRTしてもらったり、「#創作クラスタと繋がりたい」だの「#夏の創作クラスタフォロー祭り」だの、ことあるごとにフォロワーを稼ぐハッシュタグをつけたり。人の目につく努力をしなければ、見てもらえない。
創作クラスタを名乗る人間のフォロワーは、同じく創作クラスタの人間ばかりだ。プロでもないかぎり、そこに見る専の人は少ない。
たとえ苦手な人でも、自分の評価の為なら、相手のフォロワーが多いかぎりは嫌でも相互でい続ける。フォロワーが多くて、いいねやリプライを大量にもらう人気者(笑)を妬みながら、相手に気に入られるために、いいねもRTもしてやらなければならない。RTした後には「好きです」とか「尊い」って言って、ゴマをすりすりしている。
つまらん。
創作クラスタは、創作した作品を見せ合い、切磋琢磨する場なんかじゃない。twitterで絵を見せ合うことで承認欲求を満たしたいだけの創作クラスタでは、結局コネをいかに作るかが大事なのだ。
そして彼らは、無駄にプライドが高い。二次創作をする人間を見下している。絵がヘタクソでも、自分でオリジナルの世界を生み出す自分たちの方がえらいと思っている。承認欲求を満たしたいという意味では、どっちも同じ穴のむじなだ。何にも偉くないぞ。
そのくせ、結局承認欲求はめちゃくちゃ強いから、彼らの創作の世界観とそっくりな世界観をもつゲームや漫画をオススメされると、コロリと手のひらを返す。「性癖に刺さったわ」とか言って、二次創作イラストしか描かなくなった人をたくさん見てきた。
そりゃそうだよ。キャラクターの設定はみんな原作者が作ってるから、絵を描くにあたって自分で考えるべきことは少ない。一次創作と違って、醜い宣伝をしなくても、原作人気でフォロワーは集まるから、バズりやすい。絵がヘタクソでも、同じ作品が好きだというだけで会話もたくさんできるし。勢いあまって同人誌でも出せば、いっぱいの人間に買ってもらえて承認欲求はガンガン満たされるし。
ここまで書くと、プライドの高い創作クラスタの人間はこう言うだろう。
「は?違うわボケwww 私は私の作品が好きなだけだから、いいねなんかつかなくてもいいしwww」
「版権ばっかり描いててごめんね… (版権キャラ)が可愛くてしょうがなくてさ〜。 はあ、イベント走らなきゃ」
「私がフォローしてるのは、私が好きだと思った人だけですっ!」
残念だが、そういう人たちも、胸に手を当てて考えたらわかるだろう。もし500万いいねがもらえるなら?300万RTしてもらえたなら?もしある日突然フォロワーが1000万人になったなら?みんながみんな、口を揃えて「あなたの作品が大好き!」「尊い…」って言ってくれたら?少なくとも、嫌だとは言わないだろう。結局そんなもんである。
私自身、そうして醜く創作をしていた人間だから。大して絵が上手くもないのにちやほやされる絵描き(笑)を死ぬほど妬んでいた。自分に評価が欲しいから、気に入ってもらうためフォローは外さなかった。彼らが絵をアップするたびに、空虚なコメントとともにRTした。最近は二次創作ばかり描いてて、一次創作には1年近く手をつけていない。所詮その程度だ。
今さらセカイ系(笑)の出来損ないみたいな90年代ラノベ引っ張りだしたところで、ガキが食いつくわけもないと分かりきってるのがクソ。どうせ昔のファンも大半はとっくに趣味変わってるだろ。
無意味に時間が行ったり来たりするのがクソ。カッコイイとでも思ってんのか?分かりにくいだけだわアホ。
キャラデザ全員モブ過ぎて誰が誰だか分からないのがクソ。ブギーポップは分からない(爆笑)
ラノベ業界もそろそろ弾切れで苦しいのは分かるけどさあ、さすがにこんなもん引っ張り出してくるぐらいなら、他にもっといい原作あるだろ。たとえば……お留守バンシーとか!
