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はてなキーワード: 群像劇とは

2021-02-26

転スラ見てるやつはもれなく、「蜘蛛ですが、なにか?」も見ろ

今季アニメは豊作だ。  

  

最近アニメをあまりみていなかった自分も転スラ、無職転生、Reゼロ、5等分の花嫁、進撃、呪術回戦 etc..  

かなりのアニメをみている気がする。   

というのもコロナで各社が力を入れている作品が延期につぐ延期、万を辞して放送開始となったというわけである面白いアニメが怒涛のように始まった。  

  

そんな豊作な今季、暇な時間も取れたのでアニメ漁りを始めた自分は一つの作品に注目した。

    

蜘蛛ですが、なにか?

  

今時よくあるいかにもラノベっぽいタイトルまぁなんとなくdアニメストアランキングに入ったからみただけなのだが、  

1話をみた後の感想は、「まぁよくある異世界転生ものかー」という感じ。

タイトルで切っている人もたくさんいるだろう。

ただ、無料で全話漫画が読めると知り、あれよあれよと読み進めこちらでどハマり。  

https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000013/  

  

原作を全巻買って徹夜して読み進めてしまった。

是非ともアニメの2期を所望している。ということで布教しようと思う。

  

自分が紹介する上で比較するのが転生したらスライムだった件

今季異世界転生系アニメ覇権アニメ。ちらの作品も1期の時にハマって原作小説を全巻購入してしまった。

どちらも異世界転生系、かつモンスターに転生するという似たようなストーリー構成なので比較やすい。

  

どちらも原作まで追ったが、

正直転スラよりも蜘蛛ですが?の方が面白い

  

ただアニメの人気度はかなり差があるように思える。それが納得いかないので、どの辺が蜘蛛の方が面白いのかを説明しようと思う。

  

あくまでも個人の感想なのであしからず

また多少のネタバレは含みます

  

転スラは主人公視点のみ、蜘蛛群像劇

転スラでも、蜘蛛世界でも異世界転生者は複数人存在する。

転スラは転生者の中でもスライムになった主人公スキルを覚え、仲間を集め国を作るという物語

その中で敵や味方として、「転生者」が出てくる。こいつらが大体チート能力を持っているので、戦闘は目が離せない。

  

それに対して、蜘蛛高校の1クラスが一度に転生するという形で転生者が誕生する。大体30人弱。

主人公蜘蛛魔物になってしまったのに対し、大体の転生者は人間に転生することができる。

ポイント主人公魔物としての生活と、人間生活が対比として描かれる。

  

要するにダブル主人公なのである

  

この構成原作を通してずっと一貫しており、視点によって全然違うドラマ存在する。どちらも転生者であるが、生まれ育った環境や前提知識により価値観が全く異なってくる。

そして大体こういう群像劇面白いのは二つの視点主人公が会う時。それは正直かなり後の話なので、今季ではアニメでは描かれることがないかもしれないが...

  

主人公チート

転スラのリムルは正直チートである。強すぎて正直「あーハイハイ、まぁ勝ちますよねー」となる。味方も再現なくどんどん強くなる。

まぁそれが面白いという部分もあるのだが、原作を読んでいると正直飽きてしまう。

  

一方蜘蛛の方はいつも結構ギリギリ、対戦のスリル感が味わえる。

特に前半の蜘蛛ダンジョンの中で探検するという部分は本当にいつ死んでもわからないという感がワクワク感を与える。

  

世界構造伏線回収力

ここが最も転スラと蜘蛛の違いなのだが、

  

ストーリーの複雑さが段違いである。

  

要するによくできている

  

これは最大のネタバレになるので詳しくは言わないが、転スラの世界構造はよく言えば単純である

どちらかというとキャラの成長とバトルに重点をおいたストリー構成になっている。

まぁ面白いのではあるが

  

蜘蛛の方はいろいろなこと話が作り込まれていて、何事にも理由がある。

転生した理由世界構造、なぜ魔物存在するのか、なぜ魔人と争うのか、なぜ主人公蜘蛛として転生してしまったのか。エルフ存在

その伏線回収がとにかく面白い原作の最終巻はかなりラストスパートで大体の伏線は回収されているので気になったら読んで欲しい。

  

まとめ

転スラを面白くないみたいな書き方をしてしまったが、別にそんなことはない。

転スラは面白い。ただ蜘蛛ですが、の方が過小評価されてしまっているのが、悲しい。

  

ちなみに蜘蛛は2クール連続放送らしい。

制作会社では期待されているアニメなのに過小評価されている。

今後の話もみれるように是非ともアニメ漫画をみて欲しい。

  

  

2021-02-20

街とか428が好きじゃない

今だから書くけど、街のシナリオ面白かったのってwrong manオタク刑事ぐらいでしょ

この二つはコメディシリアスが良いバランスで混在してて、良いところでKEEPOUTされるからザッピングシステムちゃん機能してた

特にオタク刑事最初から最後まで失速することなく後味がスッキリ終わってて良い

でもその他のシナリオマジで何が面白いのか分からなかった

二股してよくわかんねーことになる男のシナリオは笑いどころが分からなくてひたすら苦痛だった

七曜会は途中まで面白かったけど、終盤~オチ打ち切りみたいで最悪

イキった傭兵崩れの話はそもそも何が言いたかったのか謎

自分の手を自分で切る話は妄想パート長すぎ

ダイエット話は面白くない

特別編はやってない


でも428が面白いって評判だったから428も思い切って買ってみた

そして1時間で投げた。1時間で投げたからアレなんだけど、登場人物全然魅力的に見えなかったし

そもそも群像劇っていうより一本のシナリオ複数視点で見てる感じがなんか面白くなかった。428についてはほぼ未プレイなのでエアプだったら謝る

2021-02-17

源平→源氏VS平氏という分かりやすい構図。ラスボス格の清盛に対して、一度は敗れた源氏御曹司辺境で力をつけて逆襲するというオーソドックス貴種流離譚。ただし、めぼしいキャラクターが他に義経木曽義仲くらいしかおらず、平教経とかいうよくわからん奴を義経ライバルに据えてしまうくらい平氏側の人材がいない。あとみんな似た名前で覚えづらいのも地味に難点。

南北朝→敵味方が目まぐるしく入れ替わってマジでよくわからん。大きな戦で決着がつくということもなく延々と争い続けている。勝ったら身内で争いはじめる。負けてもゴキブリのように復活する。主人公格のくせに何をしたいのかよくわからない尊氏もさりながら、「優柔不断な後醍醐」像が定着したのもグダグダ感が増している要因かもしれない。後醍醐評価路線でやればワンチャン

戦国時代群雄割拠で各地方ドラマがあり、群像劇としてさまざまな視点から物語ることができる。天下人になったと思われた信長本能寺死ぬという驚きの展開、秀吉の驚異のサクセスストーリー、そして家康権力掌握が関ヶ原という天下分け目の大戦で決まる分かりやすさ。消化試合感のある大坂の陣真田幸村のおかげで最後の盛り上がりを見せた。やっぱ戦国時代っきゃねえよ。

幕末暗殺粛清陰謀歴史が進んでいく陰湿さ。打つ手打つ手裏目幕府。ただのテロリスト集団長州。佐幕の強硬派として長州いじめていたくせにいつのまにか幕府を裏切っている薩摩奥羽越列藩同盟でもうひと盛り上がりあるかと思ったら瓦解して終わる戊辰戦争維新の最大の功労者無駄に戦いを起こして惨めに死ぬ西南戦争。全体的にグダグダで、スカッとした盛り上がりに欠ける。キャラ人気に頼る他なし。

2021-01-14

anond:20210114003602

やっぱりNiziUブームラブライブデジャヴを感じるな。

二期の告知がでてからアニオタ内で「あのラブライブの2期」みたいに騒がれだして、「なんかそんなんあった気するけど流行ってたの?」って思ったもんだよ。

円盤の売上とか知らねーし。一期放送時の2013年ってまだ「みんなご存じラブライブ」って感じじゃなかったような…リアタイだとたまこまーけっとのほうが話題になってた印象がある

で、まあ「それは僕たちの奇跡」がオリコントップ3とかになって驚いた。

一期でエモい青春群像劇みせてオタコミュニティ内で盛り上がりが過熱していたところに曲を投下したら見事にスマッシュヒットしたって流れが、Nizi Projectが終わってからMake You Happy」でブーム世間に周知させたのとなんか重なる。

あのころローカルアイドル地下アイドルムーブメントを反映してアイドルを取り扱うドラマアニメ散見されてたから、ラブライブもその一つとしか思ってなかった。

アイドルが飽和してどんどん奇抜な方向に流れていた時代ラブライブ流行ったのは、シンプルな成長ドラマとそのハイライトとして歌唱シーンを使用することで楽曲物語相互作用を図った点が見ていてわかりやすかったからだと思う。

