はてなキーワード: 電卓とは
1950年代生まれの親戚が、パソコンのキーボードやスマホの画面を「押してすぐ指を離すこと」が出来なくていつも長押しになるので、指を離さない理由を聞いてみたら、この動作をしたことがないと言われた。
そんなことある!? 楽器の鍵盤とかあるじゃん!? と思ってピアニカについてググってみたら普及は1960年代半ば以降ということなので、その人の小学生時代には触る機会が無かったようだ。(ピアノやオルガンも習っていない)
でも電卓やプッシュ式の固定電話使ってたよな……。あれって長押ししても1回の打鍵になるのか……?iPhoneのキーボードは指を離した時に判定されるけどそれと同じ? 手元にないから確認できなくてモヤモヤする。
って話だと思うんだよね〜w
106だか130だかを境にイキナリ扶養控除が無くなるとか税金やら社会保険料やらがドーンとかかるってのがいけない。
給与収入0円から106万円まで一定比率でなだらかに控除額が減ってく、みたいな仕組みにすりゃー良いじゃん。税や社会保険も同様に。
なんである金額を境にバッサリ切り分けられてるかというと、たぶんだけど、税金の計算をソロバンとか電卓とか人力でやってた時代の名残なんだと思う。
いまどきそういう計算はみんなコンピュータ処理だろ。給与額から控除額を計算する数式とか一個決めてExcelなりなんなりに任せれば楽々計算できるわけだから、なだらかなスロープにしとけよ、アホか!って思うw
・「暗証番号押してください」という電卓みたいなやつがある場合は暗証番号を押す
・「この紙orタブレット画面に名前のサインをお願いします」という場合はクレカ裏面と同じように直筆でサインをする
・「この端末にピッてしてください」という場合はクレカをかざしてピッてする
「(店員が裏でこっそりor誰かの悪意がたまたま自分に合致して)不正利用される可能性があり得るのではないか」という疑問に対する回答は「YES」である
なのでたとえ自分が使ってなくても毎月クレカの利用明細は確認し、身に覚えのない請求があったらクレカ会社に連絡し一旦止めてもらうという手続きが必須となる
クレカ会社は請求確定前なら「これ自分のじゃないので適当に捜査して犯人ぶっ叩いてください」と申告すればそれでノーカンになる
機械出力の納付書でもコンビニ収納ができるものと不可のものがある。
納付書は会計システムで出力し収納管理するものもあるが、各業務向け基幹システムで出力・管理するのが一般的で、会計システムとの整合は手動で図るものが多い。
もちろん各業務向け基幹システムはベンダがバラバラ。保守もそれぞれの部署でそれぞれの業者へ個別発注している。
紙伝票(=納付書の切れ端)を何度も何度も足しまくり、金を何度も何度も数えなおしても、合わない日がある。
多い日はプール。足らない日はプールから補填。それでも足らなければ責任者のポケットマネーで補填(責任者はそれが宿命だとあきらめている)。
客から預かったときも、保管容器に入れるときも、保管容器からおつりを出したときも、おつりを客に渡す前も、何度も何度も数えなおしている。
納付書は電卓で何度も何度も足しなおしている。
もちろん作業は一人ではやらない。
それでもうまくいかない。
まあ、私らの能力が低いというのはさておき。
会計システムが完全独立で他システムと連動していないという時点でもうおかしいと思うのだが(ごく一部、連動できる基幹システムもあるらしいが)。
納付書をなるべく統一して、郵便局みたいなPOSレジを各出張所に置く、くらいのことはしてほしいなぁ…
目に見えるコストは払いたくない(気がつかない部分にコストがかさんでいることに気づかない)のはもう仕様だからなー。。。
最初はExcelで比率の計算式がわからないと言っていた、わかるよ~難しいよね~と相槌を打って流した。
次に小数点の計算で分からないといった、Excelを使わないタイミングで、普通に電卓が手元にあって、紙にはご丁寧に筆算の形で書いてあって。
