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はてなキーワード: 音楽業界とは

2021-05-19

anond:20210519080341

はっぴいえんど自体神格化されすぎだと思うけどけど、メンバーのその後の音楽業界への影響考えたら残りの二つとは格が違いすぎるだろ

2021-05-17

とあるV系バンドに告ぐ

俺は一介の元バンギャだ。病んでいた思春期V系にはまりアラサーになってもまだずるずるとV系を愛していた。だが、それも過去の話だ。

推しバンド。俺はお前に語りかけている。

俺はかつて、お前に夢を見た。それはものすごい夢だった。お前らと一緒に武道館に行きたかった、という夢だ。それはもはや叶わないだろう。今、お前のバンドやらかしまくっているからだ。

頼むから音源を出してくれ。そうでなければ音楽活動をしてくれ。youtube配信時間を割かないでくれ。お前らの本業音楽だろう。youtuberじゃなかったはずだ。俺はバンドマンとしてのお前が好きだったのであって、動画配信者としてのお前じゃない。

俺は知っている。お前は直球で格好いいバンドじゃなかった。どこか人間臭さや、ダサさを逆に武器にしていたバンドだった。だが、今、それは最早武器にはなっていない。

かに音楽だけじゃやっていけない部分もあるだろう。それはV系、そして音楽業界全体に言えることだ。そしてV系のもの一種斜陽産業であるのも確かだ。

これは綺麗事かもしれないが、俺はV系キラキラした夢を見ていたかった。ホストアイドルじゃない、ミュージシャンとしての夢だ。好きなだけでは金は払えない。俺はお前の夢に金を払っているからだ。

はたしてお前は今、「自分が脱退してもバンドファンを辞めないでほしい」とまで言った、俺の推しに顔向け出来るのか?

もしそれが出来ないのなら、大学生の頃お前の音源を聴いてボロボロ流していた俺の涙を返してくれ。

俺はお前たちのことがまだ好きだからだ。

俺は忠告たからな。

最後に。このバンドファンを辞めた人も、まだ続けている人も、全ての人が心穏やかに過ごしてくれることを心から願っている。

俺がバンギャだった頃は傷ついたり苦しかたことが色々あったが、あんたらと過ごせて、いい思い出になったよ。まあ、この文章は見つからないだろうし、わたしのことは忘れてると思うけどね。

しかったよ。ありがとう

https://youtu.be/AfB3iM12acc

anond:20210516234549

アイドルじゃないシンガーソングライターも昔はギター一本でのし上がるなんてストーリー持ったのがよくいたが今は英才教育受けてた人ばっかり

負のエピソード語りはアーティストの奥行きを作るのに大切だが、今は「貧しかった」のエピソードがないアーティストばかりだからいじめ受けてた」「引きこもりだった」「浮いてた」なんてエピソードだらけになってる

昔の「貧しかった」の後には「貧しくても仲間(親家族友達)がいた」と続くが今は「友達いなかったが音楽ネット)があった」となり生活の話は全く出ない

音楽業界(のファン)はそういうのしか求めてないんだから仕方ない

音楽コンクールの録音審査対応で食い扶持を稼ぐ音楽業界

今年もコロナ対応であちこち音楽コンクールが「録音審査」になりそうだ。

去年は吹奏楽管弦楽合唱アンサンブルなどありとあらゆるコンクールが録音審査になったが、その影響で録音・編集特需が起き、コロナで大打撃を受けた音楽業界の貴重な食い扶持として機能した。

具体的にはパート人ごと単独で録音し、それらを繋ぎ合わせ、細かい音程や音量や音質をレコーディングエンジニア側で調整し、あたかも1つの録音作品として作ることだ。

合奏を録音するのではなく、合奏を作り上げるのだ。

コンクールには審査規定で「一発録りで、無編集なこと」というのがあるが、機能していない。何千何百とあるコンクール参加団体全ての録音に立ち入ることは物理的に無理だからだ。

そのため、金がある学校や団体は、そのツテをたどって芸能事務所音楽会社にコンクール対応を依頼する。もちろん箝口令は全方位的に敷いている。

◯◯コンクールは、コロナ禍によってレコーディングコンクールと化してしまった。

2021-05-15

anond:20210515172950

おまえがSpotifyなんか使ってるから音楽業界の見入りが少なくなってそうなるんだろ。Apple Musicを使え。

2021-05-10

お気持ち抜きで語る「本屋で買って」請願

ツイッター漫画家が「リアル書店で発売1週間以内に注文するのも含めて買ってくれ~」というのをわざわざ4ページも漫画を描いてお願いしていたのを「業界がまるでなってない」旨のごもっともな引用リプで伸びてましたね。こんばんは。その書店最前線アルバイトをしているアマ漫画描きです。

あの引用リプを食らって「すっげえわかる……ただ何もやってないわけじゃないかお気持ち抜きなら聞き入れてもらえるかなあ」と長文をしたためることとしました。長くなるので論文スタイルにならって先に何言うかざっと並べておきます。太字のとこだけ覚えて帰ってね

=====

一応、自分コミック担当なので語りがコミック話題に寄りますのでそのつもりで後は読んでください。あと取次系通販こち

HonyaClub https://www.honyaclub.com/shop/ (取り扱い店舗 https://www.honyaclub.com/shop/store/search.aspx)

e-hon https://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top (取り扱い店舗 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SF/Search)

初速は正義~なんだKADOKAWAそのムラは~

初速売り上げ…すなわち発売して間もない期間での売り上げ部数というのは書籍流通にかかわる全員にとって重要指標です。書店員は作品認知度や以降の追加注文数をはかるために初週売り上げ部数の数字を注意深く追っています。たとえば発売4日か5日後に売り切ってしまった場合は大急ぎで追加注文を入れますし、発売日の入荷数として見積もりが少なかったという事実を受け止め次巻発注は強めに出さなければなりません。

