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2024-11-19

マッチョ売りの少女

寒い冬の夜、ひとりの少女街角に立っていました。

まだ10歳の彼女は、小さな肩をすぼめ、凍える指先を何度も擦り合わせて温めようとします。

クリスマス・イブの夜、雪がちらつく中、少女は持っているもの一生懸命売ろうとしていました。

その売り物は、なんと5人のマッチョたち。

マッチョはいりませんか…! マッチョはいりませんか…!」

誰も振り向くことなく、冷たい風とともに通り過ぎていく大人たち。

彼らの心には、クリスマスを祝う喜びや家族との時間けがあり、凍える少女の声など届きません。

それでも少女は、小さな声で売り声をあげ続けました。

実は、少女が売ろうとしているこの5人のマッチョたちは、数日前にサンタさんからもらったものでした。

彼女クリスマスに願ったのは「力」。

サンタさんは、彼女が困らないようにと、頼りになる筋骨隆々マッチョたちをプレゼントしてくれたのです。

しかし、そんなマッチョたちも、一緒にいるだけでは暖かくもなく、少女の腹を満たしてくれるわけではありません。

彼女は思いました。

「このマッチョたちを売れば、何か暖かい食べ物が買えるかもしれない。せめてクリスマスの夜、何かおいしいものを食べて、少しでも温まることができるかも…」

少女は懸命にマッチョたちを売ろうとしましたが、誰も興味を示してくれません。

5人のマッチョたちは、黙って彼女の後ろに立っていました。

肩を張り、腕を組み、寒空の下でもその筋肉がぴくぴくと動いています

「もう売れそうにないわ…」

そう呟き、少女は小さくため息をつきました。凍えそうな指でポケットを探りながら、次第に力が抜けていくのを感じます

けれども、何とかこのマッチョたちを売らなければ、自分の願いを叶えたサンタさんにも悪いし、何よりお腹が空いています

雪はさらに降り積もり、少女の体温は奪われていきました。

街の明かりは遠く、温かそうな家々の窓からは、クリスマスパーティーの楽しそうな声が聞こえてきます

「…ああ、暖かそう」

少女はふと、試しにマッチョをひとりだけ呼び出してみることにしました。

「せめて少しの間だけでも、暖かくなれたら…」

彼女がそう思い、手を軽く叩くと、ひとりのマッチョが前に出てきました。

どっしりとした足音が響き、筋肉が眩しい彼が少女の前に立ちます

「何か用かい?」と、低い声で問いかけるマッチョ

少女は小さく震えながら、彼を見上げました。

「少しだけ…温まることができないかな?」

マッチョはその言葉を聞いて、にっこりと笑いました。

そして、彼はぐっと力を込めて腕を大きく振り上げると、筋肉魔法が現れました。

突然、あたりはほんのりと暖かくなり、まるで暖炉の火の前にいるかのような温かさが少女を包みました。

「すごい…本当に暖かい…!」

少女は驚きました。

彼が作り出した筋肉の力は、凍えた体をしっかりと包み込んでくれたのです。

「でも、この温かさも永遠には続かないわよね…」

少女はふとそう思い、次のマッチョを呼び出しました。

彼もまた、強くたくましい体つきで少女に力を貸してくれました。

今度は、目の前にパンプアップされた筋肉たちが現れ、それは少女の体を守るように壁のように立ちはだかりました。

冷たい風が完全に遮られ、雪が吹き付けることもなくなります

「これで風も防げた…」

そう言いながらも、彼女の心はまだ満たされませんでした。

「でもお腹は空いたなぁ…」

そこで、少女はもうひとりのマッチョを呼び出しました。

彼は立派な体格でありながら、優しい笑顔を持つマッチョでした。

お腹が空いたのか?」と彼が尋ねると、少女は小さく頷きました。

「そうなの…少しでも食べ物が欲しいわ…」

その瞬間、マッチョは力強い腕でどこから筋肉料理を作り出しました。

プロテイン満載の特製バーガーが現れ、それを少女差しします。

少女は驚きつつも、勢いよく食べました。

「美味しい…! でも、これで最後マッチョを使ったら、もうどうしようもないかも…」

少女は悩みました。

マッチョをすべて使い切ってしまえば、もう彼らを売ることもできず、この先どうなるか分かりません。

けれども、今の暖かさと満足感が一瞬でも消えてしまうのは、彼女には耐えられませんでした。

最後のひとり…お願い…」

彼女が力なく呟くと、最後マッチョが前に出てきました。

今度は、これまでのマッチョとは違い、特別な力を持つマッチョです。

彼は少女の前に立つと、優しい声で言いました。

「君の願いは、何だい?」

「…願い?」

「そうさ。君の本当の願いは、何かい?」

少女はその言葉を聞き、少し考えました。

自分が望んでいるのは、ただ温かさや食べ物ではない、もっと深いものがあることに気が付きました。

「私…もっと強くなりたい…」

その瞬間、最後マッチョが嬉しそうに大きく頷きました。

そして彼の筋肉が輝き出し、彼女の体に力が注がれました。

温かさと力が同時に少女を包み込み、彼女自分が強く、たくましくなっていくのを感じました。

「ああ、これが本当の力…!」

少女は喜びの声をあげました。

少女は再び一人になってしまいましたが、今度は不思議と寂しさを感じませんでした。

そして、その夜、少女は一人星空を見上げながら、静かに「ありがとう」と呟いた。

マッチョたちはいなくなったけれど、心には温かいものが残っていたのです。

めでたし。めでたし。

暖炉が欲しい!

ハウルに出てくるようなやつ。

日本の家で暖炉ってそもそもスネ夫んちみたいな昭和金持ち記号インテリアとしてしか知られていない。

それもまあ当然で、暖房としては効率が悪すぎる。

同じ薪暖房なら薪ストーブのほうが優れている。

寝室の暖炉というのは全く用無しだ。

しかハウル暖炉は寝室暖房ではなくキッチン設備なのだ。あれはいい。

薪を絶やさず燃やしておかなくても、キャンプ焚き火感覚ちょっと料理したり、

そのあと熾火でなんかちょっと炙りながら酒でも飲みたい。

まりあれは「煙突付きの囲炉裏」だ。

家の中にファイアプレイスがある生活絶対いいと思う。ことに秋冬は。

2024-11-15

白菜を抱えながら渋谷に立ち尽くす増田ます靴知多に薮氏らが苗カカを偉作は(回文

おはようございます

こないだ渋谷に行ってオレンジ色白菜ハロウィーン限定オレンジ色に染まった白菜を買いにいこうと思って出たら

ハチ公のところらへんにNIKKEの今やってるキャンペーンシンデレラデカ広告がめちゃ出てたわ!

私は無事それでオレンジ色の染まった白菜を買って上機嫌だったのはもちろん、

ニケの大きな広告

オレンジ色白菜をまるまるひと玉抱え込みながら

うわー!ってなったわ。

その渋谷ハチコーボードにデカいNIKKEの広告

NIKKEいまシンデレラ激推しなのよね?

いや私の部隊にいるけど強すぎて逆によく使えないというか使うのをためらうというか。

インストリーに入れちゃうとなんか強すぎてサクサク進めてなんかそれで勝てちゃうのは違うかなって勿体ないような気がするの。

なので、

チャプターを進めるのにはなるだけ参戦させず部隊には申し訳ないけど入れられないのよね。

あんまりよく分かってないけど

いつシンデレラ加わった?

私が加えたのよね?

ショップでボディーパーツ買ったのかしら?

急に部隊に見知らぬニケが登場していきなり指揮官好意を持ってるってのがなんか違和感

こっちからしてみたらあなた一体誰?って中古車センター状態

戸惑うことが多々あるわ。

そんでさ

勝利の女神ニケ」メインストリーもさることながら、

要所要所にエピソードがたくさんちりばめられていて、

本編とは関係ないそういうエピソード消化、

いや消化って言ってしまったらちょっと失礼だけど、

そのエピソードを見ていくのも凄いボリュームなの!

見きれないわ、

それを中心にエピソードを見ていると、

本編のストーリーのチャプターを進められない感じにもなっちゃうし、

今週は本編を進めるというより、

ちりばめられたエピソードを見て読んでいくってところかしら。

本当にビックリするぐらい本編とはよそにたくさんのエピソードがあるのよ。

そんでデイリーミッションもあるでしょ?

最低限いろいろデイリーなことをこなして行かないとって間にちりばめられたエピソードを見つつ、

戦いにも行って本編も少しずつは進めていくのよ。

あと、

なんだかよく分からないけど、

前後の脈略もよく分からないまま加わるニケたちに一方的に好かれるのもなんか違うくね?って思いながら

なんどもこの人どこで合流したんだっけ?って

たくさん面倒するニケが増えてそう思うの。

まあそんなことはさておき

私はオレンジ色に染まった白菜豚肉と一緒に

白菜豚肉を重ね重ね重ねていくミルフィーユの層を、

目指せ!

729層!2187層!って

白菜豚肉とでチャレンジしようと思ったけど

1層にしようとした時点で次の2層目に至っては

なんだかもうそのまま一緒に鍋のベーナーで煮ちゃえー!って

急に2層目からやめて

1層だけの白菜豚肉ミルフィーユ鍋のベーナーにしたわ。

白菜豚肉シンプルなやつ美味しいわよね!

きっと具はシンプルなのがいいのよ。

あと本当はもっと本気を出して

白菜豚肉ミルフィーユの重ねるそうを最低でも16層いや32層まではチャレンジしてみればもっと美味しいかも知れなかったわ。

恐らく2のべき乗で美味しさがアップすると思うし

そもそもとして白菜11回折りたたんだら富士山の高さを超える?って誰か噂してなかった?

そんな恐ろしいことこの小さな鍋のベーナーで

富士山の高さをも超える規模の白菜豚肉ミルフィーユ鍋をしたら怒られちゃうわ!

でも

いっそういや白菜豚肉の重なりのミルフィーユだけに一層ワンダフル

一層ごとにワンダフルが増えていくんだわ。

そんで白菜豚肉ミルフィーユ鍋のベーナーは結局1層よ!

まあそんな果てしないことをやっていたらキリが無いので、

私は大人しく1層の白菜豚肉の重なりを求めてやまない憧れが崩れてしまったそのミルフィーユ鍋をしながら夜が更けていくのよ。

そして!

ちょっと締めの「雑炊」もしくは「おじや

何がどっちがどうだか区別が私にはつかないから同じ意味って意味で2回いうけれど

便宜上その「雑炊」を作ったときに思いだしたことがあったの!

あ!私一時期、

お粥づくりや重湯を研究してたんだ!ってこと思い出したの。

テーマもすっかり忘れていたわ

「手軽さと簡単さと食べ応え強さ」

これが私のお粥作りに掲げるテーマ

その白菜豚肉の層になっていないけれど一応はそうにしたつもりで食べたミルフィーユ鍋のベーナーの雑炊を食べて閃いたの!

よくアニメのシーンで主人公の頭の後ろの背景で心電図みたいな図形がピピーン!って表示されるぐらいなあの感じ!

雑炊一口スプーンですくって食べたときにその心電図みたいな図形がピピーン!って私の頭の後ろの背景に流れたの!

これだ!って

私が忘れかけていたもの

いや完全に忘れていたものを思い出したわ!って

いまじゃすっかりもうまた忘れてしまっていた

若かりし時に名乗っていた今でももちろん若いんだけど、

インディージョーンズが孫を目の前にして回想シーン

暖炉の前で目を閉じてワシの若い頃はな!っていいそうなぐらい

日替わり定食探検家を名乗っていたんだけれど

それもすっかり名乗っていたことすら忘れていたわ。

そういった日替わり定食探検家やってたこともあったかも知れない。

その雑炊を食べて色々なことを思い出したわ

走馬灯のように雑炊柄のなんか絵がぐるぐる回っているの!

走馬灯の絵の柄がお粥とか雑炊とかだったらいいなぁって。

まあそこまでは食い意地張ってはいないけれど、

久しぶりに

お粥作りや重湯づくりにまた再開してみようかなって。

忘れかけていたもの

まだ私の心の中に片隅に手の中で救いきれなかった少女の思いのような如くのタニコーの五徳、

その発泡入浴剤バブにバブみを重ねるように

心の中の私のお粥作りや重湯づくりの思いが儚く消えていく前でよかったわ。

すっかりもうNIKKEに夢中になっちゃってて

ありとあらゆることを忘れてしままくりまくりすてぃーだった。

まだ時間のあるときにやってみよう!

思い出したからと言って

今作るとは言っていない、

そこが私のいいところ!自分自身を褒めてあげたいわ。

言葉意味はよく分からないと思うけれど、

とにかく凄い自身なの!

気が向いたらお粥や重湯を作るわ。

うふふ。


今日朝ご飯

納豆巻きね!

ずっと最近続いているお気に入りマイブームレコメンデッドのアンリミテッドなのよ!

