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2020-05-20

anond:20200520060330

多分、敬虔キリスト教徒なんだろ

世界をみんなで救いましょうとか目指しているし

2020-04-01

マスクを頑張って擁護しようとしてる人たち

聖書を頑張って良い感じに解釈しようとしている人たちに通じる敬虔さがある

2020-03-23

本当なら今頃ワニの感想とか批評がぽつぽつ上がってたまにホッテントリにも入ったりブコメがついたりしてそれらを読んでは感銘深い思いをしてワニの死を悼んだりメメントモリを感じたりしていたはずだったんだが今繰り広げられてるのは醜い争いばかり

彼のマネタイズ手段を良く思えず現在鬱屈している人たちこそ本来あるべきだった作品の余韻をかみしめていたいはずなのにね

まあでも我々消費者っていうもの公式という独裁者には歯向かえぬものから、不満があるものは素直に亡命するか、これから国民として残るために矜持を捨てて公式にひれ伏すしかないんだ

まあ敬虔国民諸君からしたら公式に対して批判的な非国民に対しては腹が立つだろうけど、彼らも彼らで苦心していることを理解してあげてほしい

そしてそっと諭してやってほしい

コンテンツはお前のために存在してるわけじゃねーぞ」と

基はおなじ一人の公式を愛した者同士、袂を分かつのは魂を引き裂かれるように苦しいだろうが

批判的な発言国外からのものだと思えば多少気が楽だろうから

公式についていけない」と感じた時点で、公式にとってあなた棄民だということなのだから

2020-02-19

anond:20200219120544

ふざけてはいないが。

本人が敬虔キリスト教徒で、キリスト教聖人にされたんだから本人にとっては名誉な事だろう。

2020-02-18

愛のないセックス生地のないアンパンやけど、子供を作る気もないのにやるセックスは餡のないアンパンや。

ガワを気にして本質がないねん。

まり本当に分かっとる人間は、避妊なしのセックスか、そもそもセックスをしないかのどちらかや。

ちなみに、やるかやらないか、できるできないかニアリーイコールやぞ。

補足しとくと、ワイは敬虔クリスチャンちゃうから欲情のものには肯定的やで。

2020-02-03

どこにでもいるオタク映画CATSを観てきた話。

これはどこにでもいる普通オタクが「金を払って観る悪夢」「SAN値チェッカー」と名高いカルト映画CATSを観てきた感想文です。

ネタバレが盛大に含まれていますので、その辺りお気を付けて頂けると幸いです。

昨年12月の暮れに海外で一足早く上映が始まり、その評価を読み「絶対に見る」と心に決めて1ヶ月、私はようやく映画館へと足を踏み入れた。

やれポルノだの玉ねぎだのと聞いているので期待は最高潮、何しろ私はホラー映画が大好きで、そしてクソ映画が大好きです。

今日は一人で悪夢を観に来たことを忘れて売店で巨大なポップコーンジュースを買い、はやる心を抑えながら入場開始を待つ。

上映前に最後に流れた「それでは、夢のある映画の旅をお楽しみください」のアナウンスは、この後の展開が「悪夢であることを啓示しているかのようでした。

私はオタクの中でも日陰に生きる人間でありますゆえ、正直CATS本編と同じくらい実写オタ恋CMも滅茶苦茶キツかったんですが、この辺りについては口を閉ざし静かにスクリーンへと目を向けます

劇場の照明が落ち、暗闇の中映るのは夜空。

猫の映画ですよ〜!という事を示唆するかのごとき可愛らしい雲、ここからどうなるのか期待が高まります。ちなみにここが唯一ここからの110分の中で「これは猫だな」と理解できた部分になります

さて、開始して1分ほどですがここで早くも私の脳は処理の限界に達してしまいました。

ドラクエIIIの夜のピラミッドBGM不協和音にしたようなBGM流れる中、夜の街を闊歩するのは人間によく似た体躯にうっすらと全身毛のテクスチャを重ねた「何か」。

一瞬、誤ってメイドインアビスのシアターに来てしまったのかなと思いました。人間性の喪失の結果と言われれば納得も出来るのですが、そもそもこれは「人間」では無く「猫」らしいんですね。

BGMの中、四つん這いの合成獣キメラ)の集団道路をぐるぐる回る姿はムカデ人間の続編かと錯覚を覚える絵面ですが、その中心で蠢く頭陀袋も嫌な予感しかしないし、案の定悪夢が飛び出すし、今の所パンドラの箱なのですが果たして最後希望は飛び出してくるのでしょうかね。

そう言えば海外の評判ではやたらと性的な印象がありましたが、ただでさえ限りなく全裸に近い全裸なのに動きがこう猫々しいしやたらと柔軟性をアピールするし妙に動物的な飲食シーンを盛り込んでくるし、観客の無意識の奥底にあるなんらかの性的衝動を呼び起こそうとしてるのかなって感じは分かるんですけど。ですが、残念ながら扉のノックの仕方がシャイニングジャック・ニコルソンなんですよね。へただなぁ…欲望解放のさせ方がへた…こんなんじゃ歴戦のケモナーだって裸足で逃げて行きますよ。

さてなんの説明もないままに話は進み、ジャ…ジェ…?なんか分からないけど固有名詞がいっぱい出てくる、完全にルシがファルシパージ状態。私は原作CATSを知らないので、知ってたら話の流れが分かるんですかね?知ってたら開幕1分で席を立ちそうですけども。

さて墓場で歌って踊るシーンではふとBloodborneを思い出しましたが、ひょっとしたらこの夜は獣狩りの夜だったのかもしれません。私の啓蒙も爆上がりしていきます

トイレで歌うシーンは真っ先にトレインスポッティングを思い出しましたし、ひょっとしたらこ映画も薬でぶっトんでる狂人の見た夢かもしれないし、狂ってるのは私だったのかもしれないと思い始めました。

まだ始まって30分も経ってないんですけど。あんな猫やこんな猫の説明を歌っているけど私にとっては全てが邪悪モンスターしか見えない。

さて、かく言う私もだんだんと目と心が慣れてきました。

感覚的に言うと「有色はマシ」「服あると相当マシ」「全裸はほんとキツい」「白系マジで無理」、要するにヒロイン枠の生物が一番キツい。黒人の敵とマジシャン比較視覚へのダメージが少ない。それだけで若干好きになる、だから頼むから帽子を脱ぐなコートを脱ぐな。あと手先と足先が人間なのがマジで拒否反応を起こす、黒人の手の平が肌色なのでも認知が「?」ってなるのにこの生き物の手足見てると「??????????????????」ってなる。かといって靴だけ履いてるのも異常なんですけど、タップダンスだけ見たら凄い出来なのに他の全てが恐怖。

あと衣類については黒人っぽいキメラが首からbling-blingなおさかなネックレス下げてるのは良いなと思いました(数少ないポジティブ感想)。

この作品、猫だけでなくGの者等も等しくキメラになっているとの話はうっすら聞いていたのですが、正直全裸じゃないし着ぐるみっぽさあるからこっちの方がだいぶマシではあったんですけど、喰い始めた時は流石に驚愕のあまりポップコーン食う手が止まりました。

ネズミとか、子役?っぽく見えたんですけどこれを見たご両親は「可愛い〜💕」「◯◯ちゃんの演技最高〜!」って思うのでしょうか、人生開始してまだ間もないのにこのような罰を受けるのはあまりに酷ではないでしょうか。

あと犬の存在示唆されているのに画面に映らなかったの、犬はキメラじゃなく犬ですよってことなんですかね?製作陣や太いスポンサーの中に敬虔な犬好きでも居たんでしょうか。なんにせよ、助かった動物が居るのは良いことですね。

個人的認知的不協和を感じるポイントデザインや動き以上に「大きさ」があるんですけども。人間体躯に猫の動き、街並みは人間の大きさの中で人間らしき体躯の生き物が「猫のサイズと言うには高さは合っていても細身すぎて違和感」で「人間とは思えない位小さい」姿で街を這い回り走り回る。人間の脳には大きさや距離感自動的に調節してピントを合わせる機能があるはずなんですけどそれが全部ぶっ壊れる。

脳の機能に直接影響する映画感覚ダイレクトに伝えてくるこの作品はいっそ4dxでも上映してほしい。余談ですが私はこれを観ながら「TOHOシネマズ限定かっぱえびせんポップコーン」を食べていたので、こいつらがゴミ箱から拾ったエビ食うシーンでセルフ臭覚で新感覚映画体験をしてしまい大変不愉快な思いを致しました。

定期的にあったのですが、このキメラ達が猫の鳴き声で「ミャー」とか「ニャーン」とか鳴くのがかなりキツい。というか主役級は顔がアップになったりすることが多くて「あー、人間の顔と身体した獣のキメラだなぁ」って思えるんだけど、ヒキで後ろに映ってるその他大勢ヤバい意味不明物体が四つ足で這い回ってる、フォーカスが手前に当たってるせいでぼんやりボケた画面の奥で蠢いている人間ではない何か。私が観てたのってひょっとしてサイレントヒルだった?と誤認してしまいそうだし、私は悩める私に胸を張って「違うよ、CATSだよ」って言ってあげられない。

