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2021-05-03

性の悦びを知りやがって😠

貴様にはまだ早い!!😠

性の悦びを知りやがって😠

貴様にはまだ早い!!😠

2021-04-27

anond:20210427003706

(鼻に手をやりながら)・・・・・・ハッ!

・ ・ ・ ・ ・   ・ ・ ・ ・

JOJO貴様・・・何をした

2021-04-26

底辺プログラマー「お前は今まで何人分の仕事を奪ってきたんだ!」

超絶ハッカー貴様は今まで作ったリポジトリの数を覚えているのか?」

性の悦びを知りやがって😠

貴様にはまだ早い😠💢

今回の緊急事態宣言で外で酒飲んでる奴らからゲバ棒でどつかれまくる

そういう犯人を決めるのが今回の緊急事態宣言がもたらすものだ!

残念だったな飲んだくれ共!楽しく路上飲み、俺らの自由を返せとか言えると思ったか

から犯人を作るんだよ!真犯人中国人だろうが現在進行形感染拡大の犯人になるのはこんなに非常事態なのに路上で飲んでるような飲んだくれ共が完全に悪いのさ!

今度からそういう法律でぶん殴ってくから

満員電車を作る奴や仕事に来させる奴が悪い!?誰が路上で飲んでいいと言った!ガハハ!我々が許可してないことをしたのは貴様らだ!

意図的細菌蔓延させたテロリストとして君を捕捉するぞ!私服警官が君の生活監視するぞ!うおおお!

からアルコールを出すお店は許さないぞ!カラオケする店も許さないぞ!

民衆癒し?はぁ?その民衆から感染が拡大してるんですが??またテロリストが何か企ててるのね!ポリスおいで!そんなところで膝立てて敬礼してないであ細菌をばら撒くテロリスト共を捕まえなさい!

外で飲む奴はテロリストよ!宣言に従って密かに生きてる国民潜在的テロリストよ!

 

あ!チャイナの皆さんこんにちはケンチャナヨー!オリンピックケンチャナだから開催大丈夫アルヨー!

2021-04-24

anond:20210423212041

我らは福衆……いずれ貴様らを必ず幸福にせしめようぞ……!

首を洗って身を清めておるが良いわ!

2021-04-19

他人任せの同人女がジャンルを潰す

もう、時効だと思うので書かせてもらいます

数年前、私は某作品BL二次創作同人活動をしていました。

その作品は、作中のメインキャラとその親友(ここではA×Bとする)が腐女子にいたく受けて、とても人気が出た作品でした。

その作品オンリーイベントサークル参加・ともに一般参加満員御礼、その二人の同人誌もめちゃくちゃたくさん発行されていました。

かくいう私もその二人にどハマりし、A×Bで同人活動をはじめたのでした。

このカップリング公式から供給もすごく、この作品同人活動をする人はほとんどA×Bと言っても過言でもないカップリングでした。

ですが、なぜか赤豚さんでも貴様ちゃんでもカップリングオンリーがほぼ開催されなかったのです。

アンソロもたくさん出たけれど、有志でのプチオンリーもなぜか開催される気配が見られない。

めちゃくちゃA×Bのオンリーに出たい。

プチがないのであれば企画しよう、と私は考えました。

私は普段のメインジャンル(ややマイナーですが)でプチ主催経験があったし、別ジャンルオンリーの共催経験があったか大丈夫だろうと思っていたのです。

けれど、開催告知後、とても後悔することになりました。

企画アカウントメールボックスTwitter個人アカウントマシュマロに、匿名の人たちからの「ご意見」がたくさん届いたからです。

もっと早く告知して欲しかった。

開催イベントは△△あわせが良かった。

イベント主催をするなら、個人アカ仕事ソシャゲの話をするな。

当日企画もっと豪華にしたほうがいい。

アンソロに☓☓さんが呼ばれてないのはおかしい。

これらは一例ではありますが、匿名であることをいいことに言いたい放題でした。

皆、プチ主催ってボランティアなのを知ってます?というような「ご意見」ばかりだったと記憶しています

そして匿名じゃなくても、たくさん「ご意見」は送られてきました。

主催のくせに参加者全員のTwitterアカフォローしてないのはおかしい。

私のプチ参加の告知を主催さんの個人アカRTお気に入りをしてくれないのはなぜ?

そして、これらの「ご意見」に対して回答すると、今度は「そんな意見に返事をすると、このカプのイメージが悪くなるからやめろ」「好きで企画したんだろう?なら我慢しろ」と言われてしまったのです。

※昔やってたカスタマーサポート短期バイトで受けたクレーム電話と、これらのメッセージはほぼ同じノリだった気がします。

前に別ジャンルのプチの主催オンリーの共催をしたときはまだTwitter黎明期で、Twitterマシュマロが当たり前になった時代じゃないという違いはあるとは思いますよ。

でも、前はここまで言われなかったし、むしろ皆協力的だったけれど、今回はなんでここまで言われないといけないのか?と思ってしまいました…。

それでも友達や周りの方の協力もあって、頑張ってそのプチは無事に盛況で終わったのでした。

けれど、その後も酷かったのです。

なんと、何かイベントに参加するたび、色んな人に「またA×Bプチお願いしますね。私は何も手伝えませんけど開催希望してます」と言われたのです。

その言葉を聞いたときイベント開催前に「ご意見」をくれたひとたちや、このひとたちは「お客様」なんだな。

それもお金を払ったり、自分で苦労したりする気はなく、他人の頑張りにタダ乗りしたがる「お客様」なんだな、と感じました。

その後作品が完結し、徐々にジャンルから人が減り始めてからは、より強く「次のプチはまだですか?」と言われてしまう。

なんで、皆こんな他人任せなんだ?

