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はてなキーワード: 担保とは

2016-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20160103025854

あれの問題本質は、確率部分が完全なブラックボックス状態な点

最近も、「期間限定レアアイテム出ると宣伝したけど設定ミス確率ゼロのままでした。ごめんねテヘペロ♪」みたいなやつあったろ?

要するにテキ屋のクジ(一等や特賞に高価なゲーム機が並んでいるけど当たりクジは一枚も入ってないアレ)とかゲームセンタープライズマシーン(一定額投入されるまで絶対に当たりがでないようなにプログラムされてたりするアレ)と同じで、確率公平性を誰も担保していないから憶測やら邪推やらを招く事になるし、それで疑いの目を持たれてヘイトを稼ぐ事も織り込んだ上で、運営はそれでも儲けの方がプラスになると判断してガチャなんてシステム実装してるんだから、みんな好きなように疑うなりなんなりすればいい

運営側が疑われないための努力を完全に放棄してるんだから

2015-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20151231004324

いくつか回答。

その「儀礼」が「なぜ」そして「本当に」必要なのか、という疑問に答えていない。そもそも「なぜ」親戚に会わなくては「いけない」のかという事だ。

まず、「行かなくていいよ」とアドバイスしている人々も、なぜ「不要」と判断できるか、「本当に」不要か、ということに何一つ説明を加えていない。むしろそちらの方に(その無責任さに)驚く。

そもそも、ある親戚同士のつきあいの在り方に、一般的な「べき」論など通用するわけがない。そして、関係者の一番若い人間一人による書き込みから分かる情報など多寡が知れている。そして、いわゆる「親戚づきあい」において、「年に一度」的イベントによるそれは、なかなか洗練された部類に属する。関係者の知能も書き込みを見る限り決して低いわけではない。以上を踏まえれば、その「儀礼」は、関係者間によるそれなりの妥当性の下に運用されているだろうと『推定』できる。要するに、まともな大人同士が、それなりの年月をかけて、合意の下に運営しているシステムから、そこに必要性必然性があるのだろうと推定されるということだ。この状況下では、むしろ必要性妥当性もない」と判断する方に、説明責任があると思うがどうか。

更に言えば、書き込みを見る限り、書き手増田は、そのような親戚間の合意形成に関与しておらず事情を把握していないらしいことは容易に想定され、言い換えれば自分の行動やその余波に対して充分な責任が取れるだけの分別があるようには読み取れない。このような状況で、安易に「行く必要ねーよ」などという尻押しをする方が、いささかおかしいと思う。

両親のメンツ、それ以外に理由はないのかという事だ。

メンツの話など全くしておらず、明白に誤読である自分がしたのは、現実元増田生活の基盤であり、一番の味方であろうと推定される人間に対して、最大の迷惑をかけるような行為は悪手に過ぎない、という話だ。元増田にその方面への配慮が全くないように見受けられたので、そこを指摘する意味も強くある。

両親が年1回になるよう守っていると言っているが、「うちの子部活があって来られないんですよー」とか理由づけて守ってやることもできる。守るってのはそういうことだ。

「守っている」というのはあくま推定に過ぎないが、そもそも元増田は親に対して「嫌だ」と口に出したことも、それについて親と喧嘩したこともないのではないか? それ自体が既に問題だと思わないか? インターネット上の無責任他人があーだこーだ言うのではなく、本来子どもとして親と向き合うべき問題だと思う。その上で、親が全く何もしてくれない、となったときにはあなたの言う理屈も成り立つと思うが、現状ではまだその段階にも達していない。子どもが「なんか嫌そうにしているしー」とかで、先回りして子ども気持ち忖度して勝手に親戚から遠ざけるなどという行為は、少なくとも高校生に対して取るべき対応ではないと思うし、元増田の両親はその意味で正しいと思う。

「年1回の儀礼なんだからイヤミ言われてきなさい」「年1回の儀礼なんだから晒し者になってきなさい」「年1回の儀礼なんだから好きでもない相手にコビ売ってきなさい」こう言われて納得するなら結構社畜精神である

