「座礁」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 座礁とは

2023-08-30

anond:20230830032139

お前こそ頭の悪いやつだな。

仮に海水汚染されたとして隠し通せるわけないだろ。どれだけ広い範囲の海から人を締め出さにゃならんのや。

海洋汚染を考えるなら大気二酸化炭素濃度上昇や石油タンカー座礁赤潮の発生とかの方が重大インシデントや。

そもそも人体への影響を考えると海水放射性物質濃度にフォーカスするとか筋悪すぎ。

人間に影響あるとしたら限りなく確率は低いが人体に影響あるほど生物濃縮した魚介類摂取する場合だろ。

これも隠し通せる訳ないわ。魚なんてスーパーで買えるわ。環境保護団体が買って検査できるわ。

そもそも行政も魚をサンプリングしてるし大規模に汚染が拡大したら出荷規制されるわ。

魚介類の出荷規制なんてよくあることだわ。貝毒だったり嵐だったり不漁だったり逆に豊漁すぎて値崩れしたりで。

本当にくだらないことでさも自分たちけが真実を知っているかのようにマウントするよね海洋放出反対派は。

2023-08-28

事業部長の出世競争に関わる大事な時期なんだからお前も頑張れよ」

会社の人とチャットしててこれ言われたんだけど、言いたいことはわかるが理解が出来なくて困っている。しかも「事業部長の出世競争に興味ないこと自体営業センスないだろ」という罵倒もセットでな

 

自分会社はいわゆるJTCってやつでな、毎年役員人事の噂が今頃から噂されるようになってくるんだが、自分所属役員は、来期にはまず間違いなく交代になるだろうという話があるんだ。

から、いまの事業部長の中で誰が次の役員になるんだ、その事業部長がどのプロジェクトが好きで今後も自分プロジェクト大丈夫なのか、うちの事業部長は昇進できるのかとか、気にするやつが出始めている。

対して自分はそういう出世争いを今まで然程気にせずプロジェクトを進めてきたし、自分事業部長が出世しようがしまいが、自分担当しているプロジェクトはやるべきだという自負もあって進めてきたんだよ。

実際かなりの頻度で上司が変わったが、変わったことでやりづらくなった実感も今まで感じなかったし、自分では言いづらいがちゃん自分自身成果も出してきたし。

ただ、いまのチームの先輩も後輩もそういう出世争いを異常に気にするタイプで、その流れでタイトルのことを言われたわけ。

 

正直、言われた瞬間「自分価値観違いすぎるな」と思ったよ。文字にしてこのモヤっと感を整理した。

事業部長と自分出世競争自体どうでもいいと思っている。どれだけ成果を出して評価されても今の会社出世したいと思っていないからなのと、役員が変わろうが自分がやる事は否定させない自信あるよ

②「社員は皆自分事業部長の出世競争に貢献するもの」という考えの押し付け!先輩や後輩が勝手ゴマ擦るのはどうぞ、と思うんだが、ゴマ擦るのを強要するな。おれは普段からゴマ料理そんな食べねーんだ。ゴマダレよりポン酢派だ

そもそも仕事はいつでも頑張れよ。クライアント向けの最終提案準備とか、そんな時期に頑張ろうぜ、というのは共感できるんだが、「社内の出世競争に関わる時期」ゆえに「頑張る」という論理に全く共感できなかったんだ

④「増田はこの会社出世できないだろ」とか言われても何も思わないんだが、「営業センス無い」とかよく言えるな。お前らこそ社内じゃなくてクライアントの方向いて仕事してくれよな

 

もちろん、JTCに限らず会社組織はそういう体質あるのも分かっているつもりだし、事業部長が自分プロジェクトを好きか嫌いかで進めやすさが変わるのもよくある話なんだ。

そんな場面に出くわすたびに心の中で「へーしゃ!!!!うんち!!!!」と叫んではいるけどな。

そして今のチームの先輩がゴマを擦るタイプだったから、守られていた側面もあると思う。

自分自身ゴマほぼ擦らずに会社で働けている面については感謝している。

ただ、やっぱり価値観の違いは埋められそうにないので増田に書いたよ。

もし役員自分の不利になるように変わって、万が一自分プロジェクトがそのせいで座礁したりしたら、たぶんおれは会社辞めるんだろうな。この件に限らず色々な側面で共感できなくなってきたところだし。

 

みんな、もうすぐ月曜日の始まりだよ。大き目のJTCはもうそんな人事の話が出てくると思うが、ゴマのにおいが嫌いなみんな、一緒に鼻にティッシュ詰めて働こうぜ。

2023-08-02

ビッグモーター】【水島宏明とプレジデントは許されない】知床遊覧船沈没事件で明らかにPRESIDENT小山昇を隠ぺいしていた

なぜ水島宏明とプレジデント社長をでたらめな擁護をしていたのか

当たり前だけど犯罪者正義はない

いうケースで無断録音しても構わないのだろうか。もしも記者など報道機関側が録音したものであれば、取材だと相手に断ることをせず録音した音声を報道使用することの是非が問われる。それに準じる形で考えるべきだろう。

構わない。全く責任感がないんだから、こういう人間を二度と社長にしたらダメでしょ。

人権の前に人が死んでることを忘れているだろう。

だが、なぜこんなバカげた擁護をしたのか。

PRESIDENT株式会社武蔵野 小山昇との関係

実はプレジデントはこんな記事を出す資格はなかった。

なぜなら、小山昇と親密な関係にあるから

日付の奇妙な関係

Kaz-1の社長小山昇の関係を語る大山落が現れたのは

3:02 PM · Apr 26, 2022

この記事2022/05/09 15:00

知床遊覧船」ずさん経営が招いた大惨事…桂田社長に“指南”有名コンサルタントの言い分

公開日:2022/04/29 13:40 更新日2022/04/29 15:38

 ーー桂田社長が「知床遊覧船」を買収後、ベテラン船長退職していますが、これに関与しています

「船員が辞めたことについて、相談を受けておりません」

 遊覧船の買収に関してアドバイスはしたものの、あくまでも安全面を考慮するように促し、船長解雇に関しては一切関わっていないという。

 今回の遊覧船事故について小山氏にコメントを求めたところ、「亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともにご遺族の方々にお悔やみ申し上げます。また行方不明の方の一刻も早い発見と救出を、心から祈りします」と回答した。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/304628

ビッグモーター社長そのままの回答だ。

この日付が4月29日、落とした朝刊が4月30日である以上、炎上している気配を察して、マスコミの追及の手を緩めるためにこの記事を書いたといえる。

擁護する記事である証拠がある

以下の記事には2ページ目に小さく薄く注がある。

※公開された通話記録のうち一部については、地元北海道新聞が「関係者」から情報として、4月30日の朝刊ですでに報じている。同じ音声素材を基に報じた可能性はあるものの、推測の域を出ないため、本稿では、この音声素材を入手していることが明らかな報道に着目して話を進めていく。

