「ロードムービー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ロードムービーとは

2017-05-23

俺の中で1stガンダムの偉大さは

ロードムービーとしての完成度にある。

拡張と同時にディティールがクリアになる世界出会いと別れ、繰り返しつつ前進していく日常、ある日唐突に訪れる転機、何もかもを明確とはしない終着点。

巨大ロボやメカニック戦争というのは移動を引き起こすための装置だし、世界観リアリティというのは移動の結果もたらされるディティールのダイナミズムのことだ。

ロードムービー形式はどこに比重をおくかで世界ミクロな部分とマクロな部分どちらにも焦点を合わせられる。1stガンダムはその上で、ミクロ世界マクロ世界の両方と、その間にある空気説得力をもって描きだしている。

こういうことを有効提示するには週に1話放送されるテレビアニメというメディアは最適だっただろう。

最近そもそも旅をするアニメがない。さびしいなあ。

2017-04-15

けものフレンズMステ出演の疑問

出演自体はめでたいけれど、何故どうぶつビスケッツ×PPPが出演できたのだろうか?アニメ系だとしたら紅白出場前のμ'sだとか、LiSAだとか、活動休止した藍井エイルだとか、UNISON SQUARE GARDENなど枚挙に暇はない。また見た目キッズコンテンツなので、そういるもの流行っているのを紹介する趣旨理解できる。

ただそれでも唐突な印象が拭えないので、仮説により疑問を解消したいと思う。

(仮説1)

ようこそジャパリパークへ』は作詞作曲編曲歌唱ディレクションまで、オーイシマサヨシ氏が担当している。オーイシマサヨシ氏はバンド出身で、近年『ダイヤのA』を皮切りに『月刊少女野崎くんからTom-H@ck氏とのユニットの「OxT」などでも活躍している。

アニメ作品のヒットは、版権元の角川たつき監督製作委員会によるところが大きく、音楽については製作委員会立ち上げ時からの深い関与があるにしても、実際の曲づくりについては音楽プロデューサー作編曲者に委ねられている。

名言とされる「けものはいものものはいない」、ブルージーなコード進行も、アコースティックを得意とするオーイシ氏の才能によるところに大きく、どうぶつビスケッツ×PPPはのメンバーは他の人でも代替可能であるインタビューによると懇意にしていたビクターディレクターからオファーであり、どうぶつビスケッツ×PPPは、先月はビクターロックフェスティバルにも参加している。現在複数レーベルから作品リリースしている彼だが、アレンジャーとしてのオーイシマサヨシ氏を評価させる良い機会だと、プッシュしたのではないか

(仮説2)

角川が主体となったマルチIP企画だった『けものフレンズ』のアニメ本編のプロデューサー福原慶匡氏であるアニメーション制作会社ヤオヨロズの取締役であり、『直球表題ロボットアニメ』『てさぐれ!部活もの』などの制作実績がある。

たつき監督が表舞台に出る機会が限られている中、福原Pは『けものフレンズ』では、キャストだけでは物足りない人に対して、スタッフフロントマンとして顔出し含めてインタビュー対応していた。かつて盟友だった石ダテコー太郎監督とは喧嘩別れをしたという話が聴こえてくるが、この作品を通しては、少しファンキー髪型煽りツイートをするくらいしかその片鱗を見せなかった。

そんな福原Pのもうひとつ顔が、つばさプラス代表取締役という顔だ。元々福原Pは、川嶋あいマネージャとして、キャリアスタートした人であるアニメプロデューサとして知られた後になっても、手掛ける番組川嶋あいに歌ってもらうという企画をやっていた。他につばさ関連でMステ出演で想いだすのは、水曜日のカンパネラだろうか。BiSは出てない気がする。基本的体制からアウトサイダー寄りであるものの、伝がないわけでもないので、そのあたり人脈ではないか

(仮説3)

どうぶつビスケッツ×PPPキャストは以下の3事務所の8人で非常に偏っている。アニメ本編はかばん×サーバルのロードムービーで、各回ゲストアプリ版で主要な役どころだった青ニ事務所メンバー中心が起用されていた。そのためサーバル以外はサイドストリー的な扱いだった。

響:尾崎由香,佐々木未来,相羽あいな ジャストプロ本宮佳奈,小野早稀,田村響華 ミレニアムプロ根本流風,築田行子 

ジャストプロアニメ制作会社に近いプロダクションだが、ミレニアムプロもそうだろう。W主演の一角を占めるサーバル役を取ったことも、響の影響力が窺える。3人も出演しているバンドリは武道館が決定しているが、昨年異業種から移籍してきた相羽あいなが、歌手デビューたかと思ったらロゼリアボーカル担当しているし、SUPER★GiRLS卒業したばかりの前島亜美アプリ版のパステルパレットボーカル担当している。そもそも昨年武道館やった三森すずこも、他の業界から移ってきた人である。μ'sのMステ出演したこともあり、そのあたりの縁じゃないか

2017-04-09

けものフレンズのヒットを考えるときの補助線は人間ごっこじゃない気

https://animeanime.jp/article/2017/04/08/33387.html

読んだ。

もちろん作品の受け取り方は十人十色だと思うし書いてらっしゃる考え方も面白いなぁと思うのだけれども。自分自身がそう感じたかと考えると、若干もやった。なのでぐだぐだ考えながら書いてみる。上手に整理できるかな

自分自身作品全体を通して見た後に強く心に残ったのは「今までにない関係性の余地」みたいな物だった。もっと言うと「今までにない関係性に対する希望」みたいな物だ。少なくとも自分にとっては、この「関係性に対する希望」こそが、この作品作品世界を好ましく思うポイントになっている様に感じた。

ロードムービー的な展開を通じて各ちほーのフレンズ達と丁寧に向合い、都度好ましい関係を結び続けて来たかばんちゃんが、何よりも大切に考えていたのは「関係性とその記憶なのだと思う。自身出自も含め一切の記憶を持たないかばんちゃんにとって、唯一財産と呼べる物は「フレンズ達との関係性とその記憶なのだろう。だからこその11話の自己犠牲だ。そしてそのかばんちゃんの意志に対して、各ちほーで「関係」を結んで来たフレンズ達も同様の判断を下した。その結果が12話の全員集合だ。

友達との想い出を守る」など直球にも程がある。がしかし多くの視聴者はこのシーンで盛り上がった。少なくとも自分は年甲斐もなく震えた。なぜか。勿論中盤までの展開との落差等見せ方の巧さもあるだろう。がそれだけではない。このシーンはかばんちゃんとフレンズ達が、種の境い目を超えて最優先事項と位置付けた「関係性」が全肯定され「群れとしての強さ」を発揮するシーンなのだと思う。

通常「群れ」とは同一種によって形成される物だが、この作品世界ではこれが種の壁を越えて形成される。これを可能にする仕掛けこそが「フレンズなのだと思う。フレンズは各々種としての特性を残しつつ言葉を介し意思疎通することが出来る。この特性は「ヒトのフレンズであるかばんちゃんにも同様に適応される。そう。かばんちゃんも「ヒト」ではなく「ヒトの特性を残したフレンズなのだ。かつて何者であったかを問わずフレンズである事によって、フラットに、各々の特性を活かしながら「かつてない、種を超えた関係性」を結ぶ事が可能になる。そしてそれが正しく力を発揮する「けものはいものけ者はいない」たつき監督がつくり出したかったのは、そういう世界なのだろう。

