はてなキーワード: スローライフとは
転生してハイエルフになりましたが、スローライフは120年で飽きました -Highelf with a long life-
https://www.comic-earthstar.jp/detail/highelf/
なろう 完結済
https://ncode.syosetu.com/n0821go/
作中ちょこちょこ飛ばすけど数百年経過する
あらすじ
しかも、前世で憧れていた異世界転生物の小説のように、美少女を追いかける立場としてだ。
――――――
必死になって、俺は森の中を駆け抜けていく。
背後からは、複数の足音と、「待てーっ!」「なあ、あんた! 頼むから俺の話を聞いてくれよ!」という声が響いてくるが、俺は気にせず走り続ける。
どうしてこうなった? 何度そう自問しても、答えなど出るはずもない。
俺こと増田太郎は、どこにでもいるようなサラリーマンだったはずだ。
それが今や、見たこともない森の中で、見たことのない弱者男性に追われている始末。
本当に一体どうなっているんだ? 俺はただ、いつも通り会社に出社しただけなのに……!
――――――
その日も、朝早くから出勤し、上司からの理不尽な叱責に耐えつつ、なんとか仕事を終えた。
時刻はすでに午後九時を過ぎており、疲労困ぱいの状態で自宅へと帰る途中のことだった。
ふらつきながらも、なんとか電車に乗り込むことに成功したのだが、そこで意識を失ってしまったのだ。
そして気が付いた時には、見知らぬ森の中で獣に襲われかけていたのである。
最初は、夢でも見ているのかと思った。
だけど、頬を引っ張った時に感じる痛みや、身体中を襲う倦怠感などが、これは現実なのだと教えてくれた。
ならば、なぜこんな場所にいるのかという話になるわけだが……いくら考えてみても心当たりはない。
ただ一つ思い当たる節があるとすれば、それは『過労死』という言葉くらいだろうか。
実はここ数日の間、俺の仕事量は激増していた。
それというのも、取引先の都合で納品が遅れることになり、その対応に追われることになったからだ。
本来であれば、もっと早くに片付くはずだった案件なのだが、相手側のミスが発覚し、状況が大きく変わってしまったのである。
結果として、連日残業をする羽目になり、睡眠時間が大幅に削られてしまったのだ。
正直言って、ブラック企業にも程があると思う。
まぁもっとも、上司と役員たちをナイフで滅多刺しにした後だから今頃死体が発見されて、ニュースになっているかもしれないけどね。
それにしても、我ながらよくあんなことをやったものだと呆れてしまう。
きっと疲れのせいで頭がおかしくなっていたに違いない。
ああいうことは、もう二度としないと心に決めよう。
ともかく今は、この場を切り抜けることが先決か……。
しかし、森を走り回ってわかったことだが、ここは日本どころか地球ですらないようだ。
それに何より、空を見上げれば月が二つもあるじゃないか。
もしかしたら夢を見ているだけなのかとも思ったが、どうやら違うみたいだし……。
だとしたら、考えられる可能性としてはやはり異世界転生という奴なんだろうな。
小説なんかじゃよくある話ではあるが、まさか自分が経験することになるとは思わなかったよ。…………って、ちょっと待ってくれ。
もし仮に、俺の考えが正しいとするなら……。
「――ああっ! やっぱりそうだった!」
なぜなら、俺を追いかけてきている弱者男性たちの顔に見覚えがあったからだ。
それも一人や二人ではない。全員の顔に見覚えがあるんだよ。
総評:数字読めないっぽいし、あまりにも我田引水が過ぎるので、元記事・元データの方を直接読んだ方がいい。あと、検証とは関係ないけどラノベ・なろうへの悪意が尋常でないので一見の価値はあり。
(6/29追記:総評だけで十分という意見があったので、先頭に持ってきた)
若者のライトノベル離れ 6年で市場半減のショック 作者 らんた
こういうエッセイがカクヨムに上がっていたので、その内容を軽く検証してみる。
複数の記事を参考にして書かれたエッセイであり、またそれ以外でも指摘の根拠としていくつかのページから引用する必要があるため、出典はなるべく分かりやすく示す。
(エッセイ)
まず2023年6月19日の『週刊文春・電子版』をご覧になったであろうか。なんとライトノベル市場が半減したというのだ。私は「note」にて既に2019年にて警告を発したことがあるが「じゃーなんで次々ミリオンヒット作が出てるんだよ」という反論に負けてしまった。だがやっぱり体感的なことまで当たってしまった。
ラノベ市場は2016年の302億円(文庫202億円、単行本100億円)がピークとされています。2020年は244億円となった。それが2023~2025年に半減する見込みです。
(「少子化でも、作品の劣化でもない…「ラノベ市場」が10年で半分以下に衰退した“意外すぎる理由” | 文春オンライン」)
ttps://bunshun.jp/articles/-/63516?page=3
従来からある「文庫ラノベ」と、ウェブ小説書籍化を中心とする「単行本ラノベ」を合算した数字を見ても、ラノベ市場は2016年の302億円(文庫202億円、単行本100億円)がピークである。以降、単行本は横ばい、文庫ラノベは顕著な減少のために、2020年には単行本と文庫本を合算して244億円となった。
(エッセイ)
文庫ラノベ市場に限ると2012年の284億円をピークに、2021年には123億円と実にピーク時の半減以下という悲惨な結果となった
(文春)
ttps://bunshun.jp/articles/-/63516
