はてなキーワード: 楽天的とは
ブコメの皆さん。
へそ周りの毛はそっていきます。
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ふふふ、、、
3桁ブクマ行くのは知ってたよ。
だって朝確認した時には3ブクマされてたし、はてなーはこういう話好きだもんね。
でも200ブクマ超えはやりすぎですよ。
びびっちゃうでしょ。
今は、今日の出来事や早く明日にならないかなーみたいなラインを送りあっています。
すいません。
楽しいです。
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本文ここから
当時読んでくれた人まだここにいるだろうか?
あれから約3年の月日が流れました。
元増田も41歳になりました。
プライベートで会うのは初めてです。
でもこんなこと、リアルで誰にも言えないからここに書きました。
大丈夫かな。。。
心配です。
あ、ちなみに相手のデリヘル嬢は当時からシングルマザーなので、デートといっても未就学児の子供もついてきます。
子供も一緒にお泊りです。
心配です。
でも楽しんできます!
【質問】
おそらくプールに入ることになるんです。
この出っ張ったお腹は明日までには間に合わないとして、へそ周りと乳首周りの無駄毛は処理していったほうがいいかな?
【追記】
三年前も見てくれた人、覚えてくれてた人、ハジメマシテの人、ありがとう。
ちなみにハッピーエンドになるか、残念エンドになるかはまだ全然わかんないからね。
■お泊りについて
プライベートで実際に会うのは今回が初めてなんだけど、それがいきなりお泊りな理由について。
会うことになったのは先週くらいのことで、思い付きと勢いだったんだけど誘ったらOKもらえました。
当初は普通に動物園やら遊園地やらを計画してました(小さな子供がいるからね)
そこで急遽、室内遊技場とか映画(クレヨンしんちゃん)とか提案しましたが、提案しつつ自分でも「これは微妙だ。。。」と思ってました。
そこで思い切って、アミューズメント性の高い遊べるホテル(プールとかあるとこです。ラブホじゃないよ。)に泊まらない?と聞いてみました。
日曜日の夜に泊まるので、翌日は平日。
あまり期待しないでいたのですが、デ嬢も予定をつけてくれて、なんとOKもらえました。
おかげでお泊まり誘えてたよ。
夜ご飯食べて一晩ゆっくりして、朝ごはんまで一緒に過ごせます。
そして、ついでに僕の急な有給申請にもこたえてくれた会社もサンキューです!
■今までについて
当時、デ嬢から教えてもらったLINEは、「まぁ、どうせお店のやろう。」と思ってたら、アイコンが子供の写真だったりして妙にリアル感があって。結果的にはデ嬢個人の本物のLINEアカウントでした。
その後はそれまでと変わらず、お店で予約してデリで会うってことを続けてました。
変わったのは、お店を予約する前と終わったあとに個人LINEでやりとりするくらいで。
でも、デリの頻度的には平均して月1くらいだったと思う。
ただ、「ブコメで3年間、月1を続けたのすごい」みたいなコメもらってて申し訳ないのですが、
どうやって感染するかもわからないウィルスでしたから、デ嬢もデリヘルへの出勤を控えていましたし、僕もそういう遊びは自粛していました。
デリをはじめ、風俗嬢は身バレを防ぐために地元ではないところで働いている子がおおいです。
そのデ嬢もお隣の県(といっても車で1時間くらいのところ)から越境して出勤してました。
最近まで県をまたぐ往来は例え近くでも許されない雰囲気でしたので、それもあり会えなくなりました。
2019年の日記のコメントでも書いていましたが、収入を上げてデ嬢のより良い養分になるためです。
出鼻をくじかれた感がありましたが、そこはたまたま在庫はあまり持たずスキルを売るような仕事でしたので、贅沢をしなければギリギリ赤字くらいのペースは保つことができました。
本当にコロナにくし!
(これ以下 6/4 22:35追記)
ただ、以前はデリ出勤日だけの個人LINEだったのが、会えない期間のおかげかわかりませんが、何となくたわいもないやり取りをするようにもなりました。
「大丈夫?」とか「気をつけなきゃね」とかから始まって、お互いの近況を送りあうようになりました。
奥手な僕には連絡の口実として(本当に心配もありましたが)助かったなぁという気もします。
でも、やはり初デートにこぎつけるまで3年以上もかかってしまったのはコロナのせいだとも思いますし。
今となっては何がいいのか悪いのかよくわかりません。
ちなみに、お慕いしているデ嬢さんですが、このコロナで出勤できなかったことや子供が大きくなったことにより、1年以上風俗の仕事はしてません。
コロナのおかげが実力かは分かりませんが、収入を上げるはずの起業でしたが仕事も上手くいかず。
これではデリで会うための、養分の養分たるマネーがありません。。。(コロナでどうせ会えないけど)
でもここは元来の楽天的な性格で「支えなきゃいけない家庭もないKKO。一人で生きていくぐらいならなんとでもなる。」という気持ちが自分の根底にあって、
「事業が上手くいかないならそれに固執することないじゃん。」という気持ちが芽生えてきました。
その結果、午前中は時給で働くパートタイマー。
午後から夜にかけては個人事業主という今の生活スタイルが出来上がりました。
そして不思議なもので、パートタイマーとして働き始めたら、事業の方も少しずつ収入が増えていきました。
正直つらいこともありますが、現状で手取りも10万以上アップしました。
おそらくこの地方では平均か少しうえくらいの稼ぎにはなってそうです。(起業初期に貯金なくなったけど)
もともとお金も使わないですし、KKOひとりには過ぎた金額なのでコロナがあければ立派に養分になれると思います。
(ただこれ、1日の総仕事時間14時間越えの連続です。毎週の休みはありません。個人事業主には労基は関係ないので、いくらでもブラックになれます。次のテーマはいかに働く時間を減らしていくかです。。。)
■これからについて
ただね。
人間とは欲深い生き物みたいです。
諦めていた結婚です。
今なら自分一人だけでなく、もう少しだけ支えられるんじゃないか。
そう思ってしまっているんです。
でもこればっかりは相手があってのこと。
今回、結婚を視野に入れたお付き合いに発展できるかどうか、それは今はわかりません。
そんなことを告げる度胸もないまま帰ってくるかもしれません。
この続きが報告できそうなら、またさせていただきます。
それではまたどこかで。
日本人が平和ボケしてるとよく言われるが別にそれって日本だけの話じゃない。
世界的に見ても戦争なんて実際に起きるまでは起こるなんて思ってない。
誰もロシアが本当に侵攻してくるなんて思ってなかった。
当のウクライナ人たちでさえ、ね。
軍事侵攻がおこる前のハリコフとオデッサの住民に街頭インタビューした結果がこれ。
https://www.youtube.com/watch?v=2ESiBFEZTuI
あれだけ軍事力を国境周辺に集結させられていても、どうせブラフと高を括っている。
その一週間後に街が破壊されつくすというのに、なんて楽天的なんだろうと今見るとちょっと驚く。
が、なんてことはない、これがグローバルスタンダード、正常性バイアスってやつなんだ。
「占領するメリットの最低化(貧国化)+占領する面倒臭さの最大化(軍事国家化)」→北の…
「国民人気の高いリーダーを担いで大国の影響と決別+核開発」→中東の…
「宗教による原理主義的支配+ゲリラ・テロリズム路線で大国の軍事力に対峙」→中東の…
というわけで、今のところ地政学的に微妙な地域の小国が生き延びる道は、世界の中では「大国にひたすら従う」くらいしかないわけだけど、本当はもう一つ選択肢があって、それは「そういう地域の小国同士が、大国の代理戦争のようにいがみ合いするのではなく、相互に協力して一勢力となる」という道ね。ただこれは、それぞれの後ろにいる大国が、一番実現してほしくない未来でもあるんだよなあ。
