はてなキーワード: バックダンサーとは
アイドルマスターシンデレラガールズの6thライブの初日をアイマス好きの友人に誘われてLVで見た。
その時思った感想を書いてみる。
デレマスの知識は琴子や絢音がたまにブログや755で書いてて名前だけ知ってる程度なので間違ってること書いてるかもしれない。
まずこれでびっくりした。
乃木坂のライブを円盤でもいいから見たことある人なら分かると思うけど、まあうるさい。
ピンチケの飛鳥ぁー↓!とか○○どっこー!?とか終始うるさい。握手会でもヤッホー選手権とかやってて動物園よりも騒がしい。
生駒里奈卒業コンサートはLVで見たけど、LV会場でもやってる。どっこーって居るわけねえだろ馬鹿か。
デレマスのライブは開演前凄い静か。ライブ始まる前のoverture的なやつにコールあったくらい?
連れの人と喋ってる人も居たけど全然許容範囲。当たり前のことなんだろうけど、新鮮だった。
乃木ライブはサヨナラは緑とか、風船は白とか、咄嗟は赤とか、そういう特定楽曲の色以外、割と自由だと思う。
基本推しメンのリウムカラーに合わせて、楽曲に合わせて都度変えるけど、基本は推しメンカラーそのままだ。
少なくとも自分はそうしてるし、合わせる曲が無ければずっと同じ色のこともある。
属性?というのがあるらしく、クールは青とかそういうのらしい。
ホントは全キャラ違う色らしいけど、初めてなら赤と青と黄色(オレンジ?)でも良いと教わった。
全キャラ違うって事はサイリウムどうなってるんだろうと聞いたら全部個別であるらしい。
推しメンタオルの代わりに推しリウムがあるってことで納得した。色の違いがわからないけど。
あと全く分からなかったけど楽曲の途中で歌詞に合わせて変えることもあるらしいし、違う色だと怒られるとか。
歌ってないマネージャー?の人まで緑で合わせてるのはびっくりした。
メンバーの名前は基本で、あとは超絶かわいいとか、説明するのが難しいから適当なライブを見て欲しい。
基本ワンフレーズごとにコールが入って、例えば制服のマネキンだと「君がなにかをいいかけて(生駒!)」という感じで。
あとコールとは違うけどガルルのガチ恋口上とか、逃げ水ドビュッシーの動物園とか。
コールを超えたような怒号みたいなのもあるし、賛否ある。というか否の方が多い。かりんちゃんにも言われてたし。
デレマスのライブは殆ど無い印象。間奏でハイ!ハイ!とか、フッフー!とか。
友人曰くもっと細かいらしいけど、まあ初見なのでさっぱり分からず。
あとしない曲はガチでしなくて、クラップも終わった後のいえーいも無かった。終わったら拍手だけ。
希望とか、さっき書いた逃げ水のドビュッシーとか、要らないのにするのが主流になってて、正直羨ましいと思った。
ただ盛り上がってるのかと心配になるといえばなる。
乃木坂のライブというかアイドル全般に言えると思うんだけど、余り歌は重視されてない。
勿論上手いメンバーも居るし、上手いメンバーだけで構成される曲もある。
ただやっぱり上手くないメンバーのほうが多いし、自分も重視してない。
反対にデレマスのライブは全員歌えるし、全部フルで披露されてた。歌が重要視されてるんだと思った。
基本みんな上手いなーと思ってたし、やっぱり声優だからか発声からして違うなあと感じた。
特に凄いと思った人がいて、千菅春香っていう人。One Lifeって言う歌(あとで教えてもらった)。
乃木オタの人で覚えてるかわからないけど、松村沙友理の出た舞台で共演した声優の人。
舞台見に行けてなかったから、直前のニコ生とか見て、面白そうな人だなあって印象しかなかった。
見る前に友人からこの人は凄いよって説明受けたけど、さっぱりわからなかった。
けど実際見ると、この人は本当にすごかった。生歌は当然として、迫力とか歌のテクとかがずば抜けてた。
何人かで歌っててもはっきり聞こえるし、デュエット曲で声量ありすぎてもう一人の声聞こえなかったり。
乃木坂でいう生田みたいな人。どっちが上手いかは個人の判断によるだろうけど、そのクラスの上手さ。
他にもすごい人いたけど、特に印象残ってるし乃木坂に関わりある人ってことで。
乃木坂のライブは基本ダンスメイン(だと思ってる)。インフルとシンクロ、seishiro姐さん振り付けの楽曲が特に好き。
デレマスのライブはバックダンサーの人が基本的に踊ってて、歌ってる人は踊らない。手振り程度。
踊りながら生歌はろってぃーでもやってなかった気がするし、難しいんだろうなと思うけどちょっと残念。
意外だったのが衣装がずっと同じだったこと。ちょくちょくはけたりしたけど別にチェンジするわけじゃなく。
乃木坂のライブはMCの言った内容でスレが立つくらい注目される気がする。
途中で朗読劇?みたいなのが始まったけどあれは乃木恋リアルみたいなライブごとの企画らしい。
キャラさっぱりわからないからふーんって見てた程度。隣のおじさんは騒いでたからそういうものなんだろう。
やっぱ乃木坂はアイドル何だなって思った。顔は可愛いしスタイルもみんないいし。
その点では勝ってるなあと(勝負してないけど)。
デレマスは別に顔を売りにしてるわけじゃないからまあそうだろうなあっていう感想。
友人に誰々が可愛いだろって熱く語られてたけど、正直そんなに…っていう。
でもまあ俺の最初の推しは卒業するまでブス扱いされてたし、見る目が無いのかもしれない。
乃木坂だとちょっと太ればフルボッコにされるから、まあ緩いんだろうなと。
セトリは勿論、MCも全部書き起こされてどこかしらに上げられる(ほぼツイッター)。
そういうもんだと思ってたし、ライブ行けなかった日はTL眺めて行った気になって楽しんでた。
でも終わってからちょっと検索したり、友人のツイ見せてもらったりしたんだけど、全く上がってない。
終わってから一斉に呟くもんだから曲名が凄いトレンド入りしてる。
そもそもライブ中にスマホ弄ることをなんとも思わなくなってた自分にびっくりした。
そういうレポも上がってないのにセトリとかMCとかみんなよく覚えてるなあと。
色々とカルチャーショックを受けたライブだったけど全体的に面白かった。
また誘われたら行こうかなって感じ。
ドリフはもともと在日米軍相手のキャバレーに出てたバンドマンで作ったグループだろ?
そんなとこに出入りする女はパンパンしかいないから当然バンドは男ばかりになるわな。
志村けんは加藤茶の付き人でその縁でドリフに入った。もしかすればそのポジションが女性だった可能性もある……
ドリフのバックダンサーが女ばっかって、「ドリフの大爆笑」のスクールメイツのこと言ってるんだろうけど、
あの当時ジャニーズが力をつけてきたこともあってスクールメイツの男女比は女性に偏ってたんじゃねえの?
僕はミリオンライブが嫌いだ。
「またライバーかデレPのミリオン叩きか」と思われるかもしれない。
アイマスが世に出て、もう13年になる。
一大ムーブメントを巻き起こす。
9月18日、東京ゲームショウの場で発表された「アイドルマスター2」
男性ユニット「Jupiter」の存在が発表され、アイマス界隈は激しく荒れた。
詳細は割愛するが、この時点で
アイマスの次なる展開が動いていた。
言うまでもなく、アイドルマスターといえば
アニメ版以降、公式はA1-Pictures(以下、アニメ版)の
ほぼ使用されなくなっていくのだ。
(決定的となるのは、2012年に発売された「シャイニーフェスタ」であり
イラストとなった)
こうして、アイマスは少しずつ形を変えながら
新たな展開を進めてゆく。
だがそれは、僅かではあるが、確実に
長い長い前置きで申し訳ない。
「アイドルマスター・シンデレラガールズ(以下、デレ)」である。
当時、怪盗ロワイヤルなど携帯電話(まだ、ガラケーの時代である)を
所謂エリアゲームでしかなく、莫大な利益を上げる事はできない。
求められているのは、当時の携帯ゲーの主流であった
「ガチャゲー」であった。
そこに「アイマス」が参入する事は、
この体裁をとる事で
デレの開発運営を任されたのは、当時
サイゲームスだった。
(開発時期的には、神撃が表に出た時には
既にシンデレラも動いていたと思われるが省略)
リリースされるという事は、当然ながら
反応は予想していたであろう。
そしてその外部の仕事を任された一人は、
同氏は、デレのキャラクターデザインを任される事になった。
話を戻そう。
もっとも大きく示されたのは、デレに与えられた
タイトルだった。
「Project Im@s 2nd Vision」というロゴが与えられていた。
後のシャイニーフェスタだけでなく
だが、「シンデレラガールズ」には、この
ことを示す事実だった。
極端な言い方になるが、判り易い言い方をすると
実の娘ではなく、サイゲームスという下賎との間に
汚れた現場で働かされることになったのだ。
いや、汚れた場所で働くために生み出された娘、
という表現の方が正しいだろう。
765のキャラクターたちは、客寄せとして
貸し出されただけである。
風俗店でいえば、在籍していないのに表に貼られている
実際に相手するのは、150人近い
予想できなかった展開を迎える。
人気を博する事になってしまったのだ。
大流行をもたらした。
Twitterで、ガチャの引き自慢が始まるのもこの頃からである。
Pたちは神引きや爆死を披露し合い
その知名度を高めていった。
こうして2012年、デレの人気は爆発的に拡がり
それは、苦界に落とされた妾の娘が、
それも当然であり、デレがいかに人気を得ようとも
判らないが、少なくともバンナム的には
あまり美味しくない話であった。
その莫大なガチャの売上の一部を掠め取られ、
運営全体もバンナム側では100%コントロールする事ができなかった。
「アイドルマスター」の本家シリーズである事を強く印象付ける為
キャラデザは全てA1-Picturesの「アニメ版」に統一された。
何よりもデレとの決定的な違いは、ミリには
デレを快く思っていない者が少なくない時代であった。
ファンに許されていたのだが、
リリースされる事に反感を覚える者もいた。
だがそれでもまだこの頃には、765を至上とする
生み出された娘であり、765とは関係のない
存在として扱おうとしていた。
バックダンサーとして登場する」という事が明かされており、
だがまだこの頃には、その程度の扱いなら…と
旧来の765ファンたちも楽観的に捉えていた。
――だが公開日を迎え、彼ら旧来の765ファンは強い衝撃を受けた。
劇場本編をご覧になられた方なら判るだろうが、
程度のものではなかった。
バトンタッチを匂わせる内容でもあり
メッセージでもあった。
その性急な世代交代に納得できない者も多かった。
移行するのではと噂されたが、結局実際には
反発も当然であり、素直に受け入れられる者は少なかった。
その結果、ミリはどうなったのか。
デレのファン層を奪う事もできず
だがアイマス運営は、どうしても彼女たちを人気コンテンツとして成功させたかった。
「ミリオンライブ・シアターデイズ(ミリシタ)」をリリースする。
