「イントネーション」を含む日記 RSS

はてなキーワード: イントネーションとは

2024-03-17

anond:20240317063652

福井嶺南嶺北に分かれる

原発県だが原発嶺南に偏り、一方でその金は県庁所在地のある嶺北に流れていく

嶺南にも原発マネーの変なハコモノは色々とあるが、役所図書館なんか見比べると明らかに嶺北の方が立派

高校進学校嶺北ばかり

そして20年前には学区制というものがあった

居住区によって高校の進学先が制限される

嶺南に生まれたら勉強できる子でも嶺北進学校受験する権利がなかった

原発従事奴隷である嶺南民を王都に入れたくないという差別的構造があった

制服嶺北はオシャレだが嶺南はクソダサで、セーラー服の下にワイシャツ着せる

今では学区制はなくなっているが、それでも嶺北嶺南の溝は深い

まず方言からして違う

嶺北民は福井の正当な民族としての誇りを持ち、いわゆる福井弁を話す

嶺南民は福井から迫害されている分、関西にすり寄って関西弁を話す

テレビネットの影響で若者はほぼ標準語を話すが、イントネーションは生まれ土地の影響を知らずに受ける

嶺南の子供が努力して嶺北への通学を許されても、口を開けば「あ、南の賤民か」とわかってしま

2024-03-08

「アルデンテ」と「みのもんた」って言ってみて

イントネーションが似てるよね

2024-03-02

メキシコから来た大阪人

大阪の人が「今日カンクンから来たんですけど」って言っててメキシコ帰りなのかと思ったら「関空」のことらしい。紛らわしいイントネーションやめてください。

2024-03-01

anond:20240229221251

キタミナミやな

イントネーション込みで

山田池田あたりも地元民が言ってるのを一度くらいは聞いておいた方がいいかもしれん

2024-02-12

おはよう

おはます

みんな〜

チュ

みんな映画なっちゃったんだ

かなしい

半袖のイントネーション

は↑んそで だったなんて

かなしい

2024-02-10

イタリア語スペイン語中南米系)は結構違う問題

anond:20240127030135

ちょっと前の投稿で恐縮だけど、たまたま見かけたので。

自分の知ってるものだと、アル・パチーノの「カリートの道」が結構これで。

イタリア語スペイン語イントネーションが意外と違うので、アル・パチーノスペイン語が本当にスペイン語に聞こえない(自分スペイン語リスニング結構出来る)。

でも、これも「ラテン系から」と一緒くたにされたんだろうな。

イタリア語フランス語スペイン語ポルトガル語文法単語は「ロマンス諸語」としてだいぶ共通してるんだけど、それが発音される段階になると不思議なくらいに、強弱をつけるタイミングが違ったり、パッと聞いてわかる差がある。

日本人にわかやす感覚だと、日韓中韓くらいに、似てるけど全然違うって感覚がある。

語学面白いよ(結論)。

2024-02-09

アマプラ洋画字幕版を観てるんだが

なんかちょっと英語が聴き取れるようになってる!

気のせいかだけど…

このまえ知ったナッツ(=頭おかしい)ってスラング、本当に使うんだ〜

意味が少し分かるようになったせいか、今までは気にならなかった俳優イントネーションのほうに意識が向くようになった

「あれ? この人の演技、棒じゃね?」とか

今までは邦画しか感じなかったことなので、洋画に感じていた神秘性は落ちてしまたか

でも嬉しいな〜

私より英語ができる人たちはもっと聴き取れてるんだろう

実に羨ましい!

2024-02-03

関西地名ローカルニュスや駅の放送ですら地元イントネーションを使わない問題

姫路→→→をひめじ↑→→って言ったり天満→→→をてんま↑→→って言ったり

いや地元発音の方が正解だろ

2024-02-02

はてブの連中って「原作通りにする」を舐めてるよな

ハッキリ言って。

造語イントネーション原作者の思い通りかどうか、収録で逐一チェックしてもらわないと誰にもわからんのよ

意匠のどっちが上向きか、原作者に逐一チェックしてもらわないと誰にもわからんのよ(作中で傾いている可能性もある)

