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2024-11-10

ブクマカでっち上げデマ概念大学生協における書籍割引販売の「趣旨に反する」について

[B! 大学] 東京電機大学生、生協で取り寄せたらどんな本も1割引きになると凌辱物のエロ漫画を購入→大学「学内で調査を行っております。調査後、大学として厳重に対処いたします。」

いちいち引用しないが、事実を誤認した大量のゴミブコメトップに並んでいる。

生協エロ本を買うのは制度悪用であり、お目こぼしがなくなりルール厳格化を招く」? 全くのデマである

目次 兼 要約

  1. 一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である
  2. エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである
  3. 大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである
  4. 大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである
  5. 大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である

書店でなぜ原則本を値下げできないのかというと、日本には「再販制度」、製造である出版社が決定する定価を書店は変えてはならない、という業界慣行があるからだ。

だが、この形態取引方法は、独占禁止法において明示的に禁止されている。

二条⑨ この法律において「不公正な取引方法」とは、次の各号のいずれかに該当する行為をいう。

 四 自己供給する商品を購入する相手方に、正当な理由がないのに、次のいずれかに掲げる拘束の条件を付けて、当該商品供給すること。

  イ 相手方に対しその販売する当該商品販売価格を定めてこれを維持させることその他相手方の当該商品販売価格自由な決定を拘束すること。

  ロ 相手方販売する当該商品を購入する事業者の当該商品販売価格を定めて相手方をして当該事業者にこれを維持させることその他相手方をして当該事業者の当該商品販売価格自由な決定を拘束させること。

我々の生きる資本主義社会というのは、市場での公正で自由競争大原則とするものであって、価格決定権は小売業者が持つべものである価格統制を行い、小売業者同士の競争禁止するなぞ以ての外である

このような掟破り行為出版業界でおおっぴらに行われているのは、独禁法23条4項に、著作物の発行事業者による正当な行為であれば、独禁法適用しないという例外が定められているからだ。

なぜこのような特権が認められているのか? 独禁法教科書を開いてみよう。

著作物に係る法定再販制度趣旨は,必ずしも明らかではないが,戦前から定価販売慣行を追認したものとされている。また,著作物の種類ごとに,例えば,新聞については戸別配達の維持,書籍雑誌については多様な出版物の発売や書店での展示販売の確保といった説明が後付け的になされているが,再販行為必要性とは必ずしもつながらないと思われる。(『条文から学ぶ独占禁止法 第3版』p271)

趣旨は必ずしも明らかでない」「戦前から定価販売慣行を追認したもの」「説明が後付的になされているが、再販行為必要性とは必ずしもつながらない」なかなかボロクソな書きぶりではないか

当然「商慣習の追認」なる貧弱な理由で、大原則を曲げていいはずがない。再販制度廃止の動きはこれまでも何度もあった。今もなお現存しているのは、廃止の動きがあるたびに既得権益を守りたい新聞業界が大々的に抗議キャンペーンを行い揉めに揉めたかである政治的駆け引きの末の「お目こぼし」によって成り立っている制度なのだ

エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである

新聞業界という第四の権力がバックにある以上、既得権益廃止するのは難しい。されど、お目こぼしをいいことに既得権益を拡大しようとする、出版業界のイキり行為には公正取引委員会は否を突きつけ続けてきた。

この1つの例が2004年ポイントサービス禁止論争である

1990年代を通して喧喧諤諤の大戦争となった再販制度廃止論争は、2001年公正取引委員会による「当面再販制度を存置するのが妥当」という停戦宣言により一応の終結を迎えた。

事実上の勝利にイキった出版業界が次に目をつけたのがポイントサービス禁止である

かに再販価格維持契約定価販売義務付けても、ポイント還元がOKであるならば、事実上値引きと言っていい。「本はどの本屋でも同じ価格」というカルテルを侵す存在であり、再販制度に当面のお墨付きを得た出版業界禁止を目指すのは当然の成り行きであった。