中学生の読書量は微増、高校生はほぼ横ばいであるにもかかわらず、文庫ラノベ市場は2012年の284億円をピークに、2021年には123億円と半減以下になった
(エッセイ)
度重なるコロナ禍での緊急事態宣言でラノベ単行本売上額が「伸びる」わけがないと常識で考えてほしい。このままの下落幅が続けば確実に2023年にはピーク時から半減するという事実を。もしかしたら2023年という数字が2024年や2025年と1~2年位ずれ込むかもしれない。しかし、それは「誤差」の範囲でしかない。
ラノベ全体で計算するけど、2016年の302億から2020年の244億へ、4年で58億減。1年あたり14.5億減として、2023年には200.5億、2024年に186億、2025年でも、171.5億。
巨大な減少ではあるが、少なくともピーク(2016年の302億)からまだ半減はしてないね(計算間違ってたらごめん)
そもそも、「このままの下落幅が続けば確実に~」という話をしてて「このままの下落幅」は既に分かってるんだから、最初から2026年か2027年に設定しときゃいいのに……
(エッセイ)
で、私は「真のラノベ市場のピーク」って1997年だと思ってるんですよ。なぜかって? 膨大な若年層(厳密には23歳前後の新社会人層)が1996年末頃にラノベを卒業するかどうかの世代に当たるからです。そうです。年約200万人も出生数がいる団塊ジュニア世代の存在です。今の18歳人口年約110万人だぞ。それを考えたら真のラノベ市場は1996~1997年がピークで読者のすそ野も大きく、逆に2013~2016年当時は既に1強多弱。つまりごくごく一部のタイトルだけミリオンだしてあとは全滅というのが真相なんだろうしじゃなかったら出版市場額全体が2兆7000億から1兆3000億円(2019年)にまで下がるはずがないからである。
2000年代以前のラノベ市場規模の正確なデータが無いのは(たぶん)事実なので、当時の市場規模を想像で語るのも自由だろうが、若年層の人口と出版市場全体の規模の比較だけで、97年を「真のラノベ市場のピーク」と断定するのはあまりに根拠が弱いと思う。
ちなみに、「ラノベ歴代売り上げランキングTOP40」の中で97年当時に開始していたシリーズは、
ttps://moemee.jp/?p=9493
3位:スレイヤーズ!
8位:魔術士オーフェン
の四作となっている。
(エッセイ)
もう一回言うがおそらくこの金額は1996年当時だともっとでかいだろう。ただし当時のラノベは文庫本よりも単行本、いわゆるノベルスの方が市場額が大きかったと思われる。カッパノベルスとかそういう奴ね。
えっ、カッパノベルスとかラノベに含むんすか(ノベルス=新書判はふつう単行本とは言わないというのはさておき)
前世紀にはノベルスがバカ売れしてたという話はよく聞くので(例によって正確な市場規模は不明)、それを合わせたらもしかしたら現代ラノベも超える市場規模になるのかもしれない。が、それはもう「ラノベ」の定義の問題になるんじゃないか。
(エッセイ)
『怪盗クイーン』のファンレターのコーナー見た? 中学生どころか高校2年・女子のファンレターがちゃんと掲載されているんだ。完全にもう中高生女子からラノベは見限られてるね。
婚約破棄・追放・処刑→時間巻き戻し(人生リセットボタンという意味)・悪役令嬢・溺愛・元聖女様のスローライフ・令嬢様のクーデター物語に中高生の女子が興味を持つか? 持たないよね。たぶんだぞ。これって実はおばさんの願望なんじゃねえのかってこと。
男は割ともう高校生辺りになると弱者男性層あたりが「異世界転生・俺ツエー・チート・ハーレム」に興味持つんじゃねえのか。そろそろ高校生・男子ともなると己の人生の破滅フラグが見えてくる頃だし。
いくら作品上で中学や高校を舞台にしても「非モテのV-tuberの俺、配信を切り忘れたら~」みたいな奴は所詮中年のもてない男の悲しい願望であって実際の中学生が求めるラブコメってのはむしろ『君と100年分の恋をしよう』みたいなやつなんだよ。
検証とは別の話だけど、とにかく悪意がすげえ……
(エッセイ)
読売新聞調査で愕然とする結果が出たのね。SAOってもう2008年頃なのよ、たしか。つまり15年時が止まってる。これが高校男子だと一気に「転スラ」になるんだけど。ちなみに総合1位も「転スラ」。
ここで「読売新聞調査」と言われているのは、「学校読書調査」のことだと思われる。
本人が直接どこから引用しているのかは分からないが、全体の結果は以下のツイートの添付画像で読める。
ttps://twitter.com/hachidaioh/status/1586208894950330369
また、以下の記事では、学年ごとの詳細な結果が画像で掲載されている。
ttps://gendai.media/articles/-/102358
ttps://gendai.media/articles/-/102359
(エッセイ)
エッセイ執筆者、恐らくそれなりの年齢の、恐らくは女性だと思われるのだが、作者自身の不満をぶちまけているようにしか見えない。
【おまけ】超少子化なのになぜ中年層にターゲッティングするのが間違いなのか
(エッセイ)
これ答え簡単ですよね
1:仕事でそれどころじゃない
1は完全に他の小説にも当てはまるだけの話だし、2はどういう夫婦観だ……?
仮に、既婚者は配偶者と一緒にいる時には絶対にラノベ読めないというのが真だとして、じゃあ未婚率が上昇してる現代はむしろ大人向けラノベには追い風ということ……?
