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2017-09-30

anond:20170930091904

わかるような気もするしわかりきれない気もしつつ、興味深い。ありがとう。また思うところあったら書いてほしい。

自分アイドルが好きだけど、アイドルとの理想の接し方は「着ぐるみ着た自分最前席でステージを見て、メンバーキラキラパフォーマンスしつつ、たまに自分着ぐるみ)を見てニコニコしてくれる」なのが増田に近いのか遠いのか考えている。

2017-09-17

ガチ恋を拗らせて勝手失望した話

とあるヴィジュアル系バンドマンに恋して勝手失望した女の話

 突然だが、私には本命バンドマンがいる。それこそ今回話のメインとなる、昨年2月から今年の半ばまでおよそ1年半私のエネルギー全集中させたバンドマンだ。以後便宜上、彼のことを王子呼称する。

 王子出会ったのは2016年2月5日。諸々の縁あって、とあるイベントライブに当日券で入ったのがきっかけだ。私はとても守備範囲の狭いバンギャだったので、その日のライブには目当てとなるバンドはいなかった。スタンディングで見る気力がなかったので2階席へ移動して幕の隙間から見える機材搬入をする真っ赤な衣装に身を包んだ人影をぼんやりと眺めていた。やがて幕が開いた。5年ほど前に一度だけ見たことがある、やたら覚えにくい名前のそのバンドの上手ギター王子だった。真っ赤な衣装に真っ赤なリップ、派手な金髪、赤と緑のオッドアイテクニカルギタープレイギターソロを弾く真面目な顔、ソロを終えた後に大きな口をパカっとあけて笑う顔。彼の動き全てに目を奪われた。心が震えた。そんな状態ときに、王子は時たま2階を見上げてこちらを指差したりするものから、完全にハートを撃ち抜かれてしまった。25分のステージが終わりメンバーが捌けるのを見送ったあと、すぐさま近くのCDショップへ走り最新アルバムを2枚購入した。我ながらちょろすぎる。私は王子と衝撃の出会いからおよそ30分で翌月の2ショット撮影会参加券を手に入れた。

 翌月3月14日ホワイトデーイベントということで30秒トーク&2ショット撮影会が行われた。ガチガチになりながら初めてのイベントへ向かう。ライブ以来の王子衣装着用時はつけまに派手なカラコン、赤リップ、とキャバ嬢のような見た目をしていたが、衣装でないときは薄いメイクになるようで、男らしさを感じてドキドキした。至近距離で見た王子はむき卵のように白くてツルツルしていて、隣に座るとなんだかい匂いがした。優しくてかっこよくてトークも軽妙で、30秒間の間に100000000000回惚れ直した。この日の帰りさらに8枚アルバムを買い足して帰った。

 4月5月は毎週のようにライブインストに通った。王子は3度2ショットを撮るころには私を認知してくれたし、手元にあるインストチケットがなくなる頃には自発的名前を呼んでくれるようになった。以前通っていたバンドでは空気を貫いていた自分にとってはこれはかなり新鮮で嬉しいことだった。認知されたからには頑張らなきゃ(?)という謎の使命感からライブの本数を増やした。元々ワンマンライブ以外は行きたくないたちだったが、30分でも20分でも王子ステージにたつ公演のチケットはすぐに買うようにした。

 7月にはツアーファイナルのため大阪へ飛んだ。王子バンド拠点関西のため大きなライブは必ず地元大阪で行われる。実は私はギャ歴に比べると経験値が非常に浅く、ライブのための遠征経験ほとんどと言っていいほどなかった。このライブが私の初遠征の皮切りとなり、以降東京大阪間の移動へのハードルがぐんと下がったように思う。

 本当にこの頃、王子が好きで好きでたまらなかった。早いチケットを買い直してライブに行った。王子が構ってくれないと楽しくなかったからだ。構ってくれた日は浮かれて浮かれて、だらだらとツイッター感想を垂れ流した。ライブの合間に行われるインストのために、バカみたいにCDを予約した。たくさん王子写真を撮った。写真なんていらなかったけど王子に私という存在を忘れられるのが嫌だったから、毎週毎週飽きもせず撮影会へ向かった。私の顔を見て名前を呼んでくれるのが嬉しかった。

 こう何度も現場に出向くようになると、周囲にいるファンの誰が王子を好きなのかも分かるようになってくる。いつも同じ列に並んでいる他のファンにたいして無駄に対抗心を持つようになった。こいつらが見てない王子を見たいという一心たかだか20分程度しか持ち時間のないイベントライブのために地方へ行ったこともあった。とにかく私しか知らない王子を求めていろんなことをした。結果、何かが手に入ったわけではなかったけどその場限りの優越感を楽しんだ。

 頻繁にライブに行くようになったある時。王子が贔屓にしている人が誰なのか、分かってしまった瞬間があった。周年記念のワンマンライブ中、そのうえ2列目にいたにも関わらずワンワン泣いた。その日、王子とは目も合わなかった。あまりにショックで翌週の大阪遠征も取りやめた。チケットは捨てた。10月のことだった。

 しばらくの間、ショックでライブの本数をかなり減らした。11月に一度話す機会があったのでそこで少し会話をして、クリスマスライブに行った程度。どちらも大したことは話せなかった。代わりに時々ファンメールを送った。ファンメールといっても、王子に対する八つ当たりのようなことばかりかいていたので、実際には迷惑メールだったが。迷惑メールを送り続けたことで、1月の接触では「痛い女」と王子に言われてこれまた泣いた。しかしそんな風にいいつつも、王子は優しいところがあるので迷惑メールに書いた私のお願いを結構聞いてくれることがあった。私信とまではいかないが、ツイッターブログ、接触等で律儀にレスを返してくれる王子がやはり好きだなあとその度に実感していた。

 ファンメールから徐々にモチベーションを取り戻した私は2月からまた少しずつライブの本数を増やしていった。麺被りは殺す精神はそのままだったので、とりあえず王子に構ってもらいやす位置キープすることでなんとか精神衛生を保っていた。その頃春からツアーが発表された。モチベーション好調の私はウキウキ東名阪チケットを押さえた。なんとこれが中々のあたりで全公演そこそこの早番だったうえ、そのうち1つは最前確実だった。狂喜乱舞した。王子にそのことを伝えると「ほんまか!最高やな!」とハイタッチしてくれた。可愛かった。

 ツアーが始まった。気分は最悪だった。どうして目の前にいる私を見てくれないの。なんで私がいること分かってるのに別の人構うの。そればっかり考えていた。王子の目の前にいるのに王子の目に私は映らない。死にたかった。私はこんなに色々なもの犠牲にしてきてるのに、なんで、お前は。

 公演のあと、メンバー写真を撮るイベントがあった。能面のような顔で撮影場所にきた私に王子は言った。

今日めっちゃ前の方おったやん!」

「私のこと見えてたんですか」

 もう本当に死にたかった。

 私のことを見ない王子が嫌だったし、ファンの分際で見られたいという気持ち肥大している自分気持ち悪かった。私なんてたまたまチケット運が良かっただけの金なし乳なしブスだ。私よりお金をつぎ込んでる人も可愛い人もごまんといる。私が無視されることも、そういった人たちが気に入られるのも当たり前だ。でも我慢ができなかった。「次のライブも同じとこにいる」と王子に告げて撮影場所を後にした。1週間後、私はまた王子の前にいた。その日も王子こちらを見なかった。私は限界だった。

 好きだった頃に買ってしまったチケットが十数枚残っていた。ほとんどは売った。売れなかった3枚は捨てた。友達と行く約束をしていた2枚はちゃんと公演を観にいった。最前列で見たけど、やっぱり王子の目に私が映ったという実感を持てる瞬間はなかった。そして明後日、友人たちと約束しているライブ最後の1枚を使う予定だ。一体この日はどうなるだろうか。

 好きというエゴ肥大して好きなものを好きだと思えなくなってしまった。少し前に起こったアイドル殺傷事件。正直気持ちが少しわかるのだ。好きなのに、好きなのに、好きだから、憎い。まるで病気だ。

 今も王子のことが好きだ。でも王子が憎くてたまらない。この感情と決別するまでは、王子に会いにいってはならないと、そう思ってる。

2017-09-14

同担ガッツが降りた

 

 

同担ガッツが降りた。

 

  

彼女は私と同じ俳優推しており、その俳優が出る舞台を観に行くためには何でもやっていた。

最前全通カテコゼロズレは勿論のこと、暇さえあれば手紙をしたためハイブラの洋服をプレボに突っ込み、物販で6桁は軽く飛ばすようなオタクだった。

今思えばリア恋も入っていたかもしれない。

 

私は同じ俳優こそ好きだったが、彼女ほど必死に追うことはしていなかった。

舞台の上に立つ彼が一番好きな私には、見づらい最前列端よりも後方センブロの方が良席に思えたし、プレを入れるくらいならもっと自分のことに使いたいと考えていた。彼女とは現場で数回しか会ったことがなかったが、SNS上ではそれなりに仲良くしていた。

彼女と、同じ彼を好きな人たちと彼の好きなところを飽きることなく何度もしゃべった。

 

 

ある日、彼女が「やばいのみつけた」とツイートをした。

私は、内心「またいつもの匂わせか」とあてにしていなかったが、野次馬根性全開で何があったのかと伺った。

すると、彼女はその情報について事細かに教えてくれた。

 

彼女が見つけた情報は、世間一般から見て炎上案件というような内容ではなかった。

カノバレというにはグレーすぎ、クズバレというには確たる証拠もなかった。

見つけなければそれまでといえるほどの内容に、私はそんなものかと思った。

 

だが彼女は降りた。確保したチケットも何もかも全部売り払い、数日後にはアカウントも消してしまった。

私以外に教えてもらった内の何人かも、相当なショックを受けていたようで、あんなに賑やかだったTLはひっそりと静まり返ってしまった。

中には、「そんなにすぐ病むならさっさと降りろ」と遠回しに攻撃する同担もいた。

 

 

人はそんな些細なことで感情が反転してしまものなのだろうか。

推し変して、彼を推しいたことなどすっかり忘れたように楽しそうに過ごす彼女たちを見て、私はそう疑問に思った。

周りがどんどん降りていって、他にも彼のファンはいっぱいいるのに私は一人ぼっちのような気分になった。

 

そんな中、ある日推し変した元同担の一人が、彼について少しだけ話した。

「彼を推していると感情不安定になって疲れる」とただ一言述べた。

私は、そういうことかと納得した。

降りていった彼女たちは、私の何倍も何十倍も何百倍も全力で彼を応援していた。

その分だけ、私より彼を推すことにひどく疲れてしまったのだろう。

好きだったことをやめるのは、いったいどんなに辛いだろうか。

彼女たちの辛さは、私のような弱いオタクには想像もつかなかった。

 

 

結局、私は彼を推すことをやめなかった。

これから先も、舞台の上に立ってキラキラ輝く彼を見続けていくだろう。

だが、あの時いっしょに彼を応援していた彼女たちと、観劇後に食事をしながら感想を言い合うことも、SNS上で彼について話すこともない。

私は、それがとても寂しい。

 

   

 

2017-08-22

Jr.担の戯言

タイトル見てお分かりかと思いますがこういうの嫌いな人は見なくていいです。予防線張ってるので察してください。ただ自分の中の胸糞悪い感情を吐き出したいだけです。

2016年から現場に通うようになったとあるJr.ユニットファンです。DD気質なのでそのユニットに限らずあらゆる現場に「自分の名義で」当たれば行く、「友達に誘われたら」参戦できるというスタンス応援しています。なのでどの現場も行けて2回が精一杯です。

応援しているユニットドラマメンバーで組まれ高身長から放つオーラが魅力のグループです。このグループにはある男性ファンがついています。どうやらその人は公演数が少なければ全ての公演にほぼ最前で参戦しているそうです。転売からチケットを買っているのでしょう。おじさんくらいの年齢であることからそこそこの値段でも出せるはずです。

転売はやってはいけないことだしやろうとも思いませんが同時に撲滅できるとも思っていません。

しかし彼らJr.がその人と公演の最中に絡むのはどうかと思っているのです。私が参戦した公演だけなのか全てにおいて絡んでいるのかは知りませんが、少なくとも私が参戦した公演では毎回絡みがありますEXシアターの公演では運悪く遅番になったことしかなく、MCではモニターで彼らの姿を見るのがただでさえ精一杯です。それなのに「前の方にいる」「転売から買ったであろうチケットで入った」おじさんとの絡みなど不快しかありません。そのために定価を払ったことが馬鹿馬鹿しく思えてきてしょうがないのです。自分相手してもらえない嫉妬とかではなく、私はただ純粋に彼らだけのトークが見たいのです。

去年は耐えました。1年経てば色々変わるだろうと。その後2月に行われた新橋演舞場での公演はちょうど私の誕生日の日のチケットが当たりわくわくしながら入りました。そこで彼らは関西ジャニーズJr.とのコーナーに最前で参戦していたその男性を参加させたのです。一体何を見させられているんだと思いました。どんな素晴らしい演出パフォーマンスでも記憶が1番濃いのはそのシーンです。虚しくてしょうがありません。

もう一度言いますが撲滅はほぼ不可能であることは理解していますしかし彼らがその人をいじるかどうかは判断できるだろうと思うのです。認知はしようともいじらなければいいだけの話です。そのことについてほとんど何も感じていない周りのファンに対しても憤りを感じることもあります

今年のEXシアターでの公演ではカンペを出していたファンを注意していたとのレポがありました。しかし私が参戦した公演では例に漏れずおじさんとの絡みがありました。多くは注意喚起賞賛していましたが私は疑問に思いました。転売に構っている自分たちのことは棚にあげているのか?と。本人たちが注意することでマナー違反はよくなるだろうし、いいことだとは思うのですが、まず自分たちがしていることを考えてから言ってほしいです。私がSixTONESファンに向いてないのでしょうね。こういうことを許せる人が応援するグループなのかもしれません。1年越しの我慢限界に達し担降り王手がかかった夏でした。

