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はてなキーワード: タコツボ化とは

2020-10-11

ホロライブの魅力が相対的に減っているように感じる

多分急激に有名になりすぎて、するべきシフトチェンジが追いついていないというか。

要は、演者自分数字しか見ていない=自分数字にならないことは一切やらない。

そして運営も、演者数字を伸ばすためのアシストに特化しすぎて、コンプラやら法務的な業務ダメダメ

まるでガリ勉とその親みたいな構図で、そりゃ嫌われるだろうよ。

一応、ファン同士が対立しないよう、同じ事務所演者の話をするときコラボするときもかなり気を遣っていて、それが箱推しにつながっていた時期もあった。

でも今はもう、各自活動タコツボ化している感がハンパない


まあ、事務所ブランドや人気演者とのコラボというゲタはあるものの、基本他の誰にも頼らないで数字を取っていければ、周りで何が起ころうがファン絶対についてくるという強みはある。

塾や進研ゼミという手段であっても、勉強したことは何があっても自分財産なるみたいな。

それににじさんじみたいな、メンバーシップを通じた売名行為推奨みたいな営業方針と違って、コミュ障陰キャであっても活動可能というメリットもある。

これも勉強さえできれば…に似ている。

とはいえ、そういう独り善がりが透けて見えるようになると、手放しでの応援は難しい。

ノブレス・オブリージュじゃないけど、「無償で何かをあげてしまう」ムーブみたいな、勝ち組ゆえの余裕を見せられればと思う。

それだって偽善というツッコミはありそうだけど、金の亡者みたいな叩きよりは遥かにマシな状況になりそうだし。


陰キャコミュ障という単語が出たからついでに言うと、にじさんじ陽キャコミュ路線は、それはそれでホロとは別の意味炎上の温床になるので(武勇伝まがいの犯罪自慢とか)、事務所がその運営清廉潔白にこだわるのも当然である

そういうリスク回避もあってか、今夏デビュー新人ユニット(セレ女)は全員陽キャでありつつも下品さや粗野っぽさとは無縁で、イキるムーブするときも十分に節度をわきまえた、中学受験頑張った系の優等生キャラばかりだったり。

(唯一国語力に難がある西園チグサであっても、女学園入学後は無勉低空飛行な遊び人路線の「設定」と思えるレベルに留まっている)

この人選は今の所、数字こそ勝っている反面、デビューから僅か2ヶ月でイメージを大いに損なってしまっているホロライブ5期生とは対照的な、堅実さが光る結果となっている。

