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2018-04-25

2018春アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 遅田だけど、A「〇〇面白いよね」→B「△△観てないの?」みたいなやり取りが嫌になったので色々観てみた。地上波アニメを観ないので、配信を待ってたら遅くなってしまった。まだ観ていない作品もあるけれど、ウマ娘の4話が配信されてたのを見て心が折れたので途中送信。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

 

2018春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2018春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

視聴継続~様子見(上の作品ほどモチベ高め)

ひそねとまそたん

 ネトフリ限定航空自衛隊のおしごとアニメ自衛隊等、軍隊の色んなお仕事を描く場合、「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」みたいに架空戦争を描くのがセオリーというか、一番手っ取り早い気がするのだけれど、本作は日常業務を割とメインに描いている点で珍しい気がする。そのための「ドラゴンの世話係」というモチーフはすごく好き。

 何よりこの作品が良いのは、メインで描かれているのが「様々な事件航空自衛隊解決していく姿」とかではなく「そういった様々な業務をこなしていく中でもみくちゃにされる主人公の、心の機微」なところ。1話で既に胸がいっぱい。

 全体的にテンポが良い&笑ったり泣いたり出来る内容なので、「宇宙よりも遠い場所」が好きな人はツボかも。円盤買おうか検討中

ヒナまつり

 かっこいい大人を描くアニメ。ある日主人公の前に超能力を持った少女が現れて云々というモチーフはとても好き。特に特殊能力を持った子供と、精神的な支えになってくれる保護者大人)」という関係を描く作品がツボなのでもっと観たい。「アリスと蔵六」とか。

 とにかくギャグシリアスバランスが秀逸。「シリアスなシーンっぽいけどBGMギャグ」とか「イイハナシダッタナーと思わせといてツッコミで落とす」とか。特に及川啓監督作品この美術部には問題がある!」にも共通しているツッコミの良さが健在で嬉しい。

 公式ラジオによると「アイッター!」はアフレコ現場のノリで思いついたらしく、本作に限らずのびのびと声優が演技している作品は観ていて楽しい。「この美術部には問題がある!」でもアドリブをどんどん採用していくスタイルだったそうなので、本作もすごく楽しみ。

 なお監督は今期「ウマ娘プリティダービー」も兼任しているらしいのだけれど、控えめに言って命燃やし過ぎじゃないだろうか。

ウマ娘 プリティダービー

 P.A Worksによる競馬場擬人化アニメ田舎から上京した主人公が、ウマ娘の頂点を目指すスポ根モノ。でもライバルもみんなおんなじ学校にいたり、しかも割と仲がいいというのがすごく今っぽくて好き。でも実際そういうもんだよね。

 とにかくレースのシーンが非常に良く出来ている。草薙の背景美術によるリアル競馬場キャラクター同士の会話が聞こえないくらいうるさい歓声、ウマ娘の走るフォームやめちゃくちゃ重い足音、アツイ実況と落ち着いた解説、他の子に追い抜かれるときの「むりー!」とかすごく秀逸なセリフだし、そもそもレースシーンの尺とか(アニメの尺で1~2分。わざとかな)。競馬を好きになりそう。

 あと競馬小ネタが満載の作品になっている、らしい。私みたいに競馬初心者ニコニコ動画等外部記憶を利用しながら観ると10倍位面白いのでおすすめ

メガロボクス

 50周年につきリライトされたあしたのジョースラムからボクシングで成り上がっていく主人公を描く作品。各所で有名なイラストレータ監督を務めているらしく、キャラの造形にすごく味があって良い。それにスタジオ風雅の背景はドンピシャ過ぎる。

 いくつも映えるシーンがあるんだけれど、その度に主人公ライバルジョーや力石にしか見えないところがとても良く出来てる。

 アウトサイダー主人公を描く作品ヒップホップミュージックはよく合ってる。個人的に大好きなジャンル音楽なのでそれだけでもツボなのに、加えて音楽を引き立てるような演出もあったりして最高すぎる。音楽担当するmabanuaの楽曲google musicとかで聴けるのでみんな検索してみてね。

 私は原作未読なのだけれど、当時もボクサーと呼ばれる人たちは本作みたいなアウトサイダーだったのだろうか。今ではオリンピック種目にもなってるくらいメジャー競技なので、そういう「ボクシングクリーンイメージ」と距離を置くために、メガロボクスというモチーフを作ったのかも。

ヲタクに恋は難しい

 アマプラ限定2010年代ヲタクを描く日常アニメ最近観たオタク恋愛作品は「ネト充のススメ」と「3D彼女 リアルガール」だけれど、前者はトレンディドラマ後者少女漫画テイストな感じ。対して本作はもっと、有り物としてのオタクを描くことがメインになっていて、よくツイッターとかで流れてくる「オタク相方に持つ(自身オタクの)漫画家さんが、実際にあった面白いことを漫画にしてみました」的なものに近いかも。かつ、これまでのアニメ作品の中でも特に(私の知る限りの)リアルオタク像に近く、オタク=不健全な人みたいなイメージではなく「ほとんどのオタクは(多少不健全であっても)割とマトモに生きているんだよ」という描き方がされている。私はオタクではないのだけれど、とてもわかりみが深い。

 個人的に一番好きなシーンは「職場で昼休憩の時間になり、おもむろにイヤホンを取り出し、カロリーメイトを加えながらSwitchモンハンを始める主人公(男)」。なおクレジットちゃんモンハン名前がある。間違いなくモンハンプレイしていて笑った。

 驚いたのは「出ねえじゃねえかよ紅玉よお!物欲センサー発動してんじゃねえよ!(リオレウス狩りながら)」というくだりがノイタミナ枠で流れたこと。すっかり市民権を得たんだなぁ、としじみ。

 公式ラジオでも言っていたけれど、ネットスラング発音がすごく難しそう。正解がないだけに、「なんか違う」って思う人は多いんだろうか。

ラストピリオド– 終わりなき螺旋物語

 かわいいコメディソシャゲ原作なのに、自らを容赦なくネタにしていくスタイル監督は多くのラブコメ作品を作った人なので、コメディ要素が非常に良く出来ててとても面白いし、女の子がみんなかわいい

 特にソシャゲ要素のネタ化が秀逸で、一度でもソシャゲをやったことある人なら刺さると思う。老若男女誰でも?気軽に楽しめる感じがある意味ラストピリオドらしさなのかも(やったことないけど)。

宇宙戦艦 ティラミス

 ロボットアニメを題材にした、宇宙戦艦乗りの日々を描くギャグアニメ。「いつ戦闘になるかわからない中逃げ場所もなく、毎日同じ兵士たちと衣食住を続けてたらストレス絶対おかしくなる人出てくるよね」を体現したような主人公悲喜こもごもを丁寧に描いている。何が良いって、短いアニメなのに作画がめちゃくちゃしっかりしているので、色々ヤバイことになってる主人公を見ていると脳裏に他作品主人公の姿がチラつくこと。マジで実際ありそう。それにしても主人公の狂いっぷりが最高すぎる。