2017-08-18

女性声優さんを好きになるのが怖い

最近、某女性声優さんを知った。

決して美人ではないけど笑顔トークステキで心から明るい子なんだろうなと思う。

背が低いのもすごく可愛らしい。

友達100人いて男友達もいっぱいいるタイプに見える。

とても興味はあるけど好きになるのが怖い。

パブサをするとあのとき彼女はどうだったとかそういうイベントでの報告が上がってくる、本当にしんどい。

好きになってもイベント日本各地で開かれるし、ついて行ける自信がない。

手紙プレゼントやフラスタイベント毎に送るようなモチベもない。

でも、そうしないとこれから三次関数的に増えていく彼女ファンの中で頭角を現すことはできない。

そもそもそこまでやったところで、せいぜい大舞台最前より前には進めない。

正直彼女であったらどんなに素晴らしいかと考えるけど、そういう可能性が限りなく低いこと、自分みたいな人間彼氏になれないことも、

まして結婚して彼女幸せにすることをできないことも全部分かる。

それでも彼女についてもっと知りたい、彼女が活き活きとしてる姿に癒やされたい。

でも、好きになっても、先は見えている。

48グループファンとの繋がりが発覚したメンバーが何人かいるけど、声優に関してはまだ前例はないし、自分以外の人間が繋がる可能性を考えたら状況はますます絶望的だ。

声優オタク希望なんてない。

必死に追いかけるために使ったお金彼女にはほとんど行き渡らないことも知ってる。

日々モチベがすり切れるまで円盤を積んで日本全国(時には海外も)を飛び回って各地の旅客鉄道に金を落とすだけだ。

イベント参加のための購入資金バンダイビジュアルとかランティスとか博報堂に流れ込むことも知っている。

ものによってはチケキャンヤフオクがこれで金を稼いでいることも知ってる。

一体ファンとは何を支えるために存在してるのかよく分からない。

会社つとめだけして社蓄としての障害が嫌だから声優オタクになった、しかしその結果はエンタメ業界を支えるためのはぐるまにすぎないのかも知れない。

からせめて女性声優さんはValueとかを始めてオタクの金が直接流れ込むようになったら嬉しい、セキュリティの高いマンションに引っ越すとかバイトしなくても済むとかそういうの始めて欲しい。

もちろんValue優待でお渡し会もやってくれたら嬉しい。

2017-08-05

私が嫌いなジャニオタ

どうもジャニオタです。前々から転売とかマナー違反とかでぎゃーぎゃー言うやつと、アンチのせいで推しが傷つきましたみたいなブログ書くやつが大嫌いなんすよ。

で、最近それって、どっちも自分基準他人排除してるからだなって気づいた。

それなりの数の現場入ってるジャニオタなら、まあTwitterとかでチケット交換や譲渡絶対やったことあるし、そもそも名義だって1個じゃなくて、複数持ってると思うんだよ。

おまえらその時点でアウトだからな!!事務所は定価譲渡交換も複数名義も全部禁止してんじゃん。

なのに、最前チケに●十万つけてるオタとそれ買ってるオタ見て、なに正義ぶって通報しました!とか言ってるんだよ。

そのチケチケキャンで売られなくても、お前が当たった席じゃないからな!!

金は稼いだけど使いどころが推し現場くらいしかないって子が、最前いくら積んだっていいじゃん。

ひとの金の使い方に文句を言うなよ。

積むオタク文句言ってるやつに限って、Twitterで「ジャニに金使いすぎ早く結婚しろとか親とケンカしちゃった。私の稼いだ金くらい好きに使わせろよ」とか言ってるのがまた。

他人の金の使い方、人生選択文句をいう下品さはお前も同じだよ。

おかしいやつか業者かなっていう●十万積んでるやつは黒で、二万のたぶん普通の人がやってる転売チケは白なの?

8000円のチケを二万で買ってるやつは黒で、ファンクラブの名義を5個つくって、年会費二万払ってチケット定価で手に入れてたら白なの?

全部おまえの個人的基準じゃん!

あ、わたしは名義一つしかないし、交換譲渡も一回もしたことないか正義!っていうのもね、別に正義じゃないよ。

あなた価値観ルール遵守するのは勝手だけど、いくらでもいいわけができるグレーな範囲自分の金をつっこんでるやつに、ルール違反からお前は悪!って言う権利はないよ。

けっきょく、転売とかマナー違反でギャーギャーいうやつの根本は、自分よりも他のやつがいい思いするのが悔しい、っていうのと、

転売してるやつらと違って「正しく」オタ活してるわたし推しへの愛の深さ清らかさよ…っていう気持ちなんだよな。

それならそう言えばいいのに、正義ぶってるのが、本当に醜悪

もちろん、違法転売はなくなるべきだと思いますよ?でも、グレーゾーン全部白黒つけようとするなら、覚悟をもってね!

そんなに「正しい」オタクでいたいなら、二度と交換で多ステしないでくださいね!!!

今時ジャニだってガチ多ステ組が多ステできなくなったら、今と同じ規模でコンサート演劇イベントも成立しなくなると思うけど、

それも「正しい」オタクのせいだね!!悲しいね!!

もっと嫌いなのが、推しが傷ついてます!みたいなブログ書くやつ。

最近だとにゅすオタ?のブログとかがTL流れてきて、つい読んでしまってきっつーって思った。

もう二度と読まないよ。

アンチのこういう発言推しが傷ついてます」って、堂々と言うのがほんとすごいね

まず、推しオタク擁護してくださいなんて一言も言ってないし、

そもそも「傷ついてる」って思ってるのもそのオタク主観しかないし、

しろそんなブログあげるオタク飼ってるなんて、タレントからしたら恥でしかないですよ。

私だったら、アンチよりも、正義ぶって自分炎上案件を丁寧にまとめて盲目擁護と一緒に世界中拡散するオタク存在に病むわ。

推しくんを病ませてるのは、アンチじゃなくて、「わたしは誰より推しくんの味方!だってずっと見てるから分かるの!」って言ってるあなたかもしれない。

この前キンキ光一が「曲に合わせてペンラの色変えるの他のオタク強制すんな」っていう話を雑誌でしてて、ちょっと好きになった。

ジャニオタって、コンサート中のマナーとか勝手にすぐ作り出すからね。

推しに「曲に合わせて色変えようね!」って言われたら秒で必死になんでもやるけど、オタク発信の「やらないやつは本当のファンじゃない!推しのこと考えてない」みたいなのは本当に無理。

どんなことでもね、自分感性が正しいと思っているやつは醜悪です。

こういうブログ書いてるやつ、実際たまたまチケ交換で会ってみると引くくらい全方位に劣等感強くて、何しゃべっても会話がすべてクソリプでびっくりした。

私「今回の公演のAくん(俺の推し)かっこよかったですよね!例えば〇〇の曲は××で…」への返し。

クソリプ1「正直、あのグループの良さはファーストコンにすべて詰まってるからファーストコン入ってない人には語ってほしくないっていうか」

〈訳〉新規がえらそうに語ってんじゃねえ。古参うやまえ。

クソリプ2「△△ちゃん(俺)みたいにうまく語れないんだよねわたし気持ちだけで応援してるから

〈訳〉気持ちしかないわたし、本当に推しへの愛が純粋。それに比べてお前は

クソリプ3「は!?Bくん(そいつ推し)はかっこよくないってこと??」

〈訳〉Aくんだけじゃなく、わたし推しのBくんもほめろや〇すぞ

それ以来クソリプクソブログ野郎とは二度と現場一緒にならないようにしてる。

やっぱりインターネットでクソだなってやつは、現実でもクソなんですよ。

でもインターネットだと、同じようにクソな奴らで連帯して★つけあったらりね、あとは「あのゴリラめっちゃ動きがきもい!」って見てるような見物人もフォロワーの数に入っちゃうから

本人は勘違いして「やっぱりわたしの考えは正しい!」ってなっちゃうのがインターネットだね。もうそういうもんなのでしょうがないけど。

いや、正直そんなクソクソ野郎はふだん視界に入らないように黙殺ミューティングしてるんでどうでもいいんですけど、さすがにわざわざ「Aくん(俺の推し)叩かれてるけど大丈夫?」ってリプととばしてきて我慢できなくて増田ですよ。

わざわざ好きな人マイナス評価教えてくるって、本当にとてつもなく頭悪いだろ!おまえアンチかよ。心穏やかに大好きな推しのことを考えるの邪魔しないで!





転売ヤーしねしね団も、クソブログ野郎も、自分正義なのがほんと醜悪ですね。

え?ブーメラン

んじゃ推しに会いに現場いってくるんでこのへんで!

2017-08-03

ミュージカルヘタリア」は本当に神対応だったのか

交換でも定価譲渡でも入場できなかった、という疑わしきはホイホイ罰していくシステム

ヘタリア公式サイトにはこのような記述がある。

営利目的チケットまたは引換え番号転売を行ったこと、または転売を試み たことが判明した場合、弊社の判断で購入済みのチケット無効といたします。

この場合チケット代金の返金、及び入場は認めません。

また既に入場している場合には退場いただきます


しっかり「営利目的で」と明記してあるのだ。

スタッフからチケット譲渡は一切認めていない」というようなことを言われたとあるが、だったらこれは一体なんなのか。

最前列付近だけぼんやりチェックして、席番の幅を持たせた出品ページをそのまま鵜呑みにして全部弾くのは、あまりにも仕事が雑だと思う。

転売がなければこんなことも起きなかったというのは一理あるけれど、転売を殺すために普通の客まで巻き添えにする必要はないはずだ。

賛否はあるだろうけど、本人確認なしで記名なしチケットだったら友人からプレイガイドの名義を借りることもあるだろう。

営利目的での転売NGを謳いながら自分が締め出されるかもしれないのは恐怖でしかない。

今後は最前潰し狙いでチケキャン良席チケ架空出品されるだけだ。

今回だって結局転売した側は何も痛くないし、今後良席厨はチケット複数枚確保して座れる席の保険をかけるだけだろう。

そして当日券で最前を狙う。うまく当たればあとのチケットは捌いてもいいし、公演によっては紙くずになる。

どんな方法にも抜け穴はあって、結局良席厨は死なないと思う。

こんな中途半端なことやるくらいなら最初から身分証確認します、って公言して入場時に全員に本人確認するべきなのだ

それならまだ転売対策と言えるような気はする。あくまで今よりは、だけど。

無効チケットと当日券で運営チケット2枚分の料金が入る新しいライフハック仕事した気になるのほんとうんざりする。

交換とか譲ってもらったりとかもしない、100%自分名義のチケットしか舞台コンサートには参加しませんって人には神対応なのかもね、と思ったりした。

(ヘタミュのサイト、ページ移動するたびに素人ワードで作ったみたいなダサいお知らせが出てくるの本当に本当にうざったいからやめてほしい)

2017-05-26

しんどい

かわいくないヲタクは悪だし、金持ってないヲタクも悪。茶の間なんてもってのほかで、最前全ステするくらいじゃないとダメ

毎回いて積んで最前入って認知もらって固定あるヲタクいちばん!って考えが自分の中にあって、そこから解放されなくてしんどい

2017-05-19

ジャニーズJr.を楽しく応援したいだけなのに

もうどうしたらいいのか分からない。

人気的なものがもう頭打ちなのかもしれない。辞められるのは絶対嫌だけど、ずっとフリーターJr.も嫌だ。デビュー出来ないのかもしれないけど、それ以外の道も見えなくてしんどい。そう思ってしま自分がいるということが何より一番悲しいのだけれど。

自担事務所から特別推されたことも干されたこともない。ただ、メインになれない。冬のコンサートも夏の舞台も春の新喜劇も、メインとして名前があがることは殆ど無かったと思う。今日夏の報せが来たけど、今回も無かった。やっぱりなと思ってしまった。

Jr.祭りと銘打ったコンサートにもいなかった。Jr.じゃないのかもしれない。もしかして知らない間にデビューしてた?だったらよかったのに。

もちろん他にも出ていない人がいるのは知っているけれど、城ホールの公演で、今の立ち位置で、他の関西Jr.は出ているあの公演を見るのは正直キツかった。ああやっぱりかと思う自分が憎かった。いないことに慣れてんじゃねーよ。わらわらJr.としてもメインとしても出られない、そんな扱いづらいところになってしまたことが只々ショックだった。

ジャニーズWESTツアーバックとして同じように全国回っている他の人は出られて、どうして自担は出られないの?春松竹の焼き直しなのにどうして?同じ衣装なのにどうして?見学には来ているのにどうして?話が逸れるけどよく見学に来られたよね。見てどう思った?「次はふぁんきーさんとやりたいです!」ってステージの上から言われるのってどんな気持ち?ねぇどんな気持ち

そのFunky8公式にならないことがどういうことか考えた方がいいよ。松竹でさえ8人だけの曲を貰えていないことがどういうことなのか。

高校生以下担からすれば目の上のたんこぶだと思う。目の上のたんこぶにだと思われているなら数倍マシだ。目の上のたんこぶにさえなれてないよ。

ジャニーズWESTのバックにつけてもらってるから仕事がある気がするけど、ジャニーズWESTはもうJr.をつけなくても充分ドームが埋まるよ。アリーナにもスタンドにも立ち位置最前には何故か規定外の団扇が並んでいる、くらいじゃないと駄目だよ。危機感焦燥感を感じてはいないのだろうか。

から劇的に売れる未来想像できない。何度かあったそのチャンスはもう過ぎてしまったし、ヲタクもどんどん減っていく。いつまでバックなんだろう。メインにいてもバック臭が抜けないと言われるのはどうしてだろう。どうしたいい?どうしたら売れる?そもそもどうなりたいのか分からないけど、売れてくれないと私が見れなくなるので困ります。早急に打開案をください。