まあ見た目に関しちゃ、同じガッコの制服ベースな「パーカー少女と4人のニーソたち」以外に、なにか際立った特徴はない。

それに配信内容も、上述のおチグ以外のニーソ4人については、わかりやす面白みに欠ける(とはいえ件の4人は配信経験からの出発なので仕方ないのだが)。

でもクレバー彼女らのこと、いずれ好転すると思うので、長く応援していけそうである

2020-10-02

anond:20201002192938

真面目な話、Twitterでは右も左も「偉い人」を崇め奉りながらタコツボ化する中で、手斧投げ合いながらとは言え、交流できるコミュニティは貴重だよな。

一応「お気に入れられ」機能はあるけど、フォロワー数みたいに簡単に「偉い人」を可視化できるわけじゃないから、ある種の平等コミュニティだし。

2020-07-01

anond:20200630233220

どのエンタメ業界でも起きてるタコツボ化が進行しただけだろ

ディズニーピクサー作品が全世界的に売れてるのは作品クオリティ+えげつないプロモ(≒金の力)の合わせ技なんで、同じ土俵評価すんのはアンフェア

2020-06-09

anond:20200609231916

サンリオ自体の展開とは裏腹にファンってのは結構保守的なところあるから

なんだってそうよ

というか無駄に伏せ字にして分からなくさせようという発想も大分保守的だと思うよ

女オタがしがちだけど気にすることじゃない

こっちがオープンマインドでいないとどんどん世の中はタコツボ化してドロドロと腐敗していくんだよ

馬鹿発見されることを恐れるんじゃなく、馬鹿が騒いでても誰も意に介さないということを示していかなきゃならん

怖がらずに大部分の人間の理性を信じること、それなしに文化は発展していかないんだよ

さもなくばどんどん縮小して卑屈になっていく道があるのみ

2019-11-14

anond:20191114113359

そういう自他の分け目が存在しないアスペ的なプロジェクトを俗に「タコツボ化」って言うんだよ。

ドッグフード文化自体正義と言ってもいいが、自分正義に仮託するのは一番やっちゃいけん奴や。shi3zもそれで失敗しとるやんけ。

2019-06-10

予備軍も含めた左派オタク、大概何か意見を言うと数の理屈で叩かれまくるのでタコツボ化か表面上のノンポリ化するしか道が無いのが死

2018-12-16

ビデオゲーム文化はまだ始まったばかり

数十年前にファミコンが現れたとき参加者全員がプレイヤーで、プロ試合を観戦するということは盛んではなかった。

今ようやくプロゲーマーという概念ができてきたが、数十年前の参加者プレイヤー時代を引きずっているから、下手くそな奴は頭がおかしいとか、思うようにプレイできないのはゲームおかしいとかいわれるわけだ。

ビデオゲーム競技化と興行化が盛んになれば、一般的スポーツのようにプロアマチュア、観客の棲み分けが行われる。

世の中にはゲームができない人がいる。一部の人しかできないゲームがある。そういうことを人々が認識するようになるだろう。

格闘ゲームタコツボ化して衰退したなんていうけど、プレイヤー特殊過ぎて素人が観戦しかできない競技はいくらでもあるわけだし、難しさで衰退したといわれるジャンルはなんとか上級者用として確立されればいいんじゃないのかな。

anond:20181215132856

2018-12-06

なんだみんな結局村社会大好きじゃない

あれだけ社会的に正しく先進的なことを言ってたえらいリベラルな人たちが

SNSが出来てこの方身内を村社会論理かばい、村社会論理排除をする言動ばかりしててげんなりしてしまう。

なんだみんな村社会大好きなんだ。

そんなタコツボ化批判してた人ははっぱ隊ではないけれどはっぱ大好きな記事書いてたわ。

2018-08-28

クソインターネッター、クソクリエイター、クソオーソライザー、クソインフルエンサーに物申す

おまえらのやってることなんて格差拡大装置しかなってねーんだよ。

インターネットが新しい産業になって社会を変えるなんて息巻いたのはもう何十年前だよ。実際にインターネットで起こっているのは格差拡大嫉妬怨嗟承認欲のるつぼ地獄じゃねーかよ。ネット民主主義も変わるとか言ってた人もいるが結局はさらタコツボ化が加速して自民党支配のそこらへんの村社会と同じじゃねーか。

SNS自由な発信の場だとか言ってるお花畑連中もどんだけ自分無謬性に無警戒なのか笑うわ。おまえら自由ってのはおまえらが見たいものだけ見て村化する自由だろ。そんなのはから各地で点在してたんだよ。それがインターネットを介してるから新しいんだってアホか。おまえら所詮人間なんだよ。

クソクリエイターもも一緒だよ。ネットクリエイト云々なんて言ってるけどおまえら創作物なんて他人時間無意味に奪うだけのクソシステムしかなってなくて功利的に人類幸福にまったく寄与してねーんだわ。残念ながら。クソ言論も一緒だよ。おまえらの言ってることなんてすべて過去歴史存在していてネットで得る思考とか価値観なんてものニーチェサルトルの足元にも及ばないわけ。

クソオーソライザーどももだよ。ランサーズとか完全に格差拡大のクソ業者だろあれ。バリューとかタイムバンクも一緒だよ。おまえらのやってることは市場化してその市場恩恵かすみをすくってるだけでいっさいの社会的意義なんかないんだよ。どれだけ綺麗なオフィス承認顔して仕事してんのか知らねーけどな。

ゾゾタウンヤフーアマゾンもてめーらみんな同じだよ。権利市場化することで需要の奪い合いに着手して金儲けしてるだけでなんの意義があんだよ。てめーらのクソ市場のせいでせどりとか転売するクソが増えてクソが出す注文のせいでトラック運転手が月給20万で家にも帰れず運転してんじゃねーか。クソ死ね

インフルエンサーも同じだよ。そもそも人を啓蒙しようとか私は人に影響を及ぼせる人間だとかい人間がクソほど嫌いなんだけどよ。おまえらのやってることも結局需要の奪い合いでしかねーじゃねーかよ。どんだけ自己肯定感つよいんだよ。その自己肯定迷惑からやめてくんねーかな。

インターネット自明だとか時代だとか自然だとかいうクソ言い訳はもう聞き飽きたよ。定量的功利的に判断してインターネットで巻き起こっているすべてのことはクソだろ。ビジネスにしてもSNSにしてもてめーら結局金と承認が欲しいだけなんだろ。いちいちお題目みたいにクソ理念を綺麗な表情で唱えてうざったいんだよ。じゃあな。クソインターネット

