はてなキーワード: スクラップとは
誰にも明かしたことはないけれど、恋多き人生を送ってきた。10代の頃はそれはそれは惚れっぽく、けれどお付き合いの具体的なイメージが沸かないから、すべての恋を胸に埋めて大人になった。大人になると途端に恋は人間関係と結びつき、恋人になるなり、失恋するなり、別れたり復縁したりと暮らしに影響を及ぼすようになった。
けれど、ただ胸の中にアルバムをこしらえて、目が奪われ体に火がついたような一瞬を大切にスクラップし、眠れない夜や開放的な歌を耳にするとついページをめくるような、眩しく淡い恋はあの頃で終わっている。そして夏が私にそれを思い出させる。
入学したときはぽっちゃりした坊ちゃんみたいだった佐野くん。実はピアノが上手くてプログラミングにも長けていて、卒業する頃には背まで伸びて花より男子に出てきそうだったのに、おっとりと優しく人を立てる性格がずっと変わらなかった。
クラス替えの自己紹介で将来の夢を聞かれて、低い声でぶっきらぼうに「DJ」って答えた佐伯くん。全く意味がわからなくて、大人っぽすぎてドキドキした。家に帰って辞書で調べて、ラジオのディスクジョッキーのことと理解して、その夜はラジオから佐伯くんの声が流れ出るのを想像した。
ずっと一匹狼だった小山くん。いじめスレスレのいじりが起こるとすっと話題を変えていた。先生含め全方位につれない対応だったのに、裏表のない態度が一目置かれる存在だった。同じ小学校から進学してきたユカちゃんと話すときの笑顔だけが特別だった。
ロッカーが隣で、ふっと中を覗かせてもらったら、ぴしっと教科書が整列していた坂上くん。ゲラゲラ笑う大胆な人なのに几帳面なんだ!と驚いて、自分のロッカーを見られないようにあわてて閉めたら目があってニヤッとされた。扉の裏にコピーした時間割がまっすぐ留めてあった。
くるくる天然パーマがキュートだった加藤くん。ずっと冴ちゃんに片思いしていて、冴ちゃんが誰と付き合ってても視線の熱が変わらなかった。一度男女混ぜこぜで鎌倉の花火大会に行ったとき、一番はしゃいで盛り上げてくれたことを思い出す。あのとき冴ちゃんが彼氏の呼び出しで早く帰ってしまい、それでも続く明るいトークには抱きしめたくなるほど痺れた。
その花火大会の日に家に寄せてくれた吉住くん。浮いた噂一つない柔和なカタブツで、誰にも平等に接するフェアなところを尊敬してた。ご両親とのやりとりも穏やかでユーモラスで、その後何度もみんなで家に通わせてもらった。高校で柔道部に入ってあれよあれよと体が分厚くなり、人懐っこい熊のようだった。
眉毛を一生懸命整えていた竹内くん。今思えばきっとノンバイナリーな人だった。男子グループに上手く馴染めていなかったけど、料理部に入って人は人自分は自分って感じに対処していた。ミステリアスで目が奪われた。
バスケ部の永田くん。学校ではまるで話したことなんてなかったけど、偶然電車で会ったとき、家のことや好きな本の話など、横浜〜藤沢まで楽しくおしゃべりできた。クラスメイトの陰口など一切言わなかった。鞄の角がすり切れていて、でも持ち手はきれいにしてあって、ものを大切に使うんだなと感心した。
テニス部の藤本くん。華やかな容姿で人目を引いたのに、結局誰とも付き合わず、いつも友達とふざけているか本を読んでいた。一度バスの中で何を読んでいるか聞いたら水滸伝だった。読書するとお小遣いもらえるんだよねと言っていたけど、きっと本当に本が好きだったんだな。
藤本くんの親友で、ある日突然私に現国を教えてと持ちかけて水木くん。勉強なんてしてこなかったけれど、医学部に行くって決めたからと言っていた。弟の病気を直せる医者になりたいってそんな漫画みたいな‥と思ったけど、全力で学ぼうとする姿勢にはむしろ教わることばかりだった。卒業生総代になって、答辞の添削を任せてもらえたときは胸が詰まった。
サッカー部で副キャプテンをしていたのに、引退試合の直前で怪我をしてしまい、試合には出れずコート外から大声で指示を出していた榎木くん。試合終了が近づくともう何も声を出すことなく、ただ制服の白シャツがはためいていた。
回転ドアの向こうに、自転車の後ろ姿に、夏の朝夕、暑さが残る淡く眩しい光のなかに男子学生を見かけると思い出す。みんな素敵だった。私恋ばかりしていたけど、それは当たり前だった。