上質なグラフィックを最大の売りにしていた。
だが本質はそこではない。
拒絶する心理の方が大きかったのだ。
大きなセールスを上げる事も無く沈んでいく。
思惑は外されてしまうのだった。
運営の都合で生みだされた
コンテンツをつくりだす為に
バンナムさん、良かったね。
所謂追っかけをしている。
普段はダンススクールの先生や、J事務所や声優アイドルの振付、
認知で言えば、顔は勿論だが、
住んでるところも大まかに把握されている。
(そしてスベっていた)
レッスンやワークショップに通っている。
そんな人は楽屋待ちなどせずとも
終演後、面会ができるので
二人に対応をお願いする。
聞いたことがないので知らないし、興味がない。
この二推し(仮にBさんとする)のファンの人で、待ちのときに話す人がいる。
面倒なのでAさんとする。
どうしてもカスる(会えずに終わる)の嫌で
Aさんに「Bさんのオキニ」と決め付けられてる私は
「そのネックレス、Bさんのイニシャルじゃないね。Bさんそれ見てどう思うかしら?」
とか
差し入れに出演者全員で食べられるように果物を多めに用意したら
「そんなにお金かけて高いもの上げたのに、Bさんに食べたか聞かなくていいの?」
とかトンチンカンなことを聞かれていた。
Aさんは「自分はBさんに嫌われてる」繰り返し言うので
「インスタってどうやって登録するの?」
と聞くのはまだいいが
Twitterは情報が早い、リプライで交流ができることがある
そもそもインスタはやってないので知らないと言えば
ふーんと返事するが、多分聞いても覚えてないので
別の機会に全く同じ事を聞く。
また遠征民なので、よく高速バス乗り場や最寄り駅への乗り換えも聞かれて
お前の手に持ってる板はなんだと言いたくなるし
この上に、聞いてもいないAさんの身の上話
年に一回でも話すのは勘弁して欲しいと
近年は出来るだけ距離を取るようにしていた。
先日、その日現場があることも忘れて自宅にいたら
Aさんから着信があり、出なかったら
自宅にいることを返信すると
「了解」と返信されたが、
このイベントの開演前にトイレの前でAさんとすれ違って気づかれたが
挨拶だけして分かれた後は
広い会場が幸いし、終演後まで顔を合わせずに済んだ。
100%Aさんがいると分かっていたが
終演後、楽屋口に向かった。
Aさんがいたので反対側のポジションにいたが
やっぱりAさんに気づかれた。
隣に来て、話しかけられる。
秋にあるショーに出演しないと別のファンに言われたが本当かとか
またバス乗り場と最寄駅の行き方を繰り返し尋ねられた。
その内にこう聞かれた。
「もうグループに人気なくなっちゃたから、Bさんどうでもよくなって出てこないのかな?」
この2,3年折に触れて「人気なくなったね」「人少ないね」と言っていた。
「Bさんに聞いてみれば?人気がなくて人が来ないから出てこないんですかって」
前から言いたかったし、もういいや年に一回会うか会わないかの人に気を遣うのやめよう
そう思ってAさんにそう言った。
そんなこと言ったら嫌われちゃうと答えたAさんに
と言ったら、今日は違うと感じたのか
一瞬取り繕って
「聞き方とかあるじゃん?人に聞いたことを鵜呑みにするよね?」
と言ってしまった。
猶もAさんは今日は開演前から態度が違った、何があったのかと聞くので
「人に聞きすぎだよね」
と答えるとと「もう話しかけるなってことね」とAさんが言った。
Aさんから目をそらし、まだ来ないBさんを待とうとしたが
「今度は私がどう思うか聞いてね」
声がかかった。
「そういうの、いいや」
とAさんに目を向けず答えると
Aさんも私と話してて、なんか我慢してたのか
とAさんに向けて言った。
Aさんはせいせいしているだろう。
私は厄落としでこれを書きました。
楽曲だけうっすら知っているにわかなファンがミリオン4thのLVに行ってきた話です。
このみさんとジュリアの曲が好きで、中の人で諏訪ちゃんとりえしょんが好きで親近感みたいなものはあったものの、ゲームもしてないしCDも全部網羅してないしと、ライブのBlu-rayを借りてみるぐらい(それでも1stと2ndだけしか見てない)レベルで参戦してきました。
Thank youからはじまり、やっぱThank youいい曲だーと浸っていました。センター山崎さんで、安定感あるなーと思っていました。
Starry Melodyは初見だったので歌い出しめっちゃいい!とCD買おうと思いましたw
エレピの音がポップでかわいらしい。このあたりで小笠原さんに目を奪われ始めます。
MCはりえしょんが短くて笑いました。
そして、個人的なMVP小笠原さんの歌ったHeart♡・デイズ・Night☆
楽しかった……
縦に小刻みに揺れる、跳ねる、全体的にちょこちょこと動いて見える印象。ぴょこぴょこと効果音がついていそう。
顔をくしゃっとさせる笑顔。
ライブ感も相まって、楽しい、後ろに出てきた茜ちゃんがまたかわいい。ダンス・歌い方・声どれをとってもかわいくて一気に小笠原さんの世界観に飲み込まれていきます。
Heart♡・デイズ・Night☆の「環も遊んでいーい?」からの二人でのもういっかい!並んで見るとやっぱり小笠原さんのぴょこぴょこ感たまらんです。
稲川さんの声にふわふわしながらホップ♪ステップ♪レインボウ♪。かわいい、スキップしたくなる曲調と稲川さんのはじける笑顔。こちらもコールはできなかったのですが、次があったらコール入れたいです。
そしてトキメキの音符になって。モチョカワイイネー
途中、アイマス2でせりかちゃんのトキメキが配信されたので振りを変えたと聞いたことがありますが細かく丁寧な踊りで納得のかわいさでした。
そりゃ姿見さんも姿見なるで。
と、かわいさを堪能していましたが突然リフレインキスのかっこよさ。上しゃまと雨宮さんがかっこいい曲なのは定番?覚えがありましたが、りえしょん……ありさのかっこよさが新鮮で楽しかったです。ピンスポの位置と立ち位置が違ったのはご愛敬ですね。
ほっ!
相変わらずこの難しい曲をさらっと歌っちゃう諏訪ちゃんは日頃の諏訪ってる様子とは全然違ってほんと徳川まつりちゃんなんだなぁと感動します。
ここで当初の目的だった曲が聴けて割と大満足な気持ちになりますが、この先も圧倒されまくることになります。
そして素敵なキセキ。噂では聞いてましたがここまで歌わされるww
はいっ!といってからのマイクを向ける時間の長さよ……さらにはウェーブ。
突然ウェーブするよー!といわれて対応する現地のP様方はさすがでしたね。偉い人もあっさり許可を出すのがわかるクオリティ。
ハッピ~エフェクト!が初披露なのに少し驚き。桐谷さんの細かなこだわりが感じられるダンスだとおもいました。最後の語り?ラップ?はみゃおちゃんの生き方なんだなーとすごい明るい曲なのに、じんわりと涙が出てきたのはお隣さんにはばれずにすんだと思いたいです。
たかみなやっぱめっちゃ上手いし、恵子お姉様もすーじーも上手くて、あー心に染みる。
途中割と手が見えたので、MC前の状態で、あーおそろいかなとなんとなく思っていました。
スクリーンの美しさも相まって、3人の動きの美しさみたいなのが際立っているように思いました。
MCで次はこの曲って言った後に、くるりと回りながらセンター位置に移動する姿がめっちゃかわいい。
ちゅっちゅちゅるっちゅってコール?がかわいいなぁと、あとダンスのブレがないというか安定感というか、こう余裕があるように見えるのが桃子ちゃんらしいなぁと思いました。
ブイサインとかちょっと子どもっぽい仕草もあってそのバランス感が絶妙ですね。
MCでは松岡くんにひたすらまねされてる奇妙な動きをしてるたかみな。
それが曲では一瞬で持って行ってくれます。
小指がたった手がすーっと上に持って行かれたり、はっはの部分の手の動き。
指の動きについ見惚れてしまったのは俺だけなんでしょうか。ほんと綺麗でした。
オレンジの空の下は本人の歌唱力もあって、シンプルなオケで聞いてみたくなる曲だなーと思いました。
会場のサイリウム、バックの映像。すべてオレンジ色で夕暮れの暖かさ、柔らかさみたいなものが優しいすーじーの声と相乗効果でノスタルジー満点という感じ。
Sweet Sweet Soulはひたすら笑ってしまったんですが、稲川さんと小笠原さんのポーズが微妙にかぶってるのは仕様なんですかね?
茜ちゃんと愉快な仲間たちの部分で伊織の「伊織ちゃんと愉快な下僕たち」を思い出しました。
この感じは765から続いてる雰囲気を感じて(何がといわれると難しいのですがw)ちょっとふふっと思いました。
もちょの歌い方が個人的なツボです。
バックダンサーさんがいない恋愛ロードランナーのエネルギーの塊がガツンとぶつかってくるようなそんな感じでした。
上しゃまの語尾の抜き方がすごく好きなので、この曲ではそれを思う存分堪能できました。
イントロのドラムもかっこいい曲ですよねー。イントロもわかりやすいなと。
幸せにして頂きましたw
からのUp!10sion♪Pleeeeeeeeease!(目的2曲目ですw)
喉が枯れるかと思いましたw
りえしょん曰く3.5Verの曲で歌う部分が多くなったようですが、それを感じさせない勢いと元気。カウントダウンのふりや、ダンスの動き。ずいぶん細かいところまで気を抜かずにやってるんだなぁと、空を飛んでる~の部分の動きはたこ…?と思いましたが、素直に空を飛んでるんですよねw
あどけなさがそぎ落とされて、ただまっすぐ目が合うと射止められるという感じ。
志保さんはまだやれると雨宮さんがおっしゃってたので、もっともっとかっこよく、研ぎ澄まされていくんだろうなぁと、美しい刃になっていくのが楽しみです。
予習してなかったのでメメント?モメント♪ルルルルル☆で度肝を抜かれましたw
ルルルーでわりと諏訪ちゃんと蝶々さんの足の上がり方と振り付けがめっちゃかわいかったです。
脳から離れないアイマスの電波はやっぱり強かった……今でもるるーるーと頭で……
俠気乱舞は聞けてほんとよかったです。
田村さんの声があまり聞こえずマイクトラブルかなとも思ったんですが、ご挨拶の感じを聞く限り喉が限界だったんでしょうね…Dメロのソロの部分の美しさが忘れられないので、万全の状態の5人でもう一度聞きたいです。
記憶が混濁してるので確かではないのですが、恵子お姉様と田村さんが拳を突き出していた部分が最高にかっこよかったです。
稲川さんの声が、他の曲に比べて大人っぽさがあって、あぁかっこいい…とただただ思いました。浜崎さん愛美さん含め、強さが声のまっすぐさに乗っている感じで、たまらなかったです。
ジャングル☆パーティーはイントロを知っていたので、稲川さん連投!?相手誰だろと思ったら、小笠原さんで、3曲も一緒に歌ってるこの2人ですが、声の相性も良いというか、すごく聞きやすかったです。
この曲でも小笠原さんのぴょこぴょこ感、稲川さんの動きの元気さが似ているようで対照的でとてもよかったです。
あさぽんとは違う楽しさがあって大満足(あさぽんは面白い、小笠原さんは楽しい)
うら!うら!うら!うら!!