これは、水島PRESIDENT最初から事実関係関係なく、この擁護記事を書いていることがわかる。だからこそ小さい薄い文字で訂正を入れざるを得なかった。

さら日刊ゲンダイをみて書いたのだといえる。4月30日の情報が落ちているからだ。

ならば、水島宏明の言っているのは単なる落書きに過ぎない。

報道理屈」に無条件に納得できる人ばかりではない、ということは水島宏明もこの社長と同じく一切良心などない。ただのクズだ。人が死んでいるのになんだお前は。

いまだに小山ホームページプレジデント名前がある

これから見てもプレジデント小山への追及を切りたかったということになる。

遊覧船沈没しても中古車がぶっ壊れてもプレジデントは平気だ。

結局小山昇と同じ思考の持ち主でカスばかりということだ。

からまり報道されなかったのか

別に記載したとおり、朝日出版ともずぶずぶの関係にあり、朝日AERAにも記事がある。

まりマスコミビッグモーター小山につながっているか報道できなかったわけだ。

そら絶対報道しないだろう。

ビッグモーター社長との共通点が多すぎる

小山のせいではないといえるだろうか。

ビッグモーター社長と、Kaz-1の社長他人事ぶりはめちゃくちゃで、しかもとてもよく似ている。

証拠を出そうか?水島プレジデント大山氏がちゃんと記録している。

ダイアモンドオンライン

https://diamond.jp/articles/-/158611

なぜ、世界遺産知床の「赤字旅館」はあっというまに黒字になったのか?

知床プライベートで行ったはずが……

なぜ、世界遺産知床の「赤字旅館」は
あっというまに黒字になったのか?小山昇(こやま・のぼる)

2017年夏、私は妻と世界遺産知床に行きました。

宿泊は、経営サポート会員でもある有限会社しれとこ村(北海道旅館業)。

いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人

運よく何もわからいから、小山アドバイスされたことは「はい」「YES」「喜んで」ですぐ実行した。

知床観光船が売り出されたとき、私は、

「値切ってはダメ!言い値で買いなさい」

指導した。

世界遺産なかにあるホテルが売り出されたときも、

「買いなさい。自然に溶け込む外壁にしなさい」

と指示した。

 すると、赤字会社があっというまに黒字に変わった。

 ただ、ところどころでもったいないところがあった。

 当時の旅館名前国民宿舎桂田」も無味乾燥で、お客様ラブストーリーを感じない。

夕映えの宿」と知床らしい名前に変えるべきとアドバイスした。

 知床の冬は寒すぎて客数が減りますが、それなら寒さを逆手に取って、外にテントでも張ってマイナス20度の世界体験できるプラン販売すればいい。

 ハイボールも、普通の氷の代わりに氷柱自然氷柱保健所許可しないので人工でつくった氷柱)を使えば、倍の値段で売れます。私は観光で行ったはずなのに、結局、経営指導して帰ってきました(笑)

 ぜひ、第1回連載にある、【あなた会社危険ワースト「15の死角」】をチェックしながら、『数字人格』をカラダ中の細胞に植えつけていただけたらと思います

小山指導通りにして船が沈没したのだから当然小山責任がある。洗脳しているだけでなんら意味がない。

そして、日刊ゲンダイはこの記事をみて取材している。

この社長マジでクズ

知床遊覧船、桂田精一社長の今 沈没事故から1年 追悼式典は「呼ばれてないから行けない」

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/446284?page=2

なんでもイエスマンだった割にこんなバカなことを言う。

はっきり言えば今でもこの社長自分責任なんて全く感じていない。推定でも推理でもない。断定だ。ビッグモーターと同じ。そして小山も何も言わない。

良心のかけらも正義感も恥もない。数字しか見ていないバカだ。

こういう人間社長にして人を殺したのはメディア小山昇だ。

明らかに社長擁護している水島宏明の内容

もうお分かりだろう。このクズ社長を育てた小山昇に火の手が及んだので火消しに出た。

水島宏明はそれに喜んで協力して嘘を書いた。

事実を誤認してもそのまま書いている加えていまだにプレジデント小山昇は「親密なパートナー」だ。

記事中立性がない。完全にプレジデント利害関係者といってよい。こんな記事を出すのは疑惑以前にダメでしょマジで

小山昇どころか、報道責任があるので問答無用被害者に金を払うべきだろう。もちろん水島もそうだ。

知床遊覧船社長を追い回し、無断録音を公開…なぜそんな取材が許されるのか 説明のないスクープは不信感をあおるだけ

PRESIDENT Online

https://president.jp/articles/-/57403?page=1

水島 宏明

水島 宏明上智大学文学部新聞学科教授

追い回すマスコミと無言で逃げ去る社長

4月23日(土)に知床観光船の遭難死亡事故が起きてから2週間が経つ。

事故を起こした観光船「KAZU I」を運航していた有限会社知床遊覧船」の桂田精一社長(58)をテレビ新聞などのカメラが追い回し、逃げるように足早に去る映像が連日、放送されている

事故の後も乗客家族の前に現れて誠実に説明しようとしない。そのことに家族はいら立ちや不信感を隠さない。たまに姿を現しても立ち止まることなく去っていく社長。その背中に向かって報道陣が「社長、遺族に対する説明はないのですか?」「社長海保とはどんな話を?」などと問いかける。

こうした事故では真っ先に記者会見して乗客家族に詫びるべき運行会社社長が終始無言で逃げ回る構図がテレビで放映された。社長4月27日(水)に記者会見して土下座した後も、この構図に変化はない。報道陣の前を逃げるように走って事務所に入る。逃げるように車を運転して去っていく。

そんななかで、5月2日日本テレビ系の“スクープ報道”が波紋を広げた。

風評被害記者会見前日の通話内容がスクープされた

5月2日(月)、日本テレビの「news zero」が独自ニュースを報じた。

桂田社長電話での通話記録が公開されたのだ。

風評被害ですね」

事故の原因がわかってないから、あまり言ってもしょうがないんで、謝るだけになっちゃうと思うんですけども」

記者会見をした前日に関係者と電話した時の音声だとして有働由美子キャスターが紹介した。

もしもし、どうもすみません。今お聞きのようにですね。テレビで流れているように、うちの船で事故しちゃってますんで結構対応が大変で……」

映像を見ると「Seiichi Katsurada」という人物通話するスマートホンをスピーカー状態にして撮影した動画が映し出されている。

報道はおおかたウソ社長電話相手に語った中身

事故が起きたことについては以下のように話している。

「実際、普通はあの辺で座礁しないっていうのと帰りは遠くを回っているので基本的には……。行きにクマとか断崖絶壁とか見るんですけど、帰りは速度出すために大きく深い方回ってくるんですよ。ですんで水が漏れるような座礁なんかはないんですよ。基本的に。ただ心配されるのは、こっちはクジラがいるので、クジラに当たったり、底から突き上げられると穴あいちゃう可能性もなきにしもあらずで」