最後よく意味自分でも何言ってるのかよく分かってないけれど

とにかく

美味しくて好きだわ。

ねばねばパワーに期待を寄せて美味しさも相まって朝の元気の源にするわ!

美味しいものっていいわよね!

デトックスウォーター

最近ホッツ白湯ストレートウォーラーが多かったので

ホッツ白湯ストレートウォーラールイボスティーの素を入れて

ホッツルイボスティーウォーラーしました。

ホッツ白湯に飽きたらこれがあったのよ。

まだまだたくさん夏に買ったルイボスティーのがあるから

どんどん使えちゃうわね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-11-08

ギガが急に足りなくなり窮地な増田真魚値ウュ器リナ区成田にウュ飢餓が気(回文

おはようございます

ギガはいらんかね?

今日ギガバイト売りの少女よ。

もうさ、

毎回毎回NIKKEの話で申し訳ないんだけど、

先日アップデートがあったの。

スマホのワイファイをオフにしていたので、

今月のスマホギガアップデートの際に全部いかれちゃったわ!

から貧しいギガバイト売りの少女なの。

ギガはいらんかね?

正確にいうと月100MBデータプラン暮らしている私。

一気にNIKKEのアップデートで持って行かれちゃって、

なんか街中でインターネッツにつないだときに遅かったので、

これはもしかして昨日のアップデートときにワイファイオフにしていてギガ全部持って行かれちゃった?

えー!

案の定そうだったわ。

さすがにこれでは今月まだ残り日数あるので

ギガバイトに課金

NIKKEには課金しないつってるのに、

ギガには課金

自分でも笑っちゃったわ。

こんな事態に。

なんたるちゃー!って感じよね。

もう令和入ってからのイチのテヘペロ案件だわ。

100MBプラン暮らしていて

追加データ容量パック500円の1ギガなの。

まさにギガバイト売りの少女を地で行く感じ。

買いたいのは「コアダスト」なのよ!

あ!NIKKEの中の話で「コアダスト」ってニケたちにレヴェルアップに必要な素材があって、

ここに来て一気に急に「コアダスト」が枯渇!

うーん、

レヴェルアップもうかうかできないわ。

ギガが補充できたというのに。

なんか「NIKKEには課金しない!」って確固たる意志をカッコをくくってまでいう勢いなんだけど、

フィジカルタブレット買ったりギガには課金したり

フィジカル課金してない?私。

本編ではまだ課金していないというのに!

から早くきてー!『ステラブレイドコラボでのイヴ!待ってるわ。

今月はだからといってギガを補充したけれど、

「コアダスト」が足りないという笑っちゃうわよね。

から

お小遣い稼ぎに街角

ギガバイトを売っているの。

ギガはいらんかね?

天秤棒担いでギガを売ってる江戸風景とは違って

そんなことしないのよ。

スマホピットかざしてギガを売り歩けばそんな未来想像して

インスパイヤネクストなの。

なんかギガのやり取りって意外とこの世の中できなくない?

通貨とか価値をなくしそうになってきたら

案外ギガ取引通信容量の余剰分が取引対象としての経済圏もあってもそれなんてエスエフ?って思うわ。

から私は未来を先取って

街角ギガバイト売りの少女を演じているの。

ギガはいらんかね?

だれも買ってくれないわ。

ギガを買ってくれて見れる温かい暖炉インターネッツ動画

通信量が無くなってしまうとほわんとその灯した暖炉暖かい灯りは儚く消えてしまうの。

誰も買ってくれないギガバイトを自分マッチを擦って手を温めるようなギガバイト売りの少女なの。

同情するならギガバイト買って!

しくしく。

誰も買ってくれないわ。

私は誰も買ってくれない在庫ギガ

また暖かい暖炉インターネッツ動画再生するの。

でもあっと言う間にギガを消費してしまってまた儚く消える暖かい暖炉あかり

私が手をかざして温めようとする前に消えてしまったわ。

ギガはいらんかね?

誰も買ってくれないわ。

みんなギガを持て余しているのよ。

先日、

私がいる事務所のとなりの会社

まり私が前いた会社の人とそんな話をしたとき

まさかその時は私はギガバイト売りの少女だとは言わなかった、

いや言えなかったけれど、

その人の今月のギガバイトの消費情報を見せて教えてくれたの。

今月のこり90ギガバイト!

えー!そんなのこり90ギガバイトとかあんの?

しかも使っている消費した通信量は1ギガバイトも満たない感じ。

世の中の人もしかしてギガを持て余しているの?

から売れるわけないわ!って

私は街角ギガバイト売りの少女を辞めようか迷ってしまったわ。

ギガはいらんかね?

そう思いながら、

街を通りすぎる人は持て余してたくさん持っているギガバイトがあるので、

私のギガなんかにはちっとも目もくれないのよ。

ギガはいらんかね?

私は自分本来売るはずのギガバイトをまたインターネッツ動画サイト暖炉動画再生したの。

でもまた私がそのインターネッツ暖炉動画に手をかざして温めようとする前に儚く炎は消えてしまったわ。

ああ、

ギガはいらんかね?

今日はもう店じまいね

だれもこんな持て余しているギガバイトなんて買ってくれないのよ。

だって今月まだ90ギガものこって1ギガバイトしか使っていないんだもの

そんな人がギガを買ってくれるわけないわ。

ドン

きゃー!

私は誰も買ってくれないギガをよそにもう帰り支度をしていると

突然誰かにぶつかったの。

私はぶつかった衝撃でカゴから散らかったギガを拾い集めると、

そのぶつかった人がギガを拾うのを手伝ってくれたの。

す、すみませんすぐに片付けますんで、

そのぶつかった人は申し訳ないのか分からないけれど、

私の街角ギガバイト売りの少女に同情してか

1つギガを買ってくれたの。

毎度あり!

ギガはいらんかね?

ギガ今日初めて売れたの!

これで帰り道牛乳が買って帰れるわ!

でもやっぱり今日ギガの売上で「コアダスト」を買うわ!

うふふ。


今日朝ご飯

豆乳切らしちゃって買わなくちゃと思いながら忘れてて、

コーンポタージュスープトマトジュースミックスしての

猫舌なのでコーンポタージュスープ温度を緩和させるために冷たいトマトジュースを入れるとちょうどいい私の舌の温度になるの。

れいただいてきて今日は出発ね!

デトックスウォーター

ホッツ白湯ストレートウォーラーインポッカレモン果汁!

電気ポットのタイマー運用が絶好調

6時間後に沸くように仕掛けておけば

朝飲み頃の温度のホッツ白湯ストレートウォーラーがもうできあがってるの!

わくわく!

寒くなってきたので朝から温まって始動よ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-11-04

翻訳お手伝いした本が届いて増田喜ぶ頃与田すま程度とがん保田しい脱て置く楊歩(回文

おはようございます

私!

海外同人誌を描いている人の本で日本語版同人誌翻訳行いました!

わーい!

って言っても、

ほんのちょっと語尾とか不自然日本語を整えたりしたぐらいなんだけどね。

まんが日本昔話で言うところの婆さまがよそう文字通り絵に描いたようなそれは美事な美事な大盛りのお茶碗山盛りのほかほか炊き立てのご飯のようにとっても大盛りで盛って偉そうに言っちゃいました!的なその大盛りお茶ご飯山盛り山脈に向かってヤッホー!って叫んじゃったと言ったところかしら。

そしてその横の囲炉裏で鍋にかけられている質素な婆さまがこしらえた大根だけの具のお味噌汁みたいなのあれめちゃ美味しそうじゃない?的な!

アルプスの少女ハイジのなんか暖炉チーズみたいなのを鍋で煮ているシーン級に美味しそうに見えない?的な!くるくる鍋を掻き回しているあの匙も含めての話ね。

でも!でもよ!

そのゲーム世界観

全てキャラクターとかマップとかアイテムとかストーリーとか全て網羅した情報理解していないと、

その世界観での翻訳は十分に果たせず確認できなくない?

ふふふ!ふが3つ!

その同人誌を描いてる人、

よくぞ私にそのゲームを題材にした同人誌翻訳のお手伝い頼んだわね!

超任せてちょうだい!

そのゲーム世界観を完全に全て頭の念頭に置いて網羅している私クラスのレヴェルになると

キャラクター言葉台詞の話し方も口調バッチリ任せてよ!って感じだし、

ゲーム作中では出てこない設定の単語とか同人誌の中で出てくると不自然矛盾があるの。

例えば最初同人誌の中では「コンピューター」って言葉があったんだけど、

ゲームの作中にはそんな言い方を誰もしていなくて、

それに変わる作中の端末の類の言葉は全て「データベース」ってことになってるの。

その世界ではコンピューターイコールデータベースってくくられているので、

その同人誌コンピューターって言葉があったら世界観ちょっと変くなっておかしくなるの!

大洗海水浴場級に!

そういった言い直しの訂正文言とか、

なのでそれは全部「データベース」って言った方がいいよとか。

あと「人間」って言葉も出てこなく、

一応は人間って言う言葉は出てくるけれど、

この世界ではアンドロイドなどのそういうハイブリッド機械生命体をイコール人間」と呼んでいるの。

いわゆる私たちと同様の生身の人間のことは区別してその世界では「勇気人間」として

過去に滅びた歴史の中で扱われていて100パーセント勇気人間」となっているの。

から作中で「人間」と「勇気人間」が意味混在して間違うと話がおかしくなるのもあるの。

でも、

あんまり突き詰めて私が好きな「重なら」のうな重の如くタニコーの五徳のように重箱の隅をつつく同人誌のなんか良さもある消しちゃわないようにと

ほんのちょっと文章だけど、

めちゃこだわって翻訳のお手伝いができたのよ!

これは力一杯ちょっと自慢してもいいことだと私は誇れる胸を叩くの!

で!さらに、

さらによ!

皿うどんのお代わりはあとにしてちょうだい!

本の巻末に私の名前クレジットしてくれたの!

最初そんなつもり発想3ナノメートルミリセカンドも無かったので

え?私の名前載せてくれるの?って

そんなことになるとはまさか思っていなかったわ。

うー!私このゲーム大好きで良かった!って!

翻訳に関して一応はプレイし直してキャラクターそれぞれの微妙台詞回しとかも再確認しつつ翻訳にあたったのよ!

あなた私に任せて大正解だったわね!

つーかさ、

私その人もともと全然知らない人で、

たまたまSNSでその人が作っているそのゲームキャラクターのグッズを見付けて可愛いので欲しいので売って欲しいです山脈に向かってヤッホー!ってお便りしたのがきっかけだったのよね。

そんでメッセージでやり取りして。

その流れで翻訳のお手伝いお願いしていいですか?って

まれた手前中の手前なの。

美味しい手前味噌もいいところ!

今思い逆に言うと、

私みたいな見ず知らずの人に、

あなたこんな大事自分の大切な作品のコトよく頼むわね?って思ったけど

私はそのゲームのことが大大大大大好きなので

まさに私に任せて!ってうってつけ中のうってつけのお仕事だったの!

なんかどこかの世の中の誰かの役に立ったということが嬉しいわ。

ちょっとしたことだけどちょっとしたぐらいちょっとどころじゃないぐらい嬉しいのよ。

照れ隠しに鼻の下を人差し指でこするジェスチャーをしてエヘン!と言いたいの!

いや言っちゃうわ!

ちなみにゴホン!といえば龍角散よ。

私の書いた増田をまとめて電子書籍にするより前に私の名前がそっちで載っちゃってしまったわ!って具合よ。

そんで、

先日その完成された刊行の本が私の手元にも届いたので、

わずションテンがあがりまくりまくりすてぃーなのよ!

今日はそんなションテンがあがった話をしちゃったわね。

うふふ。


今日朝ご飯

ゆっくりな朝なので

みかん花咲く丘公園前駅の駅前商店街喫茶店モーニングよ。

ここでいただくモーニングって私朝定食焼き魚定食頼むのそういえば多すぎかしら?って言うぐらいもはやこれしか頼んでいないかも?

パンが嫌いなわけじゃないんだけどね。

そんで

今日焼き魚の朝定食は鮭か鯖か!どっちか!ってことなんだけど、

久しく鯖ばっかりなシーズンが多くて、

今日は珍しく鮭よ!

いいことあるかも知れないわ!

それに、

おやすみからってお寝坊している時間はないわ!

ニケの世話でも忙しいし、

あんなのやってるといくら時間があっても足りないぐらいだわ!