little trip around the worldは後で調べて知ったのですが、どちらもオリジナルメンバーではなかったんですね。
音にしっかりはまったダンス、モチョカワイイネ。
2人ともピタッと止められるダンスなのですごく音にはまってかわいかったです。
Dメロの優しさみたいなのも2人の持ち味だったのかなぁとかわいさと優しさみたいなので満ちている曲でした。
このあたりからもう記憶が混濁しすぎて何の曲みて、何を見ていたのか覚えてません。記憶力の限界ww
ただ、ジレハのLVは異常にセンター位置を写していたこと、何度も何度も誰もいないセンターに当たるピンスポを写していたことだけは覚えています。
確かにそこに琴葉が立っていたんだと思います。
知らない曲も多かったので、コールが入れれず少し悔しかったですが本当に楽しかったです。
◆事の経緯
今日、自担がバックダンサーとして出演している舞台を観に行った。
ほぼ出ずっぱりで汗だくになりながら踊っている姿や、メイン出演者の補助を任されている姿を見て、感情がおさえきれなくなった私はみっともなく泣いていた。
今日は見えない席だからセーフ、と言い訳しながら「ここに至るまで自担が経験してきたであろう様々な困難」を思い、存分に泣いた。
ただの痛いオタクだった。
こんなものはツイッターにすぐ流してしまえばいいのに、過去の自分の呟きを読むと色々な感情が渦巻き、それはおいそれと人様のTLに流していいものではなくなった。
人を傷つけるかもしれないな、と思うようなことも書きたくなってしまい、これをどうしても形に残したいなら増田しかない、と結論付けた。
これはただの、「自分の正直な気持ちさえも匿名でしか表現できない臆病なオタク」が、「ジャニーズJr.として日々とても頑張っている林蓮音くんとその周囲」に「自分のエゴを押し付ける」話です。
◆手段
おもに過去自分のツイッターで呟いた内容を転記して当時の感情を振り返る
◆注意
「ちび6」界隈だった人(本人含む)は読まない方がいいかと。
私のツイッターは鍵垢でフォロワー数人しかいないので、他の誰かと勘違いして凸らないでください。
『もんぺだから「なんでうちの子(自担)がこんな目にッキィーーーーッ」てなるけどだったら最初からデビューできそうな奴を推せよ…とも思う。なんで好きなのかなんて理屈じゃないんだよ…あのときあの子が一番輝いてみえたんだ。あの子みたいに私も毎日頑張るんだって思えたんだ。』
『 だから自分の伸びしろの限界が見えてしまうまでは、気持ちがどうしようもなく折れてしまうまではキラキラしてる元気な姿見せてほしい。ほんとになんで選抜漏れたのかそこだけが解せぬ…でも金田くんと共に舞台班ルートってのは薄々…見えては…いる…。』
『 (でも私ほんと底意地悪いからまとめ役不在でユニット瓦解しろって思い始めてる…でもあのなかに意外と面倒見いい子がいるの知ってるし自担とずっと一緒にやってきた子達だから成功してほしいとも思っていて気持ちがグラグラ揺れている…)』
『 でもみてる人はきちんとみてるし結局上に上がっていくのは無茶ぶりされてもステージで結果出せる人だよね。自担の場合は後輩とのコンビが思いの外しっくりきちゃったんだろうなってなんとなくわかってるよ…うん。2年後の確変を待とう。』
『 まあでもあの括りのなかでは選ばれた子達皆歴長いからな…うちの子1年くらい差あるからな…まあいま組んでる子たちからしたらうちの子3年以上先輩なんだけどな…ってまだうだうだ考えてる。』
『 とりあえず自担には筋肉と表現力つけて誰にも文句言わせないくらい舞台栄えするタレントになってほしい。早急に。いまって「度胸と努力は買うぜ」って段階だからな…いや私はその努力を尊敬してるんだけどな… 』
HiHiJetが結成された頃の話ですね。
この頃、結構長い間ぐちぐち言ってましたね。お前何様だよって読み返して思いますけどでもすごく悔しかったんですよね蓮音くんもイニシャルHだから入れてくれよ!?ってすごい思ってた。
どうして漏れたんだろう?と考えても意味のないことをうだうだ考えながらも、蓮音くんへのお手紙にはそんなこと書けなくて、「お前どうせコネ枠だろ!?」と猪狩くんに理不尽な嫉妬してましたね。
◆辞めたあの子のこと
『自担にものすごく近い子が事務所を辞めたので…泣いている…悲しいんじゃなくて悔しいしくそがって思うしきみが辞めたことで自担の将来に影響がと思うしお前がダンス頑張りたいとかナマ言ってんじゃねえよと思うし上のオキニだったのにその場所明け渡すとか何考えてんだよと思う』
『 真面目な態度ではなかったけど顔もオーラも支持もあっていずれ上に行くレールはひかれてた、それをぽんと投げてすぐ新天地に向かう感じがすごい腹立つ。ちょうど夢に自担が出てきて私「デビューしたい?それとも舞台でやったいきたい?私たちは蓮音くんの気持ちを応援したいんだ」とか伝えてたから余計に』
『しかも最近は帰る時間あれだけど君ら普通に仲良しだったじゃん?辞めるって話したの?てかお前なに後輩巻き込んでんだよ…これで自担の現相方は初シンメを失ったし、足怪我して舞台途中でいなくなったときに泣いてたいちつきの子とか思い出すと悲しくなるからあああアイドルファンって勝手だなと思う』
『ビジネスシンメとか、シンメにも種類があるけど件のシンメは希望溢れる未来を感じて大好きだったのになあ。本人たち交流無いのに突然引き合わせられた所も、ダンス得意な森田に追い付こうとする作間という構図も、性格全然違うのにいつのまにか柔らかい表情で隣り合うようになったところも、大好きだった』
『自担が完全に兄貴面してるから作間とのコンビはシンメじゃなく先輩後輩なんだよなあくまでも。しかも一等可愛がってる後輩は別にいるっていう。でも二人って気質が似てるからまあうまくいくというかこのまま育てば重宝される未来は続くはずなんだ、なのでやめないでねと思う。』
自分でもびっくりするくらいこれには怒っていた。あまり人に話せることじゃなかったから言えなかったけどすごく怒っていた。
これでひとつ席が空いたね、とかいうレベルじゃなかったからめちゃくちゃ怒っていた。
ちび6の中で玉元くんだけ1つ歳上で先に高校生になったけど、あと数ヵ月で他の5人も高校生になるから、HiHi漏れたちび6組も、やっとグループ結成されて本格的に売り出されると思ってワクワクしていたから本当にガッカリだった。
松松も松倉くんが先に高校生になったけど、うまくそれを活かして二人ともステップアップしたじゃないか…玉元くんファンだけじゃなくて周りのオタクたちが寄せてた期待はどこへ捨て置けばよいの?と思った。
◆続・辞めたあの子のこと
『お前だけの身体じゃないんだよ…!この時期の!この世代で!ひとくくり!天下獲るのも夢半ばで散るのも全部!連帯責任だから!運命共同体だから!っていう…。ビジネスシンメは萌えないけどお互い利用しあって上に行こうとしてる分、運命共同体だっていう認識はあるわけだから、いいよなと思う。』
『だって簡単に辞められないし…。ある程度まとまったくくりから退所者出るとその辺り仕事無くなるから困るんだよ…この隙に新人に場所とられたらどうしてくれんの…いやそれも努力不足才能不足って言われるのわかってるんだけどね!?…アイドルファンほんと自分勝手だけどお金払ってるから許してにゃん』
『夜中の自分が激おこしててうける。まあでも気持ちはわかるよって過去の自分を慰める。自担が持ってないものたくさん持ってて、あとは人並みに努力するだけでいいって恵まれ過ぎてたのにぽんと辞めるとか悔しいよね、お前にとっての仕事ってこんなもんだったのかよ、それに青春捧げてる自担の立場は』
『すぐに文字数いっぱいになる。でも周辺のファンは少なからずこういう気持ち抱えてると思う。自担たちの世代筆頭として盛り上げていける資質持ってたのにな…てか顔だけじゃんって言われるようなきみみたいな子こそ事務所にいるべきだったと私は思うよ…(まだ言う)』
いや、顔だけじゃなかったでしょう玉元くんは…。妄言もほどほどにしないと本当…。
でもそれくらい、誰かが辞めるってことは周りのオタクにとって一大事なんですよね…。Jr.と違ってJr.担って暇だから(少なくとも私は暇)色々考えてしまう。
◆Jr.担の醍醐味とは
『アイドル見ると泣いちゃう病気だけど本人の目の前で泣くとかいうドン引き勘弁だから(今日席近かったですねとか普通に言われる固定ファンの少なさだった当時)彼の頑張りの末に勝ち取った立ち位置でスポットライト浴びて先輩従えて踊る姿何も考えないようにただ記憶して家に帰ってどちゃくそ泣いた。』
『立ってるだけで華がある子と同じ舞台はしんどいけど自分の限界と少しずつの進歩を並行して味わうからずるずる辞められなくて毎日同じ箱の中で過ごす日々に仲間意識も芽生えるのに楽日を迎えた次の日からは別の現場で皆がライバルになるって環境で育つ子がどんな大人になるのか私は見届けたいんだなあ~』
『私が蓮音くんを本当にこの子はすごいなあと思ったのはジャニワでソロダンス任されたときで。蓮音くん、それまでクラシックバレエとか得意ではなかったのにそういう振り付けで、センターで、ソロで。初日、すごいぎこちなかったんだよね。正直見てて、あれ?って思った。』
『本番までに完璧に仕上げてくるのがプロだろって思ったけど、本番までに仕上がらなくても幕は上がるんですよ。本人すごい完璧主義者だから、絶対あの完成度では舞台立ちたくなかったはずなんですよ。私だったら立てないし逃げたくなる。でもちゃんと踊って、及第点には仕上げてきた。』
『初日終わって「小さいのにすごいね」って褒められて、それは悔しかったんじゃないかなあと思う。それから毎日夜お手本の映像見ながら自主連して、朝早く会場入りして、めきめき上達していって。毎日誰かが失敗して出番はずされたり減らされたりしてたあの舞台で一ヶ月その場所を守りきった蓮音くんを』
『私は尊敬したし、公演半分折り返す頃には伸びやかに踊れるようになってて「あの子踊れるわね」って言われて、評価から「小さいのに」が外れてた。長丁場の公演でも穴を開けずに質も落とさずに楽日を迎えたってことはすごい自信と周囲の評価を蓮音くんに与えたと思うから私もあんな風に頑張りたい』
Jr.担の醍醐味は「好きを仕事にしたい」って頑張っている、本当にものすごく頑張っていて「頑張る」が当たり前になってしまっているワーカーホリックたちを応援して「もしかして自分も頑張っているのでは?」という気持ちになれることだと思います。
少なくとも「頑張る」を頑張れないし続けられない自分みたいな人間は、「頑張る」を何年も続けている存在を身近に感じることでなんだか勇気をもらえます。
『周りの子が!おっきくなりすぎてて!うちの子も!少しずつだけどおっきくなってるし!態度は人一倍でかいから!って心中叫び始めるやつ。どんなに「これからだぜ希望溢れる未来へ!」みたいな状況の子でも突然いなくなるからいつも「やめないでね!?」って思ってる(アイドルの話)』
『自担が可愛がってる後輩がだんだん自担とダンス似てきて、レッスン着もお揃いなんだけど、ついには衣装の着こなしも同じになってて、自担、Jr.内では存在感あるんだよな知ってる…もっと外向きにアピールしよ…ってなってる最近』
『今夜たまたま数ヵ月前の自担出演映像(メインじゃないので自担は基本見切れ)五回くらい見たんだけどあいつ笑わなすぎだな!?知ってたけど!いくらしゃかりきに踊ってもな!ニコニコ笑顔には勝てないんだよ!あっちがいくら振り付け間違えても笑顔大正義なんだよ…!って机バンバンしたやつ。 』
『小学生からの自担成長記録を写真で眺めてたら目頭が熱くなってきて…!?もうほんともっとずっと元気をもらってたいし君の笑顔が曇ることなんてできるだけ少なければいいと思ってるからオタクどうしようもない。すげえ鳴り物入りで自担のフィールドに乗り込んできた新人君が一歳下とわかって戦慄。』
『てかああいう手合いの子が事務所に定着しちゃったらうちの子出番食われるよ…これからは笑顔も作れるようにならねばだ。続けてれば絶対いいことあるって私はアイドルから教わったから、自担も情熱が燃え尽きない限りは続けて欲しいって思うし夢が叶ったときの君の顔をこの目に焼き付けたいって思う。』
バレエの子、改め、ジャニオタなバレエの子、改め、松尾くんが入所してきた頃の話ですね。
今では松尾くんもすごくいい子だってわかるから応援したいと思っています。
