はてなキーワード: 俺ガイルとは
◆はじめに。
まず注意書きから。
この記事には気が狂うような文体や、現行のネットコンプライアンスに相応しくない描写が含まれています。
閲覧して数秒で受け流せる、忘れれると思えるという自信の無い方はここから先の閲覧をお控えください。
なお、この記事のイメージBGMはバハムートラグーンOPテーマ、ヨヨのテーマ、
ライブ・ア・ライブOP曲、SF編移動曲、中世編関連曲となっております。
「男タク向けのラブコメって、どうして男女間に容姿格差なんてあるのだろう。
俺はデブでもボサボサでも構わないと思ってるがそれなのに美人のヒロインと付き合えるとかどうだよ。」
というツイートに対する反応
めっっっっちゃわかる!ヒロインたちは基本的になぜかうっすら主人公を好きな設定(主人公の魅力がマジでわかはん)ついでに主人公は常に受け身なのに物語を引っ張っていくのはその美少女たちに任せっきりな感じ https://t.co/p3cy0fElJl
女オタク向けのそれでも99.9%女は容姿端麗だもんな、、男はイケメンだけどモラも多い、、
私が一昨年秋から男性向け男女間恋愛モノについて似たようなこと思っていました。
ようやく数日前閃いたことは、それが1つのポリティカル・コレクトネスみたいなことが無意識で少年漫画やラノベの特定男女間恋愛案件にて形成されてしまってる事だよ。
男性側がコンプレックスやルサンチマンになるのがいやだからわざと解像度低くして書いてるのか?って思ったよ。
作者の意思なのか?
それだけでなく12年前にアニメ化されたある青年漫画原作ラブコメ(名前非公開)も主人公の男の異様なオーラの無さに違和感を感じた…
昨年秋クールにあるキー局で放送されてた(作品の名前はあえて伏せる、分割2クールの1クール目でもある)も…
それに19年10月にどっかの野党派タカ派ヴェンゴシさんにポスターのこと標的にされた漫画でも…
その様な思ったことが1月後半、1人のネット民の発言により確信を得ることになった…。
の答えについて。
事実上私にとって新規で禁断の蜜となるコンテンツとなる資格の一つです。
「じゃあ男主人公の特技はどうしたらいいんだ?」
そりゃあ、
対戦車用ライフルや暗○拳の扱い(それは危ないッすよ…!スペクタクル路線になりますよぉ)
(欠番)
弱者男性配慮名目としたアリもしない勝手な無意識ポリコレで男主人公を低解像度または目つき悪いとかにしなきゃいけないような新規ラブコメの風潮に敵意を覚えていますよ、マジで。
それを言いたかったんです。
だけど結果は「貴方ののぞみを詰め込んだ禁断の蜜たる作品は出せてもスパン短くても一年に1作ぐらいでしょう」が現実となります。
業界様も数年先まで予約多数あるので。。
◆3章(ここでは2章は欠番) 青虐・奈央虐へのメス
ー青虐編ー
そんなことしたらかっこいいっていうのか?
作品出る事に青髪のキャラ出る度におちょくるとかしなければアニメオタクの称号得られないって言うのか?
青虐についてだが、
10年前に見た某アニメなんて青虐の元凶戦犯アニメだろ、どこが名作だ?
一方で同期に放送されたギルティクラウンやブラックロックシューターは不当な袋叩き受けたのに…
主人公の髪ボサで眼鏡の男が地球の女の子捨ててメガネの異星人の女に付いた、けどメガネの女は故郷の異星に連れ戻され、続編の予感すらなし。
「島崎信長」への強いトラウマを植え付ける原因になりましたよ。
その年の下手なバトル・ホラーアニメより胸くそ悪いものでしたよ
デップー侍世界のサノスさんはデビルーク星じゃなくてあのメガネの女の母星を粉砕して欲しかったのに。。
終始青展開なのにニャル子や氷菓など男女間恋愛強豪台頭と不当な批判のダブルパンチ…
なにがいけなかったんだよ?