そういえば一昔前「絆」という言葉がもてはやされスグに消えた。当然だ。実生活では会社でも学校でも家庭でさえも他者との「絆」を疑い無く信じ抜く事は難しい。ともすれば裏切られ傷つけられてしまう。それが現実だ。ヒトは大人になるにつれ、その難しさ理解し欲しながらも諦め忘れて行く。「関係性の力を信じさせる」という事は、だからこそとてつもなく難しい。「世界ひとつだけの花」と歌った人気グループ解散した。作り物のおとぎ話の中でさえもこれを破綻無く成立させる事は困難だ。生半可な事ではこの困難を乗り越えヒトに希望を感じさせる事は難しい。

この困難を乗り越え、説得力のあるおとぎ話をつくるには相当な技量必要になる。それこそが「クリエーター技量」という物なのだろう。が。たつき監督は「フレンズ」という仕掛けを通じてこのおとぎ話を成立させた。「癒し提供したい」という趣旨発言があったが、それは「癒しっぽい気分の提供」では無く「関係性に対する希望破綻無く魅せる」という事なのだろうと自分は受け取った。細かく指摘すれば綻びの芽もあるのだろうが、それでも相当の精度で「おとぎ話」を成立させた力量はとんでもない物だと思う。どうして今まで世の中に出て来なかったのか不思議でならない。これから先どんなおとぎ話を語ってくれるのか。もう本当に楽しみで楽しみでならない。

あれこれ考えながら書いてたら、たつき監督を讃えて結ぶ感じになった。けど。まいっか。

2017-04-01

謝罪文

自分アニメ見方は間違っていたようです。なのでここに謝罪します。

MUSASHI GUN道ストーリーを知らないくせに、作画崩壊部分だけを見て笑ってしまい、申し訳ありませんでした。

キスダム -ENGAGE planet-』ロードムービー的な本筋だけでなく、ライブ感溢れる本編作画OPの変更に注目してしまい、申し訳ありませんでした。またBS版(R)の実写パートで入ってしまったサイレンの音で笑ってしまったことについても謝罪します。

Myself;Yourself主人公ヒロインラブストーリーの行く末だけでなく、老人ホームの猫殺しババア星野さんの真意面白がってしまい、申し訳ありませんでした。またヒロイン戸籍上の両親は神主のおじさんによって殺されたに違いないと思ったことについても謝罪します。

『超生命トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ』「動物機械の融合」という前作のコンセプトをより推し進めた「動物機械調和」というコンセプトを一切理解しないまま、キャラキモい罵倒しながら声優アドリブ合戦を楽しんでしまい、申し訳ありませんでした。

FORTUNE ARTERIAL 赤い約束最終話主人公問題先延ばしにして話が終わったのを見て、腹を抱えて笑ってしまい、申し訳ありませんでした。

星空へ架かる橋』作中で何かを食べてばかりだった原作メインヒロイン最終話でいきなり主人公と結ばれたのを見て、腹を抱えて笑ってしまい、申し訳ありませんでした。

ファイ・ブレイン 神のパズル』本編とおまけコーナーでアピールされていたパズル面白さだけを楽しまず、ラスボス主人公に執着する姿を見て笑ってしまい、申し訳ありませんでした。2期のラスボス主人公永遠にパズルしようとしているのを見て大笑いしたことについても謝罪します。

戦姫絶唱シンフォギア』その少年漫画的な王道ストーリーに着目することなく、ヒロイン必殺技反動で血涙を流しながら吐血するシーンや復活したヒロインが巨大な剣に乗って登場するシーンで呼吸困難になるほど笑ってしまい、申し訳ありませんでした。またラスボスに撃ち込まれ銃弾身体にめり込むことなく落ちたシーンで、射手が正確に心臓を狙ったことよりラスボス乳房の硬さを面白がってしまったことについても謝罪します。

シャイニング・ハーツ 〜幸せのパン〜パンこそ全ての本編よりもエンディング映像に注目した上に「このエンディング狂気を孕んでいる」と思ってしまい、申し訳ありませんでした。

この中に1人、妹がいる!自称妹の正体を探るミステリ要素に真面目に向き合わず、あまり安易かつ強引すぎるエロ展開のIQの低さだけに注目してしまい、申し訳ありませんでした。

恋と選挙とチョコレートヒロインの部屋の押入れから段ボールいっぱいの半分のチョコレートが出てくるシーンに(中妹比で)狂気に欠けるという評価をしてしまい、申し訳ありませんでした。特定キャラの声に違和感を覚えたことについても謝罪します。

獣旋バトル モンスーノモチーフとなったホビーを、あの有名広告代理店電通海外子会社が全世界に向けて作ったクソホビーだ!などと放送から嘲笑してしまい、申し訳ありませんでした。また本編でも主人公達を「ラーメン屋破壊者」「遺跡絶対に壊すマン」「破壊チーム」など、誤った認識で視聴していた傲慢さについても謝罪します。

幕末義人伝 浪漫幕末期の日米の歴史に詳しくなかったため、ストーリーの核心部分について予想できて当然のことを予想できず、単に謎アーマーと偽ペリータンク面白がるだけに終わってしまい、申し訳ありませんでした。

ビーストサーガ放送前には最強ジャンプを毎号買って記事を熟読していたのに、プリキュア裏番組であることを理由アニメを視聴しなかった上に、ツタヤかどこかで配信するはずの終盤数話の情報も追わずじまいになってしまい、申し訳ありませんでした。陸海空のスターターデカコロシアムまで買ったのに、一度も他人と対戦しなかったことについても謝罪します。

トレインヒーロー主人公らがレスキューヒーローとして成長していくストーリーだけを楽しまず、クオリティの低いCG映像間延びした演出にも注目してしまい、申し訳ありませんでした。

スパロウズホテルSEASON 1)』GUN道同様に作画崩壊ばかりに注目してしまい、申し訳ありませんでした。

帰宅部活動記録』本編のギャグよりもあまりフレッシュすぎるキャストに注目してしまい、申し訳ありませんでした。その一方で鬼平のお順の中の人クレア先輩の中の人だと気付けなかったことについても謝罪します。

幻影ヲ駆ケル太陽主人公達やケモるなちゃんの安否よりも、扇動された暴徒が松明を持って学校を襲撃する世紀末都市長崎治安心配をしてしまい、申し訳ありませんでした。

魔法戦争』初回から最終話までリアルタイムで見たのに意味が分からず、申し訳ありませんでした。

棺姫のチャイカ』「チャイカ?」「うぃ。チャイカ」「チャイカ……」というやりとりが面白かったというだけで2期含め全話視聴してしまい、申し訳ありませんでした。

聖剣使いの禁呪詠唱』厨二妄想の塊みたいな本編ストーリーよりも、原作者の知らないドラゴンやその他笑わせることを意図していないであろう演出等を面白がってしまい、申し訳ありませんでした。

空戦魔導士候補生の教官ベストキッドみたいな本編ストーリーよりも、原作者の知らないトーナメントや明らかに浮いているCV安元洋貴キャラはアニオリなのかどうかにばかり注目してしまい、申し訳ありませんでした。またCV安元洋貴キャラが変なポーズで跳躍するシーンを、巻き戻して繰り返し再生するほど面白がったことについても謝罪します。

