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はてなキーワード: 非婚とは

2024-07-14

anond:20240713234917

やけくそにならないと結婚できないというのもまた事実非婚化の実相

2024-07-03

東京都募集してる非正規公務員

1.更新は2回まで(非正規でも繰り返し契約更新をすると「今後の雇用が期待される」と法律上判断され権利正社員同様になるため、それを防止する措置かな?)

 

2.4年11ヶ月で契約終了

5年非正規雇用すると正規雇用しなければならないための裏技

 

行政がこの裏技使っちゃったら

民間企業なんて余計守るわけないじゃん

非正規雇用不安定雇用

 

結局非婚少子化に繋がるんやから

行政がまともにやる気がないなら

もう少子化対策とかうるさくいうのやめてほしいね

自分たち別にやる気ないんだろ?

 

やる気がないのはいいけど

こっちには綺麗事いって押し付けるのやめろよな〜

2024-07-01

[]2024年6月増田

記事文字数文字数平均文字数中央値
012653285831107.743
023069311963101.644
03336631725194.343
043555361478101.741
05409836105788.140
06318730535195.840
07305129840697.840
082781288387103.741
092728419943153.945
10282627625097.839
113287329051100.143
12283327066495.541
132844296734104.340
14295028280095.938
15245824106798.141.5
162687279117103.941
172915294600101.138
182584272053105.343
19280626908095.940
20281122503580.137
21253922132187.239
22262325093895.744
232499250347100.239
24304928903794.840
253203382530119.441
262908793916273.045
27292128962199.239
282751277999101.141
29222221329596.042
302316255551110.344
1月865209210673106.541

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2024-06-30

未婚化・少子化最後トドメを刺すのは実はマッチングアプリ

日本の未婚率が急速に上昇しているのは言うまでもないだろう。なんと2020年国勢調査の段階で、すでに30歳前半の男性の約半数にあたる47.7%が未婚であった。その後、皆も知っての通りコロナが到来し、以降、婚姻数・出生数ともに戦後最低を更新し続けている。出生数に至っては100万を切ってからすでに久しく、最近では80万人を切り、2023年には72万人で、今年(2024年)には70万人を切るんじゃないか、なんていうすごい話もある。筆者は98年生まれの今年26歳だが、僕が生まれた年の出生数は120万だったようで、それでも少子化だなんだと騒がれていたので、それから半分近くにまで減ってきていると考えると驚くべき数字だと思う。そして当然、超高齢化社会なので出生数よりも死者数が多く、人口自然減は2023年には83万人である。これは驚くべきことで、一説によると、1937年から45年までの約8年にわたる戦争での日本人の戦死者は310万人らしく、これは年換算すれば38.75万人なので、現代では戦時下の平均の二倍のペースで人が死んでいる、という見方もあり、しか戦時下でも日本人口は増加幅が減っただけで総人口はまだ上昇していたので、人口だけに着目すれば戦時下よりももっと凄惨戦争状態にあるというふうに捉えることができるかもしれない。

前置きがとても長くなってしまったが、ここでは、これから結婚だなんだという年齢に差し掛かかったいわば「結婚現役世代」になりつつあり、さらにZ世代でもある僕の超主観的な肌感覚に基づく、「マッチングアプリがZ世代非婚化に決定的なトドメを刺し、それによって残念ながら未婚化・少子化もっともっと加速するだろう」、という仮説について語らせてほしい。

「なぜ結婚を促進するはずのマッチングアプリが未婚化にトドメを?」と思うだろう。順を追って説明していく。まず、未婚化の原因としてニュースなどでよくとり挙げられるのは、「女性社会進出」、そして、「経済的問題」の二つだと感じる(主観)。だが、それが未婚化の要因として合理的に考えられたのはひと昔前の話だろう。まず、「女性社会進出」については、「25くらいには結婚して女性専業主婦になって男性生活を支えてもらうもん」、みたいな空気感がなくなって、働いて自立して生活できるようになっとか、そのこともあり女性(だけでなく男性も)が「まだ結婚していないの」みたいなプレッシャーから比較解放された、みたいな話とか、色々包含してると思うけど、「女性社会進出」が日本より進んでいるけど日本より未婚化・出生数がマシな先進国結構ある(e.g. フランスドイツアメリカ)ので、それは言い訳にはならない(日本文化欧米文化に合わせようとしてるのだから不利なのは当然だが)だろうし、僕の世代では女性が働いているのは普通で、むしろ結婚相手となる女性には経済力を求める男性が増えているという話まであるので、僕の世代(Z世代)においてはそれが未婚化の直接的な要因とは考えづらいだろう。あとは「経済的問題」だが、実は、少子化による人材不足も相まって、新卒初任給は上昇傾向にある。「いや、物価が上がってるし実室賃金は下がってるやろ。」って言われると、「せやな。」としか言えないが、男女ともに稼いでる人が多いんだから同棲して家賃折半すれば普通もっといい暮らしができそうな人はたくさんいるように感じる。