2018-06-11

anond:20180611213132

これはホンマにそうで、そもそも的外れなことを言ってないかとか、言い方ひとつとっても無駄大袈裟な言い方をしてないかとか、もう100万回言われてることじゃないかとか、批判表現するにあたってそれが十分に丁寧なものではないかを常に自問しないといけないんだよな本当は、と思う。それをネットに期待するのは少し難しいけど、にしても賛否の両陣営が互いに浅いところで都合のいい論点だけとってタコツボ化してるのを見ると本当に悲しくなる、でもタコツボの中の意見まとめブログにすると儲かるんだろうな

2018-04-24

20年前は「タコツボ化した世界ジャンル)を横断する」みたいなジャンル横断が正義だったけど

ネットが発達してジャンル横断しやすくなると、結局みんな分かり合えないだけだから

それぞれを無視してそれぞれ幸せ暮らしましょうねになった挙句共感けが大事になって…そして人類補完計画

2017-11-19

人間関係の広げ方がわからなくなった

10代。学校世界の全てだった。クラスの仲間とはすぐに仲良くなり、部活クラスの仲間を通じて自然に他のクラスの友人とも仲良くなっていいた。

20代。世の中は自分が思っていたより遥かに広いことを知った。趣味を楽しんでいたら友人が自然に増えていった。

30代。交友関係永遠に広がり続けると思っていた。30代も半ばを超えた今、趣味を通じた交友関係頭打ちになり、それぞれ家庭を持ったり付き合ったり別れたりして減っていく。新しい趣味もないことはないが、既存の友人で間に合ってしまったり、事前にネットで調べて1人で楽しめてしまったりする。

もちろん今の友人たちが嫌いなわけではないが、どんどん人間関係タコツボ化していくような閉塞感を感じる。

昔、自分はどうやって友人を増やしていたんだろう。ここからどうすれば人間関係を広げていけるんだろう。

教えて欲しい。

2017-11-12

anond:20171112082027

この言い回しが本当にダメ

これを左翼同士でよく言ってやったとかやってるからお前らはタコツボ化するんだよ

どういうルールで世の中が回っているのかを理解できていたらこんなこと絶対に言えない

2017-09-26

今の時代モノマネ番組をする意味って

昔みたいに老若男女誰もが知っている共通言語みたいなカルチャーが少なくなってきた現代において、モノマネ番組家族で見るのが中々楽しめなくなってきてる。

人それぞれが多様性のある趣味を持ち、知っている人は知っているけれど知らない人は知らないタコツボ化現象エンターテイメント文化で起きているなかで、家族と一緒に見てもみんなでワイワイ楽しめないし、モノマネする方もこんなにたくさん選択肢がある中でどのモノマネをすれば楽しんでもらえるのか?心中察してしまう。

アニメマイナーキャラモノマネしたり、〜のドラマの〜のワンシーンをやります、っていうモノマネ家族で見るのが本当微妙空気になる。

2017-02-27

ハリウッドが凄いと思うところ

陳腐ストーリーを続けられるところ

もちろんいい意味

 

大多数なんて派手な画と陳腐でありきたりなストーリーを求めてるんだよ

こだわりのラーメンなんていらない、THE・ラーメンみたいなのが食いたいんだ!みたいな感じ、わかるだろ?

 

だけど創作界隈においてタコツボ化しないことは非常に難しい

どんな天才であっても、行き過ぎると複雑で一部にだけ受ける作品を作ってしま

つの間にか目の前のユーザー無視してしま

あるいは目の前のユーザーしか見なくなる

バランスをとることはとても難しい

 

実際に数多の創作界隈はその状況に苦しんでいるが

ハリウッドはいつまで経っても頭空っぽにして楽しめるような作品を生み出してる

 

それって凄いと思わないか

 

 

まあ、近ごろ俺映画見てないんだけどねw

2017-02-08

Slackメッセージ比率組織タコツボ感

前者は管理者に届くパブリックプライベートDMメッセージ数が1週間どういった比率だったよってやつね。

この比率がうちの会社が異常だと思ってて、

パブリック 15%

プライベート 10%

DM 75%

うーん、DM多すぎじゃね?

