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はてなキーワード: 公用語とは

2017-10-14

anond:20171014135752

エストニアの人もそうだし。メイさん?もそうだけど。

日本とは違うらしい外国で素晴らしい環境享受しているくせに。日本語でばっかり発信し英語公用語では殆ど発信せず、日本人に向けて石をぶつける事ばかりに熱心な人には本当に胸糞が悪い。地元の人との素敵な日常生活の話も極めて少ない。彼らは日ごろ何して暮らしているんだ?リアルが充実しているなら、クソみたいだと彼らがいう処の日本欠点なんてどうでもいい事だろう。ダンゴムシを突っつくような真似をしている人を誰が尊敬すると思うんだ?自分の事を彼らは地元友達になんて紹介しているんだ?「一日の多くの時間出身国悪口を書く事に費やしています」とでも言っているのか?そんな事恥ずかしくて言えないだろう。恥ずかしくて言えないような事を続けている事に自覚的になってほしい。

2017-09-23

anond:20170923005529

日本に関してなら、日本社会破壊するよりも、日本語公用語とする新しい共和国を作ったほうが早いような気がする。

モダン社会制度設計してね。そうしたら若い人や意識高い人は勝手に移動すると思う。

まぁ土地がないんだけどね。バーチャル国家みたいなノリでやってればいずれ土地がなんとかなったりして。

2017-09-22

言葉コントロールする国家機関があってもいいのでは?

https://anond.hatelabo.jp/20170921112438

元増田だけど別の似た話題

 

国ってもう少し言葉に関して先導してもいいんじゃないかと思ってる

例えば誤用されている言葉統計を出すばかりじゃなく

使い方の指針を出すとか

試しに新しい言葉を作ってみるとか

カタカナ語が定着しかけた時に、きちんと意味の整備をするとか

 

たぶん、公用語複数ある国だとこういうのやってるんじゃないかなと思うんだけど

日本日本語最強すぎるからか、自然に任せてる感じあるよな

でも言葉意味っていうのは非常に構造的だから自己組織化だけじゃ上手くいかないこともあるんだ

(一国で制御不可能英語でも同様の現象は起きてる)

 

もちろん言葉というものは皆が使い、皆が生むものから完全な制御不可能だが

現状の、国や辞書分析立場だけではなく、リードする立場になった方が少しは混乱が減ると思う

今だとそういうのはネット公表できるしね

 

ある若者文化で作られた、使い勝手言葉があったとしても、コミュニティの断絶があるから老人までは伝わりづらい

そこで参照する信頼できるものがあると便利だし不安がない

意味の探り合いをする必要もない

 

_

 

期待したいタスク

・今年の新用語解説

誤用頻度の高い言葉対策方法解説

新語提案

新語の定着率(レベル分け、公的場所使用できそうか)

・推奨する言葉意味

・推奨する文法

パブリックコメント収集

 

もちろんやろうと思えば民間もできるが「推奨」「基準作成」が難しい

2017-09-18

私の家族在日家族

私の母親在日ドイツ人三世である

祖父叔父在日ドイツ人

祖母祖父結婚した際に夫婦別姓は…という祖母実家意見ドイツ人になった。

祖父戦争捕虜日本に来て、日本人の曾祖母結婚

以降ドイツの土を踏むことなく沢山の子供をこさえて日本で死んだ。

当然曽祖父は1度もドイツに帰らなかったので、祖父も母も叔父日本まれ日本育ちのドイツ人である

全員インターナショナルスクールに行ったので英語は喋れるが、ドイツ語徴兵ドイツに行きドイツ系会社就職した叔父以外喋れない。

選挙権は誰も持っていないが、商売をしていた家なので税金は人より多く収めたし、祖父米寿を迎えるちょっと前までその商売職人として働いていた。(米寿を迎えた今もあまり病院の世話にもならず、元気にビール350ml毎日飲んでいる。)

家族公用語は勿論日本語(難しい単語英語である

日本人ではないが、私の家族は100年程日本暮らしている。

国籍は違えど、わたし家族は生まれ育った日本への誇りをもち、産まれてもいない自分たちルーツドイツへの誇りも持っています

さて、特定在日外国人を忌み嫌っている皆様

正直目に余る事もたくさんあるのは事実だけど、国籍在日に関して無条件に差別ヘイトするのであれば、うちのような家族も仲間に入れてくださいね

うちの家族も無条件に差別ヘイトするならほかの在日外国人への差別ヘイトも立派な主張になると思うんですが

正直あんまりされないんですよね。

変わらない在日家系なんですけどね。

全てを助けたいなんてアホみたいな事は思ってないんだけど

なんかモヤモヤするんですよね。

2017-09-12

5分で読めないカタルーニャ情勢の補足

5分でわかるカタルーニャ問題増田です。すごい伸びててビックリしました。増田ブクマ四桁行ったのなんて初めてです。みんなカタルーニャに興味あるんやな……!

https://anond.hatelabo.jp/20170910082231

ということで、補足説明の補足に来ました。

sgo2 東京税金地方にばら撒かれるのはうんざりから独立する!と言ったら他県民がどう思うか考えれば、スペイン中央政府辛辣なのも多少は理解できるかと。(その辺差し引いても愚行とは思うが)

その喩えでいうなら、東京はたくさん税金を払っているのになかなか高速道路は作られないし老朽化した鉄道しか走っていない、しかもどちらも他の地方では整備されているのに、という状況なんですよね(近郊電車整備計画実施率はマドリードがほぼ100%バルセロナでは10%以下)。

さらに、法律では介護費用中央政府自治州が均等に負担することになっているのですが、2014年度のカタルーニャ自治州拠出額は9億ユーロを超えるのに対して中央政府は2億ユーロ弱。2015年度のカタルーニャへの文化予算は凍結されたのですがプラド美術館への予算は増額。最も視聴率の高いカタルーニャ語TV放送局廃止対象として名前が挙がっています(この辺、詳しくは参考文献にある奥野良知「カタルーニャでなぜ独立主義が高まっているのか?」38~40ページを参照してください)。

仮に日本でこんなことされたら都民が怒っても許されるのではないかと。

mahal しか徴税権の上前問題ぶっちゃけバレンシアラマンチャアンダルシア辺りから見ても「ヤツら俺らより金持ってるやんけ」みたいな感情とかはありそうなのが、また難しそうな。

実は2006年カタルーニャ自治州自治憲章は、中央政府だけではなく、ムルシアラ・リオハアラゴンバレンシアバレアレス諸島の5自治州から違憲だとして提訴されていますムルシア自治州ラ・リオハ自治州はご承知の通り1県だけで1自治州構成しているところで、何やら思うところがあったのかもしれません。バレンシア自治州バレアレス諸島自治州というカタルーニャ語圏に属する自治州から提訴されてるのは、カタルーニャ自治州独立運動が単純に言語だけに根ざしたものではないことの証明といえそうです。アラゴン自治州は州内にアラゴン語という少数言語を抱えていますが非常に規模が小さく、むしろカタルーニャとの州境沿いに広がるカタルーニャ語勢力の方が強い州ですね(州としての多数派言語スペイン語)。要するにカタルーニャ隣接する全ての自治州から違憲だと訴えられてることになるわけで、ご指摘のような要素は間違いなくあるだろうなと。

shoot_c_na こういうアプローチだとカタルーニャ可哀想だろうが、視点変えたら「貧乏人の面倒をもう押し付けられたくない。中央が取り立てるから習い事が続けられない」にもなるので、憤る前に深呼吸した方がいい