されど原理原則に戻れば、現状の再販制度さえ、政治的判断による苦渋の決断として認められているにすぎないのである

出版業界の舐めた振る舞いに激怒した公正取引委員会は、ポイントサービス禁止運動を行う業界団体に対し、「事業者団体による共同行為禁止する」独占禁止法第8条違反を宣告。

結果、業界団体会長責任をとって辞任、クビを差し出して詫びる羽目になった。

ポイントサービス禁止論争で争点となったのは、1%程度のごく低率のポイントサービスであったが、

現在では、アマゾンヨドバシなどの大手通サイトを見れば、条件付きではあれど12%ポイント還元だとか10%ポイント還元だとか、大幅な値引きを行っている。再販価格維持契約?なにそれおいしいの?の域である

しか再販制度自体お目こぼし例外である以上は、再度「ズルいからやめろ」とヤブをつついて蛇を出したくないというのが業界の考えだろう。

再び公正取引委員会逆鱗に触れ、今度はアマゾン政治力を背後に一気に再販制度廃止まで持っていかれるかもしれないのである

この事例からわかるように「イキり行為」に気をつけなければいけないのは消費者である大学生ではなく、売り手である出版業界側であって、ブクマカ認識はまったくあべこべなのだ

大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである

ここまで述べた再販制度の縛りを、大学生協は負っていない。これは独禁法23条5項が生協例外例外の1つとして指定しているかである

まり書籍例外として再販価格を拘束する契約を結んでよいが、その例外として生協には通常の取引と同様に、再販価格の拘束契約を結んではならないということである

ブクマカ勝手でっち上げていう「学業目的の特例」とかそんなものではない。実際、書籍の割引は一般生活協同組合(例えばコープこうべ)でもおこなわれていることだ。

ではなぜ、例外例外が設けられたのか?

再販制度という大本例外が設けられた理由再確認すると「商慣習の追認」が定説である。ただこの理屈では再販制度生協のみならずすべての事業者において廃止すべきという結論しか導かれない()。

なので百歩譲って少数説である出版業界ポジショントークを参照すると、再販制度なしには、書店理念を見失い利益至上主義に陥り売れ筋の俗悪本のみが蔓延世界になるから、らしい。

しかしこの捏ねくりだ出した理屈ですら生活協同組合適応することはできない。生協は、利益目的としない消費者うしの相互共助団体であるからである

利益の追求のために消費者不利益を与える行為法律禁止されており、また組合員が持つ平等議決権及び選挙権によって効果的に阻止される。再販制度容認などという副作用の大きな例外を認めるだけの意義はどうあがいても見出すことができない。

大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである

前節では、大学生協書籍が割引が「可能である理由を述べたが、愚かなブクマカは「大学生協学生学業支援するためにあるのだから制度可能であってもエロ本については割り引くべきではない」などと言うかもしれない。

可能であること」と「やること」は違うそれは正しい。

しか大学生協目的なぞをでっちあげたいならば、まず定款を見るべきだ。

第1条 この消費生活協同組合(以下「組合」という。)は、協同互助精神に基づき、組合員生活文化的経済的改善向上を図ることを目的とする。

事業

第3条 この組合は、第1条の目的を達成するため、次の事業を行う。

(1)組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組合員供給する事業合員に供給する事業

(2)組合員生活有用協同施設を設置し、組合員に利用させる事業

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

(4)組合員生活共済を図る事業

(5)組合員及び組合従業員組合事業に関する知識の向上を図る事業

(6)組合員のための旅行業法に基づく旅行業に関する事業

(7)前各号の事業に附帯する事業

どこに学業支援なる文字列があるのであろうか。

というか名は体を表すというように、大学生協とは生活、「大学に属するすべての人つまり大学生/大学職員/教職員生活」を共助する団体である役割学業に限られない、当然娯楽を提供することも含まれるのである