ゴールデンカムイ

 FOD限定アイヌ舞台にしたモンスターハンターみたいなゆるキャン制作は「虐殺器官」「刻刻」のジェノスタジオで、元請けは本作が3つ目。なんでハード作品ばっかなんだろ。

 物語の縦軸は悪人を倒し、素材を剥ぎ取って集める事だけれど、乱入してくるイビルジョーみたいなヒグマのほうが怖い。登別にある(´(ェ)`)牧場行ったことあるけどヒグマはめちゃくちゃ怖い。アレと対峙する主人公フィジカルは、モンスターハンター世界で最強の生物ことハンターのそれである

 一方ゆるキャン要素がとても良い。風景のロングショットの多さや焚き火が何度も登場する感じとか。そういう雰囲気を大切にしてる作品

 音響が良いので、自然音(焚き火の音とか)も戦闘音(爆発音とか、銃のリロードをして排出された薬莢が岩の上に落ちて転がる音とか)もとても雰囲気が出ていて痺れる。

 音楽は全体的にストリングスでまとまっていて、映画みたい。サントラ買おうかな。

 アイヌ語監修、アイヌ設定監修がおり、アイヌ文化について丁寧に描かれているのが印象的だった。なによりアイヌの人→アイヌの人ではなくアイヌの人→アイヌじゃない人の構図でアイヌの話をするので、細かい説明付きでとてもわかり易い。

 OPMAN WITH A MISSIONなのは流石に草。絶対顔で選んだだろ!

あまんちゅ!~あどばんす~

 2期。1期のときと変わって監督佐山聖子総監督は引き続き佐藤順一)、脚本赤尾でこ福田裕子に。やさしいせかい部活モノ。私は他校との競争がメインの部活よりも「その生徒にとって、一生モノ楽しい思い出や趣味、居場所作り」がメインの部活のほうが好き(必ずしも両者が対立するわけではないけれど)で、本作は後者

 以前「高校時代一生懸命部活に打ち込んでいたのに、高校卒業したあともその分野を続けてる人がほとんどいない」みたいなニュースブラック部活問題話題になったけれど、本作のダイビング部であったり、ゆるキャンの野クル(部活じゃないけど)みたいなのは部活という在り方に対する一つの答えなのかも知れないなぁ、と思った。何より先生が良い人で、悩む主人公を導いてあげる役目を負っているのが好き。

 背景美術雰囲気、なんか変わった?と思ったらスタジオカノンJ.C.STAFF美術部に変更してた。どちらも非常に綺麗。

 物語の縦軸は「てこの成長」なので、1期を見ていないとピンとこないと思う。

LOST SONG

 ネトフリ限定ミュージカルアニメそもそもディズニー作品以外にミュージカル風のアニメを見たことがないので、すごく新鮮。ストーリー自体王道で、「不思議な力を持つ主人公」「ギークちょっと頼りない兄弟」「正義感の強い騎士」「悪い王子」「心の優しいお姫様」等キャラクターの描き方もわかりやすい。そういうベクトル作品なのがネトフリらしさなのかも。

 抑圧に対する開放の象徴として「歌」があるストーリーがとても良いし、「歌っちゃいけないと言われてるけど、つい歌っちゃう主人公」と「国民から好かれているから歌ってるんだけど、その歌を政治の道具にされているお姫様」という対比も良いなぁと思った。お姫様中の人田村ゆかりなのもハマリ役すぎるし。クラシック基調とした音楽めっちゃ良い。

 背景美術はでほぎゃらりー。この会社ドワンゴカラーとポノックが立ち上げた会社なのだけれど、クオリティがめちゃくちゃ凄い。森の中のシーンとかジブリ男鹿和雄が描いた森みたい。まだまだ歴史の浅い会社なのでうまくいくと良いな。

鹿楓堂 よついろ日和

 甘味処日常アニメメインキャスト達の低音成分が凄い(そういうディレクションなのかも)のに、やさしいせかい+飯テロ+スイーツテロも相まって非常に強烈な癒し系アニメ。和な雰囲気も良いし、1話完結になってる点も観やすくて良い。

多田くんは恋をしない

 雰囲気の良い日常アニメ高校生+カメラ+青春といえば「Just Because!」が思い浮かぶけれど、本作は日常のウェイトが大きい作品タイトルから「お、恋愛モノかな?」という先入観で観ると肩透かしを食うかも。タイトルを意訳すると「A子ちゃんはB男くんが気になってて、でもB男くんはC子ちゃんにゾッコンで、D子ちゃんはE男くんが好きで、F男くんはG子ちゃんが好き。でも多田くんは恋をしない」みたいな感じ。

 日常恋愛バランスは「のうりん」とか「日常」とか「月刊少女野崎くん」くらい?日常コメディがメインの脚本になっている印象。かといってボケツッコミで落としていくわけでもなく、ゆる~い感じがとても良い。各話サブタイトルの「まぁ、間違っちゃいない」「それ、好きだなぁ」あたりが本作のゆるさをうまく表している。3話における喫茶店のシーンの雰囲気が、音楽も相まって本当に良すぎて辛い。

ニル・アドミラリの天秤

 オトメイト原作大正浪漫譚。華族出身ツグミは、ある日弟のヒタキが稀モノの起こした事件に巻き込まれしまい、これをキッカケにツグミアウラが見えるようになる。そんな彼女の前に帝国図書情報資産管理局、通称フクロウが現れ、稀モノの調査協力を依頼される…というストーリー

 大正時代テーマになっていて、主人公の格好、お屋敷内装、装飾品、小物、街並み、イケメンたちの衣装等、細部までこだわりを感じる。私は大正時代建築が大好きなので、本作の雰囲気ドンピシャすぎる。色彩もすごく綺麗だし。やることが本集めなのも良いよね。

重神機パンドーラ

 ネトフリのみ。マクロスでおなじみ河森正治による新規IPクレジット重慶市があるので、実質中国ご当地アニメ

 まず主人公の設定が良い。主人公は新しいエネルギー研究をしている量子物理学研究者で、ひょんなことからその新エネルギー施設事故世界が軽く滅んじゃって、その影響で世界中の動植物機械化してしまい、そいつらによって人類が滅びそうになっているので、人類を救うために日夜研究している、みたいな。主人公ギークっていうのも珍しいけど、動機とか哲学が独特。特に2話が象徴的で、主人公の持つ正義の危うさが描かれているのがツボだった。

 世界観はフォールアウトに近いかも知れない。上記事故風景はウェイストランドみたいだし、フォールアウトにおけるミュータントやグールがこっちの機械生物に相当する。フォールアウトが人vs人の世界とすると、こっちは人vs自然。とても良い。

 あとロボデザインが好み。手書きではなく、3DCGの味を出したデザインなのだけれど、微妙に人型じゃないところとかアーマード・コアっぽくて好き(主人公機は人型だけれど、2話の作中で「クソの役にも立たない」と酷評を受ける)。