【おまけ2】読まれる=売れるではない - 若者のライトノベル離れ 6年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム
(エッセイ)
だから出版時に編集者から「ラノベじゃ食えません。絶対にサラリーマンを辞めないでください」って念を押されるし公務員の場合は上司に申し出て印税収入分は勤務自治体に全額寄付にするのが一般的だ(国家公務員の場合は国に寄付する)。
公務員の副業としての執筆活動の扱いが微妙なところなのは事実だろうが、「印税収入分は勤務自治体に全額寄付にするのが一般的」という話は少なくとも検索では見つからなかった。
(参考:「公務員をしながら怪異・妖怪本を35冊以上出版! 作家・在野研究者の朝里樹さんが今のスタイルに至るまで | WORK MILL」)
ttps://workmill.jp/jp/webzine/yokai-asazato-20221025/
(エッセイ)
でね、高ポイント勢のWEB作家に言いたいけど無書店地域とか大型書店すらもあちこち潰れてるってニュースを何で見ないのかなって思うんだよ。本当にラノベが売れてたら書店があちこちで閉店するわけがない。
書店がバタバタつぶれるほどの出版不況なら、ラノベ市場も当然その煽りを受けるだろうというだけの推測ならまあ分かるが、それは他の分野も同じことだろうし……(むしろ規模が大きいところほど影響は大きい)
エッセイでも書かれていたように、2022年の出版市場全体は1兆6305億円。2020年だがラノベ市場は244億円しかない。オタク系書店などなら多少割合は大きくなるとしても、多少ラノベが好調だろうが不調だろうが、本屋の運命を左右するほどとはとても思えない。
なろうアニメの「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」が好きだ
「真の仲間」で略されることが多い
追放ものの元祖だそうだ。チート付与魔術師みたいに隠れた実力がある系でなく、
本当に最前線の戦いには戦力不足でついていけないが、人の少ない田舎では無双でイキれるぐらいの(実際イキり倒す)実力の主人公が、
あまり有名ではない
同時期に高品質作画アニメは多数送り出されており、なろう系も幾つも放映されていた
ファンタジーなら無職転生や王様ランキングを見てた人が多いはず
ニコニコでもyoutubeでも関連動画はほとんどない。アニメ感想サイトを漁っても実況参加者は少ない
一方で海外ではそれなりに高評価だったようで、youtubeの主題歌動画には海外コメントがそこそこついている
アニメ二期も決定した
説明が長くなったが俺はこのアニメが大好きで、配信で繰り返し何度も見直している
円盤ももちろん買い、先週も何度目か忘れたが全13話を通しで視聴した
誰にも同意されないだろうが構成と演出が神がかっていて見直すたび考察してしまう
おでん屋台の回はファンタジー世界ならではの漆黒の闇と屋台の赤ちょうちんの図を見るたび
「この緊張と弛緩の混ざり合った演出をどうやったら作れるんだ。アニメ実作者でもアニメ評論家でも誰でもいい、金を払うから解説してくれ」と唸っている
先週も蜂蜜酒の回で新たな発見をして「ウテナか!」と唸ってしまった
本題に戻ると、先週、新しい発見があった
「ふらせら」という、20年前に出たギャルゲーのコミカライズ作品で
こちらも解説すると無限に長くなるので端折るが、両作品の共通点は
・主人公たちは戦争の前線で戦っていたが、慮外のトラブルで脱落
・戦争の気配など全く感じない、自然いっぱいの辺境でスローライフを満喫する
となる
「主人公は美少女とじゃれあっててスローライフを満喫している」一方で、「戦争は全く終わってない」点だと思う
戦えるけど戦わない
積極的ではない、結果としての形で前線逃亡したのだが、そんなことは気にせず田舎暮らしを最高に楽しんでいるのが大事なのだ
主人公の周囲では、使命感にかられて参戦を志すもの、主人公に戦線復帰を促すものがいて、戦争を忘れさせてくれない
現代はメディアによって地球の裏で起きていることを臨場感あふれる映像で知ることができる。というより半強制的に知らされさえする
同じ日本の中で起きている犯罪的な虐待や差別を知らなくても、ウクライナの戦争は知っている
なんなら日本社会の身近で起きていることから目を逸らされるために海外の虐殺や差別、戦争報道が溢れかえっているのかもしれない、とすら思える
しかも、その戦争や残酷なジェノサイドは自分たちに全く無関係というわけでもないと、なぜか知らされてしまう
ウイグル民族の弾圧とユニクロの衣服は結び付けられて日常の場に入り込んでくるし、
ウクライナ戦争は「核弾頭が厚木基地や横田基地に打ち込まれるかもしれない」という切実さと結びついて、
「俺たちの日常を維持したいからウクライナ人だけでロシアと戦ってくれ」というジクジクした地続き感を抱えながらニュースを眺める羽目になる
水木しげるが前線から半ば離脱して南の島の楽園暮らしに至ったときは、左腕を失う負傷があったし、
なにより日本のアメリカとの戦争は「お役所仕事でズルズルと開始してしまった、やらなくてもいい無駄な公共事業~太平洋戦争~」だった
だからサボタージュに正当性を見出しえたし、戦後の反戦が強く共感を得られたように、
徴兵で駆り出された者の南の島での戦線離脱に責任感云々を見出す必要もなかった
こんなジクジクした気分から解放されたくて日本国家と一体化したい人たちが出てきてしまうのは理解できる
残念ながら自分は国家と一体化して何かやってる精神状態にはなれない
遠くにある、手出しすることも出来なくはない(実際に行動している人たちも大勢いる)戦争を、まるきり無関係と切り捨てることもできないまま傍観し、
さておきと、自分の生活のために働いて、マンガとアニメとゲームと動画視聴で怠惰に時間を過ごし、
その怠惰さを時おり責められ、ヘラヘラとやり過ごし、改めて怠惰に身をうずめておきたい
アニメ化したのが必ず合うわけでもなく。
話長いのだと途中からダレてくるのもあったり。
とりあえず面白いと思ったのを置いとく。
理想の学校生活だなぁと思える作品なんて山のようにあるけども、社会人がメインの作品で理想の生活だなぁって思えるのがぱっと思い浮かばない。
理想の社会人を描こうとすると「THE お仕事」の作品になっちゃうからかもしれない。
自分はお仕事にそんなに情熱を持っていないから、憧れないのかも。
それとは別に、人とは違う暮らしをする系(「スローライフ」的なやつ)もあるけど、そちらは逆に自分には無理だなぁという気持ちが勝つ。
学校が舞台の作品だと「一般的な学校のごく普通の生徒」が定番で、もしかしたら自分にもこういう青春があったかもと思わされたりするけど、
不快になる事しか書いてないし、支離滅裂な文章なので頭がおかしくなりそう!