https://anond.hatelabo.jp/20220214143039
の続き
いま育休中。
いまの仕事
①洗濯物・皿洗い・床掃除 →いつも簡単で適当。電化製品だのみ。
②ごはん → 余裕ができたので凝るようになった。凝った料理は夫が喜ぶので、揚げ物とか、魚捌いて刺身にしたり、楽しいものを作っている。1日平均45分くらい。面倒なときはホットクック。
③買い物 → 時間を気にせず、散歩とか含めて2時間くらい目安。寒いけど、気持ちよくて楽しい。
④風呂掃除・トイレ掃除・台所周りの掃除 → 相変わらずの頻度。
⑤部屋の整理整頓 → おおむね整理整頓完了した。スッキリ。最後の1つがすごい作業量なので半年計画。
いつ戦争が起きて、逃げ出す必要があるかもなので、金融関係の書類整理・思い出をスクラップ・アルバム作成を急いで終わらせた。遺品作り。
(大変)
赤ちゃんは夜中に1回起きる。4時間ごとの睡眠は、あんまり寝た気がしない。4時間、3時間、2時間→で1日合計9時間くらい寝てるんだけど、全然寝た気がしない。
また、週1回の頻度で、授乳してる最中に目が覚めてしまって、寝られなくなる日がある。23時~2時に起きて、そのまま寝られず5時まで起きてるとか。
そういう日がたまにあるのが辛い。
就業中は6時間睡眠で6時起床してたのになあ。①④を圧縮したぶんだけ睡眠に充ててるってかんじ。
(大変その2)
30分以上、赤ちゃんの泣き声が続くと疲れる。ウンチが出なくてお腹が痛いのが原因です。草。
そういうときはネムリラにぶちこんで、布団もぐってツイッターする。気づいたら眠ってるか、きゃあきゃあ笑い声になってる。草草。
(総括)
とりあえずいまの時期も順調。いま仕事系の書籍を買いこんで授乳中に読んでいる。
シード値:−2006279960
初期スポーン地は見晴らしのいい平原。前方に荒廃したポータルがある。すぐそばにマグマ溜まりがあるのでこのポータルをネザーゲートに使うこともできるし、一番近い村にもマグマ溜まりがある。
ネザーではx座標−360〜380辺り、z座標−630〜0辺りの範囲にピグリン要塞が4つある。チェストからは古代のがれき、ネザライトスクラップ、ロデストーン、豚の鼻の模様、レコードなどが手に入る。豚鼻柄の黒石ブロック(模様入りの磨かれたブラックストーン)のそばに金ブロックやチェストがある様子。ブラックストーンがかまどやツルハシの材料になることを今日知りました。ピグリンブルート好きにおすすめ。
あとオーバーワールドのx座標z座標ともにマイナス数千ブロック行くと森の洋館が2か所あるので、合わせて攻略してみるのもいいかも。
週末になるとみんなでビラを折るんだ。そこでビラをただ折りを手伝っていた。
小さかったので、折り紙の容量でどんどん折っていった。
他の友達は子ども会とか習い事をしている中で、自分は親に連れられて政治関連の大会に出ることもあった。
小さかったので、何かぼーっとお茶とお菓子を食べる場所として過ごしていた。
高学年くらいになると、段々自分の家と周りの家の違いが分かるようになってきた。
選挙時期になると親は土日は会議、平日も仕事終わりに会議に出かけていくし、電話かけとか選挙カーとかにのって、街頭ではチラシを配る。
そんな親たちと鉢合わせしたくなくて、逃げるようにその場を去ったこともある。
選挙ポスターも貼ってあるし、友人らにその意味を理解されたくなくて家に呼びたくなくなった。
大量の政治関連の新聞記事のスクラップや政党支持のチラシを広げて、テレビ番組のゴールデンタイムはBSのニュース番組がずっと流れてる。
社会問題に対する認識をずっと植え続けられることに拒否反応を起こしていた。何で自分は家に帰ってきてもずっと、社会に目を向けなきゃいけないのと感じていた。
それで親は家事は任せ、夜は再び会議に行く。政治家じゃないよ、一般の政党支持者の話だよ。家庭の事を省みない態度に思春期は辟易したが、もう諦めた。
大学を卒業し、社会人になって結婚とか色々考える時に、ますます親の事が気にかかった。
相手の家にどう思われるんだろう。家には絶対呼べないと思った。自分と親は違うけど、明確にある政党を支持してるって思想をもった家は繋がりをもてるのか?