ていうか事務所で継続して推される子に悪い子なんてそうそういないわ…。何を悪いと定義するかにもよるけるど、少なくとも何らかの努力をして結果を残せる子じゃないとあの事務所で生き残れないってことはなんとなくわかる。
『次世代Jr.選抜組だけのメイン公演ラスト、Wアンコールで幕開いたら出演者全員1列にギュッて肩組んでライトあたって眩しそうに目細めて達成感に満ち溢れた顔で客席見てたの思い出すだけで尊くて泣ける…。』
『終始キリッと仕切ってた井上が最終公演アンコールでシンメと顔見合わせた瞬間涙ポロリしちゃって顔をぬぐうのとか尊すぎたし、先輩後輩(※後輩が年上)がお互いの健闘を讃えるように抱き合ってたらその子の同ライン(※同い年)やシンメ(※年下)が次々飛びかかって団子になってるのとか眩しかった』
『ちっちゃい身体なのに皆に抱きつかれて壇上でよろけた彼の腰をぐっと支えるシンメ(※年下)とか尊すぎて拝んだ。中学校最後に与えられた課題(Aクリエ公演)を高校入学1か月後に完璧に終えたんだからそりゃあ大団円な雰囲気になるよね、あの場に居合わせられた自分が幸せって思った』
『蓮音くん追いかけて●年、こんな幸せな気持ちになれるなんて思ってなかったからびっくりだ。与えられた役割に嬉しいって言ってた蓮音くんが、これじゃ足りない、もっとってメイン目指すようになるとか胸アツすぎて話聞きながら泣くかと思った。』
『あんなに「同じ高校の仲間で文化祭」ってぐらい結束して公演作り上げてたのに、終わってからは「いい勉強させてもらった。次の仕事はわからないけど決まったら来てください」って言ってて切り換え早すぎて毎度びびる。今日まで仲間でも明日からはライバルなんだよなあ…ピリピリ感どちゃくそたまらん』
『蓮音くんが貪欲さをこっちにも隠せなくなったの、元同ラインの大出世がかなり影響してると察するに余りあるわ…。仲間が活躍するのは嬉しいけど、自分が漏れたのはものすごい悔しいんだよな。努力するのは当たり前、結果を出すのも当たり前、+αがないとチャンスもらえないとか世知辛すぎ』
でも今読み返しても先輩後輩(※後輩が歳上)とか誰のことかわからん(笑)
◆それでも「好き」は辞められない
『自担のこと考えるとすぐ泣くから…!ボロボロ涙でてくるから…!モンペにも困ったもんだね!今はね!「たとえ前列とかセンターになれなくても応援してるね」みたいなツイート見かけて泣いてる…』
『やっと出番もらえたと思ったら配置が最後列最下手で、そこから少しずつ少しずつ這い上がってきたの知ってるから、「たとえ~」って人に言われると悲しくなるのかな。言葉にしたら折れちゃう気持ちってあるじゃん。本人が…っていうかアイドル続けててくれるだけで尊いのでもはや存在に感謝』
『タレントとファンの間になんとも言えない不思議な関係が成立するのはすごくよくわかるんだけど、それは絶対に友達とか恋人に変わっちゃいけないものだと思ってる。タレントはファンに歩み寄ったらいけないし、ファンはタレントの理解者になっちゃいけないと思う。』
『いろいろ言うけどでも笑顔で楽しそうにステージ立ってくれたらそれでいいんだよ~。何年前だったかちょっとだけお仕事詰まったときがあってその時顔死んでたからなww』
たとえセンターになれなくても、ってなんだよそれ!!
どちゃくそむかつくしそれを検索で出てくるようなワードと共に呟くのは頼むから辞めてくれないか。
蓮音くん、センターになるからね!?何度もセンターになってるからね!?なにをおっしゃいますの!本当に!失礼しちゃうわ!!(モンペ)
◆熱くなって、時々冷める
『なんでデビュー組の夢を一緒に追いかけないの?そっちのが(なくなる心配がほとんど無いから)安心じゃん…って何かあるたびに思うけど、十代の輝きは二度と戻ってこないかけがえのないものだし、「好きを仕事にしたい」っていう熱量にはどうしたって引き込まれる…』
『舞台端の真っ暗なところでしゃかりきに踊る姿を見つけてしまったら、応援したくなるじゃん?いつかスポットライトと五万人の歓声を浴びる姿を見たいと思ってしまうじゃん?まあ実際は本人のやる気と責任感が半端無いのでこっちが応援しなくても勝手に現場で気に入られて出番増えてくんですけどね。』
そう、結局のところ、ファンの応援なんてほぼ必要なくて、むしろ鬱陶しいくらいで、そんなものなくたって本人のやる気さえあればどんどん上り詰めていくものなんですよね。
今日の舞台観て、あーこれは(デビューとは縁遠い)職人Jr.への道を着実に歩んでいるわー、と複雑な気持ちになりましたが、継続の大切さを知っている蓮音くんは何年後かに「これも正解だった」と思わせてくれるに違いないので悲観なんてしていません。
◆結局の話
『ファンレター書くけどさ、相手の年齢とか考えたら重たいこと書けないわけよ。相手がさらっと読み流して翌日も頑張れるようにって思いながら書いてる…ので、さすがにまだちゃんと読んでると信じたいし重くて汚くて書けない思いはそこらへんにぐちゃぐちゃっと置いていく。』
一年前の今日、某テーマパークに行きパレードに出演している男性ダンサーを好きになった。
ダンオタというのはテーマパークダンサーを好きな人たちのことで、だいたいどこのテーマパークにもいる。夢の国にも、関西の映画の国にも、忍者村にだっている。
流行りの服装で一眼を持ってショーやパレードを待っている女の子がいたら、ほぼダンオタだと思って間違いないだろう。
では、何故どこのテーマパークにもダンサーのオタクはいるのか。それは私がのめり込んでしまった起因でもある。
一般的にテーマパークには多くのキャラクターがいて、ショーやパレードの主役はそのキャラクターたちだ。
ミッキー、キティちゃん、エルモ、アンパンマンなどなど、テーマパークで行われるショーの主役は彼らであり、彼らを中心に物語が描かれる。
キャラクターだけいればショーは成立するのでは、そう言われればそれまでで、最もその通りなのだが、テーマパークの広大な敷地のすべてにキャラクターを配置することはまず不可能だろう。そして、それが可能だとしても、絵面は寂しくなりそうだ。
そこで、テーマパークダンサーが現れる。主役のキャラクターを引き立て、ショーを盛り上げる。あくまでも、引き立て役であり脇役なのだ。
なら、どうしてそんな脇役にオタクがつくのか。
私は元々ゴリゴリのジャニオタだった。月に一回は何かしらのコンサートか舞台に行き、自担くんの出演舞台は全通もした。チケットにいくらかかったかはもう想像できない。大学生の時ですら、年間3桁の額を使っていた。
自分の服や化粧、食費は最低限で、バイトをいくつも掛け持ちしていたし、友達やゼミの飲み会には一切参加しなかった。今思うと、悲しすぎるキャンパスライフである。
しかし、それでもよかった。365日のうち300日はどこかで踊っている自担くんが大好きで、彼を見に行けるなら他のことなど必要なかった。
どうして自分が自担に対し盲目的でいて、そこまで必死に頑張れていたのか理由は分かっていた。
ジャニーズJrというのは、デビューしている先輩もしくは後輩のバックで踊っているダンサーのことで。Mステなんかで嵐が歌っているとき、やけに背景がうるさいなと思ったことはないだろうか。そういうときバックで踊っているのがJrだ。
Jrでいる間は事務所をいつ辞めるのかは自由で、昨日までいたのに今日はいなくなっているということはザラな世界だ。しかも、いつ辞めるという知らせは一切ないどころか、辞めたかどうかすらはっきりと分からない。
そんな儚い存在のジャニーズJrが目指すものはみな一様にデビューだ。CDデビューをして初めてJrを卒業する。それまでは、バックダンサーという立ち位置にしかなれない。
長くJrをやってデビューすると、こう言われがちである、「Jrの方がよかった」。せっかくデビューして事務所を辞める心配がなくなって、なおかつCDを買ったりコンサートツアーをやったり、活動する場所はどんどん増えていくのにだ。そして、何より夢にまで見た主役になる。
しかし、広いステージの真ん中でマイクを握る姿より、ステージの片隅で踊っている姿の方が良かったと思えるのだ。
世の中、なんでもそうだと思う。漫画の人気投票で主役よりも脇役の方が人気なことは多いし、コンテストで優勝した人よりも審査員特別賞の人の方が売れたりする。真ん中に立ち、スポットライトを浴びることだけが魅力ではないのだ。
ライトが一切当たらない暗がりを見ている人はいて、その暗がりにいる脇役を見つけたときは何とも言えない優越感がある。主役は誰にだって見える、というか見せるためにいる。主役が見えることは当たり前で、見えたときの感動はそう大きくない。
大勢の人が主役を見ている中で、私は脇役を見ている、私だけが脇役の演技を知っている。その感覚が常に私を頑張らせていた。
Jrは夢を持つ、目標を持つ。その誰にも見えない夢を私は応援したかったのだ。
Jrを好きな人がみなこんな理由で応援しているとは限らない。たまたま私の自担が舞台の仕事とバックダンサーが多かっただけで、バックにつかずテレビに出て活躍しているJrの子もたくさんいるし、そういう子のファンは違う感覚を持ち合わせているはず。
そして、件のテーマパークダンサーだが、彼らもまるでジャニーズJrのようだなと私は感じた。
テーマパークという枠に囚われ仕事を与えられ、主役になることを夢見ながら脇役として仕事に徹し、いつの日か音もなく目の前から消えていく。
誰かに気づいてもらいたいと思いながら懸命に踊る姿は、見た人の胸にそれは刺さるだろう。
私の場合も、「笑顔がかわいい人だなぁ」と思って見ていたら目が合って、手を振ってもらったのが始まりだ。「見つけた」「見つけてくれた」の瞬間である。
そんなこんなで、テーマパークダンサーはJr担の性癖に見事にジャストミートした。
皆が皆、同じような気持ちでダンオタをやっているとは思わない。ダンスが素敵だったから、顔がかっこよかったから、理由は人それぞれだが、ショーの脇役を見て好きになった境遇は同じなはず。
あまり脇役脇役いっていると怒られそうなのだが、ダンサーもショーの重要な一部だということは分かっているので悪しからず。
そんな私も盲目的にテーマパークのしきたりを守りながら追い続け、今現在は顔と名前を覚えられているところまでいった。パレードの最中に目が合うと「あっ」という顔をされ、今も「見つけた」「見つけてくれた」の関係は続いている。しかし完全にその立場は逆転し、今は私が見つけてもらう側になっている。なんでもそうだが、オタクが優位でいられるのは一番最初、好きになった瞬間だけであるから、これはもう致し方ない宿命だ。
これは私事だが、ダンオタというのはジャニオタに比べれば懐に優しい趣味だが、ダンサーというJrよりも一般人に近い存在のオタクをしている性質上、メンタルが抉られる事案が多いなと感じる。距離が近いため、手紙に書いた内容が次の日のパレードに全てダイレクトに反映されるのだ。そのレスポンスの速さたるや、自動返信サービスかと思う。
ファンサされたり、干されたり、機嫌の良い悪いですぐ態度をころっころ変える一般人に振り回される毎日だが、それでも楽しくてやめられずに1年経った。
ちなみに私の自担くんは今もJrだ。デビューはもうできないだろうと言われている。
脇役だろうとなんだろうと、私は好きな子はいつだって主役だった。
スポットライトを浴びることを夢見て踊る姿は、誰よりも輝いていたし、この子を好きでいることは自慢だ。
Jrもテーマパークダンサーも、儚い存在だけど何よりも強い存在感を放つ。それが人を惹き付ける魅力なんだと思う。
自担くんは今日も劇場で踊っている。テーマパークのダンサーは今日もパレードに出演している。
きっと、今日も誰かの主役になりながら。
わたしはもう10年以上ジャニーズが好きだ。わたしが好きだったグループは、デビューしてそこそこ人気もあり、メンバーの誰かは毎日どこかのテレビ番組に出演している。CDも買えるし、DVDも見れる。だからいつでも声は聞けるし(メディア媒体で)、売上に貢献することもできた。
しかし、ある日ふとテレビを見てまだ幼い子が目に飛び込んできた。ダンスはへにょへにょ、マイクも持たせてもらえない、一番後の列の端で踊っていた。ダボダボの先輩のお下がりであろう衣装を着せられて。
びっくりした。こんなにも隅にいるのに、精一杯、ふにゃっとした笑顔で踊り続けていた。スポットライトも当たらず、先輩が踊るずっと後ろに少しだけ映り込む程度なのに。
しかし、デビューしたグループのことしか知らなかったため、当然のことながら何もわからなかった。コンサートはあるの?CDは買えるの?