スペイン語という習い事カタルーニャ人押し付けているのはスペイン政府の側なのですがそれは。

スペイン語を「学ぶのが当然」、カタルーニャ語を「地方しか通じない特殊言語で学ぶ必要特にない」扱いする態度こそがカタルーニャ人の怒りを買ってきたわけで。

IkaMaru そこまで経済力のある地方を懐柔するのでなく抑圧して怒りを買うって、善悪別にしても政治のものがヘタクソすぎないか

これはもう統治技法問題じゃなくて、国民党(や市民党からしてみたら国家のあり方の根幹に関わる問題なので、妥協できないんだろうなーと思います。彼らからすれば憲法無視国家統一破壊する暴挙を阻止しようと懸命なのでしょう。

hahiho これ中央政府側もカタルーニャに甘い顔した奴は失脚一直線みたいな空気感すごそう

ていうか、スペイン中央ではけっこう反カタルーニャ雰囲気が強いんですね。彼らにはカタルーニャ要求が反スペイン的なものに見えていて、カタルーニャへの反感が政治家だけでなく市民レベルでも見られるっぽいんです。正直それがどの程度「ふつう市民」の感覚を反映しているかは疑問ではありますが、与党国民党の台頭にあわせてそういう風潮も増大したとか。

もちろんカタルーニャ側もけっこう強引なことをやってたりするんですが、それでもカタルーニャ民意をそれなりに反映しているわけです。独立派独立するかどうかは別にして住民の声を聞くべきだよね派で議会のかなりの数を占めていますし。ところがマドリードの側は「一部の煽動政治家によって国家分裂が試みられている」という認識なんですね。これは話通じませんわ。

あと、分離独立ということで、カタルーニャ独立運動フランス国民戦線みたいな国粋主義的・排外主義運動だと誤解する人も結構ます。実際には既に指摘したように移民出自独立に賛成している人も大勢ますし、普段スペイン語生活してる人の中にも独立派がいますし、そもそもカタルーニャ独自ネーションと認めないのってスペイン国主義以外の何物でもないと思うんですが。カタルーニャ移住した子どもが無理やりカタルーニャ語を学ばされている! と憤るスペイン人も多いようです。自分たちカタルーニャの子どもにスペイン語を学ばせていることは気にならないみたいですね。

以下のような体験をした人もいて、割とナチュラルカタルーニャ人のことを下に見てるカスティーリャ人って多いんだろうなぁと。

これに関して、「みんながカタルーニャのこと悪く言うけど、実際に住んでみたら全然違うじゃん!」という内容の動画ようつべで人気になってたみたいです(上で挙げた論文の注9で紹介されています)。

https://www.youtube.com/watch?v=M14ebPJ-AtM

こちらの論文も参考になります

  • Kathryn Crameri, “Anti-Catalanism, Moral Panics and the Catalan Language: The Case of Ciudadanos de segunda,” Journal of Iberian and Latin American Research, vol.21, no.2 (2015)

atahara なぜそんなにカタルーニャには、民族的アイデンティティがあるのか?という辺りに興味がある。例えばフランスも強力に言語統一して、国を維持してるよね。イギリススペインよりうまくいってないし。

いや、フランスバッチリ少数言語アイデンティティは残ってますよ。公用語としての地位こそないですが、オクシタンでは地名の二言語表記なんかもされるようになってますし、フランス領バスクではバスク語が話されていますし、ブルターニュではブレイス語を公用語にしようという主張が昔からあります。そしてコルシカ島では第2次世界大戦後に分離独立主義者テロが絶えなかった時期がありました。かつて少数言語絶対認めないマンとして有名だったフランスですら、最近地域語の存在を徐々に認めるようになってきてます(まあ、それでも地域公用語にすら指定してなかったりするので、かつての面影は健在というか)。

ちなみに欧州の少数言語Wikipedia作りが盛んで、バスク語オック語などの有名どころだけじゃなく、コルシカ語版(https://co.wikipedia.org/wiki/Pagina_maestra)やピカルディ語版(https://pcd.wikipedia.org/wiki/Accueul)のWikipediaも作られてますね。

参考文献はこちらです。

stet "逆に言えば、それ以外の言語を使う「義務」を州が課すことは違憲"ここの論理おかしいと思った。後段を見ても「それ以外の言語のみを「義務」とする」のが違憲ということでは。

私もこの辺の法律論争は詳しくないので、具体的にどういう理屈違憲とされたのかは参考文献で挙げた『現代スペインの諸相』を見てほしいのですが、たぶんこれは「知る義務」との兼ね合いじゃなくて「使う権利」の方に引っかかってるんだと思います。「カタルーニャ語を使う義務」があったとしたら、それは「スペイン語を使う権利が侵されている」ということになりますよね。

anus3710223 仮に独立した際、ビルバオ処置は如何に/いいまとめ。元々カタルーニャには興味あったので、参考文献読んでみたい。

mrescape 独立したらリーガバルセロナとかビルバオも脱退なのか?それだけはやめてほしい。アメリカMLSにもカナダのチームあるよね?そんなイメージ

ビルバオバスク自治州のチームなので、今回の住民投票カタルーニャ独立宣言しても問題なくリーガ・エスパニョーラには残れますね……。バルサに関しては、スペイン側が「リーガには参加できない」と言明してたような。カタルーニャ共和国リーグを作るか、あるいはリーグ・アンに参加するか、になるんじゃないかと思いますhttps://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20151028/364245.html)。まあ、もしリーガ側が計算高ければ、独立が確定して覆せなくなった段階で残留してもいいとか言い出す可能性もありますけど。

gomaaji バスクはかなりの自治権を認められて停戦したのかなとぼんやり思ってたが、これを読むとバスク自治権なさそうで、あちらの解説もお願いしたい。

whirl 5分でわかるバスク地方もお願いしま

バスク自治州ナバラ自治州自治制度に関しては

が詳しく説明してくれているので、ぜひ読みましょう。かなりオススメです。

yogasa 権限委譲をしてしまっているのと教育なのかな。それと比べると本邦はおおよそ全ての国民47都道府県単一民族と思ってるだろうし統治成功しているんだなあ

いやだなあ、日本にもあるじゃないですか。選挙で示された県民民意中央政府にガン無視され続け、県民の怒りを逆撫でするような政策発言ばっかりされている、独自文化歴史を持つ県が。

最後

「5分じゃ読めない」って反応だらけだったの何なの!? ちゃんと5分でわかるまとめパートと補足説明パートは分けてたでしょ!? はてな民、読解力だけは信じてたのにがっかりだよ!1!!!