誰かがやってくれるのを待つだけなのか?

そんなの、頑張って主催する人間が苦労したり嫌な思いをするだけじゃないか

なんだかバカバカしくて、結局そのカプの活動を私は辞めて、元のジャンルに戻ってしまったのでした。

それと前後するタイミングで、今までA×Bアンソロ企画主催してくれていた人たちもジャンルを移動し、大きなイベント企画主催する人たちがジャンルからいなくなりました。

深くは聞いてませんが、だいたい同じような状況だったようです。

結局、ありがたいという気持ちを持たず、何も手伝わない、何もしない他人任せの「お客様」…同人女たちの「あれやってくれ」「これやってくれ」という声やクレームが大きすぎるとジャンルからイベントを催してくれる人が去っていってしまうのではないでしょうか。

専業主婦と同じですよね。

家族が好きでも、作品カップリングが好きでも、家事や、主催をやって当たり前だと思われたら、やる気をなくしていなくなってしまうかもしれない。

多分、某新型ウイルス流行ってない時期のプチでもこうだったんだからウイルス流行してイベントが減ったりWEBイベントになったりしてる最近は、もっとこういう「お客様」が増えてるんじゃないかと推測してます

もしあなたジャンルに何かアンソロオンリーやワンドロ企画を率先して主催してくれる人がいたなら、匿名で「ご意見」を送るよりもお礼の気持ちをいっぱい伝えて大事にしてあげてほしい。

多分そのほうがあなたジャンルは長続きすると思うから

最後に。

何度も繰り返し「私何もできませんけど、二回目のプチ待ってますね」と言っていたうちの一人のTwitterアカを久々に見る機会がありました。(偶然です)

彼女も別のジャンルに移動していたんですが、そのジャンルでも「推しカプのイベントとかアンソロいかな〜」と言っていたんですよね。

どこに行っても受け身なんだな、と思って笑ってしまいましたよ…。

T○KI○を見てくださいよ、ラーメンを作るなら麦から作ってるじゃないですか。

結局のところ、ないなら自分で作るしかないんですよね。

最後に、こんな昔の思い出話に付き合ってくれた方、ありがとうございます

あなたと、あなたの好きなジャンルカップリング末永く盛り上がりますよう祈っています

ひとりの同人女より。

2021-04-17

anond:20210417084131

ワシは闇の増田じゃ!ギャハハ!先ずはウーバーイーツを頼んだら頼まなかったりすることで元増田迷惑をかけてやろう!!

 

ガハハ登録の仕方がわからんかったからこの提案は闇に葬ることにするわ…!

見ていろ元増田め!いずれ貴様もこの提案のように我が手で闇に葬り去ってくれるのだからな…!!