 本作のクレジット重慶市があったので、そのうち中国でも放送されるんかなぁ?とか思っていたのだけれど、公式ラジオによると、本作はアフレコ日本スタジオと並行して中国スタジオでも行っていて、オンタイムでそれぞれの地域言語放送しているらしい。「いつの日か、日本アニメ字幕じゃなくて現地語でアフレコされた上で日本と同じタイミング放送される作品とか出てきたりするんだろうなぁ」と思っていた矢先だったので、そういう意味でとても興味深い作品

魔法少女 俺

 今期随一の萌アニメ。萌アニメと言えばいろんな属性を持つ多くのキャラクター達が出てきて、自分推しを見つけるのが楽しいのだけれど、本作は主人公可能な限り多くの属性付与を行うという手法をとっているのが斬新。3話まで観た限りでも主人公は”女子高生カワイイアイドル、歌がうまい(?)、ダンスが得意(?)、食いしん坊、魔法少女イケメン、パーフェクトボディー、強い(物理)、百合BLNTRetc”と幅広い属性を持っているので、理論ストライクじゃない人はいないはず。CV.大橋彩香CV.石川界人)も非常にハマリ役で好き。原作者の担当するEDめっちゃ綺麗だし。

2018-04-24

19歳女による2018冬アニメ感想

ゆるキャン△

しまりんかわいい

日常系で久々にハマった気がする

ナレーションも良い味出してた

ポプテピピック

声優知識がないため知識がある人よりは楽しめなかった

方向性は合ってたと思うけどディズニーチャンネルのおっはよー!アンクルグランパとかほど振り切れてなくて消化不良な感じ

最後まで見る程度には面白かった

宇宙よりも遠い場所

OP冒頭のぐるってなるところが好き

単純にストーリー面白かった

ちゃんと全要素を回収しきれていて毎回テンポ良く進むので全話一気に見たら絶対楽しい

博多豚骨ラーメンズ

登場人物驚異の男率

主人公の林ちゃん女装男でシャワーシーンまであったのにパンツが女物かどうかの描写がなかったのが少し残念(あったらあったで妄想余地がなくなるので少し残念)

あと服買うシーン入れるぐらいなら毎回服装変えろ

終盤の全員が力を合わせる流れに違和感あったけど一部アニオリらしい

ストーリーは気になる点が何個もあったけど林ちゃんがかわいかったので良し

りゅうおうのおしごと!

将棋分かんないけど楽しかった

歩夢きゅんの出番が来て終わる度にそれだけ!?ってなってた

その他

大罪好きだったか美徳も期待してたけど結局見なかった

毎期必ず全アニメ1話は見てるのに忙しくて0話切りアニメが多くなってしまったのは非常に心残り

キリングバイツは途中まで見て面白かったのに録画を見る時間がなくて切ってしまった

今期もまだメガロボクス銀英伝ウマ娘とされ竜しか見ていないので同じ流れになる予感

2018-04-15

「よりもい」と英雄の旅

宇宙よりも遠い場所」はキャンベルらが示した「英雄の旅」の枠に沿って作られている。

https://en.wikipedia.org/wiki/Hero%27s_journey

マリにとっては「青春する」というメモが出立を促す「冒険への召命」になるのだが、それが部屋の片づけ中に頭上から降ってくるあたりは神話的だと言える。

報瀬にとっては母親の死が分かりやすい「冒険への召命」である

次にキマリが一度は学校をさぼって旅行に出る決断をしながら結局それを取りやめるあたりは「召命の辞退」に相当する。

結月が南極行きを拒否し、報瀬にその役目を譲ろうとしたのも同じく「召命の辞退」と言える。

駅で報瀬が落とした「しゃくまんえん」をキマリが拾う話や、彼女らの会話をたまたま日向が聞いていた部分などは、偶然という「超自然的なるものの援助」が出立を助ける場面だ。

しか日常から日常へと移る境界には門番がいる。彼らの試練を超えなければ英雄は旅立てない。

マリは本気なら砕氷船を見に来いという報瀬の声に応じてこの境界を越えた。

日向パスポートを失うという障害にぶち当たり、報瀬の協力を得てこれを突破している。

境界を越えた英雄には支援者が現れる。彼女たちはいずれも互いに支援者としての役割果たしている。

未知の世界を旅する英雄は常に挑戦や誘惑に晒される。

日向にとっての越境に相当するパスポート紛失は、報瀬から見れば同行者を見捨てて自分けが目的地に向かうという誘惑の一種だろう。

船酔いで苦しむ場面は4人のいずれにとっても挑戦だと言える。

そして英雄異世界深淵において啓示を受け、いったん死んで生まれ変わる。ここで英雄が遭遇するのは最大の敵である

マリにとってはめぐっちゃんの絶交宣言がこのラスボス対決に相当する。彼女旅路南極へ行くと決めた時点で既に彼女は非日常世界に踏み出している)を常に邪魔しようとしてきた敵を倒す場面だ。

報瀬にとってはもちろんメール受信のシーンがそれにあたる。彼女にとって最大の敵であった「母親の死を実感できない自分」がここで打ち倒される。

日向にとってはかつての陸上部の友人たちに対する決別がそうなる。ここでも報瀬の助けを借りているが、過去トラウマを抱えた彼女はここで死に、生まれ変わっている。

結月の場合誕生日パーティーがそれに相当する。それまで友情とは何かについてきちんと理解していなかった彼女が、これを機に「ひらがな文字」の友情理解できるようになる。

彼女たちはいずれもこの啓示を経て変容する。めぐっちゃんという他人に頼りっぱなしだったキマリは、絶交騒ぎ以降はむしろ他人を手助けする側に回って大活躍する。

日向や結月も変容を遂げた後は報瀬のために彼女母親形見探しに走り回る。あまり他人踏み込むタイプでなかった彼女たちが変わったことが分かる。

その報瀬は分かりやすく髪を切る。彼女が変わったことが明白に示される。

だが英雄異世界を去り、元の日常に戻るためには代償が求められる。「呪的逃走」のためのアイテム必要になるのだ。

その役目を果たしたのが「しゃくまんえん」だ。報瀬がこの「しゃくまんえん」を南極に置き去りにすることで、彼女たちは再び境界を越え、日常へと戻る。

日常へと帰還した英雄異世界から土産である「霊薬」を持ち、それによって世界を変える。

報瀬は母親最後メールでも、あるいは仏壇の前でも、笑顔を見せるようになる。彼女世界が変わったことが表情で示される。

結月はファンからサインを求められる。アイドルではあってもそうした場面が全く描かれなかった彼女世界がやはり変化している様子が分かる。

日向の様子にはあまり違いがない。ただ神社に参拝する時の横顔が、夜間だった第2話とは異なり、日が差し込む明るい姿になっているのが印象的だ。

そしてキマリ彼女世界が変わったことはめぐっちゃんラインによって分かりやすく示される。新しい一歩を踏み出すことを恐れていた彼女たちの世界は、既に大きく変わっている。

そして彼女たちは、きっとまた旅に出る。

2018-04-11

前期2強だったアニメに、敢えてダメ出ししてみる

2018冬アニメは、ゆるキャン△宇宙よりも遠い場所がとにかく面白かった。

2トップだったことは間違いないのだが、しか欠点のない作品などあるわけがない。

敢えて気になった所をツッコんでおこうと思う。

異論反論大歓迎。


まずゆるキャン△

演出仕事してんの?