読者をないがしろにするわけではありませんが、ネット通販で熱心に作品を追う読者よりもリアル書店書店員に作品名が覚えられているほうが大きい効果が出ます。このあたりは先に上げた漫画にもあったと思いますが、続刊が来た時に刷り部数を決めるのは当然取次から発注数…つまり全国の書店からの注文の集約数です。自分からすれば注文した数から減らされるわ、角川エースとかそもそも注文させてくれないわ色々言いたいことはあるのですが、とにかく発売日が来る前は書店からアプローチ作品の如何を図るバロメーターなのです。いやほんとKADOKAWAくんさあ前巻の売り上げに対して減らしすぎなのと売れないやつめちゃくちゃ送ってくるのなんなの…

書店員の心象がわかりやすくよくなる方法が「初速でよく売れる」なので、あの漫画あんなことをお願いしたわけですね。自分からすればあのお願いの仕方はネット民に撒く餌としては仕掛けが甘いと思いますね。ツイデモのせいで見誤ったのでしょうがTwitterちゃんと聞き入れてもらえるのは日本一世論に効くお気持ちではなくてこの後書く読者側にもたらされるメリットを説くほうなんだよなあ…

レジ来なくても書店予約と同じインパクト!取次系通販

何度も例の漫画をあげつらうのもアレですが、あの漫画を描いた方KADOKAWA系列コミック出してるんですよ。じゃあなぜカドカワストアと取次ネット通販を紹介しない??お店の人にこの番号見せてね!とか漫画描いてないでカドカワストアのリンク張りなさいよ…

カドカワストアはその名の通りKADOKAWA運営する通販サイトです。素直に言いますが手練れのアニメオタクはこういうメーカー通販使うほうが楽だと思います見出しにある取次系通販というのは、ちらほらと出てきていた取次の運営するネット通販サイトのことを言っています。今回これを書く最大のポイントであり、例の漫画がなぜ取り上げなかったんだと憤慨しているのがここです。

この取次系通販、一番のメリット書店で受け取る場合はいかなる場合も送料がかからないことです。コロナステイホームで若干意味合いが薄れてしまいましたが、ネット通販のウィークポイント「送料」「宅配の受け取り」の2点をかなり軽々と克服できるわけです。ほかの通販と違って段ボール個別包装ではないのですが、書店店頭で受けられるサービス問題なく同等に受けられますブックカバー(紙)はもちろん、自分の勤める店はラッピング無料なので京極夏彦作品10ラッピング無料です。

ちょっと前は新刊予約が弱かったのですが、ここ最近になってかなり予約の融通がきくようになりました。お店に来なくてもジャンプコミックスの予約ができるよ!ただし超人気どころは早期に終了するのでお早めに(直近だとウマ娘シンデレラグレイ呪術廻戦はレーベル同発のうち唯一予約が締め切られた)。作家にとってはAmazonリンクを張るのと変わらないのでは?と思われますが、取次系通販を使って書店受取してもらうと書店の売り上げにカウントされます。割と続刊発注の参考にされますし、運がよければ棚常備も夢ではありません。作家よ、Amazonをやめて取次系通販リンクを張るのだ。

いいところだらけみたいに言ってますがそれなりに弱点もあります。まず当然ですが自宅や勤務地の近くに本屋がなければ店頭受け取りのメリット享受できません。受取に使えるのは本屋だけなので、コンビニいくらあってもどうにもなりません。その場合宅配に切り替えることとなりますが、送料ボーダーが2000円です。一度に4冊5冊コミックを買ったり、専門書を買う人だと痛くはないのですが、いつもヒロアカだけ買ってるみたいな少額のカジュアルユーザーには不利です。専門通販の弱さが如実に出てます

あと利用する場合全員にかかわるところでは、近所の本屋がどの通販サイト対応しているか調べる必要があります。1つの書店基本的に1つの取次からのみ書籍を入荷しています(例外はあるにはあるのですが、近年取次による書店チェーンの買収が相次いでいるため考えるほとでもありません)。なのでそのサイト運営している取次と取引してないと「受取店舗選択」で目標書店が出ない可能性があります。注文よりも先に対応店舗チェックを怠らないでください。2サイトなのにリンクが4つもあるのはそのせいです。多分受取場所指定しないと注文確定できないのでとにかくネット通販は落ち着いてやりましょう。

Amazonはよせ…デフレ脱却したら急にトドメ刺されるかもしれないぞ

トドメを刺されるのは読者じゃなくて作家側なんですけども…お気持ち抜きと言いましたが、最後ここだけ持論が入るので「お気持ちじゃねえか!」と言われればぐうの音もでません。すんません

正直なところ、ツイッターで作者本人が新作告知するときAmazonリンクツイートしてるのですが「よしてくれ…」と常々思ってるんですね。まあ書店員なので食い扶持がどうのというんじゃないだろうな?と疑われるやもしれませんが、そっちよりも困ることがあるんですよ。

言いたいことは単純で「文化資本流通外資に握られるのまずいよな」ということです。直近ではアニメ業界チャイナマネーが流れ込んでいて内容に物言いがついたとかいう噂もどこかで聞きますが、日本日本ユーザーに向けてもの書いたり作ったりするのに何故か海外基準規制がかかることになっては困るんです。

日本は本当にヤバそうな表現性器モザイク修正を除けばかなり表すことには寛容な法運用をしてるのはご存知かと思います。日々増田で繰り広げられる議論にはヒヤヒヤしていますし、そろそろ六法に「週刊文春Wedge関係者は年1回殴ってもよい」と書き加えてほしいのですが、それでも書くこと考えることそのもの否定するつもりはありません。だってその刃を向けたとて、次には自分に向けられるものエスパー真美の「くたばれ評論家」が最近期間限定公開されたとき話題になりましたが、頑張って作った作品が誰かになじられても「このやろう!」と腹を立てて、それでおしまいなんですよ。出した側と受け取った側にそのコミュニケーションが生まれただけなんですよ。それを送り合う人同士のコミュニティに対して横から火炎放射器で村ごと焼かれるようなことされるわけにはいかないんです。

