はてなキーワード: 独裁政権とは
この度、岩波文庫からアリエル・ドルフマン(昔は、英語風にドーフマン表記だった)の戯曲作品『死と乙女』が刊行された。90年代に一度、英語版から日本語に翻訳されたものが劇書房から刊行されたが、その後は長く絶版品切状態だった作品である。
「過去に読んだが岩波文庫から復刊したことは知らなかった」という人は、書店に急いで欲しい。
読んだことの無い人も、やはり書店に急いで欲しい。
もしかしたら、作品を読んだことは無くても、朴璐美や真木よう子などが主演した舞台を、日本国内で観たという人もいるかも知れない。または、ポランスキーによる映画作品を観た人もいるかもしれない。
ちなみに、これを書いている増田は、ど田舎生活の低所得者なので、演劇文化とは縁が無いことから、舞台を観たことはない。
今回の岩波文庫版は、著者の母語であるスペイン語で書かれたバージョンからの翻訳となる。翻訳者による詳細な解説があるので、作品執筆の背景となった70〜90年代のチリ内外の政治事情を知ることも出来ることから、一読者として有り難い。
これを目にしている貴方が、書店に赴いて『死と乙女』を入手して読んでくれるならば、もう以下の駄文を読む必要は無い。
この増田が読むことを勧めている『死と乙女』とは、どのような作品なのか、読んだことは無いが少しだけ興味が有るという人に向けて、以下を記す。
ただし『死と乙女』の結末に触れる部分があるので、未読で結末は自分で知りたいという人は、ここで一旦、この駄文を読むのをストップしてもらいたい。
また、直接的ではないものの、性暴力に言及する箇所もあるので、精神的な苦痛を喚び起こされる虞がある人は、ここで読むことを止めてもらいたい。
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1970年、南米チリで、サルバドール・アジェンデを大統領とする政権が誕生した。俗に、史上初の民主主義選挙により誕生した社会主義政権とされる。
しかし、アジェンデ政権を皮切りに中南米地域で社会主義国がドミノ倒し的に増加することを怖れた米国ニクソン政権は、チリへの介入を決定する。かくして、米国の後ろ楯を得たピノチェトが起こした軍事クーデターによって、チリは独裁国家となる。
この独裁政権時代のチリでは、多くのチリ国民が政治犯として弾圧され、不当な身柄拘束、拷問、虐殺の対象となっている。
チリ国外に亡命した人間もいる(亡命はしたもののチリ国外で暗殺されたという人間もいる)。映画『イル・ポスティーノ』の主人公の詩人も、そのような逃亡者であったことを、記憶している人もいるかもしれない。或いはまた、ヨーロッパに亡命していたチリの映画監督ミゲル・リティンが、ピノチェト支配下のチリへ潜入して取材する姿を、コロンビア出身ノーベル文学賞受賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスがルポルタージュ『戒厳令下チリ潜入記』(邦訳は岩波新書)として著したので、それを読んだ人もいるかもしれない。
本作『死と乙女』の著者アリエル・ドルフマンも、チリ国外に亡命した人間の一人である。
そして『死と乙女』の主人公パウリナ・サラスもまた、ピノチェト政権下で筆舌に尽くし難い苦痛を味わい、生還したチリ国民の一人である。
パウリナの夫ヘラルド・エスコバルは、ピノチェト政権下で、弾圧されている人々をチリ国外に亡命させる手助けをしていた。そのためにヘラルドは、ピノチェト政権当局から弾圧の対象とされた。
しかし、ヘラルドが当局の手を脱して逃亡したので、彼の居場所を吐かせるために秘密警察は、彼の妻であるパウリナの身柄を拘束し、彼女を拷問した。その時、拷問者は、目隠しされたパウリナをレイプしながら、シューベルト作品『死と乙女』をBGMに流したのである。
時が流れて90年代に入ると、チリは民主主義国家へと移行する。ヘラルドが逃亡する必要も、パウリナが夫の隠れ場所を吐かずに耐える必要も無くなり、二人は夫婦として、堂々と暮らせるようになった。しかし、パウリナの心には、拷問による拭いきれない大きな傷が残り、それが二人の暮らしに暗い影を落とし続けていた。
