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はてなキーワード: 情念とは

2022-11-28

自分が興味ないチーム同士が戦う様子を見るのが一番純粋に観戦を楽しめている疑惑がある

応援感情は邪念なのかもしれない

いや、結局負けてる側を応援しだしたりするもんな……

邪念と言い切るわけにはいけない

あんまり興味ないスポーツで、自分に縁のないチームがプレーしてるのを観る、とかが一番良いか……

ああ、これってオリンピックだな

日本以外の国同士がフェンシングやってるの見るの結構好きなんだよな

「勝ってくれ!」というどろりとした情念自分の中に生まれるのが好きじゃないということだな

2022-11-07

増田ブクマもらえないとかいうけど

そんなこと気にしているかブクマもらえないのだ。

溢れる情念を、他者にわかる形でどんどん書いてけばいいと思う。

垂れ流せ。ただし他者に伝わる形で垂れ流せ。

ブクマなんて全然つかないけれども、あとから見返したら数百ブクマ増田記事結構溜まっている。

まずは書け。たくさん書け。他人に伝わるようにたくさん書け。

ブクマは後からついてくる。

2022-10-30

最近はてなは、増田ブクマカだけで完結していて気持ち悪い

追記:

書き散らしたからわかりづらいな。

例えばブクマカコメントなんてのははてなブログとか一部のブロガーしか注目されない。大抵はツイッターの反応や記事への直接的な意見しか目を向けない。

なのに増田だけは実質ブクマ正規コメント方法になっているせいか、異様にブクマカ意識したものが多い。同様に増田に関するブクマカ散見される。殆どSNSブログ等で話題にならない増田の話を汲み取るのは、間違いなくブクマカだ。

このある種の依存関係対立構造が全てはつなのサービスの中だけで完結している。

また、ブクマカ増田対立することも多いが、一方で信奉とでも言うべき情念も持ち合わせている。ときおりいる、自称専門家意見拡散しているのはブクマカだ。

これが、ハテブが増田監視装置的なものならまだわかる。暴走やす実験的な増田にに対する抑止力ブクマカがなっているならば。でも実態は単なる痴話喧嘩しかない。

この不思議関係がどうやって築かれたのかはよくわからないけど、内部でぐるぐると自慰行為にふけっているようで非常に気持ちが悪い。思想が偏っているのも納得だ

---

増田ブクマカという非対称性対立構造だけで全てが完結しているの、凄くない?

そもそも増田ブクマカ議論する場には一切向かないし、勝手に虚空に叫んでいるだけの状態だよね?

なんか、手斧をぶつけ合えるのがこの二者間だけになりつつある気がするの

レスバになっていないけど、なんとなく神の視点をお互いに持っているように見えるし、ほんとどうした?オジサンたち

2022-10-18

AI挿絵ネット小説界隈の浜辺にやってきた

ノクターンノベルズ小説家になろう18禁版)のランキングを「AI挿絵つき」が席巻し始めている。

現在ランキングだと、1位と12位が全話AI挿絵付きの長編

7位がAI挿絵の入った短編である

1位と12位はNovel AI使用していると明記されている。

7位は明記がないがおそらくNovel AIと見ている。

パッと見た感想としてはおそろしくクオリティが高い。

AIイラストは、複数の生成イラスト間で同じ登場人物を同じように描くことが苦手だと思っていたが、それもできている。

これは、3Dカスタム少女コイカツなどで3Dモデルを作っており、それに任意ポーズをとらせて出力した画像をimg2img機能挿絵に変えているという考察があった。

かにそれならば同一性はかなり担保される。

元々、3Dカスタム少女による画像挿絵として入れている作者はノクターンノベルズ存在したので、仮説として十分ありうる。

また、上記小説説明を見ると、AI生成イラストに対してさらレタッチを行っているらしい。

3Dモデルから直接出力した画像に比べて平面的に描かれるAI生成画像は、修正もしやすいだろう。

3DモデルAIイラストの良いところを組み合わせる方法で正直賢い。

面白いのはこれがノクターンノベルズでのみ起きていて、小説家になろうでは同様の波が来ていないことだ。

これについては以前読んだこのエッセイを思い出した。

https://ncode.syosetu.com/n3823bk/2/

読み手は、それまでの人生の蓄積のなかから、既知のイメージの張り合わせを行って、描写の内容を“想像”する。

想像難易度は、小さくて単純なものだと簡単だが、大きくて複雑なものになると極めて難しくなる。

読み手想像そのままのプレーン状態に、書き手指定が、あまりに多く入りすぎると、想像注釈がたくさん付いた状態になって、すなわち読み手の処理能力に負荷をかける。そうすると想像したものの保持自体が難しくなってくる。

もちろんネット小説と言えども小説を読んでいる人間ならば、この「想像の保持」ができないわけはない。

ただエロ小説場合それでシコるという巨大なタスクがある関係上、「想像の保持」にかかるコストは通常の小説と異なり、少なければ少ないほどいい。

また、エロ小説というのは読者に「読者の頭の中で作られた映像」をエロく感じさせる必要があるので、本来独特の難しさがあった。

シチュエーション感情描写セリフにより、ある意味情念に訴えるような間接的なエロ要求された。

そこを挿絵ひとつでわかりやすエロに変えられるのは大きい。

Noval AI本家Stable Diffusionと違って18禁画像の生成が封じられていないので、その点非常に都合が良い。

  • Novel AIについて

Novel AIは、投稿画像ほとんどがpixivエロCGなどの無断転載で占められる悪名高き画像投稿サイトdanbooruから学習したモデルだという。

あそこはコンプラめちゃくちゃな癖にタグけが異様に充実していることは以前に書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20171022133100