紙の本だけの話ではなくなりますが、日本語の電子書籍を売ってて、ある日Amazonからワシントン州でこの表現規制されることになったので、今日から販売停止です」とか言われても日本からじゃ抗議のしようがない。たとえ話としては飛躍しすぎてておかしいとは思いますが、売り上げの一部はちゃん本国に行ってるわけで「全く縛りはうけない」とは言い切れないです。もう一段飛躍しますが海外基準規制が入ったときには日本国内表現規制過激派活動団体が勢いづいて手が付けられなくなると思います海外のものは何でも先進的だと思われてるので普通に無敵突進してきます

とにかく、初速の大切さもそうなんですが、作家側は中長期の視点に立った見通しが弱いんです。国内流通に本を流しているのだからもう少し現在システムとか問題点とか勉強してもらいたい。というか本来作家がそういうこと考えなくていいようにするのが出版社であり編集者なので、今回の件業界側は作家にああい漫画描かせてしまたことを猛省してください音楽業界はLinkfireでストリーミングサイトへのまとめリンクページを作っていますが、出版社側であんな感じのランディングページ作るとかやれることはけっこうわかりやすく残ってるはずです。

最後見出しの「デフレ」の件はかなり蛇足なので流し読みしてほしいけど書いときます。完全に自分の所感ですが、いまリアル書店ギリギリ残ってるのは「マジョリティがまだまだITオンチ、あと送料も惜しいほど手持ちがない」からではないかと感じています。いつデフレ脱却を達成しITオンチがいなくなるかわかりませんが、もし達成したその時にネット通販勢力図次第では日本らしい漫画アニメのありかたを否定されてしまうだろう…そう思いながら明後日レジに立ちます

2021-05-09

音楽業界イベントやらせてくれと言ってるけど

私たちのために弱者は死んでくださいって言わないといけないよね

anond:20210509153215

2021-05-02

テレビコピーカード解除しないの?

音楽業界CCCDやめたでしょ。すでに時遅しだったけど。

テレビ離れが進行してもなお、ダビングやキャプチャには制限をかけてる業界って何を考えてるの?

日本業界って、徹頭徹尾オープンフリーからは遠い思考だと思う。ケチすぎて最終的に自分が損してる。

2021-04-18

anond:20210418124203

評価得るのにそんなに時間必要か?例えばYOASOBIなんてサブスク上がりってことで音楽業界では十分評価されてるぞ。

2021-04-17

anond:20210417094715

長過ぎワロタ。top3以降分割。

3. 川の流れのように ~不死鳥パートII / 美空ひばり

日本音楽昭和時代歌謡曲で長らく停滞し、さらには日本音楽史の盲腸ともいえる演歌派生して腐りかけていたわけだが、そういう否定的見方しかできない俺みたいな聴き手さえ、ひれ伏してしま歌唱力というものがたしかにある。美空ひばり(と、ちあきなおみ)だ。正直、全然好みではない。オーケストラアレンジとかダサすぎて吐き気がしてくる。自分で金を払って聴こうとは思わない。だがそういう趣味嗜好の問題など押しつぶすパワーがある。認めないわけにはいかない。

この曲はまた美空ひばりの遺作であり、昭和から平成に移り変わるまさにそのときに発売されており、昭和を看取るという象徴的な意味でもここにランク付けしておきたかった。

2. Atomic Heart / Mr.Children

歌も楽器も上手いやつがバンドを率いて自分で書いた曲を自分で歌い、ミュージックシーンのど真ん中で拍手と歓声を浴びて、レコードを何万枚も売る。当たり前の光景に思えるかもしれない。

しかミスチル以前にも売れていたロックミュージシャンはいくらでもいた。けれど、どこかしら闇の世界の話だった。スタジオの闇、ライブハウスの闇。桜井和寿小林武史ロックバンドという存在を光の中に引きずり出した。ミスチル成功をもって日本音楽業界はバンドを中心に回り始めたのだ。このアルバム聴くとき、俺は桜井和寿顔面の良さに感謝せずにはいられない。あれだけのイケメンが楽才も備えていて本当によかった。クレオパトラの鼻が低かったら~の話ではないが、もし彼が並以下の顔面なら日本音楽史は今とはずいぶん違ったものになっていたに違いない。

1. First Love / 宇多田ヒカル

最後は売り上げ、だ。一番売れたんだから一番良い。

馬鹿にするな、と思うだろうか?しかし考えてもみてほしい。もう何度でも繰り返すが日本人は音楽センスが壊滅的にない国民だ。これほどまでに、どんな下手くそが歌っても気にしない国は他にないだろう。TSUNAMIほどの名曲中の名曲ですら、ド下手くそSMAPに売り上げで抜かれる国である

でもFirst Loveは700万枚売れた。ぶっちぎりの1位だ。もちろん宇多田ヒカル可愛い女子高生という最強の付加価値をもって売り出されたから、700万のうちのかなりの割合はそれに依るものだろうが、だからといって音楽価値が色あせるわけじゃない。このどうしようもない音楽後進国で、宇多田ヒカルという奇跡の様な才能が世に出た瞬間を、史上最大の売り上げという形で祝福できた。俺は音楽を愛する日本人として、この不思議事実を誇って良いと思う。このアルバムを1位にしないのであれば、そもそも日本なんていう狭くて歪んだ範囲限定してランク付けする意味なんてないとさえいえる。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

※なんで○○入ってないの?に対する補足を書きました↓

https://anond.hatelabo.jp/20210421102653

日本音楽史上の最も偉大なアルバム20

こういうランキング企画海外だとよくある。日本でもあることはあるが大体クソみたいなリストになる。選者が俗物根性を発揮して音楽マニアぶりをアピールしようとしてはっぴいえんどシュガーベイブフリッパーズ・ギターをこする一方でB'zやミスチル若い女ソロアーティストたちの打ち立てた「売り上げ」を無視するからだ。あのな、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド売れっ子だらけのランキングひとつだけぽつんと入ってるから面白いんだよ。売れてないのがランキングボコボコ入ってたら面白くもなんともねーの。

