はてなキーワード: 有事とは
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@KadotaRyusho
トランプ、蔡英文、ダライ・ラマ、ゼレンスキー、プーチン、バイデン、習近平…敵も味方も世界の要人達が出たいだろう安倍晋三元首相の国葬。この空前のイベントに林外相と外務省は邪魔をするな。いや積極的にお声掛けし、全員に来日して欲しい。空前の警備を敷き、これを成功させよ。世界の平和の為に
こんなこと言っておいて結局葬式には世界の要人は殆ど誰も出なかったのが示してるように、安倍さんって世界に土下座したり朝貢したり領土献上したりヘラヘラしてるばかりで外交面では何もしなかったよね。単に無駄に8年も総理やったから各国と写真におさまる機会があっただけで。トランプみたいな嫌われ者の唯一のゴルフ友達だったけど、それも会った回数は数えるほど。韓国とは戦後最悪の関係になったし、北朝鮮との拉致者問題は文字通り「何もせず」、北方領土はプーチン、いやウラジミール(笑)に献上、中国は台湾有事は日本有事と言い切って緊張化。
岸田は直近一ヶ月でもアジア、アフリカや中東、東南アジアを飛び回り、韓国との関係を劇的に改善、G7サミットと無関係にIntelやTSMCのトップを日本に呼びつけて官邸で投資せよとお願い。今日は原爆を落とした米国大統領のバイデン含めたG7のトップに原爆慰霊碑に献花までさせて、その上ゼレンスキーまで日本に呼び寄せてるんだぜ。安倍の8年間に匹敵する仕事をした。いや、そもそも安倍の仕事はマイナスか。
「ミリタリ趣味だから戦争大好きって思われてるけどそんなことなくて可愛い兵器たちが壊れるし平和な時代だからこそ政治から離れてこういうものを高尚に楽しめるから」うんぬんカンヌンみたいなこと、昔からあちこちで書いてるの見たけどさ
Twitterみても5ちゃんみても、ミリオタの大多数ってウクライナ戦争見てめっちゃキャッキャしてるし、自称軍事アナリストとかの尻馬に乗ってリアリズムとかなんか知らんけど右翼的なこと言いまくってるよな
侵攻が始まってすぐ「有事の時に沖縄県民の傾向はリスク」みたいなことを、防衛官僚でもないミリオタが言ってそれが拡散されて引リツで「戒厳令!」とかふざけてるの見たの忘れてないからな
何様なんだお前ら
あと、正しい情報と見識を常に知り続けるのがミリオタの嗜みとかいうのもあったけどさ
例えば劣化ウラン弾とか、中立の人権団体や退役軍人の団体が親露親米関係なくあきらかに長年危険性について訴えてきてたのが、政治的都合でたった数日で塗り変わってるけど、
それに乗っかって「劣化ウラン弾の危険性はデマだった!」とかいきなり言い出すの、政治的立場抜きに凄い浅ましいと言うか典型的な悪役の振る舞いだよな
そんで多分ロシアが劣化ウラン弾撃ったらまた「劣化ウラン弾は超危険!ロシアは核を撃った!」とか言うんだろうけど
現在30歳。
ロクに受験勉強もせずAO入試で大学に入ったので、世界史を殆ど知らない。
ロシアとウクライナの問題もファンタジーの世界というか、自分とは関係のない遠い場所の話だと思っていた。
また、仮に台湾が侵攻されたところで自分には関係ないのでどうでもいいと思っていた。
北朝鮮の連日のミサイル発射や、台湾に対する米国の拘りっぷり(半導体依存?)を見ると、米中の緊張感はものすごく高いような気がしている。
台湾を巡って米中が争うとなると、米国との関係性の手前、無関与とはできないんだろうなと思うと本当に怖い。