書籍の割引販売は、それが教科書であろうと、学術書であろうと、コミックであろうと、エロ本であろうと

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

に一律で含まれるであろう。

追記id:worris 氏のブコメより、誤りの指摘があった。書籍は第3条第1号「組合員生活必要物資である。つまるところ、生協の言う「生活必要物資」とは日常用語生活必需品より広い概念であり、娯楽を含むのだろう。論旨の変更は必要ない。)

もちろん、娯楽の提供大学生協役割に含まれると言っても、程度問題存在する。

生協資金力にも労働力にも限界存在するのだから、何にリソースを投じれば「組合員生活改善及び文化の向上」を達成できるか、取捨選択必要になる。

決めるのは、一人ひとり議決権あるいは選挙権を持つ、組合員である

ブクマカは「イキるとお上のお怒りを買うぞ」という論調であるので、決定権が生協のおえらいさんとか大学経営陣とかにあるように勘違いしているように見受けられるのだが、事実は全くの逆なのだ

組合員自治原則念頭に置いた上で、なぜ本が一律割引されるのかを考えてみよう。

大学生とは多くの人にとって人生で一番本を読む時期である。これは今年『何故働いていると本が読めなくなるのか』という新書ベストセラーになったことでもわかることである

大学教員もまた大量に本を購入する。

そして生協再販価格拘束契約で縛ることのできない例外的な存在として、彼ら組合員独自価値提供できる。

そう考えると書籍の一律割引販売で、組合員合意がまとまるのは、ごく自然なりゆきである

仮に「娯楽本は除外」とか「教科書のみ割引」とかい制度になったならば、利益を得る層が組合員の中で偏ってしまう。みんながWin-Winになる制度こそが、民主主義的な議論で選ばれるものである

ただし、ここ最近若者の「紙の本離れ」が叫ばれて久しい。

紙の本をほとんど買わない組合員からすれば、事業資金は「書籍10%引きで売る」ことより「生協食堂メニューを1品増やす」方に費やしてほしいことだろう。

学術書読んでる同級生応援したいけど、エロ本はな……」と彼らの票が離れることは、あり得る展開ではあるかもしれない。

しかエロ本を割引販売することで、大学生協は何ら損をしていないことにも留意必要である。むしろ大学生協は新たな顧客層を開拓することで利益を得て、他の事業投資可能資金を増やしたと言える。

「割引率が10%であるべきか5%であるべきか」は難しい経営判断であり組合員間での真摯議論が求められるところであるが、割引中止とか販売停止とかになると誰のトクにもならない論上に上げるまでもない愚論なのだ

なお大学生協に客を取られなければ、定価でエロ本を1冊売ることができたであろう一般書店は損をしたといえるが、再販制度というお目こぼしに守られているものが「ズルイ!」なんて言える立場にないことは先に述べたとおりだ。

大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

大学生の行為を「バカッター」とか「バイトテロに等しい」だとか意気揚々名誉毀損行為を行うブクマカたちは、

実際は、自分たちがこそが大学生協役割勝手でっち上げたイキりバカブクマカであり、はてなというプラットフォーム名誉を大いに傷つけるブコメテロであることを認め、真摯謝罪すべきである

