はてなキーワード: ケネディとは
おいおい、そんなこと言ってる場合じゃないだろ。まず、外交の基本を理解してないな。外国の首脳と会うタイミングってのは、ただ「顔見せ」だけで決まるもんじゃねぇ。どんな背景があるか、どんな利害が絡んでるかを考えないと。
例えば、アメリカと中国の関係って、冷戦時代から続く複雑な力関係だろ? それを無視して、「会える時に会っとけ」って言ってるだけじゃ、全く無意味な外交になっちまうんだよ。アメリカは一応「世界の警察」としての役割を持っているが、その立場が変わりつつある中で、習近平に会う前にトランプに会う必要性なんて、外交的には逆効果だ。
しかも、歴史的に言っても、冷戦中の米ソ関係なんかを見てみろよ。顔を合わせるだけで解決する問題じゃないってわかるだろ? 例えば、ケネディとフルシチョフが会った時も、単なる顔合わせじゃなくて、緊張を和らげるための「キューバ危機」っていう背景があったからこそ意味があった。
外交は、ただ会うだけじゃない。会うタイミングとその意味を考えて行動しないと、結局何も得られないんだよ。だから、ただ「顔見せ」するだけで終わらせようとするなっての。
いよいよ明後日が大統領選挙本番ですよ! むっちゃドキドキしてきた……有権者の皆さん、今日くらいは選挙に備えますよね?
そういうことで、4年前(anond:20201105075811)に引き続いて、次の大統領はどうなるかを書いてみる。
これまでの史上最高齢での就任記録は、現職ジョー・バイデン大統領の78歳2ヶ月だが、ドナルド・トランプが就任したら、78歳7ヶ月での就任となり、史上最高齢。この場合、「史上最高齢で1期目を開始した大統領」と「史上最高齢で就任した大統領」は別人になる(前者がバイデンで後者がトランプ。バイデンの就任前は、前者がトランプで後者がロナルド・レーガンだった)。
アメリカ大統領の任期は最大で2期8年だが、2期務める場合はたいてい連続した2期を務める。しかし、トランプは2017~2021年、2025~2029年という非連続の2期を務めることになる。これは、19世紀のグローヴァー・クリーヴランド(1885~1889年、1893~1897年)以来、132年ぶり2人目。
歴史上、弾劾訴追され弾劾裁判にかけられた大統領は3人いる。このうち、アンドリュー・ジョンソンは再選を断念し、ビル・クリントンは2期目の途中だったのでその後の大統領選挙に出る資格を持っていなかった。トランプは、弾劾裁判にかけられたにもかかわらず再選された初めての大統領ということになる。
大統領と副大統領はペアで選ばれる。したがって大統領1人につき、彼に仕えた副大統領も1人というのがふつうだが、トランプは今回の選挙にあたって副大統領をマイク・ペンスからJ・D・ヴァンスに入れ替えた。1人の大統領に2人以上の副大統領が仕えることになったのは、リチャード・ニクソン大統領時代の1973年にスピロ・アグニュー副大統領が汚職疑惑で辞任して、ジェラルド・フォード下院議員が副大統領に任命されて以来、およそ半世紀ぶりである。選挙のタイミングで副大統領を交代させた結果としてそうなったのは、1944年にフランクリン・ルーズヴェルトがヘンリー・ウォレス副大統領を降板させてハリー・トルーマン上院議員を副大統領候補にすげ替えて以来、80年ぶり(なお、1976年の大統領選挙ではフォード大統領がネルソン・ロックフェラー副大統領を勇退させてボブ・ドール上院議員を副大統領にすげ替えたが、負けたのでここではカウントしない)。
カマラ・ハリスは、ヒラリー・クリントンが成し遂げられなかった悲願を達成することになる。
個人的には南アジア系と東アジア系を「アジア系」でごっちゃにするのはどうかと思うが、それはそれとして、彼女はインド系なので、初のアジア系大統領となる。
ハリスは黒人でもあるので、バラク・オバマ以来2人目の黒人大統領となる(アメリカの闇は、オバマとハリスがいずれも「奴隷の子孫」ではない点だろう。オバマはケニヤ移民の子供、ハリスはジャマイカ移民の子供であって、アメリカ南部で綿を摘まされていた人たちの子孫はまだ副大統領にもなれていない。どんだけ彼らへの差別が激しかったのかという話である)。
ハリスの下の名前「カマラ」はサンスクリット語に由来する。ヨーロッパに由来しない名前を持つ大統領は、オバマ以来2人目(上で書いたように、彼ら2人が移民の子供だという事情もあるだろう。奴隷の子孫である黒人はたいてい英語の名前を持っているので)。
民主党は、ジョン・F・ケネディの跡を襲ったリンドン・ジョンソン以来、2人連続でホワイトハウスを手にしたことはない。ハリスが勝利した場合、ケネディ暗殺以来半世紀ぶりに、民主党から2人連続で大統領が出ることになる。
副大統領は要職だが、選挙に強いかというとそういうわけではない。大統領の死亡や辞任によって昇格した副大統領はこれまでに9人いるが、大統領選挙に勝ってその座を手にした副大統領経験者は6人しかいない。しかも、そのうち2人(ニクソン、バイデン)は副大統領退任後に間を置いて大統領になっているので、現職副大統領として大統領選挙に勝ったのは、これまでに4人だけである(ジョン・アダムズ、トマス・ジェファソン、マーティン・ヴァン・ビューレン、ジョージ・H・W・ブッシュ)。ハリスが大統領選挙に勝利したら、歴史上5人目となる。
ハリス父はジャマイカ移民なので奴隷の子孫じゃないって言う人、南米やカリブ海諸国に多くの黒人が住んでいる理由について考えたことないのかな?この増田なんか歴史に関して論じてるのにあまりに片手落ちじゃない?