「核をもてば解決」論の人には、核をもったことで決定的に融和不可能な対立の道を歩んでる印パをどう見るのとか、たとえばISISが核をもったらアメリカは低姿勢で交渉しはじめると思う?(むしろそれを口実に危機として全面対決に出るんじゃねーの、だったら中・ロから見て日本が…以下略)とか、日本が核武装したら東アジアの周辺国含めて本格的な核配備の時代が訪れるしアメリカは当然それに賛成しないわけだから日本の9条放棄&核武装路線は日米安保離脱が前提なんだがそれでいいのとか、そもそも核攻撃力を維持するのってめちゃめちゃ高コストなわけだが(自衛隊の年間予算は5兆円。世界の核保有国は、アメリカとかロシアとか除けば、大体年間核関連予算で1兆円程度使ってる。)「外交努力」で核使わなくていいようにするなら年間100億使ってもむしろメチャクチャ安上がりじゃねーのかとか、大体原発事故起こした狭い国で安全かつ低コストに核兵器の維持管理なんてできんのとか、まあもろもろ言いたいことはあるんだけど、一言で言えば、それってファンタジーだよね、って。
あとさー、一言いいたいんだけど、「核持てば抑止力になる」って思ってる人は、相手が合理的で正気の持ち主だと信じてるんだよね。相手が核もってたら危ないから撃たないだろう、って、それってすごい楽天的っていうかなんというか幸せな考え方だなあって思うんだけど、はっきり言えばバカですよね。
左翼の方向性は昔から「世界屈指の経済力と非軍事平和国家という特別な地位を武器に外交でうまく立ち回れ」でしょ。
言い方を変えれば「9条があるから攻めてこない」というくらいになるまでイメージ戦略に利用しろ、という話なんだよ。
それを右翼の皆さんが藁人形論法で「9条さえあれば何もしなくても誰も攻めてこない」みたいに矮小化してきたってだけ。
たとえば中東とかのアメリカ嫌いの多い地域では「アメリカは難癖つけて俺らの国を侵略してきたけど日本はそんなことしないから好きだ」という評価は実際にあったんだよな。
そんで集団安全保障とかいってアメリカと一緒に軍事行動を取れば「騙された、やっぱりアメリカの仲間じゃないか、じゃあこれからはテロの標的にしよう」となったりするわけだ。
たとえば今回のウクライナ侵攻も「ウクライナがNATOに加入してその戦力がロシアに向けられたら…」という恐れが発端ではある。
ウクライナが完全に武装を放棄して中立化を宣言すれば(奇しくも和平条件としてそういう要求が出ているが)戦争は回避できたかもしれない。
もちろんこれは「非武装にさえすれば大丈夫」なんて楽天的な話ではなく、その状態で平和を維持するためには不断の外交努力が必要だという話でもある。
とっくに引退したから今更って感じだけど、どこにも書けないのに自分の中には残っててモヤモヤするから書き散らす。
TLで盛り上がってたからちょっとやってみようかな、程度。別にDオタでもイラスト原案先生のファンでもない。
ただ単にストーリーが深い!みたいな考察をちらっと見ただけ。確か2章の話だったと思う。
で、ゲーム内容を自分でもちょっと検索して、サバナのレ推しになった。
むしろ、この頃本命は教師陣だった。でも攻略対象というか、カードにはならないというのは分かってたので、別の推しを探した。
リズムゲームは苦手で、それがネックだったけど、そこはあまり重要じゃないしやり込む必要はないと聞いたので安心してた。
1章と2章、3章が配信されたのでもうその時はウキウキしながら読んでた。
この時点では、自分の理解としては「Dヴィランの行いが『正しいもの』として描かれている世界」と認識してた。
ヴィランのヴィランたる、他者を蹴落としたり出し抜いたり、狡猾さや陰険さが『正しい』とされる世界なんだろうな、と。
各寮でグレートセブン、と擁するぐらいだし。
むしろ「顔のいい男による、腹黒い嫌味や皮肉合戦」を期待してた。寮対抗で蹴落とし合って成績を競うとか、悪役同士の腹の探り合いとかそういうの。
でもふたを開けてみれば、ただ男子高校生がわちゃわちゃしてるだけで、
「努力しないで成果を望むなんて浅はか」
とか勧善懲悪もいいところで、どこが悪役のストーリーなんだ?と。
2章はまだ楽しかった、と思う。でもそれも一時的な周囲との盛り上がりによるものだったんだろうな、と。
3章で、「オクタ寮そんな悪いか?」「むしろ悪いのはグリムとかでは?」「アズール可哀そうでは?」とキャラクターやストーリーに共感しづらくなってた。
2章をふと振り返り、「裏工作は罰したのに、試合に出れなくするために大けがさせた罪は不問?」とかいろいろモヤりだす。
ゲーム内では、傲慢なルールを強いたリドルが心を入れ替えさせられ、後輩を使ってズルい手で試合に勝とうとしたレオナが罰され、合意の上で契約して労働させていたアズールが出し抜かれて、と悪役を懲らしめて終わってる。
つまりはそういった行いは駄目、ということ。
それってグレートセブンとして掲げてる各寮の精神や理想、ヴィランらしさを否定、ということでは?と、いろいろわからなくなってしまった。
推しに選んだからには、多少は注視してストーリーを追ってたレオナも、「実力はあるがそれを隠し、周囲にはあまり関心を持たないが、いざという時には頼りになる」的なポジションかと思いきや、
「王家の次男に生まれながらその立場を疎い、親や兄への嫌がらせの為に留年して好き勝手してる怠け者」でしかなくがっかりした。
(個人的な話、サボりからの留年で反省ナシは地雷でこの時点でもう推せなくなってた)
加えて2章終了時の甥に慕われてる設定でもう駄目だった。
本人は実家を疎いながらも家族は温かく見守ってる、とか、不遜で周囲からは怖がられてるけど本人は甥からおじたんとか呼ばれてるかわいい一面もある、とかそんなん要らん。
悪役は徹頭徹尾、悪役であってほしかった(でもここは自分の先入観が多く入っているので、共感は得られないとわかってる)
本編を読み終えてしばらくは浸ってたけど、4章のスカラビア寮の話が全く理解できなかった。
楽天的な主人とそれを疎ましく思う従者、しかし互いへの理解がおかしい、という相互理解のずれを言いたいのは分かった。
自分を主人としていながらも相手を従者としてではなく友人といい、でも扱いは従者のそれ、っていう歪なカリムと、変えられない立場を理解していながらも主人に対して反旗を翻したジャミル。
この関係、完全に終わってる。詰んでる。なのにまだ学生生活続ける?主人を砂漠へ飛ばしておいて?
ジャミルの心境や境遇何かしらを理解して受け入れたカリムの優しさで、ジャミルの親や兄弟が生かさてるのにそれに胡坐かいて「お前は友達じゃない」とかよく言えるな。
各キャラの設定がゲームのストーリーとか描写でひっくり返されたりねじられたりして、何が正しいのかわからなくなってきた。
フェアリーガラはまだ楽しく見れてた。
でもゴスマリと星イベ、この二つはムリだった。さらっと流してイベント配布だけ回収はした。内容はあんまり覚えてない。
バースデーが実装されて、「何もない期間にバースデーカードを実装することにより課金回収」っていう運営の意図が透けて見えて萎えた。
その後の長すぎるスケモンとか5章6章を、TLに流れてくる感想とか考察で把握して、ああ私には合わないな、と思いアンストした。
悪役の設定やガワを借りただけの、「イケメンによるキラキラほのぼのハイスクールライフ!」なら初めからそういってほしかった。
飴と無知
映画のワンシーンのような写真、絵のような写真、写真のような映画のワンシーン、写真のような絵、映画のワンシーンのような写真のような絵、写真のような絵のような写真、絵のような写真のような絵
米ソよりお世話になっております
失敗の非嫡出子
流石にスタン
コラソンアキノ/リンゴスター/マリアカラス/アーネストサトウ/ナオミキャンベル/ベアテ・シロタ
キレる仏図澄「このブドチンガ」
テジロ猿/ヤジロベイ
湯担保
ニューカレドニアはク活用形容詞の補助活用の已然形ニューク+逆説のド+連語のニヤ
豚を陸フグと呼ぶ人
サーターセンダーギー
想起ソバ
ワイヤレスイヤホンを洗っても壊さないことを売りにしている洗濯機
アンタレス↔︎ワタシモア
見ざる言わざるdismissal
禿げたフッサール
豪遊型リゾート
看取るネーム
鷹の爪の垢
四角い頭を丸くする→頭を丸める
忙しくない/忙しない
りんご/フラミンゴ/日本語/喃語/マンゴー/単語/援護/縁語
セヴラック/セノビック
絶賛デッサン中
大きいエスカルゴ→Lカルゴ
銃は社会の癌だ、ガンだけに
よりどり緑
エーゲ海↔︎悪い天上
能し力(抑止力)
隠された鷹の爪
don’t こい
likely きらいがある
singing 呻吟
break order 無礼講
スケルトン 透ける
へしくらまんじゅう
崇めムノン
ベートーベンの答弁
Unboxing Day
めちゃくちゃ覚えておいて欲しい人「記憶の中心にでも置いて頂ければ」
焼き討ちを見た人「ひでーじゃん延暦寺」
めくるめくの久留米
選りすぐりのリス
上手くいった人「計画が表目に出た」
蛸の価値は如何ほどに?