そして、大学生協役割学業目的だと誤解する人がここまで多いという事実は、「生協ではどんな本でも割引される」ということを声高く啓蒙する意義を証明している。

ルールを正しく理解する人が多ければ多いほど、組合員生活費を節約し、生協の売上は増え、サービスの質は向上するのだから

2024-08-09

anond:20240809124711

契約は「どういう条件で同意たか」が重要で、契約書はその同意内容を書き留めたものという扱いになる。

契約書の文面に解釈余地がある場合には幅があるから有利な方で言い張れるってわけではなくて「同意した条件はどうだったのか」で争うことになる。

書いてないけど同意した条件はあったはず、あるいは常識すぎていちいち取り決めなかったとか考慮もれがあって想定していない状況なら業界慣行 (常識) で判断される。

普通はこうだと言い張るにはそれを裏付け証拠を出さなきゃいけないんだけど、出版業界常識裏付け証拠って出版社のほうが多く持ってるはずなので出版社のほうが強い。

2023-09-10

anond:20230909002500

ジャニタレ普通に他の事務所移籍するかフリーになれだな。

何らかの圧力で、他の事務所が雇ってくれないとか、雇った事務所ごと仕事干される、といった悪しき業界慣行があるなら改善する良い機会かと。

独禁法違反か何かになるか知らんが、その業界慣行に加担している他の事務所クライアント側もあわせてさらされて吊るされてほしい。児童虐待構造に加担してるのだから

2021-12-31

LPガス料金に月数千円上乗せ

LPガス料金、月数千円を上乗せ 違約金20万円請求業界慣行も』

https://news.yahoo.co.jp/articles/31df756b1414948ace2dfee6a5fe4d6406a42cfe

Yahooニュースに上がっていたこちらの記事プロパンガスが高い理由がよく分かった

プロパンガス屋と管理会社建築屋が裏で都合の良いように手を組み、何も知らない一般消費者搾取されていく。

国はこの現状早くなんとかすべきでしょう。

2021-05-24

anond:20210524220403

日本車を壊す時代があったからでしょ

ジャパンバッシング

1970年代アメリカ合衆国経済が、インフレーション景気後退に苦しむ傍ら、日本世界第2位のGDPを誇るまで経済成長を続け、対米貿易10年間以上も黒字を続けていた。一般的にこの時期の円は実力以上に安かったと考えられており、ここから米国内の対日感情悪化する。

世界への輸出を伸ばし続ける日本に対し、米側では貿易関係者通商産業省を「ノトーリアス・ミティ(Notorious MITI、悪名高き通産省)」と表現したり『ジャパン・アズ・ナンバーワン』という書籍ベストセラーになるなど「驚嘆すべき成功を続ける日本経済」への関心が一般市民の間でも好悪両面で高まる

1980年に、アメリカ合衆国大統領がカーターからレーガンに交代しても、前半は米大手自動車メーカーゼネラルモーターズ生産規模を大幅に減らしリストラを行うなど[1]米国経済の迅速な改善はなく、失業率は一時10%に迫った。

対米貿易で莫大な黒字を拡大し続ける日本は好況に湧き、1960年から日赤字を続けるアメリカ不況に沈み、米国自動車メーカーは、1970年代終わりから1980年代にかけて壊滅的な打撃を受ける。この対比は米国人の対日感情悪化させ、米国では日本市場特殊性を閉鎖性とみなし、極端な円安問題視して「ずるい日本」とみなす議論に支持が集まるようになる。反日感情高まるなか、1982年には中国系アメリカ人技術者ビンセント・チンが日本人と誤解されて、3人の白人に撲殺される事件も起きた[2]。

不況反日世論の高まり、各業界から突き上げを背景に、アメリカ合衆国連邦政府は日本国政府に市場開放、輸入拡大を強く迫り、米国の輸出を妨害するものとして日本側の為替レートや業界慣行、関税を次々と遡上にあげることになる。日本側はこれに対して、1970年代に続いて輸出の自主規制約束したり、農産品の輸入拡大を約束したり、関税の引き下げを約束するなど、繰り返し協力的な姿勢を示そうとするが、市場シェア日本製品に奪われている米業界団体は、相次いで日本ダンピング等の法令違反提訴し、対日感情改善しなかった。

米国経常収支赤字になると、日本が不公正な貿易障壁を築いているとの批判が、1984年にも再び強力になり、日本アメリカ対日感情悪化を緩和しつつ、自国産業も保護したいなか、円安是正や輸入の拡大を約束し、市場開放のための規制緩和約束するが、大きな効果はなかった。1985年には先進国首脳会議の蔵相・中央銀行総裁会合で、為替ドル安に誘導するプラザ合意実施され、ドル円の為替レートは大幅なドル安に転じたものの、これによっても米側の対日輸出は期待したように伸びなかった。

