はてなキーワード: ノックアウトとは
黒人から殴られた白人も、女からレイプされた男もちゃんと訴えてるから安心しろ。
男のレイプ被害は加害者男が主だけど、女が加害者の場合もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B7%E6%80%A7%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%9A%B4%E5%8A%9B
加害者が男性で被害者が女性である事件をレイプと呼ぶことが一般的であるため、逆に女性が男性を強姦することは逆レイプとも呼ばれる。女性であっても圧力や詐術を用いて性行為を強要することは可能である。アメリカ軍が反テロ戦争において行ったアブグレイブ刑務所における捕虜虐待でもこの種のレイプがあったことが報道されている[11]。
ジンバブエでは伝統的な儀式の道具として精液を必要とする。貧困の女性たちは金を稼ぐため男性を誘拐しコンドームを使って男性を強姦する[12]。
人類学者ブロニスワフ・マリノフスキーによって調査され「愛の島」と称されたオセアニアのトロブリアンド諸島においては、1990年頃まで儀礼として逆レイプが行われていた。村で共同で除草の作業を行う際には、見知らぬ男性を女性が見かけた場合、女性達が集団で襲いかかり男性を勃起させ、まず一人の女性が強姦した後に他の女性たちが交代で輪姦し、最後に男性に小便をかけるヤウサと呼ばれる儀礼があり、またこれと同様に少女が少年を強姦する儀礼はカツヤウシと呼ばれる[13]。
事例
2001年、タイの北部地方に住む20~40歳の5人の女性が、伝統的行事が行われている最中に、47歳の男性を強姦。きっかけは、男性が自分は並外れた絶倫であると自慢したためであり、女性たちが興味本位で酒を飲ませ、性器が腫れ上がるまでレイプを繰り返した。男性は10ドルをもらって告訴を取り下げた[14]。
2004年12月、南アフリカイーストランド地区で18歳男性が女性3人組に強姦される[15]。2005年3月8日、南アフリカのイーストランド地区の39歳男性が、女性3人組に強姦される[15]。2005年4月3日、南アフリカ東部のムプマランガ州で22歳男性が女性4人組に強姦される[15]。2005年8月21日、南アフリカのルーデンポートで30歳の男性が女性3人組に強姦される[16]。(※これらの事件の関連は南アフリカ共和国におけるエイズの蔓延を参照)
2009年3月、ロシアでヘアサロンに押し入った強盗を武道の達人である美容師がノックアウト。そのまま地下室に運び込みリストバンドで拘束しバイアグラを飲ませて3日間にわたってレイプした。美容師は合意の上だったと主張したが、強盗はペニスの裏筋が破れるほどの傷を負った[17]。
2012年4月、47歳のドイツ人の女性が31歳の男性を36時間監禁してセックスをし続けることを強制した。男性は女性が寝入った隙にドアを壊して逃亡した。女性は以前にも34歳の男性を監禁しセックスを強制した前科があり、今回はセックス依存症の治療の帰りのバスで被害者と会ったという[18]
増田です。ありがとうございます。私の読解としては、筆者は「何かの枠に嵌めて自分が作られる」ということを、主人公の病的な性格(アスペルガー症候群と思われる)とコンビニにおけるマニュアル接客を通じて描いたのだと理解しています。なので、筆者自身のコンビニ勤務経験があったとしても、主人公自身の描写はそうしたテーマ性に沿ったある種のメタファーであって、必ずしもコンビニ店員や小売業従事者の内面をリアルに描くことを意図したものではないだろうということは理解しているつもりです。
ただ、言い訳がましくて申し訳ないのですが、「コンビニ人間」の最初の1ページにおける、お客様の気配を感じ取ってスムーズに接客へと移る描写に対して、小売業従事者としてノックアウトされてしまい、ちょっと感想を書きたくなってしまったというところです。
結構おもろかった。
いきなりアクションスタートじゃなくてもいいと思うけど、確かに最初の2ページくらいは何度か読み返さないと先に進めない重さがあった。
麗華=ヴァレンタインの登場シーンとか。案内人の最初の歓迎いたします、ですが、はなぜか気にならないが。彼、同じアングルでの立ち絵が多いのは振り返ると手抜き感を感じてしまうけどね。
御堂かすりの蹴りを麗華がパシッと止めて「いい蹴りね」。いや絶対お世辞ですやんノーダメでしょ、と思った。ヒットしたときの筋肉の動きがもう少し分かりやすくあってほしい。
麗華のパンチでノックアウトされるシーンに違和感を覚えたが、うまく説明できない。
パンチ自体は大したことなかったが毒を盛られたとか、原因不明の理由でかすりが倒されたように読んでしまった。いや、秒殺の結果に会場も驚くのは良いのだが…… 体も曲がっていて表情もショックを受けた顔だし、インパクト感は出てると思うんだが… なんだろう? (追記・いや主催側のおっさんの「頃合いだな」がヴァージンイーターを当てることじゃなくて毒を盛ることとかだったりするのか?)
展開としては、肝が座っていたかすりがペナルティで怖気付いて逃げるのが、あまりに豹変していてシックリこなかった。実際にああいう状況になったら、直前で怖くなるのは分かるし、作品の紹介にも自らの力を過信した傲慢で愚かな少女、とあるので、ああなるのは合理的なのだろうけど…… かすりの感情表現が急変化してるから? なんか巨大な注射針を出されるとか触手が出てくるとか、説得するシーンがあればよかったのか? 分からないが腑に落ちなさが残ってしまった。
性感開発SHOWはいいと思う。にゃは❤︎女の目元のカット、口元のアップ、手の動きにも表情があって、細かく断裁されてるので侵蝕してくる雰囲気がよく出てると思う。
俺が攻略本とか読まずに育てたボクサーズロードのボクサーはダウンをとるパンチは打てるのだがパンチに重みがなかった。
要約すると
スピード重視
結果として
を目指すことになった。
なんとかかんとか逃げ回って、うまいことパンチを当てて相手を転がす戦法。
なお、ダメージ耐性がめちゃくちゃ低くて相手からまとまったパンチを貰うとこちらは一回のダウンでもう立てない。
だから逃げ回って、ちょこちょこパンチを入れるうちにラッキースケベでいやラッキーパンチで相手が倒れる。
*3回繰り返し
を目指すことになる。
日本国内ならそれでも楽勝でチャンピオンになったが世界ランクの上位になってくるとやばかった。
最終的に手詰まりになって、世界チャンピオンにはなれなかった。
それだけの話。
第72期ALSOK杯王将戦7番勝負は、藤井聡太王将が羽生善治九段を4勝2敗で破り、王将位の防衛を決めた。本当に、本当に面白かった。手に汗握る、ヒリヒリするような名勝負の連続。名実ともに歴史に残ることとなったこのシリーズを振り返っていきたい。
棋士は「勝負師」「研究者」「芸術家」の顔を持つ。そう唱えたのは永世名人の谷川浩司である。この3要素は、どれか1つが10割というものではない。一流棋士は、これら全ての要素を持ち合わせ、盤上において切り替えながら戦っていく。それが、一流棋士の一流棋士たる所以である。そうはいっても、棋士によって個性、より強く出てくる要素というものは確実に存在する。私見だが、藤井聡太にとってのそれは「研究者」、羽生善治にとってのそれは「勝負師」だと考える。そして、羽生の「勝負師」としての側面が、何よりもこの番勝負を白熱させたように思う。
6局が指された番勝負で、羽生が勝利した第2局と藤井が勝利した第5局は特に名局だった。第2局は羽生の先手番で相掛かり。59手目、盤上のそっぽに放たれた金が驚きの一手。どこから飛び出てきたのかという異筋の金打ちだが、浮かび上がってくるとこれがべらぼうに厳しい。簡単に指せる一手ではないが、羽生はこの手をノータイムで着手。凄まじい事前準備、乾坤一擲の番勝負に懸ける決意をみた一手だった。しかし、この一手だけでノックアウトされる藤井ではなく、将棋はその後も難解な進行を辿る。羽生の本当に凄かった一手は、その後の銀打ちだ。盤上の中央で威張る藤井の馬にアタックする一手。理屈としては分かるが、それにしても怖い。この手を指すと、自らの玉頭に風穴が空く。無傷では済まされない変化だが、それでも羽生は果敢に飛び込んでいった。対する藤井、「許さん」とばかりに猛攻に出る。銀をかち込み、馬と角の睨みで羽生玉を一気に仕留めにかかる。危険極まりない羽生玉だが、ここでほとんど唯一といってよい、絶妙な凌ぎの手順が存在していた。そして、羽生はそれを読みきっていた。これが本局のハイライト。藤井の猛攻を正確にかわし続けた羽生が、シリーズ初勝利をものにした。何という勝ち筋か。銀打ちの一手は、藤井をこの変化に誘い込んだ渾身の勝負手だったのかもしれない。羽生が最後に放った香車は唯一の正解手である。持ち駒も打ち場所も多いが、ここにこの駒を打たなければ助からないのだ。傍目には怖すぎる変化にも果敢に飛び込んでいった勇者羽生。投了図は、勝負師が生んだ最高の芸術であり、羽生の名局である。