民主主義政権となったチリ政府は、ピノチェト独裁時代に行われた弾圧について、調査究明を行なうと国民に約束し、そのための調査委員会を任命する。今やパウリナの夫ヘラルドは、その調査委員会のメンバーの一人である。これが、物語の開始の時点で、主人公の置かれた状況である。
物語の冒頭、或る晩、ヘラルドは、パウリナの待つ自宅へと自動車で帰る途中、タイヤのパンクにより立往生していたところを、通りがかった医師ロベルト・ミランダに助けられる。ロベルト・ミランダの車で自宅に送り届けられたヘラルドは、夜も遅いし助けてくれたお礼にと言って、ロベルトに自宅へ泊まっていくことを勧める。
結局ロベルト・ミランダはヘラルドの申し出に甘えることにし、ヘラルドが寝室に居るパウリナに声を掛けて、彼女にも客人を泊まらせることを了承させる。
翌朝。
ロベルト・ミランダは、椅子に縛られている。パウリナが、彼にリボルバー拳銃を突き付けている。
それを見て驚く夫ヘラルドと、狼狽する医師ロベルト・ミランダに対して、主人公パウリナは告げる。
「昨夜、この男の声を聴いて気づいた。この男、ロベルト・ミランダこそが『死と乙女』をBGMとして流しながら、あたしを拷問し、レイプした人間だ」と。
ロベルト・ミランダに拳銃を突き付けて「洗い浚い罪を吐かせる」と主張する主人公パウリナに対して、夫ヘラルドは思い止まるように説得する。
チリがピノチェト独裁体制を脱して民主主義国家となったとはいえ、いまだピノチェトを支持するチリ国民も決して少ないとは言えない(現実世界の2023年現在でも、ピノチェト支持者が残っているのだから、民主政権に移行したばかりの90年代前半を時代設定としている物語の中では、尚更である)。独裁政権時代の弾圧活動に関与した人間たちの全てを、罪に問うて処罰しようとしたならば、親ピノチェト派の有権者からの反発を招き、まだ体制も盤石とは言い難い民主主義政権が倒れることになりかねない。最悪の場合、内戦が勃発して、更に血で血を洗う国民同士の殺し合いともなりかねない。
そのため、現実世界のチリで行われた調査も、調査対象事件を「被害者が殺害されたという重大なケース」に限定し、尚且つ、真実を綿密に明らかにした調査報告書を作成する代わりに、弾圧関与者の氏名公表や厳しい処罰を免除するという、謂わば折衷案の形をとらざるを得なかった。
処罰を免除するという条件を餌にした、一種の司法取引によって、ピノチェト独裁政権時代の弾圧に関与した人間に、己の罪を自発的に告白するように促したとも言える。
しかし、もしも調査委員の一人であるヘラルドの妻パウリナが、ロベルト・ミランダを殺害してしまったとしたら、いや、殺害せずとも、拳銃を突き付けてロベルト・ミランダに自白を強要したことが世間に知られたならば。
民主化した政権も、真相究明も、全てが水泡に帰すことになりかねない。
パウリナは、ロベルト・ミランダの命までは取らないことを条件にして、今ここにいるパウリナ、ヘラルド、ロベルト・ミランダの三人で"裁判"を行なうことを強引に承諾させる。かくして、現実のチリで行われた真相究明の動きを追体験するような、緊迫の一夜が、舞台上で演じられることとなる。
以下では、物語の結末に触れているので、未読の人は一旦ここで増田の駄文を読むのを切り上げて、まず『死と乙女』を読んでもらいたい。
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ロベルト・ミランダに罪を告白させること(供述をテープレコーダーに録音した上で、ロベルト自身の手で文字起こしの原稿を書かせ、さらに「自発的に真実を語った」と宣誓する署名までさせること)が出来たミランダは、ロベルトを監禁する前に家から離れた場所へ移動させておいた彼の車を、返すために取りに行くようにと夫ヘラルドに頼む。
そして夫ヘラルドが家を出て二人きりになると、パウリナはロベルト・ミランダに銃口を向け直す。
「真実を告白すれば命を助けると言ったのに、約束が違う!」と抗議するロベルト・ミランダに、銃口を向けるパウリナ。
パウリナは、ロベルト・ミランダの語りを聞いて、心の底からの反省や悔悛が彼には見られないと判断したのだ。
ここで演出として、舞台には幕が降り始め、パウリナとロベルト・ミランダの姿を隠すとともに、その幕は鏡となっており、演劇『死と乙女』を観ている観客たち自身を映し出す手筈になっている。