ではなぜZ世代結婚しないのか、その最も直接的な要因は、中高生の時から当たり前になったスマホ、そしてSNSであり、最後トドメを刺すのがマッチングアプリ(ここでは、Pairs, With, タップル、Tinderなどの普及しているマッチングアプリを想定)である、というのが僕の考えであり、その未婚化に対する効果は大きく分けて二段階あると考えている。

一つ目は、「結婚しなくても精神的に満足して生きやすくなったこと」。スマホがなかった小さい頃は、朝起きて、飛び起きて、家族挨拶をして身支度をして、外に駆け出さないと楽しいことなんて何もなかったのに、ある時から急に、布団から出なくても楽しいコンテンツいくらでも触れられるようになった。LINEを使えば友達といつでも話すことができるし、Youtubeをひらけば世界のいろんなコンテンツ出会えるし、Twitterを始めれば孤独を紛らわせることができるようになったし、それまででは考えられないような性的コンテンツにさえも、いくらでも簡単アクセスして、性欲を解消できるようになった。それは僕らにとって大きな大きな変化であった。しかも、僕の世代では、働けば男女関係なく穏やかに暮らせるくらいには稼げる人は多くなってきたので、結婚しなくても、友達職場の同僚と、それなりに良好な人間関係を築けていれば、経済的不安や強い孤独感を感じずに、それなりに満足して平穏生活を送ることができるようになったのである。いつの時代も4割は結婚恋愛に興味がなく、積極的なのは三割だけ、という話があったりするらしいが、それが本当だとしたら、その特段積極的でない7割は、それなりに満足して生きることができるのだから、僕も含む彼らにとって結婚恋愛相対的価値の低いものとなっただろうし、むしろ、現状の生活相手に合わせて大きく変え、時には我慢も伴う結婚恋愛は、よりハードルが高いものになったのではないかと思う。実際、結婚しない理由を聞くと、「結婚必要性を感じないから。」とか、「独身の方が自由から。」みたいな根も葉もない理由ほとんどだというし、それが本質だと思われる。便利で快適で、楽しくて夢中になれることが沢山ある生活に慣れすぎたのだ。

二つ目が本題だが、「(主に女性が)マッチングアプリにより結婚相手を比べて選り好みすることができるようになったこと、さらには、その経験無視できない割合女性がすること。」だ。これが、ただでさえ相対的価値が低くなり、ハードルが高まった結婚ハードルさらに上げ、未婚化・少子化を取り返しのつかないレベルにまで引き上げる決定的な一撃を加える、と僕は予想している。マッチングアプリは、特にコロナによる外出自粛期間中、つまりただでさえ30代前半の男性の未婚率がすでに約半数であった2020年以降に急速に広がり、ちょっとググったところによると、今では最大手のPairsではユーザー数2000万人、2番手タップルでも1700人以上であり、それ以外にもたくさんのアプリがあるということだ。2020年時点において、20代から30歳前半の人口は2300万人弱くらい(ここでの「弱」は2300万人に満たないくらい、という意味最近は「弱」に多義性があるらしいので補足。)であることを考えると、今や婚活恋活をしている20代、30代のかなりの割合が一度はマッチングアプリを使ったことがあるのではないかと思われる。そんなマッチングアプリでは、男女に圧倒的な非対称性がある。経験者はよく知っているかもしれないが、マッチングアプリ会員の男女比は大きく偏っており、男性は健気に「いいね」を送り続けてもほとんど報われることはなく、たまにマッチしたらそれをものにするべく頑張るのだが、女性は何もしなくても毎日のように「いいね」が届く。男性である目線からすると、顔写真も載せてない、もしくは他の会員と比べて魅力的とも思えないような女性であっても、100いいね近く軽く稼いでいるのを見て、驚くことにも慣れたことだろう。そういうモテ体験をした女性が、「いいね」を送ったたくさんの男性の中から良さそうな男性を選び(もしくは自分から送り)、実際に何人かと会い、最後に1番良かった人をパートナーに選ぶ、という具合だ。ここで、巷でも言われている通り、実際に選ばれる、「モテ男性」というのは少なく、全体の一割ほどが総取りしているという。つまり、大局的に見ると、悲しいことに多くの女性ほとんどの男性に目もくれないのに対し、一部の「モテ男性」を多くの女性が取り合う、という現象が起こるということだ。(外見に気を使って自分磨きをしている女性が多いのに対し、それほど十分に自分磨きをしている男性が少なく、男性側の怠慢が問題なのではないか、という見方もある。)それ自体はまあ、悲しいが学生生活を思い出せば特段驚くべきことではないが、問題なのはそうしてマッチングアプリで「モテない男性」と、「モテ男性と付き合えなかった女性」、という経験を、全体で無視できない割合の人がすることになる、ということだ。男性モテない経験をすることで奮起できれば良いが、ただでさえ婚活恋活マストではない現代では、自信やモチベーションを決定的に低下させてしま可能性もあるし、何よりもっと問題なのが、女性側の「目が肥える」ことで、よりそういった比較的に魅力的に思えない「モテない男性」によりいっそう目もくれなくなる、ということだ。マッチングアプリで、無視できない割合女性が、何もしないでもアプローチを受け、自分男性を「選べる側」だと思い、「モテ男性」のことを知ってしまえば、それがうまくいこうがいくまいが、ただでさえハードルが高くなっていた結婚恋愛ハードルをより高くし、よりいっそう「モテない男性」と恋愛結婚する理由相対的に感じなくなり、それがさらに「モテない男性」のモチベーションを低下させる、という負のスパイラルを生む。これが、僕の言う「マッチングアプリが下す未婚化・少子化を取り返しのつかないレベルにまで引き上げる決定的な一撃」である