敷衍できない人、プエン
いたわる/板割る
めんどくさくなったキリスト教徒「あーめんどくさい」
揺れ過ぎてシンドバットになった
しちめんどくさいから。
同時進行する川→長良川
千客万来→万客千倍
匈奴人「オルドスにおるどす」
呵呵大笑と笑うとと(父)
仏陀をぶった斬る
ディーテイル/ディティール
前半で感動させ涙で目をにじませることを想定して、後半は適当に作画しているアニメ
電子卓上計算機は「計算機」の部分が大事なのに電卓と略されている
追い詰められるトランプ→弾劾絶壁
ちょっとバズってる池→プチバズの池
アリペイにいえば...
ガラガラヘビで賑わってる店
イキリ寿司
コドモオオトカゲ
票取るピョートル
黙って物々交換
2寸の虫には10分の魂
教室に窓がなかったので、卒業生が集まっても同窓会が開催されない学級
どっちか分からない人。タバコは吸いますか?すいませんが吸います。
みんなやめる政党→辞任党
吸えず運河
シモニデセ/シモニデセ/シモニデス/シモニデスル/シモニデスレ/シモニデセヨ
ポジティブな朱熹「老人は年を取りにくく、勉強も大変にならない」
麓で行われる頂上決戦
死んだ草間彌生→草葉彌生
円の下の力持ち→日銀買支え
おおむねその定義で合ってると思うよ。ただその中には性別を問わず、男女ともが平等に
シャドウワーク/アンペイドワークに従事しつつ、賃労働するパートナーとともに家計を共有しつつ
生活をする自由も含まれているはずで、女性のアンペイドワーク従事者が現にそうしていることによって
女性差別や男女格差を再生産してる、だから良くない、というのは、議論の理路がどこかで
狂ってしまっていると思う。
1999年に出た『くたばれ!専業主婦』という本をきっかけにした専業主婦論争というのがあってさ、
フェミニズムの業界でも論争が展開されたんだけど、このとき多くのフェミニストやジェンダー研究者は
著者の石原里紗を強く批判したんだよね。まあ半分釣りみたいな口汚い難癖メインだったから
そうそう擁護もできんよなと思うけど。だからフェミニズムは専業主婦批判自体はあんまりしないんだけど
一方で「理論的に専業主婦をどう位置づけるか」という点はちゃんとできてなかった気がする。
テレビで見なくなっただけで舞台はやってるとか地方ローカル番組とかには出てるとかそんなレベルじゃない。
大手事務所から移籍とコロナがぶつかってぱたりと無くなってもう丸一年経つ。
(干された訳じゃなく円満退社ということはきちんと説明されてる)
大手事務所の後輩達は今日も元気にドラマ、舞台、バラエティ、毎日誰かしら目にしない日は無い。
薄々気付いていたけど彼女の人気は彼女自身でなく事務所の力によるものだったんだろう。
彼女は楽天的なので、人生で初めての休暇をもらったぐらいの感覚でゲームに漫画、娯楽に勤しんでいる。
何か新しい事を始めようかなとつぶやく事はあってもそれが続く事は無い。それは昔からそうだった。
その1 https://anond.hatelabo.jp/20210416100355
その2 https://anond.hatelabo.jp/20210416172732
その4 https://anond.hatelabo.jp/20210416233727
★★★注意★★★
正直随分と長いので、最後のまとめのエントリ( https://anond.hatelabo.jp/20210417004340 )から読む事を推奨します。
まず状況の確認用に、週ごとの大阪府の感染者数と変異株割合の表をしめす。
日付 | 日曜 | 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 週計 | 人/日 | 前週比 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11/01 | 123 | 74 | 156 | 85 | 125 | 169 | 191 | 計923 | 132人/日 | 119% |
11/08 | 140 | 78 | 226 | 256 | 231 | 263 | 285 | 計1479 | 211人/日 | 160% |
11/15 | 266 | 73 | 269 | 273 | 338 | 370 | 415 | 計2004 | 286人/日 | 135% |
11/22 | 490 | 281 | 210 | 318 | 326 | 383 | 463 | 計2471 | 353人/日 | 123% |
11/29 | 381 | 262 | 318 | 427 | 386 | 394 | 399 | 計2567 | 367人/日 | 104% |
12/06 | 310 | 228 | 258 | 427 | 415 | 357 | 429 | 計2424 | 346人/日 | 94% |
12/13 | 308 | 185 | 306 | 396 | 351 | 309 | 311 | 計2166 | 309人/日 | 89% |
12/20 | 250 | 180 | 283 | 313 | 289 | 294 | 299 | 計1908 | 273人/日 | 88% |
12/27 | 233 | 150 | 302 | 307 | 313 | 262 | 258 | 計1825 | 261人/日 | 96% |
01/03 | 253 | 286 | 394 | 560 | 607 | 654 | 647 | 計3401 | 486人/日 | 186% |
01/10 | 532 | 480 | 374 | 536 | 592 | 568 | 629 | 計3711 | 530人/日 | 109% |
01/17 | 464 | 431 | 525 | 506 | 501 | 450 | 525 | 計3402 | 486人/日 | 92% |
01/24 | 421 | 273 | 343 | 357 | 397 | 346 | 338 | 計2475 | 354人/日 | 73% |
01/31 | 214 | 178 | 211 | 244 | 207 | 209 | 188 | 計1451 | 207人/日 | 59% |
02/07 | 117 | 119 | 155 | 127 | 141 | 89 | 142 | 計890 | 127人/日 | 61% |
02/14 | 98 | 69 | 98 | 133 | 89 | 91 | 94 | 計672 | 96人/日 | 76% |
02/21 | 60 | 62 | 100 | 62 | 82 | 77 | 69 | 計512 | 73人/日 | 76% |
02/28 | 54 | 56 | 81 | 98 | 81 | 74 | 82 | 計526 | 75人/日 | 103% |
03/07 | 76 | 38 | 103 | 84 | 88 | 111 | 120 | 計620 | 89人/日 | 118% |
03/14 | 92 | 67 | 86 | 147 | 141 | 158 | 153 | 計844 | 121人/日 | 136% |
03/21 | 100 | 79 | 183 | 262 | 266 | 300 | 386 | 計1576 | 225人/日 | 187% |
03/28 | 323 | 213 | 432 | 600 | 616 | 613 | 666 | 計3463 | 495人/日 | 220% |
04/04 | 593 | 341 | 732 | 879 | 957 | 927 | 991 | 計5420 | 774人/日 | 157% |
04/11 | 827 | 602 | 1099 | 1130 | 1208 | 1209 | 計6075 | 1013人/日 | 137% |
週頭日付 | 検査数3/18 | 陽性3/18 | 陽性率3/18 | 検査数3/31 | 陽性3/31 | 陽性率3/31 | 検査数4/7 | 陽性4/7 | 陽性率4/7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12/27 | 2 | 0 | 0.0 | 3 | 0 | 0.0 | |||
1/3 | 2 | 0 | 0.0 | 21 | 0 | 0.0 | 21 | 0 | 0.0 |
1/10 | 3 | 1 | 33.3 | 38 | 1 | 2.6 | 38 | 1 | 2.6 |
1/17 | 46 | 3 | 6.5 | 62 | 3 | 4.8 | 62 | 3 | 4.8 |
1/24 | 45 | 9 | 20.0 | 46 | 9 | 19.6 | 46 | 9 | 19.6 |