 

ところが売り上げだけを見てランキングをつけようとすると(日本においては)これはこれで大問題が発生する。

日本人というのはそもそも音楽センスの乏しい国民なので、下手くそが歌った曲が平気でミリオン売れる。「どう歌っているか」より「だれが歌っているか」つまり顔面キャラクターが重視されるわけで、このゴミみたいな国民性をだれよりも理解意図的活用して荒稼ぎしてきたのがジャニー喜多川秋元康小室哲哉日本音楽史三英傑(俺命名)だ。三英傑によってもたらされた泰平の世は黒船が何度襲来してもいっこうに終わらず、2020年代突入した今も続いている。

から、まともなランキング作成しようとしたら、売り上げという観点から俯瞰しつつ顔面キャラクターだけで売れている下手くそを注意深く取り除かなければいけない。

 

事前に予想していたよりは難しい作業じゃなかった。なんといっても日本音楽界は狭いし歴史もクソほど短い20枚というかなり少なめな枚数で抑えたのも(普通こういう企画は50とか100とか挙げるものだ)狭く短い日本音楽史はだいたいそのくらいで網羅できてしまうからだ。

日本限定アルバムランキングの決定版だと、はてなの片隅ながら胸を張って言える。

 

それでは20から

20. jupiter / BUMP OF CHICKEN

バンプメジャーデビューアルバム

彼らの功績はなんといっても、「陰キャでもモノが良ければ表舞台に立てる」と世の陰キャたちに知らしめてしまたことだ。これで何十万人の陰キャ勘違いして人生を狂わせたことか。もちろんその中の何十人かは実際にモノが良くて表舞台に立ったことだろう。俺個人の好みとしてはユグドラシル以降の3枚くらいまでの方が好きだが、歴史的影響力を考えればやはりjupiter一択

19. MISSLIM / 荒井由実松任谷由美

ユーミン荒井由美時代、2ndアルバム

売り上げを無視しないんじゃなかったのかと怒りの声が聞こえてきそうなチョイスだが、ユーミン活躍の息が長すぎて最高傑作の1枚なんて決められない。だからユーミンという才能が世に現出した1枚」として2ndを選出した。1stじゃないのは純粋クォリティが2ndで飛躍的に上がっているから。

それにしてもこの松任谷由美というアーティストは一体なんなのか。ここまで売れ、ここまで傑出していながら、直接的な影響を及ぼした相手も、いわゆる後継者も、まるで見当たらない。日本音楽史にはこういう進化袋小路的なビッグネームがしばしば現れるのだが、その中でも極めつけの代表的存在であり、ランキングに入れないわけにはいかなかった。

18. 僕の中の少年 / 山下達郎

連続で売り上げ無視と石を投げられそうなチョイスだが、山下達郎もまた活躍の息が長すぎて(以下略)。好みで決めたというよりは、山下達郎自身がマイベストを1枚選ぶとしたら?と想像したら多分これになるんじゃないかと思って選出した。

こういうランキングでは大瀧詠一ロンバケが必ずといっていいほど入ってくるのだが、俺に言わせれば大瀧詠一日本音楽史における影響力なんて山下達郎に比べるべくもなく(とか書くと山下達郎本人がだれより激怒しそうだが)、山下達郎ランキングに入れておけば一緒に言及したも同然だ。

17. 絶対チェッカーズ!! / チェッカーズ

日本ビートルズ、と呼ばれたバンドはこれまでにもうじゃうじゃあった。サザンミスチルユニコーンもみんな呼ばれていた。しかし、アイドルとしての熱狂的人気を獲得して社会現象を巻き起こしファッションにまで影響を与えたという点をも考慮すれば、日本ビートルズの名にふさわしいのはチェッカーズ以外あり得ない。

単なるアイドルではなく当人に確かな楽才があって解散後も活躍するところまで含めてビートルズと同じだが、惜しむらくは初期の楽曲が本人たちによるものじゃないところだけビートルズとは違っている。とはいえ1枚選ぶとしたら歴史的意義を考えてこのデビューアルバムということになるだろう。

残念ながらチェッカーズもまた進化袋小路ひとつであり、これ以降、顔面も良いし歌も上手いという男性アイドルはまったく現れていない。というか、そういう才能をアイドルとして売り出さなくなった、という方が正しいか(世が世なら桜井和寿は第二の藤井フミヤとして売り出されていたかもしれない)。

16. LOVE UNLIMITED∞ / DREAMS COME TRUE

日本で本式のソウルを本式の歌唱力で売った、という点でドリカムの出現は革命的であり、男性よりもさら顔面が重視されがちな女性アーティストとして、とにかく歌のパワーが圧倒的にすごくて連続ドラマタイアップすれば売れるのだという事実音楽界に突きつけた吉田美和の功績は絶大である美人顔ではない、という意味だ。吉田美和はとてもチャーミングだが)。以降どれほどの女性歌手が同様のルートで世に出られたか歴史的影響力は計り知れない。

これまた1枚選べと言われると非常に困るし個人的な好みだとDELICIOUS、売り上げだとThe Swinging Starなのだが、ドラマタイアップのパワーという点で最も象徴的なこの1枚を選出。

15. 十七歳の地図 / 尾崎豊

尾崎ほど正当に評価されていないミュージシャンは他にいないだろう。なにしろ音楽以外の部分の話題ありすぎる。歌詞センシティブすぎたし、顔面は良いし、私生活はぐっちょんぐっちょんだったし、おまけに26歳で死んだ。護国寺での葬式には万単位ファンが詰めかけて講談社のあたりまで行列が伸びたというから、この先ここまで音楽面以外での影響を残すアーティスト日本音楽界には現れないのではないかと思う。そして当時の熱狂を知らない今の世代は、ネット検索した歌詞冷笑的に眺めて、中二病が多かった世代に刺さったんですね、みたいな知った様なことをうそぶくだろう。