[] #93-2「栄光の懸け箸」

≪ 前

今にして思えば、きっかけは何気ないものだ。

よく連れ立つ仲間達と、自宅で軽い昼食を摂っている時だった。

「袋麺を作るだけで、妙に自信満々だった時点で怪しく思うべきではあった」

「何でだよ。おいしいだろ」

「余計なアレンジをしても美味いのは、そもそもが美味いからであって、決して貴様の手柄ではない」

「まー、タイナイの気持ちも分かるよ? どこぞの情報サイトレシピ見かけて、試してみたくなったんでしょ。でも、オイラ達を巻き込まないでほしい」

仲間の一人にタイナイって奴がいて、こいつの調理したインスタントラーメン賛否両論だった。

まあ、“賛否両論”という表現をするときは、大抵“否”の割合が多かったりするんだが。

「基本インスタントラーメンは、袋に書かれてる通りに作るのが一番いいのだ。メーカー商品開発に試行錯誤して、この通りに作ることを想定して世に出したのだから

「茹で時間に関しては工夫すべきだろうけどな」

「なぬっ?」

それを皮切りに、インスタントラーメン談義が始まった。

「器に移して、テーブルに持っていく間にも麺はスープを吸い続ける。それを計算して、早めに火を止めた方がいいんだよ。もしトッピングをするなら尚更だ」

「いや、ちゃんと茹でるべきだよ。小麦粉はしっかり熱を入れないと消化吸収しにくいんだから

「その指摘は的外れだ。基本インスタントラーメン油揚げ麺だから、既に熱を加えてある状態だ。極論、茹でずに食べても問題ない」

「えー? それはさすがに……」

あくまで極論だと言っただろ!」

交わした内容は、突き詰めれば突き詰めるほど、どうでもよいものとなっていった。

だが、どうでもいいことほど仲間内では熱を帯びやすい。

インスタントで洗い物が増えると、なんか嫌じゃないっすか? だからイラは鍋に入ったまま食う」

「それだとスープが飲めないだろ」

レンゲを使えばいいじゃないっすか」

「洗い物が増えてるぞ」

「というか、スープなんて飲むべきじゃないよ。あれにどれだけの塩分が含まれいるか、それに溶け出した油も……」

「そんな健康面まで気にするなら、もうインスタントラーメン食べない方がいい」

そうして熱を帯びた議論は、茹で過ぎた麺のようにグダグダになっていく。

挙句、当初の目的からどんどん外れていくわけだ。

もしかしてタイナイはあれっすか? ヌーハラとか言い出すタイプ?」

「なんだよ、そのイメージ

「なあ、ヌーハラってなんだ?」

ヌードルハラスメント。麺をずるずる啜る音が不快だという指摘だ」

「なんだそりゃ。落語蕎麦しぐさとか見たことないのか。あれは文化、むしろ音をたてるのがマナーだろ」

「そこまで言い出すと、些か主語が大きすぎる気もするけど」

ここで文化だのマナーだのの話にシフトしたのがマズかった。

次 ≫

2021-04-14

anond:20210414135649

貴様納豆菌の手中に堕ちてしまたか……

だがまだ遅くない、納豆菌の真実理解し……その上でやつらと共存していくか選ぶがよい……

http://horikawad.hatenadiary.com/entry/20130401/1364754733

2021-04-11

中国ECサイトヤバイ

ヤバイ中国ECサイトヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ

中国ECサイトヤバイ

まず広い。もう広いなんてもんじゃない。超広い。

広いとかっても「東京ドーム20個ぶんくらい?」

とか、もう、そういうレベルじゃない。

しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。何坪とか何ヘクタールとかを超越してる。無限だし超広い。

しかも膨張してるらしい。ヤバイよ、膨張だよ。

だって普通地球とか膨張しないじゃん。だって自分の部屋の廊下だんだん伸びてったら困るじゃん。トイレとか超遠いとか困るっしょ。

通学路が伸びて、一年ときは徒歩10分だったのに、三年のとき自転車で二時間とか泣くっしょ。

から地球とか膨張しない。話のわかるヤツだ。

けど中国ECサイトヤバイ。そんなの気にしない。膨張しまくり。最も遠くから到達する光とか観測してもよくわかんないくらい遠い。ヤバすぎ。

無限っていったけど、もしかしたら有限かもしんない。でも有限って事にすると

「じゃあ、中国ECサイトってナニよ?」

って事になるし、それは共産党しかからない。ヤバイ共産党しかからないなんて凄すぎる。

試しによ、app storeとかでAliExpressって

アプリダウンロードしてみな。

それでカタカナiphoneケースって検索してみな。超安い。それからAmazoniphoneケースって検索してみな。ヤバイよ。この価格差違和感だらけのタイトル日本語おかしレビュー

圧倒的高評価。そりゃこんだけ利ざやがあるんだからサクラだらけだわ。あと質は悪くない。もう安くてこれでいいんじゃねぇかって。ヤバイ

なんつっても中国ECサイト馬力が凄い。著作権とか気にしないし。中国ECサイト全然平気。無限無限のまま扱ってる。凄い。ヤバイ

とにかく貴様ら、中国ECサイトのヤバさをもっと知るべきだと思います

2021-04-10

無能

社会人5年目ぐらいが経過して上司先輩部下後輩バイトといろんな人間と接してきて

自称無能の人間とかもいろいろ見てきたけど、まじの無能自覚すらないんだということに強烈なバイトスタッフ出会った。

全体的にそいつ作業について言えるのが他人への気遣いゼロの行動しかできていなかったり、相手のこと全く考えられてないんだよ。

成果物に対して受け取り手がどう考えるとか見やすいとかそういった配慮ゼロ

作業中分からないつったことを教えてたら親しい仲でもないのに返事が「うん」。

成果物を利用したその先も考えられてない。

あまつさえ掲示作成してポスターサイズで作っといて、って業務を振ったら1週間立ってもなにもなく、聞いてみたらポスター印刷が調べても分からずできませんでしたと。

ぶっちゃけ30分あればできるもんだと思ってて休みとか繁忙が重なっててほっといても掲示しとるやろと進捗確認を怠ったのはこっちのミス

流石に相談してくれ、とか言ったが最終的にそいつから出てきたのは「調べてもわかりませんし私に言わないでください」と逆ギレしてきた。

何者なんだよ貴様

無能というかもはやただただやべーやつという認識になってきたけど、自称無能はまだ自覚してる分できない無理はしないからまだいいなと思いました。

大学卒業したらプログラミング先生になると考えてるみたいだけどPC操作の基本の基本でわからないことを調べて見つけるスキルを身につけないと無理だと思うわ。

ストレスまりすぎたので愚痴

2021-04-08

雑誌映画秘宝』の記憶(45)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.18)

 出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判2』(2004年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

引用ここから

[p166-167]

【※】『キル・ビル』に関する話題から時代証言に移ります

 町山:はっきり言えるのは、『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』とか『直撃地獄拳』(74年)が好きなだけで、もう、絶対にダチだってことだよ。

 柳下:どうして?

 町山:モテいからさ!ダサいからさ!この手の映画は今でこそ『映画秘宝』でしられるようになったけど、それまでは誰も見向きもしないクズだったんだ。特に80年代は完全に忘れられていたんだ!

 柳下:急に力入ったね。

 町山:いいか、オレがそういう映画を観ていたのは十六歳から二十六歳にかけて、つまり、人がいちばん恋愛してセックスする期間だよ。しか80年代バブルで、男はダブルイタリアンスーツ、女はボディコン恋愛セックスに狂っていたトレンディドラマ時代だったんだ。でも、オレは六本木西麻布に行く代わりに浅草池袋酔っ払いジジイに交じって、タバコの煙越しに千葉ちゃんを観てたんだよ!中野監督杉作J太郎さんや、きっとタランティーノもそうなんだよ!