1/31 | 55 | 16 | 29.1 | 59 | 16 | 27.1 | 59 | 16 | 27.1 |
2/7 | 39 | 9 | 23.1 | 42 | 9 | 21.4 | 42 | 9 | 21.4 |
2/14 | 35 | 5 | 14.3 | 38 | 5 | 13.2 | 38 | 5 | 13.2 |
2/21 | 64 | 22 | 34.4 | 67 | 22 | 32.8 | 67 | 22 | 32.8 |
2/28 | 43 | 15 | 34.9 | 50 | 18 | 36.0 | 50 | 18 | 36.0 |
3/7 | 37 | 27 | 73.0 | 101 | 42 | 41.6 | 103 | 43 | 41.7 |
3/14 | 133 | 64 | 48.1 | 138 | 67 | 48.6 | |||
3/21 | 158 | 105 | 66.5 | 260 | 169 | 65.0 | |||
3/28 | 304 | 224 | 73.7 | ||||||
累計 | 369 | 107 | 29.00 | 817 | 294 | 36.0 | 1231 | 586 | 47.6 |
左記以外 | 262 | 7 | 2.7 | 584 | 66 | 11.3 | 878 | 259 | 29.5 |
見づらい場合は画像化したのでこちらを参照のこと https://i.imgur.com/XftoDPY.png
なお、この変異株割合の表は、本稿のその1で解説した理由によって、多く出るような仕組みになっている事を、飛ばして読み始めた諸氏のために明言しておく。
また、大阪府新型コロナウイルス対策本部会議が開かれたのは3/18 3/26 3/31 4/1 4/7 4/14であることも前提として明記する。
後日目線ではあるが、素人でもこの週から危ないと分かるのが3/21からの週で、前週比187%となっている。該当週の変異株割合はほぼ2/3である。客観的指標として、国の分科会における、ステージIIIの基準である、週・人口10万人あたりの新規陽性者数15人のラインを、第四波で初めて越えたのが3/26である。
この3/21~27の週の数字を見れば危機的状況であると断定できたのではなかろうか?よって、本稿においては、3/26~28が急速拡大への強い対策をとる意思決定可能なポイントだとする。3/14からの週の変異株割合が50%に迫っている事も付記しておく。
実際、この数字を受けて大阪府は3/31に対策本部会議を開き、同時に国へまん防適用の要請をしている。
ここまでが、考察のための前提情報である。ついで、大阪府新型コロナウイルス対策本部会議の資料を見ていこう。
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/sarscov2/
想定1が横ばいで、想定2が前週比1.2倍固定。両想定における会議からほぼ二週間後である3/31の陽性者数は100と144。
実際は3/31の陽性者数は599で4.16倍。
3/18時点で横ばい想定のシミュレーションする意味がわからないが、想定2の1.2倍については、上で示した表をみると、3/7の週が前週比1.18倍だったので、妥当と言えるかもしれない。問題は次の会議からだ。
先ほどと同じく、3/31時点の予想が、想定1で62、想定2で67、実際は92、差は25。
17日(会議は18日だが、会議資料は前日の数字なので)54からの増分で見ると、実際は38で、想定1は8、想定2で13。
あり得ない想定1で4.75倍、それなりに現実的ではある想定2で2.92倍の差が出ているのが分かる。
令和3年1月20日以降、陽性となった検体の一部について変異株スクリーニングを実施したところ、変異株PCR検査陽性率は29%
(変異株PCR検査件数369件、変異株PCR陽性者数107人)であり、変異株陽性者の濃厚接触者や接触可能性のある人等を除けば、2.7%
3/18資料においては、前週である3/7開始週の変異株陽性率が73%と出ている。これは偏った検査結果が先に出てきたため非常に高く出ているが、後の数字をみると40%程度におちついている。
あまりに極端な数字なので、累計の数字を持ち出したのだろうが、本来であればその前週の陽性率34.9%を用いるべきではなかったか?この悪癖が以降の会議資料にも継承されてしまうのだ。
まだこの段階では、大阪市内の飲食店への軽度の時短営業はやむなしという論調はあれど、どの専門家からも強い危機感は見られない。年度またぎの人的接触増加時期である事への懸念は相応に示されている。変異株については、感染拡大の要因となりうる事は示しているが、変異株確定のための検査の拡充を訴える程度で、変異株による感染急拡大への危機感は薄い。
想定1が横ばいで、想定2が前週比1.5倍。1.5倍の根拠は前2週の平均。2週前は1.36倍、3週前は1.87倍であり、ここは想定の甘さを指摘せざるを得ないだろう。実際、この週は結果的に前週比2.20倍となる。(翌週は1.57倍、翌々週は1.37倍)
シミュレーション結果は、想定1はあまりにも論外なので触れないが、想定2で2週間後の4/9の陽性者が395予測。
先ほどと同じく、4/9時点の予想が、想定2で83、実際の数字が174.前日3/25の61からの増分でみると、想定2で4/9に22。
変異株PCR検査陽性率は28.7%(変異株PCR検査件数540件、変異株PCR陽性者数155人)であり、変異株陽性者の濃厚接触者や
接触可能性のある人等を除けば、5.3%(変異株PCR検査件数400件、変異株PCR陽性者数21人)と、3月13日時点の2.7%から増加。
また本質的に意味合いが薄い数字しか出していない。最初に示した表によれば、この会議の前週の変異株陽性率は48.1%で、28.7%としめした累計の数字よりも20ポイントも多い。残りの5.3%や4.5%という数字には何の意味もない。(なお、最初に示した表には3/31の数字を乗せているが、ほぼ変わりがないので3/26の数字と思っていただきたい。26の数字に直したいが時間が無い)
その1で示した通り、感染力が既存株の25~50%増しと言われる変異株への危機感の欠如となった原因となっているのでは?と考えてしまう。
ここからは各専門家毎にどういう意見を述べているか、少し突っ込んで触れていきたい。専門家諸氏を無根拠に貶す気は毛頭無いが、後日見て、ここは甘かったのではと言うところには積極的に触れていきたい。当然許される言論の範囲だと筆者は認識している。
■朝野座長
危機感は余り感じられない。高齢者の感染を抑えることが重要等。資料の分析が主で、将来予測は余りない。
■掛屋副座長
第四波の兆し。年度末リスクに言及。患者急増の数週後に重症病床ひっ迫。(実際はここから3週でパンクした)
時短を21時から20時へ強化する提言(実行されたのは4/5のまん防から)。二週間以内の検証後、やばければ躊躇なくより強力な制限策をとるべき(二週間後は4/9、まだ吉村府知事はまん防より強力な制限策は考えていない)。
■茂松委員
飲食対策を徹底すべきではないか、現状だと感染爆発の可能性高い、と。危機感を感じるコメントである。
■白野委員
重症病床は今20%だけどすぐ増加し、逼迫すると見込まれる。年度末リスクへ言及。
しかし、その割に対応は「少なくとも21時時短の継続、花見・宴会の自粛の継続」というレベルで、そこまで強い危機感は感じられない。
変異株割合28.7%だが、すぐ増えるとの発言。先ほどから述べているが、本会議の前週の数字は48.1%であり、変異株割合を過小評価しているとみられる。
■倭委員
急拡大の懸念。21時時短では拡大不可避。週人口10万人あたり15人を超えたらまん防要請が必要(実際この日の陽性者報告で、このラインを越えた)
後日目線では、強い懸念を示した専門家は倭委員のみであった。また、総じて変異株の脅威評価が低いように見える。重症病床の逼迫・パンクについての懸念も少なすぎるように思える。
想定1が前週比2倍、参考として前週比1.5倍。ここへ来てようやく実際の数字と近いシミュレーションに。
想定1によれば4/9時点で891、実際は927で、ほぼ近い数字が出ている。
先ほどと同じく、4/9時点の予想が想定1で126。実際の数字が174。
前日3/25の61からの増分でみると、想定1が65増、実際は113増。
1.74倍も増分も見誤っている。これはおそらく変異株の重症化リスク(60未満での重症化率上昇、発症から重症化までの日数減の2要素)が高まった事に由来するものだろう。重症者数の予測は、新規陽性者数の予測よりも1段複雑なため、感染症の研究家ではない健康医療部の職員に正確さを求めるには酷だったかもしれない。しかし、それならそれで専門家へ予測を依頼するべきだったのではなかろうか?