本当に無制限ってことはないだろうが、見かけ上の上限は無い。少なくとも50個くらいは付けられる。

キャラ名や作品名シチュ場所を表す言葉からキャラの人数、ポーズ、付けている装飾品の隅々までほとんどタグ化されている。

これは確かにAIにとって非常に学習やす環境だろうと思う。

あとネット上のあらゆる画像ではなくpixivエロCGほとんどなので、小説挿絵的なものにはかなり向いていそうだ。

学習元が違法転載の温床だという問題を除けば…。

  • 今後について

個人的AI技術進歩は歓迎している。

ノクターンの多くの小説挿絵がつくようになるのも良い変化だと感じる。

ただ、それをもたらしているもの違法転載から学習したNovel AIだというのがどうしてもいただけない。

今後、法規制クリーンモデルの発展、Novel AIの相当多くの日本人への膾炙からの既成事実化などがあれば、自分も使うかもしれない。

2022-09-27

BANされたのではと言われてる特定増田って

あのゴミの山を独りでこしらえてたのもすごいけど

その歪んだ情念運営によって「はぁいゴミですね〜♥」って掃除された事実も笑える

2022-09-01

anond:20220901011531

こちらの方、同人誌むちゃくちゃよかったのに

商業では情念的な部分がうまくでてこなくて

本当にもったいない・・・

2022-08-22

せっかくの母親ヅラ問題をいつものくだらねえ対立煽りの具にしてんじゃねえよ

俺にとって本物はPTSD増田だけ

あいう本物の情念、本物の怨念を聴きたい

2022-08-14

「早く孫の顔をみたい」と「非出生主義」

上手くまとまるかはわからぬが、言いたい放題言われるがままの状況に辟易しているので、この場で気持ちの整理をしたい。

非出生主義とタイトルには挙げたが、それに絡むだけで単なる日記にすぎないのだが、無論、昨今はその話題世間では言語化

が達成されていない状況にあるように思われるので、その点も解決することを主眼においた内容になることと思う。

推敲はしないいわゆる殴り書きにはなるのだが、それで十分である

最近、早く孫の顔を見たい、淋しいと親に言われることがあった。まあ、お盆なので、どこでもよく見る光景なのだろうが、

正直、毒親育ちだと仮に、子供が生まれても、親にはできるだけ会わせたくないと思っている。

どうして、わざわざ病質的環境大事な人を巻き込まないといけないのか皆目、私にはその理由がわからないのだ。

しろ嫌悪しており、阻止しなくてはいけないと言う使命感さえ持っている。子供は敏感にそういった、異常性を察知するものでもある。

から侮蔑眼差しを受けていることを目の当たりにしては、親も狂いそうになるのではないかという憐れみの念があることも忘れないでいてほしい。

「いやいや、そういうことではないのだよ」という所詮子供の分際でバカにするなというものもいるだろう。(随分とふてぶてしいとは思うが)

まあこの手合でもあるのだが、これは答えが明白だ、親の権威性を振りかざしたいだけ、そして耄碌しているだけなのだから底が知れている。この件は以降触れない。

また、「単にに孫の顔がみたいのだよ」と食い下がるものもいるだろう。

なぜそのように考えるのだろうか。

すっとぼけてみたものの、まあ、いうまでもない。

単に生物的な本能として、生殖連鎖確認したいということに違いない。それが安心なのだ

まず、この私の内心と親の心情の間にある距離感はいわばヒリヒリとした長年の確執の賜物と思わずはいられない。

私の関心事は個人(ここでは子供)の尊厳にある一方で、親はより本能的な生物欲求立脚する主張となっている。

概して、孫は見込めないと思っている前提で親は話しているのだろうが、私は子供は作るつもりでいる点は異なる前提にあるのだし、

自身子供を作ったのにお前はという強迫も含意しているように思うと、言われる筋合いはないという苛立ちとともに、

「ああ、こちらの思っていることもまた理解できずにいるのだな」と、自身が抱く親に対する恨みの思いは正しかったのだと、

やはり毒親はどこまでも変わらないのだなあという絶望感が増す一方なのだ。これまで同様、距離を置き、狂気から逃れる他ない。

毒親問題というのは本人にとっても苦悩するものだが、往々にして、毒親の親も毒親であることを疑ってかかるとよく当たる。

毒親が私と同じ境遇の時にどう感じていた所までは私と同様であるから改めて書くまでもないだろう。

ただ、親と私は強迫に対する解決方法が違っている。それだけのことという代物ではなく、それこそが本源的な違いなのだと私は思っていて、

この認識の断絶に隔てられているままでは解決不可能なのだと思う。深い絶望がここにはある。

これは一人の人間としての尊厳・生きる意味問題である。その場のお気持ちだとか世間体だとかで支配強迫したところで、尊厳は奪おうとするのは

虐待しかない、非道い話なのである。(この支配から解放を願うというのはウクライナ戦争にあるウクライナ人も同じ心地にちがいない。余談だが。)

とはいえ、ここまで私を苦しめる親とは一体何者なのであろうか。何様なのだろうか。私の友人もこうした苦労をしているのだろうか。

この答えは私は持ち合わせていないが、私のような立場であればこうして心から叫びを発せざる得ないほど追い込まれる状況になるかもしれないことを思い

配慮批判することだけはしないでほしいと思うし、心にもない世論形成には加担せず、無視せず、信念に基づいて行動してほしい。

なぜなら、この、人間関係の構造は今話題山上と同じなのだから

そして、こうしたいきさつを各々が抱えているというのも、出生率低下の副因になっていると思う。勿論、経済的理由もあるのだろうが、貧しいのは金銭的なものではなく、精神的な側面にも潜んでいることを見落としてはならない。公園に苦情する地域社会というのも良い例である

またも、「いやいや、私はそれでも産んだ」という上から目線のものも出るだろうが、正直言うが、そんなあなた自分毒親確率がだいぶあると思う。

しろ、教えてもらいたいのだ、毒親でなく、不信感なく親の言うことが正しいと信じられるその理由が。

毒親に何を聞いても間違えたことばかり教えられていると、毎日が辛いのだ。

お前いくつだよというかも知れないが、それは良い指摘である。いくつになっても親は親、子は子なのだ

どんな間違った親で、洗脳が解けない親であっても、いくつになっても親のためを思っていることは根底にあって、

そこはしっかり外していないことを思い出してほしい。

このもつれた情念和解の道に通じる希望見出したいものだ。ただ、今はそれに気づけただけで良しとして、筆を置くとしよう。

2022-07-02

anond:20220701210744

ひでー家族だなと思ったが

その逆境のお陰で増田創作情念を注いで成功したのだから感謝してるのはおかしくないのかな

2022-06-18

最近読んで面白かった・つまらなかった漫画

デッドマウント・デスプレイ文字数取られて他の作品ほとんど収まらず抜いちゃった。

面白かった

バズ THE マイク

https://shonenjumpplus.com/episode/3270296674409499092

もう言い飽きたけど読みきり新人でも絵のレベルの高さがヤバいよね。むしろ読みきりから描き込めるのか。ゆきりのこの面倒そうな髪の毛をずっと見れるのきもt幸せすぎだろ!

ラストはそっちか~!