第5局は藤井の先手番。戦型は羽生が誘導して横歩取りとなった。飛車角が空中を乱舞するスリリングな戦型で、かくして本局も華々しい展開となる。激しいやり取りがあり、羽生陣は空中分解の寸前。玉が露出し、またしても危険極まりない状態となった。戦況は藤井有利から優勢へ。このままじっくり勝ちを固めてもよさそうなところだったが、本局の藤井はアクセル全開。防御を完全に放棄する驚愕の手順で、一目散に羽生玉に襲い掛かっていった。このまま押し切れば藤井の快勝譜だったが、その先で羽生が放った金が受けの妙手。藤井の攻めから逃れるために作った即興の囲いだが、この懐が妙に深い。アクセル全開だった藤井の手はパタリと止まり、戦況は混戦へともつれていった。本当に、妙なところに懐はあるものだ。将棋の奥深さ、恐ろしさ。羽生がどこまで狙っていたのかは分からないが、藤井の快勝に思われた一局は一気に混迷を深めていった。形勢は逆転し、むしろ羽生がよくなった局面もあったようだが、あまりに難解で、羽生はこれをつかみきれなかった。最後は藤井が抜け出し、シリーズを一歩リードする3勝目。攻めの藤井と受けの羽生。互いの特徴がよく出た名局で、深淵な羽生の受けは藤井の手をも止めさせた。藤井にとっては薄氷の勝利だったといえるだろう。
最終的には、4勝2敗で藤井が制した番勝負。しかし、星の差以上に競っていた、紙一重の局面が多かったように感じる。ここで冒頭の話題に戻るが、これは「研究者」と「勝負師」による名シリーズだったように思う。藤井は「研究者」。盤上の真理、最善を追求し、そのためには持ち時間を一気に注ぎ込むことも惜しまない。相手の戦法は全て受けて立ち、相手によって戦い方を変えるということをしない。横綱、王者の戦い方である。一方の羽生は「勝負師」。もちろん将棋の研究も超一級品には違いないのだが、羽生は相手によって戦い方を変えることも多いように思う。相手を見て、その相手に有効と思われる勝負手を果敢に仕掛けていく。勝負への抜群の嗅覚であり、勝負勘。「羽生マジック」と呼ばれる絶妙手の数々はまさにそれで、時には善悪を超越した一手で勝利をつかみ取ってきた。そして、本シリーズでもそんな「勝負師」としての一面を遺憾なく発揮した。特徴的だったのは羽生の戦型選択である。今期の藤井は、先手番で圧倒的な勝率を誇り、なんと一時は28連勝を記録。特に角換わりは絶対的なエース戦法であり、付け入る隙がないという強さを誇っていた。これを踏まえた羽生は、後手番で戦型を工夫していく。第1局は一手損角換わり、第3局は雁木、第5局は横歩取り。苦しいとされる後手番で、羽生は藤井の絶対的エース戦法を避け、様々なコースにボールを散らすことを選択した。何を投げるかというところから勝負は始まっている。球種の多さで、狙いを絞らせない。羽生の勝負術は、「次は何を繰り出すのか」と将棋ファンを魅了し、この番勝負を白熱させた。もちろん、角換わりを避けたからといって簡単に勝たせてくれる藤井ではない。どこにボールを投げてもその応手は的確で、結果として羽生は藤井から後手番で白星を挙げることはできなかった。それでも、羽生が後手番で繰り出した3種類のボールはどれも見応えがあり、複雑なねじり合いを生んだ。後手番で必死に食らいつきながら、先手番の2局では会心の内容で勝利をもぎ取った。心から、素晴らしい番勝負だったと思う。
防衛を果たした藤井王将は、羽生九段との番勝負について問われ、「羽生先生の強さだったり自分の課題を感じたところがあった」と振り返った。藤井がインタビューで対戦相手の名前を出すことは非常に珍しい。なぜなら藤井は、前述のように盤上の真理を追究するタイプであり、対戦相手がどうこうというタイプではないからである。今回、藤井が「羽生先生の強さ」と述べたのは、それを肌で強く感じたところがあったのではないかと推察する。羽生の強さ。すなわち、勝負術であり勝負勘。これまで何度も目にしてきたつもりだったが、本シリーズではその真骨頂を見せられた気がした。そんな羽生を相手に防衛を果たした藤井王将のことを、心から讃えたいと思う。
五冠を堅持し、さらなる頂に向かって突き進む藤井王将が将棋界の絶対王者であることは全く疑いようがない。その他の棋士は、極めて厳しい戦いを強いられている。しかし、厳しいからといって戦うことをあきらめてしまえば、その時に将棋界は終わる。今回、52歳の羽生がこれだけの戦いをみせた。勝負を仕掛けた。このことが、将棋界に良い化学反応を起こしてほしいと願う。選ばれしプロ棋士たちには、藤井という絶対王者に対し、果敢に「勝負」を仕掛けていってほしい。必死に戦い続けてほしい。そのように願う。
羽生さん。敗れはしたが、あなたは本当にかっこよかった。藤井王将は、その勝負術に正面から触れ、この番勝負で吸収した。今後は「勝負師」としての要素も強め、さらに手が付けられなくなるほど強くなるのではないか。そういう確信に近い予感がある。それでも言う。さらに強くなった彼に再び挑むのは、あなたであってほしい。
くそ喪女にマッチングアプリで彼氏ができるまでの備忘録。普段は二次創作BL字書きなので、ところどころ小説チックになってしまい我ながらキモイ。
私は小学5年生のときに同級生の男子に貸してもらったギャグマンガ〇和でオタクになり、程なくして同時期に腐女子にも目覚めた。ちょうど、小学生はもれなくDSを所持していた時代で、ニコ動はちょっと怖かったから見られなかったけど、うごメモがめちゃ流行っていたので、あっという間にオタクが重症化した。
それに加えて、翌年くらいにはキッズ携帯を得て(確か英検4級合格のご褒美とかだった)パケ死に怯えながら、友達とメル画やら個人よろずサイトを巡回しまくっていた。
つまりは生粋のオタク。初恋よりも先に、推しカプの恋に夢中になっていたような女児だった。
その後も、中学時代はとにかく部活に明け暮れ、高校は女子校で趣味に奔走し、その間もずっといろんなジャンルの推しカプのことばかり考えていた。
好きな人がいなかったわけではない。けど、私はいずれ結ばれることが約束された二次創作のBLの恋愛の展開にはアホほど詳しいが、毎日校内で顔を合わせる相手への好意の伝え方や、友情と恋愛の両立についてはさっぱりだった。ので、本当に、本当に何もないまま、恋愛経験値0のままで高校卒業を迎えた。
それでも、大学は共学だしもう大人だし、さすがにこれからは何かしら起きるのだろう。漠然とそう信じながら、買うのを楽しみにしていたR-18同人誌を片っ端から虎穴で得つつ、私は大学生になった。
が、お察しの通り4年間はあっという間に終わった。かけがえのない気の合う友人たちと出会い、飲み会やら合宿やら、p〇xivでよく見たラッキースケベが起きそうなイベントも一通り経験したが、普通に楽しく過ごしていたら、普通に何事もなく終わった。
それでも、毎日推しカプは愛おしいし、この間ずっと家族の仲は良好で、友達も最高の連中ばかりだったので、特に人生への不満はなかった。まじで恵まれた人生に感謝している。これは今もずっと。
ただ、それもあって余計に、恋愛的に焦りや寂しいといった気持ちが生まれにくかったんだと思う。しかしさすがに、大学卒業後はちらほらと身近なところでも、恋人ができたとか結婚したとかいう話を聞くようにもなってきた。
23歳で処女なのはまあいい(?)として、経験が0なのはいかがなものか。くらいには思っていたので、2021年の年明けに同じように彼氏がいない友達と、ノリでマッチングアプリを入れた。忘れもしない、地元の激狭だけどケーキがめっちゃうまいカフェのカウンターの隅っこで、お互いに少しでも写りのいい写真をアイコンにして、嘘ではないプロフィールをうんうん考えて、本気で出会いを求めていたというよりは、それすら友達とやいのやいのするおもちゃの一つみたいなノリだった。
で、当然始めればリアクションをいただくのだが、気づかないだけで世の中にはいろんな男性がいるんだなあと勉強になった。そして、何人かとやりとりをするうちに、気づくことも多かった。主に自分の内面について。
基本に新しい環境や人との出会いは得意なほうではなかったのだが、逃げられないのなら覚悟を決めてどんと構えるしかない。というスタンスで生きてきたのだが、恋愛については最悪「逃げる」がコマンドのひとつとして選択可能で、時としてそれは正解だったりもするので、むっず! と思った。
悪い人じゃなさそうだけど、友達やもっと深い仲になりたいかと言われればうーん? てこともあったし、趣味はかなり合いそうなのに会話のちょっとした言葉選びとか考え方がたぶん合わないな……みたいなこともあった。学歴や経歴は全てではないけれど、この辺の相性を判断する材料にはなること。そしてそれは、お相手側にとっても同様であったんだろうと思う。
飽き性なこともあり、仕事の閑散期にちょっとアプリを覗き、稀にお会いするところまでいくも、まめに連絡を取り合うのがだるくなってしまい二度目に繋がることはない。その繰り返しの中でコロナが職場で大流行したり、自分が罹ったりしたこともあり、変わらず恋愛経験0のままいつしか25歳の秋を迎えていた。
大学卒業の少し前、同じく女子高出身で彼氏がいなかった友達と冗談で言い合った言葉を思い出した。
「25歳のときにお互い彼氏ができてなかったら、この間テレビで見た相手が自衛隊員オンリーの合コンに一緒に行こうよ!」
筋肉ヤバそう! イケメン多そう! 逆に楽しそうじゃない? なんて、たった数年前の話だが、もうあの頃みたいに本気で冗談としては笑えない。
というのも、卒業後も特に仲良くしていた友達グループ5人のうち、ついに彼氏がいないのが私だけになってしまったのだ。