かに話は面白かったが、見せ方については、単純に登場人物の行動と会話と表情を殆ど正直に並べているだけで、それ以上のことは何もやってないよね。

良く言えばシンプルストレート、悪く言えば映像としてもっと色々表現できるものを削ぎ落としすぎ。

から見方によっては退屈極まりないという感想を抱く人がいてもおかしくない。

まあ、原作付きアニメは大体そんなもんなんだろうけど。


次によりもい。

モノローグいらね。

前述のゆるキャン△と比べたら桁違いに素晴らしい映像演出なんだからモノローグなんて蛇足だろ。

もっと映像演出だけで全てを語ればいいのに。

てか、モノローグは突然入ってくる客観的語り口の好き嫌いがハッキリ出るので、本編でほぼ毎回入ってきたキマリモノローグうんざりした人は確実にいるはず。

そうでなくてもアニメモノローグなんて、よほど神がかった内容でもない限り誰も聞いてないでしょ?

そもそもマリあん俯瞰で何かを語るタイプじゃないと思うし。

花田氏の脚本特にモノローグ挿入しがちなので、そこは監督コントロールしないとって感じ。

2018-04-10

[][]けものフレンズ宇宙よりも遠い場所

https://anond.hatelabo.jp/20180410093359

日本ケンリック・ラマーこと国会ウォッチャー氏の復活と再躍進は同志の私も嬉しい限りである

からこそ今こそネトウヨ愛好アベアニメについても触れていきたい。

当時は賛否両論であったけものフレンズ安倍かばん、サーバル安倍夫人という指摘。

森友問題が深く取り下げられた今となっては非常にシンクロ率が高かったとこが知識人の間では常識となった。

そして偶然にもそのアベアニメの波動は再び冬にも襲ってきた。

宇宙よりも遠い場所である。ちょうど一年でこれはなんという偶然である

リベラルならあの「ざまあみろ」は寒気しかしなかった。

この愛国ポルノに今後切り込んでいきたい。

2018-04-07

おいオタク? ここ半年ぐらいの名作アニメランキング寄越せ

レコーダHDDがいい加減パンパンなんだが、どれ見たらいいのかわかんねえ。

宇宙よりも遠い場所」と「けものフレンズ」の話はしなくていいぞ。

別にそんな面白いとは思わなかったけど、一応もう見たからな。

宇宙よりも遠い場所の終盤について感じた不満について

他でちょっと書いたら、ちら裏に書けと信者の人に言われたので、もう少し考えた上でここに書く。

南極についてからの展開が不満。

その理由について、自分でも色々考察してみたんだが、

どうもこういう事らしい。

南極につくまでは、彼女たちは外から来る試練と戦っていた。

ろくに武器もない単なる女子高生が、ガチの越冬隊に混じって南極に行くという大きなハードルに向かっていた。

しらせ動機にしたところで、本人には一生の重大事でも、南極チャレンジ班にとっては「それは個人動機しょうが」で一蹴できる程度のものしかなかった。

からこそ新宿で一蹴されたし、その後の挑戦もあった。

から次に立ちはだかる問題障害に立ち向かう雄々しい物語として、俺はこの作品を楽しんでいた。

ところが南極についてからは、内輪でなんかごちょごちょ感情のやり取りをしてるだけで、なんだか困難に立ち向かってなかった。

というか、困難らしい困難が南極についてからはなかった。

周囲も彼女らの個人的な感情について大変理解があり、助力者だらけだった。

俺が南極についてからの展開に感じる不満は、

例えるなら、万難を排してラストダンジョンに到達したと思ったら、ラストダンジョンラスボスも妙に難易度低かった感覚というのか、

何か南極ぬるくねえ? って所に集約されると思う。

そんな感じ。

もし、メンタル異変が起こったら悩まずに病院に掛かれという話

(身バレなどを防ぐために一部フェイクが入ってます。)

前史

2012年頃、大人の発達障害者への治療薬が適用になったこと、発達障害話題となったことがありました。その当時、ネット発達障害チェックをうけると「その疑いが強い」の判断があり、

自分発達障害であるのかど強く悩み、予約不要メンタルクリニックを行くことがありました。しかし、そこの病院は大変に混雑していて、当時は相談することを断念しました。

そもそも冷静に考えてみたら当時の私にはいろいろな抵抗感がありました。

こうした経緯からその当時はそのまま放置してしまいました。

『よりもい』をみて受診決断

しかし、今年の1月末頃『宇宙よりも遠い場所』の主人公の玉木マリの「何かをしたいけど一歩踏み出せない」という人物像に共感を抱くようになり、次第に作品に嵌まるようになりました。しかし、彼女たちは南極へ行きたいという夢を実現するのに自分は余りに変わらない事に愕然として、次第に深酒をしないと眠れず、毎日耐えられない不安に襲われるようになりました。

しかし、最初うつ病を疑ったこともあり、律儀に二週間様子を見ようと思ったことと繁忙期だったこともあり実際に病院への受診決断したのはさらに一月遅れることとなり、2月20日病院電話をして、5日後に受診の予約を取り付けました。

半年前にあった伏線

こうした状況になるおよそ半年前の昨年8月に遡らなければなりません。絵を描くことが趣味だったこともあり「1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える」という経営コンサルタント大前研一の言を間に受けてSNSフォロワーをがらりと変えたことがあったのです。しかし、彼らの素晴らしい実績を裏腹に自分は何も変わることも無く、ものすごい物をインプットし続けて次第に疲れていったのか、時間けがいたずらに過ぎていく日々が過ぎ、夏コミの本を整理していると「もう半年経ったのか」という時間の経過に愕然とするようになりました。

受診

先生普通に白衣だろうと思っていたのですが、普段着だったことに驚きました。ただ、そこの病院は正直その先生の物腰は優しいのですが、しばしば話が噛み合わず「あった先生」とは言えませんでした。そこの病院先生が一人で臨床心理士が居なく発達診断の診断は出来ないので他の病院を探してくれ(おいおい紹介しないのか?)と言われる始末で、自分で今度受診する病院を探し、二ヶ月後に予約を取り付けましたが、それでも、抗不安剤睡眠薬で随分私を救ってくれました。

紹介状

今回、精神科医療における一番のハードルは親でした。すぐにキレる。お前は生きる価値がない等の暴言を繰り返す親である以上、病気への理解が全く皆無であるしか思えなかったのです。診療秘密にして自分お金だけで受診をすることを本気で検討したこともありましたが、治療費を考え断念したこともありました。先述のメンクリ先生に(親の説得材料に)「診断書出してくれ」といっても「紹介状あるんだからいいだろ」の一点張りで結局自分カミングアウトすることになり、それが一番のハードルでしたが、もともと思い当たる節があったのか、案外優しくむしろ繁忙期に病院に同行する事へのいらだちの方が多かったのです。

結局、自分だけで悩むと1年以上時間無駄にしてしまいました。生きるのは厳しいかも知れませんが、しかし手を差し伸べれば差し伸べてくれるだけの手はあるのです。もし、今後(治療方針検査など)が不安というならまず近くのメンクリ抗不安剤だけ貰うというやり方もあると思います検査は25日でまだ自分がどういう精神状態なのかが解りませんが、一人でも多くの人が救われることを願っています

2018-04-04

宇宙よりも遠い場所は嫌いじゃないんだけど(むしろ大泣きしたけれど)

レビューとか見る限りこの世界の片隅にみたいな選民思想な人らが多くて正直つれぇわ

ネットフリックスの B the Beginningとダーカーザンブラックの違い

みなさんネットフリックス入ってます??