読み癖で安易に予想する好きなオチ立ち位置は(路上シンガーに)戻ったけど心持が変わったビターエンドなんだけどすっきりこのラストになったのは明暗で言うと明のほうが強いこの漫画には合うんだろうね。ただソロデビュー大人気まではすこしやりすぎだと思った。

けど高嶋さんが本物を見つけるなら大成功しとかないといけないか?んーじゃあ差し引きでゆきりがあの曲にどハマりするほど心酔するのは少しトーンダウンしたほうが…?仮にも替え玉"やられた"立場だし、ツンぎみでデレ隠しで目をそらしつつなかなかよかったわよ…なら収支があう?でもみずきも"本物"でゆきりも"本物"で高嶋も"本物"なら安易に絶賛で正解なのかー。

ゆきりの最後の反応、ギター練習から歌わせて欲しいにちょっと不満が残るのは、ゆきりのアイドルとしての舞台裏での矜持パフェシーンで描けたけど表舞台に立ってるとき矜持描写が無かったからかな~。そこにトップアイドルとしてのプロフェッショナル性が出たはずなんだけど、それがなくて「引退して逃げた」~から無名なみずきの曲を歌わせて欲しい~だからちょっと芯が弱い、こだわりが少なそうな印象を受けた。かな。

あと「ううう100(千)曲作りますううう~」が最高に女性がにじみ出てて最の高。

一番好きなキャラは高嶋さん。引退ネタケロリン♪で一瞬闇に寄せてからご本人と彼が出てグッとコメディ側に寄る。ふきだしが刺さる表現であ、そういうのもOK作風なのねと幅が広がって「一般人電車に乗りなさい」ではいこれ面白い確定と思い込めた。そこからみずきのFXで有り金全部溶かす人の顔で絵も演出も話もすごいふれ幅があって先がわからない面白作品だと感じた。

(コケ湿布絆創膏が出て次のコマベリッとかたまらん)

本筋とは関係ないちょっと違和感があるシーンがあって。この作品の前半はメイン3人以外顔を描かないようにしてる作品だと思ってたんだけど中盤から例外が出てきて、ひとつライブの観客の声援という細いコマ。もうひとつはみずきがギターを借りるときスタッフ男性ギターを手に持つ自然な流れに必要だったかもしれないけれど、それまで喋るモブでも後姿や横顔で顔を隠してたのに急に2コマも顔アリで喋ったから彼はなんだ!?と異物感を覚えた。

その後も大きなライブの観客を除けば二人がゆずきをたずねる地下のライブマスター?と帽子の客。特に帽子の客は無言で2コマ出てくる上にどちらも真正面をやけにきれいな目で見てくるので少し怖い。

この作者ならこの二人も顔なしで漫画を作れたと思うのだが、それゆえになぜ彼らを置いたのかが気になる。


と終始楽しんだ作品だけど、残酷な話だなとも思った。

最初にみずきの配信を見ていた21人は何もないまま消え去り(自分なら変質に失望して去る)、バイト配信路上で歌っていたみずきは死んで、数奇な偶然から才能を発掘された無名新人シンガーソングライター兼作曲家として新生した。

漫画ドラマとして面白い話も、今、視聴者20前後配信者が腐るほどいる現実と、彼らがそこからの夢の成就を願っているのかもしれないなどと思いをはせると、そこからシンデレラガール・ボーイもごく少数いるだろうけどほとんどの「みずき」にはチャンスが無いんだろうなと悲しくなった。芸能は昔からそうでなにが変わったわけでもないだろうけど。

流行らない配信者もバズって承認欲求奴隷になった配信者もあるあるすぎてその先のファンタジーが訪れずそこにとどまり続ける人を想起させられると辛いものがあるよね。まあ漫画を読んでるだけの自分よりかはまっとうなんやけどなブヘヘヘ。

最後に、知ってる中ではちょっとコトヤマ先生のような情念フェチを感じる作品でしたが…あるような無いような共通点として…?

この作品は手がキモ!!!指!別に力を入れている部分なわけじゃないだろうけれどなんか好きな部分ってある。これは最初ゆきりんピースからペットボトルを落とす絵で手に目がいくな~ってなった。そこから髪やべー衣装やべーなんだがやっぱ場面は少ないけど高嶋さんの男の指も細い男だけど男だからややゴツくてこれもいいよなーと。

自分は指フェチじゃないけど、なのに指に目が行くところとか三白眼ぎみの目とかがコトヤマ作品を読んでるときと似た気分でした。さらコメディ部分のノリ易さはこっちの方がかなり良いと思う。

最後最後に、感想書くために読み直したら高嶋さんのSNSアイコンパフェだった。ゆきりがお菓子禁止に憤ってるのにこのアイコンで連絡とってたとしたらそういうとこやぞってことかしらん。どう解釈たかな?

まらなかった


デッドマウント・デスプレイ

前回のコメントでもう少し読んだほうがいいというのと悪人に疑問を呈すコメントがいくつかあったので1巻の続きと2巻まで読んだ。

結論から言うと、個人的ものすごく主人公が嫌いです。客観視すると面白漫画に入れてもいいけど自分主人公が嫌いなのでこちらに入れておきます

主人公に対する自分と作者との解釈違いが発生しているものと考えられます(自分誤読可能性大だろうけど)。ので読まないでおきます

なお自分坊主が憎けりゃ錦の袈裟ガンジーも嫌いになるような人間です。確証バイアスがひどいとも言います

また上手く書きまとめることは出来ない。乱文的になる。

~主人公悪人か~

前回「極端な」と修飾してしまったのは誇張しすぎな気もしているが改めて、嫌っている・悪人と思う原因を書いていく。

まず、初期にネクロマンサーとして戦争していた部分はノーカンします。軍人なり兵士立場からね。

その後、ネクロマンサーが迫害され大切な人が失われるわけですが、彼は復讐するわけですね。「百年程の時間をかけて」。

物事には限度があります。前回同列かのように書いたはめつのおうこうの主人公も「師匠を殺され10監禁された」とはいえ「その国の全国民を殺す」と言ってます

自分が悪いわけでもない一方的被害者であるとはいえ無辜を多く含むであろう全国民を殺すのも、百年かけて人を苦しめるのもやりすぎです。同情の余地がなくなります悪人という表現が正しくなければ狂人と言い換えてもいいです。

次に彼は「平穏」を望むわけですが、その方法が「転生」すること。え?彼がするべきことは意図せず迷宮になって人に害を与えるものが集まってしまたからそれを制御してひっそりと逃げ隠れることでしょ(魂の気配で存在はバレるっぽいけど)。何百年も討伐隊を送られてきたのなら彼らを生かして自衛以外害意はないと説き伏せ返し平穏を得る努力をするところでしょ。

平穏を望んでいながら迷宮放置して広がらせ外にあふれて最終的に「世界は終わりさ」と言われるぐらいの脅威になっていた。

彼の目的が死んで転生することな死ねるほど強い存在を作ることが目標でしょう。ネクロマンサーででも人を説得して鍛えるでもいい。しかし彼は自作せずに(実はしてたかもしれないけどさ)討伐する者を「待った」。何百年も。

じゃあそんな強い者が自分を殺すように仕向けるにはどうすればいいか?単純に考えれば恐怖や憎悪を煽ればいいんじゃないかな。

まり自分の影響で溢れる化け物は「意図的に」放置しておそらく過去の討伐隊も自分まで到達したら殺してきたんでしょ?仮に生かして目的(平穏暮らしたいor殺してほしい)を説いて返してたら何百年も続いてこの現状は不自然。ってこれも前回一緒に挙げた勇者ミーリは58歳の不自然さにつながる。

まり彼には、はじまりはどうであれ相手邪悪さはどうであれ長い年月をかけて行われてきた「罪」とそれを行える「悪」がある。と自分は捉える。(繰り返しになるが長命種ゆえの時間間隔の齟齬考慮しても数百年行えるメンタルやばい)

