はてなキーワード: 負の遺産とは
人を見下して不遜な態度を取る輩がウケるのは徳育の問題と思うのよね。
ああいう態度は人として下品だ、恥ずかしいことだという教育が家庭でも学校でも徹底されていないから、一定の指示が集まってしまう。
日本には宗教がないからね。「そんなこと神様が許すはずがない」という考え方は、ほとんどの日本人にはない。
寺や神社にお参りはしても、教義を信じたり教えの通りに生活しているわけではなくて、カトリックやイスラム教のような個人レベルの倫理規範がない。
戦前戦中の修身教育を受けた世代や、その世代に育てられた世代はかろうじて「社会規範=個人の規範」という意識を持っていたけれど、そのより下の世代はそうではない。
そんな日本社会で2ちゃんねるやツイッターが「他人を自由に罵る愉悦」を解き放ってしまった。
人を尊重する必要なんかない、気に入らなければ軽蔑してもいい、というムードは情報化社会がもたらしたもっとも大きな負の遺産だと思う。
あれがガンダム放映当時の昭和に作られてたら万博の展示にも慣れるぐらいすごかったと思うよ?
アシモ的な連中がピョンピョン跳ねまくってパルクールしてる時代に、手足を少し前に出すだけで数分かかるってのは流石にさ。
あんなの見せられて「Oh!ジャパンは未来に生きてまーす!宇宙人来ても大阪では全殺しですねー!」とはなれんだろ?
日本の技術力がビックリするほど進歩できないまま停滞していて、ゲームや漫画の世界にだけ引きこもってしまっていることを世界中に晒してるだけじゃん。
ハッキリ言ってさ、アレは一日本人の俺的には恥さらしも良いとこだった感じなのよ。
JAXAがロケット飛ばそうが自衛隊がイージス持とうが、ぶっちゃけ根本的な所で日本の技術ってアメリカの10年遅れとかなんだろうなってイメージを観光客に植え付けて帰らせてるだけの負の遺産にしか思えないわけ。
あれを有難がってた奴なんて本当にいるの?
変な歌付きでやってる所も、実験シーケンスの設定自体も、そもそもアレって何をコンセプトにやってんだって話じゃん。
設定とかちゃんと分かって作ってんのかな?
ジオン軍がとっくにザクの開発を進めている世界において、連邦がそれをパクって資源ジャブジャブパワーによって作り出した超強いパチモンって設定がガンダムのはずじゃん?
それなのに何であんなにおっかなびっくりな感じでさも「人類初のメカを作ってますよ」みたいな感じでやってるのかね。
違うだろうが。
とっくにモビルスーツは実用化されていってる中で、めっちゃ金を使って急増でもっと凄いのを作ろうって話なんだからあんなのんびりした空気にはならんだろ。
何も分かってないおエライサンの「え?パクってチャッチャとやるだけやし半年でいけるべ?」の圧がかかったピリピリソワソワした空気の中でガンダムは作られてたって思いません?
つうかマジでただちょっと歩くだけの動作してるだけなのにMSVにおける実践演習最終段階リミッター解除で自爆寸前みたいなBGM流れてるのコンセプト行方不明すぎません?
ほんまありえんでしょ。
恥だよ恥日本の恥だよ。
ここ10年で入ってきた若い子達は、大きい案件に組み込まれてどんどん実務経験をつけて、
マネージャーに抜擢されたり、もっといい会社に転職したりと活躍している。
逆に本当に仕事がない頃に入って来て、一番大事な時期に簡単な保守程度の仕事しか任されてこず、
実務経験と呼べるようなものをほとんど積めなかった氷河期が社内で完全に腐っている。
若い子達には不満がたまっているし、一部の経営陣も危機感を持ってはいるものの、
今更氷河期を一から教育するより、伸びしろのある新卒を教育するなり、
実務経験のある中途を採用した方がいいと言う意見が強く、氷河期の問題がそのまま放置されている。
若い人たちへ。
これを書いている俺にもわかっちゃいない。
ただただ、世の中の分断というか、世相の居心地の悪さに、いたたまれなくなっただけのこと。
いわゆるデジタルネイティブとか。
コロナ禍を高校~大学生または社会人成りたての頃に経験したとか。
二十歳±5くらいが基本の対象で、
何か共感できる部分があるのなら、対象だと思ってくれていいと思う。
さて。
謝罪、というからには、何かについて後悔や悪いことをしたという思いがあって
それをするということが一般的だろう。
けれど、例えば知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまったような場合。
例えばそれが、20年、40年前のことだったとしたら。
これはもう、ただただ、とにかく、謝っておくしかない。
回りまわって今になって何か悪い結果を残した、ようなときも同様だろう。
今回、書いていくのはそういった類のことだ。