「JCI(日本小型船舶検査機構)というすごい厳しい検査を受けて、今いろいろマスコミで流れてるのっておおかたウソ結構捏造されてるんですよ。あした僕も会見、やっと、弁護士から止められていたけどしますけども、事実関係はまだはっきり事故の原因がわかってないから、あまり言ってもしょうがないんで謝るだけになっちゃうと思うんですけども、とりあえず謝罪の方はもちろんするんですけど」(桂田社長

この音声の後にナレーションで「記者会見に臨む前日の段階で『報道はおおかたウソ』『捏造されている』と主張していました」と説明が入った。

記者会見した前の日に彼が語っていたと報道されたのが以下の内容だ。

基本的には(遊覧船と宿は)別会社なので宿の方は問題ないと思います。船はもう見つかりかけてて、揚がって事故の原因究明できればまた変わってくるような形だと思うんですけども風評被害ですね」(桂田社長

桂田社長電話相手(つまり通話を録音した人物)は知床観光関係者であろう。桂田氏が地元観光旅館観光船の両方を経営していることから経営大丈夫なのかを話す流れでこの“風評被害”という言葉を出したと思われる。

同業者に漏らした本音…“無断録音”は許されるのか

安全管理問題には触れなかったとしつつ、保険の話になったと以下の音声を流した。

「それでまあ、保険の方もですね。まあ24名ですから、えーっと1人最高1億とか出してもまだ余るような形なので、そちらの方は問題いかと思いますけど」(桂田社長

桂田社長電話で話した男性はこう話していた。

「印象に残っていることはすごく他人事のような感じだった。自分の非を認めないというか。『(事故は)不可抗力によって起きたもの』とおっしゃっていましたし」

実はこの通話記録日本テレビ系列NNN)の札幌テレビ夕方道内ニュース放送した素材だった。

記者会見で釈明した桂田精一社長が同業者に漏らした「本音」が透けて見え、悪天候で出航したこと事故の原因ではなくクジラとの衝突を疑い、日頃の安全管理体制のあり方を疑うマスコミ報道捏造ばかりだと考えていることもわかる。

一方、この通話記録他人電話を無断で録音したものだ(※)。こういうケースで無断録音しても構わないのだろうか。もしも記者など報道機関側が録音したものであれば、取材だと相手に断ることをせず録音した音声を報道使用することの是非が問われる。それに準じる形で考えるべきだろう。

実は、日テレ系が報じた翌日5月3日(火)にはフジテレビ夕方ニュース「イット!」が同じ録音データを入手して後追い報道している。フジ系列FNN)の北海道文化放送が入手した音声素材である

アンフェア取材」が例外的に許される理屈

日本テレビフジテレビなどが加盟している日本民間放送連盟の「報道指針」には、「1 報道姿勢」で「(1)視聴者聴取者および取材対象者に対し、常に誠実な姿勢を保つ。取材報道にあたって人を欺く手法や不公正な手法は用いない」とあり、「3 人権尊重」の(1)に「名誉プライバシー肖像権尊重する」、(4)で「取材対象となった人の痛み、苦悩に心を配る」としていることからも、「隠し撮り(録音)」は原則許されない取材方法なのは明らかだ。

原則禁止だが、例外的に「他に有力な取材手段がなく、取材内容に重大性と緊急性があり、その取材目的が社会的に正当と認められる場合などに許される」ケースがあるとそれぞれの社がマニュアルで決めている(たとえば、フジテレビ報道局「報道ハンドブック」2007にこうした無断録音の例外規定があり、BPO放送倫理・番組向上機構)で議論された案件2012年にあった)。

今回の桂田精一社長については、その後に海上保安庁業務上過失致死の容疑で関係先を家宅捜索して明らかなように、重大性、緊急性などが高いケースと見ていいだろう。刑事事件として立件されるのかどうかという段階で桂田社長航行危険性をどのように認識していたのかは重大な要素だ。

日テレ系やフジ系による通話音声の放送は桂田社長に対してフェアな取材とはいえないとしても重大性から見て十分に意義があり、妥当性があるものだった。それが報道機関として既存メディアが疑うことがなかった「報道理屈であるテレビ新聞記者たちはこの理屈を基に他社よりも一歩先の素材を入手して報道するためにしのぎを削ってきたと言っても過言ではない。

報道理屈」に無条件に納得できる人ばかりではない

ところが……である。この「報道理屈」に対して、ネットメディア全盛の現在では視聴者や読者がもろ手を挙げて拍手喝采してくれるわけではない。

しろ逆の受け止め方をする人たちが相当数いる。社長通話記録報道日テレ系もフジテレビ系でもヤフーニュースでその都度報道されたが、コメント欄を読むと「通話を録音した人」の責任やそれを報道したテレビ局の責任を問う批判的なコメントが相当数、投稿されていることに気がついた。

まり、従来の「報道理屈」を逐一説明されないと納得できない人たちがかなりいるのである

実は従来の「報道理屈」を押し通して、読者らに「そんなことは当然知っているでしょ?」という前提で説明もなく、報道の成果だけをいきなり投げつけようとしても、「そんなフェアじゃない手法で入手した報道は許されるのか?」と、報道のもの疑問視してしまう人たちが存在する時代なのだ

(略)

小山昇が納得しないという風に読むと実に味わい深い。あくまでもこれは一般論だ。

2023-07-24

anond:20230724142716

 オーストラリアシドニー出身ティム・シャドックさん(51歳)は、1人で船に乗って旅をしている途中、メキシコで犬と出会った。

 ベラと名付けられたそのメス犬は、シャドックさんから離れようとしなかったという。ベラに家族を見つけようとしたシャドックさんだが、ベラは彼が船に乗るたびについてくる。

 そこで彼はそのままベラを乗せ、4月メキシコラパスを出航し、5000km以上離れたフランス領ポリネシアに到達しようとしていた。

 ところが、航海開始から数週間後、嵐に見舞われ、船が座礁した。

漂流生活2か月後、奇跡的に救出される

 電子機器通信システムが損傷したため、シャドックさんは助けを求める連絡をすることができず、ベラと共に太平洋漂流していた。

 それから2か月後の7月12日メキシコを出航してから実に3か月後に、奇跡が起こった。

 メキシコマグロ船「マーシャ・デリア」を監視していたヘリコプターが、シャドックさんとベラが乗っている船を発見したのだ。

 ついに、漁船グルマール社員たちに救助されたシャドックさんは、痩せ細って髭が伸びていたが、船の上で立ち上がることもでき、救助隊の質問に答える気力はまだ残されていた。