アイドルブームも今は昔で当時勢いのあったグループが続々となくなる今、真っ当にかわいくて前向きであることを前面に出すNiziUの原点回帰的なコンセプトはなんかあのころに似ている気がする。

まあバックストーリーを売りにするのはかつてのモーニング娘。AKBももクロもそうだったんだけど、「あどけない女子が一つのグループとなって活躍する」ってだけのシンプルストーリーを1クールテレビ番組としてパッケージングしちゃったってところで、これラブライブの感じに近いんじゃないかって思う。娘。AKB一筋縄じゃなかったし、ももクロ物語あくまメンバー発言ファン口コミしか存在しなかった。

でも、そう考えると生身の人間生き様をこんな風に消費しちゃっていいのかっていうリアリティショーへの疑問も当然感じるんだよね。

NiziUは古くはアクターズスクール、今でいえばTWICE等のK-popといった、ローティーン女子が主だった支持層になるタイプグループだと思う。

ダンススクール雑誌モデルに憧れる延長上にいるアイドル系譜な。

そういった方面意識し一時代を築いたE-girls2020年12月解散。またNiziUと同じく韓国芸能事務所が協賛するオーディション番組発のIZ*ONEも今年4月活動終了

ファン層が被りそうなグループ終焉デビューが重なったためにそれらのファンからの注目を集められたことがヒットを加速させたと思う。

そうはいってもNiziUは洗練されたK-popを歌い踊るのに、発展途上にある粗削りさや初々しさを売りとする極めて日本的キャラクターももっている。

八頭身美女いかついアイメイクラッパーが一瞬の隙もないパフォーマンストークをするようなのがこれまで日本話題になったK-popアイドルとすれば、それまでなかったような柔らかさをNiziUからは感じる。

その日韓エンタメハイブリッド感が新しいし、それが日本大衆にうけている一番の要因かもしれない。

個人的にはモーニング娘。とNiziUってそこまで被らないと思う。

今の娘。ベテランで洗練された9~11メンバーフォトジェニック12期~14期、新人の15期という世代間でのカラーの違いがあって、それぞれのジェネレーションの交わりが垣間見える。

そして意外と今のハロプロには隙はない。研修生上がりとそんな連中に圧倒されない子で各グループ構成されているのでデビューからタレントとして完成されている。

もはやモーニング娘。は「あのポンコツがこんな立派に成長しました」というような見方をするものではない。それは道重さゆみ卒業で終わった。

つんくが癌で一線を退いたあたりから心なしかハロプロにおけるオーディションのあり方は変わった。それがいいとも悪いとも思わないが。

芸能経験に乏しい子がスターダムを駆け上がる成長ドラマの一面があるNiziUとは対照的であるインタビューでもはにかむばかりで月並みなことしか言わないNiziUの様な初々しさは娘。にはない。

NiziUがジャイアントキリングを目指す新興クラブならモーニング娘。伝統あるスポーツ強豪校のような魅力じゃなかろうか。

毛色が違うので両者は共存する…というかハロプロ好きはかっこよさやかわいさを評価しているのではなく”ハロプロらしさ”を支持している奇特オタク共なので、いくらNiziUが魅力的でもそうは簡単になびかないと思う。岡村靖幸ファン久保田利伸フリーライドしないのと同じだ、「縄跳びダンス」程度の奇天烈さで彼らは満足しない。

2021-01-11

anond:20210111101225

書店にそれほどかよっているわけではないが、発行部数(見かける回数・量)は おけけパワー中島の方が多かったようだ。

おけけパワー中島の方がバズり方大きかったからか。

多くの共通点のある二作品だが、共通点と違いを挙げてみたい。

作者

・おけけパワー中島真田) 同人界より  姫騎士山本) ネットメディアでまんが連載あり

被造物

・おけけパワー中島は「二次創作小説」 姫騎士は「まんが(二次創作ではない)」

主題

・おけけパワー中島創作の意欲、技術 姫騎士人間関係こちらの方が少女漫画青年漫画文法の中心から外れていない)

舞台SNS同人誌即売会

・おけけパワー中島ではSNS重要   姫騎士ではSNSのウェイトは軽く、直接対面(大学特にサークル棟)が主たる展開の場

舞台原画

・おけけパワー中島では衝撃を受けるきっかけの場  姫騎士ではデートの場

舞台ー自室

・おけけパワー中島では創作の場  姫騎士では創作生活の場

主たる劇中の最優秀創作

・おけけパワー中島では(綾城)同人界にとどまっている 姫騎士ではネットで連載を始める

最優秀創作者に対する副主人公

・おけけパワー中島 被創造物に対する感謝から、それを創造したことに対する尊敬嫉妬  姫騎士 劣等感

主人公に対する最優秀創作者の態度

・おけけパワー中島 綾城はいい人だが(なんせ神だ)基本的に塩(上下感アリ)   姫騎士 同志、尊敬リスペクト上下感なし)

登場人物性別

・おけけパワー中島 男性はいない 姫騎士 男性も多い

登場人物ー副主人公以外の準モブキャラー数

・おけけパワー中島 少ない  姫騎士 多い

成長ー創作力・創作技術の上達

・おけけパワー中島 主題努力!) 姫騎士 バックグラウンドで進行、特に言及なし

成長ー生きづらさから解放

・おけけパワー中島 二次創作物の摂取・自らの創作を通じて  

 姫騎士 群像劇なのでさまざま(主人公ファッション・オシャレからまり、副主人公ダメ男との決別、男性キャラ就職などのエピソードアリ)

2021-01-05

まさか韓流ドラマにハマった話【追記あり2023年12月追記

俺用メモです。

韓流なんか見てたまるか、と思っていた基本韓国嫌いの俺ですが、ステイホームでうっかり「愛の不時着」を見てしまい、以来すっかりハマってしまいました。

良いものは良いと認めざるをえない。

というわけで俺のおすすめするトップ10+くらいをできるだけネタバレしない範囲で紹介したいと思う。

無人島ディーバ

1話、3話、最終話ラストシーンは涙。全編を通して人生訓にもなるような考えさせられる深い名言の宝庫。どん底から這い上がるたくましい生き方共感する。「強く願えばいつか叶う、意外な方法で」 パク・ウンビンの歌唱力に脱帽した。

恋慕

ウ・ヨンウ弁護士を好演したパク・ウンビンの魅力全開。韓流時代劇にはハズレなしだと思う。数奇な運命により、女であることを隠して王となり名君として良政を行う。女として生きたいが生きられない悲しみ。そして最後にたどり着く女としての幸せ。「欲しいものが一つだけありました。かんざしです。」最終話歴史に残る名作といってよい。

いつかの君に

君の名は。に大いにインスパイア()されたタイムリープ恋愛サスペンス恋愛物だがサイコサスペンスと謎解きがあり、時系列人間関係を立体図に書いてメモっていかないと頭の中がこんがらがるくらい複雑に絡んだストーリー。数々の伏線ラストで見事に回収されていくとても練り込まれ脚本。終わり方が本当に切なくて美しい。君の名は。オマージュ?というかそのまんまだけど。

紳士お嬢さん

76話もあって見終わるまで骨が折れるが、バカバカしくも続きが見たくなるよくできた秀作で結局最後まで飽きずに楽しく見られた。長かっただけに終わってからのロスが激しい笑

ウ・ヨンウ弁護士天才

心優しい、優しい世界の話。自閉症スペクトラム障害で人の心がわからないが写真記憶能力を持つ天才弁護士となって活躍する。ウ・ヨンウ弁護士がとにかくかわいい物語がとにかく優しい。心救われる映像物語現実的じゃないとかやぼったいことは言わない人へ。

私の開放日誌

なんかタイトルからして北朝鮮から逃げてきた人の話かと思ったら全然違った。人生なんてろくなことない、ただ心を無にしてやるべきことをやるだけ・・・という諦観の境地に達してしまった不遇な女性が、心を許せる「ヤクザ」と知り合って、互いに惹かれていく。自分こころ解放していく日誌をつける。人生がつまらないと心を閉ざしてしまったあなたへ贈る、こころが救われる物語主題歌が耳に残る。

王になった男

「恋慕」が明らかにインスパイアされてそうな、恋慕より数年前に制作された似たような作品こちらは女性男性と入れ替わるのではなく、庶民である道化師王様と瓜二つであったこから数奇な運命に巻き込まれていく。最終回はいろいろあったが一応のハッピーエンドでホッとする。