どちらともなかった。あったとしても、先輩グループの舞台のバックダンサーか、先輩たちのMVのバックダンサー。もちろん名前が出ているわけではないため、どれを買えばいいのか分からなかった。一通り買ってみたが、結局出ているものは片手で数えられるくらいだった。
それから月日が経ったが、相変わらずいちばん最後の列の端で踊っている。いつでもどんな時でもふにゃふにゃな笑顔なのも変わらない。
しかし、へにょへにょだったダンスが大きく堂々と踊れるようになった。踊っている時にキョロキョロしてしまう癖が直り、前を見て踊れるようになった。マイクを時々持たせてもらえるようになった。ストレートだった髪が時々セットされるようになった。カメラを見てアピールすることができるようになった。ひとつひとつ成長を見ることが出来た時、本当に嬉しかった。
いいこともあるかもしれないが、立ち位置は変わらない。ジャニーズJrが溢れている現在、今後のことを彼なりに考えているだろう。まだまだ若いため、可能性は無限大だと思う。彼の同期はほぼ辞めたか、グループに属していった。
きっと彼がステージを降りるとき、わたしのジャニーズのファンも幕を閉じる。
でも、その時が来るまで、彼を全力で応援したい。どこに出るかも分からないが、出るならば見に行きたい。あなたを応援している人はいるんだよということを伝えたい。スポットライトが当たらない最後列の最下手であっても、わたしの中の彼はいつでも0番だから。
嵐以後のジャニーズが何をウリにしてにウケているのかよくわからない。
SMAP→世代を超えて聞かれる歌を出してる。ひとりひとりが個性的なカッコよさを持つ
KinKi Kids→顔がカッコよくて歌がわりと聞ける歌。喋りがわりと面白い印象
こういうカッコよさに加えて、
飯島さんが発案したというの親しみやすい笑いの取れるアイドルの要素。
嵐以後→?
嵐は童顔な人を集めた印象。
親しみやすさはあると思う。そして可愛い感じがプラスされてる。
たたし、KAT-TUNは例外で洗練されてた印象で、加えて1人1人が個性的だった。
親しみやすさよりも、カッコよさを感じてた。そういう意味で解散は残念だった。
ジャニーズの本懐である舞台を見たら印象変わるのかなって思し、
カッコよさより親しみやすさを重視してる人がとても多いのかな、とは感じる。
お笑いの国だし。
ちなEXILEはよく観察してないのもあって本当にわからない。謎の集団。
多人数ダンスが受けてるのだろうか。
歌ってないパートがあると歌ってない人が浮く感じがするので、
歌1人に4人ぐらいのバックダンサーの体制の方が洗練された印象を受ける。無駄がない感じ。
ただ歌ってないという余白がいい味を出すこともあるとは感じる。
あとEXILEやAKBぐらいの多人数が同じ動きをすると、有無を言わさぬ圧力を感じて
萎縮するというか。
律子「いいでしょう、私も伊織たちをプロデュースして早幾年、負けませんよ!」
その後、この超A&Gの番組でよくみるボックスにうちに所属している全アイドルの宣材が入っているので、そこから一枚引く。
そして、そのアイドルと自分の担当アイドルの絡み語り、審判がどっちがアイドル力があるかを判定するんだ」
P「俺は愛海だ」
律子「え? この世界観は346プロと765プロが合併してるんですか?」
P「え? あ、あーそれもそうか、うーん、じゃあそういうことで」
P「よく考えてなかったから、魔王エンジェルとかゼノの春香たちとか新幹少女とかもいるよ」
律子「だいたいわかりました」
P「よし! それじゃあ審判のARISA! じゃかじゃかを頼む!」
ARISA「じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか。じゃん!
『矢吹可奈』ちゃんです!」
P「お歌のトレーニングにはお山登りをされながら歌うといいらしよ、という愛海の嘘を真に受ける可奈。
さっそくお山マッサージを受けながら歌唱トレーニングを始めるも、さすがの愛海も健気に一生懸命頑張る可奈に心打たれ……
そうになるも、一切気にせずお山登りを満喫する愛海だった」
律子「輝きの向こう側の世界線で、バックダンサーを経て成長した可奈だったが、自分が好きなアイドルが本当に春香だったのか? という奇妙な違和感を覚える。
そのとき、亜美も自分が妹なのか姉なのかがいつのまにか入れ替わっているような気がしてくる。
二人は『極めて近く、限りなく遠い世界に』想いを馳せ始めるが、それは全並行世界を巻き込むスーパーアイドル大戦の始まりでもあった……
」
ARISA「じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか。じゃん!
律子さん!」
P「えええー! あんなの別にどのアイドルでもできるだろ! 亜美と可奈関係ないだろ!」
律子「いえ、ここまでクリティカルな内容の設定が改変されてるのは珍しいですよ」
P「むむむ……」
律子「まあ、愛海のことをお山登りという側面でしか捉えられない了見の小さいプロデューサー殿とは違うということですよ」
P「くそおおお!」
b:id:msdbkm P「ただいまー」
b:id:type-100 P「ただいまもどりましたー」
P「よし! 他のプロデューサーも戻って来たし、こいつらも巻き込んでもう一度勝負だ!
俺の愛海は理屈と軟膏のように誰とでもくっつけられることを証明してやる!
