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はてなキーワード: ユースケサンタマリアとは

2024-01-09

ユースケースという文字列を見ると一瞬ユースケサンタマリアが浮かんでしま

10年以上治らないからもう生涯そうなんだろうな

2021-05-30

anond:20210530033455

この人とユースケサンタマリアをちょいちょい間違ってたから同時に活躍しないでほしい

ぷっすまとか好きだったのでややこしかった

2019-12-08

2人称


斉藤由貴

→てめーら

南野陽子

おまん

浅香唯

土佐

孫悟空

→おめぇ

劇団増田

自分(2人称)

語法:「自分さぁ」

ジャニーズ

→ユー

YOU

あんたさあ

ユースケサンタマリア

→君さあ

富山弁

あん

ドリフ(しむら、かとう)

→ちみ

寅さん

→おまえさまは、そうしたら

もののけ姫のおーかみ

→おまえ

※基本、名前で呼んだ方が礼儀正しい。

その他

あいらぶゆーらぶばすくりん

すいへいりーべいっひりーべ

うぉーあいにー

じゅてーむ

2017-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20170514031944

常々孤独の度合と趣味多寡は比例すると思っている。

俺も友達がたくさんいて充実した毎日を送ってるときはこれといった趣味はなかったが、孤独に陥って多趣味になった。具体的には映画アイドル読書プロレスHR/HM

おそらく趣味には孤独を埋める側面があるんだろう。そういえばユースケサンタマリア鬱病になってアイドルにハマったと言っていたな。

したがって、「好き」がないことはそれほど異常なことではない。

2016-02-17

もやしのように彼女気持ちは離れていった

線香花火を儚さの象徴として、恋心が薄れることの寂しさを歌った歌はたくさん存在するのだが、もやしの足の速さで、恋愛感情の移ろいやすさを歌った歌は存在しない。なぜか。

なぜかはわからないけれども、どうも食品というものは、恋愛なんかのような真面目な事象をを象徴するにはふさわしくないものと思われているらしい。

歌、漫画小説映画などで食べ物名前タイトルに入れた真面目なコンテンツはおそらくそう多くはない。

ほろ苦さを象徴するチョコレート、甘さを象徴するイチゴ、甘さの中の酸っぱさを象徴するレモンオレンジなどの柑橘類くらいであろうか。

最近漫画を読んでいる時に、食べ物象徴的に出てこないか気をつけながら読んでいるのだけど、岩永亮太郎パンプキン・シザーズ」と、小池田マヤ「聖 高校生」は印象的だった。

ネタバレ気味になるけど、パンプキン・シザーズでは、戦後復興担当する主人公が、復興を妨げる抵抗勢力の強い抵抗のことを南瓜で例えていて、

高校生では、日本人フランス人とのハーフ登場人物が、本名のジュンではなくジョーヌ(フランス語黄色黄色人種意味)と呼ばれていじめらてていたのだが、主人公に作ってもらったオムレツに対して優しい黄色という感想を持つあたりは印象に残った。

食べ物は真面目なコンテンツには向かない。だが、コメディには向いている。

映画ならUDONといううどんタイトルにした映画があったし(見てないけど、ユースケサンタマリアが主演ならコメディだろう。)、「お前なんか、NY(にぎってやる)!」で有名なスシ王子!などもあり、何故かコメディは多い。

また、漫画の話になるけど、以前「ゆゆ式」のセリフの中に食べ物がどれくらい出てくるのか調べていた事があったのだけど、あの、パソコンで調べる部活テーマのうち、1/3~半分くらいは食べ物だ。

なぜかは分からない。だが、そうだった。

もしも貴方が、歌を作ったり、漫画を描いたり、小説を書いたりするのが趣味で、今までにない斬新な表現を追い求めているのなら、是非もやしをつかって恋愛の歌、恋愛漫画を描いてみて欲しい。きっと、何故いままで世の中に無かったのかが骨身に染みることになるだろう。