そこまで打ち込んだところで〝増田〟は確認画面に進み、実際に表示される際の見え方をチェックする。特に問題のないことを確認して「この内容を登録する」ボタンをクリックした。
大きく息を吐き、しばし目を閉じて時間が過ぎるのを待つ。ヘッドホンからは、路地裏の秘密クラブについて女性ボーカルが歌うハスキーな声が流れているが、別に〝増田〟の趣味ではない。無音よりは多少の「雑音」があった方が集中しやすいという程度の理由で、適当にまとめて違法ダウンロードしたファイルをランダム再生しているだけだ。
曲が終わったのを合図に目を開き、さきほど投稿した「記事」のページをリロードした。夜の10時過ぎというお誂え向きの時間だけあり、セルクマなどという姑息な真似をせずともブックマークが既に30ほど集まり始めている。トラックバックも、上から目線の傲慢な評価への反発が7割、同意が2割、元記事とほとんど無関係の独りよがりのつまらないネタが少々という予想通りの傾向で、活発に反応してくれている。
たった今書き込んだ記事で扱ったアニメにも、その原作のライトノベルにも、〝増田〟は特に興味がなかった。ただ、SNSなどでの他人の発言を眺めていて、こういうことを書けば「バズる」だろうなというイメージが、なんとなく頭に浮かんだのだ。あとは、このアニメを叩きたい人間の「設定」に自分を重ねるだけで、溢れるように文章が湧き出してくるのだった。
「……」
自分がそれを書いたという証が何一つない文章が、回線の向こうで人々の注目を集めるさまを、〝増田〟は静かに見つめた。
自己主張が少なく控えめな性格、という程度の話ではない。何が好きで何が嫌いなのか、何が得意で何が苦手なのか、人に聞かれるたびに例外なく言葉に詰まった。単にそれを表現するのが下手というだけではなく、自分がどんな人間なのか〝増田〟自身どうしてもよく分からないのだった。
そのため、自己紹介ではいつもひどく苦労させられた。胸の内を語ることのない秘密主義の人間と見なされ、親しい友人を作ることも難しく、いつも孤独に過ごすこととなったが、それが嫌なのかどうかすら〝増田〟には判断ができなかった。
その感覚は、対面での音声によるコミュニケーションだけではなく、ネットでの文字を介したやり取りでも特に変わりがなかった。たとえ単なる記号の羅列に過ぎないとしても、自分を表すIDが表示された状態で、何か意味のあることを言おうという気にはどうしてもなれなかった。
そんな〝増田〟がある時、一つの匿名ブログサービスと出会った。
良識のある人間ならば眉をひそめるであろう、その醜悪な売り文句に、増田はなぜか強く引きつけられた。
そこに書き込まれる、誰とも知れぬ人間の手による、真偽のさだかならぬ無責任な言葉たち。数日の間、寝食を忘れてむさぼるように大量の匿名日記を読みふけった後、それらのやり方を真似ることで、〝増田〟は生まれて初めて自発的に文章を書き出したのだった。
特に書きたい内容があったわけではない。ただ、睡眠不足と空腹でからっぽになった頭を満たす、得体の知れない衝動に従いキーボードを叩いた。
出来上がったその文章は、保育園への子供の入園申し込みをしていたが落選してしまった母親、という「設定」で、政治批判もまじえつつ全体としてはどうにもならない怒りを乱暴な口調で八つ当たり気味にぶつける、といった感じの記事になった。
実際には、保育園への申し込みどころか、当時から現在に至るまで〝増田〟は結婚すらしてはいないのだが。
これを軽い気持ちで匿名ブログに投稿したところ、予想外の爆発的な大反響を呼んだ。ブクマは2000以上付き、「記事への反応」は100を超え、ニュースサイトどころか国会で取り上げられる事態にさえ発展した。
遂には記事タイトルがその年の流行語大賞のトップテンにまで入ってしまったこの一連の動きに、もちろん驚きはあった。だがそれ以上に、自分の指を通して生まれ落ちた自分のものではない言葉、という捩れた存在自体に、〝増田〟は震えるような感動を覚えたのだった。
その確信を得てからは、坂を転がり落ちるように、この匿名ブログへとのめり込んでいった。