ARISA! じゃかじゃかしてブコメやトラバで募集するアイドルを選ぶんだ! 上の二人以外も参加して構わないぞ!」
(ナナシスのキャラが出て来て、 b:id:cider_kondo さんが乱入する茶番がある予定でしたが、ナナシスしらないの省略します)
ARISA「じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか。
日高愛!」
ある日売れないジャニーズJr.を好きになった。
きっかけは簡単で、売れてるデビュー組のファンからの、いわゆる担降りというやつだ。
このタイプのジャニーズJr.のファンになるひとの大半がこの道を通ってきていると思う。
詳細は省くが、彼はほとんどテレビへの露出はなく、先輩のバックダンサーを務めるか、先輩が座長の舞台に出るかで1年を過ごしている。
コンサート、舞台。仕事数のわりに、彼は本当に人気がなかった。
知られていないわけではない。この界隈のジャニオタには名前も顔も知られていたし、目立つ方でもあった。
初めて彼を見に行ったとき、まだそれはあの子ちょっと気になる、程度の時期で、
初めて作った彼の名前のうちわを持って、大きくない会場の後方の席に入った。
数曲終わり、彼らが出てきて、ほんの数秒。何小節か踊ったところで、顔を上げて、私のうちわを見て、にこーっと笑って、指をさした。
それは一瞬の出来事だった。
その前何年間もジャニオタをやっていた。
何種類もうちわを作った。
目立つように目立つように、少しでも目に入るように、見てもらえるように。
しかし、自分が担当の視界に入ったと思えたことは一度もなかった。
他のメンバーにはあった。
しかし、こと担当には全く無縁で、まるで私は透明人間かおばけのようだった。
それが当たり前だと思っていた。
それが、初めての現場で。ほんの数秒で。
こんな世界があったなんて。
あっという間に夢中になった。
喜んでもらいたかった。
広い広い会場で、先輩の後ろで、ライトもろくに当たらず、出てくるときもハケていくときも、拍手も歓声もない
だけど私は、あなたを見にきたよ、と伝えたかった。あなたを見にきている人が、いるんだよ、と。
彼はいつもステージの上から顔をじっと見るから。うちわで顔の下半分を隠しても、見透かしているようだった。
そして、うちわのない現場でも、私を見つけるようになった。にこっと笑ったり、うん、と頷いたりするのは稀で、いつもほんの一瞬見るだけで、すぐに目をそらし、彼は彼の"仕事"に戻った。
相変わらず彼のファンはとても少なく、劇場に預けるファンレターは、いくつかの束になってるどれにも乗せられず、いつも机に直接置かれた。
20代も中盤に差し掛かり、ジャニーズJr.でいられる期間も残り少ないだろう。
劇的な何かが起きて彼に注目が集まり、売れてる若い子を押しのけてCDデビューすることも、たぶん可能性はない。
彼が自分の人生を見つめ直し、夢や希望(もしかするとある種の惰性や成り行きも)と、現実的な自分の将来を天秤にかけたとき、そしてそれが傾いた時が、
誰かのコンサートの初日、わらわらと出てくるジャニーズJr.に双眼鏡を向け、彼だけがいないことに気づいて愕然とするだろうか。
舞台出演者の発表のときに、彼の名前だけがないのを見て、静かに察するだろうか。
決して避けることができない、死を待っているかのようだ。
友人は貧乏だ。なのに犬を飼っているだなんて贅沢だ。
家は隙間風が入ってくるくらいにスカスカで、家の前に立っただけで友人がいるかどうかはすぐに分かる。
なぜって、家の中の会話が外に丸聞こえだからだ。
友人の家にはファミコンがない。いつも将棋を勧められるが僕はそんな難しいゲームなんて大嫌いだ。
だけど友人の家には犬がいる。だから僕はいつも遊びに行くのだ。
友人の犬は頭が悪いから僕が遊びに行くと興奮が冷めることがない。
狭い部屋の中をぐるぐると物にぶつかりながら走り回るものだから、畳はボロボロだ。
この間なんて、急に部屋を出ていったかと思ったら僕の靴にうんこがしてあった。
友人は顔を真赤にして犬に怒っていたが、怒りたいのは僕の方だし、でもそんなところもこの馬鹿犬の憎めないところだ。
僕の家にはゲームが沢山あるけど犬もいないしママもいない。ゲームをずっとしていてもジュースをこぼしてしまっても怒る人すらいないんだ。
いつも夜遅くに疲れて帰ってくるママに犬が飼いたいだなんて口がさけたって言えるわけがないよね。
そんなことを考えながらぐるぐると走り回る犬を見ていたら、突然僕めがけて駆け寄ってきて足にしがみつくと腰を振り始めた。
友人はまた顔を真赤にして怒り出す。
僕は犬の行動の意味がわかったけど、あえて知らないふりをして「やめよろー」とかいつも通りに対応する。
「ハウス!」
なかなか離れようとしない友人は、外に聞こえようがお構いなしに大声で叱りつけた。
「バーモンド!」つられて僕も叫ぶと、外から聞いたことのない声が響いた。「カレー!」
居間のドアが開くと友人の父親が顔を出し握られていたマイクに向かって叫ぶ。
僕の足にしがみついているのは、実はよく見れば犬ではなく秀樹だ。
「HIDEKI感激ぃぃ!!」
秀樹の声が響くと同時に一斉に流れ込むバックダンサーたち。
YMCAのイントロを聞いた瞬間に血が滾り始めるのがわかった。
ママもよれよれのスーツ姿のまま軽快にボックスを踏み続けている。
観客も一体となり一糸乱れぬタイミングで両手でYMCAを形作る。
舞い散る紙吹雪。オケの指揮者が指揮棒を振り乱せば感動のフィナーレだ。
あの頃は何もかもが輝いて見えた。
感動のあまり呆然としている僕の手を取ると秀樹は僕をステージに引き上げた。
僕はステージの中心に立ち高らかに両腕を上げると一気に振り下ろす。
天井が割れんばかりの拍手が起こる。僕は人生最高の充実感に満たされていた。
バックステージを抜け玄関の冷たい鉄トビラを開けると、ぼくはランドセルを自分の部屋に放り投げた。
「ママは今日残業で遅くなるから晩御飯はお鍋を温めて食べてね。」
コンロの上を見ると、水を張ったお鍋の中にボンカレーが沈んでいた。
わたしは踊ることが好きだ。
初めて踊ったのは4歳の頃。
そこからのめり込みジャズにバレエにヒップホップに一通り経験してきた。
踊ることで生計を立てていく難しさを実感しながらもインストラクターとバイトの掛け持ちをしつつ、たまにバックダンサーとしてアーティストのバックで踊らせてもらっている。
同じスクールには、同じ頃から通っていたとてもダンスの上手い華のある子達が何人もいた。1人は早々にダンサーを諦めアイドルの道へ行った。彼女は今も輝いている。ちがう1人はダンサーとして、パフォーマーとして某大人数グループにいる。そしてまた別の彼女も違うグループではあるがアイドルの道を選んだ。彼女は今も踊っているのだろうか。余談であるが彼女たちとは某大型歌番組に私がバックダンサーとして出演した際に舞台裏で会うことが出来た。
彼女たちとは別に、またひとり、アイドルの道を選んだ人がいる。彼はスクールに通い始めた時期も同じでとても仲がよかった。わたしの比ではないくらい上手であった。音感が違った。そんな彼はある日いきなりわたしに、事務所が決まった、と告げてきた。
てっきりこの頃一大勢力を誇る某三代目さんがいる事務所だと思ったのだが違った。ジャニーズだった。彼もまたアイドルの道を選んだのだ。彼が活動を始めてからしばらくは連絡を取り合っていたが、たまたまわたしが彼の知り合いだと知らない知人が彼のファンだと知ってしまう機会があり、そこから怖くなって彼と連絡を取ることはなくなった。ありがたいことに私自身にも仕事がやってきたタイミングでもあった。
彼は何故ジャニーズを選んだのだろうか、と考えたことがある。踊ることで生きていくという意志を持っていた彼だった。イントラとして、ダンサーとして生きていく難しさは私が今身をもって感じているし、彼もきっと気づいていた。そんな彼が選択したのがアイドルだった。アイドルなら踊れるし生きていける、彼の名前はそこからしばらく検索していない。彼の母経由で近況を聞くことはあるが。
昔のように、彼と一緒に踊ることはもう無理であろうが、もしかしたら彼と同じ番組に出ることや舞台に出ることはありうるかもしれない。そのときまでに私は恥ずかしくない実力を身につけないといけないし、もし彼が手を抜いて踊っていたら罵倒する準備は出来ている。
それが実現するのは数年後なのかはたまた数ヶ月後なのだろうか。
ジャニーズは歌って踊る男子はみんな敵と見なし、圧力をかけ、ゴールデンの音楽番組には出させないとの噂があります。
とは思うけど、それ以上に色々な要因があったのではないかと。
②ジャニーズへの貢献?
飯島さんの退社はかなり影響はあったのではないだろうか。
中には飯島さんが三浦大知を出ないようにしていたと言っている人もいるが
それはないと思う。
例えばK-POPが好き(特にシナが)で、まだ日本で人気のなかった頃
(飯島さんが好きな韓国のアイドルがファンミーティング終了後、飯島さんに接待したとも)
のちにジャニーズと東方神起の事務所SMエンターテイメントと提携の契約もし
だから圧力をかけているのはジャニーさん、メリーさんジュリーさんなはず。
なぜなら、DA PUMPとの共演が嫌でドタキャンしたKinKi Kidsはジャニーさんの傘下だから。
もちろんKinKi Kids自身が嫌と言ったのではなく、ジャニーさん側だと思います。
なんか、もう完全に妄想だけど
「あの飯島がいなくなったおかげでこんなにも良いことがあるよ、物事がスムーズにいくよ」
②ジャニーズへの貢献?
ジャニーズに貢献した人は圧力をかけられないのではないかなと。
例としてはEXILE。
風貌はジャニーズとは真逆のヒゲと褐色の肌でライバル認定されなかったのでは?という意見もあるけど
HIROさんがV6のダンスの先生だったのは大きかったのではないかと思う。
初代JSBのころに担当していてV6のメンバーは当時JSBのステッカー貰った!とラジオで話していました。
接点があるのと無いのでは大きな違いはあるのだと思います。
ちなみにEXILE兼三代目のNAOTOさんはV6の振付とコンサート演出もしていて
Mステでとても仲が良い姿がチラリと見られました。
三浦大知のバックダンサーであるPURIさんやSHOTAさん、s**t kingz(4人組のダンスチーム)はV6の振付コンサートの演出を担当したことがあります。
s**t kingz(シッキン)にいたっては、Hey! Say! JUMPの明日へのYELL、 Ride With MeやAinoArika
Kis-My-Ft2のKiss魂、 Gravityも担当。
Mステで披露した三浦大知のCry&Fightの振付をしたShingo OkamotoさんはV6のWay for youの振付を担当。
Hey! Say! JUMPの有岡くんやV6の三宅くんはシッキンが好きなことを明言しています。
もちろん三浦大知が好きなことも!!
(三宅くんがコンサートのソロダンスをシッキンに依頼したことをきっかけにジャニーズとの繋がりができました)
たまたまダンサーの人が被ったのでは?と一瞬思いますが、ピンポイントに7人被るとは考えにくい…。
ジャニーズ事務所内にも三浦大知ファンが多くいることから、ジャニーズ側が三浦大知の良いこと(ダンサーや振付など)を取り入れ
三十路手前でアイドルと呼べる歳じゃないし、てか三浦大知はアイドルじゃないし。
三浦大知がMステに出演できたのは本人とファンの努力はもちろん、派閥解消・ダンサーなどによるジャニーズ事務所内の変化などが要因にあげられるとは思います。
頑張っていたら、どこかで誰かが見てくれているし、いつか大きなチャンスが貰えるはず!
私はジャニーズも三浦大知もシッキンもK-POPもLDHの好きなので
踊っている人大好き!