2016-01-16

SMAP解散騒動に見るバブル世代の哀しみ

SMAPというのは、日本のいわゆる「失われた20年」を駆け抜けたアイドルなのだろうと思う。

今、あらためてWikipediaを見てみたら、前身であるスケートボーイズ」の結成が1988年

CDデビュー1991年

バラエティーも全力でこなす新しいタイプアイドルとしての存在スタートとなったテレビ番組

夢がMORIMORI』のレギュラーとなったのが1991年

そして、『SMAP×SMAP』が始まったのが1996年だそうだ。

以降、森くんの脱退という事件はさみながらも、日本芸能界トップを、彼らが懸命に走ってきたことは、誰もが知っている。

ちなみに、日経平均株価が、38,957円という今では信じられない高値を付けたのが1989年年末

その後、バブル崩壊して、山一證券自主廃業を決定して、社長記者会見号泣して世間に衝撃を与えたのは1997年のことである

まさに、SMAPメンバー光GENJIバックダンサーなどの下積みを経て、人気を獲得しだすまでの時期に重なる。

彼らをリアルタイムで見てきた世代の中には、

まだまだ「一生懸命勉強して、いい大学に入って、いい会社就職すれば、一生安定した生活が送れる」という、

高度成長期神話(当時は、あながち神話でもなかった)を信じ込まされて大学まで進んだものの、

いざ就職する段になったら、空前の就職難に見舞われた上に、

やっと就職した会社では、自分の目上に掃いて捨てるほどいるバブル世代の下で、

後輩もろくにできず、ブラックな働き方を長年続けさせられたり、

リストラ倒産に襲われたり、

就職活動がうまくいかずに非正規社員になったり、ニートになったりという人が、相当数いるはずである

そして、そんな彼らの中に、SMAPに憧れたり、勇気づけられたり、

やけっぱちになってSMAPの歌をカラオケボックスでがなったりしていた人も多くいるはずだ。

SMAP自身も、アイドルをめぐる環境変化の中で、当初はなかなか売れる見通しが立たず、苦労を強いられたという。

それが「バブル崩壊」と関係あるのかどうかはよくわからないが、ともかく、彼らは有能な女性マネージャーの下で、

あらたアイドル像を打ち立てることに成功した。

歌唱力演技力ダンスも、彼らより優れた人たちはいるのだろうが、

どんなに「スカしている」「いきっている」といわれようとも、かつてのキムタクは「カッコいい」の代名詞として人気は別格だったし、

音痴」という、本来歌手としてあるまじきレッテルを張られながらも、その人柄と気配りで中居くん日本屈指のMCタレントになっていったし、

闇を抱えながらも明るさを振りまく慎吾ちゃんの姿とか、

いつもマイペース吾郎ちゃんの立居振舞とか

あくまで飄々と、ときユースケサンタマリアと、女性の胸が見える見えないではしゃいでたりする草薙くんとか、

五者五様の個性を見せながら、

決して仲良しではないのだろうけれど、互いを尊重しながら「プロアイドル」として彼らは日本芸能界に君臨してきた。


そんな彼らが、「同族企業経営一族」と「自分たちを育ててくれたたたき上げの取締役」の対立が原因で、

分裂させられそうなのだという。

これは、とてつもなく哀しい。

あんなに「スーパースター」な彼らも、所詮権力を持っている年寄りたちの都合で動かされる「労働者」にすぎないなんて。

昨年からSMAPが「のど自慢」に出場して、東京から5~6時間かかる被災地の街を訪問したり、

年末には、中居くんが『笑ってはいけない』に出てきて、お笑いタレントキスシーンを披露するなど、体をはった仕事をしたり、

年明けには『すべらない話』で、中居くん事務所社長誕生日エピソード

(それも、事務所内での近藤真彦優遇ぶりと、中居くん立ち位置彷彿とさせる話)を披露したり、

なんか、SMAP仕事の幅を広げてきているなあ、とは思っていた。

それが、事務所独立を見据えた必死の行動だったと思うとまた、なんとも切ない。

現在事務所に頼らず生きていくためには、そりゃNHK吉本興業との関係は深くしておくに越したことはない。

とくに、中居くんの「肝の座りっぷり」と「体の張りっぷり」は、「SMAPの居場所を俺がつくる」という覚悟の上ではないだろうか。

一部報道によれば、キムタク現在事務所に残留を決めた理由の一端に

奥さんの懇願もあったともいう。

メンバーで唯一、家族を抱える彼にとっては、「安定した現在会社に残ってほしい」という奥さんの願いは無視はできないだろう。

これも「労働者」っぽくって、哀しい。



バブル後に社会に出た人の多くは、バブル以前の社会が残した諸々の「負の遺産」を清算するために、

苦労を強いられてきたうえに、あまり感謝されることもなく、年寄りたちの「わがまま」に振り回されているのではないかと個人的に思っている。

少子化あんたらが結婚して子供創らないせいだとかいわれても知るかよ。