コピペブログで青キャラおちょくる記事作られそれを見なくても界隈を淀ませてくれましたよ。
それだけじゃない、ネット上でその年の男女間恋愛アニメにて主人公と結ばれなかったヒロインを
滑り台の画像と合成して「クビを宣告された女たち」だとか悪趣味すぎるじゃねえか!!!
あと「おさ虐」ってのもあったようだな。
ー奈央虐編ー
業界様は今年2年ぶりに奈央虐の準備をしてるんだよな。。
下手なバトルアニメの鬱回・胸糞イベントよりもショックで昼ごはん食べたのは1時半より後になるほどの放心状態だった。
無論強いトラウマに…
ああ・・・
一昨年に「ぼくたちは勉強ができない」原作ラストを複数の編に分けて作りいろいろあったけどぼく勉の作者の取ったことがどれだけ正しかったのかが身に染みるよ。
◆5章(4章はここでは欠番) クリスマス・スクイズへの疑問。
思ったけどさあ、
なぜ毎年クリスマスシーズンのSchoolDays一挙放送に何の疑問も抱かない?
その時期だと男女間恋愛へのルサンチマンやコンプレックスが爆発するので歪んだ結末を迎えるものの方が気が安定するからなのかな?
たまには2日かけてでもいいから腐夢か百合一挙放送すればいいのに、ABEMAさんは。
無論バレンタインやホワイトデー、ジューンブライド、夏休み、狐の嫁入りでも言えることです。
◆6章 茶みらい氏の悲劇。そして批判しづらい世の中になっていく昨今
「出会った女子高生は幼なじみのガキ大将だった」シリーズを展開してたけれど
結婚とクライマックス迎えた最中に、一部のネット愉快犯の荒らしにより
私が今まで知ってきた男女間恋愛コンテンツで最も悲劇の作品ですよ…
俺はそれなりにアニメに詳しいつもりだけど、上の3つだけはわからん
『SHIROBAKOは好きだけど社会派はあんまり』ってのは、『ブラックジャック』における『ブラックジャックによろしく』みたいなものなのか?
最近のアニメはタイトル名がやたら長くて独創的だし、WEB配信限定で地上波放送しないからアニメの存在自体に気づかないこともあるけど、上の3つは本当に存在するアニメなのか?
もはやサブカルミーハーやサブカル大衆という、オタクとは全く別のカテゴリーがコピペブログに扇動されて今の歪みが生まれたのかもな。
だいたいワタルやグランゾートやレイアースのクローンのさらにクローンの様な異世界転移もの乱発もこのすばやリゼロ1期の付和雷同ムードが原因だったろ。
俺ガイル2期が1期より売れたために捏造トラップやクリオネや星合みてえなギスギス青春もの現れる原因にもなり、
こんなんだったらガヴドロや政宗くんのリベンジやうらら迷路帖の続編決まってた方が正しい世界になってた、
冴えカノもあの映画は何だ?