マイディアミスター私のおじさん

ラブコメみたいなタイトルだがコメディ要素が一ミリも無いとても重い話。不幸な生い立ちのせいで社会底辺で生きてきた少女が、人生に生きる意味を失っているものの誠実で心優しい「おじさん」と出会い、互いの人生に影響を与えていく。ヒロイン韓国トップアイドル歌手と知って驚いた。演技力素晴らしい。最終話は観ながら一時間ずっと泣いていたくらい。誠実な二人の幸せ未来を感じさせるラストが素晴らしい。

椿の花咲く頃

私が人生で一番泣いた作品かもしれない。登場人物の全員(ただし犯人を除く)に深く深く共感できる心理描写にとても優れた作品

不遇な人生のせいで自己肯定感どん底に落ちた未婚のシングルマザーが、苦労して苦労して子育てをする中、褒めて褒めて褒めまくるスーパーポジティブマン警官出会って立ち直っていく話。身近にありそうな人生ドラマであり、恋愛ドラマとしても素晴らしく、サスペンスドラマ殺人事件を軸に話が展開していく)としても秀逸。笑いもある。主人公の男女がとにかく魅力的。子役も魅力的。演技力凄い。最後まで視聴した後の読後感(余韻)が素晴らしい作品

梨泰院クラス(イテウォンクラス

ビジネスドラマであり不遇な青年人生をかけた復讐劇でもある。その点でよく半沢直樹っぽいと言われるが半沢直樹オモチャに見えるほど脚本が素晴らしい。群像劇なので登場人物それぞれの人生が並行して描かれるが、どの人物もとても魅力的。恋愛ドラマとしても秀逸。

貧乏な男との結婚はイヤ。だから好きな男は私の手で成功させる。私が努力してあなた金持ちにして差し上げます。」という恋愛観が衝撃的であり新鮮であり新しい女性像を描いていると感じた。

トランスジェンダーや肌の色の違う外国人への差別問題を扱った社会作品でもあり、彼女ら/彼らへの応援歌でもある。これも読後感(余韻)が素晴らしい作品。泣けるシーン多い。

スタートアップ 夢の扉

ビジネス恋愛ドラマIT系スタートアップ企業が生まれて成長していくさまがわりとリアリティをもって描かれている。恋愛ドラマとしても秀逸。笑い多め(3話ラスト死ぬほど笑ったw)恋愛ドラマとしてはラストの切なさが半端ない。結末には賛否両論あるようですが私はあれで良かったのだと思っている。メインキャストの一人、ジピョンは名前文字並べ替えると「手紙」になるというアナグラムになっているそうだがそういう緻密で心優しさに溢れる脚本が素晴らしい作品。あとシャレオツ音楽がとてもいい。OSTサウンドトラック)は必聴。

愛の不時着

クッソしょうもない笑いあり、シリアスあり、派手目なアクションありの総合エンタメ作品基本的には恋愛ドラマですが北朝鮮生活などが興味深く描かれておりエンタメ作品として極めて優秀。笑えるシーン多め。登場人物みんなに愛嬌があり魅力的。メインキャストではない二人のサイドストリー悲恋号泣。このドラマ音楽がとてもいい。Flowerという曲の和訳を読んで泣いた。サントラ欲しくなるドラマNo.1でもある。

ストーブリーグ

ストーブリーグとはプロ野球世界オフシーズンの冬の間の公式試合のない期間のこと。万年最下位で荒れたチームが門外漢ゼネラルマネジャーを迎えたことで劇的に変化していく。マネジメントとは何か、リーダーシップとは何かを考えさせられる。世の中の企業トップ経営者やチームのリーダーとなる方々に是非見てほしい作品

グリーンマザーズクラブ

サスペンスあり、子育てに悩む母親の姿あり、嫉妬あり、多くの要素が絡み合った複雑なドラマだが根底にあるのは女同士の真の友情と思いやり。前半は子育て中の、あるいは子育て経験のある男女ならとても胸にくるものがあるのではないだろうか。子役迫真に迫る演技もすごい。韓国ドラマはどうしてこれほどまでに心理描写に優れているのだろうか。

ラストまで展開が読めない見事な脚本で、終わった後の余韻も良い。41歳のイ・ヨウォン(ウンピョ)が美しい。音楽も良い。

39歳

人生の大半を共に過ごしてきた3人の女友達友情物語。三人のうちの一人が病気余命宣告されてしまう。親友っていいな、というお話

二十五、二十一

フェンシングスポ根物語かと思ったら、友情あり、恋愛ありのごった煮青春群像だった。いろいろ設定が非現実的だけど心理描写がうまくてとにかく泣けるドラマラストハッピーエンドではない。後味が必ずしも良くないけどドラマが終わって振り返ってみると色々なことがあった約20年間の出来事が一つ一つ思い出深く、本当にこの5人の若者たち自分も一緒に青春を過ごしてきたかのような思いに駆られる。記憶に残る作品青春ていいな。

注:韓国では数え年のようで、実際の年齢はマイナス2歳して下さい。(23歳と19歳)

ミスターサンシャイン

これは極端な反日感情描写を含むので日本ではあまり宣伝されないが、大河ドラマなみの超大作だと思う。完成度の高い傑作。朝鮮の「ザ・ラストお嬢様」と、偶然に彼女人生にかかわってしまった3人の男たちを中心に、李氏朝鮮崩壊していく時代の流れに翻弄される数奇な運命を描く。切ないお話

キム秘書はいったいなぜ?

笑いに全振りした恋愛コメディサウンドエフェクトの使い方が面白くて笑える。泣けるシーンもある。全編楽しんで見ることができ最後まで飽きない。悪人が一人も出てこない。登場人物みんながそれぞれとても魅力的。

その年、私たち

幼馴染の男女の成長の物語。7話くらいまでかったるいけど8話あたりから面白くなってくる。最後まで見てとても後味のよいドラマハッピーエンドなのもいい。そして音楽がほんといい。サウンドトラックを買いたくなるレベル

気象庁の人たち

キム秘書ことパク・ミニョンさんはもう完全にコメディ女優になってしまった笑。基本コメディ貴重の恋愛ドラマラストハッピーエンドだけどあんまりスッキリしないなあ。ミニョンちゃん可愛いだけのドラマ。まあ見ていて飽きないしドラマとしては面白くはある。

ミセン(未生)

ビジネスドラマ。「未生」とは囲碁用語で、まだ安全が確定されておらずいつ死ぬ相手に取られる)かもわからない碁石のこと。囲碁棋士を目指して挫折した青年(学歴ナシ)が26歳で初めて一般企業インターンとして勤め、ボロボロになりながらも人間として、ビジネスマンとして成長していく様子を描く。社会経験のある人なら涙なしには見られない真面目なドラマ韓流には珍しく笑えるシーンはあまりないド真面目一本勝負就活を控えた学生達にはぜひ見てほしい作品最終話は完全に蛇足で無いほうが良かった。

ヴィンチェンツォ

ヴィンチェンツォとは人名ビンセント」のイタリア発音と思われる。イタリアマフィア一家コンシェルジュ(最高相談役)として上り詰めた弁護士韓国に隠した財宝を取り戻すため帰国し、市井の人々と巻き起こすドタバタ劇。基本的にはコメディで泣ける要素はあまりないがサスペンス要素もあって面白い。

mineマイン

韓国財閥一族の熾烈な権力争いを描くドロドロの昼メロサスペンス。泣ける要素はあまりないが面白かった。

刑務所ルールブック

プロ野球チームでエースピッチャーだった兄が、暴漢に襲われた妹を助けたものの過剰防衛犯人を殺してしま刑務所に投獄される。プロ球団から解雇され引退か、となるが刑務所内で地道に練習を続け、最後プロ野球に復帰するという物語淡々と進むストーリーで退屈な部分もあるが、いいドラマだった。

秘密の森

検事ドラマ。腐敗した検察庁の悪を暴こうとする若い検事女性刑事シーズン2は退屈でイマイチだった。

番外編

評価高いものイマイチだったのは以下の作品かな。

トッケビ

トッケビとは韓国に伝わる妖精妖怪?みたいなもの輪廻転生を超えた普遍の愛を描いたファンタジー。一大ブームを起こした作品のようですが私には合わなかった・・・

サイコだけど大丈夫

人気があるみたいですが私には合わなかった。登場人物にあまり魅力がない気がする。共感できなかった。

まぶしくて - 私たちの輝く時間 -

25歳の女性が浜辺で拾った古い腕時計を巻き戻すと自分だけ時が進みおばあちゃんになってしまう。見た目おばあちゃんの中身25歳が繰り広げるドタバタ劇。ネタバレになるので書かないがラストであかされる真実はとても重い話だった。