そこそこ話が進んでもストーリー理解できない。一番歌と踊りが上手い奴が選ばれるオーディションなのは分かるけど、選ばれたら転生って死ぬやつじゃん?あと黒人男性なんでよく分からない魔法使ってるの?確かに猫よりは魔獣って感じだけど、それやるとますます猫の概念から遠ざかるよ。観ていてふと私が思い出したのは「悪魔ネコ」でした、懐かしいですね。

ところでこいつら猫?ってことは乳首6つあるんですよねってふと思って心底ゾッとしたし、この時点で完全に食欲を失っているのでポップコーンは封を閉じられている。

この時点で唯一覚えてる名前ヴィクトリアだけだし、ヴィクトリアったら捨てられた飼い猫割には異様に順応高いな…こうやってこの映画に慣れてきてる自分もひょっとしたら既にヴィクトリアなのかもしれない…と正気を失っていたら家無き捨て猫で「子猫であることが発覚したのですが、私の中の子猫の概念がグチャグチャのベコベコに狂うのでこの件については早めに酒飲んで忘れようと思いました。

さて、物語の結末、私の刑期の終わり近付いて来ました。

ゲイビの男優インナー無くしたマリオみたいな格好のキメラが踊ったり、黒人キメラコート帽子も脱いだせいで一瞬マジで全裸かと目を疑いましたがそんなことは無く。あとヤク中の流れあったんでやっぱりヤク中の見る夢だったオチも考えたのですが残念ながら物語大団円へと向かいます

マジシャン無茶振りされる流れ観てると「いじめか?」と思いますが天下のハリウッドがそんなことをするわけが無いのです、ちゃんとなんとかなりハッピー的なエンドです。

ここまで観ていて、ストーリーの中の時間が夜から夜明けまでで12時間も経っていないことに恐怖を感じる。映画も2時間足らずだし、体感的には6時間くらい苦しんでるんだけど。

最後最後に、老いた猫は画面のこちら側ん見据えてこう言います

「猫はあなたそっくり

これは、ここまでこの映画を観続けた私にとって実質「死刑判決」でした。啓蒙が上がり過ぎて狂ってしまいました、私は人間のつもりだったけれど、実は限りなく画面の中の生き物によく似た「なにか」であると告知されました。

ホラーにある「次はお前だ」的なアレであり、告発シリアス社会派にある「他人事ではないぞ」みたいなアレを感じます。あと夜闇に紛れた姿も怖かったけど朝日の下よりは大分マシだったみたいです。朝日の下のキメラ達は、エグいアダルト作品を観た時のような性的興奮よりも先にショックに殴られる感覚がありました。もうこの辺りは感想メモすることも忘れました。

しかしまぁ終わってみて改めて考えると、歌のクオリティは当然の如く相当高かったです。私はあのビジュアル日本語ミュージカルやられると「理解できないおぞましいものを無理やり理解させられる」感覚に負けて脳が爆発四散してしまいそうだったので字幕で観ましたが、吹き替え役者さんが好きな方は吹き替えで観ても良いのではないでしょうか。あの生き物達が好きな人間の声帯で歌い喋っている姿を観て立っていられるのならばですけども。

一言感想をまとめるなら、「目を瞑って観たらそこそこ満足度の高いミュージカル」だと思います。ただ残念ながら、目を開けると死んでしまうので気を付けてください。神話ありがちな奴ですね。

見るなのタブーだと思えば納得できる作品です、いや無理だできねぇな。

ここまで色々書きましたが、最期まで走った身としては「マジシャンの猫ならギリ抱ける」と思いました。

どうやら私も完全に狂ってしまったみたいです、その内全身の皮膚に薄ら毛が生えてきて服を脱ぎ捨て夜の裏路地に四つ足で走って行くでしょう。まだ日本語を語れる今の内に、これにて文面を終えようと思います

ありがとうございました、それではさようなら、どうかお元気で。

2020-01-27

テン年代俺的最強ゲームベスト10

いちゲーオタ中年男性ハートのど真ん中の最奥部に抜けないほど深く突き刺さった「テン年代ゲーム10本をランキング形式で挙げていきます。お付き合いください。

特別賞『Doki Doki Literature Club!(ドキド文芸部!)』(2017/PC

のっけから特別賞」から始めることをお許しあれ。ランキング発表後だと、1位よりもスペッシャルな空気を醸し出してしまいそうで。それを避けたかった。

でも、本作がとくべつな1本であるには違いない。だから悩んだ挙句の……「特別賞」。まんまでごめん。

個人的には『ノベルゲー」って昔からあんまやらないんです。ノベルゲーやる時間あったら小説を読むほうが(たいてい)有益だろう、という長年の思いこみ集積のせい。でも、『Doki Doki Liteature Club』は例外ゲームらしいインタラクティブな要素があるわけじゃないのだけど、小説でもマンガでもアニメでもこの表現絶対不可能

本作の凄さについてはもはや語り尽くされている感があるし、強く深い思い入れを持っている方が世界中にいらっしゃることも存じておりますし、まだプレイしていない方のためにも、内容については何も言いたくない。

でも、これだけは言わせてほしい。

本作は「神は存在を愛している」ってことをギャルゲー/ノベルゲーのガワで見事に顕してみせた一大叙事詩である。ここには生があって、性があって、詩があって、死があって……愛がある。さらには現象学的「彼方」をも開示してみせる。

その(一見破天荒、かつ強烈な内容に憤怒するかもしれない。ショックのあまりマウスを壁に叩きつけるかもしれない。号泣するかもしれない。戦慄するかもしれない。でも最後にはきっと宇宙大の愛に包まれる……絶対

ああ、すっきり。

では、こっから心置きなく2010年代・心のベスト10を発表させて頂きます

10位  『ASTRO BOT Rescue Mission』(2018/PSVR)

「……なんか妙に懐かしいな。子供の頃、お前と行った鵠沼海岸をまざまざと思い出したわ」

ゲームと本の山でとっ散らかった僕の部屋にやってきて、このゲームをしばらく遊んだ君は、いかにも重たいPSVRヘッドギアをつけたまま、そう呟いた。

僕はかなり潔癖症から、君が顔じゅうに汗をたっぷりかいてることがひどく気になって、除菌ティッシュ片手にそれどころじゃなかった。

けどさ、あの頃君と一緒に見つめた空と海の青さに、まさかVR新規アクションゲームの中で出会えるとは夢にも思わなかったよ。

ハタチん時、『スーパーマリオ64』を初めてプレイした時の驚きと、海辺自分の子と君の子が一緒に遊んでいるのをぼんやり眺めてるような、そのうちに自分たちも同じくらい小さな子供に戻って、一緒に無邪気に冒険してるような……切なくて温くて微笑ましい気持ちじわじわこみあげてきた。そのことに、僕は本当に心底驚いたんだよ。またいつでもやりに来てくれ。

9位  『ショベルナイト』(2014/PCほか)

「あー、なんかシャベル持ったナイトのやつでしょ。古き良きアクションゲームへのオマージュに溢れる良質なインディーゲーって感じだよね、え、あれってまだアップデートとかやってんの? なんかsteamセールん時に買って積んでんだけど、ま、そんな面白いならそのうちやるわー」

あなたが『ショベルナイト』をその程度のゲームだと思っているのなら、それは大きな大きな間違いだ。

プレイ済みの方はとっくにご承知と思うが、本作はレトロゲーもオマージュゲーもとっくに越えた、誰も登れない山頂に到達した類い稀な作品であるアイロニーと切り張りだけで作られた、この10年で数えきれないほど溢れ返った凡百のレトロゲームとは、かけ離れた聖域に屹立してゐる。

そして3つの追加アプデ(大胆なアイデアに溢れた全く新規追加シナリオ。今月でようやく完結)によって、本作は10年代下半期にリリースされた『Celeste』や『ホロウナイト』の先駆けとなる、傑作2Dアクションとしてここに完成したのだった。さあ、ショベルを手に彼の地へ赴け。

8位  『Undertale』(2015/PCほか)

このゲームの印象を喩えて言うなら、

久し振りに会って酒でも飲もうものなら、いちいち熱くてしつっこい口論になってしまう、共感嫉妬軽蔑と相いれなさのような感情腑分けするのが難しいくらい綯い交ぜになっている面倒きわまりない幼なじみ、みたいな。

正直、ランキングにはあまり入れたくなかった。が、初プレイ時の衝撃をまざまざと思い出してみると、やっぱり入れないわけにはいかぬと悟った。

もし未プレイだったら、このゲームはできればPCsteam)でやってみてほしいとせつに願う。当方バリバリコンシューマー勢なので、ゲームPC版を薦めることは滅多にない。だが、コンシューマー機ではこのゲームの持つ「鋭利ナイフ」のような「最後の一撃」が半減してしまうだろう。