ティーザーCMの時点でSDGsくせえメッセージ出てきやがり、
その後ジョゼと虎と魚たちや神様になった日みたいなSDGsまがいのアニメ現れてきたし…
だいたいさぁ、血眼で犯人追ってとっちめるのが本来の人間の精神なのに
ただ恋人との感傷に浸ってる停滞みたいな物語とか気が知れないレベルだぜよ
いろいろ言いたいことだけど今回のはここまで
「最近のラノベ」がどのくらいの範囲かでけっこう変わってくるんだが、
とりあえずおまえを「2010年くらいまでラノベを読んでいたオタク」と仮定する。
言わずもがなだな。
母体が大きいだけあって様々な作品が揃っており、掘り甲斐のあるカテゴリーだ。
大雑把にジャンルを挙げると、
といったところか。
・亡びの国の征服者(オーソドックスな異世界転生もので読み応えがある)
・オーク英雄物語(「無職転生」の作者の新作。特に転生ものではない)
・目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい(タイトルは酷いが良質の転生スペオペ)
・現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変(バブル崩壊直後の日本経済史を題材にした現代転生もの)
といった要素が特徴だ。
漫画で言うところの「○○さん」系ラブコメやTwitter漫画の流行に影響されていて、
特徴のあるヒロインや特殊なシチュエーションのワンアイディアから話を広げていくタイプの作品が多い。
また、少しシリアス要素の強い、いわゆる「青春ラブコメ」も人気だ。
こちらは「とらドラ!」や「俺ガイル」からの流れが脈々と続いている感じだな。
・継母の連れ子が元カノだった(迷ったらとりあえずこれでいい)
・カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています(上に挙げた要素をうまく消化している秀作)
・弱キャラ友崎くん(アニメ化済み、しゃらくさい感じもあるが「俺ガイル」の後継作として人気は高い)
・ぼくたちのリメイク(アニメ化決定、クリエイターものの代表格)
・声優ラジオのウラオモテ(二人の新人声優を描く微百合ラブコメ、巻を重ねるごとに面白くなるタイプ)
・探偵くんと鋭い山田さん(主人公たち三人でちょっとした「日常の謎」を解いていく学園ミステリラブコメ)
よく「ライトノベルと一般文芸の中間の小説」と言われたりするが、
実際のところはラノベ編集部が書店の棚を求めて一般売り場に進出したものが始まりだ。
とはいえ、少年向けのラノベから隔離されることで、いまでは独自の文化を築いている。
講談社ノベルスやハヤカワ文庫JAを取り込んだことで本格ミステリやSFも強い。
また衰退しつつあった少女ラノベがライト文芸に進出することで息を吹き返してもいる。
人気のあるジャンルとしては「妖怪」「ホラー」「後宮」「泣ける恋愛」「謎解き」「刑事もの」といったあたりか。
ライト文芸のオススメはこちらだ(ただし個人的にあまり読んでいないので少なめ)。
・さよならの言い方なんて知らない。(「サクラダリセット」の河野裕が贈る特殊設定頭脳バトル)
・探偵は御簾の中(平安時代を舞台に癖のある夫婦を主人公としたミステリ)
・僕は天国に行けない(2000年前後のあれこれを彷彿とさせる厨二くさい青春ミステリ)
・隷王戦記(チンギスハンとバイバルスをモチーフにしたと思われる戦記ファンタジー)
「その他」とか言ったら何でもありだろという感じだが、まあ簡単にはまとまらないので上記以外をまとめてしまった。いくつかオススメをしていく。
とりあえずこんなところか。おまえが実はここ数ヶ月ラノベから離れていただけで、俺が挙げた作品もだいたい知ってたらすまんな。
これは、はてな匿名ダイアリー バズフィードオブジイヤー2021を目指せるかどうかの最終負荷実験です。
1:プロローグ
つーか、この9ヶ月間どころか来期もいい再放送案件が何でMXはじめ南関東ローカルばっかに行くんだよ?
ハナヤマタから始まりニャル子、はたらく魔王さま、より抜き宇宙戦艦ヤマトさん、
MX以外の関東独立局は「日常」(あらゐけいいち)を来期に再放送とか…
ファフナーやシドニアの騎士だとかキングレコードとベッタリとしか思えない再放送、
生徒会役員共一期は2010年秋や13年秋、17年春など再放送の機会あったのにようやく放送出来たのは昨夏、
ネットイナゴの半分が深夜アニメからVTuberやガチャゲー最強自慢にシフトしていった、
下ネタ関連も異種族レビュアーズやかぐや様が台頭してきたという惨めな時期、
無論まどか以前のアニメ古株もSAO俺ガイルリゼロで持ち切りのザマだし。
で冬クールは
でも、きんいろモザイクの数年越しの再放送で貧乏くじからの脱却への希望が見え始めた…
なのに、来期は何だ!?
神様になった日にシグルリに令和版ひぐらし(平成で眠らせて欲しかった)とか近辺クールのヤツばっかじゃねえかよ。
近辺クール系再放送(2021年3月26日)で一番まともな方なのは友崎くんぐらいだし…
そんなにBS日テレやBS12(トゥエルビ222ch)、BS朝日に楽園追放やカウボーイビバップ、Aチャンネル取られてえのかよ!?