2017-05-08

迷惑行為を恋と言うオブラートで包むことの怖さ

http://anond.hatelabo.jp/20170403231642

いやー怖い。とても怖い。話が通じない人ってこういう思考なんだなと背筋が凍る想いだ。

夏には一足早いものの、この暑さなのでいい納涼になった。


俳優ガチ恋。それは別にいい。

悪いと思うと言ったところで好きになる気持ちを止めることはできないし、それこそ他人にどうこう言える権利はない。

でも行動は違う。それは止められるはずだ。だって我々人間だもの。理性があるはずだ。


宝塚のように文化が出来上がっているならいざ知らず、通常どんな舞台イベントでも禁止されていると思うのだが、

それを臆面もなく語る。というか、出だしの一文に書いてる。


とある若手俳優出待ちを、もう三年間している。

この時点で普通感性の持ち主であればドン引きである。この女おかしいぞと瞬時に察するが、更にホラーは続く。


現場にはすべて通い

熱心なファンだ。


プレゼントを山のように渡し

賛否はあるだろうがストレート感情の表し方で良いだろう。


稽古場にも、プライベートな場にも顔を出している。

このあたりからどうも雲行きが怪しい。


彼の高校時代の友人や、芸能スクールに通っていたときの友人、仲の良い俳優演出家プロデューサー、繋がれるものは何でも繋がった。

ストーカーだ。


ストーカーだ、それ。

大事ことなので二回言った。


相手俳優というのであれば、舞台に立たない「客」が俳優存在認知しても許されるのは、

お金を払って買ったチケットで観る舞台や、ファンクラブなどのイベントテレビ雑誌インタビューブログTwitterまでだろう。

それなのに「プライベートな場」に顔を出し、周囲の人間にまでつながりを求めあの手この手舞台上だけではない俳優を知ろうとしている。

それは一般的ストーカーと呼ばれる犯罪行為なのではないか

しかしそれらの一連の行為理由彼女はこう称している。


わたしは彼に、ずっとずっとガチ恋だ。

恋。それもガチときた。

恋ならば仕方ない。恋は盲目なのだ。恋しているのだから相手のことを知りたいと思う気持ち普通だし、繋がれる人脈には繋がるし、ルール違反でも会える場所に赴いてしまうのよ、ということだろうか。

ふざけるのもいい加減にしろちゃぶ台をひっくり返したくなる気持ちをぐっとこらえる。これぞ理性、すごいぞ理性。


彼は出待ちが嫌いだった。ふつうに話しているくせに、他のファン申し訳ないという気持ちが強かったらしい。彼女わたしという出待ちのことを愚痴っているのを聞いたとき、悲しくなったりもした。

そりゃあルール違反するようなファンとも呼べない層を嫌うのは当たり前の感情ではなかろうか。

それ以外のちゃんとした(=ルールを守る)ファンに対して申し訳ないと思うのはごく自然のことである

というかなんで彼女愚痴った内容まで把握しているんだというさらっと出てくるホラーエピソードは見てみぬふりをしよう。


全通し、たくさんのプレゼントを渡し、最前に入り、ファンサを求めた。何度も何度も喧嘩をした。わたしは客なのに、どうして喧嘩をするのか意味がわからなかった。三か月間、入りも出もシカトされたこともある。泣いて、わめいて、理解を求めた。

んんん~~~~~~~~~~~~~~~~(絶句

言いたいことは色々あるが言語化できない。

怖いもの見たさで「喧嘩」の内容が知りたい気もするのだが本当に怖い気がするのでやめておこう。


まり全部引用してはきりがないので引用はこのあたりでやめておくが、万事彼女はこの調子なのである

わたしは」。全ての行動の基準が「わたしなのだ俳優の都合も他のファン彼女世界には存在していない。

わたしと彼」という都合のいい世界しか生きていない。だから、彼がいくら迷惑だと諭しても通じない。

出待ちをやめない。プライベートな場にも踏み込んでいく。だって、その言葉を受け入れてしまえば、彼には会えないから。

彼に会うためにはルール違反をしなければいけないのだから仕方ない。そういう価値観の元生きているのだ。完全に理性なき獣である


少し話しはそれるが、最前列チケットをそう何度も手に入れることは可能なのだろうか・・・?という疑問もある。

これは完全な推測であるが、得てしてそういう良席チケットは高額転売されがちだ。もし、彼女転売屋からチケットを購入しているとしたら?

高額なプレゼント、祝い花、観劇にかかるチケット代に交通費。それらは決して安いものではないということは、容易に想像できる。

それだけの大金をつぎ込んでいるという事実も、彼女の理性の箍をはずしている一因なのかもしれない。


このエントリーを書いた彼女は、文章化することで己の異常さに気付かなかったのだろうか。

仕事として「俳優」をしている人間プライベートに食い込もうとするおかしさに、どうして歯止めをかけられなかったのか。

彼は俳優で、わたしはただのファンだ。

どんなに関係が深くても、それは変わらない。

いいや、それは違う。

俳優プライベートを求めた時点で、もうファンですらなくなってしまっている。

それにすら、彼女は気付いていないのだ。


件のエントリーを読み、自分は「怖い」と感じた。

彼女が「好き」という度に身構えるという俳優が、自分が感じたものと同じ気持ちを抱えていないとは言い切れない。

優しくなったのではなく、刺激しないようにしているだけなのでは。シンガーソングライター希望女子大生殺人未遂事件は、きっと誰の記憶にも新しい。


ルール違反を犯しながら、他のファンへの優越感を感じている。

そしてそれをあろうことか、全て「下手に優しい彼のせいだ」と責任転嫁する呆れた幼稚さ。


それを恋と呼んではいけない。

そんな身勝手なだけの感情を、恋だなんて甘い言葉で片付けてはいけない。


ガチ恋と呼べるほどほれ込んでいる相手言葉すら届かない獣には、外野が何を言っても無駄だろうけど。

2017-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20170426170321

最近外国人来日公演には『VIPシート』というものがあり、最前から後ろ3列目位を公式10万ぐらいで販売

ライブ前のミートアンドグリード・その公演のグッズ全種類付き

みたいな対策をとっているか公式ダフ屋値段+おまけ付きみたいにしてるよ。

最前列で見るような人達は元々それぐらいオークションに出す予算があるので、大体どのアーティストも発売とともに完売

こんな対策だろうと中田対策だろうと転売は無くならないと思う。

そもそも自分自身対策とりすぎてホールクラスライブに行くのが面倒になってるし、他にもそういう人いると思う。

どう転んでもお先真っ暗。

2017-04-03

とある若手俳優ガチ恋の救えない話


とある若手俳優出待ちを、もう三年間している。茶の間の期間を合わせたら、五年をゆうに過ぎた。現場にはすべて通い、プレゼントを山のように渡し、稽古場にも、プライベートな場にも顔を出している。彼の高校時代の友人や、芸能スクールに通っていたときの友人、仲の良い俳優演出家プロデューサー、繋がれるものは何でも繋がった。最初は驚いていた彼も、今はもう驚かない。「ああ、お前か」そんな顔でわたしと話す。毎月ある舞台に、稽古場。入り待ち出待ち。少なくとも月に十回以上話すのだから、致し方ないことだろう。

わたしは彼に、ずっとずっとガチ恋だ。

初めて彼を見たときから、ずっと。

彼は出待ちが嫌いだった。ふつうに話しているくせに、他のファン申し訳ないという気持ちが強かったらしい。彼女わたしという出待ちのことを愚痴っているのを聞いたとき、悲しくなったりもした。最初はたくさんいた彼の出待ちは、塩対応に耐えかねて、どんどんいなくなった。

それでもわたしは彼が好きだった。全通し、たくさんのプレゼントを渡し、最前に入り、ファンサを求めた。何度も何度も喧嘩をした。わたしは客なのに、どうして喧嘩をするのか意味がわからなかった。三か月間、入りも出もシカトされたこともある。泣いて、わめいて、理解を求めた。

泣きながら舞台を観て、何も楽しくないまま全通したこともたくさんある。

すべての現場に足を運び、祝い花を出し、プレゼントをしているのはわたしだけだった。わたしは意地になっていた。どうして一番お金を使っているのに優しくしてくれないんだろうか、という自己中な悩みを抱え、暗い気持ち劇場に行っていた。

それでもわたしは、彼が好きだった。どんなに辛くても、彼の隣を歩きたかった。

朝、彼の姿を見ると世界きらきらして見えた。どんな人込みの中にいてもわかったし、彼が乗ったタクシーですら感覚でわかった。どんなに遠い稽古場でも行ったし、何時間でも待った。一目見たくて会いたくて、どんな場所でも遠征した。どんなに出番が少なくても、会場にかけつけた。彼が舞台上に立って、輝いているのが大好きだった。どんなに嫌われても、大好きだった。

一度、新宿のど真ん中で大喧嘩をした。

「お前出待ちやめろ、まじで迷惑なんだよ」

「どうして?わたししか出待ちいないからそう思うんでしょう?」

「他の子申し訳ないし、公式の場では平等にしてるじゃん」

平等?それ、本気で言ってるの?お金使ってる子が偉いのは当たり前じゃない!平等なんて求めてないって何度も言ってるよね?しかも、ちゃんと平等にできているなら、ファンの子揉めたりしてないよ」

彼は押し黙った。彼のファンは全体的にお花畑で、掲示板ツイッターがよく荒れているのは周知の事実だった。わたしは泣いた。それで、その日はおしまいになった。

一か月後、久々の舞台初日出待ちをした。はじめて稽古場に行かなかったので、本当に久々に彼と話した。彼は喧嘩が嘘のように饒舌だった。わたしは面食らい、訊いた。

「…もう出待ちしていいの?」

「あー…」

「すごいしゃべるからびっくりした」

「俺もいろいろ考えたんだけどさ」

「うん…」

「お前来んなって言っても来るじゃん」

「来るね」

「それで…まあ喧嘩になるの嫌だから

「え…」

「だからいいよ」

「…あのね、わたしも一か月いっぱい考えたの」

「うん」

わたし自分の都合ばっかり押し付けてた。ごめんなさい」

一か月お互いのことを悩んでいたことに笑った。わたしは嬉しかった。ようやく、言葉が届いたような気がした。喧嘩をしたくないと言われたのも、わたしのことで悩んでくれたのも嬉しかった。

それから今日まで、わたしと彼の仲は良好だ。

話してもいい日、彼は自らわたしの元へ近寄ってくる。わたしダメときに無理やり話しかけることをしなくなった。電話をしていても「ごめん、折り返すわ」と言って切ってくれるようになった。ほかの俳優に断ってわたしと帰ってくれたり、去り際に「さみしい」と言ったら戻ってきてくれたこともある。個人イベントで、同厨の中で息苦しくなったわたしを気にかけてくれた。こっそりファンサをくれることも増えた。仕事のことも教えてくれるようになった。プライベートのことも、向こうから話してくれるようになった。遅刻ぎりぎりで二人で走ったり、迷子になって笑ったり、オタクからリプライを読んでいないって教えてくれたり、喫煙所で偶然会って笑ったり、たくさんたくさん思い出を作った。

そのたびに好きという感情が溢れた。わたしはどこまでもただのファンで、どこまでもガチ恋だった。

「付き合ってください」、そう、うっかり伝えてしまったことがある。隣にいた彼は驚き、「落ち着け」と言った。「落ち着け、今はまだ無理だ、まだ早い」わたしは驚いた。付き合う気なんかないくせに、なんていう回答をするのだろう。そしてわたしが本気であることも理解している。

クリスマスイブ舞台があった。帰り道、二人でイルミネーションの中を歩いた。わたしは再度告白をした。彼は曖昧に答えをぼかす。きらきらイルミネーション、隣を歩く愛しい人、単純に泥沼だった。返事は先延ばしにされた。わたしは安堵した。どうしてだろう。

最近、「好き」というと、彼が身構える。わたしはそのたびに悲しくなる。

わたしオタクをやめなければならない、と思う。

彼は俳優で、わたしはただのファンだ。

どんなに関係が深くても、それは変わらない。

でも、それでも、オタクをやめられないだろうな、とも思う。

同厨が知らないたくさんのことを知っているわたし肯定承認欲求。嫌になる。

下手に彼が優しいせいで、わたしガチ恋をやめられない。彼のせいにしないと、わたし自己確立できない。不安定だ。付き合いたい付き合いたい付き合いたい付き合いたい。


わたし今日チケットを取る。愛しいひとに会うために。

彼は最前わたしを見る、わたしも彼を見る。

終わらない。

わたしはどうしたらいいんだろう。

2017-04-01

究極のジェットコースターについて語る 2

その1からの続き

http://anond.hatelabo.jp/20170401234837

■その4■ファーストドロップ

最期になりますが、ファーストドロップ、つまり最初に落ちていく瞬間は、個人的にもコースターで最も好きな部分であり、魅力が凝縮された瞬間です。実は、当初は本当に苦手でした。でも、一度慣れてしまうと、こんなに気持ちの良い瞬間はありません。バンジージャンプフリーフォールも体験したことはありますが、ジェットコースタードロップとはやはり異なります。何が違うかというと、前に向かって全身で突き抜けていく感とでも言うのでしょうか。この爽快感が違うのです。

ただ落ちるだけと言っても、落下角度や緩急、風景など、一つとして同じものはありません。

そして、コースター好きには有名な話ですが、ライドの乗る位置によって感覚が全く変わるのです。コースターはご存知の通り連結されているものが多い。すると、前方車両は、後方車両が登りきるまで落ちていかないんです。一方で、後方車両は前方車両に引っ張られて一気に加速する。なので、一般的には後部座席の方が怖いとされています。まるで、引きずり込まれるように加速して落ちていく感覚が味わえます

ただし、山なりのコースキャメルバック)においては、前方の方がエアタイムを強く感じることもありますし、視覚的にはスピード感のある前方の席は捨てがたい。

そんなわけで、お気に入りコースター可能であれば前方や後方を乗り比べてみると、より楽しめます。(余談ですが、アメリカでは乗りたい席を自分で選べるのがスタンダード強制的に前から詰めさせられる日本遊園地は融通きかないなぁと思いますオペレーション問題等あるんでしょうけど。)

さて、そんな最初に落ちていく緊張の一瞬「ファーストドロップ」が優秀なコースターはこちら。まずは東京ドームシティアトラクションズLaQuaサンダードルフィン。これは絶品です。公称80°という、体感的にはほぼ直角で、落ちていく凄まじさ、ぜひ一度体験してもらいたい。周囲がビル街というのも乙なもので、まるでビルから飛び降りているような感覚が味わえます。巻き上げ最上部に平坦は部分が無いため、最前席と最後座席での対比も分かりやすく、最後座席の迫力は凄いです。一方で最前席だと高さ80mの空中にしばし宙吊りにされる感覚も楽しめ、一挙両得?です。スイスが誇る遊具機器メーカーIntamin社製の超スムーズで快適なコースに加え、開放感あふれたライドの作りも最高です。