後日目線で、ここの視点の欠如が重症病床のパンクに至った主な要因だろう。
変異株PCR検査陽性率は36.0%(変異株PCR検査件数817件、変異株PCR陽性者数294人)であり、変異株陽性者の濃厚接触者や
接触可能性のある人等を除けば、11.3%(変異株PCR検査件数584件、変異株PCR陽性者数66人)と、3月20日時点の5.3%から増加。
なお、直近1週間の変異株PCR陽性判明率は6.7%(新規陽性者1,576人、変異株PCR陽性者数105人)となっている。
相変わらず、本来想定すべきよりも低い累計の陽性率と、ほぼ意味のない数字を並べている。前週の変異株陽性率は66.5%で、累計の数字よりも30ポイントも高い。明らかに不味い。
変異株の影響を全く考えていない、あまりに軽率な予測だと思われる。後日目線ではあるが、専門家であればここまでの楽観視はしないで欲しかった。
変異株割合が半分を超えているとの実感で、前意見は専門家としてどうかと思う。
これは妥当な意見だが、実際に「追加の有効な対策」は府知事から示されていないと思う。何か見落としていれば指摘をお願いしたい。
異論はない。高齢者施設等従事者への検査(その2で紹介。定期的なPCR検査)で行われてはいる。
後日目線ではあるが、総じて見通しが甘かったと断じざるを得ない。根本原因は変異株リスクの軽視だと思われる。その1で紹介したように、変異株の感染力は既存株比で1.25~1.6倍程度と目されており、昨年との安易な比較はできなかったはずである。
その4へ続く
昨日から何か色々面倒くさい催しが行われるせいで、夕方でも容赦なくレジが激混みするのが確定していて、今日の出勤が憂鬱だ。
どうやら本部は、暦が変わればコロナはどっかに行っちゃうとか楽天的に思っているようだ。こんな時期にわざわざ店内を密にするようなことをしないで欲しい。
この間、可愛い女子高生アルバイトさんが客から連絡先のメモを渡され、昼勤のパートさんにこわいどうしたらいいんですか? と相談したら、そんなことくらい自分で断れないの? と逆に詰られたという出来事があった。
前々回のシフトで女子高生アルバイトさんと一緒だったので、「相手どんな奴? この時間にも来る?」って聞いたら、とりあえず今のところ夕方四時頃にしか来ないから夕方にそいつの襲来の心配はしなくていいらしく、見た目は「とにかく気持ち悪い」のだそうだ。とにかく気持ち悪い。それじゃどんな奴なのかさっぱりわからないけど、とにかく気持ち悪いのか、なるほどな!
他のバイトの人達によればその「とにかく気持ち悪い人」は見た目30歳くらいの、女に話しかけるとか普通にできなさそうな奴、ということで、やっぱりそれじゃあどんな人相なのかまるでわからない上、顔が不細工だからというただ一点の為にオヤジ認定されたが実は中学生や高校生の可能性がなくはなく、なんかソイツのことが一周回って憐れになってくる。
でもまあ、連絡先を渡す、しかも電話番号だけでなく家の住所まで書いて寄越すというのは、やった方的にはフェアなやり方に見えるのかも知れないが、やられるコンビニ店員的にはだいぶドン引き事例だ。ここはスナックではない。コンビニだ。
二十代の頃、喫茶店でバイトをしていたらたまにそういうこともあったけど、まあそんな事もあるのは仕事の一部のようなもんだけど、絶対電話とかしちゃダメだよと店長に言われて、店長の見ている前で連絡先の書かれた紙を丸めてゴミ箱に捨てたものだった。そんであとはいつも通りに接客してればいいよってことで、「こういうことはやめてください」と自分で言うのも危ないからしなくてよくて、連絡先を渡される場に丁度店長や先輩がいたら「そういうことは止めてくださいますかね。うちはそういう店じゃないんで」と客に言ってくれたものだ。
女子高生アルバイトさんにこういう時どうしたらいいのか聞かれたので、答えた。
「無視イェイ!」
「無視イェイ!」
「無視イェイ!」
「無視イェイ!」
なんか盛り上がった。
https://yt3079.hatenablog.com/
◎日本人は毎年数十万人単位で急減の一方で、移民(外国人住民)は毎年増加(コロナ渦で数年はずれるが)を続ける
→日本人と移民の人口比逆転は時間の問題「40年後の40才以下の3人に1人は移民?」
(出生率に変化がなければ、将来の人口動態もほぼ推計通りになる)
◎約90年で人口が半減するスピード(しかも子供が少なく老人が多い)。人種単位の持続性の観点では有事であり、危機的非常事態。それなのに対策は後手後手
→例えば、ウイルスの蔓延は現在進行形で悪化のスピードが早く、人権を制限してでも効果的で思い切った対策をとる機運も生まれやすいが、少子高齢化はダメージの時間的スピードが遅いために、切迫感が低く、結果、対策が「常に」後手に回る。
◎現状の育児支援中心で自由意志に期待した少子化対策は30年以上、毎年失敗の連続。政府自治体の対策の対象世帯である「産みたくても産めない人。結婚したくてもできない人」はどれだけ存在するのか。被害者感情に流される対策は効果が出ていないのが現実。
→本当はお金ではなく、大変だから子作りをしたくない。面倒だから結婚したくない。だから育児支援で保育所をいくら作っても、育休を増やしても結婚に結びつかず、子供は増えない。(平均年収の倍で待機児童のない東京都千代田区の出生率は全国平均以下)
◎出生率低下の要因は未婚率の上昇と多産の減少。その原因とされる「格差拡大説」はどこまで正しいのか。
→独身に低所得者が多いのは「原因ではなく、結果」。1970年代までは、低所得者(年収200万円以下)でもほぼ結婚して子供がいたが、現在は戦時中よりもはるかに低い出生率。日本を含む先進国は生活が多様化しており、コスト要因の結婚の必要性と優先順位の低下により、低所得者から結婚を回避するようになった。
◎子作りしたい人への環境支援ではなく、子作り「したいと思っていない人」に子作りを促す対策が重要
→既婚者の完結出生児数は約2人であり、現実として子作りをしたい人は支援に関係なく、子供を作っている。問題は出生率低下の要因である未婚者の急増であり、結婚を諦めている人、意欲に乏しい人にどう働きかけるかがカギ。結婚は個人の自由だが、その自由により、社会の持続性を大きく損ねている。
◎動機に働きかけ効果だけ求めた少子化対策は次の通り。「3大義務同様に子作りの努力義務化の指針」「第3子以降に1000万円超など、多産ボーナス」「子作り負担のなく福祉を受ける40才以上の独身は増税(実質的独身税)」
→早婚に金銭的メリットが生じて、相手の理想ハードルが下がり、これまで結婚できなかった層も結婚相手の対象に。育児放棄など社会問題の増加より、少子化放置で起こる社会問題の方がはるかに深刻。消費性向の高い育児世帯と若年人口が増えれば内需が復活。
◎少子化対策の失敗は、効果でなく倫理的視点(受け入れられやすい育児支援のみ)で選ぶから失敗する。本来、負担の大きい子作りに対し、反発のない対策は効果も期待できないはず(作用反作用の法則)。先祖の多大な負担があったからこそ、現代人が存在する。現代人が身勝手な倫理やモラルで負担回避を正当化すれば、将来世代は先細りの一方。
→目的(少子化解消)は手段(人権に問題があるが効果を見込める対策)はを正当化するのか。メリットがデメリットを上回れば導入すべき(人が減り続ける悲惨な社会になっても、子供を作らない自由意思尊重が大事なのか? 倫理観や同義性の遵守より、手段が受け入れ難くても「問題解決を優先」すべき)
★本稿のポイント
少子化対策の「思い込み=(人権やモラルは少子化解消よりも重要)」を解消し、少子化対策にのみ人権やモラルを我慢すれば、効果的な対策を実行でき、少子化問題は解決可能。昔の子沢山を成立させていた周囲のプレッシャーや後継、労働の担い手などの子供が生まれる要素が無くなった現在、「法律一本の施行」で制度を作り、子作りに動機を与えて出生率の上昇に繋がる具体策を提案する。それを実行するには、いかにしてハードルとなる人権や倫理観を我慢してもらうのかの説得が少子化対策の本質にして、本稿の最大のテーマだ。少子化が解消し子供が増えれば、内需が復活し日本経済も回復する。本書では、このままの少子化状況が続いた場合の日本人に訪れる悲惨な運命とそれを回避するための、効果を優先した対策を提案、解説する。