作者トビー・フォックス氏は、かつての堀井雄二糸井重里系譜に連なる倭人王道シナリオコピーライターと感じる。

確認のために本作の或るルートを進めていた時、初期ドラクエと『MOTHER』と『moon』が携えていた「あの空気」が30年ぶりに匂い立ってくるのを感じて眩暈がした。会えば会うほど凄みを増す狂人のような作品だ。

2020年内に出る(であろう)2作め『DELTARUNE』において、トビー氏は堀井/糸井が書け(書か)なかった領域確信犯的に踏み込んでくるにちがいない。それが半分楽しみで、半分怖くて仕方がない。

7位  『デラシネ』(2018/PSVR)

その山の森の奥には古い洋館があった。

庭は川と繋がっていて、澄んだ水が静かに流れていた。

君は川沿いにしゃがみこんで1輪の花を流していた。

俺は黙って君を見つめていた。

君は俺に気づかない。

俺は木に上ったり、柱の影から君を見守ったり、触れられない手で君の髪を撫でたりしているうちに……君の可愛がってたシェパード犬がこちらにひょこひょこやってきて、ワン、と小さく吠えた。

ああ、なんだかこのゲームやってると批評目線がどんどんぼやけていくのを感じる。まるで透明な死者になってしまったような、奇妙で懐かしい感覚に否応なしに包みこまれるような……。

本作は「VRで描かれた古典的AVGアドベンチャーゲーム)」であると言われている。個人的には、そんな持って回ったような言い回しはしたくない。

VRしか描けない世界情緒に対して、あまり意識的な本作。その手腕はあざといくらいなんだけど、実際に本作をやってみるとあざといどころじゃない。泣くわ。胸の内に熱いものがこみあげてくるわ。

『Deracine』はプレイヤーの原風景をまざまざと蘇らせる。かつて失ってしまった友人を、失ってしまった動物を、失ってしまった思い出を、「ほら」とばかりに目の前に差し出してくる。そのやり口はほとんど暴力的でさえある。

6位  『バウンド 王国の欠片』(2016/PS4/PSVR

もしVR対応しなかったら、知る人ぞ知る良作(怪作)止まりだったであろう本作。

かくいう俺もPS Storeで見つけて何となく買った時は、まさか2010年代ベストに入れることになるとは思わなかった。怪しい仮面被ったバレリナ少女サイケ空間を飛び回ってんなあ……製作者はドラッグでもやってんのか?くらいの。

しかPSVR対応した本作を再度プレイして驚愕した。怪作がまごうことなき傑作に生まれ変わっていたのだ。あるいはコンテンポラリーアート作品としての本質を露にしたとも言える。ああ、VRというハードではこんな事態が起こり得るのか……。

画を作っているサンタモニカスタジオゴッド・オブ・ウォー風ノ旅ビト他)の仕事はいだって凄まじいクオリティでため息が漏れるのだが、VRとの相性は抜群だ。とりわけ今作での仕事白眉と言える。

とにかく、思わず自分少女の頬をつねりたくなるほど美しい。少女が、景色が、色彩が、確実に「もうひとつ世界」(夢、とは言いたくない)を現出させている。

そして本作は本質的な意味で——究極の恋愛ゲーでもある。誰も認めなくても、俺はそう強く感じる。あの少女と過ごした時間を、あの少女が内に秘めていた闇の部屋を、あの少女が戦っていた怪物を、そしてこの狂気と色彩にみちみちた世界日常生活の中で思い出す時、この胸に去来するのは——それは「恋」しか言い様のない儚い感情だ。

5位  『INSIDE』(2016/PCほか)

書き始めるまで、本作がここまで自分内上位に食い込むとは思わなかった。

が、確認のために軽くプレイしてみたら、やっぱりとんでもなかった。

実験施設内部に、そして自分の内側(Inside)に展開するめくるめく不穏な景色ディストピアの先にある、吐き気をもよおさせると同時に、穏やかな安寧に包まれるような、唯一無二のビジョン——を完璧に描ききった本作。

終盤の怒濤の展開と比類なき生命描写インパクトに心奪われるが、本作の真骨頂木々や空や雲や雨、海などの自然情景(それが何者かによって造型されたものであれ)の美しさだと思う。荒んだ世界の中、思わず立ち止まって、天に祈りを捧げたくなるような敬虔心持ちを強く喚起させる。

俺にとって『INSIDE』とは、自己内面に深く潜るための潜水艦、あるいは哲学書のページを繰っても繰っても掴めない、自分世界との乖離自覚するための尖った注射針であり、神なき世界宗教である

灰色にけぶった空の下、雨降るトウモロコシ畑で無心で佇んでいた時のあの安寧と絶望感に、これから先もずっとつきまとわれるだろう。

4位 『スプラトゥーン』(2015/WiiU

人の生には「もっと幸福な時期」というものがたしか存在するようだ。そして、それは必ずしも幼少期だったり青年期だったりする必要はない。

俺にとっては、傍らに愛猫がいてくれて、WiiUと3DSが現役ハードで、仕事から帰ってくると毎日のように今作にあけくれていたこの頃が——生涯でもっと幸福な時期だったと言いきってしまいたい。なぜなら、幼少期や青年期と違って、その記憶ははっきりと想起できるから

そして後から振り返ってみて、その時期がどれほどありがたいものだったか確認し、やるせない気持ちに包まれるのだ。「ああ、やっぱり」と。

プレイ時間は生涯最長となったし、この作品を通じて(自分にしては珍しく)老若男女多くの「オンラインフレンズ」ができた。

が、続編『スプラトゥーン2』は発売日に購入したものの、ろくすっぽプレイしなかった(できなかった)。

その理由は(おおざっぱに書くと)3つ。

ひとつは『2』発売時、先に述べた、俺にとってもっと幸福だった時代が過ぎ去っていたこと(ごく個人的理由だ)。

ふたつめは、初代スプラトゥーンが持っていた、俺を夢中にさせるサムシングが『2』には欠けているように感じられたこと(批評記事ではないので、それについてここでは掘り下げない)。

3つめは、次に挙げる同じく任天堂開発の対戦ゲームの登場である

3位  『ARMS』(2017/Switch

それは35年前に夢見た未来の『パンチアウト!!』だった。そして20年前に夢みた『バーチャロン』と『カスタムロボ』の奇跡的融合であり、同時にそれらとは全く別次元昇華された「理想的格ゲー」であった。

スプラトゥーン』で「共闘」の愉しさを味わった俺に、本作は「見知らぬ相手とサシで戦う」ことの妙味と厳しさをばっちり思い出させてくれた。

そして画面内のキャラをこの手で操る——そんなあまりにも原初的「ゲーム」の喜びが本作には隅々までみちていた。こればかりは「Just do it」(やるっきゃない)。

やがて俺は日々のオンライン対戦では飽き足らず、リアル大会にまで足を運んだ(あっさり敗退してしまったが……)。そんなゲームは、おそらく生涯最初最後だろう。

余談だが、Joy-con特性を生かした「いいね!持ち」による操作こそが本作の革新であると信じているのだが、革新性よりも「合理性」と「勝率」を求める猛者たちには殆ど浸透しなかった。

いいね!持ち」メリットをうまく調整できてさえいれば、本作は『e-sportsゲーム初の従来型コントローラーから離れた(両腕全体を用いた)操作形態を実現していたはずで、それについては至極残念だが、現在開発中であろう『ARMS2』に期待したい。

2位 『Rez infinite』(2016/PSVR

2010年代下半期は、俺にとっては「VRに初めて触れた年代」としていつまでも記憶されることになるだろう。

2017年冬、とにかく『Rez infinite』をプレイしなければならない——そんな義務感でPSVRを勇んで購入した。配線がややこしい機器PS4に繋げ、想像していたよりもさらに重たいヘッドセットを被り、本作をプレイすると——すぐに「ここには未来がある」と思った。いや、正確じゃないな。「未来に至る——今の時間自分」をばっちり感じたと言うべきか。現在可視化され、360度方位に顕在し、俺をユニバーサルに包みこんだ。

AreaXを初めてプレイした時の、重たい身体感覚から自由になり、魂だけが宇宙に放りこまれたような未曾有の感覚は、ゲームなるものと関わってから過去30数年を振り返ってみても、5歳の時に生まれて初めて電子ゲームに触れた時の体験と並ぶ、あるいはそれを越えかねない、空前絶後体験だった。

それは精神開放であり、身体解放だった。言葉遊びに非ず。

これだけ長いこと「ゲーム」なるものを続けてきて、ゲームからそのような感覚を初めて得られたことに深く感動し、ラストではほとんど泣いていたことがつい昨日のように思い出せる。

そして『Rez infinite』の「次の体験」を今か今かと待っている。

1位 『とびだせ どうぶつの森』(2012/3DS

Rez infiniteからまさかの……自分に驚き、何度も自身に問うた。

あれだけ昔からどうぶつの森』嫌いだったお前が。とび森を。テン年代1位に。据えるつもりか? 