富士急ハイランドええじゃないかも、凄いファーストドロップが楽しめます。これは特殊コースターで、コースレイアウトも凄いのですが、さら座席がぐるぐる回転する。乗っていると、もうわけがからなくなるというコースターで、マニアの間では4次元コースターと呼ばれています。で、このファーストドロップ。巻き上げは後ろ向きに登っていくのですが、頂上で突然座席グルリと回転。地面に向かって真正面に落ちていき、その最中で更に回転、というとんでもない動きをします。文章では全く伝わらないと思うので、ぜひ一度乗ってください。

そして、個人的No.1ファーストドロップだと思うのは、那須ハイランドパークのビッグバーンコースター全長600mちょい、落ちた後はキャメルバックをひとつ越えて宙返りしたら終わり、というなんともシンプルでつまらないコースレイアウトの小規模なコースターですが、後部座席に乗ったときファーストドロップだけは本当に凄まじい。まさに奈落の底に引きずり込まれるという体験ができる、日本唯一、いや世界でもレアコースターです。

サンダードルフィン

https://youtu.be/W7Ut2VPsUDc

ええじゃないか

https://youtu.be/6JysZaQT5LM

ビッグバーンコースター

https://youtu.be/J0epDl3Nn70

そんなこんなで語ってきたコースターですが、最近世界中VRゴーグルと組み合わせたVRコースター流行りです。日本では、USJラグナシアにありますね。ただ残念ながら、少子化エンターテイメント多様化老朽化などで、一部を除き昔ながらの遊園地はどんどん閉鎖されてコースターの数も減っていく傾向にあります

日本では、遊園地コースター子どもが楽しむもの、という意識があります。ちなみにアメリカでは子どもから大人さらには高齢者まで様々な人が楽しんでいます。広大な土地が広がるアメリカ田舎では、遊園地エンターテイメントであり、常設のお祭り会場であり、社交場でもあるのです。知らない大人同士で隣り合わせに座り、一緒に笑い転げ、終わった後ハイタッチをする、そんなことが普通にある。少しでも多くの人にそんな楽しさを知ってもらえたらなーと思ったりしています

ちなみに海外には、これらを上回る、想像を絶するようなコースターがたくさんあります

最後自分が愛してやまない究極と思う世界コースター2つ(どちらもアメリカ)はこちら。

■Millenium Force (サンダードルフィン兄貴分。最強のファーストドロップ、爽快感スピード感

https://youtu.be/MybcORGVkEU

■Voyage (最強の木製コースター、飽きさせないコースレイアウト、延々続く興奮)

https://youtu.be/9OuphtSPR08

死ぬまでにもういちど、乗りたい。

リンク先の動画は筆者とは関係ありません。

追記

たくさんのブックマークありがとうございます。せっかくなので、コメントできなかったコースターについてもちょっとだけ追記してみます

ホワイトサイクロン - 長島スパーランド

長島スパーランドが誇る巨大木コースターです。延々続く水平ループとガタゴトする振動に身を任せていると、腹の底から笑いがこみ上げてきます。大きなドロップも爽快ですね。あと、複雑な木組みのトンネルをすり抜けるスピード感。もうちょっとアタイムや左右の振り回しなどの変化があると、最高の木製コースターになったんじゃないかなと思います。でも好きなコースターひとつです。

久しぶりに調べてみたら、長島スパーランドにはフライングコースターに加え新型の4次元コースターオープンするんですね。がんばってるなー。

シャトルループ - 長島スパーランドなど

大好きなコースターひとつ。たぶん世界初カタパルト式急加速のコースターです。ピッ、ピッ、ポーンでスタートする急加速と、バックで坂を登ったとき最後尾エアタイムは、アンティークレベルのとっても古いコースターにもかかわらず今でも特筆ものスリルですね。としまえん横浜ドリームランドなど昔は色々な遊園地にあったけど、今は国内では長島だけかな。子どもの頃近くの小山ゆうえんちにあって、怖くて乗れず、ずっと眺めていた思い出があります

フライングダイナソー - USJ

恥ずかしながらまだ乗ったことありません。でも、同型のフライングコースターアメリカで幾つか乗ったので、想像で。ピレネーなどに似たループ中心のコースレイアウトで、座席うつ伏せ状態になるものです。これは、地面ギリギリまで降下したときスレスレ感とスピード感がいい感じです。あと多分、USJジュラシックパークエリアってことで風景やパーク内を滑空する非日常感が良さそうですね。

ドドンパ - 富士急ハイランド

凄まじい最初の加速!これに尽きるコースターです。「ドドンパァ!!」のアナウンスと同時に発射される圧縮空気によるカタパルト加速度は、未だに世界一だと思います。外の光に向かってのトンネル内での急加速は、まるで空間がぐにゃっと歪んだみたい。垂直のタワーを越えるときは、股間をバーに強打しないよう要注意。

タイタンMAX - スペースワールド

これができたときは、ついにあの世界最高のコースター日本上陸!と期待されたそうです。コースターマニア聖地と呼ばれるアメリカ遊園地大人気だったコースター兄弟機ということで。ただ、実際はちょっとコースレイアウトが異なっており、残念ながら本家ほどのスリルはありませんでした。といっても、十分大きく迫力あるドロップが楽しめる優秀な大型コースターです。閉園は残念ですね・・・

ヴィーナスGP - スペースワールド

スペースワールドシンボルともいうべきスペースシャトルを取り囲むループコースター。これは、とにかくコースレイアウトが秀逸です。緩やかなファーストドロップ最初安心するものの、巨大な垂直ループや後半の地面すれすれ水平ループなど、強烈なGがかかるコースが続き、息つく暇もありません。

ザターン - スペースワールド

息を呑む強烈な急加速と垂直上昇、垂直落下が特徴のコースタードドンパに似ているけど、上昇と落下の爽快感はこちらの方が上ですね。このタイプは、アメリカなどにさらスケールアップさせたものが幾つかあり、いずれも大人気です。最初は怖いけど、慣れると爽快感抜群!

●ガオー - 三井グリーンランド

三井グリーンランドの顔となる大型コースターアップダウンは緩やかだけど、気持ちいい速度で広々とした園内を疾走します。子どもから大人まで、みんな笑顔になれる楽しいコースターです。

ローラーコースター - 花やしき

現存する日本最古のコースターとして有名なコースターレトロコースレイアウトながら、建物ギリギリをかすめたり、突然のドロップもあり、飽きさせません。確かに現代安全バーがっしりコースターよりスリルあるかも。実はこれ、FUJIYAMAと同じメーカー日本製)の先輩コースターなんですね。

●スペースマウンテン - 東京ディズニーランド

みんなご存知のスペースマウンテン。宇宙空間を模したドームの中を疾走します。水平ループ中心で、ところどころにドロップが隠れているコースレイアウトはGが後に行くほど激しくなり、子供向けと思いきや実は結構ハードコースターです。乗り終わったあと、フラフラします。これも今となっては古いコースターですが、その効率性を追求したシステムは本当に凄い。台数は忘れましたが、たくさんの車両が同時にコース上に存在でき、かつ緊急時はその全てが安全に停止できるようになっています。そういえば、このメモ最初に「富士急で初めてのコースター体験」と書きましたが、こちらの方が先でした。

ビッグサンダーマウンテン - 東京ディズニーランド

みんなだいすきビッグサンダーマウンテン気持ちのいい疾走感と、軽いキャメルバックが楽しいコースターです。コースターとしてみると、とにかく高さが低いのに乗車時間距離がある。それは巻き上げポイント複数設けているから。そのおかげで何台もの車両が同時に走ることができ、回転効率が良い。そして、巻き上げの最中ディズニーならではの演出豊富で、飽きさせない。ジェットコースターは嫌いでも、これだけは好き、という人も多いハズ。それも納得のアトラクションです。

レイジングスピリッツ - 東京ディズニーシー

火と水の演出に優れたループコースター。このコースレイアウトは、実はかなり昔からある古典的な中規模ループコースターレイアウトそのまま使っています。なぜ、ディズニーの新しいコースターなのにあえてコレなのか、ちょっと不思議に思っています。適度なドロップキャメルバック、そしてクライマックスループ、という構成は、ハズレが無いって感じではありますが。夜乗ると、炎と景色がほんとにキレイですね。

2017-02-18

ダイナミック十訓

・最強の負けず嫌いであれ

最前現場主義であれ

・最良の前向き思考であれ

・最勝の常勝軍団であれ

・最新の創造主であれ

・最大の理解者であれ

・最速の開拓者であれ

・最善の努力家であれ

最愛の仲間であれ

・最高の夢追い人であれ

2017-02-11

おたくの受けたなんでもない人からトラウマ

私は10ちょっとくらい男性声優イベントをうろうろしているのですがトラウマがありました。

それは友達に誘われて行った本命も推してる人もいないけど、名前は知ってる人達から行ったイベントでした。

当時は今みたいにイベントなかったし私の推してる人達は正直言って売れてなかったので、いつかのために慣れようと誘ってくれたのです。

イベントは2-3回くらい回しの公演で誘ってくれた友達本命いるからと全通していて、その日の最後の公演だけ私も入りました。

内容はちっとも覚えてません。

楽しい思い出もひとつもありませんでした。

なぜなら友達本命

複数公演来るのはやめてほしい」

と言っていたから。

シンと静まり返る会場にフォローに入る他の役者さんの真っ青な顔と友達が泣き崩れながら帰る姿しか覚えてません。

当時の私にはなんでそんなことを彼女が言われなきゃいけないのか理解できませんでした。

今の私なら多少わかります

たくさんの人に見てほしい、入らなかった人もいる、一度見た人だとやはりリアクションが薄くなりがち…などなど。

その言った方は今も活躍されてる方なのでも今ならきっともっと上手に別な言葉で伝えてくれるだろうなとも。

(でも今思って見たら当時は本人確認もないし、余裕で協力でチケット取れたレベルなのになぁとも思う。

ついホームのお客さんだと思って甘えたのかな…?)

でも当時の私には単純な怒りとお金払って楽しみに来た客にそんなことを言えるなんてという気持ちと、今売れてない私の推し達もそういう風になっていくのかという勝手不安

別に自分からしたら、なんでもない人の言葉なのに結構長い間心に残りました。

そしてイベントに参加するってなんだろう、応援するってなんだろう、ファンってなんだろう。

最近最前同じ顔問題が取りざたされているのでこのことを思い出しました。

これのあと色々考えましたが、私の素晴らしい推しはいつも来てくれてありがとうとずっーと言ってくれるまま、素敵に年齢を重ねていったし、その友人の本命も年齢を重ねて今なら絶対にそんなこと言わない方になられて、苦手意識は消えはしないけど少しずつ薄くなりました。

その友達はもうこの界隈には戻らなくなりましたが。

最近声優さんが色々炎上しているのを見て、時代は変わったなぁと思いつつ。

最前同じ顔問題ニュースを見てこのことを久しぶりに思い出したのでメモを。

なにかあってファンをやめる人をたくさん見て来たけど、彼女のやめ方が一番苦しそうに見えた。

私がこの10ちょっと好きな人達を応援してきて色々あったけど、同じやめ方になりそうには今の所ならず、ファンの年齢層を上げることに貢献し続けている。

2017-01-12

アイドルオタクをゼークトの理論っぽく分類

【有能な働き者】

現場には基本的に毎回来る。

最前で盛り上げることに熱心。物販も大量チェキ物心両面において高い貢献度。

・TO候補

【有能な怠け者】

コール等にはあまり熱心でなく、後方で鑑賞していることが多い。

カジュアル嗜好でアイドル以外の趣味も多く、趣味優先で現場に来ないことも多々ある。

・一方で物販では全メンバーチェキを撮ったり、グッズも漏れなく購入するなど金銭的な貢献度は低くない。

無能な怠け者】

・専らTwitterやShowroomで絡んでくるだけで現場には来ない人、もしくはカメラ小僧

基本的アイドルに金を落とすという発想がない。

・熱心なオタクからすれば不愉快だが、アイドルにとっては迷惑というわけではない(程度による。

無能な働き者】

・使える金と時間は全て推しのアイドルに注ぎ込むものだと思っているが、有能な働き者には勝てない。

DD叩きをする等、他のオタクに対して攻撃的な性格である

アイドルに対して「そんなんで売れると思ってるの?」等の暴言を吐く。

2016-12-11

とある若手俳優を降りた話

数年前、とある若手俳優ファンを降りた。

出会いは某2.5舞台だった。ずっと好きだった作品が2.5次元化され、舞台というものを初めて見に行ったのがその舞台だった。

まだデビューしたてで芝居はお世辞にも上手いとは言えなかったが全力で歌って踊りキラキラした笑顔のAを見て惹かれ、いいなと思いながら何回か通っていた公演中に客降りのハイタッチで満面の笑みでハイタッチをしてくれたAに転がるように落ちた。

初めて贈ったプレゼントが翌日に使われていたのを発見して狂喜乱舞して、その後調子に乗ってちょくちょくタオルやらTシャツやらパーカーやら贈ったけどほぼ全部使ってくれていた。その度に鍵もかけていないツイッターアカウントで大騒ぎしていた。今思うと死にたい

その数ヶ月後初めての接触イベントで、今じゃ絶対やらないけど自分から名前を名乗ったら「あ〜〜!わかりますよ!いつもいつもありがとう!!プレゼントも色々ありがとう!!」と握った手をぶんぶん振りながら言ってくれた、本当に嬉しそうなAの笑顔に泣きそうになったのを覚えている。

その時上から下まで一瞥されたのも忘れられない。この頃はようやくhoneysを卒業してearthとarchivesとイーハイフンを着こなそうと奮闘している二次オタ上がりのおたくだった。察してほしい。

その後もAはトントン拍子に舞台に出続けていた。Aはどんどん芝居が上手くなっていっていたし、Aの芝居が本当に好きだった。Aは接触する機会がそこそこあったので、その中で完全に顔と名前認知してくれていた。「いつもありがとう」と言われるたびに天にも昇る心地だった。

毎回ツイッターリプライもしていたしブログにクソ長いコメントも欠かさなかった。公演ごとに半通すらできるかできないかの金なしおたくだったけど、回数入れなくてもAのことを一番大好きなのは自分だと信じ込んでいた。Aが私の世界の全てだった。ほぼリア恋だったと思う。