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近代社会学の祖オーギュスト・コントは「国の未来は人口構成で決まる」と見抜いたそうな。人口を減らしながら常に高齢者が多い逆ピラミッド状の人口構成では、衰退は避けられません。合計特殊出生率1.36(2019年)と低迷を続ける日本。このまま人口が減り続ければ、国の発展以前に現日本人が将来的に存続できなくなります。存続できない可能性が高いのではなく、日本人の出生率が2を切り続ければ将来的に存続できなくなるのは物理現象です。それに対し、どこか他人事の日本社会と政治に問題意識を投げかけたいと思います。
問題は解決するより、発見する方が困難です。個人も組織も、自ら気づかない潜在的な問題により、傾いていきます。少子化問題は極めて深刻な問題にも関わらず、政府の少子化対策関連予算は先進国の中でも総予算に占める割合が低く、口では声高に危機感を高めていると言っても、財政支出の観点からは本気度が極めて低く、問題視していないレベルと明確に言えるでしょう。2019年末に決まった26兆円(真水4.3兆円)の経済対策でも少子化関連には1円も使っていません。使い先は電線の地中化など。。
現状の少子化対策は育児支援など環境整備の観点しかなく、30年間も同じような方向性の政策しかとられておらず、改善の兆しが全くないのに、「地道にやるしかない。環境整備が大事だ」と言い続けています。一方、日本人が減り続ける中で、近年の政府は実質的な移民政策に大きく舵を切りました。100年後の日本列島は日本人と移民の混在する国になっています。さらに、それ以降も出生率が大幅に回復しない限り、容赦無く日本人は減り続ける一方で移民の割合は増え続け、その時の日本国籍のルーツは海外由来になっている可能性が物理的に極めて高くなります。公用語が中国語などに変わっている可能性も十分あるでしょう。
そうはならない為の少子化対策。現状の育児環境改善策以外にも、視点を変えれば効果のある対策はあるはずです。出産育児は個人の権利に関わる問題ですが、残念ながら環境支援だけで結婚、子作りの有無を自由意志に委ねた現在の少子化対策では増えていない現実があります。それを改善するためには、より、子作りの動機付けに導く政策が必要であると考えます。しかしそういった対策は、個人の自由意志に反する可能性のある対策であり、モラルや倫理観の問題で実行に大きな障壁があります。しかし、動機付けの対策に有効性があって少子化が改善される可能性があっても、現代人のモラルや人権を優先すべきなのでしょうか。その優先順位がどうあるべきか、問題提起したいと思います。
少なくとも現状の育児支援中心の対策より、効果が見込めそうな対策を、モラルや現代人の自由や権利を理由に放棄してもいいのか。現代人のモラルや価値観はその人種の存続や持続性以上に重要な価値観なのかーー。
このように、少子化対策の具体策だけでなく、タブー視される少子化対策問題に対し、「どう向き合って、どう考えるべきか」。そういった観点を問いただすような内容になります。現在出尽くしている対策や論点とは違った観点と具体的な対策を提案し、実効性のある少子高齢化対策に繋げたいと思います。
【要点・トピック】
現状の少子高齢化が改善しないまま、実質的移民の外国人労働者を受け入れ続けると、いずれ日本人と移民が「人口比で逆転」する事になる。日本人の為の日本ではなくなり、多民族国家に変わる。日本人と外国由来の国民・住民の人口構成逆転に繋がる現象はすでに進行しており、人口構成比の逆転は時間の問題。不可逆になる前に手を打つべき。
政府、自治体の育児環境支援ばかりの少子化対策は結果が出ておらず、失敗との結論付けが必要。国民の自主性に任せれば、少子化は進行する一方。少子化の構成要素である未婚率の高まりは少子化現象の原因ではなく結果。日本を含む先進国が直面する少子化の原因は文明化による価値観の多様化で、結婚と子作りの優先順位が下がった事による晩婚化、非婚化が進んだ影響。現状の育児支援中心の対策の方針を「大幅に変えないと」今後もさらに日本人は減り続ける。子作りの動機付けをアメとムチの両面でやるくらいでないと解決は難しい。効果的な対策を打てば「翌年から」出生率は著しく反応する事が過去の事例からも分かっている。子供が増えだし、出生率が2を越えれば、日本の将来は明るい。
モラルや倫理観、自由意志を優先して、負担感のある少子化対策をせず、現状の効果が上がってない対策をなおもやり続け、その結果このまま滅びるか、逆にモラルや人権をある程度我慢して、有効性のある対策を実行し、安定した持続性のある社会にするかーー。
続きは以下にて
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◆このまま人口が減り続けると、どうなるのか
政権に関係なく、労働や消費の担い手不足という現実問題に対応するため、政府や経済団体は、外国人労働者という形態で、実質的な移民(国連の定義では1年以上住む外国人)の受け入れをさらに推し進めるようになるだろう。実際、2018年の「骨太の方針」でも外国人労働者受け入れ拡大の方針が決まり、2019年4月には改正入管法が施行された。彼ら外国人が高齢者になった時、どうなるか。もちろん追い返す事はできず、いずれは外国人移民の高齢化問題も出てくる。
このまま、日本人の人口減少分を外国人で補おうとすると、コロナ渦で数年はずれ込むだろうが、基本的には時間の進行とともに、日本人と外国人の比率が相反し、やがて逆転することになる。この点ははるか先の未来の事として、ほぼほぼ論じられていない。このままでいいのだろうか。すでに東京都内ではかつて外国人が多かった街は新大久保と観光地くらいだったが、今や主要繁華街で昼夜問わず、その割合は静かに増え続けている感がある。
◆出生率の数字は「人口が減っていくかもしれない」危険指数ではなく、数値が2.0を下回る状況が続けば「いつまでに人口がゼロになるか」の確定年数を導ける指数。内戦中のシリア、アフガンや北朝鮮より先行きが危ない少子化日本。
出生率を人に問うても、いまひとつ危機感が薄い。出生率低下と言っても、「人口がゼロになる事は無いだろう」「単なる警告信号のような数字だ」と、漠然と認識する人は多い。しかし、出生率の1.41という数値は男女2人の親から約30年後の次の出産サイクル時の出生数は1.41人しか生まれてこない計算だ。これを分かりやすく1人に置き換えると約0.7人になる。1年間の出生数が87万人(2019年出生数)だとすると、この世代が、第一子を生む頃の30年後は87万×0.7の約60万人、その30年後は約42万人。その30年後は約30万人とどんどん減り続ける。そんなバカなと思うかもしれないが、実際、第二次ベビーブームの1973年は209万人の出生数で、彼らが出産適齢期になった30年後の2003年あたりは不景気の影響もあって、出生率が1.26程度まで減っており、その結果、113万人と親世代の半分程度の出生数に落ち込んでしまった。団塊ジュニア世代は就職氷河期世代で不況と重なる運の悪さがあったが、現実的に、出生率が2を切ると、容赦なくその数値の割合だけ、出生数は減り、人口が減り続けるのである。
この危機感の無さには、「出生率」と言う単語にも問題があるのではないか。2018年に国会を通過した「働き方改革」も「残業代カット改革」なら法案は通らなかっただろう。それほど名前は大事だ。言葉は悪いが「人口半減期」のような数字で、出生率を人口が「半減する期間」で示した方が分かりやすいのではないか。例えば、今の出生率が続くと人口の半減期はおよそ80~90年だ。つまり、2100年ころには日本の総人口は6000万人に半減している計算だ。今の出生率が続いた場合に、半減するまでの期間を書いた方が、危機感は伝わり易いだろう。
内戦のシリアやアフガン、独裁政権下の北朝鮮ではいずれも出生率が2を上回る。いくら、内戦や政治不安で経済状態が悪くても、それにより大規模な内戦に発展しない限り年間1万人も死亡する事はない。しかし、日本では団塊世代が平均寿命を迎える2030年頃は年間170万人程度の人口減を経験することになる。そして、今後70年かけて日本の総人口が6000万人に減少すると予測されている。結果的に早く滅びる国がいい国と言えるのだろうか。
◆現日本人が外国人(実質的移民)に徐々に置き換わり、日本人はやがて少数派に転落して、いずれゼロになる・・・100年後に純粋な日本人は消滅へ。アメリカではすでに16歳未満で白人が過半数割れ。
