はてなキーワード: 姉御とは
僕のここ数年間の足取りは世間的には褒められたものではないだろう。現に昔の友人から執拗なまでに貶められたこともある。あまり聞こえのいい話ではない筈だ。だから不快なものを見たくない人はこのページを閉じてTwitterの海にでも戻っていってほしい。
僕は昔、マッチングアプリでワンナイトをしまくっていた。そんな中、もの凄いメンヘラに出会った。メンヘラと一口に言っても程度はあるが、僕が会ってきた中で1番に不幸と言える生い立ちの人だ。彼女の生い立ちを詳細に書くのは心が痛むので、割愛することを申し訳なく思う。腕に何本もの細かい線と赤黒い太線の混ざる傷痕がある子に出会った事はないだろうか、そんな子に出会ったことのある人はおそらく同じイメージでいいと思う。
僕は当時殆どの人を右へスライドしていたから、その時も何の気無しに彼女を右へ流した。彼女も恐らく数多あるいいねの中から何の気無しに僕を選んだ。それが僕と彼女の始まりだった。
僕は色んな人とマッチしてきた。だから会った瞬間に一目で分かった。大きな黒目から、彼女の抱える闇が覗いていた。
彼女と付き合ったとき、僕は何人目かの彼氏だった。過去から数えてではなく、現在進行形で何人目かの彼氏だった。僕は怒って、彼女に別れか僕だけにするかを突きつけ、正式に僕は彼女の恋人になった。
彼女は愛に飢えた獣だった。隙あらばカッターを持ち、隙あらば浮気した。円光の跡を見つけてしまったこともあった。僕の生活はすっかり彼女一色になり、そんな彼女が自殺未遂をしたところで、僕はようやく彼女が付き合った時から言っていたある提案を受け入れた。
そうして、彼女は全てを捨てて僕の家にやってきた。そこからしばらくの間は、地獄のような日々が続いた。ある日、彼女のあまりの激しさに幸せにしてやることなど不可能だと悟った僕は、警察に電話しようとした。
彼女はそんな僕を見て、必死に組み付き、止めようとした。だから僕は彼女を振り払った。本当に、ただ電話をするために振り払った。
大きな音がして、彼女はぐったりと倒れ込んだ。そして彼女はうなされながらも、謝罪と電話をしないでほしい旨を口にした。あの時の状況をうまく書けないしきっとイカれたやつにしか思われないだろうが、彼女はいつだって素直になれなくて、捨てられるのが怖くてナイフを振り回していて、激しい痛みの中でようやく本音が言えたということと、僕の身を案じてくれていたことに気がついた。
全ての家庭が良い家庭であるはずはない。いない方がいい家族もいる。家庭環境が自己肯定感の芽を潰し、自分に価値がないと非論理的に断ずる心が生まれる。だから僕は彼女の親になろうと思った。何があっても彼女から離れず、愛情を示すために色んなものを捧げてきた。
そこからなんだかんだあって、僕は通報されたりもしたが、最終的には相手の親ともある程度関係を持てるようになり、彼女も、いわゆる普通の、年相応の社会的な身分を得るまでになった。
彼女が腕を切らなくなって数年が経過した。彼女は別人のようになっていた。剥がれてみれば、姉御肌の人だった。壊れそうな少女は影もなく、自分が生きていくことに、まだ見ぬ経験に、価値を見出すようになっていた。
積極的分離、という言葉をご存知だろうか。悲しみや苦しみから何かを辞めるのではなく、自分の展望のために、自分から自分を成すものに別れを告げることだ。ある学者によると賢い者が持つ特性らしい。この特性のおかげで、広い認識を得られるようになり、その認識の中で自分の理想とする生き方の片鱗を知り、そこに近づけるのだとか。
残念なことに、彼女は賢かった。彼女は周到に自立の準備をして、もしかしたら僕の自立すら考えて、巣立っていった。普通に、飽きもあっただろう。僕は安心感をあげようとしたら、それ以外のものをあげられるほど器用じゃない。彼女はよく、僕なら大丈夫だと言っていた。彼女から見れば、僕は強くは見えなかったろうが、きっと倒れないようには見えたのだろう。彼女の見立てはたぶん正しい。僕は苦しくてもなんだかんだ歩いていけてしまうタイプだ。
人は別れたなら、一緒にいた意味はなかったかのように言う人が多い。時間の無駄だったとか、婚期を逃したとか、僕の偏見なのかもしれないが。僕のことを、そんな風に言う奴もいた。
そんなことはないのだ。驕るようだが、僕と過ごして彼女は様々なものを得た。何より自分を愛せる心を持てたはずだ。そしてそれは僕も同じだった。だからこの期間が無意味だったなんてことはない。
無意味になるかどうかは、自分がどう過ごしたかによって決まる。別れたから費やしたもの全てがゴミになるわけではない。そんな当たり前のことに気づいたから、記念にここに書いておこうと思う。
新人モンスターTは現状の会社の待遇に満足しないで転職活動して
既に内定をもらっていた。
S「Tが退職すると、何が原因であろうと課長の経歴にキズが付くんだよね・・・
課長は将来の社長候補の有力者のうちの1人でしょ。そんなことで、
一時的に、Tは転職せず、せっかくもらった内定を蹴るカタチになった。
いたのかもしれない。このときは気が付かなかったが、あとで恨みに
変わっていくのであった。
「飲み会の予約をしました」というメールがS係長の補佐をしていたHさんから来て、
私と新人モンスターTとHさんで顔合わせがてらに飲み会に行く。
Hさんは仕事もできるし、気遣いもできると聞いていたので安心していた。
挨拶してTと話してみるが、それほど変な感じはなかった。
ただ、色白でひょろっとしており、坊主にした髪の毛が伸びても髪を切りに
行っていないような髪型をしており、社会人というより学生、ひきこもりの・・・
そう5年くらい引きこもっている人が初めて外にでて人と話した時のようだった。
Hさんは姉御肌というか、しっかりしており、さばさばとした女性で