お前はそんなにぶつ森好きだったのか? ありがちな中年男性みたいに「しずえ萌え」になったのか? それとも親子くらい歳の離れたフレンドと時々会えるからか? おいおい、かあいこぶってんじゃねーぞ、と。

だが本作を1位にした決定的な理由——それは、テン年代初頭に放たれた今作から仮想世界」における、人間存在理想的な在り方の萌芽をひしと感じたからだ。

一発で脳内に凄まじいヴィジョンを注入した『Rez infinite』と比べると、まるでアリが餌塚に砂糖を運ぶようなゆったりとした足取りだが、本作は確実に世界中ゲームファンに「もうひとつ世界」をキュートな顔つきと口調(しずえ嬢のような……)でじわじわと浸透させ、人々の無意識をしれっと変容させ、もうひとつ生活を愉しませ、ネット接続により文字通り「飛び出させた」。

どうぶつの森』は今年3月に発売する次作『あつまれ どうぶつの森』においてさらなる大きな広がりと変化を見せてくれるだろう。

が、俺は本作をとくべつに、個人的に、偏執的に、限定的に愛しているのだ。

それは故岩田社長が生み出した『3DS』というハードへの偏愛と、ゲーム機では3DSだけが備えた「裸眼立体視」——ARVRを折り合いし、先取りした——唯一無二の機能によって『どうぶつの森』というクローズド世界をまるで飛び出す絵本のごとく彩り、「夢の中で他者の森を訪ねる」という奇妙かつ魅惑的な通信世界を生み出し——

要は、全シリーズを振り返っても今作『とびだせ どうぶつの森』だけが持ち得た、この奇妙で牧歌的神秘的なアトモスフィアに由るものだ。

カフカ『城』や村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』主人公のように、俺はある時、この森の中に、夢の中に、村の中に、これからも留まり続けることを選んでいた。

そういうわけで、本作を迷わずテン年代1位に据えたいと思う。

※※※※※※※※※※

長々とお付き合いくださって本当にありがとうございました

余談ですが、最初は「順不同」にしようと考えていたのです。これほど自分にとって大切なゲームたちに順位なんてつけるのは相当失礼な気がして。

でも、敢えてつけてみた。並べてみたら、なんとなく自分重要度みたいなものぼんやり浮かび上がってきたので。

異論提言はもちろん、よかったらあなたテン年代ベスト(5本でも20本でも1本でも)教えて頂けると、いちゲームファンとしてめっぽう嬉しいです。

ああ、10年はDECADE(でっかいど)。

2020-01-23

なんで神は沈黙しているのですか

マジな話2000年くらい何もやってない神の存在と善性を信じ続けられるのってなんでなんだ

最初は優しかったDV男のことを好きでい続ける一途な女か?

でも結構敬虔イメージあるスペインの人たちも教会なんて行かねえよっつってたしもう実質信じられてないのかな

キリストがいた頃は奇跡連発してたしその辺の人に声かけたりもしてたのにここ最近ぜんっぜん影も形もないのはなんなんですか?ってキリスト教の人に聞いてみたいけどヘンに論破されて入信したくはないんだよな

2020-01-17

男だけど刀ミュを観に行ったら男を好きになった

ネタバレはしていないつもりです。

特定を避けるため、一部フェイクを含みます

BL要素はありません。

知り合いの女性(刀ミュオタクから、「チケットが余ったのでよければ一度観に来ないか」と誘われた。秋ごろのことだった。

彼女(以下、Aとしよう)はひとつの公演でそりゃもう何会場も回る筋金入りで、推し俳優リリースイベントバースデーイベントなどにも足繁く通うほどの生粋オタクだ(ほめてる)。都市圏ならば全国どこでも行くような人物であるが、もちろんこういうジャンルは得てしてチケット争奪戦が厳しい。というわけで仲間たちと複数人で申し込んで当たった誰かのチケットに便乗して……というのが通例になっているのだが、なんでも我々の地元愛知会場も同じように複数人で申し込んでいたところうまいこと全員当たってしまい、誘うアテがなかなか見つからなかったため試しに私に声をかけてくれたのだそうだ。(ちなみにA名義で4席あったため、共通女友達B、Cにも声をかけていた。)

最初は断ろうと思った。まあほぼ間違いなく浮くだろうし、「本当に観たい人がいるはずなのに自分なんかが行ってもいいのか?マナー的に。あとでツイッターで怖い女性ファンたちに匿名で叩かれ、磔刑にかけられるんじゃなかろうか」などということを思ったかなのだが、実際少なからず興味はあったのと、まあお金は出すんだし着席する権利はあるだろうと自分に言い聞かせ、誘いに乗ることにした。

私はもともと、女性向けコンテンツに興味がないわけではなかった。そもそも男性声優ラジオDGSとか)を聴く程度にはオタクであったし、アニメほとんど見ないものの、ハマってしまったFree!!のブルーレイは2期+劇場版までそろっているし(ちなみに推しは宗介)、最近ヒプノシスマイクの曲を聴いており、キャラごとのドラマパートまで聞くようになってしまったし。それに、件の刀剣乱舞サービス開始から1年程度はプレイしていたこともある。比較少年系の刀が好きだったので、蛍丸獅子王最後までメインの編成に入れていた。

しかし、2次元キャラでもなければ声優でもない、いわばゲーム原作が立ち上がった段階では関係のなかった、俳優たちによるゲーム原作ミュージカルに、果たして惹きつけられるような魅力はあるのか。一応演技のプロではあるが、歌のプロでもなく、ダンスプロでもない。原作への愛はあるのかとか、クオリティはどうなのかとか、気になる部分はいくつもあったし、今思えば少し懐疑的に見ていたような気もする。その答え合わせのために行ったような側面もあったと思う。

今回の会場はセントレアすぐ横のスカイエキスポという場所。初めて行く所だったので、少し早めに名古屋駅から中部国際空港駅への電車に乗ったのだが、まずここで驚いた。乗客の9割が女性。「え?これは”やった”(女性専用車両に誤って乗ってしまうの意)か?」と思った。必死背伸びし、血眼になって男性を探したところ、扉のすぐ前にスーツケースを持った初老紳士発見した。心から安堵した。私には彼が救世主メシア)に見えた。違和感に気づいてから紳士を見つけるまで時間にしてわずか3秒ほどのことであったが、私にとってはひとつなぎの大秘宝をめぐる壮大な冒険時間であった。ワンピースの正体が初老紳士だったらウケるだろうな。

多くの女性たちはよく見るとなんかカバンとか髪とかに似たようなヒモみたいなやつをつけており、ああ、彼女たちが今日の公演の来場者か、とそれで察しがついた。

私は音楽が好きでライブフェスにもよく行くのだが、そういったイベントに向かう来場者が一様に身に纏う”モード”みたいなものが好きだ。同じようなアイテムを身に着けた人々が、同じような期待感をもって同じ会場へ向かう。まったくの他人のはずなのに、全員で遠足に来ているような感覚に陥る。私は所有していた唯一の刀剣乱舞関連グッズ、蛍丸ラバーストラップカバンにつけながら、そんなことを思った。

到着したのは開演の1時間ほど前だった。先に現地に来ていたAと合流し、遅れてくるB・Cを待ちながら辺りを見渡してみた。女性ばかりだ。チラホラ見かける男性も、その多くは隣で開催されているFGOの展示会に訪れたような風采で、見たことあるキャラの見たことないグッズを手に奥の施設へと歩いて行った。事前には聞いていたが、男子トイレはがらんどうで、広々としたスペースの中に3人いただけであった。普通にめちゃくちゃ刀剣男子缶バッジつけてる方とかもいて驚いた。

B・Cとも合流し、我々は人波に流されるまま会場内へ吸い込まれた。会場内は予想していたより二回り以上大きくて、コンテンツ覇権っぷりを身に染みて感じた。

席は通路から4席分だった。私のにわか知識でも通路側は人気だと知っていたため、さすがに通路に接する席はAに座ってもらい、私はその隣に座った。Aはなんとも用意周到で、私の分のペンライトうちわまで用意してくれていた。刀ミュの専用ペンライトは優れもので、推しの色を先に登録しておけるらしい。私は操作指南を受けながら、スタンダード青色を初期配置として記憶させた。

またも話がさかのぼるが、私は以前からAに(オタク気質を見抜かれて)刀ミュ関連の画像動画の視聴を勧められていた。男性男性を推すというのは恐らくややイレギュラーことなのだろうが、その中で私は2人の”推し”を見つけた。