様々な立場の人間になったつもりで書いた記事を投稿し続けるうちに、〝増田〟は奇妙な現象に気がつく。ひとたび題材を決めて書き始めてしまえば、それまで全く知識も関心も無かったどんな分野についても、どういうわけか淀みなく言葉が湧き出すのだ。
ある時は、新人賞を受賞してデビューしたものの限界を悟って引退を決意した兼業作家だったり。
〝増田〟は、記事を書くたびにありとあらゆる種類の人間に「なった」。そしてそれらの「設定」の元に、このwebサービスの読者たちに、感動や、怒りや、笑いを提供してきた。〝増田〟にとって、読者から引き出す感情の種類はなんでもかまわない。自分の書いた言葉が、多くの人間に読まれることだけが重要なのだ。
実際、〝増田〟の書いた記事には、著名人気ブロガーですら不可能なほどの高確率で100を超えるブクマが次々と付いた。SNSでも拡散され、ネット上の話題を取り上げる(といえば聞こえは良いが他人の褌で相撲を取るしか能がない)ニュースサイトの元ネタにもなり、つまり――「バズって」いた。
本格的に活動を始めてから、〝増田〟は毎日多数の記事を投稿し続けている。〝増田〟以外の利用者は誰一人気づいていないが、今ではこの匿名ブログサービスにおける人気記事の、実に九割以上が〝増田〟一人の手によるものなのだった。もはやここは〝増田〟のしろしめす王国なのである。
そして、〝増田〟の支配は電脳空間にとどまらずより大きく広がろうとしている。〝増田〟の記事が読者から引き出す強い感情。これを利用し、流されやすい一部の読者の行動を誘導することで、〝増田〟は既に現実でも大小さまざまな事件を引き起こす「実験」を成功させていた。だが、それぞれの事件自体に関連性は全くなく、膨大な投稿量を多数のIDに分散しているため、運営会社ですら事件の背後にいる〝増田〟の存在には手が届いていなかった。
この影響力の、深く静かな拡大。これが順調に進めば、いずれはサービスの運営会社の中枢に食い込むことすら時間の問題だった。
匿名ブログ支配の過程で〝増田〟の掴んだ情報によれば、この運営会社はただのIT企業ではない。その実態は、途方もなく巨大なシステムの下部組織なのだ。そこを足がかりに、「世界」にまで手が届くほどの――
「……っ……っ」
果てのない野望の行く先に思いを馳せ、〝増田〟は声もなく笑った。
そこに、
――♪
「……?」
ランダム再生にしていたメディアプレイヤーから、奇妙な曲が流れ始めた。
口笛である。
音楽に興味のない〝増田〟でさえ聴き覚えがあるほど有名なクラシック曲を、どういうわけかわざわざ口笛で演奏しているのだった。それは、アップテンポで明るく力強い原曲を巧みに再現してはいたものの、しかしやはり口笛としての限界で、どこか寂寥感のある調べとなっていた。
「……」
これのタイトルはなんだっただろうかと〝増田〟にしては珍しく気にかかり、プレイヤーの最小化を解除して現在再生中の曲名を表示した。そこにはこうあった。
「!!」
その事実に気づいた〝増田〟はヘッドホンを頭からむしり取り、音の出どころを探った。
「――♪」
耳を澄ますまでもなかった。口笛は、明らかに〝増田〟の背後から聴こえてきている。それも、ごく至近距離で。
「……!」
背筋を貫く寒気を振り払うように、〝増田〟は回転式のデスクチェアごと素早く振り返った。
片付いているというより極端に物の少ない部屋の中央。そこに、それは立っていた。
金属製の丸い飾りがいくつか付いた、筒のような黒い帽子。全身を覆う黒いマント。男とも女ともつかない白い顔に浮かぶ唇までが、黒いルージュで塗られている。
まったく見覚えのない顔であり、衣装だった。
普通に考えれば、異常な格好をした不法侵入者ということになる。今すぐに警察に通報するべきだ。だが〝増田〟は、そんな常識的な思考をこの黒帽子に適用することが、なぜかできなかった。
部屋のドアには鍵を掛けておいたはずだが、こじ開けられた様子もなくきれいに閉じている。いくらヘッドホンから音楽が流れていたとはいえ、人間がドアを開け閉めして部屋に侵入した物音に全く気づかないということがあるだろうか?