それでもまだ、焦っているわけではなかった。相変わらず人生は楽しく、仕事はしんどいが日々は十分に充実しているといえる。友人らも別にこちらを憐れむでもなく、まあこういうのはタイミングもあるし、それだけが人生じゃないしね〜というスタンスでありがたかった。
だが、年末年始頃になってくるとじわじわとこみ上げてくる思いもあった。
数年前まではクリスマスパーティーに忘年会に新年会と、友達と楽しい予定を入れまくり、さらに寝る間を惜しんで推しを愛でて最高になっていた。が、やっぱり周りに彼氏ができれば、そちらを優先してもらって予定を立てることになる。今年もクリスマスパーティー兼忘年会も新年会もやったが、あと数年もすれば今度は結婚する子が出てくる。子どもが生まれれば、さすがに今と同じようには遊べなくなるだろう。
その分、推し活が捗る。とも思ったのだが、実際暇だったクリスマス前後はイベント用の原稿がめっちゃ捗ったのだが、同時にめっちゃ眠いし疲れがやばい。
まだまだ若者だと自負しているし実際25なんてまだまだ若いのだが、確実に学生のときより衰えている。多分体力作りや体調管理で盛り返すことは可能なのだろうが、仕事がなかなかの漆黒分野なので、今すぐに改善していくのは難しそうだ。それに、推しとの時間は一期一会。新たな出会いもあろうが、いつサ終や最終回も迎えるかも分からない。
二次元三次元問わず、何事にも終わりはくる。家族がいても友達がいても推しがいても、仮に恋人がいても、最終的には一人だ。そのことへの、漠然とした不安があった。
そうなってくると、己の進むべき方向は大まかに二つではないか。
もうなりふり構わず、とりあえず一度は恋愛というものを経験しておいて、合わないなら止めて一人で楽しく生きていく。それか、もう腹を括って一人で生きていく。どちらを選んでも、幸いなことに漆黒だが安定で安泰な手に職はある。
ということで、なあなあにしていたアプリを、インストールから2年経った2023年1月に改めて本腰を入れて再開してみた。
初めこそ、趣味やノリが自分と近そうで、リードしてくれそうだから少しだけ年上の方……なんて思っていたときもあったが、休み休みでも2年アプリをやっていると理想と現実がわかってくる。
趣味やノリが合うかはプロフィールだけじゃ最低限しか分からない。そもそも私が好きだと言っている漫画もゲームも全部、二次創作BLを含めて言っている時点で重視すべきポイントにはなり得ない。この趣味をリアルの知り合いにカミングアウトするつもりはないからだ。
年齢もあまりに離れていなければ、この際どうでもいい。そもそも誰ともお付き合いしたことがないのだから、年下年上同級生、どんな人と合うかなんて分かるわけもない。
ということで、ほぼフィーリングでピンときた数人に「いいね」を返し、そのうちの一人と数回電話で雑談し、会う約束をした。この間、アプリ再開から約2週間。25年何もなかった自分にしては、なかなかのスピード感である。
それなりに楽しみにしながらデート当日を待っていた。浮かれて久しぶりにワンピースなんか買ってしまって、たぶんはしゃいでいたんだと思う。
前日の夜に「明日って、〇〇駅に何時ですよね?」と送ったきり、返事が途絶えた。その前日までは普通にやりとりしていたのに。
それでも、万が一でもお相手の方を待たせてしまっては申し訳なさすぎる。ので、電車で1時間半かけて当日私は待ち合わせ場所に会いに行った。案の定、そこには誰も来なかった。悲しくて恥ずかしくて、追加の連絡はできずに、一人で駅ビルを3周くらいして、ご飯を食べて、何か一つでも納得したくて可愛いヘアクリップとずっと欲しかったSABONのフェイススクラブを買って帰った。
帰りの電車の中はカップルばかり目について、まじで最悪の気分だった。けど、冷静な自分もいた。会う約束までしてすっぽかしたことはなかったけど、だるくなってアプリ内のチャットを切ったり、LINEをスルーしてしまったことは私にもある。たぶん、アプリで出会いを求める以上これはよくあることだ。
だからこそ、もう決着をつけたい。
明日から一週間は恋愛のとこは考えない。ちょうど推しカプのオンリーイベントにも参加するし、全力で楽しむ。そして、イベント明けの一週間に最後にもう一度だけ、ちゃんとアプリをしよう。どんな相手でも真剣に向き合って、それで一週間でなにもなければ、アプリを消そう。
25歳なんて、これから恋愛経験を積もうには少し遅いかもしれないけど、長い人生の中ではまだまだ若い。
これ以上、自分の恋愛でうだうだ悩むのに時間を割きたくない。そもそも、人生における恋愛が占める部分は、人より少ないタイプだ。今までがそうなのだから、そういうものなのだ。それならもう恋愛を諦めるわけではないけれど、中途半端に振り回されるより、推しカプ並のご縁とやらに巡り会うことがあるまでは、恋愛のない人生でいいや。
そういうつもりで、ラスト1週間アプリをしっかりめに見る日々が始まった。
確か、彼からいいねが来たのは水曜か木曜くらいだったと思う。そのときちゃんとやりとりをしていたのは、彼を含めて二人。(マッチングアプリでは、お互いにいいねを送り合うとやりとりが始められるが、いいねを送りあっても会話が始まらないこともままある)
同い年の人と、一つ年下の人。
正直なところ、どちらの人もプロフィールや写真はあまり印象に残っていない。ごく普通っぽい感じの人だった。ほぼ同時進行で二人とアプリ内チャットでやりとりしていた。
もともと、やや人見知りする性格なこともあり、今までの人生で先輩や後輩とは、仲が悪くなったこともないが、仲良くなれたこともなかった。ので、同い年の人のほうが話しやすいかな? と思った。が、話をしているうちに、何とは言えないのだが、なんとなくこちらの恋愛経験が浅いことや学生時代の思い出なんかを話しているうちに、ちょっと上から目線を感じた。互いに品定めする場でもあるのだから、当然といえば当然なのだが、今回の私はこれ以上もう恋愛で不快な思いをしたくないという思いが強かったので、ごめんなさいと思いながらフェードアウトした。(「女の子は〜だもんね」、「(部活や勉強について)それなりに頑張ってたんだ、真面目だね(笑)」的な言葉に、なんとなくモヤってしまった)
一方、もう一人の年下の方。
仕事のことや漫画のことなんかの当たり障りのないことを話していると、一度通話をしないかと持ちかけられた。今週は頑張ると決めていたのでokすると、「初めましてだし、だらだらしちゃってもあれなんで時間を決めましょう」と相手から言ってくれた。
友達と電話するのは好きだが、そんなに関係が深くない相手と世間話をするのは得意じゃないのでありがたかった。
30分だけという約束で週末に通話をしたのだが、驚くことにとても話しやすかった、とても初めて話す相手とは思えないくらいで、それでいてお互いに敬語は崩さずに程よい距離感で楽しく会話ができた。今までもアプリで知り合った相手と通話したことはあったが、こんなにも話が弾んだのは初めてだった。30分があっという間に過ぎ、私のほうから「少し延長しませんか?」とお願いした。これも初めてのことだった。
結局、一時間以上通話が続き、「よければ会いませんか? 会わないと分からないこともあるだろうし」という相手の言葉に同意して、電話を終えた。恋愛経験が乏しいこと、なかなか進展できていないことも伝えていたため、「それなら早いほうがいいですね」と3日後に夕ご飯をご一緒することになった。
これもなかなかのスピード感で、正直展開の速さについていけていないところもあったのだが、25年間で0だった経験値が、25年間で1になったと考えれば、別に早くもなんともない。
すぐに当日を迎えた。仕事終わりに、前述した浮かれて買ったワンピースに着替え、待ち合わせ場所のレストランに車を走らせた。
今度はちゃんとそこに相手が待っていて、私はもうそれで少し嬉しくなっていた。我ながらちょろい。でも、そのレベルのくそざこ恋愛初心者なのだから仕方ない。
写真で見るより、感じがよかった。1つ年下ということだったが、そんな感じは全然せず、まあ1歳違いなんて誤差みたいなものかと年齢差という偏見を取っ払うと、より人として良いなと思えた。
ご飯を食べながら話をしたが、対面してもやはり楽しく過ごすことができた。
仕事の話、学生時代の話、恋バナ。まあこっちに話せる恋バナなんてカスみたいなのしかないのだが、それもちゃんと聞いてくれた。そして私にはずっと縁がなかった、高校生や大学生のときの恋愛話をぽつりぽつりと語ってくれた。トキメキしか詰まっていない推しカプの妄想とは違っていたが、それはそれで興味深かった。
印象に残っている彼の言葉がいくつかある。
「僕も楽しいです。できれば、また会ってほしい。けど、もし他にもいい人がいれば、全然そちらと会ってもらっても大丈夫なので…」
程なくして
「そろそろ敬語やめない?」
タメ口で距離を狭めてくる人は、Twitterでもアプリでも苦手だったのに、電話でもたくさん話したからか自然と受け入れられた。
「誰とも付き合ったことないんてしょ? なら、僕と付き合ってみない?」
からかわれているんじゃないかと思い、「冗談?」と聞き返すと「本気だよ」と言われた。どんな顔をしていいか、これは進研〇ミことp〇xivでも同人誌でも予習したことがなく、たぶん半笑いの変な顔をしていたと思う。
だめかな? と問われたので、信じられなくて「逆に私でいいの?」と聞き返してしまった。