銀河旋風ブライガー』焔燃の言ったことを真に受けてOPEDだけはいいなどと思ってしまい、申し訳ありませんでした。実際にはOPEDだけでなく、役者の演技と挿入歌劇伴曲と変形バンク映像と各種デザイン世界設定と山本優脚本も素晴らしいと感じました。重ねて謝罪します。

アンジュ・ヴィエルジュ少女達の絆やモチーフとなったカードゲームについて注目せず、難解な専門用語の異様な多さの一方で、闇堕ちというあまり安直言葉キーワードとして用いられることを主として面白がってしまい、申し訳ありませんでした。また毎回必ず挿入される美少女入浴シーンノルマ表現したことについても謝罪します。

トランスフォーマー アドベンチャー -マイクロンの章- 新たなる敵』せっかく公式映像を見られたのに国内版設定について考察するばかりになってしまい、申し訳ありませんでした。また鶴岡スクリームと平川スクリーム性格差異を受け入れられず、未だに苦悶していることについても謝罪します。

けものフレンズCG映像クオリティの低さに注目してしまい、申し訳ありませんでした。一部キャストの演技を棒と評したことも謝罪します。大変反省をしております。どうかお許しください。

http://anond.hatelabo.jp/20170331120918

2017-03-19

ひるね姫観た?

昨今の劇場アニメブームも落ち着いたかと思ったところに、先月公開した『劇場版SAO オーディナルスケール』がこれまた日本らしいエンタメ快作だった。伊藤智彦監督は、スポーツ紙にどうでも良いゴシップ解説してるだけの人じゃなかったんだと安心した。アインクラッド編以降のハーレムっぽい展開が好きになれなくて、監督代表作は『世紀末オカルト学院』(水瀬いのり新人)のデビュー作)と所在なげに言わなくて済むようになった。

それに引き換え神山健治の新作は、予告編をみてると、ヒロインの魅力が伝わってこないし、何より癪に障るのが主題歌の「デイドリームビリーバー」。

タイマーズやザ・モンキーズ神聖視するわけじゃないが、自分にとっては3度のCMソングは呆れるほどの商業主義権化みたいな存在劇場セブンイレブンCMで清志朗の歌声聴くたびに、おにぎりが上手いとか、鮮度管理がどうとか真面目にナレーション付けてる時点で、音楽に対してまともに向き合っているとは思えない。正気の沙汰じゃない。死者に鞭打っていると思わないのだろうか。期待値は下がる一方だった。


本当は『モアナと伝説の海』の字幕版を観たかったけれど、時間が合わなくて、何故か『結城友奈は勇者である。-鷲尾須美の章』と『ひるね姫 ワタシが知らない物語』を連続でみた。

偶然だったけれど、どちらも瀬戸内アニメだった。尾道舞台アニメはあるし、『この世界の片隅に』『うどんの国の金色毛鞠英語タイトル Poco's Udon World)』とか流行ってんのか?


鷲尾須美は、相変わらず結界封絶+エヴァ戦闘作画は良いけど、20年経っても日常パート戦闘パート整合性を考えることを放棄したセカイでおめでたいなという感じです、はい終了。

唯一良かったのは花守ゆみり演じる三ノ輪銀が予想を裏切ってきた。以下は声オタの戯れ事なので飛ばして良い。

(昨日もテレ東10時の『リルリルフェアリル妖精のドア~』第1期最終話直前の第58話「アンチューサの花言葉」で1年演じてきたりっぷ(花咲ゆみり)の集大成の泣きの演技がやばかった。三ノ輪銀は、デレマス佐藤心(しゅがーはぁと)や他の深夜アニメとは違って、完全にボーイッシュというかマニッシュな声だった。最近ポニキャン以外の作品が増えて推すのやめたのかと思ったけど、声オタなら劇場版はチェックしておくべき。)


それで本編のひるね姫。これは完全に申し訳ありませんでした。


予告編ミスリードだった。アレは一般向けにメカを見せずに毒を抜いてたと確信した。

途中3D映像が粗いところはあったけれど、現代日本2020年)をテーマにして、現実世界物語世界リンクさせる点、日本の各地を進むロードムービーな点、神山作品の特徴でもあるメカを動かして活躍させた点、そして何より自動運転というテーマですよ。


現代日本IT総崩れの中、日本が誇る最後希望である自動車メーカー(あと投資会社ソフトバンクくらい)の致命的な弱点である、オートパイロット表現することによって、嫌というくらい課題を突きつけてくる。あくまストーリー世代間や親子での話を軸に、オーソドックスにちゃんと動かしながら、ここまでロジカルストーリー映像表現できたのは神山監督ならでは。

個人的に『君の名は。』『この世界の片隅に』のあの暴力的な(ブルートフォース動画枚数によって、ロジカルよりも情動を刺激する感覚は確かに、日本的アニメ真骨頂ではあるけれど、そんなセンスオブワンダーにあまり頼ってほしくない。

そして主題歌デイドリームビリーバー」がちゃんと原曲と同じ意味作品に使われていて泣いた。

ヒロインの飾らない性格も本編見ると見方が変わる。


本当誰だよ。『ポッピンQ』並みだとか言ったやつ。

あれは最初予告編の想定から何一つ突き破らなかったよ。

(追記)

原画磯光雄かいたけど、確かに作画リソース勝負している感じじゃなかった。

あくま神山監督の画づくりというか、過去作品との演出比較で見る方が楽しい

2017-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20170316184241

記憶喪失美少女通称かばんちゃん)と、かばんちゃんを襲ったけものサーバルちゃん)が

未知の敵性生物セルリアンと戦いつつ

かばんちゃんの失われた記憶を探して小さな世界を旅するロードムービー

2017-02-27

けものフレンズは実質マッドマックス

もう言ってる人居そうだけど、マッドマックス怒りのデスロード。

砂漠を走ってたから、とかいう単純な話では無い。

ただ「わーい!」「たのしー!」と脳がとろけてる連中がマッドマックスFRを見ているのかという疑問があるので、ここに解説する。

核戦争で退廃した世界である北斗の拳を知っている人はそれを想像してほしい。マッドマックス元ネタだ。

人類は減少し、絶滅一歩手前だ。

  • 人ならざる物が生きる世界

けものフレンズ同様、人っぽいが最早人ではない生き物が住んでいる。

改造人間、というのが正しいのかもしれない。

高い知能を持っているのは主人公くらいであり、多くがけもの並みの知能である

「けものはいても、けものは居ない」

けものフレンズでは図書館を目指すだけで7話かかった。

マッドマックスFRではとりあえず逃げる。

そして帰ってくる。行って帰ってくるだけ系ロードムービーだ。

けものフレンズはどうなるのか…。

この世界観や設定をほぼ説明しないのも二つの作品の相似する点であろう。

なおPPPというアイドルグループ存在するらしいが、マッドマックスにも火吹きギターライブがあるので、今度チケットを入手してみよう。

けものフレンズ人物関係は、大体笑えばみんな友達という単純な仕組みで出来ている。

マッドマックス人間関係も、一部を除き単純である

高らかにV8叫びスプレーをかければフレンズだ。

マッドマックスという映画一言で表している。

以上のことからけものフレンズマッドマックスの間には友情が芽生えた。

きたるV8話目が楽しみである

2017-02-08

みんなもけものフレンズを見てIQを落とそう!