 しかし、食糧も不足していて危険状態にあったため、メキシコマナジージョ市に搬送される前に、乗組員が食事と水分補給、そして治療提供した。

サバイバル技術を活かして生魚と雨水でしのいでいた

 太平洋大海原で犬と漂い続けていたシャドックさんは、生魚を食べ、雨水を飲み、小さな船の天蓋の下で太陽を避けて、これまで生き延びてきたという。

 釣り道具やサバイバル用品を船に積んでいたことが、命を繋ぐ結果になったと思われる。

 海洋サバイバル専門家マイクティプトンさんは、このように話している。

シャドックさんの持久力は運とサバイバル技術の組み合わせによるものです。

また、彼は日中暑い時には自分の身を守る必要があることも知っています。なぜなら、脱水症状の危険さらされているときに一番避けたいのは、発汗することだからです。

シャドックさんは、気候と立地のおかげで新鮮な水の供給を確保できたのでしょう。

このような長い航海は、歴史を振り返ると暖かい環境太平洋で行われることが多いです。万が一座礁した場合寒い環境だと生き延びる確率はより低くなるからです。

とはいえ、シャドックさんが助かったのは奇跡で、「干し草の山の中の針」を見つけたようなものです。

人々はこの船がいかに小さいか、そして太平洋いかに広大であるかを理解する必要があります遭難者が見つかる可能性は、かなり低いです。

さらに、窮地をシェアするベラがいたことが、違いをもたらしたかもしれません。

座礁となると、その日その日を懸命に生きる必要があり、試練を乗り越え、諦めないためには、非常に前向きな精神的態度を持たなければなりません。夜の海の暗さを想像してみてください。

何が起こるかわからない長期航海には、計画を立てて水と食料を十分配給することが、生き延びる秘訣なのです。

漂流中は相棒のベラが大きな慰めになっていた

 友人の話によると、シドニーIT業界で働いていたシャドックさんは、その後退職し、新たな挑戦を探していたそうだ。

 大腸がんを克服したこともあり、旅に出て航海を決意したのだろう。旅の途中のメキシコ出会ったベラは、シャドックさんのよき仲間となっていたようだ。

 太平洋漂流していた数か月の間も、ベラはシャドックさんの大きな励みになっていたことで、生き延びる気持ちを持つことができたのかもしれない。

 後のメディア取材で、シャドックさんはベラの存在にとても救われたと語っている。・ベラとの別れを余儀なくされる

 しかし救助後、シャドックさんとベラは別れることを余儀なくされた。

 健康状態を完全に回復させるために、シャドックさんは家族の待つオーストラリアへ帰ることになったのだ。

私は、ベラとメキシコ出会ったとき、ベラのために飼い主を見つけようとしました。でも、ベラは何度も私の側を離れることを拒否しました。

私を飼い主に選んでくれたベラに応じて、一緒に旅を続けようと思いました。(シャドックさん)

 漁船の乗組員が救助に近付いたときも、ベラはボートから離れようとしなかったそうだ。

 ともに窮地を乗り越えた仲間であるにもかかわらず、ベラと離れ離れになってしまうことはシャドックさんにとってもベラにとっても辛い。

 だが、国外ペットオーストラリアに持ち込むために必要手続きは複雑かつ厳格で、かなりの費用がかかる。シャドックさんはベラと別れる決断を強いられたのだろう。

 犬は「承認国」から入国を完全に許可される前に、ワクチン接種やマイクロチップの装着、検疫での隔離期間を受けなければならない。

 残念ながら、メキシコオーストラリアへのペット輸入が承認されている国のリストに載っていないため、ベラを連れて行くのはより一層の困難を伴うことになるのだ。・ベラはすぐにメキシコ漁船乗組員に引き取られる

 結果、ベラはメキシコに戻ったマグロ漁船の乗組員ヘナロ・ロザレスさんに引き取られたという。

 シャドックさんはベラを大切にしてくれることを条件に、ロザレスさんに引き渡したようだ。

 ボート乗組員たちは、すぐにベラを気に入り、「素晴らしい」と評した。また、口々に「この犬は私よりもずっと勇敢だ、それは確かだ」とベラを称賛した。

 シャドックさんは、疲れた表情だったが、救助されたことに大きな感謝言葉を口にし、このように語った。

ベラは美しく、特別な犬です。ベラが生きていることにただ感謝しています

私を救助してくれた船長漁業会社の人たちには、感謝してもしきれません。私は今生きていますが、本当に生き延びることができるとは思っていませんでした。

しばらくの間、健康状態がかなり悪かったので辛かったです。 かなり空腹だったし、嵐を乗り越えられるとは思いませんでした。

漂流中は、何かを修理して時間を過ごし、「ただ水の中を楽しむ」ために海に入って前向きに過ごしました。

海にいるのは本当に楽しかったし、外にいるのも楽しかった。だが、状況が厳しいときはただ生き残ることだけを考えなければならない。

そして救われると、再び生きたいと思えるようになる。救助されたことに、とても感謝しています

今は、とても気分がいいです。頑張ったと自分でも思います

シャドックさんを診断した医師によると、厳しい試練の中にいたにもかかわらず、彼の健康状態は良好だそうだ。

 とはいえ、究極の状況にあったシャドックさんは、ゆっくりと正常な状態に戻る必要があり、数か月は経過観察をしながら、必要に応じてさらなる治療を受ける予定だということだ。

 ちなみに、シャドックさんを発見した漁業会社グルポマー社のアントニオスアレス社長は、同社での船団を近代化していて、同船は最小で50年以上経過しているため、これがマリアデリア号の最後の航海になる可能性があると述べた。

 もしそうなら、それは「人命を救った船としての、素晴らしいお別れになるだろう」と、スアレス氏は語っている。

2023-02-12

マリン船長のUnisonの歌い出し

硬すぎたのかなビンが

あるいは船首だけ柔いか

延命した赤ワインは 延々波の上

初めて聞いたときはなんのことやら?と思ったけど、なるほど、進水式でのワイン落としでビンが割れない、船出の不安を表してるわけなのか。続く歌詞でも、船長を決めてない、座礁などなど続くけど、ドタバタ出航(もしかすると処女航海かも)というシチュエーション配信であるマリン船長と一味の代表の君の関係性を絡めて歌い上げているわけなのね。

曲も歌い上げもすごく好きで歌詞も練り込まれてて本当に好きな曲なんだよね。

ありがとうマリン

2023-01-18

巡視船「えちご」新潟 沖合で浅瀬に乗り上げ浸水

ECDISハッキングされてるやろこれ

Panthera_uncia いま座礁ブーム

xevra 護衛艦と同じでたるんでるよな。プロとしての矜持が無いのか?

テロ可能性?