再び幕が上がると、物語のラスト場面であり、パウリナとヘラルドは、二人で連れ立って、音楽演奏会に出掛けている。演奏の休憩時間では、他の観客と、調査委員会による調査の成果について、夫ヘラルドは語り合っている。
休憩が終わり、演奏が再開される。
すると、その演奏会の会場にロベルト・ミランダが入って来て、主人公夫婦から離れた、ずっと後方の客席に彼は座る。
夫ヘラルドは気づいていないが、パウリナはロベルト・ミランダの存在に気づいて、しばし後ろを振り返り、ロベルト・ミランダを見る。ロベルト・ミランダは、何も言葉を発すること無く、ただ、主人公パウリナに視線を向け続ける。やがてパウリナも、ロベルト・ミランダからは視線を外し、前方(演奏会の舞台があると設定されている方向)を向いて、物語は終わる。
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この増田は、殺したと考えている。(続く)
それがなにかわからない。
人間に対する信用みたいなものが自分の中から失われたような気がするんだよな。
フィクションに出てくる敵のステレオタイプは全員ハゲのロシア人になるだろう。
「老人になると人は狂う」ということがクローズアップされるし、
ロシアを批判するような言説が、そして自由と民主主義の重要性について説く言説が世の中に満ち溢れるだろう
と思っていたんだけど、
世の中の人にとっては別に大事件でもなんでもないみたいで、特になにも起こらなかった。
日常が普通に日常として続いていくし、自分ひとりの中で大事件だった。
世の中のことはなにも変わっていない。
第二次世界大戦の反省として、国家間の大規模な戦争はやめることにしたんじゃなかったのか。
朝鮮戦争とかベトナム戦争とかはあったけど、昔の話だろ、とは思っていたんだよな。
湾岸戦争とかも長期間続く感じじゃなかったし、領土獲得戦争じゃない。
「領土を奪うための殺し合い」ってもんが俺たちの時代においてもリアルに立ち現れていることがショックだ。
それはもうやめたんじゃなかったのかよ。
命は大切なんじゃないのかよ。
何十万人も殺して得られるものってなんなの?
農地がそんなにほしいの?
農業大好きかよ。
農業国は軒並み苦労しているだろうが。
たとえ仲が悪くなったとしても、隣にいてもらったほうがいい。
自分が併合しちゃったらもっと友好的じゃない国と接することになっちゃうじゃん。
特に理性ある人とは思ってなかったけど、そこまで無謀じゃなかった。
どうしちゃったんだよ。あまりにも独裁進めすぎて都合の悪い情報入ってこなくなっちゃったのかな?
アフガニスタンであれだけ苦労したことを思い出せよ。あのせいでソ連なくなったじゃんか。
俺たちはどうしたらいいんだよ。
The financial censorship of political enemies is something we’re used to seeing under authoritarian regimes. No one was surprised when Russia froze more than 100 bank accounts tied to opposition leader Alexei Navalny. But Canada did it too, locking more than 200 accounts of people protesting vaccine mandates. #Kennedy24
政敵の金融検閲は、独裁政権下で見慣れたものです。ロシアが野党指導者アレクセイ・ナワリヌイに関連する 100 以上の銀行口座を凍結したとき、誰も驚かなかった。しかし、カナダもそれを行い、ワクチン義務化に抗議する人々の 200 以上のアカウントをロックしました。 #Kennedy24
It’s not outlandish to imagine that even here in America, your bank account could one day be frozen because of your politics, or comments you’ve made on social media.