「いいよ、いいに決まってる。付き合ってください」
改めて言われてしまって、目の前の人が好きなのかどうかなんて全然分からなかったが、少なくとも一緒に話していてずっと楽しかったこと、沈黙も気まずくなかったこと、腹をくくってアプリをしていたこと、いろんなこと思い出しながら、一言
「はい」
と答えてしまった。
これからよろしくね。うん。とお互いに照れながら言い合って、恥ずかしいような、でも数週間前のような惨めさはない、知らない気持ちで溺れそうだった。
ラストオーダーも過ぎていて、焦って退店するともう駐車場に車は疎らで、次の日も仕事なのでどの道我々も解散の流れになった。
車の前まで一緒に歩き、でもなんとなく別れ難くて立ち話をしていると
「手を繋ぐのも初めて?」
と手を握られた。「うん」と答えると、指を絡められ、なるほどこれが恋人繋ぎかと思った。推しカプはよくやる、というより脳内のデフォはこれだ。
「……じゃあ、キスも?」
あれ、この流れ。推しカプで予習はしてないけど、数多のBL読んできたから察しはつくぞ。そう思いながら「……うん」と答えた。
見つめ合うのも初めてだけど、伝えるタイミングはなかった。
本当にキスするときってチュッていうんや……と頭の片隅で感動していると、再び唇を合わせられた。
今度は軽く唇を噛まれて、舌が入ってきた。口内を吸われて、舌を甘噛みされたりした。たぶん時間にして10秒くらいだったけど、25年間0だったものが一夜にして、自分的に200くらいに跳ね上がり、すっかりノックアウトだった。
顔が離れて目を開けると、彼との間に唾液の糸が切れる瞬間で、内心
「こ、これは進研〇ミで死ぬほど見たことあるやつ。なんなら自分の小説でもよく書くやつ……こんな感じやったんか――」
と謎の感動に包まれていた。
そしてぎゅっと抱きしめられ、
「あー、離したくない。でも、これ以上は止まんなくなるから我慢する」
と言われ、夜も更けてきたのでバイバイした。
帰りの車内では完全に放心状態だった。だって、まさか、25年なにもなかったのに、この数時間でこんなことになるなんて、思ってもみなかった。今思い出してもやばい。
26歳の誕生日まで、あとちょうど2ヶ月という夜だった。
その後はじわじわと恥ずかしさが込み上げてきたが、同時に彼のことが日に日に好きになっている気がする。
断言できないのは、もちろんその経験がないからだ。でも、お相手は程よく優しく、こちらに経験がないことも承知である程度ぐいぐいリードしてくれるのが、ありがたくもある。そして、その振舞いから、「本当にこの人、私のことが好きなんか……」と実感できることもままあり、なんともこそばゆく嬉しい。
経験してみて、合わなければ止めればいいと覚悟して臨んだが、今のところはとりあえず幸せに過ごせている。
推しカプも相変わらず愛おしい。家族も友達も愛してる。そこに、もう一つ楽しくて素敵な気持ちになれる存在が加わった。
無論、よいことばかりの毎日ではないが、それでもまあいいかと思いながら生きている。本当に、本当にありがたいかぎりである。
※利用していたアプリはペアーズとwith。今回の最終的な出会いに繋がったのはペアーズだったが、使用感がおもしろかったのはwith。用心してまじめに使えば、怖い目に遭うことは少なそうだと思う。
https://anond.hatelabo.jp/20230102104156
文字数制限かなんかで追記が反映されなくなったので、こちらで改めて書いておきます。
https://twitter.com/Kannaduki104/status/1609908856708304897
https://twitter.com/uta2i/status/1609834747412504577
https://twitter.com/kondohi/status/1610024011353952256
まずわざわざ「評論」をやるよーなヤツが「売り上げが1/3に減ったから続けるのが厳しい」とか、ぬるいこと言ってんじゃねーよ、という感想しか出ないんだよな。
このあたりが典型だけど、厳しい気持ちになったという「お気持ち」を上から目線でジャッジするやつ、思い上がりと勘違いも甚だしいわ。これを「文句」ととるの、さすがに国語が苦手すぎるだろ。新刊も落としたことねえよ。引用するなら適切な文脈を読めボケナス。
「続けるのが厳しい」って?コミケが厳しい場になってんじゃないのって話をそもそもの活動継続まで拡大解釈して「ぬるいこと言ってんじゃねーよ」と論評するの、ほんとに馬鹿なんですねえ。
お前らがいつかどこかでお気持ちを表明したとき、それをある規範に基づきジャッジされて滅茶苦茶不愉快な気持ちになってくれることを祈るよ。震えて眠れ。
https://twitter.com/kondohi/status/1610056276817608705
自分とこで書いたけどアレ、コミケが終わった都度おなじネタを出して反響を楽しみたいだけの増田扱いでいいと思う。夏コミ後にも同じ文章なかったかな?
僕は当初、売上20くらいの評論かと思って反応しちゃったんだけどね。友人の指摘で4桁に届きそうな3桁というのに気がつくまでは。
https://twitter.com/kondohi/status/1610057407425810432
とりあえず本人が書いている「増田のような零細サークル」というのにミスリードされた感があるのですが「だいたいxxxxくらい刷って」とは明確に矛盾しているので、嘘ネタ確定でいいと思います。
これは修正後の表記も悪かったんですけど、「4桁に届きそうな3桁」ではないです。xxxの個数は桁数と対応してない。単なるタイポ。はてなブックマークのコメント読めば最初に書いてあった部数は推測できると思うんで、適宜補完よろしくね。ここでは恥ずかしいから書きません。でもちょっとさかのぼって調べればわかることを勘違いして「嘘ネタ確定」は相当恥ずかしいですね。追記部分読んだら、ブックマークのコメントに隠す前の部数書いてあるのわかりそうなのにね。
嘘ネタかどうかのご判断はまかせますけど、断定の根拠がそもそも勘違いだということはご認識あそばしてくださいませ〜
余計なお世話すぎる…。ナチュラルな上から目線、すごいですね。誰に心構え説いてるの?壁?もしかして私?
少なくとも、知り合いにやるのはやめたほうがいいですよ。おっさんの講釈をありがたがるふりして聞いてあげるの、相当だるいから。
https://twitter.com/kondohi/status/1610152985241464833
どうあっても嘘とか釣りであってほしいみたいだけど、なんで?ほんとだとなんか困る?嘘だったらなんでうれしい?
ttps://twitter.com/kondohi/status/1610657676811472897
例の増田については「評論系で4桁売っているのに自分は大手ではない」みたいなこと言ってる時点で嘘松確定というのは揺るぎなく注意喚起を続けたいと思っています。
あはは、ウケる!勘違いに基づく揺るぎない注意喚起、よろしく!友達はこの追記に誘導したってくれや!
てか「4桁に届きそうな3桁」→「4桁刷って」る→「4桁売っている」と、どんどんわたくしが強大になっているぞ!思い込みが強化されていくさまがありありと観測できますねえ。
心構え説いてあげようとした対象がアテンション集めるの、そんなに怖い?思い込みに任せて「真実」を発信しようとするの、最近の流行りかな?
くだらねえ紋切型その1。「そういうとこじゃん」みたいな定型文の鳴き声でイージーに済ませてねえで、ちゃんとした文章でかかってこいよ。
くだらねえ紋切型その2。批評しているのに自分に対する批評は耐えられないって?耐えられてなかったら反撃もできねえだろうがよ。安全圏から石投げてると思ってる馬鹿どもに、ここは双方向のコミュニケーション空間だと教えてやってるわけ。これは啓蒙活動です。
ttps://twitter.com/neaswe/status/1610879571427209216
コミケ大手サークル以外厳しい増田、今更本文読もうとして本文よりもコメント全レスブチギレが多くて「そういうとこやで」があった(最後まで読めんかった)
紋切り型喋り虫〜
https://twitter.com/butakichi3hide/status/1610141506836520961
はあ、左様ですか。一方的に雑言及されて黙ってるのって、性格のいい人間じゃなくてただの都合のいいサンドバッグじゃない?私は都合のいいサンドバッグ役をやってあげるつもりはないのよ。
「何か蛇みたいな人だな」って頭のなかで思うまではいいとして、それをTwitterでわざわざつぶやいちゃうの、あなたも十分性格悪くない?
ttps://twitter.com/butakichi3hide/status/1610203323629699074
「手に取ってもらえる人数が減った事がメインの話」らしいですわよ
うふふ、あなたが罵倒されたのは他人の性格をわざわざ論評して貶めたからですよ。
それ以外の感想は全て「文章読めてない残念なお前乙」っていうのもあまりに乱暴な要約ですねえ。結果的に「文章読めてない残念な」みなさんが癪にさわるんで取り立ててピックアップされてるの、わかりそうなもんだけど?