気づきかもしれないが、この説が当たっていたとして、婚姻数を上げるためにおそらく最も効果的かつ生産的な解決策は至ってシンプルで、より多くの男性自分磨きを頑張り、「モテ男性」を増やす、ということだ。男性諸君には厳しいかもしれないが、僕も頑張るので共に頑張ろう。あとはそれ以前に重要なこととして、より多くの人が、「他者に対して寛容になる」ということや、ケネディが「国があなたに何をしてくれるかを問うな。あなたが国に対して何をできるかを問え」、といったが、「自分のために他人が何をしてくれるのか」ではなく、「他人のために自分が何をできるか」という視点を思い出すこと、ではないかと感じる。

長くなったが最後に、僕はこの予測が外れることを願っている。だが、当たっとしても、日本人は反出生主義的には倫理的な道を辿った民族である、とも捉えられるし、共に穏やかに死に堕落していこうじゃないか、という楽観的かつ破滅的な考えもある。でもみんな、できればいい人見つけて結婚しような。

P.S. 婚活のやり方を教えてください。賢い女性が好きで、その才能に魅了されたいです。(理想高、結婚できない典型

2024-06-29

「女」は無料ポルノに、「男」は賃労働に負けたんやない?

正確には下位メスと下位オスが負けたってことなんだけど。高所得層は相変わらず結婚してるし。

昔は、射精したいだけの男が無料ポルノがないせいで結婚していたと思う。その結果として、やりたいのはセックスだけでセックスの結果としてできた子供には興味ないか育児放棄された子供とかもいる。

そういうのがインターネット無料ポルノのおかげで非婚になり子供もできなくなったのは別に悪いことではないのでは。

あと男が嫌いでも生活する方法がないから仕方なく結婚していた女もいて、そういうのは嫌いな男と結婚して家事と性奉仕育児介護するよりも労働基準法に守られる賃労働のほうがマシということで非婚になり子供もできなくなった。

「嫁・母」より「会社員」のほうがマシってこと。

AV誕生違法アップロード無料ポルノ」と「男女雇用機会均等法」の影響だと思う。欠乏によってイヤイヤ結婚していた層が、そこから逃げることができるオプション提示されたのが今。

そんで、欠乏によって結婚に追い込まれてイヤイヤ層ではなく、「好きな人」と両想いになれる人は普通に結婚してるんで。今も。それだけでよくない?あんまイヤイヤ層の精子卵子からまれたくないと思う。