けものフレンズを見るとIQが下がる、などと言われているが、これはある意味で正である

けものフレンズ平和世界観動物の生態・人類の知恵を学ぶことができる知育的な側面、ロードムービー的なストーリー展開など、基本的には子供向けの作品作りになっている。

これを素直に楽しむためには、子供視点で見る、ということが最適である。そうすることで、微妙な間の悪さや声優の棒は気にならなくなるのである

なので、けものフレンズの楽しみ方を自然と身に着けたユーザ必然的SNS動画サイトで盛り上げようとするため、「すごーい」「たっのしー」などといった発言しか見えないのであろう。

しかし、子供向けな作風である反面、この作品は要所要所で不穏な雰囲気が漂っている。

かばんちゃんは人間フレンズとして認識されていない、セルリアンという明らかな敵が存在する、「パークの危機」、何があっても死なない、4話ツチノコ最後発言、などである

視聴者は自らを子供視点にすることで、この不穏な雰囲気意識しないようにする。そうすることで、7話から最終回に訪れるであろう世界観解説の際に大ショックを受けることになる。

けものフレンズを最高に楽しんでいる視聴者は、この大きなギャップを叩き落されるスリルを今まさに感じているのだと思われる。ぞくぞくします。

この感覚を味わえる作品けものフレンズだけ!

みんなもけものフレンズを全力でたのしむためにIQガンガンおとしていこうね!

2016-12-25

恋愛童貞

先月知り合ってデートしてる人が近くに住んでるからって夜中に呼び出して、ロードムービーみたいに目的地もなくドライブして延々と喋るだけのデートをしてきちゃった。

てへへ

2016-09-15

長嶋有「愛のようだ」感想

長嶋有の「愛のようだ」を読んだ。

感想を言う相手も書く場所もないので、ここに書くことにする。



作中で言及されている通り、登場人物が"ちゃんと疲れる"ロードムービーだった。

その手口は「水曜どうでしょう」に似ている。

どこで読んだか忘れたが「水曜どうでしょう」の面白さを分析した文章で、

「あれは出演者の"疲れて何をやっても面白い状態"に視聴者を巻き込むことで成立している」

的なものを読んだことがあるが、それを思い出した。


水曜どうでしょう」ばりの徒労と混乱とハイテンションを経て、"疲れているか面白い"、ではなく、"疲れているから感じ入る"。

作中一番の盛り上がり。第四話のラスト、「愛のようだ」という詩的(俳句的)でストレートで派手なタイトル言葉を、

語り手の友人がそのまま呟くという凄い場面。

ここは語り手も読者も、道中で疲れているからこそ、「愛のようだ」と、感じ入るのだ。



ところで、この作品の帯には

"大切なものを失う悲しみを、まっすぐに描いた感動作。"

"最初最後の「泣ける」恋愛小説"

という、なかなか凄いコピーが載っていたが、なるほど作者の「感動的な恋愛小説をちゃんと書こう」という気概を感じる作品だった。


まり主人公(=語り手)に好きな人がいるけれど死んでしまって悲しい話なのだ

世界の中心で愛を叫ぶ」であり「ノルウェイの森なのだ

こうやって書くと何だか馬鹿にしているような感じになってしまうが、

何と言うか、本当に「主人公好きな人がいるけれど死んでしまって悲しい話」をちゃんと書いているのだ。


作家が「主人公好きな人がいるけれど死んでしまって悲しい話」を書くことが

どれほど恥ずかしい(照れ臭いことなのかわからないが、

その恥ずかしさから逃げることなく、と同時に読者が引いてしまわないよう配慮して、

手続きを踏んで、抑制の効いた方法で、その「悲しさ」がきちんと書かれていた。

とてもかっこいいと思う。


前述の友人が「愛のようだ」と呟く場面は、とても感動的でポジティブで素敵な場面だった。

が、そこで語り手はあくま第三者で、言ってみれば読者と似たような立ち位置だった。

友人が愛のようであることに気付く場面に(第三者的に)立ち会ったその余韻が残るエピローグで、

死んでしまった好きな人から最後メッセージを受け取る。

それは、映画の「ニュー・シネマ・パラダイス」を彷彿とさせるような、チャーミングで切ないメッセージなのだが、

そこで語り手に訪れる悲しさは、とことん「当事者になれなかった悲しさ」なんだと思う。



それと、この小説を語る上で外せないのが、全編通して大量に登場する固有名詞だ。

漫画アニメテレビCM映画、J-POP(歌謡曲? その辺の区分けがよくわからない)といった

サブカルチャーポップカルチャー(この辺の適切な総称もよくわからない)から引用べらぼうに多い。

作者は、以前からエッセイ小説内の固有名詞の使い方について論じたりしているし、

というか、そんな前情報がなくても一目見て明らかなくらい大量の固有名詞意図的意識的に使っている。


これが、例えばキン肉マンを知っている人に「ほら、キン肉マンだよ」とサービスするための符牒じゃないことは明らかで、

じゃあ何のための引用なのかと言ったら、キン肉マン自体を書きたいわけではなくて、

「会話の中ですぐに"そういうの"を引用する人(達)」を書きたかったんだと思う。(当たり前か)


世の中やら自分やらを見て把握して語るときに、ごく自然漫画登場人物ポップス歌詞

重ね合わせがちな人が(特にある世代以下には)たくさんいる。

それは、ふざけているわけでも遊んでいるわけでもなくて、その方が断然実感があるからだ。


フィーバー状態伊勢神宮に願掛けに行く、っていうふざけたような言い方なんかも、

切実な思いを実感のこもった正直な言葉で表した美しい祈りの言葉なのだ

長嶋有が描くそういう言語感覚は、読んでいて楽しいし、時にとてもぐっとくる。



最後に、この小説長嶋有にしては珍しくとてもマッチョ小説だったと思う。

「この人のこと女だと思ってたわ」作家で上位にくる長嶋有だが、

「愛のようだ」に関しては、知らない人が読んでも男の人が書いた小説だと思うんじゃなかろうか。

2016-09-14

君の名は、いってきた。傑作ではないが、いい作品

のしかった。ネタばれありの感想

[前半]

入れ替わりが始まり気づき、そして2人とも少しずつ楽しめるようになっていく様子が明るいタッチテンポよく描かれており、すごく楽しい気分で見た。個人的には三葉ちゃんが単純にとても魅力だったのもある。瀧君も好青年て感じでよい。

[中盤]

会いに行こう、ってところから過去だったと判明するまでの部分。前情報無しで見たので全然こんな展開になるとは思っておらず、凄くワクワクさせられた。ロードムービー的な楽しさもある。

[後半]

再び入れ替わってからクライマックスまで。結局再会することと街を救うことがほぼ無関係になってしまっていたのが残念だった。隕石という圧倒的な危機が迫る中でなぜかわざわざ登山してまで再会する理由は欲しかった!入れ替わりのタイムリミットはカタワレ時だということが予め2人とも知っていて、また瀧君こそが街を救うヒントを知っている、ということだったら頑張って再会する理由にもなったし、そのあとの三葉ちゃんの「君のことが思い出せないよ」的なセリフも輝いたんじゃないかなあ。あとは最後父親を説得する描写を省いたのはさすがに不誠実。

[総評]

中盤までは傑作っぽい雰囲気だったけど最終的には良作、ぐらいの惜しい感じだった。細かい矛盾はいろいろあるけど全部薙ぎ倒すぐらいのパワーはある作品だったと思う。絵は圧倒的。エンタメとして普通に高水準だったし、同じぐらいのクオリティの新海作品がどんどん出てくるんだろうと今後に期待が高まるなあ

2016-06-26

発明家の出てくる映画教えて。

http://anond.hatelabo.jp/20160613091056

こんちゃす。

こないだ海外のアニメ教えて君したものです。

あれからオススメされた映画をいくつかみました。

その節はありがとうございます

オススメされるだけあってどれもおもしろいものでした。

それぞれみているうちにオヤと思いました。

ヒックとドラゴン

ルイスと未来泥棒

くもりときどきミートボール

フランケンウィニー

あとはすでにみてましたがベイマックス

ちょっとズレはしますが、怪盗グルーシリーズ

みんな発明家の少年が主人公(一部青年だけど)です。

これってもしかしてひとジャンルあるんでしょうか?