そのほか、刷り部数についてありがたいお言葉をたくさんいただき、わりとはらわた煮えくりかえっているのだが、これはわたくし自身アンビバレンツな感情があるのでストレートな反論は難しい。
結果「厳しい気持ち」になったんだったらミスじゃん、といわれたらそうなんだが、まあこのくらいの部数であれば何度か文フリとかコミケにもってければ全部頒布しきるだろうというのもあって、そう考えるとたいした失敗ではない。どちらもほんとうなのだ。
ただ、即売会に出るようになったとき、知り合いからかけてもらった、「同人誌は刷りたい部数を刷ったらそれが「正しい部数」なんですよ。結果が完売でも、余っても」という言葉を思い返すと、まあ当日の読みはミスったが結果としては「正しい部数」を刷ったんだということにします。よって、刷り部数についてケチをつけるやつらは全員ノックアウト!
返信もここらでさすがに切り上げます。まああんまりなやつがいたら晒しあげたるけどな!じゃあの!読んでくれてサンキューな!
女として生まれ約30年。その内の25年間くらいは一般的なセクシャルを携えて生きていた。疑問や違和感もなく、特段、不幸を感じることもなく生きてきた。男性を好きになり、男性と恋愛をし、ごく自然に自分はヘテロなんだと思いながら、ヘテロとしての人生を歩んできた。
そんな自分が、ひょんなことをきっかけ(このきっかけの部分、途中まで書いてたけど長すぎるから割愛します!)に「女の子を責めたい」ってセクシャルを自認した。気づいたのは30歳になる手前くらい。
それに気づいてから「ネナベ」に手を染めるまでの期間は一瞬だった。最初は「なりきり」に手を出したけど、違う!だめだこれじゃない!相手が自分のことを本当に男って思ってくれてた方が燃える!!と思って、すぐさま匿名チャットアプリに居住を移した。
匿名チャットは楽しかった。女の子とも男の子とも文字で楽しく話した。もちろん相手だってネカマやネナベかもしれない。それでも全然構わなかった。自分が男として発言できることが物凄く楽しかった。チャットでえっちなこともいっぱいした。
でも、嘘は嘘だ。通話しようとかライン交換しようとか言われる度、様々な理由で断ってフェイドアウトするばかりだった。ボイス変換機能がある通話サービスはないのかって毎晩血眼になって探したし、「ネナベ、通話、バレない」で死ぬほどググったりもしてた。
ある時、一人の女の子に根負けして通話まで行った。「女にすごい間違われるから通話は嫌だったんだよね」と本気で嫌そうに言ってたら、なんとかいけた。そう、いけてしまったのである。で、今度は通話でえっちすることに溺れた。通話はチャットの比じゃない。良すぎる。月に20回くらいやりまくった。
その子には後々、女であることを明かしたんだけど「明かされるまで男だと思ってた」と言われた。いけるもんなんだな…と思ってしまった。思ってたよりいけるよ、ネナベのみんな!
で、その子とは別で、そうゆう自分の悪癖を全部晒してる女の子がいた。仮名を「つんちゃん」としよう。
つんちゃんにはネナベ秘話やネナベ裏話をたくさん聞いてもらってた。つんちゃんも「いいな〜私もかわいい女の子と気持ちいいことしたい」とよく言ってたから、自分は当時つんちゃんのことをタチなんだと思ってた。
でも、違った。つんちゃんはネコだったんだ。つんちゃん曰く「自分の見た目はかわいいと言うよりかっこいい部類だから」って理由で、今までの人生はタチ役を担うことがほとんどだったらしい。(ちなみに、つんちゃんも自分と同じように、男女問わず恋愛をしてきた人だ)
でも、つんちゃんがネコだったんだと知るのは、ずっと後の話なんだけど。
しばらくして自分は、別の場所から現れた女の子に猛アタックされた。それも、お互いの素性を知ってて、会ったこともある女の子に。
え、ネナベって嘘を吐かなくても女の子と気持ちいいことできる世界線、あるの????え、マ?????
それで、めちゃくちゃ調子に乗ってしまった。その子の勢いに飲まれて、なんか付き合う手前の楽しいムーブを外部にも撒き散らかしてしまった。
そしたらつんちゃんが、青天の霹靂みたいに一気に崩れた。「元気になるまでちょっと諸々おやすみするね」って。泣きながら。
もうすっっっごいショックだ。だってつんちゃんの楽しい話悲しい話は全部、いつだって自分が一番最初に知れると思ってたから!驕りだけど、自分とつんちゃんは心の一番近い場所に居るんだって、感じてたから!
「おやすみの間ずっと待ってる、寂しいなって思いながら、この寂しさだって抱きしめたまんま待ってる!」と伝えた。伝えまくった。自分が苦しかった時たくさん助けてもらった。みっともないところも汚いところもキモいところも、全部聞いてくれた。このまま言葉なく関係がなくなってしまうのは嫌だ!と、思った。
つんちゃんは、遠いところに住んでいる。だから、それまでずっと会ったことがなかった。匿名チャット遊びをしている頃から自分のことを慕ってくれてたにも関わらずだ。「会えるもんなら会いたいね」って、お互いずっと耳にタコができるくらい言ってた。
でもつんちゃんは、いろんなものに緩く首を絞められていて、なかなか自分の意思で遠出したり外泊したりするのが難しい生活をしていた。
「会いたいと思うから苦しくなるんだ。会えないって思っちゃえばさ、いいんだよね。」いつも明るいつんちゃんが、崩れる前にそういえば、こんな言葉をこぼしてた。
つんちゃんが諸々をおやすみしている間もラインを送った。既読はつくし返信も来る。連絡の全てが断絶された訳じゃないんだと思って、寂しいながらも安心した。だけど「おやすみするね。」の理由は、すぐには知ることができなかった。つんちゃんは「時効が来たら言うね」と言っていた。
「…もしかして」と思った。
もしかして、つんちゃんは、自分のことが好きなのかな。だとしたらうわぁぁぁ、え、うわぁぁぁ。
で、本人に通話の時、直接聞いてみた。「ねえ、つんちゃんはさ、恋愛の気持ちで自分のこと好きと思ってくれてるの?」って。
つんちゃんは、一番最初は「わかんない…」みたいなことを言ってた気がするけど、だんだん素直になってきて「あの時から周りの女の子が羨ましかった」とか「ずっと前からネトストみたいに見てた」とか「私の方が会いたいのにって、あの子に対して思ってた」とか、ぼろぼろ教えてくれた。え、えぇ〜〜〜〜。か、か、か、か、かわ〜〜〜。
かわいさにノックアウトされてしまって、ひゃーーー好きになってしまって、ひゃーーー両思いになりました。
で、周囲に割と明確な名言をした。自分に好意を持った女の子が寄ってこないように&つんちゃんに言い寄ってくる男が現れないようにってことで。
それからちょっとして、今年初めてつんちゃんと会うことができた!!つんちゃんはあらゆる呪いを振り切って、片道6時間かけて、会いに来てくれたんだ!!!わぁ!!!
つんちゃん、白くて細くて体が全体的に薄っぺらいんだ。嗚呼めちゃくちゃ性癖だ。自分はおっぱいが小さくて華奢な子がとても好きなんだ。
女の子を責めるのが好きだと言っといて、もしかしたら自分は実際には何もできないのかもしれない。いざ本物の女性の体を前にしたら「あ…」ってなるのかもしれない。
そうゆう一抹の不安もあったけど、全然、いらん心配だった。つんちゃんが濡れてることを直接自分の指で確かめて、こっちも最高にだらだらになった。
一回目に会った時は、ちゅーと、指でいかせるクリイキだけしかしなかった(諸事情で)。だから次に会う時は手マンもクンニもしてみたい!童貞だけどいいかな!?と本人に聞いてみた。つんちゃんは「えっちなお願いはなんでも聞いちゃうよ」と言ってくれた。や、やったあ。
で、つい先日、二回目の逢瀬を果たした!宣言通りクンニと手マンもしてみた。全部初めてだったけど、自分の中に欠片も嫌悪感が湧かなくて、興奮しかなくて、あー本当にマジで自分は女の子の体で興奮するんだーと理解した。
クンニ、どんなんだろうと思ってたけどちょっとしょっぱいだけで何の匂いもしなかった!(綺麗にしてくれてたのかも)吸引のおもちゃにちょっと興味あるって言ってたから、吸ったりもしてみた。気持ち良さそうにしてくれてた!と思う!