 柳下タランティーノ浅草に行かないでしょ。

 町山:でも誕生日には自分へのプレゼントとしてソニー千葉三本立てオールナイトを観てたんだよ!『トゥルー・ロマンス』(93年)は本当の話なんだよ!でも、現実にはそんな映画を一緒に観てくれるアラバマみたいな女の子はいないんだ!その悲しさがエリック・ロメールだのR・W・ファスビンダーだの観てた貴様にわかるか?え?

【※】「モテない/モテなかった」こと自体別に罪ではありませんが、しかし、何故コレで「オレは恋愛論を語れる!」と勘違いできたのでしょうか。

(初出『映画秘宝』03年vol.49)

感想

 世の中には「モテない/モテなかった人間」は多数います。そのことは当人にとって、当人しか理解し得ない、理不尽現実だろうと思いますしかし、それでも真っ当に生きている人たちの方が大多数であろうと、私は信じています

 そういう中で「モテなかった!」と過去怨念叫びながら、権力勾配を利用してセクハラ的な言動をする町山智浩らのような人間存在は、偏見助長しかねない甚だ迷惑千万なことだと思います

 この投稿は以上です。ヘイル・サタン

anond:20210408142940

誰が喋って良いと言った?貴様共のくだらぬ意思で物を言うな私に聞かれた事のみ答えよ

2021-04-07

リマインダー

今日電車乗ってたら、前にキモオタが二人乗ってきた。

なんか一人がデカイ声で「貴様は~~~!!だから2ちゃんねる馬鹿

されるというのだ~~~!!この~~~!」

ともう片方の首を絞めました。

絞められた方は「ぐええぇーー!悪霊退散悪霊退散!!」と十字を切っていた。

割と絞められているらしく、顔がドンドンピンクになっていった。

渋谷でもう一人、仲間らしい奴が乗り込んできてその二人に声をかけた。

お!忍者キッドさんとレオンさん!奇遇ですね!」 「おお!そういう君は****(聞き取れず。何かキュンポぽい名前)ではないか

敬礼!」

敬礼!出た!敬礼出た!得意技!敬礼出た!敬礼!これ!敬礼出たよ~~!」

俺は限界だと思った。

2021-04-03

洗濯機が止まった。

洗濯物を干さねばならない。

 

干してやる。

貴様ら、全員干してやる。

覚悟せい。

2021-03-30

anond:20210329105017

貴様は~~~!!だから2ちゃんねる馬鹿にされるというのだ~~~!!この~~~!

2021-03-22

カイロ団長

あるとき、三十疋ぴきのあまがえるが、一緒いっしょに面白おもしろ仕事をやって居おりました。

 これは主に虫仲間からたのまれて、紫蘇しその実やけしの実をひろって来て花ばたけをこしらえたり、かたちのいい石や苔こけを集めて来て立派なお庭をつくったりする職業しょうばいでした。

 こんなようにして出来たきれいなお庭を、私どもはたびたび、あちこちで見ます。それは畑の豆まめの木の下や、林の楢ならの木の根もとや、又また雨垂あまだれの石のかげなどに、それはそれは上手に可愛かあいらしくつくってあるのです。

 さて三十疋は、毎日大へん面白くやっていました。朝は、黄金色きんいろのお日さまの光が、とうもろこし影法師かげぼうしを二千六百寸も遠くへ投げ出すころからさっぱりした空気すぱすぱ吸って働き出し、夕方は、お日さまの光が木や草の緑を飴色あめいろにうきうきさせるまで歌ったり笑ったり叫さけんだりして仕事しました。殊ことにあらしの次の日などは、あっちからもこっちからもどうか早く来てお庭をかくしてしまった板を起して下さいとか、うちのすぎごけの木が倒たおれましたから大いそぎで五六人来てみて下さいとか、それはそれはいそがしいのでした。いそがしければいそがしいほど、みんなは自分たちが立派な人になったような気がして、もう大よろこびでした。さあ、それ、しっかりひっぱれ、いいか、よいとこしょ、おい、ブチュコ、縄なわがたるむよ、いいとも、そらひっぱれ、おい、おい、ビキコ、そこをはなせ、縄を結んで呉くれ、よういやさ、そらもう一いき、よおいやしゃ、なんてまあこんな工合ぐあいです。

 ところがある日三十疋のあまがえるが、蟻ありの公園地をすっかり仕上げて、みんなよろこんで一まず本部へ引きあげる途中とちゅうで、一本の桃ももの木の下を通りますと、そこへ新らしい店が一軒けん出ていました。そして看板がかかって、

「舶来はくらいウェスキイ 一杯ぱい、二厘りん半。」と書いてありました。

 あまがえるは珍めずらしいものですから、ぞろぞろ店の中へはいって行きました。すると店にはうすぐろいとのさまがえるが、のっそりとすわって退くつそうにひとりでべろべろ舌を出して遊んでいましたが、みんなの来たのを見て途方もないいい声で云いいました。