アイドルネッサンスのチーフ照井さんは、もともと新人開発をやってた人。全国いろんなところに行って、才能を見つける人らしい。
コスメティックルネッサンスというCMで曲をリアレンジして流すというのが流行ってた時代があって、それを真似た。最初が17才というのが良かった。
カバーする意味をすごく考えている。歌詞を大事にしてるというお話があった。
以上
昔零細ゲーム会社で働いていて、音楽業界志望だった人とかシナリオライター志望だった人とかデザイン関係志望だった人とか、そういう人と知り合いになれた。
で、よく聞いたのがコンテストみたいのに応募すると盗まれるって話。
プロをバカにして自信満々の人に、それじゃコンテストに応募すれば? みたいな事を言っていたら、あんなの著作権もとられるしアイデアを盗むためにやってるから応募するだけ無駄だとか。
某芸能人のバックダンサーのオーディションに行ったら振りを盗まれた知り合いがいるとか、音楽家のアシスタントみたいなことをして作曲をしてたけど、使い捨てにされたとか、そんな話がよくでてた。
一時期、ラブライバー界隈で話題になった劇場版ラブライブ!の批判記事があった。
それは、おりあそ氏による
「アイドルはなぜ魅力的なのか? あるいは、劇場版『ラブライブ!』はなぜ失敗作なのか。」http://oriaso.seesaa.net/article/421134088.html
である。
自分はTVアニメ第2期以来ラブライブ!という作品にうんざりしており、ほぼ既に内容に希望を抱くことを諦めた立場だった。
そのため、劇場版の内容を目の当たりにしても、2期の調子から続きを作ったらこんなものかという程度に軽くとらえていた。
批判記事についても早い段階で拝読の機会を得ており、概ね同意はしたのだが、批判へ寄せられた賛否両論の意見の軽さと2期以来の作品の現状の救いようのなさに呆れていたこともあり、あまり触れないようにしていた。しかし、ラブライブ!(以下ラブライブと表記)という作品が何と言おうとフィナーレを迎えようとしている今になって、少しは気分が落ち着いたこともあって改めて自分なりに読み解いたものを記しておこうかと思う。
彼の批判文の序盤はTV第1期から劇場版の終わりに至るまでの説明なので割愛。その直後の文章から批判と問題提起が始まる。
しかし、アニメ『ラブライブ!』のラストを飾るイベントが、このようなものであっていいはずがないのである。
問題点を明確化するために、3年前に現実世界で開催されたあるライブイベントと対比してみたい。それは「ゆび祭り ~アイドル臨時総会~」といって、普段はライバル同士である人気のアイドル10組が一堂に会し、次々にライブを行うというイベントであった。このイベントが話題となった最大の理由は、指原莉乃という当時AKB48で人気を急上昇させていたメンバーが自らプロデュースをしたことにある。つまり「ゆび祭り」は、μ'sが企画してライバルであるスクールアイドルを集めた、劇場版のクライマックスを飾ったあのお祭りと非常によく似たイベントだったと言えるだろう。
実は「ゆび祭り」は感動的なイベントであった。それは何故かというと、指原莉乃というアイドルの人生物語を象徴するイベントだったからである。もともと指原は故郷の大分県において、熱狂的なアイドルファンとして育った。モー娘の全盛期に小学生時代を過ごし、様々なグループのライブに通い詰める重度のアイドルオタクになったのだ。そしてアイドルへの憧れが高じて上京、自分自身がAKBのメンバーとなり、ブレイクを果たしてこのようなイベントを企画できるほどの地位に登りつめた。つまり「ゆび祭り」は、指原のアイドル愛が余すところなく表現されたイベントであり、アイドルオタクの成り上がりストーリーを体現したからこそ、感動的なイベントだったのである。
この部分、ある意味では三次元アイドルへのアンチテーゼ的な役割が求められる二次元のアイドルアニメというジャンルの批評に実在アイドルのAKBを持ち出したきたことで一瞬、辟易した読者も多いことだろう。自分もその一人であったが、よく読んで考えれば、その意図も分かるものになっている。
実際、AKB指原がAKBとしてデビューする以前からアイドルオタクだったことは有名な話らしくいろいろとエピソードや写真が残っているようである。
そんなアイドルオタクが、一応トップアイドルとなり、事務所などの枠を超えて自分がリスペクトしてきたアイドルを集めて「ゆび祭り」という大きなお祭りを主催したことは確かに快挙である。
そして、この「ゆび祭り」というイベントのチケット代は指原の愛称「さしこ」にちなんで345円という特価であったらしい。自分の好きを極めて走ってきた上で積み重ねてきた成果を現在のアイドル達やアイドルオタクに還元するという意味で確かに素晴らしいイベントだったといえよう。
それに対して、劇場版ラブライブにおけるお祭りが比較されながら述べられているのが以下である。
では、アニメ『ラブライブ!』のストーリーを締めくくったあのお祭りは、どのような物語性を内包していたのだろうか。筆者の考えでは、残念ながら「どのような物語性もない」のである。あのお祭りでは、「スクールアイドル」がキーワードになっていた。しかし今までの『ラブライブ!』で、「スクールアイドルはいかにあるべきか」とか「スクールアイドルの未来」とかいったことが主題になったことは一度もない。穂乃果たちは、今まで他の(A-RISE以外の)スクールアイドルのことなんかちっとも考えてこなかったのである。最後の最後になっていきなり《スクールアイドルという問題》を提示されても、あまりにも唐突だと言わざるをえない。
指原には長年アイドルオタクとしてアイドルに憧れ続けてきた上でトップアイドルになり、先述のお祭りを主催したというプロセスがあるのだが、ここで述べられている通り、μ'sもとい穂乃果にはそんなプロセスはない。
廃校を阻止しようという目標が最初に生まれたが、スクールアイドルという手段は後付けであり、(スクール)アイドル活動は積み重ねてきて目的となるような価値としては弱いものだったといわざるをえない。TVアニメ第1期途中で廃校問題が有耶無耶になり、自分達はアイドル活動をこの9人でしたいんだという方向に物語は動いたのだが、それも行き当たりばったりで賛否両論であった。作中でもまだ比較的まともだった頃の矢澤にこに「穂乃果の(アイドルへの)好きはいい加減」と批判されている。
また、自分達のスクールアイドル活動には目を向けても、他のスクールアイドルに対して何らかの注目を向けたのは穂乃果にアイドル活動をさせるきっかけを作ったA-RISEくらいであり、それも主に廃校阻止や後のラブライブ出場&優勝という目標を達成するための当面の壁やライバルとして注目された程度に留まっているため、おりあそ氏の批判にある通り、指原のような他のアイドルへの想いが高じて開催につながったイベントと比較すると、劇場版で急に穂乃果やμ'sの「スクールアイドル」に対する想いが打ち出され、スクールアイドルを集めてイベントをやろうと言い出すのは唐突であり、付け焼き刃だとか行き当たりばったりといった表現で揶揄されても仕方がないものといえる。
一方で、そのイベントや発想自体は悪いものではない。スクールアイドル全員で楽しい大きなお祭りをしましょうというのはとても魅力的で素晴らしいものである。しかし、作品上仕方ない部分もあるとはいえ、「スクールアイドル」全体のお祭りへの想いを一旦は語り、イベントを開催してみたらμ'sしか目立っておらず、他はバックダンサーに近い扱いというのは、劇場版という大きなお祭りという面を考えてもどうにかならなかったのかとか、他のアイドルやファンへの還元の面でも現実のアイドルに大きく負けているのはどうなのだろうとか考えてしまう。
したがって、あのスクールアイドルのお祭りは作中における開催への過程や内容の意味だけでなく、ラブライブの劇場版というお祭りの観点でも説得力と盛り上がりに欠ける粗末なものだったといえるのではないだろうか。
今回の劇場版ラブライブ!でとにかく目につくのが、このように行き当たりばったりで物語の流れを無視したストーリーである。映画の前半では、脈絡の無い強引な展開でニューヨークに行くことになるが、そこで何かを得ることはなく、後半ではまったく無関係なストーリーが始まってしまう。後半のストーリーから逆算すれば、前半では「スクールアイドル」の問題が提示されていたり、μ's活動終了への伏線が描かれていたりしなければならないはずだが、そういったことは全然なく、ライブ場所を求めて街を探検したりアメリカ人と交流したりするだけである。また、ニューヨークで迷子になった穂乃果は、彷徨っているうちに一人の女性シンガーと出会い、ホテルまで連れ帰ってもらう。この女性シンガーにはいろいろと不思議な点があり、穂乃果以外のμ'sメンバーには見えないなどの設定があるため、「未来の穂乃果」だというのがネット上では最も有力な説である。この女性シンガーは帰国後にも一度穂乃果の前に現れるのだが、それっきりストーリーからは退場し、穂乃果に思い出されることもなく、謎も一切明らかにならない。映画のキーパーソンであるかのように登場しておきながら本筋にはちっとも絡まないというこのキャラクターは、何のために出てきたのか本当に謎なのである。他にも、映画冒頭で描かれる、穂乃果が水たまりを飛び越えるという過去エピソードがこの映画のストーリーに全然そぐわないなど、とにかくこの映画の脚本はいたるところが継ぎ接ぎだらけの雑なものであり、一貫したテーマがないので物語性を感じられない。「物語性がない」と言うと、『けいおん!』なんかの例を持ち出してくる人がいるかもしれないので予め書いておくと、『けいおん!』にはストーリーはない(大したことは起きない)が、物語性はある(一貫した主題がある)。それに対して劇場版『ラブライブ!』には、ストーリーはあるが物語性がないのである。
と、ここも個人的に意見の相違はないのではあるが、突っ込みたい点が何点かある。
そもそも行き当たりばったりで物語の流れを無視したストーリーというのは劇場版に限らず、第1期から指摘できる問題点であり、ラブライブというよりも花田十輝氏の脚本によく見られる傾向ともいえる部分である。その点を、恐らくブログ著者は第1期を評価したい立場であるために触れないでいるのだろうが、後々2期や劇場版でそれが起因して物語性やキャラクター性の破滅につながっていることは無視できない。
たとえば2期においても用いてプロジェクト開始初期から掲げていた「みんなで叶える物語」というキャッチフレーズ。それが本来はコンテンツ全てを統括する一つの物語性やコンセプトになるべきだったし、アニメ化以前は細かなキャラクター設定のブレはあっても、その点においてのブレはなかった。個性や事情を違えるキャラクターが集まった上で廃校阻止やアイドルになるといった目標を叶えること、また結果的に初期からそのコンセプトやキャラクターを支持してきたファンの思いを叶えるという意味にもつながってくることになる。
しかし、アニメにおいてその作中の物語性は破棄された。廃校阻止という目標がプロジェクトを束ねる大きなコンセプトの一つだったが、それは第1期で大会に出たわけでもなく他のアイドルと大々的に競ったわけでもなく達成される。その後μ'sは文化祭における穂乃果の件もあり活動休止となることもあり、せっかく大きな目標を達成できたのにカタルシスが弱い。
アニメラブライブに肯定的なファンの間では「アイドル活動で廃校阻止というコンセプト自体に無理があるから、1期でそれを消化したのは悪くない」という見方があるが、無理があることを簡単にあっさり達成・消化させてしまったたものをよしとする神経や論理にこそ無理があるように思える。
また、裏を返すと、大会に出ずとも廃校阻止につながるくらいにスクールアイドル活動の影響力や効果が大きいことを描写してしまったともいえる。さらに2期では、次に開催された大会に出場し、プロのアイドルを上回るとも言われていたA-RISEをも倒し優勝を達成してしまったのだから、その後のμ'sの人気や知名度は絶大なものとなっていただろう。少なくとも地元東京や関東地区では。