次に、彼の望む「平穏生活」が気に入らない。

圧政を敷いてる独裁国家独裁者が実は影武者で本人は晴耕雨読をしていたらその人を平穏を望む温和な人だと言えるだろうか。

何人も女を殺し手首を奪うような人間他人に成り代わりその妻にも好かれるようになって仮にその後犯罪を犯さなかったとして、静かに暮らしたい望みがかなったんだね。よかったねとなるだろうか。

平穏生活」がほしいなら過去清算されなければならない。と自分は考える。完全ではなくとも己の罪を悔いたり、何かケジメをつけたり制約を科したりしてほしい。ときどきでも向き合ってほしい。

何かを差し出し何かを得る。等価交換で鋼な錬金術原則だ。彼のしてきたことを考えるとどうしても平穏のための禊を求めてしまう。

それがあればたとえ過去悪人でも罪人でもいいのだ。でも彼は逆刃刀を握ったり殺し合いの螺旋から降りるために指を失ったりはしない。奪われたモノを悔いはするが行ったことは悔いない。

彼は転生しても平穏を得られない原因の一部となった死霊術は捨てないし、「平穏」のためには「誰よりも誰よりも」な、お金を欲している。それは裏世界舞台とする漫画お話のためには必然ではあるのだけれど…。

結局彼の言う「平穏」とは特異な能力が無く抜きん出た地位や財力がなくても得られる人並みな一般市民としての一生ではなく、少年に転生したか学校に通うではなく、人以上の力と財力を持ってそれをもって迫害されない成功者富裕層権力者・上位階級などの強者の余裕という意味での「平穏である。それは貧乏だけど家族と笑いあえる幸せではなくタワマンからバスローブ姿でワインを転がしながらほくそ笑む幸せである。(その財力や権能で大切な人たちと笑いあっていたとしても)

しかもそれはおそらく結末であって、過程の今においては平穏と程遠い荒事も辞さない。「仲介屋」とつるむし、火事12話とか人を助けたいと思ったら自発的に絡んでいく。

流石に悪く書きすぎた。無理やりすぎた。でも転生先が元の世界でも異世界でもそこの一般人として振舞おうとしないということはかなりひっかかる部分。

つまるところ、転生に対する解釈が違うのだ。自分は転生を「第二の人生」と考えて読んでいたけれど、どうやらデッドマウント・デスプレイでは違う。

彼のそれはいわば過去現在から世界から「屍神殿」と自分存在を切り離すことを目的にしてる。追われる立場からの脱却。

GTAにたとえると罪が溜まって追っ手がうざいから手配度を0することである

映画ダークナイト ライジングで言うとキャットウーマンが「クリーンスレート」で犯罪歴を消そうとしたのと同じだ。

こう読んでみれば彼は温和な平和主義ではなく、非常に利己的な人物に映ってくる。

平穏邪魔されない力と居場所が僕は欲しい」は言葉どおりだ。「次は失敗しません。ご期待ください」のロックスミスだ。

利己的でもいいじゃない。人間もの

「一緒に笑ってくれた子を見捨てて得る平穏なんて僕はゴメンだ」

大変結構!でも多面性がある人間の悪い部分だけをなぜか極力描写せず振り返らずうっかりするとこういうのでついつい彼が善人に思えてしまうさまはやっぱり悪人がだめなら狂人の類。そういうのはせめてサブキャラでしてほしい。その平穏のための転生までに何人被害者が居たんですかね。


増田悪人主人公=嫌いではない。犯罪者でもダークヒーローでも好きなら読む。

ウシジマくんだって読める。(気分はかなり落ち込む)

デッドマウント・デスプレイとそれらが明確に違う点はコレとは挙げられないが…。

そうだな、せめて自分行為には自覚的であってほしいとは思う。

悪人に善性がないとは思わない。あっても全然良い。だから意図せず殺人してオロオロしても死霊の声を聞いて人助けをしてもいい。でも読者として第三者視点で悪な部分があると思えるのに本人の振り返りに悪いことをしたときのものがたいしてないのはなんというか…。

善性の発露が追い立てられてないゆえの余裕が原因と感じられて好きになれない…かな…。

(ファブルも好きだけどファブルと何が違うかも考えると長くなりそうなのでやめておく)

んーまとめると、転生前には意識的にあくどいことをかなりやってきたはずだしかなり自分勝手なのに転生後はそこらへんにあえてあまり触れずに素朴で(ジュースに感動したり)人当たりがよくて他人に優しい(自分価値観範囲で)描写ばかりを作者がしているのでこのキャラが嫌いです。主人公が嫌いな作品は基本、読みません。

普通に読み進めると主人公はよいキャラに見えてきますが、1・2話目を読み返すとやっぱり悪人で、現行のよい人間のようにばかり読めてしまう書き方が好きくないです。

過去の行いから想起する人間性と今の人間性に乖離ありすぎてズレを感じ続けています。もろもろ全ては自己中心的解釈すれば理解できますが、でもやっぱり書き方のバランスが悪く感じる。

そのせいで漫画面白いですがずっとのどに小骨が刺さっていて辛いです

まとまってない。

主人公に関する開示されてない情報事情もたくさんありますが今の読後感がこうなっちゃったからにはもう…ネ…。

あーんー。古い話で恐縮ですが涼宮ハルヒの憂鬱ハルヒが朝比奈さんを使ってコンピ研が輪姦したと捏造して脅して高額PC強奪した場面があったかハルヒ作品が受け付けられないって人がちょいちょい居たんですよね。そんな感じ。ハルヒのそれは自分は流すことができたんですけど、流せる・流せないは人それぞれ作品それぞれだよねって話です。

漫画自体結構面白くて、レミングスミサキちゃん双子ちゃんが好きです。冷静なつっこみ?のようなところどころのコメティ部分も面白くて好き。

ただやっぱりクラリッサが切れ者岩野目たちも切れ者っぽくてさらに家も絡んできてその四乃山のふたり切れ者でそれぞれ手ゴマ、厄ネタ持ってるとなるとこれだから群像劇ちょっと面倒だなって思っちゃう

不安

煩悩西遊記 30話

最近は急に各キャラ過去話を消化しだしてすわ打ち切りかと焦る。通常の流れに戻りそうで一安心

しかし今話も一気に加速した感があってこれ畳みかけてる?大丈夫?もう少し続いて欲しいな。

この作品個人的読み方はかわいい女性と絡んだ三蔵の反応を見ることなので、久しぶりに煩悩、というか今回は恥や傷心で苦しむ三蔵が見れてよかったです。何気に半年振り?