1人は鳥越裕貴氏。役は大和守安定だ。刀剣男子自体の役どころとしては真面目で実直ながら、どことな女性的で可愛らしいキャラクターだ。しかし、私はむしろ、役に入っていない状態鳥越氏に非常に魅力を感じた。というのも彼は、ツッコミが上手い。

これは私の持論なのだが、いわゆるコント的な場の空気になったとき、「なんとなくボケる」ことは誰にでもできると思っている。もちろんその巧拙については個人差があるが、ボケ簡単なのだ(だからこそ才能の発揮される部分でもあるのだが……)。対してツッコミは、才能だけでは解決できない。その場の状況を整理し、その場に応じた言葉を、できるだけ早く用意する能力は、長年のトレーニングによってのみ形成される。そうして身につけた能力を、玉石混交ボケ対応して発揮してあげるのだ。その点で、ツッコミサービスだ。だから、適切な、上手いツッコミができる人というのはボケの人数に対してかなり少ない。そして、鳥越氏のツッコミ能力は(少なくとも私が視聴したいくつかの動画でのトーク判断するならば)刀ミュ俳優の中では群を抜いている。おそらくこれは、彼が多様な人物積極的コミュニケーションを取り、相手尊重しながら話すことを心掛けてきたからなのではないか。そんな背景が透けて見えたりするところに人間味と魅力を感じた。(あと筋トレ動画シンプルに参考になった。)

もう1人の推しは、大平俊也氏。役は今剣。これは役のイメージと本人のイメージがぴったり合致する。中性的少年的で、あどけなさが残るところが氏の魅力だと思う。普通に顔が可愛い。初めて写真を見たときは、そういう印象だった。

ただ実は、彼に関しては開演前、これ以上の印象がとくになかった。動画などを見ていても、ただ容姿仕草が可愛らしい真面目な人という感じで、もう一歩魅力を感じる部分に欠けていた。強いて言うなら彼にはただ天真爛漫なだけではない、いわゆる「闇(この言葉が深い意味で使われることってほとんどないのであまり使いたくはないのだが)」を感じたような気がして、そこを興味深く考えたからなのかもしれない。(あとこれは完っっっ全に言いがかりなのだが、邦楽ロック界隈では見た目が中性的バンドマンほど性欲が強くてファンと寝まくっているという根も葉もない(たぶん葉くらいはある)噂がまことしやかに囁かれており、同じく大平氏も男性的な部分を見せたりするんだろうかという謎の興味もあったのかもしれない。)

そういうわけで、私はひとまず、2人のうちとくに人間として魅力的だなあと思った鳥越氏(安定)を推しとして設定し、ペンライトの色を決めたというわけだ。

私の席から見渡した辺りはほんとうに女性ばかりで、電車内の女性が9割だったとしたらここはもう99割が女性だった。男性存在についてAに訊いたところ、「まあほとんどが彼女に連れてこられてるだけの人だね」と言っていた。リア充爆発しろという一言でも言いたいところであったが、ここで爆発されたらイベントに影響あるし片付けとか面倒だろうな、と考えて口をつぐんだ。

照明が落ち、舞台が始まる。観劇自体がずいぶんと久しぶりだったので、なんだかいやに緊張した。隣に座るAは早速双眼鏡を取り出し、推しの額に光る汗を堪能しているようだった。(Aは同公演に何度も通っているため構成や内容を覚えてしまっており、推しが出てくる数秒前から出てくる位置にすでに双眼鏡を向けていたためさすがにすごすぎて笑ってしまった)

ドラマパートでは刀剣男子たちが次々に現れ、おのおののキャラクターらしい台詞で我々を楽しませてくれる。思っていたよりも総じて演技のレベルが高く、ちょくちょく挟まれる小ボケ普通に笑える。

そうこうするうち私が注目する安定が現れ、男子たちの会話の輪の中に飛び込んでいった。しかし、私はここで少し違和感を覚える。筋トレ動画を何度も見ていたせいか、あどけない口調の安定と兄貴肌の鳥越氏のイメージが重ならない。まあまあこれはこれでいいか、役なんだから、と納得させながら私は舞台のほうに居直った。

逆に、今剣は役と人物が寸分違わず重なった。大平氏の声・仕草は、本家ゲームで出てきた今剣のイメージほとんど同じだった。鳥越氏の力不足とかそういうことでは断じてなく、これは純粋大平氏の持つ魅力と、またそれを見越してあてがわれたキャスティングの妙だと思う。それほどまでに今剣の立ち回りは見事だった。

しばらくすると、おもむろに周囲の女性たちが起立し始めた。なんだなんだ、校歌でも斉唱するんかと思いながら付和雷同、私もペンライトを持って起立した。どうやらここからしばらくはライブパートらしい。ミュージカルと言いながらけっこう現代的な曲(EDMとかそっち寄り)なんだなあなどと思っていると、演者たちがステージで踊りだし、さらには客席中央ステージでもダンスが始まった。

私はまさに魅了された。大平氏のダンスである

先に言っておくが、歌もダンスも全員上手い。だがその中でも、大平氏のダンスは別格に感じた。なにって、踊っているのがはっきりと”今剣”なのだ。彼は背も高くない、体つきも華奢で、いわゆるダンサーとしての資質は他の刀剣男子に劣っているといえる。しかし、手足のフリが誰よりも大きい。大きいだけでなく、キレもある。そしてその懸命さが、彼のマイナス資質いっきプラスへと逆転させていた。ステージ上で彼の弱点は、はっきりと長所だった。「おそらく今剣が踊ったらこんな風なんだろうな」という彼なりの答えが、あのダンスには込められていた。

踊る彼を見て、この人は無敵だ、と思った。

ダンスに魅入っているのも束の間、舞台はまたすぐにドラマパートに戻り、ライブパートと交互に展開しながら進んでいく。そしてついに山場、俳優たちが客席まで降りてくるフェーズが訪れた。通る刀剣男子から直接手を振ってもらえたり、ウィンクされたりすることを、ファンサービスファンサ)というらしい。私は自分推しが通ったらなんとなくうれしいな、という程度で呑気に構えていた。(隣のAは推しの様子を見ながら奮起していた)

通りがかる刀剣男子たちをぼーっと見ていたときのこと、後ろ側からやってきた和泉守兼定が、私に向かって指をさし、はっきりと目線をくれた。一瞬、自分に向けられたものかどうかわからなかった。よくわからないが笑顔で応えたことだけは覚えている。こんなことを言うとタイトルの通り誤解されそうではあるのだが、私の知る限りあのとき感情に最も近いものは、恋だ。

理由説明できない。できないのだが、「イケメンが選んでくれた」という感情は、きっと男であってもうれしいのだと思う。それほどまでに私が受けたファンサは衝撃的だった。そして、推しでもない人でこれなのだから、これを自分推しから直接もらえるなどということがあれば、それはどれほどのクソデカ感情になるのか。想像すると、むしろ恐ろしくなるほどだった。

終演までのライブパート、私は自然と目で今剣を追っていた。彼の、あの衣装でのダンスもっと見たい。いつまでも見たい。だんだんとそう思うようになっていた。

終演後、私はAに感想を伝えた。予想していたよりずっと面白かったと述べると、Aはしたり顔であった。彼女は物販に行くと(地元なのでここでお金を落としたいという敬虔オタク然としたことを言っていた)私に伝え、人波に消えていった。

帰りの電車は行きよりも空いていた。今思えば、夜公演まで見ていく人たちがけっこうな数いるのかもしれない。私は大平俊也氏のツイッターアカウントを捜し、迷わずフォローした。



Fear, and Loathing in Las VegasというバンドMinamiというメンバーがいる。彼はステージ上で、まさに狂人だ。髪を振り乱しながら叫び、かと思ったらわけわからんパラパラみたいなダンスを踊り、でも楽器ちゃんと弾く。そして、嘘くささが一切ない。

Soil&”PIMP”Sessionsというバンド社長というメンバーがいる。紅白とき椎名林檎の後ろでヒマそうにしていたあの人だ。彼はジャズバンドの中にいながら、楽器を(ほとんど)弾かない。彼の担当は”アジテーター煽動者)”。悪趣味マフィアみたいな恰好で、ステージ上をふらつきながら、メンバー演奏のぞき込んだり、客席をメガホンで煽ったりする。ほんとうにこの役割必要だと思っているのか。どこまでが演技で、どこまでが素なのか。まったく読めてこない。

私は彼らを見るたび、自分に成しえないことをしていると尊敬する。

私は、エンターテイナーが好きだ。それは、役を”憑依”できる人のことだ。舞台の上で演じる人たちは、素の自分のままではもちろんいられない。しかし、役を演じすぎると、それはそれで嘘くささが付きまとう。だから役を演じていながら、まるでそれが役だと感じさせない立ち振る舞い。そういう”憑依”を楽しみに、私はミュージシャンライブへ足を運んでいる。