僕の人生座礁しっぱなしです

誰か曳航してくれませんか

2023-01-14

anond:20230114013730

主に漂着したクジラを指して(古くは流れ鯨・寄り鯨(座礁鯨)を)「寄り神」と呼ぶことがある。「鯨 寄れば 七浦潤す」「鯨 寄れば 七浦賑わう」などというように、日本各地には地域クジラの到来により思わぬ副収入を得たり飢饉から救われたりといった伝承が多い

へー

鯛のイメージしかなかった

クジラえべっさんに祀るべき

えべっさん神様だぞ座礁したクジラ

そんなのが十日戎はじまる9日に来て11日まで生きて、祭りが終わったら息絶えたとか、淀ちゃんおそらくエビスだろ

マグロお金貼ってる場合じゃねえわ

豊作豊漁を願うために歯とかなんでもいいか西宮戎と今宮戎あたりに、なんとしても持ってくるんだ

吉村。これはこれで経済回るしすぐに許可しろよ?

2022-09-27

[]ホンダポイント(Honda point)

カリフォルニアにある航海上の難所のこと。ここで、アメリカ海軍の多数の艦艇座礁する事件が起きた。


Hondaとあるので日本語本田関係あるのかと考えたが、ホンダポイントの近くにあるHonda地名slingという意味スペイン語に由来するみたいなので、どうやら日本語とは無関係のようだ。

Honda; town in Santa Barbara County, California. A Spanish word meaning "sling."

Gannett, Henry (1905). The Origin of Certain Place Names in the United States. Government Printing Office. pp. 159

2022-05-26

4月23日午後1時すぎ、カズ・ワンと無線交信した同業他社従業員が「浸水してエンジンが止まっている。前の方が沈んでいる」とのSOSを聞いていた。

田川氏は「暗礁岩礁に衝突して船体に穴が開き浸水したのか。それともエンジンが停止したこと航行不能となり、風や波に翻弄されて岩礁に衝突したのか推定できる」と指摘する。

海底では無人潜水機の水中カメラ潜水士による調査が進められてきたが、船底やエンジンまでは調べられなかった。海難事故に詳しい近藤慶(けい)弁護士は「目撃者などの証言がないため、事故原因を究明する上で船体の検証特に重要意味を持つ」と話す。

カズ・ワンは昨年5月、浮遊物に衝突し、同6月にも浅瀬に乗り上げる座礁事故を起こした。船体に生じた亀裂の修理が不十分で、浸水した可能性も考えられる。

海保警備救難監東京湾海難防止協会理事長の向田(むかいだ)昌幸氏は「修理後も安全航行できる性能・機能問題を抱えていた可能性も視野に入れ、船体の亀裂や破口だけでなく、機関室の配管系統や推進軸など、浸水に結びつく船内の異常についてもきめ細かく調査が行われるはずだ」と語る。

今回、一連の引き揚げ作業中に1度、船体が落下し、事故当時の状態を完全に保ったまま引き揚げることができなかった。向田氏は「海底に2度接触していることから浸水沈没の原因を見極められるかどうかが焦点になる」と指摘。近藤氏は「事故当時の傷と今回の落下でできた傷の識別ができるのであれば、船体の引き揚げによって情報量が一気に増えることが期待される」との見方を示す。

海底への落下による大きな損傷はないとみられ、「事故当時の傷か、海底に落ちた際にできた傷かどうかは、鑑定で識別できる」(海保関係者)という。

https://www.sankei.com/article/20220526-DAKZWZ6BF5M3HKK7TSASBK6S3A/

もし立件できなかったら日本司法失望する人が何百万人もいるだろうな

正義とはその程度のものかと

我々はただ被害者家族に合掌するのみ

2022-05-24

カズワンがもう引き上げられるらしい

半年かるとかいった話はなんだったのか・・・

穴が開いてるらしいんで、座礁したくさいな

海をしらずに陸に近づきすぎたか

2022-05-07

anond:20220507160309

江陵浸透事件カンヌンしんとうじけん)は、韓国江原道江陵市において、韓国内に侵入していた工作員を回収しにきた北朝鮮特殊潜水艦サンオ型潜水艦)が座礁し、帰国手段を失った乗組員と工作員計26名が韓国内に逃亡・潜伏した事件

日本でこんな事件があったとして、工作員山中エスケープしたら5200人で探しても「居るのか居ないのか分からない」となるのだろう

2022-04-29

「天候や海のせいじゃない。これは“人災”だ」──知床観光関係者たちは、怒気交じりにつぶやいた。ゴールデンウイークを前に日本全国から集まった観光客たちを襲った惨劇オーナーにとって「夢」だった遊覧船事業は、なぜ最悪の事態引き起こしたのか。

写真事故にあった観光船「KAZU I」の写真

 4月23日朝、北海道知床半島の斜里町には「波浪注意報」が出ていた。ほかの観光船はもちろん、漁船も出航を見合わせるなか、「知床遊覧船」が運航する観光船「KAZU I」だけが午前10時頃、オホーツク海へと出航した。

「波がけっこう高いけど、冒険だと思って楽しんでくださいねー!」

 乗客不安をかき消すかのように、船長は陽気な船内アナウンスをしたという。“冒険”が悲劇に転じたのは約3時間後、すでに波の高さは約3mに達していた──。乗員乗客26人を乗せた観光船が知床の海で消息を絶ち、11人の死亡が確認され、15人の行方がわかっていない(4月26日19時現在)。地元漁業関係者が言う。

あの日、朝の段階では波はそこまで高くなかったけど、次第に荒れることは容易にわかった。だから船長に“波がだんだん高くなるからやめた方がいい”って言ったんだ。彼は“はい”って答えたけど、そのまま出航した。港で船から冒険”という言葉が聞こえたとき、海の怖さを理解していないなって思った。あの会社船長知床に来て2年の、経験の浅い彼しかいなかった。判断ミスでは済まされない事態だよ……」

 船長豊田徳幸さん(54才)は、埼玉県家族を残して単身赴任中のいわゆる“出稼ぎ船長”だった。埼玉の自宅の近隣住民が言う。

「もともと観光バス運転手でした。2000年頃に一戸建てを買ったはいいけれど、観光客を乗せて地方に行くことが多いから、ほとんど家にはいなかったと思います

 10年ぐらい前には水陸両用車の会社転職。その後、外国人観光客向けのバス運転手になったけど、運悪くコロナ禍で仕事が激減したって嘆いていました。昔からお金がない”“税金が高すぎる”と言っていて、実際に自宅が市に差し押さえられたこともあったみたい。仕事コロコロと変えていた印象でしたが、まさか船長になっていたとは思いませんでした」

 知床の海は暗礁が多く、地形や運航ルートを熟知していないと座礁リスクが付きまとう。経験の浅い船長が、荒れた海に飛び出すのは非常に危険だった。

地元では有名な一族経営

知床遊覧船」は、地元では知られる有名一族経営しているという。

「実質のオーナー町議会議員を4期ほど務めた地元の名士で、不動産業ホテル経営飲食業など手広くやっていました。『知床遊覧船』の社長オーナーの息子さん。いまは58才ぐらいかな。若い頃は本州に出て神主を目指していたと聞いていましたが、どういうわけか陶芸家になって帰ってきました。2014年に父の後を継ぎ、地元ホテル経営などを任されるようになったのです」(商工会関係者