SMAPもそうだ、とは言うつもりはないんだけれど、でも、なんか、やはりどこか重なっているように見えて仕方がないのだ。

さらに突飛なことをいえば、ちょっとだけ、例の「新国立競技場」をめぐる騒動を思い出す。

偉くて権力を持った人たちが決めてしまったことが、たとえ非合理だったとしても、もう覆すことなんかできないのが、

この国の常識だった。

幸いにして、あの膨大な予算を食いつぶす「ザハ案」とやらは変更が決まって、

多少なりとも「世論」が、「権力者が決めたこと」を覆せたのはよかったけれど、

あの、「権力を都合のいいように使う年寄り」の象徴たるオリンピック組織委員会トップ(記すのも忌々しいので、ここのは名前は出さない)は

いまだトップであり続けている。

それが、多分、今のこの国の限界だ。

はたしてSMAP、どうなるんでしょうね?

なんとか存続してほしいなあ。

自分は、そこそこテレビ好きでお笑い好きだけど、SMAPに今まで特別思い入れがあったわけではない。

カラオケ代表曲ほとんどは歌えるけれど、CDを買ったこともない。

でも、SMAP存続の役に立つんなら、『世界に一つだけの花』のCD一枚くらいなら買ってもいいかなと、今回、思ってしまった。

まあ、役に立たないと思うから、買わないけれど。

とりあえず、フジテレビ社長

事務所内部の問題に口に出す立場にはないが、フジテレビとしては、『SMAP×SMAP』は長年、視聴者に愛されてきた番組であり、

今後も放映が続けられるよう関係各所には努力してほしいとは思っている」くらいのことを会見で発言したらどうだろ?

現在ネット上では四面楚歌にあるフジテレビ好感度も、多少は上がるんじゃないかと思うし、

結局は業界にいる人たちが動かないと、事態は良い方向には動かないのだろう。

ライブもグッズもCDも買うわけではない、自分のような立場人間なんていうのは、

事務所にとっては、「直接のお客様」でもなければ「利害関係者」でもないのだから

2014-10-26

恋愛の足きりライン

 20代後半、彼女いない歴=年齢。うすうす、「恋愛の足きりラインに届かなかったんだろうな」ってのは分かってる。

  

 昨日、風俗に行ったときに、結構かわいい娘に「え?彼女いなかったの?それは嘘でしょ?」って話を振られて。

 今思えばまああれだよな、そういう営業方法なんだなって冷静になれるんだけどさあ、キャバ嬢もやってるって言ってたし。

 そんで、フト思ったんだよ。「じゃあ、どのくらいのレベルなんだろ?」って。

  

 不安に思って、未婚率のデータを見てみたら。

 女は35までに結婚決めて、75%は結婚するらしいね。男は40までに結婚きめて、75%結婚するらしいね

  

 ってことは、冷静に考えると、上位75%に入ってれば一応結婚は頑張ればありうるラインだってこと?

 で、20代後半で居ない歴っていうと、相当順位的には後の方だと思われるんだけど。俺どの位置なんだ?って。多分、下位10%には入ってるんだろうか?

 それがすんげー気になった。

  

 今、一生独身みたいな男増えてるみたいだけど、もう完全に足きりラインに到達しないなら、努力しても意味ないじゃん。でも、努力して届きうるラインなら到達したいじゃん。

  

 実際に街行くカップルを見ると、俺が東京のど真ん中の都会に住んでるからってのもあるだろうけど。イケメン美女ばかりなわけで。

 え~これは無理だわって感じる。どーかんがえても、こいつらトップ25%以上?俺の出身学校ならトップ10%レベルだわ。40人クラスで上位4人レベル

  

 でも、田舎に行くにつれて、ハードル下がるのかね。分からない。

 でも、中学時代のことかんがえてみても、モテる奴って、やっぱクラスで5人くらいだったかな、男女合わせて。

 で、クラスでも普通くらいの奴らは普通くらいの奴ら同士でくっつくのかな。

  

 俺はどの位置だったんだろ。でも、中学くらいの顔面レベルって、大人になってから顔皆別人になるから参考にならないのかな。意外と皆イケメン美女になってんのかね。

  

 んま、少なくとも、恋愛では完全に足きりラインよりだいぶ下なんだろうけど。結婚となるともっとハードル高そうだな。

 無理っぽいなあ。

  

 ってか、ググったら、石川遼ユースケサンタマリアレベルフツメンなんか。レベル高えなあ、最近の男の顔面は。

2013-04-21

アルジャーノンに花束をダニエル・キイス

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4151101012

SF古典であると言われる本書でありますが、そうでなくとも昔に話題になった作品なんじゃないでしょうか。ちょっと前に日本でもなぜかドラマ化されてユースケサンタマリア辺りが主演でやっていたようなかんじ。