原作で2:7比率コマ映像化して16:9にしたとき、余白の埋め方が原作者の思い通りかどうかわからんのよ

本当に「原作通りか」を逐一原作者確認してもらわないと誰にもわからんのよ。

365日24時間体制原作者は許諾を出せる体制にしてもらわないと進捗ダメなんよ。

ダメだったらもう行っとけ運用するしかない。それを見た上の連中はトラブルにならないように余計に隠しごまかす。

それを普通ならわかるだろって、お前上司にそんな指示出されてリテイク要求されたらきれるだろ。

前もって必要資料集めとけって、最低限は作っても次から次に掘り起こされるんだよ。原作も奥深いからな。

まーじで創作舐めてんのどっちだよ外野ピーピー騒いでる馬鹿者どもがよ。

これに付き合わされる原作者だって暇じゃないんだよ。

から誰もこの要求を明文化することはない。誠実に履行するのに全員が地獄見るのは分かってんだから

ビックリしたけどな本当。誠実に全権委任お断りした方がいい。

2024-01-31

anond:20240131164623

対等だったら「イントネーションが少し違うからこう直して」でいいよね。

「あの……演奏者さま。申し訳ないのですが、あなた演奏イントネーションちょっと高いようなので、できればもう少し下げて演奏してみてもらえないでしょうか?」って言う必要がある関係を対等だと思ってるの?

ヤバいぞそれ。

anond:20240131161242

これがN響本質

まあパトロンなしでやらないと増長する団員はどうしても出てくるよね

小澤征爾ボイコットしたことのある団体だし、後方環境はあまり良くないと思うよ

https://president.jp/articles/-/32167

若者たちが車座になって彼を囲み、彼がおもしろおかしく語るさまざまなエピソードを聞いていました。そのときパッと、バーンスタインと私の目が合った。そして「君はどこから来た? 名前は? 何をしている?」と尋ねられました。ドキドキしながら、ナオト・オオトモと答えると、フィンランド人かと聞かれました。なにか、オットーモのような、フィンランド風の響きに聞こえたのかもしれません。そこで、自分日本から来た、今はN響の指揮研究員をしていると答えたところ、バーンスタインはこう言ったのです。


「Oh, I know that orchestra. Horrible orchestra!(ああ、そのオーケストラは知っているよ。ひどいオーケストラだ!)」


そして彼は、学生たちを前にこんなふうに説明しました。


「このオーケストラのことは、セイジから聞いて私は知っているんだ。たとえば指揮者フルート奏者にイントネーションが少し違うと伝えたくても、気軽に指摘することは許されない。だからこのように言わないといけないそうだよ。”あの……演奏者さま。申し訳ないのですが、あなた演奏イントネーションちょっと高いようなので、できればもう少し下げて演奏してみてもらえないでしょうか?”」


バーンスタインを囲んでいる受講生たちは、その話を聞いて皆大笑いです。

2024-01-20

「見た見た」という遊び

昭和後期の小学生の外での遊びで、「見た見た」(イントネーションは↓↑↓↑)というのがあったのだが、呼び方だけしか思い出せなかった

ちな広島県北部

2024-01-16

バス江原作未読でアニメ観た人に聞きたいんだけどさ

目玉焼きの話で最後山田が「だから怖いんじゃないですか」って言ったけど、アレ意味わかった?

俺が考えてたイントネーション

「だ↑から↓怖いんじゃ↓ない↓ですか↑(…?)」

なんだよ。

でもアニメだとさ、

「だ↓から↓怖いんじゃ↑ない↑ですか↑(!?)」

じゃん。

あのツッコミってさ、「(食い物の話でマジギレする奴は頭がおかしい、)だから馬鹿にすると何するか分からなくて)怖いんじゃないですか…?」って意味だと認識してたんだよ。

アニメイントネーションだと、「だから(さっきから言ってるけど、あなたは)怖いんじゃない(ん)ですか!?」みたいなトーンで聞こえる。

文脈まり考えずパッと聞くと、あの発音だとどういうニュアンスなのかわかんなくない?

俺、原作のあのネタがすげー好きでさ。最初アニメ見た時アレに「なんだこれ?監督だか演技指導だかはネタ意味理解してないのか?ふざけやがって」とかすげーイライラしながらネット探したんだだけど、俺と同じこと言ってるの2人くらいしかいなかった。

テンポがどーたらって話は死ぬほどあるのに。(それは演出価値観問題だし別に

あれ、これもしかして俺の日本語発音おかしいだけ?不安になってきた。

初見の人はあのネタちゃん理解できた?俺が考えすぎなのか?

2023-12-30

anond:20231229143045

少なくともその「アクセントも緩急もなく平板にしゃべる人」の文章での表現が誤解されてないなら、話す場合であってもその文章で行う表現をそのまま使うだけなので、平板で緩急なくても伝わるだろうから、「わかりづらいかイントネーションちゃんしろよ」みたいに圧力かけられる機会はないのでは?

あと、面倒くさがってるのはただの事実なのでそれをいまさら言われてもって感じ。

話し言葉での意味上のイントネーションの使い分けは学ぼうとしなくても母語話者なら勝手に身につきその意味を言おうとしたとき苦もなく無意識にそう言ってしまもの

同じ感覚通用すると思ったら、書き言葉場合イントネーション情報消失してるから伝わらないんだということは、こういう他人からの何言ってるかわからないいう指摘により初めてカルチャーショックとして経験する問題だと思う(もしくはなんでかまでは何度指摘されても一生気づかないままかも)。

意識的にしないとできないことを要求されるんだからそりゃめんどくさいと思う人がいたって不思議はないだろう?

2023-12-29

anond:20231227141829

彼は泣きながら、家を出た彼女を追いかけた。

彼は、泣きながら家を出た彼女を追いかけた。

発話の間で伝わる範囲であれば書き言葉においても読点で代用できるケースはある。

ただそれ以前の話として、そもそもイントネーションを変える」も「一文で言わず二文以上に分ける」も内容が伝わるように表現を使い分ける行為では?

音声言語としては要求されない使い分けを文章表現では一律に求められると元増田は言うけれど、逆ではないだろうか。

音声言語では当然に(元増田が使い分けと思わないほどに!)行われている表現の使い分けを、文章表現では面倒くさがっているのが元増田ではないのか。

アクセントも緩急もなく平板にしゃべる人が、文章表現にはアクセントや緩急はないのに音声表現で一律に要求されるのはおかしいと主張するようなものでは

2023-12-28

都会と地方での若者の違い


ふとしたきっかけで、都会と地方若者とではメンタリティが違うのでは!? と思わされる出来事があった。これからちょっと説明してみたい。エピソード中心になる。

都会の子説明がメインだ。地方の子の傾向は最後にサッとまとめる。

当方は、地方都市に住んでる者だ。個人事業主である出張で遠くに行くことがある。

先月、11月紅葉シーズンだった。出張京都市内(追記京都は『都会』ということにしてほしい。頼む……)に行くことがあった。商談その他の用事は、相手方と事前にチャットでやり取りしてたのもあって一日で終わった。告示されてるとは思うが、今度祇園四条のあたりでそれなりの規模の再開発がある。測量とか登記関係で、当方に依頼があった。

それはともかく、向こうの取引先の代表がいい人だった。その日は夜のクラブをおごってもらった。踊る方じゃなくて、接待の方だ。

仮に、A店としようか。女性接客するお店だった(風俗店ではない)。祇園一等地にある。キャスト若い子が中心のようだった。あれは業態的にはキャバクラかもしれないが、そのあたりはよくわからん

普段地方都市で不動産の士業をしてるんだが、そっちでも年に十数回はそういう店に行くことがある。いわゆるクラブとかラウンジとかスナックとか言われるところだ。

そのA店は、高級そうなお店だった(代表も初めて入るようだった)。お店の入り口にある料金表だと、最低1人1.3万円/hはする感じだった。キャスト飲み物出したら二千円だってさ。

若い頃、俺が初めてこういう店に行った時は、どんな世界だよって思った。その時のドリンクは1杯千円だったかな。でも、こういうのってキャストに対する『お布施』だと考えたら納得できる。YouTuberに一万円ほど投げ銭する人がいるじゃん。あれと同じだ。

お店の内装も豪華だった。天井にシャンデリアがあったのと、別の箇所にはでっかいイシツブテみたいなやつがくっついてた。店内は暗めだった。本当に、冗談抜きで暗かった。男も女も、暗かったら百難隠すみたいな効果を狙ってるんだろうか?

取引先の代表は、俺達二人がいるガラス卓にやってきた若い女性キャストの子にさ、ドリンクおごってたよ。「一杯いただいてもいいですか?」って、小柄な衝動物系のキャストの子に言われたら、「好きなの飲みなさい」と彼は言ってた。そしたら、黒服の人が白いカルピスみたいなカクテルを持ってきた。

ところで、その代表は貫禄がある見た目だった。恰幅があるけど優しい感じがする。お金持ちの余裕があった。実際お金持ちなんだが。俺もいつかあんな風になりたい。

俺の隣に付いた嬢は、大学生のようだった。A子としよう。三年生って言ってたかな。なんか、コンビニに置いてある女性向けモデル雑誌に出てきそうな見た目だった。背が高くて、目が大きいメイクをしていた。こういう雰囲気の子田舎には少ない。

四角いガラス卓での会話は盛り上がった。今時の子って協調性があるんだよな。トークレベルが高かった。いわゆる傾聴力というやつだ。「あんたの話、聞きますぜ! ヘヘェッ!!」という感じ。いや、言い過ぎた。ごめん。

話は逸れるが、以前Twitterで「東大の子ルックス水準が年々上がってる」「イカ京はすでに絶滅した」みたいのが流れてきた。割とバズってた。Toggtterにも上がっていた。

でも俺に言わせれば、世の中全体の若者ルックスが向上している。少子化が叫ばれて久しいが、選ばれた者しか結婚できなくなった結果として若者の素のルックスが上がっている。それだけのことだ。

それで、俺の席についてたA子が「わたしも一杯飲んでいいですか?」って、なんかそういう声でアピールしてきた。俺は別にいかなと思って、「お金自分で出します」と宣言したうえで、その子に一杯出したよ。小柄な小動物系(チンチラっぽくて笑顔が素敵だった)の子も俺の方を見てたけど、その子代表からすでに一杯もらってる。マナー違反だ。代表との今後の付き合いもあるし、ノーマナーフィニッシュしたくない。

お酒をグイグイ飲みながら、A子は「わたしお酒好きなんです!」と言ってた。本当は好きじゃないってのはわかる。一般的な21才くらいの女性はそういうものだ。でも、お店と自分の売り上げのために言ってるんだよな……と、44を過ぎた今なら余裕でわかる。もう44か。俺が21才よりも前、まだ未成年の頃に憧れていた『るろうに剣心』の比古清十郎(43だっけ?)に追いついてしまった。

ところで、会話の流れは二人ずつ同士が基本だった。時々四人で面白い話をして盛り上がったり、代表が全員に人生訓みたいなやつ(人が死ぬ間際まで最後に残るのは人格性格……お金価値は消える云々)を披露したりとか、そんな風だった。

時が進むにつれて、取引先の代表お酒が入って饒舌になった。チンチラの子に対して、「お前、面白いな~。もっと飲めよ」と言ったら、彼女は満面の笑みだった。笑顔が可愛かった。やっぱり祇園クラブで働いてる子は、何かをもってるのかもしれない。

代表に年齢を聞かれると、げっ歯類は「19才になったばかりです!」って大きい声でアピールしてた。「お酒飲めるの……?」と思ったが、そういえば、この業界は俺が若いからこんな風だ。今さら考えることじゃない。

代「あなたたばこは吸うのか?」

チ「吸いませんよ~」※全体的にイントネーションが高め⤴な感じ

代「本当に? 中学校の頃から吸ってへんか?」

チ「ほんまです。代表さんは吸わらへんの」

代「わしは吸わない。昔は吸ってたけど、もうやめた」

チ「いつ頃やめはったん?」

代「21の時や」

チ「へー、21の時に煙草やめはったん?」

代「そう。21になる頃にやめた」

チ「……何歳からタバコ吸ってたんです?」

代「秘密や」

チ「え~、教えてよ~」

代「わしは法人代表や。頼むから立場を考えてくれ……」

チ「代表さん、おもろいな~( ´艸`)」※本当にこんなポーズだった

かいの二人の会話が盛り上がってる最中、俺の隣に付いてたA子は、それから何杯もお酒を飲んでた。普通大学生はそこまでお酒に執着しないってのは、最終学歴☆専門卒の俺でも知ってる(つのだ☆ひろ意識している)。およそ三杯目からは無理をしている感があった。女の子ドリンクって割と量があるんだよな。ワイングラスに2/3くらい入ってた。

2千円/1杯は高かったけど、でもA子は仕事に対してマジだなって思えた。話術の方は、嘘っぽい演技がモロバレだった。まるで、ジャニーズ事務所オスカープロモーション所属タレントテレビドラマに出てるみたいな。