けれども、これに関して何が悪かったとか、どうすれば防げたとか、
そういうことを書いていけたらと思う。
前置きはこれくらいにして、本題に入っていきたいと思うが
俺はアラサーのおじさん。
太さに関して言えばそれほどでもない。
別荘があって、クルーザーがあって、継いでもいいと思える家業があるレベル。
毎週のように一人数万数十万の外食に行って、毎月ヴィトンを買って、連休毎海外旅行に行く、そういうレベルではない。
やろうと思えば、いずこかのブラック企業のように従業員を絞り上げて
廃業して、どこか海外の治安の良いリゾート地に移り住むこともできるが、
10年ほど馬車馬のように働いて丁稚奉公を済ませ、家業に舞い戻った。
以上で最低限の自己紹介とさせてもらう。
そして、本題。
ということだ。
いわゆるJTCにおいて、若手を大切にし過ぎる風潮ができている。
この際、今の管理職に指導力がないとか、そういった話はもうどうでもいい。
元気なうちにたくさん働いて、様々な経験と知識を吸収することが許されない。
経験もさせてもらえなかったとしたら、どうなるだろうか想像して欲しい。
自分がそれに就いた時のことを考えてほしい。
まあ、そう言われてみればそうだ。
けれど、結局誰かがやらなくちゃならないのなら、嫌々ではあっても、出来るようになっておいても損はないんじゃないのか。
そういうことを発信しているのを見かけることもあるだろう。
そんなことは賞味どうでもいい。
貴重な経験の機会を奪わせてどうする。
メンタル崩壊するような経験を積めばいいと言っているわけではない。
真っ当な商売で、まともな感覚を持ち、何かあったときにケツを拭いてくれる管理者がいる組織で
自分の体力と精神力を健全に保てる範囲で、最前線で頑張ってほしい、ということ。
老若男女問わず働かせられる。
脳みそと腕と足がついていれば、何が何でも働かせられる。
学の無い人間にやらせていた単純作業はロボットが代わりに行う。
赤紙が無いだけで、マクロ経済の蛇口を開けたり閉めたりするだけで
そんな中で、気力体力が十分で、
インターネットの妄言に騙されずにスタートアップや外資系や海外で
はたまた、インターネットの妄言に騙され、働きたくないでござると
成長期たる30歳まで時間を浪費し続け、
60代のジジイと同じような仕事でのんべんだらりと過ごした人間と。
もちろん、現実すべてがこうまで両極端ではない。
JTCでほどほどにパワハラを受けながらしょうもない仕事をやらされているか、
ほどほどに守られながら蝶よ花よとぬくぬくと育てられた結果何もできない人間に育つか。
FIREだって?お前たち、本当にFIREした人間が羨ましいか?
お願いだから、一度でいいから、まともな人間にFIREしたいか聞いてみてくれ。
稼ぎ切った人間こそ、どうやって社会にお金や経験を還元するか、考えているはずだから。
自分が定年になるくらいまで、自分の子どもたちを大学まで育て上げ、社会に出せるくらいまで何事もなく、両親と子供たちが無病息災、とまではいかないが
五体満足に生きていられればそれでいいと考えている。
それを間違っても口に出したりはしないが、ほとんどがそうだ。
そうでなかったら、今のようになってはいない。
俺がオギャーと生まれた30年ほど前。
バブルがパーンと弾けたり、Windowsが日本に上陸するかしないかと言った頃。
それから10年経ったころ、「失われた10年」、そういわれていた。
おれはインターネットでHTMLを書いたりUOに勤しんでたりした。
それから10年経ったころ、「失われた20年」、そういわれていた。
おれはアメリカに留学したり、ネットゲームで外国人と煽り合いをしていた。
それから10年経ったいま、「失われた30年」、そういわれている。
おれは体力の衰えを感じ、家業へ逃げた。ゲームは積むか観るかだ。
おれがオギャーと生まれて三十年間、何ごともなかったらしい。
確かに、何が変わったかと言われれば何も変わっていないようにも思える。
100円だったお水やジュースは、買おうと思えばコンビニに売っている。
3,000円持たされて買いに行っていた赤マルはそろそろ倍か。
物価以外はどうだ。
ゲームでお金を稼げるなんてな。日本でも最近はFPSと格ゲーも勢いがあるな。
MMOは全部3Dになった。スマホで出来るのは正直にすごいと思う。
けれど、やっていることは当時からそれほど変わってないよな。
遅延は少なくなったとは思うけれど。
こうして振り返ってみると、対して変わってないようにも思える。
そう、本質はほとんど変わっていない。文字通り変わっていなかったのだ。
そうして昨今、ようやく変わりつつある。変わらなければならない、と言った方が正確だろうか。
何となく肌で感じているのではないだろうか。
