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はてなキーワード: 音色とは

2024-02-26

スマホ脳』って本の中の認知バイアスの例が何度読んでもイメージ

それでは想像してみてほしい。ある音が一定の大きさで聞こえてくるとする。最初、5メートル後方で聞こえ、それが自分に向かってくる。

ここまではイメージつくんだが、

その後、全く同じ音が5メートル後方、つまりさっきと同じ場所で聞こえるが、音は遠ざかっていく。どちらの場合も、音は全く同じように認識されていいはずだ。同じ音色、同じ音量、同じ場所で聞こえたのだからしかし、驚くことに、あなた自分に近づいてくる音のほうが大きくて近くで聞こえたと認識するのだ

これがまじでわからん

自分に向かってくる音(以下A)が発生した数秒後に自分から遠ざかる音(以下B)が発生したって認識でいいんだよな……?

Aはわかるとして、Bって例えるならどういう状態なんだ?例えば拡声器自分の方向に向けられて発生する音をAとしたら、自分の反対方向に向いて発生してる音がBってこと?だとしたらこの2つを同じ音だって認識するっていう前提の語り口のが謝りじゃない……?何が驚くことなんだ?俺がなにか読み落としてるのか……?ってなってしまうんだがバカな俺にわかやすく教えてくれ

2024-02-25

dあ

現代

手の届きやすいところに道具が置かれていて、みんながみんないろんなコンテンツを作っている

現に私は小学五年生の時に初めて筆を握った、見るに堪えない絵ばかり描いていたが当時からすれば力作も力作で、嬉々としてイラスト投稿サイトにアップしたことを覚えている

今では高校一年生、当然私もいくら技術力が上がり、今は絵と動画制作をしている

が、上手い みんながみんな上手い

そりゃもちろん青臭い自分と違って長く長く制作を続けてきた人もいるし、そもそもものづくりに触れている時間の長さと濃度が違うというのもあるが、上手いものは上手い

ほんの数年絵をごにゃごにゃ描いてきた自分なんかじゃ到底追いつけない高みに自分と変わらないくらいの知らない人間が突っ立っているさまを見るのは、わかっていても苦しい

絵だけじゃない、ぼさっと聞いているだけじゃ入ってこない裏に詰められた音色や声への祈り、願い、怨念、その全てを何も知らない人間へも伝えられるほどデフォルメ化され突きつけられる、このことがどれほど苦しいか

その裏に詰められた技術に気づけないことがどれだけ惜しいか

依頼が来た時もだった、嬉々として依頼を受けいざ描き終えて、トップページに戻って、新着欄を見たときに思った。

描いた絵がやけに地味だ、その上尖りがなくてダサい、いつも描く時はそうじゃないのに、少し考えてすぐ辿り着いた 私は個性を殺したのだ

トップページにずらりと並ぶクリエイターたちは違った、自分を生かしていた だからキラキラと輝いて見えたのだ

私は大事な依頼者のキャラクターに土をかぶせたのだ

私は今、年齢を隠して活動している 年齢ひとつ自分作品への目を変えてほしくないというのと、扱いを変にしてほしくないからというのもある

だがたまに「いっそ明かしてしまおうか」と思うことがある 絵だけじゃ追いつけないからだ

未成年というブーストをかけて絵をもっとよく見せようとするのだ、どうしようもないバカだ、自分でもわかっている、けれどもそれに縋りたくなるほど、今のコンテンツ先進化している

私は誰にも追いつけないまま老いぼれて死んでいくのだ

中学二年生の私に縋ったまま死んでいくのだ

こんなのだから一生変われないままで、どうしようもない

2024-02-21

しろ全くオススメ出来ないアニメを教えて欲しい

ひとまず例をあげとくと、俺が全くオススメ出来ないアニメは「Serial experiments lain

まず、主人公オススメ出来ない。

如何にもオタク受けや陰キャ共感を狙ったかのような小柄で奥手な主人公

普段は口数が少ないけど友達の前では結構喋るし、得意な分野についてはやたら早口で高圧的になったりもする。

ずっとパソコン弄りとインターネットばかりしていて、周囲から心配されてる。

寝間着が🐻のキグルミ露骨オタク受けを狙っているのもオススメ出来ない。

やたらと衒学的にインターネット歴史を交えつつ当時インターネットに人々が見ていた平行世界的な闇を都市伝説的に描くストーリーテリングおすすめし難い。

今見てもレトロフューチャーというには技術レベルが低く、それでいて当初の感覚で言えば近未来的だったであろう、何時の時代もつかない絶妙世界観のバランスオススメ出来ない要素だ。

インターネット世界に引きこもっていき、ネットの交友関係依存するうちに現実から乖離し、それの極北にたどり着く寸前にリアル人間関係の中に自分の居場所を見出す展開もオススメ出来ない。

伶音の選択物語の中で肯定されるが、それを世界が両手をあげて称賛するのではなく、ただ伶音とその周囲の世界の中でだけその価値が見出されるかのような物語の紡ぎ方は、今見るとなぜレディープレイヤーワンの映画はこういった納得感を持たせられなかったのかという気持ちになってしまオススメ出来なすぎる。