だから、政治のことを半端に分かってる人じゃなくて、なんかよく分からないくらいの人が相手にいいなと思ったし、気にしない人がいいという願いもある。
何だろうな。政治が大事だと思うし、親の事は否定できない。けど明確に、指示政党の立場示す行為を続けることって何かタブーなんだよ。自分的にだけど。
すげー卑屈になってくんだ。親が必死になってる様を見てかっこいいなと思うより前に、狂信的な態度におびえちまったというか。それが与党だったらまだ許せたのかな?
とにかくすごい閉塞的な気分になってくんだ。親が政治活動やってるってことが。周りからどう思われてるのかすげー怖い。早く家を出ろって話なのかもしれないけど。
自分もその親の子どもだから、若手として期待されるような声をかけられることがある。ジェンダー?SDGs?貧困?・・・社会問題を一緒に解決しようという眼差しが自分にはすごく、辛い。
疲れた。もう何でもいいそんなの。
ツイフェミだかなんだかしらんが方々に噛み付くか底が浅い(とブコメで指摘される)持論が飛び出すインタビューばかりがはてブに上がってくるわけだけど。
この方々の今の活動の先に男女が調和をもってニコニコと手と手を取りあい平等に社会を形成している未来が待っているようには到底思えないわけなのだが。
今は平和のためのやむをえない闘争状態なの?古い価値観とやらが根絶されるまでこの態度なの?悪いのはアップデートされない男と男の味方をする女なの?今の男児・女児は新しい価値観のもと仲良くやっている比率が増えているの?それはフェミニストたちがギャンギャン周りに噛み付いている結果なの?
古い価値観の俺はフェミニスト(と呼ばれるだけの別物かもしれない人たち)の活動を見るたびにだんだん女性が嫌いになるというか仲良くするコストを払うより忌避するほうが楽だなという感情がいや増しているわけなんだけど。
でもそれも輝かしい未来のために必要なんだったら多分価値観のアップデートは難しくてできないだろうけれど嫌われつつ後ろ指差されつつ古い人間として侘しく去っていこうと過渡期に生まれた人間として思えると思うんだ。
だけど現状はそんな未来は見えなくて、今、フェミニストたちの「攻撃」が次々に成功していく先の未来は息苦しさしかなくて。男女が仲良くしている姿がさっぱり見えてこない。
今、CMやポスターや創作キャラの発言に噛み付いている人たちはその行動の先に男女のニコニコがはっきりと浮かんでいるんだろうか。
それともその前段階として、直接的には男女の調和平等とは関係ないけれど邪魔な古い価値観を解体する作業なのか。
解体。そうかも。すでに出来上がった完成品をわざわざ壊すというのは例外はあるけどモノを壊すという単純に嫌な気持ちが生まれる(壊れるのが楽しい部分もあるけど)。逆に平地からモノが作られている過程は楽しくてワクワクするよね。
フェミニストは今はずっと「建設的」作業をしているのではなく、ただただ嫌われる解体作業だけをしているのかしら。
でもまあそれでも今の破壊的なフェミニストが古い価値観をスクラップにしきった後に温和な平和を築くとは見えないよね。
今が攻撃的フェーズであったとしても未来の優しさをチラ見させてくれないと卑屈ないち男としてはどんどん女が嫌いになっちゃってそんな自分にうんざりする。
フェミニストが男と繋ぐための手を差し出すのはいつなんだろうな。
少なくとも今のフェミニストを見るのは苦痛しかないから、成功でもあきらめの妥協でもいいからさっさと男と仲良くする行動を始めてくれって思います。
大阪市内に越してきて約10年、しかし未だに維新人気の理由が分からない。
コロナ対策では死者数全国ワースト、イソジン騒動を起こし、コロナ禍真っ只中に都構想投票を強行し、今年の春頃も救急車が機能不全を起こすレベルで感染を蔓延させたはずだが。(夏は流石にその反省か医療体制へのテコ入れを感じたが)
自民の後退がコロナ対策によるものなら、維新が支持されるのは道理が合わない。
サヨクの言う「テレビの洗脳ガー」みたいな浅薄な理由ではない気はする。
大阪自民が過去の所業から嫌われている、という雰囲気は何となく感じる。それが事実なら、10年以上嫌われ続けてるって一体過去の大阪自民は何をやらかしたんだ。
正直、大阪自民は共産と共闘するなど何か動きがおかしいとは感じている。
恐らく大阪特有の何らかの事情はある。強い闇や利権の類かもしれない。だが、奈良で産まれ育った自分には分からぬ。
追記:
>奈良ならわかるんじゃね?