あと、初めての手マンは大成功だった。冗談か?って思うくらい上手くいった。つんちゃん、自分と出会うまでナカイキしたことなかったんだって。なのに手マンで何回もいってくれた。嬉しいしかないです。指が気持ちいいところに当たる度「だめだめだめだめだめ」って言いながら、すぐいく。自分に呆気なくいかされてしまう、そんなつんちゃんに、馬鹿みたいに燃えた。
二泊三日の逢瀬だったんだけど、四回くらいやった。つんちゃんは多分累計で50回くらいいってたと思う。自分は、自分のナカイキにはこれっぽっちも興味がないので、射精の要領で最後だけ一緒にいく感じのスタイルを取った。
「一緒にいってもいい?」って聞くと必死でうんうんって頷いて「だいすき」って言ってくれる。嬉しい。棒がないから概念だけど、言葉は魔法だから「中に出していい?」「中出しでいってもいい?」って言いながら、自分の性器をがしがし擦った。つんちゃんはその間、おもちゃでセルフこんこんをする。自分の擦る速度に合わせてこんこんしてくれるから「速いのだめ」とか「いっちゃう、これいっちゃう」とか、昂るセリフをいっぱい言ってくれた。嬉しかったし気持ち良かった。
女の子同士でやる、というより、自分は「男」になりきって女の子を責めるのがやっぱり好きみたいだ。つんちゃんもその辺に問題はないみたい。通話の時は「俺」って一人称を使うんだけど、実写だと現実の自分の体が壁となって立ちはだかるから、一人称迷子になってしまう。これが今の小さな悩み。(あだ名で呼ばれてるので、とりあえず現状は「◯◯(自分のあだ名)も一緒にいきたいなー」みたいな方法を取ってる)
ハメ録りもした!後で一緒に聞き返したけど、百点満点をつけたいくらい最高の仕上がりだった。自分の声もまあ、聞きようによってはところどころ男に聞こえなくもない、かな〜?って感じ。自分の声に萎えちゃうかなと思ってたけど、つんちゃんの気持ち良さそうな声がそれを遥かに凌駕してくれてたから大変に助かった。10分ちょいの、このハメ録りが、今一番抜けるおかずです。
次はいつ会えるかな〜!今度はホテル行こうね、大きい声たくさん聞かせてね、いっぱい録ろうねって約束した。
あと、これは嫌じゃなかったらで良いんだけど、自分は「おもらし」が好きなので、もしできたらおもらししちゃうところ見たいな〜…とも言ってある。つんちゃんは「…うん、おもらしでも、なんでも…」と言ってくれている。や、や、やったぁ。
また会えるのが楽しみ。会えない間は最高のおかずと、通話で乗り切ります!
世の中の、まだ陽の目を浴びてないサディスト側の皆さん!サディストは結構需要が高いと思うので、がんがん素を出してください!責められたくて、でも報われてない人間が多分この世にはたくさんいる気がします。
ほぼタイトル落ちみたいなものだけど、公式のオンラインショップで買って色々と捗ったので書いてみることにした。
超特大オオサンショウウオぬいぐるみと初めて出会ったのは去年から一昨年にかけてのことだったと思う。
観光とも旅行ともつかぬ、午前中に家を出て新幹線の車内でビール飲みながら弁当を使って午後は用事を済ませてホテルに戻って一杯、みたいなよくある一泊二日の旅。
帰りの午前中がポッカリと開いていたのでホテルの周囲をブラブラと散策するかー、そういや京都水族館がペンギンの相関図でバズってたなぁと思い出し、折角なので行ってみることにした。
この時点でオオサンショウウオ自体アウトオブ眼中だったのだが、館内に入るや否や圧倒された。なんなんだ、このオオサンショウウオ推しは!
入口を入ってすぐといえば、もうちょっとキャッチーな生物を展示してあるものじゃないのかと訝る増田を尻目に、彼らはプチャプチャ所狭しと言わんばかりに泳ぎ回り、あるいは何か仲間同士でワチャワチャ、あるいは泰然自若にのたりくたり、と愛らしい姿を振りまいているではないか。
今までのオオサンショウウオ知識といえば和田慎二の漫画「銀色の髪の亜里沙」くらいしか無かった増田は、初めて見るその姿にはノックアウトされ小一時間ほど佇んでしまっていた。元より爬虫類や両生類が大好きなのである。
気付いた時には、頭にあったペンギンの相関図は吹き飛んでしまっており(これはこれで面白かったです。あとクラゲの展示がロマンティックで素敵だったんですが周囲はカップルばかりで浮いてしまってました)
オブジェとして展示されていた超特大オオサンショウウオぬいぐるみに魅了されてしまった。
デカい。とにかく、デカい!人の身長くらいは優にあり、綿がパンパンに詰まったフカフカなお手手(ちゃんと生態に合わせて前脚と後脚の指の本数が違う!芸が細かい!)、キュートな眼差し。模様もキチッと再現され隙が無い。
欲しい~、ねぇママこれ欲しい~!と心の中の五歳児が駄々をこねているのを必死で宥め透かし、この手の施設はミュージアムショップあるから落ち着けと理性でコントロールし、途中の展示は楽しみつつも足早に順路を急いだ。
そして途中の売店で小さいサイズのオオサンショウウオぬいぐるみ達に心を奪われつつ、いざ本丸。そして轟沈。お値段、28,233円なり(現在のオンラインショップでのお値段です。当時もそれくらい)。
さ、さまんえん弱は……途中でブラリと寄った所で買うグッズには……ちょっと、出せないぃ……。
今の自分の視点からは「買えーっ!買えーっ!」とノスタル爺が叫ぶものの、如何せん一目惚れしたばかりだ。愛はここから育んでいくものさ!ご縁があれば、また会える!と、おためごかし
3千円くらいのLLぬいぐるみを買ってお茶を濁しつつ、帰路についた。ちなみに、この子は抱き枕として申し分ない大きさだったので、毎晩ぎゅっとして寝てるよ
帰るや否やオンラインショップをブクマし、時々ページを眺めて入荷があれば値段に煩悶し、売切れたら落胆し、を繰り返していたのだが、最近ようやく清水の舞台から飛び降りる覚悟を決めてポチり、お迎えした。してしまった。最高です。もう言葉はいらない
読みにくくなったので追記を分けました。→anond:20220901215951
電力の話題になると必ず湧いてくる洋上風力とか太陽光で100%賄える!再エネは安くなる!とか言ってるブクマカを生暖かい顔で見ている増田です。
そもそも再エネって自然に賦存するエネルギーをもらってるんだよね?国で気候って違うよね?
太陽光を考えてみよう。中東とか中国の砂漠はお日様ガンガンの国だし日照時間も長い。だから普通に5円/kWhも行かない水準で発電できるのよ。
でもね、日本で使うでんきは日本で作らないとダメなのよ。緯度が高いから日照の角度も浅くなるし日照時間も短い。必然的に高くなるのはわかるよね?
洋上風力もね、ヨーロッパはグリッドパリティ!日本でもいける!と思ってるんだろうけど洋上風力やるには緯度が低いのよ。
日本でも一応いい風況の場所を探してて公募したんだけど、1回目の入札で三菱商事が安い値段で全部持っていったからさあ大変。
再エネ議連の偉い先生方がこれを黙って見ているはずがなく、早期運開()を重視する路線に変わっちゃって2回目の公募は1回目ほど安くならないことが決定しちゃったの。
結局「高い」再エネを欲しがっているのは誰かわかるよね。
まあ冗談はともかく日本の再エネ適地は偏ってます(太陽光なら鹿児島、風力なら東北の日本海側、北海道など)。
これはどうしようもない事実でコストを中々下げられない要因の一つです。
再エネの適地は偏在してる!!!!!!しかも大消費地から遠い!!!!!!
都会に送るためには送電線がいるけど送電線は一送(一般送配電事業者、例えば東電パワーグリッド、関電送配電など)が担うんだ。
一送の取り分は託送料金と言って、電気代のうち8−10円/kWhぐらいがこの一送に行きます。
でもね、逆ザヤで最終保障供給!需給調整!インバランス踏み倒し!(意味わからないだろうけど堪えてね)とかでノックアウト状態の一送はボロボロで、投資余力はないです。
しかも仮に送電線ができたとしてもこれは託送料金から支払われるので国民の皆様のご理解()の上で託送料金から支払われます。
蓄電池も同様で、今の電気代高騰が続くなら昼に発電して夜に売電する方法で儲けられるから導入できるかもだけど、
当然今の市況が続く理由もないし、自分でお金出したくないしFITならいつ売っても値段変わんないので誰も発電事業者は蓄電池はつけません!
そうなると系統で対処しないとダメなんだけど一送はボロボロです(二回目)。
おお、もう...