After all, in 2010, Paypal, Visa, and Mastercard suspended WikiLeaks, at the behest of the U.S. State Department. GoFundMe blocked U.S. accounts from sending funds to Canadian truckers and planned to donate the money to their own preferred charities instead, backing down only when faced with a lawsuit. PayPal modified their acceptable use policy to fine users $2,500 for spreading what they deemed to be misinformation, a change they rescinded under pressure. Nonetheless, thousands of customers are currently suing PayPal for the arbitrary seizure of their accounts.
These are the decisions of private companies, but often those private companies are acting out of fear of Congress or regulators, or directly at their bidding. Their decisions impinge directly on our rights.
ここアメリカでも、あなたの政治やソーシャル メディアへのコメントが原因で、いつか銀行口座が凍結される可能性があることは想像に難くありません。
結局のところ、2010 年に、Paypal、Visa、Mastercard は、米国国務省の要請により、ウィキリークスを一時停止しました。 GoFundMe は、米国のアカウントがカナダのトラック運転手に資金を送金するのをブロックし、その代わりに、訴訟に直面した場合にのみ撤回して、彼ら自身の好みの慈善団体に寄付することを計画しました. PayPal は利用規約を修正し、ユーザーが誤った情報と見なしたものを広めたとして 2,500 ドルの罰金を科しましたが、この変更は圧力を受けて撤回しました。それにもかかわらず、現在、何千人もの顧客が、自分のアカウントを恣意的に差し押さえたとして PayPal を訴えています。
これらは民間企業の決定ですが、多くの場合、これらの民間企業は議会や規制当局を恐れて行動したり、彼らの命令に直接従ったりしています.彼らの決定は、私たちの権利に直接影響を与えます。
The ability to save and spend without political interference is a prerequisite for the exercise of meaningful dissent, and I will defend it accordingly. This is not a right- or left-wing issue. It is about protecting democracy from powerful established interests. The digitization of currency has given government unprecedented powers to surveil and control economic life.
政治的介入なしに貯蓄と支出を行う能力は、意味のある反対意見を行使するための前提条件であり、私はそれに応じてそれを擁護します.これは右派左派の問題ではありません。それは、確立された強力な利益から民主主義を守ることです。通貨のデジタル化により、政府は経済生活を監視および管理する前例のない権限を獲得しました。
That is why I oppose CBDCs, which will vastly magnify the government’s power to suffocate dissent by cutting off access to funds with a keystroke. That’s also why I support bitcoin, which allows people to conduct transactions free from government interference. Bitcoin has been a lifesaver for people’s movements around the world, especially in Burma.
