はてなキーワード: ひな壇芸人とは
前は知る人ぞ知るみたいな感じだったけど、もう150万だし一度おすすめポイントをまとめたい
元々HIKAKINやお笑い系Youtuberをよく見ていたらしい
可愛いムーブよりも、失敗を楽しむというか、撮れ高を重視する傾向がある
ただわざと失敗するわけじゃなく、ちゃんと本気でやって失敗するから面白い
なので
自信満々→失敗する→喚き散らす
という王道展開になる
こういうキャラよくいるよね?
趣味がエロゲであり、オタクでもあるので男性オタク目線のトークができる
庇護欲が掻き立てられる
そういうのってわざとらしい人とか多いけど、さくらみこは心配になるくらいに幼い
20代半ばか後半だと思うんだけど
メンタルが強い
イジりにもかなり堪えるし上手くかわすから本気のプロレスができている
新しい試みにもチャレンジができるしちゃんとコンテンツとして成立させる
初期は視聴者が数十人で苦労したようだが、数万人になった今でも同じように配信しているのはすごいと思う
アバターの使い方が非常に上手い
面白くするため、よく考えてるんだなという感じがする
一時期は1日12時間とかだったと思う、最近は落ち着いてて1日3〜6時間くらい?
やってて楽しいんだろうなというのが感じられるのは非常に良い
本人は死ぬまでやると言ってるが、この人だけは冗談に聞こえない
ホロライブの古参なのでメンバーのことをよく知っていて、うまいこといじる
女児がなんか言うとるな〜という感じ
まとめ
1. 最近無職になった。ずっとFF14してる。口が悪いくせに人から嫌われるとダメージ受けるイキり
2. ちょっと前まで無職だったけど最近復職した。パチカス。賢いゆえに誰も理解者がいないタイプ。俺もこいつのことよくわからないけど、通話すると面白いことたくさん話してくれる
3. フリーターしかしたことない。実家暮らしのくせに親と仲が悪い。ひな壇芸人みたいな面白さがある。内輪でしか通じないワードを瞬発的に考えてくれる
4. 新卒鬱退職からフリーター。いつも俺の話をニコニコ聞いてくれるが、Twitter見ると割とネガティヴ寄りなはずなのでどういう精神構造してるかわからない。親と仲が悪い
逆やで
ホッテントリの記事に積極的にコメントしにいってるような奴のほうが少数派なんや
たとえば本日の増田でいちばんブクマされてるこの記事だとコメント202件/641usersでコメント率33%
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20211027170817
昨日の1000users超え+誰でもコメントしやすそうな記事でもコメント率は42%に過ぎへん
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20211026193844
テクノロジー系の記事やと100users超えでもだーれもコメントしとらん
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/zenn.dev/bmf_san/books/3f41c5cd34ec3f
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-batch-best-practices/
おまえが見とるワイドショーのひな壇芸人みたいなブクマカはノイジーマイノリティにすぎへんのやで
とは言っても、Netflix、Youtubeなど配信サービスを大画面で観る為にテレビ自体は所有している。
帰宅して何となくテレビを点ける。高確率でCMである。スポンサーで成立しているテレビ番組とはそういうもの、と言うなら「ならば観ない」という結論になる。
放映時間の何%がCMなのか調べようとしたが見つからなかった。昔に比べて増えている体感はあるが実際はどうなのだろう。
他にあったっけ。
特にクイズ番組の面白さが自分には分からない。脳トレ的なやつか、頭の良い人達がネットを調べれば分かる事を暗記力で答える、の二択。
ニュースはもう少し踏み込んだものを。スポーツはいらない。別番組で切り離して欲しい。