原作エピソードはまだまだたくさんあるだろうし終わるなら不穏な理由そうで辛い。

2022-06-05

『「何であろうが女や子どもの主張は絶対さないし徹底的に叩き潰す」という有害まりない情念を燃やしている人達が多くて慄くけど』

…とか言われていたけれど

女はともかく子供は全くそんな事なくね

小学生が考えたアイディア商品!」とか言って大々的に宣伝されてるし、批判意見を徹底的に叩き潰そうとしているから『子供』は寧ろ権力側でしょ

「女や子供」ではなく、「男や子供」でセットにした方がいいと思うんだけどねえ

女だったとしても「女子小学生」~「女子高生」までだったらちやほやされて持ち上げられるから

主張をいちいち「徹底的に叩き潰」されそうになるのは成人女性意見だけでしょ

この社会価値ある存在として認められているのは成人男性子供だけだ

2022-04-27

anond:20220410152728

社会被差別層としてのオタク鬱屈と暗い情念

非常に残念ながら今の1020代には全く理解できない代物なんだよな

今のたわわ叩きはそんなオールオタクたちの断末魔に思える

でも若い彼らには届かない・・・

2022-04-19

熟女不倫したい

30歳、既婚、男。

私には不倫願望がある。

肉体的な面でもそうだが、精神的な面でも恋愛初期の高揚感を味わいたいという願望がある。

結婚歴6年の30のおじさんになっても、そうした気持ち悪い願望がある。


不倫は2回ほどした。

一つは妻にバレて、もう一つはバレなかった。

初めの不倫結婚して1年目のとき

相手大学の後輩で、私が25、彼女20だった。

彼女は私が既婚者なのを知っており、「それでもいい」と言ってくれた。

彼女との関係が妻にバレ、一騒動あった後も、彼女から連絡は続いたのだが、妻と、そして何より彼女に悪いと罪悪感を覚えた私から別れを切り出し関係を断った。


遊びのつもりで関係を始めた私は、いつしか彼女のことがことが好きになっていた。

好きになればなるほど「先のない関係彼女若さを浪費させてしまった」と後悔が大きくなった。

妻に彼女との不倫がバレ怒られたのは渡りに船だったのかもしれない。

妻と彼女と私、三者会談の場を設けてしっかり両者に謝罪し、彼女との関係清算した。

それからも年に2、3回は彼女から連絡が来るが、そのたびに理由を付けて会わないようにしている。

正直ヤリたいが、それ以上にセックス中に「好き」だの「愛している」だの言うクセに何も責任が取れない自分のダサさに耐えられない。

不倫するなら相手熟女、かつ可能であれば既婚者が望ましい思った。

年下や独身者では、不毛関係若さを浪費させてしまっている、という負い目を感じてしまうからだ。

しかし手近な年上女性に手を出せる勇気もない。そこで私はTinderを利用した。


次の不倫は2年前の夏。

相手Tinderマッチした人で年齢は38歳。歳は私の10コ上だ。

20の娘がいるシングルマザーの人で、Tinder経由で出会ったフィーリングの合う人とセックスをするのが趣味らしい。

一人目の不倫相手とは違い、相手が遊び前提の付き合いを希望しているというのが私にとって好都合だった。それにとても綺麗な人だ。

初めて会った日、個室居酒屋で昼飲みをして、お互いの共通趣味である映画の話をそこそこして、その後ホテルへ行くことを提案した。

その食事会はあまり盛り上がらなかったため「ダメだろうな」と内心思っていたが、彼女は了承してくれた。

ベットでの彼女はとても情念が深く、『前の旦那ヤクザだった』というさっきの居酒屋での話も強ちウソじゃないと思った。

セックスが終わったあと、残り滞在時間を1時間も残して私達はホテルを出た。

彼女が私を好きになってくれていることを感じたのだが、やはり彼女との会話は面白くない。

一緒にいるとなんだか砂を噛んでいるような気分になってしまうのだ。

その日以来、彼女から毎日のようにその日の仕事内容やお弁当写真といったLINEが届くようになった。重いし楽しくない。

フィーリングが合えばカジュアルセックスしましょう」

といった自己紹介文の都会的な売り文句ウソではないか

彼女からLINEに毎回短文で答えていたら、そのうち連絡は来なくなってしまった。

Tinderでは他にも何人かの年上女性出会ったが、どれもあまり会話が盛り上がらない。

そもそもTinderにいる年上女性の多くが、いい年してディズニー好きだったり、相手完璧エスコートを求めたり、留学経験なんか求めてきたりする。

ディズニー大好き!将来はネイル屋さんやりたい!」が7割、「早慶卒で外資系勤務。マメエスコートができる紳士だけlikeして。」が3割。

いい年して、結婚しててTinder不倫相手を求める私が言うのもアレだが、Tinderにはまともな熟女がいない。

他方、年下や同年代には話の合いそうな、良さそうな人がたくさんいる。それにみな若くて美しい。

その若さが眩しくて目に刺さるのだ。

から、私は疾風怒濤恋愛ではなく、人生経験豊富な先輩たちと心地よい付き合いがしたいのだ。

しかし、そうした付き合いができる熟女をまったく見つけることができないのだ。

若さの点でディスカウントされている分、性格や知性の面で熟女若い人に勝っている」

と今まで思っていたが、少なくともマッチングアプリをやっている女性においては、歳を取れば取るほど内面の魅力が乏しくなっていっている気がする。

『35歳以上を表示』と設定し、今日も右に左に熟女スワイプしながら、ちょうどよい不倫相手を探してる。

2022-04-10

オールオタク表現規制について思うこと

エロゲ作家エロ漫画家が、「表現の自由規制すべき」という規制論に組するのは、珍しくない。

なぜなら、「オタク向け作品を作っているから」と言って、オタクを好きなわけではないからだ。むしろ自分も含めて嫌悪しているケースも有る。

もうちょっと話を広くすると、「オタクオタク嫌い」っていうケースはたくさんある。

オタクだけれど、自分以外のオタクを(場合よっち自分も含めて)否定することでアイデンティティ確立した人間って、実はたくさんいる。

まあ、いわゆるオタ差別という時代があったわけでそこはもう語らない。ただまあ、色々鬱屈してる人がいるわけで。

その鬱屈によって創作してた人は山ほどいるんだなこれが。

オタクだけれどオタク否定原動力に変えていたアニメ監督

オタクだけれどオタク否定原動力創作するエロゲライター

オタクだけれどオタク否定原動力ペンを握る漫画家

オタクだけれどオタク否定原動力萌えを書くラノベ作家

彼らの鬱屈した感情は、まさに卑屈な変態というべきものであると同時に、一時代、確かに創作の大きな原動力だったことは認めざるをえない。

ただもう、その鬱屈した感情が伝わる世代じゃなくなってきたんだよなあ。

オタク社会に受け入れられない。オタク作品欲望のままに生きているゴミの山だからだ。しかし俺は違うぞ。本物を作り出してやる、と、オタク社会鬱屈を悩み抜いて結局ぐるぐるまわって自分も含めて同胞dis否定しつつそれでも創作せずにはいられない感情の爆発」