コロナがついに5類になる。
医療者側の渦中の人間だったので、正直世間の人たちの意見を意図的に見ないようにしていた3年間だった。
なんでかと言うと、余りにも自分たちのしてる事が馬鹿馬鹿しく、そして虚しく感じてしまうんじゃないかと怖かったから。
渦中から外れた今、5類移行を前に様々口汚く罵る人々をアレコレ見られるようになって、「仕事してる時に見なくて本当に良かった〜」と心から安堵している。
ちょっと心は折れたけど、アル中にも借金まみれにも性病にもならず、何となく生き延びることができた。
関係ないけどいま梅毒がやばいので、風俗行ったり知らん人とやりまくる人は一回検査してくれ。ウン10年後が怖いから。妊娠してると堕すことになるから。早めに治療したらちゃんと治るよ。
まぁ梅毒なんかはどうでも良い。
個人的には感染対策も、ワクチンも、各種支援も、このヤバめ未曾有の超災害に対してみんなわりとかなりけっこうずいぶん頑張ったように思う。
ズタボロの雑巾みたいになって働いた医療関係の人たち、私も含めて超お疲れ。
これからはのんびりスローライフとまでは行かなくても、もう少し心穏やかに仕事ができるようになると良いよね。折れた人はもう休んでくれ。
でも多分こう言うふうに言えるのは私が医療者側だったからであって、コロナで散々苦しめられた学生観光飲食エンタメなどに関係する方々からすると、医療職ってもはや『敵』というか『自分達をコロナで苦しめた諸悪の根源』になってるんだなぁと、しみじみ思った。
医者がああだというから、保健所がこうだというからという強制力のもとで散々抑圧された市政の方々からすると、それもそうかーと言う気持ち。
ごめんねってここで謝ったところで、何の意味もないし、何に謝っているのかもわからないんだけど、辛かったろうなと言うことの傾聴はできる。
できるかな?仕事だと言われるとやれると思う。悲痛な面持ちで頷きながら、手を握るくらいなんてことないぜ。
でもそうなるとむくむくともたげてくるのが「私たちがやった事ってわりと無駄だったな」「そこまで頑張らなくても良かったんだな」という考え。
日本は7万人くらい亡くなって、致死率0.2%くらい。
らしい。いまHP見てきた。
厳しめの感染対策と日本人の潔癖さと村八分文化と医療者の頑張りとあとなんか他にも色んなものが様々に絡み合って、出来た結果だと思う。
でもコロナ禍が過ぎて、こんなに医療職が馬鹿みたいに叩かれるなら、もっと対策は緩くして良かったんだなーとしみじみしてくる。
アメリカもロシアも致死率1%以上あるから、別に日本もその水準でなーんも問題なかった
単純計算すると5倍なんで、35万人くらいは亡くならないと他の国と釣り合いが取れない
あれこれと苦しい思いをして必死になったのがばかみたい
今私の頭を占めてるのはそんな考えばかり。
なんか今日胸糞悪い記事とニセ科学記事を血眼にして読み漁ったので、鬱屈とした気持ちが占めてるせいだとは分かってるんだけど。
こんな事は違いますよってのも、感謝してくれてる人もいるってのも知っておりますが。
でも酸素化が85%とかになって苦しいよ〜ってやってる人を、どうしようどうしようって思いながら治療する必要なんかなかったし、食べ物がないんです!と喚く人たちに、配食をあくせくしながら届ける必要もなかった。命ギリギリの人たちにごめん、もっと早くなんとかしとけばよかったよーって泣く必要もなかった。あれも、これもみーんな無駄。
老若男女、等しく5倍の人が死んで良かったのだと思うとなんか全てがあほらしいなーと言う気持ちがいっぱいになるわけです。
でも多分死ぬのは主に金がない人たちに超偏るんだろうなというのも頭を掠める。それはなんだかな。めちゃくちゃ腹立つな。私も貧しい側だから死ぬし。
でももっとたくさんの人が悲壮感たっぷりに死ねば、いちいち強制的に規制なんてしなくても、自発的に色んなものが少し自重ムードになって、こんなに憎悪の連鎖にはならなかったのかもしれない。
お得意の村八分文化で感染者を自殺に追い込む事はできたじゃないですか。なのであんな感じの対策で良かったんのかもしれない。
イベントもそのままやれば良かったし、飲食店も閉めずにそのままでいたら良かった。
次亜塩素酸ナトリウム噴霧しながら、クレベリン舐めて塩のかかった⚫︎コー⚫︎飲んでおけば治るんですよ。はっ倒すぞ。
病院は患者が押しかけて資源の奪い合いになって、多忙で鬱になる医療者がどんどんやめて医療は崩壊するけど、医者はともかく看護師なんかウジみたいにいっぱいいるし、時がたてば何とかなるんじゃない?