anond:20240629100806

非婚率が高くなって、母親は減ったけど、働いていない女性も激減したからなあ

2024-06-25

anond:20240622214243

まさにその世代女性なので体感で書いていく

先に定義しておくと、就職氷河期世代1990年代から2000年代新卒就活した世代の事を言い

生年で区切っていないため、同年齢でも就活時期(学歴)によって世代の該当者が異なる

高卒大卒だと4年差があり、マクロでみると誤差だけど当事者としては大きい、それくらいの差だ

そのため同世代でも当時の景気感覚に差を感じる時がある

氷河期世代は約10年間あり、冒頭と最後でも生き方働き方は異なると思っている



氷河期前半組の私は就活してみたら高卒の同期より就職口が少ない現状に焦り、

周囲も(ギリ景気良かった)短大卒の方が働き口が多かったのではと思ったりしていた。

働き始めた当初は、20代のうちに結婚退職が主流であり、30代の女性はヒソヒソされる雰囲気

婚活という言葉がなく、恋愛結婚しない人はお見合いが主流。相談所は少し下に見られてた印象。

その後、少しずつ結婚しても辞めない人が出現し、働き続けるという選択肢ができ始めたが、妊娠したら退職既定路線だった。

非婚や小無しは芸能人エリートの物で、庶民には程遠いよねという感覚

スペシャリストよりゼネラリスト就職より就社が優先された。

しかし世の中がバブル期から一気に景気後退したので一定数がドロップアウトせざるを得ず

フリーター派遣という形に流れて多様性の元になったと思う。

氷河期後半組の妹が就職たころには派遣社員が増えたことで女性社員の地位相対的に上がっていた。

育児休暇を取得する例が増え始め、同期間で「私は仕事続けるから一緒に頑張ろう」と育休取得の先駆け的世代となった。

非婚や小無しも増えて、ヒソヒソはされなくなってきた。

婚活という言葉が出現、相談所が活用されるようになってくるのもこの頃。アプリはまだ怖いから使わない。

大慌てしている氷河期前半の先輩を見てきているので世の中に期待せず自力で稼ごうという風潮になり、結果共働きが増えていった。

多様性について…多様性って言葉が適切とは思わないけど…

芸能人が子無しはむしろ過去の方が当たり前だったし、特殊環境の人が特殊人生を歩んでもそう自分に影響ないというか

今よりずっと芸能人は遠い所の人と感じてた

少子化については実はかなり昔から言われてたことなので、むしろやっと対策されたかって感じだから

元増田のバックフラッシュ云々はよくわからなかった

あと、宋氏はその時代をわからない人にも一言理解できる単語として「負け犬」をチョイスしただけだと思うから、ここに突っ込むのは野暮かなと

かに非婚女性は「負け犬」は揶揄される事もあったけど、その時には「負け犬ですが何か?」と言い返す強さ備えていたので

anond:20240622214243

何を持って多様性があると言っているのかが謎

未婚率の高さが多様性があることの指標なの?それとも未婚を選択できる自由があることが多様性があると言っているの?

この本は寧ろ多様性を後退させて画一的価値観推し進めた本だったと思うが。

ここでは女は結婚するべきと言う【価値観】の話

負け犬の遠吠え』は2003年発行だけど、以前は結婚しない女性子供を産まない女性生き方普通に認められていたのに

ここでは【女性非婚】【出産しない】選択の話

こんな本が出た事自体、既に自分意思非婚非産を選ぶ女性大勢いた事を証明しているんだから多様性は既にあったんだよ。この本はその多様性を後退させた。

ここでは既婚女性独身女性、経産婦と未産婦の両方がいること

氷河期世代女性の未婚率の高さはけして多様性が認められたからじゃなくて(多様性に関しては寧ろ前世紀末の方が認められていた)、

と思ったら、その多様性社会がどう評価たかという話に変わる

社会全体としては産めよ増やせよが国是となって画一的になる中での、経済的理由で「結婚したくてもできない」女性の増加によるものから

けして褒め称えるべき事でも誇るべき事でもないと思う

なんかいきなり主張が変わってない?

2024-06-24

自由恋愛に代わる次世代再生システムって何があるだろう

あるデータによると、自由恋愛が出来る(その延長線としての結婚出産も)男女は全体の約3割らしい。

たった3割なのかよ!