誰とでも話しやすい感じだった。Tくんがトイレに行ったときに、
って聞かれたので、結婚しているというと、いろいろ聞いてきたので、
「そっちこそ彼氏いるの?」って話を振ると
H「いませんよー(ウソ)」
私「Hさんの同期の〇さんから聞いているよ」
H「えーそんなことまで話しているんですか~」
私「ああ、聞いていないことにすればよかったかな?」
違う話題になった。
私とTくんが途中まで一緒だったので、なにげに
ときくと
T「います。」
話もうまくない。学生の時からの付き合いだったらあり得るか・・・・・。
(続く)
数値を追っかけても意味無い。3年稼いで逃げ切るというならありだけどトラッキングの技術の物珍しさだけだと3年で3回転だとしても10年は続かない。初期に言われてたYoutuberよりネタが狭いをもう一度再考すべき。
とゆーブコメがついてたけど、既にそういう次元じゃないんだよなあと思ったので表題と絡めて語っておきたい。
1. 箱(プロダクション)の強さ
2. 中の人の魅力
箱の強さが人気に直結するのは最近のホロライブ見てればわかるよね。8月デビュー組のつべ登録者が既に15~24万人(にじさんじの8月デビュー組は4~7万人)。強すぎて草生える。
なぜホロライブがここまで強いのかは桐生ココが云々Redditでミームが云々それで海外人気がホロ一強で云々とかあるらしいがホロライブにはまだ沼ってないのでわからん。
Vが人気を出す上で箱の強さの次に大事なのが「中の人の魅力」だと思う。「中の人の魅力」とかいうと思わず(笑)とかつけたくなるけど、もう少し平たく言うと「切り抜かれ力」ってやつ。
Vの活動は基本的に今も動画配信>動画投稿で成り立っている。動画配信は必然的に長時間になるので追える者は限られる。そこで見どころだけを「切り抜いた」動画に需要が生まれる。
この「切り抜き動画」は既存ファンが楽しむだけじゃなくて、それを入り口に新規ファンを獲得する経路にもなる。
2020年現在、Vは乱立しすぎて誰が面白いのかとかが新規にはまったくわからんわけ。だから箱で推そうという考えにつながるわけだけど、もうひとつの入り口として切り抜き動画をまず見て面白かったら本人のチャンネルに行くという導線が成立する。ランキングのない「なろう」でスコッパーが活躍してる、みたいな感じ。
この需要はにじさんじが公式で切り抜き動画を作ってる(ぷちさんじ)やその動画が数十万~百万再生を安定的に出せることも証左になろう。
この「切り抜き」動画を作りたくなるような撮れ高を量産可能にする方法のひとつがライバー同士の「絡み」だと思う(やっとタイトル回収)。
でまあこれは切り抜き動画を実際に見たことがあるかどうかで納得度が全く変わってくると思うので、ここでいくつか紹介したい。
・上質な笹虐を提供してくれるやしきず【笹木咲/社築/にじさんじ切り抜き/世界のアソビ大全51】
https://www.youtube.com/watch?v=yQoTlGvx8lY&feature=youtu.be&t=185
見てほしいのはヒット&ブローで「それ私超上手いですよ」「(ヒット&ブローで何の役にも立たないのに)メモ帳使っていいっすか」と調子に乗ったにも関わらず瞬殺され「クッ! コンナカミィ!」とメモ帳を破り捨てながら涙目になる笹木を、凄まじい哄笑をあげた社が「笹木メモ帳役に立ったか?」と煽るシーン。社の哄笑めっちゃツボだし、虐げられてる笹木のうめくような声もすこすこ。こういう面白さはソロだとなかなか出せない(笹木はソロでも自爆して対戦相手によく虐げられてるけど)。
・【漫画】FPSプレイ中の女子を適当な会話でひたすら邪魔してみた!!【マンガ動画】にじさんじ☆ぷちさんじ VTuber
https://www.youtube.com/watch?v=PxN3v6AChls
・【漫画】ゲーム中も密かに困惑する男子!?意外とあるあるな大胆すぎる乙女たちの日常【マンガ動画】にじさんじ☆ぷちさんじ VTuber
https://www.youtube.com/watch?v=43eqjySWVHI
上記2つは別動画だけど、流れで見ると良さみがより際立つ。面白さの核になってるのは叶という男性ライバー。
叶は公式設定だと「天使の如く舞い降りてきた超癒し系男子」だが動画の通り既にそれは完全に無視されており、息をするように嘘をついて他人をおちょくったり煽ったりする性格。それは1つ目の動画で如何なく発揮されており、Apex中の勇気ちひろ(青い髪の少女。ちーちゃんと呼ばれることが多い)を翻弄している。
こうやって相手を手玉に取る叶の力は実際のゲームプレイでも見ることができて、個人的に最高なのは雪山人狼こと『Project Winter』で葛葉(2つ目の動画に出てくる白髪の男性ライバー)とトレイター(狼)になった叶がサバイバー(村人)側を巧みに誘導して全滅に追い込んでいくプレイング(https://www.youtube.com/watch?v=C5qZ1SE_kwo)なのだが、2つ目の動画ではそんな彼が女性のデリケートな部分を目の当たりにして珍しく焦った姿を見せるところが良い。
さらに言えばちーちゃんは素で言っちゃってお互い気まずくなってる一方で、星川(2つ目の後半に出てくる金髪の少女)は普段おちょくってくる叶が見せた弱みにチャンスとばかりに全力で乗っかってくる落差も良き良き。