そっちも当然疑ってはいるんだが、維新側もその手の利権を握ってるとかいないとか、調べれば調べるほど正直よく分からんようになる。
やる気だけは感じるものの、無能な働き者にしか見えないんだよな…大阪自民、そんな維新すら下回るイメージなのか?
追記2:
やはり…大阪自民への府民の怨念があまりに強く、この10年でそれを払拭できないどころか強固にすらした、という理解で正しいのだろうか。
小学高学年のとき、学校内で模擬選挙をやった。選挙の仕組みを体感しよう!というもので、おそらく多くの学校である行事ではないだろうか。
しかし、私の学校で問題だったのは、「実在する政治家に投票する」ということだった。記憶が曖昧だが、衆議院選挙が行われた時期だったような気がする。与党が、民主党から自民党になった選挙の時期。読売・朝日・毎日といった新聞だけでなく、実際に市で配られた立候補者の新聞も置かれ、2回投票するよう指示があった。
かなり先生たちの気合いを感じたのを覚えている。よく分からないが、①は推し、②は推しグループみたいな感覚でいた。
先生の狙いは、各新聞を自分で読んで比較し、その上で自分で意思決定するというものだったはずだ。しかし、歯車が崩れだす。クラスのNちゃんの存在だ。
Nちゃんはクラスで1,2を争うほど頭が良かった。中学受験のために毎日塾に通い、趣味は新聞の切り抜きであった。クラスには新聞係というものがあり、いままではやる気のない係がサボれるものだったが、彼女が立候補した。学校に届く新聞の興味あるトピックを自分なりの言葉に置き換え、帰りの会で発表するのである。すべて彼女の自発的な行動であり、みんな「すげ~」と思わざるを得なかった。レベルが違うわこの人。
そんなNちゃんにとって、模擬選挙という行事は格好の興味の対象だったのだろう。水を得た魚のように各新聞の主張をまとめ、スクラップし、ノートにまとめていた。
ある日、Nちゃんが帰りの会で「自分の見解」なるものを発表した。いつもは簡単な新聞記事の紹介だったが、その日は少し違った。
彼女はこう言った。「私は、いろいろな新聞を読んで、応援する人を決めました。この立候補者は、公約にちゃんとした主張が書いてあります。これが実現できたら、みんなが平等に幸せになります」
みんなが幸せになる政治。いいじゃないか。それにあの頭の良いNちゃんが言うんだ、ちゃんと調べた上でその結論なのだから間違いなわけがない。私みたいな政治に興味のない一般人が適当に誰かに入れるよりも、Nちゃんの言う通りに投票すれば幸せな政治が待ってるんだ!
私は上のような思考に陥った。今振りかえるとアホだなあと思うが、実際選挙に関心をよせる小学生はそんなにいない。よく分からず適当に投票するくらいだったら、頭の良いNちゃんがオススメするとこに入れよう!となる人がクラスで続出した。
そもそも、道徳を重んじさせられる小学生にとって、共産主義は理想的に映る。みんなが幸せになる、それが一番良いのだ。小学生は、ぺらっぺらの紙に書かれた公約を必ず実現してくれると思い込んでいる。
なお、他のクラスでは自民党か民主党かで割れており、共産党は入る余地がなかったそうだ。そして、実際の選挙でも共産党は与党にはならなかった。実在する政治家で模擬選挙ってやって良かったのか?そこの是非は分からないが、今でも記憶に残ってるくらいの行事にはなった。
ふとNちゃんを思い出す。彼女の親が共産党系だったのか、それとも本当に理想を託して共産党を支持したのか。真相は闇のなかである。
ただ、ここで私は学んだ。頭が良い人の言うとおりにしていれば良いというわけでない。別に共産党が悪いとか自民党が良いという話ではなく、影響力の強い人に流されるのは良くないよねって話。