「へい、いらっしゃい。みなさん。一寸ちょっとおやすみなさい。」

「なんですか。舶来のウェクーというものがあるそうですね。どんなもんですか。ためしに一杯呑のませて下さいませんか。」

「へい、舶来のウェスキイですか。一杯二厘半ですよ。ようござんすか。」

「ええ、よござんす。」

 とのさまがえるは粟あわつぶをくり抜ぬいたコップにその強いお酒を汲くんで出しました。

「ウーイ。これはどうもひどいもんだ。腹がやけるようだ。ウーイ。おい、みんな、これはきたいなもんだよ。咽喉のどへはいると急に熱くなるんだ。ああ、いい気分だ。もう一杯下さいませんか。」

はいはいこちらが一ぺんすんでからさしあげます。」

「こっちへも早く下さい。」

はいはい。お声の順にさしあげます。さあ、これはあなた。」

「いやありがとう、ウーイ。ウフッ、ウウ、どうもうまいもんだ。」

「こっちへも早く下さい。」

はい、これはあなたです。」

「ウウイ。」

おいもう一杯お呉れ。」

「こっちへ早くよ。」

「もう一杯早く。」

「へい、へい。どうぞお急せきにならないで下さい。折角せっかく、はかったのがこぼれますから。へいと、これはあなた。」

「いや、ありがとう、ウーイ、ケホン、ケホン、ウーイうまいね。どうも。」

 さてこんな工合で、あまがえるはお代りお代りで、沢山たくさんお酒を呑みましたが、呑めば呑むほどもっと呑みたくなります

 もっとも、とのさまがえるのウィスキーは、石油缶かんに一ぱいありましたから、粟つぶをくりぬいたコップで一万べんはかっても、一分もへりはしませんでした。

おいもう一杯おくれ。」

「も一杯お呉れったらよう。早くよう。」

「さあ、早くお呉れよう。」

「へいへい。あなたさまはもう三百二杯目でございますがよろしゅうございますか。」

「いいよう。お呉れったらお呉れよう。」

「へいへい。よければさし上げます。さあ、」

「ウーイ、うまい。」

「おい、早くこっちへもお呉れ。」

 そのうちにあまがえるは、だんだん酔よいがまわって来て、あっちでもこっちでも、キーキーイといびきかいて寝ねてしまいました。

 とのさまがえるはそこでにやりと笑って、いそいですっかり店をしめて、お酒石油缶にはきちんと蓋ふたをしてしまいました。それから戸棚とだなからくさりかたびらを出して、頭からから足のさきまでちゃんと着込きこんでしまいました。

 それからテーブル椅子いすをもって来て、きちんとすわり込みました。あまがえるはみんな、キーキーイといびきかいています。とのさまがえるはそこで小さなしかけを一つ持って来て、自分椅子の向う側に置きました。

 それからから鉄の棒をおろして来て椅子へどっかり座すわって一ばんはじのあまがえる緑色のあたまをこつんとたたきました。

「おい。起きな。勘定かんじょうを払はらうんだよ。さあ。」

キーイ、キーイ、クヮア、あ、痛い、誰たれだい。ひとの頭を撲なぐるやつは。」

勘定を払いな。」

「あっ、そうそう。勘定はいくらになっていますか。」

「お前のは三百四十二杯で、八十五銭五厘だ。どうだ。払えるか。」

 あまがえるは財布さいふを出して見ましたが、三銭二厘しかありません。

「何だい。おまえは三銭二厘しかないのか。呆あきれたやつだ。さあどうするんだ。警察へ届けるよ。」

「許して下さい。許して下さい。」

「いいや、いかん。さあ払え。」

「ないんですよ。許して下さい。そのかわりあなたのけらいになりますから。」

「そうか。よかろう。それじゃお前はおれのけらいだぞ。」

「へい。仕方ありません。」

「よし、この中にはいれ。」

 とのさまがえるは次の室へやの戸を開いてその閉口したあまがえるを押おし込んで、戸をぴたんとしめました。そしてにやりと笑って、又どっしり椅子へ座りました。それから例の鉄の棒を持ち直して、二番目のあま蛙がえるの緑青ろくしょういろの頭をこつんとたたいて云いました。

「おいおい。起きるんだよ。勘定勘定だ。」

キーイ、キーイ、クワァ、ううい。もう一杯お呉れ。」

「何をねぼけてんだよ。起きるんだよ。目をさますんだよ。勘定だよ。」

「ううい、あああっ。ううい。何だい。なぜひとの頭をたたくんだい。」

「いつまでねぼけてんだよ。勘定を払え。勘定を。」

「あっ、そうそう。そうでしたね。いくらになりますか。」

「お前のは六百杯で、一円五十銭だよ。どうだい、それ位あるかい。」

 あまがえるはすきとおる位青くなって、財布をひっくりかえして見ましたが、たった一銭二厘しかありませんでした。

「ある位みんな出しまからどうかこれだけに負けて下さい。」

「うん、一円二十銭もあるかい。おや、これはたった一銭二厘じゃないかあんまり人をばかにするんじゃないぞ。勘定の百分の一に負けろとはよくも云えたもんだ。外国のことばで云えば、一パーセントに負けて呉れと云うんだろう。人を馬鹿にするなよ。さあ払え。早く払え。」