カーテンを閉め切り照明の消えた部屋の中、ディスプレイの微かな灯りに照らし出された黒帽子の姿は、床から突然黒い柱が生えてきたようにも見えた。
〝増田〟の当惑をよそに、黒帽子は口笛を止めて言葉を発した。黒い唇からこぼれる声は澄んだボーイソプラノで、やはり性別を特定することはできなかった。
「人には、自分にとって切実な何かを伝えるために、敢えて何者でもない立場をいっとき必要とすることもある。だが、『匿名』こそが本質であり立ち返るべき『自分』を持たない存在――それは『自分』という限界に縛られないが故に、無目的にただ領土だけを広げ続け、遠からず世界を埋め尽くすことだろう。その新世界では、根拠となる体験を欠いた空虚な感情だけがやり取りされ、真の意味での交流は永遠に失われる……間違いなく、世界の敵だな」
人と世界について語りながらその声はどこまでも他人事のようだったが、最後の断定には一点の迷いも無かった。
世界の敵、という言葉が指す意味の本当のところは分からない。だがこいつは、〝増田〟こそが「それ」だと言っているのだった。
なぜ初対面の異常者にそんな決めつけをされるのか。そもそもこいつは一体何者なのか。
そんな疑問を込めて、〝増田〟は目の前の怪人物を睨み付けた。黒帽子にはそれだけで意図が伝わったらしい。
〝増田〟の耳にその言葉は、それができるものなら、という挑発を含んで聞こえた。
できないわけがない。変質者に名前を教えるのは危険だが、自宅に押し込まれている時点で大差ないだろう。
〝増田〟は椅子から立ち上がって息を吸い込み、自分の名前を告げようとした。
しかし、
「…………!」
声が出なかった。いくら喉に力を込めても、最初の一音すら形にならずに、ただかすれた吐息が漏れるばかりだ。
そう言った黒帽子が肩ほどの高さに上げた右手を、ついっと振った。その指先から細い光の線が伸びてきて、空気を切るような鋭い音がしたかと思うと、〝増田〟の首の周りに熱い感触が走った。
「?」
次の瞬間には、〝増田〟の視界はゆっくりと下降――いや、落下し始めていた。
途中で回転した視界の中で〝増田〟が目にしたのは、頭部を失ったまま直立する、肥満した成人男性の身体だった。
「……っ!?」
直前までまとっていた「自称アマチュアアニメ批評家」の「設定」が霧散したことで、〝増田〟は意識を取り戻した。思わず首の周りに手をやるが、傷一つ付いてはいない。
「なるほど。君の能力にはそういう働きもあるわけだ」
感心したように言って、黒帽子は宙空をかき混ぜるように右手の指を動かした。そこにまとわりつくように、光の線が見え隠れする。目を凝らして見れば、それは極細のワイヤーだった。
〝増田〟の首に巻き付けたあれを素早く引くことで、瞬時に切断を行なったのだと、遅れて事態を把握する。
「……」
いま首を斬られたのは、あくまで〝増田〟の「設定」に過ぎない。だが、味わった「死」の感覚は本物だった。それを実行した黒帽子は、今も平然とした顔をしている。
目の前の怪人が何者であろうと、もはやこれだけは間違いがない。こいつは〝増田〟を殺しに来たのだ。無慈悲に、容赦なく。
「……!」
黒帽子と向き合ったまま〝増田〟は、後ろ手に恐るべき速度でキーボードを叩いた。わずか数秒で4000字超の記事を書き上げると、そのまま確認もせず匿名ブログに投稿する。
記事はすぐさま炎上気味に100オーバーのブクマが付き、新たな「設定」が〝増田〟の全身を覆った。そこに立っている姿は既に、制服を着た男性警察官そのものだった。
実のところ〝増田〟にとっても、匿名ブログのこのような使い方は初めてのことだった。だがその事実を意識することすらなく、〝増田〟はこの応用をごく自然に行っていた。まるでこれが本来の用法だったかのように。