アメリカの対日赤字は拡大を続け、米国内ではますます日本貿易障壁への批判が強まった。米国日本金融関税など税制ソフトウェアなど多くの分野で数多くの障壁を築いているとして強硬に迫り、日本側はそのたびに米側に妥協案を示すが米側は形だけの不十分な譲歩と見て日米の認識の溝は埋まらなかった。

この時期の米国からの「日本自由貿易を掲げる経済大国であるにも関わらず実際には保護主義的に振るまい自国市場へのアクセス制限している」という二枚舌批判本音と建前を使い分けるという批判について、日本側も納得していたわけではなく、メイドインUSAが選ばれないのは日本側の発展によって日本製品がアメリカ製品の質を全体として上回るようになり、消費者にとって粗悪なアメリカ製を選ぶ理由がないためだとする見方が強かった。日本側では米側の要求については、生産性の低い米国産業の問題を棚に上げて国力の差を背景に日本ねじこみをかけていると理解しており、理不尽押し売りであると見ていたが、内需拡大を繰り返し約束した。

1985年になると米国の景気も目に見えて改善していたが、日本好景気はそれ以上に目覚ましく(バブル経済米国では20年間にわたって莫大な対日赤字が続く上にGDP比の経常収支赤字過去最高を記録し、対日本心理に目立って和らぐ部分はなかった。この時期はハリウッド映画でも日本側が日本叩きと受け取る描写が珍しくはなく、1985年から製作が始まったワーナー映画でも登場人物日本製の電子機器を悪く言うセリフが見られる。1987年4月には、アメリカ政府は日本ダンピング理由日本製のパーソナルコンピュータカラーテレビなどに異例の100%の制裁関税賦課した[3][4]。

2021-01-03

20代感染者が多いのは遊び呆けてるからけしからんって政府は言うけど

どう考えてもコロナ失業保険の日数や貯金が切れ始めたので働かざるを得なくなって外に出ざるを得ないだけじゃねえのと思う

俺みたいにIT系で完全テレワークなんていう人間レアケース中のレアケースだし

しかIT系なんか基本職が変わりやす業界慣行会社都合にしてくれるから失業もらえるし

年俸や時給制が多いから額面上の月額大きくなるので失業保険フルで貰いやすいというわけで、そんなのなかなかあるわけがない

今の20代なんかちゃんとしたキャリア積めてるのなんて少数で大半は仕事さえ選べないって奴ばっかりだろう

2019-05-12

anond:20190511210945

著作権32は「引用無罪(公正さや目的ももとめてるが基準なし)」っていってるだけで、さっき書いたような「出典かけ」とかの具体的要件はなんとこれもインフォーマルにも「判例法」によって定められている業界慣行のようなもの。ちなみに、正しくは「引用元出典を書く(区分が明瞭)」「一字一句かえない(正当目的性、著作物改変の罪が別条に存在するため)」のほか、「主客逆転しない=地の文の方が多く引用部分を超える主張やオリジナリティがある」の全部で3つの要件があるとまとめられることが多い

https://pf.bunka.go.jp/chosaku/chosakuken/naruhodo/answer.asp?Q_ID=0000304 著作権大元じめ文化庁

なお法学者引用説明させると判例もってくるからとにかく長い(しか判決文以上のオリジナリティがない)・・

  

著作権32の中(またはそこで引用する政令などの中)でもっとわかりやす

文章著作物引用するときは出典をしっかりかけ、一字一句かえるな」とか

タイトルなどの恣意的でない要約は著作物引用ではないのでもともとやってよい(タイトル著作物でない判例あり)」ってこれからみんなで決めたらそれが新しい正義になるよね

現状はバカが「引用無罪」を拡大解釈して改変でもいいとこどりの趣旨改変でも何でもやりたい放題やる(「判例法?しったことか!」)から問題タネしかなっていない条文

から論文かくひともわざわざ32条なんか調べたりしないのもある意味正しいよね、同じ無法者として

 