海外SFを読み始めようと思って有名作品を手当たり次第よんでるねんけども、これも読みたいなぁと思っていて、ふと家の本棚を見たらあった。誰や買ったの。

内容としてはSFといえば宇宙だのタイムマシンだの思い浮かべる方が多いでしょうが全然そんなのではなく、純粋空想科学小説であり、且つ、知能とは何かを問いかけるような哲学的な思想もふまえた作品である、とかいう感じでしょうか。

話は主人公であるチャーリーゴードンの手記(というか報告書)によって読み進められていくという形式になっている。

知能が高いと言うことは、果たして良い事なのか、等考えさせられる作品。そしてとても切ない気持ちにさせられます

途中中だるみする部分もありーの、最初の方は読むのがしんどい部分もありますが、名書であると言えるんじゃないでしょうか。悲しくはなったけど、泣けはしませんでした。映像作品なら泣いてるな、と思った。SF初心者の方々は是非読みましょう。

残像に口紅を筒井康隆

http://www.amazon.co.jp/k8bPcf06bSe3-05092-%E7%AD%92%E4%BA%95-%E5%BA%B7%E9%9A%86/dp/4122022878/sr=1-1/qid=1162125763/ref=sr_1_1/250-4061733-2721012?ie=UTF8&s=books

なんか「○○に××を」みたいな題名ばっかりですが、筒井康隆の中期くらいの長編作品です。別にまだ生きてはるんで、中期もくそもないんですが。筒井康隆名前はちょくちょくあがりますが、確実に言える事としては、短編ジュブナイルは読みやすいが、長編は読みにくい、という事。短編ジュブナイル中高生若者ターゲットに絞った小説のこと)が読みやすいのは辺り前といえば当たり前なんですが、筒井さんの長編難解な事で有名でありまして、それが逆にファンを作ってる見たいな所があって、結構どたばたな内容で、よくわからんまま終わってしまうこともあるわけなのです。よくわからんってことも別に無いけど、想像力を最大限に働かせないとついていけないって所はある感じ。まあ普通の人が読んだら、何これ意味わからん、といって切り捨てるでしょう。「残像に口紅を」はそういった筒井長編の中では、かなり実験的な試みがなされている内容になっていて、有り体に言えば「一章を進む事に、1文字ずつ使える文字が減っていく」というトンデモな内容となっているのである

当然文字が消えれば小説なので、その文字で表す事のできる事象、物、人物名などすべて表記が不可能となり、作中から存在のものが消えてしまう。消えたもの意識化では思い出せるが表現ができないので、それこそ残像のような形になってしまうのだ。

また、作中はメタフィクションな構成になっており、作中人物が、自分がいるのが小説の中であると言うことを認識して、文字の無くなった世界でこういう事をやってみるのはどうかなど、提案したりしてより実験度が明るみになるような内容になっておりおもしろい。

しかし、使える文字が半分以下になっても、しっかりと文書を構築できる筒井さんの語彙の深さには恐れ入るばかりなのです。小説家を目指す人はこういう事ができるようにならないと行けないらしいので、一度読んでみましょう。

13階段高野和明

http://www.amazon.co.jp/13%C2%968ekb5-%E9%AB%98%E9%87%8E-%E5%92%8C%E6%98%8E/dp/406274838X/sr=1-1/qid=1162132308/ref=sr_1_1/250-4061733-2721012?ie=UTF8&s=books

これかなああああああああああああああああああり前から気になっていて、映画化されたやつも見たかったけど、見る機会なくてやっと文庫買って読んだってやつ。前にも書いたよね。よね。ですよね。でもないんですよね、どこにも。

内容は松本清張宮部みゆきが書きそうな感じのミステリって感じで、二転三転する展開構成はおもしろいです。話もうまいこと出来てます。後は、現在日本死刑制度とか裁判制度とかそいうった所に焦点をあてていて、まあ社会派サスペンスって部分も兼ね備えている大人のミステリって感じですね。

読んだ後少し陰鬱な気持ちになるような感じかしら。そうでもないけど。

しかし、話はようできていておもしろいです。一度読んでみる価値はあり。二度は必要なし。

七回死んだ男/西澤保彦

http://www.amazon.co.jp/N03Vdek7b093060u37-%E8%A5%BF%E6%BE%A4-%E4%BF%9D%E5%BD%A6/dp/4062638606/sr=1-1/qid=1162126718/ref=sr_1_1/250-4061733-2721012?ie=UTF8&s=books