こういうシナジー的な面白さはVが多いほど生み出しやすく、他に好きな組み合わせを挙げていけば一期生同士気兼ねなく全力で煽り合うでろちー(樋口楓×勇気ちひろ)とか、同期にはそうやって張り合うでろーんが後輩には朝5時に叩き起こされてナンを焼く謎の配信につきあわされても姉御ムーブでちゃんと付きあってあげるところ(樋口楓×文野環)とか、配信や動画では「ゴミカスうううううう死ねええええええ」ほか発狂音垂れ流しのギバラが戌亥とこの前だと構ってちゃんの乙女になるところ(ギバラ×戌亥とこ)とか、キャッキャウフフと普通に仲が良いさんばか(リゼ・ヘルエスタ×アンジュ・カトリーナ×戌亥とこ)とか。まじで金脈おおすぎてヤバい。
話を戻して言いたいことをまとめると、2020年現在、Vの魅力はガワだけじゃなくて、企画(にじさんじ甲子園、社長の3Dお披露目ライブ等)や切り抜き的な撮れ高、それを生み出すライバー同士の「絡み」など多岐にわたってきていて、V文化にまったく触れてない人からすると想像もできないぐらいにしっかり「根」を張ってるって感じかな。
ヒカキンみたいなリアルYoutuber(レトロニウム感)に比べれば規模は小さいし恐らくその差は埋まらないし、コンプラの甘いところとか、ライバーのやらかしとか、メンタルやばそうなライバーとか、キナ臭いところはまだまだあるけど、寿命が数年で尽きるとか一気に退潮とかはないんじゃないかなという所感。
ちな今回はスパチャが切り取られてバズってたからみんなそこに目が入ってたと思うけど、Vのメイン収入って普通にスパチャじゃないでしょ。だから0でも問題ないとまでは言わんが、それがなくなったら界隈が終わるとかそういうことはない。
それよかYoutubeというプラットフォームに完全に乗っかってるから、その機嫌ひとつで界隈がふっとぶみたいなことの方がまだありそう。グッズ販売もしてるけどそれこそまだまだ副収入的な位置づけだろうしね。
そういう金銭的な面でもこの界隈がどう変化していくのかは気になるところ。
あとバレバレだろうけど筆者はにじさんじ箱推し勢です。ホロライブとかよく分からんのでオススメの切り抜きとかあったら教えてもらえると助かる。
あと、佃煮のりおとかしぐれういあたりのレーターVが伸びてきてる理由がよく分かってないので識者たのむ(クリムゾンが伸びてる理由はなんとなく分かるのでいいです)
気がつくと増田は図書館から借りた一冊の本を手に持っていた。題名も覚えている、米沢穂信「満願」だった。図書館の場所が分からず友人aに聞いたのち自転車で図書館に行った。図書館に着いたのだが、気がつくと自転車は消えていて、何故か自分で本を本棚に戻していた。その時の風景は本屋と図書館を合体したような場所であった。何というかショッピングモールの本屋に図書館にある読書台がポツポツある感じ。そこに友人aもいた。が、友人aに対する増田の興味は薄く友人aも気がついていなかったので無視して満願を本棚に自分で戻しに行く。驚く事に満願はシリーズ作品では無いにも関わらず「満願2」「満願3」が本棚にあった。とりあえず満願を本棚に戻す。そこから少し意識が飛ぶ、気がつけば図書館の外にいた。増田は自転車を駐輪場に置きに行っていて、そこで子供用のカゴがついたママチャリに乗る女性に会った。子供が一緒居たかどうかは記憶にない、そして増田は気がつけば彼女を姉御と呼んでいた。正直タイプだった。増田の好きなアニメキャラの特徴を全て併せ持つ様な女性だった。久しく恋愛感情を忘れていたが、増田は夢の中で彼女と付き合いたいと思った。図書館の中に入ったはずが気がつけば彼女とゲームセンターにいた。完全にデートだ。しかし、甘い時間は長くは続かない。そこで目が覚めてしまう。凄く贅沢で甘美な夢だった。巨大な忍者ハットリ君軍団に追われる夢を昔見たが、それ以来初めて忘れられない夢を見た。
そういえば、自分がレズビアン寄りのバイだと気づくまでは、むしろ自分のことをバキバキのノンケだと思っていた。
なぜなら、女性健診の相手が女医さんだとものすごく苦痛だったから。性器や乳房を女医に一方的に触れられるのが屈辱的に感じていた。男性医師に対して、この感情を感じたことはない。その時は、自分が度を越えたノンケだから女性に性的な部分を触れられるのが嫌なのだと思っていた。
3年前に、とある趣味の社会人サークルに入って知り合った6つ下の女の子と親しくなった。
わたしは、基本的に理屈っぽくて尊大にふるまう癖にウジウジしていて辛気臭い人間という自己評価なのだが、年下からは姉御肌と評され男女問わずよく親しくしてもらう。
そんな中で知り合った彼女は、わりにサバサバしていて、小柄で、童顔で、かわいらしい女の子だった。
サークルに顔を出した時の彼女は、部屋を見回してわたしを見つけた瞬間ぱあっと笑顔になって駆け寄ってきた。
飲み会ではよく「増田さーんここあいてますよー!」といって隣に誘ってくれた。
最初、「なついてくれてる」のではなく、単純に先輩後輩的な仲だから媚びたりおべっか並べたりおだてられたりしているだけだと思っていた。
しかし、ある時に飲み回の二次会で行ったバーでボックス席に2人きりになったときに、メチャクチャ酔っぱらった彼女から恋愛感情で好きだということを告げられた。
ちょっとびっくりした後、「うれしい」と感じている自分にさらにびっくりしたのを覚えている。そして、そんな気持ちを泥酔して噴出するまで抱えこんでいた彼女がめちゃくちゃに意地らしく見え、愛しく感じて、断る気は起きなかった。
そうして交際関係となり、彼女はサークル活動のない時にも会うようになったのだった。
そうは言っても、実はわたしは当時アラサーで、彼女は大学生だった。
それに、わたし自身どこかで親戚の幼子のおままごとに付き合うような気持でいたことは否めない。
彼女に男性経験がないということは付き合う前から聞いていた。女性を好きになったのはわたしが初めてだとも。
そういうわけで、彼女の好意を疑うわけではないが、どの程度真に受けるべきか判断に迷っていたのだ。
大学生のうちだとまだ恋に恋していたり、憧れを恋愛とはき違えたりするものなんじゃないの?