警察官の〝増田〟は、いかにも手慣れた動きで腰のホルスターから素早く拳銃を引き抜いて安全装置を外すと、黒帽子の頭に狙いをつける。この距離なら外すことはないだろうし、さすがに銃弾を正面から受けても平気ということはあるまい。
しかし弾丸が発射されるより早く、引き金にかけた〝増田〟の指をめがけて光が走った。
「そんな危ないものは下ろした方がいい」
切断された指がぽろぽろと床に転がり、〝増田〟は拳銃を取り落とした。重い金属が床に叩きつけられる、ごとん、という音が響く。
「!」
失った指の痛みにのたうち回る間もなく、再び飛び来たワイヤーが〝増田〟の首に絡みついた。鋼糸はそのまま、いともたやすく肉に食い込み――
「……!」
一瞬のブラックアウトの後、警察官の「設定」もあえなく消え去ったことを〝増田〟は悟る。
〝増田〟は、次の「設定」を求めて、慌ててキーボードを叩き始めた。殺されないためにはそうするしかない。
黒帽子がワイヤーを一振りするたびに、現在の〝増田〟の「設定」が消滅する。〝増田〟は超スピードで匿名ダイアリーに記事を書き込み、新たな「設定」を得る。その繰り返しが続いた。
格闘家、ヤクザ、猟師、力士、刃渡り50センチの牛刀で前足を切り落として熊を倒した撮り鉄、1200万ドルの機械義手を身につけ「捕らわれざる邪悪」の二つ名を持つ元アメリカ特殊部隊員……
考えうる限りの、個人戦闘能力の高い人間の立場で書かれた記事を投稿し、その「設定」を使って制圧を試みる。だが、いずれの力をもってしても、〝増田〟は黒帽子の体に触れることさえできなかった。
「……」
異常なまでの適性ゆえに普段は意識せずに済んでいたが、この匿名ブログサービスは本来、少しでも油断すると「あれ?増田さん、この話前にもしませんでしたっけ?」と指摘を受ける、投稿者に厳しい場だ。いかに〝増田〟の記事とはいえ、短時間に似たようなネタを続けて投稿したのでは、ブクマやPVを稼ぐことなどできない。「設定」を定着させるためには、読者からのそういった「承認」を得なくてはならないのだ。
少なくとも同じ職業をネタにすることは避ける必要があった。とすれば、「設定」を潰されるたびに書ける記事の選択肢は少しずつ限られていく。
〝増田〟は、徐々に追い詰められつつあった。
その焦りが引き金となったのか。
「!!」
――字数制限。
都会生まれだった、両親がデザイン系の専門職だった、オシャレだと言われた。
不細工なわりには明るかった、コミュ力が高かった、面白いと言われた。
必要な努力ができた、受験勉強を中高大と勉強を頑張った、やりたいことがあって、世界一行きたい大学に行けた。
成長過程において、おそらく正しい失敗もできた、たぶん正しく成功もした。
自分よりバカなやつを見た、自分より圧倒的に頭が良いやつにも出会った。
自己肯定感はあるが、驕るのは恥ずべき行為だと考えることができた。
大きな会社の正社員になって、信頼を培って結果を見せて、物語を作る仕事に就いた。
30を超えて、好きにできるプロジェクトを任された。
満点じゃないけど、できる限り頑張った。
結果。
死にたい。
まず疲れた。
死ぬほどやりたいことやった結果まじで疲れた、しかもおわんない。関係作業おわんない。
頑張りたい、頑張る、疲れる、死にたい。
頑張ってきた人生の先がマジで死にたいしかない、とか死にたくない?死にたいわよ。
去年も死にたかったし、今年になって切り替えようと思ってたけど、
昔からマメに死にたかったけどなんでなんだろ?まるでわからない。今は死にたいのピーク。
みんな希死念慮どうすんの?