このラインでほかにオススメってありますか?

実写でも2Dアニメでもいいのでおもしろいの教えて下さい。

【追記】

LEGO ムービーのエメット →2段ソファーですね。LEGOは発明の第一歩です。

キテレツ日本だと彼が代表格ですね。映画化してもよさそうなものですが。

Stein's;Gate →ゲームは持ってます。かなり寝かせてます近いうちにはじめます

アイアンマン→なるほど。そのラインもありますね。

天才スピヴェット →知りませんでした。面白そうです。

バックトゥザフューチャー→ドク以前、ドク以降って、発明家像の変化ってありそうですよね。

グレムリン→枝葉はキレイに忘れてます。見た記憶はあるんですが。ちょっとチェックしてみます

ドラゴンボールブルマはミス発明家日本代表ですね。

animation innovator→アニメエライ人達ですか。

デクスターズラボカートゥーンネットワークですか。面白そうです。

Dr.スランプ→そうか。ブルマがありなら当然こっちも出てきますね。主役ですし。

風立ちぬ風立ちぬの主役は発明少年の現実化みたいなところありますね。

ラピュタラピュタのドーラの船の細かい工夫はそんな匂いします

美女と野獣美女と野獣はみてないですね。留意しておきます

ムカデ人間→そういう映画だったのですか。みてないです。マッド・サイエンティストまで広げるとけっこう風呂敷広がりますね。

リックアンドモーティ→ちらっとみました。なかなかのクレイジー度合い。

阿笠→コナン知らないんですよね。博士助手コントっぽい。

さいてっく赤岡くん→ほのぼのしてますね。大人の科学なんかに載ってそうな。

おどるポンポコリンエジソンは偉い人?

ジュラシックニューワールド→ジュラシックシリーズアマゾンプライムビデオであるのでおいおいみていこうかと。

フランケンシュタイン博士発明家境界線は少年かどうかですかね。

ヒューゴの不思議な発明予告編みました。綺麗な画面ですね。

ナディア→ジャン少年っすね。魔女宅トンボとごっちゃになったりします

スチームボーイ→画面はそうとうすごかったけど話はなにも覚えてないですね。

スピヴェット→これもヒューゴ同様3D映画っすね。おもしろそうです。ロードムービーっぽくもありますけど。

なんか眼鏡かけた男の子イメージが強い→メガネ男子ニーズもあるのでしょうか。

怪物の名前じゃなくて、あの怪物を作った博士の名前→フンガー

オクトーバースカイ→邦題遠い空の向こうに」っすね。あさりよしとおさんの「夏のロケット」や「王立宇宙軍」的な。やっぱ発明少年のポイント青春ですかね。

ビューティフル・マインド→実話モノっすね。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者秘密→これまた実話モノ。両方おもしろそうです。

劇場版キテレツ大百科劇場版はともかく90分スペシャルのOPとEDは細野晴臣作曲なんだな。

アイリスへの手紙ジェーン・フォンダの?これって発明少年が出てくるのですか。

フィニアスとファーブカートゥーンですね。ディズニーチャンネルは良さげですね。

ドクター中松ドキュメンタリー→ガンとかおっしゃってましたね。どうなったのだろうか。

バグズ・ライフ→ アリの発明家は変わってていいです。ピクサーなんですね。

天才少年ジミー・ニュートロン → 見れますね。やはりテレビシリーズとしてアメリカのちびっ子にはおなじみというカタチなのか。http://www.nickjapan.com/character/jimmy/

トゥモローランド→ディズニ-の?と思ったらそうでした。映画もあるんですね。

ホーム・アローン3 →あのシリーズ発明少年と親和性は高そうです。

小さな恋のメロディ→甘ったるい恋愛映画でビージーズのってくらいの印象しかなかったので意外です。まあ、本枠はそうなんでしょうけど。

サンダーパンツ!→あ、これはおもしろそう。おならが出る友人のためにおならで空を飛べるパンツを作る話だって

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い→意外なところです。タイトルはかねがね。

Mr. インクレディブル→みた記憶があるんですが思い出すためにもう1度みてみます

八十日間世界一周→ここいらが元祖って感じありますよね。ジュールベルヌは罪作りだ。

グーニーズゲームしかやったことないです。出てきそうですね。ずっといつかはみようと思ってる映画のひとつです。

エクス・マキナ→この映画は発明云々は別としてもいつかみたいなと思ってました。

ラバーゼルダ好きのおじさん主演ですね。アレな映画として紹介されてたコラムを読んで、ドジ博士の珍発明ってそれだけでジャンルありそうと思いました。Dr.スランプもそうですし。

スパロボスパロボに出てくるような博士の仕切りっぷりはスゴイですよね。戦闘指揮までしてる。

プレステージニコラ・テスラ実在のそういう博士ですね。

「自由だあああああああああああ!!」→犬井ヒロシ

スティーブ・ジョブズ」→ここまでくると孫 正義もビル・ゲイツ発明家ってことになりそうです。

ジュブナイル→ありましたそういうの。香取先生はいつごろからこういうイロモノを引き受けるようになったんだろう。

グレートウォリアーズ欲望の剣→「ロボコップ」以前の鬼畜悪趣味全開路線の頃ですね。いわれてみればロボコップ製作者も相当にマッドサイエンティスっぽかったです。

ケロッグ博士エロいのか。みたいなと前々から思っていたのです。ケロッグ好きだし。

ウォレスとグルミット欽ちゃんの声を最初に思い出してしまう派。

ゴーストバスターズ→これも後世に与えた影響が大きそうです。

パシフィックリムおかしな怪獣に、おかしロボットに、おかし科学者てんこ盛りの趣味趣味映画でしたね。

ミクロキッズ発明家の父親の発明によってドタバタに巻き込まれるってのは1パターンとして確立してますね。「スパイキッズ」もその手の発明品がたくさんあったような。

ロケット団タイムボカンシリーズ三悪からの派生でしょうかね。

トランセンデンス→マッドサイエンティストものと少年発明家の境というのは興味深い考察ができそうですね。

秘密結社鷹の爪→そういう話だったのか。島根の観光大使ほか、CMでおなじみという印象が。

ガンダムオリジンミノフスキー粒子を発見したミノフスキーってオリジンだと出てるんですね。知りませんでした。

天国からの中継→高橋幸宏さんのアルバムにこんな曲入ってたと思ったらインスパイヤ元だったのですね。

戦国コレクション平賀源内モチーフ発明家ネタってマンガだといっぱいありそうです。

鉄腕アトムマッドサイエンティストがたくさん登場しますよね。

モロー博士の島→これも源流なのかもしれません。

シザーハンズ→せつない発明家っすよね。

タイムマシン→これまたジュールベルヌ。アメリカ藤子不二雄っすね(逆)。

ヒステリア→実話なんですね。すごいあらすじ。「 「大人のおもちゃ」として知られる電動バイブレーターが19世紀末に女性のヒステリーを治療するために発明された医療器具だったという実話」

HINOKIO→これは発明家なんでしょうか。後付で実話になったようで。wikiによると。

武器人間→今考えると貴重な大山のぶ代参加作品。映画はかなりアレでしたね。

僕らのミライへ逆回転→すごくいい映画ですけど、これはさすがに発明家ではないんじゃ?