我慢できず同厨のツイッター等を見に行って病んでたことも多かったけど、何百枚と溜まっていくプレ着用写メフォルダを見て自信を取り戻していたちょろいおたくだった。

舞台で前列にいれば絶対カテコで出席確認()をしてくれたし、月1以上で贈っていたプレゼントも8.5割は使用報告写真をあげてくれていた。手紙の内容にこっそり私信もくれていた。プレゼントしたものに関するネタブログで言ってくれたり、リプライの内容に関する返信を文章に織り交ぜてくれたり。この時は推しのIDツイッター検索をかけたりそれ以前のブログコメントで私以外に同じこと言っているファンがいないか血眼で探したのを覚えている。必死だった。

手紙封筒センスがないなりに必死で作っていた。ただでさえクソ長い手紙を毎回書いていたので、自分で言うのもなんだが毎回大事に読んでくれているのは接触の時の会話でわかっていたけどせめて少しでも愉快な気持ちになって欲しくて始めた。機会があって本人に直接渡した時すげえ!可愛い!いつもホントありがとう!って言ってくれたか調子に乗って続けた。

そしてこの頃から某黒い背景の掲示板に頻繁に名前を出されるようになった。

出待ちとか遭遇みたいな迷惑行為は一切してなかったけど公開アカウントでリア恋丸出しお花畑なのがいけなかったんだと思う。何をしても毎回ボロクソに言われた。ツイッターも鍵垢からリツイートされることが多くなった。ありもしないことを捏造されあたかも本当のことのように吹聴された。悪意の塊の掲示板が怖くてたまらなくて、でも何が言われてるのか気になって見てしまった。完全に悪循環だった。会場でもやたら視線を感じたし私を見てヒソヒソ話して笑っているのにも気づいていた。

それでもAは優しかたから続けていられた。

そんな時にファンサ有りの舞台があった。

自分絶対にAにファンサをもらえると信じていたし、席も最前含め前方が多くてどんな楽しい舞台になるんだろうとワクワクしながら気合を入れてうちわも作った。

公演中、最前列だった日に推しが目の前に来る瞬間があった。すごくテンションが上がって、猛烈にアピールしたのを覚えている。

推しはその時こちらをふと見て真顔で何もせずに去っていった。私はあの時の顔が未だに忘れられない。

雷に打たれたような気分だった。その後の舞台はまともに見られなかったけど推しのことだけは辛うじて見ていた。そうしたら違うおたく笑顔で手を振っていたのが見えてしまった。地獄だった。

今思うと気分屋のA的にはそんなに深い意味はなかったんだと思う。タイミングが悪かったのかもしれない。友達にも気にしすぎだとさんざん宥められた。それでも掲示板disられ続けた奴の自己肯定感を完全に打ち砕くには十分な出来事だった。

その後、降りはしなかったし舞台イベントも頻度は変わらずに行っていた。封筒も作らないかつ以前ほど頻繁には書かなくなったけど手紙も送ったしリプライブログコメントも続けていた。でも自分の中で何かが変わってしまっていたのはわかった。この頃から積んで前方席に入るようになった。段々Aの舞台に行く目的が見る<<<見られたいになってしまっていた。

Aの態度が変わり始めたのもその頃からだった。

舞台でどんなに前列に入ってもカテコの時にもはや目すら合わなくなった。Aはカテコで上手から下手まで一人一人の客を見るタイプの人だったんだけど、左右にずらっと目線が動いてるはずなのになぜか一瞬たりとも目が合わない。最前立ち位置0ズレに座ってもだ。接触でもあからさまな塩対応になり、プレゼントも滅多に着なくなった。何万ドブに捨てたかは数えたくない。

最初からそうだったのならそういうスタンス俳優だったんだなと思うし受け入れられたかもしれない。でも途中からこんな感じになってしまったら、あー嫌われたんだな、と思うしかなかった。私が変わったからそうなったのか、Aが変わったのかは未だにわからない。

この頃はもうファンをやってても何も楽しくなかった。

本当に惰性と意地で通っていた気がする。やっぱり推しはカテコでガン無視だったし、他のおたくには目線を合わせているのも見えてしまっていた。そもそもAはブログ更新しなくなっていたけど、私もブログへのコメントもしなくなった。

もう限界だと思った。

こんな状態ファンを名乗るのは違うと思った。

Aの芝居やパフォーマンスは大好きだったけれど、それだけで嫌いという意思を向けられているらしき人を応援し続けるのも、他のおたくから自意識過剰ではないレベルの敵意を向けられ続けるのも私には無理だった。

最後の接触イベントでも頑張って笑顔で話しかけたけどほとんど目すら合わなかった。最後に思ってもいないことを伝えてみたら、やっと顔を上げた。ありがとうって笑顔で言ってくれた。久しぶりに目の前で見た笑顔だった。それがAの前に姿を見せた最後記憶である

降りてから数年経ったけど、今Aの前に姿を現したらまだ私のこと覚えてるのかは少し気になる。記憶はいい人だったから。

嫌なこともたくさんあったし泣いたことも多かったけど、それでもやっぱりそれ以上にAのことは大好きだったし楽しかった。

でも時間が戻るならAのことを応援していた時間と金を違うことに使いたかったと思う。

たまにツイッターとかブログは見に行っているけど、全盛期の1/5ぐらいに減ってしまったコメント数を見て彼が何を思っているのかは知らない。

多分私は若手俳優おたくに向いていないタイプだと思う。何もかも一人に注ぎ込んで精神的に寄っ掛かりすぎてしまうし多くを求めすぎてしまう。Aに関しても勝手暴走して自滅したのは私自身だ。

今は2次オタに戻って平和に過ごしてるけど、もう若手俳優は推さないようにしたいと思う。

2016-09-01

ライブに行かなくなって4年経った

今年もハロウィンパーティー出演者発表の時期がきて○○さん来るのかーアイドル多いなーとか思ってるわけですが

肝心のライブに行こうという気持ち全然わかない。出演者ラインナップが悪いとかじゃなくてVAMPSライブ自体も4年ほど行ってない。

FC入ってるしCDライブ円盤も買うしテレビ雑誌もチェックするけどライブには行ってない。ライブ楽しいのは知ってるしVAMPS大好きなんだけど腰が重い。

別にVAMPSが悪いとかファンマナーが悪いとかじゃなくて、単純に私が席運なさすぎて嫌な思い出が連続したっていうだけの話なんですが。

VAMPSとして活動がはじまったころの箱は行ってて楽しかったんですが城ホライブときスタンド席で自席ガン無視して階段通路に乗り出して

手すりを柵代わりに暴れるギャルっぽいお姉さん4人組(当然ステージは見えない)に出会ったときから席運のなさがはじまった気がする。

その方たちはスタッフさんに注意されてもやめず、暴れるわ叫ぶわヘドバン盛り髪ビシバシ顔に当たるわで散々でした。

それから箱行っても最前行きたいのか番号無視して押してくる人がいたり、気分悪くなったのをスタッフに言わずステージにいるはいどさんに言ったり(MC中断された)

一番ひどかったのはハロパで、スタンド席で隣席になったキャバっぽいお姉さんが公演はじまってるのにずっと携帯いじってるわVAMPSがはじまるまで席はずすのはいいけど

荷物見ててくれます?」って出て行くわ。「は??」みたいな。「きゃ~~はいど様~~~♡」じゃねえよ。

幕張ときアリーナで前列にいた某狼バンドファン女の子二人が横にいるモッシュ集団にずっと文句言ってるわ汚物を見るような目で見てるわ終いにはキレるわ。

何しにきたの…みたいな…。でもVAMPSときには「はいど~~~♡」って言ってるんですね。不思議だね。

そういうのがあってなんかもう行かなくていいやって思った。必死に楽しかったこと思い出そうとしても、浮かぶのは嫌な思い出ばかり。

公演終わってツイッター見て、みんな楽しかったねー!って言ってるなか嫌な目にあったことツイートして水をさしたくない、学級会もしたくない。

自分から注意もできないチキンが何言ってんだって話なんですが、そうやって行かなくなって4年経ちました。(ラルクは行ってるけど)

でも変わらずVAMPSは好きです。

2016-07-31

絶賛派の負のエネルギーを和らげたい①への回答(補足・雑感)

http://anond.hatelabo.jp/20160413011057

まだ見てくれているか・・・?①について補足すると言って時間が経ってしまいましたね。遅くなってしまいゴメンなさい。

ラブライブ!論争の流れは下記のページにまとめました。興味のある方はご覧ください。

http://kato19.blogspot.jp/2016/04/lovelive-hihan.html#nagare

正直なところ『逃げていた』っていうのはあります(笑)やっぱり大好きな作品を納得いかない理由でけなされるのはストレスが溜まるものですからね。でも、ずっと小骨が引っかかっているような気分でいましたので何度か読んでは感じたことを書き留めてまとめました。

絶賛派は多数派か?

改めて増田氏の①を読んで気づかされた事があります。それは

既に多少批判派が増えてもうんざりするほど思考停止の絶賛派のファンであふれかえっている状態で何故絶賛派は未見の人がアニメラブライブ批判派になることについてそこまで敏感になり、怖がる態度を見せるのかという部分が気になりました。

これは今だから思うのですが、当時の自分感覚としては、本当に怖いというか危機感を持っていたんですよね。増田氏とは観測範囲が違うのかもしれませんが、今も当時も増田氏が言うほど絶賛派が多いとは思いません(あくま劇場版についてです)。検索では完全否定派のブログも目立ちますし、完全否定ではないですが批判的な内容のブログも少なくないと思いますしかし当時は絶賛派の感想がひと段落した後も、ときおり注目されるのは否定的な言説で・・・このままだとアニメ史において駄作として記録されるかもしれないという危機感はありました。(増田氏は正反対に絶賛で記録されるのが許せなかったのでしょうが・・・)つまりお互い同じような危機感を持っていたのかもしれません。とはいえ、増田氏のような原作派(初期作品群派)は確かに少数でしたので『多勢に無勢』感というのはあったのでしょう。私としては大勢いる批判派の一派という感覚で十把一絡げにしてしまったところはあります。そのあたりは認識不足でした。

とありますが、自分記事投稿したのも最近の間に留まる話ですし、そんなに熱心な批判派が存在するような心当たりがないのですが…。

おっしゃる通り、ネガティブ派を単なるアンチも含めて大雑把に捉えていたことは反省しています。個人としてある程度継続的批判意見提供していたのは、おりあそ氏(ともう一人いたのですが失念)ぐらいかもしれませんね。とはいえ、当時は肌感覚として否定的イメージで塗りつぶされる恐れを感じていました。(増田氏にとってはアニメ版によって初期作品の設定などが塗りつぶされるという恐れがあったわけで・・・サンシャインが放映されている現在ではその感覚さらに強くしているのかもしれませんね。)ただ私が増田氏に強く反応したのは、明らかに誤解している点(絶賛派はウソをついている)を否定たかたからです。

2期のパクリ疑惑について

強調されている『海外ドラマパクリ疑惑』について真偽の検証はしていません。しかし仮に盗用されていたとして『だから駄作』なのでしょうかね?当該作品は未見ですが有名作品だとすれば、それに似ていると言うことは逆に面白いということの証左になってしまます海外ドラマファンなら白けるのもわからなくはないですが、見ていない人にとっては『だから駄作だ』といわれても、それこそ内容と関係ないじゃん?と感じるわけです。『よく似た脚本海外ドラマがあってそちらはもっと面白いよ』と言われて『じゃあそちらも見てみるか』ということがあっても、『よく似た脚本海外ドラマがあってそちらはもっと面白い。だからこのアニメ面白くない』といわれても、それは別の問題です。

ラブライブが好きなら検証する義務があるのでしょうか?視聴者にそんな義務があるはずもありません。問題があるとすれば製作側の問題で、面白いと感じたファンが何か対応する話ではないはずです。なぜ増田氏がそこに拘泥するのか?それはやはり、自分の愛する初期作品が『盗作』などという行為に汚されたという『怒り』や『不快感』なわけでしょう。原点が初期作品群であり、アニメ1期から強い否定感情のある増田氏にとって、2期はもう内容云々の問題じゃないわけです。

ファンである状態を共有したいのか?

結局の所、絶賛派は作品内容の是非がどうであれ布教をしたい、ファンである状態を共有したいというのが強く、作品批判する人を減らしたいというのが最前面にきているのではという疑念が深まったような感があります

作品内容の是非がどうであれ布教をしたい』これは明らかに間違いです。繰り返しになって恐縮ですが、少なくとも自分は素直に素晴らしい出来だと感動したのですから。ただ、そう思わない人がいたとしてその人の感覚が間違っているとは言いません。しか自分にとっては間違いなく真実なわけですよ。『ファンである状態を共有したい』ここが増田氏の論理の最も疑問な点ですが、これは私たち絶賛派よりもむしろ中間的な層』(劇場版はついていけなかったけどイベントの一環として楽しんだ層)にいる可能性はあると思います増田氏はそういう中間層も絶賛派に加えているのかもしれません。だから絶賛派である自分は、ラブライブ!ファンの中でも多数派ではない感覚があるのかもしれませんね。繰り返しになりますが『ファンでありたいために駄作を傑作と思い込もうとしている』などということはありえません。本当に傑作だと思っているのですから。具体的な点は以前ブログに書いた通りです。その感動が甘い・幼稚だというならともかく、嘘をついていると言うニュアンスになると間違っているとしか言いようがないです。

作品批判する人を減らしたいのか?