燃えるゴミの日とかに出したいんだけど、燃える?燃えないわ、すっごい不燃だわ。
遺書の書き方を調べたけど遺書とか残さず死にたい、というか消えたい。誰にも知られずに消えたい。
身辺整理したい、子供の頃書いた大量の落書き帳を捨ててない、恥ずかしい、どうしよう。性癖しか描いてない。
貯金あるけど使い道ないし、欲もないし。
結婚してるけど、この世は頑張って生きても希死念慮に苛まれるんだが!?って感じの結論イマココなので、命を誕生させるわけにはいかない。
不幸のループを止めたい。
不幸じゃない可能性もあるの?マジで?わかんない、私にできるかな?知らんわ、死ね。
いやだから死んだ方が良いって、いいのか?
物語つくってても、死んじゃいけないかどうかについては未だに結論出ない。
そりゃ、死なないで欲しい人はいっぱいいるけど、それとこれとは別やん?別やんね…。
例のサロンの参加者を10人くらいちぇっくしてみた。入会しなくても、そのサロンに入ってるやつはすぐ見つかる。おそらく尊師の指示に従ってるんだろうが、自分がサロン生だと表で公言してるやついっぱいいた。
思った以上に夢も希望もない、ただ搾取されるためだけに存在する家畜みたいなやつばっかりしかいなかった。
せめて欲に目がくらんだ元気なバカとかだったらまだましだったんだけど、実際はもうほんとに畜産業の現場を見させられてる気分。
とにかく参加してるやつのレベルが低い低い低い。しゃれにならん。
働きたくないどころか、そもそも働いたことがないやつばっかなの。社畜にすらなれない社畜以下の人間ばっか。
みんな性格は悪くないっぽい。むしろ温厚で素直な印象を与える。
でも、本当に救いようがないくらい頭が悪い。それだけじゃなくて、何にも自分でやろうとしない。自分では何一つまともな努力ができない。
尊師に言われたとおりに自撮りYoutube動画上げたりしてるやつが大半なんだけど、とにかくつまらない。ただしゃべってるだけ。覇気がない。見てるだけでエネルギー吸われそうなくらいに弱い。尊師はなんの教育してんだよ。
「Twitterやブログ運営開始して、5ヶ月目で収益ゼロ。 それでも会社勤めは無理なので、自己啓発本や情報商材に頼る」みたいなことをtwitterプロフィールに正直に書いてるやつがいるわけ。
あのさ、お前は乞食として金をめぐんでほしいのか、誰かから金を出してもらって儲けたいのか、その区別もつかないの? ネットでお金稼ぎたいって言ってるのにそのプロフィール? 何を勘違いしてんの?尊師は何を教育してんの?