大平俊也氏は、まさにこのエンターテイナーだと感じた。彼は舞台の上で、間違いなく今剣だった。仕草や声の可愛らしさと、ダンスの躍動感。(あと顔の良さとかもろもろ。)それらをひっくるめて、私はしてやられた。

鳥越氏はもちろん好きだ。しかし、実際に見た舞台では(少なくとも刀剣乱舞という題材では)、大平氏のエンターテイナー性のが私にとっては魅力的だった。それだけのことだ。間違いなく今後も、鳥越氏の動画は見続けると思う。

私は自宅に帰り、もらったペンライトを取り出した。推しの色をピンクに設定し、棚にしっかりとしまった。次は、ピンク色のヒモみたいなやつも手に入れたいところだ。

2020-01-09

[] #82-10「壱弐参拝」

≪ 前

一応、参拝くらいは丁寧にやろうとする。

「えーと、二礼二拍手だっけか」

「どこかで一礼も必要だったはず」

賽銭と鈴を鳴らすのって、どのタイミング?」

しかし、そのやり方を誰も覚えておらず、賽銭箱の前でまごつく。

携帯端末ネット検索すれば分かるかもしれないが、そこまでして調べたい意識だとかは俺たちにない。

「ここの神社は一礼一拍手でいいですよ」

そんな俺たちに助け舟を出したのは、同じく参拝に来ていた男だった。

最初賽銭ゆっくり入れます。鈴は鳴らさなくても大丈夫です」

羽織から手を覗かせると、男は自然所作で参拝をやってのける。

俺たちは、それを見よう見まねでやってみた。

「なんだか、もっと複雑だった記憶があるんだけど、こんなに簡単だったっけ」

神社によりけりですね。本当はもっと長い方法があるのですが、参拝客向きではないとして一礼一拍手にしているようですね」

「本当はどうやるの?」

「ここの神社場合だと、まず一礼一拍手をして賽銭を捧げて鈴を鳴らします。これで神を呼び起こすわけです。そして再び一礼し、次に八拍手して神を讃えます。ここで祈りを聞き入れてもらうための賽銭を入れます。一度目に入れた賽銭よりも金額を多めにすると良いでしょう。そして再び一礼ですが、この時は前屈運動じゃないかってくらい深々と……あ、徹底するなら禊も最初にやっておくべきですね」

新手の記憶ゲームだろうか。

「ややこしいなあ」

ホームページなどを見れば書いてありますよ」

だとしても覚える気力が湧かないし、一般人はそういう所のホームページなんて見ようとも思わない。

もし覚えられたとしても、ひとつひとつ丁寧にやっていくと数分はかかるぞ。

「つまり混雑対策で参拝方法を簡略化したってわけか」

「そんな理由で、やり方決めちゃっていいの?」

作法は、あくま手段にすぎませんから。神を敬い、讃えるために祈ることが大切なんです」

この男性は振る舞いが敬虔というか何というか。

頭は丸めていないが、実はどこかの宗派だったりするのだろうか。

「それでは、私はこれで」

弟は目が線になるくらいに細めて、去っていく男性の後ろ姿を凝視する。

「んー……どこかで見たことがあるような」

正直、俺もデジャブを感じてはいたが、あまりジロジロ見るのもどうかと思って避けていた。

「あ! 教祖だよ教祖! 生活教の!」

弟に言われて、俺とウサクもようやっと気づいた。

「ああ、そうだ!」

あいつだたか

街頭演説で見かける格好と違ったから分からなかった。

ましてや、初詣に他宗教施設を利用するなんて思いもよらないし。

「あの感じからして、かなり定期的にやってるっぽいぞ」

生活教のくせに何やってんだよ、あいつ」

「まあ歴史的に見ても、新興宗教既存宗教つまみ食いしたがるものだ」

そういえば、ハロウィンとかも普通に参加してたな、あの教祖

以前、どこかで「生活教は他宗教にも寛容です」だとかのたまっていたが、単に節操がないだけじゃないのか。

俺たち兄弟は呆れ気味だったが、ひとりウサクだけは少し神妙な面持ちをしていた。

とはいえある意味で我々も似たようなものかもしれない」

そして突拍子もないことを言い出した。

無宗教の俺たちが、あの教祖と似てるなんて笑えない冗談だ。

次 ≫

2019-12-01

創価彼氏と別れた女だけど元彼日記を見られました

以前、「創価学会員だった彼氏と別れた話」というタイトル匿名ダイアリーに長文を書きました。

あれは火曜日に書いたんですけど、次の日になってから色んな人の目にとまったみたいで、色々なコメントをいただけました。

そしたらね、元彼の目に入ってしまいました。

なんで分かったかというとね、本人からメールが来たんですよ。

はてなブックマークを読みました。

そこまで苦しんでるとは思わなかった。

◻︎◻︎(私の名前)の気持ちに応えてあげられなくてごめん。」

これ水曜の夜にきたんです。

あんまり寝つきがよくなくて、寝てたけど目を覚ましたらね、これが来てました。(文章は少し変えてます。)

正直ね、よく読んだなって思いました。

だって時期的に私が書いたって察しはついたと思うんですよ。

それに、もしかしたら自分のことボロカスに書かれてるかもしれない。

あとむっっちゃくちゃ長い。長いって色んな人に言われたし、私自身長すぎて文字数制限引っかかるんじゃないかって気にしたレベルで長い。

そんな文を読んだわけです!元彼は!

絶対彼の身バレはしたらいけないから気をつけましたが、書くことに許可も得てないし、何よりクソポエムだし…。

そのことを謝ったら、いや、そこは別に気にしてないよ。と返ってきました。強いな。

ただ、そこまで辛い思いをさせてるとは思わなかったんだ。

紅葉行けなかったこと、連休二日目に一緒に入れなくてごめん、

傷つけてごめんなさい。

と、書かれてました。

私は彼のことを恨んだりしてません。

傷つけてごめんって書いてあるけど、私は彼に一方的に傷つけられたわけではないです。

私もかなり微妙リアクションしたし、創価学会を受け入れないようなラインしか送ってません。

まれた時から創価学会と共に生きてきた彼にとって、そういう態度を取られるのは傷つくことだったと思います

お互い傷つけあったんです。

私は二連休のことは私が言ってないだけだし、傷つけたのは私もだと。

ただ紅葉のことは悲しかったと。

色んな人に色んな感想を言ってもらえて落ち着いてきたこと。

電話番号分かったのは書いた通りだから携帯勝手に触ったり、どこかから情報漏れてるわけではないことを書いて送りました。

そしたら、少しでも落ち着いたなら良かった。

ラインブロックした僕が100%悪いんだけど、電話が鳴った時は死ぬほどびっくりした笑と返ってきました。

この感じがね、付き合ってた頃を少し思い出させます

この後私が彼のことを疑ったりして、私の疑念通りならわざわざ連絡くれないよね、疑ってすみません、と送ったら、気にしないで。◻︎◻︎(私の名前)の気が済むまで付き合うよ。と言われました。

前の日記読んだ人なら分かると思うんですけどね、私、すごく粘着質なんですよ。

コメントでも何人か言われましたが。

(これに関してはもっと言われると思ってたので、言ってる人があまりいなくて驚きました)

そんな粘着質な元カノ相手って、むちゃくちゃ面倒だと思うんですよ!!

なんでや…?と思って聞いたら、

泣かせてしまたから。

どんな理由であれ、女性を泣かせたなら悪いのは男だと思ってる。

泣き止むまでは、話くらい聞くよ。

と言われました。

いやもうほんとね、別れてやり直すつもりもないのにね、こういうこと言ってくるんですよ。

それに、その考え方だととにかく泣いて貴方悪者にする女もいると思うんです。

そんな生き方しんどくないかなって思うし、

彼はこういう考えで動いてるだけで、私だったから、じゃないんです。

私が泣いてたから連絡してきたんじゃなくて、そういう考えの元生きてるから連絡してきたんです。

それが分かってるのに、嬉しいんです。

もう別れたのに、もっと好きになってしまうんです。

彼は自分言葉がどれだけ私の心を動かすのか分かってないのでしょうか?

私、前の日記でまだ好きなんだってあれほど言いましたよね?

でも、泣き止むまで、だから、やっぱりやり直す道はないんだなって思いました。

そもそも最初に私の気持ちに応えられなくてごめんって書いてあるんですけど。余計ね。

そのことと、個人的に聞きたかたこと(創価学会関連のこと)を聞きました。

そしたら、質問に関してははぐらかされました。

しかし、あまりやりとりを続けるのもお互いの為にもならないし、これぐらいにしておこう。

それじゃ、バイバイ。」

ときました。

え、さっきまでの優しさどこ行ったん?