怖。
様々なバックボーンがある可能性について考えを巡らせ、それとなく聞いたけど特になにかあるわけではないらしい。得手不得手は誰しもあるからと思っても全体的に、なにもかも、分からないらしい。
怖いから距離を置こうと思った、だって彼女のパフォーマンスで私の賃金が上がる立場ではないし。
最適解だと思ってる、近寄らない選択は私の権利だとも思う、でも隣なんだよな~~~
独り言もすごい、誰の話も聞かずに落書きしててすごい、みんなで雑談してるときの発言もズレててすごい。服装もすごい。私に話しかけるときのテンションもすごい。ヤバい。エグい。怖すぎる。
この仁義なき戦いはいつもデスクを片づける側の敗北で決着が着く
休み前にどれだけデスクの上を綺麗に、メモ帳・電卓・ペン立て・電話で抑えても
二日も休むとキーボードが見えないぐらい書類が山積みになる。中間管理職でもないのにいつも休み明けは書類がまみれている
しかも物によっては、「これ、俺が目を通す必要ある?」という書類までなぜかまとめてぶちまけてある
そもそも許可は俺じゃなくて上長、つまり上司が出すのであって俺じゃないし
まず書類の書式上、俺が押印するスペースは無い。つまりいちいち俺に回すのではなく直に上長に回せ
あと何でもかんでも俺のところに書類をぶちまけないでほしい
俺は有給でも同僚が居るのだから、同僚に回せばいいのにどうして有給で居ない俺のデスクに必ずぶちまけるのか
うちの部署が押印できるスペースは2箇所しかないし、その内1箇所は上司が押印するのだから残り1箇所は誰が押してもいいはずだ
「お前も目を通しておけ」と言わんばかりに置いてあっても
長らく上がってない賃金。
教育水準の低下など。
挙げだしたらきりがないんだけど、それらを全てを政府のせいにするのは違うよね。
日本が没落した根本の原因は、付加価値が高い、利幅が大きい商品を、国民が作れなくなったからだよね。差別化できない生産性が低い商品ばかりだから、労働コストを削るしかないってだけ。アメリカはIT化で、産業構造を変化させて勝者になったわけだけど、一方で、日本は電卓作ってりゃ、そりゃ儲からんでしょ。今もアメリカは電気自動車で、一気に産業構造を変えようとしてるのに、ガソリン車使ってるんだよ、ずっと間違えてるよ。例え話だけど、電卓を作っておいて、なんで給料が上がらないんだ!日本政府は何してるんだって言われても、日本政府は何もできないよね。
高度成長の時は、一目散に産業構造を変えてったわけで、それを変えてきた人たちには頭が上がらない。一方でただそこにあぐらをかいて、大企業に入れば安泰って人が大概で、何かを変えてやろうとかって気概が無くなったから、こんなことになってるんじゃないのかって思う。それが何十年も続いてたら、産業が硬直化して、他国にいつかは真似されて、コスト競争の波に飲まれるんだよ。それが今だからね。
これを全部政府のせいにするのは無理があると思うな。結局は国民全体のモチベーションが低下して、今あるパイを食い合おうとするから、全員で貧しくなったんじゃないかって思う。結局、国民の大半がみんなそんな考えだから、政治家もそういう政策しかしないんだよ。それが票を得るからね。
経済のゲームで、政府ってメタゲームみたいなもので、当のプレイヤーのモチベーションがないのに、どうやって政策を作るのって思う。ニワトリ卵問題かもしれないけど、民主主義って卵が先だよなって思う。それが基本原則じゃないと。
だから、今の状態にあれこれ文句を言うのは良いけど、自分らはそれなり努力してきたのかって問いたい。文句を言うことは別に構わないけど、ニワトリ卵で言う、卵の方、メタゲームでいう、当のプレイヤーの方の問題も考えないと、結局は何も変わらんだろうなって思う。
問題視する人:
問題視しない人:
これは、SYNODOSに掲載された田中辰雄氏の記事( https://synodos.jp/opinion/society/27932/ )