不正確な記述でスマソ。もちろんジャマイカ系ということはカリブ海に連れてこられた奴隷の子孫。そこは間違いない。ただ、
という2点があるので、やっぱり本来のアメリカの奴隷の子孫とその他の黒人とを区別することは必要だよなと。不正確なものいいになっちゃったのは申し訳ないけれども。
https://jp.reuters.com/world/us/YWNDB6IXKFLJ3GEB2KVL652TZE-2024-08-08/
「[ワシントン 8日 ロイター] - ロイター/イプソスが8日発表した米大統領選に向けた支持率調査によると、民主党の大統領候補であるハリス副大統領が42%、共和党候補のトランプ前大統領が37%で、ハリス氏がリードを広げている。
7月22─23日に実施された調査では、ハリス氏が37%、トランプ氏が34%だった。
無所属で出馬している弁護士ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏への支持は4%と、7月調査の10%から低下した。
イプソスの別の世論調査でからは、2020年の大統領選で接戦となったアリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの7州でも、ハリス氏がトランプ氏を42%対40%でリードしていることが分かった。各州ごとの結果は示されていない。」
ただ、選挙人制度は、若干共和党有利だから、そこを割り引いてみると、五分五分かなと想定。
https://polymarket.com/elections
まあ情勢は五分五分と見て間違えではないだろう
1962年のキューバ危機は冷戦時代における最も緊張が高まった事件の一つだ。
ソビエト連邦がキューバに核ミサイルを配備したことに対して、アメリカ合衆国が対抗措置を講じ、一触即発の核戦争の危機に直面したんだ。
このとき、両国の指導者であるケネディ大統領とフルシチョフ首相は絶えず連絡を取り、最終的には外交的解決策で危機を回避した。
その結果、核戦争は避けられ、冷戦の緊張も一時的に緩和された。
かわぐちかいじの『沈黙の艦隊』でも描かれているように、超国家的な原潜部隊が核抑止力を持つことは、ある意味で現実的な国際政治の文脈に共鳴する要素を含んでいる。
ただし、彼の作品はフィクションであり、理想化されたシナリオを描くことで読者に「平和とは何か」を問いかける意図があるのだろう。
要するに、現実のキューバ危機でも見られたように、核兵器の存在とその抑止力は国際関係において非常に複雑な役割を果たしている。
作品の中で描かれる大胆なシナリオは、現実の外交や軍事問題がいかに複雑で深刻なものであるかをより深く考えさせるためのものであると理解することができる。
はい、大ヒット作を一つだけ書いた作家は何人かいます。以下にいくつかの例を挙げます。
南北戦争を背景にした壮大なロマンスと戦争の物語。この作品は出版された直後からベストセラーとなり、1939年には映画化もされました。
南部の小さな町での人種差別と正義を描いたこの小説は、ピューリッツァー賞を受賞し、後に映画化もされました。なお、後に『Go Set a Watchman』という続編が発表されましたが、これは『アラバマ物語』の草稿であり、厳密には二作目とは言えないかもしれません。
激しい愛憎劇を描いたこの小説は、ブロンテの唯一の作品です。エミリー・ブロンテは1848年に若くして亡くなりましたが、この作品は今なお多くの読者に愛されています。
この風刺小説は、トゥールの死後に出版され、1981年にはピューリッツァー賞を受賞しました。トゥール自身は生前に出版を果たすことができませんでしたが、母親の尽力により世に出ることとなりました。