日本が直近70年間は運良く平和だっただけで、世界の歴史から見ると人類は常に戦争をしているし、自分が生きている間に米中日らへんで戦争が起きないとはどうしても考えられない。
でも、ただの一般人が何をできるわけでもないし、国としてどうしたらいいかも何もわからない。
有事に備えれば備えるほど中国からは軍拡・煽りと見なされて攻撃される口実になるかもしれないし、一切の軍事力を持たなければ解決するのかと言われればそれも違うような気がしている。
考えすぎかもしれないけれど…。主に環境問題からやり玉にあげられるリニアモーターカー(以下、リニアと略す)だけど、国防の観点から議論があってもいいように思うんだよね。
元アルファベット(Google)会長でオバマ政権時に米国防イノベーション委員会(DIB)の議長も務めたエリック・シュミット氏が指摘するように、AIは第二の核兵器となり戦争を根本から変えてしまうと言われている。そしてあまり話題になることはないが、AIは電気を大量に消費する。2030年までに世界の消費電力の最大20%がデータセンター関連が占めるようになるという予測もある。
AIは有事の時にだけ稼働させればよいという性格のものではない。311の時のヤシマ作戦は使えない。EVも普及していく流れにある。EVは国際的なトレンドであるため、抑制は難しい。一方、リニアは日本だけの事情であるため、比較的フリーハンドで考えることができるはず。少しでも節電できるものは節電してインフラ設計していくのがポスト核抑止力としてのAI時代の制度設計なんじゃないだろうか。
かつて(1989年)、リニアの消費電力量について、元国鉄技師の某氏が「1 人あたりでは新幹線の 40 倍」と主張し、鉄道総研の理事長が「東海道新幹線の3倍」と反論したことがあったそうだが、3倍のコストの意味が、論争当時(平時)と今(準有事?)とでは違ってきたと思うんだよね。
リニアは、東海道域に地震や噴火があった際の代替手段の位置づけもある。であれば、現行の東海道新幹線と同等の輸送量/時での消費電力量を第三者(できれば国防関連機関)がきちんと算出し、その差分をスピードアップのコストとして考え(私は新幹線大好き中央新幹線新設でいいじゃん派なので)、その電力の使い道がリニアでよいのかコンピューティングを優先すべきなのか、国防の観点からも安心させてもらいたいと思う。それに、リニアってネット環境大丈夫なんだろうか。
必ず月に1回、年間平均で20日くらいは有給取るようにしてるんだけど
その日までの資料があったら前日までに用意してる
ちょこちょこ使っててもし急病とかしたときに使えないと困るでしょ
ってことらしいんだけど、
20日以上残してると有給消えるから消えないように休んでるだけなんだワ
俺は明日は朝から10時くらいまでゆっくり寝坊してそれからジム行って
お前はお前の思うような有休消化すればいい
すごいいいこと思い付いたんだけど
ふと動画見たんだけど
あのデカい空母の中に一応は5000人の衣食住生活もあるわけじゃん。
娯楽施設とかも中にはスタバとかもあって病院はもちろん美容院もあるとのこと。
そのみんなの生活ぶり(もちろん有事に備えての戦闘機の運用も含め、そもそもの空母からの攻撃とかも、そういう空母運営の全部を含めて)
シムシティー的にウォーシミュレーション的なあと艦隊シミュレーションなどの
盛りだくさんなゲームが出来るんじゃないだろうか?
と言うか恐ろしいのが
これ凄い驚異的な数じゃない?
それに伴ってその量の食料の備蓄もあるんでしょ?
それだけじゃなくて、
もうありとあらゆる空母の細かい運用シミュレーションゲームを作ったら
要素が多すぎて気が狂うかな?