これはもう日本人の、というより人類のお家芸だ。外圧でしか変われないという。
超高齢化&少子化社会。AIの台頭。ロボット化。宇宙開発競争。
そして30年間、失われていた社会の中でのうのうと暮らしてきた自分たち。
正直、これから先の変化に着いていける気がしない。
と考えるのは無責任だろうか。
後進のために、ラッダイト運動よろしく半導体製造装置を壊して回るべきだろうか。
そりゃあ俺たちだって、これからは読み書きそろばんの時代から、
英語、クリティカルシンキング、コンピュータの時代だ、とかなんとか世間で騒がれていて、
けれど、これから待ち受けているのはそういうレベルのちゃちな変化じゃない。
一部の超天才たちがAIやIOTで繋がれた機械やコンピュータを操る時代。
彼らがこれからの数十年か百年ほどを牛耳っていくのだろう。
いや、もう牛耳られているのだろうけれど。
それは止めようがない。
その一部の超天才たちを日本国内で育てるような体制を作ってこなかったこと。
日本が嫌なら海外で勉強したら?と言わんばかりに対立を煽ってしまって。
そこについていけない、残された人間たちも、
いーよいーよ、そんなに無理してはたらかなくて。
と言われて経験値を全く積まずに育ったのちに、
ごめーん、あとはまかせた!とばかりに後進に残された負の遺産と対峙させる。
ごめん。確かにその期間、何もせずのうのうと暮らしてきていた。
先人たちに下駄を履かされていたことにも気づかず。自分たちの権利だけを主張し、
ただただ、社会の歯車であることだけで、義務を果たしたかのように。
もっと声を上げるべきだった。
世界第二位の経済大国だった30年前の日本で生まれておきながら。
30年間何もしてこなかったせいで失わせてしまった。
おれは、おれに下駄を履かせてくれていた従業員に報いるくらいしか思いつかない低能だ。
人にもよるが30を過ぎると、色々なところにガタがくる。
厄年、という風習があるが、これは至極的を得ているように思える。
だから、それまではどうか馬車馬のように働ける環境に身を置いてほしい。
さてこれから先、日本は世界で20番目か30番目くらいの規模の経済力で
飯と油を何とか買って食いつないでいくのだろう。
日本人の気質的に、皆で一緒に貧乏になろう、という形で収まることだろう。
細々と生きていけるくらいの形で没落していくのではないかと思う。
これはただのこれから起こるであろう仮説であり、単なる現象だ。
そんな中でも、何かに楽しみや嬉しさを見出して生きていくことは可能だ。
あなた自身と身近にいる人、これから出会う人を大切に、対面コミュニケーションを密にして。
失われた30年が無かったことになるくらいの、次の10年を目指していこう。
最後にもう一度。
失われた期間が30年に膨れ上がるまで何もできなくて申し訳ない。
けれど、「そうだよふざけんな、お前らのせいで○○」
ということを前の世代、親世代、人生の先輩たちに投げかけるようなのは
日本人ではないし、今回の文章で謝りたい対象ではないことは強調したい。
ここに伝えて筆をおきたいと思う。
1950年代後半生まれの自分の母は、口腔ケアには無頓着だったしそれは80年代生まれの自分に対しても同様だった
今の子ならみんなやってる歯科の定期診断どころか、歯が痛いと訴えても「疲れてるせいでしょ」決めつけられ歯科に行かせてもらえない
歯の磨き方を教えてもらえず、歯ブラシ渡されるだけ、毛先が開ききったのを使わされ続ける
歯並びは良いとは言えず、歯によくものが挟まるため、デンタルフロスを欲しがるも買ってもらえない
学校から「う歯」の通知が来た時だけ歯科に行けるが、母の決めた近所ではヤブとされてるところ以外には行けないし嫌な顔される
ところが父は年収で言えば上位1パーセントで誰もが知ってる医療系企業勤め、母もそこの正社員だったのが結婚で辞めた人だった
ただし父は子供の健康管理は母がやるべきだと思っててノータッチだった
この環境で自分は10代で永久歯失って入れ歯になってるし、被せ物や詰物ない歯なんてほとんどない、臼歯は全て終わってる
親がこれで、自分もこの環境のせいで深刻性を理解していなかったので、取り返しがつかないことになっている
増田のいう、裕福だとか良家なのに歯が終わってる50代以降の人にもこういう人達がいるんじゃないかな?
個人的な(鈍い)肌感覚では、過去の歯列矯正は「すごい出っ歯」とかの、見た目に"不快感"がある人がするものという意識(審美的?)が強く、噛み合わせなど健康面にフォーカスされるのは2000年代くらいからのように思う
「有史以来女は虐げられてきたんだから男は猛省して女である私の言うことを聞いて女性であると言うだけで優遇しろ」
…みたいな論調の人居るじゃない?