ムードインディゴ→美しそうな映画ですね。

タイピスト!→タイプ早打ち映画。発明家関係無しでおもしろそう。

ゴジラオキシジェンデストロイヤー作った人ですか。

宇宙戦艦ヤマト真田さん?

アメージングスパイダーマン主人公はかなりガチのコスプレイヤーってことじゃ?

ヤングアインシュタインアマデウスみたいな感じっすね。

おまかせピース電気→お、大好きな作品です。すっかりサッカーの人になって残念です。

ということでありがとうございます。全レスは無謀でした。

2016-06-14

読書後にポジティブ感想ってどうやったらもてるの

最近読書が楽しくて、月8冊くらいのペースで読んでいる。小説を中心に、前から気になっていたものやひとから勧められたものなど読んでいる。とても楽しい

で、せっかくなので感想をきちんとアウトプットしてみたいし、読書感想ブログなどにも憧れるが、踏み切れないでいる。なぜならその感想というのが、どうにもウエメセで口汚い感じだからである。現時点では、いまは黄昏なりしmixiの友人限定公開の日記で毎月の読書感想をまとめているが(ほぼ備忘録である)……。

同時期に発売された漫画版とセットでの物語と言う位置づけらしく、前日譚と後日譚。でも漫画版を読んでなくても話としては独立している。

端的に言って挿絵は非常に嫌いな部類なので,漫画の方を読むことはないだろう。

小説の合間に,本文に連続して漫画を挿入したらどうなるだろう」という興味は昔からあって,その答えを今回見ることができて勉強になった。

答えは「寒々しくてとてもじゃないが見ていられない」だ。◇◇◇(筆者名)の文章は相変わらず整っていてとても心地よいなあと思いました。読んでいて気持ちがよかったというのが全てで,正直物語キャラクターはあまり記憶に残らなかった。こういう読書体験個人的にはとてもすきだ。キャラクター性やドラマ性は,純粋小説を楽しむにおいてはノイズだと思う。

おもしろかったー,のか?いや,でも面白かった気がする。◇◇◇の能力が超かっこよかったのに一瞬で殺されて悲しい。一巻同様,物語の展開が異常に速く,全体的にライブ感で生きてる感じの小説。すげえよ,まだ2巻なのに主人公属する日本支部が壊滅しちゃったよ。3巻以降はロードムービーと化すのか?……というか,出るのか?3巻。

いろいろと思うところはあったけど(ハーレム描写不要すぎる,とか),みっつめの機関の名が明かされるくだりがもう熱すぎてすべて吹き飛んだ。3巻出るなら読みたいなあ。展開がぶっ飛ばし気味の話は,正直嫌いじゃない。

なんか妙にお利口でつまんねえ小説だな,と思って読み終えたら,あとがきを読むに既刊に出てくるサブキャラスピンオフ作品だったらしい。あー,どうりで。内容自体スピンオフ元知らなくてもわかる話でした。でもスピンオフ作品って,いろんなところへの配慮が透けて見えるから変にお利口に感じるんだよな。まあ,気付かず買ったわたしが悪かったんだが。

登場人物の、修士卒の身で科学館勤務で研究しつつ海外研究室からもお呼びがかかってる,とかい意味不明チート設定でむしゃくしゃして内容が頭に入らなかった。せめて博士課程卒にしてくれ。しかも,なんかどうにも受けの思考回路キャリア形成<恋情で,てめえこらぶん殴るぞ,という感じだった。あれで「理系キャラ」だなんて反吐が出る。

うう,眩しい,話がなんだか眩しい……。

◇◇◇が『作家の魂』を描こうとして書いたというこの作品面白かったんだけど,割と書かれていることがマッチョな感じで,ちょっと「ううっ」となりました。

個人的には,「お金目当てで書かれた小説」にも,「誤字脱字だらけの稚拙小説」にも「つまらない小説」にも,等しく作家の魂はこもってるんじゃないかと思うよ。別に速く書けなくても,大量に書けなくても,多産じゃなくてもいいんじゃないかと思うよ。私はね。まあでもこの小説の語り手は中学生で,想定読者中高生から,その辺を対象にしているならこれくらいマッチョな方がいいのかもしれん。少年よ大志を抱け。

さすがにこれでブログを書くわけには……

でも、まったく文句のない自分にとってのとても面白い本なんて、20冊読んで1冊あればいいほう。嘘をついて褒めるのもなんか違う気がするし。だいたい面白い面白くないかわかんないからこそ読むわけだよ。でも感想アウトプットする以上、ブツブツ文句言うだけなら書かない方がましだよな。他人不快感を与えるだけだし。読書感想アウトプットするひとたちって、ホントみんなどうやってんの。


(追記)

いろいろブコメTBついてたありがてえありがてえ。

もっとボロクソに言われるかと思ってたんだけど、いろいろと具体的な助言もらえて助かるっす。ありがとうございます

  • 勧めたいものであればちゃんと褒めろ。
  • そもそもそんなに面白くないものだったら無理して感想書くこたない。
  • 選書工夫して打率上げろ。
  • ネガティブ感想書きたいなら、その主観が読んでいる相手に伝わるように書け。
  • 褒めてから貶すんじゃなくて貶してから褒める、とか、「ここが気になる」といった書き方にする、とか。同じこと言うにしてもマイルドになるように。

という感じでしょうか。

ポジティブ感想じゃない感想も、求めているひとがいるというのは意外でした。口汚いのはよくないけど、ネガコメにも一応の存在意義はあるのだなあ。

その月に読んだ8冊の中からこれはと思うような2,3冊だけ人に薦める体で書くとネガティブな方向に走りにくい

これでいこう。ただやみくもに読むのもどうかなと思っていたので、そういう気持ちで読みたいものです。

ネガティブ感想が多いのは、たぶん根が暗くて愚痴っぽい性格なのでそれが文章に出てるんだろうな。

でも口でする会話と違って文章は下書きを溜めたり添削したりできるので、もうちょっとちゃんと頭を働かして、少しでもよいものが書けるようにがんばるよ。


(追記2)

作品名当てられてて驚きました。なんかすみません。筺底のエルピス待望の第4巻「廃棄未来」は今週末発売です。とお詫びの宣伝。ミケーラかわいいよミケーラ。

2016-05-05

[]