ならねーよ。後輩みんな鬱と不眠抱えてんだぞふざけんなよ。転職できた子はめちゃくちゃ明るくなってたので、それはめちゃ良かった。健やかに生きてね。
今はそんな気持ちでいっぱいになってる。
市政の人たちは医療者の事、嫌いだろうと思うけど
少なくとも私も市政の人たちのこと大嫌いなので、安心して欲しい。
口汚く罵る人はもちろん地獄に堕ちろって思ってる。
あとは上っ面でブルーインパルス笑を飛ばしたり、テキトーなイルミネーション点灯して「医療関係者にありがとう!」とかしてた奴らはもっと唾棄するレベルで嫌い。
本当にきつい時に、他人の自己満足の餌にされたことは一生忘れない。
なおブルーインパルスを操縦した人は悪くない。
でもそれを企画立案したやつも、それに金出したやつも磔⚫︎斬⚫︎にしろと思う。血を流せ。畑を血でみたせみたせみたせ。フランス国歌もそう言ってるだろ。苔むしてる場合じゃないんだよ。
金と休暇以外に欲しいものはなかったけど、それは絶対にくれなかったし。
漠然とした上の連中が、この3年間で何を考えて、私たちに何をしたのかは忘れないでいようと思う。
具体的にいうと選挙に行く。あと有給を取る。手札が少なくて泣けてきちゃう。転職がんばろ。
あとはネットでよく見かける「つよいくちょうのいしゃとかんごし」これも嫌い。
嫌いというか愛憎入り乱れてる。
たしかに良いぞもっとやれって思う時もある。もっと無知蒙昧で下劣で低俗な市民をボコボコにEBMがちがち正論で殴ってしまえと。スカッとするし。
でも結局センセーショナルな文言で煽るようなことを言っても何も解決しないのと、結局他の善良で草の根ネットワークな医療関係者を背後から撃ってることになるし、なんなら私も攻撃受けて辛いので、マジでやめろやという気持ちに落ち着く。
頑張ってるのに患者や市民にリンチされてしまった結果、世間に怨嗟を撒き散らすことになってしまった悲しい乙事主である事はわかるんだが。頼むから美味しいもの食べて、寝て、楽しいことをして、いかりをしずめてくれ。あなたたち、つかれてるのよ。
というか今ここで恨みつらみを書き連ねてる私も同位体なわけですけど。つらみー。
OMIさんがもうそれはそれは散々な罵倒をされてるが、あの人の凄いところはそれを絶ッッッッッ対に怒りで返さないところ。対話をしつづけるところ。まじですごい。
私みたいな底辺クソメディ野郎はもちろん、各方面の優秀なオイシャサンたちまでもが、感情むき出し祟り神モンスターに成り果てていく中で、静かにわかりやすい形で啓発・説得を続けようとするの、これは本当にすごいことなわけですよ。
何なんあのメガネって思ってる人も多いと思うんだけど、まともなことを怒らずに淡々と言い続ける人はまじでとんでもねー人なんで、30年後とかにめちゃ余裕が出て慈悲の心が沸いたりしたらインタビュー記事とか読んでみてください。めっちゃ心を砕いてどうしたらいいか考えて、頑張ってるんだよ、分科会の人。政府はろくに聞きませんでしたけども。ナントカ医師会とかナントカゲカ学会の人なんかより5億倍くらい頑張ってるのは知って欲しい。
とりあえず5月8日が待ち遠しいような、でも別に私の職場何も関係ないような気もするような。
医療関係者なんか来世には絶対選ばねーよと思いながら、転職を頑張ろうと思う。
みんなおつかれ。
なんか罵倒コメントでもついてるかなという戦闘的な態度で見にきたら、普通にやさしいコメントついててびっくりした。ありがとね。
でもさ100のヨシヨシと1の膝蹴りだと膝蹴りの方が脳内を占めない?
世界が全て膝蹴りしてくる人に見えてこない?認知の歪みなんだけどさ。そんな時もあるんだよ。
そして市井の人とノイジーマイノリティね。
おぼえたよ、ありがとね。
啖呵切った部分で誤字ってるのは公衆で恥部を晒しているのに等しいが、覚えるために残しておくね。
Twitterで怨嗟の部分だけ切り抜きされてて、それも羞恥心に駆られました。冷静になったら負けだ。
これは公衆便所の落書きと同じなんで、こんなもん真剣に読まんで寝てくれ。もし寝れないならKUTSUNA先生のYahooのやつを読むんだ。50億倍役にたつ。
そしてなんか凹んでる人達へ。こんなもん読んで罪悪感とか悲哀を感じないでくれ。職業選択の自由において大いなるハズレを引いてやがるざまぁと嘲笑うくらいでいいんだよ。私もそう思ってるから大丈夫だよ。
海外の医療者の人へ。なんなら海外の医療者のが本気で死ぬ思いで悲惨だったろうと思う。マジでマジでお疲れ様。海外はたぶんワクチンと文化と政治が絡み合ってあの感染者だから、何かとてつもなく巨大なものに押し潰されるような恐怖と戦ってたのかもしれない。英国とかの病院の廊下で患者が死ぬ話とかもはや戦時中だよ、考えただけで胃が捻転する。
医療職の何が大変なのか理解に苦しむ人へ。職業に貴賎はなく、どの職にもそれぞれの苦労やつらさはあると思う。現場で胸が苦しくなる場面が体験したければ、NHKのエマージェンシーコールって番組見てみて。風呂場で血まみれで冷たくなってる妻を、夫が震えながら心臓マッサージする場面(だったと思う)が出てきます。例えるとそういう類のものです。
『接遇気をつけて♡』ってうちわ持って振りたいやついるよね。うちの職場の人にもぜひやってくれ。
WHOとかいう組織のフグの毒みたいな名前の人が緊急事態宣言を解除したみたいで何よりです。
何がよかったのかといわれるとわかんないけど。
撲滅してないし、何かの感染症の流行り廃りは続くので、少年漫画の打ち切りのラストみたいな「私たちのたたかいはこれからだ…!」みたいなのを延々続ける羽目になるのだ。完。
プリキュアとかポケモンは見る人は見るだろうし見ない人は見ないだろうから省略
放送延期されまくった影響で6話までしか放送されなかった。それはそれとしてTS主人公が可愛いハレンチなアニメとして良いよ!