寒暖差が凄まじい。このあっさりさが寂しい。

この会話で終わりなら、日記に色々書いたけど何か言いたいことはないかとか、学会外の人と付き合って、それが原因で別れるのは辛くないのかとか、入信の譲歩案はやっぱりだめだったのかとか聞くべきでした。

この話をしたら友人に、どうした元彼生理か?って言われました。笑いました。笑っちゃいけないんだろうけど。

でも、彼の言う通り、このままやりとりを続けても忘れられなくなるだけなんですよね。

しかしたら彼も、私と連絡を取り続けると後々辛くなるから早々に離れたのかもしれません。

お互いにって言葉が出てきたから、彼もまだ私への思いを持っていてくれたのでしょうか。

私は一回落ち着いたつもりでした。

でも、落ち着いてなかったみたいです。

彼と別れたことが辛かったし、もっと好きになったことも辛かったし、創価学会に入れば一緒にいられるなら入ろうかと、また悩み始めたし。

昨日だけで三回泣いたし、今日も泣きそうでした。出先じゃなかったら泣いてた。

あ、でも創価学会には入りません!

前にも書きましたけど、同じだけの気持ち信仰しなかったらお互い嫌な思いするんですよ。ちなみにこれお母さんの言葉じゃなくて私の言葉です!褒めるなら私を褒めて欲しい!

仮に私が試しに…で会合座談会?とか参加して、信仰できなかったら別れなきゃいけなくなるから、それもまたお互い傷つくんですよね。

友人にも、信仰できるようになるまで彼がずっと側にいるとは限らないと思うって言われました。

そうだったら本末転倒ですからね。この言葉のおかげで落ち着きました。

うそう、コメントでね、思ったより彼が批判されててね、申し訳なくなりました。

勘違いされてる部分もあるので訂正すると、私が名前だけ入ってもいいとか言ってたのを彼が知ったのはおそらく前の日記を読んでからだと思います

私はこれで最後だな、読んでくれるかは分からないけど、って気持ちで送ったメールにこのことを書いてたので、ラインしてる段階では完全に入る気がない女としか映ってないと思います。このあたりは私の書き方が悪かったです。

でも、それを知っても彼は先日のメールのような感じだったので、それではだめなんでしょうね。

ラインブロックに関しても、話したら辛くなるだけ、って思ってブロックしたのかもしれないし、不誠実だとかは思ってないです。

もっと早く言うべきだろと言うのは、まあ私も分からなくはないです。

でも、言い出しづらいって気持ちも分かります

今までそれで別れてきたわけからそのことを思い出すと言いづらくなった、その気持ちは分かります

誰しも大切だからこそ言いづらいこと、あると思います

私達は半年前にアニメ好きの婚活パーティー的なもの(終了後顔合わせできるのはマッチングした人とのみ、連絡先は教えたいと思った人に主催を通じて送るシステム、みたいなやつ)で出会いました。

そこから付き合って3ヶ月だったので、結構微妙…?

彼の今までの経験則ではこのタイミングで言えば傷が浅く済んだのかもしれないですね。

まだ深く関わりすぎてない状態で、ってことで。

ただ今回は、私があまりにも彼のことを好きになりすぎたからこんな結果になったのかもしれません。

私たちもあまり好き好き言い合うカップルではなかったですし、かっこいいとか好きとか、言わなかったです。思ってはいたけど。

顔が好きすぎて、ファッションにまともに目がいくのが会ってから時間後とかよくありましたからね。

から、こんな熱量で好かれてるなんて思ってなかったんでしょう。

そこまで苦しんでるとは思わなかった、というのはそういうことだと思います

あと言われててこれはちゃんと言っておきたいなって思ったのは、他の宗教だった場合どうしたの、って話。

私の答えとしては、その人が敬虔信者であり、私にもそれを求めるならどの宗教でも結果は変わらないと思います。悩んだ上に一緒になるかもしれないし、今回みたいに相手から別れを告げられるかもしれないし。

だって自分の心の支えとか、そういう大事ものに一切敬いの気持ちがない伴侶って、人にもよるだろうけど嫌なんじゃないかな…。

あと、他の宗教にしても、結構色々やらなきゃいけないことがあったりするでしょ。

自分がそれをできるか、っていうのは、敬虔信者の人と結婚するとか、そういう職種(と言っていいのか)に就いてる人と結婚する場合はきっちり考えなきゃいけないと思います

やっぱり結婚って家の繋がりでもあるし、その家の人間になる以上私だけ知りません関係ありませんは難しいんですよ。

仕事も手伝わなきゃいけないだろうし。

私が読んでた漫画さんすくみっていう漫画がありまして、この作品主人公の家、それぞれ神社とお寺と教会なんですよ。

彼らね、家業が原因で振られたりするんです。重たく感じられるんですよね。

信心な人がそういう家の人と家族になるって、やっぱり同じ無信心の人と付き合うよりハードル高いんじゃないかなと思います

私はまだ彼のことが好きです。

もし彼が他の女の人と仲よさそうに歩いてるのを見たら泣いてしまうかもしれません。

だって、その席には私がいたかったし。

彼のこれから人生を隣で見ていたかったし、彼を幸せにする要因の1つが私でありたかったし。

でも、私が彼を幸せにする要因の1つを受け入れられませんでした。だからこの関係は終わりました。

彼がなぜ学会外で相手を探してるのかは分かりません。趣味を分かってくれる人がいいと考えてるのかもしれません。

もし学会外の人と付き合って相手家族にも布教しなさい、という指示の下相手を探してるなら、私はとても悲しいです。

また彼が傷つく可能性があるから

傷つけた私が言えることではないのですが、彼にはもう傷ついてほしくないのです。

どうか幸せになってほしい。

私はそろそろいい人いないの?って言われるような歳で、彼は私より5歳以上上なので、学会とかからも急かされてるのでしょうか…。

今は楽しかった頃を振り返るのが辛いです

二人で出かけた時に撮った写真とかを見返すのも、ラインを読み返すのも辛い。

彼と話したアニメ漫画を見るのも辛いです

彼とのことで後悔してるのがね、私、彼の写真、一枚も撮ってないんです。

あんまり写真撮るタイプじゃないし、インカメで撮るのも下手で。全然撮ってませんでした。

でもツーショット写真ほしいなって思って、練習して、紅葉観に行ったときに綺麗な景色と共に撮ろうと思ってました。

もっと早めに撮っておくべきでしたね。

撮ってたら撮ってたで、これがあると余計辛いとか言ってた気もしますが。

前の日記では創価学会に入ればやり直せるんじゃないか、やり直したいという気持ちが強くて愛してます、と言ってました。

今は、愛してました。にできるかな

まだ未練がまったくない訳ではないけれど。

もし彼が、創価学会を捨てて私を選んでくれたなら…とか思っちゃいますね。

もしそうしてくれたなら、私は命をかけて貴方幸せします。

元彼さんへ

前の時点で地雷しかしないタイトル日記をよく読んだと思います。今回の日記はもう読まないとは思いますが、一応書いておきます

私が泣き止まなくても、もう連絡はしてこなくて大丈夫ですよ。バイバイって言ってたから、貴方もする気はないと思いますが。

貴方が連絡してくるなら、創価学会より私を選んだ時にして下さい。

私はこうやって気持ち日記に吐き出したけど、貴方はどうしてるのだろう?

前の日記にも文句わず、謝って、私の気持ちを気にしてくれたけど、貴方気持ちはどうなんだろう?辛くなってないだろうか?それが気がかりです。

貴方はすごく魅力的な人だった。私はそう思います

今回は前より短く済ませられるだろって思ってたけどクソ長文になってしまった!!