こんなんばっかり。
このひとら、社会人になろうとしてもなれなんです。
まっとうな道で勝負するにはすでに絶望しかない負け犬なんです。
そして、その現実と向き合って受け入れるメンタルもないんです。
ついでに言うと、友達が全くいない雰囲気の子が多い。フォロワー数30以下ばっか。普通に生きてたらフォロワー数30しかない人間にはならんやろ。
完全に詰んでるか、あらゆる困難に立ち向かう気力がない。
本当に何一つない。今までなにして生きてきたのか全くわからない。空虚しかない。
まっとうな道で頑張れっていうの無理だよ。
この人たち、何も考えたくないんだよ。信じてたら救われるっていう夢がないと生きていけないところまで追い詰められてる。
数年後には後悔しかなくても、夢見させてくれるところに吸われるのはしょうがないわこれ。
この人たち、自ら進んで家畜になりたいんだよ。なにかに支配されてなにかの一部になることでこの世に存在することをや誰かに認知してほしいだけ。
このごにおよんでキャバクラみたいに都合のいい存在を求めてる。そういう思考だから今まで負け続けてきたってのが全然わかってない。
こんな家畜志願者がが同じ日本にわんさかいるって全然知らなった。もう人間として形をとどめてない。もう魂の形が家畜なんだよ。
こういうかわいそうなやつらを食い物にして心が痛まない人間からしたらそりゃ美味しいだろうな。
消費者庁はさ、被害者からの通報待ってても意味ないよ。こいつら消費者庁なんて絶対知らないし知ってても通報すらしないよ。
だって、無気力だもん。自ら進んで人間以下の家畜になることを求めてるんだもん。
でも、本当は人だ。ちゃんと人権を持ってる。誰かなんとかしてやってよ。私はこんな奴ら助けたくないけどそのくらいの権利は彼らにもある
俺もフォロワー数30人もいないわー。こういうサラッと人格や人生否定する人苦手やわー。おめー人間じゃねーわ、って言われてももうどうしたらいいかわからん…
この増田読んで、フォロワー数30もいないという共通項だけで自分がここで否定されてると思っちゃう人、読解力なさすぎ&共感力高すぎていつも傷ついてませんか? メンタル大丈夫ですか?
社会人になったのとほぼ同時に始めたブラウザゲームを今朝方やめた。アカウントごと消した。元々そのゲーム自体がもう落ち目ではあったが「ここまできたら最後まで見守ろう」という気持ちだったので、やめるとき(というかサービス終了時)はああしようとかこうしようとか、それなりの身支度みたいなものを考えていたけども、それすら放棄して、何もかもそのままにして消してしまった。ゲームのキャラクターに対して申し訳ないと思う気持ちすら萎えてしまった。
これまで理不尽な難易度、理不尽な攻略マップ、好きなキャラの扱い、たくさん思うところはあったにせよ、そういうものを出されたのだからと飲み込んでいた(愚痴は言いながら)。ただ今回は何度攻略してもお目当てがドロップしなかった。そんなことでやめるのかと歴戦のプレイヤーは思うだろうが、自分の出した解答が悪いわけでもないし、用意されたマップが(恐ろしく難はあれど)悪いわけでもないし、単に1週間ずっと確率に踊らされ続けて、マップを200周くらいして、すり減っていく資源(スタミナみたいなもの?)を見て、急に熱が冷めてしまった。いつも溢れるがままになっていたそれが何の成果もなくただすり減るのを見つづけるのが本当にしんどかった。
何のためにやっているのだろうと思ううちに、このゲームを楽しみたいからという考えが浮かび、そもそも楽しめていないならばその考えはもう意味をなさないのだと気づくのにかかる時間は驚くほど短かった。毎日それなりに時間をかけて、コツコツキャラクターのレベルを上げて、クエストをクリアして、毎回きちんとイベントをクリアして良いアイテムをもらい達成感を得るのはたぶん楽しかった。向いていたと思う。でもそれらが何のためだったのか、今はもはやすべて空虚なものでしかない。楽しかったと言えるかもよく分からない。とりあえず空いた時間はまた別のゲームをするのだろうけども。