「親戚づきあい」をそのようにしか受け取れないというのは、あなたは相当親戚に恵まれなかったのだろうと推察するが、元増田の親戚づきあいを見る限りどこにも「非道」な内容はない。むしろ、親戚づきあいに対して腰がひけている主たる原因は元増田コンプレックスと読み取れるし、それ自体が簡単な問題だと言うつもりは毛頭無いが、しかしそれは本来元増田自身が(少なくとも親子の対立関係の中で)何とかして解決すべき問題であって、親戚レベル他人に飛び火させてよい問題ではない。

まあ、親戚を楽しませるのはお前の役目とか言ってる時点で相当お察しだが。

どんな集まりでも、参加する際に「参加した人みんなが楽しく過ごせるようにしよう」とするのは参加者の最低の義務だし、「お客様」の立ち位置でなく対等の人間関係での集まりならなおさら当然のメンタリティだと思う。高校生ならば、もう「お子様」ではなく、一人の大人としてその場に臨んでいい年だ。それが親戚の集まりでなく、たとえば友人間パーティであっても同じ事だ。

お年玉給料としたバイトと思えばたぶん丸く収まるが、姪っ子にそう思われるほどに慕われない親戚にも問題があるなと思わざるをえない。

「思わざるを得な」くはない。元増田一方的に苦手意識コンプレックスをこじらせている以外に、親戚に問題があると読める描写がない。元増田が手加減して書いているという可能性はゼロではないが、書いてもいないことを勝手に読み取るのは、読み手の側の単なる「思い込み」ではないか。

それと、「お年玉給料としたバイト」という発想は、元増田の一番ダメな部分なので、そこを肯定するつもりは全くない。この件について「お年玉拒否すればいいんでしょ」というのは全く子どもの発想であって、関係者全員に対して非常に失礼な考え方だ。そういう発想に基づいた言葉がチラとでも出るようなら、この親子の話し合いは一切上手くいかないと思うし、元増田ダメ人間しかならない。

結局は「実生活に何の関係もない親のメンツを立てに行かされる子供」の図式。親側がそういうのを嫌ってくれれば回避できるイベントである

ハッキリ言っておくけど、普通に考えれば親が連れて行くのは「親戚と元増田関係」のためであって、親自身メンツなんて関係ないでしょ。ほとんどの親戚づきあいにおいて、その図式は全く当てはまらんと思うよ? 元増田のために、親戚づきあいを維持することがよかれと思って、引っぱり出してるんでしょうに。「親戚づきあいなんていらねーよ」という増田の皆さんは、この元増田の両親以上の責任感をもって、元増田未来人間関係社会性に対して何かを担保してやってるつもりなのかね? 「行かなくていい」系のコメントしてる増田みんなに言いたいのは、アンタらほんと無責任だな一言だよ。

自分元増田に言いたいのは、物事はいろいろな形で繋がっているものだということ、特に人間関係は。そして、子どもの目から見ただけでは気付かないような仕組みに、元増田はそろそろ気付くべき年齢であり、そういうことについて(どのようなやり方でも)しっかり周囲の大人とコミュニケートすべきだということ。少なくとも、その準備ができていない状況で、嫌だ嫌だで逃げ回るのは子ども以下の振る舞いであり下策だということ。それなら、現状一番易しい形で親戚づきあいスルーする方法を用意してもらってるんだから、素直に乗っとけよ、ってこと。

はいつまでも親にケツを拭かせてんじゃない、と。てめえのケツも拭けないガキならせめて大人しく抱っこされてろよ、ってことだよ。

まあ、「いい大学に入る」以外の人生成功ルート元増田に上手く提示できてないという一点において、元増田の両親に責任の一端がないとは言わんよ。ただ、現状そこを指摘しても、元増田もっと甘やかすことにしかならんでしょ。また、現状元増田が、うまく他人コミュニケートできていないのも大きな問題だと思ってる(元増田だけの責任という意味じゃなく、だよ)。