そのうちやっぱり「男が好き」とか言い始めてもおかしくない。とはマジでずっと思っていた。
だいたい、元から友人関係だったのもあってか、交際関係となってからも2人の付き合い方はこれまでと変化なかった。また、何か変化を起こすべきは彼女のほうだと、大人げないが思っていた。この関係性は彼女の好意ありきだった。彼女の好意の形に応じて、わたしもしてやれることや差し出せるものがあれば、できる限り応えたいと思っているのみだった。
余談だが、当時私は8年ほど交際していた男性と別れて1~2年くらいだった。別れて数か月はいわゆる婚活や恋活的なことに精を出していたのだが、やはりわたしの性格そういうことに向いていないと自覚させられただけだった。このままいくと一生結婚できないかもしれないと思った。いや、それはそれで良いのだが、「わたしは一生誰ともパートナー関係になれないかもしれない」ということに関しては、やや悲観していた。猫でも飼おうかしら、と本気で思っていた。そんな時だったから、彼女との関係性がどう運ぶかに関しては、純粋に好奇心をもって臨んでいた。
閑話休題。
わたしは理学部科学科を修めていた人間で、自分で言うのもなんだがステレオタイプそのままのあまり女らしくないタイプの女だ。学生時代の友人付合いと言えば、一人暮らしの奴のアパートで麻雀しながらいいちことタバコをなめるばかりだった。
彼女は外国語学部英語学科。わたしが見てる限り、いつも何が可愛いのわからん流行りの服を着て、いつもメイクばっちり。イケている。そして、普段友人と何してすごしてるのかなぞ、知りたくもない。
いつも彼女からデートの誘いを受けていて申し訳ないなとは思っていたのだが、わたしはどこに誘っていいのかわからなかった。それに、わたしは流行とかお洒落に全く興味がないタチなので、やはりどうしても若くてイケてる彼女の隣に立って休日のモール街を歩くことには気後れを感じていた。
そんなある日、彼女から水族館に誘われた。これまでデートといいつつ友人ともやるような近場ウロつきしかしてなかった中、水族館とはめちゃくちゃデートっぽい。と少しテンションが上がった。そもそも水族館は好きだ。
そして当日。待ち合わせた駅に姿を現した彼女はいつもと違っていた。
普段だったら絶対着ないだろう薄紫地にエーデルワイス柄の女の子らしいワンピース。その上にレースっぽいカーディガンを羽織って、足元は華奢なサンダルだった。
めちゃくちゃかわいかった。コッテコテのデートコーデだということはさすがのわたしも気づいた。
「いつも増田さんわたしの服イジってくるから、今日はわかりやすく可愛くしてきましたw」
そう言って笑う彼女を見て、世の男は彼女からこんな接待を受けているのか羨ましいなぁと見当違いなことを思った。
水族館へは新幹線で向かった。一緒に電車に乗るのも初めてで、隣の座席に座る彼女のワンピースからのぞく白い膝がとてもきれいで感動した。
彼女は普段ほとんど足を出さないなということにその時気づいた。
水族館では目玉展示物の餌やりが行われていた。わたしはこれが大好きで、ここに来るたびに動画を撮影していたのだが、この日ばかりは彼女の写真を撮ってばかりだった。
「いつもそういう格好すればいいじゃない」と言ったら「本当はこういう格好は好きじゃない、デートだから着ただけ」と言われて身勝手ながら非常に残念な気持ちになると同時に、即ちわたしのために好きでも無い格好をしてくれたと言っても過言ではないのだなと思い至った。
暗い館内でサンゴ礁を眺める彼女の細い方がレースのカーディガンに透けていた。
揺れるワンピースの裾がこんなに魅力的なものだとこの時初めて知った。
水槽のアクリルに這わせていた彼女の手を指先でつんつんすると、彼女は不思議そうな目でわたしの手を見ていたので、手のひらを上にして差し出すと、彼女はいつもみたいにぱあっと笑顔になって握ってくれた。そこからは手をつないで見て回った。今まで、恋人と手をつなぐことをこんなに幸せに思ったことはなかった。
周りから見て、わたしたちは恋人同士に見えるだろうか。それとも、ただの仲良し女二人組にしか見えないだろうか。恋人に見えていたらいいなと思った。
そうだ、この可愛い生き物は、わたしの恋人なんだ。と思った瞬間、頭に血が上ったみたいな感じを受けた。つまり、その細い肩を馴れ馴れしく抱く権利も、何ならスカートの裾の内側に手を伸ばす権利も、わたしはすでに持っているのだと、気づいたから。
来月で交際し始めてから満3年となる。わたしは30になり、彼女も就職2年目を迎え、そろそろ一緒に住もうかどうしようかという話をしている。
そんな中で気づいたのだが、わたしはゴリゴリのボイタチだった。
そして、いくら可愛い彼女が相手でも、リバられそうになると一気にテンションが下がってしまう。
この萎え方覚えがあるな~と思ったら、婦人健診で感じる不快感がこれと同系統なのだった。
つまり、わたしは「バキバキのノンケだから婦人健診で女医に診察されるとつらい」のではなく、「ゴリゴリのタチだから婦人健診で女医の前で俎上のマグロを演じねばならぬのが不服」が正しいのだった。
これをすまん……すまん……と思いながら読んでいた。増田は長女である。
元増田の姉御さんとは確実に別人なのだが、まるで自分に当てられたかのように深く突き刺さる。
エピソードは色々あるが、ともかく「優秀なお姉ちゃん」として育ってきた。
一方、弟は中学最初のテストで大きくしくじり、親にこっぴどくしかられる。
ピアノを子供用教室の首席まで登りつめた姉の傍ら、弟はすぐに放り出し、珠算や水泳の階級でも姉を上回ることはなかった。
弟が小学校低学年のとき、自由研究として地域の文学コンクールに俳句を応募することにした。
ところが後に理系となる弟には文学的興味が全くなく、作業は難航。最終的に頼まれて私が9割考えたものを持っていくことに。
ところがその俳句が、なんとあろうことかコンクールで入賞してしまったのだ!