知床遊覧船」の経営に乗り出したのは、いまから6年ほど前のことだった。

観光船を持つのオーナーの夢でした。オーナー経営していたホテル飲食、そして観光船を合わせた『知床レジャーランド』の構想を持っていました。社長はその夢を実現させる形で、観光船の経営に乗り出したのです。有名コンサルタントからの助言を得て、言い値で買ったと話題になっていましたよ」(前出・商工会関係者

 当初はベテラン船長らを複数人抱え、運営問題はなかったという。だが、次第に従業員たちから不満が漏れ始めた。

社長利益を重視するタイプで、ベテラン船長が天候を理由に出航を取りやめようとすると、“返金したくないから”と無理にでも出航させようとして、船長と言い争いになったことも。衝突が多かったこともあり、2年ほど前にベテラン船長を相次いで解雇。代わりに来たのが豊田さんだった。給料もかなり下げて募集したようで、社長コストカットできて喜んでいたけど、安全面はおろそかになっていましたね。

 最近では、コロナ禍で知床観光業全体が下火でした。船首部分に入った亀裂のような傷を修理しなかったのも“倹約”ぶりのせいではないかといわれています」(前出・商工会関係者

 その経営姿勢が、経験不足の“ひとり船長”という事態を生んだのだろう。豊田さんも、社長経営方針に疑問を抱いていたのか、自身フェイスブックで勤務先を「ブラック企業」と表現していた。

懸命の捜索は続くが……

 あの日、船には「特別な思い」を持つ男性の姿があった。交際中の女性に船上プロポーズをするため、人知れず指輪をバッグに忍ばせていた。事故後、男性家族報道陣の前で「もうダメなのは覚悟しているけど、2人一緒に見つかってほしい、それだけです」と言葉を絞り出した。

 両親と弟の3人が船に乗っていたという男性もいる。知床旅行は、男性から3人へのプレゼントだった。旅行中の両親から届いた北海道名産品に、お礼のメッセージを送っても返事は返ってこない。

 3℃前後しかなかったという冷たい海水。そこに船が沈むとどうなるのか──海難事故に詳しい東海大学海洋学部教授山田吉彦さんが言う。

「あの観光船は窓で覆われていたので、沈み始めたとき乗客は船内にいたはずです。波風も強いので外に出られません。できるだけ、水につからないようにしながら待つしかなかったと思われます。相当な恐怖です。船が沈んでいくなかで、出口に近い人だけが外に出られたのでしょう」

 沈みゆく船内から脱出しても、冷たい海の恐怖から逃れられるわけではない。医療ガバナンス研究所理事長内科医の上昌広さんは、低体温症の恐ろしさをこう語る。

低体温症とは長時間寒い屋外や冷たい水の中にいることで、体の深部体温が下がり、内臓や脳の機能が低下することを指します。早い人は3分くらいで症状が出ます。体温が35℃を下回ると、循環機能生理機能が働かなくなり、おしっこ勝手に出てしまます。すると、脱水状態になり、熱を逃がさないようにと血管が収縮し、血流量が下がり、意識もうろうとする。そして、睡魔が襲ってきたり、幻覚を見ます

 遺族、そして行方不明者の発見を待つ家族は、張り裂けそうな思いで事態の打開を待っている。前出の山田さんが言う。

「私が今回の事故問題だと思う点は管理体制です。本来13時に港に戻っているはずなのに、13時13分海上保安庁通報するのはおかしい。もっと早い段階から船長事務所に連絡していたはずです。本来出航したら常に連絡を取れる体制でなければいけませんが、担当者が不在だったか音信不通になっていたのでしょう」

 実際「KAZU I」は事務所と連絡が取れていなかった。数ヶ月前から知床遊覧船」の無線機アンテナは壊れていて、事故当日、豊田さんは別の運航会社無線で連絡を取り合うしかなかったという。海上保安庁は、不明者の捜索を続ける一方、業務上過失致死などの疑いを視野捜査を進めている。

2022-04-25

コストカットして不正していない乗り物ってあるんだろうか

知床観光船はコストカットのために座礁したときにできた傷を直してなかったとか、海がしけってるのに出港したとか話が出てきてるけどさ

そもそも部品提供するメーカーテスト値を不正してたりしてるから飛行機電車バス自家用車……あらゆる乗り物がもう運ゲー状態だわな

anond:20220425131324

れいい線いってて、荒天の日は出航しないのと、船体の安全点検をきっちり行うことで原則すべて回避できる

操縦ミスによる座礁リスクは残るけど

2022-04-24

anond:20220424184321

anond:20220424153259 にもある通り沈んだ船の会社村八分状態で協力を得られなかったからだろう

同業他社は協力しあってるので問題となる前に他社が船を引っ張ってあげることで座礁隠蔽できるけど沈んだ船には協力者が居ないか海保へ報告するしかない

anond:20220424183721

陸に近付きすぎて何処の業者の船であっても座礁したことある

それが本当なら何で今まで問題にならなかったんだ?

anond:20220424131627

どう考えてもロシア潜水艦民間船の近くに機雷を敷設して、沈没させたとしか思えない。

あのあたりには暗礁があって、座礁事故も起きやす場所と聞いています

沈没した船も去年座礁していたので、船員が暗礁位置を正確に把握していなかった可能性、船員の腕前が挫傷を回避できるほど高くなかった可能性は考えられると思います

「どう考えても」ということは上記可能性は否定できるということでしょうか?否定根拠はなんでしょうか?

日本観光船が嵐でもないのに普通の海で突然沈むなんて、異常事態だよね。

当時は低気圧が近づいていて天候が悪かったようです。

実際他の漁船は船を港に返し、沈没した船のところにも退避するよう助言していたとのことです。

ニュース映像でも海保の大型船が煽られてデッキに波をかぶる程度の高い波が確認できました。

一般的には小型船のほうが波に煽られやすく、当該船舶も同等かそれ以上に時化の影響を受けていたと思われます

「嵐でもないのに」とのことですが、どのような気候を想定されていますか?

また、海保通報があってから最後通報まで1時間程度経っていたようですが、「突然沈む」とはどの程度の時間をかけて沈むことを想定されていますか?

小型船舶であれば、あくまで一例ですが、過去事故では沈没まで5分もかからなかった事例があります

あるいは頻度が稀であるという意味での「突然」でしょうか?

海保によると船舶事故発生件数は全国で毎年年間2000件弱だそうです。死者行方不明者もコンスタントに年間50人を超えているようです。

「突然」とお考えになった根拠は何でしょうか?