とりあえずこんなところで・・・

2020-12-31

anond:20201231230908

鬼滅ってたんじろう主人公ってことになってるけど群像劇なんだよ

柱っていうのは大人メタファーで男も女も覚悟見せて死んでくからこそ美しいし

主人公組はそれに感化されて成長する子供なの

ラスアスは見てないけど

スターウォーズスカイウォーカーって正義絶対的中心だから、そこが死ぬのは精神的支柱の欠如なんよ

視聴者にとって投影対象が死んじゃうの自死

ガンダムF91を見ていて

女体化学園物にしたら面白いだろうな…とふと妄想してしまった。

もちろん、女性女性のまま。

ごくごく普通シーブックを取り巻く青春群像劇

高校運命出会いをするセシリーシーブック

優等生セシリー

パン屋で働くセシリー

セシリーが急な転校。

シーブックが通う高校吸収合併されて転入してきた、皮肉屋で姉御肌のビルギット先輩。

そばかすを気にしている可愛いビルギット先輩。

ヒステリー気味のシーブックを窘めたり、フォローする気遣いやのビルギット先輩。

お嬢様学校クロスボーンバンガード高校

ザビーネとセシリーの腹の探りあいをするようなお嬢様っぽい会話。

ものもらいでアイパッチを付けているザビーネ。

…などなど。

友情あり、百合あり、革命のような展開あり、裏切り裏切られのドロドロなムネアツな展開。

上げるとキリがないけど、濃厚な設定を入れても舞台劇になりそうな雰囲気やな。

ガンダム要素を生かすとなると、ガンダムビルファイターズ世界に落とし込めばしっくりきそう。

ビルファイターズシリーズは便利な設定やな。

2020-12-29

anond:20201229104943

ノートメモ(できれば似顔絵も)をとりながら見るとだいぶ改善される

・完結編まで一気見してその後(ストーリー以外をほぼすべて)忘れる

・それでもだめな作品はいっぱいあったけど面白さがすべてを凌駕する

 

自分最初人物みわけつかなくてダメだったけど今となっては愛している作品

Fate/zero (2人×7組の戦争ごっこ。メインキャラ14人+補欠選手2人。特によく似た印象の目の死んだ焦げ茶髪30台おじさんが2人交互にでてきて最後にこの2人だけ残ったときはどうしようかと。)

Fate/apocipha (2人×7組×赤と黒団体のチーム戦をしている。メインキャラ28人。しかし片方は6人最初から退場してるから22人。かとおもったらあと審判1人と召使い1人もメインキャラ。しかも途中裏切り行動が入るので赤黒入り乱れてうごーってなる)

あとやけに分厚い系ラノベはたいていそれ。ホライズンとか銀英伝とか群像劇っていわれるようなやつ。必要がなければ読み返さないことにしている。あるときメモとって耐え忍ぶ。

2020-11-21

禍つヴァールハイトアニメソシャゲしてたら楽しめるのかな?

群像劇にしたってみんなモブすぎでは

2020-11-09

anond:20201109192259

政治の動き(っていうか政治家含めた動き)って群像劇から好きな大人は多いよ

週刊誌読んでるようなおっさんは基本好きなんじゃない?

ネトウヨに属する人も多くは政治に興味持ってるだろうし

2020-11-01

anond:20201101145517

ブギーポップの魅力は当時「キレる十代」を筆頭に荒れてた少年少女感情を表したところにあると言っていいですね。いわゆる準現代群像劇です。

2020-10-13

普段ほとんど本読まないけど、3~4年に1度読み直したくなる小説

海がきこえる」「海がきこえるⅡ アイがあるから氷室冴子

ジブリアニメ化した作品原作アニメ化したのは「海がきこえる」までだけど、原作結構違う展開になっている。

アニメでは駅で再開してるけど、原作では帰省する前に大学パーティーで再開してその後デートしたりしている)

一応恋愛ものではあるものの、90年代リアル学生生活空気を書いている作品でもあると思う。

海がきこえるⅡでは、いつの間にか里伽子が主人公のことを呼ぶとき「杜崎くん」から「拓」に変わっていて、付き合っているわけではないんだけどもうすぐ付き合うなこれ…みたいな空気感がキュンキュンする。

近藤勝也挿絵もかなり好き。


理由宮部みゆき

とある殺人事件にかかわった人々にインタビューする形式物語が進行し、たまに事件の中心人物(の兄弟)に視点を移行しながら事件の全容を語るミステリー

たくさんの登場人物の背景を細かに説明して、ちゃんストーリーにつながるようになっている群像劇がすごい好き。

映画DVD買って何回も観た。めっちゃ有名な俳優女優(亡くなった人も多い)がいっぱい出ているのでおすすめ


「誰か」「名もなき毒」「ペテロの葬列」(杉村三郎シリーズ宮部みゆき

富豪の娘と結婚したばかりに、善良で人畜無害人間なのに何故か事件に巻き込まれるようになってしま主人公の話。

主人公について昔はただただいい人だ…としか思ってなかったけど、最近はこんな男いねーよ絶対作者の願望入っているだろと思えるぐらいには大人になってしまった。

希望荘」以降はまだ読んでいない。


ファーストプライオリティー山本文緒

31歳の女性」にまつわる短編31話入っている短編集。

大体1話につき8~10ページぐらいで、様々な31歳の女性日常感情がすっきりまとめられており、中途半端に終わる話が少ないので大変読やすい。

これだけあるんだからどれか一つは琴線に触れる作品があると思う。


後宮小説酒見賢一

はるか昔に「雲のように風のように」というアニメが作られている有名な小説

中世中国風の世界で、基本は田舎少女後宮のし上がる?話だけど政略あり戦争あり哲学ありお色気あり百合薔薇近親相姦ありいろんな要素を詰め込んだ闇鍋のような作品

俯瞰視点で語るタイプの切り口なので、すっと頭に入ってくる。

どうでもいいが「雲のように風のように」は主人公銀河よりも渾沌に当てはまる言葉だと思う。

2020-10-02

anond:20201001164714

「1回」が途中で切れてたので別にした

1回しか出てない方が熱が入ってる紹介も多くて、個人的には気になる漫画が多い

2020-10-01

ネタバレ注意】『ラッシュライフ』の章題「最高時速240キロ場所から物語が始まる」考察

※※ご注意!※※

伊坂幸太郎著『ラッシュライフ』(新潮社刊)の伏線考察であり、トリック的な部分に深く触れています。未読の方はこの記事を閲覧しないことをお薦めします。

作家伊坂幸太郎さんの人気作『ラッシュライフ』。

画商と画家プロ泥棒新興宗教信者精神科医サッカー選手失業した男・・・つのストーリーが併走する、巧緻な群像劇ミステリーで、とても好きな作品である

先日、書店に行ったところ、作家生活20周年を迎えた伊坂さんのフェアがスタートしていて、伊坂さんのインタビューが載った特別記念冊子も置かれていた。このインタビューの中で「二十周年だから明かせる、作品に関する秘密」はあるかと質問された伊坂さんは、『ラッシュライフ』について興味深い発言をされていた。

ここに引用してみる。

ラッシュライフ』の冒頭の章扉に、「最高時速240キロ場所から~」と書いてまして、ある機会に一度話したことがあるんですが、あれって物語構成示唆している伏線なんですよね。その分野に詳しい人が、「あれ?」と違和感を覚えて、読み終えた後に、「そういうことだったのか!」と喜んでくれるんじゃないか、と期待していたんです。ただ、意外にそういった声は聞こえてこなくて、独りよがりだったかなあ、と少し反省しています(笑)。当時、最初の一行目にヒントがある、というのをやってみたかったのかな。


この「物語構成示唆している伏線」というのが気になってしまった。

引用文では「最高時速240キロ場所から~」と省略されているが、正しくは「最高時速240キロ場所から物語が始まる」。伊坂さんが話しているように、章扉に書かれている一文なので「章題」と呼ぶべきものだろう。

自分は『ラッシュライフ』は複数回読んでいるが、そういえば、この章題をさほど気に留めたことはなかった。

章扉の次ページからラッシュライフ』の本文になる訳だが、その始まりは「画商と画家」のパートだ。画商の戸田画家の志奈子は得意先回りのために「のぞみ500系」に乗車している。

から当然、「最高時速240キロ場所」とは、この「のぞみ500系」のことだろう。今まで単純にそう思いながら読んでいた。

これの何が「伏線なのだろうか?

1人でただ考えていても見当がつかず、何か手掛かりはないかと「のぞみ500系」でネット検索してみた。

すると、あれっ?と思う結果が出たのだ。

のぞみ500系」は2010年に引退し今は走ってはいないが、運行していた時の最高時速は「300キロ」だというのである

「240キロ」ではない。

では、この章題は、間違っている・・・

まさか「間違っていること」が「伏線」なのか?