3割ということは、残りの7割は自分の力で恋人を作ることが出来ず、喪女モテない男になってしまうということだ。

逆に言えば、自由恋愛の仕組みが社会に組み込まれている状態では、モテない男女がむしろ多数派なのだ

自由恋愛は、両者の合意の上で成り立つカップリング、しいては結婚出産に繋がる思想である

そして個人自由意思を最大限に尊重するという前提の上で成り立っているので、ポリコレとも親和性が高い。

昔の「家」同士の取り決めで結婚が決まっていたことへのカウンターとして生み出された自由恋愛なのだから、それは当然だろう。

しか自由恋愛システムは、構造的に大量のモテない人間を生み出す。

分かっている人は分かっているかもしれないが、非婚化・少子化の最大の原因はこの自由恋愛システムなのである

日本で一番自由恋愛文化が発達しているのは東京であるが、その東京出生率が1を切っているのだ。

なので、自由恋愛に代わる方法って何があるだろうか(もちろん戦前のような家同士で結婚相手を決める人権侵害以外の方法で)。

2024-06-22

これはいくらなんでも歴史修正し過ぎぃ

氷河期世代は、社会に出る1990年代の段階で十分、

女が結婚しない人生子供を産まない人生も認められていた時代だよ

山口智子さんや小泉今日子さんが肯定的に見られていた時代だったよ。

多様性の欠片もなかったどころか、今よりも寧ろずっと多様性いね時代だった。

なのに突然少子化が叫ばれ出してバックフラッシュが起きたのは21世紀に入ってから

から敢えて結婚出産した人達は全員、自ら望んでその人生を選んだ事を無視してはいけないと思うよ。

氷河期世代女性子供を産まなかった人が多いのは、多様性どうこうじゃなくて純粋経済問題だと思う

この人は医者になれる上級国民から理解出来ていないのか?

宋美玄🐰子宮体がん検診は実は不要です

@mihyonsong

子供を欲しくなければ産まなくても人生全然いいと思う。

でも氷河期世代は、20代終わりに、30すぎて結婚出産もしていないのは「負け犬」って言われてめちゃくちゃ煽られてた世代なんよ。今みたいに、多様性イイねのかけらもなかったんよ。

https://x.com/mihyonsong/status/1804099110343184483

------------------------

(追記)

何故か今更ブクマされてるから追記すると、

女の婚姻率がほぼ100%時代(不本意既婚と任意既婚がいた)→婚姻しない自由が認められた時代(未婚者はほぼ全てが任意未婚)→少子化が叫ばれ出したバックフラッシュ時代(任意未婚の割合は変わらず。増加したのは不本意未婚のみ。氷河期世代はこれに当たる)

という経緯を辿っているので、氷河期世代若い頃は既に任意未婚は普通にいた時代であり、「多様性イイねのかけらもなかった」というのは大間違いだろうという事。多様性イイねの時代は昔は確かに存在していて、今はそれがなくなったんだよ。

ポスト引用で『負け犬の遠吠え』が多様性を推進させたみたいに語っている人も多いけれど、それも全然実感と違うなー。

この本は寧ろ多様性を後退させて画一的価値観推し進めた本だったと思うが。

負け犬の遠吠え』は2003年発行だけど、以前は結婚しない女性子供を産まない女性生き方普通に認められていたのに

にわか少子化が叫ばれ出して世間から叩かれ出すようになった。

これ以上叩かれたくない独身の著者が自ら「負け犬」と自虐して降伏仕草を見せる→その言葉を利用してさらに叩かれるようになる、

という流れだったよ。

こんな本が出た事自体、既に自分意思非婚非産を選ぶ女性大勢いた事を証明しているんだから多様性は既にあったんだよ。この本はその多様性を後退させた。

氷河期世代女性の未婚率の高さはけして多様性が認められたからじゃなくて(多様性に関しては寧ろ前世紀末の方が認められていた)、

社会全体としては産めよ増やせよが国是となって画一的になる中での、経済的理由で「結婚したくてもできない」女性の増加によるものから

けして褒め称えるべき事でも誇るべき事でもないと思う

2024-06-19

anond:20240619112037

1990年から2019年までの30年間の全年代対象とした婚姻数累計は、2150万組、離婚数累計は693万組である。30年間の累計特殊離婚率は約32%となる。もちろん、この離婚数の中には、1990年以前に結婚した夫婦も含まれているが、30年間の累計においては誤差の範囲だ。つまり、この30年間で結婚した夫婦のうちの32%は離婚をしていることになる。まさしく「3組に1組は離婚」しているのだ。

すげー雑な記述だな(結論同意できるけど)...と思って著者の経歴見てみたけど

広告会社において、数多くの企業マーケティング戦略立案クリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済文化研究所」を立ち上げ独立ソロ社会論および非婚化する独身生活研究第一人者としてメディアに多数出演。著書に『「居場所がない」人たち』『知らないとヤバい ソロ社会マーケティング本質』『結婚滅亡』『ソロエコノミーの襲来』『超ソロ社会』『結婚しない男たち』『「一人で生きる」が当たり前になる社会』などがある。



著書何冊か出してたらそれで箔が付く、偉い人、みたいなのもうやめようよ

2024-06-15

anond:20240614213954

ドラクエを例に出すけど

はいろんな様々な体型さまざまな年齢タイプがいるのに

女は(男が思う)絶世期の女しか出てこない

しかも美形だけ

男の作家作品だって弱者女性なんか出てこない

 