の図4と図5から抽出したもの。それぞれの特徴が意見にどれくらい影響するかは、記事に当たってほしい。
なお、#をつけた項目は統計的に有意ではない数字によるものだけど、参考までに載っけとく。
「放送禁止用語やポリコレが言論・表現活動を萎縮させている」「差別発言、ヘイトスピーチ、天皇侮辱表現も規制・禁止すべきではない」「反日的な発言、下劣な発言も社会的に許容されるべきだ」「言論には言論のみで対抗すべきだ」などの意見に賛同するかどうかをいう。
言い換えると、言論や表現に法的規制はもちろん自主規制もすべきでないし、社会的配慮も不要と考えるか、十分な理由(社会正義)があるなら一定の規制・配慮はやむなしと考えるか、かな。
男性は[女子高生の表象を「性的アイコン」と捉えがちで、]「萌え絵」=[男性目線のいやらしさを含んだ]漫画・アニメ調の絵に慣れているため、「萌え絵」広告にも違和感が薄く、容認的である。年齢が上がっても意見はそれほど変わらない。
女性は[女子高生の表象を「子供時代のかつての自分」と捉えがちで、][一般的な漫画・アニメには男性と同様に触れていても、]「萌え絵」に触れる機会が少ないためか、「萌え絵」広告には違和感を抱き、批判的になる。また、年齢が上がり、女子高生との年齢差が大きくなるほど[高校生が子供に見え、]批判的になる傾向がある。
※[ ]の中は、仮説のための補助線的な仮説。
男性目線のいやらしさを含む「萌え絵」が今後、より一般的になる(=日常風景に溢れ、女性向けの作品にも女体の強調表現が増える)場合は、男女とも慣れ、現在よりは容認的になる。ただし、クリエイター層は「萌え絵」広告に批判的な傾向があるため、日常風景や創作作品に「萌え絵」が広がるかは消費者の需要による。
また、現在の若年層女性が将来年齢を重ねると、未成年を描いた「萌え絵」に批判的になる可能性がある。
田中氏は調査の生データを持っている。記事には記載されていない判断材料があるのかも。増田は生データを持ってない。SYNODOSで調査結果の記事を読んだだけ。
田中氏は男性のデータを考察に使用せず、全体のデータと女性のみのデータから結論を出している。増田は反応に男女差が大きい理由が気になったので、男性のデータと比較しながら考察した。
考察の流れについては
https://anond.hatelabo.jp/20220426233859
https://anond.hatelabo.jp/20220427230024
あとこれもついでに
https://anond.hatelabo.jp/20220428000622
藁人形叩きはあまりうまくないってことと、社会調査は便利で楽しいよってこと。
自分と意見が異なる人の像はよく見えないので、ステレオタイプを投影してしまい、反論はしばしば藁人形叩きになってしまう。
たわわ広告を問題視しない人には、問題視する人が「オニババみたいな顔で若い女の子を苛めている性嫌悪のクレーマーオバサンフェミ」に見えているかもしれない。
問題視する人には、問題視しない人が「女の子の身体を舐め回すように視姦してるロリコンの変態非モテオタク」に見えてるかもしれない。
でもそれが本当の姿とは限らない。
最初に挙げた特徴は、あくまでも統計的な傾向なので、個々の人を見ると外れてることも多いはずだ。殆どに当てはまっていても逆の意見だということだってあり得る。
ただ、様々な属性の人が問題視したりしなかったりしてることは分かると思う。
「漫画が好きじゃない未婚男性」「自分でも漫画やイラストを描いている既婚女性」「漫画のことはよくわからないが、年頃の娘のいる既婚男性」のどれなのか、
問題視しない人が
「漫画が大好きでよく読む若い女性」「漫画のことはよく分からないけど、アイちゃんと同世代の娘がいる女性」「漫画が好きだし、自由を重んじたいと考える男性」のどれなのかなんて、透視できないよね。
ステレオタイプな藁人形を攻撃したって、反論したい実際の相手に届く訳がない。