からうちの組織ってチーム・部署毎に村社会というかタコツボ化しているというか、微妙気持ち悪さを感じていたのだが、そーゆーことだったのかーと最近思ったという。

他の会社だとこのメッセージ割合ってどんな感じなんでしょうかね?Slackをうまく活用してる組織だとどういった比率になっているか知りたいです。

2017-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20170128215525

ゲーム業界アニメ業界は、未だに映画業界の亡霊に取り憑かれている

偉い人たちがそういう世代から仕方ないね 

怪獣映画とか、ヒーロー物とか、プロレスとか、ああいうのにも囚われてる

 

でも最近徐々に減ってきてる

でも減ってきてから迷走してる

「○○で育った層が○○を作る側になる」と、表現タコツボ化が起こって苦しい

VRの登場でどうなるかだね

2017-01-05

戸田奈津子尊敬されるための唯一の方法

インタビュー字幕翻訳者戸田奈津子さん「エッ?と思う字幕は、どこかおかしいの」

https://www.buzzfeed.com/eimiyamamitsu/interview-with-natsuko-toda?utm_term=.bhpJ8y62dK#.pf3GDwzR2e

 

を読んだ。全体的には一方的自己弁護を垂れ流すだけの提灯記事だが、インタビューという性質上これは仕方のないことなのだろう。この記事の良い点は、戸田奈津子という人の見当違いな自己顕示欲を浮き彫りにしているところだ。

 

「叩く扉もなかった」字幕翻訳という仕事に、その道の第一人者に直接食らいつくようにして取り組んでいった前半生は感動的でさえあるし尊敬もしよう。しかし一人前として仕事を任され、一定の地歩を固めつつあった頃には、質的研鑽よりも量的なアピールに重きを置く仕事ぶりだったことがよく分かる。

 

それは時代というか当時の映画産業要請でもあって、戸田個人責任を帰すことも出来ないだろうが、何度も立ち止まるチャンスが有ったにも関わらず、過剰な自信に満ちた「職人魂」みたいなもの自分を虚飾したい一心で、本質的には作品奉仕するべき字幕翻訳者のあり方を歪めた自己像を描出し、直そうともしなかった。それがこのインタビュー記事表現されている「字幕翻訳女王」の実態だ。彼女はことあるごとに「文字数自由だし調べ物にもゆっくり時間をかけられる文芸翻訳とはわけが違うのよ」式の言い訳師匠発言の一部を都合よく切り取ったものだ)をして、質を犠牲にしてることを棚に上げて早業自慢を繰り返すが、この記事もまさにその例を一歩も出ていない。ほとんど馬鹿の一つ覚えだ。

 

せっかく日本一名の売れた字幕翻訳者になったんだから個人の早業を自慢するよりも、字幕質的向上のために制作・配給側が用意する時間予算の拡充をアピールするのが筋なんじゃないのか? と私などは思うのだが、そんなことは自己否定になりかねないのでできない。映画や観客より自分大事からだ。徹底して裏方仕事に向いてない性格なのに(だからこそ喰らいついていけたとも言えるが)、なぜか字幕翻訳者なっちゃった人で、その上根っからダンピング体質なんである。広く「第一人者」と呼ばれるものの最悪の事例として歴史に記録されるに値する人物だろう。

 

戸田字幕の具体的な問題点については、今ではある種のネットミームと化していて、山のように検証を綴ったページがヒットするので、ここでいちいちあげつらうことはしないが、この記事を読んでそれらガッカリ字幕根本的な原因を確信できた気がする。戸田奈津子自身映画作品に対する理解力が低いのだ……というのはあまりにも失礼なので、観客(想定読者)の理解力を低く見積もりすぎ、と留保つきで言うべきなのかもしれないが、とにかく画面に映っているもの脚本に対する読解力が低い翻訳をしてしまっている。軍事用語や「指輪物語」の専門用語に通じてないせいで勝手流に造語ちゃうみたいなことは、専門の監修者をつければ(それさえ不服のようですが)済むことだが、理解が浅いまま手癖で字幕をつける悪癖についてはせめて直そうとする姿を見せてほしいと思う。

 

どんな作品であれ受け手によって読み出せる情報量は変わるものだが、戸田字幕はその理解力の設定が最小限になってるみたいな字幕なのだ。そんなとこを端折ってしまったら、まるで子供の頃に見た「大人映画」のように途中で筋が追えなくなるだろうな、と思うことさえある。一通りセリフが聞き取れるとか、背景知識も揃っているような人間が見ると「エッ?」となるような訳を乱発してしまっているのである。これは映画字幕という表現媒体のものの制約なのだろうか? 単に投下すべきコスト時間人員)をケチってるだけじゃないのか? なにしろ理解力が乏しいゆえにかえって回りくどい表現をして、大切な字数を浪費している例さえあるのだ。単にこなした本数が多いから下振れが記録されているだけと擁護することも出来るが、それを言うとかえって早業自慢の露悪性が強調されるというものである