私も同コンクールの小説部門で受賞した為、兄弟受賞と囁かれ、共に授賞式にもいった。
このときの感情といったら、「やってしまった……」というほかない。
「元はといえばお前が自分で考えず人に頼んだりしたからだ」と非を責めることは出来る。
が、そういう問題ではない。私が弟の自己肯定感を奪ってしまったのだ。
弟はその後も自分のものでない功績で人に誉め続けられた。学校で表彰され、成績表に書かれた。
果たしてどんな気分だったろうか。
幸いなことに、弟はその後THE末っ子気質のパリピコミュ強に進化した為、彼が深く思い詰めるようなことは起こっていない。
私が高校時代勉強より芸術に傾倒し、どうしても行きたい専攻が難関校になく低学歴で終わったこと、
弟と私の得意分野が芸術的な文系とコミュ強な理系で真逆であること、
など数々の状況に恵まれ、今でも週末一緒に遊べるような良好な兄弟仲でいられている。
だが、ふとした時に「増田の方が俺よりずっと優秀だからね」とか寂しそうな顔で言われると、つけた傷がまだ残っていることに気付かざるを得ないのだ。
最近友達とか家族とSwitchのヌルいゲームばっかやってるせいか、この間はじめたSEKIROが面白すぎる。
Switchは陽キャのゲームすぎるから、Steamとかいう陰キャのプラットフォームのほうが水があうなと思ったということで
陰キャらしく一人でシコシコ楽しんでる、または楽しんでたゲームを紹介する。
・SEKIRO 18時間 進行中
アクションゲー好きで自称でいいからハードコアゲーマー名乗ってるやつはメチャクチャ面白いからおすすめ。
ダクソは途中でレベル上げだるくなってやめたけど、SEKIROはメチャクチャ面白くて続けられてる。
敵のパターンに対して経験積んで攻撃見切って倒した時の快感が素晴らしい。
今のとこ山羊頭のデーモンみたいな理不尽だったりクソゲー感ある敵が居ないのも良い。
エスコン7もこの間のセールで買った、ストーリーで5とかZEROで聞いた名前とかちょこちょこ出てきてエモい。
ゲーム的には5とかZEROに近い感じなんで、AHにがっかりしたエスコンファンにおすすめしたい、逆にAHみたいなゲームを期待してる人には別ゲーだから別ゲーとして買ってほしい。
テンポよく進められて12時間くらいでノーマルなら1周できるから結構おすすめ。
いろいろ進化してて、雲の表現とかすごくて、雲の中に入ると上下がわからなくなるし、積乱雲に入れば雷にあたってコントロールを失ったいrする。
雲の中の敵にロックが効かなかったり、逆に雲に入って回避もできるっぽい、なんか凄い
・Enter The Gungeon 139時間 全キャラで過去を始末
難易度が高い分自分のPSが向上してるのがわかりやすく実感出来るのがかなりそそる
最初のフロアを超えるのですらやっとだったのに、慣れてくると片手間にノーダメクリア出来るようになってる
・Grand Theft Auto5 89時間 ストーリークリア マルチはソシャゲ並の課金ゲーのようなので最初期以外やってない
超有名神ゲー
3人の操作可能キャラはそれぞれメチャクチャ個性的で特にトレバーがお気に入り、ゲスカスサイコ薬中おじさんなんだが、ストーリー進めてくと愛着が湧いてくる。
細かい小ネタとかキャラが立ってて面白いストーリーなんで時間があってやるゲームに迷ってるならぜひ買ってみてほしい
・middle earth shadow of war 50時間
ロード・オブ・ザ・リングの舞台で、野伏せ(古語)として戦うアクションゲーム
このゲームの一番面白いところは、敵を洗脳出来るところ、敵のオーク将軍を洗脳して地域を制圧したり、スパイとして敵の城に送り込むことで城攻めのタイミングで裏切らせたり、別のオーク将軍を攻撃させレベルを上げてから殺したりと、邪悪な楽しみ方が沢山ある。
俺の拙い説明では面白さが伝わらないと思うので、興味があったらちゃんとしたレビューを見てほしい。
前作Shadow of mordorも面白かったが、Shadow of warのほうが面白いのでわざわざ前のやつからやらなくても良いと思う。
ステルスあり、アクションあり、探索あり、謎解きすこしな神ゲー
4作品あって混乱するかもしれないが、発売順にやっていくのが一番良いと思う。
※追記
Switchをディスってるつもりはなくて、Switchはみんなでワイワイやるのに緩めの面白いゲームがたくさんあって、どうしてもそっち系のゲームばっかりやってしまってる。
・オーバークック2
友達や家族とやると、それぞれの情報処理能力やらなんやらが色々見れて面白い
4人でやるとパーティーゲーとして遊べるし、2人でステージの3段階評価で3を目指すとなかなかいい感じに効率化を求められるので面白い
ジョイコン4つかコントローラー2つでストーリーを2人プレイ出来る
探索要素と非ゲーマーでも楽しめる難易度なので、彼女とかにルイージを操作してもらって、自分はグーイージ(カービィで言うヘルパー的なもの)を操作して楽しむのが良いと思う。
各フロアごとにある宝石やテレサの探索、謎解きなどもあってかなり楽しく遊べる。
・ゼルダBoW
リーバルちゃんのツンデレも可愛いけど、ダルケルの男らしい感じもかっこいい、ミファーは可愛いしウルボザの姉御もかっこいい
チュートリアルのフィールドがめちゃくちゃ広いと思ったら、全体マップはもっと広くて感動する
まだやってないなら早めにやってほしい
・ポケモン剣盾
経験値と努力値が手持ち全部のポケモンに入るシステムや、空を飛ぶ波乗りのためにポケモンを手持ちに入れなくていいという画期的システムにより、道中のストレスなどがかなりなくなっている
何よりキャラクターが良い、チャンピオンやジムリーダーたちがメチャクチャ「大人」って感じでかっこいいし、ライバルや主人公と同年代のキャラ達は若いエネルギーがあってエモい、カブさんがかっこいいオジサンすぎるし、ポップくんはいい子だし、ビートは最初ウザいのに後半憎めない奴に見えるし、メロンさんはエロい。
800時間やってたスト5を捨てて最近はスマブラオン対戦しかしてない
4人でやったらもちろん神ゲーで、いろんな遊び方なんかもあって楽しめすぎる
キャラ数がまず多い79体いる、だから見たことない意味不明な技で倒されたりする
バランスも良い、もちろん強キャラ弱キャラや相性もあるけど、どのキャラにもだいたい強いみたいなキャラがなくて、大体弱点がある
オン対戦は最初はボコボコにされるからレベル9CPUに負けないようになってから潜れ
4ヶ月位やっててまだVIP(上位だけが入れるマッチング)には入れてないんだけど、それでもめっちゃ楽しい
Switch持ってて格ゲーとか好きなら買ってやろうぜ、コントローラーは圧倒的にホリコンがおすすめ、間違っても安い無線コンとか買うな、俺は結局コントローラー3つ買う羽目になった
でもスマブラみたいなみんなでやったほうが楽しいゲームを一人でシコシコしてるやつは陰キャすぎるなと思う、でも楽しいんだもん。
※追記2回目
ブコメみたら「CSでも出てる」とか言ってる陰キャ多すぎて草、俺がSteamでシコシコやってるおすすめゲームとしか言っとらんだろ、友達にハブられる理由はそういうとこやぞ!