が、そういった雑音を一切シャットアウトしてこのアルバムを聴いてみると、なぜ尾崎社会現象にまでなったかがわかる。外面すべてをさっ引いても純粋に、尾崎豊不世出大歌手だ。世代がもう一巡りくらいすれば正当に評価される日が来るだろうか。

14. THE POWER SOURCE / JUDY AND MARY

ジュディマリ社会的影響は、たぶんリアルタイムで聴いていた世代でも実感しづらいだろうし、過小評価されているだろう。なぜかというとその爆心地がバンドをやっていた/やろうとしていた女の子たちだったからだ。影響を与えた領域自体は狭かったが、その衝撃は絶大だった。顔面も良くないし声もいわゆる女性ソロアーティストっぽくない少女たちに、どうやって音楽で世に出ればいいかの最適解を突きつけたのだ。本当にもうあの当時のアマチュアバンド界の女性ボーカルは完全にジュディマリ志向一色だった。実際に音楽を志した人間への直接影響力、という点で見れば日本音楽史上最強バンドだろう。

13. Viva La Revolution / Dragon Ash

日本ではラップは無理、という言説を否定し、またある意味では肯定した記念碑アルバム。つまり、ヒラ歌のところでラップを入れてサビにキャッチーメロディかぶせる、という手法を普及させ、日本の聴衆にヒップホップをどう楽しめば良いのか教え込んだのだ。遡れば小室哲哉globeなどで同じことをやっているのだが、やはり真っ向からヒップホップを目指してきたバンドが到達したという点で歴史的意義には大きな差がある。

このアルバム突破口にして、ラップ文化日本音楽界にようやく流れ込み、奇妙な形ではあるが定着した。おそらくもっとコアなラップを愛するアーティストリスナーは「Dragon Ashのおかげ」とか言われると真っ赤になって激怒するだろうが、事実からしかたがない。

12. 無罪モラトリアム / 椎名林檎

椎名林檎」というものをいきなり完成形で出現させた破壊デビューアルバム

ミュージシャンを称えるときに「もはやひとつジャンルである」とかいう言い方がされるが、椎名林檎はもうそこさえ飛び越えてひとつライフスタイルみたいなものとして世間に受け取られてしまった。これにだれよりも困惑したのは椎名林檎本人ではないだろうか。アルバムを売り出すためのキャラ付けが、説明が面倒くさいので適当に話を合わせて口にしただけの新宿系という言葉が、しかしあまりにも新しく鮮烈だったために独り歩きして何万人もの椎名林檎を世に生み出してしまった。日本音楽史上、ひとつキャラクターがここまで集団無意識的に強固に作り上げられてしまった例は他にない。

11. RED HILL / CHAGE and ASKA

チャゲアスもまた進化袋小路ビッグネームで、取り上げないわけにはいかないのだが歴史的な位置づけにはとても困る。が、1枚選ぶのにはそこまで迷わなかった。「SAY YESの後にYAH YAH YAHでもう一発当てた」という点が象徴的なこの1枚だ。チャゲアス歌謡曲メロディをその時々でやりたいアレンジにのせるという姿勢を一貫して続けてきたアーティストであり、その幅広く揺るぎない万里の河のごときキャリアを要約できるアルバムはこれで決まりだろう。完成度でいうとこの後のcode name二部作がキャリアピークだが、それはそれ。

10. STRAY SHEEP / 米津玄師

ランキングで最新の1枚。

ネット出身ミュージシャン日本の頂点に立ち、真の意味国民的になったという点で、このアルバム金字塔とかメルクマールというよりはもう分水嶺という評価がふさわしいだろう。コロナ禍中であったという外部要因まで含めて日本音楽史に今後ずっと記されることになるはずだ。これからも米津に続く才能はネットから次々と現れるだろうし、おそらくネットからしか現れないだろう。

9. LOOSE / B'z

日本ハードロックを真っ向からやって売れ続けているのはB'zだけだ。これまた進化袋小路なのか?B'zはちょっと事情が違う。他の後継者不在ユニークビッグネームが、真似できない個性を持っているがゆえに後継者不在なのに対して、B'zはものすごく簡単に真似できる。その方法はこのアルバムに収録されたLOVE PHANTOMに教科書的に記されている。つまりメランコリックストリングスを入れて、ダンスビートハードギターリフ、VI-IV-V-Iのコード進行ヨナ抜きの旋律簡単に真似できるのになぜだれもやらないのかといえば、やってもB'zにしか聞こえないかである。こんな形の「孤高」が他にあるだろうか?今後も彼らはその圧倒的完成度でもって日本ハードロック需要を寡占し、君臨し続けるだろう。B'zがカバーしきれない場所需要を狙うというのは不可能だ。でかすぎて、B'zの外というのは日本の外なのである。B'zに不満なやつはとっくに洋楽を聴いているのだ。

8. 氷の世界 / 井上陽水

かつて、レコードシングルで買うものだという常識が広まっていた時代があった。アルバムなんてものは高価で、一部のマニアけが手を出し、四桁売れれば上々、という時代だ。そこにフォークとかグループサウンズといった新風がやってくる。アーティスト自己主張を始め、世間がそれに応え始める。吉田拓郎が森を切り拓き、井上陽水がついにシングル原始時代を終わらせる。それがこのアルバムだ。井上陽水という得体の知れない怪物は名アレンジャー星勝の豪腕をもってしてもなお人間離れしており、このランキング中でも抜きん出て「メジャー感がない」1枚だろう。これが当時ミリオン売れたというのだから日本の聴衆のセンスも捨てたものではないというか、逆に心配になるというか。

7. SOLID STATE SURVIVOR / YMO

テクノを知らしめた歴史名盤はっぴいえんどラインいつまでもこするやつは消えろと思っている俺でもこれをランクインさせないわけにはいかなかった。声はところどころに入っているものボコーダー処理された楽器的な使い方でありほぼ全編インストゥルメンタルという点もすさまじい。YMOの影響力はもう深く拡散しすぎて現代では追い切れなくなっているだろう。音楽業界以外(ゲームなどのエンタメ業界)にも多大な影響を与えているはずだ。