2017-09-10

5分でわかるカタルーニャ住民投票独立問題

このへんの話。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011129891000.html

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170908/p2

事情に詳しくない人からすると「なんでそんなにカタルーニャは熱くなってるの?」って感じだろうと思うので、簡単に解説したあとで補足説明をつけます。

5分でわかるまとめ

補足説明

背景を説明するためには、時代をいっきに40年ほどさかのぼ必要があります

1975年に、スペイン総統フランシスコ・フランコが亡くなりました。その結果スペイン王政復古し、現国王の父であり当時国王だったフアン・カルロス1世のもとで民主化への道を歩んでいくことになります。この王様、退位前の数年間はひどく評判が悪かったんですが、民主化に反対する軍将校が起こしたクーデター鎮圧したことで即位直後は民主化守護者としてたいそう人気がありました。ちなみに現国王のフェリペ6世は当時10歳にもならない子供だったので深夜に行われた国王クーデター首謀者との会談の席ではおねむだったのですが、船を漕ぐたびに「おまえは王様になるんだから王様のつとめをよく見ておきなさい」と父君に優しく揺り起こされていたそうです。なにそれ萌える

閑話休題。このフランコ政権ですが、典型的な「スペイン単一民族国家だもん!」派の政権でした。彼が在世中はカタルーニャ語バスク語をおおやけの場で用いることはひどく抑圧され、内戦前のカタルーニャ州政府首脳陣は殺されるか投獄されるか亡命するかという感じでした。そのフランコが死んだことで、亡命州政府トップスペインに帰国し、民主化が進展します。このときフランコ体制下で抑圧されてきた「スペイン多民族国家になるべきだもん!」派が一気に声をあげはじめます

(ここでいう「民族」ってのは、英語ネーションにあたる、スペイン語のnación、カタルーニャ語のnacióのことで、「自分で国を作れる権利や能力のある集団」みたいな感じなんですよね……うまく説明できないんですが。なので移民とかは勘定に入れてません。この文脈だと「国民」と訳した方がいいのかも。「スペイン単一民族国家だよ」というのは「スペインにいるのは『スペイン国民』だけであり、カタルーニャ人バスク人もひとしく『スペイン国民』だよ」ということで、カタルーニャ人たちは「スペインには『カタルーニャ国民』や『バスク国民』もいるんだ」と主張してるわけですね)

民主化したからにはちゃんと民主的な憲法を作らないといけませんが、これが紛糾します。単一民族国家というのはフランコだけの思想ではなく、熱心なスペインナショナリストフランコ死後も消えてなくなりはしなかったわけです。彼らは頑強にスペイン統一、つまりスペイン単一民族国家であることを守ろうとします。一方でこれまでさんざん煮え湯を飲まされてきた地方の側もそれでは収まりません。そんななか、妥協として制定されたのが1978年憲法でした。条文の英訳をウィキソースからコピペします。

Section 2

The Constitution is based on the indissoluble unity of the Spanish Nation, the common and indivisible homeland of all Spaniards; it recognises and guarantees the right to selfgovernment of the nationalities and regions of which it is composed and the solidarity among them all.

太字にしたところはテストに出るので覚えておいてください。ここではスペインひとつネーションからなり、不可分であること、そしてネーションの他にいくつものナショナリティ存在することが謳われていますナショナリティっていわれると普通は「国籍」って意味なんですが、この文脈では「準ネーション」みたいな意味だと思ってください。つまりネーションひとつしかないけど、準ネーションっぽいものはいくつもあるよ! ってことですね。

(ところで、この憲法からもわかる通り、スペイン連邦制国家ではありません。連邦制かと見紛うばかりに地方に権限委譲がなされてはいますが、それでも「連邦制=国の集まり」ではなく「スペインは不可分のひとつの国!」ということになっているのです。これを専門用語自治州国家体制といいます

この憲法にのっとってカタルーニャ自治州の地位を得、フランコ体制下で迫害されていたカタルーニャ語を復活させるための政策に着手します(これを「言語正常化」といいます)。使用弾圧されただけでなく、工業化が進む中でスペインの他地方からの移民が来て、カタルーニャ語を解さない州民が増えていたのです。また、なにせ相手は数億人の使用人口を誇る言語ですから、話者数数百万人のカタルーニャ語など放っておいたら自然淘汰されてしまいかねません。州政府公教育カタルーニャ語を導入し、様々な場面でカタルーニャ語使用を義務づけ、カタルーニャ語使用助成金を出し、結果として今ではほとんどの州民がカタルーニャ語スペイン語の見事なバイリンガルに育つようになっています

助成金は、たとえばパソコンのOSのカタルーニャ語訳とかに出されています。数億人が使ってるスペイン語経済的にペイするのですぐに翻訳されて、なおかつ州民はみんなスペイン語ができるので、放っておくとみんなそっちを使っちゃうんですよね……)

ところでこの憲法、実はもうひとつトラップがあります。それは公用語について定めた条文です。

Section 3

C1. Castilian is the official Spanish language of the State. All Spaniards have the duty to know it and the right to use it.

C2. The other Spanish languages shall also be official in the respective Self-governing Communities in accordance with their Statutes.

C3. The wealth of the different linguistic forms of Spain is a cultural heritage which shall be especially respected and protected.

そう、カスティーリャ語(つまりスペイン語)は、スペイン市民(たとえバスク人カタルーニャ人であっても)にとって知る「義務」があり、使う「権利」がある唯一の言語なのです。逆に言えば、それ以外の言語を使う「義務」を州が課すことは違憲になります

この時点で、たとえばカタルーニャ州が州内の教育カタルーニャ語だけで行おうとしたら違憲です。カタルーニャ州が州民に高度なバイリンガル教育を施しているのは、理想が高いのではなくそうせざるを得ないということです。またカタルーニャ州言語政策も、たとえば「お店のメニューカタルーニャ語を使う義務」「商品のラベルカタルーニャ語を使う義務」「企業広報活動カタルーニャ語を使う義務」といったものを法で定めたりしていますが、これは個々人に対する義務ではないのでギリギリ合憲ということになっています。なっているはずでした。

ところで、カタルーニャも極楽ではなく、何をするにも先立つものがいることには変わりありません。つまりお金です。ところが、スペイン自治州には基本的徴税権がありません。バスク自治州ナバラ自治州には歴史的事情(ありていに言うとスペイン継承戦争官軍についた)によって徴税権があり、その一部を国庫に納入していますが、カタルーニャあくまで国が徴税して配分するお金を受け取る立場です。そしてカタルーニャスペイン全体でみても豊かな地域であり、多くの税金カタルーニャから徴収され、多額の税金カタルーニャ還元されています

しかし、その収支が赤字だということが大問題なのです。カタルーニャから徴収される税金は、カタルーニャ交付されたり還元されたりする際に8%ほど目減りしていますしかも、これだけ払っていながらもインフラ整備は後回しにされているのです。カタルーニャだけ高速道路は有料で列車老朽化も放置、EUから勧告されたカタルーニャ高速道路整備も中央政府拒否っておきながらマドリードなどカスティーリャインフラはしっかり整備しています。他州より高く払っているのに他州より低いサービスしか受けられないのは何事だと、カタルーニャ州民が怒るのももっともです。

こうした状況を受け、2000年代に入ると自治憲章(要するに自治州の憲法ですね)改正の動きが活発化します。自治州議会は、徴税権やカタルーニャネーション(nació)であることを盛り込んだ憲章草案を可決しますが、中央政府(当時は左派社会労働党)との交渉徴税権は削られ(かわりに公平な交付金の支給を約束。結局実施されてませんけど)ネーション条項は前文のみ。妥協のすえ2006年にようやくスペイン国会を通過して新自治憲章が成立します。