まあそれだけで朝早起きしてるわけじゃないけれどね。

デトックスウォーター

朝のホッツ白湯ストレートウォーラーよ。

だんだんと寒くなってきたので、

電気ポットもまた大活躍

お湯が勝手に湧いているタイマーが便利すぎて

朝のホッツ白湯捗るわ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-10-02

三四郎はそれなり寝ついた。運命与次郎も手を下しようのないくらいすこやかな眠りに入った。すると半鐘の音で目がさめた。どこかで人声がする。東京火事はこれで二へん目である三四郎は寝巻の上へ羽織を引っかけて、窓をあけた。風はだいぶ落ちている。向こうの二階屋が風の鳴る中に、まっ黒に見える。家が黒いほど、家のうしろの空は赤かった。  三四郎寒いのを我慢して、しばらくこの赤いものを見つめていた。その時三四郎の頭には運命がありありと赤く映った。三四郎はまた暖かい蒲団の中にもぐり込んだ。そうして、赤い運命の中で狂い回る多くの人の身の上を忘れた。  夜が明ければ常の人である制服をつけて、ノートを持って、学校へ出た。ただ三十円を懐にすることだけは忘れなかった。あいにく時間割のつごうが悪い。三時までぎっしり詰まっている。三時過ぎに行けば、よし子も学校から帰って来ているだろう。ことによれば里見恭助という兄も在宅かもしれない。人がいては、金を返すのが、まったくだめのような気がする。  また与次郎が話しかけた。 「ゆうべはお談義を聞いたか」 「なにお談義というほどでもない」 「そうだろう、野々宮さんは、あれで理由のわかった人だからな」と言ってどこかへ行ってしまった。二時間後の講義の時にまた出会った。 「広田先生のことは大丈夫うまくいきそうだ」と言う。どこまで事が運んだか聞いてみると、 「いや心配しないでもいい。いずれゆっくり話す。先生が君がしばらく来ないと言って、聞いていたぜ。時々行くがいい。先生は一人ものからな。我々が慰めてやらんと、いかん。今度何か買って来い」と言いっぱなして、それなり消えてしまった。すると、次の時間にまたどこからか現われた。今度はなんと思ったか講義最中に、突然、 「金受け取ったりや」と電報のようなもの白紙へ書いて出した。三四郎は返事を書こうと思って、教師の方を見ると、教師ちゃんとこっちを見ている。白紙丸めて足の下へなげた。講義が終るのを待って、はじめて返事をした。 「金は受け取った、ここにある」 「そうかそれはよかった。返すつもりか」 「むろん返すさ」 「それがよかろう。はやく返すがいい」 「きょう返そうと思う」 「うん昼過ぎおそくならいるかもしれない」 「どこかへ行くのか」 「行くとも、毎日毎日絵にかかれに行く。もうよっぽどできたろう」 「原口さんの所か」 「うん」  三四郎与次郎から原口さんの宿所を聞きとった。

https://anond.hatelabo.jp/20241002004712

 広田先生病気だというから三四郎が見舞いに来た。門をはいると、玄関に靴が一足そろえてある。医者かもしれないと思った。いつものとおり勝手口へ回るとだれもいない。のそのそ上がり込んで茶の間へ来ると、座敷で話し声がする。三四郎はしばらくたたずんでいた。手にかなり大きな風呂敷包みをさげている。中には樽柿がいっぱいはいっている。今度来る時は、何か買ってこいと、与次郎の注意があったから、追分の通りで買って来た。すると座敷のうちで、突然どたりばたりという音がした。だれか組打ちを始めたらしい。三四郎必定喧嘩と思い込んだ。風呂敷包みをさげたまま、仕切りの唐紙を鋭どく一尺ばかりあけてきっとのぞきこんだ。広田先生が茶の袴をはいた大きな男に組み敷かれている。先生は俯伏しの顔をきわどく畳から上げて、三四郎を見たが、にやりと笑いながら、

「やあ、おいで」と言った。上の男はちょっと振り返ったままである

先生、失礼ですが、起きてごらんなさい」と言う。なんでも先生の手を逆に取って、肘の関節を表から、膝頭で押さえているらしい。先生は下から、とうてい起きられないむねを答えた。上の男は、それで、手を離して、膝を立てて、袴の襞を正しく、いずまいを直した。見ればりっぱな男である先生もすぐ起き直った。

「なるほど」と言っている。

「あの流でいくと、むりに逆らったら、腕を折る恐れがあるから危険です」

 三四郎はこの問答で、はじめて、この両人の今何をしていたかを悟った。

「御病気だそうですが、もうよろしいんですか」

「ええ、もうよろしい」

 三四郎風呂敷包みを解いて、中にあるものを、二人の間に広げた。

「柿を買って来ました」

 広田先生書斎へ行って、ナイフを取って来る。三四郎台所から包丁を持って来た。三人で柿を食いだした。食いながら、先生と知らぬ男はしきりに地方中学の話を始めた。生活難の事、紛擾の事、一つ所に長くとまっていられぬ事、学科以外に柔術教師をした事、ある教師は、下駄の台を買って、鼻緒は古いのを、すげかえて、用いられるだけ用いるぐらいにしている事、今度辞職した以上は、容易に口が見つかりそうもない事、やむをえず、それまで妻を国元へ預けた事――なかなか尽きそうもない。

 三四郎は柿の核を吐き出しながら、この男の顔を見ていて、情けなくなった。今の自分と、この男と比較してみると、まるで人種が違うような気がする。この男の言葉のうちには、もう一ぺん学生生活がしてみたい。学生生活ほど気楽なものはないという文句が何度も繰り返された。三四郎はこの文句を聞くたびに、自分寿命わずか二、三年のあいだなのかしらんと、ぼんやり考えはじめた。与次郎蕎麦などを食う時のように、気がさえない。

 広田先生はまた立って書斎に入った。帰った時は、手に一巻の書物を持っていた。表紙が赤黒くって、切り口の埃でよごれたものである

「これがこのあいだ話したハイドリオタフヒア。退屈なら見ていたまえ」

 三四郎は礼を述べて書物を受け取った。

寂寞の罌粟花を散らすやしきりなり。人の記念に対しては、永劫に価するといなとを問うことなし」という句が目についた。先生安心して柔術学士談話をつづける。――中学教師などの生活状態を聞いてみると、みな気の毒なものばかりのようだが、真に気の毒と思うのは当人だけである。なぜというと、現代人は事実を好むが、事実に伴なう情操は切り捨てる習慣である。切り捨てなければならないほど世間が切迫しているのだからしかたがない。その証拠には新聞を見るとわかる。新聞社会記事は十の九まで悲劇である。けれども我々はこの悲劇悲劇として味わう余裕がない。ただ事実報道として読むだけである自分の取る新聞などは、死人何十人と題して、一日に変死した人間の年齢、戸籍、死因を六号活字で一行ずつに書くことがある。簡潔明瞭の極である。また泥棒早見という欄があって、どこへどんな泥棒はいたか、一目にわかるように泥棒がかたまっている。これも至極便利である。すべてが、この調子と思わなくっちゃいけない。辞職もそのとおり。当人には悲劇に近いでき事かもしれないが、他人にはそれほど痛切な感じを与えないと覚悟しなければなるまい。そのつもりで運動したらよかろう。

だって先生くらい余裕があるなら、少しは痛切に感じてもよさそうなものだが」と柔術の男がまじめな顔をして言った。この時は広田先生三四郎も、そう言った当人も一度に笑った。この男がなかなか帰りそうもないので三四郎は、書物を借りて、勝手から表へ出た。

「朽ちざる墓に眠り、伝わる事に生き、知らるる名に残り、しからずば滄桑の変に任せて、後の世に存せんと思う事、昔より人の願いなり。この願いのかなえるとき、人は天国にあり。されども真なる信仰の教法よりみれば、この願いもこの満足も無きがごとくにはかなきものなり。生きるとは、再の我に帰るの意にして、再の我に帰るとは、願いにもあらず、望みにもあらず、気高き信者の見たるあからさまなる事実なれば、聖徒イノセント墓地に横たわるは、なおエジプトの砂中にうずまるがごとし。常住の我身を観じ喜べば、六尺の狭きもアドリエーナスの大廟と異なる所あらず。成るがままに成るとのみ覚悟せよ」

 これはハイドリオタフヒアの末節である三四郎はぶらぶら白山の方へ歩きながら、往来の中で、この一節を読んだ。広田先生から聞くところによると、この著者は有名な名文家で、この一編は名文家の書いたうちの名文であるそうだ。広田先生はその話をした時に、笑いながら、もっともこれは私の説じゃないよと断わられた。なるほど三四郎にもどこが名文だかよくわからない。ただ句切りが悪くって、字づかいが異様で、言葉の運び方が重苦しくって、まるで古いお寺を見るような心持ちがしただけである。この一節だけ読むにも道程にすると、三、四町もかかった。しかもはっきりとはしない。

 贏ちえたところは物寂びている。奈良の大仏の鐘をついて、そのなごりの響が、東京にいる自分の耳にかすかに届いたと同じことである三四郎はこの一節のもたらす意味よりも、その意味の上に這いかかる情緒の影をうれしがった。三四郎は切実に生死の問題を考えたことのない男である。考えるには、青春の血が、あまりに暖かすぎる。目の前には眉を焦がすほどな大きな火が燃えている。その感じが、真の自分である三四郎はこれから曙町原口の所へ行く。

 子供葬式が来た。羽織を着た男がたった二人ついている。小さい棺はまっ白な布で巻いてある。そのそばきれいな風車を結いつけた。車がしきりに回る。車の羽弁が五色に塗ってある。それが一色になって回る。白い棺はきれいな風車を絶え間なく動かして、三四郎の横を通り越した。三四郎は美しい弔いだと思った。

 三四郎は人の文章と、人の葬式をよそから見た。もしだれか来て、ついでに美禰子をよそから見ろと注意したら、三四郎は驚いたに違いない。三四郎は美禰子をよそから見ることができないような目になっている。第一よそもよそでないもそんな区別はまるで意識していない。ただ事実として、ひとの死に対しては、美しい穏やかな味わいがあるとともに、生きている美禰子に対しては、美しい享楽の底に、一種苦悶がある。三四郎はこの苦悶を払おうとして、まっすぐに進んで行く。進んで行けば苦悶がとれるように思う。苦悶をとるために一足わきへのくことは夢にも案じえない。これを案じえない三四郎は、現に遠くから、寂滅の会を文字の上にながめて、夭折の哀れを、三尺の外に感じたのであるしかも、悲しいはずのところを、快くながめて、美しく感じたのである

 曙町へ曲がると大きな松がある。この松を目標に来いと教わった。松の下へ来ると、家が違っている。向こうを見るとまた松がある。その先にも松がある。松がたくさんある。三四郎は好い所だと思った。多くの松を通り越して左へ折れると、生垣きれいな門がある。はたして原口という標札が出ていた。その標札は木理の込んだ黒っぽい板に、緑の油で名前を派手に書いたものである。字だか模様だかわからいくらい凝っている。門から玄関まではからりとしてなんにもない。左右に芝が植えてある。

 玄関には美禰子の下駄がそろえてあった。鼻緒の二本が右左で色が違う。それでよく覚えている。今仕事中だが、よければ上がれと言う小女の取次ぎについて、画室へはいった。広い部屋である。細長く南北にのびた床の上は、画家らしく、取り乱れている。まず一部分には絨毯が敷いてある。それが部屋の大きさに比べると、まるで釣り合いが取れないから、敷物として敷いたというよりは、色のいい、模様の雅な織物としてほうり出したように見える。離れて向こうに置いた大きな虎の皮もそのとおり、すわるための、設けの座とは受け取れない。絨毯とは不調和位置に筋かいに尾を長くひいている。砂を練り固めたような大きな甕がある。その中から矢が二本出ている。鼠色の羽根羽根の間が金箔で強く光る。そのそばに鎧もあった。三四郎卯の花縅しというのだろうと思った。向こう側のすみにぱっと目を射るものがある。紫の裾模様の小袖に金糸の刺繍が見える。袖から袖へ幔幕の綱を通して、虫干の時のように釣るした。袖は丸くて短かい。これが元禄かと三四郎も気がついた。そのほかには絵がたくさんある。壁にかけたのばかりでも大小合わせるとよほどになる。額縁をつけない下絵というようなものは、重ねて巻いた端が、巻きくずれて、小口をしだらなくあらわした。

 描かれつつある人の肖像は、この彩色の目を乱す間にある。描かれつつある人は、突き当りの正面に団扇をかざして立った。描く男は丸い背をぐるりと返して、パレットを持ったまま、三四郎に向かった。口に太いパイプをくわえている。

「やって来たね」と言ってパイプを口から取って、小さい丸テーブルの上に置いた。マッチと灰皿がのっている。椅子もある。

「かけたまえ。――あれだ」と言って、かきかけた画布の方を見た。長さは六尺もある。三四郎はただ、

「なるほど大きなものですな」と言った。原口さんは、耳にも留めないふうで、

「うん、なかなか」とひとりごとのように、髪の毛と、背景の境の所を塗りはじめた。三四郎はこの時ようやく美禰子の方を見た。すると女のかざした団扇の陰で、白い歯がかすかに光った。