だって無いんだもの。」

「なきゃおれのけらいになれ。」

「仕方ない。そいじゃそうして下さい。」

「さあ、こっちへ来い。」とのさまがえるはあまがえるを又次の室へやに追い込みました。それから又どっかりと椅子へかけようとしましたが何か考えついたらしく、いきなりキーキーいびきかいているあまがえるの方へ進んで行って、かたっぱしからみんなの財布を引っぱり出して中を改めました。どの財布もみんな三銭より下でした。ただ一つ、いかにも大きくふくれたのがありましたが、開いて見ると、お金が一つぶも入っていないで、椿つばきの葉が小さく折って入れてあるだけでした。とのさまがえるは、よろこんで、にこにこにこにこ笑って、棒を取り直し、片っぱしかあまがえる緑色の頭をポンポンポンポンたたきつけました。さあ、大へん、みんな、

「あ痛っ、あ痛っ。誰だい。」なんて云いながら目をさまして、しばらくきょろきょろきょろきょろしていましたが、いよいよそれが酒屋のおやじのとのさまがえるの仕業しわざだとわかると、もうみな一ぺんに、

「何だい。おやじ。よくもひとをなぐったな。」と云いながら、四方八方から、飛びかかりましたが、何分とのさまがえるは三十がえる力りきあるのですし、くさりかたびらは着ていますし、それにあまがえるはみんな舶来ウェスキーでひょろひょろしてますから、片っぱしかストンストンと投げつけられました。おしまいにはとのさまがえるは、十一疋のあまがえるを、もじゃもじゃ堅かためて、ぺちゃんと投げつけました。あまがえるはすっかり恐おそれ入って、ふるえて、すきとおる位青くなって、その辺に平伏へいふくいたしました。そこでとのさまがえるがおごそかに云いいました。

「お前たちはわしの酒を呑のんだ。どの勘定も八十銭より下のはない。ところがお前らは五銭より多く持っているやつは一人もない。どうじゃ。誰かあるか。無かろう。うん。」

 あまがえるは一同ふうふうと息をついて顔を見合せるばかりです。とのさまがえるは得意になって又はじめました。

「どうじゃ。無かろう。あるか。無かろう。そこでお前たちの仲間は、前に二人お金を払うかわりに、おれのけらいになるという約束くそくをしたがお前たちはどうじゃ。」この時です、みなさんもご存じの通り向うの室の中の二疋ひきが戸のすきまから目だけ出してキーと低く鳴いたのは。

 みんなは顔を見合せました。

「どうも仕方ない。そうしようか。」

「そうお願いしよう。」

「どうかそうお願いいたします。」

 どうです。あまがえるなんというものは人のいいものですからすぐとのさまがえるのけらいになりました。そこでとのさまがえるは、うしろの戸をあけて、前の二人を引っぱり出しました。そして一同へおごそかに云いました。

「いいか。この団体カイロ団ということにしよう。わしはカイロ団長じゃ。あしたからはみんな、おれの命令にしたがうんだぞ。いいか。」

「仕方ありません。」とみんなは答えました。すると、とのさまがえるは立ちあがって、家をぐるっと一まわしましました。すると酒屋はたちまちカイロ団長の本宅にかわりました。つまり前には四角だったのが今度は六角形の家になったのですな。

 さて、その日は暮くれて、次の日になりました。お日さまの黄金色きんいろの光は、うしろの桃の木の影法師かげぼうしを三千寸も遠くまで投げ出し、空はまっ青にひかりましたが、誰もカイロ団に仕事を頼たのみに来ませんでした。そこでとのさまがえるはみんなを集めて云いました。

「さっぱり誰も仕事を頼みに来んな。どうもこう仕事がなくちゃ、お前たちを養っておいても仕方ない。俺おれもとうとう飛んだことになったよ。それにつけても仕事のない時に、いそがしい時の仕度したくをして置くことが、最必要だ。つまりその仕事材料を、こんな時に集めて置かないといかんな。ついてはまず第一が木だがな。今日はみんな出て行って立派な木を十本だけ、十本じゃすくない、ええと、百本、百本でもすくないな、千本だけ集めて来い。もし千本まらなかったらすぐ警察へ訴うったえるぞ。貴様らはみんな死刑しけいになるぞ。その太い首をスポンと切られるぞ。首が太いからスポンとはいかない、シュッポォンと切られるぞ。」

 あまがえるどもは緑色の手足をぶるぶるぶるっとけいれんさせました。そしてこそこそこそこそ、逃にげるようにおもてに出てひとりが三十三本三分三厘強ずつという見当で、一生けん命いい木をさがしましたが、大体もう前々からさがす位さがしてしまっていたのですからいくらそこらをみんながひょいひょいかけまわっても、夕方までにたった九本しか見つかりませんでした。さあ、あまがえるはみんな泣き顔になって、うろうろうろうろやりましたがますますどうもいけません。そこへ丁度一ぴきの蟻ありが通りかかりました。そしてみんなが飴色あめいろの夕日にまっ青にすきとおって泣いているのを見て驚おどろいてたずねました。

あまがえるさん。昨日はどうもありがとう。一体どうしたのですか。」

今日は木を千本、とのさまがえるに持っていかないといけないのです。まだ九本しか見つかりません。」

 蟻はこれを聞いて「ケッケッケッケ」と大笑いに笑いはじめました。それからしました。

千本持って来いというのなら、千本持って行ったらいいじゃありませんか。そら、そこにあるそのけむりのようなかびの木などは、一つかみ五百本にもなるじゃありませんか。」

 なるほどとみんなはよろこんでそのけむりのようなかびの木を一人が三十三本三分三厘ずつ取って、蟻にお礼を云って、カイロ団長のところへ帰って来ました。すると団長は大機嫌だいきげんです。

