はてなキーワード: 石野理子とは
[説明]
赤い公園:2010年結成の4人組ロックバンド。3年前に結成からのボーカルが脱退、その半年後に新しいボーカルが加入(自分調べ / リーダーの津野米咲は天才(自分感じ
石野理子:2018年に解散したアイドルグループ『アイドルネッサンス』のメンバー。解散した2ヶ月後に赤い公園にボーカルとして加入(自分調べ / うたがうまい(自分感じ
自分:おっさん邦楽聴き。赤い公園歴はメジャーデビュー以降。アイドルには疎い。
[前置き]
その顔が変わってしまってアワアワしていたいちファンが新体制での最初のフルアルバムを聴いたのですよ。
まだ10回ずつくらいしか聴けてないけど、なるべく初期のインパクトを文章化したかったのでカキコ()するですよ。
夜だしスピーカーで音量出せないのでオーバーヘッドで我慢ですよ・・・
[01.Mutant]
新体制になって最初のフルアルバムの記念すべきオープニング曲。
今までの赤い公園にはない曲調のナンバーをここに据えたのはやはり確信犯的なものなのだろうか。
1曲の中で代わる代わる別のメロディが現れてボーカルが大変そうと思ってしまった。
1番の後の溜息と2番の後のボソボソとした語りがよい。
[02.紺に花]
1曲目とは打って変わってこれぞ正統派の赤い公園!な疾走感のあるポップナンバー。
なので前のボーカルがこれを歌ったら・・・という余計な想像をしてしまいそうになるのだけど、ところがどっこい、
既に天才津野米咲は新ボーカル石野理子の元気ではっきりとした高域の使い方を完璧に心得ているんだなこれが。
[03.ジャンキー]
ベースというかリズム隊がフロントに出ずっぱりな縦ノリ曲。イコライザのバスブーストを確認してしまった。
途中のバンドの楽器の音が無くなってバックがコーラスのみになったところでボーカルに浮遊感が生まれるところがよい。
[04.絶対零度]
既にシングルで発売されているタイアップ曲で、可変拍子が癖になる変態曲。それがよい。
ボーカルのリバーブが強めな気がするが曲の世界観に合っているとも言えるかも。
なお、これのMVとアイドルネッサンスの『17才』あたりのMVを交互に見てると50回目くらいから娘を持った親の気持ちになれるぞ(誤爆
[05.Unite]
ピアノやギターやら出たり入ったりするところがよい。音色を変えまくってるのか何が鳴ってるのかよくわからなくなるのがずるい。津野米咲ずるい。
[06.ソナチネ]
ボーカル石野理子の現在の歌声がストレートに味わえるバラード。
アイドルネッサンス時代の石野はリアルタイムではベボベ繋がりで軽く聴いた程度だったが赤い公園加入発表後にDVD付きベスト盤やらシングルやらを買いYouTubeチャンネルに登録されてる(石野関係ないものを含む)1700超の動画を全部観たので完全に理解した(してない
アイドル時代から落ち着いたトーンで歌うのが得意な歌い手さんだと思っていたがどんどん成長していっているのが判っておじさん嬉しい(まるで駄目
[07.chiffon girl feat. Pecori]
iTunesでこのアルバムを取り込んだときに、曲情報のアーティスト欄が違うせいでこの感想を書き始めるまで聴けなかった曲(^^;;
この曲やシングルに入っていた「Yo-Ho」のようなGroovyな曲調のものだけ詰めたものも聴いてみたいと思ったけどそれはもう赤い公園では無いかなぁ(>_<
[08.夜の公園]
アイドルの時に提供されてソロで歌っていても違和感のない甘酸っぱいミディアムナンバー。
ひとり若い石野に歌わせて他のメンバーがニマニマしている絵が浮かんでしまうがそれは只のおじさんの妄想です。
[09.曙]
こちらはこちらでまたアイドルのグループ曲かな? と思ってしまうくらい静かだけど明るくて熱い曲。
ちょっとドキッとする歌詞なのだけど楽しげな曲調と全員のコーラスがそれを感じさせず、逆に元気を貰える唄になっている。
コーラスが多かったせいか一番ボーカルが溶け込んでいた様に感じた。
[11.yumeutsutsu]
本アルバムのエンディングでリード曲となるハイテンポなナンバー。MV出てた。
アルバムで一番ドスをきかせてるボーカルは迫力があって何か覚悟のようなものが伝わってくるし、
ギターとベースの見せ場がそこいら中にあるし、ドラムまで殺気立っているように激しく感じる豪華な3分間。
[総評]
優勝!!!
[補足]
アイドルネッサンスのチーフ照井さんは、もともと新人開発をやってた人。全国いろんなところに行って、才能を見つける人らしい。
コスメティックルネッサンスというCMで曲をリアレンジして流すというのが流行ってた時代があって、それを真似た。最初が17才というのが良かった。
カバーする意味をすごく考えている。歌詞を大事にしてるというお話があった。
以上