たとえば、30-40代、50-60代の女性

 

さまざまな年齢体型、非婚未婚ブスブサイク天才凡才含めたありとあらゆるタイプ女性が出てくる男性作家作品ってあるかね

 

まっすー理屈でいうと男も

幼女美女以外この世には不要

それ以外の女は死んで欲しいと思ってるのが男ってことだな

女もそれを理解して正直だるいと思っており

1番ダメージ与える子供を産まないという仕返しをしているわけだが

2024-06-10

保守政党の方が弱者に優しく見えるんだけどw

リベラル保守政党は、弱者を苦しめてるって言うけどさ

言ってるだけで具体的な話しないじゃん

少子化対策

保守非婚対策でマチア

リベラル子育て支援

子育て支援って結婚出来ない弱者にとっては意味いから、実質金持ち支援策なんだよ

保守の方が弱者に優しいでしょ?

移民難民対策

保守不法移民帰国させます

リベラル不法移民保護しま

難民申請してる不法移民って保護費が出るから日本弱者よりもずっといい生活してるんだよな

しか仕事する権利ないのに仕事して本来弱者に振られる仕事を圧迫してる

保守の方が弱者に優しいでしょ?

最低賃金

保守→徐々に上げていきます

リベラル根拠はないけど1500円にしま

一見、高い方がいいように見えるけど、日本労働環境ブラックなのは言うまでもなくなく、いきなり上げたら人数減らして一人あたりの負担が大きくなるだけなのは目に見えてるんだよね

保守の方が弱者に優しいでしょ?

他の話題いくらでも出していいんだけど、実際に問題を紐解いていくと、結局保守政党の方が弱者にやらしいんだよ

この現実を見てリベラルの人たちってどう反論するの?

やっぱり無視

チアプじゃダメだって言うけどさ

別のアイデアはないんか?

結局、非婚化晩婚化の支援はしていかなきゃいけないわけで、その中で確実に成婚に結びつくのはマチアプなわけじゃん

民間にもあるって言うけど、ヤリモクや業者パパ活まがいのことがまかり通ってるアプリも当たり前にあるなかで出会ったって恥ずかしくて言えないじゃん

もしダメだって言うなら対案出さないと

なんで、「女性上方婚指向」とか言っちゃうのかね

この人の書く記事少子化非婚問題であり、非婚化は経済問題であると指摘している点はいいんだが、

相変わらずどうして「女性上方婚指向」とか言っちゃうのかね

https://toyokeizai.net/articles/-/759984?page=4


ちげーって、経済力結婚相手を選ぶのは「男女ともに」だよ

女性年収で変わらないように見えるのは、結婚した『後で』仕事をやめる、仕事を減らす女性が多いからであって

それですら最近結婚しても仕事をやめなくなるから高収入女性の既婚率が上がりつつある。

はい、『男女ともに』所得額が高くなるほど、結婚した割合が高くなる傾向がある、とあります。これが現実です

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen09/kekka1-4.html

男女ともに、「400~500万円未満」で「結婚した」の割合が最も高く、所得額が高くなるほど、結婚割合が高くなる傾向がある

女性結婚相手自分より上の学歴収入を求めるのは、単に男女の平均収入格差があるから

そもそも上方婚下方婚というのは階級話題であって(眞子様小室さん夫妻のようなのをいう)、庶民同士で男の収入が高い程度なのは上方婚」ではなく同類婚、同格婚というんだ。

2024-06-09

anond:20240609111500

奨学金の返済が結婚を妨げ非婚化晩婚化につながっていることももっと注目されるべき

2024-06-08

非婚が先かニワトリが先か

タイトルは仮

結局ぐるぐるしててわからんなぁってなって書き始めたが、なにを書こうとしてたかすらわからんなった

ほんとに元々頭ポンコツだけど、若い頃の貯金でぎりぎり人並ちょい下ぐらいでやりくりできてたつもりだったんだが、

新しいことを覚える短期記憶が終わった 復習的な行動がなくなった 既にある記憶の引き出しが全然開かない

などで老化を実感しまくってる

anond:20240607115344

anond:20240607115344

えーと、元の増田東京都マッチングアプリについて、

経済力はあるが機会がなくて結婚できていない層には有効かもしれないという話をしているんだよ

なのになんで非婚化の解消が「弱者男女を結婚させる」になるんだ?