社会調査や統計は、ステレオタイプを壊す助けになる。何より、あーでもこーでもと考えるのはとても楽しい。
田中氏の調査結果について、より妥当な解釈をされた方は、ぜひシェアしてほしい。
田中氏の記事の図2(全体。n=3154)・図3(女性のみ。n=1585)では、単に問題視するか否かではなく、たわわ広告を見てどういう意見を持ったかを少し細かく聞いている。
男性のみ(n=1569)の割合やグラフが記事内になくて不便なのだが、その他の数字から逆算して、以前の増田で簡単な表にしたので、再掲する。
ちなみに計算は電卓と紙でやったので、どなたか検算してくれるとありがたいです。
意見 | そう思う(女) | 思わない(女) | そう思う(男) | 思わない(男) | そう思う(全体) | 思わない(全体) |
1.男性目線のいやらしさを感じる | 45.6% | 43.9% | 22.5% | 68.2% | 34.1% | 56.0% |
2.新聞広告としては不適切 | 34.8% | 50.5% | 14.7% | 71.8% | 24.8% | 61.1% |
3.女子高生を性的に扱っており問題 | 32.1% | 54.8% | 13.8% | 74.7% | 23.0% | 64.7% |
4.はっきり言って不快 | 23.5% | 64.8% | 5.8% | 83.1% | 14.7% | 73.9% |
5.性的な要素はあるとしても問題ない範囲 | 52.1% | 36.7% | 64.2% | 25.8% | 58.1% | 31.3% |
6.女の子が可愛くて素敵 | 50.4% | 38.1% | 64.7% | 24.8% | 57.5% | 31.5% |
7.全体として表現の自由の範囲 | 46.8% | 41.4% | 63.5% | 27.9% | 55.1% | 34.7% |
のそれぞれに、価値観と漫画・アニメ調の絵に対するリテラシーが反映されることで、
「問題ない」派の中には
「どこが性的なの?こんなん全然エロくないじゃん。露出も少ないし」
「性的で不快だが、未成年の性的な表現であれ、表現の自由の観点から広告規制はすべきでない」
という人たちが共存し、
「問題ある」派の中にも、
「エロカワで好きな絵柄だけど、この子制服着て通学カバン持ってるし、中高生でしょ?子供じゃん。子供のエロカワな広告を堂々と新聞が載せるなよ。しかも何のつもりだよ、このボタン」
「いやらしい。大きな胸して、はしたない」
「性的な絵はちょっと……いきなり人前では見たくないかな。朝、電車の中で見てびっくりしちゃった」
「漫画などという低劣なものを日経新聞ともあろう大メディアが。ふざけとるのか」
という人たちが同居している。
繰り返しになるけど、藁人形叩きはうまくない。無駄な悪感情の応酬になるだけだ。
せっかく俗世のしがらみなく、様々な他者と意見交換ができるネットにいるのだから、藁人形だけじゃなくそれぞれの意見に目を向けてみないか。
※漫画・アニメ調の絵に対するリテラシー(表現の読解力)と、男性からの性的視線(male gaze)を感じ取るセンサーのようなものは、一部重なるにしても異なるものだと思うけど、田中氏の問題意識から外れていたのか、それぞれの影響を今回の調査項目では測定できない。意見の男女差とクリエイターの傾向が考察材料にはなる。
「で、お前は『どっち側』なんだよ?」と、敵か味方かが気になる人もいるかもしれない。『どっち側』かは、以下に書くことで自由に判断してください。自分としては、別にナントカ陣営に属しているつもりはない。
改めて、これほど興味深い調査結果を無料で公開してくれた田中辰雄氏に感謝したい。
https://shin-fedor.hatenablog.com/entry/2022/04/24/220716
の真摯な長文には感銘を受けた。増田という匿名スペースからの言及になり、失礼。
だいたいいつも投稿ボタンを押してから書きたいことを思いつくんだよな。