 それから二、三分はまったく静かになった。部屋は暖炉で暖めてある。きょうは外面でも、そう寒くはない。風は死に尽した。枯れた木が音なく冬の日に包まれて立っている。三四郎は画室へ導かれた時、霞の中へはいったような気がした。丸テーブルに肱を持たして、この静かさの夜にまさる境に、はばかりなき精神をおぼれしめた。この静かさのうちに、美禰子がいる。美禰子の影が次第にでき上がりつつある。肥った画工の画筆だけが動く。それも目に動くだけで、耳には静かである。肥った画工も動くことがある。しか足音はしない。

 静かなものに封じ込められた美禰子はまったく動かない。団扇をかざして立った姿そのままがすでに絵である三四郎から見ると、原口さんは、美禰子を写しているのではない。不可思議に奥行きのある絵から、精出して、その奥行きだけを落として、普通の絵に美禰子を描き直しているのである。にもかかわらず第二の美禰子は、この静かさのうちに、次第と第一に近づいてくる。三四郎には、この二人の美禰子の間に、時計の音に触れない、静かな長い時間が含まれているように思われた。その時間画家意識にさえ上らないほどおとなしくたつにしたがって、第二の美禰子がようやく追いついてくる。もう少しで双方がぴたりと出合って一つに収まるというところで、時の流れが急に向きを換えて永久の中に注いでしまう。原口さんの画筆はそれより先には進めない。三四郎はそこまでついて行って、気がついて、ふと美禰子を見た。美禰子は依然として動かずにいる。三四郎の頭はこの静かな空気のうちで覚えず動いていた。酔った心持ちである。すると突然原口さんが笑いだした。

「また苦しくなったようですね」

 女はなんにも言わずに、すぐ姿勢をくずして、そばに置いた安楽椅子へ落ちるようにとんと腰をおろした。その時白い歯がまた光った。そうして動く時の袖とともに三四郎を見た。その目は流星のように三四郎の眉間を通り越していった。

 原口さんは丸テーブルそばまで来て、三四郎に、

「どうです」と言いながら、マッチをすってさっきのパイプに火をつけて、再び口にくわえた。大きな木の雁首を指でおさえて、二吹きばかり濃い煙を髭の中から出したが、やがてまた丸い背中を向けて絵に近づいた。かってなところを自由に塗っている。

 絵はむろん仕上がっていないものだろう。けれどもどこもかしこもまんべんなく絵の具が塗ってあるから素人三四郎が見ると、なかなかりっぱであるうまいかまずいかむろんわからない。技巧の批評のできない三四郎には、ただ技巧のもたらす感じだけがある。それすら、経験がないから、すこぶる正鵠を失しているらしい。芸術の影響に全然無頓着人間でないとみずから証拠立てるだけでも三四郎風流である

 三四郎が見ると、この絵はいったいにぱっとしている。なんだかいちめんに粉が吹いて、光沢のない日光にあたったように思われる。影の所でも黒くはない。むしろ薄い紫が射している。三四郎はこの絵を見て、なんとなく軽快な感じがした。浮いた調子は猪牙船に乗った心持ちがある。それでもどこかおちついている。けんのんでない。苦ったところ、渋ったところ、毒々しいところはむろんない。三四郎原口さんらしい絵だと思った。すると原口さんは無造作に画筆を使いながら、こんなことを言う。

小川さんおもしろい話がある。ぼくの知った男にね、細君がいやになって離縁を請求した者がある。ところが細君が承知をしないで、私は縁あって、この家へかたづいたものですから、たといあなたがおいやでも私はけっして出てまいりません」

2024-10-01

最後にうれしいことを思いついた。美禰子は与次郎に金を貸すと言った。けれども与次郎には渡さないと言った。じっさい与次郎金銭のうえにおいては、信用しにくい男かもしれない。しかしその意味で美禰子が渡さないのか、どうだか疑わしい。もしその意味でないとすると、自分にははなはだたのもしいことになる。ただ金を貸してくれるだけでも十分の好意である自分に会って手渡しにしたいというのは――三四郎はここまで己惚れてみたが、たちまち、 「やっぱり愚弄じゃないか」と考えだして、急に赤くなった。もし、ある人があって、その女はなんのために君を愚弄するのかと聞いたら、三四郎はおそらく答ええなかったろう。しいて考えてみろと言われたら、三四郎は愚弄そのものに興味をもっている女だからとまでは答えたかもしれない。自分の己惚れを罰するためとはまったく考ええなかったに違いない。――三四郎は美禰子のために己惚れしめられたんだと信じている。  翌日はさいわい教師が二人欠席して、昼からの授業が休みになった。下宿へ帰るのもめんどうだから、途中で一品料理の腹をこしらえて、美禰子の家へ行った。前を通ったことはなんべんでもある。けれどもはいるのははじめてである。瓦葺の門の柱に里見恭助という標札が出ている。三四郎はここを通るたびに、里見恭助という人はどんな男だろうと思う。まだ会ったことがない。門は締まっている。潜りからはいると玄関までの距離は存外短かい長方形御影石が飛び飛びに敷いてある。玄関は細いきれいな格子でたてきってある。ベルを押す。取次ぎの下女に、「美禰子さんはお宅ですか」と言った時、三四郎自分ながら気恥ずかしいような妙な心持ちがした。ひとの玄関で、妙齢の女の在否を尋ねたことはまだない。はなはだ尋ねにくい気がする。下女のほうは案外まじめであるしかもうやうやしい。いったん奥へはいって、また出て来て、丁寧にお辞儀をして、どうぞと言うからついて上がると応接間へ通した。重い窓掛けの掛かっている西洋である。少し暗い。  下女はまた、「しばらく、どうか……」と挨拶して出て行った。三四郎は静かな部屋の中に席を占めた。正面に壁を切り抜いた小さい暖炉がある。その上が横に長い鏡になっていて前に蝋燭立が二本ある。三四郎は左右の蝋燭立のまん中に自分の顔を写して見て、またすわった。  すると奥の方でバイオリンの音がした。それがどこからか、風が持って来て捨てて行ったように、すぐ消えてしまった。三四郎は惜しい気がする。厚く張った椅子の背によりかかって、もう少しやればいいがと思って耳を澄ましていたが、音はそれぎりでやんだ。約一分もたつうちに、三四郎バイオリンの事を忘れた。向こうにある鏡と蝋燭立をながめている。妙に西洋のにおいがする。それからカソリック連想がある。なぜカソリックだか三四郎にもわからない。その時バイオリンがまた鳴った。今度は高い音と低い音が二、三度急に続いて響いた。それでぱったり消えてしまった。三四郎はまったく西洋音楽を知らない。しかし今の音は、けっして、まとまったものの一部分をひいたとは受け取れない。ただ鳴らしただけである。その無作法にただ鳴らしたところが三四郎情緒によく合った。不意に天から二、三粒落ちて来た、でたらめの雹のようである。  三四郎がなかば感覚を失った目を鏡の中に移すと、鏡の中に美禰子がいつのまにか立っている。下女がたてたと思った戸があいている。戸のうしろにかけてある幕を片手で押し分けた美禰子の胸から上が明らかに写っている。美禰子は鏡の中で三四郎を見た。三四郎は鏡の中の美禰子を見た。美禰子はにこりと笑った。 「いらっしゃい」  女の声はうしろで聞こえた。三四郎は振り向かなければならなかった。女と男はじかに顔を見合わせた。その時女は廂の広い髪をちょっと前に動かして礼をした。礼をするにはおよばないくらいに親しい態度であった。男のほうはかえって椅子から腰を浮かして頭を下げた。女は知らぬふうをして、向こうへ回って、鏡を背に、三四郎の正面に腰をおろした。 「とうとういらしった」  同じような親しい調子である三四郎にはこの一言が非常にうれしく聞こえた。女は光る絹を着ている。さっきからだいぶ待たしたところをもってみると、応接間へ出るためにわざわざきれいなのに着換えたのかもしれない。それで端然とすわっている。目と口に笑を帯びて無言のまま三四郎を見守った姿に、男はむしろ甘い苦しみを感じた。じっとして見らるるに堪えない心の起こったのは、そのくせ女の腰をおろすやいなやである三四郎はすぐ口を開いた。ほとんど発作に近い。 「佐々木が」 「佐々木さんが、あなたの所へいらしったでしょう」と言って例の白い歯を現わした。女のうしろにはさきの蝋燭立がマントルピースの左右に並んでいる。金で細工をした妙な形の台である。これを蝋燭立と見たのは三四郎の臆断で、じつはなんだかわからない。この不可思議蝋燭立のうしろに明らかな鏡がある。光線は厚い窓掛けにさえぎられて、十分にはいらない。そのうえ天気は曇っている。三四郎はこのあいだに美禰子の白い歯を見た。 「佐々木が来ました」 「なんと言っていらっしゃいました」 「ぼくにあなたの所へ行けと言って来ました」 「そうでしょう。――それでいらしったの」とわざわざ聞いた。 「ええ」と言って少し躊躇した。あとから「まあ、そうです」と答えた。女はまったく歯を隠した。静かに席を立って、窓の所へ行って、外面をながめだした。 「曇りましたね。寒いでしょう、戸外は」 「いいえ、存外暖かい。風はまるでありません」 「そう」と言いながら席へ帰って来た。 「じつは佐々木が金を……」と三四郎から言いだした。 「わかってるの」と中途でとめた。三四郎も黙った。すると 「どうしておなくしになったの」と聞いた。 「馬券を買ったのです」  女は「まあ」と言った。まあと言ったわりに顔は驚いていない。かえって笑っている。すこしたって、「悪いかたね」とつけ加えた。三四郎は答えずにいた。 「馬券であてるのは、人の心をあてるよりむずかしいじゃありませんか。あなた索引のついている人の心さえあててみようとなさらないのん気なかただのに」 「ぼくが馬券を買ったんじゃありません」 「あら。だれが買ったの」 「佐々木が買ったのです」  女は急に笑いだした。三四郎おかしくなった。 「じゃ、あなたお金がお入用じゃなかったのね。ばかばかしい」 「いることはぼくがいるのです」 「ほんとうに?」 「ほんとうに」 「だってそれじゃおかしいわね」 「だから借りなくってもいいんです」 「なぜ。おいやなの?」 「いやじゃないが、お兄いさんに黙って、あなたから借りちゃ、好くないからです」 「どういうわけで? でも兄は承知しているんですもの」 「そうですか。じゃ借りてもいい。――しかし借りないでもいい。家へそう言ってやりさえすれば、一週間ぐらいすると来ますから」 「御迷惑なら、しいて……」  美禰子は急に冷淡になった。今までそばにいたものが一町ばかり遠のいた気がする。三四郎は借りておけばよかったと思った。けれども、もうしかたがない。蝋燭立を見てすましている。三四郎自分から進んで、ひとのきげんをとったことのない男である。女も遠ざかったぎり近づいて来ない。しばらくするとまた立ち上がった。窓から戸外をすかして見て、 「降りそうもありませんね」と言う。三四郎も同じ調子で、「降りそうもありません」と答えた。 「降らなければ、私ちょっと出て来ようかしら」と窓の所で立ったまま言う。三四郎は帰ってくれという意味解釈した。光る絹を着換えたのも自分のためではなかった。 「もう帰りましょう」と立ち上がった。美禰子は玄関まで送って来た。沓脱へ降りて、靴をはいていると、上から美禰子が、 「そこまでごいっしょに出ましょう。いいでしょう」と言った。三四郎は靴の紐を結びながら、「ええ、どうでも」と答えた。女はいつのまにか、和土の上へ下りた。下りながら三四郎の耳のそばへ口を持ってきて、「おこっていらっしゃるの」とささやいた。ところへ下女があわてながら、送りに出て来た。  二人は半町ほど無言のまま連れだって来た。そのあい三四郎はしじゅう美禰子の事を考えている。この女はわがままに育ったに違いない。それから家庭にいて、普通女性以上の自由を有して、万事意のごとくふるまうに違いない。こうして、だれの許諾も経ずに、自分といっしょに、往来を歩くのでもわかる。年寄りの親がなくって、若い兄が放任主義から、こうもできるのだろうが、これがいなかであったらさぞ困ることだろう。この女に三輪田のお光さんのような生活を送れと言ったら、どうする気かしらん。東京はいなかと違って、万事があけ放しだからこちらの女は、たいていこうなのかもわからないが、遠くから想像してみると、もう少しは旧式のようでもある。すると与次郎が美禰子をイブセン流と評したのもなるほどと思い当る。ただし俗礼にかかわらないところだけがイブセン流なのか、あるいは腹の底の思想までも、そうなのか。そこはわからない。  そのうち本郷の通りへ出た。いっしょに歩いている二人は、いっしょに歩いていながら、相手がどこへ行くのだか、まったく知らない。今までに横町を三つばかり曲がった。曲がるたびに、二人の足は申し合わせたように無言のまま同じ方角へ曲がった。本郷の通りを四丁目の角へ来る途中で、女が聞いた。 「どこへいらっしゃるの」 「あなたはどこへ行くんです」  二人はちょっと顔を見合わせた。三四郎はしごくまじめである。女はこらえきれずにまた白い歯をあらわした。 「いっしょにいらっしゃい」  二人は四丁目の角を切り通しの方へ折れた。三十間ほど行くと、右側に大きな西洋館がある。美禰子はその前にとまった。帯の間から薄い帳面と、印形を出して、 「お願い」と言った。 「なんですか」 「これでお金を取ってちょうだい」  三四郎は手を出して、帳面を受取った。まん中に小口当座預金通帳とあって、横に里見美禰子殿と書いてある。三四郎帳面と印形を持ったまま、女の顔を見て立った。 「三十円」と女が金高を言った。あたか毎日銀行へ金を取りに行きつけた者に対する口ぶりである。さいわい、三四郎は国にいる時分、こういう帳面を持ってたびたび豊津まで出かけたことがある。すぐ石段を上って、戸をあけて、銀行の中へはいった。帳面と印形を係りの者に渡して、必要金額を受け取って出てみると、美禰子は待っていない。もう切り通しの方へ二十間ばかり歩きだしている。三四郎は急いで追いついた。すぐ受け取ったものを渡そうとして、ポッケットへ手を入れると、美禰子が、 「丹青会の展覧会を御覧になって」と聞いた。 「まだ見ません」 「招待券を二枚もらったんですけれども、つい暇がなかったものからまだ行かずにいたんですが、行ってみましょうか」 「行ってもいいです」 「行きましょう。もうじき閉会になりますから。私、一ぺんは見ておかないと原口さんに済まないのです」 「原口さんが招待券をくれたんですか」 「ええ。あなた原口さんを御存じなの?」 「広田先生の所で一度会いました」 「おもしろいかたでしょう。馬鹿囃子稽古なさるんですって」 「このあいだは鼓をならいたいと言っていました。それから――」 「それから?」 「それからあなた肖像をかくとか言っていました。本当ですか」 「ええ、高等モデルなの」と言った。男はこれより以上に気の利いたことが言えない性質である。それで黙ってしまった。女はなんとか言ってもらいたかったらしい。  三四郎はまた隠袋へ手を入れた。銀行の通帳と印形を出して、女に渡した。金は帳面の間にはさんでおいたはずであるしかるに女が、 「お金は」と言った。見ると、間にはない。三四郎はまたポッケットを探った。中から手ずれのした札をつかみ出した。女は手を出さない。 「預かっておいてちょうだい」と言った。三四郎はいささか迷惑のような気がした。しかしこんな時に争うことを好まぬ男である。そのうえ往来だからなおさら遠慮をした。せっかく握った札をまたもとの所へ収めて、妙な女だと思った。  学生が多く通る。すれ違う時にきっと二人を見る。なかには遠くから目をつけて来る者もある。三四郎は池の端へ出るまでの道をすこぶる長く感じた。それでも電車に乗る気にはならない。二人とものそのそ歩いている。会場へ着いたのはほとんど三時近くである。妙な看板が出ている。丹青会という字も、字の周囲についている図案も、三四郎の目にはことごとく新しい。しか熊本では見ることのできない意味で新しいので、むしろ一種異様の感がある。中はなおさらである三四郎の目にはただ油絵水彩画区別が判然と映ずるくらいのものにすぎない。  それでも好悪はある。買ってもいいと思うのもある。しか巧拙はまったくわからない。したがって鑑別力のないものと、初手からあきらめた三四郎は、いっこう口をあかない。  美禰子がこれはどうですかと言うと、そうですなという。これはおもしろいじゃありませんかと言うと、おもしろそうですなという。まるで張り合いがない。話のできないばかか、こっちを相手にしない偉い男か、どっちかにみえる。ばかとすればてらわないところに愛嬌がある。偉いとすれば、相手にならないところが憎らしい。  長い間外国旅行して歩いた兄妹の絵がたくさんある。双方とも同じ姓で、しかも一つ所に並べてかけてある。美禰子はその一枚の前にとまった。