なんてものが、伝わる時代じゃない。

あの時代は大変だった。それはわかる。

赤松健のように「自分パンチラ漫画家と言われても仕方ない」と笑い飛ばせる強さは誰もが持ち合わせていなかった。

杉田智和のように他人否定することなく、おたく情念を込めて好きなものを語るという強靭さは誰もが持ち合わせていなかった。

「俺の作品は、他のエロ漫画エロ同人エロアニメエロゲとは違う。俺の好きな芸術なんだ。エロの他に高尚さを持ち合わせている。わからないやつはキモオタだ。しかし、しかし、ぐぬぬぬぬぬぬ」

みたいな謎の鬱屈した芸術感情は、確かに過去においては創作原動力だったのだと思うが、今はもう「馬鹿なの?」で終わってしまう。

しかし、残念ながらそういう「自己否定自己肯定を繰り返した自意識の化物」みたいな存在は、たくさんいる。

嫌いな言葉だが、「オタク価値観アップデートできない」という現象だ。

いつまで経っても「社会オタクは最下層の中、なんとか社会と折り合いをつけたいと自己否定を繰り返して悩み続ける」という精神構造から抜け出せない。

それはかつては得難い才能であったと同時に、現代においてはしち面倒臭いと嫌われもするのだ。

今の時代、「オタク否定して悩みながらオタクをやる創作」なんて変態所業ウケるけがない。

そんなことやってる暇があるならSNSFGOアズールレーンイラストを一枚でも上げたほうがよっぽど建設的って状況だ。

自己否定して悩み続けるならともかく、こういうタイプは周囲の人間喧嘩を売りまくるから始末に負えない。

こういう態度は耳目を引くが結局嫌われる。「愛されキャラが最強」のSNSでは、珍獣として消費され尽くしてしまう。

いまさらオタク作品ダメなんだ。堕落している。こんなものばかりでは業界が腐る。オタクは腐っている」なんてアジったところで、「老害オタクがまた発狂してる。でもお前の作品は、まさにそういうダメオタクなんですがw」と鼻で笑われているだけだ。

そんなことは描いている本人がよくわかって悩んでいて、それでも言わずはいられない宿痾の業なのだが。

そして、それらの悩み続ける時代デフォルトオタクが唯一存在証明をできる場所が、SNS政治だった。

そう、政治場所にはまだ彼らの需要があったのだ。

「ぎゃーぎゃーぎゃー」と騒いで与党やら野党やらをバッシングし続ける珍獣としてならば、「オタクバッシングしながら自意識をこじらせオタクでも迎え入れてくれる」という需要があった。

なんかもう、色々痛すぎる。

見ていて痛々しいわけだが、本当に、どうしてこうなった感がある。

「誰もが批評家だった時代

矛盾を抱えて悩み続けることがオタク証明だった時代

そういう時代は気がついたら終わっていた。

今はそういう時代ではない。

SNSでどんな悩みもオタク生体の鬱屈した感情も共有できたのは救いだった。しかし、「それは珍しくないただの鬱屈した感情」で「別にあなた特有特別な悩みではない」ことがバレてしまって急速に求心力を失ってしまった。

悩めば偉いオタクなわけでも、苦悩したから上等な人間なわけでもない。

結局の所、そんなものより愛されることが重要なのがSNSだった。

オタクが悩んだ長文を上げるよりも、コスプレイヤー自撮り写真お絵描き実況のほうがよっぽど需要がある。

そんで、そういった中年のどろどろしたオタク情念をぶつける場所SNSでは限られていた。単純にSNS社会では政治しかなかった。

オタクネトウヨ。でもおれはネトウヨにならないオタク」という謎の偏見構図に乗っかって、twitter政治オタク批判を繰り返すのみである

それが中年オタク政治から足を洗えないたった一つの理由だ。

で、それだけならまだ救いはあるが、彼がが一番憎んでいるのは、開放されたオタクだ。

悩みから開放され、もう自己否定を繰り返さずに社会と折り合いをつけている、普通若い世代オタク自分たちと同年代なのに、悩むことをやめてしまったオタクたち。

許すことができない。

もう、社会においてオタクは最下層民ではないと自認したオタクたちは悩むことをやめる。当然だ。しかしその状況を許せない。

もし、「もう悩む必要がない」と悟ってしまったら、「彼らが存在する」というだけで自分を卑屈な変態だと認めざるをえないからだ。

から自民党表現規制を捨てつつある今、自分たちが規制論を叫ぶという本末転倒が起きている。

「最下層民のままで悩み続ける生き方

うそろそろ捨てていいんじゃないかと思う。

2022-01-12

zmk99って奴の暗い情念がどこから来てるのか知りたい

2021-12-20

anond:20211220153131

評論じゃなくて良いし、別に否定必須ではないけれど、

見た目と行動がズレているというのが、変化してくとか、もっと過剰になるとか、もっと感情情念が乗るとか、ドラマや展開が発展するとかないと、

弱いなというね。

2021-12-08

anond:20211206132152

個人的歴史認識では初期の「萌え」は絵柄ではなく属性メガネっ娘巫女服、妹、猫耳(、語尾)みたいな、ゆくゆくはツンデレなどの関係性)にくっついてたイメージ

よって「萌え絵」の絵柄を定義するのは困難だと思う。

見る側の情念に根ざす「萌え属性アンテナにヒットすると次第に「萌え絵」にカテゴライズされていく。


関係性に萌えを見い出すようになれば、鉛筆鉛筆削りが並んで描いてあれば「萌え絵」になる。

2021-10-27

小室眞子騒動とは何だったのか

結論から言えば、これは、早期に元婚約者A氏を囲い込んだ「週刊現代」と担当記者Nが火をくべ、油を注ぎ、丹念に炎上させたメディア騒動だった。

この担当記者NはA氏の交渉代理人を勤めていたが(非弁行為が指摘されている)、代理人としての誠実義務果たしていなかった。彼は事態の早期決着を妨げ、むしろ悪化・泥沼化するように情報コントロールしながら、ワイドショーライバル誌(週刊文春での元婚約者側の録音テープリークもこの担当記者Nが関わったと言われている)も含めた各メディアネタ供給し続けていた。そうした「ネタ」の中にはA氏自身が言っていないことも含まれていたし、小室代理人(小芝弁護士)との交渉では独断で「解決たかったら400万円をポンと払えばいい」とも言った。これはA氏本人の発言ではないし、記者Nも後には「覚えていない」「酔ってて思い出せない」と言を左右にしている。