もう辛くても、創価がどうたらのタイトルで書かないと思います

前の日記読んでくれた人、コメントつけてくれた人、私の心の助けになりました。ありがとう

この日記を読んでくれた人もありがとう

2019-11-13

[] #80-7「人は簡単に変われる」

≪ 前

「ひとまず見守ればよろしいのでは」

自分の身内が良く分からないものに入れ込んでいて、何も言わないってわけにもいかないだろ」

信仰心がなくとも、相容れずとも、敬虔であることは矛盾しません」

「弟はそういうレベルで放っておけないんだよ」

別に“ああいう”のが悪いとまでは言わないが、それの良い面だけ無闇に信じているのがマズいんだ。

自分が変わっても、世界が変わるかは別の話である

サンタは良い子と悪い子を区別してプレゼントを配ったりはしないし、俺たちはプレゼントの中身を選択できない。

お年玉の額だって、決めるのは俺たちじゃない。

あい自己啓発に容易く食いついてしまっている弟が、そのギャップに耐えられるとは思えなかった。

そのリスクを誤魔化す、あのセミナーの男も無責任だろう。

あそこで語られたハウツー効果が、実際どれほど効いているかなんて分からない。

多少は関係あるかもしれないが、他の様々な要因が絡み合って、たまたま運が良かっただけってこともあるだろう。

大した根拠もなく「こうすればいい」だとか「これのおかげだ」と吹聴し、他の人にも伝染させるのは危険だ。

「まともな六面サイコロは、三面を見ただけで全ての数字が分かる。だが、それが本当にちゃんとしたサイコロかを確認するには、結局は転がして見なきゃあ分からないんだ」

「えっと、ごめんなさい。その例えはよく分かりません」

「……つまり弟には、もう少し冷静になってほしいってことだよ」

弟は、あの自己啓発をどんどん吸収していっている。

それは傍から見て、妄信よりの傾倒といっていい。

「仮に弟くんがそれを信仰しているとして、直ちに問題というわけでもないでしょう」

問題が起きてからじゃ手遅れってこともあるんだ」

絶対的根拠があるわけじゃないが、あいつはどこかで躓くという予感があった。

今のままじゃあ、いずれ盛大な転び方をするだろう。

まだまだガキの弟が、周りをちゃんと見ないで走れば大抵そうなる。

それは後遺症の残る、大怪我に繋がるかもしれない。

弟にその危機感と、転んだときに耐えられるだけの柔軟さがあるかというと疑問だった。

「そうですねえ……対策をしたいとお考えなら、やれることはあるでしょうね」

「何か方法があるのか?」

「どうしてもとおっしゃるなら、方法はなくはないですが……」

俺の意志が伝わったのか、ここに来て教祖は“とある案”を匂わせた。

しかし匂わせておきながら、随分と歯切れが悪い。

「無理やりとか、暴力的なのは俺も無理だぞ」

「いや、そこまでではないんですが……私の立場で、こういうことを口添えしていいものか。明日は我が身かもしれませんし……」

強制的ではないが、あまり“良いやり方でもない”ってことなんだろう。

だがそれを判断するのは俺が聞いてからだ。

「とりあえず言えよ。それを実行するかは別の話なんだし」

「うーん、では言いますが、やるというのなら私の顔は思い出さないでくださいね

そう断りを入れてきたが、教祖は語りだす。

新興宗教の多くは最初の数年で躓きます自己啓発信仰体系の一種だとするならば、それらの過去を顧みて応用が可能でしょう」

だが、そのままズバリ答えを言ったりはせず、迂遠言い回しでヒントを出した。

「つまり、どうすればいいんだ」

「『生活教』をやっている身として、これ以上は踏み込んで言えません」

あくまで俺自身が考えて、行動するかどうかを決めろってことらしい。

責任がとれないし、とりたくもないので、そういう体裁が欲しいのだろう。

とはいえ、そこまで言われれば自ずと方法は搾ることができた。

更に、その中から俺が出来ることで限定するならば、必然的に答えも導き出される。

「うーん、それぐらいしかいか

そして、それは予想外に単純なものであり、予想通り良いやり方でもなかった。

次 ≫

2019-11-05

アメリカ福音派保守主義者が、

エロは取り締まるべき!」

って騒いでいても違和感ないだろ。

同様に、イスラム圏で敬虔女性

エロは取り締まるべき」

「男女は別の部屋に」

女性ははブルカかぶって、男性から守られるべき存在

等叫んでいても違和感はない。

やっぱりクソフェミの受け皿になる宗教保守必要なんだよ。

2019-11-03

フェミを救うには、やはり日本宗教保守を作ってそこにフェミを漬けておくしかない

やっぱりどこの国でも弱者内面を救うのは、リベラリズムフェミではなく、

ゴリゴリ宗教保守なんだよな(なお救うのは内面だけであり、外面は知らん。下手したら金取ってくし)

日本にはイスラム原理主義や、キリスト原理主義がないので、

本来はその層で活躍されるはずだった有望な人材が、

誤ってフェミに入信してしまい、

信仰内容との不整合自家中毒を起こしている。

フェミを救うには、やはり日本宗教保守を作ってそこにフェミを漬けておくしかない

宗教保守なら、萌え絵に異常に反論しても違和感ない

毎日教会に通うようなアメリカ保守おばちゃんや、

敬虔イスラム教徒アニメ絵を猛烈に批判するのを考えれば、

日本フェミ本来は何者なのかがよくわかるね

2019-09-22

anond:20190922141235

処女を守ることを女に望む男はいても、男が童貞であるべきと考える男はよほど宗教にでも敬虔な男にしかいないってことだろ。

まり、男が女に望むほど女にとってのセックスは重いものではないが、男にとってのセックスはそれよりもさらに軽いものから暴力として扱われるようなものになり得る。

しかし、結局こういう問題に対する捉え方は文化的差異個人差が非常に大きいもので、所詮他人なのだからはっきり意思表示をしなければ何も伝わらないということでしかないのでは。

男のことを直感的に理解できる女も、女のことを直感的に理解できる男もごく限られた存在しかない。

2019-08-09

anond:20190809154313

日本でもできちゃった結婚海外でもショットガンウエディングって言われてバカにされてる

どっちももうほぼ使われてない言葉

ショットガン~なんていうのは敬虔カトリックの家の父親

要するに伝統宗教モラル

イスラム圏では死刑にされちゃうかもしれない

同上

お気持ちと言われても文化を超えてみんな思ってるとしか言えないよね

海外とか文化を超えてとか言い出されてしまうと

乱交して父親のわかんない子供をみんなで育てる文化民族とか出してこれちゃうだけど…

(ちなみにこれは動物的どころか相当高度な自制心の芽生えてる文化だと思う)

2019-07-27

異性愛者って損だよね

同性愛者はゲイバーとかティプシーとか行けば気軽にセックスを楽しめるのに

異性愛者はそこまでのハードルが高すぎる

お金イケメンコミュ力がないとムリじゃん

不公平じゃないか

酒もタバコギャンブルもお付き合いも出来ない

こんな敬虔キリスト教徒みたいな生活やだよ

その辺のシスターより俺の方が余程清らかだよ

教義に背いて悪魔になったとしてもセックスを楽しめるほうが幸せだよ

2019-07-19

今回の事件を見ても、やっぱり死刑は不当な刑罰であると思う

こういう時、急に人権派は静かになるよな。

今回の事件というのはもちろん、京アニテロで、俺が姪のパンツを手に取った事件とは関係ない。

お前らが悪人に苦しんでほしいと考えるのも、実に自然で真っ当な感覚だと思う。俺だって嫌いな奴にはできる限り苦しんでほしいし、あのおっさんもそれだけの真似をした。

国連も相当デタラメぶっこく団体だし、あんなもんほっとけば良い。

国民の八割が死刑容認だそうだが、体感ではもっとずっと多い気がしてる。

一生閉じ込めるんじゃなければ、いつかは出てくる。そいつ真人間になるかというと、大半はならんと思う。

人は変わる。これは間違いない。ただ、決意とか努力とかで、目指した方向に変わったりしない。変わるように変わる。

決意ができる環境努力ができる環境、それが全てだよ。

当然だろ?

人間に限らず生き物って、物理法則とか化学反応の集まりだ。

そこに自由意思とか存在する余地あるか?ないだろ?

俺らが知り得ない法則に影響を受けてる可能性はある。もしかしたら宇宙からくるミノフスキー粒子が近くを通り抜けることによって、思考バグってるやつもいるかもしれない。

でもそれ本人悪くないだろ。

スマホ想定外の反応を示したって、それはスマホ意思ではない。

人類意思とか決断だって法則の見えづらい複雑な反応にすぎないわけだ。

ボールぶつかったってボール悪くないのはわかるよな?投げた奴処罰せんと。

でも世の中に投げたやつなんていない。倒したら世界平和になる悪党はいない。アベが倒れても違った形で似たような苦難がある。

じゃあ意味のあることをしようよ。アメリカでは死刑のある州のほうが凶悪犯罪が多いってデータもある。でも凶悪犯罪が多いか死刑採用したとも言える。

たぶんどっちも正解で、治安って何にでも左右されるからわかりようがない。

確実にわかるのはぶっ殺すとスッキリするってだけだ。

良くわからないけどスッキリしたいから殺す、ってあかんでしょ。

スマホに例えるなら不良品除けよって言うんだろうが、不良品除くなら障害者地位ヤバいじゃん。

犯罪者障害者質的な違いを感じるのは、犯罪者自業自得障害者を不運だと思ってるからだ。

どっちも不運なんだよ。

暴力犯罪に頼りたいって生まれついたら既に不運だし、それしか思い付かないならやっぱ不運。

お前らがそれに至らないのは偶然でしかない。

お前らが自分に理性があると思ってるのは気のせいなの。お前の自由意思が故と感じてるのは誤解なの。

はいいか敬虔な生き物に、幸運を采配してくれる存在はないの。

ファンタジーから目を覚ましてくれ。俺たちは自由意思があると誤解するように出来上がった、スマホとかパソコンみたいなもんなんだよ。

不運であることから更正させて、幸運でないなりに暮らすチャンスをあげてくれ。

んでそのコストを一緒に払おうや。

俺が自分だけで払う気がないのはずっこいが、負いきれないんだもの

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