しかし、A子はお客を楽しませようと本気で取り組んでいた。それだけはわかる。俺も社会人経験は長い方だ。本気でやってる奴はわかるよ。俺が知ってる標準的な嬢は、ここまで仕事真剣じゃない。正直、アルバイト感覚の子が多い。

もう二度と出会うことはないんだろうけど……A子の接客とかトークは、あまり上手ではなかった。けど、あの子は本気で『嘘』をついていたよ。一生懸命だってわかる。そんな子にだったらお金を払ってもいい。一万円くらい別にいかなって思えた。ただ、それだけだ。

結局、お店を出たのは一時間半後だった。楽しかったと言えば楽しかったけど、でも男二人で6.0万円も払って遊ぶようなとこじゃない(料金は5:1だった。俺が1)。行きつけの居酒屋で、同年代で初対面の連中と喋ってた方がまだ楽しい



クラブを出た後は、その取引先の代表感謝言葉を伝えて、あと一軒だけbarに寄って帰った。そこは一人で行った。ホテルに帰る途中の、西木屋町の地下にあるbarだった。祇園に入る四条大橋とは、直線距離で500mほどだ。

店内に入ると、ちょっと老朽化した見た目だった。オーク材と思しきロングカウンターがあったけど、おそらくこれは居抜き物件だろう。高級そうなカウンターに対して、棚や什器がボロすぎる。

ここでは、若い男女の店員がいた。見た目は……まあ爽やかだったかな。俺が君達くらいの年齢の頃は、もっとモジャモジャしていたよ。今はもう少し清潔感がある。

の子達も、A子と同じく一生懸命だった。トーク最中、俺の方を精いっぱい盛り立ててくれた。別に、そこまで褒めてもらわなくてもいいのだが。なんか、悲しいほどに一生懸命だった。何かにおびえているような。

A子がいたような祇園クラブだと、当然ノルマがあると思う。あの子らの控室には、売上ランキング表なんかがドーン!! と飾ってあるのだろう。うーん。このbarの男女店員にもノルマがあるのだろうか。

その両名と話をしてるうち、女性の方が「一杯もらっていいですか?」と言ってきた。ああ、そっちの方向のbarなんだなと思って、「どうぞ。あなたはいい人だ。断らないよ」と言った。そしたら、男性店員の方も「自分も一杯いいですか!?」と言った。「どうぞ」と告げると、すごく喜んでた。

ありがとうございます。お客さんにお願いしても、僕の方だけドリンクもらえないことあるんですよ~」

「それは……雑魚だな。相手にしなくていい」

マジでありがとうございます!」

ゆっくり飲んでね」

とまあ、ここまではいい流れに思うだろう。でも、それから実は……女性店員も、男性店員も、それからグイグイとお酒を飲みまくった。三杯目からは、なんかもう見ていて浅ましかった。

そんなにドリンクが欲しいのだろうか。それを一杯もらったなら、自分価値が高くなって、上の人間に褒めてもらったり、仲間に自慢ができるのだろうか。そんなことで自分価値を決めてしまって、本当にいいのか?

「浅ましい飲み方をするなよ。見ていて情けなくなる」

私はついに言ってしまった。その二人はなんだか縮こまってしまって、「あ、え……すいませんでした」とか「僕、調子乗りすぎましたね」とか言ってたかな。記憶は定かではないが。そんなことを言ってた。

それからトークは和やかにみはしたが、少し嫌な気分になってきた。小一時間ほど居たところで帰ることにした。最後に、五杯目は自分から二人に勧めてやった。こういうのは、誰かに言われてじゃなくて自分から進んでやりたい。

最後にみんなで乾杯をして、一気にグイっと自分お酒を飲み干して、会計をした。詳しい値段は覚えてないが、2.5万円ほどだった。今思えば、プチぼったくり系のbarだったのだと思う。まあ、それは別にいい。あの二人は、見た目は清潔感があったし、人柄はまともだった。こちらも気持ちよく飲ませてもらった。このくらいなら払っても損した気分にならない。



エピソードが長くなった。

俺が住んでる地方都市の同業界若者と比べると、都会の子は「競争」をしてる気がする。そういえばA子があの時、俺にしてみれば衝撃の事実を言ってた。なんでも京都市東山区中京区などの夜のお店が多いエリアだと、なんと(・・・・・・ドラムロール流れる・・・・・・)インスタのグループで、キャストが数人でチームを組んで売上競争をしてるらしい。それで優勝すると、何がしかの栄誉にあずかることができる。