長瀞さんの二期。長瀞さんは一期でもうデレてるので、全体的に一期より甘くイチャイチャしてる回が多かった。
まだ付き合ってないけどもし三期があるなら絶対くっつくだろうな…と思った。
15分アニメ。とにかくエロい、あやトラよりハレンチなアニメ。原作がまだ完結してないのか俺達の戦いはこれからだ!エンドだったけど、エロいアニメが見たいならおすすめ。
おじいちゃんはおしまい!とネタにされてた奴。前世で滅茶苦茶強かったお爺ちゃん国王が美少女に転生していっぱい美味しいご飯を食べたり強い奴と戦ったりする話。
同期のTS物二作と比べると、こっちは転生TSだからか女性として生きる事をエンジョイしてる感じがあった。鬼頭明里がヒロインやってた作品その1。
弐瓶勉原作作品。1クールやったけどあんまり話進んでなくね?って最終回まで見て思った。EDがGReeeeNだった。多分二期は無いだろうけど、ボーイミーツガール物ならもうちょいテンポ良く進んでも良くない?
冬アニメで一番話題になってただろう作品。とにかく作画が良い、キャラが可愛い、エロい。
TS物だけどイケメン男子キャラとかは特に居なくて美少女になって美少女とイチャイチャして~ってタイプの作品なのでバ美肉おじさん的な展開は期待しない方が良い。これは興味があるならぜひ見てもらいたい。
杉田智和が主演の作品。1クールの間毎回OPで笑わせてくれる良い作品だった。鬼頭明里がサブだけどヒロインやってた作品その2。
所謂追放系作品になるんだろうけど、嫌な気持ちにならず爽やかに終わったのが良かった。
録画してるけどまだ見てない。元が劇場版とかOVAだから多分どれもクオリティは高いと思う。
吸死の二期。二期やれるような作品なんだからそりゃ面白い。続き物だから一期から見た方が良いけど、一期を見て気に入った人なら間違いなくこっちも楽しめると思う。
一期より二期の方が面白い世にも珍しいタイプの作品だと思う。一期はずーっと一つの事件の話だったけど、こっちはテンポ良く色んな事件が描かれるから面白い。一期を見てつまらんと思った人もこっちは気に入るかもしれない。
最強の陰陽師がよくあるファンタジー異世界に転生して実力を隠しながら無双するよって作品。正直全く期待してなかったんだけど、意外と面白かった。花守ゆみりのショタ演技いいよね。鬼頭明里がサブヒロインやってた。
女性向けアニメか~と思ってたけど、キャラが可愛らしくて結構王道少女漫画的な展開が描かれてて良いじゃん!ってなった奴。OPでもEDでもメインキャラっぽく出て来るある男がこいつ幾ら何でもクズ過ぎない?ってなった。
ジョジョシリーズが好きなら見て良いと思う。個人的にはちょくちょくアニオリで原作と描写や展開が変わってるから「あれ?」と思う所も多かったけど、概ね好評っぽい。正直六部は原作段階で評価分かれるから人を選ぶだろうけど。
安定して面白いけどいつになったら完結するんだろこれ。
一期の時点で大分人を選ぶあれだったのに二期は何というか一期より更にギャグ推しになってて何かこう…作画は良くなってたと思うけど…一期も手放しでは褒められないけど一期の方が好きかなあ
女の子が可愛い。どう考えてもリリィではなくグレーテがメインヒロイン。明らかに二期ありきな終わり方をしたのでこれだけだと何とも言えない感じはするけど、とりあえず女の子可愛いアニメ見たい人は見ても良いんじゃないかな
ダンまち四期の続き。シリーズ物だから以前の作品も見てる事前提だけど、これは面白い!メインヒロインのリューさんが原作一番人気と聞いてたけどそりゃ人気出るわこの人…って納得させられた。
ツルネの二期。感覚としてはFree!の二期見た時と同じような感じ。京アニのスポーツ物って正直そこまで競技の勝ち負けを重視してなくて、キャラクターの内面性を描くこと重視な感じがする。
1クールで上手い事纏まってるじゃん!ってなった奴。ジャンルとして女性向けになるんだろうけど、俺達の戦いはこれからだ!にならずちゃんと完結したのが好印象。1話を見てノリが会えば最後まで見れると思う。
東リベの二期。話の展開上仕方ないんだけど、タケミッチ一期から同じ事何回繰り返すんだよ…?ってちょっとダレてきた。一期が好きなら見ても良いと思う。ドラケンくんの声が変わってたけど、合ってたから特に気にならない。
最初からお互いの好感度マックスの幼馴染がくっつくまでの話。当て馬キャラが登場してドロドロ~みたいな展開は特に無いので、ドロドロしてない恋愛物が好きな人は1話のノリが合うなら最後まで見ても良いと思う。
キャラデザ全然違うけど大丈夫かこれ?って前評判の悪さをひっくり返して面白かった作品。内容はマキシマムも踏まえて無印トライガンを再構成した感じ。原作ファンは見ても良いと思うけど、新規の人は楽しめるんだろうか?