anond:20241001222935

ベニスでしょう」

 これは三四郎にもわかった。なんだかベニスらしい。ゴンドラにでも乗ってみたい心持ちがする。三四郎高等学校にいる時分ゴンドラという字を覚えた。それからこの字が好きになった。ゴンドラというと、女といっしょに乗らなければすまないような気がする。黙って青い水と、水と左右の高い家と、さかさに映る家の影と、影の中にちらちらする赤い片とをながめていた。すると、

「兄さんのほうがよほどうまいようですね」と美禰子が言った。三四郎にはこの意味が通じなかった。

「兄さんとは……」

「この絵は兄さんのほうでしょう」

「だれの?」

 美禰子は不思議そうな顔をして、三四郎を見た。

だって、あっちのほうが妹さんので、こっちのほうが兄さんのじゃありませんか」

 三四郎は一歩退いて、今通って来た道の片側を振り返って見た。同じように外国景色かいものが幾点となくかかっている。

「違うんですか」

「一人と思っていらしったの」

「ええ」と言って、ぼんやりしている。やがて二人が顔を見合わした。そうして一度に笑いだした。美禰子は、驚いたように、わざと大きな目をして、しかもいちだんと調子を落とした小声になって、

「ずいぶんね」と言いながら、一間ばかり、ずんずん先へ行ってしまった。三四郎は立ちどまったまま、もう一ぺんベニスの掘割りをながめだした。先へ抜けた女は、この時振り返った。三四郎自分の方を見ていない。女は先へ行く足をぴたりと留めた。向こうから三四郎の横顔を熟視していた。

里見さん」

 だしぬけにだれか大きな声で呼んだ者がある。

 美禰子も三四郎も等しく顔を向け直した。事務室と書いた入口を一間ばかり離れて、原口さんが立っている。原口さんのうしろに、少し重なり合って、野々宮さんが立っている。美禰子は呼ばれた原口よりは、原口より遠くの野々宮を見た。見るやいなや、二、三歩あともどりをして三四郎そばへ来た。人に目立たぬくらいに、自分の口を三四郎の耳へ近寄せた。そうして何かささやいた。三四郎には何を言ったのか、少しもわからない。聞き直そうとするうちに、美禰子は二人の方へ引き返していった。もう挨拶をしている。野々宮は三四郎に向かって、

「妙な連と来ましたね」と言った。三四郎が何か答えようとするうちに、美禰子が、

「似合うでしょう」と言った。野々宮さんはなんとも言わなかった。くるりとうしろを向いた。うしろには畳一枚ほどの大きな絵がある。その絵は肖像画である。そうしていちめんに黒い。着物帽子も背景から区別のできないほど光線を受けていないなかに、顔ばかり白い。顔はやせて、頬の肉が落ちている。

「模写ですね」と野々宮さんが原口さんに言った。原口は今しきりに美禰子に何か話している。――もう閉会である来観者もだいぶ減った。開会の初めには毎日事務所へ来ていたが、このごろはめったに顔を出さない。きょうはひさしぶりに、こっちへ用があって、野々宮さんを引っ張って来たところだ。うまく出っくわしたものだ。この会をしまうと、すぐ来年の準備にかからなければならないから、非常に忙しい。いつもは花の時分に開くのだが、来年は少し会員のつごうで早くするつもりだから、ちょうど会を二つ続けて開くと同じことになる。必死勉強をやらなければならない。それまでにぜひ美禰子の肖像をかきあげてしまうつもりである迷惑だろうが大晦日でもかかしてくれ。

「その代りここん所へかけるつもりです」

 原口さんはこの時はじめて、黒い絵の方を向いた。野々宮さんはそのあいだぽかんとして同じ絵をながめていた。

「どうです。ベラスケスは。もっとも模写ですがね。しかもあまり上できではない」と原口がはじめて説明する。野々宮さんはなんにも言う必要がなくなった。

「どなたがお写しになったの」と女が聞いた。

三井です。三井もっとうまいんですがね。この絵はあまり感服できない」と一、二歩さがって見た。「どうも、原画が技巧の極点に達した人のものから、うまくいかいね

 原口は首を曲げた。三四郎原口の首を曲げたところを見ていた。

「もう、みんな見たんですか」と画工が美禰子に聞いた。原口は美禰子にばかり話しかける。

「まだ」

「どうです。もうよして、いっしょに出ちゃ。精養軒でお茶でもあげます。なにわたしは用があるから、どうせちょっと行かなければならない。――会の事でね、マネジャー相談しておきたい事がある。懇意の男だから。――今ちょうどお茶にいい時分です。もう少しするとね、お茶にはおそし晩餐には早し、中途はんぱになる。どうです。いっしょにいらっしゃいな」

 美禰子は三四郎を見た。三四郎はどうでもいい顔をしている。野々宮は立ったまま関係しない。

「せっかく来たものから、みんな見てゆきましょう。ねえ、小川さん」

 三四郎はええと言った。

「じゃ、こうなさい。この奥の別室にね。深見さんの遺画があるから、それだけ見て、帰りに精養軒へいらっしゃい。先へ行って待っていますから

「ありがとう」

「深見さんの水彩は普通の水彩のつもりで見ちゃいけませんよ。どこまでも深見さんの水彩なんだから。実物を見る気にならないで、深見さんの気韻を見る気になっていると、なかなかおもしろいところが出てきます」と注意して、原口は野々宮と出て行った。美禰子は礼を言ってその後影を見送った。二人は振り返らなかった。

 女は歩をめぐらして、別室へはいった。男は一足あとから続いた。光線の乏しい暗い部屋である。細長い壁に一列にかかっている深見先生の遺画を見ると、なるほど原口さんの注意したごとくほとんど水彩ばかりである三四郎が著しく感じたのは、その水彩の色が、どれもこれも薄くて、数が少なくって、対照に乏しくって、日向へでも出さないと引き立たないと思うほど地味にかいてあるという事である。その代り筆がちっとも滞っていない。ほとんど一気呵成に仕上げた趣がある。絵の具の下に鉛筆輪郭が明らかに透いて見えるのでも、洒落な画風がわかる。人間などになると、細くて長くて、まるで殻竿のようである。ここにもベニスが一枚ある。

「これもベニスですね」と女が寄って来た。

「ええ」と言ったが、ベニスで急に思い出した。

「さっき何を言ったんですか」

 女は「さっき?」と聞き返した。

「さっき、ぼくが立って、あっちのベニスを見ている時です」

 女はまたまっ白な歯をあらわした。けれどもなんとも言わない。

「用でなければ聞かなくってもいいです」

「用じゃないのよ」

 三四郎はまだ変な顔をしている。曇った秋の日はもう四時を越した。部屋は薄暗くなってくる。観覧人はきわめて少ない。別室のうちには、ただ男女二人の影があるのみである。女は絵を離れて、三四郎真正面に立った。

「野々宮さん。ね、ね」

「野々宮さん……」

「わかったでしょう」

 美禰子の意味は、大波のくずれるごとく一度に三四郎の胸を浸した。

「野々宮さんを愚弄したのですか」

「なんで?」

 女の語気はまったく無邪気である三四郎は忽然として、あとを言う勇気がなくなった。無言のまま二、三歩動きだした。女はすがるようについて来た。

あなたを愚弄したんじゃないのよ」

 三四郎はまた立ちどまった。三四郎は背の高い男である。上から美禰子を見おろした。

「それでいいです」

「なぜ悪いの?」

「だからいいです」

 女は顔をそむけた。二人とも戸口の方へ歩いて来た。戸口を出る拍子に互いの肩が触れた。男は急に汽車で乗り合わした女を思い出した。美禰子の肉に触れたところが、夢にうずくような心持ちがした。

「ほんとうにいいの?」と美禰子が小さい声で聞いた。向こうから二、三人連の観覧者が来る。

「ともかく出ましょう」と三四郎が言った。下足を受け取って、出ると戸外は雨だ。

「精養軒へ行きますか」

 美禰子は答えなかった。雨のなかをぬれながら、博物館前の広い原のなかに立った。さいわい雨は今降りだしたばかりである。そのうえ激しくはない。女は雨のなかに立って、見回しながら、向こうの森をさした。

「あの木の陰へはいりましょう」

 少し待てばやみそうである。二人は大きな杉の下にはいった。雨を防ぐにはつごうのよくない木である。けれども二人とも動かない。ぬれても立っている。二人とも寒くなった。女が「小川さん」と言う。男は八の字を寄せて、空を見ていた顔を女の方へ向けた。

「悪くって? さっきのこと」

「いいです」

だって」と言いながら、寄って来た。「私、なぜだか、ああしたかったんですもの。野々宮さんに失礼するつもりじゃないんですけれども」

 女は瞳を定めて、三四郎を見た。三四郎はその瞳のなかに言葉よりも深き訴えを認めた。――必竟あなたのためにした事じゃありませんかと、二重瞼の奥で訴えている。三四郎は、もう一ぺん、