はたらく細胞シリーズはEテレに移籍すれば民放系とは土壌が異なるためウマ娘フィーバーの影響を軽減できたのかも知れないし、
神様になった日はVEGやよりもいの打倒に失敗、
オルタンシアサーガは意味わかんねえよ的なラストシーンで終わり…
こんな醜態連発で新作期待できると思うのか?
BSフジかBS日テレ製作委員会関与で円盤をDMMやハピネットに任せた方が良かった作品みたいなのばっかじゃん。
で、BS日テレはなんなんだよ?
はてなイリュージョンやトライナイツやブレイドアンドソウルの再放送なんていい加減リピート放送すんのやめろよ、
まともな知性ある放送局ならデスノートやとらドラ、クラナド、ルパン三世Part5を再放送するはずだろ?
っていうかBS11は早くツキアニの今後の放送権BS日テレに譲渡してBS日テレがツキプロの実写とアニメ両方請け負う方にしろよ。
話を戻す
装甲娘戦記もなんなんだよ?
何であんなのをBS11は買ったんだ?っていうレベルの出来だったじゃねえか
こんなんじゃBS11でのサイマルから弾かれたおちこぼれフルーツタルトやのんのんびよりが報われないよ。
その、のんのんびより。
アズールレーンスピンオフはABEMA放送分の裏番組に仕向ける。
AT-Xの正月日曜無料デーに一期と二期丸投げ、しかもその日は裏番組がBS11のハルヒ
製作委員会も作者も監督も角川もこの7年以上(2013年8月27日、のんのん一期の放送局がテレ東東名阪に決まった日から現在まで)
SAOや俺ガイル、このすば、リゼロ、おそ松、ゾンサガ、五等分、鬼滅、けもフレ、プリコネ、ごちうさ、ゆるキャンの方が身近に感じられて界隈の人心掌握をする様な状態にしたこと何も謝罪しないのかよ!?ふざけんじゃねえよ!!!!!
角川も腐ってるよ、昨年下半期にのんのんびより旧シリーズをBS11で放送強行してれば良かったのに、
何で夏季にこのすば2期なんて放送する必要あったんだ、舐めやがって。
そのリゼロ2期、タメの第1クール経て反撃の第2クールはどうなった?
ウマ娘ムーブメントで1期〜2期前半に比べて空気になっちまったじゃねえか!?
溜め展開編の円盤売上もSAOや俺ガイルに負ける醜態だったし!!!
BSテレ東が3期の放送局に決まった時に俺は数年間の怒りを大爆発させて
「全世界の思想や規範、経済をのんのんびよりが支配してあらゆる娯楽ものんのんびよりのスピンオフだらけの世界になればいいのに」と叫んだよ。
のんのんびよりに対しての業界の仕打ちと界隈の鈍感さでようやく俺はアニメ業界への不信感を顕に出来たよ。ありがとさんよ。
本題
日本のサブカル界隈はとにかくことなかれ主義過ぎるじゃねえか、だからブレイドアンドソウルやはてなイリュージョン、
神様になった日だとか
ゲーム系の事でもいつまで経ってもニンテンドースイッチオンラインスーファミサービスで
ルドラの秘宝やライブ・ア・ライブ実装実現せず何処の馬の骨かわからないサードパーティ系ばっかになり、
ファミコン版ドラクエ4&スーファミ版ドラクエ5・6完全移植のドラクエ天空コレクションも実現せず、
2だとファミコン版BGMやファミコン版難易度+W羽衣&破壊の隼モード、
3だとたゲームボーイカラー版隠しダンジョン追加のアップデート実現せず
基本は問題提起にネットミーハーやネット大衆とつるんで冷笑ムードで、
これに影響されて久々に二次創作小説を書いてみたので感想を書く。