 

そして戸田字幕に感じる理解力の低さ、雑さの遠因が、このインタビューでは明らかにされている。ただの映画ファンとして、「作品ファン」としての経験を積まずに映画を見まくった原体験が、映画を十分理解せずに、ざっくりと筋がわかれば(たまにそれにも失敗する)いい、という仕事を次々とこなすことを良しとする「映画字幕女王」を産んだのだ。それは映画というもの立ち位置が変わってしまった現在には全くそぐわない態度であると私は思う。

 

多くの人が週末には何かしらの映画を見て、学生なんかは金の続く限り映画館に入り浸って、それ自体が楽しみで、何度かに一回面白いものがあったら儲けもの、といった時代はとっくに過ぎ去った。多少荒っぽい仕事があっても、「まぁそんなこともある」と納得してすぐにまた映画館に足を運んでくれる観客は絶滅危惧種と言っていい状況で、「とりあえず筋の追えるものを今週中に」みたいな品質でつけられた字幕を使う理由ほとんどないと言って良いんじゃあるまいか。なにもタコツボ化したマニアけが字幕翻訳者理解不足を責めているのではない。字幕スクリプト情報量100%伝えろという不可能要求しているのでもない(そんなことを言ったら、原語が完全に理解できても伝わらない部分は常にある)。娯楽が多様化する中で、金と時間を使うに値する丁寧な仕事競争できているか問題なのだ

 

そもそも多くの映画は長い時間をかけて作られるものだ。製作に着手してから数年かかることはザラだし、驚くべき短期間で撮影が終わったというような作品でも、原作を読み込んで脚本化するのに何十年もかけていることだってある。そしてそれを待つファンも何十年越しで待っていることだってある。それだけの労力と期待を集めて公開される作品最後工程に、パッと見の印象を伝えるので精一杯みたいな字幕がついていて良いのだろうか? 日本人英語力の向上には役立つかもしれないが、自分で聞き取れるようになったからといって問題が無くなるわけではない。「自分は内容がわかっても、あまりにも作品無理解字幕がつけられていることに耐えられない」という作品ファン心理考慮せずに仕事を続けることは、今や娯楽の王座から落ちて、比較的嗜好性の強いものになった洋画ファンには悪印象しか与えない。それに洋画ファンだけの問題でもない。どんなジャンル仕事であっても、雑な仕事というのはそれに初めて触れる者に「なんとなく面白くないな」という印象を与えてしまものである。それを防ぐために必要なのは、十分な準備期間と作業時間を用意することによって得られる翻訳者の深い作品理解だ。翻訳者に十分な時間リソースが与えられ、一つの作品に使える労力を拡大することのほうが誰にとっても良いことなのではないか? すべての原因を「文字数の制約」や「納期の短さ」に帰することが出来るという甘ったれた足かせを自慢できればそれでいいのか?

 

戸田字幕映画理解力の低さが、意図的に設定されているものではないと疑う理由がもう一つある。戸田字幕翻訳単独作業である理由として、「セリフ言い回しリズム統一するのに余計な時間がかか」るということを挙げている。そんなことを言っていたら、作中でセリフ言い回しリズムを敢えて変えることで、登場人物心理的変化や場面転換を表現する映画原理的に字幕に乗らないことになる。これほど馬鹿な話はない。「こいつは最終的に悪ものになるやつだから最初は丁寧にしゃべってても荒い口調で統一しとくのが親切」みたいな字幕が付けられた映画を、誰が見たいだろうか? 一つ一つの映画作品性質をよく理解しないまま、ちぎっては投げみたいな仕事を続けてきたせいで、どんな映画も同じような構図に当てはまるよう訳すのが当たり前になってしまっているからこそ、セリフ統一感があることが「透明な字幕」の必要条件だという勘違いを起こしてしまうのだろう。映画が転調したときには字幕も転調するのが「透明な字幕」で、そのためには複数視点必要になることだってある。脚本演出意図を読み違ったまま、理解をし損なうことは避けられないからだ。いつまでも「一人の字幕翻訳者が短い期間で理解できた範囲」としての映画字幕が作られ続ける状況を肯定することは、この人の取るべき道ではない。それは決して映画のためにはならない。

 