太陽の石を読んだ。オーリエラントの魔術師シリーズは、魔術師魔法に特化した重厚ファンタジーから読み応えがある。世界観にどっぷり浸かると面白いと思う。

ただ、個人的に今作は前二作に比べて盛り上がりに欠けた気がした。謎を解いたり、強大な敵の罠に嵌ったりすることがなかったからかもしれない。歌うクジラでも思ったけど、ロードムービー的な物語あんまり好みじゃないのかもしれない。失敗や成功を糧に登場人物が変化するわけじゃなく、終始道なりに展開するからなのかな。あんまり起伏が感じられなくて残念だった。でも、朽ちた砦で冬ごもりする部分は面白かった。

イザーカト兄弟は揃いもそろって人間味あふれる問題児ばかりで、それが理由悲惨兄弟喧嘩に発展したのかと考えると悲しくなった。もちろん魔術師から性根のところがねじ曲がってはいたんだけど。暴君とかしてしまうナハティの変遷なんて、テンプレートといえばテンプレートなんだけど、どこかで違う道に進めたんじゃないかな。力が強すぎたりプライドが高すぎたりするのってほんと不幸だと思った。

帯にも解説にもあるけど、最終決戦へ向けての段階から、予想を裏切るが決して嫌いを裏切らないエンディングが待っていたので、ちょっぴり切なかったけど満足できた。

この地域の人々がこれからどんな歴史を育み、後世の社会形成していくのか。シリーズ第四弾が出たら追い続けたいなって思いました。

2016-05-02

[]「ロードムービー百合

性に奔放な殺し屋がひょんなことからお嬢様の護衛任務を請け負うことになる。

純粋お嬢様交流を重ねるうちに、自分の中の本当の気持ちに目覚めて行く殺し屋だったが、

殺し屋の真の任務お嬢様を……

というストーリー場合

監督真下耕一

シリーズ構成倉田英之

キャラデザは、いのまたむつみ

殺し屋植田佳奈

お嬢様清水愛で決まり

シリーズ構成以外は皆さんからのお便りお待ちしております

2016-04-11

http://anond.hatelabo.jp/20160411153135

シューバカは滅べや。

蜷川実花演出ジャンキー脳内映画みたいなお花畑弾幕の中で、シングルドット同然の当たり判定の自機ですり抜けるとか、バカじゃねーのって思ってた。

起承転結でのロードムービー然としたドラマがないんだよ。

私自らが出る!」までの道のりとその感動がほしいぜ。

シューこそが至高。

コナミスポーツクラブスポーツラブなんかにうつつを抜かしている今こそ、横シューリスペクトするべき。

2016-02-28

[]映画バケモノの子

★★★★☆

最初に言っとく。

ウィキペディアは見るな。

あらすじが注意書きなしで全ネタバレありで書かれてる。

あらすじ(ネタバレなし)

人間世界の裏には獣人たちが暮らす世界があった。

そこでは、一番偉い獣人神様になっていなくなるということで、

次の獣人トップを決めるために、二人の獣人決闘することになっていた。

一人は人格者、一人は粗暴な荒くれ者。

一方人間界では、両親の離婚で父を失い、母方に引き取られた後に事故で母をなくし、無神経な親戚の養子にさせられそうになっていたところを、家出した男の子がいた。

男の子がひょんなことからその世界に迷い込み、荒くれ者に弟子入りしたことから、奇妙な親子のような師弟関係が始まる。

感想ネタバレなし)

細田守ん中で一番うまくまとまってる気がした。

それでも尺足らずだった感はあるけど。

普通に正統派でいけば2時間でちょうど、もしくはちょっと釣りがくるくらいの内容だったのに、

ひとひねり入れちゃうことでめちゃくちゃ尺がきつきつになってしまっていた。

それでもなんとか丸め込んでまとまってたから見ててホッとした。

でもどうせなら2時間半か3時間にしてもうちょい駆け足気味だったところはじっくり描いて欲しかったなあ・・・

デジモン映画はふーんハナホジーって感じで、

時をかける少女はまあそこそこ好きで、

サマーウォーズは見てないけど突っ込みどころ満載ってことだけは知っててネガティブな印象しかなくて、

雨と雪は原作小説だけざーっと立ち読みしていまいちだなと思ってネガティブな印象しかいくらいには、

細田守ポジティブな印象はほとんどない自分でも、

これは面白いと思えた。

前半だけの雰囲気で行けば子ども向けにもなったんだろうけど、

ひとひねり・後半部分がちょっとだけ対象年齢あげちゃってるかなーって感じ。

それでも子どもにまったく伝わんないことはないとは思うかな?ってくらいにはエンタメしてたと思う。

これまでの細田守作品がシンエヴァの序とかQなら、バケモノの子は破って感じ。

声優陣は山口勝平しかわかんなかったけど、スタッフロール役所広司って知ってびっくりした。

役所広司うめえな。

早口になるとすこーし聞き取りづらいとこあったけど。

それ以外の少年少女棒読み具合はまあ他と同じくらい。

大人役も大泉洋とかリリー・フランキーとか津川雅彦とか全然わかんないくら違和感なかった。

イカネタバレ



















あらすじ(ネタバレあり)

男の子は、弟子として17歳まで過ごし、着々と成長し力をつける。

そんなとき、ひょんなことから久しぶりに人間界に戻ってしまうが、

ある少女出会って勉強の楽しさを知り、勉強を始める。

受験をするという話が出てきて戸籍を見て、離婚した父親のことがあっさりわかり会いに行くが、

過去なんか忘れてこれから楽しく二人で過ごそうと言う父親に反発してまた獣人界に戻る。

獣人界では人格者と荒くれ者が決闘中。

荒くれ者が負けそうになっていたところに男の子応援したことで、逆転勝ちする。

しか人格者の子が心の闇に飲み込まれ、念動力で刀を荒くれ者に刺して逃亡してしまう。

獣人界には、心に闇を持つ人間を引き入れてはいけないという掟があったが、

実は人格者の方も、過去人間界赤ん坊を拾って自分の子として育てていた。

しかし、その子に本当のことを伝えず、大きくなったら自分のような獣人の特徴が出てくるという嘘を教え続けたせいで、

ひねくれて育ってしまって心に闇を抱えてしまっていたのが爆発したのだった。

人格者の子男の子人間界で対決するが、

男の子は、過去家出したときに抱えた自分の心の闇で、人格者の心の闇を吸収して消え去ろうとする。

しかし、荒くれ者が刀の付喪神になって男の子の心と一体化して、男の子人格者の子も死なせることなく勝つ。

荒くれ者は心の剣となって男の子と常にいっしょになった。

男の子受験することにする。

感想ネタバレあり)