元増田は、まず来年もっと自分の好きなことやりたいことに自分時間を費やすべきだと思うね。そんで自分の錨をどこかにしっかりと下ろしてったら、初めて、人とホント意味コミュニケートできるようになるだろ。フラフラはしててもいいんだが、根のないフラフラでは周囲も対応しきれんよ。まずは小さな事でも、自分好き嫌いをハッキリさせることから始めるべき。

2015-12-18

緊デジについて圧力を受けたので増田に書きます

とある特定会社については触れるな、責任を問う様な記事を書くなと言われましたが

関係者緘口令が敷かれ証拠の揉み消しが行われているため、増田にてリークします。

既報にて触れられた箇所は冗長になるため削除しています

2013年3月に終了した事業2015年11月時点で配信されない、配信についての期限も切られないのはさすがに民間からすればおかしいのですが、「それではいつ配信されるのか」などの疑問すら封殺して圧力を掛けるのはやり過ぎでは無いでしょうか。

内部資料を入手した上で記事にしているという証拠のため、手元の一部資料を上げておきます

https://drive.google.com/file/d/0B2eVxJtFskpeNUZURkVjSGZCRms/view?usp=sharing

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◇緊デジとは何か

コンテンツ急電子化事業の略

東北振興と電子書籍市場活性化目的とし、書籍電子化を国の補助にて行う総額20億円の事業

JPOが事業受託し、パブリッシングリンク社が製作委託業務請負う。また出版デジタル機構が(補助金とは別に)製作費を立て替える形で、中小出版社でも費用無しで書籍電子化が行えるスキームが組まれた。配信も出版デジタル機構が担っている。

事業期間は2012年4月〜2013年3月

実際は2012年4月の出版デジタル機構設立に伴う"ご祝儀"として組まれ事業

略称

JPO:日本出版インフラセンター

PL社:パブリッシングリンク

機構出版デジタル機構

産革:産業革新機構

経産省傘下の半官半民ファンド

B社:ビットウェイ社

2013年10月機構合併した電子書籍取次最大手凸版印刷より買収した。

Y社:機構取引のある大田区電子書籍制作会社イニシャルのみ記載

…緊デジにおいて検品修正ファイル製作の一部を担当

M社:取次他社。

T社:凸版印刷子会社イニシャルのみ記載

◇なぜ未配信が発生したのか

予算消化ありきの事業

(既報ではあるが)とにかく期限内に規定金額を使い切ること、製作点数を満たすことを優先し、権利処理、製作体制の構築が後回しになったため。

電子化に伴う諸々の権利処理がなされていない状態にも係わらず、見切り発車で電子書籍製作がなされた。仕様も期間中に二転三転し、電子書籍製作を請け負った東北会社は二重三重作業を強いられた。

前述した通り緊デジ事業元請けとなったのはJPOだが、事業スキーム自体出版デジタル機構ありきで組まれもの。また、緊デジは機構営業部門出版社に対して営業を掛けており、説明会機構内にて行われていた。JPOとパブリッシングリンク社の出張所も機構内(神保町にあるビル内)に併設されていた。

電子書籍書店への配信部分を担うため、出版デジタル機構では会計監査院の指摘を受ける前から未配信書籍の存在を把握していたが、メンツ問題を恐れて出資母体の産革及び経産省への説明はされていなかった。会計検査院の内々の指摘に対しては、担当部長社員が職を辞したので分からない、との説明がされていた。

◇カラ納品で締め日に間に合うように見せかけの納品

事業は終了すれども納品はされていなかった

何故このようなことになったのか。書籍タイトル募集が不調に終わった後、なんでも良いから申請してくれとの駆け込み募集がなされ、製作、納品、配信と一連の作業が玉突き式に遅れたことに起因する。

すべての工程問題だったのだが、明確な隠蔽が行われたのは納品工程からである2013年3月の緊デジ事業締め日に間に合わせるべく、制作会社未完成ファイルを納品させる"見せかけ上のファイル納品"が行われた。中にはまったく同じファイルタイトルだけ変えて納品させる例まであった。このカラ納品はネット上の制作会社関係者ブログによっても示唆されている。