結婚できていない人の全てが「弱者男女」ではないだろう。

とことん不本意未婚者に対する非婚対策をする事が許せないらしくて呆れる

2024-06-07

anond:20240607181209

なんかすごい勘違いをしてるようだけど、引用した内容を総合して論理的に新たな知見を考察することは科学論文等では当たり前のことだよ。

せいぜい言えるのは「 新たに結婚した人間のうち、所得が平均以下の場合は、3人以上の子どもを作る可能性は低い」という部分までで会って、子どもを持つことを敬遠するというのは間違っている。

前提1: 婚姻率を改善させる政策によって新たに結婚する人の多くは所得が低い(所得の多い人は既に自力結婚している)

前提2:日本では子供を持つことを諦める理由として経済的理由支配である

であるならば、結論として、新たに結婚する人の多くは経済的理由理想とする子供数を持たない可能性が高いよね。婚姻率さえ改善させれば夫婦あたりの子供数は据え置きだから単純に結婚しただけ子供が増えるというのは、既に結婚している夫婦とは収入面の条件が違うんだから幻想だよ。結論部分を導くには前提部分が統計で示されていれば問題ないと思うけど、そうじゃないと言うなら根拠を教えてくれ。

せっかく婚姻率を改善しても新しく結婚する夫婦の多くは現在夫婦よりも少ない子供しか持たないし、婚姻率の改善をしたいのであればそういった低世帯夫婦支援する育児支援婚姻率を改善する施策と両輪で”少子化対策として”回していかなければ効果は発揮されづらいというのが主張なんだけど。

さらに言えば、元増田タイトルは「少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順 」であり、中身の主張もその通りであるのに、それを婚姻支援のみを主張していると曲解した上で否定してみせることによって、なんら有効根拠が示せていない「子育て支援が今後も有効少子化対策である」に説得力があるかのように見せると言う手口は、あまりにも酷すぎる。悪意を持ってミスリードを誘いすぎである自分でも無理があると思っているだろう? 仮に非婚化、経済対策、晩婚化対策がが有効でないとしても、少子化支援有効である証拠にはならないのは自明である

いや、なんで引用の大切さを解いておきながらタイトルだけなんだよwww元増田子育て支援経済対策しかなくて少子化対策には有効じゃないって本文中に書いてるけど。ちゃんと読んだ?

ちなみに指摘するか悩んだんだけど引用適当さについては元増田めっちゃ適当なんだよね、例えば、

実は出生率の低下が続くフランス 「N分N乗」は少子化対策有効

https://digital.asahi.com/articles/ASR2M0HYBR2LUHBI029.html

これタイトル無料部分だけ読むとフランスの 「N分N乗」政策有効ではないというふうに読めるんだけど、ちゃんと有料部分まで読むと寧ろ『経済支援だけではなく働き方とか多角的育児支援必要』という主張であって、元増田の『育児支援少子化対策にはならない』という主張とはあんまり関係がないんだよね。

統計を読むとは曲解する事ではない

出典を頑張って付けたのは良いが、統計曲解しているところに何一つ出典を見つけ出すことが出来なかった点に疑問を覚えなかったのか?

第三段落以降は一切出典が無いし、出典の3については全く出典の体をなしてない。ちゃんと読まれないと思って雰囲気で書くな。

貴方提示している事実以下の通りだ。

しかしそれに対してお前が主張しているのはこう

これが曲解以外の何だというのか。

せいぜい言えるのは「 新たに結婚した人間のうち、所得が平均以下の場合は、3人以上の子どもを作る可能性は低い」という部分までで会って、子どもを持つことを敬遠するというのは間違っている。

これは、大規模なアンケートにおいて夫婦が望む子どもの数が、概ね2~3で変わっていないことによるし、これが現在結婚できない層を結婚させると替わると言う主張にこそ根拠がない。

さらに言えば、元増田タイトルは「少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順 」であり、中身の主張もその通りであるのに、それを婚姻支援のみを主張していると曲解した上で否定してみせることによって、なんら有効根拠が示せていない「子育て支援が今後も有効少子化対策である」に説得力があるかのように見せると言う手口は、あまりにも酷すぎる。悪意を持ってミスリードを誘いすぎである自分でも無理があると思っているだろう? 仮に非婚化、経済対策、晩婚化対策がが有効でないとしても、少子化支援有効である証拠にはならないのは自明である

以下の行為を勧める。

現在はLLMがいい壁打ちの相手になってくれるので、このような妙な話を言っても相手うんざりさせることはない。

まずやってみろ。

anond:20240607124837

いうて昔は結婚できへんやつはほんまの一握りやったけど

非婚がどんどん増えてきたら寿命の長い奴も非婚側に入って来るやろ

anond:20240606122650

どうなんだろう

しろ

はいらないが子は欲しい

という非婚女性への支援

社会的偏見を無くすことが効果的に思ったりするけど

anond:20240607115344

非婚化は経済的理由というのがおかしいんだよな

現実的には結婚するなら固定費は下がるはずなので

経済的なことを考えるなら結婚して子供を産まないが最適解になるのでは?