作品批判する人を減らしたい』これは当たらずも遠からずです。最初に書いた通り、批判派はこの作品を『駄作』として後世に伝えようとしているように見えたのです。絶賛派が一通り感想をあげた後、上塗りするよいうに駄作レッテルを貼っていく。劇場版を見ていない多くの人は分かりやすレッテルに影響されます。はっきり言って劇場版は『難解な作品』です。なんの準備もなく初見で見れば理解不能です。それだけに、今後のアニメファンに誤解した歴史が伝わって欲しくなかったのです。増田氏の言うような歴史、つまり『絶賛している人も本心では駄作だと思っていたのにラブライバーでありたいがために絶賛していた』などという明らかに間違った認識が広まらないようにしたかったのです。もちろん発言自由ですがら、私としてはきちんと反論を公開しておく事でバランスを取りたかったのです。

以下細かい反論

批判派の体験感情は全て妄想から目を覚まそうと訴えかけても

いや、そこまでは言ってないのですが・・・面白くないなら(嫌いなら)仕方ないですよ。でも絶賛派をおかしい人呼ばわりすることに反論しているわけです。盗作問題面白いと思う感情は別。目をそらしていると言われればそうなのかもしれませんが、絶賛したファンに『直視して反省せよ』というのでしょうか?まあ、本音を言えば私は劇場版の絶賛派でTV2期の心理的ウエイトは低いのが正直な所でもありますけどね。それよりも、増田の本当の目的は『初期作品擁護』であって、そのためにアニメ版の粗探しをしているのは明白なわけです。だから私は増田氏が本当の目的である『初期作品の良さを広める活動』に徹するべきだと主張したのです。

結局その作品ラブライブでなければいけないほどの理由というのが見えて来ません。

 初期作品を愛する増田から見て、ある意味『乗っ取ってしまったような形』になったことは申し訳ないなぁとおもいつつも、アニメ版が初期設定と連動していない問題と、アニメ版評価特に劇場版)は別にしてもらいたいなぁと思います。そうは言っても感情的に割り切れないとは思いますが、私はアニメ作品としてのラブライブであり、劇場版はその流れの到達点として捉えているので。

先の記事でも書いているように絶賛派が評価している表現法や演出などそれ自体については殆ど否定していません。

その点については正直ホッとしているのですが、そこが論点にならないとすると、結局は譲れない根本問題になってしまますね。増田氏の言うとおり、私はたしかに初期作品群の『ラブライブ!』を全くと言っていいほど考慮していません。しかしそれを『蔑視につながっている』は飛躍のしすぎでしょう。差別はされている方が感じることだとは思いますが、申し訳ないが蔑むような気持ちはありません。無視すること自体蔑視であるというなら仕方ありませんが・・・。ですから私は、増田氏は思うところをポジティブアピールして欲しいと主張していたのです。

あと、レストランの喩えは恣意的すぎるように思います。『この例えにおいては料理の種類や味というのが作品物語性やキャラクター』っていうのもいくらでも言い換え可能です。1歩譲って小説ならともかく『アニメ作品』においてどれが一番重要かなんて切り分けることに意味を感じません。特に劇場版においては、多少整合性に疑問があったとしても適当に補完できる程度の問題なわけで・・・まあ、また堂々巡りになってしまますが。増田氏のこだわりは残念ながら理解できません。

最後

 結局のところ『お互い理解できない』で終わってしまうのは仕方ないのですが・・・もし後世の人がこれを読んだとして、これだけの極端な絶賛と批判がある作品だった事は知って欲しいかもしれません。とても一言では片付けられない・・・色んな思いが乗っかった作品(群)でした。

2016-04-13

絶賛派の負のエネルギーを和らげたい①

はじめに

返信有難うございます

また長くなってしまい、面倒臭い人間申し訳ありません。

レイアウト問題もありますけど長すぎると区切らなければならなくなるので長文は増田に向かないかもしれませんね。

多少機械的になりますが、考察反論を兼ねた返信をさせて頂きたいと思います


まず「楽しめなくてかわいそう」という感想の持ち方については、先の記事でも既に見解を述べていたので、それに対する反応らしい反応がなく内容として変わらないことを繰り返されてしまうと、改めて反論を頂いた意味がなく、勿体なく感じました。

一応、どうしても楽しめない境遇可哀想だと同情して頂けるのであればそれは有り難いのですが、本当にそのような同情したいという気概があるのであれば、さら相手感情思考の深い所まで歩み寄り、踏み込んで頂いた上で検討するのがよいかと思います

また、「かわいそう」といえば、自分アニメ前のキャラクター達がかわいそうでなりません。光を浴びれば必ず輝ける素質があったのに、アニメ以降ないがしろにされ、隠蔽されるように扱われてしまったのがどうしようもなく可哀想です。

そして自分の思いの最も大きな原動力はそこにあるかもしれません。特に自分が思うのは矢澤にこです…。


ところで、

一部の批判派が熱心に批判を続ける事に対しては不思議に思っていました。

とありますが、自分記事投稿したのも最近の間に留まる話ですし、そんなに熱心な批判派が存在するような心当たりがないのですが…。どこかには一定存在するのでしょうか。ファンの大半と同様にろくに考えもせずとりあえず批判というアンチなら確かに沢山いるのは分かりますが…。


また、互いの意見は『交わる事がない平行線』と仰っていますが、交わらないというより、そちら側は交わろうとする気がないという印象を強く持ちました。

勝ち負けとかはどうでもいいのですが、せっかく会話や意見交換をした上で中枢部分の内容を読み飛ばされると寂しい気持ちになります

おりあそ氏やkato19氏は自分考察批判を読んで、「自分記事を読み込んだ上で書いている」と畏れ多くも評価して頂けたようですが、自分としては読み通してはくれたようですが、内容をしっかり考えながら読んでくれただろうか…?という疑問を抱いてしまいました。

個人的には反論されて論破されても構わないので、一度は自分が書いた作品内容批判論理を受け止めてほしかったと思います特に盗作問題についての考察は、何故か他の方の評論などを読んでみてもパクリかどうかの比較はあっても、その行為の中身と影響に突っ込んだ考察がなかなか見付からないので、最も伝えたいことというわけではないですがもう少し考えながら読んで頂きたかったと思いました。

様々な紆余曲折の後に結局議論はどこまでいっても平行線のまま続く…となるのであれば分かるのですが、前提から交える気がない態度で、主に作品内容や作品の展開内容に踏み込んだ議論をしようという場において、その話題になるとこちらの意見にはあまり踏み込もうとしてこない状態に受け取れるので、そのような中途半端な態度で反論をする意味にも疑問を抱いてしまいました。

例えると、本来議論平行線という場合はどこまでも平行な線が二本伸び続けているという状態のように思います。対して、今回の場合はある長い線に対して平行ではあるが短く途切れている一本の線が寂しく添えられている、という状態のように思います

結局の所、絶賛派は作品内容の是非がどうであれ布教をしたい、ファンである状態を共有したいというのが強く、作品批判する人を減らしたいというのが最前面にきているのではという疑念が深まったような感があります


批判派と絶賛派の勢力状態、それぞれのエネルギー根拠

次に、細かい内容について見ていきたいと思います

(批判派は)呪詛のように『失敗作だ』と唱え続ける事で感動した人たちの気持ちを削り未見の人に予断を植え付けています

とありますが、そもそも最近はいろいろなことがありましたが、未だ以て絶賛派の(根拠も中身もない)ブログ書き込みの方が圧倒的多数であり、未見の人への影響力は強いですから、その辺りの説明がなくこのように書くと違和感を抱きます

おりあそ氏の劇場版批判記事に寄せられた反論記事でも、氏の記事を見て作品に対して安易判断を下す未見の人が大勢現れかねないことを危惧しておりあそ氏に反論するという記述がありましたが、既に多少批判派が増えてもうんざりするほど思考停止の絶賛派のファンであふれかえっている状態で何故絶賛派は未見の人がアニメラブライブ批判派になることについてそこまで敏感になり、怖がる態度を見せるのかという部分が気になりました。

悔しいくらいにファンが多いのに何故そこまで余裕がないのかが不思議です。

また、普通は相反する立場相手意見を交わす際には自分意見相手意見比較を先に考える人が多いはずですし、そのように互いの意見の内容自体に向き合うべきだとも思いますが、アニメラブライブの絶賛派は自分意見説得力の有無などよりも、相手意見による批判派の増加を怖がりながら意見交換に臨んでいるように映ります

そしてその点に、彼らが作品のどこがどう好きかというより、自分自分たちファンであるということのつながりや広がりを最重要と感じており、作品内容自体を捉えて論じる個々の姿勢としては多少の問題があるように思います。もちろんそのような楽しみ方は自由ですし悪ではないのですが、作品内容自体評価を行う上ではズレが生じていると思われます

また、そのような態度を見ていると自分自身が切実に内容に感動したから賛美したい擁護したいというよりも、宗教団体スポークスマンのように便宜上賛美、擁護立場をとっているかのような胡散臭い軽薄さを感じます


一方で、自分やその他の原案アニメ前の状態を持ち出してアニメ以降の展開を批判する人達(一体何人存在してくれているのだろう…?)の意見根拠概要としては、kato19氏の推察は大ざっぱに捉えた形としては大体正しいと思います

その上で、

コミック版・小説版があるとはいえ、メディアミックスとは単なるアニメ化決定ではないはずです。μ'sという架空アイドルアニメに出演している、そういうものですよね?

と氏の記事にも言及があるように、ラブライブメディアミックス作品であることを理解しているならば、そのあるべき在り方についても考察して頂きたかった気がします。

原案の良かった部分を根こそぎ取り除いてしまったアニメ以降の内容を批判すると、アニメ絶賛派はメディアミックス理論を持ち出してきますが、普段はそんなことは関係無いアニメ声優ライブこそラブライブで他は二次創作の延長線だくらいの勢いで見ているくせに、都合のいい時だけメディアミックス作品だと持ち出してきているように感じます

それはつまるところ、「アニメメディアミックスの一部だからそれぞれと違っていてもいいでしょう?だから原案を蔑み破壊しているアニメを許してくれ」という論理なわけです。

実際にそのような形で、それぞれのメディアミックスの各種媒体独立性が保たれていたならば、原案厨(とアニメ絶賛派は呼ぶのでしょう)がアニメ版がどうおかしくなってようと酷いけど仕方がない、作品の下らない一部に過ぎないからスルーしつつ、基本的ポジティブなままプロジェクト全体を捉えて各種展開を見守っていきたいという姿勢になることも容易だったでしょう。

しかし、PVCDドラマなどもアニメ以降、設定が侵食されるようにアニメ版の設定で統一されていきました。

メディアミックス作品だったのにもう好きだったかつての姿には出会えなくなるという危機感を抱かずにはいられません。作品の、キャラクター性の内容、中身が好きなので当然の態度だと思います

しかスクフェススクパラ、ドラマCDPVライブで流れるアニメなど声優が付いている媒体は全てアニメ系設定に統一侵食されているのです。(スクフェスにはSIDコラボもありましたが、残念ながらおまけのようなものです)

いきなり横入りをして住処を奪い、穢した側が、自分も同じファンの一人だから尊重してください、十人十色から許してくださいと言い出しても説得力を感じられません。

まり、そのような棲み分けが十分であれば別物として積極的評価できる可能性も大きくなっていましたが、そのような状態にないためにメディアミックスから許しなさいという理論説得力が弱いのです。公式運営が抱える大きな問題点の一つですね。

また、アニメにおいて原案方向性から改変改悪された内容の根拠が、例のglee盗作によるものであったり、人気があり改変する必要のないキャラを粗雑な配慮見解の下に設定改変していたり(説明は先の考察記事など)と、正当性を感じがたいものであるため、ただ単に変わっているとかただ違っているというレベルの浅い問題ではないことは先の記事でも指摘しています

glee盗作騒動自分絶望アニメ制作陣への憎悪を深める決定的な出来事でした。ただでさえ2期のにこのキャラクター描写凄惨状態に打ちひしがれていた所にそのことが発覚して、制作陣や作品内容という結果だけでなくそれに携わる動機姿勢の時点で重大な問題を抱えていたのだと分かり、どうしようもなくやるせない気持ちになりました。

また、その点がアニメラブライブの内容や展開の是非がただ好みというだけの問題では片付けられず、作品キャラクターを扱う上での倫理的善悪について重大な問題があることを検討するべき根拠となる部分でもあります

絶賛派の方は盗作問題にはまともに向き合わずに軽く済ませようとする人が多い感がありますが、そのような根深問題から目をそらしながらの朦朧とした感情論理から批判派の体験感情は全て妄想から目を覚まそうと訴えかけても特に響くものがありませんし、ポジティブになれる気もしません。

仮に全てが好き嫌いで済む問題だとしても、絶賛派からパッケージへの思いは伝わってきても内容自体に対する好きという気持ちはあまり伝わってきません。好きな作品批判されたくないとか、好きな作品パッケージとして表面的に認められている状態が保たれて欲しいという気持ちは伝わってきますが…。


内容に対する好きの根拠価値

kato19氏や自分思い当たる絶賛派の何人かもアニメ作品表現演出評価していることが多いように思います。そのような部分を評価する場合表現曖昧にならざるをえない部分に対する「好き」なので言い表すのが難しい部分もあるかもしれません。しかし、結局その作品ラブライブでなければいけないほどの理由というのが見えて来ません。

先の記事でも書いているように絶賛派が評価している表現法や演出などそれ自体については殆ど否定していません。それが物語性だとか本来キャラクターの持つ魅力の描写と両立されていたら良かったのにと思っています

ただ、絶賛派が作品物語性とキャラクター描写の酷さの免罪符にしたがるくらいに賛美する作品演出などが安易パクリだという可能性と、その場合に失われる効果がどれほどかというものは多少審議する価値があるでしょうけれども…


たとえば、人間的にでも性的にでも構いませんが、自分が大好きな人を指して、この人は「顔が美人から好きだ」、「身長が高いから好きだ」「優しいから好きだ」というように好きな根拠アピールする場合、じゃあ顔が美人なら、身長が高いなら、優しいなら他の誰でもいいのでは?という指摘ができます

kato19氏やラブライブ絶賛派の好きだとする根拠評価する根拠を読んでいると、その作品ラブライブという作品であることの意味価値殆ど考慮されていないように思います。簡単にいえばそれが原案原作物語性やキャラクターの軽視や蔑視につながっているのでしょうが…。

おりあそ氏の批判や先の自分考察反論にもあったように当初のコンセプトを否定して廃棄しまっているのがアニメ以降のラブライブという作品でした。

絶賛派はそれらの問題があってもアニメラブライブは素晴らしい表現が魅力だからいいんだと主張しますが、ラブライブラブライブである所以を廃棄してもアニメでくっつけた魅力があれば全く問題がないと思えることが狂気的に思います