Netflixのように、一つのテーマを題材としたドキュメンタリーが観たい。
たけしの面白さはコマ大数学科や映画、政治を語れる高い教養と不謹慎のギャップにある。
https://thetv.jp/news/detail/129518/p3/
「お笑いは、落差だから。普通の人がくだらないことやるより、有名な賞を取った偉い人がやった方が面白い。だから理想は、ノーベル賞を取った後に、立ちションや食い逃げで捕まりたいわけ。俺が『賞が欲しい』って言ってるのは、偉くなりたいんじゃなくて、お笑いのためなの(笑)」
TVで面白くないのは、たけしの不謹慎ボケにちゃんとツッコミを入れないから。
ひな壇芸人やたけし軍団は、たけしを神格化しすぎて遠慮しがちなツッコミしかできない。
これではひょうきん族のように、たくさんボケを撒いてアドリブから偶然生まれる笑いなどは起きない。
笑いのために偉くなったのに、皮肉にも笑いが生まれないほど権威化しすぎてしまった。
たけしのボケを成立させるには、教養が高くちゃんとボケを笑ってツッコミ出す橋渡しができる人物が必要。
所ジョージ、阿川佐和子、タモリ、さんま などがそれにあたる。
所、阿川は世代が下ながらも、親戚のおじさんぐらいにしか扱ってない距離感が良い。
2人の頭の良さは、たけしを前にその余裕を伺える。
タモリ、さんまも頭はいいのはもちろん、ひょうきん族時代の戦友。
とくにツッコミのスペシャリストであるさんまが一番たけしと相性いいだろう。
ブコメで高く評価されてる、ツービート、ひょうきん族、火薬田ドン、笑っていいともの祝辞などは「事前に用意されたコントや漫才」である。さんまがいないとき、周りがリアルタイムでボケを昇華してくれないなら、コントとして事前準備をすることでたけしの面白さを引き出す。
20年以上昔の世界まる見えだったか「俺がしゃべるほど視聴率落ちるんだよ。しゃべんないほうが数字いい。」と言ってて、そういや世界まる見えも、元気が出るTVもそういう立ち位置だなと、それを自覚してることに変に感心した覚えがある。今でも収録ではツービートばりの下品で不謹慎な毒を吐いてるらしいのだが、さすがに今のTVでは不適切でカットされるそうだ。今の時代不謹慎ネタは厳しい。
では、たけしがいなくてもいいかというとそんな事はない。たけしの数々の芸歴、教養、映画の実績など、演者、スタッフ、視聴者みんなが一目置く存在というのは稀有で、たけしがいるだけで番組の格が上がる。たけしを抜いたらすべての番組は深夜番組レベルに格が落ち、たけしがいればゴールデンに耐えられる。たけしは料理の豪華な器であり、なくてはならない薬味だ。たとえ中身が高級料理でもスーパーのプラスチック弁当箱に入れたら深夜番組レベルに落ちる。それぐらいの実績と格。
親戚のじいちゃんが一生懸命不謹慎な事で笑い取ろうと必死になってるのを「たけしへのツッコミはそうじゃねえだろ! もっと事前に仲良くなって頭バチコーン言わせたれ!」と、心のなかでツッコミながら楽しむのも一興である。
ボソボソ何を言ってるか分からない、テンポもずれてる、おっさんの愚痴を脈絡関係なくぶっこむだけの芸が面白いのか。
他の人より地位が高いから忖度せずに何でも言えるっていうのが評価されているのかもしれないけど、
かといってキレのあるセリフを言う訳でもなく、ツイッターの隅っこで呟かれてそうな品性も知性もない中身だったりする。
お笑いビッグ3と呼ばれる大御所たちについては、全員の昔の面白かった時代を知らないが、他の2人については今見てもキレッキレで面白いと思う。
ビートたけしについては、昔はすごかったのかもしれないが、今は全然すごさが感じられない。現時点で他の2人と並べるとうーん?となる。
スポーツでいえば、もう体力もパワーも完全に衰えた名選手(だった人)が現役で試合に出続けている感じ。
殿堂入りして称えられるのと、現役選手として活躍し続けるのは全く別の話だと思うが、彼は何故か現役選手の扱いを受け続けている。イチローですらもう引退したんだぞ。
今の偉い人が、ビートたけしが面白かった時代で育って来たから過去の栄光で起用され続けるのだろうか。
それとも彼をまだ面白いと思う視聴者が一定数いるのだろうか...
【8/9追記】
若干バズってたのに今頃気付いてびっくりした。(ここ以外にも、コピペまとめ薄っぺらサイトにまるごと転載されてめちゃくちゃ出回ってた。奴らに飯のタネを与えてしまったのは不本意。)
コメントを読んだが、「面白い」「面白くない」「面白かった」「そういう次元でない」と議論百出で、どちらにせよ話題を呼ぶ人であるのだなと再認識した。
一番なるほどと思ったコメは↓だった。
(一部引用:https://anond.hatelabo.jp/20210804173638)
TVで面白くないのは、たけしの不謹慎ボケにちゃんとツッコミを入れないから。
ひな壇芸人やたけし軍団は、たけしを神格化しすぎて遠慮しがちなツッコミしかできない。
確かに、たけしが何か言った後、出演者とスタッフの渇いた笑いの場面になることが多い印象がある。
今の時代に合っていないと言えばそれまでだけど、昔みたいにボケてもツッコミは来ないし、強すぎるネタはカットされちゃうし、笑いに昇華できない辛さがたけしにもあるのかもね。
...とか思いました。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 109 | 14749 | 135.3 | 34 |
01 | 81 | 10636 | 131.3 | 54 |
02 | 56 | 4911 | 87.7 | 40.5 |
03 | 47 | 5102 | 108.6 | 29 |
04 | 29 | 2891 | 99.7 | 28 |
05 | 37 | 4327 | 116.9 | 51 |
06 | 49 | 4788 | 97.7 | 37 |
07 | 85 | 11832 | 139.2 | 53 |
08 | 132 | 10185 | 77.2 | 39 |
09 | 162 | 11949 | 73.8 | 33.5 |
10 | 209 | 17519 | 83.8 | 35 |
11 | 260 | 20387 | 78.4 | 41 |
12 | 172 | 17909 | 104.1 | 38 |
13 | 289 | 30106 | 104.2 | 34 |
14 | 259 | 28210 | 108.9 | 43 |
15 | 246 | 20356 | 82.7 | 36 |
16 | 221 | 17266 | 78.1 | 42 |
17 | 320 | 35158 | 109.9 | 41 |
18 | 229 | 22482 | 98.2 | 38 |
19 | 190 | 17523 | 92.2 | 43 |
20 | 234 | 21364 | 91.3 | 37.5 |
21 | 214 | 24505 | 114.5 | 32 |
22 | 188 | 20562 | 109.4 | 34 |
23 | 199 | 27828 | 139.8 | 55 |
1日 | 4017 | 402545 | 100.2 | 39 |
ウッドストック(4), ひな壇芸人(3), 五代(3), 50本(3), わき毛(4), ネクロマンサー(3), 池江(53), 反五輪(4), 璃花子(3), 蓄電(3), オープンカー(6), 自然主義的誤謬(5), 新谷(3), アスリート(56), 五輪(111), 選手(121), 人殺し(45), 辞退(24), オリンピック(197), 接種(43), 開催(97), 体育会系(14), 非表示(17), 電通(24), 中止(64), リモートワーク(30), 変異(21), ワクチン(79), スポーツ(39), 大阪(47), 出社(20), 反対(63), 弱者男性(73)
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「人を笑わせる」ことにかけて、アイドルはお笑い芸人に及ばないはずである。
にもかかわらず、アイドルのバラエティ番組は、ときに芸人の番組よりも面白く感じる。
それは何故なのだろうか?
考えるに、芸人は必ずしも「自分を魅力的に見せる」ことを目的としない。
また、芸人は漫才やコントで「キャラを演じる」ことに慣れており、
バラエティ番組でも突飛なキャラを演じて「素」を出さない傾向にある。
そのため視聴者は、その瞬間瞬間の発言には興味を持っても、芸人自身に興味を持つことが少なくなる。
一方、アイドルは自分たちが魅力的に見えるように振る舞っている。
芸人のように「本人の好感度が下がっても笑いが取れればいい」という考えはない。
少なくとも「これは本音ではありません」という態度を表立って取ることはない。
強烈なぶりっ子キャラを演じるアイドルなどは、むしろ芸人のような扱いに近づいていく。
ファンはその魅力的な人間のことをもっと知りたいと思うようになる。
どんな経歴か。好きなものは何か。誰と仲が良いのか。どんな趣味があるのか。
そうしてのめりこんでいくことこそが「アイドル」的なものの本質だと言ってもいい。
プライベートまで興味を持たれるような芸人は、逆に「アイドル的な人気がある」と言われるだろう。
あまり知らない人間の話よりも、よく知っている人間の話のほうが面白く感じるのが道理。
こうした特性を最大限に生かしているのが現在のVtuberであると思う。
Vtuberは、普段の雑談配信やゲーム配信で、自身の人間性や日常生活をアピールしている。
ファンたちにとっては本物のアイドルよりも身近に感じるのではないだろうか。
一方で、ゴールデンタイムに配信されるコラボ企画は、実にバラエティ番組的である。
多くの人はこちらのWikipediaの記事を参照していると思われる。
この記事も踏まえた上で、実際に主だった芸人を「活動開始時期」や「人気が出た過程」で並べ、あらためて世代分けを考えてみたい。
まず画期としては1953年のテレビ放送の開始が挙げられる。この時期に人気があったのは落語家や喜劇俳優であり、またコミックバンドも人気があった。上の表で言えばいとこい・ダイラケあたりが該当する。いわば「第0世代」であろうか。
次にやってくるのが「演芸ブーム」で、1963年開始のテレビ番組『大正テレビ寄席』を中心に数々の演芸番組が放送され、その勢いが1970年ごろまで続いた。一般にこの時期に人気が出た芸人が「第一世代」と呼ばれる。「寄席」をテレビでやるので落語・漫談・漫才・コント・コミックバンドなど幅広い芸人が登場した。てんぷくトリオを筆頭に三人組が多かったので「トリオ・ブーム」とも呼ばれた。1970年代はドリフと萩本欽一のコント番組が人気を二分した。やすきよもこの世代に含まれる。
続いて、1980年に放送された『花王名人劇場 激突!漫才新幹線』『お笑いスター誕生!!』『THE MANZAI』などが立て続けに高視聴率を取り「漫才ブーム」となった。このブーム自体は二年ほどで終息するが、若手漫才師がアイドル的な人気を得て「漫才」のイメージを変えたり、吉本興業が東京に進出したりするきっかけとなった。1981年から1989年まで続いた『オレたちひょうきん族』が『8時だョ!全員集合』の視聴率を超え、出演していたビートたけし・明石家さんま・山田邦子らは一躍スターとなった。たけし・さんまにタモリを加えた「BIG3」を中心に、漫才ブームやひょうきん族から出てきた芸人を「第二世代」とみなすべきだろう。
その次が「第三世代」と呼ばれる芸人たちで、お笑い養成所出身の若手が、小劇場のライブで腕を磨き、夕方番組や深夜番組をきっかけに人気を得て、ゴールデン帯で「バラエティ番組」を持つ、といったキャリアを踏むのが特徴である。とんねるず・ダウンタウン・ウッチャンナンチャンがこの世代の代表格となる。一般に「第三世代」は80年代デビュー組で区切るようだが、個人的には似たようなキャリアから早めにブレイクしたナイナイやロンブーあたりも含めるべきではないかと思う。
次に来るのが「ボキャブラ世代」である。1992年から1999年まで続いた『タモリのボキャブラ天国』は、当初は視聴者投稿型の番組だったが、徐々に芸人のネタ見せ番組に移行。この番組を登竜門に「キャブラー」と呼ばれる芸人が続々と登場した。吉本興業が首を突っ込みそこねたらしく非・吉本芸人が多い。またボキャブラ終了とともに一時的に低迷した芸人が、2000年代に復活するあたりも共通している。先述したとおり、ナイナイ・ロンブーなどを第三世代に含めるとすれば、この「第四世代」は爆笑問題・くりぃむしちゅー・ネプチューンあたりが代表格となる。
2000年代に入って「M-1グランプリ」が始まったことで「お笑いブーム」が醸成された。また同時期に『爆笑オンエアバトル』『エンタの神様』『笑いの金メダル』『爆笑レッドカーペット』などのネタ見せ番組がスタートしてお笑い人気に拍車をかけた。賞レースを目指してストイックに芸を磨く若手芸人と、多数のネタ見せ番組により短期的な人気を得た「一発屋」が混在し、芸人のレベルは底上げされたものの、数としては飽和した感がある。2010年にM-1グランプリが終了するとブームも終息し、多数の「ひな壇芸人」を出演させてトーク中心に作られる低予算の番組が増加した。(2010年までの)M-1でブレイクした芸人と「ネタ見せ番組」によって登場した芸人が「第五世代」といえるだろう。
2010年代になると、第二世代・第三世代がフェードアウトし、第四世代と第五世代がバラエティの「司会」の座を奪い合う群雄割拠の時代に入った。第五世代は図抜けた存在はいないものの層が厚いので、2000年代デビュー組の多くがつかえて中堅に留まっているように思える。そんな中で、霜降り明星および彼らが「第七世代」と称する2010年代デビュー組が既に台頭してきている。この場合は2000年代デビュー組が「第六世代」とされるわけだが、2000年代デビュー組は遅咲きになりそうなので、おそらく2000年代デビュー組と2010年代デビュー組をあわせて「第六世代」と呼ぶようになるのではないか。2020年現在、芸人の主戦場はYouTubeになりつつある。後世から振り返れば「第六世代」は「YouTube世代」と括られるのかもしれない。
12月28日、2019年も終わろうかという頃、桐生ココというVtuberがホロライブからデビューした
https://www.youtube.com/channel/UCS9uQI-jC3DE0L4IpXyvr6w
龍が如くで日本語を覚えたという最高に口の悪いおもしろアメリカ人(ドラゴン)で
はじめのうちはホロライブの宣伝を新人がやってるくらいの感覚で
どうやら番組の半分は身内(4期生や先輩や自分)の失敗を真面目なトーンで弄っていく方針らしく、それが面白かった
私のホロライブに対する認識なんて、ときのそらとAちゃんと桐生ココしか知らない程度だったのに、その身内ネタが面白かったので驚いた
少し分析すると
「誰かが失敗する」→「ココがニュースっぽく紹介(ディス)」→「有識者(ココ)の意見」→「コメント欄」
これはつまり
ボケ → ツッコミ → ガヤ(ひな壇芸人) → 客席のリアクション
の流れと同じだ
今の人気Vtuberが人気になる過程や、ニコ動やYoutubeの切り抜きを見ると、Vtuberの失敗や極端な言動・事件がトリガーになってキャラクターを形成していき人気が出るという流れがあると思う
もちろんそれだけではないが、取っ掛かりのない初期段階における新規獲得導線になっていることは間違いないと思う
だからちょっとした事件を面白おかしく拡散する仕組みが重要になるわけだけど
それを朝ココでうまく再現できているわけだ
その人を知らなくても、その人の「やらかし」が分かって、それをネタとして昇華するのがまず強い
そして誰かがやらかしてもそれを身内がネタとして笑い飛ばすことで、マイナスをプラスにもできる
(これができないと単に滑っただけになるので非常にキツイ、ツッコまれないボケのような状態だ)
しかも桐生ココは結構攻めたディスをするので、いじられた本人も「朝ココひどい」みたいに話のネタにできる
視聴者はコメントで言いたいこと言える、これはニコ動やブコメやTwitterに近い
全体的にかなり上手い仕組みだと思う
思い返してみれば、こういう仕組みは芸能界でもあったのではないかと思う
ワイドショーとかその立ち位置じゃないだろうか、アッコにおまかせとか
何か起こった時にファンがディスるのと身内が上手くディスって笑いにするのとではかなり意味合いが違うと思う
身内ディス芸は、あると非常にうまくいくというのは分かってる人は多いと思うが
やり過ぎると単なるイジメになったり、アンチを喜ばせるだけになることがあるし
言葉選びを間違うと、呪詛返しのように本人にヘイトが向いてくるから怖い
(なので大抵の場合は、こういう弄りはファンが勝手にやる事が多い)
朝ココの場合は、そこらへんのバランスが非常に巧妙に取れている
まずバーチャルキャラクターが片言の日本語で、ニュース形式でやるので、ディスってる感がまず薄い
自分・運営・4期生・先輩・ファン・コメント欄全方位に喧嘩を売っていくスタイルなので特定の批判になりづらいし
他にも、ディスってるとかと思ったらいつの間にか宣伝になっていたり、弄りネタよりブラック度が高いコーナーを定期でやったりと
とにかくバランスがよく、素人がやっているとは思えないくらい完成度が高い
しかもそれを毎朝やってる
朝6時というのも丁度いい
夜ふかしがギリギリ起きていられる時間で、朝早い人がギリギリ見れる時間だと思う
おかげで同接1.3万人くらい行っている、朝から皆元気だな
桐生ココの魅力は他にもあるが
とりあえず朝ココがよくできてるという話でした
おはようございました
なんで今まで避けてたのか意味がわからないが、今年初めてM-1を見た。やはり自分はバラエティやひな壇芸人が嫌いなだけで、お笑いが嫌いなわけではない。漫才というフォーマットはとてもエキサイティングだった。
しかしながらバラエティを避けていると芸人と出会う機会は少ない、私は今回出ていた芸人のネタを全く見たことがなく、今回のM-1で初めてみることになった。
個人的には決勝で一番おもしろかったのはぺこぱだった。そして最終決戦もぺこぱが一番おもしろかったように思う。
とにかく松蔭寺のボケが面白かった。型破りで予想もつかない大袈裟なボケ、正面が入れ替わったり、妙な名言ネタで完全にやられてしまった。現場も大いに盛り上がっているように見えた。
その後のかまいたち、ミルクボーイのネタもとても面白かったが、現場の盛り上がりや、勢いからして、ぺこぱの優勝はあるのではないか?と思っていた。
しかし優勝したのはミルクボーイだ。一票を除いて全員が投票し、残りの一票はかまいたちだった。ぺこぱには誰も入れなかったのだ。
個人的には不思議だったが、そのあと決勝のネタを数回、そして過去今までの彼らのネタを見尽くした後ならば、非常に納得がいった。
ぺこぱには勢いしかなかったのだ。そして、その場での笑いを最大化するためのアドリブや、ネタを拡大していく経験が圧倒的に足りてないことが分かった。初見の時に、一つ場の勢いを殺す下りがいくつか入ってしまったなと感じたところがあったが、ネタをネタ通りにやる、という感じが見えたという感じだ。
2019年初頭のライブは全く面白くなかった。そこからここまで完成度を上げてきたのだから大したものであるが、引き出しを含めて経験不足ということなんだろう。
ミルクボーイの形は、今年に入る前からすでに出来上がっていたようだ。コーンフレークも最中も、過去のライブにネタがあった。その中でもツッコミの中に入る文言はアップデートされており、よりわかりやすく面白い漫才になるよう磨かれてきたことがわかる。また、彼らのフォーマットはなにかを強烈にdisる、というフォーマットなのだが、過去のネタの中にはつまらないものもあったし、特定の人をいじるようなものもあった、そのような他人に対して毒のあるネタではなく、コーンフレークや最中に対して毒を発散するネタをちゃんと選ぶことができたのも、今までの場数によるものなのだと感じた。
そしてかまいたちだ。最初に見たときはピンとこなかったのだが、2回目に見直してからはめちゃくちゃ面白いことに気付いた。そして過去の漫才のネタもほぼ全てめちゃくちゃ面白かった。形がわからないのである。笑いの神が降りてきたときの素人の雑談が極まった感じというか、完璧に計算され尽くした雑談のようなものに感じる。なにが面白いと説明するのが難しい、だから飽きが来ないのかもしれない。トトロもポイントカードも、心理占いも話が全く展開しない、揉めてるだけなのに、面白いのだ。
ぺこぱもミルクボーイもボケの人がほぼ死んでいるように見えたが、よくよく考えると、それもまたネタのために必要な要素なのだろう。
ぺこぱのボケの人はキャラも掴めていなければ、話空気も掴みにくい人のように見えた。ただし、ライブ以外の普段の二人を見ると、話を回しているのは彼の方だった。多分根が明るくお調子者なのはこちらの方なのだろう。今後どのようにお茶の間に定着していくのだろうか。
ミルクボーイのボケの人は、ほぼ同じことを同じタイミングで言うだけなのだけど、タイミングが絶妙である。この人がブレない、とにかく淡々としている、リズムを作るというのがまずネタの生命線であるわけで、重要なポジションなのだろうと感じた。
と、後日いろいろと考えてみて、私の中で2019年M-1で一番面白かったのはかまいたち、という結論に至った。
しかしながら、M-1はただその時面白ければいい、という大会ではないことがわかった。思っていたより奥深い文化のようだ。とはいえ、もう何十年もこの話題をスルーしてきた、まわりこ友達が話題にしていても、避けるように生きてきた。今更見るのも癪である。