だからこそ、私は CBDC に反対します。CBDC は、キーストロークで資金へのアクセスを遮断することで、反対意見を窒息させる政府の力を大幅に拡大します。それがまた、人々が政府の干渉を受けずに取引を行えるようにするビットコインを支持する理由でもあります。ビットコインは、ビルマをはじめとする世界中の人々の移動の命の恩人です。
それはさ、民主主義に過大な期待をしすぎなんだよ。
民主主義の良いところってのは、やっぱり、もう数年したらもっかい選挙がされることよ。
今回の結果で、お前の目にはなんかバグみたいな結果が起きているように見えた。
でもこのバグが独裁政権下で起きてたらどうすんだよ。独裁者は選挙しない。死ぬまであと数十年は、下手したら後継者いれて1世紀はこのままだ。過去の歴史上はそうだったんだよ。無能が王様になって、失地王だとか名前が歴史に残ったり、異教徒が王様になっちゃって国内が宗教からがワヤになったりしてさ。
民主主義の良さ、っていうかマシな部分ってのは、そうならないことなんだな。やり直しが効く。
それは、民主主義はよい政治をする方法なんかではないってことでもある。
やり直しが効くだけ。
やり直したときに上手くやるには、結局は大衆が賢くなるしかないんだ。
そんなのは不可能だと思うかもしれん。でも、大衆が賢くなる必要があるのは、実は独裁でも同じだよ。善き独裁者による統治を偶然以外の方法で作るには、周り全体が賢くある必要があるんだからね。
だからどっちみちやることはかわんねーのよ。
お前が、世の中に問題があるなら、それを訴えて教育して啓蒙するしかねーの。
しかも、お前はその結果を見ることはできない。教育とか啓蒙って次世代にするもんだからね。お前の教育が上手いこと行き届けば、あるいは今のジジババとお前や俺が死んだ後の世代が、ちょっとはマシになる、かもしれん。そういう希望を持つ以外にできることはない。
国が安定するまでは独裁政権の方がいいのかもなと思う
ちょうど隣のベラルーシみたいに
下手に民主的にやろうとすると、割と失敗する
具体的には、中道的な政策が嫌われて、極端な政治思想が現れて国が分断される
第二次大戦後の日本も、独裁ではないけれど、占領政策の下で政治が制御されていたからこそ
上手くいったって部分はあるだろうな
泥沼のように続く宇露戦争だが、ドイツの世界最強戦車レオパルトⅡに象徴されるように、西側諸国が最新兵器や弾薬を提供し続けることで巨大だが旧弊なロシア軍は疲弊し、戦況はウクライナ有利になってゆくだろう。
当初はプーチンのウクライナ侵攻を支持した愚鈍なロシアの大衆も、盲目的ロシア愛国主義を保ったまま、成果をあげられないプーチンを覚めた目で見るようになって行くだろう。国内における誘拐まがいの強制徴兵も、ロシア大衆の支持を減らす要因となる。
追い詰められたプーチンは核兵器の使用に踏み切ろうとするが、その前にプーチンは暗殺される可能性がある。
プーチンの暗殺の後、それまでプーチンのカリスマ性によって支持を保ってきた与党「統一ロシア」は求心力を失い崩壊することは間違いない。
そうなるとロシアにおいて政権を掌握するのは、統一ロシアに次ぐ支持率を持つ野党第一党のロシア共産党である。そしてロシア共産党中央執行委員長ゲンナジー・ジュガーノフが新たなロシア大統領に就任するだろう。
ロシア共産党は当初はウクライナ侵攻を支持していたが、ここでジュガーノフは華麗に掌を返し、ウクライナから撤兵した上で「プーチンと統一ロシアの愚かな戦争が我が国を間違った道に陥れた」などとプーチン政権と統一ロシアを徹底的に糾弾し、西側諸国と、ウクライナ戦争に疲れたロシア大衆の両方から一定の支持を得ることに成功する。それと同時に、領土拡大を夢見つつ、それをなしえなかったロシア大衆の不満を解消するために、別の手を打つであろう。それはベラルーシの併合である。
ルカシェンコ大統領による独裁政権が続くベラルーシだが、国民の不満は高まっており、ルカシェンコも政権の維持に汲々としている。もしベラルーシで政権転覆が起これば、長年独裁者として暴虐の限りを尽くしてきたルカシェンコは間違いなく処刑されるだろう。
しかし、もともと親ロシアのルカシェンコである。このような状況でジュガーノフ政権のロシアからベラルーシ併合と、その代わりに身辺の安全の保護を提案されれば、合併にサインする可能性は高い。