ロード・オブ・ザ・リング」の第二作以降は、原作翻訳者スクリプトの全訳を事前に行った上で、それを参照して戸田字幕作成し、改めてチェックを受けるという体制が敷かれたようだ(インタビューではその経緯をまるっきり無視していて、結果的に監修者の仕事を貶める傍若無人ぶりが表れている)が、これに似たことが常識的に行われるように働きかけしているんですよ、といった風のアピールをするほうが、「第一人者」としての尊敬を集めるのではなかろうかと私は思う。

  

現在洋画の年間公開本数は80年代末以来の第二のピークを迎えている一方、戸田仕事は当時の1/5近くまで減っている。文芸関係に限って言えば50歳ごろに確立した仕事のペースを守っている80歳なんていくらでもいるので、年齢のせいばかりでもないだろう。その事自体戸田翻訳者待遇改善に取り組んだことの証左だと弁護することも出来るかもしれないし、実際にセリフ聞き取りながら見て「ここをこうやってまとめるのか、上手いなぁ」と思える翻訳者が増えてはいるので、まぁ戸田奈津子問題ある訳というのも、そろそろ過去の話だよね……と最近は思っていたのだが、私はこのインタビューを読んで気が変わってしまった。やはり早いとこ全面的に後進に道を譲って、ご自身字幕翻訳質的向上のために翻訳者待遇改善する言論を起こされるなどしたらいかがだろうか。それが名の売れたものの使命と思ってはもらえまいか。いい年してよいしょインタビューに答えて、自分の大ポカで迷惑をかけた監修者の名誉を傷つけるような非道言い訳を垂れ流している場合ではない。

 

さら早業自慢を封じられるのは、自己認識からすれば転向に映るかもしれない。ひょっとしたら一気に老け込んじゃうかもしれない。しかし、昔よりずっと観客同士の横のつながりが強くかつ広範囲で、作品についての情報も手に入れやすい今だからこそ、字幕翻訳要求される水準が上がっていることを認識し、それに適切に対応するように送り手たちに働きかけをする姿は、映画ファンの心に強い印象を残すはずだ。個人的な快刀乱麻の仕事ぶりを自慢するのはもうやめて、業界全体で作品の質に貢献する、充実した作業環境を残せるよう声を上げる好機なのではないか。それでこそ「字幕翻訳女王」としての尊敬を集められるのではないか。今のままではせいぜい良くて「時代の徒花」といったところである

2016-11-16

現在政治情勢雑感

現在政治情勢に至るまでの略歴は以下の通り。

 

1.小泉自民党内の族議員を皆殺し

2.2009年総選挙自民党をそれまで支持していた左派が軒並み民主党投票し、自民党左派が壊滅

3.鳩山のアレっぷり、口蹄疫対応震災対応(≠原発対応)、消費税増税などから民主党能力を疑われる

4.2012年総選挙安倍党首だったため、公認候補がのきなみ右派安倍シンパとなり自民党右傾化

5.左派民主党共産党投票するもほぼ死票になり、政界全体が右傾化

6.族議員や党内左派が壊滅していること、自民党内での安倍派の勢力が強くなりすぎたことから自民党内で安倍批判できる勢力がない

7.安倍がほぼ無敵状態

 

ついでに言うなら、政治不信と同程度にメディア不信があり、メディア安倍批判しても昔ほど支持率に影響がない。

さらに、安倍自民党支持者、反安倍反自民党の個人もそれぞれタコツボ化して、お互いに批判のための批判応酬をしており、無党派層の取り込みは見込めず政治的に無力となっている。

 

無党派層公約を守らない政治家を見て、「投票すんのあほくさ」となって、投票率が低下し、組織票有効性が上がり、自民公明が強くなる。

また、投票した候補落選することで一票の無力さに打ちひしがれ、「投票すんのあほくさ」となって、以下同文。

そのうえ、安部派、反安倍派の応酬を見せられて「政治怖い、近寄らんとこ」となって、以下同文。

※「○○が××になったのは△△党に投票した奴のせい!責任とれよ!」などヘイトをあおる発言が飛び交っているのを見れば、投票なんぞしたくなくなる

 

自民党一強どころか安倍一強の現状はよくないよなぁ。

2012年総選挙時点の党首谷垣だったら、自民党内のバランスももう少しマシになって、政治情勢は今よりはマシになってたかも。

ただし、その場合増税延期なし&緊縮財政経済的にどうなってたかわからんけども。

 