毎回魔物を倒して冒険者ギルドに卸してメシ食ってただけなのに何か不思議と面白かったアニメ。山無し谷無しで毎回ほぼ同じ話だけど、ほのぼのスローライフ系の作品好きな人は気に入ると思う。
度々放送延期してたけど、その分作画クオリティがとんでもねえなこれ…ってなったアニメ。原作ゲームは遊んだ事ないけど面白かった。
全く期待してなかったけど意外と面白いじゃん!ってなったダークホースアニメ。原作は打ち切りというか割と短期で終わった漫画らしいけど、その分ダレないで1クールで中々綺麗に纏まってた。魔法使いの嫁好きな人はハマりそう。
これもまだ全部見てないけど、1話を見た段階では全く期待してなかったけど結構面白いなって思った奴。EDで楽しそうにノリノリに歌ってるのが良い。
スパイファミリーのパクリ?BLスパイファミリー?って思ってたけど最後まで通して見るとこれ今期で一番好きだったかもしれん…ってなったアニメ。子供の描き方がスパイファミリーより若干現実寄りだったかもしれない。
殺し屋が始末したターゲットの子供を引き取って~って話なんだけど、終盤のシリアスパートと序盤のコメディパートの温度差が凄かった。とりあえず4話まで、ミリの事が好きになれたら見れると思う。好きだけど人には薦めにくいかも。
榎木淳弥が主人公の声をやってる系アニメ。個人的に嫌いじゃなかったから最後まで見たけど作画が今期アニメの中でも特に悪かったかもしれない…嫌いじゃないけど人には薦めない。
文ストって何期までやるんだろうね?ボンズ作品だけあってやっぱりクオリティはとんでもない。キャラが多すぎてこの人前に出て来たのいつだったっけ?って見てて混乱した。続きありきな終わり方だけど五期はいつになるのかな?
タイトルだけ見るとスローライフ物かな?と思ってたら結構エグイ内容もあるオムニバス物だった。タイトルにもなってる斎藤さんが主人公かと思いきや群像劇物だったので斎藤さんの影が薄い…
チートとか転生要素がない異世界物が見たいって人は見ても良いかも。
チャンピオンの柔道漫画のアニメ。嫌いじゃないけどこれを見るなら原作漫画読んだ方が良くない?とも見ていて思った。最終回の氷浦の試合パートはかなり力が入ってるのは見ていて分かった。
一種のボーイミーツガール物。俺達の戦いはこれからだ!エンドだったけど多分二期ありそう。面白いけど地味でもあったから影が薄かったのも何か分かる…原作はウルジャンで連載してるらしい。
15分アニメ。ジャンルとしてはエンジェル伝説みたいな勘違い・誤解物コメディの一種だったかな。ED目当てに見ていた節がある。心優しいお爺ちゃんドラゴンと孤独な女の子のバディ物、という設定に惹かれる人には是非。
虚淵作品だけど空気というか結構影薄かったなあ…内容としてはアニメ版必殺シリーズみたいな感じだったかも。全体的にダークな雰囲気で暗いけど、これも1クールで綺麗に纏まってた。
お兄ちゃんはおしまい!は万人向けというか可愛い女の子が見たい人ならまず間違いなく楽しめる作品だと思うけど、その他の作品はどれも人を選ぶ感じだったかもしれない。
一話を見て「あ、これ自分には合わないかも…」と思ったから見なかったけど好評ならそれに越した事は無いと思う。
ヴィンサガ二期はうちの地方だと放送してなくて見れなかった…一期好きだったから残念
挙げられてないけど、防振り2もいい意味で1期と変わってなくていいぞ
防振りは一期を最初の方で見なくなったから二期見てないんだけど、二期やれるって事は人気あったんだろうね
今更だけどここに挙げてない冬アニメは「何となく合わなかった」「視聴出来る環境じゃなかった」「そもそも放送してた事を知らなかった」のいずれかだと思う。
【余談】
ポケモンは多分これまでの25年完全シリーズ追ってきた人ほど楽しめるような作品だったのかな?と思う。1クールしかないから再登場出来るキャラやポケモンは限られてた感じあったけど。
kurimax 何で海外人気1.2位のヴィンランドサガと天使様がないんだろう。この期は天使様の期だった気がする。どちらも配信で観れるし。なんか評価のズレを感じる。
海外人気言われても…ヴィンサガはたまたま見なかったし、天使様は2話まで見て「これは自分に合わないかも」と思ったから見なかったので何とも…
Netflixで配信中の「舞妓さんちのまかないさん」面白かったよ。京都の映像はすごいキレイだし、スローライフドラマとして毎日寝る前にQuest2で見るのにピッタリだったわ。森七菜に16歳演技無理じゃないかと思ってたけど、元から主人公は特殊なキャラだから別に大丈夫だった。主人公には何も起きずに周りのキャラがドラマを作るのだけど、それも騒がしい見せ場はほとんどなく淡々と流れていくところもいい。
漫画はサンデーで連載してるの知ってたが毎号スルーしててアニメも見てないから原作との細かい比較はできないけど、是枝監督ブログは先に呼んでて、どうやらオリジナルのキャラが出てくるらしいぞ、どれがドラマのオリキャラかな、と気にしながら見てたけど、後で調べたらドラマの主要キャラのほとんどはオリキャラにオリ設定だったわ。屋形の名前からして違ってたし。ドラマ版はとにかく男キャラもたくさん出てくる。百子の恋人、あずさの恋人、バーのマスター、屋形の常連客、カメラマン、すみれの父親、吉乃の夫。男に向けての商売なんだから男が出てこないほうがおかしいわな。みな魅力あるキャラとなっている。前半、各キャラの心情を丁寧に描いたと思いきや、最後の数話に突然わちゃわちゃとした昔のアニメでよくある監督の自由回みたいな混沌としたお祭り回も入ってきて面白かった。