最近ネットフリックス出資して日本アニメスタジオアニメを作らせて、日本テレビ放送しないでネットフリックスだけで放送するってことが始まっています

B ~と、AICOってやつと、デビルマンね。デビルマンは癖つよいけど、見る価値あり。


で、何が言いたいのかと言うと、B the Beginningってアニメは絵も綺麗だ、音楽もいい、演技もいい、演出もいいって感じなんだけど、肝心の話が面白くない。

ネットフリックスさん、なんとかしてくれ。


警察組織サスペンス犯罪を追う話と、超能力者パートがあって、同時平行で話が動いていくんだけど、こうこう繋がっているんだ!って話が出てくるんだけど。

それが、ああそう、って感じにしか受け取れないんだよね。同じ話の中で、感心させるような繋がりを見せてこなかったし、どうやら因縁がありそうだって感じさせても衝撃がない。


しかもそれが延々説明で終わって話の中に組み込まれないし、ドラマはないしで、こっちからしたら関係のない話を交互に見せられているというかね。

話は練っているんだが、いやだからなんなの?というか。



で、だ。今ニコニコでダーカーザンブラックってアニメ無料配信をやっている。全24話で月曜日までかな?

その8話を見終わったんだけど、7-8話は探偵が猫探しをするパート超能力者パートがでてくるんだよね。


で、そのさっきのB the beginngingと違って素晴らしいのよ。7話の最初から8話の最後まで匂いなり香水なりの話なんだが、探偵話のオチもなんというかそれに沿っているし、

超能力者の話のオチも良くてね。


いやまあ、漫画原作オリジナルじゃ質が違ってくるのは当たり前なんだけど。。今期アニメ南極のとか脚本が別格でよかったしなあ。おそらく今年トップ3には入るアニメ


ダラダラと話してきたが、脚本なんとかしてくれやってだけね。Darker than Blackおすすめです。宇宙よりも遠い場所っていう南極行くアニメおすすめ。そんだけ、ばいばい。

anond:20180404132616

内容読んでないけど、宇宙よりも遠い場所って知らないし、そらよりもとおいばしょってどこ?

宇宙よりも遠い場所 そらよりもとおいばしょ 必ず観ろ

以前ここでメイドインアビスについて書いたら思いのほかコメント付いたので、また盛り上がりに少しでも助力したいので書いとく

いやあまじですごい 完璧

正直なところ、このレベル脚本日本アニメで観れるとは思わなかった。

ハイレベルアニメ脚本と言えば最近だとPixer作品とかはよく話題になる。あちらは作り方から違って脚本にかなりの労力を割いているのは観れば明らかだけど、それに比べて日本作品脚本はやはり重点を置かれていないというか残念なものが多いのは事実

価値観の違いだろうし脚本ですべてを判断するものでもないが、やっぱり脚本の出来が良いと面白さも感動もすべてがブーストされる、というかダメ脚本は減点が多くてせっかくの演出効果が半減するような減点方式なんだと思う。

そこにおいてこの作品脚本の完成度が極めて高く、錬りにねって作られたのが火を見るよりも明らか。出来が良すぎて日本アニメでないような感覚すら覚えた。(これを比較対照として出すとアレルギー起こされるかもしれんが、少し前に記録的ヒットを飛ばした男女の身体が入れ替わるやつとかは、脚本が複雑ではあったけど無駄矛盾解決しないまま残しまくってるので、あれは複雑ではあるけど完成度は低い脚本の最たるものだと思う。おかげで何も残らない。そこで勝負してないからと言われればそれまでだが、、、うむ)

本当にこのレベル作品日本で作られたことをとても嬉しく思う。まじですごい。脚本完璧だし、絵もすごいし、演出もいいし、演技もすごい。音楽もよい。非の打ち所がないとはこのこと。

自分感動の押し売り系の作品が大の苦手だけど、ここまで上手にやられると自然と感動し自然と泣くんだなと我ながら驚いた。

あと素晴らしいのは安易エロに逃げないとこ。おれは男だがエロはまったく必要ないしむしろあると邪魔だということをこの作品を観て再確認した。もうエロとか露出とかはまったくいらない、1ミリ必要ない。

回収されてから伏線と気付くような素晴らしい仕掛けのオンパレードしかも一つも無駄がなくすべて丁寧に拾っていく。12話まじやばい。いまでも思いだしておめめがウエッティーになる あの仕掛け考えた人控えめに言って天才だと思う 思いの強さを数字で表しながらダム決壊する すごすぎてすごい

どう考えてもこういう作品が売れなくちゃいけない。今期の良アニメ、とかじゃない、世紀の大傑作だよこれは。自分の子どもたちがわかる歳になったらこ作品絶対に薦める というか観せる。

みんなたちも必ず観てくれ 絶対に損はしない、ほんとに。いやまじで おれウソつかないよ

2018-04-03

今期キモ覇権レース大体決定 

12,507 ゆるキャン△

---------------------------覇権の壁---------------------------

7,628 宇宙よりも遠い場所

6,563 ポプテピピック

5,000 からかい上手の高木さん

---------------------------採算ラインの壁---------------------------

2,394 りゅうおうのおしごと!