もうちょっと政界左傾化させるためには、自民党内の左派を育てるか、野党左派を育てるか、どっちが適しているのだろうか。

前者のメリット政権担当能力が確実にある左派形成できること。

デメリットは現状自民党内の左派がほぼ壊滅済みで、党内はほぼ右派で占められ、トップ右派である状況で、こっから左派形成なんてできんの?ってことと、左派党首誕生させるためには自民党党員にならなければならないこと。

後者メリット左派がすでに形成されていること。支持さえ得られたら自民党への対抗勢力として形成できる。

デメリットはその左派国民から政権担当能力がないとみなされており、圧倒的に支持されていないこと。

 

……ムリゲー。

2016-10-06

Twitter朝ドラクラスタクラスタって)まわりのハッシュタグにかんする覚え書き

前作「とと姉ちゃん」の実況タグ誕生(#とと姉ちゃん

 ↓

物語が進むにつれドラマの内容について不満を持つ人が出始める

 ↓

ドラマ好意的な人との棲み分けのために、批判的な人がつどう実況タグ誕生(#とと姉ちゃん反省会

※「#まれ反省会」以来1年ぶり

 ↓

ドラマ好意的な人が「~反省会」のツイートをみて激おこ

 ↓

「お前らどうせ次も反省会タグ作るし何でも叩ければいいんだろクソどもが」という文脈で、放送開始前に「#べっぴんさん反省会タグ誕生

 ↓

べっぴんさん放送開始、実況タグ誕生(#べっぴんさん

 ↓

その一方で、第1週から「#べっぴんさん反省会」も稼働する事態

※「反省会民は最初から叩く気満々かよ」「作ったのおれら(反省会民)じゃねぇよ」「菅野美穂関西弁が変」等のツイートが入り乱れる


なんというか、ローカルルールとか自治が行き過ぎてタコツボ化した地獄みある

2016-09-23

IT】巨大、大きい、中くらい、小さいプロジェクト、どれが幸せ

考えてる定義

小さいプロジェクト  1人で複数掛け持ちするくらいの大きさ  2人月以下

中くらいのプロジェクト  数人で行うくらいの大きさ  3〜25人月くらい

大きいプロジェクト   数十人で行う大きさ  25〜100人月くらい もしくは数十人のエンハンス、継続改修とか

巨大なプロジェクト   組織をまたぐような大きさ  100人月〜 もしくは数百人以上のエンハンス、継続改修とか

 

小さいプロジェクト 利点、欠点

利点:すぐ仕事に慣れることができる、繰り返し試せる、効率化できればすごく儲かる

欠点:やり方がオレオレになる、タコツボ化する、そればっかりな人になる、色々抱えて抜け出せない、引き継げない、値崩れリスク

 

中くらいプロジェクト 利点、欠点

利点:適度な責任を負うことができる、リーダー要件定義など上流に食い込みやすい、上流〜下流までやろうと思えばできる、スピード感を持てる、チームビルディングなども経験できる

欠点人材の換えが効かなくていっぱいいっぱになる、意外とテンプレ化できなくて非効率なことが多い、人依存が強くチームに不出来なものが1人居るだけで割りと詰む、会社の規模が小さい場合が多い

 

大きいプロジェクト 利点、欠点

利点:キャリアパスを描きやすい、給料も高め、人材の替えが効くくらいの規模になりやすい、頑張ればそのプロジェクトの中で大分成長できる

欠点スピード感は無い、デスマ化しやすい、PM力に依る、上流に食い込みづらい

 

巨大なプロジェクト 利点、欠点

利点:職としては安定する、詳しい人が組織内に居ることが多い、有名なプロジェクトやりがいがある事が多い

欠点プロジェクトが長すぎて浦島太郎化する、全体を見通す力が失われる、世の中のスタンダードがわからなくなる、仕様書伝言ゲーム政治問題、頑張っても成果物の良し悪しには影響度が低い

 

怖いこと1

規模を跨ぐだけで文化がガラッと変わるが、その文化IT業界全体での常識だと思いこんでいる人が多い

一生同じ規模帯に居るならいいが、規模を跨ぐことがあるとカルチャーショックする場合もある

 

怖いこと2

会社内に色んな規模のプロジェクトがなくて、行き来しづらいこと

同じプロジェクトや、同じようなプロジェクトに5年とか捕まると人材として凝り固まりそう

小〜大まで揃ってると心配はそれほどない

 

怖いこと3

規模のミスマッチ悲惨

一人で黙々とやりたい人 → 小さい規模

職を安定させたい人 → 巨大な規模

技術を磨きたい人 → 中くらいの規模、大きい規模

ものづくりをやりたい人 → 小さい規模、中くらいの規模

上流〜下流まで磨きたい人 → 中くらいの規模、大きい規模

 