東浩紀には様々な弟子がいる。それは彼と時間を多くともにした既に名のある批評家や小説家であったり、もしくはただ一回動ポモを読んだだけの学生だって弟子だと言える。
彼の著書を意識した言葉選びをするならば弟子であり子であり家族とも言える。東浩紀には様々な弟子や子どもがいる。親を慕う子もいれば憎み復讐をたくらみ絶縁した者もいる。とかく、彼に影響を受けた人間の数は多い。東浩紀は学校もたくさんやっている。芸術だったり批評だったり小説だったり、一昔前であればゼロアカと呼ばれていたものもあった。教えることを何度も繰り返し、弟子のような子のような存在がたくさん生まれた。それらは種のように撒かれいくつかは生まれ、広がりを持った。
東浩紀は弟子と喧嘩をする。本当によくする。彼は感情的なので裏切られた、後ろから刺されたような思いだった、など言う。弟子は心外だと思い、関係を修復しようとするがそれはとても困難なことだ。多くの場合関係は壊れ敵となる。だが、幾人かの弟子はその軋轢を乗り越えより強固な関係を彼と結ぶ。まるでワイドショーのように東浩紀と誰彼は喧嘩したり仲直りしたりと忙しい。人間がいて、感情がある。
東浩紀にとって一番大きく、そして厄介な育て方をしてしまった弟子である子ども、それが「ゲンロン」という会社だった。彼はそれを、あまりに甘やかし過ぎ、気を使いすぎ育ててしまった。その結果、ゲンロンは彼にとってわがままで気が利かなくそのくせ彼なしでは生きていけない憎まれ口を叩くニートのように育ってしまった。東はそれにずっと気づけなかった。気づいたときにはもう遅かった。なぜこんな子どもを生んでしまったのか。にくくて仕方ない。自分がいなければ生きていけないくせに常に罵倒を浴びせられ、こきを使われる、これほど増悪を抱く存在が他にあろうか。しかし、自分自身が作った存在なのだ。増悪はすべて自分に跳ね返り、いつしか精神の状態は鬱と呼ばれるターンに迷い込んだ。
東浩紀は限界を迎え、ゲンロンという弟子を突き放した。正確には、代表を辞めた。東浩紀は弟子とよく喧嘩をする。本当によくする。彼は感情的なので裏切られた、後ろから刺されたような思いだった、など言う。弟子は心外だと思い、関係を修復しようとするがそれはとても困難なことだ。多くの場合、関係は壊れ敵となる。だが、幾人かの弟子はその軋轢を乗り越えより強固な関係を彼と結ぶ。ゲンロンは、東浩紀と関係を修復し、さらに強固な絆を取り戻せるだろうか。それはおそらく、相当に難しいだろう。なぜなら、ゲンロンは人間ではなく会社だからだ。会社は、意思のあり方がぼんやりと空気で決められる。ましてや代表だった人間が突然変わってしまったのだからなおさら、東浩紀の居ないゲンロンという会社は意思のあり方が非常に曖昧なのだ。だが、東浩紀からの増悪は受け続ける。この空虚な存在であるゲンロンが再び主人と関係を結ぶには、かつてあったような喧嘩や仲直りとは別次元の思考回路、レイヤーが必要である。しかし、現実で対応可能な人間はもう既に疲れ果て、逃れるものは逃げ、敗戦濃厚と言って良い状態だ。どうしたらいいの だれかおしえて
これは非の打ち所打ちどころがないって話じゃね?
なのに利害関係関係しかないんだーとかさ誰でもいいとか言いながら
何言っちゃってるの?
金でいうことを聞かせるのは「承認」とは言わない。
それが分かってないからこういう頓珍漢なことをいつまでも言ってる。
KKOが求めてるのはSEXじゃなくて「承認」だって言ってんだろ。
「利害関係」じゃなくて「承認」な。これを無視するならもう話すことはない。
あと、もう一回言っておくけど飢え死に寸前の人間に「働かざる者食うべからず」と言って何になるの