この前提を踏まえて、4月発表のいわゆる「小室文書https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012963531000.html を読み直すと、あの文書の本当の意味目的がよくわかる。本件に介在している代理人担当記者のN自身が、交渉内容を歪め、混乱させ、事態解決を遠ざけていることが容易に読み取れる文書構成によって、担当記者Nと彼に連動する他のメディア関係者が今後そうしたムーブ連座しにくくなるよう牽制したのだ。ついでに言えば、今回の結婚会見で日本雑誌協会質問に対して眞子氏が非常に厳しい態度を見せた https://www.daily.co.jp/gossip/2021/10/26/0014793868.shtml のも、存在しない問題をあったことにし、ステークホルダーの間で行き違いを作り出し、人々の間にこの結婚への非難呪詛の声を呼び起こし、本件を炎上させた主犯としての週刊誌メディアへの怒りがあってのことだろう。事実かどうかはともかく、2人は明らかに記者Nを中心とした週刊誌メディアこそが本件がトラブル化した主因だと考え、批判の焦点としている。

こうした牽制効果がどれほどあったかはわからないが、少なくとも10月に入って、「週刊現代」はA氏側の瑕疵についても指摘するような論調に転じている。具体的には、皇室ジャーナリスト山下晋司氏にA氏をインタビューさせ、この山下氏に「Aさんにも責任の一端がある」と問う記事掲載した。 https://news.yahoo.co.jp/articles/592a6ed4dd1e555738b3f24cc50a98034c2d5710 いきなりの掌返しだ。つまり彼らも、この宴のあとに何が始まるかを理解し、そのときのために予防線を張り始めたのだ。

実のところ、眞子小室圭の結婚騒動はもう賞味期限が切れてしまった。ハイライトとなるべき結婚の瞬間は、とてつもなく地味な(メディアにとって旨味のない)形で終わった。壮麗な婚儀もなく、逆に悲劇的な破談もなく、ただ役所に届を出しただけで完了し、それによって2人は、もう無際限にプライバシーを報じることができない「私人」になった。メディアはもう、彼ら2人をターゲットとした記事番組は作れない。でも、これまでメディアがさんざん掻き立ててきた、この結婚についての醒めやらぬ熱量・渦巻く情念は、まだまだ行き場を求めている。人々には贄が必要なのだ

おそらく今後は、事態悪化主犯である週刊現代」と記者Nが、本件で実際に何をやり、どう立ち回ってきたのかが徐々に究明されていくだろう。そして「週刊現代」と記者N、そして彼らに連座するメディア関係者は、そのときのために、今度はA氏をスケープゴートにするはずだ。そのとき増田の皆さんには、ゆめゆめA氏叩きに同調しないようにしていただきたい。それでは、これまで小室眞子氏に起きた仕打ちと同じことを、A氏に対して繰り返すことになる。A氏はグズグズした未練がましい男性かもしれないが、本当に悪い奴らは他にいる。それは自己利益のために代理人としての誠実義務放棄し、交渉テーブルについた両サイドを裏切り続けた人物と、そのバックにいるメディアなのだ

2021-09-20

anond:20210920222347

>わざわざ「胸を揺らす」というフェティシズムの発露に透ける作り手のねちっこい情念と、それを喜ぶ受け手欲望幻視するから

…それアンタの性癖やで😷

anond:20210920202444

「なぜ揺れるのが嫌なのか」

 

わざわざ「胸を揺らす」というフェティシズムの発露に透ける作り手のねちっこい情念と、それを喜ぶ受け手欲望幻視するから。要するに「オタクキモい」というのが論理よりも先立ってるとは思う。個人的には「胸が揺れるからなんだ」と思わないでもないが、一方でこういう騒動があるたび「胸を揺らすこと」に並々ならぬこだわりを持つ人たちが顔を真っ赤にしているのではないかと思えるほどの必死さで胸揺れを擁護し、抗議者を悪し様に罵っているのを見るにつけ「これは子供教育によくない…」という感情も生まれてくる。

 

てなことはさておき、現代において「揺れる胸」というのは「揺れる髪の毛」より性的な含意がある。だいたい自分の娘の髪の毛をブラッシングしたりで触れることはあっても、胸を触ったりはしない。「女性の胸」はそういうパーツであり、その延長線上で「胸が揺れる女体」を「いたずらに性欲を興奮または刺激させ、かつ普通の人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する」と見做す方向の社会的判断はありうる(主に「女体を保護すべき」という家父長的思考と、「女体を男の性的欲求に利用すること許すまじ」という側面のフェミニズム思考と、「えっちなのはいけないと思います」という付和雷同的大多数といったところか)。社会ではそういう綱引きがあり、現状どちらかといえば、胸を揺らしたがる勢力のほうが劣勢にある。

 

なんにせよそれは「創作が悪意によって不当なレッテルを貼られている」ということではない。そういう時代なのである。いま我々はミニスカート女性を見ても特段なにも感じないが、過去にはそれで神通力を失った仙人すらいたという。いつか胸揺れに誰すらも心乱れなくなり、胸が揺れた揺れないといって相争うことのない日が来れば………そのときはそのときで別のトピックで大騒ぎするんだろうね。

2021-09-06

BLコレクション 3

過去に書いた商業BLレビュー


https://anond.hatelabo.jp/20210810121557

https://anond.hatelabo.jp/20210810152212

https://anond.hatelabo.jp/20210825165035

※一部商業BLじゃないものがまざってる。

https://anond.hatelabo.jp/20210803115324

https://anond.hatelabo.jp/20210807105902

https://anond.hatelabo.jp/20210816004742

前回までのBLコレクション

https://anond.hatelabo.jp/20210905133926

https://anond.hatelabo.jp/20210906004549

見ての通り、読書範囲死ぬほど偏っているうえに、あまり量読んでいない。

では、BLコレクションレビューつづき。

『ハレの日』(朝田ねむい)

 これはKindleでは売ってなかったのでhontoで買った。短編

 BLアンソロジーCanna掲載された作品なので、一応BLカテゴリーに入るんだろうけど、BL要素はあまりない。

 妻にゲイであることがバレて離婚し一人息子を育てている作家の話。作家は息子もやっぱりゲイであることを知り、昔の自分と息子を重ねて見てしまうが、息子は自分を越えていっていると気づく、という話。

 面白いかというと微妙淡々としていて、すごく心揺さぶられるようなものではない。いい話ではある。つまらなくはない。わざわざ単話で買うよりは、短編集や他の作品の巻末読み切りに収録されたらついでに読むくらいでいいんじゃないだろうか。私はわざわざ買ったけど。

 一人息子を育てている作家の話というと、よしながふみ先生の『こどもの体温』(BLではなかった気がする)という作品を思い出すんだが、それとこれとが似ているのかというと、別に似てはいない。

リカー&シガレット』(座裏屋蘭丸

 前にレビュー書いたような気がしたんだけど書いてない? 書いた? うっ、最近記憶力が……まぁいいや。もしも書いていなかったとしたら、たぶんそれはこの作品の攻めてが私の苦手なタイプキャラ(優しげだがねっとりとした言葉責めをするロン毛)だからじゃないかな。座裏屋蘭丸先生作品は好きなんだけど、拝読してもねっとり系言葉責めイケメンへの苦手意識は治らなかった! 『シャングリラの鳥』の無口な攻めアポロの無口ぶりがありがたすぎる。アポロにはずっと無口でいて欲しい……。