当然、OPEDオススメ出来ない。

OPはシットリとしながらも重さと鋭さを感じさせる曲調・歌い方は世紀末世界を包んでいたフォークロアへの恐怖と憧れに満ちた世相に合致しており、また当時のインターネットにあった陰鬱さ・危うさ・刺激との親和性も高くありながら、歌詞のものにはデジタル空間を感じさせる要素は一切なく、ただ人の繋がりの中にある高揚と失望の中を漂い落ちていく感覚けが歌われる掴みどころのなさはまさしくこのアニメに相応しくオススメ出来なさがここに極める。

EDOPと比べて語られることは少ないがこれまたオススメ出来ない作りをしている。ただただ憂鬱歌詞の中に人生社会に対しての絶望が詰まっており、夜中に美少女主人公アニメを見ているような負け組共に完璧クリティカルが入る。金属を爪弾いているということを積極的に主張する弦楽器音色は冷たく切り裂く世間の風を思わせるが、冷たく冷えた子宮に包み込まれているような沈み込むよな心地よささえある。この曲を聞いてから布団に入れば自分人生のしょうもなさにふと涙が溢れること請け合いオススメ出来るなんて口が裂けても言えない。

内容としてはSFとしては不思議な要素は決して多くなく、未来想像という点では攻殻機動隊電脳コイルに全く及ばず、鬱アニメというには救いがあり、伶音ちゃん目当てに見るにはえっちな場面がほとんどない、それでいてやたらとカルト人気ばかりが先行しているという、どこをどうとっても薦められた側が困惑するようなアニメであり、見所といえば直接的な刺激ではなくゆっくりと取り囲むような不穏さによって作られたメランコリックネガティブムード等身大からまり形而上学領域へと超高速で飛んでいってしまスピード感にある当時のインターネットに対する無限期待感共感ぐらいのアニメであり、これをオススメするのは俺のような一般独身男性には全く不可能だ。






anond:20240221110717

2024-02-11

小澤征爾のどこが凄いのかよく分からない

日本代表する世界指揮者小澤征爾さんが死去された。ご冥福をお祈りしたい。

だがよく分からないのは、なぜ小澤征爾世界的に評価されたのか?である

長年にわたってアメリカの名門オーケストラであるボストン交響楽団シェフを務め、後に世界大歌劇場の一つであるヴィーン国立歌劇場音楽監督に任命されたのだから欧米で高く評価されていたのは事実だ。

だが小澤征爾演奏を聴いてもそこには指揮技術の巧みさは感じるが、音楽表現個性が感じられないのである音色的に白色に近い透明で、蒸留水のような無味無臭な感じがする。

例えば、クラシック音楽オーケストラのメイン・レパートリーはまず第一モーツァルトベートーヴェンブラームスブルックナーといったドイツオーストリア交響曲であり、そこにやや邪道マーラーオーストリア)とRシュトラウスドイツ)が加わり、その周辺にチャイコフスキームソルグスキープロコフィエフショスタコーヴィチなどロシアソ連音楽スメタナ・ドヴォジャークといったチェコ東欧音楽グリーグシベリウスなど北欧音楽ドビュッシーラヴェルなどフランス近代音楽構成されている。

で、その最もメインのモーツァルトベートーヴェンブラームスブルックナー交響曲聴くとき、その素晴らしさを味わうならばワルターフルトヴェングラーベームカラヤン、アッバードラトルといった指揮者聴くのが普通だ。日本指揮者聴くなら、朝比奈隆小林研一郎聴くというのも分かる。

ベートーヴェンブラームス交響曲のような最も王道の曲目で、あえて小澤征爾の指揮した音源聴くという人は、どこがどう良いのかを自分言葉説明して欲しい。

ボストン交響楽団ヴィーン国立歌劇場シェフに任命されたんだから欧米では高く評価されているんだよ。だから素晴らしいのは間違いない」みたいなのは一切禁止な。それは自分の耳で素晴らしさを認識したんじゃなくて権威の意をかる狐だから

2024-02-04

anond:20240204122549

 やはり音楽叙情詩というもの重要だ。これは残念ながらアメリカからは出てこれないサウンドだろうな、と決めつけてはいけないが、やはりやむを得ない事実ではないかと。まぁ、偏見とも言うのだが(笑)。いや、でもやっぱりヨーロッパならではの伝統的な側面だというのはあるはず。殊に英国叙情性というものは他のヨーロッパ諸国のモロに露骨な、例えばイタリアのようなものとは異なり大げさにはならない。それでも深くしっとりと染み渡ってくる叙情なのだ。そんな叙情詩を音にしているバンドの大代表がフロイドだったりするし、キャメルというバンドもその一角だ。

[Mirage]

[Camel]

 1974年リリース二枚目Mirage」というアルバムファーストアルバムCamel」と音楽的にそれほど変化があるワケじゃなく、センスが磨かれたっていう感じかな。音的なものだけで言えばピーターバーデンスの鍵盤が全面に出ているのでどっちかっつうとピコピコ系なイメージもあるんだけど、そこはさすがにキャメルの雄であるアンディ・ラティマーのギターが鋭いところでロックファンの心を刺激してくれるのだ。普通に意識しないで聴いているとこの鍵盤とギター音色の違いを意識しなくなるもん。うん、違うんだけど、多分ラティマーのギターの音がスペイシーでマイルドでおよそギターの感じがしないからでしょ。コードを掻き鳴らして、っていうシーンも多くはないのでかなり特殊かな。

 そうだねぇ、このバンドって凄いのはアルバム全体を通してってのもあるけど一曲ごとに情景が目に浮かぶような音を聴かせてくれるってとこかな。別に解説知識もなくっても音を聴くとなんとなくこんな情景なのかなぁってのが浮かぶ。目を閉じて聴くとしっかりと自分だけのイメージが沸き上がってくるから面白い。このアルバムのコンセプトって何だろな。多分「指輪物語」だと思うけど、それを露骨に明言しないでもリスナーとしてはそういうのをイメージして聴ける。するとまるで映画音楽のように楽しめる。しかラティマーのギター面白い。こういうのを歌うギタリストギターを歌わせることの出来るギタリスト、と呼ぶのだ。しかバンドアンサンブルが抜群。

 この「Mirage」という作品、冒頭から優れた旋律アンサンブルによって歌が少ないのにもかかわらずアルバムとしての印象が強いものになっているんだけど、一般の例に漏れず、キャメル世界最高傑作と呼んでも過言ではないであろう「Lady Fantasy」という稀代の作品を配しているアルバムなのだ。壮大な一大叙情詩が描かれている作品で美しいんだよ、これ。プログレが好きとかキライとかっていうのじゃなくって流れていると心地良くなるサウンドなので聴かない方が損じゃないか?なんて思う。まぁ、こういう雰囲気を望まない時は別に興味ないのだろうけど、ひとつひとつの音が染み渡ってきてねぇ~、良い。ドラマティックな展開ももちろん素晴らしく12分を感じさせない物語♪この延長が後の「The Snow Goose」という素晴らしいコンセプトアルバムに繋がるんだろうな。http://rockcollector.blog31.fc2.com/blog-entry-814.html

2024-01-07

anond:20240107104747

かなり関係ないけど、動物チーターの鳴き声がほぼネコ!って動画がリコメンドに流れて来たのでいくつか視てたら、チーターの頭身バランスが見慣れてなくてなんか変だったのでキャプつばの人の例の検証画像ネタおもいだした、鳴き声はネコ音色イヌが鳴いてるかんじだった

2023-12-19

anond:20231216182609

Google Bard に聞いてみた ↓

希望に沿って、以下の3枚のCDおすすめします。

1. バッハ: ブランデンブルク協奏曲全曲

指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤンベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

解説:

バッハ代表作のひとつであるブランデンブルク協奏曲全曲。カラヤンベルリン・フィルによる演奏は、透明感のある音色と明晰な構成で、モーツァルトのディヴェルティメントに通じる軽やかさを感じさせます

2. シューベルト: 弦楽五重奏曲第1番「鱒」

演奏: ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

解説:

シューベルト代表作のひとつである「鱒」は、美しいメロディーと軽快なリズムが印象的な作品です。カラヤン演奏は、弦楽器の繊細な音色を活かした、明るく爽やかな響きが魅力です。

3. ヴィヴァルディ: 四季

演奏: マルセルポンス指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

解説:

ヴィヴァルディ代表作のひとつである四季」は、各曲に春夏秋冬の情景が描かれた作品です。ポンス指揮による演奏は、軽快で明るいリズムと、自然の豊かな情景を描いた音楽が魅力です。

いずれも、小編成による演奏で、指揮者演奏者によって異なる解釈を楽しめる作品です。ぜひ聴き比べてみてください。

また、以下のような作品おすすめです。

モーツァルト: ピアノ協奏曲20番、第21番

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番「皇帝

シューベルト: ピアノ五重奏

ブラームス: ピアノ四重奏曲第1番、第3番

チャイコフスキー: 弦楽四重奏曲第1番、第6番

ご参考になれば幸いです。

2023-12-14

anond:20230901150609

有吉ヒッチハイク中にこっそりもらったウォークマンでよく知らないMy Little Loverを聴いて声に性的興奮をしたって言ってた。松田聖子も声がセクシーなのが魅力ってマツコが言ってた。音色や音質を聴いてるってあるなぁ。

2023-10-13

発達障害につき漫画をまともに鑑賞できない弊害

私は動作IQが80台しかない。それとの兼ね合いだと思うが空間認識能力も弱い。

例えば車のタイヤ空気を入れるのを任されることがあるが、あれはタイヤにある空気の出入り口に大して空気を入れる器具を垂直に押し込めていないとまともに入っていかない。

普通の人はすぐ慣れて一発でできるようになるし初めてでも数回で垂直に押し込めるようになってしまうのだが、私はこの作業を数百回とやってるのに未だに10回とか連続で失敗して空気作業前よりもかなり減らしてしまうこともざらだ。

つの目を結んだ中点と、器具の入れ口、タイヤ側の孔が垂直に一直線の位置関係になるように意識した姿勢をとって、そのうえで垂直性を認識しようとしているわけだけども、うまく垂直になっていないらしい。

健常者には理解できない事態らしいので頼んでる人には呆れられる。いや呆れることにも飽きてる段階に達している。

でもさあ目って根本的に二つあるからそれで垂直かどうかを認識しようとするのは原理上無理があるように感じるんだよね、ハッタショには。スナイパーだって片目瞑って狙うじゃんみたいな。

そういうレベル空間認識力だと漫画を読むにも困難が生じてくるのだ。

アクションシーンで揉み合いになってる場面とかだと、腕が別のキャラに向かって一定ポーズで近づいているところでは、その腕とその腕の持ち主のキャラとの位置関係いまいちよくわからなかったりすることがある。

まり腕をひっくるめたそのキャラが全身として大局的にどういう姿勢をとってるのか、またなんのためのそもそも腕を出してるのか(単純に殴りかかろうとしてる?それとも押し当てて牽制しようとしてる?)のかよくわからなかったりする。

例:この漫画試し読みの表紙から数えて14ページ目の下

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=20041845_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F20041845%2Fvol_no%2F001

飛びかかるとか、高いところから急降下して別のキャラの手をとって助けようとするシーンみたいなのは、その一瞬一瞬に対して「カメラ」を切り替えて描写されることがあるが、あれもコマ間でキャラ空間内でどう変位しているのか把握しづらいものがある。一つの連続した動きを時間経過ごとにいろんなアングルから描写したものとして統合的に認識することに困難を感じる。同じアングルだったらまだ理解できるから(じゃなきゃ放物運動とかのグラフ理解できないことになる)、そこで自分はこんなアングルでも整合性を保って描けますよみたいなアピールしなくていいのにと自分勝手なことを少し思う。多分別アングルで、前のコマ描写されてる物体の向きは本来描かれるべき向きとは逆になっていても違和感としてすら認識されないと思う。

こうした事情との関係で、進撃の巨人よりメイドインアビスの方が絵が上手いと言ってる人に対して、全く共感できないということも起こる。

ストラディバリウス初心者楽器、どっちが前者の音色なのかというのが分からないが、あれとは似て非なる問題だと思う。

音色場合自分の好みで判定してもストラディバリウスにはたどり着けないこともある。高い音色というのはどういうものかという主観の集合を知識として持っている必要がある。また比較対象間の音色について、そもそも有意な差を感じない場合もある。

一方で漫画作画の良し悪しの場合音色と違い、全くものとして違うことは明らかだ。違う漫画作品を比べてるのに「全ページ同じ絵に見えるから判定できない」ということは起こりえない。これが楽器場合だと同じ人に同じ曲を演奏させた場合「全く同じに聴こえるからからない」ということが起こり得るわけだけだから、ここは明らかに性質として異なる。

また進撃の巨人が上手くないとされるのは、そしてメイドインアビスがその逆とされるのは、デッサン狂い(架空のものを描くのにデッサン狂いという言葉を使っていいのか自信がないが)とかパースの狂いの有無といった要素があるだろうが、特にパースが正確かどうかはおそらく数学的に定量的に算出可能もので、つまり単に主観の集合としての擬似的な客観性ではない、数理・物理的な真実に基づいた純粋客観的な要素であるのがこれらの要素だ。

空間認識力がないため、そういった要素を直感的に把握して優劣を認識することができないのだと思う(補助線引かされてその線とこれだけずれてるよねみたいな理詰めで説明されることで「納得」するのがせいぜい)。

画力の優劣を判断する要素は他にもあろうが、むしろこの明らかに違う二つの漫画、絵の一群の間から、なんらかの判断に役立つ何かを抽象化して得ることが逆に難しいというのもあると思う。今回は巧拙関係する要素を抽象化して捉えたいわけである。でもそれは違いが大きすぎるから抽象化は難しい。

伝わるかどうか分からないが、🍙と🗻からなら簡単三角形といい概念抽出できるが、漫画同士を比べてなんらかの評価軸になる要素を抽出するのはわたしには難しいということだ。

そういうわけで私にも二つの漫画は明らかに違う漫画だけども、巧拙という点で区別することは特性的にできないといいことである

これが普通の人には下手な漫画もそうは見えないということで面白く読めるという点で得なことなのか、作品のいいところについて根本的な次元認識できるのが人より少ないという点で「作品を余すことなく楽しめない」不幸なことなのかは分からない。

以前には漫画の方が自分のペースで楽しめるし音とかなくて疲れないと思っていた時期もあったが、さらに一周回ってアニメの方がアクションシーンを直観的にちゃん認識できて自分に合ってると思うようになった。カラフルモノクロだと地と絵の解釈輪郭認識)に混乱が生じる例がある)かつ動きを連続した動画表現してるアニメは私にとってもほとんど混乱の余地がない優れた媒体だ。

アクションがある漫画でも発達障害にもわかりやす表現採用したバリアフリー漫画、なんてあったら…いや採算とれないか

大人しく日常系とか最近見つけたおいらん姐さんのような人情ものでも見てることにするよ。

2023-10-10

anond:20231010090650

ここ数年、音響解析のレベルがむっちゃ上がってるから、そのせいかも。

前は騒音対策のためのものって感じだったけど、最近音色シミュレーション無茶苦茶進歩してて、スピーカーの電磁機器回路と連成とか、オーディオ機器などでもそれなりに宛てにして設計しても大丈夫になってきてる。

2023-10-04

anond:20231004114826

音作りが古くなるんよね

80年代だと急にサックスとかトランペットとか入ってくる感じ、ダサい

ギターエフェクターキーボード音色サンプリングの傾向や音の出し方とか、時代ごとの「これがかっこいい!」って型があるよね。

2023-09-03

anond:20230903210535

仏壇の前の座布団に座ってる金属製品の音色のほうがよっぽど効果あるやで

Elskavonというミュージシャンの「Origins」っていう今年出たアルバムにはビックリした。

元々、ポストクラシカルの人だったようだけど、近年では一転してアンビエントエレクトロニカに傾倒し、その結晶のような作品で。

よくある、ポストクラシカル作曲手法や手触りはそのままに、デジタルのエディットを取り入れました、という感じじゃなくて、ソングライティングから音色の選定、サウンドレイヤーの構築まで見事にアンビエントエレクトロニカ・チルウェイブあたりの典型的な手触りを感じさせてくれる。

全体的に、リバーヴを抑えた初期エレクトロニカ音響と、アンビエントと融合したチルウェイブ音響が混ざったような、一見矛盾するようだけどリバーヴの空間処理をディレイトレモロコントロールすることで制御しきったような完璧主義を感じさせる音。

今後のリリースも楽しみになっちゃうな。これ何書いてるか分かるって人はぜひ聞いてみて。

2023-07-31

anond:20230731140940

電子ピアノなら調律もいらんし、パーカッションや色々な音色があって純粋ピアノに飽きても目先を変えられるから最初の1台は電子ピアノの方がお勧めよ。

2023-07-27

モナアイスの味を増やして欲しい増田住まいシホテ市や府をジアの吸い赤名も(回文

おはようございます

記録的暑さで50年に一度の暑さと毎日叩き出している室内の温度は体温以上山脈に向かってヤッホー!って叫びたいいや叫んじゃうほど暑いわ!

これもうさー

アイスクリームグルグル回って溶けてバターなっちゃうそれなんてサンボマスター?って感じで

アイスクリームからバターが出来ちゃうぐらいに暑いわ。

ちなみに暑いからって裸足でピアノ弾いているのはスキマスイッチの人ね!

まり暑いアイスクリームが売れなくなる氷菓の方が売上がまだ上がるって街の噂をよそに

絶対アイスモナカは

バニラ一択じゃなくて

抹茶とかストロベリーアイスとか版ばあってもいいと思うのよね!

強く思いまくりまくりすてぃーよ。

あと板チョコ挟まなくていいの。

あの分カロリー摂取したくない板チョコの分は除いて欲しいわ。

なので

プレーンモナアイス

バニラ王道

飽きたら抹茶ストロベリーの味のアイス最中があればいいのよねー

でもさー

たまーに抹茶アイスモナカは見かけるんだけど、

ストロベリーアイスモナはいまだかつてなくない?

ってこれたまに増田で見かけるスゴいこと思い付いた増田にも教えてたいぐらいの

モナアイスストロベリー味あったらよくね?って思うのよね。

もう暑いので思考停止してしまうから

この辺にしておくけど、

モナアイスストロベリー味が欲しいわ。

切実に切願するわ。

暑いのでもう今日はこの辺にしておくから

今日は帰ったら晩エアコンタイマー仕掛けておいたので

涼しい室内で鈴虫音色を聞けること請け合いよ!

鈴虫飼ってないけど!

そのぐらい暑いわー

今日の夜はお部屋冷えてますよーに!

うふふ。


今日朝ご飯

蕎麦活冷やし月見頂いちゃったわ!

冷たいお出汁が全部飲めちゃうのでなお爽快よ!

冷やしのかけ蕎麦に関しては

真っ黒い出汁のじゃなくて、

爽快にごくごく行けるようになのか分からないけど

関西風の出汁風味の出汁スープよ。

なので、

爽快冷たいごくごく冷やし月見そばの朝の蕎麦活で

一日の朝の元気の源をチャージよ!

これ食べたら元気出るわー!

デトックスウォーター

炭酸レモンウォーラー

1ケース在庫切っちゃったので

また買いに行かなくちゃ!

暑いので重たいお買い物も大変よ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-07-12

品のない音がそんなに好きか?

ヴァイオリンの弦の話。

前提として、弦を変えたくらいで演奏の質が向上するほど、ヴァイオリン簡単楽器ではない。

なのでヴァイオリンの弦は好みとコスパで選ぶことになる。

結果、プロアマわずほぼ数種類の定番製品に偏って選ばれてきた歴史がある。

それが今世紀になって勢力図が書き換わってきたというか、ある老舗が出した新製品大人気になっている状況。

これがどうにも理解できないという話を書いてみる。

最初に、ヴァイオリンの弦の最高級品として長らく、そして今なお君臨するオリーブという弦を紹介する。

こちらの試奏の通り、まるでオペラ歌手のような「美しい」以外に形容のしようがない、艶やかに朗々と鳴る、素晴らしい音だ。

正直、これを超えるクオリティの弦はないと断言できるレベル

次に紹介するのが、弦の定番としてプロアマわず最も広く普及しているドミナントという弦。

今風に言うなら上述のオリーブの、ジェネリック的な立ち位置を目指して元々は開発されたそうで、コスパの良さとプレーン音色大成功

とりあえずこれさえ張っておけば、あとはなんの心配も要らないと断言できるくらい、デファクトスタンダードな弦だったり。

通常は4本ある弦のうち最高音だけゴールドブラカットの0.26mmという弦にした組み合わせで使うのが定番

というか、楽器屋の展示品に張ってある弦は高確率でこの組み合わせ。

試奏の通り、温かみのある印象的な音がナイス

というわけで、少なくとも20世紀が終わるまでヴァイオリンの弦はドミナント一強で金持ちオリーブ、こだわりが強いごく一部がその他諸々…というチョイスだった。

それが今世紀に入り、エヴァ・ピラッツィという弦が登場して変わり始めた。

今ではこの弦、プロでも愛用者が大勢いるだけでなく、音大生やアマチュアにも大人気の弦になっているという有様。

しかしこの弦、自分には全く良いと思えないのだ。

この試奏を聴いて読者諸兄はどう思うだろう?