そりゃ数世代遡れば虐げてた祖先は居るかも知らんけど、それに関して子孫である俺達に責任あるみたいな論調はおかしくない?
例えば石器時代にお前の先祖がウチの祖先から肉を奪ってるハズだからナウ弁済しろって言われても困るでしょ?
遡及は記録として残ってる所まで、ってのが法治国家だと思うのよ
法律上だと負の遺産は相続拒否出来るんだから過去の事は事例として参照し今後の社会に生かす、くらいが落とし所だよね
どうしても遡及したいなら現在生きてる人までだったらしていいし、するべきだとは思うけど
ちゃんとした男女平等論者は今後の話をするんだけど、一部の過激フェミの方は「女性が虐げる側に回らないと納得出来ない」みたいな感じで怖い
結局それ女性の権利を盾にした今現在の「私」に対する優遇措置の強制だもの
さすがに通らないよね
じゃあ「行頭に今日の日付を入れて、この列をこの列を入れ替えて、この「A」を「A社」に変えて、空白行を消して、ソートして…」って30段階くらいのCSVの加工を1時間かけて手動でやれって言われたら大抵の人は発狂すると思う。
その程度、ちゃんと保守管理してくれる業者に頼んで作って貰ってくださいよって言っても、「何で人が手でできる作業を金を払って自動化しなければいけないんだ」って真顔で返されるよ。DX?デジタル化?効率化?そんなもの考えてくれるだけマシな職場だぞ。
1時間の手間がかかってるなら、従業員に1時間残業させればいいと言うのが零細の現場。当然残業代は出ない。残業代の規定がないからだ。下手すれば夜間電気代の名義で給料減るぞ?そんな現場に何を期待できると言うんだ。
そうなれば自分しか使えず、自分しかメンテできない負の遺産のエクセルマクロであってもなんでも、残業しないのが正義となる。
元増田と同世代で、同じくサブカルチャーを通してネトウヨを脱した。
あの時代はネットのそこかしこで半島を揶揄する“悪質かつ愉快”なコンテンツが溢れていた。それらに日常的にアクセスする無知な消防厨房が嫌韓思想に染まるのは自然な成り行きといえるだろう。
ファビョーンと暴れるニダーのイメージは、悪徳反日国家韓国・北朝鮮へのヘイト感情に違和感なく移行した。
今の若い子は00年代のネットの空気に憧れていると聞くが、あの時代は数多のネット発カルチャーの黎明期であると同時に信じがたいデマとヘイトに溢れた暗黒期でもある。Xで「〇〇人は劣等民族」などとほざいている悲しきおっさん達はひどいインターネットの負の遺産なのだ。
私も元増田と同じように、成長に伴って最低限のリテラシーを獲得し、信じていた愚劣な半島像がほぼデマか誇張だと理解した。
しかし後遺症は残った。江南スタイルの流行は内心怖いなと思っていたし、凶悪犯罪者が逮捕されれば「コイツもしかして」と一瞬悪い想像がはたらいた。
後遺症改善のきっかけは韓国の縦読みマンガだった。2012年ごろ、まだLINEマンガもピッコマもcomicoもない時代。
ガラケーでケータイまんが王国に親しんでいた私は、買いたてのスマホでも漫画が読みたくてApp Storeで LINEマンガの前身のさらに前身であるアプリをインストールした。韓国産でも読めれば何でもいいだろうと。
アプリのUIはとても簡素だった。広告は小さいバナーだけで鬱陶しいポップアップもない。
NAVER WEBTOONの人気作が訳され、作品ごとに割り当てられた曜日に更新される。コメント欄はなく、星で5段階評価をつける以外に作品にリアクションするすべはない。課金要素は皆無。チケット制ですらなく1話から無料で遡って読み放題だった。どのように収益化していたのか未だにわからない。
はっきり言って読み始めて間もなくはほとんどの漫画がつまらなかった。あの頃の韓国漫画は今ほどシュッとしておらず、大半が芋っぽかった。
絵柄がダサイ、つまらないと思いながらも通学時間の暇潰しに毎日毎日読んだ。慣れてくるとじょじょに面白く感じるようになった。
すると不思議なことに、次第に韓国社会に息づく個人の生活を感じるようになったのだ。特にエッセイ漫画の影響が大きかったように思う。日々の些細なことに一喜一憂するその様子は、言語やいくらかの文化の違いを除けば日本人と何も変わらない。
日本と同じで、韓国にも国民の総意なぞ存在しないという至極当たり前のことに気づいた瞬間、自分の中で未知の生き物だった韓国人が完全に同じ人間になった。
また、日本漫画への親しみの強さを感じたのも理由のひとつだ。話の中に差し挟まれるコナンやスラムダンクのパロディの向こうには、日本の全てを憎んでいて日の丸を燃やして喜ぶモンスターのような韓国人はいなかった。
彼もただの人間だった。