「ふんふん。よし、よし。さあ、みんな舶来はくらいウィスキーを一杯いっぱいずつ飲んでやすむんだよ。」

 そこでみんなは粟あわつぶのコップで舶来ウィスキーを一杯ずつ呑んで、くらくら、キーキーイと、ねむってしまいました。

 次の朝またお日さまがおのぼりになりますと、とのさまがえるは云いました。

「おい、みんな。集れ。今日もどこから仕事をたのみに来ない。いいか今日はな、あちこち花畑へ出て行って花の種をひろって来るんだ。一人が百つぶずつ、いや百つぶではすくない。千つぶずつ、いや、千つぶもこんな日の長い時にあんまり少い。万粒つぶずつがいいかな。万粒ずつひろって来い。いいか、もし、来なかったらすぐお前らを巡査じゅんさに渡わたすぞ。巡査は首をシュッポンと切るぞ。」

 あまがえるどもはみんな、お日さまにまっさおにすきとおりながら、花畑の方へ参りました。ところが丁度幸さいわいに花のたねは雨のようにこぼれていましたし蜂はちもぶんぶん鳴いていましたのであまがえるはみんなしゃがんで一生けん命ひろいました。ひろいながらこんなことを云っていました。

「おい、ビチュコ。一万つぶひろえそうかい。」

「いそがないとだめそうだよ、まだ三百つぶにしかならないんだもの。」

「さっき団長が百粒ってはじめに云ったねい。百つぶならよかったねい。」

「うん。その次に千つぶって云ったねい。千つぶでもよかったねい。」

「ほんとうにねい。おいら、お酒をなぜあんにのんだろうなあ。」

「おいらもそいつを考えているんだよ。どうも一ぱい目と二杯目、二杯目と三杯目、みんな順ぐりに糸か何かついていたよ。三百五十杯つながって居たとおいら今考えてるんだ。」

「全くだよ。おっと、急がないと大へんだ。」

「そうそう。」

 さて、みんなはひろってひろってひろって、夕方までにやっと一万つぶずつあつめて、カイロ団長のところへ帰って来ました。

 するととのさまがえるのカイロ団長はよろこんで、

「うん。よし。さあ、みんな舶来ウェスキーを一杯ずつのんで寝ねるんだよ。」と云いました。

 あまがえるもも大よろこびでみんな粟あわのこっぷで舶来ウィスキイを一杯ずつ呑んで、キーキーイと寝てしまいました。

 次の朝あまがえるどもは眼めをさまして見ますと、もう一ぴきのとのさまがえるが来ていて、団長とこんなはなしをしていました。

「とにかく大いに盛さかんにやらないといかんね。そうでないと笑いものになってしまうだけだ。」

「全くだよ。どうだろう、一人前九十円ずつということにしたら。」

「うん。それ位ならまあよかろうかな。」

「よかろうよ。おや、みんな起きたね、今日は何の仕事をさせようかな。どうも毎日仕事がなくて困るんだよ。」

「うん。それは大いに同情するね。」

今日は石を運ばせてやろうか。おい。みんな今日は石を一人で九十匁もんめずつ運んで来い。いや、九十匁じゃあまりいかな。」

「うん。九百貫という方が口調がいいね。」

「そうだ、そうだ。どれだけいいか知れないね。おい、みんな。今日は石を一人につき九百貫ずつ運んで来い。もし来なかったら早速警察貴様らを引き渡すぞ。ここには裁判の方のお方もお出いでになるのだ。首をシュッポオンと切ってしまう位、実にわけないはなしだ。」

 あまがえるはみなすきとおってまっ青になってしまいました。それはその筈はずです。一人九百貫の石なんて、人間でさえ出来るもんじゃありません。ところがあまがえるの目方が何匁あるかと云ったら、たかが八匁か九匁でしょう。それが一日に一人で九百貫の石を運ぶなどはもうみんな考えただけでめまいを起してクゥウ、クゥウと鳴ってばたりばたり倒たおれてしまたことは全く無理もありません。

 とのさまがえるは早速例の鉄の棒を持ち出してあまがえるの頭をコツンコツンと叩たたいてまわりました。あまがえるはまわりが青くくるくるするように思いながら仕事に出て行きました。お日さまさえ、ずうっと遠くの天の隅すみのあたりで、三角になってくるりくるりうごいているように見えたのです。

 みんなは石のある所に来ました。そしててんでに百匁ばかりの石につなをつけて、エンヤラヤア、ホイ、エンヤラヤアホイ。とひっぱりはじめました。みんなあんまり一生けん命だったので、汗あせがからだ中チクチクチクチク出て、からだはまるでへたへた風のようになり、世界ほとんどまっくらに見えました。とにかくそれでも三十疋が首尾よくめいめいの石をカイロ団長の家まで運んだときはもうおひるになっていました。それにみんなはつかれてふらふらして、目をあいていることも立っていることもできませんでした。あーあ、ところが、これから晩までにもう八百九十九貫九百匁運ばないと首をシュッポオンと切られるのです。

 カイロ団長は丁度この時うちの中でいびきかいて寝て居おりましたがやっと目をさまして、ゆっくりと外へ出て見ました。あまがえるどもは、はこんで来た石にこしかけてため息をついたり、土の上に大の字になって寝たりしています。その影法師は青く日がすきとおって地面に美しく落ちていました。団長は怒おこって急いで鉄の棒を取りに家の中にはいますと、その間に、目をさましていたあまがえるは、寝ていたものゆり起して、団長が又出て来たときは、もうみんなちゃんと立っていました。カイロ団長が申しました。