一方で世界的な影響については相当過大に語られていて、まあそれも含めて日本音楽史を特徴付ける面として言及する価値がある。

6. PSYCHOPATH / BOØWY

こんなに高ランクなのかと驚く人もいるかもしれない。しかし後進への直接影響という点でBOØWYジュディマリと双璧、自身を超える後継者を次々に生み出して系譜を広げたという点も鑑みれば日本音楽史上随一の「根幹種牡馬」だといえる。

言ってみればBOØWYは、「かっこいいやつがかっこいい歌を照れずにかっこつけてやる」ことが「かっこいい」のだという当たり前にしか見えない事実を実際に証明してみせたはじめてのバンドであり、日本中のロック少年たちの憧れを一身に集めた。V系GLAYラルクも、みんなこの憧れからまれたのだ。人気絶頂のこのアルバムをもってすっぱり解散したという点も、渋みを出す方向で活躍を続けた矢沢永吉などとは一線を画すところ(もちろん解散後も氷室布袋活躍を続けたが、BOØWYは「終わった」。滅びの美学イメージ重要)。以降、あまたの男たちがBOØWY幻想を追い求めて音楽シーンに飛び込んでいった。再結成することな氷室京介が音楽活動を引退し、伝説完璧になったといっていいだろう。

5. バラッド3 ~the album of LOVE~ / サザンオールスターズ

この選出は、本当に迷った。サザンもまた、入れないわけにはいかないが代表作を1枚に絞るなど到底無理なバンドだ。

だいたい、サザン国民バンドとか言われているが音楽的には相当マニアックなことばかりやっており全然国民的な雰囲気がない(ピンクフロイド英国国民バンドとか言われたらなんか違和感あるでしょ?方向としてはそれに似ている)。

しかし曲単位で絞るなら、文句無しに国民的な一曲がある。TSUNAMIだ。この曲をもってサザンは真の意味国民バンドになったといえるので、こういうランキングベストアルバムを挙げるのはとても気が引けるが、やむなくこのチョイスとなった。

4. SWEET 19 BLUES / 安室奈美恵

日本音楽史に聳え立つ小室哲哉という超絶才能は、また功罪相半ばの困った存在でもある。罪の部分は前述の通り、下手くそが歌っても買ってくれるという日本人の音楽センスの低さを自覚的活用したところだ。絶対意図的にやっているはずだが、小室哲哉は最も出来が良い曲を華原朋美浜田雅功提供している。手駒の中でも抜きん出て歌が下手だったからだろう。

そんな小室哲哉が唯一、きちんと楽才のある歌手プロデュースしたのが安室奈美恵だ。日本マイケル・ジャクソンと呼ぶにふさわしいこの超逸材とのコラボレーションは、他の小室プロデュースを眺め渡してみればなぜ実現したのかまったく理解できない大ミラクル。後々、小室は「俺が真面目にやらんでも安室は売れるわ」と気づいてだんだんと手抜き曲を提供するようになり、ついにはプロデュースを離れるのだが、最初プロデュース作となったSWEET 19 BLUESは全曲やる気がみなぎっておりクォリティの高さがすさまじい。あの時代日本中の少女たちが同じひとつアイコンを見つめていた。もう二度と起きない現象だろう。

続き:https://anond.hatelabo.jp/20210417100622

2021-03-29

どの業界も老人がずっと現役なので若者に出番がない

アニメ業界なら宮崎駿富野由悠季がずっと現役なので若者はその下にずっといなきゃいけない。

ライター業界ならみうらじゅんがずっと現役なので若者はずっと連載が持てない。

音楽業界細野晴臣がずっと現役なので若者は彼が指示したとおりに動く仕事しかない。

広告業界糸井重里がずっと現役なので、若者ツイッターで彼に気に入られようと必死

カメラ業界篠山紀信がずっと現役なので、若者雑誌の表紙を撮れない。

ゲーム業界宮本茂がずっと現役なので、若者自分名前ゲームを出すことができない。

どの業界も老人がずっと現役で、若者はそのアシスタントを50年ぐらいやらされる。

アシスタントをやって磨かれる能力アシスタント能力なので、やっと打席に立てるころには能力的にもなにもできない。

名前の出ない仕事で老人に酷使されてストレスまりきっているので、早死にする。

みんなもアラサーなのに誰かの補佐的な仕事やらされてるでしょ?それ一生つづくよ。

2021-03-28

チョッキデビューした。

ついにチョッキデビューした。

春夏のおっさん定番メッシュベスト

あれに手を出しました。

やーやー、メッシュベストは便利だよ。

スマホも入るし財布も入るし何ならエコバッグも入るよ。

ユニクロチョッキ出せばいいのにな、と思う。

 

メッシュベストにはポテンシャルあるよ、気づいている人たくさんいると思うけど。

例えるならiPhoneが出る前のPDA業界のようなもの

例えるならiPodが出る前の音楽業界のようなもの

 

メッシュベストを再定義して新しいものにすれば新しい市場が生まれるよ。

是非企画して製品化して欲しい。

待ち望んでいます

2021-03-12

何で歌詞一人称って僕なの?

男性の歌でも女性の歌でも僕ばっかりだよね?