そのような評価の仕方は、どんな作品を見ても表現演出その部分だけを見て論じる第三者的評論家のすることのように部分的には真っ直ぐでも冷たく短絡的です。

その評価の仕方を否定するわけではないですが、その評価は他の評価を全て飲み込めるほどの影響力や説得力には著しく欠けていると言わざるをえません。

高級レストランに行って、「ここは、料理は高いくせに不味いが、内装や外装、食器が素晴らしいから料理が美味い他のレストランよりあらゆる意味で最高だ」と言うようなものです。デザイナー建築家などであればそう評価をするのも分かりますが、レストラン料理包括的意味でのファン評論家としては問題があるのではないでしょうか。いわゆるナンセンスというやつですね。高級レストランが高級レストランであることの価値は高品質料理提供することだと思います。ただ内装外装が素晴らしいことを売りにして全てのマイナス面を打ち消したいなら宗教的建築物にして料理を出さずに見物料をとればいいでしょう。

レストランにける内装外装などの美しさはどんなに素晴らしくても評価する場合には料理の不味さを打ち消せるほどの価値はありません。独断偏見の好きでいいならば、他が全てどうしようもなくても格好いい、可愛い店員いるから一番好きなレストランだと言い張るのは自由ですが、その場合その店員ファンというだけであって、レストランに対する大きな好きの評価として直結させるには弱いと思います

この例えにおいては料理の種類や味というのが作品物語性やキャラクターにあたる部分で、内装外装食器店員などの外的な部分が表現演出声優スタッフなどにあたるでしょうか。

2016-04-05

去年書いたかもしれない感想

http://anond.hatelabo.jp/20160321120853

↑の日記を書いた元増田です。

トラバで1期2期本放送当時の空気や、それ以前のにこの扱いについてツッコミをいただいたが、これについては今以て反論エビデンスが見つからないので、ここでは否定しないことにします。

今回また筆を執ったのは、それでもなお熱心なファンが、先日のファイナルドームを埋め尽くすほどのマスを何故獲得したか、思うところがあったからだ。

きっかけは、元のエントリを書いてからいよいよ続きが待ち遠しくなって、程なくしてDVDレンタルで2期をチェックし、その勢いで劇場版も再チェックしたところ、久しぶりに心動かされるインプレッションに直面したことである


今回もまた結論から書かせてもらう。

エントリで、自分は「あれだけの人気が出たのが不思議で仕方がない」と書いたが、これは撤回せざるを得ない。

今はもう「こりゃ人気出るのは道理だ」という感想である


我ながらこんなふざけた掌返しは、いわば「北風と太陽」を味わってしまたかである

それくらい、2期のクライマックス(9話以降)から劇場版に至るまでの盛り上がりは熱く、そして眩しかったのだ。

今までこんなにやる気・前向きの熱気に溢れ、眩しすぎるくらい眩しい作品があっただろうか。

そりゃ話の筋書きだけ見たら全くパーフェクトではない。

てか2期だって、8話までは基本ほぼ早送りで見てもいいくらい退屈だった。

それこそ「1期でヘマやらかし批判を受け、制作側が必要以上に萎縮した結果、2期は美少女動物園」という、ありがちな体たらくじゃん・・・正直ゲンナリしていた。


でも話が終わりに近づいた所で大きな軌道修正が入ったのだろうか、そこからが本当に凄かった。

上に書いたようなツッコミや、その他シニカル見方(例えば「ずっと一緒にいると、お互いの考え分かっちゃうんだよね」とかホントか?と思わなくはなかったり)を軽く吹き飛ばすくらいの、超ポジティブ展開で畳み掛けてきやがったと。

勿論「この1期があったからこそ、2期があった」と思わせるようなニクい演出キッチリ作ってきてたし。あと神田明神痛絵馬だらけになる事まで見越した話も挟むとかもヤバい

そして、その勢い冷めやらぬまま突入していく劇場版は、2期まで見た後だと全く違って見えた。

まさに一面パーッと花が咲いた感じというのだろうか、目を見開かされたのは間違いない。

最初自分が見ていたのは一体何だったんだと恥じ入った。

そして、この目の回るような展開が、少なから視聴者の心を捉えて離さなかった結果の大ブレイクだったのだと、確信した次第である


結局、TVアニメ劇場版という流れで示されたメッセージ

「皆が一生懸命頑張って頑張って、そしたらどこまでも飛べる、そして花は咲き続ける」

という、素晴らしく力強く、明快直截で、そして純粋ものだった。

そもそも「どこまでも飛べる」と何か1つでいいから思えるメンタリティこそが青春なので、ある意味では青春の輝きを体現したアニメなのかも。

しかしそれにしても、中高生以上がコアターゲットアニメで、こういうメッセージをここまで最前面に打ち出し、押し通した作品自分は他に知らない。

しかしたら、こういうラブライブ!のような直球勝負作風ブームになるレベルウケるくらい、アニメカジュアル化したということだろうか。


てか、もしそれを見越して本企画を思いついたのなら、考えた奴は神だと思う。

だってこれ、大本

アニキャラでアイドルユニット作ってPVもどきの形でアニメにして、アニメと全く同じパフォーマンス中の人ライブ披露する」

と、要するに

二次元から三次元に、熱狂的にアプローチさせる」

ことがオリジナリティの核という、とんでもないイロモノ企画だったわけで、実際

声優に何やらせてんのよ?」

と当時は思ったものだ。

それがこんな化物コンテンツに成長したのだ。

それこそ「どこまでも飛べ」たことを証明してしまった。

恐ろしい。

2016-03-20

ショーン・マクアードル川上 ラストコメント書き起こし

報道ステーション 2016年3月9日放送より


保育園落ちた…」で直訴”2万7000人”の署名大臣



保育士給与は全職種の平均より10万円ほど低い。

保育士不足は慢性的で来月には結婚出産理由に4人いなくなる。

新たに確保できたのは一人だけだという。

園長言葉

保育園は作ったが保育士がいない

これは大きな問題ですよね。

国を挙げて、県を挙げて、市町村を挙げて、取り組まないといけないでしょうね。



(VTR終了)

古館

ショーンさんね、あのー、切実な声として直接大臣に訴えた方々なんていうのは、

たとえばですよ、今後、今、政府が言っていることは、ある程度仮に、楽観的に、

その手当が進んでいったとしたって、あぶれる方々ですよね

ショーン

そうですね

古館

いま、急には救われないから

ショーン

そうですね、ええ

古館

これ、緊急措置必要なくらいだと思う

ショーン

テロップ差し込み)

企業戦略コンサルテンィグに従事/テレビラジオ経済番組に出演多数/

経営コンサルタント ショーン・マクアードル川上

そうですね、もう、喫緊課題の解決ってことと、これから、中・長期で見た時の解決って

やっぱり、変えてく必要はもちろんあると思いますけれども

あのー、直近で、私も、一億総活躍加藤大臣とですね、あるシンポジウムとご一緒させて

いただいて、

あのー、この一億総活躍とは、ということで、あのーホームページにもですね、出てるんですが

その、社会的包摂という言葉ですね

古館

ああ

(「社会的包摂」と書かれたフリップを上げる)

ショーン

あの、政府も使っているわけなんですね。

包摂って耳慣じみがあまり無い言葉かと思うんですけど、

ようは、その、年齢や性差や、あるいは障害難病を抱えてらっしゃるかた

あるいは、失敗を一度経験した人も社会に取り込まれる、

取り込まれて、活……、一緒になって参加できる、活躍できる社会を、ということで

包摂」という言葉が使われているんですけど

この保育の問題も、包摂的に解決してゆかないと、なかなか一点改革では難しいのではないかと

いう気がいたしま

あのー、保育所の数を増やすというのももちろん、重要ではありますし、

一方で保育士労働環境、あるいは条件を改善するというのもそうですし、

あるいは、その、保育をする、育児をする方々が働いてらっしゃる企業側も、

あるいは自治体も一緒に改革しないといけないと思うんですけども。

古館

ああ、ああ(何度もうなづく)

ショーン

私、企業現場にいると、企業側も、もっとできることはあるのかなという気はするんです

古館

あっ

ショーン

やっぱり、その、育児休業の制度を持っている、規定を持っている会社でも、やっぱり

育児休をとれている人は40%と、規定のない会社だと5%未満ということもありまして

なかなか思い切って、その、育児にといくのは、なかなかいかない

で、企業から論理からいきますと、これ、コストとかって、託児所作るのは非常に

コストがかかることだと。

え、休業の間にも給料を払うのも、コストだと考えがちですが

古館

はい

ショーン

そういう労働環境のある会社というのはい人材が集まってくるんですね

古館

うーん

ショーン

したがって、いい人材が返って集まってくる、リターンのことをしっかり考えて

そして、介護問題も非常に大きな問題があって

古館

まったく底通してます

ショーン

そうなんですね、介護なんていうのも、今240万人といいますけども、

働きながら介護に行っている、その中で7万人弱ぐらいの方が、いわゆる介護休業

というもの取れているということなので

ま、このあたりのことに対して、もう、本当に、一体に、包摂的に解決をしてゆく

という覚悟

古館

(「社会的包摂」のフリップを置きなおす)

ショーン

本当に必要時代になったなという気がしま

古館

本当にこれ、私の大反省なんですけどね、いろいろ調べてみると、このノルウェー

はじめとして、各国で、

ショーン

はい

古館

もう、全員が、保育所の入ることができているところは、根本的に給料いいわけで、

ショーン

はい

古館

なぜ、給料がいいかっていったら、教職員先生と同じ、基本。

なぜかって言ったら、教育立場にある職だと

ショーン

うーん、はい(大きくうなづく)

古館

でも、日本場合だと、福祉である

ショーン

うん

古館

から私なんか考えてみると、ついこないだまで、子供の面倒をみてくれる人、保育士さんは

で、子供と遊んでくれる人。

そんな考えだったら、これ、今と待遇変わんないって

ショーン

そうですね

古館

もっと根本的な保育士さんの仕事のありようということを

ショーン

そうですね

古館

理解しないと、本当に、社会的包摂フリップをあげる)

ショーン

そうですね

古館

から、それぞれの立場で、深さ深さ含めて、全部を理解しないと

ショーン

はい

古館

だめですね

ショーン

そうですね

古館

一点突破は無理なんですね

ショーン

そうですね、もう、全体で、考えてゆく必要絶対にあると思うし、

私はもう、何度も申し上げておりますけど、あの、企業だけではないです、

ただ、企業の中でも大企業の中で、非常に大きな企業ではやれていることだけども

日本の95%以上の産業構造を支える中小零細企業ではまだまだ、それは難しいよと

古館

(おおきくうなづく)

ショーン

そのあたりの格差是正させていく、ということは非常に必要なことだと思います

古館

いやあ、本当ですね。そしていま、ふと思ったんですけど、次のニュースにもこの

フリップあげる)考えがすごく重要だなと思いました




「NEXT 広島中3男子自殺 父親が思いを語る」


------

自殺した広島 中3男子の父「自分を責めることも…」

(VTR終了)

古館

ま、このことを本当、今後のために教訓にしないといけない部分もあります

ショーン

そうですね

学校の責(せき)は本当に大きいと思います。本当に、まずは非行歴に関する事実確認ということでも

これは文字通り、致命的な不備があったということ。

それからこの非行歴が仮にあったとして、いかなるその、進路への影響があるのか、

ことの重大さが分かっていれば、もっと慎重に、かつ丁寧な対応、態度がとれたはず、という

こともあるんですけど

古館

はい

ショーン

やっぱり、その、教育現場ということはありとあらゆる可能性を排除しない、

ありとあらゆる、その、選択肢排除しないというのが教育現場ではないかなと

思うんですよね

といいますのは、もし、仮に非行をしていたとして、もしそれが専願できなかったと

したらだったらこういう道もたくさんあるんだよって、

えー、落ちないでね、ということも言えたはずです

それから、その言葉を受けた子供がどういう印象や心象を持っているのか、という

選択あるいは可能性ですが、

ある子供にとっては死というものは、ある問題の解決の方法手段として身近にある

かもしれないというところに対する、想像力というもの

古館

はい(やや話をせき止めるかのように)

ショーン

はいえ、ま、いかなる問題の解決にも、死の選択はあってはならないという社会全体から

の支えというものが私はなにより重要かな、というのは思います

古館

ああ、そうですね。いま、ショーンさんがおっしゃってくれた前半部分でいうと学校側に

必要なのは寛容さだと思うんですね

ショーン

そうですね、ええ

古館

今回は、間違って万引きしたと

ショーン

そうですね

古館

いうことになっちゃったんだけど、それ以前の問題として

このケースじゃなくって

ショーン

はい

古館

仮に中一のとき、一回こっきり万引きしちゃった子がいたとして

ショーン

はい

古館

それを時間をかけて

ショーン

うん

古館

教育していって、反省しているとか、そういううことになった時に

なんで、願書とか、あの、内申書なのか

ショーン

うんうん

古館

推薦状だか知りませんけど

ショーン

はい

古館

そういうところにもっと寛容さを持ってね、いい事を書いてもらいたいと思います

一方で、その先生と親っていうだけじゃなくて、その以外に、なんか煮詰まったと

とき相談できる相手というのが

ショーン

そうですね

古館

社会存在すると

ショーン

そうですね

古館

さっ、と救われますよね

ショーン

そうですね。社会全体が子供の駆け込み寺になっていなきゃいけないというのも

そう思います

古館

いまのありようがまったくそうじゃないから。痛切に感じますね。

ショーン

そうですね

古館

いろんなことが世知辛すぎて

ショーン

うん、はい

古館

ねえ、優勝劣敗の競争社会ということが強くなりすぎて

ショーン

そうですね、うん

古館

(正面を向いて)次、参ります

「NEXT 米。共和党 トランプ氏 新たに勝利 勢い止まらず」

(略)

人口知能はどこまで進化? 囲碁の”世界最強”に勝利」



「対局前、イ・セドル九段言葉

イ・セドル九段

「私は負けるかもしれないが”碁の価値”がなくなるわけではない」

コンピュータは”碁の美しさ”を理解しているわけではないからだ」

スタジオに笑い声で入る)