脈絡の無い強引な展開でニューヨークに行きライブを行い、間違いなく関東の空港である日本の空港に帰ってきたところでファンに出待ちされて知名度を得た自分達に驚くというシーンについてであるが、既に廃校阻止や大会優勝の時点で雑に考えてもかなりの人気と知名度を得ていたはずである。ましてや地元であり、さらに出迎えたファンは同年代であったから今さら驚くことではないはずだが、それに初めての体験であるように驚く描写を入れてしまったことで、劇場版やアニメラブライブという作品自体がどの場面においても何かを得ることはなく、いつもまったく無関係なストーリーが乱雑に入れられるだけの作品だと物語っているかのようである。
続いて、ブログではそのような内容や批判を受け入れるファンの態度についての批判が述べられている。
さて、劇場版『ラブライブ!』は以上のように脚本に重大な瑕疵を抱えているにも関わらず、この劇場版が良かったという人々の多くがこのことを大した問題ではなかったと考えているようだ。ここがポイントである。もし以上で挙げたようなことがそもそも物語上の瑕疵ではないと言うのなら、それは根本的なセンスの違いだからどうしようもない。しかしそうではなく、瑕疵だとは認めつつもそのことによってこの映画の価値が損なわれないと考える人々が多くいるという、その点にこそ本質的な問題がある。なぜなら、これほど重大な物語的欠陥を目にしておきながらそれを大した問題ではないと言うのは、「アイドルアニメなんだから可愛ければそれでいいじゃん」「百合さえあればなんでもいいじゃん」という物語性軽視の態度に他ならないと考えられるからである。
『ラブライブ!』はTVアニメ第1期以来2年半のあいだ爆発的に人気を拡大し、日本の二次元コンテンツを代表する作品の一つにまでなったが、残念ながらそれと同時に、物語性をひどく軽視するファンを増やしてしまったように思う。そういった人々は、μ'sを一方的かつ即物的に消費するだけであり、μ'sのメンバーに共感したり、あるいは彼女らから何かを学んだりしようとするチャネルを持たない。そしてそういった人々の消費態度は、実際に『ラブライブ!』の作品そのものに反映されるようになってしまった。その結果がこの劇場版における脚本の崩壊だと考えられるのである。
そもそも、「アイドルアニメなんだから可愛ければそれでいいじゃん」「百合さえあればなんでもいいじゃん」という擁護を持ち出すのも苦しい点がある。
何故かというと、このアニメラブライブの脚本家である花田十輝氏や監督の京極尚彦氏は自分たちが志向する物語性を作るために、キャラクター性やプロジェクトの大きなコンセプト(一貫した主題)を変更して犠牲にした経緯があるためである。(電撃ラブライブ!3学期http://www.amazon.co.jp/dp/B00BW8MRVY等参照)
いくら結果売上が出たとか人気が出たとはいっても、道理に背く大きな決断を下したからには内容に責任を負うべきである。自らが企画し原案から打ち立てた作品なら構わないだろうが、ラブライブは三社合同のプロジェクトであり、原案は公野櫻子氏であるため、彼らは作品の物語性の中枢部分に適当にメスを入れられる資格はない。つまり覚悟を持ってメスを入れてしまったのだから、それ相応の義務や責任を負わなければ話にならない。
本来あったキャラクター性や物語性を軽視した上で、打ち立てたストーリーに不備が生じ、それを擁護するために切り捨てたものを持ち出すというのは都合が良すぎるし、つまりストーリーコンセプトの変更やキャラクター性の変更の失敗を証明しているようなものである。
たぶん「代わりがいない」でFAなんだよな。
ここ数年思ってたことをSMAP騒動にかこつけて吐き出すと、お茶の間や学生の人が思ってるよりも、日本は遥かに狭くてプレイヤーが少ない国だよ。
もちろん日本の全人口はすごい多いけれど、ある特定の業種や機材に焦点を当てて考えると、みんなが思ってるよりずっと狭い。競争原理なんて働かないほど狭い事は往々にしてあるよ。
「ちょっとイケメンでTVに出たい程度の青少年なんてそこらにいくらでもいるだろ」って書き込みがあった。事実そういう人はたくさんいるかもしれない。でも「ちょっと顔が良くて踊れる程度の何者でもない青少年を百人単位で雇用するベンチャー企業(=芸能事務所)を立ち上げたい経営者」って日本に何人いるかな? その野望だけじゃなくて、資金調達能力や調整能力まで含めたら、1人もいなくても不思議じゃないよ。
ジャニーズは外部から見る限りであっても結構大規模なエコシステムで、研修生を売れ筋アイドルのバックダンサーで踊らせることによって場数と知名度と小銭を稼がせながら、将来の収穫対象に育成するとかまでやってるわけだよね。つまり、規模がメリットになっている。そういう先行事業者がいる畑で、いまから後追いで後釜を狙うには、すさまじい初期投資と営業能力が必要だよ。そしておそらく運も。
地方自治体の箱物関係の予算開示にまつわるものもそう。「なんでこの建設業者に毎回発注してるの?」「高くない?」「競争原理はたらいてないの?」。そんなの働いてない。日本全国に建設会社なんてそれこそくさるほどあるけれど、建設会社にはそれぞれ得意なジャンルがあって、どの建設会社でも何でも作れるわけじゃない。過去の実績とかある。そのうえ、地方自治体だと、地元の起業に発注したい(経済活性化を考えて)。そういう幾つかのフィルターをかけると、もう、選択肢が事実上ひとつふたつしかないって状況は、ままあるんだよ。全国区のマスコミで放映されると、そこが抜け落ちてしまう。こういう状況に「地元企業との癒着だ」って叩くのはOKなんだけど、だとするならば「他の地域の企業への利益供与だ」は叩くべきじゃない。そのふたつはダブスタだよね。
工作機械なんかの場合もっと極端で、ある特定の目的のニッチな機材を扱う会社は、日本どころか、世界でも数社しかないなんてざらにある。
いわゆるお茶の間的なみんなが思ってるよりも、(ある視点、要求を元に眺めた場合の)世界はすごく狭い。参加者も少ない。
はてなではよく「起業するなんて一般人には無謀」みたいなコメントが有って、それ自体は正論なんだけど、でもそういう自縛型の文化なんだから、社会の新陳代謝は遅くて当然なんだよ。失敗した人を責める社会なのだから、過去の成功者(まさにジャニーズだ)が、邪悪な院制で弾圧しても、それは甘受しなきゃ。新しい挑戦者を用意できないんだから、過去の王者が独裁をするよね。
SMAPというのは、日本のいわゆる「失われた20年」を駆け抜けたアイドルなのだろうと思う。
今、あらためてWikipediaを見てみたら、前身である「スケートボーイズ」の結成が1988年、
バラエティーも全力でこなす新しいタイプのアイドルとしての存在のスタートとなったテレビ番組
『夢がMORIMORI』のレギュラーとなったのが1991年
そして、『SMAP×SMAP』が始まったのが1996年だそうだ。
以降、森くんの脱退という事件をはさみながらも、日本の芸能界のトップを、彼らが懸命に走ってきたことは、誰もが知っている。
ちなみに、日経平均株価が、38,957円という今では信じられない高値を付けたのが1989年の年末。
その後、バブルが崩壊して、山一證券が自主廃業を決定して、社長が記者会見で号泣して世間に衝撃を与えたのは1997年のことである。
まさに、SMAPのメンバーが光GENJIのバックダンサーなどの下積みを経て、人気を獲得しだすまでの時期に重なる。
まだまだ「一生懸命勉強して、いい大学に入って、いい会社に就職すれば、一生安定した生活が送れる」という、
高度成長期の神話(当時は、あながち神話でもなかった)を信じ込まされて大学まで進んだものの、
やっと就職した会社では、自分の目上に掃いて捨てるほどいるバブル世代の下で、
後輩もろくにできず、ブラックな働き方を長年続けさせられたり、
就職活動がうまくいかずに非正規社員になったり、ニートになったりという人が、相当数いるはずである。
そして、そんな彼らの中に、SMAPに憧れたり、勇気づけられたり、
やけっぱちになってSMAPの歌をカラオケボックスでがなったりしていた人も多くいるはずだ。
SMAP自身も、アイドルをめぐる環境変化の中で、当初はなかなか売れる見通しが立たず、苦労を強いられたという。
それが「バブル崩壊」と関係あるのかどうかはよくわからないが、ともかく、彼らは有能な女性マネージャーの下で、
歌唱力も演技力もダンスも、彼らより優れた人たちはいるのだろうが、
どんなに「スカしている」「いきっている」といわれようとも、かつてのキムタクは「カッコいい」の代名詞として人気は別格だったし、
「音痴」という、本来歌手としてあるまじきレッテルを張られながらも、その人柄と気配りで中居くんは日本屈指のMCタレントになっていったし、
闇を抱えながらも明るさを振りまく慎吾ちゃんの姿とか、
あくまで飄々と、ときにユースケサンタマリアと、女性の胸が見える見えないではしゃいでたりする草薙くんとか、
決して仲良しではないのだろうけれど、互いを尊重しながら「プロのアイドル」として彼らは日本の芸能界に君臨してきた。
そんな彼らが、「同族企業の経営一族」と「自分たちを育ててくれたたたき上げの取締役」の対立が原因で、
分裂させられそうなのだという。
これは、とてつもなく哀しい。
あんなに「スーパースター」な彼らも、所詮は権力を持っている年寄りたちの都合で動かされる「労働者」にすぎないなんて。
昨年からSMAPが「のど自慢」に出場して、東京から5~6時間かかる被災地の街を訪問したり、
年末には、中居くんが『笑ってはいけない』に出てきて、お笑いタレントとキスシーンを披露するなど、体をはった仕事をしたり、
年明けには『すべらない話』で、中居くんが事務所社長の誕生日のエピソード
(それも、事務所内での近藤真彦の優遇ぶりと、中居くんの立ち位置を彷彿とさせる話)を披露したり、
なんか、SMAPが仕事の幅を広げてきているなあ、とは思っていた。
それが、事務所独立を見据えた必死の行動だったと思うとまた、なんとも切ない。
現在の事務所に頼らず生きていくためには、そりゃNHKや吉本興業との関係は深くしておくに越したことはない。
とくに、中居くんの「肝の座りっぷり」と「体の張りっぷり」は、「SMAPの居場所を俺がつくる」という覚悟の上ではないだろうか。
一部報道によれば、キムタクが現在の事務所に残留を決めた理由の一端に
奥さんの懇願もあったともいう。
メンバーで唯一、家族を抱える彼にとっては、「安定した現在の会社に残ってほしい」という奥さんの願いは無視はできないだろう。
これも「労働者」っぽくって、哀しい。
バブル後に社会に出た人の多くは、バブル以前の社会が残した諸々の「負の遺産」を清算するために、
苦労を強いられてきたうえに、あまり感謝されることもなく、年寄りたちの「わがまま」に振り回されているのではないかと個人的に思っている。
少子化はあんたらが結婚して子供創らないせいだとかいわれても知るかよ。
SMAPもそうだ、とは言うつもりはないんだけれど、でも、なんか、やはりどこか重なっているように見えて仕方がないのだ。
さらに突飛なことをいえば、ちょっとだけ、例の「新国立競技場」をめぐる騒動を思い出す。
偉くて権力を持った人たちが決めてしまったことが、たとえ非合理だったとしても、もう覆すことなんかできないのが、
この国の常識だった。
幸いにして、あの膨大な予算を食いつぶす「ザハ案」とやらは変更が決まって、
多少なりとも「世論」が、「権力者が決めたこと」を覆せたのはよかったけれど、
あの、「権力を都合のいいように使う年寄り」の象徴たるオリンピック組織委員会のトップ(記すのも忌々しいので、ここのは名前は出さない)は
いまだトップであり続けている。
それが、多分、今のこの国の限界だ。
はたしてSMAP、どうなるんでしょうね?
なんとか存続してほしいなあ。
自分は、そこそこテレビ好きでお笑い好きだけど、SMAPに今まで特別な思い入れがあったわけではない。
カラオケで代表曲のほとんどは歌えるけれど、CDを買ったこともない。
でも、SMAP存続の役に立つんなら、『世界に一つだけの花』のCD一枚くらいなら買ってもいいかなと、今回、思ってしまった。
まあ、役に立たないと思うから、買わないけれど。
「事務所内部の問題に口に出す立場にはないが、フジテレビとしては、『SMAP×SMAP』は長年、視聴者に愛されてきた番組であり、
今後も放映が続けられるよう関係各所には努力してほしいとは思っている」くらいのことを会見で発言したらどうだろ?
現在ネット上では四面楚歌にあるフジテレビの好感度も、多少は上がるんじゃないかと思うし、
結局は業界にいる人たちが動かないと、事態は良い方向には動かないのだろう。