---------------------------これ以下は話題にすらない---------------------------

1,632 スロウスタート

1,507 デスマーチからはじまる異世界狂想曲

1,357 覇穹 封神演義

955 ミイラの飼い方

931 だがしかし2

906 ラーメン大好き小泉さん

604 三ツ星カラーズ

507 たくのみ

-----------女性向けの壁-----------

37,406 アイドリッシュセブン

11,138 続『刀剣乱舞-花丸-

1,644 学園ベビーシッターズ

2018-04-02

18年新規アニメ五話以上視聴したけど途中下車した作品の雑感

長くなったので分割したやつのつづき。前のは → https://anond.hatelabo.jp/20180402204454

【よりもい】いやあ、マッドハウスはいアニメ制作ですなあ~

11話まで。

「よりもい」ってのは「宇宙よりも遠い場所」のひらがなの部分だけを読んで「よりもい」。この手の略称は「はがない」以外に定着した試しがない。

正直にいうとストーリーはそれほど好みじゃない。序盤で「わたし馬鹿にしやっがって、ざまあみろ!」みたいなシーンがあったけれど、なんとも思わなかった。

ツイッターで「抑えるべき感情をあらわにした、その正々堂々たる姿勢に感動した」という旨の感想を見て、なるほどなあと思った。

あのシーンに感動しなかった理由はふたつ。ひとつは、単純にああいストレート物言いをあまり好まないこと。

もうひとつは、情熱に満ちた人を小馬鹿にする人間というのは、自分の言ったことをたいして覚えていない、深く考えないことがほとんどだから、「ざまあみろ!」と言ったところで、「クソ!してやられた~!」なんて思わないということ。何事もなかったかのようにスルーいじめられた側はいじめの記憶が脳に焼きついているけれど、いじめっ子はまったく覚えていないことがよくある、というのに似ている。

こんな考えだからか、ストーリーにはあんまり入っていけなかったし、最後どうなるかがそんなに気にならない性格なんでラスト一歩手前で視聴終了。じゃあ、なにを観ていたかというとアニメーションの出来の良さとギャグシーンだ。

まず、キャラデザ。美形のキャラと美形じゃないキャラちゃんと描きわけられている。かといって、美形じゃないキャラちゃんとかわいく描かれている。このバランスの良さがすごい。

つぎに、テンポの良さ。軽すぎず重すぎず、適度にギャグシーンが挟まれ、見やすさと納得感をうまく両立させている。最後映像の鮮やかさ。地味なシーンでもアニメーションの鮮やかさが加えられ、青春の輝きがうまく描写されている。

まあ一言でいうと、マッドハウスアニメーションが好きだなあ~!ってことだ。マッドハウスは好きなんだけど、なかなか好みの内容のものをやってくれないかフラストレーションたまる一方(森見登美彦はもういいよ……)。でもマッドハウスにはこれからも期待してるし楽しみにしている。

ダリフラ】なにもかもが中途半端

七話まで。

アクションシーンは手間がかかっているわりに楽しくないし迫力もいまいちもっさりしているように感じた。コクピット露骨エロ要素は、変に視聴者を絞っているだけだからやらないほうがいいし、やるならもっと徹底してやってほしい。

一話から六話までのストーリー主人公挫折と苦難と達成の話でそれはいいんだけど、スランプに悩んでいてそれを解決しようと積極的に行動している主人公が、うじうじしているように見えるのはもったいないと思った。

設定をつくり込んでいるのは好意的に見ると察することができるけど、画面からその設定の奥行きが匂ってこない。なにかのメタファーっぽい設定(パラサイトと呼ばれるパイロット、男女がエロ態勢で操縦するロボ、パパと呼ばれる上層部など)もそんなのもういいよ……としか思えない。

いまどき、うじうじして許されるのはシンジ君くらいだし、メタファーをやって許されるのはイク監督だけだ。つまり九十年代覇者特権だ。

あと、キスってなあに?ってのは古臭いEDセンスちょっと古い。大人子供がどうたらってのもどうでもいいし七話の展開はいさら一話みたいな展開をしてどうするさっさと話をすすめてくれ一話完結だとしてもおもろくねえよ次回予告を見ても話がすすみそうにないしもういいや。

たぶん深夜アニメを見慣れていれば見慣れているほど中途半端さを感じるんじゃないかと思う。

スロウスタートかわいい以外に取り柄のない、萌え玄人向けの作品

七話まで。

留年という萌えにまったくつながらない設定をどう調理するんだろう?という興味で観つづけたけど、余計な設定でしかないというのが結論だ。

留年設定もそうだけどキャラ関係性もいまいちだし、話の起点が留年以外になにもなく、その結果、下ネタに頼らざるを得なくなるという始末。日常系露骨エロは悪手だ。

あと、無駄にもにょもにょ動いてたのはなんだったんだろう?その八割以上がかわいい動作でもないし、演技でもなかった。手間をかけていたわりに作品の魅力に全然つながっていない。

この作品は、かわいければそれでOK!という萌え玄人しかおすすめできない。

りゅうおう】用意周到で上手い作品。けど好みじゃなかった

六話まで。

バトル系のラノベアニメとしてよくできていると思った。展開は少年マンガのように熱いし、将棋のことをほとんど知らないか解説の多さも鬱陶しくないどころか、ありがたく感じる。

ローキューブが切り開いた(?)ネタ系のロリ貪欲に吸収していて、作品エッセンスになっている。念のためにいっておくが、作者はロリコンではない。将棋ロリ作品研究した成果がこの作品だ。

でも、いまいち好みじゃなかった。窮屈さを感じた。

どういうことかというと、ありえなさそうな、おもしろい設定・状況のほとんどに現実将棋界の根拠があるのがなんか嫌だった。

たとえば、マントをつけて試合に挑む棋士。ありえねえ~とおもしろがっていたら、どうもこれは将棋ファンならだれでも佐藤天彦名人元ネタになっているとわかるらしい。

かにも、試合中に喋りまくったりするのも一応は可能らしいし、一番ありえなさそうな、女子小学生住み込み弟子入りですら実例があるらしい。用意周到すぎる。

なんでこんなに用意周到に現実リンクさせてるかっていうと、現実将棋界がおもしろいからってのももちろんあるけど、ネット上でのツッコミ(叩き)を避けるためだ。

ありえない設定・状況・展開に「こんなのありない!現実的ではない!このアニメは糞!」となんの考えもなしで書き込む輩が大量発生するけれど(ここ五、六年でさらに増えたような気がする)、それを避けるためだ。こういういまの状況は窮屈だ。木を見て森を見ないどころか、木も森も見ず、枝がたった一本折れているのを見ただけで、みんなで寄ってたかって糞!糞!と叩きまくる。SNS時代の窮屈さ。それに巧みに順応している原作小説ひいてはアニメ作品にも窮屈さを感じてしまった。

【とじみこ】古き良き萌えアニメにはなれなかった。とくに序盤がいけない。

七話まで。

一言でいうと萌え以外のポテンシャルが低めのダリフラ。設定を詰めこみすぎて、うまく回せていない。

とくに序盤はダメで、いちおうフックらしきものはあったけれど雑然とした展開の犠牲になっていたし、急な展開に無理やりキャラが動かされている印象があった。やっぱ序盤でコンセプト・ストーリー展望をはっきり打ち出すのは大事だよ。