いつ自分他人もうっかり著作権侵害するかわからない世の中でよくみんな平気で「執筆」してるなぁって思います

昔は出典なんかかかないほうが侵害指摘されないからやり得だったけど

今ならとくに文章ならテキスト検索ですぐバレる

インターネット時代引用無罪活用したいなら影像文章音楽ジャンルごとにしっかり基準を整備すべきなのでは。

2017-10-13

IT業界にいて未来が見えない、てか日本社会全体だろうか

現在26でこの業界入って3年(大学卒業時は23歳だった)

まぁ糞みたいなドカタを早々に半年仕事覚えて辞めて、色々回って年収400万くらいだから、年齢別平均の上位2割は稼げてると思う

でもさ、全然将来性みえねぇのよ、この業界、てか安定性がねえのよ。

来年なくなる特定派遣なんて案件の切れ目は一か月くらい給料激減どころかゼロが当たり前だし、一般派遣も似たようなもん

業界慣行として、行った先で言語から全部覚えなおして作業しなきゃいけねえわけだしさ

そのたび貯金一か月分すり減らしてさ、年に数回か一回は就職活動してるようなもんだし、まぁその分多めには色付けてもらってるけどさ

PMとか上流やらないと食っていけないのはわかるけど、大手ベンダーや正社でそれやれば、39歳より上を見たことがないくらいの激務で生気を失ったプロパーしかたことねえしさ(今まで見たのは3人倒れて一人自殺した)

でも他の業種いった友人たちの話を聞いても、まだ定時で帰れてカレンダー通りとはいえひと月前は休みとれる分、マシなんだろうなぁというくらいどこもかしこも酷い状況

理由を聞けばどこも不況不況不況で、製薬会社ですらジェネリックの台頭でボーナス三分の一らしいしさ

なんか小泉元首相の息子や、ニュースになって一瞬で記事が消える国会議員の舌禍でさ「2019年から2020年以降は日本はもう今までとは違う別の社会になる」とか「この国どうせ終わりなんだから」とか言ってるの見てたらさ、もう何やったってダメなんだろうねと思う、だって世界で一番需要のあるIT業界日本じゃこれだぜ?4~5年前まで平均年俸600万だったweb業界ですら、いまや300万前半代にまで下がってるじゃん

いっそアウトローにでもなって上級国民地位食い込み狙おうかな、俺射撃競技やってたし…

とまぁ平均超えてもらってても不安定半端ない20代の秋なのだった

追記

どうせ糞みてぇな年俸300万台前半のweb(笑)仕事してる意識高い系ワープア寸前のバカがここにゃ多いからそういわれると思ったがよ

お前ら将来性ちょっとでも考えたこあんのか?一生そんな年収で、上がる見込みもない仕事続けていくのか?4~5年前なんて年俸600万以下は糞ってくらいの場所だったけど、今やそんなんばっかじゃねえか、こういう奴らがじり貧になったらそのうち意識高い系テロリストとか出てくるんだろうな

2016-01-19

http://anond.hatelabo.jp/20160119222412

告発されたとことだけ取引やめて、告発されてないブラック企業と付き合えばいいんじゃないの?

旭化成杭打ちできてないのバレた、でも業界慣行で多かれ少なかれどこでもやってる、だから旭化成との取引続けよう、とは普通ならないだろ。

旭化成とだけ取引やめて、他のところに「おたくも気をつけてね」と言えばいいだけの話で。

2014-09-23

http://anond.hatelabo.jp/20140923131707

男女問題にかぎらず、

他人フィールドには進出したいが、自分フィールドには進出されたくないとき

自分の側の不都合には黙っているのは人生の鉄則ではないかと。

例えば、ある企業が他業種へチョッカイだす(進出の場合なんか特に)のなんか見ていると、その業界慣行なんかお構いなしに破壊。論難、否定しようとするが、自分業界のそれにはダンマリだもんな。

 
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