やはり考えても分からなかったので、さらに『ラッシュライフ』の再読を進めることにした。

すぐに、あることに気づいた。

のぞみ500系」ではない、新幹線名前が登場するのだ。

文庫版(初版)だとp.21、ここから新興宗教信者」のパートが始まる。仙台駅近くの喫茶店で、信者河原崎がコーヒーを飲んでいるシーンだ。

河原崎がぼんやりと窓から眺めているのが、ホームに入ってくる「MaxやまびこE4系である

そこで、「MaxやまびこE4系」も検索してみた。

この車両2012年に引退しているそうだが、それはともかく。

その最高時速。

「240キロ」だった。

これはいったい、どういうことなのか。

重大なネタバラシをしてしまうと、『ラッシュライフ』は数日間の物語だが、時間的に古いエピソードから順に書かれている訳ではない。作者は5つのパート時系列を崩して配置しているのだ。その配置によって、異なるパート登場人物たちが接近しているように見えたり、時間を隔てたエピソード連続して起きているように見えたりする。そう見えることがさらに謎を生み、ストーリー錯綜しているように読者は錯覚してしまう。本書の読みどころは、その「騙し絵」のごとき、巧みな構成だ。

具体的に言えば、前述の戸田と志奈子の「のぞみ500系」乗車シーンは、冒頭ではあるが、実は物語の「いちばん古いエピソード」ではない。

では、時系列としての「ファースト・シーン」はどこなのか。

それがはっきり分かるのが、p.450からの本文。仙台駅前に白人女性が立っている。彼女スケッチブックを手にし、街行く人に声をかけて「好きな日本語」を書き込んでもらっている。登場人物たちがスケッチブックに書き込んだ順番がここで明かされることで、物語の正しい時系列が判明するのだ(本書には、このスケッチブックエピソード以外にも、読者が正しい時系列を把握するための描写が随所に散りばめられている)。

さて、スケッチブック最初に書いたのは、誰だっただろう。

それは「新興宗教信者」の河原崎だった。

時間的には、『ラッシュライフ』は河原崎のパートからスタートするのである

河原崎は喫茶店から、最高時速240キロの「MaxやまびこE4系」を眺めている。

最高時速240キロ場所から物語が始まる――

この章題は、「間違い」などではない。 

これは「MaxやまびこE4系描写されているシーンから物語が始まる」という意味だ。

物語の真のスタート地点」を暗に示した「伏線」だったのだ。

伊坂さんはインタビューで正解を語っていないので断定はできないのだが、「物語構成示唆している」とは、こういうことだろうと推測する。

インタビュー中の「その分野に詳しい人」とは、鉄道マニアのことだろう。

かに鉄道に詳しくないと、自力でここが「伏線」だと発見するのはかなり難しい。

鉄道が話の筋にに大きく関わる訳でもないのに、「500系」「E4系」と車両形式まで書かれていることにまず疑問を持つべきだったのだが、残念ながら今までまったく気にせずに読んでいた(戸田と志奈子は「のぞみ500系」を降りた後、東京食事をし、仙台へ向かうためにまた新幹線に乗るのだが、その場面では、ただ「東北新幹線」と書かれているだけ。愛称車両形式も記されていない。問題伏線とは関係ない新幹線なので描写する必要がなかったのだろう)。

それでも、伊坂さんからのヒントによって、こうして『ラッシュライフ』に秘められた、伊坂さんの洒落っ気、遊び心を知ることができて嬉しい。この作品がより好きになった。

最後に、『ラッシュライフ』の5つのパート構成については、『文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎』(河出書房新社刊)に、詳細な「時間事件相関図」が掲載されているので参照するといい。

2020-08-31

僕の地球を守ってを無料マンガアプリで読み返している

主人公思い入れしづらいマンガだったんだなと読み返してみて実感する

ありすはまあなんとかとしても、木蓮微塵も共感できない

なら思い入れたい男性キャラはというと、これもイマイチ

輪はかわいくないし歪みまくりシオンねじくれまくり

それ以外にイケメン要素キャラ無し

そう思うとSF群像劇なんだなあと

よくある少女マンガ主人公目線アイドル異性がない

2020-08-21

ちょっとSFおせーて

最近銀河英雄伝説でぃのいえてーぜを観てるんだが、こういう戦争しててちょっとSFでいくつかの勢力対立してる作品ってなんかない?

あ、銀英伝は昔テレビでやってたやつ観てて原作も読んでた。ガンダムちょっと知ってる。ヤマトはそんな好きじゃなかった。メカニックより話の内容が好きなタイプ群像劇っていうのかな

媒体二次元ならなんでもいいや。あとはあんまり対立勢力多くない方がいいかな、覚えきれないし。有識者頼んます

2020-07-31

anond:20200731185006

主人公を描くのが主軸の作品でサブがその物語に都合良いだけの装置になるのはどれでもそうだろ

サブまでしっかり主役級として描く群像劇なら別だが

読み切り短編にそこまで求めても

2020-07-29

マイナーかもしれんが教えてくれ 追追追追記しました

好きな漫画メジャーじゃなくてつらい

というかジャンルとか出版社?がバラバラすぎてどういうのが好きなのか自分でもわかってない

有識者、下のリストを参考に俺の好きそうな漫画を見繕ってください…(タイトルうろ覚えもあるのは許してくれ)

…尽きた

思い出したら追記する。有識者よろしくお願いしま

ここまで追記、ここからは「記事への反応」で教えていただいた作品リスト

作者さん推し

ある有識者兼同志の好きな作品

熱いオススメ文→anond:20200730215107

7月30日13時30分の追記

遅めの昼〜と思って開いたら「人気エントリ」に載っててビビった。作品まとめようと思ったけど昼休みでは終わらなさそうなので途中だが投げさせてくれ。マイナーじゃないという指摘はごめんとしか言えない。まとめの続きと他のコメントへの返信はまた夜にします。たくさんの意見が集まってて感謝しかないし、俺と似た趣味の人、正反対趣味の人の役に立てればと思います

同日18時の追記

とりあえずブックマークコメントから作品リスト追記した。他のコメントの返信はまだ待ってください。重複あったらごめん、消してるつもりだが正直チェックしきれてない。

同日21時の追記

ほとんどのブックマークコメントに返信できたはずです。皆さんありがとうございます。こんなに有識者が集まってくださるとは思いませんでした。土日とか引きこもってるんで少しずつ教えていただいた作品を読もうと思います本当にありがとうございました。よければまだまだコメントしてください。

有識者名簿

b:id:tomasoon b:id:Bioegg b:id:reachout b:id:masaq55 b:id:synopses b:id:ruka98 b:id:right_eye b:id:heyjoe0123 b:id:moocc b:id:tomatopasta b:id:auto_chan b:id:kudoku b:id:syakepa b:id:ifttt b:id:kk255 b:id:kagecage b:id:camellow b:id:Tailchaser b:id:kiwamaru100 b:id:soraboby b:id:yamadadadada2 b:id:mini3mini3 b:id:augsUK b:id:AKIMOTO b:id:fusionstar b:id:Zephyrosianus b:id:mame_3 b:id:hak2407 b:id:tukanpo-kazuki b:id:marumusu10 b:id:ippeichangg b:id:aox b:id:hirarino b:id:namisk b:id:odakaho b:id:vndn b:id:zataku b:id:kurotsuraherasagi b:id:kohgethu b:id:ayumun b:id:hocopi b:id:mobile_neko b:id:Dr_Shibaitaroka b:id:fncl b:id:ustam b:id:gabill b:id:x100jp b:id:molbolmol 

おすすめ作品

その他おすすめ

有識者名簿

b:id:mionhi b:id:takeox b:id:fusionstar b:id:odakaho b:id:makopan b:id:watarux b:id:sds-page b:id:hetarechiraura b:id:onesplat b:id:nomitori b:id:kitayama b:id:pyiec

ジャンル

作者さん

雑誌

漫画じゃない

布教

きじゃなさそう

曽田さんが好み分かれるみたいですね。これは面白そうなので早めに読んでみるわ。

その他返信

b:id:go_kuma b:id:mutinomuti b:id:memorystock

趣味が逆だからこそ、このリスト活用してほしい。合わない人はとことん合わないと思うし。

b:id:nmcli b:id:tomoP b:id:tobaritooth

同志さんはどうぞこのリストを参考にしてくれ!!俺は俺が好きな作品好きな人が増えるのは嬉しいタイプなんだ!!