「だから、いいです」と答えた。

 雨はだんだん濃くなった。雫の落ちない場所わずしかない。二人はだんだん一つ所へかたまってきた。肩と肩とすれ合うくらいにして立ちすくんでいた。雨の音のなかで、美禰子が、

「さっきのお金をお使いなさい」と言った。

「借りましょう。要るだけ」と答えた。

「みんな、お使いなさい」と言った。

2024-09-20

anond:20240920023825

ブコメ

そもそもソフトウェア特許は「そんなもの特許として認めるなよ」みたいなやつが特許になりすぎていると思う。

ソフトウェア以外でもそう。特許産業を阻害している。

例え出すのは良くないかもしれんし特許要件とか考えてないがノリ的には飲食店なら

「机の配置をコの字型にして真ん中に暖炉を置けば特許

プリンに焦げ目を入れる時バーナーの温度を1200度から1400度、プリンから30cm離すと特許

こういうのが大量に存在していて何か案を思いつくたびに検索かけて抵触しないか調べないといけない。

2024-07-19

もっと浴びる程の幸せを頂戴。称賛を、表彰

十代の頃やれてたみたいに、野心を燃やし

否定なんか一切要らない

そんな奴らは暖炉にくべてしまえば灰になっておしまい

綺麗に居なくなる

遺恨も全部、○○の中に。

ファッキンジャップ風情が亜細亜謳歌した程度で、何を偉そうに

井の中の蛙礼讚主義かよ

結構なこって。

2024-02-08

宇津野宮という田舎出張になった

大先輩の建築家から久しぶりに会わないかと誘われ、汐留で待ち合わせフランク・ロイド・ライト展を観ることになった。内容に新鮮さはなかった。起承は不十分だった。ライトモチーフ日本建築だけではない。従来の様式限界を迎え世界中都市設計者と建築家世界中の異界、僻地、あるいは植民地様式を漁り模倣剽窃を繰り返していた。どう考えてもライト代表である落水荘説明ほとんどなかったところにキュレーション意図をすこし感じた。今回の展示はライトが最終的に、もしくは究極的に目指したものを探索するような文脈が感じられたので、その文脈の中では落水荘ライトの果てない探求の過程ひとつという解釈もあるのかもしれない。ただはじめてライト建築に触れる者にとって不親切ではあるだろう。この手の展覧会はみんな似たようなペースで観覧するため自分の周辺はいつのまにか顔見知りが多くなる。そのなかにときわ目立つふたりのわかい女性がいた。服も化粧も髪もすべて完璧に着飾って花の香りがした。まるで何かの披露宴ファッションコーディネーターの発表会のような姿だった。ライト展を観にきたのか自分たちを観せにきたのかわからななかった。

展示を観終えショップ帝国ホテル謹製お菓子と集文社フランク・ロイド・ライトシリーズのユーソニアハウスを買った。大先輩は同じシリーズ暖炉を買った。いま設計中の住宅用に取り付ける暖炉の参考にするという。その住宅キッチンを、もしかしたら私が担当するかもしれない。そのときはユーソニアハウスを参考にするかもしれない。

宇津野宮への到着は夜になった。大先輩の工芸家とかんたんな夕餉をとった。

2024-02-06

「ホブゴブリン」の語源

悪戯が好きな醜い妖精」の総称としてゴブリンとか、その中でも家事をしてくれたりするものブラウニーとか呼んだりするが、ブラウニーバリエーションとして「ホブ」という連中がいて、それがのちのち「ホブと呼ばれるゴブリン」ということで「ホブゴブリン」と表記されたのだろうと思われる。

ゴブリンは、ヨーロッパ各地の民間伝承に登場する、小柄で醜い、恐ろしい生き物です。中世物語で初めて言及され、起源となる物語や国によって、いたずら好きな家事妖精から悪辣で残忍な泥棒まで、矛盾するような能力・気性・外見が与えられています。彼らはしばしば、妖精悪魔のように、変身などの魔法的な能力を持っています類似する存在には、ブラウニードワーフ、デュエンデノームインプ、レプラコーンコボルドなどがいますが、より一般的に小さな妖精総称としても使われます

https://en.wikipedia.org/wiki/Goblin

ブラウニーは、スコットランド伝承に登場する家事妖精またはホブゴブリンで、夜になると家の所有者が眠っている間に出現し、さまざまな家事や農作業を行うとされています。家の人々は、ブラウニーに対して通常、炉辺にミルククリーム、または他のいくつかの供物を置いておかなければなりません。ブラウニーは怒りっぽく、侮辱されたり、何らかの形で利用されたと感じると、永遠に家を去ると言われていますブラウニーはいたずら好きで、怠け者の使用人に罰を与えたりいたずらを仕掛けたりすると言われています。怒らせるとボガートのような悪意のある存在に変わるとも言われています

https://en.wikipedia.org/wiki/Brownie_(folklore)

ホブ(hob)は、イギリスのミッドラン地方、北イングランド、およびアングロスコティッシュ国境地帯伝統的な民間信仰における、小さな神話上の家事妖精です。彼らは家の内外に住むことができました。彼らは農場で働き、したがって役立つこともありましたが、怒らせると厄介な存在にもなりえたと言われます

https://en.wikipedia.org/wiki/Hob_(folklore)


この「ホブ」の由来には二つの説がある。

まずは、英語の「ホブ」は「暖炉食べ物を温めるための棚」を指しているので「暖炉そばにいるもの」「家に棲み着くもの」といったような意味だという説。実際にホブ(あるいはブラウニー全般に言えることだが)の伝承暖炉との結びつきが強く、たとえば仕事の対価として暖炉そばクリームを置かねばならないだとか、普段暖炉の上の梁に座っているだとか、そういった逸話が残っている。

もう一つは、「ロバート」「ロビン」の愛称だというもので、日本でいうと河童に「太郎」という名前をつけるみたいなノリかはわからんが、神秘的なものにありふれた名前をつけることで恐ろしさを薄めている、あるいは親しみやす名前を与えてご機嫌を取っている、という説。

たとえばイングランドの有名な妖精として「ロビン・グッドフェロー」がおり、これはシェイクスピアの『夏の夜の夢』では「パック」という妖精異名の一つとされ、同時に「ホブゴブリンであるとも書かれているが、その名前を直訳すると「いい奴のロビン」といった意味になる。しかロビン・グッドフェローは陽気でおしゃべりだが、悪戯好きでよく人を困らせるので、単純な「いい奴」ではない。「ホブ」の由来であるロビン」とはロビン・グッドフェローのことではないか、という説もあるが確証はないようだ。

「パック」はまた「グッドフェローズ」または「ホブゴブリン」と呼ばれることがあり、そして「ホブ」は「ロブ」または「ロビン」と呼ばれることがあります。これは「ロビン・グッドフェロー」というキャラクター名前にまでさかのぼます名前の「ロビン」は中英語起源を持ち、古フランス語の「Robinから派生しており、「Robert」という名前愛称です。それは妖精表現する際の「グッドフォーク」と同様に、妖精たちが悪戯好きでありながらおだてられやす性格であることを利用しようとする、ある種の願望的思考と懐柔の試みを反映していました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Puck_(folklore)


ともあれ、「ホブ」「ゴブリン」「ブラウニー」「パック」「ロビン・グッドフェロー」などは、もとは別々の存在だったのかもしれないが、それぞれ共通する性質を持っていて、次第に同一視されるようになっていった、ということではあるらしい。

日本インターネットでは、しばしば「ホブとは善良という意味である」あるいは「ホブとは田舎という意味である」といった言説が見られるが、せいぜい「ホブというありふれた名前田舎っぽい感じ・朴訥として善良なイメージを想起させる」というくらいのことであろう。「神秘的なものにありふれた名前をつけることで〜〜」というあたりの話を拡大解釈したものと思われる。まあ、指輪物語以降の現代的な「ゴブリン」のイメージからすれば、悪戯で済ませてくれる妖精は確かに「善良」と言えるかもしれないが。

ついでに、「ホブは古英語で大きいという意味」とか逆に「小さいという意味」といった言説もあるが、「Hob」の語源を確かめてみてもそのような事実はなさそうだ。

2023-12-28

なるたるで描かれる各家庭の経済格差

小森

恐らく作中最貧家庭

平屋の公団住宅住まい。壁が薄そう。

扉の上部に外を見られるようにガラスがはめられていて、普段カーテンで仕切っている。

これは古い住宅に見られるつくりで、発表時期を考えても築年数がだいぶたっていそう。

母子家庭母親は肉体的・精神的に弱く寝たきり。

父親不明だが養育費の支払いなどしていないだろう、生活保護世帯か。

介護をしていた小森くんの失踪により母親餓死

寝たきりなら行政の世話がありそうなものだが、行き届かず介護の重い負担中学生小森くんにかけられていた。

独居老人暮らしそうな規模の家に見え、小森くんには個室もなかったのではないか

これでもかと貧しそうに描いているのに小森くんがファッショナブルなのはなんでだろう。

どこに売ってんだよという服なので、市販品ではなく竜の子に生成させたものなのか。

小沢

社宅団地住まい。4階建てで南棟かに分かれた団地という趣だが、小森家ほどの最貧っぽさはなく、それでも平均より貧しそう。

エレベーターがないようだ。

和室として作られたのを洋風リノベーションしたのかな、仕切りが襖。

台所にガス湯沸器がついているのも古い家だ。

娘に4畳くらいの個室を与えるゆとりはあるが、収納が少ないのか壁に服がずらっとかけられている。

母親高校在学中の18歳で妊娠中退出産パート勤務。

父親仕事朝帰りが多いとのことで、夜勤なのか、長時間ブラック労働残業代でなんとか家族を食わせているのか。

大した仕事ではないように語られており、ブルーワーカーだろうか。

一人娘を私立中に通わせようとしていた程度の余裕はある。

ただこれは最寄りの公立中が非常に荒れているという事情のもと。

それでも、幼稚園ではなく保育園に入れていたし、「娘の手が離れたら私も大学でも行こうかしらね」などと母親が言っているので、カツカツな暮らしではないようだ。

・玉依家

風呂場はバランス釜でテレビダイヤル式、だいぶ古いアパート。1DK。

父子二人で暮らし、父は民間航空機パイロットで母は大学教授なので、経済的には恵まれている方のはず。

父の実家離島の古き良き大きな家であるため、レトロ趣味による物件チョイスであり、貧しくて古い家しか選べないというわけではないだろう。

備え付け家具ではないはずの扇風機レトロ

自転車は金がかかっていそうな趣味性の高いものなので、貧乏からリユース扇風機しか選べなかったわけではない。

畳部屋を寝室にして父娘で一緒に寝ているようだが、これ思春期になったらキツイだろうな。

畳部屋は娘に個室として与えて父はリビングで寝るようにするとか、もっと広いところに引っ越すとか、そういう想定があったのだろうか。

佐倉

戸建てで、一階が定食屋、二階に居住

一人娘に四畳程度の個室を与える余裕はある。和室

入り口が一つしかなく、定食屋の中にある階段を通って自室に入るというのは、内気な娘にはけっこう辛い環境

あの環境からああなってしまったのか?

付近にあまり食事処のない住宅街の中で売れている店であるらしい。

娘の部屋の畳の敷き方が1巻と5巻で変わっている。これはただのミスかな。

貝塚

戸建て。二階建て。庭には樹木。主要キャラの中で最も裕福な家庭。

大豪邸というほどではないが、年収1400万円以上ぐらいの世帯じゃないだろうか。

小沢さんの娘さんは成績優秀だが家柄審査(親の職業学歴)に引っかかりお嬢様中学受験失敗したが、貝塚さんの娘さんは進学できる予定だった

そのことからいかにもお金持ちそうな父親だけでなく、母親一定学歴を持っていそうだ

娘の個室のクローゼットの大きなことよ。

リビングソファは、父母と娘の三人家族では持て余しそうな数と大きさ。

無意味インテリアとして皿を飾り、実用ではなく趣味性の高いものとして暖炉がある。

観葉植物の横にあるジョウロですらなんだかお高そうだ。

ブラウン管なのが時代を感じさせるが、テレビも大きい。

小学校公立でもおかしくはないけど中受は絶対にするぐらいのお金持ちという現実的スケール

小学校から私立行かせてればこの一家平和に暮らせただろう。

須藤

戸建て二階建て貝塚家よりやや手狭。

家具が一切ないためスケールがわかりにくい。

元は父母と息子二人が暮らしていたが、子供にそれぞれ個室を与える余裕はありそう。

2023-12-09

こういう動画が見たい

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gigazine.net/news/20231209-auroratone/

  

  

ゆっくり動く、穏やかな動画を見たいけれど検索してもピンと来ないかおすすめのヤツを紹介して欲しい。

  

  

好きな動画としては

・街の風景だったり、掃除動画(部屋掃除や耳掃除なども)や動物トリミングが多いが、日本でそういうのがあまりない

  

  

以下の要素を満たしてるのが見たい。

キャプション(字幕)とか効果音が一切無い

・緊張感を煽るような音楽が流れない。ダンスミュージックとかアニメゲーム音楽とか聞きたくない。

投稿者は顔出ししてもしなくても良いが、自分語りとか解説とか見たくない(スキルを得るつもりなど無い)

美男美女やら丁寧な暮らしみたいなものは見たくない

・同じ動画ループでかさ増ししているもの(暖炉動画にありがち)

2023-09-01

拝啓ディズニー様、自国でやれないからって日本セクハラパワハラキャラを全肯定するのやめてもらっていいすか

お気持ち表明なので、内容がかなりドライブするので注意。かつ長い。結論は3行目にある

からない単語各自ググれ。天下のディズニー作品だ。ネット上に説明がないモノなんてない。

結論ロロフラン実装いらねぇ!(32倍角)

マジいらねぇ!