これはなんとも新しいというかなんというかな設定の本です。この西澤さんという人は、SF的な設定での「縛り」を設けて、その設定の中でミステリを書くというすごい人らしい。本作の主人公パラレルワールドを関知できる、というと語弊があるが、時間の繰り返しを認識する事ができるという能力を持っている。これは同軸時間上に異なる次元が平行で存在するという科学概念があってこそ成り立つ仕組みなんでしょうが、要は同じ日が何度も繰り返されてしまい、その事に気づいているのは自分だけであるという設定になる。このSFばりばりな設定上で、主人公の祖父が殺されてしまい、祖父を助けるべく時間が繰り返される度に試行錯誤を繰り返す、といった物で、まあミステリといってしまうと、そんな物でもないんですが、ラストには驚くべき謎が残されていたりして、そんなこととは思わず読んでいたらびっくり、てな具合でした。

設定もおもしろいが、話も計算されていて、尚かつヒントや複線はそちこちにちりばめてあるという素晴らしい構成。いや、こういうのすごい好きです。SFミステリが同時に楽しめるのだから二倍お得。文章はちょっとライトノベル風って感じではありますが、さらっとギャグはいったり、随所で笑わせてもらえます

他の作品もそれぞれ違った縛りが設定されているので、今後西澤さんの本も読んでいきたい所。

ハサミ男殊能将之

http://www.amazon.co.jp/0cf0b50dfu37-%E6%AE%8A%E8%83%BD-%E5%B0%86%E4%B9%8B/dp/4062735229/sr=1-1/qid=1162131520/ref=sr_1_1/250-4061733-2721012?ie=UTF8&s=books

いや、これはすごい。この作品はメフィスト賞受賞作品の中でも評価が高く、所謂叙述トリックものである、という前評判を知っていながらもまんまと騙されて、頭が混乱させられた。

まあミステリたくさん読んでる人からしたら大したことないわって感じなんかもしれませんが、これは京極夏彦並、とまではいかんけど、宮部みゆきよりはすばらしいです。あ、比較対象がわるくてあんますばらしくないかも。

設定も斬新で、「ハサミ男」とマスコミから呼ばれている連続殺人犯である主人公が、次に殺人しようと狙っていた女学生を、別人に自分がしてきた手口とまったく同じやり方で、先に殺人ををされてしまい、真犯人を見つけるべく捜査を開始するという、トンデモ設定であります

ハサミ男」というとジョニーデップのシザーハンズなんかを思い出しますが、こちらの方はハサミをのどに突き立てて惨殺する連続殺人犯という設定なのだから、いったいどう収拾つけるのか、展開がまったくよめずハラハラドキドキで、最後にドーン、みたいな。

綾辻行人とか、本格推理系が好きな人は一度読んでみて下さい。これは絶対読み返したくなる。ざったい。はざみ。すみとみ銀行

邪魅の雫京極夏彦

http://www.amazon.co.jp/%C2%90aa%C2%9B4506e%C2%96eb-%E4%BA%AC%E6%A5%B5-%E5%A4%8F%E5%BD%A6/dp/4061824384/sr=1-1/qid=1162132608/ref=sr_1_1/250-4061733-2721012?ie=UTF8&s=books

言わずと知れた、待ちに待った京極夏彦です。発売当日に買って、一ヶ月もかけてやっと読み終わりました。

いやはや、うーん。何はともかく京極ワールドといった所なんでしょうが、やはりこの京極堂シリーズは少し迷走しているというか、方向性が変わってきてる感がぬぐえない。

ただ、今回は「小説」としては楽しめるんじゃないでしょうかね。毎度の妖怪うんちくや、蓄積された謎と複線の解明とか、そういったモノがないといえばないんで、京極ファンとしてはちょっと肩すかしって感じでしょうか。

話にしても構成にしても、人間がたくさん出てきて、時間軸が読めなくて、不思議がもわもわ沸いてくるという辺りは毎度のごとく、さすが京極というような内容ではありました。どちらにせよ京極夏彦のすごい所は単発の話のおもしろさは当然の事ながら、内容の連鎖制というか繋がりというか、壮大的な世界構成といった所にあると思うので、やっぱり最初から読んでるファンじゃないと楽しめないよなぁとつくづく思うわけである

でも、巷説百物語シリーズとかはほんまに名作だと思うので、まわりに薦めて行きたいけど、それを読むには前知識として、他の京極堂シリーズ等を読んでいる必要があるので、少しハードルが高めなのが残念。