それでもなんとな~く観つづけたのは古き良き萌えアニメ匂いを感じたからであって、途中からストーリーや設定が見えてきたものの、なんとな~く観るのをやめてしまった。

でも嫌いじゃないし録画はまだ残しているし、春アニメがつまらなかったらなんとな~く視聴を再開するかも。

ハグプリ】テーマ性・メッセージ性にあふれすぎていて説教臭い

五話まで(一話未視聴)。

ネットでの評判がよかったのでひさしぶりにプリキュアを観てみたけれど、なんかいろいろテーマ性やらメッセージ性やらが、これでもかとてんこ盛りで鬱陶しかった。

力のプリキュアフィジカル問題で苦悩する、つまりみずからの強みが強いがゆえに自分自身を苦しめる、というのは女児向けアニメには難しすぎるよ。

でも、今年のプリキュアが世の中の大半の教育者よりもまともなのはよくわかった。道徳教育よりは断然まともなんで、作中キャラと同年代中学生に観てもらえればいい影響があるんじゃないかと思う。

今年のプリキュアは完全に大人向けだ。オトナ帝国の逆襲だ。

こういうことを書くと、子供馬鹿にしすぎだ、完全に理解はできなくともなにか大切なものは伝わるはずだ、とか言う人がいるけれど、ガキの頃に観た「オトナ帝国の逆襲」になにか大切なものを感じたかと問われれば「とくに感じなかった!」と言い切ることができる。たしかに、しんちゃん東京タワーを駆け上るシーンは印象に残ってたけど、ただのお涙ちょうだいモノとの区別がつかなかった。まあガキだったかしかたない。「オトナ帝国」で感動・感心するのは大人だけの特権だ。

子供が楽しんで観れて、大人も唸るテーマ性・メッセージ性を組みこむバランスは、女児向けアニメのなかではやっぱり「プリパラ」が頭ひとつ抜けてうまい。とくに、このあい最終回を迎えた「アイドルタイムプリパラ」の後半部分の夢を巡る物語はとくにうまかったと思う。

アニメ作品としては良作になるのかもしれないけど女児向けアニメとしてはちょっと間違っていて、キャラデザ萌えに寄っていて好みだっただけに残念だった。




おまけ:五話まで観てないやつの一言コメント

小泉さん】二話まで。食べるとき必要エロい顔するのいい加減やめてください。ラーメン屋行ってとなりにああいう奴がいたらどう思うよ?

バイオレット】二話まで。京アニの高級感ただようアニメーションが好きな人は好き、嫌いな人は嫌いってだけの、ある意味とってもわかりやす作品

シトラス】二話まで。百合という枠・様式に甘えすぎ。内輪で評価されても外では通用しない。

ビートレス】二話まで。この原作小説アニメ化するのに必要クオリティ全然足りていない。まあディオメディアだしね……。原作ファンには同情する。

【たくのみ】二話まで。こういう雑学系のやつはマンガで事足りる。あと不必要エロくするのはいい加減やめてください。

【戦記】二話まで。硬派なの?軟派なの?どっちかに振り切ったほうがいい。サクサク進みすぎて戦記物なのにあっさり感がある。

【ハクミコ】三話まで。マンガ喫茶で既刊全巻読んじゃった。そのほうが手っ取り早いしおもしろい。

【恋雨】三話まで。マンガ喫茶で既刊全巻読んじゃった。そのほうが手っ取り早いしおもしろい。

メルヘン・メドヘン】二話まで。ダメアニメ化の典型。二話までの展開は20分あれば余裕でやれる。「俺様ならもっとおもしろアニメ化できるぜ!」なんてズブの素人に思わせちゃいかんだろ。

2018-03-31

宇宙よりも遠い場所」13話を観ていて色々考えた

最初から最後までほぼ泣いてたかもしれない。いい最終回だった

報瀬について

 終始笑顔で、それを見ただけで胸がいっぱいになる。まず髪切るときの報瀬。12話では、3人の前で躊躇していたときの報瀬は本当に曇った顔で「もういいから、じゅうぶんだから…」って言っていたのとは裏腹にすっごい良い笑顔になっていて、12→13における報瀬の成長が端的に現れている大好きなシーン。その後隊長とかなえさんに見せた笑顔はとても貴子に似ていて、「ああ、カーチャンがいた頃は、こんな感じに感情豊かな女の子だったのかな」とか「12話を経て報瀬がようやく本来の報瀬らしさを取り戻したのかな」とか思わずはいられなかった。その、カーチャンの亡霊を象徴するノートPC隊長に託す報瀬は本当に清々しく、12話で夢から醒めた彼女が悲しみではなく幸せで満たされていることが端的に現れてて「良かった・・・本当に良かった・・・」ってなった。その後カーチャンからメールが返ってきたときも、それまでの報瀬だったらどうなっていたのか分からないけれど、13話の報瀬は「知ってる!」と鼻にもかけず笑い飛ばした姿はすっかりカーチャン背中に追いついていて、むしろ追い越している。どんだけ成長してんねん…。

 加えて、今までの報瀬はどんな風景を見てもボケーっとしたようなシケた顔だったのだけれど、最後に満面の笑みでオーロラを見る姿はもう最高すぎた。

4人について

 観測隊としての生活は相変わらず忙しそうなのだけれど、4人が「なんとなく、うまくやっている」という姿に感動した。報瀬も言っていたけれど、南極での生活はむき出しの感情がぶつかることもあるわけで、それでも4人は仲良くやっているので「何も大きなトラブルが起きない」ことで彼女たちの成長を表すという演出が最高すぎた。個人的アイスオペレーション中のゆづ「死にますFOOOOOOOO↑↑↑↑↑」がツボだった。自分のことをネタに出来るって結構すごいことなんだよね。これだけでゆづが大きく成長していることが分かる。アドリブなんだろうけれど。

めぐっちゃん

 ラスト30秒。ここだけでずっと語れそう。

 キマリが「帰ったよー」を送ったとき一瞬で既読がついてて、「ああ、めぐっちゃん家族あたりからマリ帰国日を事前に聞いていて、今か今かと待っていたのかな」とか「10話でキマリが「既読付くタイミングだけでめぐっちゃんが今何してるのか分かるんだよ」って言ってたし、キマリはめぐっちゃんの心情に気づいてるのかな」とか。

 また、行き先が北極だった件について。10話における「南極にいるんだけど、SNSを通じてなんとなく(日本にいる)めぐっちゃん気持ちがわかるキマリ」と立場が逆になっていて、かつてキマリが「めぐっちゃん庇護のもとぬるくやってないで、自分の力で強くならなければ」と思ったように、めぐっちゃんも6~13話でキマリ日本南極経験した様々な出来事を、キマリのこと考えながら裏でこっそり通ってきたのかな、と思わせる。

 めぐっちゃんから送られてきた写真には綺麗なオーロラが写っていたのだけれど、オーロラはその仕様南極北極同時に出現するので、キマリたちが南極付近オーロラを見ていたちょうどその時、めぐっちゃん北極オーロラを見ていた可能性がある。そう考えると色々シンクロして考えちゃって、胸がいっぱいになった。

 一方キマリメッセージに速攻で反応するめぐっちゃんは、5話でキマリが絶交無効したあと(一方的に?)めぐっちゃんのことを親友だと思っていたように、めぐっちゃんもまたキマリのことを大切に思い続けていたんだろうなぁということまで伝わってきて、5話における2人の想いが両方とも叶った最高のハッピーエンドだった。締めのセリフ「なんでーーーーーーーーー!!!」も、5話にあった同じセリフとのニュアンスの違いにグッと来た。