まだ21かそこらだというのに、あの子競争に参加して勝ち残ることが求められる。それで、インスタグループの売上競争に負けた時は……惨めな気持ちにならなくて済むのだろうか? いや、惨めな気持ちになるだろう(反語)。

あのbar店員にしてもそうだ。今思ったんだが、売上が悪かったら店のオーナーに怒られるんだろうな。だから、あの二人は怯えたようにお客さんに接して、ちやほやして、何とかしてお店の売上を立てようとしていた。ちなみに、二人とも専門学生だった。

「いや、そんなとこで働いてないで勉強しろや!」はちょっと言い過ぎか。奨学金を借りてるのかもしれない。今のうちにお金を稼がないと……と思っているのであれば、それこそもったいない若いうちでないと楽しめないことはたくさんある。特に人付き合いだ。今は奨学金漬けでいいから、とにかくたくさん遊んで、学んで、というのが大学生の正しい過ごし方だと思う。

ここで、ちょっと思い出した。

俺がまだ20くらいの頃、測量の専門学校に通っていたのだが……其処をまあまあの成績で卒業してからは、地元で有名どころの土地家屋調査士事務所に入ったのだ。それで、地道にコツコツと頑張って、今ではなんとか独り立ちして事務所を設けてる。それでも……20~25才くらいの頃は、やっぱりあの子らと一緒だったかもしれない。

結果を、とにかく結果を出さないと。目に見える何かがないと、自分が何者でもないような気がして――ああ、そうか。俺はかつて、あの子達と一緒だったんだ。今わかった。俺は、あの頃の気持ちを忘れていたのだ。それだけだ。

そうだ、俺は飢えていた。あの頃の俺は、乾いていたのだ! それで、何がしかの、自分自分を認めてやれるような成果を探して、何処かしこをうろついていた。そういうことだ。俺が、ただ俺が、あの頃の気持ちを忘れていただけだったのだ。そんな昔のことに思いを馳せていると、自然と涙が零れてきた。あの子達は、ずっと昔の『俺』だったのだ。

何十年も前から、ずっと生き残ろうと努力を積み重ねてきたから、今の自分がいる。だからあの日だって、あの子達にケチらずにお金ポンポン使うことができたし、それがもったいないとも思わなかった。20年前の俺は、二千円すら使うのが勿体ないと思っていた。

これが成長なのかどうかはわからないけど、とにかく、昔の自分に言えることは……

あきらめないでくれてありがとう

今、胸の中にスッと浮かんできた言葉だ。これ以外にはない。



さて、地方の同じ業界ラウンジスナックbar店員トークが売りの居酒屋など)で働いてる子は多く見ている。当方は、生まれも育ちも其処だし、飲み屋街に行くのは年に10回以上はある。地方のそういう店で働いてる子は、なんというか、都会の子に比べると「競争」が少ないように思える。

女の子接客する店でも、もっと緩い感じだ。みんなもちろん本気でやっているのだが、都会の店に比べると、いい意味での余裕(バッファ)を持ってるように感じる。夜のお店のキャストが客にドリンクを求めるのはそこまでない。bar居酒屋でも、店員がお客にドリンクを求めるところはまずない(※居酒屋オーナーは除く)。

例えば、あのA店でのことをひとつ思い出してみると……俺はA子が気に入ったから、「A子さんは一人前になれるかもしれない。大金はたいてくれるお客さんもいるんじゃないかな?」って言ったら、「え~、じゃあ今度ご飯(※同伴)連れてってください!! 連絡先交換しませんか?」と返ってきた。

こういうのは、俺が住んでる地方都市ではまずありえない。例えば、お客の方からそんな節操のない行動(初回で次からの同伴を求める)を取るのは非常識だし、キャストだって当然警戒する。ましてや、キャストの側からそれを提案しているのだ。

というのも、同伴ということは……初対面のお客さんと、次に会う時には一緒に食事をするわけだろう。そのお客さんが後先考えずに女性に手を出す人とか、犯罪者とかだったら怖くないか? そのキャスト女性にとっては。

だって事業の売上のためとはいえ、よくわからない人と一緒に食事をしたくない。最悪、反社リスクがあるからだ。経営というのは、常に最悪を避ける選択肢を採る必要がある。

男の俺ですらそうなのだから……まあ、誰かの紹介があるなら可能性はあるが。祇園クラブの嬢だったら、何かあってもお店が守ってくれるのかもしれない。いや、わかんないけどさ。切り捨てられる可能だってある。