これって男性社会象徴するあしき習慣だと思う

何でこんな差別的な習慣が音楽業界蔓延してるのか本当理解に苦しむ

時代錯誤甚だしい

2021-03-07

海外City Pop / Japanese Fusionの受容に関して

 間違いや広く知られていることもあるが、思うところがあったので書き殴っておく。

 ここ最近YouTubeSoundCloudにおいて70~90年代city popJapanese jazz/fusionは一部の人たちに再発見?されてアップロードされた結果、それらのジャンル他国で(少なくとも以前と比べれば)人気が高まっているよう見受けられる。多くのアルバムが丸々アップロードされているが、例えば間宮貴子の『LOVE TRIP』は254万回再生されているが、(少し古いけれど)Thundercatの『Drunk』は211万回再生である。他にも大貫妙子アルバムも同程度に再生されているし、福井良に至っては1000万回以上再生されている。

 ただ人気が出てきて静かなブームになっているのなら、わざわざこんなことは書かない。次のページを見て欲しい:(https://www.youtube.com/post/UgyolPz5qn-J05oe5wB4AaABCQ) このコメント欄では'Its a shame this happened at all. Youtube is one of the only ways for this sort of music to be listened to here in america'

'I love Momoko Kikuchi music, but her agency really does not understand how her name is much more valuable now than in the 80's. Meme power is the new key to success in the internet marketing'といった傲慢かつ自分勝手コメントが非常に目立つが、ここのコメント欄を見ていて既視感はないだろうか。最近だと漫画村を利用して自分たち無料で読むことを、少し時代を下るとマジコン使用PSPWiiクラックを、さらに下るとMicrosoft officeなどのソフトウェアを貸し借りすることを当然のことと主張する/良心の一切傷まない/自己利益追求に熱心である人たちを私は想起してしまう。

 これらのコメントに対して何かを述べる前に前置きしておく。楽曲制作には金も時間もかかるし、関係者にとっては生活の糧であるアルバム売り上げだけが収入源という訳ではないが、違法アップロード利益が一切もたらされないのならば、関係者生活基盤に負の影響がもたらされるは自明である著作権保護期間がどうして長期に渡るのかとということとも関連づけておいて欲しい。それから改めてコメントを見てみる。まず前者のコメントであるが、ちゃんちゃらおかしいと言わざるをえない。こういった楽曲はDiscogsで買うなり日本レコード店から輸入するなり聴く方法はいくらでもある。聞く前に情報を集めるということを考えても、SNSで他の人に訊ねたり、本やレビューを調べたりするといったように、いくらでもあるのは言うまでもない。ただ自分正当化したいだけのコメントと断言して良い。次に後者コメントを読んでみると、評論家気取りの無銭厄介ファンであることが窺える。まず菊池桃子楽曲を愛しているのならまず違法アップロード違反申告するのが筋であり、違法アップロード他人収益を得うる状況なんてどうしたって擁護できない。そもそも金は落とさず非公式な場でのみ姿を表す者を人はファンと呼ばないのに、どうして口を挟むことができようか。まさか違法アップロードを削除したら自称ファンから非難されてマーケティングにまで口を出されるとは予想もしなかっただろう。

 さらに状況を複雑にしているのは、違法アップロードという名の布教活動を行う無駄に熱心な人たち、利益を掠めようとしてあの手この手を尽くす輩などの全く無関係な人だけで構成されたエコシステムが完成しうる状況だ。YouTubeでは権利者の利益を守るために色々と仕組みが作られているのは分かるが、それが完璧機能しているとは言い難い。例えば先述した間宮貴子の『LOVE TRIP』のYouTube動画には広告が付いているのだが、その収益を得るのは「CΘNSUMΞ フローラルマンガ」という間宮貴子サンプリングしたどこぞのアーティストである。これはSoundCloud傘下でアーティスト収益を守るはずのRepostNetworkが、間宮貴子とある曲をほぼ丸パクリ(私サンプリングRemixとはかけ離れているといっても良い)したものを「CΘNSUMΞ フローラルマンガ」のオリジナル曲認識してしまったため、パクられた側の曲のLicense HolderとしてなぜかRepostNetworkが登録されてしまっている。一応概要欄には'This video has been claimed by the rightful copyright holders, Kitty Records, and all revenue is now going to them.'とは書いてあるが、実際は分からない。概要欄に書いてあることを偽と判定するならば、このように全く関係のない人たちだけが利益を得る最も不毛な状況が一部で出来上がってしまっている。

 このような人たちが昨今の人気を支えているのなら、人気や知名度の割に儲けがない、という悲しい状況下にCity PopJapanese Fusionはあるということだ。儲けのない産業/ジャンルに人が集まっていくはずもなく、改善されない限り先細りが予想される。金を出さなファンはどれほど数が多くとも0と同義であるさら違法アップロードに関するコストを考えると、違法アップロードされた楽曲布教活動を行っている自称ファンは、0以下の赤字をもたらす存在/癌なのかもしれない。海外PCゲーム業界とか似たような状況から抜け出していったものは確かにあるにあるが、色々と条件が業界側にとって有利であったというのは大きかったし、未だに傷跡は残ったままで完全に抜け出したとは言えない。

 国産漫画/アニメなどの業界デジタル時代海外でしてしまった失敗を音楽業界も再びしてしまうのだとしたら、日本の主要な文化全体でどれほどの損失を出してきたことになるのだろう。

2021-03-06

anond:20210305180408

自分イメージでは夜遊びというよりは音楽業界仕事することに嵌った人の歌なのかなと思って聞いてた。

Wikipediaからたどるとこれは東京まれ東京育ちの作詞家松本隆ディレクターのことを想像して描いた詩なんだな。

https://www.daily.co.jp/gossip/2017/11/18/0010744258.shtml

https://mora.jp/topics/interview/takumi15/

鹿児島まれ長渕剛が歌ったとんぼ東京のほうがちょっとリアルな気がする。

「ご存知、ないのですか!? 彼女こそ、代役からチャンスを掴み、スターの座を駆け上がっている、超時空シンデレラランカちゃんです!」の時に歌われていたのも松本隆作詞だったんだな。松本隆すごいな。

2021-03-02

anond:20210302182424

ではN=1ではないという証拠を出せという話になってくるんですよ。


例えば、国際ローカル受験するピアニストは、残念ながらローカルしか組めない。

これもね、N=1つかうな!ってのは、ものすごく音楽業界に多いんだよ。

でも、統計を取ってみると、ローカルレヴェルがメジャーレヴェルと同じ話をしていることは一切ない。

マイナー予選落ちレヴェルとなら話をしてるのは見たね。

統計データで何でもわかるんだよ。


まぁ低学歴9割の町に住むといいよ。

最近昭和低学歴9割の町は、40年たって令和の時代に7.7-8.0割の町になった。

通夜のように静かで何もない。

子供だってほとんどいなくなる。

捨てられてしまった町。

その町から離れた公園遊具は、もうない。

2021-02-28

anond:20210228102155

あのさ、日本も案外捨てたもんじゃないよと歌うと現実に左から叩かれた事実や、

身内である音楽業界内では左がメインストリームであることを無視して、現状肯定なんて簡単うそぶくのはさすがにおかしいんじゃないか

あんたの言い草を借りるなら、現状への怒りを音楽表現するなんて簡単で誰でもできるんじゃないのか。

外野であるネトウヨがどれだけキーキー騒いでも、全体的に左向きの音楽ムラでは受けかいいんだからさ。

anond:20210228094207

横だけど、俺たちは自分の気に入らないものを好きに批判するが、俺たちが好きな音楽批判されないか心配って姿勢死ぬほど独善的じゃね?