 「もし続編があったら~」という発言を各所で見るけれど、めぐっちゃんの旅を見たい、という人が多くて嬉しかった。最後写真オーロラをバックにめぐっちゃんカメラを覗き込む構図」は公式キービジュアル「4人がオーロラをバックにカメラを覗き込む構図」と対になっていて、つくり手がめぐっちゃんのことをもうひとりの主人公として描いてくれていたのかな。

総括とか

成長物語メンター(導き手)

 主人公たちの成長を描く物語では、どのキャラクターに(精神的な)導き手の役割をもたせるのか、というのが重要なのだけれど、本作では(子どもたちだけで完結せず)大人たちが多かれ少なかれ寄与している。私はこういう「かっこいい大人」が描かれる作品がとても好きなので、本作もそういう意味で大好きだ。特に隊長とかなえさんはすごい良いキャラクターだった。何が最高って、13話で「実は大人組も4人の心意気に背中を押されてここまでこれたんやで」っていう心の変化が描かれてて、大人組も4人と同じ人間味あるキャラクターになっていたこと。物語におけるメンターが、物語の中で自身も成長するとか最高すぎる。

感情移入

 観ながらアホほど笑って泣いた作品だった。こんな経験殆ど無かったのでとても新鮮だ。「病めるときも、健やかなるときも変わらず泣き笑いすることを誓う作品」っていうとちょっと大げさだけれど、私は疲れているほど自発的に笑ったり泣くことが出来なかったりしていく人間なので、こういう「心を奪われる作品」を大事にしていきたい。

良いものを作るということ

 以前ツイッター界隈で「各話において、クレジットされる作画監督の人数が多いほど現場は火の車になっている可能性が高い」という言説を見た。たまたま知り合った元アニメーターの方に聞いた限りあながち間違いではないらしい。そこで本作なのだけれど、グロス回で作監が3人クレジットされるくらいで基本1人か2人という感じだった。終始作画も安定していて、スケジュール的にうまく行っていたのではないだろうか。

 また、公式ラジオで言っていたのだけれど、本作のアフレコでは完成された映像を見ながら声を入れていたらしく(最近絵コンテ段階の映像で声を入れることのほうが多いそうな)、その点でも本作はある程度余裕を持って作られていた可能性が高い。

 要は無理せず良いものを作って欲しいよね、という話。

最後に。BD版の音ってサブスクリプション制のと比べてめっっっっちゃ良いね

2018-03-30

宇宙よりも遠い場所にあこがれて南極観測してみたさがある女なんだけど、

南極知識がないから越冬隊員さんがたのモラリティわからん

女の南極はなんか注意すべき?基地ってもう犬に化けて入って来られたらどうしようもないんじゃないかって。

anond:20180328134743

2018-03-29

静と動の物語、そんな2018冬アニメだったか

anond:20180306010833

ここまで筆者の属性を書いていなかったが、自分ラブライバーガルパンおじさんで、最近リズと青い鳥ヤマノススメ3期を待ちわびている、キモカネおっさんの中では結構残念な部類に入ると思う。

そんな自分にとって2018冬アニメの一押しは、ゆるキャン△宇宙よりも遠い場所の2枚看板に無事収まった。

タイトル通りだが、前者を静とするなら、後者を動と言っていい、どちらも極上過ぎるエンターテインメントだった。

エントリは両方を3話まで見た時点で「尊い」と書いたが、これは撤回させてもらう。

全話完走して、両者はそんな形容じゃ済まない、まさに神々しい作品というのが結論である

というか、この2作品ポプテピピックを合わせて、少々気が早いかもしれないが、平成最後を飾る名作が出揃い始めた、そんな気分になっている今日このごろ。

ちなみに平成代表するアニメエヴァでほぼ確定かな?別にセーラームーンでもプリキュアでもいいけど。

以下、それぞれの感想。できるだけネタバレは避けたつもり。


ゆるキャン△はいいぞ」

そんな台詞つぶやくゆるキャン△おじさん」が出てきても全く驚くに値しない。ゆるキャン△はそれくらい「美味しい」アニメだった。

前にも書いたが、冬キャンプなんてどう考えてもゆるさの対極にありそうなネタで、ここまでゆるく、そして趣味が良い内容に作り上げるだけでも驚嘆モノである

その上で、

「どちらかがアクションを起こさなければ何も進展しないが、同時に双方の等価交換で収まるくらいに留めるべき」

というコミュニケーション原則を決して崩さない中で、登場人物たちが仲良くなっていく過程が、見ていてここまで面白く、かつ最高に優しい時間になるとは知らなかった。

筆者は原作未読だが、聞けば原作アニメオリジナル部分が超シームレスシンクロしていて、原作クラスタの諸兄も大満足なのだとか。

何よりもまず原作ファンを最も大事にする姿勢は素晴らしいし、それが当たり前になって欲しい。

その原作について、2期を作るにはストックが足りないというファン見立てが正しいなら、いっそガルパン形式(劇場版+OVA)にしてみてはどうだろう。

というか、そんな事を思ってしまうくらい、これからもずっとこの5人の時間を見ていたい。

アニメが終わってしまった今、それだけが胸に来るのだ。


宇宙よりも凄かったアニメ

全話神回という、恐らくは前人未到の記録を打ち立てた大傑作、それが宇宙よりも遠い場所という作品だった。

未見の人はニコ動課金するなり、来月以降BS11での再放送なりで是非見て欲しい。絶対がっかりさせないことを約束する。

南極テーマにしつつ、描かれる内容は結構日常的なのに、まさしく「青春ジェットコースター」という、爽やかなアツさを見る人に否応なく植え付けてくるのが素晴らしい。

青年荒野をめざす」という言葉があるが、それを現代体現しているのかもしれない。

そして「旅」を意識する限り、青春若者だけのものではないという意味合いもあるのかなーと思わされた。

更に本作品で描かれる旅の根幹は、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」に通じる要素を感じたり。

そんなこんなで、とにかく最終話最後カットまで文字通り全く見逃せない。本当に寸分のスキもなく面白く、更にその面白さを超える感動をもたらしてくれた。

その感動は、今や制作陣への感謝気持ちとなって胸にあふれている。

ありがとう!本当にありがとう

もし2期やるならめぐっちゃん主役希望


それにしても今冬は寒かった。

そんな冬のさなか、こんな素晴らしい作品で元気をもらえたことは幸いである。

2018-03-28

まだ見てないんだが

最終回から1日経つのに、宇宙よりも遠い場所最終回についての記事全然上がってない。

まさかやっちまったのか?

やらかししまったのか?

いや、派手にやらかしたらそっち方面記事が賑わってるはずだから、そう酷い事にはなってないはず・・・

だけど満足できる最終回なら、もっとホッテントリ入りしてブコメを集めてるはず・・・

ああ、やだなあ。見たくない。

最終回見たくない~。

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