これに待ったをかけたのが国民党(現・与党)です。彼らからしてみれば、「一地方の自治権強化はスペイン統一に反する」というわけですね。彼らはこの自治憲章が憲法違反だと憲法裁判所に提訴、これに対抗してカタルーニャではデモが盛り上がり、「我々には自決権がある」という主張が登場します。そして2010年憲法裁判所は自治憲章の多くの条文に違憲判決を下しました。しかもその判決は、これまでカタルーニャが行ってきた自治権強化政策を否定し、自治権をより縮小する方向のものでした。カタルーニャ語を行政において優先させる規定違憲となり、カタルーニャネーションとした前文は、スペインにおいてネーションはただひとつとして法的拘束力はないとされたのです。そしてこの違憲判決に基づいて、カタルーニャ学校ではスペイン語で教えるべし、という判決も出されました。

ここまで妥協しても憲法違反になるのか……という絶望が、一気に民意を独立へと傾けていきます。それまで20%前後を行ったり来たりしていた独立への支持率が、この違憲判決を境に一気に30%を超え、2013年には60%に達しました。今の憲法がある限り、スペイン国家に留まっている限り、カタルーニャ自由にはなれない、と多くの人びとが考えるようになったのです。移民の子だってカタルーニャ暮らしているわけですから独立に傾きます

2014年カタルーニャ自治州は「法的拘束力のない」住民投票実施を計画しますが、違憲とされて差し止めが命じられました(提訴したのはもちろん中央政府です)。じゃあ非公式の模擬投票やろうぜ、と言ったらそれも違憲とされて差し止め命令が出されます(模擬投票も認めないなんて表現の自由に対する攻撃だと国際的に抗議が殺到した模様)。結局自治州非公式の投票を決行しましたが、中央政府憲法違反の投票を強行したとして当時の州首相らを刑事裁判にかけますちなみに裁判期日として指定されたのは、フランコ政権によって内戦前最後カタルーニャ自治政府首相が銃殺された日でした。煽り力高い。州首相だけでなく州議会議長まで訴追するよう憲法裁判所は命じています民主主義とは。

このような国民党政府対応が火に油を注ぐ結果となり、今回の住民投票実施に至るわけですが、この期に及んでなお国民党は「カタルーニャ自治州に毎週会計報告を義務付け、違反した場合交付金を停止する」と表明したり(http://www.pressdigitaljapan.es/texto-diario/mostrar/775503/)、プッチダモン州首相を訴追する準備を進めていたりして(http://www.politico.eu/article/catalonia-independence-referendum-spain-the-carles-puigdemont-factor/)、まあある意味通常運転です。「やっぱスペイン国家の枠内では自治権保証されないじゃん……」とカタルーニャ人に思わせるだけの簡単なお仕事こうして着々と独立に向けたフラグが立っていくのでした。

スペイン政府オプションとしてカタルーニャ自治州政府の停止も視野に入れているという報道があります。根拠となるのはスペイン憲法155条です。

Section 155

1. If a Self-governing Community does not fulfil the obligations imposed upon it by the Constitution or other laws, or acts in a way that is seriously prejudicial to the general interest of Spain, the Government, after having lodged a complaint with the President of the Self-governing Community and failed to receive satisfaction therefore, may, following approval granted by the overall majority of the Senate, take all measures necessary to compel the Community to meet said obligations, or to protect the abovementioned general interest.

2. With a view to implementing the measures provided for in the foregoing paragraph, the Government may issue instructions to all the authorities of the Self-governing Communities.

ぶっちゃけこのオプションが採られた場合投票は物理的にはできなくなるでしょうが、まあスペイン国家とスペイン憲法へのヘイトをためるには十分すぎるほどなので、余計に独立への意志を強めるだけですよね……という辺りが現状言えることです。部外者としてはワクテカが止まらない祭り出来事ですが、楽しむためには背景知識必要だろうと野暮を承知解説してみました。部屋を明るくして画面から離れて住民投票をお楽しみください。

参考文献

この増田のパクr……ネタ元です。どれもネットで読めます

違憲とされたカタルーニャ州法の条文が詳しい解説が。

スペインにおける地方分権についての基本書。

現代カタルーニャ入門書

インド系カタルーニャ人独立派についての記事

そもそもなんでカタルーニャスペインの一部になってるの? とか、カタルーニャの栄光時代はいつだよ……ジャウマ1世の時か? とかの疑問が湧いてきた時にオススメです。住民投票は……住民投票は今なんだよ!

2017-08-25

https://anond.hatelabo.jp/20170825003637

ネイティブ英語」と「外国人同士でビジネスで使う英語」は割と別物になってきてるけどね。

仕事英語を使っている限り、外国人同士の方は意味さえ間違いなく通じるレベルであれば基本的大丈夫

(細かいニュアンスとか細かい表現の間違いは、お互いがわからないままやってる感じ)

そう言う意味では、割と「初心者レベル簡単英語」で成立してしまっているケースが多い印象はある。

世界中を見てみてみると、主語もない、過去形の変化もない、と言うかなり簡略化された無茶苦茶英語

そのまま国レベル公用語として使われるシンガポールの例もあるぐらい。

(「シングリッシュ」で検索してみると面白い

転職エージェント楽天への転職を勧めてくるのだが

当方英語ペラペラ

エージェント外人から英語で話をするんだけど、楽天をよく進められるんだよね。

「いや〜楽天はないわ〜」って言うと、そのエージェントは、「みんなそう言うんだよね」っていっていた。

誰が応募するんだ??

もう求人情報とかくそやばい

もちろん英語で書かれているんだけど、英語下手すぎ。中学生の書いた文かって思うくらい。実際そんなレベルなんだろう。

TOEIC800点とか言ってるけど、こんな何を証明するのかわからんテストで800点取ったって、実質的には英語を実務で使えるレベルじゃないよ。

こんな英語ドヘタクソ集団にまじって英語を使うことを強要されるとか、きつい。まじで。

すいません、日本語で話してもらってもいいですか?って言いたくなるんだろうなあ。

求人情報おもしろもの見つけたので引用しておく。

Customer oriented: Customer satisfaction is our #1 priority

すごくない?楽天は、顧客志向で、顧客満足度が一番優先順位高いんだって

なんなんだよ、あの使いにくいサイト??????

楽天絡みのサイトは全て使いにくいのに、何言っているんだ?????

昔、楽天求人がすごい話題に上がったよね。

グローバルな ベストプラクティス実践していただくグローバルなオポチュニティ

やべーよ、楽天。社内公用語ルー語ってみんなに言われてたなあ。今の求人も見る人が見たらやばい

http://hamusoku.com/archives/7329113.html

ってわけで応募は見送らせて頂きます

2017-08-17

20、40年前の予測20、40年後の予測 日本自治区となった中国

いま恐ろしいことに気付いたけど20年前にワープして中国経済発展して都会には日本人より良い服着た中国人が沢山歩き回ってる、って言っても信じるひと全然いないと思う



で、いま20年後からワープしたきたひとから、仮に、日本中国併合されかかってるよ、とか、40年後からワープのひとから中国語が第2公用語になって小学生はみんなピンイン使いこなしてるよ、とか、中国人移民がめちゃくちゃ多いし、会社も買収されまくって基本的大手はどこの会社中華資本入ってるよ

とか言われたとして、現在のひとは本当にそれをありえないって笑い飛ばせる?