海難事故ロシア事情については素人でよくわかっていないので、ご説明いただけると嬉しいです。

参考にしたURL

知床 観光事故 何が起きたのか…【経緯】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220424/k10013596361000.html

令和2年における海難事故発生状況(速報値)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/r3/k210115/k210115.pdf

コロンビア遊覧船沈没 6人死亡

https://www.bbc.com/japanese/40401787

人災くさいな

24日朝、斜里町ウトロ港で、行方が分からなくなっている観光船とは別の運航会社男性記者団の取材に応じました。

男性は「海が荒れるのが分かっていたので、きのうは行くなと言った。なぜ行ってしまったのかと思う」と話していました。

さら行方が分からなくなっている観光船について「あの船は去年座礁したことがあり、自分が見たかぎりでは船の前方が割れていて直していない。そこに亀裂が入って水が入ったのかもしれない」と話していました。

NHK

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220424/amp/k10013596181000.html

知床不明船、同航路で昨年2回事故 国交省24日にも監査

 「KAZU Ⅰ」は今月20日実施された船舶検査パスしているという。一方で、国交省は、同船が昨年、今回と同じ航路で2回事故を起こしたことを明らかにした。1件目は5月15日で、海上の浮遊物に衝突し、乗客3人が軽傷を負った。2件目は6月11日で、浅瀬に乗り上げた。この時、船は自力で離礁して漁港に戻り、乗客らにけがはなかった。2件の事故では浸水はなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f59c805575b22fd6e2a251b90592a76b15bec9e5

亀裂部分

関連ツイート

通常、知床ウトロ観光船はゴールデンウィークくらいから運航をはじめるのが筋なので、事故のあった会社ちょっとフライング気味です。他社船が周囲にいれば救助できますからね。

あと、今日の天気でカシュニの滝↓(知床半島のかなり先端)まで行ったんだとしたらかなり攻めてる。 pic.twitter.com/npxJVyd481

しろまる最北日記 (@Asuka_Shiromaru) April 23, 2022

まり言いたくないけれど、事故を起こしてしまった会社の船は他社よりも屋根のあるキャビン内の席が多いので、多少天気が悪くても、他の会社差し置いて出港しがちなところはありました。

当該船舶同業者の間で『潜水艦』と呼ばれていました。

今年2月のようす↓ pic.twitter.com/we2Nt7UFaz

しろまる最北日記 (@Asuka_Shiromaru) April 23, 2022

知床ウトロ観光船は、岸に沿って岬を北上するので『沖』と言ってもそこまで陸地から離れていないはずです。行方不明ということは最悪の事態が考えられます

小型船は断崖の間近まで寄ることができるのが最大の魅力なので、船長さんはギリギリを攻めます。正直、座礁事故はけっこうあります

しろまる最北日記 (@Asuka_Shiromaru) April 23, 2022

今回の事故わたしが働いていた会社ではありませんが、事故船に乗っていた乗組員の方はおそらく知り合いです。つらいです。

知床のような最果ての地は人が少ないですから、街中みんな顔見知りみたいなものです。

とにもかくにも、皆さまどうかご無事でありますように。

しろまる最北日記 (@Asuka_Shiromaru) April 23, 2022

他社の船どうしで無線連絡を取り合い、ヒグマの出没状況や海上の時化具合などを踏まえて運航するのが知床観光船なので、今回の事故最大の要因は、天気が悪いのにたった一隻で出港してしまったのがいけなかったと思います

以上。あくま個人的意見として受け止めてください。おわり。

しろまる最北日記 (@Asuka_Shiromaru) April 23, 2022

2022-04-11

「再エネの主電源化」「小売自由化」を達成した日本では「安定供給」は望めない

このエントリで言っていないこと

  • 再エネはこれ以上導入しないで良い

用語定義

「再エネの主電源化」: 太陽光洋上及び陸上風力の変動性再エネ(以下VRE)を主力電源にすることで、電力分野においての低炭素化の達成。バックアップ電源としての化石エネルギーの利用は排除しない(調整力の問題から100%炭素不可能のため、後で理由説明する)

注意:地熱、水力は開発余地およびファイナンス問題(詳細は調べていただきたいが、資源があることは営利目的での開発が可能であることを意味しない。ネットに出てくる(中小)水力、地熱トピック資源にの言及し、ファイナンス面を無視したものが多く、実際の開発に踏み込んで議論していないものが多いので注意)から大幅な開発は期待できず、目標には入れない。

小売自由化」:全ての消費者は、参入障壁の低い電力市場に参加した小売業者から自由選択して電気を購入する。競争原理により消費者低価格な電力を選択、もしくは証書つき電力を購入することにより非化石価値などの付加価値も購入できる。市場への入札は基本的に電力の限界費用で行われる(現行ルール)。これは達成済み。

「安定供給」:化石燃料市場の動向および天候や気温の条件に関わらず、発電サイドの問題(燃料制約、電源不足や天候不順など)での停電は起こさない(注意:配送電に起因する停電災害などの理由から0にはできないので、ここの定義には含まない)

大手電力:自前の大規模電源を有する電力会社JERA関西電力などといった旧一般電気事業者ENEOS東京ガスなども含む)

新電力:大部分を市場で電力を購入して消費者供給する小売事業者

このエントリで言いたいこと

「再エネの主電源化」「小売自由化」というものを両立する場合、少なくともこの先10年ー50年の短中期においては「安定供給」を日本においては完全に達成するのは不可能であるということ。

理由説明していく。ただし「再エネの主電源化」を達成しない選択肢は国際的かつ政治的に今後取り得ないので、「安定供給」と「小売自由化」をどの程度のバランスで守るかということを考える材料提供したいと考えている。まずは今の方向性を維持する場合を考える。

「再エネの主電源化」「小売自由化」を完全達成した場合現在日本が近づいているもの

達成にあたって絶対必要なこと(かっこは筆者による実現可能性の予想)

- VREインバータ電源(直流交流への変換を伴う)のため電力系統に大規模に導入すると電力系統慣性力を失い、火力、水力、原子力などの同期発電機脱落時の大規模停電リスクを高めるため、蓄電設備がない場合は出力抑制必要

- 付言するが、蓄電池VREも近年では価格競争力を持ち始めている(ただしあえて蓄電池コスト負担しようとする者はいないだろう)。また2022年からFIP制度というのが始まり、再エネを市場価格プレミアムで買い取る制度ができる(インバランスにはペナルティも課される)。この場合では再エネが発電できない、電力価格の高い時間帯に売電するインセンティブを生むため、アグリゲータFIP対象の発電事業者蓄電池コスト負担するモチベーションにつながる。一方で資源価格が上がっている現状で蓄電池資本費を回収できるかは不透明