女子高生の表象は男性にとって「性的なアイコン」とされがち、と書いたけど、小学生とは扱いが違うということ。
ランドセル背負って黄色い帽子かぶった女の子の、洋服の胸の部分がぱつんぱつんではち切れそうな様子を高い画力とこだわりで たわわ)) に表現されたら、その漫画が新聞で全面広告されたら、違和感ないかな。
それは、小学生は性的な存在という意識が一般的ではないからだと思う。昔、というか女子高生ブーム以前は、高校生もそうだった、と思う。
それが表象の力ってやつ。
マニア向け?としては、90年代に身体はオトナ♡な女子小学生のソフトエロコメもあった記憶はある。石川さんという漫画家の「よいこ」。あれが日経の全面広告になったらビビる。
現代なら題材的に、青年誌では難しいかもしれない。女子小学生表象が当時一般的な性的アイコンだったからではなく、田中氏の表現だと「ジェンダー論の広がり」によって、「身体だけオトナ、頭脳と心はまだ子供の女子小学生が繰り広げるちょっとエッチなコメディ漫画」、普通は性的な存在とは見なされない女子小学生を性的に見ることのギャップがギャグで済まない方向に、社会は動いたと思う。
※言うまでもないが、絶版にしろとかそういう主張じゃない。「昔の漫画」として読まれるのでなく「今の漫画」として始めるリスクを一般青年誌は取らないだろうということ。漫画は今でも入手可能だと思う。
「オタク」の変質はあるように思う。
黎明期のオタクはリテラシーが高く、創作や批評・評論をものしたものと記憶している。現代のオタクは、リテラシーがさほど高くない消費者の割合が高いのではないかと……。批評・評論を難癖・攻撃と捉えてしまうようなタイプの。
https://togetter.com/li/1878738
興味深い話があり興奮してしまった。
https://anond.hatelabo.jp/20220428103925
既往研究では化学物質等の危険なものについて、子供の有無に関係なく30代から40代の女性が他の属性よりも危ないと感じやすいという一般的傾向が確認されている
「7セグメントディスプレイ」とは、デジタル数字のフレームのことね。
子供の頃から、暇だと適当な数字を思い浮かべて計算して遊ぶ習慣がある。
障子の桟(さん)の部分って、みんなもじっくり見てみてほしいんだけど、見てるとだんだん四角同士の結合がほぐれてきて、7セグメントディスプレイがいくつかある状態に見えてくる。
なので、私の場合、障子の桟に浮かんできたその7セグメントディスプレイに、思い浮かんだ数字を電卓のように当てはめて、足したり引いたりして遊んでいたのだ。
というか、大人になった今でもそう。
法事とかで和室な空間に居て暇してると、つい数字が見えてきてしまって、勝手に足し引きして遊んでしまい、他人の話から(というか、例えば法事自体からも)意識が飛んでしまうことがある。
これって、私だけなんだろうか。
そもそも、暇だから計算して遊ぶという概念自体が誰にもわかってもらえない(計算が遊びのカテゴリーに含まれるのが信じられないらしい)みたいなので、増田に書いて、共感してくれる人を募ってみたりする。
ホンダのASIMOが日本科学未来館を卒業するって言うニュースがホッテントリ入りしてて、“ASIMOを作れていた頃が、日本の製造業が一番輝いていた時期なのかも”ってブコメがついててそこその星が集まってんだけど、ああ、本当に日本の製造業が輝いていた時代を知らない世代が増えてんだろうなあ、と、なんだな切なくなった。
1970年代後半から80年代は、本当に日本の製造業が一番輝いていたんだよ。
ニコンやキャノンの一眼レフがドイツのカメラを市場から追い出したんだよ。
“コイツのせいで俺たちの仕事を奪ったんだ”と日本車がアメリカの労働者に叩き潰されたんだよ。
イヤホンでどこでも一人で音楽を聴くという、それまでなかった音楽の楽しみ方をSONYが広めて、“ウォークマン”なんていう、明らかな和製英語が英語として字書に収録されたんだよ。