20年前とか40年前のこと考えてたそれを未来に置き換えると笑い飛ばせないな

米中の代理戦争戦場になって台湾九州中国領土になるとかフィクションの話に現在では聞こえるだろうけど、それは40年前の日本人にとっての2017年現在と同じだよな

2017-08-04

楽天ダサいっていうやつに反論する

どいつもこいつも楽天ダサいっていいやがって。

どうせただのアンチ三木谷だろ?

三木谷はいいやつだぞ、楽天中の人にはな。ただ空気が読めないか失言もするし、大目に見てやってくれ。

話は変わるが、楽天かっこいいじゃん。

これを読み終わる頃にはAmazon派だったおまえも、すっかり楽天派に変わっていることだろう。

まずあの楽天のページ、見た目がダサいだと?

なんか新聞折込チラシを見ているみたいでワクワクするじゃん。もう死ぬまで暇つぶしって老後の人間にはたまらない。

使いにくいだと?

そんなもん、慣れだ、慣れ。もうストレス感じなくなるまで楽天で何か購入してくれ。

社内公用語英語にすることに意味がないだと?

意味はある。今までそういった流れがなかった中で、前例を作ったんだ。

いいことも、悪いことも事例として残るなら、社会的にはメリットだと思う。

ただ中の人間は無益さ感じているがな。当たり前だけど、英語なんて、適材適所で使うべきものだわ。あとTOEIC800程度じゃ糞ほどの役にも立たない。

あとここだけの話、そのへんの日本企業より因習的だし、The 日本企業だと思う。

ロゴダサいだと?

これも仕方がない。もうブランド化に失敗したので何をやってもダサいって言われる。

これは楽天大好きな俺も肯定できない。

俺もこれからAmazon辞めて楽天使うわ。気が向いたら。

2017-06-25

カードキャプターさくら」という作品の本当に凄いところ



他にもいろいろあるんだろうけどとりあえず武蔵丸悲劇以外で思いつくのはこの辺です。

2017-06-11

英語の不完全性

英語でfourteenとfortyとかcanとcan't聞き取りにくいっていうのは、ノンネイティブからかいうけど、明らかに言語として不合理的

日本語は14と40で聞き取り違いが起きるということはありえない。「できる」と「できない」で聞き取り違いも起きない。

一部の地域で使われる言葉なら文句は言わんけど、現状として世界共通語に近く扱われているわけだし、国連公用語だし、不完全な部分は改めていく義務がある。

2017-05-08

なぜ日本人日本語を捨てなかったのか

知り合いの80くらいの爺さんが、「なんでGHQ日本占領した時に公用語英語に変えなかったのか。それが俺の人生で一番腹が立つ。あの時英語公用語になれば俺も自然英語が喋れるようになったのに」なんて愚痴ってた。

俺は当たり前のように日本語の中で生きてきて、日本語がなくなるなんて考えもしなかったからこれまでそういう発想も無かったけれど、確かに日本語なんて無くなって英語統一されたほうがみんな楽だよな。

2017-05-05

ファッキンコリアン

 ~の件なんだけどさ、ラーメン屋の客が「ファッキンコリアン」と罵倒したのが差別だって噴き上がってる連中が大勢いるけど、差別絶対さなマンたちは、逆上する前に高確率発言した本人が差別かどうかなんて考えてなくて、乏しいボキャブラリで精一杯罵倒しただけだろうってあたりまでちゃんと想像しような。

例えば、どこかの店にいるとき、ブルキナ=ファソあたりから旅行客が現地語で謎の歌唄いながら、店内で激しく踊り出したとして、とっさにブルキナ=ファソの公用語フランス語とか現地語とか英語で「店の中で踊らないでくださいよ」と言ってたしなめられる奴が何人いる?(いや、あのあたりの人、礼儀正しいからほぼ絶対そんな真似しないと思うけどさw)

大抵の奴はカタカナ語で「ストップ」だの「ゲラウト」だの「ヤンキーゴーホーム(※なんでヤンキーかって言うと、欧米系の言語喋ってる相手ドイツ人だろうがロシア人だろうが、とりあえず全部ヤンキー呼ばわりする妙な習性持ってる日本人結構いるからだが)」だの言うのが関の山じゃないか

わりと英語力がなければこうした局面で「Nigger」ってフレーズは出てこないと確信できるし、ましてやフランス語罵倒するなんて曲芸はほぼ無理だ。

なのになんで京都ラーメン屋でほかの客にケンカ売るような奴が、的確に英語差別的な内容を選んで発信できると思えるのか。

その上で、「だから日本人は~」だの「ネトウヨが~」だの、大喜びで騒ぎ立ててるの見て、かなり呆れているわけなんだが。これが噂の認知バイアス、と言うものなんであろう、きっと。

ラーメン屋で他の客にケンカ売るような馬鹿擁護する気は、かけらほども無いけど、なにやらメディア(要するにBuzzfeedことな)を含めて頭の悪い性悪説だか陰謀論だかにどっぷり浸かっているようなんで、一応。

あと、ピンポイントコリアン名指ししてるのは、ハングルってのはわりと耳慣れてるから相手韓国人だくらいは普通に判断が付くからという理由説明できると思ってる。

toratsugumi記

追記:トラバが付くまでファッキン解説忘れてた。

馬鹿だのクソだのの罵倒語で、ボキャブラリがない場合英語で一番出易いのがファッキンとかマザファッカあたりだと思う。想定してる階層は間違ってもAssholeとかJerkとか、Dickheadなんて罵倒はしないだろうと思うぞ?

それからケンカ売った奴の使ったフレーズは確か「ファッキンコリアンゴーホーム」だったと記憶してる。

2017-04-13

http://anond.hatelabo.jp/20170413073448

なんだかんだで日本展開って金かかるんすよ

英語公用語にしてもっと貧乏になれば安く買えるようになるんじゃない

2017-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20170403181201

社内公用語英語じゃない職場は違うかもしれないけどね。

英語だと「ITの人」イコール事務職の人」ってだけの話。

てか今はどの先進国でも義務教育で習うんだから

ワードエクセルを使えない人なんていないでしょ。

2017-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20170330155848

深夜のドキュメンタリーで見たが、フィリピンから香港最低賃金で働きにきている人が映っていた。フィリピン公用語英語なので、間違いなく英語は話せるのだろう。だけど、国内仕事が無くて海外に働きに出ているらしい。

英語話せるようになるだけでは、あのフィリピン人みたいになるだけだと思う。日本語で何かを身に付けて+英語なら役に立つし暮らしていく糧になると思うけど。英語だけ・・・では彼らの競争相手になるだけだと。

教養だってあった方がいいが、それは、飽くまでもおまけで。大学研究職が苦労しているのを見ると、教養で食っていくのは難しいんだと思う。

2017-03-09

仕事がうまくいきすぎて怖い

俺は、スケジューリングがクソ下手だ。夏休みの宿題計画的にやった試しがない。そもそも時間把握能力が末期的に低い。一週間が七日周期であることを実感できるようになったのはごく最近だし、一ヶ月がおおよそ四週間で構成されている実感にいたっては、三十代になった今でも依然ふわふわしている。多分調べれば何か名前のある症状なんではないか。少なくとも、俺自身自分時間把握能力の低さに、日々苦しんでいる。

もちろん、言葉にすればわかる。一ヶ月は四週間とちょっとだ。でも、その四週間というのは、つまり、その、つまるところ何週間なのだ? 大金すぎる金と一緒だ。俺は十億という金を具体的に想像できない。いったい、それはねるねるねるね何個分の金額だ? それはどのくらいすごいんだ? 同じように、一ヶ月という時間は、俺にとっては膨大すぎる。一年ともなれば、もはや天文学世界だ。そのくせ、膨大な割に時間はあっという間になくなる。そんなところまで金に似ている。

