はてなキーワード: 原発とは
ただし、その発言は「素晴らしい原案」だ。加筆する必要がある。
発電方法を変えるには大量の評価軸上でのトレードオフを考慮しないといけない。
考えるべき指標は「経済性」「環境負荷」「地政学的リスク(ロシアから天然ガス買いたい?)」「安定性(1時間くらいの停電で数人死んだりする)」「調整力(再エネは急な需要の変化を追えない)」などなど、すべてが誰かの利益を左右する。
さらに経済性ひとつとっても原発には廃炉費用がかかるとか色々考えることがある。
そして誰からも理解されない「調整力」について。1つ覚えてほしいのは「電気は貯められない」ということ。
貯める機構は揚水発電、HEMS(お家に蓄電池を置く)、SMES(地下の超伝導ループに電気を貯める!)とか実在する。しかしコスト面やら耐久性やらで必要な量は生産できていない。だから再エネ発電を新設するなら研究開発大量生産に投資してほしい。不安定な発電機が増えてもそれを上手く消費したり貯めて置くものがないと意味がない。
電力網の需給調整はシビアで、家庭への再エネ導入で予測できない供給が出現したので、クッソ辛くて当初の担当者はキレてたらしい。
貯めるか管理しよう。
そのシビアな需給調整や地政学のバランスを突っつくことになるのが電源構成の変更だ。
…と問われたときに、電気料金の値上げで暗に寿命が縮まった人の顔を想像しながら
「仕方ないですね。トレードオフなので。冬じゃなくて良かったですね。倍は死んでましたよ。福祉でカバーしましょう」
と言うべきなのだ。フリーランチはないので。覚悟を持って決断、発言しましょう。
政治だから、我々は残酷なスライダーを左右に動かすことしかできない。
全員を幸せにできるのは技術革新だけ。それには研究、開発、研究開発に死ぬほど金をかける必要がある。
で、君たちは投資しているか?IEEEで発表しているか?してないよな。しよう。
政治をしよう。浅い知識の押し付け合いではなく。勉強する気もなくて利害調整すらできない人々は、自転車置き場の屋根の色について話そう。
政治の話について例えば、安定度を低くすれば発電効率を上げることができる。けど、電気は止めちゃいけないし脱輪はフツーに事故で効率が悪いのであんまいじりたくないよねみたいな会話があったとする。これはちゃんと政治だ。当たり前なので誰も話さないだけで。
「東京の真ん中に原発建てられるのか」とか「あなたの家の隣に原発建ってもいいのか」
移民問題もそうだと思うんだよね。
上流階級の方々は移民が増えるイコール「勤め先に日本語もできる有能な外国人が増える」「家の近くに住む外国人が増えたとしてもある程度以上の収入があり、話の分かる人だ」とかに過ぎないんだろうけど、
理由としては
この国に不可欠な施設なら、なんでキチンと金かけて環境整備しないんだろう?
せっかく、電力逼迫とかで「電力で不自由するのは困る」って意識が沢山の人に植え付けられたのに、
どうせ今後一世紀ぐらいは総人口が減り続けて海岸平野部に土地が余りだすから、避難計画なんか必要ない原発はいくらでも建てられるのに。
原発村には寿命間際の老人しかいないのかってぐらい近視眼的な自滅策ばっかり選択するんだよな。
まぁ、原発の周りに住んでる人達はご愁傷様だけど、事故が起こらないことを祈りながら生きていって欲しい。
案外、ご愁傷様でもないのかな?
経済的な拠り所になってる原発が停止したままだといつ廃止になるか分からんから不安なのかな?
なくなったらそれこそ致命傷だから、どんなボロ施設でも無理矢理にでも稼働して欲しいのかな?
だとしたら既に地獄だ。