執筆経験は5~6年前まではSS速報にSS形式で10本程度。一人称形式で4本程度書いてた。
今回はnoteに影響されて三人称で書いてみた。というかシリーズ形式なので書いてる途中。
影響されて三人称にしたのは完全に間違いだった。書いたことない上に数年ぶりで進まねえ進まねえ。
プロットが広がってシリーズものの分量になったのも失敗。もうちょっと簡単なのにすればよかった。でも思いついたのがこれなんだから仕方ないね。
あとは
しかし、オレは未来人なので予言しておくが、お前が初めて書いたその小説は、びっくりするぐらい読まれない。感想なんてひとつもつかないし、ランキングなんてかすりもしない。
このとおりマジで読まれなくってビックリした。ピークがすぎたとはいえアニメ化もしてまだ連載中なのにこんなに読まれないもんか。
SS速報に書いてたのとかまとめサイトでビュー数1万近く行ったのもあったしそうでなくともほぼ4桁は行ってたのに閲覧数100も行かない。1話目でこれだから今後伸びることもないだろうし、正直1話目が一番つまらないだろうから増えるともあまり思えないし。
これは俺ガイルとか五等分のSSがどんどん増えるのわかるわ。やっぱ読まれたいもん。人気が人気を呼ぶのよく分かる。ただまあ俺は他のジャンル書くつもりはないし、書いたやつも感想は来たからすげえ嬉しい。
あんまり読まれないのは残念だけどやっぱ書くのは楽しいね。妄想だけはしてたけど出力するとやっぱ違うわ。後で自分で読み返して楽しむことも出来るし書くのはいいね。
とりあえずもうすぐ原作の連載が終了しそうなのでそれまでには終わらせたい。頑張ろう。
で、KKO35的には今期なに見りゃええのん?
ちなみに先期面白いと思いながら観てたのはデカダンスとSAOあたり
網羅してたわけじゃないから他にも見ればハマってたのはあるかもしれん
宇崎ちゃんは完走したけどまあ普通、ラピスリは1話で展開がダルくて引き込まれなかったんで切ってしまった
有名シリーズ続編ものは結構触れてないんでパスする事が多い、とあるや俺ガイルがそうだった、今期でいうとひぐらし、シリーズ初見は多分きついよな
もうちょい前のアニメだとましゅまいれっしゅ防振りPSO2イド:インヴェイデッドを面白いやん、と毎週楽しみに観てて
かくしごとプリコネダーウィンズゲームあたりが結構面白いやん、と思いながら完走した
とりあえずラブライブシリーズは好きだから虹ヶ咲は確定、かすみん回良かったじゃん
あとシャーロットはそこそこ面白く見てたから同じ麻枝アニメの神様になった日は多分見るかな
1話は電波でしかない内容で声優の演技力頼みって感じだったところに一抹の不安を感じる、多分現状はギャグアニメと思っとけ、って事なんだよな
増田って一記事あたり3000字ちょっとで切れちゃうから削ったけど結局複数にまたがることになった。
こういう増田もありってことだ。
これまでのガンダムビルドシリーズはあまり好きではない面が目立ったが、今作は好きになれた。
リライズの好きな点は、ガンプラが本物であるかのように機能する異世界を導入したこと。ガンプラはガンプラでありながら機動兵器となり、またガンプラバトルはガンダムごっこでも競技でもゲームでもなくなった。かといってガンダム本編で描かれるような戦争でもない、絶妙な塩梅。
そして世界を救うためにガンプラが必要なのも良い。ヒロト達にとってガンプラはエルドラを救うための唯一の武器だ。ガンプラで世界を救うって、それ超素直なホビーアニメじゃん!!!
お話のここがいいとかキャラデがどうこうじゃない。企画と、設定と、前作との違いと、そういうのひっくるめた「作品のあり方」がたまらなく好き。
……ただこの境地に至るには、まず個人的に微妙だったダイバーズ無印2クールに付き合わねばならず、更に設定隠しと溜め展開が続くリライズ前半1クールに焦らされる必要もある。長えよ。
しかしケモNPCがマジモンの異星人とわかることを前半ラストにショッキングな出来事として作ったことは、今振り返るとかなり良かった。見え見えだった「実はゲームではない」と不可分な要素だけど、このためなら引っ張るのは分かる。
小文字ダイバーズがこれはゲームだと思い込んでいた分だけ、セグリの街ごとケモ達が死に、村も焼けて顔馴染みのほとんどが傷付いたことはリセット不可能な現実、という話のショックが強くなる。セグリにいたケモはジェド兄さん以外はほぼ知らないケモだけど、その分レジスタンスが無関係な人達を巻き込んで都市ごと皆殺しにされた喪失感に加え、無責任に「ゲーム」を楽しんでいたことへの後悔と絶望も深まる。
この取り返しのつかなさを俺は当初よくある展開と流していたが、シドーマサキの解放とリクの登場で効いてきた。イヴの件で一切十字架を背負うことがなかった愛され先代主人公リクと違って、シドーマサキは視聴者が知らない疑似先代主人公。だからいくらでもケモ殺しへの加担という十字架を背負わせて良い。しかも彼の責を問えば、小文字ダイバーズにも「ゲーム」をプレイしていて衛星砲による虐殺を止められなかった苦しみが返ってくるのだ。おつらいでしょう……おつらぁい……。
ネトゲ経由で異世界にログインしちゃうWeb小説で、ゲーム経由故の痛みの無さと死の軽さを利用した常識ハックばかり見てきた俺にはなかなか堪える展開だった。忘れるな我が痛み。はいキスしてグッバイサーバリセット感想おしまい。
いつかゆきのんを救うために続いてきた俺ガイルもこれで終わりか。マジでゆきのんのためのお話だったんだよなこれ。あえてギャルゲ的に解釈するならガハマさん(と戸塚と川なんとかさんといろはすと先生と小町ほか色々)は解決すべき問題が無いか初登場時に即消化したので、個別ルートで描かれるほどのドラマが残っていなかった。だから立てるフラグ自体が存在しない。そもそもゆきのんのこと好きすぎだしな八幡。ゆきのんの抱える問題を解決できるのはゆきのん大好きマンだけだから、八幡はゆきのん大好きマン以外になり得なかったとも言えるが。それにあれだけゆきのんのために尽力しといて、雪ノ下の問題解決できた!それはそれとして、おっぱいでっかいガハマさんと付き合いまーす!とか、そんなの通らねえだろ、話の流れとして。
プロデュース側が版権絵やグッズ展開でそれらしく見せていたヒロインレース的なものを、原作者の渡航は全力で無視した。そんなテンプレは壊してしまえ、とばかりに。アニメがその原作をなぞる以上、かつてカットされた愛してるぞ川崎!を回想として入れたところで、既にアニメで川なんとかさんとラブコメする可能性は永久に失われてしまっているのだから、入れる意味が薄い。意味無いとまでは言わない。だってアニメ川なんとかさんすげーかわいかったから。小町もかわいい。マジでかわいい。ラノベに出てくる千葉の妹がみんなあれくらい素直にかわいいと良いんだけど、千葉の妹ってやつはどうしてこう。千種兄妹の何が人を狂わせたのか。ともかく小町と八幡のやりとりいいよね。でも合格発表でガハマさんに泣き付くところが視聴者的には一番ポイント高い。
だいたいのことは原作完結時にkansou.txtに書き散らしたから、自分の中に言いたいことがキャラ萌えしか残ってない。強いて言うなら「ゲームまだかな」か。萌えと救済のマルチエンディング。それができるのはゲームだけだ。ほらこないだ完結したデートもゲーム出たし。……どうやら俺の中ではアニメやる前にもう終わってた作品だったらしい。最終巻の先の話ではなく、それより過去の話をああしてほしいこうしてほしいとしか思えないし、それでさえ他作品の話に脱線するんだからな。もうやめよう。