何よりも恐ろしいのは、そんな俺が今や会社で億規模のプロジェクト責任者であるということだ。かつ、俺のスケジュール回しへの評価が意外に高いことだ。冗談じゃない。ガントチャートに引かれた線への実感はいまだにない。二十人日ねるねるねるね何個分のすごさなのかは、今も闇の中だ。ただ、わからなくても、方法論は知っている。中国語の部屋の中で、規定されたプロセスに従って俺は反応する。人員の進捗状況がこうならこうする、ああならああする、そういうミクロテクニックと、「なんか先にこれやっといた方がいい気がする」という理屈レスのおまじない経験則の集合だ。その積み重ねで俺のプロジェクトは俺自身理解を置いてきぼりにしたまま安全に進んでいく。

でも、俺は腑に落ちない。もっといえば、不安だ。ドーバー海峡を溺れながら渡りきったみたいな気分だ。本人が一番どうやって渡りきったのかわかってない。再現性があるか保障がないし、いつか崩れさりそうで怖い。仮に再現性があったとして、いつでもドーバー海峡を渡れる保障があるとして、「よーし、今からちょっと溺れながらドーバー海峡渡ろう」という気分にはなかなかなれない。溺れるのは、疲れるのだ。泳げる人がドーバーするべきだ。しかし、ドーバー海峡を渡れるのは俺だけだという。泳げる人間ドーバーを渡れず、渡れる人間は泳ぎ方を知らない。だから、仕方なく俺は今日もよくわからないままドーバーで溺れている。

あと、俺は喋りがクソ下手だ。トークがつまらないという意味ではなく(否定はしないが)、吃音なのだ若い頃、ちょっと働きすぎて職場でぶっ倒れて以来、舌がもつれるようになった。おかげで、客にしょっちゅう聞き返される。こんな俺が客前に出て次期案件とか取ってくるのだから、世も末感がある。もっと喋れる奴が前出てくれとよく思う。俺の喋りを100%漏れなく聞き取れるのは、俺の把握している限り、二歳離れた俺の妹だけだ。

はいえ、不満があるかといえば、そんなにあるわけでもない。なんだかんだ会社は俺を評価してくれている。上長からの覚えもめでたく、現場士気は高く、仕事はこう書くと嘘くさいがやりがいがあるし、なんだかんだ楽しい給料は任されてる仕事に比べるとちょいと低めだが、あまり上がると責任もセットで追加されるので、悪くない塩梅だと思っている。悪目立ちするな、しない範囲で右肩上がれとおまじないをかけている。休日バンドボーカルしたり、同人描いたり、LT会に参加したり、友人と飲んだりしている。悪くない。全然悪くない人生だ。

ただ、そういう意味での不満はないが、思うのは、皆もそうなの?ということだ。ドーバーで溺れているのは俺ひとりなのか。意外にみんな一ヶ月は十億円と同義なのか。身体的ハンデと戦いながら、客前に立っているのか。あんなさりげない顔をして。みんなも実はそうなの? おまえは俺なの? もしおまえが俺の同族だとして、俺はこんなだるんだるんな俺がうまく立ち回っていられてる仕組みが全然わかんないんだよ。この惑星公用語は、俺の言語帯と全然さらないよ。被さらないまま、なんでか先頭を走っているこの状況の不思議さだよ。世界にかつがれてる気分だ。いつかハシゴが外されそうで怖い。

でも、そうなったら、少し安心する気もする。

2017-03-02

LINE世界で負け続ける理由は、ニュースタブのことじゃねえよ、馬鹿

http://blogos.com/article/212112/

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僕はLINEを愛してる。

愛してるがゆえにLINEをどんどん駄目にするLINE経営層が許せない。

はっきり言うが、彼らのやってることはグダグダだ。他社のチャットサービスが成長してる中、LINEが初めてユーザー数が減少したと言うがそれは当然だ。

説明しよう。

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微妙にバズっているこの記事

多分に自己愛思い込みの強い著者が、アプリってのはこうグロースさせるもんなんだからそれをやれてないお前ら間違っている

一方的断じているもので、共感できるところは各タブに名前が入っていないことくらいのぶっちゃけ大して価値のない記事であった。

そもそもニュース領域twitterと違い、LINE株式会社側にLivedoor由来の編集チームがいてリソースが確保されている点、すでにLINENEWSという

基盤が存在している点で突然何の前触れもなくニュースを始めた日本twitterとはわけが違うだろう。

さら噴飯ものタイムラインについての評価で、まず誰も見ていないと断じているが、

リサーチベースではこんなものも出ている(http://gaiax-socialmedialab.jp/post-1891/

大体、広告事業としてのLINE ADS Platformは、このタイムラインベースにしたインフィードアドが中心であり、それで十分にマネタイズできている

ということは、タイムライン一定使われていて、広告インプ一定以上発生していることの証左だろう。

まり、この著者自体が、自分の見ている物事からしか評価判断のできない典型的な「マーケティング知らない人間なのだろう。

何をしてきた方かは存じ上げないが、いわゆるユーザーグロースのみをマーケティングであると思い込んでいるIT野郎

LINEニュースタブは、すでにユーザー一定以上グロースしている国内LINEユーザーに対してより多くの広告インプを発生させるためのレベニューグロース

としての側面が強いわけで、それも含めてマーケティングであるのだから、十分LINE現場も、経営陣もマーケティングを、経営理解していると言っていいだろう。

あ、後ユーザー数が減少と書いているけど、これはニュースタブを追加していない国についての話であって、そもそもの前提からしてもうめちゃくちゃ。調べずに書いてる感満載。


からこそ失望したのが、これなわけで。僕もLINEを愛しているけど、これはマジでないんじゃないか

http://jp.techcrunch.com/2017/03/02/line-clova/

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スペインバルセロナで開催中のモバイルカンファレンスMobile World Congress(MWC) 2017」。そのキーノートにも登壇したLINE3月2日クラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」を発表した。

今後はClovaを搭載したアプリ「Clova App」を提供するほか、初の自社デバイスとなるスマートスピーカーWAVEウェーブ)」を今夏にも日本韓国で発売する予定だ。

今冬にはスマートディスプレイ「FACE(フェース)」の提供も控えるという。

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要はAmazon Echoとか、Google Homeとか、スマートスピーカー領域(というか、音声会話をベースにしたインターフェース領域)に打って出るというわけだ。

これは一面ではすごく合理的に見える。つまりチャットサービスとしてユーザー間、ユーザー企業間でのコミュニケーションインフラ提供しているLINEが、textingから音声を介した