鬼のように忙しい空母運営シミュレーションゲームあったらちょっとやってみたい。
ある層のそういうシミュレーション好きには売れると思う。
良いアイデアだと思う。
許されないぞ。
①実際見てみるとオタクネタだらけ、陽キャだらけに見えるのは単に若いからだろう。
②評価欲しさに変な誘導する投稿はしょっちゅう出てくるが、増田民程度のデジタルリテラシーある奴ならすぐ脳内NGできるようになる。
③ビジネス的な側面も含めた国家安全保障であれば中国アプリを排除するというのも分からなくもないが、個人レベルで嫌うのはほとんど偏見の域。そもそもApp StoreやGoogle Playと言った審査された安全なプラットフォーム上にあるもんを(よほど変なジャンルのマイナーアプリならともかく)過度に警戒する必要はない。TikTok自身もアメリカ様の基準で営業を許してもらえるよう譲歩や開示を厭わないオープンな姿勢を取ってる民間企業なんで不信になるべき理由はない。ちなみに有事に国家が民間企業に介入できるような法律はどんな国にもあるし、グローバル企業はなるべくそういう事態を避けようとするのはどこだって変わらないので、これも過剰な不安の一種と言える。買い物や決済・銀行系アプリならともかく、ショートムービーアプリ風情に渡るようなセンシティブ情報はたかが知れている。このアプリを運営するバイトダンスは広告収益が主体で中国本土ではアリババに継ぐ2番目の巨大広告企業となっているが、リコメンドシステムの洗練もあるが結局のところデジタルリテラシーが薄く広告踏みまくってくれる若者が主体なせいで稼げているということだろう。もし広告やトラッキングに対してかなりシビアな制御をしているタイプの人であれば避けるべきだろうが、ほとんどの人にとって利用したとして実害はない。
日本において少子化の問題が1990年の1.57ショックにより表層化してから二十年以上が経過し、2010年以降に人口減少社会へと突入してから十年以上経過したが
未だに有効な解決策が見出されていない。本稿は少子化を解決すると共に親の質や家庭ごとの経済格差など家庭に関わる子供の問題などを副次的に解決しつつ国力の増強を
まず本稿では少子化の原因は出産を国民の完全なる自由意志に任せているためであると考える。
なので解決策は国民に出産を強制するか何らかの強力な動機を与えるものになる。
まず強制政策であるが、かつてブルガリアで独身税なるものが導入されたが惨憺たる結果に終わったことに異論はないであろうし、現行法的にも国民感情的にも
強制政策は導入自体が多大な困難を伴うものであるため解決策からは完全に外れる。
次によく行われている出産一時金や教育費を無料にするなどのコスト軽減政策であるが、これらは一見良い政策のように思えるが実際に効果が大して上がってない上に
構造的な問題としてこれらの政策が働く前に自由恋愛市場からカップルが発生する必要があり、子供を作るとなれば基本的には結婚するであろうからつまりはこの政策に
また結婚するカップルというのは元々子供を作る人達が多数派であろうからコスト軽減策が出生率に与える影響は小さいと予想される。
そもそも教育費を無料にしたところで、他にコストが掛かるのは変わらないし金銭だけでなく時間的・精神的・肉体的・社会的なコストなどを様々なリソースを子供のために
注がなければならないし、また子供自体がろくでもない人間になってしまったり、無知上に取り返しのつかないことをしでかしてしまうリスクや人生に影響を与えるような
重い障害を伴って生まれてしまうリスクもある(この障害リスクは晩婚化により染色体異常の確率が上がるため近年このリスクはますます高まっている)。
これらのリスク・コストは過去よりは理性的になったであろう人間にとって結婚・出産を躊躇する重い原因になるであろう。
そこで本稿では強制と自由の中間にあたる政策、出産・育児を分業して産業化する政策を提案する。
具体的には母体となる女性を政府が雇い入れ、わりの良い給料を払い仕事として子供を生んでもらうのである。
この提案に脊髄反射的な拒絶反応を起こす人もいるであろうが、現代社会ではどの道なんらかの仕事をして金を稼がなくてはならないし、出産を仕事にすることを選ぶ事自体は