どうでもいい、俺ガイルなんて。
面白かった。それは「シリーズ集大成」として過去シリーズの要素が多かったのもある。最後に桐ヶ谷和人の進路を示すことで「キリトの物語」の最終章になってもいる。
でもアンダーワールドという世界を舞台にした「アリシゼーション」の完結編としては到底納得いかねえわ。
これまでのSAOは「プレイヤー自身の生命を賭したゲームをプレイする」話だった。毎回だれかしら命の危機に晒されながらプレイしていた。アリシゼーションはそこを発展させ「NPCが命懸けのゲームを生きている世界」を舞台にした。リアルワールド人であるキリトも、アンダーワールド人であるユージオもアリスも、アドミニストレータでさえ生きていて、全員が命懸けで戦っていたはずだった(だからこそ失われたユージオの命は、決して戻らなかった)。
けどそれをじわじわと「シリーズ集大成」が塗り潰していった。リアルワールドもアンダーワールドも、ミクロな話からマクロの話まで全て「アンダーワールド大戦を舞台にしたリアルワールド人同士のいざこざ」になり、「死んでも死なないリアルワールド人」がアンダーワールドを蹂躙。最後には200年という時をもって、かれらとかれらの生きたアンダーワールドを遥か過去へと押し流してしまった。大事な大事なアリスと、その身内一人を残して。
生きているNPCが死んでいき、生きているNPCの物語としてのアリシゼーションも死に、NPCが生きる世界さえ……まあ作中で重要な生きているNPCはアリスだけだし、メタ的にも「シリーズ集大成」にポッと出の知らない人の居場所があるわけないんだよな。でも知ってるユージオとアリスは重要な役目担った!ヨシ!
……なわけがねえだろ!てめえらの魂はなに色だーっ!!
続く
(プロフィール:25歳、男性、大学院卒、理系、会社員、東京都在住、同性愛者)
性的少数者の権利拡大・偏見払拭が謳われるようになってもう随分と経った。そういう虹色界隈の活動家の努力のお蔭か、少なくとも都市部の若年層では「ゲイとか気持ち悪いよね」と言う人の方が白い目で見られる社会にはなって来ていると思う。パートナーシップ制度を導入する自治体も増え、同性婚を支持する人も増えている。ゲイであったとしても自分らしく人を愛し愛され、自分らしく自由に、自分らしく幸福に生きられる社会になっている。……らしい。
このような心温まるようなすばらしい虹色啓蒙活動から最も疎外されているのは誰か。性的多数者(シスジェンダーの異性愛者)ではない。彼らも「理解のある」ハートフルなムーブを取ることで仲間入りできるし、「理解のない」人も敵陣代表としてちゃんと構ってもらえるからである。一番蚊帳の外なのは、非リアで、陰キャで、オタクで、恋愛にも興味がなく、自己肯定感が低い根暗のホモだ。
大前提として、虹色啓蒙活動は非異性愛者が自由に恋愛を楽しんで社会で生きる「権利」を求めるものであって、ゲイであろうと男とも女とも恋愛をしない人には大して関係がない。当たり前だが、仮に同性婚が法律で認められたとしても相手がいないと結婚はできない。全てがそうとは言わないが、虹色活動の大部分を占める要素も、活動に携わる当事者たちも、どこからどう見ても根暗なオタクには無縁の「陽気なリア充の世界の概念」であって、全然感情移入できないのである。そればかりではない。
ああいう目立つ活動家たちは、確かに旧来のゲイに対する悪質な偏見(気持ち悪い、オネエ、性病とか?よく知らん)をいくぶん弱めてくれたかもしれないしそれは有難いことなのだが、それを塗り替える形で別のステレオタイプを提供している。「ゲイは恋愛やセックスが大好きで、大好きな同性の恋人と結婚したいのに頭の固い人たちのせいでさせてもらえない、自由平等博愛のため闘うかわいそうな人」という印象を、勿論ここまで露骨でなくとも数倍に希釈した形で持っている人は少なくないのではないか。俺はゲイをカミングアウトしたことは殆どないが、おそらく多くの人はまずは同情の目を向けて「気付けなくてごめん」か「話してくれてありがとう」みたいな挨拶をくれた次には俺の恋愛事情に興味を持ち始めるだろう。別にそれ自体を悪いことだと非難する気は全くないが、結局「ゲイ」とか「同性愛者」というラベルはリア充・陽キャの文化でしかなくて、単に同性に性的魅力を感じてしまうというだけの陰キャが名乗ってもあんまりピンと来ない、贅沢な称号になってしまったのだ。
そういう点では、LGBTフレンドリーな明るく健常な集団なんかより陰キャのオタク界隈の方がよっぽど自分には合うし居心地が良い。もともとオタクコミュニティには恋愛への関心が希薄な非リアが多く、セクシャリティが問題になる機会自体が健常な集団より遥かに少ない。だからオタクコミュニティの方がジェンダーフリーだなどと大それたことを言う気は毛頭ないが、趣味の話と学校や仕事の愚痴くらいしかしないのにセクシャリティが関与してくることの方が稀だし、元々何の問題もなく穏やかに存在できている。
大体、恋愛に興味のない俺にとって、自分がゲイであるという事実はアイデンティティの構成する要素のほんのごく一部でしかない。所謂ゲイコミュニティに参入してゲイ友達を作ってPrideだの何だのよろしくやってる虹色の人たちをネットなんかで見ていると"ゲイを生きている"感がすごいし、普通の異性愛者視点だと多くのゲイがそういう生き方を望んでいるように見えているんだろうなと勘繰ってしまう。異性愛者が自分をヘテロであると意識してヘテロ人生を生きるみたいなことはまずないだろうから、こういうのはそもそも少数派である宿命というか如何ともしがたい非対称だとは思うが、いずれにしてもああいうのはどうも自分とは違う世界だ。俺は「自分は男の方が好き」みたいなどうでもいい話なんかよりよっぽど先週の俺ガイルの話がしたい。ずっと原作読み直してたら連休が終わりそう。
如何ともしがたい非対称と言ったが、性的少数者の苦悩は理解のない人による差別や偏見なんかよりも、そもそも少数派であること自体の苦痛の方が大きいと思う。要は、ゲイであること自体が十分に不幸なのである。同性愛者は全体の1割にも満たない上に普通は公開しないので、当然だがラブコメのような学校や会社での自然発生的な恋愛ストーリーは期待できない。そのためゲイ専用の出会い系アプリとかゲイコミュニティで知り合うくらいしかないわけだが、どうせそういう所にいる人は明るくて自己肯定感が高くてキラキラしててbioに虹マーク引っ提げてて合わないだろう。要するに異性愛と比べて恋愛の形のバリエーションが圧倒的に少ない。別に「自分がノンケだったら彼女が出来てた」とかいう、「文系学部だったら彼女できてた」とのたまう理系大学生のようなダサい主張をする気はないが、恋愛へのハードルの高さがヘテロの比ではないことは間違いないし、色々なことを土俵に上がる前に諦めないといけないのも事実だ。女性と結婚して子供を育てるという「普通の幸せ」にも憧れるけど処女懐胎してもらうわけにもいかないし、何よりそんな茶番に付き合わされる女性や生まれてくる子供に悪い。というかこのままだと一生童貞で独身だけどどうすんじゃこれ。30代になった瞬間信じてたオタク仲間が次々に【ご報告】していって取り残される√入ってるだろ……。
今はとてもじゃないが出来ないだろうけど昔は同性愛の「治療」なる概念があって、認知療法というか洗脳というかそんな感じで治療を試みることがあったらしい。流石に洗脳は効く気がしないし御免だが、大脳に電極ぶっ刺すとかケツにケミカルXをぶち込むとかで西洋医学的に「治る」なら全然治したいと思う。今の社会に不満があるとかそういうわけではないが、俺にとって自分がホモであることは「普通に生きてるには気にならない病気」でしかないし、それを認めろだの自分らしく生きろだの、無茶を言うなって話だ。
※同性愛者、性的少数者、ゲイなどの単語は適当に使ってますごめんなさい。基本的にどれも男性同性愛者を想定して書いてると思ってください。