b:id:soraboby b:id:bloominfeeling

今、あなたSOUL CATCHER(S)の話をしましたね!?!?読み切りからずっと好きなんだよあれ!!周りに好きな人が居ないんだが俺は好きすぎて定期的に読み返してるぞ!!「春よ、来い」を聴くたびに泣きそうになるし読み返したくなる作品だ!!俺は吹奏楽知らんし音楽とか楽器ピアノちょっとかじってたぐらいだが、そんなど素人でも楽しめるぞ!!なんてったって主人公吹奏楽素人からスタートするから!!!専門用語楽器などについては説明入ってるし、曲名も明記されてるから俺的には漫画見ながら作中に登場する曲を聞いてみるのをおすすめする!!b:id:bloominfeeling さんも良かったら読んでくれ!!!1話だけでいいか!!!ジャンププラスだと3話まで無料!マワシヨミジャンプなら3巻まで無料!!とくに1巻はレア度Cだからすぐ見つかる!!2巻と3巻もレア度Bだから探せば見つかる!!!買うなら全11巻だからお財布に優しい!!ジャンプラでレンタルするなら総話数90!!つまりコインに換算するとボーナスコインも使えるうえにたった2610コイン!!でもジャンプラは1日1回限り動画視聴でコイン30が消費無しになるのでそれだと読むのに約3ヶ月かかるが実質タダみたいなもんだよ!!!良かったらぜひ!俺はこれきっかけで地域吹奏楽コンクール行くようになったぞ!どうでもいいが俺は去年の「エイプリルリーフ」って曲が好き!!とにもかくにもよかったらSOULCATCHER(S)を読んで欲しい!読めばSOULCATCHER(S)という不思議タイトル意味もわかるから!!SOULCATCHER(S)をよろしくお願いしま!!!!!!

方法とかのコメ

b:id:yamapi33 b:id:auto_chan

そんなつもりはなかったが、結果としてツッコミつつも教えてくださる有識者方が集まってくださったので、これから意図的にそうしてみる。

「わざとツッコミどころや噛みつきやすい部分を用意すると有識者マイスター様が集まってくださり記事が伸びやすい」といったところか。

b:id:masayoshinym b:id:Baybridge b:id:TakamoriTarou b:id:lionsage b:id:yas-mal b:id:watarux b:id:morimori_68

b:id:ivory105 b:id:hatechan09 b:id:Silica b:id:watarux b:id:whirl b:id:mame_3 b:id:hirarino

受け付けない、こういうのは苦手、読んだけど合わなかった作品、何が好きかより何が嫌いか、嫌いな漫画

そういう情報があったほうがオススメやすいんだな、ありがとうからは気をつける

でも自分でわかってるのはグロは苦手、エロ恋愛ストーリー必要範囲だったら読めるけどそれメインだとあまり読まない、絵柄はあまりにも非現実的だと読みにくく感じる、ジャンル縛りは特にない…ぐらいなんだよな。アドバイスありがとう

b:id:fkatsya b:id:mujisoshina

趣味を狭めてるつもりはなくて、ただもっと自分の好きな作品が探しやすくなればいいなと思ったんだ。それに明確なジャンルとかあったほうが説明やすいから…。でもそうですね、ラベリングにこだわるのも良くないか。確かに絶対共通項があるわけじゃないし、俺は俺が好きだと思える作品を見つけ続けるようにする。ありがとう

俺が好きになりそうな傾向や要素

有識者名簿

b:id:nmcli b:id:fusionstarb:id:ippeichangg b:id:namisk b:id:odakaho b:id:kurotsuraherasagi b:id:kohgethu b:id:ayumun b:id:kitayama b:id:mobile_neko b:id:pptppc2 b:id:fncl b:id:wonfeipon b:id:x100jp

…わりと心当たりがある。確かに天才とか群像劇とかそういう話が多いかもしれない。指摘されて初めて気づいた。

ご指摘に関して

名簿

b:id:eriotto b:id:sys-cys b:id:hatechan09 b:id:fujifavoric b:id:totoronoki b:id:kamonyan1 b:id:iiko_1115 b:id:f84w1dqd60j

これはもう頭下げるしかない。メジャー/マイナー定義がしっかりできてなかったしあやふやな書き方をした俺が悪かった。今はもうアニメ観てないし、大賞とか売上情報とかそういうのをきっかけに読むタイプじゃないし、情報収集も疎かにしてるから知らなかったんだ。本当にごめんなさい。

個人的には b:id:pkoiri さんの

この漫とかの上位読みまくれば?メジャー作品が好きみたいですし

という皮肉コメが好き。心にダメージを受けた。ごめんなさい。

2020-07-18

ほのか恋愛ベースにしたほろ苦さもある青春群像劇みたいな絵が綺麗っぽいマンガが読みたい

ふだんは4コママンガばかり読んでいるのだけども

このたびイエスタデイをうたってにハマって原作も読んだら良くてこういうのをもっと読みたいと思ったのだけど原作者さんの他の作品を読んだら求めてるのとは違かった

恋愛マンガなら少女マンガかもだけどちょい違くて男の視点も女の視点も両方あるのがいい

なんかありますか?

2020-07-13

プリティーリズム・レインボーライブを見てください

anond:20200713195127

ウソップ主人公ワンピース」を求めてる増田に勧めたいのはプリティーリズム・レインボーライブ

少し前の女児向けアニメだけど、女児アニメ抵抗がなければ是非見てみてほしい。(抵抗があっても騙されたと思って見てみてほしい)

プリティーリズム・レインボーライブは、女児向けのキラキラ・オシャレでコーティングされた、スポ根青春群像劇だ。

インキャラは7人の中学生女子と、それを取り巻く3人の高校生男子、3人の大人男性、1人の少し年上の女性

この14人が、「プリズムショー」という架空スポーツを通して、互いに影響し合い、家族や様々に纏わる因縁解決し、成長していく物語だ。

主人公の「彩瀬なる」は、プリズムショーのどしろうとの中学生中学校職業体験プリズムショーに纏わる店に関わったことでプリズムショーに触れ、プリズムショーや音楽を志す同級生や、プリズムショーのエリート選手養成機関に通う生徒たち、その中でもトップエリートの「蓮城寺べる」らと出会いプリズムショーを通して成長していく。

ネタバレになるが、作中で、主人公のなるは恋をする。しかし、その恋は実らず、意中の男子友達女子と付き合ってしまう。

また、物語クライマックスプリズムショーの王者を決める四年に一度の大会なのだが、そこでもなるは結果を残すことはできない。

なるは陽気でお気楽人物だ。終始、周りの人物に関わり、事態を引っ掻き回したり後押ししたりしている。そんななるが起爆剤になったり、ならなかったりしてさまざまな登場人物が関わり合い、物語は進展していく。

作中では、女児向けアニメにも関わらず、裏切りネグレクト毒親交通事故遺族の問題など、終始ヘヴィテーマが繰り広げられる。そんな事態に、時には明るく首を突っ込み、時には友人たちのために奔走するのが主人公のなるなのだ