これはJPO、PL社、機構の三者による合意の元に行われ、カラ納品をもって産業革新機構および経産省には緊デジ事業完了したとして報告がされていた。

もちろん実際には納品されていないため、緊デジ締め日以降に発生した実作業によって費用が発生し、決算日をまたいだ予算上の付け替えが発生している。

この納品データ収納したハードディスク現品存在しているため、監査を行いファイル日時とファイルの中身を確認するだけで不正行為が判明する。

また、東北電子書籍製作会社取材するとカラ納品の指示メール、録音まで保存している会社複数存在している。

電子書籍ファイルフォーマットの多重製作

無駄になったフォーマット製作金額はなお不明

緊デジ当初はdotbook、XMDFファイルフォーマット製作がされていた。このうちePubで作り直し配信した電子書籍や、複数フォーマット製作を行うが片方のフォーマットしか配信しなかった電子書籍一定存在する。

これらの方針転換は緊デジ期間中にePub事実上の標準としての地位を固めたことも一因として挙げられる。ネット上の関係者記事からも作り直しや方針転換のため、納品・配信がなされず製作費用が丸々無駄となったものが多数存在することが示唆されている。

どれほどの金額無駄になったフォーマットに使われたのか、事業税金を原資としている以上、説明をすべきである

検品体制は万全だったのか

・極めて疑わしい検品体制

緊デジで納品された電子書籍ファイルについて、当初は神保町出版デジタル機構内に併設されているPL社の出張所にて検品がされていた。(異常が見つかったファイル修正も内々に行われていた)

極めてセンシティブな噂があるため、その後に起こった出来事事実だけ記す。ファイル納品数の大幅な増加に伴い、当時M社より機構へと出向していたH氏(元M社執行役員部長)の強い働きかけによって、B社と懇意である電子書籍制作会社Y社に、検品残りePubについて検品ならびに修正委託された。

その際に○千万金額が"検品修正委託"名目で支払われる。(その後H氏はB社と合併した出版デジタル機構運用部門長として採用されるに至る)

問題は3点。検品修正がなされているにも関わらず"正常に表示できない"と返答されているファイルがある点、検品について恣意的特定の1社が選定された疑いがある点、検品費用についての監査が不十分であるである

1点目

検品修正がされたのではなかったのか?

緊デジで製作されたePub電子書籍ファイル(※)は大部分がY社へ検品委託されており、実際に金銭も動いている。であるにも関わらず会計検査院の指摘に対して"正常に表示できない"と返答がされている。はたして、検品修正は適正にされていたのか。どのような作業が行われていたのか。どのようなやり取りがなされたのか。

ePub以外のdotbook、XMDFフォーマットについては制作中止や配信停止がなされた。別項参照

2点目

製作水準に達しない企業検品を請け負う

まず前提となる情報として、緊デジ事業電子書籍製作にあたって制作会社公募がなされた。その上で各制作会社試験を課し、水準に満たない制作会社足切りを行った上で発注が行われた。

そして、Y社はその"制作"会社選定時の試験足切りに合った企業である

足切りにあった企業が緊デジ事業製作されたファイル修正検品委託されているのである製作水準に達しない企業が"検品"と修正を行うに足るのかの説明が求められる。

関係者への取材によると"検品"にあたっては検品水準の維持を目的としてY社ただ1社を選んだとの返答だったが、なぜ製作時と同じように公開試験を行い、複数から選定しなかったのか。透明性のあるプロセスにて選ばれていないため、懇意にしている企業恣意的に選んだ疑惑があると複数制作会社からは指摘されている。

3点目

監査不十分な諸経費分担

出版デジタル機構内に併設された出張所にて検品が行われていた際の費用は、PL社と機構折半されていた。だが、検品をY社に委託した際にはその費用はほぼ機構のみの負担となっている。

機構大口出資母体には産革がおり、産革の資金の9割以上が税金で賄われている。前述したように、緊デジ締め日以降に納品されたファイル存在しており、それらの作業費は緊デジの事業費には乗っていない。

少しややこしくなったので状況を整理すると、緊デジはその事業費外に「締日以降の作業費」「検品修正費」という形で費用負担が発生しているのだ。

緊デジは東北復興予算によって賄われた事業だが、出版デジタル機構負担した作業費用も含めると税金が二重(場合によっては緊デジ事業費、期間外作業費、検品修正費の三重)に乗った事業ということである

これは緊デジ事業だけの配信調査監査では不十分であることを意味する。出版デジタル機構負担分の金銭の流れも含めた監査必要である

◇現執行体制責任はないか?