- この二つは国を超えたレベルの広域な電力系統存在しない日本特に顕在化する。

実現できればいいが、期待できない・目標の達成には資さないこと

- ネガワット、DRは何れも短期間の電力の過不足への対応技術のためいずれも一日から1ヶ月の長期間VREの変動には対応できない

- あくまで安定供給に向けた金銭的なインセンティブしかなく、100%保障を行えるメカニズムにはならない

- ただし、出力抑制が起こるような先週の土日の東北電力四国電力管内の例には電力を活用する観点から重要

- VREが安い時間帯に水素を作ってkwが不足する場合火力発電の燃料とするという発想

- 電気分解で90%、コンバインドサイクルを利用する場合でも高位発熱基準で熱効率40%程度が限界なので全体として見た時に結果として3割ー4割程度のエネルギーしか利用できないため、ファイナンスの面から達成が難しい

- 発電に利用するならCCS付き水素を利用する方が現実的だが、将来的なタクソノミーを考えると採掘関係する資産座礁資産になる可能性が高いという筆者の予想

結果として起こること

- 加えて重要なのが、火力発電の燃料、特にLNG大手電力にとって長期契約するインセンティブが失われるため(長期による電力需要を見通せず、余った場合にはLNG転売損を招く)スポット調達がメインになるが、スポットは割高のため、VREが使えない時間帯のさらなる電力価格高騰の常態化を招く

- スポットは常に入手できるとは限らず、加えて無駄国富流出の要因になり、経済安全保障観点から政府も手を打つべ問題

- 結局VRE統合コスト2030年でも原子力に比べて割高なのはこれらの理由による

- 2024年度より容量市場が設置され、電源(kW)を取引できるようになった(すでに取引は開始されている)が、様々な理由から現在市場価格では既存設備は維持するのは可能(難しいものも多いが)だが新設するには安い値段に落ち着いてしまっている。結果的現在市場設計では中長期的な将来の容量を担保できない。

- 既に2024年の九州電力管内の落札結果は供給信頼度が低く、管内の電源容量不足を示唆している。

現状の継続では「安定供給」が犠牲になることに加えて、VRE大規模導入での電力の脱炭素化は不可能になる

少しでもシナリオ改善するには

- 発電設備資本費を市場負担させるシステム必要ではあるが、新電力からすればメリットが皆無なので難航するのは目に見えている

- 容量市場についても経過措置取引価格が下がる仕組みになったこからほぼ期待できない

- 現状では再エネの主電源化は遠い目標なので脱炭素および電力価格の安定を目指すなら活用せざるを得ない

- 電力の完全脱炭素化を達成するには将来的にはSMRなどの調整力を備えた原子力発電所が必要不可欠だが...

- 利点

- 同期発電機であり大規模電源でもあるため電源として単純に優れている

- 限界費用は再エネと同様0、福島での事故を加味してもまだ既存原発の再稼働コストは安い

- 燃料費は発電コストの15%程度、かつそのうち加工コストが半分程度なのでウラン価格費用に占める割合が低く、経済安全保障資する

- 欠点

- 既存原発に調整力を担わせるのは経済的理由から難しい(技術的には可能だが...)

- 事故が起こった時の恐怖感から賛否が分かれ、利用のための政治コストが高い上に政治家はそれを払おうとしないので期待できない

- 安全対策及び特重施設設置の問題から東日本大震災から止まっている原発については迅速な再稼働は期待できない

まとめ

1. 価格面で起こること

 現状の市場システムでは燃料調達スポット市場への依存を促す仕組みになっており、資源価格の上昇がより厳しい形で市場に跳ね返る。そしてそれは最終的に一般消費者負担させられる構図が出来上がっている。特にエネルギー価格は逆進性があるため、低所得者への支援必要不可欠。

2. 脱炭素面で起こること

 VREの導入はこれからも進んでいくだろうが、主力電源化を進めるためにはVREの変動をカバーできるシステム必要蓄電池は有力な候補だが、主力電源化に必要レベル蓄電池導入のコストを誰が負担するのか決まっていないため、不透明と言わざるを得ない。このままでは長期的な変動はともかくとして、短期的な天候の変化にも対応できず、春や夏でも晴れた日には出力抑制常態化するのに夜間や荒天の日には火力発電所がフル稼働する日常が迫っており、電力の脱炭素化は遥か遠い目標となる。

3. 安定供給面で起こること

 中長期的なバックアップ電源を保障するシステムが今の日本には存在しない。現状が進行すると3/22のような需給逼迫警報特に冬の時期に日常化しうる危険性がある。小売事業者に適切に発電設備資本費を負担させる仕組みおよび長期的な発電事業者収入保証する仕組みが必要。安定供給破綻に近づいている。

と、ここまで書いてきたが結局再エネの主電源化を妨げているのは制度設計のまずさとしか言いようがない。FITは再エネ導入に大きな役割を果たしたが、野放図な開発を招き、加えて電力系統不安定さを招いた。パネル設置者が固定価格で買い取ってもらえる一方でそれによって増大した再エネ賦課金と安定供給維持のコストは広く国民負担するハメになるのでまさに外部不経済しか言いようがない。理念が間違っているわけではないのだが、安定供給と再エネの柔軟性確保に誰が責任を持つのかはっきりすべきだった。つまりこれらは政治責任であり、政治コストを払わなかった政治家の責任である。最も現実的選択肢としての(特重施設設置期限の延長による)原発再稼働も政治コストの高さから誰もやろうとしない。票にならないことを政治家がやりたがらないのはわかるが政治家の失策コスト国民が払い続ける現状はおかしい。参院選の後からでも日本の電力の未来責任あるビジョンを示す政治家が現れることを期待したい。

anond:20220402032958

2022-03-21

いつから社会的強者弱者の話に「腕力」が関係するようになったの?

anond:20220319212947ブコメ、やばくね?

男性の時点で強者ってのは、まずとても原始的腕力があるからだぞ。暴力とか性暴力とかは筋力的弱者被害者になりがち

そう思うけど、ガチ自分ペットボトルすら開けられなくて、高齢男性簡単に開けてくれた時の無力感凄いんですよ。台車座礁してたら押してくれたりとか。30代女性と70代男性腕力差そんなに?ってなるんすよ

収入腕力政治家比率婚姻後の姓の比率も明らかに違うのに、外れ値や論点ずらしによる社会構造修正主義いつまでも繰り返すバックラッシュ勢力の方が卑怯有害

社会構造腕力筋力、出産育児。これだけのハードルが一方に課されている以上、「男性の時点で強者」は間違い無い。弱者男性と同じ比率弱者女性がいてもお前らの視界が狭すぎて見えて無いだけだ。

じゃあ日本より体力測定の平均値が高いアフリカの国があったらその国は日本より強者でその国は日本ODAを渡すべきだみたいな話になんの?

腕力社会的な力の強弱に加えることを認めたら、日本での黒人差別とか何それ? って話になりそう。彼ら、平均的日本人よりガタイいいもんな。そうか、日本においては黒人差別の訴えは逆差別の訴えってことだったんだ!

……そんなわけないだろ。馬鹿なんじゃないのか。もっと真面目に考えろ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん