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はてなキーワード: 群雄割拠とは

2020-12-15

anond:20201214020356

アップデートってひとつソフトをなるべく最新版で使い続けるイメージだけど

実際には途中で意見が分かれてフォークした派生プロジェクトとか全く別の人達が作った互換ソフトとかが群雄割拠してて好きなのを選べる状態から

2020-11-26

なぜコンピュータゲームにワクワクできなくなったんだろう?

大手で開発ちょっとだけやってただけだけど自分が思うに、

まず、コンピュータゲームほとんど巷に存在しない時代Pongが登場すれば、そりゃみんなゲームにワクワクしたはず

みんながワクワクできた時代だったと思うんだよ

完全に自分が生まれる前だけど、それは簡単に予想できる

アメリカアーケードゲーム筐体だってのものがない時代なんだから

からスティーブ・ウォズニアックだってApple IだのIIだのでPong実装はやっていたはず

それもスティーブ・ジョブズは売りにしてたはずだ

Pong動作すると、次はブロック崩しBreakout)が作れる

プログラミングのコツの一つは他人プログラムを改変することだ

Pongが動くなら、そこからドットドットの塊をVRAMに描画することは可能だと気付くだろう

でも、単なる壁打ちや対戦ゲームだったPongゲーム性を大きく変えることになる

ここがイノベーションというか発明だったんだろう

日本ゲーム企業タイトーは、このブロック崩しインベーダーゲームに「再々」発明した

これも実現可能であることは誰でも分かるが、ゲーム性を大きく変えることはある種の発明だと思う

ブロック崩しインベーダーゲームはまったくゲーム性が異なる

ちなみに、孫正義タイムマシン商法が得意で、このインベーダーゲームアメリカに輸出し大儲けした

相変わらず、左から右、右から左他人のものを移動して儲けるのが上手い(いや、本心から褒めてるんですよ

インベーダーゲームでは、ブロックは上から段々と降りてくることになる

また、ブロックが左右に動く、UFOは高速に動く、手前のバリケードがありドット単位破壊される

プログラミングのコツの一つである他人コードを改造する、は本当に素晴らしい再発明を起こしてくれる

この再発明連鎖が、

Pongブロック崩しインベーダーゲームギャラクシアンゼビウスグラディウス斑鳩だの東方だの弾幕避けだの何だの

に繋がっていくわけだが、

この矢印での「パラダイムシフト」の段差が高いほど、ゲームに対するワクワク感が増すと自分は考える

まりギャラクシアンのようなグラフィックからゼビウスが登場したときは、

安っぽい言葉形容するなら一大センセーションというかエポックメイキングという感じだったわけだ

しかし、今の時代2Dシューターにそんなにワクワクはあるだろうか?

自分2Dシューターに詳しくないが、

というか、マニアでない奴が口を挟むな、と言うぐらいタコツボ化しているように思うのだが、

ほとんど基本的な型は同じであり、

寧ろ、様式美とかお約束が守られてることがプレイヤーの安堵感につながる

2Dシューターができれば3Dシューターが作れるのも自明である

ただ、マシングラフィクス能力が低かった時代にはリアルタイムでの3次元CGの実現が難しく、

アメリカではベクタースキャン、つまりオシロスコープブラウン管テレビの走査線方式が主流だった時期もあったが、

日本ゲーム市場ではまったく見向きもされなかった

アメリカではワイヤーフレーム3Dゲームが実現していた時代日本ファミコンに向かっていた

要はハードウェアによる2Dスプライト時代である

そこから日本パソコンゲーム市場は、結果論ではあるが、

自分にはハードウェアによるスプライト固執し、束縛され過ぎているかのように今からすると思える

MSXスプライトは数が少なすぎた

一方、ファミコンスプライトの数はMSXと比べると段違いであったが、

ファミコン2Dスプライトベースゲームだけを前提としていた

まりファミコンブレゼハムアルゴリズムによる直線を引くとか困難だったのではないだろうか

自分ファミコンの開発はよく知らないのだが、ファミコン版のテグザーは酷すぎると思った

MSXの方がファミコンよりもトータルのグラフィック性能が劣るにも関わらず、

テグザービームちゃん再現されているのである

こうやってだらだら書き連ねてみると、

つくづくワクワクするのは何だってアーリーアダプターの段階であって、

そのあと結婚だってだって倦怠期?ワクワクが減少する時期がやってくるのである

何もない状況にパラダイムシフトを起こす何かがやってくるとワクワクするのであるならば、

乳児はこの世界の何もかもにものすごくワクワクしていると思われる

乳児でなくなると、この世界の変化しないもの常識として脳に定着して、つまらないものにさえなる

でも、若ければまだまだ体験していないことはあるわけだ

まり、それはゲームに関しても同じであって、

若ければギャラクシアンゼビウスがどれだけスゴかったかなんて知らんし、俺も知らんw

だって子供の頃だから

でも、ギャラクシアンより先にゼビウス見た世代だけど、凄いなあとは思ったんだよな

だって自分場合ギャラクシアンを飛び越えてゼビウスだったんだから

逆にギャラクシアンの方を後から知って、古臭いゲームだなー、レトロだなーと思ったんだから

(ただ、ギャラクシアンの曲線的な軌道ゼビウスなんかより凄い発明に思うんだが。整数演算なんだよね?

ただ、レトロレトロバカにする人はプログラマーでないとかなんだろうけど、

ゼロからコード書くって、何もないところから作ることを考えさせられるわけで、

それはゲームプログラムを書くならば、ゲームの基本のPongから考えさせられることになる

例えば、ゲームプログラムを書くときSDLとかSFMLみたいなライブラリは使うかもしれないけど、

SFMLのサンプルにはPongが入っていたはず

自分も何か新しいゲーム開発のライブラリとかフレームワークとか検証するときは、

豆腐2D3Dの白い四角、日本ではこう呼ぶ)を表示する、

から始めて、次に倉庫番簡単ブロック崩しテトリス実装するとかやることにしている

そこで開発の大まかな進行とかフレームレートとか、色々分かってくるわけだ

ジョン・カーマックがどこで語ってたのか忘れたけど、最近FPSは完全にMOD開発になっていて、

そのMOD開発の費用はどんどん膨らんでいっていると言ってた気がする

まりレベルエディットとかキャラクターアイテムだとか、そういうコンテンツの緻密な開発だけが進んでいる気がする

GTAみたいなゲームFPSとかで培った技術集大成にすぎない

可視領域をどう区切るか?遠くの建物にLODを使うか?インポスターを使うか?とかそういったゲームエンジンの話は、

マシンパワーの向上やUnityなどのゲームエンジンの登場であまり議論する意味がなくなってきている感がある

もっとも、Unityなり導入すれば簡単に作れるという話ではないと思う

思うが、もうゼロからチマチマCのベクトル計算コードを書く時代ではなくなっているのは確かだろう

カーマックはその高騰するMOD開発をマインクラフト意図的安価にしたと言ってた気がする

まりマインクラフトであれば子供でもゲームを改造する体験ができるようになる

それはマインクラフト開発者であるnotchがそういうゲーム開発に対する思想を持っていたからだ

私はnotchはシンプルものを積み上げるのが好きなように思っている

彼のJavaコードはそんなに難しくはない

寧ろ素直に書けていて誰もが勉強になるコードだったように思う

ただ、jsdo.itかに投稿していたソフトウェアレンダリングコード北欧メガデモっぽさがあって、

読もう読もうと思って未だに読んでいないことを今思い出した

文章書き直す気がないまま、だらだら書いてみたが、読み返して自己分析するに、

まず、ゲーム開発でなくてもそうだが、

まず何かがあって、それをコピー改造した何かが生まれる、この連続物事進化していく

手塚治虫があって、それを高橋留美子コピー改造して新しい漫画が生まれ

次に若い漫画高橋留美子漫画コピー改造して、また新しいものが生まれていく

開発する側も消費者もワクワクするのは、この改造して新しい何かが生まれる、守破離の離のインパクトであろう

黎明期はその離のインパクトが大きいが、どんどんそのインパクトは小さくなっていく

そして、ありふれたものが溢れるようになっていく

これが成熟期と言える

しかし、その成熟期に溢れるもの様式美であり、お約束であり、マンネリズムである

自分は初代プレステ時代もワクワクしたのを覚えている

あの時代3DOが先行したがコケたり、ドリキャスも登場してコケたり、面白い時代だったのである

ただ、今の時代にああい群雄割拠というか、戦国時代というか、そういう活気がゲーム業界にあるようには思えない

これから変わるならVRだろうか

VR元年って毎年言ってない?というツッコミ分からんでもないが、まだまだVRは伸びると思う

臭いまでやる必要性自分はあまり感じないが、

物体を触った感触とか、

物体を触れないなんてのはまだまだVR市場が伸びる余地があるということだと思っている

あと、FPSみたいに走るゲームだと自分も走るのか?ということになるけど、うーん、ルームランナー方式はなあ…

あと、これも自分は専門でも何でもないので、

というか、この文章自体ダニング=クルーガーなのは認めざるを得ないわけだけど、

敵というかNPCというか、今の時代だったら高度な汎用性のある人工知能ゲームでも実現するべきだと思うわけで、

そうすれば当然、同じセリフを延々と喋るドラクエの村人みたいなのは笑い話にしかならなくなる

ゲーム内に高度な人工知能が実現すれば、それらと会話したり、それらとマルチプレイと同様の感覚連携プレイ可能になる

個人的にはそういう未来にワクワクを感じる

今までと同じことを繰り返しててもワクワクしないし、

その理由もこの文章でも何度も書いたし、

自分がワクワクしないことは他人もワクワクしないかもしれないし、

クワクすることの方がお金にもなりそうだし

anond:20201126102012

2020-11-17

anond:20201117195420

魔王が力の根源で魔王死ぬと部下も死ぬか弱るのが多くない?

魔王エネルギー的に分離されてるやつだと群雄割拠戦国時代になったりもよくあるし

2020-11-16

夢月ロアさんと金魚坂めいろさんの騒動についての所感

Vtuberについて少しでもかじっている人であれば恐らくここ1ヶ月で必ずこの2人の名前を聞いたと思う。

なので詳しい事件の内容について詳しくはここでは触れないが、簡単に言えば、

金魚坂めいろさんがにじさんじから契約内容違反によって契約解消された。その理由夢月ロアさんとにじさんじ運営が関わっているのではないかという憶測から3者へ誹謗中傷が行われている。

という感じである

私自身はリリンとは全く言えないが夢月さんのリスナーであり、金魚坂さんについては事件まで全く知らなかった。

今では風向きが変わってきているが、夢月さんへの誹謗中傷があまりにもひどかったので烏滸がましいが1ファンとして自身がこの事件について思ったことを時系列順に書いていこうと思う。

個人的感想であるため、正確性は全くないことを留意してほしい。

かなり激しい言葉を使っている箇所もあるので苦手な方は読まないでほしい。

時系列にはこちらを参考にさせていただいた。

金魚坂めいろさんと夢月ロアさんについての時系列完全まとめ【6/30~10/24】※10/26更新名無し #note https://note.com/noname_10_22/n/n7244c48e3a77

・7/12 金魚坂さんのdiscord上でのメッセージ

まず新人ほとんど関わりのない人しかいない場所で、キャラ被りというライバーにとってかなりデリケート話題を全体に向かって発信しているところが理解できない。この時点で運営強気であり、運営に反抗します!と宣言しているように見える。普通マネージャーあるいは同期、この時点で関わりのある先輩、リアル友達などに聞くものではないだろうか。

内容についてだが、あるライバーに似ていると書けば絶対夢月さんが誰にでも思いつくだろう。この時点でにじさんじ内に金魚坂さんと夢月さんの対立が印象として残ることになる。また、配信ストレス過呼吸ストレス胃炎になると書かれている。はっきり言ってこの症状と病名を出す必要はない。私可哀想でしょアピールしか見えない。ここで運営に従うべきと返信すれば、このライバーは無理を通してでもやるべきだと言っているという印象がつく。

また、簡単に言えば運営に従うか楯突くかを聞くものなので、このメッセージに答えを返信するということは上記の通り金魚坂さんに悪い印象を持たれるか、あるいは運営に従わない姿勢を見せつけることになる。どちらを選んでもメリットが全くないと思ってしまう。リークで見られたのは3つの返信のみだが、これ以外に返信をしたライバーはいなかったと思う。

以上の点からこのスクショリークに出したのは良くなかったのではないかと思う。他の人がどう思うかわからないが少なくとも私は一目見て私がライバーだったら今後も金魚坂さんとは必要最低限の接触に控えようと考えた。

7/15 「なまり禁止雑談配信

この雑談からかに訛りをやめるように言われたことがファンにもライバーにも推測できる。そしてそういったのが運営あるいは夢月さんであると考えることは容易だ。ファンから好評だった訛りのに関わらず矯正させられていることが印象として残るだろう。

夢月さんから方言可能な限りの矯正要望

配信を聞く限り、金魚坂さんの方言個人的ににていると思わなかったのだが、これに夢月さんはできるだけ訂正してほしいと要望を出した。私が夢月さんの配信ツイッターを見る限り彼女精神はかなり弱い。7/12メッセージで明らかに自分意識されていることにショックを受け、今までなんとか作り上げた自分RPが脅かされることに危機感を覚えたに違いない。が、ぶっちゃけここで特に何もしなければここまでの騒動にならなかったとも思ってしまう。

確実な情報でないが、金魚坂さんは面接の際に京都弁標準語普通に使っていたという話があり、運営から夢月さんはこれを聞いていた可能性がある。だから自分RP差別化できると思って要望を出したのかもしれない。

この要望に対し金魚坂さんは、生まれ環境で身についた方言から治せないと回答している。先輩に対しても運営に対しても強気である

金魚坂さん1度目の引退表明と取り下げ

自分の話し方が夢月さんの模倣ではないことを運営が発表しなければ辞める。強気

ここで運営要望通りに発表すれば、夢月さんが作り上げてきたRP崩壊する。だから運営折衷案を提示した。しかしこれに応じず引退が決まる。

が、1週間後復帰を宣言。マジ?普通企業であれば新人自分の意に反したことをさせるなと言ってきたら即クビじゃないだろうか。真偽不明面接discordの件に加えてこの要望引退取り消しは運営にかなり不信感を与えただろう。

・8/2 夢月さんが金魚坂さんにコンタクトを取る

夢月さんが直接話し合いたいとDMを送っている。運営に任せたが難航していると感じ、自らコンタクトを取った。「1年半ライバー活動にすべてを注いでやってきて…」という言い方は、金魚坂さんには絶対に覆せない時間差で有利を取ろうとしているように見えるので、本人に自覚がなくてもこれは良くない。

それに対しての金魚坂さんの返信。長文で自分の考えを述べていること、「直接話すことに抵抗はありません」といいながら、第三者をはさんで話すことが賢明だと繰り返し述べていること、返信をしないことからからはなから直接話し合う、あるいは夢月さんの話を聞くつもりがないと感じる。「同じ箱でやっていくための相談」という言葉からどちらかが折れないなら私はやめる、やめることになったらお前の責任だという印象を感じる。事実引退する寸前まで金魚坂さんは手続きを進めているので、これが夢月さんに伝わっていてもいなくてもかなりの脅し文句である

最後夢月さんの返信の中になぜ話し合いたいか、どうしてコンタクトを取ったかちゃんと書かれている。ただやはり活動期間の念押しも、自身努力について述べることも、ライバー活動を始めて1か月の金魚坂さんに対してはマウントになる。金魚坂さんもファンを喜ばせるためにデビュー配信アニメ作成したり、方言についてファン意見を聞いたり見えないところでも努力をしてきたはずだ。最速で登録者10万人を突破したことが何よりの証拠だ。だからこそ夢月さんのこの言い方はかなりむかつくものになる。夢月さんは人付き合いや、駆け引きが苦手で思ってることを素直に言ってしまタイプに見えるのでその悪い部分がここに出てしまったのだろう。

8/12 夢月さん配信

思うことがあって、その落としどころを見つけるまで配信をしなかったと夢月さんは語っている。これだけで金魚坂さんとのいざこざが若干連想できてしまうが、配信を長いこと休止していたことの説明はせざる負えない。嘘をつくということもできたがその選択肢彼女になかったかもしれない。また、配信で様々な人に相談したと語っている。ここから夢月さんが金魚坂さんのことを名前を出さずに相談していたとしても、ライバー間ではやはり金魚坂さんと夢月さんにトラブルが発生していることが広まっていてもおかしくないし、この話を聞いたファントラブル存在が見えるだろう。そして何よりまだ先輩との関係が深くない金魚坂さんにとっては夢月さんに自分が悪いと広められたため印象を悪くされたことや、この配信によって自分のせいで夢月さんが配信を休止していたと言われたと考えてもおかしくない。

配信をすべて見れていないので断言できないが、ここまでで金魚坂さんが訛りのいざこざをファンの前で大きく感じさせたのはタイトルに訛りを入れた「訛り禁止配信」以外ではなさそうだし、ここではトラブル疑惑程度に収まっていたもの夢月さんの配信トラブル現実味をまし、しか夢月さんファン夢月さんの味方につくという圧倒的に不利な立場に陥ることになったのではないだろうか。8/15には金魚坂さんは他の先輩関係で若干炎上もしているのでかなり焦ったのではないだろうか。

・8/15、8/23 夢月さんのサブ垢でのツイート

ロア!!におわせをすな!!!

金魚坂!!煽るな!!

はっきり言ってここで対立は内外にはっきりとみられるようになっただろう。

夢月さんは他にも精神が弱ってるツイートをよくするのでそのひとつではあるが、これに同じ「ヒーロー」を使ってツイートする金魚坂さんは確信犯である

その後23日にも映画感想と共に感情吐露している。「とられた奴がバカ」「上手くやられたらそっちの方が正しい」の言葉から自身対応に失敗したと読み取れる。その後の「人間の方が悪魔なのだ、だけどそっちにはなりたくないでよ」から金魚坂さんを悪魔、やり口が汚いと言っているように感じるので本人は更にここに悪意を感じただろう。

サブ垢ということでこれをフォローしているのはかなり熱心な夢月さんファンが多い。無条件に夢月さんを肯定することが多いように見えるので、ファンの中でもここまで夢月さんを弱らせている金魚坂さんに対して敵対感情が生まれていてもおかしくないし、これを金魚坂さんは感じ取っていただろう。煽ってたしなんともいえないけど。

・8/31 金魚坂さん 配信名に「…正直ハンターはこのまま未完でいいと思ってる」

金魚!!!!におわせをすな!!!!!!

上記の件もあるのでやりたくなる気持ちはわからなくもない。

金魚坂さん2度目の引退表明と取り下げ

1度目と同じ理由引退を申し出る。1度目の状況とは違い、金魚坂さんにとっては自分ファンより多いリリンたちが敵意を向けている状況を感じ取っているだろうし、これは営業妨害になる。引退というカードを使ってでも運営に「自身方言夢月さんの模倣ではない」と言わせたかっただろう。しか運営はそうもいかない。結局引退手続きを踏むことになる。

が、また1週間後に活動続行を申し出る。金魚坂さんは上記の通り引退カードを切ることで、自身正当性を発信させようとしたがそうならなかった。ここで本当に引退することは全くメリットがないので取りやめたのだろう。

・9/11、9/12 金魚坂さんツイート

正義が必ずめろにあるように」「戦いに必ず勝てる」「正義の名にふさわしい人間であるように努力

ここで明確に敵の存在示唆ツイートを見た金魚坂さんのファン夢月さんとのトラブルどころではなく「いじめ」のようなひどい扱いを受けていると考えてもおかしくない。

イヴちゃんという友人の名前が登場。初出がどこだかわからなかったが名前を出す意味があるのか謎に感じた。

まり関係ないが、ある中高生が多い界隈で自撮りアイコンの頼れる美人下ネタも話す年上として神のように崇められていたアカウントが突如友人と称したアカウントを紹介し、共に崇められていたが、自撮りアイコンがどちらも引退したAV女優だとバレた途端どちらも垢消しした事例を知っているのでイヴ金魚坂さんと同一人物だと考える。

・9/24 金魚坂さん復帰配信

ここでの発言から敵は運営ではなくライバーだということが確定、つまり夢月ロアさんが敵だと明確になった。辞めることも考えていたことや、精神的にきついこと、ガマンしてきた、いやがらせという言葉号泣したことからいじめ」がファンの中で実在すると感じられただろう。

しかしこの配信問題なのは、先に休止状態説明をした夢月さんとは違い、明確な言葉でライバー同士でもめていることを述べてしまった点だ。そのため内容が秘密保持義務違反に当たるとして今度は運営側が金魚坂さんに活動休止を提案することになる。

・9/25 金魚坂さんイラストツイート

ツイートの内容はここ数日と変わりないが問題イラストである

夢月さんのことを知っている人であればほとんどの人が思い当たる夢月さんの誕生日イラスト酷似している。

悪魔夢月さんに対し、天使金魚坂さん。

夢月さんなら一瞬で気付いただろうし恐怖を感じただろう。

金魚坂さん3度目の引退表明と取り下げ

デビューからここまでで運営と金魚坂さんの間でも不和が生まれていたと公式文書にも書かれている通り、金魚坂さんにとっても引退というカードを切ってもどうにもならないし配信も許されないという状況下は憤りを感じるものだっただろう。しかし、運営にしてみれば引退詐欺を繰り返され、果てには配信で他ライバーとのトラブルリークなど頭が痛いことばかりだったため、一時的不利益を被ることになってもこれ以上は一緒にやっていけないと引退を受け入れ、また取り下げを認めなかった。金魚坂さんがまだこのカードが少しでも有効であると考えていたのであれば、当然焦るだろう。にじさんじという業界トップ事務所での「金魚坂めいろ」という人気キャラクター10万人の現在ファン未来での活躍可能性を一気に失うことになる。

また、10/22の鳴神氏リー動画にある通り、個人都合での引退ではなく、契約違反による引退という文言に異議を申し立てている。にじさんじから退所を余儀なくされている中で自分に非がある形での引退公表されれば、転生する際にも足かせとなる。その異議も通らず、Youtubeでの権限を奪われ、SNSでの発信も制限された金魚坂さんは、鳴神裁氏へのリークに踏み切る。

10/18 鳴神氏リー動画投稿

リーク者が金魚坂さん本人ではないという見方もあるが、discordスクショから少なくとも金魚坂さんが自身スクショしたもの第三者に渡していることには変わりない。ここで夢月ロアさんの名前がはっきりと提示され、夢月さんと運営によるパワハラから金魚坂さんは引退することになるとリー画像と共に説明

10/19、10/21 にじさんじ公式から金魚坂めいろさん契約解除の声明

神氏リーク通りの文言金魚坂さんの契約解除がファンに知らされた。10/19時点ではライバー同士のトラブルではなく、契約違反(情報漏洩)によるものと書かれている。

10/21の声明では夢月さんに触れているため、ここで鳴神氏リーク通りであるとなり、夢月さんは大炎上誹謗中傷を浴びることになった。

・全体の所感

最初火種をまいたのは時系列を見ても金魚坂さんである。これにメンタルの弱い夢月さんが過剰反応し、運営要望を出したり周りに相談したりする。それを知った金魚坂さんは更に過剰反応をして強気敵対行動に出続け、最後には自滅したと考えられる。個人的に見ればツイッター配信タイトルで煽ったり自らを正義と称する人間が「いじめられる」側であるとは思えず、また、鳴神氏というはっきり言えばあまり正当性に欠ける人物を頼る時点で金魚坂さんの主張の正当性はあまりなかったと思う。運営に常に強気に行動する金魚坂さんはとてもプライドが高い人物で、契約違反という自分に非のある一方的引退我慢ならなかったため、敵であった夢月ロアさんとにじさんじ運営炎上すればいいと思ったのだろう。騒動を知った部外者の人が野次馬が増え、証拠を精査する中でどんどん金魚坂さんのリークの杜撰さが浮き彫りになった。

10/21以降も鳴神氏動画投稿しているが、回を追うごとに夢月さんを一方的に責めるものから金魚坂さんの嘘であったと主張が変化している。「なえた」と発言あったこから、このことに徐々に気づいたのだろう。

金魚坂さんはイラストアニメ、そして多言語勉強しているととてもクリエイティブで才能あふれる人だったと引退後知った私でも思う。これらについてもいろいろな憶測が飛び交っているが、アニメイラストもそれなりのクオリティのものを1つ作るのに時間がかかる。英語を話せるなら活躍の場はもっと広がっただろう。こんなことで未来自分でつぶしてしまったのはとても悲しいことだとおもう。とはいえ、嘘や煽りを繰り返し一人のライバー活動休止に追い込んだ罪は重い。友達であるイヴ金魚坂さんについての非難をしたアカウントブロックしていることもわかっている。反省していない証拠ではないだろうか。個人的にはdiscord Permalink | 記事への反応(0) | 14:14

2020-10-20

ファーストブクマカなすぎねえ?

体感10人くらいしかいねえぞ

俺の増田に関しては花の人、テディベアの人、オタマジャクシの人、ネコの人の4人体制つってもいい

増田ってけっこう知名度あるサービスなんじゃないのか?

ネット見てたらたびたび目に入ってくるじゃん

その有名サービスから、有名投稿を送り出す、いわば増田の柱がファーストブクマカじゃん

それが10人くらいしかいないのってマジでなんなんだ

あくまで裏方で、いくらバズ増田を世に送り出しても全然注目を浴びられないのがいけないのか?

でもさあ!楽しいじゃねえかよファーストブクマ

自分アイコンがついてさ、ブクマ数1でスタートした増田が300ブクマかになってたら純粋に嬉しいじゃない

送り出す楽しみがあるじゃない

労力としてはタダみたいなもんだ コメントすらつけなくていいんだしよ

おかしいだろこの寡占状態

もっと群雄割拠にならないのか?

2020-08-06

anond:20200806105409

そもそも, 二次創作で得た売上の一部を自主的原作者に上納する習慣が廃れたせいで変なことになってしまっているという歴史背景がある.

世に言うお目こぼし意味曖昧になってしまって現在に至るも.

そういう文化を知らない二次創作上がりの原作者が増えてきてますます群雄割拠の趣が深まっている昨今に於いて, 新しい秩序は必要だと思うが, 原作者が儲かるような仕組みにしてほしいと切に願う.

JASラックみたいな感じになるのはあまり良くない.

2020-07-19

行政自粛を求めること、それ自体が間違っている。

正直、現状では個別企業の懐事情千差万別なので、

自粛に耐えられる企業と、自粛すればそのまま倒産する企業群雄割拠している状態だ。

非難された、夜の社交飲食店新宿舞台関係者は過度な自粛に耐えられないか営業したとも言える。

行政が行うべきことは、日々の感染者数、陽性率、発生場所等の正確な情報を報告開示し、

天気予報のように直近の感染状況を予測するだけでいい。

土砂降りの大雨でも、出かけたい人は出かけるし、家にこもりたい人はこもる。

そいう選択自由にできることが、ウィズコロナ時代であると思う。

2020-06-13

今も会えない推しの話

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以下おっさんの語りが長くなりすぎたので要約。

2000年ごろ見てた小説テキストサイトファンだったのだが、

最近幸いネットアーカイブを再発見したのだけど、

誰かこの人の事知りませんか?という内容。

プロになってるなら絶対本買うし、

アマでも同人とかされてないかな?と。

とにかくおおよそ20年越しだけど"大ファンでした、作品大好きでした!"と言いたくなり書き殴った文章です。

ちなみにそのアーカイブは以下。

はまるきっかけになった"しず子誘拐事件(と勝手に呼んでる)"をリンクします。

http://esupa.xrea.jp/100/02.htm#14

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以下おっさんの書き殴り。

今は昔の2000年あたり。

インターネットは普及しつつあったものの、

まだまだ通信速度も遅く、

メインのコンテンツテキストだった時代

からというべきか、ネットはいわゆる"テキストサイト"とよばれるサイトが多数あった。

個人運営が多かったこれらテキストサイト

それぞれに特徴があり、

文字の大きさでクソゲーに鋭いツッコミを入れて笑かしてくれた

"FUNNY" GAMER'S HEAVEN

http://web.archive.org/web/20001207000800/http://bx.sakura.ne.jp/~fgh/games.html

や、中国製ロボット"先行者"で一躍大ブレイクした(もとから人気サイトでしたが)"侍魂"

http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/tamasiitop/robotyuugoku/robotyuugoku.htm

などなど、大手から中小まで、

まさに群雄割拠様相を見せていた。

ちなみに、当時から今まで21年間(!)ほぼ毎日更新されている"ろじっくぱらだいす"は今も愛読してる。ていうかしてますファンです。"宇宙よりも遠い場所"見て南極までいっちゃうとかどうかしてる(誉めてます)。

https://logipara.com

で、そういったテキストサイトの中に、

ある小説テキストサイトがあった。

短編を中心にぽつ、ぽつと投稿されるそのサイト

きっかけはうろ覚えだけど(おそらく何処かから相互リンク)読む機会があり、

そのテイストに一発でやられてしまった。

星新一筒井康隆にも似たちょっと不条理ショートショート

けどちゃんオリジナル

短くてもちゃんネタはしっかりしてるし、

逆に短いからこそ想像を膨らませる余地があった。

元々活字中毒の気があった自分はたちまち虜になり、

それからは新作が出ないかどうか、毎日ネットサーフィン(これも死語だな)の一部になった。

新作が出て読んでる時はホントしかった。

ただ、時間が経ち、更新の頻度はだんだんと減っていき、

ある日を境にそのサイトは消えてしまった。

その時、そのサイトに何があったのかは当然何もわからない。

ただ、"ああ、もう読めなくなっちゃったんだなぁ"という、なんか虚無感というか脱力感というかを感じたことを覚えている。

で、それから20年たったつい先日。

"あの話好きだったよなー"とふと思い出し、

ひょっとしたらアーカイブなりがあるのでは?と、断片的な記憶を頼りにgoogle先生に聞いてみた。

ら、あった!

更新こそされてないものの、アーカイブページを作り、過去作を残してくれていた。

嬉しい!

嬉しい!!

絶版で読めなくなった本と再会したような気分で深夜まで一気読みした。

おかげで翌日の仕事は眠くて大変だった。

昔ならこれくらいの夜更かしなんともなかったのになあ、と自分老いも実感しつつ、

けどそれでももう一度その文章が読めたのが嬉しくて仕方なかった。

ちなみにgoogleで見つけた時のキーワードは"オデー閣下"。

我ながら20年何を覚えてたんだと笑ってしまった。

で、ここまで前置き(長いわ!)。

先日一気読みして満足したのだが、

今日になって欲が出てしまった。

この作者の人は何をしているんだろう?

プロになった?→ならぜひ本を買いたい!

アマチュアで活動されてる?→なら同人誌でもなんでも探して読みたい!

もう何もしていない?→とにかく届くかわからないけどファンだったことを伝えたい!

と、こんなところに文章を書き殴った次第。

もし、この方の近況、作品等をご存知の方は教えてはもらえないだろうか。

見つけたアーカイブは以下。

http://esupa.xrea.jp/100/

一番好きな作品No.14"しず子誘拐事件(と勝手自分で呼んでる作品)"

http://esupa.xrea.jp/100/02.htm#14

いい歳したおっさんキモチワルイ、

と言われる気は重々承知の上なので、

増田にて、書き殴った次第である

追伸:Twitterで聞けばいいじゃん、と思った貴方へ。その通りだよ!けど140文字じゃこの想いがおさまりきらなかったんだよ!

2020-04-01

anond:20200401010140

あんなに売るための文章群雄割拠している中で、よく売るための文章新規投稿する気になるな、と感心しながら、新着を眺めている。

2020-01-31

お笑い芸人世代分けを再考する

多くの人はこちらのWikipedia記事を参照していると思われる。

日本お笑い史 - Wikipedia

この記事も踏まえた上で、実際に主だった芸人を「活動開始時期」や「人気が出た過程」で並べ、あらためて世代分けを考えてみたい。

芸名活動開始人気が出た年代備考
横山エンタツ花菱アチャコ1930年1930年しゃべくり漫才元祖コンビとしては1934年解散するが、それから60年代までラジオ映画などで活躍アチャコ吉本看板芸人となる。
夢路いとし・喜味こいし1937年1950年代1949年ごろからラジオ番組上方演芸会』に出演して名をあげる。いとしが亡くなる2003年まで漫才を続けて「上方漫才の宝」と称される。
中田ダイマル・ラケット1941年1950年代1957年開始のテレビ番組ダイラケのびっくり捕物帖』はテレビの「上方コメディ番組元祖
ザ・ドリフターズ1956年1960年代1963年開始のテレビ番組大正テレビ寄席』に出演したこからコントを中心とするようになり、1969年開始のテレビ番組8時だョ!全員集合』にて大ブレイクする。
てんぷくトリオ1961年1960年代大正テレビ寄席』などへの出演で人気を博す。「トリオブーム」の中心的存在三波伸介1970年テレビ番組笑点』の司会に就任するなどしてテレビスターに。
コント55号1966年1960年代1968年開始のテレビ番組『お昼のゴールデンショー』『コント55号の世界は笑う』などで支持を得てドリフと人気を二分する。1975年以降は萩本欽一がピンで活躍する。
横山やすし・西川きよし1966年1960年代60年代後半に演芸ブームに乗って人気を獲得、80年代前半までバラエティ番組の司会などで活躍する。「漫才ブーム」では大将格となる。
B&B1972年1980年代実力は評価されつつ関西でくすぶっていたが、吉本芸人としていちはや東京進出したことで人気を得て、漫才ブームを牽引した。
ツービート1972年1980年代漫才ブームに乗って「毒舌」を武器に台頭。特にビートたけしは、1981年開始のテレビ番組オレたちひょうきん族』などへの出演からピンで大人気となった。
明石家さんま1974年1980年代70年代後半から関西で人気を獲得、東京進出してのち『オレたちひょうきん族』でブレイク。たけし・タモリと合わせて「お笑いBIG3」の一人と称される。
タモリ1976年1980年代キワモノ芸人としてマニアックな人気があったが、1982年開始のテレビ番組笑っていいとも!』の司会を務めるなどしてお茶の間の顔となる。
島田紳助松本竜介1976年1980年代漫才ブームに乗って「ツッパリ漫才」で若者の支持を得る。『ひょうきん族』にも出演して人気を博す。1985年コンビ解散して以降は、島田紳助がピンで活躍した。
とんねるず1980年1980年代お笑いスター誕生!!』に素人ながら出場して知名度を高める。ラジオ深夜番組若者からの支持を獲得する。1984年楽曲『一気!』がヒット、1988年に冠のテレビ番組みなさんのおかげです』を開始する。
ダウンタウン1982年1990年代1987年開始のテレビ番組4時ですよーだ』の司会をきっかけに関西若者から爆発的な人気を得る。80年代末に東京進出深夜番組夢で逢えたら』を経て、1991年に冠のテレビ番組ごっつええ感じ』を開始する。
ウッチャンナンチャン1985年1990年代結成当初に『お笑いスター誕生!!』に出場している。1988年開始の深夜番組夢で逢えたら』で知名度を上げ、1990年に冠のテレビ番組『誰かがやらねば!』『やるならやらねば!』を開始する。
爆笑問題1988年2000年代1994年開始のテレビ番組タモリのSuperボキャブラ天国』で人気を博す。90年代後半から深夜帯を中心に冠番組が増えはじめ、2000年ごろからゴールデンでもレギュラー番組をいくつも抱えるようになる。
雨上がり決死隊1989年2000年代1991年に結成されたアイドル芸人ユニット吉本印天然素材」のリーダー格。2000年開始のテレビ番組ワンナイR&R』や2003年開始の冠番組アメトーーク!』などで人気を博した。
さまぁ〜ず1989年2000年代90年代前半に「バカルディ」名義でいちど人気が出たが、2000年ごろに「さまぁ〜ず」に改名して再ブレイク、多数の冠番組を抱えるようになる。
ナインティナイン1990年1990年代吉本印天然素材」出身1994年開始のテレビ番組ぐるぐるナインティナイン』、1996年開始の『めちゃ×2イケてるッ!』など、早くから冠番組を持ってブレイクする。
くりぃむしちゅー1991年2000年代タモリのSuperボキャブラ天国』にて「海砂利水魚」名義で人気を博す。2003年ごろから再び人気が出はじめ、2000年代後半には多数のレギュラー番組を抱えるようになる。
ロンドンブーツ1号2号1993年1990年代ダウンタウンナイナイに続く、若者人気の高いコンビとして早くからプッシュされ、90年代後半から『ぷらちなロンドンブーツ』『ロンドンハーツ』など多数の冠番組を持つようになる。
ネプチューン1993年2000年代タモリのSuperボキャブラ天国』で人気を博す。1999年開始のテレビ番組『力の限りゴーゴゴー!!』で司会に抜擢されるなどしてブレイク2000年代には多くのレギュラー番組を抱えるようになる。
バナナマン1993年2010年代あえて『ボキャブラ』への出演をせず、ライブ中心に活動したことで売り出しが遅れたものの、2000年代半ばから徐々にテレビに出演しはじめ、2012年ごろから冠番組が急増してブレイクした。
有吉弘行1994年2000年代『進め!電波少年』の企画1996年に「猿岩石」としてブレイクするもまもなく停滞。2004年からピン芸人として活動を始め、2007年ごろから毒舌ネタ再ブレイク
タカアンドトシ1994年2000年代札幌で結成されたコンビで、2002年東京進出2005年ごろから笑いの金メダル』などで披露した「欧米か!」というツッコミ流行り、2000年代後半には複数冠番組を持つようになる。
ブラックマヨネーズ1998年2000年代2005年M-1グランプリで優勝する。2006年東京進出し、2010年ごろから冠番組を持ちはじめる。
チュートリアル1998年2000年代2006年M-1グランプリで優勝する。2007年東京進出し、2010年ごろから冠番組を持ちはじめる。
サンドウィッチマン1998年2000年代2007年M-1グランプリで敗者復活から優勝する。2010年代後半からレギュラー番組が増加し、2018年芸人好感度ランキングトップに立った。
オードリー2000年2000年代2008年M-1グランプリで敗者復活から2位となりブレイク
オリエンタルラジオ2003年2000年代結成してすぐの2005年ごろに「武勇伝ネタブレイクし、まもなく冠番組を含むレギュラー番組を持つことになった。
霜降り明星2013年2010年代2018年M-1グランプリで優勝する。

まず画期としては1953年テレビ放送の開始が挙げられる。この時期に人気があったのは落語家喜劇俳優であり、またコミックバンドも人気があった。上の表で言えばいとこいダイラケあたりが該当する。いわば「第0世代」であろうか。

次にやってくるのが「演芸ブーム」で、1963年開始のテレビ番組大正テレビ寄席』を中心に数々の演芸番組放送され、その勢いが1970年ごろまで続いた。一般にこの時期に人気が出た芸人が「第一世代」と呼ばれる。「寄席」をテレビでやるので落語漫談漫才コントコミックバンドなど幅広い芸人が登場した。てんぷくトリオを筆頭に三人組が多かったので「トリオブーム」とも呼ばれた。1970年代はドリフ萩本欽一コント番組が人気を二分した。やすきよもこの世代に含まれる。

続いて、1980年放送された『花王名人劇場 激突!漫才新幹線』『お笑いスター誕生!!』『THE MANZAI』などが立て続けに高視聴率を取り「漫才ブーム」となった。このブーム自体は二年ほどで終息するが、若手漫才師がアイドル的な人気を得て「漫才」のイメージを変えたり、吉本興業が東京進出したりするきっかけとなった。1981年から1989年まで続いた『オレたちひょうきん族』が『8時だョ!全員集合』の視聴率を超え、出演していたビートたけし明石家さんま山田邦子らは一躍スターとなった。たけし・さんまタモリを加えた「BIG3」を中心に、漫才ブームひょうきん族から出てきた芸人を「第二世代」とみなすべきだろう。

その次が「第三世代」と呼ばれる芸人たちで、お笑い養成出身の若手が、小劇場ライブで腕を磨き、夕方番組深夜番組きっかけに人気を得て、ゴールデン帯で「バラエティ番組」を持つ、といったキャリアを踏むのが特徴であるとんねるずダウンタウンウッチャンナンチャンがこの世代代表格となる。一般に「第三世代」は80年代デビュー組で区切るようだが、個人的には似たようなキャリアから早めにブレイクしたナイナイロンブーあたりも含めるべきではないかと思う。

次に来るのが「ボキャブラ世代である1992年から1999年まで続いた『タモリボキャブラ天国』は、当初は視聴者投稿型の番組だったが、徐々に芸人ネタ見せ番組に移行。この番組登竜門に「キャブラー」と呼ばれる芸人が続々と登場した。吉本興業が首を突っ込みそこねたらしく非・吉本芸人が多い。またボキャブラ終了とともに一時的に低迷した芸人が、2000年代に復活するあたりも共通している。先述したとおり、ナイナイロンブーなどを第三世代に含めるとすれば、この「第四世代」は爆笑問題くりぃむしちゅーネプチューンあたりが代表格となる。

2000年代に入って「M-1グランプリ」が始まったことで「お笑いブーム」が醸成された。また同時期に『爆笑オンエアバトル』『エンタの神様』『笑いの金メダル』『爆笑レッドカーペット』などのネタ見せ番組スタートしてお笑い人気に拍車をかけた。賞レースを目指してストイックに芸を磨く若手芸人と、多数のネタ見せ番組により短期的な人気を得た「一発屋」が混在し、芸人レベル底上げされたものの、数としては飽和した感がある。2010年M-1グランプリが終了するとブームも終息し、多数の「ひな壇芸人」を出演させてトーク中心に作られる低予算番組が増加した。(2010年までの)M-1ブレイクした芸人と「ネタ見せ番組」によって登場した芸人が「第五世代」といえるだろう。

2010年代になると、第二世代・第三世代がフェードアウトし、第四世代と第五世代バラエティの「司会」の座を奪い合う群雄割拠時代に入った。第五世代は図抜けた存在はいないものの層が厚いので、2000年代デビュー組の多くがつかえて中堅に留まっているように思える。そんな中で、霜降り明星および彼らが「第七世代」と称する2010年代デビュー組が既に台頭してきている。この場合2000年代デビュー組が「第六世代」とされるわけだが、2000年代デビュー組は遅咲きになりそうなので、おそらく2000年代デビュー組と2010年代デビュー組をあわせて「第六世代」と呼ぶようになるのではないか2020年現在芸人の主戦場YouTubeになりつつある。後世から振り返れば「第六世代」は「YouTube世代」と括られるのかもしれない。

2019-10-24

anond:20191024062803

お前の現場はしらんが、少なくとも俺の周りは天皇があるお陰で、左翼右翼共通して日本という国体を守ろうと団結する。

内閣に反対でも、天皇右翼から支持されるのはもちろんのこと、反戦護憲象徴でもあるから左翼からも支持される。

これがもし廃止になって、日本直接選挙大統領制になったらどうなるか?今の時勢を見れば明らかだが、アメリカ韓国の様に国民が分断されるだろう。

しかもその分断を仕掛けてくるのは、アメリカ場合ロシア韓国場合北朝鮮中共

東側裏工作のお陰で韓国簡単親北になってアメリカまで捨て出し、当のアメリカ韓国強硬になった。

これで徳をしているのは正に中共ロシア

台湾だって今の米中貿易摩擦香港デモがなければ、今や中共の犬となった国民党が勝って中共の言いなりなってただろう。

日本場合直接民主主義じゃない。議員内閣制だ。どれだけ東側工作してこようが自民党総合力に敵う野党存在しない。

安倍がどれだけ人気が落ちようが、結局総理自民党から選ばれ続ける。これが一種東側工作防波堤になっている。

結局野党テコ入れしてもどうにもならないから、中共は今の右傾化している自民党と仲良くさぜるおえない。

これがもし大統領選で国の運命が決まるんだったら、簡単中共の謀略(学校教師メディアにいる工作員)によって日本人は韓国アメリカの様に国民が分断されて制御不能になるだろう。

タイ軍事クーデターの件でもそうだが、王室があるお陰で国民の団結が保たれる事は多い。

象徴とはいえもし無くしてしまったら、まだ暴力革命を完全に否定していない共産党の様なやつらにクーデターでも起こされて、国民は分断されるだろう。

もし政府機能不全になっても国体として日本国民が団結する拠り所が必要なんだよ。

日本史で天皇が実際にちゃんと実権握ってた時期なんて殆どないだろ。でも、天皇があるお陰で色んな動乱が最後には丸く収まるんだよ。

伊達に1200年以上続いてない。武士が実権握ってた時代天皇不要だったのか?今から振り合えるともし無くなってたら、幕末から明治にかけて天皇を元に中央集権化して発展する事はまずなかった。

各藩が群雄割拠して、西洋の思惑通り内乱をいっぱいさせられて、今の日本は3つぐらいの国に割れてただろうよ。

2019-08-26

世の若き音楽家たちにつきまとうコーチおやじに告ぐ

コーチおやじ」というもの存在する。主な生息地は動画サイト若者投稿した演奏動画コメント欄で、そこによく出没する。

主な生態としては基本的ダメ出し。やれ「ピッチが」だの「モタる」だの「音の粒が揃ってない」だの具体的な計測方法のない切り口でダメ出しをする。そして主に若い女の子ギターベースドラム演奏している動画に現れては、そう言ったダメ出しをすることを好む。

(あと最近気づいたのは、街角弾き語りをやっている女の子にも何やら延々と喋ってるおやじもよく見かける。これはダメ出しなのか何だかからないが、腕を組み得意げに何やら喋ってる。女の子は片付けをしたいらしく困惑した笑顔対応するのだが、彼女のその困惑には気づかず笑顔にだけ気をよくしてペラペラ喋ってる。CD-Rを買ってあげてるのかはわからないが買ってなさそうだ。)

またコーチおやじは、女の子習得する楽器に関してステレオタイプ先入観を持っているだめピアノシンセエレクトーンなどの鍵盤楽器投稿動画にはまったくと言っていいほど姿を見せない。そこにも稚拙演奏が相当あるにも関わらずである。だからロック系の曲を演奏するギターベースドラム専門に出現する。とにかく女の子がこれらの楽器うまいことを許せないのだ。

たまにそのダメ出しに対して誰かがコメント欄反論をすると「批評も許されないのか」「慣れ合ってヨイショコメントしかしちゃいけないのか」的な開き直りを見せる。ひどい場合コーチおやじダメ出しコメントばかりが動画に並び、いつしか投稿主は動画を削除してしま場合もある。

コーチおやじ本質、それは「尊敬されたい」「愛されたい」である。「なるほど!わかりました!これから指導お願いしま師匠!」と言われたいのだ。とっくの昔に現役でなくなってる、もしくは現役時代のもの存在しなかったかもしれない自分にだ。空想の、虚構の、眩い白日夢はこの上なく心地よいのだ。また相手女性動画主だったらあわよくばねんごろになりたいってのもあるって言ったら邪推し過ぎだろうか。

だがコーチおやじの願望が叶う日は決して来ない。なぜならば若者たちが動画を公開するときに期待するものは「賛辞」と「励まし」だけなのだからコーチおやじの「尊敬されたい」「愛されたい」とは対極の、はるかに青く純粋衝動だ。コメントもっともらしいダメ出しなんかもらわなくとも、彼らは再生数という言い訳の出来ない評価対峙することになるのだから。こういうとコーチおやじは「再生数がすべてなのか」と半笑い反論しようとするだろう。そうだ、すべてだ。

ここまで読んだ人は気づくと思うが、俺がまさにそのコーチおやじだった。

ここは「だった」と過去形で言わせてもらう。何故ならば俺はその空想の中の自尊心を、よりによって自分の息子に剥ぎ取られ、丸裸な状態の滑稽な初老の男である自分を突きつけられ、激しい屈辱自己嫌悪とともに目が覚めたのだ。「コーチおやじの滑稽さ」に。(ちなみに息子は音楽はやっていないのだが、どう突きつけられたかは本題とそれるので省略する。ただ、涙ながらに訴えられ目が覚めたとだけ言っておく)

80年代に成毛茂という70年代ギタリストがやっていた深夜番組は、その骨太説得力薫陶を受けた何人かの門下生が凄腕ギタリストとなり、副産物として有象無象門前小僧を生み出した。ようするに「薫陶」ではなく「受け売り」止まりの奴らだ。俺はまさしくこのクラスタ人間

そして90年代から00年代にかけてE〇Pとかの音楽専門学校に入ったはいいが、バンドやるでもなく真面目に授業受けるでもなく、身に付いたものはと言えば出会い系サイトサクラバイトによる昼夜逆転生活習慣というだけの奴ら。

両方に共通しているものは、何ら後進が手本とできる見本となる演奏音源映像を残すことも公開することもなく(そもそも今で言うところの「なろう」だったので存在すらしないかもしれない)、ただ曲と楽器と半端な受け売り楽典知識だけを元に、投稿動画をあれこれ批評と称してこき下ろす。全員が全員そうだとは言わないがコーチおやじ本質はおおむねこれだと思う。

あのな、ご同輩。今は時代が違うんだよ。まず機材が違う。昔のようにMDテープを何度も聴き直して音を拾わなくてもコピーができる。アンプだってライン録りで遜色ない音もできる。8トラックピンポン録音なんてアホらしいことだってする必要もない。だけど彼らはそうやって楽になった分のリソースをどこに注ぐと思う?彼らはやっぱりその分純粋練習に注ぐんだよ。彼らは試行錯誤必要がない分まっすぐに練習するんだよ。俺たちよりも合理的なやり方で、何よりも当時の俺たちと同じくらいの熱意でもって。今の若い子たちの演奏が(女の子のそれも含めて)抜群にうまいように聴こえるのは錯覚じゃない。本当にうまいんだよ。

から彼らが、あなた方やかつての俺がかすかに期待する「尊敬」や「愛情」をお前らに向けることは未来永劫あり得ないんだ。とっくに現役じゃないかそもそも現役だった時代すら存在しなかったおやじたちに。だからコメント欄で偉そうなダメ出しするのはやめよう。気に入ったらlikeクリックして、気に入らなかったらdislikeすらクリックせずに二度と観なければいいだけの話だ。

とは言えやはり俺もいまだに「尊敬」と「愛情」が欲しいことは否定できないので、

DTMと呼ばれるものに手を出すことにした。つまり若い連中が群雄割拠する世界に、かつて打ち込み専門の誰かが言った「楽器が弾けるというのはデカい」をわずかな希望として胸に秘めながら、ひっそりと足を踏み入れることにした。pro toolを始めとした機材を大人買いした。使い方を早くマスターするためにインストラクターに素直に教えを乞うた(オヤジは金があるんだよ)。これで俺も再生数に一喜一憂する奴らの仲間入りだ。指がすっかり動かなくなったというより広がらなくなって難儀してはいるんだが、まあコーチおやじよりは健全だと思ってる。

しかしこのギタープロセッサってのはすんげえよな。もうステージアンプいらないわ。

2019-07-27

[]7月26日

○朝食:なし

○昼食:カロリーメイト

○夕食:ピザフライドポテトビール

調子

むきゅーはややー。

仕事はちょいなちょいな。

土日はお休みですが、来週は地獄東京出張なので英気を養わないとだなあ。

どのぐらい地獄かというと、連続稼働時間法律に引っかかるか引っかからいかだから、うんぬんかんぬんと面倒臭いになるぐらい地獄

はあ……

コマスター

サービス終了が告知されました。

まじかあ。

っていうか、じゃあゾロアークナーフせんでよかったんちゃう

どうせ基本的にはインフレインフレインフレを重ねるしかないゲーム性だったんだから、技のパワー比べインフレゲームから抜け出せてたデッキタイプを残しててもよかったんじゃないかなあ。

なんだかんだと、遊ばない期間もあったし、面白くないデッキタイプ環境を染めてたころもあったものの、いろいろなデッキタイプ群雄割拠できてた環境の時は楽しかったと思う。

具体的に言うと…… チルチルチルレックを圧迫でさくさく倒せてたころかなあ。

いやこれは、僕が好きだった圧迫が強かったから楽しかっただけか。

というか、結局僕は、マニュマニュマニュイベがデオに駆逐されたあとからずーーーっと圧迫ばっかり使ってたなあ。

タイプ別のアーキタイプみたいなのがあったけど、僕が好きな悪タイプはマニュマニュマニュイベ以後特になんにもなかったのがイチバン大きな理由かも。

タイプという括りで振り返っても、マニュマニュマニュイベの後は特にないんだよなあ。

ゾロアークは圧迫デッキの要だし。

サメハダークラックマーカーデッキから相方ハッサムとかカミツルギだし。

ゲッコウガMP3金技でそれなりに強かったけど悪タイプというよりは、マナフィヒレと組んでの水デッキMP3枠や、ヘラクロスと組んでのスピンデッキとかだし。

デルビルヘルガーメガヘルガーは、火傷付与による炎タイプデッキだったし。

アブソルメガアブソルは、プレート封じ目当てのスタンパへの起用だったし。

ヤミラミメガラミはゴーストデッキの置物枠だったし。

ミカルゲは、もう専用デッキだったし。

こんな感じで「悪タイプ」でデッキを組めなかったから、それが出るまでのつなぎで

「安くて早くてそこそこ強い」の圧迫を組んでたって感じだった。

なんか悪いように書いたけど、なんだかんだ楽しかったし、振り返りの記事でも書こうかなあ。

○ポケスクSP

エリアランク14。

グラブル

虹星晶1114/2900。碧空の結晶191/380。

2019-07-06

anond:20190706155440

下手に上限を設けて使いにくいって印象を持たれたら、群雄割拠のぺい戦争に勝ち残れないと思ったんじゃない?

2019-07-04

おいおい、、、あの最強グロ絵師だった774が激ヌルになってるとか、、、

『いじらないで、長瀞さん』とかいう、ぬる~い、高木さんみたいな漫画を描いてやがった。

おいおい。違うだろあんた。

2000年代ネットがまだアングラ感があった時代で、最強のアングラだったじゃないか

氏賀Y太とかが群雄割拠してた時代に突如として表れて、最強の名前をほしいままにしてたじゃないか

一番おかしかったのが774だっただろ。

  

どーも、そのころのグロ絵師仲間もヤキモキしてくるのが伝わってくる。

朝凪とかも、シバシバ774に言及して、「違うだろ、、、」とでも言いたげな。

  

とにかく、びっくりした。

本当にぬるーい日常系描いてるんだもん。

欠損同人とか、イジメ上げるとか。そういうのじゃなかったのかあ?

何をサクッとカタギに混じってるんだよ。

違うだろお~。

2019-05-21

第8回シンデレラガール総選挙から考えるあれこれ

※これはとある増田思考整理と備忘録を兼ねた超長文です。

デレステから入った新人P、かつ情報収集は主にツイッターなのでおそらく知識の偏りがあります

最初

まず未央と未央P、CGおめでとう。お疲れ様

加蓮、りあむ、こずえ、雪美他、190人全員とその担当P、特に担当を決めていないPも、お疲れ様

第9回はあるかもしれないしないかもしれないけど、あると仮定した上でそれについての思考を整理していく。

~票の集め方について~

今更何を、という話だが、イベントの走り方とかを書くわけではなく、もうちょっと大局的な話。

自分で集める

ログボ、イベントで集める無課金票。これがないと始まらない。

モバの全回収は大変だが、ここを最大化するのは基本中の基本。俺は今回できてなかったが。

課金で買う

モバ、ステでそれぞれ販売する投票券付きガシャを買う。

上記に加えて確実に数をブーストできる。

が、前々回→前回→今回と無課金配布の票数が増えており、相対的課金の旨味は減っていることになる。

この流れだと次回はもっと無課金票の割合が増えるだろうし、かなり非効率方法

なので「今となってはガチャブは実はそこまで重要な要素じゃないのでは?」と思っている。

(それでも取らざるを得ないって気持ちはまあわかる)

個人でできるのはたったこれだけ。

もし方法がこれしかなければ、毎回楓さんがCG取ってるかもしれない。

ではその他の方法は何か。

他の担当P、担当を決めていないPから投票してもらう

これが総選挙を左右する最も大きな要因。

そしてその中でもやり方はいろいろある。

担当アイドルの魅力のアピール(いわゆるダイマ

ツイッターで、ピクシブで、ニコニコで、その他の媒体で、担当アイドルの魅力を宣伝する。

これが基本だと考えるPは多いと思う。

一理ある。でも単純な魅力アピールという点ではそこまで大きな影響はないんじゃないかと思う。

結局のところ、供給に関しては公式が最大手

公式から頻繁に供給のある人気アイドルの良さは多くの人が知っているので、それを再度宣伝しても効果はそこまで高くないと見る。

逆に公式供給が少ないアイドルは、宣伝材料が限られ過ぎてしまっている。

そこそこの枚数のカードが出ている中堅アイドルがそこから一歩抜け出すには有効かもしれない。

が、それまで。

票のリアル買収・他ゲーとの交換

かなりグレーなやつだと思ってる。

投票する権利」は規約

8.2

お客様は、本サービスに関して当社とお客様の間で生じたいかなる権利または義務を、貸与、交換、譲渡、売買もしくは質入してはならず、~後略

の「本サービスに関して当社とお客様の間で生じた権利」に該当しそうな気はする。

まあ、やるとしたら兄弟間で「風呂掃除を代わってやるから投票しろ」とか、友人間で飯おごる代わりに投票しろとか、そのレベルに留めておくべきだろうね。

少なくとも大々的に不特定多数に向けて募集したりするものではないと思う。

じゃあどうするのか

これはソーシャルゲーム。7年前とかならいざ知らず、今はソーシャルメディアが発達しきった時代

SNSを如何にして有効に使うか?は一番重要ポイントだろう。

今回いわゆる「盤外戦術」は多く見られた。

ポイントは、「人を多く動かす」ことだと考えている。

票交換(デレマス内)

デレマス内で、お互いのアイドルに票を入れ合う行為

さすがにこれが規約抵触することはないだろう。

「でも、それってプラスマイナスゼロじゃね?」と考える人も多いと思う。

しかし実はゼロではない。

ノーデメリットで、人を動かすことができる。これが重要

人を動かすってのは、膠着状態を抜け出す第一歩。

例えば今回で言うと、

「友人が雪美ちゃんPだから友人のよしみでちょっと票入れるわ」

から

「雪美ちゃん中間めっちゃ良い位置だったな!俺の担当今回高順位望めなさそうだし、このまま雪美ちゃんに残りも入れるわ」

みたいな行動を取ったPがいたとしたら?

そしてそのきっかけが「友人のよしみ」ではなく「票交換のよしみ」でも起こりえるのではないか

票交換は基本プラマイゼロマイナスになることはないが、プラスになる可能性はある。

もちろん、「普段見ている絵師だとか、面白い動画製作者の担当に1票入れた→残りも入れた」のような動きもあるだろう。

これが「人を動かす」ということ。

絵師が絵を描いて、それで人が動くかどうかはその人次第だが、

票交換は確定でその人を動かせる。それが強い。

SNS面白い企画をやる、面白い動きをする

例えば、茄子Pが以前やっていた「茄子に票を投じてお祈りしてから無料ガシャを引く」というムーブメントを創ったこと。

例えば、忍Pが工藤つながりでコナン映画の上映会をやること。

例えば、ナターリアPがスネークアイコンになり、ナターリアに関するツイートにふぁぼ爆してスネークで取り囲むこと。

SNS(というかツイッター)でバズることは、人を動かすのに有効方法の1つ。

炎上する

りあむ。

いやこれは実はふざけているんじゃなくて。

総選挙は「気に入らない奴の票をマイナスする」行動は存在しない。

せいぜい対立候補プラスして、相対的マイナスになるようにするのが精いっぱい。

票の意味での価値を考えると、

アイドル担当支援者価値プラス

そのアイドルに無関心な人の価値ゼロ

そして、そのアイドルアンチ価値は、マイナスじゃなくてゼロ

いわゆる正統派アピールで、10人中2人が票を入れてくれたら、それは2人分の価値

炎上商法で10人中4人が面白がって票を入れ、6人がアンチになった場合、それは-2ではなく、4人分の価値

今回のりあむがびっくりするほど強かったのはこの要素が大きいと見ている。

(ただ、存在自体が炎上商法ってのは後にも先にもこれっきりじゃないかな…)

それはさておき、ここで言いたかったのは

「若干のアンチを恐れて行動しないのではなく、行動した方が良い」

ということ。

これからも盤外戦術さらに大きく広がっていくと思う。

ここまでが、他のPから票を誘引するという手段

しかしこれにも欠点があって、

担当に一途なPは動いてくれない

当たり前。

複数陣営で、浮動票を取り合うこととなる

限られたパイの奪い合い(レッドオーシャン戦略)は時に、労力に見合わなくなることもある。

しかし、上記以外の方法が実はまだあった。そして実践例もあった。

新規層の取り込み

新規プレイヤーを誘致し、最初から担当に引き込むこと。

上記の逆(ブルーオーシャン戦略)で、新規開拓の場が被らない限り、成果は確実に挙げられる。

目に付く例を挙げる。

シーナリーとも子

1年前に活動を開始したVTuberで、池袋晶葉の応援目的としており、視聴者のことも「票田」と呼ぶなど目的のために徹底している感がある。

晶葉P達の旗頭となっただけでなく、VTuber群雄割拠時代活動を開始し、継続したことは非常に大きい。

おそらく、マシーナリーとも子のおかげでVTuberからデレマスに入り、そのまま晶葉Pとなった人も多いのではないだろうか。

別界隈に飛び込んでPを増やすというのは偉業とも呼べるだろうし、

晶葉も今回初の中間入り&最終結圏内入賞果たしている。

セクシー異文化交流

先述の「SNS映えする面白いこと」の1つに、#セクシーデリバリー松本 というタグ(パワーワード)があった。

そしてこれがなんとジャニーズグループSEXY ZONE」のファンの目に留まり

セクシー」という単語を通して沙理奈PとSEXY ZONEファンとの交流に発展。

全く新しいところから沙理奈票を多く獲得するということに至った。

これはマシーナリーとも子とは違い偶然の産物であろう。

が、沙理奈も最終20位という大快挙を挙げ、(ブルーナレオンPの多大な支援もあってこそとは言え)新規層の開拓は非常に大きな効果があると思い知らされた。

からないこと

今回上位だったアイドルは、だいたい「なぜこの順位になれたのか」は説明がつくと思っている。

が、自分の中で納得できる説明ができない子が1人。

遊佐こずえ

これがわからない。

公式から供給で、大きな追い風はなかった(期間内にモバでガシャがあったとは言え、それは最後ダメ押しに過ぎない)。

こずえPがSNS積極的・特徴的なムーブメントを見せていたことも(俺の観測範囲では)なかった。

前回順位も「次こそはCuの声実装こずえちゃんで決まり」と言えるような順位ではなかった。

中間発表までは、今年のCuで声獲得は誰もいないだろうと予想していた人も多かったのでは?)

そもそもCuの声付けだと忍と食い合ってしまう。

それどころか、「静かなロリ」という似たタイプである雪美が前回好順位で、そちらに流れ込む可能性が大いにあった。

(実際は雪美とダブル入賞を決めたわけだが)

元々の支援層も決して厚かったわけでもない。

それがCuの厚すぎる壁をすべてぶち抜いてCu1位という大快挙。

こずえちゃんがここまで大躍進した理由。それを知ることができたら、また一歩この総選挙という独特なシステムに対しての理解が深まるのではないか

そう思えてならない。

2019-02-02

スマートフォンをはじめようキャンペーンを見て思ったこ

忘れたころにdocomoが送ってくるキャンペーン

客の利益は全く考えず、docomoにだけ都合がいいことを並べ立てている謎なキャンペーンだといつも感じている。

普通に考えて、迷惑メールと同じで、まくともうけが出るくらい食いつくやつがいからやるんだろうな。

家族しか連絡しないケータイシンプルプラン 980円で済む。

家族内でSMSより長いメールをやり取りしたい場合でも、i-modeオプションをつけ、1,280円で十分なのだ

これが、スマートフォンを始めちゃうと、1年目は1500円割り引いてくれるので980円だが、2年目から2,480円と1,500円アップ。

スマートフォンになったからとうっかりデータ通信などしてしまうと+4,100円 = 6,580円まで余裕で課金してくれる。

送った相手が2年継続してくれたら、18,000円から116,480円もdocomo収入が2年で増えるわけだ。

自分docomoだったら変えさせるメリットは大いにある。1,000人に一人でも変えてくれたら十分元が取れるかもしれない。

....でも、ちょっと待てよ。変えるユーザーメリットって何?

何度もそういうキャンペーンをしても乗ってこないガラケーを使っているユーザーは上のような計算をして、ガラケーと決めている人たち。

決して若い人たちが思い描く「スマホは難しいからやらない」というステレオタイプではないと思う。

docomo withで多少はリーチしているけれど、それでもユーザーは2年しばりや、2年目からの1,500円アップを見落とすほど馬鹿じゃない。

群雄割拠時代にあって、docomoを使い続けようと思うほどdocomo愛着を感じている人たちだから、1,500円アップだから2年で解約というのはしたくない。

その人たちにリーチするにはどうしたらいいかもっと考えたらとこれを見るたびに思う。

2019-02-01

anond:20190201011442

ユーラシア大陸とは地続きではなく、ヨーロッパのように群雄割拠でもないので隣国に脅かされることはなかったのに、延々と国内で争い続け、たまに平和になったと思えば、隙あらば白村江、隙あらば文禄・慶長の役さらには日清戦争から太平洋戦争が終わるまでの50年間、延々とアジア侵略し続けた国がなんだって

2018-12-31

Vtuberブームがすっかりアイドル系に支配されてしまった

いつからだろうか。

思い出そうと頭を捻るたびにもうひとりの自分が「いや、最初からだろう」と訴えかけてくる。

かにそうだ。

最初からなのだ

キズナアイが動き出したときには既にVtuberネット越しで会える地下アイドルとして認識されていた。

一部Vのモノは中身がオッサンであることが注目されていたのも、美少女の皮を着てアイドルとして振る舞うオッサンが滑稽だったからこそだろう。

このブーム最初からアイドルブームの一端にあるものだったのだ。

ババァ爆弾魔といったアイドルになりようもない連中が異端児として面白がられたのも、表面がアイドル一色であるからこそ引き立つ裏面であり、もしも最初から界隈がそれ一色であれば目立つこともなくひっそりネットの片隅で生まれては忘れられていたに違いない。

中身がオッサン美少女ですら自分テーマソングを持って歌うようになった事も、地下アイドルVtuberが本当に地下アイドルライブを行ったのも、分水嶺でもなんでもなく既定路線ルート上にある絶対に通過することが分かっていたゲートでしかなかった。

その事は分かっていたんだ。

こうなることは最初から皆知っていた。

でもそうじゃない未来が待っている可能性を信じていたんだ。

アイドル系よりももっと強烈な何かが出てきて二大巨頭になった後さらなる強豪の登場で群雄割拠が始まる未来を。

実際はアイドルVtuber一党独裁体制だ。

俺が見ていた夢はそうじゃないんだ。

もっとこう、皆が色々やっている世界なんだ。

再生数を伸ばすにはアイドルになるしかいから、仕事Vtuberしてる人はアイドルになるしかないし、そういう人たちに押されて再生数が2桁にならないようにするには素人アイドルを目指す世界とは違う世界があると思っていた。

でもそうはならなかったんだよ。

からこの話はこれでおしまいなんだ。

2018-12-22

個人的な今年のマンガ振り返り

購入日ベースなので 2017 以前も入ってます個人的ってことで。

放課後ていぼう日誌」2,3が出た。一時乱立していた若い女性の釣りマンガは本作が制した模様。画も内容もナイス。海沿いの景色描写が凄くそれっぽくて刺さる。海だけじゃなくて海沿いの森というか林なんかも、日の当たり方が海沿いの強い日差しを感じさせる。

ジャンル次点には「いそあそび」を推したい。

うたかたダイアログ」2巻が出た。相変わらず面白い。ちなみにおれは読み違えてたけどこれは女性にとって都合のいいイチャラブなのね。男性目線でみてた。でも男性でも面白く読めると思う。

湯神くんには友達がいない」13,14 が出た。結構続いてきたけど、面白さが増してると思う。それなりに巻数も積みあがってきたせいかランキングとかでもあまり見かけず話題にもなりにくいみたいだけど、再評価/再発見されて良いと思う。特に 14 はちひろちゃんラブレターが最高過ぎた。

「あつまれ!ふしぎ研究部」3,4,5 が出た。安定して面白い。安定して面白いのでこれ以上書くことが無い。。凄い。


飽和状態のイチャラブ業界についてはやや引いてみてたけど印象に残ったものもあった。「死神坊ちゃんと黒メイド」はイチャラブでありながら触れられないという、イチャラブなのに切ない感ありつつ。画については乳はナイスなので足もうちょっと頑張ってもらえるとありがたいです。

「イジらないで、長瀞さん」は最初の2話は神ががって面白かった。ハンカチを手渡すシーンは鳥肌が立った。

麻衣の虫ぐらし」1巻。これ「奈々子トマトぐらし」のほうが正確なタイトルな気がする。。おもしろいからいいけど。

カブのイサキ」が電書になった。以前紙も買ったけど結局電書も買った。謎解き的な話がクローズアップされがちだけど、個人的には演出というか表現の部分で改めてインパクトを感じる。#14とか、ある場面の空気が濃くなっていったところでブレイクさせてるんだけど、ブレイクした瞬間に別な美しさが流れ込んでくる手法とか。「コトノバドライブ」ですーちゃんが山を登り切ったところで海が現れるシーンとかもね。

「球詠」は 3,4 が出た。相変わらず動きがかっこいい。「動き」はスポーツマンガで読む最大の楽しみの一つだと思うけど、本作ではそれが十二分に楽しめる。人以外でも雨上がりの夜のグランド描写とかも良かった。もちろんゲーム展開も野球マンガらしく楽しませてくれる。何回でも読める数少ない作品の一つ。

妄想テレパシー」1巻は 2016 らしいけど、全然知らなかった。今年知って追いついた。戸田面白過ぎる。内容的にもコマ割り的にも絵は顔だらけになりがちだけど、表情がバリエーションがあってが上手いので楽しめる。それに対比して戸田くんは表情だけは固定的なのがまた面白い。そろそろ終わりらしいけど楽しみに待ってます


「LIMBO THE KING」1巻がタダだったので読み始めたら面白かったので追いついた。きっちり仕上げられた世界SF要素の組み合わせはりんごの子彷彿とさせる。さすがの内容。



魔法が使えなくても」 BLを読まない自分にとっては、初めての紀伊カンナ作品おもしろかった。岸君のぜったいに交われない人種感が上手い。とはいえ彼がただの痛い人じゃない救いもあって。画もさすが。千代の"引きの強いかわいい人"感がむちゃくちゃ上手い。「沢山居ましたよ」の説得力。あとキキさんさいこう。この後エトランゼクオリアも読んだけど、クオリアが好き。魔法~は何らかの形で続いたらうれしい。


「僕の心のヤバイやつ」最近 1 が出てすでに注目度高いが、確かに面白い。飽和したイチャラブを一掃するクオリティラブコメ個人的には今後最も期待するラブコメ作品


群雄割拠百合業界個人的に印象に残ったのは単行本じゃないけど結川カズノの「名も無き花へ」。あまり面白かったので、過去エクレアを読み返した。読み返したらどれも良かった。名も無き~がインパクト強かったので過去作も面白さに気付かされた。ひなこの表情がいちいち良い。あと登場人物関係性や感情表現が突出して高度だと思う。これで終わり的なコメントで残念。今後掲載/未掲載わず積み上げて単行本にしてほしい。カドカワさんよろしくお願いします。


ところで、小学館質問があるんだけど、電書でしか買わないポリシーのおれはもう「はまなる魔法教室」の3巻は読めないんですかね。


「1518! イチゴイチハチ!」は5,6が出た。ラブコメに舵を切った感があるけど、過去の話をきっちり描いたうえでの展開で、丁寧に積み上げて来ていてさすがに品質高い。



事情を知らない転校生がグイグイくる。」1巻が出た。人気出てるみたいだけど納得の内容。救いしかない癒しヒーローラブコメ


以上、個人的振り返りでした。今年発売になった巻は一応チェックしたけど、間違えてたらゴメン。

2018-12-16

PayPayの今後の展開を勝手想像する

今まで一部のアーリーアダプタしか関心のなかったQRコード決済を100億円キャンペーンで一気にお茶の間レベル話題まで持っていくことに成功したPayPay。

今後PayPayが何を狙っているのか、頭の整理を兼ねて想像してみようと思う。あくま想像なので、他に観点があれば指摘してもらえると嬉しい。

(今話題になっているクレカ不正利用の話とかはしない。全体の戦略から言えばすぐに修正可能些細な話なので)

ステップを考える

まず、今後PayPayが「勝つ」までに必要ステップを整理してみよう。細かいことを言えば色々あるが、ざっくり考えると以下のような順番だと思う。

1.ユーザーに導入してもらう

2.加盟店に導入してもらう

3.二回目以降の利用を促し、ユーザー日常的に使う決済手段になる

4.収益を上げる

現状

このうち、1については今回の100億円キャンペーンで「アプリインストールさせる」「初回決済をさせる」という大きなハードルを超えた。

この結果をもって2の加盟店営業を進めようとしているのも周知の通り。

問題は3,4について。

3については1月付与される100億円分のPayPayボーナスによって2回目利用を狙っているはずだが、日常になるにはまだ弱い。普通にやったら普通に付与分のポイント使って終わるよね。

そもそも利用をした人ならわかるだろうけど、QRコード決済はクレカSuicaに慣れた日本ユーザーにとっては面倒。クレカや非接触決済が使える場面でわざわざ「スマホロックを解除してアプリを立ち上げ、QRコードを読み取って金額入力し、確定ボタンを押す」という動作をするのは相当な理由がないと難しい。

PayPayを日常化する方法を考える

上記問題解決する方法は大きく3つ。

1.決済にかかるステップを減らし、非接触決済並みに簡便にする

2.面倒さを乗り越えるだけのメリット(今回の20%バックキャンペーンなど)

3.クレカや非接触決済が使えない場所を主戦場にする

このうち、1についてはQRコードという手段を使う以上、非接触決済以上に簡単にすることは難しそうな気がする。2はありえるが、永遠に20%バックをやり続けるわけにもいかないよね。

というわけで、本命と思われるのが3。中国AliPayやWeChatPay同様、「そのへんの屋台個人店でもPayPayが使える」という状態を作ること。

「どこの店でもPayPayが使える」という状況であれば、ユーザークレカが使える店ならクレカ、使えない店ならPayPayと使い分ければいい。

そして、クレカとの勝負に勝つのは難しいが、現金との勝負であれば勝算はある。現金比であれば利便性はそんなに変わらないか優位だし、ポイント活用やお得感の演出Softbankの得意技だし。

だとすると、次に考えるべきは「どうやってクレカや非接触決済の入っていない店にPayPayを導入させるか」だ。

これはある意味単純な話で、それらの店に今までクレカなどが入っていなかった理由を考えればいい。大抵は「コストがかかる」か「ニーズがない(顧客側が現金多数、店主に新しいものを覚える気がないなど)」のどちらかだと思う。

特に低単価高回転の飲食店などでは営業利益率は10%を下回ることが普通だ。そこで3%超のクレカ手数料は大きく、導入したくてもできない店舗は多い。というわけで、「コストがかかる」への対応はご存知の通り、各社手数料無料の加盟店獲得合戦

大手利用者数の多い決済手段には放っておいても対応するし、ユーザー決済手段分散する。小規模事業者現金オンリーの低単価チェーンをどれだけ開拓できるかがQRコード決済の日常化と競合との差別化ポイントだと思う。

そして、直近の営業手数料無料キャンペーンによって獲得した100億円分のポイント残高とユーザー基盤によってPayPayが圧倒的に有利になった。

手数料無料期間が終わった後の加盟店維持をどうするかって問題は後述。

あとはニーズがない店への対応か。ソフトバンクグループ営業力で程度ねじ込んでいく気もするけど、そこは問題にならない程度にやれればいいんじゃないかな。

収益化の方法を考える

最後に考えるべきは「どうやって収益を上げるか」だ。

選択肢としては

1.決済手数料によって収益を上げる

2.決済データを使ったマーケティング広告収益を上げる

あたりが考えられるが、2だけで決済ビジネスを支えることは難しいので、なんらかの形で決済手数料は取ることになると思う。

そうすると難しいのが前述の小規模事業者への対応。ここについては、決済方法オプションによって課金体系を変えることで、加盟店獲得と収益化の両立が可能になるんじゃないか想像している。

PayPayには決済の方法が2通りある

ひとつビックカメラのように客がカメラQRコードを読み取り、金額入力して決済する方式。もうひとつアプリを立ち上げたときに表示されるバーコードを店の端末で読み取り決済をする方式だ。

顧客側の利便性は明らかに後者のほうが高いが、店側にPayPayに対応したバーコードリーダーPOSシステムが用意されている必要がある。

この2種類の決済手段を用意することで、

・低収益の店は利便性が低い代わりに無料もしくは1%手数料QR決済

POSが導入されているような大手利便性の高い代わりにQR以上クレカ未満の手数料リーダー決済

という棲み分け可能になるんじゃないだろうか。コスト側のデータがわからいから収支が釣り合うかは不明だけど、少なくともクレカよりは損益分岐点を低くできそうな気がする。

似たような例としては、リクルートAirレジがある。

Airレジは基本プランでの導入は無料だが、周辺機器オプション機能を利用するためには費用がかかる。

そういえばAirレジAirペイQRなんてのもやっているので、PayPayもそのうち対応するだろうね。

https://airregi.jp/mp/

もうひとつ重要そうなのは券売機への対応かな。特にラーメン屋立ち食い蕎麦みたいな業態で非現金決済を導入できたら大きそう。

来春以降にPayPay導入を表明している松屋では既にQR対応(今はクーポン読み取り用みたいだけど)の券売機がある。

https://gigazine.net/news/20161220-matsuya-bulgogi/

似たような端末を券売機無料で付けるくらいはやりそうだよね。

おわり

というわけでまとめると

みたいな感じになるんじゃないかなーと。

から見てるとまさに群雄割拠って感じで楽しいね。2-3年後が楽しみ。

2018-12-08

マッチングアプリ現実

まりにもモテなさすぎてマッチングアプリ登録したものの、先程心折れて退会してきた者だ。

せっかくの体験を無に帰すのも勿体ないので、ここに使ってわかった現実を書き残す。せめてこれから登録しようと思っている増田達の糧になれたら幸いである。

結論から言おう。

世にあるマッチングアプリ恋人ができることはまずない。

特に今まで非モテだったものアプリを始めた途端に恋人が出来ました、というのはよっぽどの幸運に見舞われない限りありえないことだから覚悟した方がいい。




さて本題だが、その前にマッチングアプリには大別して二種類あることを説明しなければなるまい。

一つは主に大手グループ企業等が長年運営している大規模マッチングアプリであり、SNS広告ガンガン出ているのもこちである代表例はPairsやタップル、Omiaiなど。

もう一つはいわゆる出合い系サイト系譜を継ぐ海のものとも山のものとも知れぬマッチングアプリである代表例は某県知事の件で有名になったアレなどで、ググったときにすぐ「セフレ」だの「ヤレる」だのといった単語が出てくるのがこちらだ。

まずこの二つのウチで手を出すとしたら明らかに前者の方がいい。

というか後者はまずい。

大体登録と同時に可愛い女の子から次々とメッセージが届き、鼻の下を伸ばしてやりとりしていると「ホ別で2万ね♡」などといういかがわしい流れになり、それでもホイホイついていくと写真とは全く別人と対面することになる。いわゆる援デリというやつである。真っ当な風俗嬢なら普通に客が取れるはずなので、そもそもこんな営業してる相手な時点で色々と察するべきである。下手したら病気になるぞ。



という訳で真っ当な増田諸君は前者のアプリを選ぶのだろうが、こちらもこちらで中々の地獄を見せてくれる。

参考までに、ここでは一番分かりやす地獄提供してくれたタップ誕生 (以下タップル) を例に挙げよう。

タップルはサイバーエージェント100%子会社であるマッチングエージェント社の運営する大規模マッチングアプリであり、公式発表によると現在の会員数は400万人を超えている。SNSや各種雑誌にも広告を出稿しており、典型的な”前者”型アプリだ。

この手のアプリ業者ほとんどおらず (いないとは言ってない) 、基本的運営サクラを雇うことも皆無なので、そういう意味ではまず安心だ。

では何が地獄なのか? 単純に出会えないのである。何故かを以下で説明していく。




タップルでは登録者たちは望む相手マッチング依頼「いいかも」を送ることができる。依頼を受けた相手はその「いいかも」を承認するかしないかを選ぶことができ、ここで承認されればメッセージのやりとりが可能になる。

しかしこのマッチング依頼がクセものだ。

タップルではこの依頼権「いいかも」が1日20回分付与される (ちなみにこの「いいかも」は会員登録と同時に大量に付与されるし、課金でも買える)。

男性はこれをフルに活用すると考えた場合、仮に「ユーザー男女比が1:1」「全ユーザー間でもらえるいいかも数に偏りがない」という極めて有り得ない状況を仮定しても女性一人あたり1日20件のマッチング依頼がくることになる。

しか現実問題として、こんな甘い状況はない。

まず男女比だが、これが1:1ということは確実にない。直感にわかると思うが、この手のアプリは常に女性不足男性過剰の状況に陥っている。

では実際にはどうなのか?

やや古いデータになるが、withnewsの調査によるとタップルの女性比率2015年時点で28.62%となっている (https://withnews.jp/article/f0150915001qq000000000000000G0010901qq000012496A)。

すなわち男女比は2~3 : 1ということになり、女性一人が受ける「いいかも」数は1日50件程度となるということだ。

さらに「ユーザー間でいいかも数に偏りがない」というのも確実にありえない。

現実世界と同じく、マッチングアプリ世界においても年齢は若ければ若い方が、ルックスは良ければ良い方が人気のユーザーとなる。

いやむしろ相手の外見と簡単プロフィールしか確認できないマッチングアプリにおいて、この傾向は現実よりもさらに顕著である

実際の年齢や外見による偏りが指数関数的に急なのか、それとももう少し穏やかなのかはわからないが、普通女性ユーザーなら1日あたりの「いいかも」数が100〜200程度なことは珍しくない。

身の程をわきまえず「可愛い彼女が欲しい!」などとほざこうものなら、相手の「いいかも」数は1日あたり500〜1000件を超えていると思った方がいい。



さてここで問題である

普通人間が1日に100〜1000件のマッチング申請を受け、それを処理しきれるだろうか?

間違いなくNoである

それを仕事にしているのならまだしも、余剰時間の片手間にやっているアプリでそんな処理をこなす女性はまずいない。

まずいないが、それでも敢えてこなそうと思ったらどうするか?

先程も述べたが、マッチングアプリにおいて最初に参照できるのは相手の顔と簡単プロフィールくらいである。

すなわち、ここで女性が行う判断は大きく下の二つとなる。

1. 余程のイケメンか好条件だったら承認しよう。

2. とりあえず片っ端から承認して、その上で面白いメッセージを送ってきた人とだけやり取りを続行しよう。

逆に言えば、男性諸君に求められる能力は以下の二つのいずれかだ。

1. 外見、年収などが非常によい

2. 女性口説くのがうまく、特に強烈な掴みができる



さて、ここで改めて問題である

非モテをこじらせてマッチングアプリに救いを求める男性が、このどちらかの能力を有しているだろうか?

間違いなくNoである

というか、このマッチングアプリで生き残れるやつなら現実世界普通に彼女ができる。

それではこの低い確率を生き残れるやつは一体普段どんな職についているのだろうか?

答えは「ホストである。もちろん全員ではないが、こういったケースがかなり散見される。

すなわち、マッチングアプリとは女性にとってですら、「水商売の男が営業をかけてくる場」なのだ

こんなアプリにまともな女性居座り続けるか? あまり期待しない方がいいのはすぐにわかるだろう。


そして忘れてはいけないのが料金だ。

タップルの場合登録までは無料だが、メッセージを送ろうとした場合は月額3900円の利用料金がかかる。

相手の人気度やメッセージ既読状況を知りたい場合は更にプラスで4800円がかかる。

これが自動更新で毎月勝手課金されていく。




よって非モテ増田に与えられる結末は、毎月1万円近くの課金をした結果、あまりまともな女性ユーザーがいない環境で、ひたすら申請拒否され続ける日常である

これがマッチングアプリ現実だ。





タップルは特にわかりやす地獄アプリだが、他のアプリも正直なところ似たりよったりであることは否めない。

例えば、やはり超大手マッチングアプリのPairsもApp Store確認できる公式の謳い文句に「毎日5000人以上が登録とある

これが正しいのならひと月の登録人数は15万人を超える計算となる。

対してカップルの成立件数は「毎月7000人」だ。

ということはPairsで恋人を作ろうと考えた場合、単純計算で15万人中の7千人、トップ5%以下の勝ち組に入らないといけないのである

これは偏差値ならば65を超えるレベルだ。

さて、自分自身人生を振り返ってよく考えてほしい。

あなたモテ偏差値は65を超えるだろうか?

あなたにはトップ5%に入る自信があるだろうか?

ちなみにPairsの利用料金は月額4100円、プレミアムオプションプラスで4100円、身バレ防止のプライベートモード機能は月額2500円である





さて、文章がいたずらに長くなってしまった。

ここまで読んでくれた増田に対しては感謝を申し上げたい。

マッチングアプリは今群雄割拠時代に入っており、さらにこれらの提灯記事SEO対策万全の状態跋扈している。そのため、中々利用者生の声特にネガティブな事が届きづらい。

例えアプリ欠点を挙げる記事があっても、それは結局他のアプリ誘導するステマ記事であることは日常茶飯事だ。そんな中で、本当の利用者の声の一つとして参考にしていただけたなら幸いである。



最後に、私が上手くいかなかったのはアプリの使い方下手だからとか、自分レベルより高望みしすぎだとか、そもそも根性がなさすぎるといった意見を持つ方もいるだろう。

全て正論である

これから挑戦する予定の増田は、是非私のことを反面教師として頑張っていただきたい。

2018-12-04

隈研吾デザインばっかり

山手線新駅、頼むからもう格子みたいなデザインやめてくれよ

建築デザインは均一性よりもっと群雄割拠してくれた方がいいんだよ

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