てかなんで「ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)」をプッシュすんの?

あれ興行成績的に大ゴケだったよね?

ディズニールネサンスリアルタイムで追いかけてきたDヲタです。当時のことは良く覚えてますともさ!

あれはTDLに次ぐ海外ディズニーランドということでいろいろ気合いが入っていたディズニーランド・パリテコ入れもあり

ディズニー作品大人も鑑賞に耐えられるということを示すため

ダルティな要素を入れたということが、公開時点でプレスに告知されてた作品でしたね。

そのアダルト部分を担当していたのは、すべてフロロ判事でした。

『冒頭の、カシモド母を追い回すのは強姦暗喩

まり自分の子供を妊娠したカシモド母を口封じに殺したという裏設定がある。

「罪の炎(Hellfire)]では自慰象徴した映像が出てくる』と

日本での公開前に、製作陣のインタビュー記事に載ってました。ぴあだったかな?

それを読んだ自分は「へー、思い切ったもんだなぁ」程度にしか思っていなかった記憶があります

この頃のディズニーアニメ作品は、本国公開からタイムラグがあるのは当たり前で

自分はまず本国で発売された輸入盤サントラタワレコで手に入れて、公開を待つのが常でした。

音楽だけ聞いてる分には特に違和感なかったんだよなぁ。

カシモドの「天使が僕に(Heaven's Lights)」とまとめて同じトラックになってるから

「ああ、カシモドの純粋な愛に対しての不純な愛憎系なんだな」程度で。

ヴィラン(悪役)のヒロインへの横恋慕も別に奇異とも思わなかった。

アラジンジェファーはジャスミンちょっかい出してる(出されてる?)し、

ライオン・キングでも

「成長したナラがシンバの元に現れたのはスカーに迫られて逃げ出したからという裏設定がある」というのも

日本で大ヒットした時点で、ライオン・キングこぼれ話として伝わってたと思う。

そもそもライオン・キング」がハムレット=お母さん寝取られ物語だしね。

かのぼれば「美女と野獣」でガストンとか居たし

’(ものすごーく余談ですが、アラジンで、ジニー魔法で操られてジェファーに惚れてしまった(振りをする)ジャスミン

あなたヒゲはとっても……ねじれてる(Twisted)」と言うセリフがあって

当時の自分は「「twisted」ってセクシーとかそういう意味があるの?褒め言葉なの?」と首をひねりまくった記憶がある。

あのセリフ意味はいまだにわからないというか、ツイステのおかげでさらに混乱が加速してる感があるなぁ)

で、日本でも公開されたわけですよ。

もう冒頭の、冬のパリ乗馬青姦レイプの時点でダメだった。

賛美歌を思わせる荘厳なコーラスに載せて、あんなにヌルヌル動き回るとは思わなかった。

そもそもなんでこんな、社会ヒエラルキー下位の女性一方的暴力振るわれてるシーンをこんなに執拗に事細かに描くこの?

それに一体なんの意味が?

大人の鑑賞に耐える作品って、弱い者への一方的暴力描写がある作品のことですか?

不快不安を覚えながら作品は進んでいった。

大人の鑑賞に耐えるディズニーの割には、いつものディズニーみたいにしゃべる動物ガーゴイル)出てくるし

エスメラルダのハンカチ使った目くらま魔法微妙だし、そもそも魔法かコレ?

(なお、「ノートルダム世界魔法があるかどうかは、公開時には明らかにされなかった。

本当にガーゴイルはしゃべっているのかあるいはカシモドの幻影なのか、どちらとも取れる描写だったし、

エスメラルダの魔法も同様にふんわりした扱いだったワケだが

これもツイステのおかげで十数年越しに壮大なネタバレハンカチ手品:今では土産物として売られている)くらいました。

ありがたいことだよホント!)

イライラが募る間にもストーリーは展開してゆき、「Heaven's Light]が始まった。

浮かれてるのはわかるけど歌ってるだけじゃイケメン隊長に負けるぞカシモドわかってるか?

かもしかしてフラれる流れだったりせんかコレ?

いやいや人魚姫ハッピーエンドにしたディズニーだぞ主人公がフラれるワケがない信じるんだ。

などとヤキモキしている間にカシモドパートは終了。

カシモドが恍惚とした表情で小さな鐘を鳴らし始める

体の前で両腕を上下ストロークする様子がなーんとなくアレだなぁと思った瞬間にフロローが画面に出てきた。

暖炉だけ点った誰もいない暗い部屋でブチブツ言ってるシーンから始まったと思う。

サントラを聞き込んだ脳内では歌詞再生される。

あの女が私を誘惑したんだ私は悪くない的なことをぐだぐた並べる内容なわけだが

映像キモい。女のスカーフにほおずりすんな!てか後生大事に持ってたんかソレ!

あの歌詞にこの映像が付いたら完全に変質者の言い訳ソングじゃんか!

もうこのあたりでうんざりし始めたわけだが、曲は始まったばかりだ。

賛美歌っぽい壮大なコーラスをバックに自分勝手なことを延々歌うフロロー。いい加減にしろ

そもそもなんで聖歌隊背負ってんだよてめぇ(答え:ユゴー原作ではフロローは聖職者から

コーラスも盛り上がりフロローの言い訳キモっぷりも盛り上がりでこっちはいい加減にしやがれ感。

ようやく外部からノックで曲は中断されるありがとう見知らぬ人。

それにしてもこのノックで我に返る感いかにも自慰邪魔された雰囲気だなぁキモい

てかそのどろどろ溶ける赤い人たちは何の暗喩なんすかね?

(今回これを書くにあたって動画見直してきたが

自分記憶ではフロローの幻想の中で

蝋燭ーが次々屹立して白い蝋を流してドロドロ溶けてゆく映像があったような気がするのだが

作品混同してるのだろうか)

ともかく一事が万事この調子で、

ロローはパリ検事のくせにロマという身分の低い女性フェチ

「あの女が俺を誘惑したんだ俺は悪くない」を繰り返すキモキャラだった。

さらに、エスメラルダを犯罪者として捕縛させておきながら「自分恋人になれば見逃してやる」という

セクハラパワハラどんぶり重ね。

作品中で望むことはそれくらいという、みみっちい痴漢オヤジ

歴代ディズニーがそれなりに壮大な野望を抱いた巨悪であったのに対して

無礼講お祭りでショーの一環としてスカーフもらっただけでのぼせ上がって

上映時間の行動中、エスメラルダを追いかけ回す以外ほとんど何もしない。

作品の内容自体も、カシモドもかなりのウジウジキャラ

ガーゴイルたち(の幻影)に発破かけられまくって,最後にはそのガーゴイルが動かなくなって

ようやく行動を起こす始末。そらエスメラルダも隊長さんに走るだろ。

サントラが素晴らしい出来だけに、内容が実にグダグダ作品だった。

(なおユゴー原作では、エスメラルダは火あぶりになり隊長さんは同じ白人恋人ちゃんといるので

そういう意味では、ある意味ディズニーらしいハッピーエンドにはなっている)

――ともかく、21世紀の感覚でフロローの存在自体が許されざるというか

南部の唄」をなかったことにする前にこっちをなんとかしやがれ感にあふれまくり

あの「アトランティス」と並んで、見なかったことにしたいディズニー作品極北、それが「ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)

なのにディズニーさんは何を思ったか突然この作品を掘り起こして、しかもフロロイケメンに仕立て直しちまった。

プレイヤーはほぼ女性アプリゲー「ツイステッドワンダーランド」の攻略キャラロロフランム』として!

なおいCV神谷浩史

ロロデザインをきっちりと踏襲し、口元にハンカチを当てるという仕草まで入れるそのご様子は

どんだけ本家に忠実なんだよ!

そんなにフロローが大事か!興行収入大ゴケ作品セクハラパワハラ野郎が!

ディズニー作品は数多とあるだろうに、なんでよりによってコレをプッシュすんの?

てか日本ディズニーコンテンツとしてプッシュすんのがコレなの?

yellow cab枢やなイラスト神谷浩史ボイスさえあれば

元がセクハラパワハラキャラだろうがご褒美ですって受け入れてキャーキャー言うだろうってことにしたいの?

残念ながらその通りになったけどね!

――本当にさぁ、なんで今、日本からセクハラ野郎ロローを再評価する流れを作ろうとしてるのマジで

何がしたいのディズニーさん。

米国基準で受け入れられないものを、なんで日本なら許されるとか思っちゃうの。

かに我が国人権後進国です。そいつをどうにかするのは我々の責任です。that IS our business。

でもさぁ、だからって米国基準別に日本基準を設けないでよ。

ディズニーくらい、我々を平等に扱ってよ。

日本女は頭空っぽから尊厳を気遣う必要はない、米国女性と同じ扱いしなくてもいいとか考えないでよ……

ああ書いてて何が言いたいのかだんだんからなくなってきたなぁ。

ともかく、ロロフランムは要りませんマジで

セクハラ野郎を美化しないで下さい。

あ、あと「ズートピア2」も要らない。

ライオンハートメリーウェザーに行ったパワハラの数々は許されるものではないのに、なんで最後に「俺は無実」みたいに返り咲いてんのアレ。

2023-06-20

anond:20230619142833

言ってることと言ってないことの差があるよね

水まわりかどうかは関係なく個人利用が目的な部屋は在室がわかるようになってるとか

ものならば材質や塗装は耐水性とか

ドアノブの形状で施錠が可能かとか

暖炉廊下に面してるって「廊下を温める必要性」が民家にあるのはなぜかとか

材質と照明と色がついたらど素人でもその時点で「これはヘンゼルとグレーテル魔女の家かも」ってくらいには思える程度に不自然な感じは出るかと思うけど

2023-05-01

小瓶の神様

鏡を修理する職人のふりをして神の屋敷に忍び込んだ盗賊が神の寝室から神秘の小瓶を盗もうとした。

神秘の小瓶に入った聖水を飲むと神の力が得られるという。

しかし小瓶の中身は空っぽで、怒った盗賊は神の飼っていた犬を暖炉で燃やしてしまう。

帰ってきた神は激怒し、盗賊を小さくして小瓶の中に閉じ込めた。

だが空だと思っていた小瓶の中には実は聖水が一滴だけ残っていて、盗賊はそれを飲んで神の力を得た。

神となった盗賊は小瓶の中に宇宙を作り、それは我々の住む宇宙の始まりとなった。

2023-01-25

暖炉とセットで薪ボイラ給湯器をつけたから冬は困らないな

お湯でセントラルヒーティングが出来て良い

面倒な灰処理はダクトから地下室に安全に落とせるようになってる

薪は暖炉の上で乾かせばいいしな

っていう人いない?

はあ原油高い

2023-01-12

anond:20230112132230

そうなの? がスレンジ(=コンロ)とオーブンレンジ(=電子レンジ)は一体化できないとおもうんだけど。

オーブントースター(電熱線)とマイクロウェーブ電子レンジの加熱機構)が合体してる箱だねっていいたかったのかな

日本もたいていそうだとおもってた(いままで使ったやつがそうだった)

オーブントースターの電熱線がIHでのスチーム加熱におきかわりつつ、依然としてマイクロウェーブもついてるやつが今話題スチームオーブンやね

でも土窯での燃焼加熱なら(レンジと呼ばれるべきかはわからないが)たしかオーブン(箱型加熱器)とコンロ(上方加熱器)は一体化できる。

そしてそれが鋳鉄製になったやつが海外ストーブって呼ばれてる気がするな。暖炉も一体化してるようにみえる。

 

オーブンが箱内全域を加熱する器なのでそれが「レンジ」なのが一番わかりやすかったんだが、フランス語例あげた増田のおかげでそうではないらしいことがわかったけど余計に謎は深まるばかりだった

2023-01-04

anond:20230104092940

メリケンは知らないけどイギリス一般人の家は別に広くないよ...