宇宙船のパーツごとにいろんな機能が設定されているので、攻撃する場所を選んで、敵の酸素供給を断って中身だけ殺したり、エネルギー供給を断って一方的に殴ったりと敵とどう戦うかだけでもいろんな戦略が会って面白い
宇宙船の種類や乗員の種類も複数あり、中立の宇宙船があったりでいろんな楽しみ方が出来る。
・HOTLINE MIAMI 5時間
Hydrogenは特に神
バレットタイムを使いバスローブを着た侍が失われた自分の過去を探すゲーム
バレットタイムで銃弾を跳ね返したり、スピード感のあるアクションが楽しめる
タイムアタックモードなんかもあって、好きな人は無限にやり込めそう、ボリューム自体はそんなにない
操作感が素直でスタイリッシュなので、うまくステージをクリアすると気持ちがええんじゃ!
・Magicka 8時間
8種類の魔法の組み合わせとそれを「自分に使う」「武器にエンチャント」「発射」「周りに放出」で選んで使わないといけない、慣れるまでは混乱してヤバイ
濡れてる時に電気の魔法を使おうとすると感電してダメージを受けるので、一度炎の魔法を自分にかけて乾かさないと使えないとかもあって、ギミックが面白い
そしてマルチプレイが面白い、FF有りなので電気を使おうとしてる味方に水を掛けることはもちろん、普通に攻撃をぶっぱなしてあの世に送ることも出来る、神ゲーである。
・keep talking nobody dies 6時間
マニュアルを読む側と時限爆弾を操作する側に分かれて爆弾を解除するゲーム
マニュアル側は爆弾を見ないで、爆弾側はマニュアルを見ないで会話だけで爆弾の情報をやり取りして解除をしなければならない。
マニュアルもいやらしい作りで、わざとマニュアル側が説明ミスするように出来ている、まるで実際のマニュアルのようである
婚活パーティーで会った男と5〜6回食事に行った。鎌倉とかイルミネーションも見に行った。でもなんか、違うなと思った。いい人だし友達として付き合うのはいいけど、男女交際となるとピンとこない。
でもその人とズルズル会い続けてるのは、次の人を見つけるのがめんどくさいからで、一から関係を構築するのがめんどくさいからで、お察しの通りコミュ障だからなんですけど。
私は妹気質のめんどくさがりだけど、ええかっこしいで宝塚の男役に憧れがあって、なんかその人といると「エスコートしなきゃ」という気分になって頑張ってしまう。鎌倉に行った時も、本当は一緒に地図を見て回りたかったけれど、とうとうその男は一度も地図を出さなかった。鎌倉行きたいっつったのお前だろ。イルミネーションも、お前が行きたいって言ったくせに地図を出そうともせず、「姉御肌なんですね」と年下の私に向かって笑っていた。「しっかり者っぽい」とも。お前人を見る目なさすぎだろ、と思いつつ、「そんなことないですよ〜」と笑って自分を誤魔化すのもそろそろしんどくなってきた。
極めつけに、「僕、〇〇ちゃん(下の名前)(別に呼んでいいって言ってないのに勝手に呼ばれてる)(きもちわるいから呼ばないでほしい)といると緊張する」と言われて以来ずっとLINEも既読スルーしてる。こっちだって人と会う時はいつも緊張して、私と一緒にいてつまんなくないかな、ちゃんとスマートにエスコートしなきゃ、って気を張ってるのに、相手も気を張ってるって最悪じゃん。お互いに緊張しながら会ってて何が楽しいわけ。どえむかよ。
と、ここまで書いて、私のそういう強迫観念みたいなものが相手を緊張させているんだろうなと気付けたので、書くことはなかなかいい自己分析になる。そしてその男とはもう会わない。
そのアプリはだいたい1年くらい配信されてて、わりとキッズも多い
内容の掘り下げとかストーリーモードとかは初期キャラぐらいにしかないんだけど、ある程度のキャラ説明はあって、不遇な家庭環境の女の子が好きになった
自分的にはその女の子は気弱で頭が悪くて敬語系のキャラと思ってたし、それで萌えてた
実際のところ賢くて気が強そうで姉御っぽい感じのしゃべりと内容だった
ずっと〇〇ちゃんかわいい!ってはしゃいでたフォロワーも賢い〇〇ちゃんだ!最高って掌を返した
自分が好きなのは、公式の〇〇ちゃんじゃなくて、気弱で敬語で頭が悪い〇〇ちゃんであって ガワだけが同じの別人にまっっっっっっったく萌えられない
気弱だから萌えてたのに おまえらだって今まで萌えてたくせに なんですぐ順応できるのかがわからない
根がいわゆる公式厨だから割り切ることもできない ふざけんなよ 今まで無難なキャラ設定しか発表してこなかったくせになんで固まったところでぶち壊そうとしてくるんだよ
毒親エピソードはたくさんあるけども、一番大きなものは「ママが正解」の呪いだった。母は私を育てる上で「何事も自由に選ばせた」と思っているだろうし、表面上はそうなっている。しかし実際は母が望んだもの以外を選べばたちまち気分を害し、相づちがおざなりになり、もしその後私の選んだものに少しでもケチがつけば「やっぱりママが正解だった」と笑った。
この「やっぱりママが正解」は今でも私の根底に残っており、何かを選ぶ時(特にその選んだもの・ことを母に見せる予定がある時)には母の反応を必要以上に気にしてしまう。また、母の望んだもの以外を選択した時にはひどい罪悪感、人でなし感に襲われ、何かあると「やっぱり母の言うことが合ってたんだ」と思ってしまう。そんなの気にしなくていいと笑われるだろうが、幼少期からの刷り込みなのでもう一生振り切れないだろうと諦めている。今となっては実害もないし。