あとは騙されたと思って見てみてほしい。

本当に全人類に見てほしいアニメです。

2020-07-06

ソシャゲストーリーに関して思う事

ゲーム性よりも、キャラストーリー、設定を売りにしたタイトルに関する話。

あくま自分感覚だが、読みやすものと読みにくいものがあるなと感じたので、理由を考えてみた。

基本的に、ソシャゲ登場人物が多い。

そして、ガチャ存在からキャラ殆ど主人公クラスの設定持ちだ。

なのでその登場人物をメインストリー最初から「大量に」出されると自分は非常に読みにくく感じる。

どれが良い、悪いとは書きたくないのでタイトルは書かないが、設定やストーリー、そしてキャラに興味を持てるラインまで読める作品

話の序盤に出てくるキャラが極力少なく思える。

世界観すらわからない状態で「名前も知らない、モブでないキャラ」が(例えば10人程)入れ替わり立ち代わり出てきて自己主張されるともう頭がパンクしてしまうのだ。

読みやすいと感じる作品場合、魅力的なキャラが沢山いても最初に出てくるのは世界観説明をするのに必要であり、主人公周りのストーリー

進める為に絶対必要人材だけである。そして、物語を進める為に次の魅力的なキャラが出てくる。

ベストになるとガチャピックアップキャラ数人を主軸とするので、メインストリーが読みにくいと思う作品結構普通に読めたりする。

面白い面白くないは別として読みやすい。

ちなみに世界観キャラに関して色々分かった後で読むような群像劇は楽しく読めるので、最初から大人数というのが自分には問題なのだろう。

運営としてもキャラを早く紹介する事で課金の方向へとつなげたいのかもしれないが、個人的には最初物語としての読みやすさを優先して貰った方が

キャラにも入れ込みやすいと感じる。

2020-05-23

自分上司や先輩になれる人間じゃない

自分会社を辞めたのはこれが一番大きかったのかもしれないな。

10年近くサラリーマンをしてきて、転職も数回した。

何処へ行っても厄介者みたいに扱われ、転職してもうつ病になり。

耐えても耐えても顔に出やすかった。

はけ口が無くて心をすり減らし、顔から覇気がなくなっていた時期もある。

仕事場に根が張ってるような生活だった。

別にその頑張りを周りが評価してくれていない訳じゃない…。

別業種の同僚は頼りにしてくれたし優しかった、その会社から委託された仕事をこなした時も頑張りは見てたと言ってくれた。

会社から表彰してくれた事もあるし、社長が声をかけてくれた事もある。

でも、それだけなんだ…。

階級が平社員より上の光景が望めないから、ふと気持ちが切れてフリーランスになった。

部下やサポートに立ち回るのはうまくなった経験フリーで生きている気はするが、世間的にメインは張れないという壁。

人として歳を重ねて辛くなるばかり。

今でも、悔しいしそれが棘になって食い込んだまま取れないでいる。

育てる部下がいるとはどんな気持ちなんだろうとか…

会社を支えるというのはどんな気持ちなんだろうとか…

慕われるというのはどんな気持ちだろうとか…

そういえば人に教えるときに事前に何度も頭でシミュレーションしてる時がたまらなくワクワクしてるなとか…

他人日記まとめサイト出て来る部下と上司群像劇が、自分にはおとぎ話のように見える。

当たり前の事が、劣ってる自分にはとても羨ましいんだ…。

2020-05-09

イエスタデイをうたって』第4話まで見た感想とQ&Aみたいなもの

TVアニメイエスタデイをうたって』は、私はとてもおもしろく見ている。そもそもこういったドライ恋愛群像劇が好きという個人的な嗜好を差し置いても良い作品だと思う。傑作というよりは、ケチのつけようのない佳作といったところだろうか。レビューで言えば私は星5を付けると思う。

 

アニメーション制作は安定の動画工房声優陣も演技派。特にヒロインの晴役の宮本侑芽さんは『SSSS.GRIDMAN』の立花役でお馴染みで、素晴らしく自然な演技で見る(聞く)もの全てを魅了する。好き。

 

淡々とした恋愛群像劇である漫画には疎いので原作全然からない。20年前くらいの作品だそうである

私は昔の漫画とか小説とかは現代版にリメイクしてリリースしたほうが良いのではないかと思ってしまうのだが(最新のアニメガラケーが出てくると興ざめししまう)、今作は当時の雰囲気のままアニメ化されている。しかし、古臭さは全く感じずに見ることができた。演出の巧みさと、普遍的テーマを扱っているからだと思った。

 

だけど、今作のレビューはいまいち芳しくないように思われる。アマゾンのレビュー現在、星3.5。星4以上で良作と考えれば、星3.5を見てスルーしてしまう人もいるかもしれない。

というわけで、レビューに寄せられた低評価コメントにここで反論ってゆうか、いやいやそんなに悪い作品じゃないよということを反駁していきたいと思う。"引用"部分は大意で原文ママ引用ではないです。

 

世代共感しづらい

この20年くらい前の作品が旧世代共感しづらいとすれば、新世代は共感やすいということになる。とすれば、このモラトリアム人物主人公に据えた物語は先見性があり、普遍的テーマ提示していることになる。この不安定時代の中、旧世代モラトリアム生活余儀なくされるリスクがあるだろう。であれば、全世代に刺さっても良い作品なのではないか

 

女性たちが主人公男を好きになる理由がわからない

かつてのメロドラマでは必ず「ズキューーーン!いま好きになりました!」みたいなシーンが描かれたと思われる。しかし、現代リアル物語において必ずしもそれはないのではないか。例を挙げるのが適切かどうがわからないが、『俺ガイル』『月がきれい』『Just Because!』にそんなシーンがあっただろうか。

まして、我々の実際の恋愛を顧みれば、そんな瞬間はあまりないのではないか。なんとなくいいなーと思って好きになってたというシチュエーションが多いのではないか個人的な話だが、私は「休憩中に携帯電話を一切見ずに、ぼーっとしてたり、たまに本を読んでいたりする所作がなんか良い。あと、背が高い」という理由熱狂的に好きになったことがある。

スマホ太郎』みたいな何の説得力もないハーレムアニメ、『リゼロ』のレムみたいな男の理想を極端に具現化した過剰なキャラならまだしも、本作はそれぞれの人物主人公に惹かれ得るバックグラウンドがあることが示唆されているので、「好きになる理由」は現状あまり気にならなかった。

 

原作重要且つ細かい部分が違う

これについては、「原作に忠実」派と「原作と違う」派に意見がわかれているようである。私は原作はぜんぜん知らないのであるが、アニメだけ見ている限りでは特に変な部分は感じられなかった。

 

使い尽くされたテーマを流用しているだけで古臭い

特にボロボロ雑巾のような古臭さは感じられなかった。だけどもしや脚本だけ読めば古臭いのかもしれない。おそらく演出の巧みさが秀でているのだと思われる。私はストーリー演出演者おもしろくみている。

 

いきなり可愛いヒロイン主人公アプローチするのがファンタジーすぎる

これはたしかに第1話冒頭でおいおいって思った。肩にカラスを乗せた天真爛漫な美少女主人公ベタ惚れって。ただ、ヒロインにも何らかのバックグラウンドがあるらしいことが明らかになるので、特にストーリーの中で気になることはなかった。今後の最終回まで、それがストーリーの中でどれだけの説得力を持つのかを精査していきたい。

 

主人公がうじうじしすぎている

私はそうは思わなかった。むしろこのくらいがリアルでちょうどいいんじゃないかと思った。近年の作品では、早くに主人公ヒロイン恋愛フラグが立つものがけっこうあって、「はやくくっつけよ!」ともやもやする気持ちはわかるけれど、これも個人的嗜好だが、もやもやを引きずったまま突き進む物語が好きだ。特に違和感は感じなかった。むしろ3D彼女』のように、さっさとくっついたはいいけど、くっついてもなおうじうじしている主人公の方にもやもやする。

 

原作を1クールで終わらせようとしているので総集編みたいに感じる

原作を全く知らないので、特に急ぎ足だとは感じなかった。原作を読んでいればもしかしたらそう思ったのかもしれない。

2020-04-05

[]2020冬アニメどうでした?

こんちは増田です。4月になって春アニメが続々と放送開始している今日このごろ、いかがお過ごしでしょーか。

私は研修で遠方に缶詰になってまして、ようやく戻ってきたと思ったら今度はコロナの影響で自宅待機とか。この業界も影響出るんだって初めて知りましたよ。全然影響なんてないと思っていたのに……

というわけで、もう書かないでおこうと思ったアニメの話ですが、自宅待機のおかげで時間があまりまくってヒマなので、冬アニメの総括などを懲りずに書いていきたい。

なお、前回の記事

[アニメ]2019年アニメどうでした?

https://anond.hatelabo.jp/20191215115436

最高でした

映像研には手を出すな!

クワク感が半端ないものづくりとか創作はこれがあるからやめられない。って言うのがわかってもらえるんじゃないかと思う演出が憎い。現実世界から空想世界シームレスに移る部分がすごく心地がいいなと感じました。3人の能力に特化した作業分担。金森氏のようなプロデューサーだって創作に関われるんだよってところもポイント高いですね。今かかっている劇場版SHIROBAKOでも同じ。現場だけではアニメ(それ以外の創作作品)は作れない。だから金森氏が人気なのか?