という感じだと思うが、何もわからずに規模を選択してしまい、それが常識だと絶望している人をたまーに見かける

怖いこと4

巨大な規模のプロジェクトをやってる会社正社員で入ってしま

技術屋というよりは総合職よりになってしまう人も見かける

人を回すことが仕事になり、将来が不安になって出ていくのだが、そこで中くらいの規模帯の会社に入って今度は待遇の悪さに絶望する

転職するなら

巨大 → 大 ◯ よりプロジェクトに関われる

巨大 → 中小 × 待遇の悪さに驚く 30代くらいで世の中見えてきた頃ならいいかも? 

 

大 → 巨大 ◯ より職は安定する、リーダー的なポジションに付けば技術力も別の方向に伸びるのでは

大 → 中 ◯ リーダー職ならあり?

大 → 小 △ どん判

 

中 → 巨大 × あまり別世界

中 → 大 ◯ PL経験後にこの選択なら有りでは

中 → 小 △ フリーランスとかなら有りかも

 

小 → 巨大、大 × 死にたくなると思う

小 → 中 ◯ 歓迎されると思う

 

個人的な最適解

 

大に新卒

20代のうちに中に転職

30代で再び大に転職

フリーランスになり小〜巨大を行き来する

30代後半で中〜巨大の会社に潜り込む

  

もちろんこんな順調に行ってないけど?

2016-03-07

おまえたちに@コスメは見えているか

先日ホッテントリになった、メルカリすげーという記事。それに、現実リンクしたウェブサービスは強いと書いてありそれが斬新な意見のように受け止められていたが、ウェブ界隈で働いてる奴らはその程度の認識すらなく飯を食っていたのかとびっくりした。現実を便利にするウェブサービスマジョリティに届くし、ウェブを便利にするウェブサービスメジャー化しない。それは10年前から常識じゃなかったのか?

まぁいい。そんなおまえたちに@コスメは見えているのか聞きたい。

コスメクックパッドと並ぶくらいに成功しているウェブサービスだと思っている。クックパッド技術ブログを出している。だからウェブばっかり見ているおまえたちでも気づくサービスだ。だが、@コスメ技術ブログを出さない。だからおまえたちは気づいてない。…のだろうなぁと思っている。

コスメの何がやばいのか?特に渋谷新宿上野など、都内各地にある@コスメストアの存在やばい口コミの力を背景に、今まで出来なかった形態化粧品販売できてるのがやばい

ここでおまえたちの大半を占めるであろう男性に軽く説明すると、コスメには主に3つのランク存在する。プチプラコスメDSコスメ、デパコス、だ。順に、〜1000円代化粧品、〜3000円代化粧品、それ以上の青天井、と、このランクは主に値段別で決まるが、もう一つ重要な要素がある。ブランド感だ。ブランド感を維持するために、プチプラコスメとデパコスが同じ場所販売されることはない。それが常識だった。

だが@コスメストアは違う。口コミで人気があるなら、それがプチプラだろうとデパコスだろうと同じ店頭に並ぶ。これは正直革命と言っていい。一つのウェブサイトユーザーの支持を背景にここまでできるようになったのだからメーカー販売戦略を、トップダウンからボトムアップへ転換させたのだ。何度も言うがやばい

当然、@コスメは@コスメストア以外の基本的ウェブサービスにおけるマネタイズにも手を出している。人気順ソート口コミの詳細な絞り込み、口コミされた商品通販、各メーカーとのコマーシャル契約。正直詳しい数字は知らんが、もう10年以上サービスが続いているのだ。これらにおいてもある程度の成功はおさめているだろう。

ギークの目に届かないところで大きな成功をおさめているサービスはある。おまえたちがウェブに詳しくアーリーアダプターを気取っていようと、そもそも客層が違えば見えないものはある。そのウェブ企業ギークの方を向いていない、それだけでそのウェブ企業が巨大化し無視できなくなるまで気付かないのは、あまりに寂しい。

まぁウェブなんて現状使えば使うほど個人にカスタマイズされていって、自分の興味のないものは見えなくなるタコツボ化する方向に向かっているから仕方ないが、そこで自分と違うものを引っ掛けるアンテナを持っていてほしい。そして私のような技術わからん人間にも持てるようにしてほしい。

ウェブが見たいものしか見えない世界になるのは、心地よいけど緩慢に死にそうでスッゲー怖いよ!

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