思うに、社会にとっての『競争』というのは、現代にあっては必要悪だと思う。競争というのは、お互いの力をそぎ合う行為であって、最終的にはモノポリー状態になる。少数の圧倒的勝者と、数多くの敗者が生まれる。まさに今の資本主義社会だ。アメリカ合衆国がそうなりかけているだろう。

好景気が続いても、所得が上がっているのは一部の高スキル労働者のみであり、残りの労働者賃金は変化がない。しかも、インフレでどんどん貧乏になってる(実質賃金↓)。それで、追い詰められた人が犯罪的な領域に入り込んでしまう。銃乱射事件などの凶悪犯罪が生じる。

あのA店で喩えると……キャスト女の子同士でお客の争奪戦を繰り返していたら、お店の文化が育たなくなる。キャスト同士でお客を奪い合うと人間関係が悪くなるし、先輩キャストが後輩に接客のコツを教えるといった慣習はなくなるだろうし、何より――飢えた嬢からサービスを受けるお客さんが可哀想である

競争よりも協調を~」と言えば聞こえはいいが、どうしたらいいのか俺にも想像がつかない。ただ、経済社会というのは、金融業界とか投機業界(FX,ビットコイン,CFD)とか飲食業界とか市場恋愛(マッチングアプリ)みたいに、ほかの誰かとガンガン戦って奪い取るよりは、みんなで一緒に何かを作るとか、今ある文化制度を守っていくとか、そういう方向を保っていくのがいいと思う。

戦争ダメだ。実際の戦争じゃなくても、社会で激しい争いが起きると、長い目で見たら社会全体の力を削いでしまう。ゼロサムゲームは避けた方がいい。

月並み結論になったけど、晩秋出張をキッカケにして考えたことをまとめてみた。

2023-12-27

anond:20231227144932

なぜ口頭でイントネーションの違いこそあれ単語の順番として同じ表現をする内容のもの文章で書くとき発達障害でもなければ書き分けられるのかというのも、神秘的ななぞというか、真剣テーマとして考えてほしい

別に口頭なら元増田文章表現しても(息継ぎを入れるとう前提は必要かもしれんが)普通に聞こえると思うぞ。

だって逆に対談とかをそのまま書き起こしたら到底文法として標準といえるものになってないからね。

anond:20231227144355

それでなんで普通の人でも口頭なら意味が違くてもイントネーションしか変えず言ってることは同じ表現をするのに、文章だと普通の人なら書き分けられるんだろう?

もっと基本的コミュニケーションである口頭で区別しないのに、同じことが文章という媒体の違いなだけで「文章から書き分けなきゃ」って発想に自然にはならなくない?

anond:20231226123123

この増田も私dorawiiが書いた。

誤字は完全に偶発的なミスで、それ以外で読みづらいのはたぶんハッタショの影響だと思う。

しろもやもやするのはたとえば

「彼は泣きながら家を出た彼女を追いかけた。」という趣旨の内容を口頭で表現するときみんなどうしてるかということだ。

これは文章だと意味に応じて

それぞれ「家を出た彼女を彼は泣きながら追いかけた」「泣きながら家を出た彼女を彼は追いかけた。」と書き分けられるべきことらしいのだが、

口頭でそうやって表現自体を意味に応じて器用に変えているとは思えない。

多分イントネーションパターンをこの2パターンで使い分けてるんだよな(あるいは一文で言わず二文以上で表現する人も多いかもしれない)?

音声言語としては必ずしも要求されない表現の使い分けを文章において一律に求めるのは酷だと思うんだよね。

話し言葉としてはわかりにくいの域に入ってない言い回しを使う人も、同じことを書き起こしたらわかりにくいの域に入ってしまうってだけの話なんだから

2023-12-23

「行けっ!ファンネルたち!」

イントネーションで「イケっ!!」と言って下さいと動画見せながら女王様レクチャーしたらブタれた。

2023-12-20

anond:20231219211228

うるかすのイントネーションはだいたい北海道だと

う→る→か→す↓

う→る→か↑す↓

が多い

前者を使うと札幌若者っぽくなり、後者を使うと田舎のお年寄りっぽくなる

琴似をコトニと読むかコトニと読むかみたいな違い

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