出版デジタル機構2014年6月に新社長就任、新役員体制に移行している。

そして、緊デジは2013年3月に建前上終了している事業である。緊デジ未配信は過去問題であり現執行部の責任は無い、と現在各所での“言い訳”がなされている。

しかしながら、入手した社内資料では新役員体制への移行時2014年6月時点でもまだ未納品電子書籍が大量に存在していると指摘されている。しかも、あろうことか副社長を排している大手出版社小学館による大量の未納品まで存在していた。

(より正確には直接申請と代行申請という違いがある。しかしながら納品がされていなかった事実は変わらないため詳細はここでは省略する)

内部関係者より証拠資料付きで告発されたこの件を受け、産業革新機構出版デジタル機構への投資を不適格として引き上げるべく、引受株式の一部処分を決定したとの情報もある。

※産革の株式処分2015年9月1日発表

http://www.incj.co.jp/PDF/1441072277.03.pdf

(会計検査院の緊デジ未配信指摘は2015年10月2日)

大手出版社特別扱い、他社マニュアル剽窃著作権法違反をする官製企業存在意義

大手出版社優遇し、中小出版社冷遇

機構には緊デジ以外にも問題が指摘されている。取次としての資質が問われているのだ。

ここでは既存出版取次の詳しい説明は省くが、分かりやすく述べると大手・老舗出版社既得権側として極めて有利な仕組みになっている。料率(出版社取り分)が多くなっており、仮払金と呼ばれる見込み売上金も有利な率で受け取れる。新規出版社は料率で不利、仮払金も率が悪いどころか受け取れないところもある。

では税金が投入されている電子書籍取次はどうなっているのか。こちらも大手・老舗出版社が有利な仕組みとなっており、一部は取次料なしでの扱いもなされている。取次料なしとは、つまり大手出版社によってタダで使われているのだ。

税金によって賄われた以上は最低限の公益性中立性は担保すべきであり、大手・老舗出版社が有利になるのはおかしいと前述の新規中小出版社からは指摘されている。

民間企業取引先の重要性に応じて条件に傾斜を付けるのはやむを得ない。だが公器としての存在を期待され出資を受けた以上、中小出版社と同一の条件にするのが筋だという論である電子書籍取次は出版取次と違い金融機関としての機能存在しないため、この主張には一定説得力がある。

この主張には対して、そんなことをすれば同業の取次他社との競争に勝てないと機構出資者反論もみられた。むろん、公益性担保競争力は一部トレードオフ関係にある。だが、現状は競争力の向上と称し得ない。実態大手出版社に対して国の税金が投入されているのとほぼ同等であり、補助金に近い。

書店に対しても同じことが起こっている。外資を含む一部書店に最恵待遇として有利な料率・条件が結ばれており、事実上の言いなりになっているのだ。

これら重視すべき対象機構内では戦略出版社戦略書店と呼ばれ、それ以外はゴミ出版社ゴミ書店呼称されている。

税金に群がるのは大手出版社だけではない。「凸版印刷赤字子会社(※注 ビットウェイ社)を買収した。ではうちに何をしてくれるのか」との大日本印刷の指摘に対して、共通書誌情報システム大日本印刷関連会社である日本ユニシスへと発注するなどの便宜が図られている。

果たして、このような結果を出版業界は望んでいたのだろうか。出版業界の終わりの始まりに思えてならない。

同業他社マニュアル剽窃などやりたい放題

さらには、同業の取次他社が用いるマニュアル剽窃まで指摘されている。前述した取次大手M社から部長待遇転職したH氏の手により、M社資料である電子書籍入稿マニュアル出版デジタル機構内にて回覧され、出版デジタル機構の同マニュアル作成時に流用されたという指摘だ。