空挺ドラゴンズ

いい群像劇を見せてもらいました。各キャラクター個性はあれど突出はせず、タキタミカを中心にうまく話がまとめられていてわかりやすかった。

空を飛ぶ壮大なシーン、世界観を画で見せる。美術・背景もキレイ。最高の演出オンパレード食事シーンも最高にいいのですよ。ああ、龍肉食いたい。

歌舞伎町シャーロック(2クール目)

アニメファンからは全く相手されなかった作品だけど、私は声を大にして言いたい。最高。

当初の犯人しから、身近な人の犯罪を暴いていったり、予期しないストーリー探偵もの醍醐味ですわ。決して派手なストーリー演出はないんだけれど、だからこそ人物感情がくっきりと描かれている。これ、アニメではなくて実写のドラマとしても展開出来るいい脚本だと思いますシリーズ構成岸本卓さん、いろんな引き出しを持っている人なんだろうなあ。

よかったよ

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います

最初感想はすんごくどーでもよかったんです。友達の家で他の人がプレイしてるゲームをぼーっと眺めているだけって感覚に近い疎外感を受けながら見ていたんですが、だんだん物語に惹かれていくんですよ。なろう系でチートお話なのでそこまで最初はじっくりとは見ていなかったんですが、キャラの可愛さと作画の安定感、アクションシーンもかなり動いていたのが結果的作品に入りこめたんだと思います製作スタッフが頑張った作品ですね。2期製作おめでとうございます

魔入りました!入間くん(2クール目)

安定の筆安一幸脚本最初から最後まで外れなしの各回。半年前納品のNHKアニメから出来る安心クオリティ。そりゃ面白いよ。キリヲの回でラスト超盛り上がる構成すごいなって思ったら、ラストはくろむちゃんのネタを持ってくるとこが衝撃でしたよ。キラキラの衝撃だよ本当に。2期も期待してます

ランウェイで笑って

作品自体面白いのでアニメもそりゃいい感じになりますよ。二人の視点が絡まって話を盛り上げるのはストーリーが秀逸ですよね。原作通り。キャラデザも忠実に再現されてて、原作ファンも納得じゃないですか。

ただ、個人的言動仕草とかが意識高い系ッぽいのがちょっとしんどかったので評価が下がってしまいました。

地縛少年花子くん

原作の絵がアニメでどうなるかと思いましたが、こちらもいい感じにデザインされてて作品とあっていましたね。

コマ割りとか吹きだしなどの漫画手法を使ってアニメ表現するのってハクメイとミコチもやっていたんだけれど、原作の独特な世界観と空気を壊さな配慮としてはあり。この雰囲気がこの作品の魅力だな。話が終わってないパートもあるので、2期に期待していいですか?いいんですかね?

群れなせ!シートン学園

今季の頭真っ白にして見られるアニメランカちゃん木野日菜を持ってきたところですでに面白いよ。合格点だよ。ストーリーは突飛なものが多いんだけれど、ブレないし小ネタも多かったのでよく考えられてると思う。

異世界かるてっと2

前作に引き続きでほぼ設定などは同じ。盾と慎重勇者ゲストに入ってきた程度か?学園の鉄板ネタで安定してた。3期もやるってことでこのままで続けて欲しいね

ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます

小雪の周りがボケてそれを突っ込む基本パターンがこの作品の魅力なのでしょうが、それしかないのはキツいかなと思ったらやっぱりそれしかなかったかなという印象。

けれど、テンポが崩れていないので見ていて楽しいです。

まあまあかな

へやキャン

ゆるキャン△2期へつなぐためのショートアニメとしてはキチンとしたストーリーだったので好感が持てた。舞台山梨を巡るというのは聖地巡礼捗るし、地元企業とのタイアップも期待出来るしWin-Winじゃないですか。しまりんもちょっとだけ出てきてて本当によかった。

八十亀ちゃんかんさつにっき2さつめ

へやキャン△と同じくショート枠。こちらは後半あからさまに企業アイアップ臭がぷんぷんしてちょっとなーって思ってしまった。ちなみに、三河地方に3年過ごした経験がある私にとって雀田来先輩がやああああっと登場したのが嬉しかった。みんな、竹島水族館よろしく。(よくデートで使った)

とある科学の超電磁砲T

さすがレールガン勧進懲悪の王道を突き進んでますねー。シスターズも元気で何より。コロナの影響か3週飛んでしまった事が悲しいですが、これから巻き返して欲しいですね。

恋する小惑星

いい題材のきらら作品なのでどこまで深く掘り下げるのか興味深かったのですが、蓋を開けたらいつもの通りのきららアニメだった感じ。もうちょっと地学天文学を掘り下げたらマニアックになるのにな~と思ったんですけど、やっぱり無理ですかそうですか。

わたてん!スタッフスライド登板ということで、変態部分出るかな?と思いましたが、まあないですよね。キレイさが残る今季きらら枠でした。

ネコぱら

可愛いっす。しかし、内容がないよう……(これは仕方ないか

エロゲー原作のこの作品も、ここまでエロを抜けば潤っちゃう~~!アニメになるってことだな。

ダイヤのA ACTⅡ(4クール目)

終わった。長かった。

虚構推理

いつ切ろうかと思っていたけれど、結局完走してしまった。

色々と問題点はあるけど、そもそも会話劇をアニメにして楽しかったのだろうか。脚本家の人苦労しただろうなあ…… あと、鋼人七瀬をあんなに引っ張るとは思わなかった。(原作小説準拠なんでしょうね) これはテレビアニメではなくて劇場アニメにすればしっくりしたと思うけどな。あまりにも12話は長過ぎ。テンポ考えて。

種族レビュアー

むっちゃ面白かった。けど、エログロがあるアニメ評価しにくいのでここ。

天原さんはついったでもpixivでもエッジの効いたエロをたくさん出しているので知っているけど、この作品でも炸裂してたなあ。人類には早すぎるものもあったけど嫌いじゃないよ。

フライングベイビーズ・プチ

正味1分20秒の超ショートアニメフラダンスの教本アニメ。可もなく不可もなく。

私には合いませんでした

ソマリと森の神様

感動の名作かなと思っていたんだけれど、(-ω-;)ウーン ゴーレムと旅するだけじゃん。

原作は売れたかアニメにしたけどって感じの作品なのかね。アニメにしたらつまんないやつじゃなかったのか?

はてなイリュージョン

はてなスター☆もあってはてな界隈では少しネタにされましたが、結局空気

作画省エネしかもあれ。なのはまだいいとして、そもそも自体面白いのか?

変身バンクも用意していながら王道展開が全くないし、主人公はてなと真は活躍しないし一体何をしたかったのか。

とか何とか言いつつ11話まで見続けた。早くラストが見たいけれど万策の関係で最終12話の放送日が決まらない。これでそのまま放送しなかったらうんこ確定だぞっと。

マギレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝

かなり期待してはいたんですが、結局9話くらいで見なくなった。

いろはの貫通行動がないのが原因かなって思う。各話ごとはそこそこ面白いんだけれど、最後に「で、結局何がしたかったん?」で終わるのよね。多分ソシャゲストーリーを順を追ってやってるんだろうけど、それも話が分かりにくい原因になってると思う。

あと、当初2クールって聞いてたけど13話で「終」マークが出てびっくりしました。結局2期(分割2クール?)ってことだけど、多分後半は見ないかな。13話までは録画で残したけど。

プランダラ

最初は中々の展開で期待はしていたんだけれど、数字支配している世界でその数字イカサマしていたらいかんでしょ。ここから作品の設定に色々と突っ込み入れながら見るみたいな不信感が募っていき、8話で戦闘ヘリが出てきたところで無理でした。ごめんなさい。数字支配している空想世界現実物体が登場したら白ける。もう設定がどうとか「もーえーわっ」て感じ。いちおう録画には残していて見ようと思えば見られますけど、見た方がいい?

ドロヘドロ

3話まで見たもの世界観が理解出来ず、後述の(1)の基準継続ならず。

面白そうだったし、話の方向性が分かればまだ見続けていられたのに残念。

織田シナモン信長

1話Aパート見た時点で「あ、違う」と思い1話切り。主人公シナモン世界観をひとり喋りして興ざめた。もうちょっと何とかやりようがあったのでは?

評価しないよ

Re:ゼロから始める異世界生活(新編集版)

カットありとかだけど、新作とはいえないので冬アニメとしては評価せず。けれど面白かったよ。初見の時は白竜戦あたりで追っかけるのがしんどくなったのでほぼスルーしてたけど、改めて見るとやっぱり面白いわ。2期はきっと見ます

で、別にここからは見なくてもいいのですが、みなさんになんであのアニメ見てないんだよとか言われてますが、私のアニメの視聴には法則があって、、、

1)人が死ぬアニメ、争いごとがメインのアニメは見ない。ヤクザが出てくるアニメも基本見ない

2)アイドルなど、芸事を頑張るアニメは見ない

3)続編アニメ最初から追っかけているアニメ以外は「基本的に」見ない(2018年頃にアニメファンに復帰したのでそれ以前は見ていないものが多いよ。最後に見たアニメあずきちゃんだった)

4)1クール14作品2019秋アニメからは頑張って20作品)を基本として、放送予定が決まった作品から視聴する(≒直前で放送日が決まったアニメは視聴リストから外れる可能性が高い)

5)ただし、アニオリ作品はできるだけ視聴する(今期ID:INVADEDたかったけど4番の理由で見られず)

6)ネット配信作品は見ない。京阪神で見られるテレビ地上波BSAT-X対象

7)女の子向けアニメでもBL以外は対象に入れる

という基準があります。だから人気シリーズの続編とかは基本スルーする事が多いのです

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