 ともあれ。攻めのカミロと受けのテオは幼なじみ。カミロは煙草屋で、テオはカミロの店の向かいで酒屋を営んでいる。ただの幼なじみ同士だったはずが、テオはカミロが自分に対して並々ならぬ熱い思いと視線を向けていることに気付いてしまう。そんなとき、街は毎年恒例のお祭りの準備が始まる。酒屋のくせに実はお酒が一滴も飲めないテオは、祭りで行われる利酒大会に出ることになってしまった。テオはカミロに利酒特訓に付き合ってもらう。だがそこで助平が起こる! という話。

 世間的にはカミロはカッコいい攻めなんだろうけど、私は、あああああいやああああああああ!! と、ナメクジとか毛虫とかに遭遇した時の気分になってしまうので、頑張って読んだ。ツルツル褐色肌のテオがひたすら可愛い。好きな漫画ではあるのだけど、肝心なところで鳥肌が立つの微妙だ。作品がというより、私自身が。

 すごく人気のある作品ストーリーを楽しむというよりは、絵の美麗さとエロエロさを楽しむ漫画体位の妙で局部修正を最小限にするすご技が使われているので、エッチなわりに18禁ではない。あと受けに激甘。

コヨーテ』(座裏屋蘭丸

 この作品過去レビューを書いていないとしたら『リカー&シガレット』と同じ理由で書かなかったんだと思う。攻めが苦手。でも少しは慣れたかもしれない。いやどうかな。

 マレーネ(攻め)は飲み屋ピアノを弾いて暮らしている。リリー(受け)はマレーネピアノ聴くため飲み屋に通うようになった。男同士なのに互いに相手女性名あだ名で呼んでいる二人。マレーネリリーに想いを告げるものの、リリーはなかなか受け入れてくれない。ある晩、リリーのあとを追ったマレーネは、リリーの正体が人狼であることを知ってしまう。そこで助平が起こる!

 ……なんて冒頭のあらすじだけを書くと、まるでエロしかない作品のようだが、長きにわたって対立していた裏社会組織がついに正面衝突する、スリリングストーリーベースものすごいエロ幸せ系)があるというタフな作品である

 『リカー&シガレット』同様体格差カップリングと見せかけて、攻めと受けがほぼ同身長同体格。あれっ、目の錯覚かな? って思った。

 肝心のマレーネ(攻め)が苦手であるもの作品自体はかなり好き。そんなこと、もしも作者が読んでも、全然喜ばないと思うけど……。だがここは増田なので、馬鹿正直に書いてしまう。

『水底に棲む子どもたち』(あずま香夜)

 作者は『親愛なるジーンへ』の吾妻香夜先生と同一人物だろうか。

 『水底に棲む子どもたち』はサンプルを読んで、自分には合わなさそうと思ったのだが、誤って購入してしまい、案の定合わなくて泣いた。

 あまりにも合わなさすぎて、内容を完全に忘れていたが、このレビューを書くために頑張って読み返した。

 まだ新米副担任を任せられた教師が、不登校の生徒の家を訪問する。生徒はネグレクト状態にあり、酷い汚部屋に独りで住んでいた。教師毎日生徒の家に通い詰めるが、内に秘めていた欲望を生徒に見抜かれた挙げ句に生徒をレイプしてしまう。翌日、別人のようにすっきりした格好で登校してきた生徒。教師は生徒から復讐されるのではないかと怯える。という話。

 90年代後半の絵柄とテイスト

『泥中の蓮』(ためこう)

 ためこう先生作品を集めることに挫折する前に買った。ガチ兄弟もの。弟が攻めで兄が受け。

 兄弟は早くに両親を亡くした。兄は売春をして弟の生活を支えるが、弟は知らない男を頻繁に家に連れ込む兄を苦々しく思っていた。という話。

 人気作ではある。情念系だけど、ストーリーがすごいかといえば、そこまででは。BLってこんなものなのかなーと思いかけたが、BL読書の幅が広がるにつれ、もっと面白い作品はたくさんあると知った。

リバース』(麻生ミツ晃)

 たまには自分が到底読まなさそうな作品を読んでみようかなーと思って買った記憶がある。サンプル読んでもピンとこないと思いつつ、まあ読書の幅を広めたいだけだし? といって買ったら案の定合わなかったが、別に嫌いじゃないしおもしろくないとも思わない。むしろ面白いんじゃないかな? 裏表紙(がっつりネタバレが載ってる)を読まなければね!

 二時間サスペンスドラマっぽい作風オメガバース。αの刑事×Ωの作家。二人は同じ施設で育った幼なじみにして番(つがいである。幸村(攻め)は番の円のために仕事セーブしているせいで、優秀なのに出世ができないでいる。円はフェロモン分泌異常を持っているため、番がいるというのに他のαを惹き付けてしまうのだ。異動後、幸村は病死したΩの遺体遺棄事件担当するが……。

 あまり趣味ではないせいか、謎があって面白かったということしか覚えてない。面白かったのは確か。



これくらいかなー。

あと、最近スリピングデッド』(朝田ねむい)を紙の本で買った。紙の本の発売からKindleでの電子発売までに20日以上あって、つい待ちきれなかったので。

 以前に雑誌掲載されたぶんの感想を書いたし、単行本で内容の大きな変更があるわけでもないので、単行本感想は「案外萌えが多い!」とだけ。

今月は『Badass』(ハジ)と『コヨーテ Ⅳ』(座裏屋蘭丸)が発売されるのが楽しみ。それまで頑張って生き延びる。

2021-09-03

anond:20210902212943

執念や情念、わかるわ。

 

結局は創作ってそれだし、それは読者にもかなり直接的に伝わってるよな。

下手なように見えて売れているのはそういうところが凄かったりすると思う。

2021-09-02

anond:20210902211611

DL販売のやつって、本編の絵のうまさ以外にも

販売サイト

価格

サムネ

サンプル画像のチョイス

タグ付け

説明

・それらすべてに滲み出る執念や情念

で売り上げが全然違ってきちゃうからなあ。

サイトAで何千も売れてる作品が、サイトBではトータル2桁なんてのはよくあるし、

価格も単純に安けりゃいいってもんじゃなくて、例えば検索選択できる○○円以下みたいなとこにスポッとハマるかどうかなんてのもあるし、価格を上げたら高クオリティを期待してかえって売れるようになったなんてのもある。

サムネサンプル画像タグ説明文なんかも、その作品を求めているユーザーに届きにくいチョイスになってるかもしれない。

執念や情念はなんつーか、他に言うとオーラとか気迫とかとにかくそういうアレだよ。「こいつはガチだな」って感じのヤツだ。

画力が一点突破してたら他がひどくても売れるからムリして違う方面で頑張る必要はないけどね。がんばって。

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