「電気が足りなくなったンゴ。。。」となってはだめなので、火力は取っとかないといけない。
最悪発電所は老朽化してても金払って「廃止しないでね」で済むんですが、問題は燃料。
一年後の風況なんて予測できないので、風が吹かなそうってわかったらスポットでLNGを調達しないといけない。
例えば今なら50USD/mmbtu(〜80JPY/kWh,電気換算)とかいうとんでもない値段でLNGが取引されているので燃料費調整単価の形で現れる国民負担もとんでもないことになることは覚悟しないといけないね。
参考資料:https://en.wikipedia.org/wiki/Dunkelflaute ドイツ語の方が詳しいけど読める人は https://de.wikipedia.org/wiki/Dunkelflaute
ここまで説明してきたけど、まとめると
1. 再エネ適地が日本は少ない
3. 再エネの間欠性を補う燃料確保
の問題があって、発電事業者や小売、消費者全てをひっくるめて社会全体で払うコストは再エネは高いんだ。一年ぐらい前に話題になった「統合コスト」ってやつがこれだね。
(廃炉費用と放射性廃棄物の処分費用を合わせた原子力に対して太陽光は1.5倍ぐらいで風力は3倍ぐらい、ソース https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/cost_wg/01/01_07.pdf)
再エネの導入は進めていくべきだと思うけど、ただでさえ今の電力システムは業界人ですらわけわからんつぎはぎにつぎはぎを重ねた九龍城状態になってて、少なくともコスト負担は誰がするのかを明確にしないと事業者も導入に二の足を踏んじゃうから値段が下がっていくものも下がっていかないよね。
だから、今のFIT偏重の再エネ普及のやり方は見直していくべきだし、何はともあれ誰がどのコストを負担していくかは早急に決めていかないといけない。だからその辺の議論は進めていくべきだよ!はてなの賢いみんなも考えてみてね!
https://anond.hatelabo.jp/20220825233050
最近のはてなーは投資の話で盛り上がってるようなので、俺にもちょっと言わせてくれ
といっても、荒れるので投資の話はしないぞ
国がお前らの老後資金を出してくれる夢のような話があるんだ
余裕資金の範囲でやる話だから、ノットフォーミーな人はすまんな
無趣味で彼氏彼女もいないから金が勝手に貯まっていく、そんな奴にiDeCoがオススメだって話をしたい
いやいや、これホントに投資の話じゃないのよ、俺を信じて最後まで読んでくれ、な?
これだけ見ても多くの人は魅力を感じないんじゃないかな
特に20代30代くらいだと60歳まで資金拘束されるというのは色々な意味でリスクに見えるだろう
これがノックアウトファクターになって検討から外した人もいるはずだ
だが待って欲しい
そのデメリットを打ち消すくらい税金の優遇がすごいというのは案外知られていないように思う
以下でそれを説明しよう
控除ってのは所得税・住民税の対象になる金額が減るってことなんだが
年収600万独身サラリーマンがiDeCoに月額23000円拠出していたとしよう
所得税20%(5.5万)住民税10%(2.8万)の計8.3万の税金が返ってくるのね
見方を変えると
iDeCoなしだと27.6万のうち8.3万の税金を取られて自由に使える金が19.3万残るところが
iDeCoに拠出すると手出し19.3万相当で口座に27.6万残るってわけ
19.3万が27.6万になるってことは拠出初日から+43%の利益が出る計算だ
ちなみに年収1200万だと所得税率が上がるので+75%の計算になる
こんな美味しい話聞いたことないでしょ
投資の話はしないと言ったな、あれは嘘だ
iDeCoってのは金融口座なので、何かの金融商品を購入することになる
実際、偉そうに説明してる俺も最初の5年くらいは定期預金で放置してた
投資信託の経験がなかったから何を買えばいいか全然わからなかったんだ
下手な投資の儲けよりも税金軽減分のプラスの方が大きいことを考えたら
iDeCoは歳を取るほど資金拘束期間が短くなるのでお勧め度合いが上がる
なので若いうちは無理してやらなくていいと思うけど
アラフォーになって余裕資金が増えてきたら真面目に検討した方がいいぞ
もちろん何点か注意点はある
まず、年末調整の申告を忘れると損をするので気をつけてほしい
金額は金融機関ごとにまちまちなので、最安っぽいところを探してほしい
ちなみに俺はSBI証券を使っている
面倒な話は省略するが、一社に数十年勤め上げた奴以外は受け取り時に税金がかかる
人生トータルの拠出額は1000万程度に抑えておくのが無難だろう
サラリーマンのiDeCoなら最大額拠出してもそうそう超えないだろうが、企業型DCの人は注意した方がいい
はてブコメントで教えて頂いたんですが、退職金控除が手厚いので大抵の人はiDeCo/企業型DCに拠出しすぎることはないと思います(追記参照)
strange 「一社に数十年勤め上げた奴以外は受け取り時に税金がかかる」は間違いじゃね? IDecoの退職所得控除額の勤続年数はiDeCo加入年数で計算されるので。会社の退職金がある人は5年間あけなきゃいけないが。
つまりiDeCo/企業型DCに35歳から60歳まで加入したら退職所得控除が1150万あるので、
給付額2000万として税金は(2000-1150)x0.5x0.2-42=所得税43万、
架空OL日記ってあるじゃないですか、バカリズムさんの。銀行勤めのOLの日常を赤裸々に綴ったすべて嘘の日記っていうわりとヤバめの発想の。
映画を見たんだよね、主演、バカリズムさんだった。やばいよね発想が。企画立案からプラン実行まで隅から隅まですべてやばいんだけどこれが面白いんだな。いるいる!てなる。OLの日常知らんけど。
いーなーわたしも、そういうの、そういうのやりたい!て思って。やっぱ人生現実一本だと正直キツいんだわ。まじで。長すぎない?人生。そんでもってしんど過ぎない?ていうか、労働時間長くない?給料、少なくない?なんかもう楽しくパロディみたく生きていたい。
で、ハッと気が付いたんだわ。
自慢じゃないんだけど、というかまじどこをどういう角度で切り取っても自慢になり得ないんだけど、高校〜大学時代のあだ名が「人妻」だった。
さすがに社会に出てからはそんなトンチキなことを言ってくる非常識人には巡り合わず、なんなら24歳バリバリ職場でいっちゃん歳下なのでみんなにでへでへ可愛がりしてもらってた。のだけど。
こないだ数ヶ月振りに再開した会社の同期から言われました。開口一番。
「未亡人感が増したね」と。
待て、夫よ。いつ死んだ。
わたしの知らぬ間にわたしは結婚し団地に暮らし夫の帰りを待ちながら昼下がりに宅配業者を誘惑したり義父と密会したりしていつのまにか夫が死んでた。
なんでなのかな。
なんでなんだろ。
そんなに幸、薄そうかな。
成人式に振袖着た写真を見せたら色んな人に「喪主か極妻」って言われたんだよね。岩下志麻に弟子入り志願だわ。あんたら覚悟しいや!
よしわかった、今からお前らの欲望を全部受け止めてやる。人妻団地妻未亡人枠として腹を括った悲しき24歳独身バリバリ労働者。扶養はしてもされてもいないし、なんなら夫どころか彼女も彼氏もおりません。
人妻ってでも、言ったらわたしの母上も人妻な訳で。でも、人妻ってそういうことじゃないんよね。ファンタジーなんよ。人妻は。
リアルガチ人妻は仕事に家庭に忙しいスーパー現代女性なわけですが、ファンタジー人妻はファンタジーだから。夢を見させてくれる存在だから。
所帯持ち感とかゼロ。エプロンは白。髪は黒。夫という連れ合いはいるけれどもいつもどこか頼りなげ。何処の馬の骨とも知らない野郎に連れてかれそう。押しに弱い。流し目が得意。儚さの中に漂うエロス。判子を押したあとの上目遣いでノックアウト。そのまま家主のいない部屋へと雪崩れ込み…………
誰も読んでないみたいだから去年一気に全巻読破した俺が説明してやるか
例えが下手。全く小便器には似ていない。
主人公がゴム人間という時点で格好よさから脱しようというコンセプトであろうことは1話からわかりきっている。
・戦闘に「もしかしたら死ぬかも」というような緊迫感が無い。主人公は何度も敵からノックアウトされて白目を剥くが、敵は主人公の首を切り落とそうとか心臓を刺そうとか本気の攻撃を全然しない。どうせ主人公は殺されないと、分かりきっている。接待バトル。
これもゴム人間の特異性で説明できるが、仲間になったキャラは絶対死なないなど、連載が長期化するにつれ緊張感が失われていったのは確か。
これは好みなのでどうでもいいか
・主人公が海賊王になると言っているが、その海賊王の定義がよく分からない。略奪も誘拐も密輸もしないなら、それは海賊ではないのでは?
・何をすれば海賊王になれるか、何を以て海賊王として認定されるのか、主人公が海賊王になると主人公や世界の何が変わるのか、さっぱり分からない。
ゴールドロジャーが隠した秘宝ワンピースを手に入れたものが海賊王だと1話で説明されている。
ワンピースがなんなのかは物語最大の謎なので終盤に近づくにつれ少しずつ説明されている。
知らんがな
・今、誰が、何のために、何をしているのか、リアルタイム連載ではサッパリ分からない。ジャンプがターゲットに想定している少年層の読者たちは「昔から連載されている漫画だけど、何の物語かよく分からない」と思っている。
今現在は四皇という最強の海賊であるカイドウとビッグマムと戦っている。
その二人を倒すと1話に登場したシャンクスとラスボス感のあるキャラとして登場している黒ひげを残すのみなので、その二人と決着をつけワンピースを見つけたら終わると思われる。
・主要キャラのデザインが、全く魅力的ではない。男性用小便器みたいな顔で、非常に気持ち悪い。特に泣き顔が小便器。
・戦闘に「もしかしたら死ぬかも」というような緊迫感が無い。主人公は何度も敵からノックアウトされて白目を剥くが、敵は主人公の首を切り落とそうとか心臓を刺そうとか本気の攻撃を全然しない。どうせ主人公は殺されないと、分かりきっている。接待バトル。
・モブのリアクションや説明セリフが、五月蠅くてダサい。ワー!スゲえ!ワー!ギャー!ギャー!