こうしてロシアとベラルーシは合併し、新たな国名は「ソヴィエト連邦」となるであろう。
以前よりジュガーノフは「共産党政権と経済発展の両立」という、かつての旧ソ連が果たし得なかった夢を実現した中華人民共和国を自らの手本とすると公言している。
中ソ対立だった20世紀とは異なり、新ソ連と中国は密接な友好関係を結び、ユーラシア大陸における巨大な共産党政権ブロックが誕生するであろう。
https://twitter.com/seraphim_s_c/status/1142351906485882880
①日本ではなぜ周囲の男性が痴漢を捕まえないんだ?って話をした時に息子が語ってくれたこと。「グローバルの授業でテーマだったことなんだけど男に声掛けされた挙句殴られた女性がいてその女性のことを一部始終を見ていた4人の男性が助けたんだ。先生にこれについてどう思うか?って聞かれて
②僕は見て見ぬ振りじゃなくてすぐに助けに入ってその人達は偉いって思ったんだ。でも先生は『介入が遅すぎた。最初に男が女性に嫌な言葉をかけた時点で止めに入るべきだ。そうすれば女性が殴られるのを防げたはずだ』って。それすごくショックだった。もう元々の『正しいこと』の基準が全然違うのよ」
③グローバルの先生、またしても素晴らしい授業をしてる。そう『正しいこと』の基準値が違うんだ。長い年月をかけて少しずつズレてしまったのが今の日本の姿。見て見ぬ振りを続けてきた結果、この地獄みたいな社会を生み出してしまった。
さっき聞いたのだけどグローバルの次の課題はなんと『デモ!』実際にデモ行動をするわけではないけど、デモの発起からデモが成功すると仮定した着地地点までのプランを個々に作成するらしい。グローバルは息子の学校で昨年新設された選択科目だけど9年生の1年間しかないのが残念。課題が秀逸すぎる。
⑴ 9年生(日本の中3)の半年間で民族による認識の違いから学び始め、動物の権利、戦争、と進んだ。次の課題が『デモ』である事を考えると今の大きなテーマは人権なのだと思う。だとするとこの授業のテーマは『安全に生きる権利』を脅かされている人を見た時にどう行動すべきか?を問うものだろう。
⑵グローバルの先生は戦場経験のある哲学の先生。戦争や紛争地帯で活動し東ティモールの虐殺現場では遺体を発掘、専門家と共に虐殺されたひとりひとりの死因の特定調査をしている。その上で「正義とは何か?」「戦争は果たして正義か?」を生徒に問いかける。
たくさんの共感ありがたい。息子のグローバルの授業は良識ある日本人が望む教育の在り方や方向性が示唆されていると思う。この先生の授業に関した過去ツイを探してみた。どれも自分の受けた日本教育との差に驚いて呟いたものだ。リツイートするので興味のある方に見ていただけると嬉しい。
たくさんの反応もらって思ったこと書いてみた①日本の問題点は人権意識の無さに集約される気がする。性犯罪も虐待もDVも性的搾取も貧困も。労働問題、外国人労働者や入管の問題もそう。人権意識を奪われて育った人間が他者の権利を踏みにじる。人権を考えさせる教育を排除してきたのは国や富裕層の
②思惑なんだろう。奴隷が人権意識を持つと面倒だから。こんな世界を私たちは望んでなんか来なかったはずだ。痴漢被害にあって助けを求めたが誰も助けてくれなかったというメッセージをもらった。日本の日常だ。痴漢は私が学生だった何十年も前から存在した。友人で痴漢被害にあったことのない女子は
③誰1人いなかった。声をあげられる女子も誰もいなかった。あの頃私達がその場で声をあげていれば、、性犯罪者として捕まえて断固として人権侵害を許さない姿勢を見せていれば、、こんなにも性犯罪は野放しにならなかっただろうか?今の日本を作ってしまったのは黙って社会に流されてきた
④私達自身かもしれない。安倍政権の目指す憲法改正の本当の目的は緊急事態条項とも言われている。緊急事態条項には緊急時の国民の権利が制限されると明記されていて権力は一点に集中し独裁政権になる。すでに消えかかってる私達の人権が息の根を止められるだろう。人権を守ることは命を守ることだ。
⑤誰もが幸せに生きる権利を守ることだ。疎かにされていい人間なんて1人もいない。今ならまだ止められる。止めなきゃ本当に地獄になる。
(追記) 昨年の息子のデモの課題。彼は「憲法9条を守る為の国際デモ」というタイトルで小論文を書き上げた。安倍政権の危険思想や過去に日本が犯した戦争犯罪も織り込み平和憲法の持つ国際的な意味とこれを国際的圧力で守る意義を書き上げた。最高の評価をもらった。#憲法改正反対