RADWIMPSユーミン空想じゃなく現実に左から手酷く叩かれたんだけど。

音楽業界なんて特に大御所とされる年代は大体左で、その中で今の日本も俺たちは案外好きだよという楽曲を発表する方が勇気いるでしょうよ。

そうした面は見ないの?

2021-02-25

なんで今さらボカロ系が盛り上がってきたんだろ?

ボカロ自体の全盛期ってたぶん2010年代前半だろ。

いまでも定期的にヒット作が出てるとは言え、

コミュニティとしてはもう往年の勢いはない。

しか米津玄師やYOASOBI、AdoといったボカロPおよび歌い手

大ヒットを飛ばすようになったのはここ二・三年のことだ。

もちろんそれ以前にもプロデビューした人はいたが

アニソン歌手としての活躍にとどまることが多かった。

こうした傾向の違いは何によるものなのだろう?

1. ボカロネイティブ

既に音楽をやっていた人間ボカロで花開いたパターンでは、

それなりに年がいっていたり、もうバンドを組んでいたりと、

新人アーティストとしては売り出しづらかった。

しかボカロネイティブ若い世代が出現したこと

音楽業界も売り出しやすくなったという説。

2. 標準装備説

いまどき音楽を志すなら大なり小なりボカロには触れているだろう。

ボカロPが活躍するようになったのではなく、

活躍する人がボカロを経由していることが増えただけという説。

3. 米津玄師

米津玄師メジャー活躍しはじめたので、

音楽業界が「いけるやん」となって、

それまでアニソン寄りだった売り出し方を変えるようになった説。

4. YouTube

ニコニコ動画の衰退を機にYouTube活動の場を移したボカロPの中から

若い世代向けに人気を獲得した者が出始めた。

Vtuberなども権利問題からよくボカロ曲の歌ってみた動画投稿しており、

あらためてボカロコミュニティが盛り上がってきた説。

5.サブスク

SpotifyApple Musicなどサブスクで聴き放題のサービスが定着し、

多くのボカロ曲や「歌ってみたカバーなどが気軽に聴けるようになったため、

新たなファンを獲得すると同時にマネタイズもしやすくなり、

ボカロビジネスが発展する土壌が整っていた説。

6. 単純なタイムラグ

なろう小説アニメ化するまでに10年近くかかったりするのと同じく

ボカロブームというWeb上の流行

アニソン方面から徐々に音楽業界に広まりはじめて

ようやく一般向けに到達したのが2020年ごろだった説。

どう?

2021-02-16

anond:20210216093249

もはや山野楽器が陥落してD線を1本売りしだすのも、時間問題

山野楽器すらD線を認めさせてしまえば、日本音楽業界は陥落したもどうぜん。

それがDigital Transform

https://en.wikipedia.org/wiki/Digital_transformation

すでにDのちからWikipediaにも認められている。時代はD線なのだ

嘘だと思うなら山野楽器に聞いてみろ A線ではなくD線の時代って本当ですか?

聞き方を工夫すると 正しい答えが買える。それが、いちご法則

2021-02-11

どの業界も老人がずっと現役なので若者に出番がない

アニメ業界なら宮崎駿富野由悠季がずっと現役なので若者はその下にずっといなきゃいけない。

ライター業界ならみうらじゅんがずっと現役なので若者はずっと連載が持てない。

音楽業界細野晴臣がずっと現役なので若者は彼が指示したとおりに動く仕事しかない。

広告業界糸井重里がずっと現役なので、若者ツイッターで彼に気に入られようと必死

カメラ業界篠山紀信がずっと現役なので、若者雑誌の表紙を撮れない。

ゲーム業界宮本茂がずっと現役なので、若者自分名前ゲームを出すことができない。

どの業界も老人がずっと現役で、若者はそのアシスタントを50年ぐらいやらされる。

アシスタントをやって磨かれる能力アシスタント能力なので、やっと打席に立てるころには能力的にもなにもできない。

名前の出ない仕事で老人に酷使されてストレスまりきっているので、早死にする。

みんなもアラサーなのに誰かの補佐的な仕事やらされてるでしょ?それ一生つづくよ。

2021-01-31

anond:20210130183106

情報化で寺の文化的希少性が無くなったというブコメに首肯するものだけど、葬儀というライブ=1回性の実体験の場に全てをかけて生き残っている姿は音楽業界と似てるなあと思った。

2021-01-21

anond:20210120174122

>>その影響を強く受けるボカロ、YOASOBI系の音楽>>

一度世に出てしまったものは、仕方がない、という概念音楽評論家は持たない。

音楽評論家はビッグバンドやオルケスタティピカ、オーケストラアナログシンセサイザーの「膨れ上がったマッチョ」が大好き。

私はそうではない。

音楽業界は膨れ上がったマッチョとともにあったので、否定されて悔しいんだろう。

でも、否定するのはアーティストの根源的な欲望ではないか

なんで否定するのか?

金のかかる音楽は、ワンサイドゲームになりやすい。

聞く前から勝負がついてしまっている。

おもしろくない。

なので、否定してミキシングも雑で安っぽくいくのが出てくる。

そういう傾向は熟知していないといけない。

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