そんな中で私が唯一幸運だったのが、「自分の母親はおかしい。そしてそれは周りの人に気づかれない方がいい」という自覚があったことだ。毒親という言葉もない時期に、早い段階でそれに気づけて本当によかった。無事に逃げられたのもそのおかげだと思う。というのも、大人になって気がついたのだが、私の母のような過保護タイプのソフトな毒親に育てられた人は一定数存在する。ただ、それを口に出すかどうかで周囲からの印象は大きく変わっていく。
私が最も気の毒だと思ったのは、以前勤めていた職場で40歳近い女性が「門限があるからごめんなさい」と飲み会への参加を断っていたのを見た時だ。ごめんなさいと言われた幹事の男性は「◯◯さんちはお母さんが厳しいからなぁ」と笑い、女性は「そうなんですよ、もう」と困り笑いで返していた。
ごめんなさい、母が。
ごめんなさい、母が。
飲み会以外の話題でも、彼女は毎回毎回繰り返してきたのだろう。その結果、彼女は職場で「少し変わっている」というポジションにおさまっていた(もちろん大人なので皆あからさまにはしないが)。
また、この女性は「映画を観に行ったら上映直前で母から電話があり、帰らなければならなくなった。しかたないから映画はあきらめた」というかなりパンチの利いたエピソードも持っていた。それを笑い話として職場で話してしまうのもまた彼女の不運であったように思う。
私も毒親持ちとして、彼女の話にああ〜わかるわかると思ったことが何回もある。しかし、私がひそかに共感する部分でほかの人々は「えー!?」「それはやりすぎだ」と驚いていた。これは推測だが、彼女は母の話をして周囲から驚かれるのをどこか特別なことのように感じていたのかもしれない。
「そろそろ独り立ちしなくっちゃ!」
しかし、私はそれを聞くたびに彼女がその忠告を受け入れて独り立ちすることはないだろうと確信していた。なぜなら、彼女の中には私と同じく、そしておそらく私より強く「やっぱりママが正解」の刷り込みが存在しているはずなのだから。
何かを決める時、親が基準になっていませんか?何かを断る時、親を理由にしていませんか?周りにいる人々は、あなたとおなじくらい親の話をしていますか?親子仲がいいのは悪いことではないし、毒かどうかの基準は人それぞれだ。職場の彼女だって、望んで母親のそばにいるのかもしれない。
それでも、自覚なく縛られ続けている人々が少しでも減ってくれればと思う。
数年前の話になる。
会議が深夜から始まることが多く、日本の家も寝るだけの場所だったので、解約した。
実家が近かったけれど、ウィークリーマンションを借りるか、ホテルに泊まるようになっていた。
会議で帰りが深夜2時くらいになると、そこでご飯を食べるようになった。
私は飲めないのだが、申し訳なかったので、ビールを一杯か、ノンアルコールカクテルだけは飲んだ。
彼女は、50代くらいのシングルマザーで成人したお子さんが3人いる。
彼女のまったりした雰囲気に癒されていた私は、自分の話はしなかったけれど、
子育てがひと段落し、バーで出会ったらしい彼氏と、恋を楽しんでいるようだった。
彼女の生い立ちや恋バナを聞いていたら、連絡先を聞かれた。
「こういうの私、普段しないのよ、今度ご飯に行こう、会わせたい人がいるの、気があうと思う。」
若いバーのマスターが「あの人はいい人だよ」と言うので、ご飯に行った。
誘われた場所に行くと、彼女より10歳くらい年上の男性がいた。
彼氏というその人は、かなり上下関係に厳しい人で、上司とその奥さんと飲んでいるようだった。
地元と言うのは面倒で、
その彼氏ともれなく共通の知人がいたり、若干の仕事上のつながりがあったりで
無下にも出来ず、深夜に呼び出されたら、行くようになった。
イエスマンと化して、ただ時を過ぎるのを待ち、飲めもしないのに、飲むふりをして、
そして、少しずつ、彼女に対して、疑問に思う事が出て来た。
「小さいお金持ってる?」と言ってくる。
もちろん、大した額でもないので、最初は気にせずに渡していた。
と思いながらも、そう聞かれたら、半分下さいとは言えなかった。
働いている様子はあったが「携帯代払えないから、息子に連絡しよー」とか平気で言う。
「私もあなたくらいの時にやりたい事がたくさんあった」
と言うのが口癖で、海外の話をよく聞いて来た。
実際、仕事なので、観光には縁がなく、あまり答えられなかったけど
苦労したんだろうなと思って聞いていた。
すると、「母親が具合が良くないんだけど、息子たちが旅行に連れてってくれるよ!だから頑張ろうって言ってるの」
と言った時「自分が連れてくんじゃないんだ」とかなり引き気味になっていた。
もうだめだ、やめよう。と思っていたが、
なぜか、その時は、2人を無視出来なかった。
ある時、同僚と入った出張先のホテルのバーで、その話をしたら、
「バーでは珍しい話ではありません。水商売の人も不倫も多いしですし、
と言われた。
そして、「バーに入る時は、ある程度、高級なところに入った方がいいですよ」と忠告してくれた。
同僚も「金づるとダシじゃん、バカなの、お前」とキレた。
その時、初めて、それに気づいた。
2人は、別々に来たし、別々に帰って行っていた。
彼女から、子供の話は聞いたけど、彼氏から家庭の話は聞かなかった。
私は、アホだった。
それから、速攻で電話番号を変えたので、その後のことは知らないが、
2人はかなりの有名人だった事がわかった。
そして、件のバーは、マスターがクズで、女の子に手を出しまくり、犯罪で捕まって、潰れた。
彼らにあっていた時、かなり苦痛だったのに、
全く状況を理解出来ず、使命感のようなものに囚われて(うまく言えない)
今でも、何がどうなって、そうしていたのか、よくわからない。