コミュニケーションインフラに舵を切るということ。事業の成長の向く先としてわかりやすい。

が。これ。マジで間違いなくうまくいかない。頓挫する。てかこれこそ、挑戦の美名に酔いしれてマーケティングを忘れた経営判断だろ、と思う。

何が問題か。答えは明白だ。 言語である

音声インターフェイスの要は、自然言語処理であり、発話された音声を正確に理解する技術にあるはずだ。

この点、AmazonGoogle基本的に「英語」という話者が圧倒的に多い言語に優先して開発を進めればよかった。現に英語自然言語処理はめちゃくちゃ進んでいる。

しかし、LINEは違う。英語圏ではまったく使われていないサービスなのだ。それどころか、LINEが浸透している主要国は日本台湾タイインドネシアの4カ国である

もうおわかりだろう。どの国も公用語がバラバなのだ

サービスを普及させるためには、地の利を生かすほかない。そういう意味英語圏は端から勝負しようがない。一方中華圏、圧倒的人口を誇るメインランドにはWeChatという

巨人存在し、市場に入ることすらできていない。

であるからして、浸透している主要4カ国で普及させる、という選択肢にせざるを得ないだろう。しかし、この4カ国ぶっちゃけ日本インドネシアしか1億を越える人口の国はない。

その上、GDPベースで考えてもスマートスピーカー短期的に人口膾炙するほど普及させられるマーケット日本と台湾しかない。

さらさらに、R&Dの視点からいって、4カ国それぞれの言語にあわせて自然言語処理一定水準まで高めるには、英語1つに絞って開発するのと比較して単純に4倍のコストと労力がかかる。

典型的な、労多くして実り少ない状況なわけだ。

どう考えても八方塞だ。

コミュニケーションプラットフォームである以上「言語」は避けて通れない問題。これを攻略する方法は正直、僕にはわからない。

からもはやLINEは、チャットサービスとして浸透している国の中で、その土台の上で、ニュースタブとかその他もろもろで、

きちんとレベニューグロースを続けるのであれば、ぜんぜん負け続けることなんてないのになーと僕は思います

事実世界でこんなに儲けているメッセージングアプリはないのだから、その時点で十分世界で勝ってんじゃん、と思うわけで。

経営陣には、熱病に浮かされることなく、着実に一つ一つできることを勝負して行っていただきたい、そう思う限りです。

2017-02-21

http://anond.hatelabo.jp/20170221121439

ネトウヨ化したはてな民難民日本に連れてこようとしてるけど、こんな実質的世界公用語英語すら通じない、そしてはてな民が自らよく言ってるように人種差別の激しいような日本に連れてきてどうすんだよっていつも思うわ。世界最低レベル人権の国と知っていてわざわざ連れてこようとしているんだから質が悪い。難民さらに苦しめて楽しみたいんだろうか?本当に良心的な心を持っているのならこんなジャップ底辺国に受け入れようとしていることがわからん

2017-02-16

めっちゃヤバいビジネス思いついた

 ヤバいビジネスを思いつきました。英語コミュ力資金があればしこたま稼げるかもしれませんし、世界を救えるかもしれません。

 シャワー浴びてたら唐突に思いつきました。残念なことに私は浪人生英語も未熟なので、誰かがこれで稼いで日本経済が潤えばと思って投下します。

 最近アフリカについて勉強してます南部エイズ罹患率が大変なことになっているそうです。

 アフリカ南部ボツワナという国があります。ここが今一番エイズ禍に見舞われていて大変だそうです。

 ボツワナについて調べたのですが、この国ではエイズ感染を防ぐ為に、ABCキャンペーンというものをやっています。これは「Abstain=貞潔を守る、Be faithful=相手限定する、use Condoms=コンドーム使用する」の頭文字を繋げたもので、所々に掲げられているそうです。

 そして政府の打った広告の中に出てくる「自慰行為では感染しない」という標語があり、国がエイズ感染予防の一環で堂々と自慰奨励しているそうです。Wikipediaにもキリスト教が半分程度しか浸透していないと書かれており、自慰に対する抵抗も少なそうだと思いました。

 つまり政府公認の物凄くデカオナホ市場が転がっているということです。

 別にアフリカの人を差別する気は毛頭ありませんが、キリスト教の影響が少なくて性に対してオープンからこそエイズが広がったわけで、セルフプレジャーが広がる土壌は十二分にあるわけです。

 コンドームもそうです。政府コンドーム奨励するキャンペーンを行っている今だからこそ、日本の物凄くレパートリーのあるコンドームをそのまま持っていけば、大人気になると思います。多分なります

 アフリカ南部の特徴を書きます。主な公用語英語中央に行くほどフランス語です。ボツワナは豊かな国です。アフリカ最初最貧国を脱し、近年国債の格付けで日本を抜きました。しか財政黒字です。インフラキッチリ整備されていて運送などは困らないはずです。治安も良好です。

 現地には豊富資源があります安価労働力があります。現地に工場を建てれば安価大量生産できると思います。現地向けに作って売り出せばとんでもない商機があると思いますボツワナばっかり書きましたが南アフリカも十分大きなマーケットになると思います。何しろエイズ対策という大義名分が得られそうですから、堂々と販路を拡大できると思います。周辺も同様です。何しろ英語が通じます

 アフリカ諸国エイズ禍を食い止めるために躍起になっています。ここ数年でなんとか薬が行き渡るようになっているようです。次に各国がしていることはエイズの予防や啓発啓蒙です。それは今です。いきなり工場設置なんて突拍子もないことを書きましたが、まず富裕層向けにでも現行品を輸出してみてはどうでしょうアフリカといえども東京に大抵の大使館が揃っているので連絡したらパイプが築けるかもしれません。ああ私が受験生でなければ、元手があれば、英語が話せればやっていたのに!!!!!!!!!

 工場が安定稼動したら余剰生産分を日本先進国に回すことだってできます。夢が広がりますがこれらはしがない学生妄想しかありません。でもこれを妄想じゃなくしてくれる人が読んでくださる人の中にいると信じています。こんなに書くのは私がやる夫スレを読んでボツワナ個人的愛着が沸いたから以外の何でもないですが、これで本当にエイズ問題解決に向かったら歴史が変わります歴史を変えてください。私はそれを待っています

2017-02-03

はてサとの議論絶対勝つ方法

基本的勝負事というもの相手の弱点を突けば勝てるものであり、言い換えれば自分より弱い者を相手にすれば勝てるものである

でははてサの弱点は何かというと大きく二つあり、一つは党派性に縛られがちであるということ

しかはてブに集まる反はてサはてサ党派性を指摘するばかりで、それを有効攻撃に繋げられないので議論に勝てない

これをいうとそもそも議論勝負事ではないだろうというツッコミをする人も現れるが、議論は間違いなく特定局面では勝負事であり、ある限られた用法においてこれははっきりと勝ち負けがつく活動である

党派性を使って攻撃する場合、まずその党派性に縛られて本来つべ立場と違うコメントを残さざるをえない状況に追い込んでから党派性を指摘してやれば有効攻撃になるのだが、最近はてサ学習しているのでそういうコメントをするよりも沈黙を選ぶ傾向にあり、そもそも議論が始まらない

また議論をする場合たいていは勝ち目があるからやるのであって、普通は「こいつには負けないだろう」と当たりをつけた相手IDコールすることで議論を開始するためこの党派性を利用した戦術が使えない場合も多い