「移民が来ても、混血化するから日本人の血は残るはず」というのは大きな誤解である。出生率が2を割っていれば、人口減少は続き、その減少を補うために、時間の進行とともに、外国人移民が入り続け、日本人の血はゼロになるまで混血化しながら希釈化され続けていく。
2020年6月には国勢調査局の統計を基にAP通信がまとめた情勢によれば、アメリカではすでに16歳未満で白人人口が初めて半分を割ったという。流入が急増するヒスパニックや黒人、アジア系に対し、白人人口が増えなかったためだ。アメリカでは1990年に75%だった白人の割合は2020年現在は60%に急減。たった30年で約20%も人種割合が低下したことになる。さらに2045年までに白人人口が半分を割るという推計がある。白人の出生率が2を切り続けて増えず、白人人口がゼロに向かい減っていく一方で、ヒスパニックとアジア系の流入がその穴を埋めているためである。アメリカの出生率は2を上回っているが、それはヒスパニックを中心に移民の出生率が高いためである。現在、アメリカは多民族国家だが、そのうち白人が減り、やがて黒人とヒスパニックだけの国になり、逆に多様性は少なくなっていく可能性が高い。
自分自身には連れ子がいない状態で、連れ子がいる人と結婚してから、赤の他人である連れ子を愛せず虐待してる親がいるけども、
最初は人助けだと思ってパートナーも子どもも支えたくなって結婚しても、実子ができたら実子の方がかわいいとか
連れ子に「本当の親じゃないくせに」と言われたりとか
もし、私が自分に子どもがいない状態で、連れ子がいる人を好きになり、結婚したとして、いざ、実子が産まれたら連れ子よりも実子の方がいとおしいと思ってしまうかもしれない。連れ子を憎く思うかもしれない。
人の感情などコントロールできるもんじゃないから、最初は連れ子が本当にかわいい、育てたいと思ってても心変わりする可能性なんていくらでもある。
連れ子再婚同士の結婚もいろいろ気を使って、親の立場になると非常に面倒くさく難しい
容姿が整っているシングルマザーは見た目に自信があるため、プライドが高くて、そのなかには「夫がいないこと」がものすごくコンプレックスになっているシングルマザーがいて、「美人なわたしが再婚できないわけがない、男がわたしを放っておくはずがない」と必死になって婚活している人もいる
しかし、自分自身には子供がいないのに、わざわざ色んなリスクがある連れ子再婚をする人は変わり者なのである。優しい自分に酔っている人もいるだろう。ただでさえ、恋愛って脳ミソがバグって、自分の好きな人の悪いところが見えなくなる。恋は盲目がものすごい
連れ子再婚じゃなくても結婚生活って難しいのに、上手くいく確率がものすごく低い連れ子がいる状態での結婚は避けた方が無難である。
自分の子供がある日突然「好きなヒトができた。連れ子がいる人」と言ってきた場合、親が「連れ子がいる人はやめて」と、言っても子どもの中には連れ子に対する愛情があるし、子供がすでにパートナーも連れ子も幸せにしたいという覚悟が少なからず(すぐに折れてしまう覚悟だったとしても) あったら、自分の親に反対されたら子どものなかでますますパートナーと連れ子を守らなきゃ!という気持ちが強くなるし自分の親は敵だという気持ちが強くなる
「連れ子再婚なんて、自分には無理!がんばれない!」というネガティブ感情が大切なのである。
「連れ子がいる人と結婚してやる自分は優しいんだ。ありがたく思え。パートナーも連れ子も、わざわざお前たちと同居して養ってやる自分様に感謝しろよ。あぁ、自分は本当に優しくて良い人間だ」みたいなタイプはもう最悪である。
この文章における変わり者の定義は「考え方が普通ではない、個性的、ぶっとんでる、異常に楽天的、リスクを楽しもうとする、やけに異様なポジティブ精神」って感じかな
子連れ再婚に成功している親御さんたちは非常に人間性が優れているという印象。
子連れ再婚で幸せそうな人達はみんな優しそうで地に足がついた考え方をしてるという感じを受ける
自分に子供がいない状態なら、子供がいない異性と連れ子がいる異性どちらとも結婚できるという選択肢がある。
そして、子供がいない異性と結婚した方が幸せになれる確率は高い。
自分は自分の人間性に自信がないので、自分に子供がいない状態で連れ子がいる人と再婚した場合
連れ子と後から生まれた実子が喧嘩したときに実子の味方をしてしまうかもしれない。
もし、連れ子が実子に暴力を振るうようなことがあったら冷静でいられる自信はなく、その瞬間から連れ子が家族とは思えなくなってしまうかもしれない。
そんな考えが浮かぶ。
はてなには自分の中の汚い感情や偏見を吐き出してるから、私の中の汚い気持ちに対して批判されてもなんだかなぁという気持ち
心室中隔欠損症とは、文字通り心臓の右心室と左心室を隔てる壁の一部が欠損している、先天性の心臓病だ。手術さえ成功すれば予後は良いらしい。
私の場合、心室中隔欠損症の合併症らしき肺高血圧症も患い、あとなんか動脈に異常があって手術したっぽいけど忘れた。心室中隔欠損症という病名がインパクトでかすぎるのが悪いな。
幼稚園で同じクラスだったガキ大将と共に、就学前健診で引っ掛かり、以来、健診のたびに皆とは別に二人で心電図を受けることになった。低学年の頃は男女一緒の場所で受けさせられたので、タコ吸盤と巨大洗濯ばさみに拘束されている間、退屈しのぎに見詰め合ってへらへら笑ったりなどした。
ただそのような出来事があった、というだけの話なんだけど。あまり気軽に友達に話せるようなことでもないのでここに置いてく。
発端は先月末、隣の市に住む親戚のおばさん(従姉妹の母親)が入院したことから。
おばさんは私の伯父の奥さんで伯父は20年ぐらい前に癌で亡くなっている。
伯父夫婦には2人子供がいる。兄には生まれつき知的障害があるが大人しい性格で普段は施設で暮らしている。
3歳ぐらい下の妹、つまり今回久しぶりに会った従姉妹は高校受験で地元で一番の進学校へ入ったが中退し、アニメかなんかの専門学校へ行ったらしい。
だけど就職もできずどのバイトも続かずそのまま引きこもるようになったときいてた。
伯父の葬儀でも見た目は普通の女の子だったがずっと無表情で完全に心を閉ざしている感じで、誰かが話しかけても無視か必要なら頷く程度だった。
おばさんは生前「あの子はずっと私を憎んでいたの。」と言っていた。
伯父は癌になるまで大企業の役員クラスの仕事をしていて激務だった為、家庭はほぼ妻に任せていたと思われる。
そして従姉妹は中学生ごろから両親に「どうせ兄の世話を押し付けるつもりで私を産んだのだろう。」みたいなことを頻繁に言っていたらしい。
ただその兄はもう長いこと施設で暮らしていて年末年始などたまに実家へ帰っていたが、今ではもうその施設での規則正しい生活のほうが本人は楽なようで、両親の死後もそこで暮らせるような手筈にはなっている。
伯父夫婦と私は冠婚葬祭やたまに外でごはんを食べたりお土産のやりとりなどそこそこの親戚付き合いはあった。が、どれぐらい従姉妹を立ち直らせようというような働きかけをしていたかは知らない。
おばさんは洋裁が得意で、多趣味で油絵や音楽を習ったりしていて、いつも忙しくしていた。自分の娘のことは「なるようにしかならないから悩んでもしょうがない」と諦めていた感じだ。
あまりクヨクヨしない、楽天的な性格といえばそういう性格の人だった。
おそらく従姉妹とは性格が合わなかったのだと思う。母娘でも合わないなんていくらでもあるし、本来なら相性の悪い親と一緒に暮らすのは苦痛で仕方ないだろう。
しかし従姉妹には独立できるほどの能力も気力もなかった為に親元にいるしかなく、同時に激しく憎むという生活を長年送ってきたのかもしれない。
しかし今回おばさんが急に入院、容体悪化で危篤ということになり、色々あって私が従姉妹を連れて病院へ行くことになった。
まずおばさんの家の中を見たのはたぶん5年ぶりぐらいだけど、ほぼゴミ屋敷になっていた。前から物が多いなとは思ってたんだけど、足の踏み場はかろうじてあるという感じ。
そして20年ぶりの従姉妹はかなり見た目が変わっていた。かなり太ってたのもあるし、もちろん中年になれば変わって当然なのだが、とにかく外に出ず他人との交流がない生活をしている人間だというのがひとめでわかるような風貌だ。最初はちょっと正視できなかった。そして、何を話しかけても言葉を発しない。
従姉妹に、お母さん入院したことは知ってるの?ときくと、僅かに首を横に振った。知らないしそもそも興味もないという顔だ。それで彼女に説明して
「お母さん危ないみたい。明日の朝、迎えに来るから、お母さんに会いに行こう。」と言うと彼女は小さく頷いた。