その人たちの自由意志なのであるから、この仕事に付きたくない人は付かなければよいだけなのである。
仕事の存在自体が許せないという方にはより良い少子化解決のための具体的提案をしていただきたい。
まずこの母体となる女性の年齢は子の染色体異常の発生確率を下げるために二十代に限定し健康診断を通過した者のみ雇い入れるべきである。
そして精子の方は男性から買い取って精子バンクに登録しておき母体にランダムに付与するべきである。
このランダムに付与することは重要であり、遺伝的多様性を確保すると共に精子に遺伝子疾患などの病気が含有されていた場合のリスクヘッジとなる。
女性の方も仕事でやっているのであるから顔が良かったり、良い大学に出ている男の精子でないと受け入れないといった我儘を言える立場にはないはずである。
次に生まれてきた子どもの育児の問題と出産を仕事にしていた女性が30代を超えて適正年齢を過ぎた後のセカンドキャリアの問題を同時に解決する。
まず出産の仕事中はそれ自体に給料が発生するために他のことをする時間的余裕はたっぷりあるであろうからこの期間に育児や幼児教育に関する専門教育を受けてもらうのである。
そして30代を過ぎれば次の仕事として育児を担当してもらうのである。育児をする子供はこの政策の枠組みで生まれた他の女性が生んだ子供も当然含まれる。
よって他の育児担当の女性と共同で育児を行うために近年問題になってる育児のワンオペが発生することはないため精神的・肉体的な負担は普通よりも軽減されるであろうし、
その上で給料までも発生するのであるから出産・育児期間中に収入が途絶えたり、別の仕事をしていた場合に会社内での地位が下がるといった問題も発生することはない。
付け加えておくとこの育児に関する教育を修了した後は妊娠期間中であっても初期の頃なら育児に参加することも可能であるだろう。
また子供にとっても多様な大人に触れあえることは比較的多くの経験を積むことにもなるし、多数の人間による監視が子どもたちに行き届くために家庭内で起こりがちな
性的・暴力的な問題が発生する可能性が下がったり、通常のように素人が試行錯誤をしながら育児をするのではなく育児に関する教育を受けた人間が育児を担当するなど
また必ずしも育児を次のキャリアにする必要なく、政策の一環としてWebエンジニアなどリモートで可能な仕事に関する教育システムを設けてもいいだろう。
さて、これらのシステムが機能するには出産・育児をする女性たちが一つの場所に集まる必要がある。なのでこれらの政策を実行に移す場合は病院や学校等も備えた
出産・育児専用の特区を全国に複数箇所作るべきであろう。病院を女性たちが住まうマンションの近く(この住居は政府が提供するものである)に置くことで急な出産
などにすぐさま対応出来るようにすることが可能である。また育児をする建物を1階建ての平屋に限定すれば、位置エネルギーと運動エネルギーの交換により
子供が意図せずして悲惨なことになる事故を防止しやすくなるだろう。
より先進的に車両による移動等を基本的に禁止することで交通事故の発生を防ぐと共にアクセスしやすい場所に必要な施設を備えることで
車両による移動の必要性を下げるなどより出産・育児に特化したシステムにすることを検討してもよいだろう。
また集団食堂を作り妊婦達にはそこで作られた栄養管理に行き届いた食事を食べてもらってもいいだろう。これは個々人で料理を行うより効率的であるし母体をより健康するため
にも効果を発揮するであろう。
全国に複数箇所用意するのは一つの場所に大量の人間を集めると管理が困難になるのもあるし、先に上げた車両規制等は特区の面積が広くなるほど不便なものになるし、
なんらかの病が流行した場合やそれこそ有事が発生した場合の被害を抑えるためである。
さて日本国憲法には教育を受ける権利と子供の保護者が教育を受けさせる義務が記載されているわけであるが、本稿では子供を雇い給料を払って学校に通ってもらう
まず第一に子供に勉強する強力な動機を与えることである。子供でもお金の価値は理解出来るので子供に勉強の対価として給料を払うことは子供にとって勉強するための
強力な動機になるであろう。より強い動機を与えるために成績次第でボーナスを与えるとこのシステムはより良く機能するであろう。