まあ、でもいいっすよ、京極夏彦。好きな作家の一人です。

なんかたくさん書いたよ。まったく。書く意味あんのかな。

それはそうと寿司が食いたい。すししししししし。

握るやつでもまわるやつでもなんでもええわ、と思ってしまうあたり

俺は大してグルメじゃないなぁと思う。そんなもんか。SUSHI-。

2009-06-04

SMAPリスクコミュニケーション

録画を消してしまって、youtube に上がってた録画は瞬殺された。以下うろ覚え

  • こういうときにはもちろん、「泣くファン」というのはお約束なんだけれど、鳴き声はむしろ、抑制されているように聞こえた。「あれがうるさかった」という意見もたくさんあったみたいだから、そのへんは分かれるかも
  • 中居君が「ちょっと! ちょっと!」とつっこんで、木村拓哉は「こうなった時は、包み隠すことはやめよう。それをやってたら、俺らSMAP、先はない」と返してた。これはさすがに台本作ってたんだろうけれど、稲垣吾郎事故被害者がいるんだから、「二度目」という、本当にぎりぎりの線まで過去を振り返った、この言葉はすごいと思った。なんというか、血管ぎりぎりのところで腫瘍を切除しきったみたいな
  • あったことをなかったかのようにしてしまうと、たぶんこのあとの雰囲気が、どこか奥歯に物が挟まったような雰囲気になってしまう。あったことを「あった」と認めて、それでもそこからは、紙一枚奥には立ち入らないぎりぎりの場所として、「二度目」という言葉のセンスはすごかった
  • ここをもっとまじめに「それでは反省にならない」だとか、「何でそんなことをやったんだ」とか、行為を否定するようなツッコミにしてしまうと、話が転がらない。アドリブ芸の鉄則「相手のやったことを絶対に否定しない」の基本だけれど、太田という人選は、ちょうどいいと思った
  • 芸人ツッコミパートでは、もちろんSMAP の全メンバーの顔がアップになるんだけれど、誰1人としてカメラ目線を出さない、というのが逆にすごいと思った。あの人たちはプロだから、たぶんカメラの位置ぐらい、目隠しされたって体で分かっているだけに、みんなうつむいて、怒られた子供みたいに微妙に目をそらして、太田が毒を吐いて、それを笑いに変えるまでの間は、黙ってた
  • 草なぎは、本当に一歩も外に出なかったらしい。「朝8時、早いときには5時に起きていた」「外に出ない分、いろいろなことを考えた。これからどうやって生きていこう、何をすれば一番いいのか、とか」「男らしく生きる、ってどういう風に、そもそも男らしいとは」こういう「苦労」系のエピソードは時々入るんだけれど、長くてもせいぜい3分ぐらいで、それをすぐに誰かが茶化してた
  • 番組を発信する側の人が、お茶の間の皆さんを信じてないと、ここでまじめな話題を引っ張って、あまつさえ「彼はまじめなんです」なんて余計なフォローを入れて、空気がだれたと思う
  • 中居木村は、最初と最後以外は電話をとらなかったらしい。残り2人のメンバーが親密さをアピールするのとは対照的。みんな大スターだから、それこそどんな振る舞いをしても、全方位的に突っ込まれるのは明らかだから、あらかじめ、親密さも厳しさも、あらゆる方向の振る舞いを、メンバー自らが分担していた印象。お茶の間で見ていても、誰かの振る舞いに乗っかれる
  • さすがにこれは、誰かが脚本を書いているのだろうけれど、不祥事から復帰したメンバーを、かばいつつも主役に仕立てて、不祥事を隠さずネタにして、それを突っ込んで、笑いに、視聴者からの支持に転化させる、この番組は、精密な外科手術を見たような印象を持った
  • 発表は「面白い」ものでなくてはならない。それを周知して対価を稼ぐ人たちは、たとえ正しい発表であっても、それが面白くなければ、「面白く」してしまう。今回のこの番組は、隠さず見せて、しかも一番笑えない部分はしっかり回避して、メンバーに対して太田にまじめに突っ込ませて、しかもそれを笑いに変える仕事については、太田の手腕を信用した。不祥事に関して、SMAP は一方的に情報を出す側であって、誰1人、それを茶化す側に回らない、こういうのはできるようでいて、相手をよっぽど信用していないと、あるいは精密な脚本作って、打ち合わせをきっちりやらないと、できないことだと思った
 
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