ビデオデッキやビデオカメラは、日本企業同士の規格争いがそのまま世界のデファクトスタンダードを決めてをきめて、世界シェアの9割を日本が握ってた時代もあるんだよ。
“電子立国日本の自叙伝”なんていうドキュメンタリー番組が人気になって、半導体もバンバン作ってたんだよ。
あれは、“でも、でも、まだこれくらい夢のある技術がまだあるもん!”という、燃え尽きる前の最後の輝きみたいなもんだろ
今も残ってるのは車くらいか。
電卓もカメラも時計もウォークマンもビデオも、スマホ一台で事足りるようになっちまった。
今更ながら、なんでこんなことになっちまったんだろ。
タイピング自体はまあまあ早いんだけど、なんかそれだけって感じ
特に関数で集計した数字を信用してないのがよく分からない。手入力する部分はヒューマンエラーが起きる部分だから、チェックするのは分かるけど
自動で集計される部分までいちいちチェックするのは目的が全く分からない。一度だけ理由を聞いたけど理解不能すぎて忘れた
会計ソフトのフィルターとか、集計機能を使わないのもよく分からない
例えばコピー用紙を毎月どれぐらい買ってるか、会計ソフトから絞りたい時に「消耗品費」や「現金(預金)」で探すと
関係のないものまで出てきて邪魔だから、摘要や取引先名で絞れば効率よくコピー用紙をどれぐらい買ってるのか分かるのに
一度見かねて「こうやって複数の条件を設定してあげると絞り込めますよ」と教えたが全く理解できていなかった
その割に本人は、やれクラウド化しろだの電子決済がなんだのと言っている。まずは手元にある会計ソフト使いこなしてから文句言えばいいのに・・・
売掛金の管理だってそう。せっかく取引先でソートできて、なおかつ金額の集計も会計ソフト単体で出来るのに、いちいち電卓叩いて計算してる
答えは簡単だ。
「マクロが機能するようなPCになったらマクロが組めないオッサンは排除されるから」である。
要するに「マクロもロクに組めないようなボンクラが自分たちの無能さを隠し切るために意図的にボロイPCを買っている」なのである。
実際に選定担当者が「このPCだとエクセルやワードはどの程度早くなりますか」と聞いて「ギリギリ動くかどうか」という証言が取れることが購入条件となる。
もしも「バリバリ動く」と返ってくれば過剰な機能を持っているとしてランクを落としていく。
「全く動かない」と返ってきた場合は、ランクを若干上げるが、これはPCが完全に動かなくなると機種変更がされてしまい次の機種は高機能になるリスクがあるためだ。
OSが更新されるまでならギリギリ使えるラインのボロイPCを納入させ、それによって職員のPCスキルが業務処理能力に与える影響に見え見えの天井を設けた状態を維持するのが調達担当者の仕事なのである。
これは組織の上から下まで幅広く伸びるPCオンチネットワークにより支えられ、彼らは日夜職場のPCの性能がゴミになることを願いながら神経を尖らせているのである。
なぜそんなことをするのか?
根源の理由は2つで、1つは「公務員の業務はぶっちゃけ自分たちで勝手に増やしているものだらけなので、上の人間が減らそうと思えばかんたんに減らせるから」。
もう1つは「どんなに非効率的な仕事をしても結局クビにならないなら仕事をしてるフリだけ出来るのが一番いいから」である。
ぶっちゃけ「マクロを頑張って組みました。これで早くなります」を評価するようなコスト意識は公務員の中で出世できるような奴にはない。
彼らは「必死に電卓で計算しました」「手書きできれいに書きました」を評価するのだ。
努力をしなくなった結果無能になるが、無能であることを後輩に見抜かれて「このオッサン、ゴミだな」と睨まれるのだけは我慢ならない。
それでお互いが得する構図の維持を両者が望んでいるのでWIN-WINなのだ。
国民も実は損をしていない。
どうせ公務員にまともなPCを与えても、彼らはそのPCで効率化できたのと同じ量だけ無意味な仕事を増やして仕事をしたフリをしたがるのだから。