何から何まで話す人もいないし、聞いたりもしない。
深入りした人間関係ばかりでなくても、それでもいいと思って来た。
でも、こう言う形で、人間関係の勉強するとは思っていなかった。
2人が悪い人かどうかは、わからないけれど、
読んでいただいた方、ありがとうございました。
ツイッターで一部のワードで検索したら愚痴が流れていた。やれ解釈違いだ、やれそのキャラ像は間違っている。
そう思うことは自分もある。世間はきゃるるんのAが多いけれども自分の解釈は男前のA。
ならどうするか。自分の解釈で殴ればいい。世間がきゃるるんが多いなら、その中に男前のAの解釈をぶち込んでいけばいい。男前の小説が1件でも増えればきゃるるんが薄まる。解釈違いを叩きのめすには、自分の解釈で殴るのが一番だ。力こそパワー。
その場合桃太郎の「仲間をどんどん増やせるリア充なところが好き」「鬼ヶ島で鬼を倒す時の無敵なところが好き」「鬼を全滅させるまで追い込む鬼畜なところが好き」で、それぞれ見えているものは違ってくる。
自分が主張したいこと、見せたいものに合わせて見せたいシーンを決めたり書きたい部分を組み合わせたりする。
ここをミスると別解釈に取り込まれる!俺は!!!!!!無敵な桃太郎が見たいんだよ!!!!!!!きゃるるんが見たいんじゃねえ!!!!!鬼に媚びを売る桃太郎が見たいわけじゃねえ!!!!!!!格好いい桃太郎が好きなんだ!!!!!!己の解釈でぶん殴れ!!!!!!!!という気持ちを絶対に忘れない。
話の核部分が映えるように、前後を考える。
個人的には現状→事件が起きての変化→結果の物語が好き。現状と結果の違いが大きければ話が面白いってツイッターで見た。
例は雑だから本気で殴りつけるならもうちょっと考えたやつにして。
どうやってこの武器(シーン、核)を使えば一番効果的にクリティカルヒットを繰り出せるか?を考えながらプロットを作ったほうがいい。
詐欺だのせこいだの言われるけど、概念で殴る対象を増やすためには恋愛要素を入れろ。カプタグを使えるようにしろ。
カプなしよりもカプありのほうが絶対に見てもらえる(自分のアップした物の閲覧数調べ)。自分の概念を他人に押し付けるためにはまず人の目に映さなければ意味がない。そのためにはとりあえずカプにして恋愛要素をいれ、カプタグをつけろ。詐欺と言われようがキスだのしてたらそれはカプ。見てくれる人が増える。
いくら鬼の死体を踏みにじる桃太郎の話だろうが、道中で喧嘩売ってきた連中を燃やしていようが、途中で犬が絶対にあなたについていくと言いながら刀にキスのひとつでもしていればそれはカップリング。恋愛要素。
どんな方法だろうと目に止まれば誰かのなかに概念は刷り込まれる。それでジャンルに概念を少しずつでも刷り込んでいけ。
どうしても宗教的に入れられなかったり精神的に入れたくなかったりしたら、そのときはその時で頑張ろう!
自CP増えて。
詐欺だのせこいだの言われるような方法でもいいから自CP増えて。
のほほん可愛い女子×姉御肌女子なんて絶対萌えるのになんでのほほん女子が腹黒にされるんだよ!!!!!!これからも自分の概念で殴り続けるからな!!!!!!
嫁探し?年齢的に、好きアピールは相手がそういうアピールをしてきてからの方がいい。
初対面から始まって「次ないな」or「お付き合いしてみようかな(お付き合いしたいではない)」まで行くのに会うところからスタート。年齢的に交際歴無しなら男からアピールはじめるとほぼ間違いなく相手がひく。「見た目だけで好きアピールしてるな」と思われてよほどスペックないと会ってくれなくなる可能性大。
②「好き」アピールから始めない。人としての信頼関係構築から。
③自分が話すときは1回30秒ぐらいまで。相手がその話題に意見や質問してこなかったら、その話はそれ以上続けない。相槌はカウントしない。(話題を変える)
⑤質問する。褒める。
詳細。
①寝癖、ボサボサは生活がだらしないと思われる。顔は肌が脂ぎってるとか口の端から泡出ないように。服はボロじゃなければ。靴は汚れて無ければ。あと口臭。口臭。
②最初から好きアピールしたら、見た目が良いから好きorヤリたいだけ感アピールになってしまう。2,3回会って、会話して、人としてお互い信頼が出来てきたら「恋人としてもお付き合いを"考えたい"」と伝えてからアピール始めた方がいい。この時、「お付き合いしたい」だと相手にとって重すぎて会ってくれなくなる可能性あるから、「お付き合いしたい」と言うのはもっと後でいい。(お付き合い「したい」を先に言うと次から会ってくれなくなることが多かった。会ってから半年後に言って一年後結婚したのが今の嫁)
③自分ばかり喋ってしまうと、女性はたいてい気を使ってその場は聞いてくれるけど、次会ってくれなくなる。
「あ、この子僕の話聞いてくれるタイプだ」とか勘違いしてしまいがちだけど、相槌や「すごいですね」だけだと赤信号。
なので話題30秒話して質問やお互いの意見交換にならなくなったら、話題を変える。
④ ③の逆で、相手に話を聞いてもらえると嬉しいからそれの聞く側にまわるだけ。女の子って結構色々な情報持ってて最初は苦痛だったけど話題に興味持つようになったら結構雑談力が上がった。マジおすすめ。
⑤相手の話に質問で返す。知りたいことを聞いてみる。兄弟はいるの?とか趣味とか。
お付き合いしたい女の子の事を知る。見た目で好きになっても中身がアレだと苦労する。依存系は苦手だったから、姉御肌系できちんと問題解決のために思考できる人かを見極めるかを気にして質問してた。
がんばれますだー!