かに分かりやすく華やかでインパクトある音だが、それ以上に品がない

華やか≒音の通りがよく刺激的である反面、ヴァイオリンの持ち味である音の上質さが消えてしまい、嫌らしすぎるサウンドに感じてしまう。

例えるならオリーブドミナントが全年齢向けイラストなのに対し、エヴァはR18っぽさが半端ないのだ。

あるいは濃い味で一口から胃袋を掴みに来るB級グルメとか、生地よりもクリームフルーツばっかりが主張するケーキみたいな。

そりゃ手軽に派手な音を量産できるだろうけど、ヴァイオリンをそんな安っぽいツールにしないでくれよ…という感じ。

で、これはおまけなのだが、自分みたいな人間向けのつもりなのか

「そんなあなたのために、あのエヴァ上位互換製品があるんですよ!」

と言わんばかりの、エヴァ・ピラッツィゴールドという弦があったり。

しかし…肝心の無印エヴァと変わりすぎだろ!

しかも悪い意味アルトっぽいというか、籠もったサウンドしか聞こえないのが残念。

なので全然上位互換じゃねーし。

ということで、弦は引き続きドミナントオリーブリピートしようと思う。

2023-07-06

救急車サイレンってすごいよな

ピーポーピーポー」っていう音だけど、こっちに近づいてくるたびに音が高くなるのがすごい。音が高くなると緊迫感も高くなるから車両歩行者などの道路通行者に道を譲らせる効果があるのだろう。

逆に救急車が通り過ぎると、一転して音が低くなるのもまたすごい。高まった緊迫感が一気にやわらぐけれども、サイレンの音が消えるわけではないので救急車が緊急走行を続けていることがわかる。

一体どのようにして、サイレンの音を変化させているのだろうか? あくまでも予想だが、AI技術を用いて車両歩行者画像認識して、通り過ぎる車両歩行者ごとに指向性スピーカーサイレンの音を発しているのだろう。それも、サイレン音色連続的に変化させながらだ。

最近画像認識音響技術進歩はすごいなあ。

2023-06-18

フルート警察です。

フルートの絵って大体おかしいのでちょっとおかしい程度なら全然良いと思います!!!

とあるフィギュアで、フルートの構えが間違っていると話題になっているらしい。

具体的なのは他のメディアに任せるとして、たしかにそれらしい構えにはなっているもの微妙にズレていて惜しい感じだった。

ただ、フルートってシンプル恰好がつきやすそうに見えて、実はキーが多かったり楽器ランクで変わったりでややこしかったり(より繊細な演奏をするために素材や形状が変わったりトリルキーとかが増えたりする)、楽器経験がないとどうやって音を鳴らしてるのかイメージ湧きにくかったり(瓶の口にフーってやるあれやで)、絵にしようとすると思ったより腕の角度が描きにくい感じで案外バランス取りにくかったり、と音色の割に余所者に優しさがない楽器でもある。

ので、よく間違ってるかデフォルメされている印象。

天下のディズニーアニメーションでも左右の構えが違っているレベルの間違いを見かけたことがある。

そういうのに比べて、件のフィギュアフルート自体ちゃんと作り込んであって、構えの雰囲気も概ねあっていて、ちょっとおかしいだけで上手と思った。かわいいし。原作しらんけど。

逆にフルートをきちんと描いてきちんと構えられている絵があれば「わーい!絵が上手だ!!!!」って(私が)思うので、安直に(私に)褒められたい創作者各位におかれましては是非チャレンジしてみて欲しい。

フルート構えてる姿って格好いいしね!

あとフルート警察名乗ったけど部活ちょっとやってただけの素人だよ大言壮語ごめんね!

2023-05-27

ダイバーシティとは何なのか

時代の流れに合わせて生まれ変わる言葉の一つ、「ダイバーシティ」。それは一体何を指しているのだろう。今回はその「ダイバーシティ」の意味について深堀りする。

初めに、その音色に耳を傾けてみよう。「ダイバーシティ」。独特の響きがあり、切れ目のない流れるような音列が特徴的だ。この言葉は、まるで自然の流れ、風の音、流水の音を思わせる。

次に、その言葉の形状に目を向けてみよう。「ダイバーシティ」。一つの言葉だが、「ダイバー」と「シティ」という二つの要素に分割することもできる。それぞれどのような意味を持つのだろうか。

ダイバー」は、深く潜る者を示す。見知らぬ世界を探索し、自身を未知の領域に投じる。これは探求心や冒険心、未知への挑戦を表現していると考えられる。

一方、「シティ」は都市を思い起こさせる。人々が集い、さまざまな文化や考えが混ざり合う場所。それは人々の集まりであり、一つの場所に多くの要素が混在する状態を示す。

それぞれを見てみると、「ダイバーシティ」は「未知への挑戦」と「多くの要素が混在する状態」の二つの要素を持つと解釈できる。未見の世界への探求と、そこに存在するさまざまな要素が混在する状態、それが一つの全体を形成するという考え方を含んでいる。

しかしながら、「ダイバーシティ」が本当に指すものは、単純な二つの要素の組み合わせ以上のものかもしれない。それぞれの要素が交錯し、融合することで新たな意義を生む。未知の世界に対する挑戦と、そこに存在する多くの要素を受け入れること。「ダイバーシティ」は、この二つの概念統合した挑戦的な思考や行動を表現しているともいえる。

このような視点からダイバーシティ」を捉えることで、その深い意味が見えてくる。それは私たちが遭遇するさまざまな事象に対する新たな視点提供し、私たち生活に新たな色彩をもたらす。そしてこの言葉理解し、行動に反映することで、私たちはより豊かな人生を歩むことができるだろう。

言葉は、その形成進化を通じて、私たち意識に強力な影響を及ぼす。そして、「ダイバーシティ」はその良い例である


考察を深めることで、この言葉内包する本質は、「未知への挑戦」そして「多くの要素が混在する状態であることが明らかになった。しかし、それだけではなく、これら二つの要素が相互作用し合うことで生まれる新たな価値もまた、「ダイバーシティ」の一部と考えられる。未知への挑戦が多くの要素の混在を可能にし、その混在が新たな挑戦を生む、この循環こそが「ダイバーシティ」の真髄である

これは、何か新しいものを追求し、その過程でさまざまな要素が交錯する経験を重ねることの重要性を私たちに教えてくれる。また、新たな挑戦が更なる混在を生み出し、その結果として生まれる新しい価値が、次の挑戦への道筋を示す。この循環的なプロセスは、私たちが日々の生活の中で経験し、学び、成長するための鍵となる。

私たちが「ダイバーシティ」を理解し、その思考を行動に反映することで、私たち自身視野を広げ、新たな価値を見つけ出すことができる。また、それは他者との関わりの中で生まれる新たな絆や共感可能にし、共存共栄社会の実現へとつながる。つまり、「ダイバーシティ」は新たな挑戦と多様な要素の混在を通じて、私たち個々の成長だけでなく、社会全体の発展をも促進すると言えるだろう。

私たちは日々進化し続けるこの世界で生きていく中で、新たな言葉出会い、その意味理解することで自己成長を遂げる。そして、「ダイバーシティ」は、その一つの言葉として私たち生活に深い影響を与え、私たち思考や行動に対する新たな視点提供してくれるのだ。

2023-05-21

MV(ミュージックビデオ)と音楽は別物の創作物じゃなイカ?

つい最近TwitterボカロP的な人が「曲を聴いてもらいたいだけなのにイラストやら動画やらでお金がかかって大変だよ😭」というようなツイートをしていた.

それを見て次の2つのことを思った

1. 良い曲を投稿していればイラスト動画お金をかけなくても(ある程度は)聴いてもらえるのでは?

2. ツイ主の本心としては"曲を聴いてもらいたい"というより"自分の曲を使ったMVがバズってほしい"なのでは?

以下で,上記1, 2についてもうちょっと詳しく書く.

そして最後に『3. MV音楽は別物の創作物である』という個人的な主張について書く.

1. 良い曲を投稿していればイラスト動画に金をかけなくても(ある程度)聴いてもらえるのでは? について

まず前提として,各種の動画投稿サイト上で"曲自体に魅力はないがMVが良いから高い評価を得ている音楽"ってあるだろうか?

全く存在しないことはないだろうが,少なくとも私は知らない.

一方で,"MV自体が高い評価を得ていなくても曲は高い評価を得ている音楽"なら比較的たくさんあると思う.

なんならMVと言いながらもイラスト画像を載せているだけだったり,曲に合わせて音の波形のようなものがうねうね動くだけの動画でも良い曲というのはごまんとある.

こういった事情考慮すると,自分が作った曲をたくさんの人に聴いてもらおうと思った時にMVが優れている必要はなく,ただ良い曲を作ることだけに注力した方がよくない?と言いたくなる.

もちろん,優れた曲を作った上で優れたMVが用意できれば,話題性が出てより多くの人に聴いてもらえるといったことはあるだろうが,それはMVが特段優れたものではなくても(もしくは,そもそもMVなんかなくても),ある程度の人に聴いてもらえるようなクオリティの曲を作れるようになってからでも遅くはないように思う.

しろ,明らかに素人感丸出しの曲なのに,お金の力を借りてMVだけクオリティの高いものを用意しても,動画視聴者はなんか違うな...となってしまうだけではないだろうか.

MVが曲の評価を高めるという側面はあれど,それはあくまでも曲そのものが魅力的である場合に限られると思う.

2. ツイ主の本心としては"曲を聴いてもらいたい"というより"自分の曲を使ったMVがバズってほしい"なのでは? について

最近ボカロ音楽は,音楽動画のセットで話題になるという傾向が顕著である,というよりむしろMVがないけど話題になるような曲の方が少数派なのではないだろうか.

それゆえ,特に最近ボカロリスナーであればあるほど曲にはMVが付随しているのが当たり前であるという認識一般的になっているように思われる.

そしてそれに伴って,ボカロ曲の作り手たるボカロP創作欲求の源泉として,"作った曲を聴いてもらいたい"よりも"作った曲のMVを観てほしい"というものの占める割合が増えてきているのではないだろうか.

もちろん,純粋ボカロで曲を作ってそれを聴いてもらえることが第一であり,別にMVなんか必要ないという作り手も大勢いるだろうことは承知している.