古館

敗北を予期していたんでしょうかね

女性アナ

囲碁界での魔王と呼ばれているイ・セドルさんです、ふふふ

古館

ああ、そうですか。ショーンさん、ちょっとどうですか、このAI

ショーン

はい

古館

台頭ぶりは

ショーン

そうですね、AIといえば、AI脅威論というのが必ずでてくるわけですけど

古館

はいはい

ショーン

AIというのは人工知能で、目的を与えれば最前の策を得……、出してくるのが

AIなんですけども

古館

ええ

ショーン

勘違いしちゃいけないのは、目的のものは持つ……持ち得ないですから

人間のですね、あの、能力を全部を置きかえるみたいな話があります

古館

ええ

ショーン

それは安心してくださいということで、いつも申し上げてます

古館

そうですか。やっぱり立派です。僕なんかはすぐ飛んじゃうんですよ。

AI感情を、人工知能感情もっちゃってって

ショーン

はい

古館

また、すぐ、その大丈夫なのみたいな

ショーン

大丈夫です。AI目的を設定するのが人間、であります

古館

あくまでのそれは大丈夫なんですか

ショーン

大丈夫です

女性アナ

人間AI支配されるということは

ショーン

映画世界では必ずそれは出てきます

女性アナ

出てきますよね

ショーン

ま、これからITは、もう、AIと物のインターネットIoTと、それからロボティクスと

三つですので。これからの動きは、非常に、こう、え、注視していますはい

古館

そうですか

ショーン

はい

古館

でも、今の話を聞いてまた納得しかかったのだけど

ショーンさん自身AIという可能性だってあるわけでしょう

ショーン

(苦笑)

女性アナ

(苦笑)その可能性はないかと

古館

そこは疑心暗鬼にならなくてはだめでしょう

女性アナ

ないです、それは

古館

ないですか、はい、わかりました

(正面を向いて)じゃ、気象情報のほう。AIじゃない林さん、どうぞ。

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震災から5年”復興”の現実 見直せぬ事業と町民の願い




古館

うーん、これはショーンさん、重いお話だと思うんですね

何の、節目でもありませんよ、と。

われわれメディアが、五年たったとか

ショーン

うーん

古館

仰々しく言いますけど、やっぱ、地元の方々、現在進行形で行きつ戻りつですもんね

ショーン

そうですね。まさに、折り返し地点にも至っていないとおっしゃっておりましたけど、

これ、どこにむかって、どういう復興デザインを描かれているということ自体

住まう方々にとってもわからない状況だと思うんですよね

古館

うーん

ショーン

やっぱり、今見て、私たちがこうやって見るのは、グレイ灰色の復旧のほうで

まさに地方創生なんて言葉がありますが、それこそこの東日本、あるいは被災地

まずは適用されて、復興、その、本当の意味での住まい産業や、雇用を含めた、あの、

新しい何かが生まれてくると、そこに適用されて

やっぱりそのデザインが見えないという中で、これからどこにどう向かっていくのか

ということをまず、皆さんで共有されるという

古館

そうですね

ショーン

これが一番重要かなと思います

古館

それぞれみな違いがあると思いますし、あの、それこそ今日朝日新聞

慶応大学教授小熊英二先生が書かれていましたけど、

これは、高度成長経済ときだったら、もう、道路作るも

ショーン

はい

古館

なにもふくめて、環境を整備する

ショーン

ええ

古館

たとえば災害に対する激甚災害だって、古い法律から、まず、道路作る

復旧させるというのが第一義になっている。これはいいだろう、と。

ショーン

はい

古館

しかし二十歳の時の処方箋と、六十歳になった処方箋が違うんだから

ショーン

うんうん

古館

やっぱり、直接被災者への支援ということを反面で考えるべきだと

ショーン

はいはい

古館

インフラ整備も重要だけども、ピカピカの町を作ったらゴーストタウンだったなんて

ショーン

そうですね、ええ

古館

まったく皮肉なことになると。だから直接支援ってことを考えたら

ショーン

ええ

古館

それこそさっきのAIじゃないけど、年齢とか考えとか個々にあわせた形、

内陸に住みたい方、そうでない方

それでそれぞれの何か支援というものを出して

やっていくとか、その、とんでもないぐらい、とっぴなことすら考えないと

ショーン

うん

古館

なんか一様な感じじゃだめな感じがする

ショーン

そうですね。とにかく今は自治体で全体で本当に予算組み、消化で終わっている

気がしま

古館

そうですよね


所感

ショーンさんは相槌が非常にうまい。非常に小気味よく、若干早めにうなづくので、台本かもしれないが、古館さんはとても話しやすそう

 経済番組で何百人もインタビューしてきたのは伊達ではないのだろう

保育士不足問題で、さりげなく大臣シンポジウムで会ったなど、威光効果を発揮するような発言を入れている

・具体的数字積極的に出すことで説得力を増そうとしているように思える

保育士不足の話で、社会的包摂対象として「失敗を一度経験した人も」といれているが文脈上やや突飛。今となってみては気になる。

 その後の中3自殺事件のことが念頭にあって、先にテーマを入れてしまったとも取れるが。

・中3自殺事件では、そもそも事件のものが無かったという点が問題なのに、「仮に非行をしていたとしても」と、

 微妙問題となりそうな話の流れを作っている。ここも今となっては、どういう思いでの発言か気になる。

古館さんのコメントは、ショーンさんよりさらに薄い。無味なニュースに、時にはべらんめい口調や、いかにも同情してます

 といった抑揚で、無理に「感情」を付与しようとしているようにも見える。

古館さんのAI下り冗談はあまり面白くないが、その後のショーンさんのことを振り返ると皮肉にさえ聞こえた。

・なお、この日、巨人高木京介野球賭博に関する謝罪会見が長々と番組で放映された。ショーンさんはどのような気持ちでこれを

 見ていたのか、想像力がかきたてれられた。

2014-12-19

厄介系イベンターについての個人的憎悪対象についての考察

基本在宅で年に数回イベントに参加するんだけど、いわゆる「厄介系」と呼ばれる輩に毎回腹を立てているのでその根源は何なのか考えてみた。

考えた結果、厄介系行為のもの問題ではなく、その行為をしている人間がムカつくのだと分かった。

厄介系行為とは過度なオタ芸、過度なジャンプ叫び、オルスタでの最前への移動、レス乞食、目立つ格好、行動と色々あるが、その行為事態は直接被害を受けない分にはさして問題無いにも関わらず、伝聞であいつらこんなことしてたという話を聞くだけでムカついてしょうがなかった。

それは何故かと言えば、そいつらの行動原理が、推しに認知されたいということよりも、自分の身内の中で人気者ポジションを獲得したいがためにしていると考えられるからだ。

厄介と呼ばれるイベンターの中にoimioという有名な人物がいる。私は彼のことがあまり嫌いではなくむしろ好きなくらいだ。

私が考えるに、彼の世界自分と推しとそれ以外という単純な価値観で出来ており、彼の行動原理は推しへの愛とそれを全世界アピールする自己顕示欲で成立しており、周り全員が敵でも構わないストイックささえ感じる。

では私が嫌いなイベンターは何かというと、推し、非推しの現場に関わらず、仲間が周りにいる状況だけで厄介行為をし、それを仲間から賞賛されることに喜びを感じる事が行動原理になっているイベンターだ。

こいつらは基本ノリで動いており、平気で推し変をするし、出禁上等で厄介をするから質が悪い。

こういう人間への嫌悪感はどこから来てるのか考えると、こいつらのノリがリア充ヤンキー、というかその取り巻きキョロ充のノリに似ているせいでは無いかと考える。

俺らこんなすごいことする人と一緒にいるんだぜという周囲にアピールをする取り巻きと、あわよくばそのすごい人になりたいという心理。

まあ実際にこいつらと話したことは無く、立ち聞きで話を聞いたりTwitterアカウント特定した上で判断しただけの内容なので言いがかりかも知れないし、そいつらのルックスが俺の持つキョロ充イメージとぴったり合うのでそこから想像を膨らませた感はある。

結論として、厄介行為論理的批判して撲滅したいという正義感ではなく、厄介行為をしているオタクへのヘイトがこの感情の原因であり、自分の中で折り合いをつければ良いということに気付けただけも意味があったと考える。

2014-11-03

急募WEBディレクターエンジニア【60万円】

仕事内容

Pinterestもどき画像ソーシャルサイトgazou.comのディレクション&開発。

(ベーシック認証がかかっています。)

現在の完成度70%くらい。年内のリリース目標です。

サイトは以前制作した↓のサイトベースになってます

WEBサイト発注してみた。

http://anond.hatelabo.jp/20120318122617

応募要件

WEBサイトディレクション経験のある方(改善の指摘、提案)

WEBサイトリリースまで面倒を見てくれる方

発注者要望エスパーできる方優遇

開発環境:cakePHP

募集期間

一週間くらい

参考にしたサイト

Pinterest

tumbler

はてブ

はてなフォトライフ

ついっぷるフォト

報酬

600,000円(税込)

(内訳はディレクション20万、開発30万、リリース後1週間のサポート10万で見積もっています)

どんなサーバー構成にしたら良いか分からないのでサーバー構築を10万くらいで

外注しようと思っていますのでサーバーの構築も可能でしたらプラス10万になります

サーバー代は月5万円を想定。現在さくらの安いVPSを使ってます

ここがスゴイ

なんとドメインが激レアgazou.comです!

海外ドメインオークションで運良く15万で落札しました。(他に入札者がいなかった)

ドメイン名負けしないサイトを作りたいと思いますので宜しくお願いします。

資料

初期の企画書&ワイヤフレーム

http://oi.jpn.org/files/gazou2.xls

TOPページ

http://oi.jpn.org/files/top-page.jpg

今までの仕様まとめ

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Rg8Fosxw_qYO5MW6QTNMvuBzsZ2qkTRyGvI2Mux01Og/edit?usp=sharing

連絡先

twitter @hhungry

obinat2@gmail.com

普通サラリーマンで深夜帰宅が多いためレスポンスが悪いです・・・

とりあえずサイトを見てみたい方はお気軽にご連絡ください。

1年近く前からWEBサイト制作してるのですが、自分ディレクション能力が低く

なかなか完成の目処が立ちません。修正したい部分を外注エンジニアデザイナー

どう伝えたらよいのか、自分でもどう修正したら良いのか分からないことが多く難航しています

基本的機能(タグ画像投稿)はベースサイト実装してあったので2,3ヶ月で制作できると

考えていたのですが甘かったです・・・

100%の完成度をを目指してるわけではありませんが、リリース後に大きなシステム変更は

できないので破綻しないよう基本機能実装してからリリースしたいです。

なんで増田募集

ランサーズデザイン発注をしたのですがWEBサービスにあまり詳しくない方だったので

WEBサービスに詳しい人が多そうなはてな募集してみることにしました。

例えば一般的な通知ボックス実装

1.ボックスボタンの下に隠れるので最前面にする。

2.プルダウンが左端だとメッセージが見切れるので右端にする。

3.ボタンクリックトグルにする。

仕様の説明が必要でした。

↓1月にランサーズデザイン発注したとき案件です。

新規ウェブサービスデザイン UI設計

http://www.lancers.jp/work/detail/255520

実装済みの機能

ソーシャルログイン画像アップロードTaberarelooから画像投稿

ブックマークレットから画像投稿

修正したいところ

画像ページにコメント欄の追加。(ベースサイトコメント欄機能転用)

ユーザーページがなんか変。

サイト下部のページャーが変。

荒らし対策

アダルト画像対策

(特定アダルトタグが付くと「R-18タグが付いて、画像を表示・非表示する設定はできています)

タグの登録・削除がスマートじゃないので修正。(Gmailのラベルみたいな感じがいい)

URLスマートじゃない★重要

e.g. ttp://gazou.com/members/uploadlist/4309

サイトの細部修正

金額内に収まらない修正妥協可能です。

サイトリリースまでの道筋を作ってください!

2014-07-22

電車での携帯電話

この前某私鉄に乗っていたら珍しくごっつい黒人がいた。

首都圏では別に珍しくもないかもしれないが、関西圏では見かけることは多くない。

ビジネスマンか?もしくはバックパッカーか?と黒人について一人思索にふけっていると

黒人がごそごそ仕出して服から何かを取り出し始めた。


携帯である

おそらく日本の独自ルールである電車の中でのケータイ禁止」を知らないのだ。

英語で輸入がどうとか数量がどうとか話し始めたので恐らくこの黒人ビジネス

わざわざ日本まで来たのであろう。私の謎はここでとけたわけだが一つ気になったことがあった。

いつも携帯で話していると「携帯止めろ」といううるさい車掌黒人に注意するのだろうか。



10分経っても黒人はまだ電話で話している。

車掌はまだかまだかと待っていると、ついに車掌列車のドアを開けて登場した。

狭い車内でアジア人ばかりの列車にごっつい黒人が一人、しかも大声で話している。

気づかないはずがない。

車掌は歩き始めてしばらくたつと立ち止まって思いっき黒人に目を合わせた。

黒人車掌目線など気にせずに延々と話をしている。

私は車掌黒人にどのように注意するのか楽しみに待っていた。


しかし、車掌は3秒ほど立ち止まった後、何も無かったかのように立ち去った。

いつもは「携帯を切れ」とうるさいのに黒人に対しては特権を与えたわけである

私は非常に納得がいかなかった。車掌に一泡吹かせてやりたい気になった。


恐らく車掌最前列車までまた戻ってくるはずだと思い。

私は座席を移ることにした。車掌が出ていったドアから一番遠い位置に移った。

ここならば車掌が入って来てからアクションをとるまでに時間的な余裕がある。


待つ事10分、車掌が折り返して戻ってきた。窓に車掌のシルエットがうつった。

ラッキなー事に黒人はまだ大声で話している。

私はすばやく携帯電話を取り出すと、大声で話し始めた。

車掌は今度は黒人を見ることもなく、ツカツカと歩き始め黒人座席を通り抜けた。


そして私のところまで来て小さな声でこう言った。「電車の中では携帯通話はご遠慮ください。」

私は言い返した。「あそこのごっつい人さっきから大声で話してますよ。」

車掌「あの人は、、、外国人ですし。」

私「日本語分るかもしれないじゃないですか。どうして注意しないんですか。」

車掌「恐らくわからないでしょう、後ほど英語の分るものに注意させます

とにかく携帯通話はご遠慮ください。ペースメーカーにも影響がある可能性がありますので。」

私「私ペースメーカー使ってますよ。6年前から入ってますがまったく影響ありません。」

車掌「。。。」


車掌はその後無言で立ち去った。私は大声で独り言を再開し、勝利の余韻を味わった。

意味不明規則がなくなるのはいつの日だろうか。

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