わりと今でもビクトリア朝時代に建てられた家に住んでる人も多いけど伝統的に建物の奥の方のキッチンダイニングテーブルがあって基本的食事はそこで取る。

フロントルームって言って玄関のすぐ横にある部屋が暖炉もあってクリスマスツリーとかも飾るリビング兼応接室みたいな感じでそこでは食事しない。あとはベッドルームとバスルームが2〜3組って感じが一般的じゃないかな。

イギリスでもミドルアッパークラス以上は広い庭と広いダイニング専用の部屋があるかもしれないけどそんな一般化できるもんじゃないと思うっす

他にも北欧に住んでたことあるけどそんなに変わらなかったと思う(IKEAとか見ればキッチン=ダイニングってのが一般的なのわかると思う)

2022-11-03

花丸のまるっと100点人生

くりっとした目で可愛いと評判の吉田花丸の唇から煙草の煙がたゆたう

友達の花丸が喫煙後にゲボみたいな口臭をただよわせるのが好きだ。

私と花丸は幼馴染である

そばにいてくれた、ちっちゃくて顔がいい友人を今も推している。

昔はきりっとした鋼のようなかっこいい意志が好きだった。

今は焦点が合わない目で恨みつらみを吐くようになった。

可哀想可愛いところが好きだ。

ちいさくて可哀想なやつ、ちいかである

今は花丸ではなく、ちいかわが好きだ。

花丸と私が子どもの頃、ちいかわはできがいい奴だった。

成績もよく運動神経もすぐれた花丸は芸術でも勉強でもスポーツでも賞状をもらっていた。

出来がいいくせに愛想が良くない花丸は同級生からまれいじめられていた。

可哀想なちいかわ…!

花丸の束になった賞状の束を持ち帰る手伝いをしていた。

 「ママからたかだか数十枚の賞状をもらっただけで生きている価値がお前にあると思うなって言われてね。」

 「怒鳴り声でキンキン響く頭で暖炉でメラメ賞状を燃やすの。」

 「賞状金色ギラギラしながら消えると、気持ちがいい」

他の人には自分の話をしないちいかわが私だけに語ってくれて嬉しかった。私だけのちいかわ。

うわさで花丸の両親が厳しいことを知った。

花丸がリストカットを始めた頃だった。

なんでもできるくせに、なんでも知ってるくせに、自分のことだけ話せない。つらいよって、それだけ言えばいいのにね。

馬鹿なちいかわ。

食べ物好き嫌いがないちいかわ。

全部おいしいんだって野菜も肉もスープも水も。

ぜ〜んぶきらいと一緒じゃん。気持ち悪い。

みぢめなやつ。

才能の頭の良さも運動神経適応力もゴミ箱に捨てて、ファミレスアルバイトをするちいかわ。

店長の家に入り浸っているんだってSNSで書いてあったよちいかわ。

男に依存しないと生きていけないの?ちいかわ。

花丸にとって未来を奪った虐待のあかしの暖炉

今は煙草暖炉代わりにして楽しい・明るい心と未来自分で燃やすいかわ。

なんて、みぢめなちいかわ。

みぢめなやつを見ていないと落ち着かない私ももみぢめなやつ。

わたしもちいかわなのかな。

2022-10-29

anond:20221029094544

鉄道動画鉄道動画でもさ

レールウェイをずっと写してるだけのガチの 鉄 道 動画とかならデンチャに興味ない俺でもちょっと見てみたいと思うわけよ、暖炉動画的な意味

そこんとこよろしく

あっもちろん風光明媚なやつな

街中を何本も並走してるような忙しないのは癒やされんから

2022-07-09

anond:20220709175928

アベノミクスのおかげで氷河期も救われた弱者男性消滅しみんな結婚して子供できて家買って庭に白い犬がいて暖炉の前で猫がくつろいでるんだが?

2022-07-06

唐揚げレモン汁をブッカケするだけの映像

意外と売れたりして

暖炉動画みたいに精神が安定するかも

2022-05-17

普段行かないところに行く増田巣膜医にロコ樋中印ダフ(回文

おはようございます

あのさ、

街の商工会議所に行ってきたんだけど、

もうさ、

この手の仕事は夜なべしてまでもやり切らなくてはいけない今月中にってノルマがあるのよ!

まさか私のこの規模で商工会議所かに出向かなくてはいけないなんて思ってもいなかったわよ。

からさー

帳簿の金額ミリ単位での違いがあったら指摘されまくりまくりすてぃーだと思ったけど、

実際通帳の金額とかガッチリ一致してるわけでは無かったりするじゃない。

通帳見せたときヒヤッとしたけど、

係の人は暗算で概算計算して大体合ってますね!大丈夫ですって言うじゃない。

あと税務署に出した書類確認かいろいろして、

まあ取り調べというか怒られに行くために出向いたワケではないかビビまくりまくりすてぃーって構えなくてもいいんだけど、

もちろん!

帳簿は普通に正しいやつを出してるから

見たら分かるからそこは不安はないんだけど、

って言うと不安があるような言い方だけど、

まあ自分の所の事務所の帳簿だから

何か訊かれて尋ねられても空で答えられるわけじゃない

普段行かないところは超緊張するわ。

まあ無事確認は取れたから、

次に進めるわ!

ウエブから申請する申請ごとに申請しようと思ったら

商工会議所に行って仕事っぷりを認めてもらわないと

ボタンが押せない仕組みになっていて、

係の人曰く、

もうこれでボタン押して先に進めますよ!って言うじゃない。

事務所に帰ってから戻ってきたら、

ボタンが押せて先に進めて登録できるようになってたわ。

なんだそれ?って思うわよね。

ウエブで完結と思いきや、

一旦出向いてヒアリングして仕事っぷりを披露しなくてはいけないなんて。

あとさー

その話ししている間の10分ぐらいの間に

お茶出してもらったりなんかしてさ、

私は一応お客さんって体裁なの?って思いつつも

お茶を持ってきた係の人が、

いわゆるザ事務!って感じの人で

この人はよく昭和ドラマありがちな私が見たことのないお茶くみ雑用専用の人なのかしら?って

そう言う仕事だけでこの商工会議所に通って勤めてるのかな?って思ったわ。

私がいった商工会議所事務所の前にある特設会場的な掘っ立て小屋のようなところで、

いろいろ話してたんだけど、

まあ私の知らない世界だわ。

商工会議所なんて。

とりあえず、

もう確認も取れたから、

事なきを得まくりまくりまくりすてぃーでホッと安堵の一息でもう一仕事踏ん張って夜なべして頑張らなくちゃ!って思った矢先よ。

まあこれで半分はことが進んだようなものから

ちょっと安心かしら。

でもさー、

商工会議所の人って

いつも毎日仕事してるの?って思うわ。

地域密着で何かやってる感じはするけど、

あんまり商工会議所青年会って言うとなんかいイメージがあまりしないので、

ってだいたいのそう言う商工会議所青年部のイベントって言ったら、

大鍋で何か作る!ってので相場が決まってるじゃない。

から商工会議所青年部は巨大大鍋で何かを、

記録じゃなくて記憶に残る美味しい巨大大鍋料理に精を出している若者たちなのかな?って

青年部なのにオサーンいるけどね!って思いつつ、

私は商工会議所については大鍋しかイメージがないわけで、

初めて行く建物だったから、

入り口が分からなくて周辺をぐるぐる3回ぐらい回ってワンと吠えちゃったぐらいよ。

うふふ。


今日朝ご飯

そうやって朝用事があったので用事を済ませてこのまま早く行くのもと

せっかくだから

喫茶店モーニングタマサンド決めてきたわ!

喫茶店のこのタマサンドって何に惹かれるのかしら?って思ったら、

上品な佇まいなのよね。

きっと。

ボリュームよりも佇まいね

喫茶店大事なのは店内の暗さと佇まいよ。

あと暖炉あるかないかってことね。

この喫茶店には暖炉無かったけど。

デトックスウォーター

炭酸レモンウォーラーをいただいたわよ、

と言うかいもの買い置き炭酸水よ。

たくさんこれから飲むからケース買いしなきゃっていつも思うけど、

あれ重たいから超躊躇中だわ!

軽かったらいいのにね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-05-13

ペン先を復活させたい増田住まい田瀬冊かっ歩を起算ペ(回文

おはようございます

ボールポイントペンでさ、

インク最後まで使い切ったら謎の達成感あるじゃない。

謎ってワケでもないけど。

そんで、

最近はそんな現象あんまり滅多にないけど、

インクの残量がまだたくさんあるのに途中で力尽きてかすれて書けなくなっちゃうのに当たったときはハズレだ!って思うけど、

なんか今使ってるのが

途中かすれだしてきたので、

もうインクなくなったの?ってくるくる回して軸を開いて叩いて見てみたら別に文明開化の音はしなかったけどまだたっぷりインクが残っていたわ。

なんかあと

角度とかによっても

かすれたり普通にインク調子良かったりするときもあったり、

一応くるくる回してみて叩いて見てみて別に文明開化の音はしなかったけど、

しばらくくるぐる試し書きをしていたら調子良くなるときもあるけど、

それでも

ダメときダメで途中力尽きちゃうボールポイントペンってあるわよね。

100円台で買えるコスパのよい書きやすボールポイントペンが今たくさん出回ってるので、

次あれにしようかな?ってとか迷うけど結局はいもの!ってバーテンさんに頼む勢いで

モスコミュール発注するかのようにボールポイントペン私たちてんこ盛りな雰囲気で買っているのよ。

から

もしハズレのボールポイントペンに当たっても、

100円だし、

まーいっかー!ってなるじゃない。

諦めが肝心の早さが大事とはよく言うけどね。

いちいち100円のボールポイントペンに目鯨を立てている場合じゃない目鰯よね。

でもよ!でも!

100円だからって

ペン立てに刺さっている私のボールポイントペン勝手に持っていくのはなんだか嫌だなーって思うのよ。

なんか金額的な意味じゃなくて、

書きやすいの狙ってるでしょ?って意味でもそんなないけど、

試しに

地元信用金庫ボールポイントペンをたくさんペン立てに刺していても

誰もそれ1本も持って行かないのは

猫が寝ている人間をどうやったら起こしたら一発で起きるか?って学習して、

なんだか起こし方を試行錯誤するまでもなく、

みんな信用金庫ボールポイントペンを持って行けばいいのに!って

暖炉に焼べるほどあるわ!

本当に焼べないけど。

いいボールポイントペン信用金庫ボールポイントペンはみんな区別付けてるんだわ。

いいメーカーバージョン信用金庫ボールポイントペンを作ったらまた話は別よね。

そもそもとして、

あの書きにくいというか、

インクの書き心地にムラのある信用金庫ボールポイントペンも、

もうちょっと頑張っていいボールポイントペンにしたら

普通に信用金庫名前が入っていてもいいボールポイントペンからって

本当に本気でみんな使ってくれるから

逆に本当に宣伝になると思うのよ。

変な安かろう安かろうなボールポイントペン名前印刷したところで、

もうみんな書きやすいいいボールポイントペンのこと知ってるから

みんな信用金庫ボールポイントペンは使わないのよね。

見透かされてるんだから

から本当にみんなに名前を知ってもらいたいんだったら、

いいボールポイントペンのそう言う名入れボールポイントペンにした方がいいと思うんだけどなぁ。

その方が効果絶大じゃない?

みんなちゃんと持って使ってくれるなら。

ちゃんとまともに書けるボールポイントペンなら暖炉に焼べなくてもいいでしょ?

そう思いながらずっと

紙にぐるぐるマルを書いていたら

インクの出が良くなったみたいよ。

あのさ

あの細かい先の復活の仕方って何かい文房具マニアオススメの復活テクニックってのないのかしらね

伊東家の食卓したいわ!

もうすでに乗っていたらみんな伊東家の食卓してるだろうし、

もう私ですら伊東家の食卓ってなによ?って

ライフハックイコール伊東家の食卓って代名詞になってない?って思うし

ライフハック辞書に載っていて

伊東家の食卓辞書には載ってないから、

まだまだ知名度的には弱いのかも。

そう!だから

言い書きやすボールポイントペンの名入れボールポイントペン伊東家の食卓って刻印して

みんな使うようにしたら、

ライフハックイコール伊東家の食卓ってなるかもしれないわよ!

うふふ。


今日朝ご飯

喫茶店モーニングタマサンドしました。

かいホッとタマサンドなので優しい味がして美味しいのよね。

ホッツなホッツサンドも美味しいわ。

タマゴも最高よ!

デトックスウォーター

グレープフルーツ炭酸ウォーラーね。

これ最近の新製品っぽいっけど、

から考えてありそうなモノだけど今までなかったのが逆に不思議ね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

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