ネタバレあらすじざっくりしすぎててごめん。

ちゃんとネタバレあらすじ知りたい人はウィキペディア見て。

細田守が「人間の心の闇」を描くとこうなりますという映画

弟子をとって弟子同士を戦わせる?とかとおもったけど違った。

弟子をとってクマテツを成長させる以外の意味はとくになかったのかな・・・

弟子って位置がなんか必要性あんまりないように感じられて、無理矢理感があった。

前半の獣人界の内容と、中盤から普通青春ものっぽいギャップがなんともいえない違和感を生じさせていて、世界観どうなってんのかとムズムズした。

最終的に両方ともこれで終わんのかと別のところでハラハラさせられた。

修行どうすんのかとかロードムービーはじまんのか?とか前半はほんと方向性についてムダな心配をしていた気がする。

結果的に良い感じに省略されてたけど、強さについていろんな人に聞いて回るところはなくてもよかった気がする。

ただやっぱりどうしても尺足らずってのがひっかかってきちゃうなあ・・・

せめてあと30分あればなあ・・・

もしくは中途半端人間界に割く時間をもうちょいどうにかするとか。

描写不足なのがなあ・・・想像する部分とかい擁護はあてはまらない。

でもそういったような、もうちょっとたかったのにと思わせるくらいには、細田守そんなに好きじゃない人間にも面白いと思わせる映画だったということだと思う。

ちっちゃいハムスターみたいなやつがかわいかった。チコっていうらしいけど。

2016-02-02

おすすめ時代劇アニメ

刀語

物語シリーズで有名な西尾維新原作を、シュタインズゲートなどで知られるWHITE FOXアニメ化

刀を使わない剣術、「虚刀流」の七代目当主である鑢七花が、幕府の命を受けた奇策士とがめと共に12本の「変体刀」を集める旅に出るというストーリー

最初の放映された時は月に一回というアニメ史上でも珍しい放送形態だった。

それだけ時間をかけていることもあってか激しいアクションハードシナリオも丁寧な作り。

個性豊かな変体刀とその所有者や、愛すべき噛ませ役の真庭忍軍などのキャラクターも魅力的。

和柄のような画面も鮮やかで美しい。

個人的西尾維新ライトノベルはあまり好きではないが、これは楽しく見れたので、そういう人にもおすすめしたい。

大江戸ロケット

原作劇団☆新感線による日本演劇作品。作はアニメではグレンラガンシリーズ構成などで知られる中島かずき

アニメ制作マッドハウスで、監督ハガレン一期やガンダム00水島清二。

タイトル下町ロケットに似ているが全く関係はない。

しか圧政の中でも大きな夢を見る力強い庶民人情物語であり、そういう意味では通ずるところもあるかも。

江戸時代天保の改革によって質素倹約を強いられる中、もう一度でっかい花火をあげることを夢見る花火職人玉屋清吉が、

宇宙からやってきた謎の少女ソラに依頼され長屋の仲間と協力して月まで届くロケットを作る……という物語

基本的コメディなノリで、江戸時代にはあり得ないような物や、パロディメタネタも多々登場するが、江戸生活の細かいところは妙に忠実な描写がでてきたりする。

みなもと太郎椎名高志竹田団吾などが手がけた、大分絵柄の違うキャラクターが一同に画面に登場するのも面白い

サムライチャンプルー

昨年倒産したマングローブ制作オリジナルアニメ監督カウボーイビバップなどの渡辺信一郎

向日葵匂いのする侍を探すフウが、粗暴な琉球出身剣士ムゲンと、クールで謎多き流浪剣士ジンと共に、その侍を探す旅に出る話。

舞台江戸時代だが若者言葉ヒップホップカルチャーが「チャンプルー(混ぜこぜ)」になった独特の世界観

基本的に一話完結で、余韻の残るほろ苦いストーリーが魅力。一方大麻回や野球回などのバカバカしい話も面白い

刀語もそうだが、時代劇であると共にロードムービー的な面白さもある。

劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段

言わずと知れた忍たま劇場版監督は「おまえうまそうだな」や「トライブクルクル」の監督であり、アニメーターとしても有名な藤森雅也

おなじみ忍術学園の面々が、戦に挟まれ危機に瀕する村を助けると言うあらすじ。

おなじみと書いたが自分忍たまを見ていた頃より大分キャラが増えており、大半は知らない連中だったが、関係なく楽しく見れた。

子供向けアニメ時代劇映画の名作と言えばクレヨンしんちゃんのアッパレ! 戦国合戦があるが、戦の描写はあれに迫るリアリティがある。

特に戦の背後にある政治情報戦描写忍者の名に恥じないガチっぷりである

ふわっとした正義や愛でなく、生活権利を守る為の戦であったり、乱太郎集団の中で自分役割を見つける物語であったり、お子の情操教育にもよろしいのではなかろうか。

アニメーションもキマったレイアウトに滑らかな作画で見応え充分。森の中での戦闘シーンは必見。

2015-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20151116114048

元増田としては進撃の巨人は、スプラッター惨劇戦闘ものとあとは謎かな。

惨劇と独特な戦闘最初惹きつけられて、謎と危機的状況からの打開策が気になって継続して見てた。

コンクリヒーローものと言えるけど政府が出たかと思えば、

非難怪獣でたり毎回話ごとにテーマみたいなのが変わって見づらいんだよね。


ロードムービーってジャンルは俺の中でジャンル存在してなかった。他にこの手の物ってどんなのがあるんだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20151116112524

コメットルシファーは観てないけど、コンクリートボルティオはヒーローものだし、ロリガはロードムービーじゃねえの。

というか、増田自身が型にはまった見方しかできなくて、そこから外れると途端に楽しみ方がわからなくなる、ってだけでは。

たとえば進撃の巨人はなんてジャンルになるんだ?

2015-10-25

[]私たちハァハァ

今年見た中では、一番見に行ってよかった!と思った作品女の子青春ドラマとして、傑作なんじゃないかと個人的には思っている。

少し前に見て、友達と良さを語り合い満足していたのだけど、ここ数日のお気に入り界隈の動きを見て書きたくなった。俳句で書こうと思ったが文字数的にどうかと思ったので増田で。


クリープハイプのファンの福岡在住の女子高生4人組が主人公福岡公演を見て、感激して東京公演まで行っちゃおうと自転車で飛び出す。女の子ロードムービー

序盤は女子高生雑談がメイン。冒険の旅に出るときの躍動感は気持ちよく描かれるのだが、いかんせん女子高生の会話がリアル。このキャッキャウフフ状態関門トンネルのシーンはかわいかった)が続くのか……とぞわぞわしたのも杞憂に過ぎなかった。中盤から終盤に向かってストーリーは小気味よく動き出す。

根拠なくできると信じていたり、1度の成功体験安易に大人を信用してしまう。行動力だけはあるから、どんどん突き進む。無防備だし無鉄砲、そんな女子高生の生態をよく掴んでいた。

好きなバンドに対する熱量が仲間同士で違う。好きすぎてこじらせている子、友達が好きだからきな子など。人物描写もとてもよかった。

また、劇中では容姿格差を描く場面もある。そう言った酷だけどそれで選別されてしま理不尽もまたリアル。それが元で腐る子がいて、4人でもめるシーン(結構辛辣言葉喧嘩をする)もとてもよく、今風の演出で仲直りするのもよかった。


異なるのはデジタル進歩くらいで、女子高生の様子は15年以上前自分がそうだったのと同じであの頃を思い出させられる。

私は、20代前半までデブだったので、いわゆる女子高生っぽい高校生活は送れなかったが、友達には恵まれて、この映画で描かれるようなことが多少できた。こじらせていて面倒な奴だった(今は別方向でこじらせいている)。思い出すと懐かしさより恥ずかしさが勝る。でも、世間知らずだからこそ無茶や無謀を積み重ねていける。それができるのも若いからこそ。今振り返って、恥ずかしいことが当時の楽しさの源だったように思う。痛いけど、それがいい。

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん