はてなキーワード: 受け売りとは
(可能性は限りなく低いが)ネタバレになりうるので、見たくない人はみないでください。というか読む価値はほぼありません。
あんまり突飛な予想はできないし、割と”当たり前”な方向の予想しかしてないので。ほぼ確実に外れます……
1つ目は、酒とバラの日々(Days of Wine and Roses)について。S6Ep01の冒頭は、この映画の音楽をBGMに、恐らくブレイキングバッドで逃がし屋で逃げた後、ソウルの屋敷が差押えされるシーンがセリフ無しで描写される。映画「酒とバラの日々」では、アル中の夫婦の内、夫は立ち直るが、妻はアル中を認めずに夫の元から去ってゆく。この"アル中"は、BcSにおいてはハワードをはめる詐欺、悪事の事ではなかろうか。キムが悪事を止める事・認める事が出来ずに、ソウルの元を去っていく、もしくはソウルと何らかの理由により離ればなれにならざるを得ないという事で、これはBreaking Badにキムが出てこない事の説明になる。Breaking Badの時代にはキムは死んでいるという予想も世では根強いが、これは正直あり得ないと思う。理由は後述。
S6がスタートし、ジミー&キムは、ケトルマン夫妻との類似点が強く示唆されてる。ジミーはキムの言う事に強く影響される。
クレイグケトルマンはベッツィーの言いなりだ。役所から金をくすねたのも、ほぼ間違いなく彼女の入れ知恵で、その言い訳についても彼女の受け売りだ。彼らが横領した金をマイクが盗み、それをジミーがばらした時、金に執着を示した(金のありかに飛んで行った)のもベッツィーで、クレイグはあまり執着していなかった。「ピクニック」のテントでジミーとお金のバッグを引っ張り合ったのもベッツィーだ。S1Ep04で、くすねたお金の正当性をジミーに話しているときも、クレイグは事前にベッツィーに言い含められたことを喋っているに過ぎない。クレイグが執着したのはベッツィーだ。S1Ep01で初登場した際に、ベッツィーは赤いブレスレットと鞄を見につけているが、クレイグはライトブルーのシャツにネイビーのネクタイだ。赤は犯罪やその人の危険性を示している。いい人は青い。(cf. https://www.youtube.com/watch?v=1tN2K_Rq_K4 / https://twitter.com/petergould/status/570055433001369600)
他方、ジミーとキムについてみてみると、S1Ep05で、ネイルサロンでキムがジミーに高齢者法を勧めた直後、ジミーはチャックに高齢者法を専門にしようかと語っている。S6Ep01では、キムが「ソウルが乗る車はこういうの、ソウルの事務所はこういうの」とジミーに彼女の思うソウル像を語っている。S5Ep10から言及されだしたハワードを陥れる事についても、ジミーが乗り気でなかったのを、キムが促した。S6Ep03でも、ジミーはヒューエルに"A couple months from now, there are people whose lives are gonna be way better." と語っている。これはS5Ep10でキムに吹き込まれたことそのままだ。ジミーはキムの言う事をどんどん内面化している。そして、クレイグと同じく、ジミーも妻であるキムに執着している。
クレイグが詐欺などの言い訳をベッツィーに吹き込まれた通り喋ってるのは、ジミーのこれらの出来事と恐ろしいほど似通ってる。この2つのカップルの違いは、金に執着するベッツィーと、正義に執着するキムなんだと自分は予想する。勿論この正義はキムの考える正義で、それを実現するのはハワードを陥れる事によってすぐ手に入るサンドパイパー和解金で、結局金だ。キムはハワードに散々嫌がらせをされ、ジミーを貶されて気分を害してきたが、彼の社会的生命を終わらせるのは完全に一線を超えている。
ここまで2組のカップルの共通点を描いてきた制作チームが、このことをこれから起こる事の暗示として使っていないとは思えない。
実際、ジミーはここまでキムの言いなりで来たわけではない。キムが嫌がる事もやってきた。だからこそ、S6でそれが変わることの暗示としてケトルマン夫妻を再登場させたのでは?
ただ、ケトルマン夫妻は、少なくとも今の所、お互いを裏切るような事はしていない。これがジミーとキムの今後にも当てはまってくれることを願ってやまない。例え"Days of Wine and Roses"のように、キムがジミーの元を去る、もしくはなんらかの理由で離ればなれになるとしても。
滑りのジミー(Slippin' Jimmy)という二つ名を持ち、シカゴサンルーフを(運悪く)子供にみられて性犯罪者になりかけたジミー。彼ははS1では兄思いの善良な人間だった。更生していたのだ。そして独立開業の弁護士として悪戦苦闘してもいた。金に困って当たり屋をたくらんだり、横領犯のケトルマン夫妻から弁護士報酬として口止め料を受け取ったりはしたが、そもそも金に困った原因はチャック(兄)にもある事が描写されている。チャックの負担が無ければ困っていなかったのかどうかは判断がつかないが。
S1終盤に兄の2度にわたる裏切りが発覚し、Marcoの形見のピンキーリング(Slippin' Jimmyの象徴)を身につけ、少し"カラフル"にはなったものの、ジミーはS6になっても、未だに暴力的な事に拒否感を示し、ケトルマン夫妻のような非暴力犯罪者へのシンパシーをも持っている。これはBreaking Badで描かれていたソウル・グッドマンとは明らかに一線を画している。
BrBaS2Ep08で、「ヤツ(バッジャー)を殺せばいい」と言ったり、S5Ep10でハンクを"ベリーズ送り(殺すの暗喩)"にする事を提案するような、一線を越えたソウル・グッドマンにはまだなっていない。フランチェスカに白眼視されるようになった理由もまだ不明だ(ベターコールソウルではまだ非常に愛想が良い)。あと10エピソードでこのラインを超えるにはどういう流れがあるか、と考えると、これはもう「そうある事をキムが望んだから」以外に無いんじゃないかと現時点では思ってる。多分99%外れるんだろうが。実際、ジミーはBreaking Badでキムが「El Camino」で話したような車と事務所を実現している。これが、ケトルマン夫妻との類似点を描いてきた元になっていると考える。
一方でキムはどうか。貧しい家庭に生まれ、HHMの郵便室で働きながらロースクールに通い、弁護士になった。S1では上昇志向で、ハワードみたいなまっとうな弁護士に憧れて、そうなろうとしている彼女がいる。S1では法に触れる事も倫理的な問題もない。
S2Ep01で、キムはBreaking Badの最初の一歩を踏み出す。被害者はケンだ。ホテルのバーでGiselleとなり、ジミー扮するViktorと一緒に株屋をハメて、高級テキーラを奢らせた。しかし、せっかくD&M(有力弁護士事務所)に入れたジミーが、スクワットコブラーの証拠ビデオを捏造するという「危ない橋」を渡った事を非難し、二度としないで、という位には理性的だった。しかし、S2も後半になると、独立と同時にHHMから引き抜いた大規模クライアントメサ・ヴェルデを、チャックの口先で取り戻されてしまう。ジミーは書類を書き換え、兄に恥をかかせる事で、メサ・ヴェルデをキムの手に戻すことに成功する。キムはこのことを知るもジミーを責められず、逆に証拠隠滅を促すまでになっている。
S4ではヒューエルの投獄を避けるために、自ら大掛かりなお芝居を発案し、ジミーと一緒に検察・法廷を欺く。S5では暴走気味のジミーの足手纏いにならないように(という言い訳で)ついに結婚。ジミーがカルテルと仕事をするのも止められず、ジミーの危機には自らカルテルのボスに接触したり、言い負かしたりし、ついにはハワードを陥れる計画を立てるまでに。理由は社会的弱者への弁護に必要な金を調達するため、ではあるが。
S6Ep02の最後には、赤黒だんだら模様のブラウスを着て腕組みしており、最早悪人として描かれている。Ep03ではさらに「I guess it's basically... Do you wanna be a friend of the cartel, or do you wanna be a rat?」なんてセリフを吐くまでになっている。
こうしてみると、この物語が始まった時からの変化は、キムの方がジミーよりも何倍も大きいように思える。もはやS1の頃の、「あと2年頑張れば大手事務所のパートナーになれる」まっとうなキムは居ない。この先、さらにエスカレートしたキムが理想とするソウル・グッドマン。Better Call SaulのジミーとBreaking Badのソウルを超える壁は、このキムの理想・想像ではなかろうか、という予想は的外れだろうか。
Season5までの第一話は、Breaking Badで逃亡した後、ジーン・タカヴィクという人になり切ったジミーのモノクロ・フラッシュフォワード・コールドオープンで始まる。Season6のポスターは、そのジーン(白黒)が色鮮やかな赤い上着を羽織ろうとする瞬間が使われている。ソウル・グッドマンの復活の暗示(ほとんど明示)だ。
これは、Better Call Saul S4Ep05のコールドオープンで、フランチェスカに頼んだ11月12日の午後3時の件でもあるだろう。
さて、ジミー・モーガン・マッギルは、逃亡直前ソウル・グッドマン事務所に置いておいた金とわずかな思い出の品だけを持って姿を消し、ジーン・タカヴィクとなった。そのジーン・タカヴィクがソウル・グッドマンに戻る動機はどれくらいあるのか?想像力に乏しい自分には、キム・ウェクスラーの為としか思えない。どういう窮地のキムをどうやって助けるのか?これも想像力無さすぎて分からない……
一方で、キムを窮地に陥れるのか?という問題だが、こちらも現時点ではラロしか思い浮かばない。Better Call Saul最強ヴィラン笑うボス。彼は、Breaking Badでのガスのセリフ「あんたとホアキンだけだった。彼が最後の身内だ。サラマンカの名前は— あんたで終わりだ」と、Breaking Badでは一度も姿を見せない事で、Breaking Badタイムラインが始まる前に死亡しているというのが通説だった(名前だけはソウル・グッドマンが言及している)。
ここまで、Better Call SaulはBreaking Badの前日譚として、数々のEaster Eggを飾り立ててきた。それらはかなりストレートかつ不自然さのないものだった。視聴者的にも予想を裏切られるようなEaster Eggは無かったように思う。1点だけ、予想外のEaster Eggを埋め込んでくるとしたらここではないか、ここでそれを使うのが一番効果的ではないか?というメタ視点で、ラロの生存を予想している。生存とはいっても、ソウルはラロの死を知らず、ガスやヘクター(こちらだけは万一がありうるか?)はラロの生存もしらない。そういう形の計画的失踪をたくらめる知性も持っている。お膳立ては十分では?
以上、まぁ大した事も書いてないが、この中の少しでも当たってたら後からドヤ顔したいので、アリバイ的に投稿しておく。
いやぁ、しかしまぁ、本当に面白いドラマだよ。世界最高峰だよ。脚本だけじゃない、演技も映像も音楽も、すべてが最高峰。今のご時世、一挙配信ビンジウォッチ(一気見)が流行りだけど、1話ずつ(S6最初は2話公開だったが)公開されて、1週間その話題と次の予想でここまで盛り上がれる作品が今あるんだろうか?これからこれを超える作品が出てくるんだろうか?それが疑問に思えてしょうがないレベルでベターコールソウルにぞっこんだ。
会社員だ。40代になったばかり。株式投資メインで、仮想通貨は5年前に始めた。
今回、ふと思うところがあったので、会社員(又は若い人)の仮想通貨との付き合い方を説明する。これまで仮想通貨(長期投資)に4年、レバレッジ取引に1年ほど向き合ってきた感想をお届けしたい(株は15年ほど)。
仮想通貨が気になるあなたにとって、いい記事にできるよう心掛ける。
なんとなく興味があって、仮想通貨で儲けたいので、口座を開いたのはよいがぜんぜん勝てなくて、仮想通貨は詐欺だと言われるけど他の意見も聞いてみたくて、興味はないけどたまたま記事を見つけたので……いろんな人がいると思う。
ビットコイン自体については、Wikipediaの概要欄が一番よくまとまっている。100字以内で答エヨ(トリノコシティ)と言われると、
「個人や企業同士が電子送信により商取引できるデジタル通貨。発行主体や単一管理者はいない。代わりに、ブロックチェーンという改竄困難な台帳により取引履歴を記録する」(78字)
大まかにいえばこんなものか。10年以上前に、オープンソースのソフトウェアとして公開された。
当初は、「これ面白いじゃん!」というアーリーアダプター達がネット界隈で持て囃していたが、やがて反社組織やテロリストや個人犯罪者も、「これ便利じゃん!」と考えるようになり・・・・・・次第に仕手筋が参入し、値段が吊り上げられ(後述)、地下経済での決済手段として使われるようになって今に至る。
私としては、仮想通貨をやってみる価値はある。この記事では、社会人(を想定する)のあなたが仮想通貨についてより多くを知るため、またはより真剣に向き合うため、または見切りをつけるきっかけとなることを目指して書くことにする。
社会人として〇年働いて、貯金もそれなりに貯まってきて、でも寝かせたままにはしたくない。「投資」に挑戦してみたい。
しかし、どこに投資しようか……悩みの種が尽きないある日、「仮想通貨は面白そうだ」と思い立ったものの、怖そうなイメージがあるので踏ん切りがつかない。仮想通貨をやってみたいけど、財産を失うのは怖い。でもやりたい。興味がある。そんな人に向けて話をする。
何事も挑戦だ。まずは一歩を踏み出そう。
株とは違い、仮想通貨は非常に小さい資金から挑戦できる。が、最初に全財産を突っ込むなど論外だ。「小さく始めよ」はどんな経営分野でも通用する。
3万円とかでいい。失ったら惜しいお金ではあるが、全額失っても生活には困らないくらいの資金を入れる。肝心の仮想通貨取引業者だが……例えば株式投資の場合は、SBIか楽天の2択になる。株初心者にとってはこの2つしかない。
さて、仮想通貨の場合だが、適当な言葉――例えば、「仮想通貨」「取引口座」「どこがいい」といった言葉でググってみよう。
私がYahooでググってみたところ、https://minkabu.co.jp/choice/cc-recommended-ranking/(みんかぶChoice)が一番上にきた。初心者に仮想通貨を教える『口コミ風』サイトだ。
仮想通貨で儲けてみたいが、どこの取引所がいい~? → ランキング形式で各取引所を紹介(又は条件比較) → 取引所ごとの口コミ → 質問事例集 → 関連サービスのリンク集
といった順序だ。どのサイトも同じようなコンテンツである。ほぼすべてのリンクにアフィリエイトが貼ってある。勉強になったと思ったらリンクを踏んであげよう。それも礼儀だ。
上のような取引所案内サイトには、ある問題点がある。アフィリエイトのリンク先に致命的によくない部分があっても教えてくれないことだ。向こうも商売でやっている。許してあげよう。
【1点目】
仮想通貨の「販売所」ではなく、「取引所」が置いてあるところにする。理由は一択、販売所にはバカみたいに拡がるスプレッド幅(買いと売りの価格差)があるからだ。普段のスプレッド幅は、例えば上のサイトで2番人気のDMMだと、ビットコインが4,5千円ほど。仮に1ビットコインを勝った後で即売ると、数千円だけ損をすることになる。率で言ったら0.1%くらいか。
安く見えるだろう。しかし、なんと! このスプレッド幅は20万~40万になることがある。私が見た中で一番大きかったのは55万円。1ビットコインを買ってすぐ売ると、55万円失うということだ。当然、アラート通知や強制ロスカットはスプレッド幅も込みで判断される。
仮想通貨『販売所』というのは、ユーザー同士の取引ではなく、あなた個人が販売業者からビットコインを購入する形式だ。暴落時など、価格が乱高下する際には販売業者も即座の入荷が難しくなるため、その分だけスプレッドが拡がるというわけだ。
なので、販売所ではなく取引所一択となる。販売所形式だとアラート通知が来やすいわ、ロスカットされやすいわ、指値注文はなかなか約定しないわ、逆指値注文(特に損切)はダマシに遇いまくるなど、てんでいいことがない。レバレッジ手数料も取引所形式の方が若干安い(個人的乾燥)。
「いや、ちょっと待て。販売所はスプレッド幅を我慢すれば大量の買い付けができるわけだから、一気に数百万円をトレードする場合は、取引所よりも販売所の方がいいんじゃないか?」
そう思われる人もいるだろう。
私はかつて一度だけ、DMMビットコインで200万円を投じてイーサリアムを買おうとしたことがある。当時はレバレッジ4倍だったので、800万円分である。その時に表示された、「約定しませんでした」という端的なメッセージは今も記憶に残っている。
それから買いのボタンを6回ほどタップしたところ、「一部が約定しました」のメッセージとともに、買いたい金額の約15%が約定した。直後、スプレッドは最初の約2倍に拡がっていた...
上のような販売所・取引所ランキングを扱っているサイトは、こんなことは教えてくれない。アフィリエイト先をディスる内容など載せるはずがないだろう。リンクを押す人まで含めてアフィサイトの商材なのだ。忘れてはならぬ。
【2点目】
では、取引所の中でどこを選べばいいのか? レバレッジ取引の有無や、手数料の安さ、アプリの使いやすさなどいろいろあるが、正直どこのサイトもそこまで差はない。色々見ていって、あなたが一番気に入ったものを選ぶべき……と言いたいが、これでは答えになっていない。
あなたが初心者であれば、GMOコインがいい。取引所と販売所があるし、手数料はほぼ最安だし、何よりチャート機能が充実している。
あとはLiquid by Quoine(リキッド)が思い付いた。チャートを含んだ画面の見やすさはそれなりで、スプレッド幅が狭いのがいい。セキュリティも国内最高レベルだが……サイトの重さがダメなんで、Coincheckにしときます。BITPOINTも捨てがたいですねェ。
ところで、後述するAPIによる自動トレードに挑戦する場合は、GMOではなくリキッド一択となる。
口座を開いたら、まずは挑戦だ。あなたの直感や自然な考えに従ってトレードしてみよう。素人レベルでOK。むしろそれがいい。
最初の数日間はまずまずの成績だが、だんだんと負けが込んでくるはずだ。そして、負けた分を取り返そうとすればするほど、資金を失う速度もまた上がっていく。一月も経つ頃にはすっからかんになっているかもしれない。
普通はそういうものだ。反省はしても気に病む必要はない。むしろラッキーだ。ツイている。たかだか数万円でこのこと(実力がない者はお金を毟られるだけ)が学べたのなら、その時点でコストパフォーマンスがいい。株やFXも同じ構造だ。
大事なことを述べる。この段階で、「トレードはつまらない」「これなんか違う」「負けて悔しいから何とかしたい」などと思った場合、少なくとも短期投資からは身を引くべきだ。あなたは向いていない。
別に悪いことじゃない。仮想通貨で勝てなくても、人生はどうにでもなる。何度も言うが、あなたは運がよかったのだ。短期投資で勝てないことがわかったのだから。
最悪の場合、「絶対取り返してやる」などとギャンブル中毒者のごときマインドに縛られ、さらに数十万、100万以上を市場で溶かしていた可能性がある。
私の場合は、長期投資が向いているようだ。多くの人はそうなのではないか。仮想通貨のレバレッジ取引を始めて1年ちょっとになるが、購入そのものは2016年からやっている。その時に無くなってもいい程度のお金で買ったイーサリアムが、今ではけっこうなお値段だ。毎年ちょっと取り崩して飲み代にしている。
これまでの仮想通貨の歴史に従うと、『毎年大量購入作戦』が効果的である。毎年一定額を購入し続けてひたすら寝かせる作戦を採った場合、全員が勝っている。下がる年もあるが、大幅に上がる年もあり、それまでの負けを帳消しにする。
私の場合、短期投資(レバレッジ取引)は『ゲーム』としてやっている。50万円以内の、別に無くなってもいいお金で――『グノーシア』とか、『Inscryption』とか、『ダークソウル』とか、『ポケモンGO』とか、いろいろあるだろう。そういうゲームをプレイするのと同じ感覚でトレードに参加している。
仮に私が真剣勝負でレバレッジ取引に挑んだ場合、必ず負けると感じる。トレードアルゴリズム(取引ロボット)やプロに勝てるはずがない。『ゲーム』だから勝てている。
もし相場に対して真剣勝負を挑み続けたとしたら、私はプレッシャーに負けて大事な場面で選択を誤り、強制ロスカットを受けて資産が吹き飛ぶ未来が見える。
株だろうとFXだろうとCFDだろうと、一番大事なのは決めたルールに従い続けることだ。ルールの一部に直感や感覚が含まれていてもいい。とにかくマイルールに従う。
例えば、ビットコインを480万円で買って、500万円で利益確定した後、巨大な火柱が立って540万になったとしよう。
ここで、「40万円×購入枚数だけ損した」と考えるのは素人だ。玄人の場合、ルールに従っていたのであればそこまで気にならない(ちょっとは気になる)。そういうことが何度も続いた場合、ルール変更を考えるだけだ。
これは、利益を確定した後でその銘柄が大きく値下がりしてホッとした場合もそうだし、ポジションを持とうか迷っていた時に価格が急変動し、「ポジションを持っていればよかった(ポジションを持たなくてよかった)」と思った時もそうだ。
いわゆる、機会損失とか機会利得を気にしなくていい理由というのは、それが【異なる選択をした自分】だからだ。それは、あなたとは違う人間だ。異なる世界線にいる違う自分なのだ。これからバタフライエフェクト的な意味で、その枝分かれした2人の人間は違う未来を歩んでいく・・・・・・。
イーサリアムが絶望的な価格水準になっている時、反発を期待して勇気を出して買ったとする。それで何十万も儲けて、大喜びをしたとする。だが、それが偶々だったら? また同じようなタイミングで底狙いに挑んで、今度は何十万も含み損を抱える未来はきっとある。その後も、過去の自分を信じたがために、強制ロスカットで100万以上を失ったかもしれない。
逆に、リップルを損切りした後で、爆発的な価格上昇となって悔しい思いをしたとしよう。しかし、その上昇は仕手筋によるものであり、何日か経つと一気に値下がりし、ある日ついに数時間で50%以上も下げてしまい、市場参加者は根こそぎロスカットに遭ってしまった……みたいな実例もある。
『禍福は糾える縄の如し』という。いいことも悪いことも繰り返しやってくるものだ。どこかの鬼狩り漫画の兄弟鬼みたいに、ひたすらツイてない場合もあるだろうが、多くの場合は幸不幸の繰り返しだ。
蛇足だが、妓夫太郎はそこまで運に見放されてはいなかったと感じる。綺麗な妹がいて、自身も喧嘩の強さに恵まれたわけだろう。幼少期を生き残れるだけの運もあった。
もうちょっと別の運命がきていれば人生なんとかなっていたかもしれない、と2018年頃にジャンプを読んだ時に思った。
本題に戻ろう。仮想通貨の場合、その波の大きさに普通の人間は耐えられない。特に自己の裁量でトレードを続ける場合がそうだ。多くの人間は、損を繰り返した後でさらに多くの資金をリスク最大で突っ込んで、より傷口を拡げていく。そうならないために、ルールでわが身を守る必要がある。
ルールといっても、そんなに難しいものじゃなくていい。結局、トレードをする以上は、勝ち負けとあなた自身の性格や感覚は切っても切れない。エントリーやエグジットの時に直感が入っても構わない。ただし、条件を満たした場合はどれだけ苦しかろうと実行する。それだけだ。簡単なルールを備えて、失ってもいいお金で何十回と検証してマイルールを身に付けよう。
参考までに、私のルールを紹介する。テキストエディタに書き留めて、適当なタイミングで更新を続けている。私の場合は、このルールで過去1年間で40%の利益となっている。現物取引に換算したら20%くらいだ。最高の素質を持った人間とそのマイルールであれば、400%とかの桁違いの利益を叩き出せるのだろう。
・市場参加者の心理(ファンダメンタルズ)を推し量る。チャートはその後。
・①日足を第一基準として相場を読む(RSI,移動平均線,トレンド)
・ルールに従っている限り自分を責めるべきではないし、責めてはならない。
・投資は間違えることが前提のゲームである。想定通り以外であれば利確損切していい。
(2)エントリー
・日足チャートに従う。
現在価格付近での指値(成行)注文orチャート上の底(天井)狙いor爆発的な初動を狙う。
※トレンド転換を事前に読むことはできない。移動平均線が転換するまではトレンドに従い続ける。
・底(天井)狙いの場合、理論上の最安(高)値から±2%以内をエントリー価格とする。
(3)エグジット
・市場観測時(定時22時過ぎ)に損失2%以上を確かめた場合は決済する。
反発する確信がある時は別の条件付きで保持する。その条件が満たされたら即座に決済する。
・平坦ムード(ヨコヨコ)からの急下落(上昇)が見られた場合は損益に関わらず決済する。
・利確注文と損切注文は置かない。急激な値動きやストップオーダー連鎖があるため。
(4)今後の考え方
・今が「買い」か「売り」かを考える。過去に買った価格は関係ない。
・勝ち負けの考えを捨てる。ルールに従っていれば自分を責めない。。
・トレード方針を決める時間は15分~30分まで。それ以上は考えすぎで失敗する。
・本格的にお金を増やすトレードは無理。稀有なチャンス狙いで小遣いを稼ぐのは可能性あり。
・決定の際に恐怖があれば成功の可能性あり。快感があれば蛮勇の可能性大。
・人が欲望している時に恐怖し、人が恐怖している時に欲望する。※受け売り
・労働等の義務がある時間帯(昼休憩を含む)はログイン不可。仕事に差し支える。
なお、私の『勝率』は一番儲かっている時で2割~3割だ。これでも利益を得ることはできる。というか、むしろこれぐらいの勝率がいい。
つまり、注文が約定してから半日以上が経ってトレード画面を見ることが多かったのだが、その時に2%以上の損失が出ていたら決済する。利益が出ていた場合は、チャート的に上がる相が出ていたら放っておく。下がり始めた「かもしれない」と感じたら決済する。直感的なトレーリングストップだ。
今は、絶対に勝てそうな場面だけを狙ってトレードするスタイルだ。勝率は6割を超えている。約定するのは月に1~2回か。チャート上の最高によさげな地点にリミット(指値注文)かストップ(指値注文)を置いて放置しておく。週に2回くらいGMOのチャートを開いて、価格がいいところに来ていると感じたらなら成行で買う。
家制度の大事さを論ずる人がいますが、これってもうほぼ崩壊してますよねって話。
家ってなんで成立するかと言うと、家と結びついた職業や生産手段があってこそだ。
例えば古代でいうと、摂政や関白になれる家、大臣までなれる家、大納言までの家、などがある。
親から子へ、親のついた地位や経済的要因(荘園など)が継承される。だから家が生まれる。
その土地や、その土地から生まれる利益の継承者を明確に定める必要がある。
芸事でもそうで、親の芸を継承しうる芸術であれば家元となりうる。
商家も同様で、百貨店でも呉服屋でも、親が築いた商売上の生産手段を継承する場合、家制度と相性が良い。
政治家も同じだ。親が築いた信用や政治基盤を継承するのであれば、家が生まれ、結果二世三世議員が生まれる余地を生む。
皆さんは親が引退したら、親の職業や親の地位につけるだろうか。
もちろんそうなる人もいるだろうけれども、多くの人は親の社会的地位を継承しないだろう。
私の親が副市長を引退したら、私が副市長になるだろうか? そんなことは許されない。
一方で、会社の社長が息子に移り先代社長は会長になるだとか、芸事で何代目だれそれを襲名した、とかは違和感が薄いと思う。
二つの事例を見たが現代社会ではどちらの職業のパターンが多いだろうか。
圧倒的に前者ではないだろうか。
もちろん、後者のシステムを否定することに直結しないことも重要だ。
ということで現代では、家産や家職の関係から、家制度はほぼ質的要因を失っていると結論づけられる。
個人的には(といっても見田宗介あたりの受け売りなのだが)、1961年の農業基本法が重要と思う。
人口の多くが農業をしていた日本において農業を機械化し、余剰人員を2次産業3次産業に従事させる動きを生んだ。
明治時代以降、第二次大戦後でも解体できなかった江戸時代以降の家制度はこの法律によりついに解体された。
日本人の多くが農民だったから、田畑という家産で生活していた関係上、多くの人々が家制度の中にあった。
サラリーマンになった農家の子孫たちは、もうその地位を子孫に継承できない。
親の地位を継承できない子孫たちはやがてマイナビ・リクナビを頼ることになるだろう。
高度経済成長は経済成長だけが起こったわけではない。家族の観点からしても革新的政策だったのだ。
だから家職や家産を継承しないところに生まれ育った場合では、気軽に別姓にしたり、あるいは現段階だと妻の姓をなのってもいいんじゃないかな、って思う。
新入社員の一挙手一投足に対する怨嗟がSNSに溢れはじめる今頃になると、毎年思い出す。
いかにもリア充風の見た目で、話題は流行りのJ-POPとワンピースと恋バナ(という名の下ネタ)と留学自慢だけのXくん。
弊社は側から見たらキラキラ系ベンチャーなので、意識高い系の彼は喜び勇んで入社してきたのであった。
しかしXくんは学歴だけはそこそこだけど、仕事が恐ろしく出来ないとんでもないウスノロの無能新卒だった。
例えばXくんに「急ぎなので、○日の朝イチまでに最優先で仕事Aをやって」と指示したら、
「一旦自分なりに考えて先手を打って仕事B・Cをやりました!(ドヤァ」「仕事Aは今から着手で大丈夫かと!」
と○日の前日の夕方に言ってくるような、人智の及ばない常軌を逸した思考回路の持ち主だった。
もちろん肝心の仕事Aは徹夜(するなと言ってるのにする)しても○日の朝イチに当然間に合わないし、優先した仕事B・Cなんて今は必要ない作業。
しかも仕事A・B・Cいずれも提出できるレベルを満たしていない。(100点満点で採点すれば、どれも20点以下とかそれくらい。)
一事が万事この調子。進捗報告も一切しないので、半ば強制的に報連相を促しても「順調です(嘘)」「大方完璧です(大嘘)」といった抽象的な返答で話にならない。
で、蓋を開けてみれば①納期間に合わない、②完成度半分以下、③ギブアップです...後はお願いします!、という鬼コンボを決めてくるので手に負えない。
先の例で言うと仕事B・Cを力ずくで取り上げて、当初の仕事Aだけに専念させてもそれすらも終えられないという有様で周囲の人間はほとほと呆れ返っていた。
自主学習を言い渡すと「はい!」と威勢のいい返事が返ってくるものの、5分後にはクソ小さくしたウィンドウで大学生彼女とのlineとインスタの反復横跳びが始まる。
そんなXくんもいざ会議の場になると、活き活きと「僕が海外で学んできた知識を活かして、この会社のグローバル戦略をサポートしたいです!」だの、
「先輩達の熱い指導のおかげで、自分の日々の成長を実感しています!」だの、何処かから受け売りの大言壮語を壊れたレコードのように毎回並び立てる。
流石に周囲が疲弊しはじめてきたところで、待ってましたと言わんばかりに牙を剥いたのが、弊社随一のパワハラ上司だった。
(ちなみにこのパワハラ上司もたいして仕事はできない。周囲を辞めさせることで物理的消去法にて昇進した生え抜きのウジ虫。)
それからまあ、周囲が引くほどにXくんを詰める詰める。退路を一つずつ潰してって追い込む。崖のギリギリまで追いやって平気でそのまま落とす。
Xくんは「申し訳ございません」という高等語彙を持ち合わせていないので、「ごめんなさい!次は頑張ります!」と毎度、うな垂れていた。
しかし一向にXくんの勤務態度は改善されず、ほとんどウジ虫パワハラ上司のサンドバッグになる日々が続いた。
そんなある日、Xくんが席を立った際につい出来心で、彼のPC画面を覗いてしまった。そこには数個のタブにyahooの検索結果が表示されており、
検索窓には「発達障害 診断」「発達障害 治したい」「発達障害 治療」とかそんな感じの文言が並んでいた。
「いやいや、君が無能なのは障害のせいじゃないと思うよ・・・」と苦笑が漏れた。むしろ彼にとっては障害のせいにできた方がよっぽど楽だったろうな。
話を聞く限り関西にある実家がかなり裕福で、ガキの頃から過保護な母ちゃんと姉ちゃんに面倒な事は全てやって貰って自分は好き放題・遊び放題。
父親の金とコネでそこそこの学校に入って、学生時代はノリと口先だけで上手いこと渡り歩いて来たらしい。現に彼女は途切れないし、ノリが良く友達も多い。
そんな彼も齢23歳にしてメッキが一気に剥がれてしまった。いや、むしろ遅すぎたくらいか。彼自身の為にも中高あたりで一回コテンパンにされるべきだったのだ。
一度も真剣に課題解決をしたことがなかったんだと思う。多分「うーん...」とか言って首を捻れば母ちゃんや姉ちゃん、彼女が全部やってくれてたんだと思う。
「もー!Xちゃんはしょうがないなぁ!」とか言われてね。言動も見た目も年齢の割に妙に幼かったので、二十歳前後までさぞや周囲に可愛がられてただろうが、
流石に仕事においてはそうは問屋が卸さんわけでね。我々同僚にしてみれば身長168cmの3歳児を掴まされたようなものでたまったもんじゃない。
3歳児なら可愛くてチヤホヤもしてやるが、Xくんは23歳児である。アーンや尻拭いまでしてやる義理はこちらにはない。
前述のウジ虫パワハラ上司が立派に昇進できている時点で賢明な読者諸君は既にお分かりかとは思うが、この会社自体が
外はキラキラ・中は肥溜め的な下痢便チャーだったので、事の成り行きを見届けずに俺自身もとっとと辞めてしまった。
っていうか、Xくんレベルの傑物が社長の肝入りで入社できてる時点で終わってるよな。そう、そんな会社に勤めてた俺も同じ穴の狢で終わってるってこと。
その後も退職する人間が続出し、会社運営にもいよいよ支障をきたし始めたというところまでは小耳に挟んだが、以後の流れは知らないしもう興味もない。
さあ、Xくんはどうなったんだろう。今30代前半かな。そのままの会社に生ける粗大ゴミとして鎮座してるのか、ビシバシ転職して方方で疎まれてるのか。
それとも金持ち実家に帰って、家業の役職だけ得た上で仕事せずに親の金で放蕩だろうか。←多分これがカタイと踏んでる。人生って公平じゃないよな、ホント。
「どこ行っても通用しない」ってのは、彼みたいな人物の事を言うのだろうな。天地がひっくり返っても、彼がバリバリ仕事こなしてるイメージが一切浮かばないもん。
アメリカ大統領選直後、ふたばちゃんねるにQアノンが集結していたことはウォッチャーの中でもあまり知られていない。
Qアノンを扱う記事でも、ふたばに言及されているのは1つしかなかった。
日本のトランプ支持陰謀論者「Jアノン」が集まる掲示板は、米国の本家「Qアノン」が集まる掲示板の元祖
https://hokke-ookami.hatenablog.com/entry/20201222/1608648649
現在でもふたばの政治板はQアノンに占領されている状態となっており、大統領選に派生して反ワクチン・反ウクライナ活動を行っている。
ふたばは誰でも見られる過去ログを残さない掲示板であり、外部ログサイトもスレッドの消滅から約48時間で消滅するため、今から過去の様子を追うのはかなり難しい。
しかし、現役Jアノンコミュニティの1つであることは事実であり、調査しておく価値はあるのではなかろうか。
他のQアノンと比べて認識は幾分か常識よりであるが、所詮は陰謀論者であるため対話は不能であり、冷静にソースを出して指摘してもすぐさまブチギレる。これはふたば住民が総じて排他的・閉鎖的だからなのか、あるいは二次裏でこれらの陰謀論がバカにされていたことの受け売りなのかは不明。
また、ふたばのQアノンは、主にけもフレ2をめぐる一連の騒動に関与していた人物が何等かの理由で政治に目覚め転向した…という経歴が多く、実際に上記記事にある「ログインボーナス」ややたら長いテンプレートはけもフレスレからの借用語であり、政治板を「けもフレ」「けものフレンズ」で全文検索すると面白いほどにひっかかる。
Jアノンとは (ジェイアノンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
https://dic.nicovideo.jp/a/j%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%B3
いかにして彼らが陰謀論者となったかは想像がつかないが、初期のけものフレンズが「癒し」「IQが溶ける」「頭を使わなくて見られる」と言ったうたい文句を売りにしていたことを考えると、いわゆる心の弱い人たちがけもフレ2をめぐる一連の騒動で「目覚めて」しまい、そのままQアノンとなってしまったのではなかろうか。
なんと言うかなー
WAIS3受けた後に臨床家から言われた事の受け売りだけど、発達障害はグラデーションな訳だよな
0か1、イエスorノーではない訳だよ
重度の困りが無いならそれは「発達障害」ではないというのも凄く乱暴だよな
もちろん「エジソンは発達障害だった(から君たちも頑張りなさい)」と遠い過去の診断も出来ない人間を掘り起こすのも乱暴だが
グラデーションなのは社会も同じで、「発達障害の概念以前」「発達障害の概念以後」の0・1と言う訳でもない
自称健常者たちが色々な虹を見ていて、何故か「良い虹と悪い虹がある」と騒いでいるところだよね今は
それで悪い虹とされた人たちにも「ほならね、出ていきますわ」と言う権利は当然あるよ
平成初期以前は「現代なら発達障害者とされる人間でも普通の幸せを追求できた」のに「現代では発達障害と診断されるとそれが出来なくなる・社会がそう振舞う」なら
あーって思って書こうとしたけど2018年のエントリじゃん。書くけど。
やってて楽しい仕事とか興味がある仕事とかもいいけど「他の人より(同じ仕事してるのに)楽にできる」仕事は何かという視点もあるとよい。
それはもしかしたら「つまんない仕事」かもしれないけど、要するに自分にとって「得意な仕事」を見つけることができれば、本人にも周りの人にとってもよいことだと思うのよ。
akutsu-koumi ネトフリはプレミアムプランでも1980円(税込)。同じ金を払うならNHKの受信料なんぞよりもこっちに払いたい。
akikonian お、ネトフリ契約するわ。
ryun_ryun 日本人はこういうドキュメンタリーライクな作品を好む印象が無いんだよなあ。Fukushima50みたいな感動ポルノにしないと、ミーハーな日本人には見てもらえないかもしれない。
sockscat 対政権の対立構造じゃなくて、組織VS官僚の良心の対立構造だっだから、そんなにプロパガンダ臭く作ってなくて、単純にドラマとしての質も高くて面白かった。
FN2199_traitor 海外でも評価されてるのは意外だが嬉しい。これが割と実話ベースだって知ったら呆れるだろうなあ
workingasadog-kt そこまで再現してるとは凄い。こういう社会派な作品が(ちゃんと出来がいいのであれば)正しく評価される土壌があってほしい。日本のNetflixのランキング、アニメと韓国ドラマばっかだし…いや、面白いなら仕方ないけど…
loomoo 映画だと大手芸能プロが尻込みして良い俳優が出てくれない。興行気にすると感動ポルノにしないとウケない。ネトフリはマーケットは世界だし、資金も外資。こういうドキュメンタリー作品がもっと増えてほしい
nowandzen このやり方があったか。どうせ界隈は「(詳しい誰かの受け売りで)スコアが低い 笑」「視聴者少ない、かさ増し 笑」とか冷笑キメるんやろうけど。ネトフリで日本の不祥事毎回ハイクオリティドラマ化してSOS出そう
egao123 日本のドラマにしては珍しく演出やら演技が上手かった。テレビドラマが学芸会にみえるレベル。WOWOWのドラマもそうだがスポンサー企業の声が小さければ日本も面白いドラマつくれると証明。映画のより良かったよ。
kyo1man 町山智浩も今日(1/18)の「たまむすび」で紹介していた…もうNetflixは大人の常識して契約して話題作は観ておく必要があるような気がしてきた… 事件netflix不祥事映画マスコミ
aktkro どう見てもクロなのに社会的に裁かれない問題に対して"実在する話ではないです"って建付けで映像化して当てこすりするというやり方が最高。Netflix好きになった。
nakamurataisuke 日本のテレビ局だと絶対に流せない&流したら確実に局に自殺に追い込まれる、ってテレビ局の知り合いに聞いたので見たいと思ってる(まだみてない)
yo2012 当局の検閲が及ばないNetflixだから実現した企画なんだね。予算も役者の質もストーリーもしっかりしている。日本のコンテンツメーカーも本当に作りたいものができるのではないかな。
[B! ドラマ] Netflix「新聞記者」海外でも高評価 現実と同じ不祥事描写に安倍夫妻“真っ青”|日刊ゲンダイDIGITAL
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/300079
「夏目漱石は「月が綺麗ですね」となんか訳していない」という話から、「初出であるとされる70年代以前がどうだったのか知りたい」という話が出ていたので、Googleブックスを検索していたのだが、1962年刊行の『日本人の知恵』にこのような話があるらしい。
さらにいえば、日本の社交の基本は「見る」ことで成立する。若い男女の恋人同士が愛の告白をするとき、西洋人のように、
「私はあなたを愛しています(I love you)」
などとはけっしていわない。そんなことばを口に出さなくとも、満月を仰ぎ見て、
「いいお月さんですね」
そして、二人でじっと空を見上げるだけで、意思は十分通じるのだ。
この『日本人の知恵』という本は、
ということらしいので、つまり1961年に朝日新聞に掲載されたのだろう。
それならば世間に広く知られたとしてもおかしくないと思われる。
もうひとつ、さらに遡って戦前の1935年刊行、笠間杲雄『沙漠の国 ペルシア アラビア トルコ遍歴』にもよく似た表現があるようだ。
第一、欧米人にとつては一生の浮沈を定める宿命的な宣言『アイ・ラヴ・ユウ』の同意語すら、日本語には無い。(中略)斯ういう意味を外国人に答へると、然らばあなた方日本人は、初めて男なり女なりを愛する場合に、どんな言葉で意志を通ずるのかと、必ず二の矢の質問が飛ぶ。私は答へる。我々は「いい月ですね」と言つても、「海が静かね」といつても、時としては「アイ・ラブ・ユウ」の翻訳になるのだと。
こちらは「いい月ですね」と「海が静かですね」が並列されており、あくまで「無数の表現のうちの2例」といった趣きではある。
さらに「I love youは日本語にうまく訳せない」という話に限っては、
「漱石文庫」に残された漱石のメモ書きの中に、ジョージ・メレディスというイギリスの小説家の作品を取り上げて、「"I love you,Signora Laura."―Vittoria p.113.此I love you ハ日本ニナキformulaナリ」と記した一節がある
ということであったが、同様の主張が1922年に刊行されて当時のベストセラーになったという厨川白村『近代の恋愛観』に書かれている。
日本語には英語の『ラヴ』に相當する言葉が全く無い。『戀』とか『愛』とか云ふ字では感じがひどくちがう。" I love you "や" Je t'aime "に至つては、何としても之を日本語に譯すことが出來ない。
この厨川白村は夏目漱石の教え子で、深い付き合いがあったというから、これは夏目漱石の受け売りだった可能性が高い。
というわけでグルグルまわっているうちに夏目漱石に戻ってきてしまった。
夏目漱石が「I love youは日本語に訳せない」と言う
→その話が厨川白村を通じてよく知られるようになる
→「いい月ですね」とか「海が静かですね」とかそういうことを言うんじゃね?
→日本人は「愛しています」とは言わず「いい月ですね」と言うんだ!
→その話が朝日新聞を通じてよく知られるようになる
→なんかいろいろ混線して「夏目漱石がI love youを月が綺麗ですねと訳した」という話になる
みたいな流れが朧気ながら見えてくるような見えてこないような。
表題のとおり、2021年末のコミケ(C99)で初めてサークル参加して1冊も売れなかったので、その気持ちと反省点の整理のために書いておきます。
◎経緯
あるアニメが好きで、その二次創作本を作りたくなった。作るのは小説。
・2020年冬
二次創作の小説が完成した後、とりあえず某サイトに投稿してみたが、せっかくだしということで、コミケにサークル参加しようと思った(ちなみに某サイトに投稿したやつはいまだにそんなにPVを得ていない。)。
コミケの参加申込書は、その前のコミケで配布されていたような気がしていたので、12月ごろが次のコミケの申込みの時期かなと思って待ち構えていたら、いつの間にかその期間を過ぎており、あえなく断念。
5月のC99が延期されて(今年の冬はどうかなぁ)と思いつつ、前回の失敗を活かし、コミケの開催情報に注意していたら、どうも2021年末には開催されるらしいことと、申込開始時期が判明。
ひとまず、8月中頃にcircle.msに登録して、それでコミケの申込みを完了した。
なんやかんやでサークル参加の抽選?に当たり、コミケにサークル参加にできることになった。
サークル参加の人のための封筒もたぶんこのときくらいに届いて、コミケにサークル参加する実感が湧いてきたし、とてもうれしかった。
ただ、本の内容自体は(微修正は繰り返していたけど、)完成していたこともあって、かなり余裕がある気持ちでいた。
そろそろ印刷会社を探さないとやばいのでは、と思っていたら、表紙を作っていないことに気づいて、クリエイティブコモンズの絵を拝借して慌てて作成。
ワードのサイズの設定とか、表紙のサイズの設定とか、かなり苦労して、いつの間にか入稿ギリギリになり、サンプル(有料)も見ることができないまま、コミケ会場へ直送してもらうことになった。
発注部数については、ネットに「たくさん刷るな」と書いてあったので、最初はそれを受けて50部を考えていたけど、もっと控えめに20部にした(10部でもよかった。)。
コミケが近づくにつれて、とてもわくわくして興奮してきて、周りの友人に「サークル参加するから(ドヤ顔」と言いまくり、「やっぱり初参加だし、1冊も売れないと思うんだよね~(ドヤ顔」と話していた。
それから、「たぶんたくさん余るから買ってよね」と、もしかしたら売り切れるんじゃないかと思いながら友人に話していた。
一週間前に、サークル参加するのに必要なものをネットで調べて買いそろえ、参加日の前日に東京へ出陣した。
また、必要なものを調べているときに、「コミケットアピールを必ず読め」と記載されており、慌てて確認した(「○○する場合には○○日までに連絡してください」などと書かれていたので、私にはあまり縁のなさそうな事項でしたが、読んでいなかったことを反省しました。)。
自分が発注した本がどんなふうになっているのか、サンプルを見ていないので、不安と期待が入り混じっていた(売れるのかどうかとは別に)。
・コミケ当日
準備に時間がかかるかもしれないと思い、8時くらいに会場入りする予定が、ふつうに寝坊して9時前くらいに到着した。検温等あったので、もう少し余裕があった方がよかったけれど、結局、それでも準備自体にはそんなに時間はかからなかった(10分くらいで終わった。)。
隣のスペースの人に挨拶したら、2人で来ていて、周りも複数人で来ているっぽくて、ふつうはそうなのかなと思った(一人での参加なので、トイレ行くときとかどうしようかと思った。)
自分のスペースに着くと、椅子と見本誌を入れる封筒が置いてあって、サークル参加することにドキドキしてきた。
頒布価格を500円として考えていたが、当日自分のスペースに搬入されていた本(80頁)の薄さを見てびびり、300円に変更した。見本誌票を出すときは、これを出す前でよかったーと思ったけど、よくよく考えたら、用意していた500円玉の意味がなくなり、つり銭がなくなった。
(どうしようもなくなり、ファミマで水を購入させていただき、400円×2を錬成した。ちなみに1冊も売れてないので、つり銭がない!という不安は杞憂でした。)
100均で買ったテーブルクロス(消毒液っぽい匂いがする。)を敷き、一応、場所名と新刊300円と書いた(オレンジのペンでアンダーラインを引いた)画用紙を、100均で買ったイーゼルっぽい何かに立てかけ、1部に「見本」と書いた付箋を貼って、見本の隣に10部だけ平積みした(人を迎え入れる準備が整った瞬間、わくわくは最高点に達しました。)。
友人(コミケに来ない)とツイッターでやりとりし、再度「今日1冊も売れないと思うんだよね~(ドヤ顔」という趣旨のリプライを送ったりした。
・開催後
拍手が鳴り響く中、コミケC99の開催が宣言され、次第に人が入ってきた。
まず、右隣りのサークルの新刊が1部売れた。そのうち左隣のサークルの新刊も1部売れた。これを見ていて、自分もいつか1冊売れるかなと期待していた。
通路を挟んで反対側のサークル(同ジャンル)も本が売れているようだった。
周囲のサークルは、人が入ってくるにつれ、1部、また1部と売れていった。
人が少ないな~とは思いつつも、ネットでは、「午前は事前に検討していたサークルを回り、調べていないところは午後から」みたいなことが書いてあったので、自分のところをすべて素通りされても、「午後になったら1冊くらいはね…」と思っていた。ただ、周りでは、「見せてもらってもいいですか」と見本を手にとる人もいる中で、自分のところだけ、素通りされていて(少し表紙を見る程度)、そんな事象が起こる予感すらなく、少しずつ不安になった。
周りをきょろきょろし、本を読み、ぼーっとし、ということを繰り返していた。
ネットで「初心者 売れない」みたいなことを検索し、「コミケは事前に検討していたものを買うと時間がなくなり、新規開拓する時間がない」みたいなことが書いてあって、今日は売れないんだと思った。
午後になって、周りでは「見せてもらってもいいですか」という人が増える中で、自分の前にはそんな人は一向に現れる気配がなかった。
それで、まずは「見本」と書いた付箋に「手に取って読んでみてください」という一言を添えてみたが、字が下手なこともあってか、あまり効果はなかった。
次に、あらすじを書いた画用紙を設置した。すると、1人か2人が、そのあらすじを読んでくれていたようだった。ただ、結局、見本も手に取ることはなく、そのまま去っていった。
このころ、前日にあいぽんの充電を忘れていたため、ツイッターで「売れない実況」をできなくなり、さらに不安とみじめさが募っていった。
また、このころから、精神的にしんどくなり始め、「ああ」とか少し声が漏れた。
(ただ、今回はあまり一般参加者が少なかったこともありますが、あまりにも本が売れる気配がなく、盗まれる心配がないので、(お釣りは持っておくとしても)本を放置してふつうにトイレに行くことができました。本が盗まれたら、それはそれでよかったのですが……。)
売れる気配がないので、周りのサークルがどんな本を売っているのか、少し見て回った。
14時頃から周りのサークル参加者が撤退し始め、会場にいる人も少なくなってきた気がしたので、15時になったら撤退しようと決めた(あまりに辛すぎたのと、時間が経つのがあまりに遅く、1時間を耐えられなかったため。)。
「もしかしたら15時くらいまでに買う人が来るかも!」という期待は見事に打ち砕かれ、全く人は来なかった。
最後に、右隣りの人の本(もともと興味があった。)を1冊買って帰宅した。
帰る途中、周りがコミケに参加できてよかったという晴れやかな顔(だと思う)をしながら帰っているのを横目に、一人、うな垂れて、重い荷物を持って帰宅した。とてもみじめな気持ちになりました。
◎コミケを終えて
心は折れたものの、「いきなりコミケに参加したのがよくなかったのでは?(ジャンルオンリーのイベントから参加した方がよかったのでは?)」という思いと、昼頃にした「売れない」みたいなツイートをリツイートしていた人が、応援してくれるツイートをしていたので、もう少し頑張ろうと思いました(在庫も残っていますので)。それに、1部でも売れるまではあきらめきれないところです。
ちなみに、「全く売れないかも」と想像できても、実際に全く売れない(素通りされるだけ)ときのみじめさは、想像できておらず、耐えがたかったです(初参加を目指している人向けにフォローすると、たぶん後で笑い話にできる系の失敗談なので、果敢にチャレンジしてほしいです。)。
◎反省点
反省点1: そもそも最初にコミケに参加することがよくなかったのではないか。
二次創作を作って同人誌即売会に参加しようと思ったときに、真っ先に思い浮かんだのがコミケだったのでコミケに参加したけれど、まずはジャンルオンリーのイベントに参加して、それを通じて知り合いを増やすところから始めた方がよかったのではないかと思いました(ネットの受け売り。ジャンルオンリーのイベントがあるのは知っていたが参加したことはない。)。
実際には、C99は参加者の人数が制限されていたので、単純にこのジャンルの参加者も減ったからその分買ってくれる人が現れる可能性が減ったという可能性もありますが、今後どうなるか分からないので、コミケに一般参加者の人数制限があることを前提に考える必要がありそうです。
とりあえず、私はジャンルのオンリーのイベントに一般参加するところから始めます。
反省点2: 表紙に、そのアニメのイラストが描かれていなかったのがよくないのではないか。
周りのサークルの新刊等を見ていると、表紙にアニメのキャラが描かれており、ひとまず手に取ってもらえていたように思います。そうでなくても、素通りしようとしたときに、一瞬目に留まっていたように思います。
確かに、自分としても、ほかのサークルを見ているときに、表紙にアニメのキャラが描いてあると、「どんな内容の本なんだろう」と思って手に取ってみたくなる感じはありました。
しかし、この点は、私の主義思想に反する(アニメのキャラのイラストを描くと著作権に真正面から抵触してしまう。)ので、利用許諾を受ける道筋や実際の取扱いが分からない限り、自分にとって今後も採ることが難しい作戦です(本作品の内容とは異なる物語の小説を書く場合、著作権法上の複製権や翻案権に違反しない場合があるようで、今回の私の二次創作小説も、著作権を侵害していないのではないかなと思っています。)
なかなか難しい思想を持ってしまいましたが、この点について自分の中での折り合いのつけ方は今後要検討です。
たぶんディスプレイの仕方などほかにも反省すべき点はあるのでしょうが……。
なんやかんや言って、(今度は売れるようになった上で、)もう一度サークル参加したいですね。
以上