冷蔵庫の中を見ると生鮮品は古くなっていたが米はあるしインスタントやレトルト食品も山ほどあったのでしばらくは大丈夫だろうと思ったけど、もし足りないものがあれば近くのコンビニに行きなさいと従姉妹に少し現金を渡してからその日はいったん帰宅。
相変わらず何も喋らないが、もしかしたら行くのを嫌がるかと思っていたので素直に車に乗り込んだのを見て少しほっとした。
今は面会の制限が厳しいから、私だけだと入れて貰えなかっただろう。
病院につくとおばさんはICUの中で人工呼吸器をつけ意識もなく寝ていた。
医師によると最初は違う病気で元の病院に入院していて意識もあったが、そこで突然くも膜下出血を起こして手術可能なこちらへ運ばれてきたとのこと。脳内の出血がひどく完全に瞳孔が開いており、手術せずこのままだと年内もたないとのことだった。そして手術して命は助かっても植物状態で寝たきりになるという。
手術するかどうかはおばさん側の実家の親戚に電話をして経緯を話し、「しない」ということになった。
で、面会はこういう時期なので身内に限りひとりだけと言われ、従姉妹に入るよう促した。が、動こうとしない。
彼女の様子を見た看護師さんが状況を察したのか、私に「付き添いということなら、一緒に入っていいです。」と言ってくれ、従姉妹を連れて一緒に中へ入った。彼女は手を引くとようやく足を動かした。そして看護師さんが寝ている母親の手を布団から出して「もう最後ですよ。手を握ってあげて。」と言われると一瞬だけ母親の手に自分の手を重ねた。でもそれは言われたからした、という感じで、すぐに手は引っ込められ、彼女の様子からは何の感情も読み取れなかった。
もしこれがドラマとかだとそこで急に従姉妹が後悔して泣いたりするような展開なのかもしれないけど。
わかったのは、従姉妹は本当に自分の母親が嫌いだったんだろうなと。悲しい気はしたけどそれはそれで仕方ないとも思った。
彼女にとって赤の他人に等しい私には彼女の事情や内面は計り知れないし、実親が死にそうだから泣いて手を握らないといけないということはない。
自分はなんか余計なことしたのかな、という気分にはなった。
それより彼女にとってはこれからの自分のことのほうが、重要なのだろう。今までと同じ生活がもう出来ないことはちゃんとわかっているはずだし。
翌日、連絡した従姉妹の母方の親戚(おばさんの甥・姪にあたる人)がこちらへ出てきた。なんでも甥はおばさんから自分にもしものことがあったらと従姉妹の後見人を頼まれていたらしい。
そして私と一緒に従姉妹の様子を見たいということでまた会いに行ったのだけど。
彼女に僅かな変化を感じた。
相変わらず喋らないし反応も薄いけど、前日はほったらかしだった伸ばしっぱなしの長い髪は後ろで一つにきっちりとまとめられていた。たったそれだけのことでも、なんかだいぶまともに見えた。
おばさんはその数日後に亡くなり、こんな時なので葬儀も僅かな身内だけで済ませて葬儀後の会食などもせず終わり。
今後、従姉妹のことは(彼女の兄のことも含め)そちらの親戚に任せることになった。近々市の福祉課にも相談に行くとか言っていたし、ちゃんとしたしっかりした人たちなので大丈夫だろう。彼女が長年暮らしたあの大きな家も処分するのだろうな。
そして彼女がこれからどう生きてくのかはわからないし、もしかしたら私はこの先彼女と会うことは二度とないかもしれないけど。
彼女の様子を見て、自分の母親の死に対してある意味ホッとしてるのかもなって思った。
従姉妹は精神的に問題あるだろうし引きこもりだけど、8050問題になって親に刺し殺されたりするような人もいる世の中でだいぶラッキーな人だなって感想でした。
相手は同じ職場で知り合った男性で、とりあえず無難な相手なら誰でもいいから結婚したかった私と、何となく世間体的に結婚した方が色々と都合がいいという彼の希望が一致した上での結婚だ。
私は三十代半ばで、彼の方が数年年上。お互いコミュ障というやつで、大した恋愛経験もないままここまで来てしまった。二人でいてすごく楽しいとか気が合うとかそういうこともないけど、すごく不愉快になるとか傷つくとかそういうこともない。ドキドキしたりもないけど同じ部屋にいて緊張することもない。彼はアニメや漫画が好きだけど私は行き過ぎなければ(一気に何十万もつぎ込むとか)アニオタでも何でもいいし、私の趣味に彼があれこれ口を出すこともない。ドラマチックな恋愛とはまったく言えないけれど、きっと結婚相手としては最適で、私は当たりくじを引き当てたんだと思ってた。
そして先月。私は彼の両親、そしてお姉さんとレストランで食事をすることになった。既にうちの両親への挨拶は先に済ませていて、そっちは何事もなく平和に終わっている。彼は家族の話をあまりしないけれど聞き出したところによると普通のサラリーマン家庭らしいし、今回のお食事会もよほどのヘマをしなければ平和に終わるだろうと楽天的に構えていた。
そこで初めて私は彼の両親と彼のお姉さんにお会いし、一言で言えば一目惚れをしてしまったのだ。同じ女性である彼のお姉さんに。彼の両親にちゃんとご挨拶しなきゃ、と身構えていたのにお姉さんを一目見た衝撃で挨拶の言葉が一気に吹っ飛んでしまった。無言でまごついて赤くなったりしていた私を、彼の両親もお姉さんも好意的に受け取ってくれたらしい。そんなに緊張しなくても、とか優しい言葉をかけてくれてそしてお食事会は始まった。
最初の内は何だか気恥ずかしくてお姉さんの方を見られなくて、でも見たくてちらちらと盗み見るように見て、そして程なく目が離せなくなった。お姉さんはすごく美人というほどではないけれど、なんだかど真ん中、という感じだった。今まで私は女性に恋したことなどない。可愛いと思う女優やアイドルはいても、ど真ん中だなんて言葉は誰にも思ったことがない。それどころか、今まで好きになった男性はもちろん芸能人なども含めて、こんなに好きだ!!!と感じる容姿を持つ人はいなかった。何だこの感覚は??と混乱したまま彼女と少し話して、さらにどんどん虜になる。声も話し方も笑い方も会話の内容も、その全てが何と好ましいことか。嫌なところがまるで無い。ケチの付けようがない。パーフェクトに好きだ。
結局お食事会が終わるまでに、ちょっと不自然なほどお姉さんの話に食いついて質問をしてしまった。でも彼の両親もすごくいい人そうで、私のことを根掘り葉掘り聞いて値踏みするようなことをまったくせず、お姉さんと話す私に対しても「やっと緊張がほぐれたかな」みたいな感じであたたかく受け取ってくれたようだった。彼だけは、家に着いてから「あんたが初対面の人とあんなに話すなんて珍しい」とか不思議がってたけれど。
彼のお姉さんのことを身バレしない程度に書くと、アラフォー独身。そしてものすごく頭が良くないとなれない職業の人。多趣味で私のある趣味もその中に入っていて、その話で盛り上がった。話がすごく上手で、でも出すぎる感じはない。お食事会でも最初は「小姑なんてうざったいだろうから、ほぼいないものと思ってください」なんて言っていた。ブランド物で固めるという感じはないけれど趣味の良さそうな服と靴とバッグ。髪の毛はショートボブでさらさら。体型は普通、背は私より少し高め。ああ好きだ。
あの日から私はずっとおかしい。彼と結婚することでお姉さんと家族になれる! と喜んでみたり、あくまで義理のお姉さん止まりなんだと落胆してみたり。あんなに素晴らしい人が独身なんて、もしかして女性が好きだったりするのでは? と一縷の望みをかけて「レズビアン 特徴」とか「レズビアン 見破り方」とか検索してみたり。万が一女性が好きな人だったとしても、私のことを好きになってくれる確率なんて…とさらに落ち込んでみたり。大体こんなことを考えていること自体彼への裏切りか? と思ったりもするけど宝塚に憧れる女性と大して変わらないだろうと開き直ってみたり。
コミュ障の私が信じられない行動力で、お姉さんの仕事関連で相談したいことがあるからという口実をこさえて彼を通じてお姉さんと連絡先を交換し、LINEで何度か話したりした末に何と来週末、お姉さんと二人きりで会う約束を取り付けることに成功した。昨日美容院に行って久々に髪も染めたし、久しぶりに服と鞄を買ったし、化粧品も新しくしようかと思っている。準備をわくわくと進めながら、「これが恋なんだなあ」と何度も思った。この恋に未来なんてないけれど、結婚前に最後に恋できて良かったとも思う。髪を染めたことなんてまったく気づかない彼にごめんなさいと心の中で手を合わせながら、私は今度のデートを心待ちにしているのだ。