・主人公が海賊王になると言っているが、その海賊王の定義がよく分からない。略奪も誘拐も密輸もしないなら、それは海賊ではないのでは?
・何をすれば海賊王になれるか、何を以て海賊王として認定されるのか、主人公が海賊王になると主人公や世界の何が変わるのか、さっぱり分からない。
・海賊王になろうとする主人公を応援する意義が、読者や脇役には無い。勝手にすればと思う。
・今、誰が、何のために、何をしているのか、リアルタイム連載ではサッパリ分からない。ジャンプがターゲットに想定している少年層の読者たちは「昔から連載されている漫画だけど、何の物語かよく分からない」と思っている。
今在籍している職員の社会的属性と査定状況の突き合わせをベースとして、入庁後に活躍できそうな要素、逆に活躍できない可能性がある要素について、各面接室のリーダーに共有していた。
また、受験者の内定受諾関係の統計から、実際に内定を受けてくれる可能性についても情報を与えている。私がK市の職員台帳(驚くほど何でも載っている……)のエクセルを弄りまわして統計分析にかけた結果、導き出したものだ。
このチェックリストに該当すると、面接官の主観的要素において面接結果に作用することになる。その一部を示そう。□がポジティブで、■をネガティブとしている。()内は備考。
以下のリストには、面接試験の最中に情報を得にくいものもあるが、2次試験で配布する指定用紙に記入欄を設けることでほとんどカバーできる。
【ポジティブチェックの例】
□ 男性であり、結婚している(必ず優秀というわけではないが問題職員になりにくい)
□ ひとつの組織で3年以上働いたことがある(入庁後に早期離職しない)
□ 出身校(小中高)の2つ以上がK市内にある(地元への愛着がある)
【ネガティブチェックの例】
■ 女性で子どもがいる(公務よりも子どもを優先する者が多い。入庁1年目での産休や育休など)
■ 男性であり、30才以上で親と同居(子どものような性格や行動をする人間が多い)
■ 他市町や民間企業の残り玉がある(内定受諾率が有意に低い)
■ 入庁後にK市に住む意思や予定がない(〃)
※1…あくまで面接官への情報提供である。面接試験は100%採点表に基づいて実施される。
※2…病気や障害、家庭環境など、本人の生き方と関係ない要素はどれだけ査定と相関関係が強かろうが情報提供はしていない。一応付言しておく。
第3章の終わりに、「とはいえ、内定を取るための裏技もあるんでしょう!?」と気になっている読者に、何点かの特別事項を示して結びとする。いわゆるコネというやつだ。
ここでは、合法的なコネ(採用試験の前に自分をアピールする方法)について2つの観点により説明する。非合法なやり方は示さない。
これが一番手っ取り早いうえに、やる気をアピールできる。ここでは、あなたが学生もしくは若年層だとする。
官公庁はあまりインターンシップをやらないし、やったとしても狭き門だ。しかし、一般向けのイベントであれば、ちょっとのやる気で意欲を示すことが可能だ。〇〇美術展や〇〇スポーツ大会、〇〇コンペなど、誰でもエントリーできる行事に参加してみるのだ。何年も参加していれば、幹部クラスの職員に顔や名前を覚えてもらえる。
ここでは3つ、前例を示す。
①.
K市の美術展で中学生の頃から入賞し、高校生の時には全国レベルの賞をもらった子がいた。その子の面接官を務めたのは、当時の美術展の所管課において責任者を勤めていた人物だった。その子は3種類の面接試験を危うげなくパスし、内定を獲得した。面接官いわく、「エントリーシートを見た時点で入庁してほしい」と感じていたとのこと。
②.
成人式の新成人代表で祝いの詞を述べた子。その子は、K市の広報誌の募集を読んで新成人代表への挑戦の意を表した。祝いの詞を自分で考え、成人式のステージで発表を行った。その子は、翌年採用試験を受けたが、残念ながら不合格だった。おそらくだが、祝いの詞の最後に、「将来はK市の職員になりたいです!」と言ってしまったため、自意識過剰であると捉えられた可能性がある。惜しいパターンだ。
③.
子ども議会で将来のK市についての政策提言をまとめた子。当時は中学3年生だった。それが大学を卒業する段になって、K市へのUターン就職を決意し、採用試験を受けた。その子が政策提言を発表した時に議場にいた職員らが、面接を受けた時には上級の職へと昇進していた。そのうち1人が、当日記の序盤で登場した副市長だった。その子は最終面接で最高の評点を与えられ、晴れて主席内定者となった。ただ残念なことに、その子は内定を辞退した。その人に内定を出した時の副市長の嬉しそうな顔と、また反対に落胆した顔は今でも忘れられない。
これが広義のコネだ。一般の人が想像しやすい形だろう。人事への働きかけができる人間に自分を推薦し、点数を底上げしてもらうのだ。これは、ある程度選ばれた人しか使うことができない。
ところで、世間的には極端なイメージでもって、こうしたコネ(縁故)が語られることが多い。まずは、昭和から平成初期までに行われていた伝統的なコネ採用について説明する。
(以下、説明)
昭和の時代にこうした採用が行われていたのは、公務員業界が人手不足だったからだ。K市の昭和60年頃の採用試験倍率は、2.5倍程度である。最低でも10倍はほしいところだ。あまりに倍率が低すぎてロクな人材がやってこない。そんな状況の中、冒頭で述べたA夫さんのような人が多く採用されていた。
当時の地方公務員(特に市役所)は、『民間企業で稼ぐ力や意欲のない、覇気のない人間がなるもの』とされていた。今でこそ、上場企業の平均年収≒地方公共団体の平均年収という関係が成り立っているが、当時は上場企業の方が明らかに高かった。私の記憶では、当時は年収ベースで1~2割程度は上場企業が上回っていた。え、なに? 私の年齢? フミコフミオ氏と同じ年だ……。一応、家内もいる。社会福祉協議会に勤めていて、ひたむきな性格の優しい人だ。
話を戻そう。そんな状況だったので、昭和時代の幹部職員は、役場内の優れた職員の子どもや、地元有力者の子弟や、町内会長の紹介など、使える手はすべて使って優秀な人材を確保しようとした。コネ採用は当時も違法行為だったけれども、時代が許していた。
それがバブル崩壊の数年後を機に、公務員人気が高まるにつれて違法行為の様相が強くなった。コネ採用が判明した一部の自治体は、首長などの幹部職員が引退や検察起訴に追い込まれるようになった。K市においては、1995年頃を境として、それまでとは比べ物にならないレベルの人材(一流大卒や民間経験5年以上など)を採用できるようになった。
(説明終わり)
とあるAさんが、いま在住している自治体の職員になりたくて、かつ上の条件を満たしている(親が優れた職員である、地元有力者に知り合いがいるなど。以下まとめて『有力者』とする)のであれば、以下の手順を満たすことで、法を犯すことなく自分をアピールできる。
[ステップ1]
Aさんが『有力者』に対し、自分を市の幹部に紹介してもらえないか尋ねてみる。
[ステップ2]
Aさん側の『有力者』が、採用試験の責任者(または特別職)と会談する。「あの人とこういう繋がりの〇〇さんという人が、今度採用試験を受けます」と連絡する。相手方は、「ほう、そうなんですね」と反応する。これでステップ2は終わりだ。
※これ以上は発言するべきではない。例えば選挙に出たい人がいたとして、告示期間前であれば、「〇〇選に出馬します!」と宣言するだけなら公職選挙法的にセーフとされているだろう。それに似ている。
[ステップ3]
ここからは時と場合による。文書に残さない形で協議を重ねることもあるし、協議自体が行われないこともある。なんというか、こういう形の行為というのは「空気感」である。
コネ採用を行ってはならない――という考えは、幹部職員や特別職の間でも共通見解である。ここまでリスクとリターンが嚙み合わない行為はない。表沙汰になった時点で、どんなに偉い人間でも職を辞さねばならない。検察への起訴もセットだ。
後は、Aさんが筆記試験で足切りにならない程度の点数を取ればよい。採用試験の責任者がAさんに配慮してかせずか、そういう結果になるように面接試験のセッティングを行う。以上だ。
身も蓋もないことを言う。地元有力者の子弟は、こんなことをしなくても普通に採用される。当人の能力や人格レベルが素で高いことが多いし、事前情報がなくてもわかるのだ。外見に、苗字と出身地、その他履歴書の内容だけで「あの〇〇さんの子どもか血縁者だな」と。苗字が珍しいことが多い。
市役所の採用試験であれば、能力よりも人格や人柄を見る。私が面接官を行っていた〇年間において、最終合格者の筆記試験最低点は35/100だ。35点しか取れなくても、一次試験の面接で5段階中の4がつけば無条件で二次試験に到達できる。理論上は0点でも通過可能だ。さすがに二次試験で落ちるだろうが……。少なくとも、K市の採用試験はそういうルールで運用していた。
ちなみに、35点の子は笑った顔が素敵だった。話し方はふんわりとしていて、それでいて長すぎず短すぎず、話の内容も伝わりやすかった。こちらの質問の意図も理解している。性格適性検査の結果も正直者と出ていた(あれは信用できる。統計学の力は偉大だ)。市長も、副市長も、かくいう私も、あの笑顔にノックアウトされてしまった口だ。今思い出してもあれはずるい。