これにより子どもたちは”何のために勉強するのか”という勉強自体の退屈さ、勉強という苦痛を伴う行為から得られる報酬がないことによる勉強動機の消失等の問題から
開放されるのである。子どもたちが強い動機を持って勉強することは将来的に有能な人材が誕生するということであり国家にとっても大きな利益を得ることが出来る。
子供がお金のために勉強することに拒否感を覚える方々は現状で既に勉強とは基本的に良い仕事に付くために行うものであり、つまりは元々お金のために勉強したりさせたり
していることを失念しているに違いない。
第二に子どもたちが成人したときに社会活動をするための資金がない、というような事態を防ぐためである。これ自体は成人したときに一定の資金を付与しても解決
することであるが勉強の報酬として与えれば動機づけと成人後の金銭問題の両方を解決することが可能になるのである。
これは実行しようとすれば極めて大きな計画であるので詳細に検討すべき事項は他にも多くあるであろうが、本稿で提案の骨格については説明し切れたと思われる。
*育児を担当する人間の精神的・思想的な調査は定期的に行うべきであろう。特定の宗教や思想を子供に植え付けることが可能な立場にいる人間に対して何の検査も行わない、
*育児に関しては老人を雇い入れてもいいかもしれない。育児教育に関して修了して身辺調査をした上でだが、老人たちは政府から給料を・子供から活力を与えられ、
子どもたちは老人達の言葉からより多様な経験を得られるであろう。また年を取っていれば性的事件を起こす可能性は比較的低いと思われる。
*学校での授業であるが、これは予備校や進学校等から優秀な教師を集めて授業の動画を複数撮影してそれを用いて授業を行うことを提案する。これは教師の質の差に
起因する問題の発生を防ぎつつ質の高い授業を子供に受けさせると共に生身の教師の負担を軽減する効果もある。生身の教師はそこにいなければ出来ない仕事に集中する
べきであろう。
*この政策のシステムであるが、親に問題があるなどして親から独立したい子供の第二の家とすることで将来的に有益な人材にしやすくしたり、共働きで育児に疲れ切った
*財源的な問題については日本は通貨発行権を持つ自国通貨建て国債運用の変動相場制の国であるために、円に関しては日銀が当座預金残高に記帳して通貨発行益で得ればよく
財源的な問題は存在しないという立場を取る。また通貨発行権を用いずとも国債による財源確保であれ内生的貨幣供給論により政府支出と同額の預金通貨が創造され、最終的には
民間銀行の日銀当座預金は国債購入前と同じ水準に戻るためにクラウディングアウトは発生しない。つまるところ財源確保という面だけで見れば通貨発行と国債発行の違いは
日銀の負債が増えるか、民間銀行の負債が増えるかの違いしかないためにどちらの手段で調達してもよいものと思われる。
また多くの時間と数多の資源を費やさなければ創造出来ない実体のある事物よりもキーボードを叩き数値を入力すればいくらでも創造可能な事物の方を大多数の国民が
より大切にするのであれば、そのような国家は衰退すべくして衰退し滅ぶべくして滅ぶのだと確信する。十分なマネーさえあれば砂漠の真ん中でタイムマシンを買えると思ってる
ような人間がこの国の大多数を占めてないことを願う。
安保3文書改定で自衛隊との一体化進む海上保安庁 「軍隊」としての行動は禁止のはずだが…:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/221780
東京新聞が記事中にとんちんかんなことを含ませて、読者を誘導しようとしている。
まず事実としては、
◯海上保安庁の軍隊としての行動を禁じた海上保安庁法25条の撤廃を一部の議員が主張している。
◯岸田首相は当25条を「重要なものと認識している」と撤廃する意思のない旨答弁している。
https://youtu.be/SnyWevkOPc0?t=23995
◯自衛隊法80条には「有事の際に海保を防衛相の統制下に入れ指揮する」旨が明記されており、今回の3文書ではその具体的な手順を定める「統制要領」が策定された。
◯海保OBの奥島氏は、海保の非軍事化を定めた25条の撤廃には反対だが、「統制要領」については実際の訓練も含めて進めるべき、海自と海保の連携も進めるべきという立場。
→ 「日本の安全保障を問う」(6) 奥島高弘・前海上保安庁長官 2022.12.9 https://youtu.be/NAcOB3QKHFs
たったこれだけの内容について、東京新聞はレトリックを駆使して印象操作を行う。
●わざわざ順序を入れ替え、奥島氏がさも統制要領や海自/海保の連携に反対しているかのような誤読を誘う並びにあえてする。
●締めで突然、明らかに非専門家の憲法学者が登場し原則論を述べる。誰も海保の軍事化には賛成してないっつうの。海保/海自の連携は、中国の海洋進出の異様さを踏まえれば現場の人間は誰も反対していない。
日本返還前占領中の沖縄で米軍放出品のオイルを使った天ぷらがあったっていうのは結構有名なトリビアなんだが、これが「モービル1を使った」って変換されて流布されてるのをよく見るのだ。例えばこの増田のブクマとか。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20221221194930
自分はモービル天ぷら見た事もないんだけど、この正体は判るのでちょっと解説したいあるよ。
因みにモービル1は沖縄返還後の1974年に市販開始された化学合成油で、鉱油が基油なので摂取すると死んでしまう。
結論から言うとモービル天ぷらに使われたのはひまし油であると考えられる。
一般的な機械潤滑油というのは石油を蒸留して作られる「鉱油」だ。原油を蒸留すると上の方からガソリン(の気化ガス以下同じ)-灯油-軽油-重油-鉱油-アスファルトという風に分離するのでそれを冷やして液体として回収する。
ガソリンや灯油、軽油を燃料として使うと鉱油も沢山出来るのでこれをエンジンオイルに使う訳だ。こういう風に出来た鉱油をそのまま使う時代は原油の産地によって鉱油の質が違った。
この方式で格段に質が良かったのが米国のペンシルバニア産で、例えばPennzoil(ペンゾイル)っていうオイルブランドなんかはペンシルバニア産を誇った名前なんである。黄色地にヒビが入った黒い鐘のポップな意匠でナスカーレースとかで見た事ある人も居るかもしれない。あの割れた鐘は有名な「リバティ・ベル」で、ペンシルバニアのシンボルで、アメリカ独立と奴隷解放のシンボルなんであるな。
ペンシルバニア産鉱物油の油膜特性は優れていた。油膜特性とは、高温で金属同士が擦り合わさっても油分が残り続けるって事だ。
だが、植物油であるひまし油の油膜特性はもっと優れている。エンジンが高温になってぶん回されるレースや航空機のレシプロエンジン、ターボエンジンなどではひましじゃなきゃダメ、ていうシーンが多かったのだ。
因みに他の植物油ではダメである。例えばサラダ油である大豆油は中華料理屋のキッチンを見れば判るが、料理程度の温度(200~300°)で酸化重合してしまう。固まってしまうのだ。亜麻仁(アマニ)油は常温でも酸化重合する。オリーブ油はサラサラし過ぎて機械の油膜保護は無理。菜種油(キャノーラ油は菜種油を品種改良で毒性を除去したものだ)は安い機械油であって飛行機などのエンジンに入れるのはもってのほか。
この高性能っぷりにあやかったオイルメーカーが「カストロール/Castrol」でcastor oilの事である。
どんだけ高性能かというと、1995年頃までレースに使われるのはひまし油一択という感じですらあった。カストロールのR30というオイルが有名だ。
こんな高性能ひまし油だが、植物油である為に弱点もあり、寒くなると固まってしまう。だから使用前に保温が必須で、冬にエンジンに入れっぱなしで冷えたエンジンを始動するみたいな使い方は出来ない。固まっているのでオイルが流れずに焼付き事故になってしまう。
次に、酸化し易い。脂肪酸なので酸素と結びついて重合し、固まってしまう。
だから缶詰に入れて保管し、使用直前に缶切りで開封して入れるという使い方になる。使用後、レース終了後や飛行機の着陸後はそのままにしておけず、抜き取りと洗浄が必須だ。でもレース車はレースごとにエンジンオーバーホールするし、飛行機、特に軍用機は飛行ごとに重整備もするのでこれもさして問題が無い。B29なんてフライトごとに全エンジンを新品かオーバーホール済み品に交換していた。
こういう感じなので街乗りの車などに使うのは難しい。
そしてオイル缶詰も未開封であっても酸化重合で粒状の塊が出来てしまうから、製造から数年の「消費期限」がある。戦時なら飛行機がどんどん飛んで消費されるが、平和になれば消費量は減る。
でも有事に備えて備蓄は必要だから期限切れのオイルが沢山出る→放出品になるという訳だ。
だから鉱物油の放出品というのは余り無かったが(消費期限なんてほぼ無いに等しいから)、ひまし油の方は未使用品がどんどん出てきたはずだ。
薬局でほう砂とかクレゾールとかグリセリンとか塩化ベンザルコニウム液とか古いアイテムを置いてある所にはひまし油も置いてある。
これはひまし油が昔から便秘の薬として利用されてきたからで、日本薬局方に収録されている。
日本薬局方ってのは漢方とか蘭方とかと同じで、薬のレシピを国が指定してあるもので、同名称品ならどの会社のものでも同じ内容のものが流通している。
日本人と言わず、世界中の文明ではひまし油=便秘薬であって、摂取すれば下痢しまくるというのは常識として共有されていた。
そしてそれは毒性があるからなのだが(タンパク質毒)、その毒性はちょっとぐらいじゃ死にゃしねぇってくらいって事も共有されてきた。
って事で、米軍がオイル缶を頻繁に放出して、castor oilと書かれていたら、「これってひまし油じゃけん。天ぷら油が無いが、これで天ぷらしたらどうか?下痢しまくるが死にゃあせんべ。」と沖縄人が考えたに違いない。自分が沖縄人ならきっとそう考える。
前述のように25年前まではレース=ひまし油(というかカストロールR30)一択みたいな感じがあったんだが、今ではR30もディスコンになってしまってサーキットで使ってる人もいなくなった。
だがその前の時代のサーキットは独特な香ばしい匂いがする場所で、それがひまし油のR30が燃える匂いであった。
今この匂いを嗅ぎたいと思ったら、河原で模型飛行機遊びしてる人が多い場所や、カートサーキット、ミニバイクレースサーキットがお勧めだ。
後者のサーキットは東京北部だと埼玉県の秋ヶ瀬公園隣にある秋ヶ瀬サーキットなんかが近い。浦和所沢バイパス、通称浦所の隣にあるのでちょっと道を外れて河原に下りると灼けるような匂いがしてくると思う。
因みにレンタルカートは4ストロークで遅い上にあの匂いがしないので注意が必要だ。これは本物のレーシングカートは2ストで、潤滑に使うオイルをガソリンに混ぜて燃やしてしまう為だ。だから灼ける匂いがするのだね。
焼きおにぎりと小海老天とエビフリャーとお好み焼きとごま油多めチャーハンとビーフステーキと新品のオーブンに火を入れた時の匂い混ざったような香ばしい匂いだ。
今はカストロR30も無くなってしまったが、薬局に行けばひまし油は売っているし、amazonドラッグストアでは500mlや1Lのものも売っている。こういう大きいのは自家製化粧品で使うようである。
ひまし油100%であれば用途外使用だが2ストエンジン潤滑油として使っても大丈夫なはずだ。
また、azという潤滑油メーカーはMEG-004 Circuitというレース用潤滑油をだしている。
また、広島高潤というメーカーは「ひましじゃけん」というひまし油ベースの化学合成油を出している。なんだその商品名は。高い商品なのに…
http://www.kz-hiroko.com/?pid=98820823
このうちひましじゃけんは化学合成で成分をいじってあるので危険だが、残りはひまし油100%なので、こいつらでモービル天ぷらを再現することは可能だ。
なので、次はモービル天ぷらの体験リポートを投稿したいと考えているが、激しい下痢やばらむつ油の無意識漏出のような社会的死を賭してのチャレンジになるので慎重に行きたい。
モービル天ぷらの趣旨を考えると日本薬局方のひまし油じゃなくてAZ MEG-004 Circuitの方でやるべきだろう。
もし「食用ではない油で天ぷらして死亡」のようなニュースが流れたら、量を食べ過ぎるほどサーキット天ぷらは美味かったのだな、とか、あれほど自分で書いてたのにひましじゃけんでやっちまったんだな、と思って頂けたら幸甚である。