女でガッツリゲームをやってる奴は少ない、みたいな話には、「それは偏見だ」「私は女でゲーマーだ」「性差別だ」などと猛然と反撃されるようになってきたわけだが、私は一周回ってその風潮こそが性差別的というか抑圧的ではないか、と思う。
あなたがガチゲーマーだということを否定したいのではなく、同じくらいガチにやっている女のゲーム友達を、クラスメイトなどリアルで見つけることは困難じゃなかったか、と。
その寂しさとか、なんなら疎外感のようなものが、「女ゲーマーは少ないのは嘘」ということによってないものとされてしまうようで、私はそれが嫌だと思う。
ここでいうゲームは、着せ替えゲーとかスローライフコミュニケーションゲー(どうぶつの森みたいな)ではなく、アクションゲー、資源管理ゲー、対戦ゲー、RPGなどのことだ。
その手のジャンルを好む女プレイヤーが、リアルで同性のゲーム友達を見つけるのは今でもなかなか難しいと思う。
出会えた人もいるだろうが、しかし、そこで多少の苦労であるとか、自分は運がよかったなという感覚はあるのではないだろうか。
女のRPGプレイヤー友達ができたとしても、ストーリーについて語る人が多く、このジョブが強いとか、裏ボスがどうのという攻略的な話ができる相手はなかなかいない。
男は、クラスメイトで結構簡単にそういう話をする相手を見つけられていたみたいなのに(しかもコミュニケーションがあまり得意でなさそうな人でも!)。
今のインターネットで女性に人気が高い……たとえばポケモン、TRPG、FPSなんかもそうだ。
ポケモンなんかは総プレイヤー数で言えば女の方が多いんじゃないかというくらいだが、対戦ガチ勢でライバルになってくれる女友達を見つけるのはかなり苦労する。
TRPGも、びっくりするくらい女性プレイヤーが増えたのだが、ストーリーやロールに興味が偏りがちで、キャラのステ振りとかゲーム的なシステムに重きを置く卓を女性のTRPGコミュニティで立てようとすると人が集まらない。いっそゲームじゃなくて即興演劇とかなりきりチャットでいいじゃんという感じだ。
FPSも、男だったら男友達同士かつ結構ガチでやってる勢のフルパを組みやすそうなのに、女フルパを組みたくてもなかなかできない。
音ゲー、パズルゲーなんかは女性ガチ勢も結構いるが、他のジャンルの女ガチプレイヤーは同好の士集めに困るだろう。
そういう苦労や疎外感を、「女ゲーマーが少なくなんかない」という、一見道徳的で正しいかのような言葉で塗りつぶさないでほしい。
それに対して都会からの移住者って多くの人が、自分が地域社会に労働力を提供するって発想がない。
だって都会だったらお金で解決できちゃう事だから、みんなでお金出し合うなり行政から支援して貰うなりすればいいじゃんってなっちゃう。
でも、最寄りの街(地方都市)から車で5時間とかかかる様なド田舎だと、インフラ整備や防災対策、災害時の初動対応などは基本的に住んでる人間が自力でやるしかないんだよね。
ブコメで見かける「人雇えばいいじゃん」って言われても、雇おうにもそもそも余ってる人がいないのが限界集落なんだ(だからこそ限界集落なんだがな)。
そんなマンパワーが枯渇してる限界集落にとっての移住者って、ものすごく期待されてる存在なんよ。
だから提供する家も用意できる物件の中ではかなり良い(国道に一番近くて、駐車スペースも確保できるとか)のを選んでたりする。
もちろん提供する家ってのは99%空き家だから、どこかしら傷んでる。
それを修理して住める状態にする為に、集落の人間が総出で手伝ったりする。
集落の住民からしたら移住者が移住してくる前から、有形無形の投資を行ってるんだよ。
例えるなら弱小野球チームやサッカークラブがなけなしの予算から、大枚叩いて助っ人外国人を獲得しようとしている様なもんなんだ。
そこまで期待してた移住者が、事あるごとに都会と集落を比較する自称ロハスなフリーライダー野郎だったらそら住民はブチ切れる。
グリーンウェルかよ! ってなる。
でも当たり前だが仮にそいつが腐れロハス野郎だったとしても、移住者は悪くない。
だって、移住してくる人達は行政から都合の良い話しかされてないからね。
平成の大合併ってあったでしょ。
あれで村役場とか町役場とか廃止されて、代わりに週一くらいで役人が来る出張所が置かれてるってとこ多いんだよ。
要するに自分が住んでる訳でもない役人が実態も知らないのに適当に言いくるめて移住者連れてきて、移住が上手くいけばそれで自分の手柄、上手く行かなかったら「あんなところを紹介してすいませんでした」って頭下げればそれで悪いのは心の狭い住民だって話になっちゃう。
今ブコメで叩かれてる福井の池田町は、言葉を選ぶべきだったとは思うけど内容自体は大分誠実な方だと思う。
限界集落ってのは人類社会の端っこで、人類社会の外敵ってのは自然そのもので、限界集落は自然との戦いの最前線なんだよ。
限界集落で生活するのに向いてるのって「俺は都会での暮らしでは生を実感できない…」みたいなタイプの人なんだと思うんだ。