しかし,仮にツイ主がそういった考えであれば,そもそもお金を払ってまでMV制作を依頼することにそこまで固執することはなかったのではないだろうか?

3. MV音楽は別物の創作物である について

まず,前提として私は音楽をよく聴くが,MVを観ることはあまりない.

その理由を端的に言うと,私は音楽を聴きたいのであり,動画を観たいわけではないからというのに尽きる.

個人的な話だが,つい先日私の好きなバンドが数年ぶりのアルバムを発売するにあたり,YouTubeでそのアルバム内の1曲についてMVを公開した.

公開時にはアルバムはまだ発売されておらず,私は早くその曲を聴いてみたかったのでMV動画再生した.だが,あくまMVを観てはいない.

その時はPCブラウザYouTubeを開いていたのだが,動画再生ボタンを押した瞬間にブラウザから別のウィンドウに切り替えることで,あくまMVは観ずに音楽を聴いただけであった.

こんなことをしていると,なぜそこまでしてMVを毛嫌いしているのかと言われそうだが,私はMVが嫌いなわけではない.

優れたMVを観て良いなぁと思うことも感動することもある.ただ,それは純粋音楽を聴いて良いなぁと思ったり感動したりするのとは,情動の発生要因に違いがある.

具体的に言うと,MVを観ながら聴いた音楽には,その音楽についての印象に視覚情報が関わってくる.一方で,MVがなければ,音楽を聴いた時に及ぼすのは純粋にその音楽聴くことで得られる聴覚情報のみである.(厳密に言えば音楽を聴いている時に目を開けていれば視覚情報シャットアウトできないがそれは無視する)

それゆえ,私はMVを観ることによって,音楽を聴いたときイメージ視覚情報が含まれしまうことが嫌でMVを観なかったのだ.一般的人間にとって視覚情報聴覚情報よりも強い影響を及ぼすため,MVを観ながら音楽を聴けば,次に同じ音楽を聴いたとき,その音楽イメージには少なからMV視覚情報から得られた印象が含まれているはずだ.私にとってはこれが好ましくないのだ.

音楽を聴いた時に音楽の全体的な印象として,または特定音色に関してそこに色彩感覚を知覚する"共感覚"というものがあるらしい.例えば「この音は薄い紫色」だとか「この音楽は白っぽい感じがする」だとか.

私はこの共感覚を持っているとは言えないが,でも曲の中にはなんとなく,本当になんとなくだが色彩感覚であったり,風景(薄い緑色草原の中を風が吹き抜けている様子だったり,石畳歩道教会のある中世の街並みをセピア色のフィルターを通して見た景色だったり)を連想したりするものがある.

これは本当にボンヤリとしたものであって真に共感覚を持っている人の感じ方とは全く異なるものだと考えている.しかし,ボンヤリとした形であれ,音楽という聴覚情報から視覚情報が想起されるという人は自分以外にも少なから存在するものだと思っている.(具体的な根拠はないですが...)

このような,音楽を聴いた時に何らかの視覚情報が想起されるというのが私が音楽聴くことが好きな要因の一つであり,また私の好きな音楽というのは,聴いた時に頭の中にイメージ風景が浮かぶものが多い.こういった感性を持っている人がいたら多分共感してもらえると思うが,MVを観て音楽を聴いてしまえば,その音楽の色やイメージのようなものは間違いなくMVで使われていた色やイメージにひきづられてしまう.

まりMVを観ることによって,MVを観ることによって得られる視覚情報からの楽しさが得られる代わりと言っては何だが,今後そのMVの曲を聴いたときイメージ視覚情報から得られたイメージに大きく影響を受けるという代償を負っているとも言える.少し大袈裟な言い方な気もするが,事実である

よって,私にとってMVというのは視覚聴覚の両方を同時に刺激する存在であり,音楽というよりはアニメ映画といったものに近い創作物であるという印象がある.

例えば,映画音楽という創作物について考えてみると,音楽映画構成する一部分ではあるが,これら2つの創作物を同じ土俵評価議論したりするのは違和感があるだろう.

それと同様に,MV音楽という創作物そもそも別種のものと捉え,区別するのがより自然見方ではないかと考える.

にも関わらず,現状では多くの人がMV音楽というものをあまり区別することなく,「音楽の良し悪しや評価 = そのMVの良し悪しや評価」と考える人が多いように思えて違和感を感じている.

2023-05-20

何処からオカリナ音色が聞こえる。

集合住宅が立ち並ぶウチの界隈。

普段から色々な音が聞こえてくるが、そのオカリナの物悲しい調子は印象的だ。

この曲はなんだったっけ?

どこかで聞いたことがあるのだが?

ゼルダだったっけ?いや違うな。もっと古い。

ああそうか、ろくでなし、だ。

ろくで~なし~♫、だ。

ピーナッツを鼻から出すやつ、だ。

2023-05-05

ぼっち・ざ・ろっくのボトルネック奏法やるシーンって、なんか解決した感出てたけど不思議に思ってる。

ギターよく知らんけど、弦は直ってないか別に音域が増える訳ではないんだし。

他の弦で庇うのに都合が良いって事なんだろうか。

なんか特殊な奏法っぽいから元々のフレーズとは違ってそうだし、それで良いなら別に残った弦で騙し騙しいけそうなもんだけど。

音色が変わる奏法らしいから、制約が出てショボい演奏になりそうだったところをイイ感じに出来たってことなのかな。

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