経済的理由ってのは「なんかお金持ってないか結婚できなそう俺」って思ってるだけってことだろ

弱者男女を結婚させて都合よく子供が産まれると思ってんのか?

追記

結婚支援育児支援のどちらも実施すべきという結論元増田と同じ、という点について指摘を受けているが目的が異なれば当然実施する内容や施策評価する指標も変わってくる。

元増田の主張では育児支援少子化対策にはならず経済対策として実施すべきという主張なので、当然直接的な経済を刺激しやす施策を中心として実施され、経済指標評価対象となるのが自然

一方、少子化対策としての育児支援労働環境改善のような経済面では寧ろマイナスとなり得る施策も含まれる(理想子供数を持たない理由には育児労働環境も大きな割合を占めるし、元増田引用している記事の中にもその重要性について触れている物がある)し、当然評価指数としては夫婦当たりの子供数を維持ないし20年前の水準に改善していくことが含まれる。

anond:20240606122650

少子化の原因を非婚化に求めるのは分析が浅い

夫婦の平均子供数は大きく減少しておらず、非婚化が少子化の主因であるというのは特定統計だけを見れば間違いではない[1]。一方で非婚化によって結婚しなくなった、あるいはできなくなった層はどのような人たちなのか、また非婚化にも関わらず結婚しているのは誰なのかという点について考察しないのは片手落ちである

男性は未婚率と学歴収入の高さや雇用形態に強い逆相関の関係があり(女性場合学歴収入が高いと逆に未婚率が上昇するが男性ほど顕著ではない)[2]、つまり結婚できていない男女とは多くの場合経済的に困窮している男性経済的に裕福な男性と番えなかった女性である言える。日本では子供をもうけない理由経済的な理由を上げる夫婦が多く[3]、また世帯年収が高いほど3人以上の子供を持つ割合が高いことも明らかになっている[4]。よって弱者男女を結婚させて婚姻率を改善させたとしても経済的な理由から子供を持つことを敬遠する可能性が非常に高いと考えられる。

ここまで考察すると、そもそも夫婦の平均子供数の推移が大きく減少していない』というデータがどのような意味を持っているのか疑問に思えてくる。育児支援少子化対策文脈では『婚姻率が解消すれば少子化も解消する』という主張の根拠に用いられることが多い。一方で結婚できる男女は昔に比べて経済的に裕福なカップルに絞られているのだから夫婦あたりの平均子供数は増加しても良いように思えるが実際には微減であり、『経済的に恵まれた余裕のあるカップル結婚する世の中になったにもかかわらず平均子供数が微減している危機的状況』と捉えることもできる。

結論を述べると、少子化の原因は確かに非婚化だが非婚化の原因は雇用形態学歴等による経済格差の拡大であって、単に官製マッチングアプリ出会いを作って婚姻率が向上しても結局子供は増えない。というより、低収入弱者男性マッチングしたところで結婚できないだろう。

結婚支援育児支援少子化対策の両輪

日本では)男女の結婚経済的な余裕の両輪がなければ子供は産まれないと理解すべきである。また結婚できない理由の多くは経済的な理由なのだから育児支援先進国並みの補助を出して「結婚して子供さえ産んでしまえば生活はなんとかなる」という状態に持っていくことで婚姻率についても解消する可能性がある。

なお育児支援先進国フランススウェーデンでは理想子供数まで子供をもうけない理由として多数派なのは健康面や年齢などであり、日本でも同様の支援を行うことで経済的な理由による産み控えを防止することができる可能性がある[3]。

最近流行りの『育児支援少子化対策ではない』という主張はデータの上っ面だけをみた浅い分析しかないし、マッチング促進による婚姻率の解消で少子化解決するという見込みは甘い見立てと言わざるを得ない。多角的データをしっかりとみれば育児世帯への経済支援は今後も少子化対策の主軸の一つであり続けるべきだろう。

[1] https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=75505?pno=1&site=nli

[2] https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/hshiobara.pdf

[3] https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/13024511/www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/cyousa22/kokusai/pdf_zentai/s2_2.pdf

[4] https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400187301.pdf

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