「何だ。のろまども。今までかかってたったこれだけしか運ばないのか。何という貴様らは意気地いくじなしだ。おれなどは石の九百貫やそこら、三十分で運んで見せるぞ。」

「とても私らにはできません。私らはもう死にそうなんです。」

「えい、意気地なしめ。早く運べ。晩までに出来なかったら、みんな警察へやってしまうぞ。警察ではシュッポンと首を切るぞ。ばかめ。」

 あまがえるはみんなやけ糞くそになって叫さけびました。

「どうか早く警察へやって下さい。シュッポン、シュッポンと聞いていると何だか面白おもしろいような気がします。」

 カイロ団長は怒って叫びしました。

「えい、馬鹿者め意気地なしめ。

 えい、ガーアアアアアアアアア。」カイロ団長何だか変な顔をして口をパタンと閉じました。ところが「ガーアアアアアアア」と云う音はまだつづいています。それは全くカイロ団長の咽喉のどから出たのではありませんでした。かの青空高くひびきわたるかたつむりメガホーンの声でした。王さまの新らしい命令のさきぶれでした。

「そら、あたらしいご命令だ。」と、あまがえるもとのさまがえるも、急いでしゃんと立ちました。かたつむりの吹くメガホーンの声はいともほがらかにひびきわたりました。

「王さまの新らしいご命令。王さまの新らしいご命令。一個条。ひとに物を云いつける方法。ひとに物を云いつける方法第一、ひとにものを云いつけるときはそのいいつけられるものの目方で自分からだの目方を割って答を見つける。第二、云いつける仕事にその答をかける。第三、その仕事を一ぺん自分で二日間やって見る。以上。その通りやらないものは鳥の国へ引き渡す。」

 さああまがえるどもはよろこんだのなんのって、チェッコという算術うまいかえるなどは、もうすぐ暗算をはじめました。云いつけられるわれわれの目方は拾じゅう匁、云いつける団長のめがたは百匁、百匁割る十匁、答十。仕事は九百貫目、九百貫目掛ける十、答九千貫目。

「九千貫だよ。おい。みんな。」

団長さん。さあこれから晩までに四千五百貫目、石をひっぱって下さい。」

「さあ王様命令です。引っぱって下さい。」

 今度は、とのさまがえるは、だんだん色がさめて、飴色あめいろにすきとおって、そしてブルブルふるえて参りました。

 あまがえるはみんなでとのさまがえるを囲んで、石のある処ところへ連れて行きました。そして一貫目ばかりある石へ、綱つなを結びつけて

「さあ、これを晩までに四千五百運べばいいのです。」と云いながらカイロ団長肩に綱のさきを引っかけてやりました。団長もやっと覚悟かくごがきまったと見えて、持っていた鉄の棒を投げすてて、眼をちゃんときめて、石を運んで行く方角を見定めましたがまだどうも本当に引っぱる気にはなりませんでした。そこであまがえるは声をそろえてはやしてやりました。

「ヨウイト、ヨウイト、ヨウイト、ヨウイトショ。」

 カイロ団長は、はやしにつりこまれて、五へんばかり足をテクテクふんばってつなを引っ張りましたが、石はびくとも動きません。

 とのさまがえるはチクチク汗を流して、口をあらんかぎりあけて、フウフウといきをしました。全くあたりがみんなくらくらして、茶色に見えてしまったのです。

「ヨウイト、ヨウイト、ヨウイト、ヨウイトショ。」

 とのさまがえるは又四へんばかり足をふんばりましたが、おしまいの時は足がキクッと鳴ってくにゃりと曲ってしまいました。あまがえるは思わずどっと笑い出しました。がどう云うわけかそれから急にしいんとなってしまいました。それはそれはしいんとしてしまいました。みなさん、この時のさびしいことと云ったら私はとても口で云えません。みなさんはおわかりですか。ドッと一緒いっしょに人をあざけり笑ってそれからにわかにしいんとなった時のこのさびしいことです。

 ところが丁度その時、又もや青ぞら高く、かたつむりメガホーンの声がひびきわたりました。

王様の新らしいご命令王様の新らしいご命令。すべてあらゆるいきものはみんな気のいい、かあいそうなものである。けっして憎にくんではならん。以上。」それから声が又向うの方へ行って「王様の新らしいご命令。」とひびきわたって居ります

 そこであまがえるは、みんな走り寄って、とのさまがえるに水をやったり、曲った足をなおしてやったり、とんとんせなかをたたいたりいたしました。

 とのさまがえるはホロホロ悔悟かいごのなみだをこぼして、

「ああ、みなさん、私がわるかったのです。私はもうあなた方の団長でもなんでもありません。私はやっぱりただの蛙かえるです。あしたから仕立屋をやります。」

 あまがえるは、みんなよろこんで、手をパチパチたたきました。

 次の日からあまがえるはもとのように愉快ゆかいにやりはじめました。

 みなさん。あまあがりや、風の次の日、そうでなくてもお天気のいい日に、畑の中や花壇かだんのかげでこんなようなさらさらさらさら云う声を聞きませんか。

「おい。ベッコ。そこん処とこをも少しよくならして呉くれ。いいともさ。おいおい。ここへ植えるの

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