ところがはてサのもう一つの弱点を突くことで、はてサからIDコールされても確実に勝ちを取りに行けるのである

はてサのもう一つの弱点とは、日本人であることだ

はてサにとって人生で最大の過ちは日本人に生まれしまったことであり、これは死ぬまでついて回る消えることなき汚点である

その割に外国語が苦手でとても日本脱出出来そうにない者が多く、また日本脱出成功したものはてなに来ないのではてサでこの弱点を克服した者はいない

そこで、議論に付き合うフリをしてさりげなく国籍マウンティングすることで議論のものに勝ったような状況を導くことができる

はてな公用語日本語なので相手は当然こちらも日本人だろうと決めてかかっており、たいていの国籍ならば勝てる

国籍によっては国籍じゃんけんになってしまうこともあるが、彼らの日本人であることへの絶大な嫌悪を鑑みればよほどのことがなければ負けることはない

中国籍韓国籍はかなり有利であるが、この二つに限らずたいていの国籍で勝てる

ごく一部、中韓を見下しているはてサもいないことはないが、中韓を見下していることが他のはてサに知られるとまずいので勝手に負けてくれる

この場合終結というのは、議論を始めておきながら向こうから妥協点を提供して議論安全に終わらようとする形でやってくる

ネトウヨ相手には絶対にやらないことである

ただし国籍じゃんけんに勝てない国籍もある

ドイツアメリカイスラエル国籍保持者ははてサにとって安心して見下せる対象であるため、はてサに対してどうしても弱くなる

これらの国に留学していた人も同様である

はてサの中でFondriest氏やDavit_rice氏が不当に地位が低く同じはてサから舐められているのもこの辺りが原因である

これらの国籍保持者は国籍マウンティング有効ではないので、有利な国籍を持つ知り合いをうまく議論に巻き込んで相手誤爆を誘うのが有効である

IkaMaru氏が「この世界の片隅に」の主人公すずを評して「韓国人を見かけたら素朴に怖がりそう」と言ったが、「韓国人外国人)を見たら素朴に怖がりそう」なのがはてサ実態であり、この弱点を突けばはてサに対しては常に勝てるのである

2017-01-14

日本で量産コピペプログラマが生まれるのは仕方ないかもしれない

https://medium.com/@kuranuki/%E9%87%8F%E7%94%A3%E5%9E%8B%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%82%92%E6%92%B2%E6%BB%85%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84-570302a5c243#.vygpwmlaa

を読んだ。刺激的な内容だが、もやもやしてたのが言語化された感じで「はっ」とした。

と、同時に現状コピペプログラマが生まれるのは仕方ないことだとも思ってしまった。

1つは、根底意識。もう一つは日本という環境が原因だと思っている。

そして、それらは一朝一夕解決しうるものではない。

私は縁あって外国人が多い会社で働いている。そこでWebエンジニアをしている。

一緒に働いている外国人エンジニアが、まぁ優秀なのだ最近大学を出たばかりの人もいるが、優秀になるレールを歩んでいる。

一緒に働いてると日本人(俺)ってヤベーな。と思うことが多々ある。プログラムに関する意識が出発点から違うのだ。

彼らは以下の共通認識があるように思える。

1.ソフトウェアエンジニア地位は高い

2. プログラムは難しいものという意識

3. 英語ができるのは当たり前

1. ソフトウェアエンジニア地位は高い

海外ではソフトウェアエンジニアは、医者に次ぐ人気職であるそうだ。今は帰国したが、一緒に働いてたインド人エンジニアは、大学受験をした際、医者エンジニアで迷った。と言っていた。

彼ほどではないが、同世代の中でも優秀な若者が、明確なエンジニア希望をもって専門の過程を経てエンジニアとなる。

Linuxネットワークなどの底レイヤーから自分の興味ある分野(バックエンドフロントアプリ開発)まで、ある程度できる人がインターンを経て入社する。

私の経歴はというと、かなりお粗末なものだ。お世辞にも良いと言えない大学文系卒で、大きいプロジェクト動かすマネジメントカッケーって思ってSIer就職口の一つとして選んで入った。大学卒業時にはJavaJavaScript区別がつかなかった。

そんな私でも独学と、勘と、経験によりある程度のことはできるようになったとは思っている(思いたい)のだが、優秀な彼らを見ると、コンピュータサイエンスを学ばずしてエンジニアを名乗ってる自分が恥ずかしくなる時が周期的に訪れる。

まり、0ではないと思うが、文系卒、更には未経験就職プログラマを選ぶという選択肢日本に比べると圧倒的に少ない。

そのため、外れプログラマは少なく、腐ったリンゴが少ない彼らは腐る確立が低いのだと思う。

2. プログラムは難しいものという意識

コピペプログラマは悪」

私自身もその口だったし、今も抜け出したとは言えない。

しかし、彼らは違うように思える。その根底にあるのは、コンピュータサイエンスを学んできたが故、プログラムは難しいという意識と、造詣の深さだと思う。

もちろん、彼らとてExampleなく出発することはできないが、コピペで済ますことは極力しない。

ちゃんと手を動かして、表面だけでなく、どうやって動いてるかを理解しようとしている。1つの機能実装する時は、3つほどルートを探したり、必要パラメータオプション以外もちゃんと調べてコーディングしている。

そのため、簡単にできます。とはあまり言わない。例えば、form一つ作る時も背景を理解して実装を行う。様々なセキュリティリスク考慮して、フレームワーク選択している。

自分なんて、必要な部分しか見なかったし、そもそも調べる意識がなかった。ある時、私は仕事が早くなったと息巻いてたが、今思うとなんてことはない。単にググるのが上手くなっただけだったのだ。

3. 英語ができるのは当たり前

少し変わった環境で、いろんな国籍の人が働いている。スペインイタリア、聞いたことのない国の人もいる。しかしながら、彼らは一貫として英語がしゃべれるし、書ける。「え、公用語でしょ?」と言わんばかりだ。

からなのか情報キャッチアップが早い。わからないところはissueを漁るし、質問する。まず当たるのは公式だ。英語英語のまま取り入れる。

総意の認識であると思うが、プログラムの1次ソース英語だ。私たちの目に触れる多くは優秀な日本人エンジニア翻訳した情報である。そもそも張っているアンテナが違う。

あと、上手くは言語化できないのだが、そもそも降りてくる情報自体が綺麗に整ったもの、絞られたものが多いのだ。そのため、泥水をすすることが少ないと思う。だからなのか、過程をすっ飛ばして答えを求めるサイトが多いような気がする。

では、この意識の違いはどこから来るかというと、日本という環境が大きいのかもしれない。

まず日本は、他国に比べて内需で食っていけるような環境である

企業の発展にはエンジニア必要不可欠。そのため専門知識を学んでなくとも、大量募集 - 大量採用が行われたのだと思う。

猫も杓子もコピペエンジニア誕生である

その後、海外の優秀なエンジニアが入ってテコ入れするかと言うとそうではない、日本語という既得権で守られているからだ。

これらによりプログラム世界では日本鎖国状態だと思う。

なので私たち気づきにくい。世界トレンドとか、プログラムの書き方とか、考え方とか。そのためコピペエンジニア自分コピペエンジニアと知らないまま成長し、なまじ仕事ができて自信を覚え、次のコピペエンジニアを育てる仕組みが出来上がっていると推測する。

ここ数年でエンジニア主体とする会社が増え、そのような意識が変わってきていると思うが、浸透するにはまだまだかかるはずだ。

根本的な解決となると、日本のあり方、教育を変えていく必要が出てくる。一例あげると、新卒一括で学部関係なくなんでもなれることはそもそも間違いなのだ。(自分はその経緯でエンジニアにならせてもらったことは棚にあげる)

しかし、それらは海外の優秀な人たちと同じステージに立つことを意味する。私たちは様々なジレンマを抱えている。

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