これは社長副社長本部長の認識の元に行われており、社内及び業界内の武勇伝として語られている。もちろんM社の守秘義務違反行為にあたる。競争相手マニュアル剽窃する、それによって競争力を高めようとするのは民間でも眉をひそめられる行為だが、税金で作られた企業がやるとなれば民業圧迫との誹りは免れない。

事故多発、著作権法違反が行われるなどのずさんな企業統治

他にも被災地馬鹿にした発言がなされていた、値段・発売日違い事故の多発、著作権法違反による著者からの抗議、Y社及びT社に対する下請法違反派遣法に抵触する行為などのコンプライアンス違反散見されるという、複数証拠証言もある。

一部は既に然るべき機関通報がなされているため、これらの件については調査がなされることを期待したい。万が一ではあるが調査がされない、圧力を受ける等があれば証拠付きで今回のような形式でリークする。

出版に携わる人間として、どうしても許せなかったのは緊デジに関する一連の騒動が終わったこととして隠蔽されようとしていることだ。緊デジには正の面もあり、書籍電子化が加速したのも東北にある程度の金額が回ったのもまた事実だ。だが、負の面も大き過ぎる。それらは現在進行形証拠が消され、関係者箝口令が敷かれようとしている。大手出版社印刷会社が総出で無かったことにしようとしている。

あえて聞きたいのだが、自浄作用を発揮できない出版業界に、果たしてどれほどの価値があると読者は考えるだろうか。

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取材にあたり】

上記、一部をあえて伏せる、疑問形にした箇所が存在します。

手元に資料及び証言存在していますが、記事内にて提示することでそれに沿った形で資料の書き換え、口裏わせがされるのを防ぐためです。ご容赦ください。

緊デジと出版デジタル機構についての調査、踏み込んだ監査がなされることを期待しつつ、復興予算という名目で行われた事業である以上は、国民や読者が納得する形の結論が出ることを強く望みます

2015-11-27

http://anond.hatelabo.jp/20151127035944

まずはおめでとう。7億は人生を買えるお金で、あなたは賢く立ち回れば一生労働しなくて良い身分になった。

しかし、今までは無縁だった危険と隣り合わせになった事も自覚しなければならない。



まず、当選した事を10年は隠し続けなくてはならない。誰にも言ってはいけない。例え親兄弟恋人だろうが例外は無い。

身近な人がお金に困っていても、絶対に出してはいけない。例え親や嫁や旦那借金取りに追われようが出してはいけない。(債務整理が得意な弁護士を紹介してあげるのは良い)

この2つを破ると、あなた破産への道を歩み出す事になる。


そして使い方について。

まず奨学金だが、月々普通に返していけば良い。奨学金の利子は低額なので、借りている方が得なのだ

真っ先に不動産に手を出すのは愚策。まずは今の所の1.5倍くらいの家賃の家を探せ。都内なら2倍でも良い。

そして自分の中で心地よい住まいイメージを固めてから、ローンを組んでマンションを買え。

定期に1億も放り込んでおくか、あるいはローンと同額の国債担保に入れれば、低金利で金を貸してくれる銀行はいくらでもある。

何故借りるかと言えば、住宅ローン減税を使うためだ。銀行相談したらなんぼでも教えてくれる。

両親に仕送り絶対やめろ。そこから足がつく。7億は大金だが、身内にバレれば一瞬で消える程度の端金でもある。

お前の親が老人ホームに入る時、年金暮らし生活がキツくなる時まで仕送りはするな。

良かれと思って親に仕送りを始めると、親がもらえるのが当然と思いだす。その後はバレ→身内総出タカリのコンボが決まるぞ。

家電円盤お絵かきは好きにしろ自己消費の分はよほど派手に使わないかぎり問題無い。

ただし、友人にバレると最悪命の危機まで有るから気をつけろ。億の金を○してでも奪いたい奴はこの世にいくらでも居る。

定期預金おすすめしない。住宅ローン組むまでは不要

普通預金に7億入れると営業電話がクソうるさいが、絶対にかけてくるな営業するなやったら別の銀行預金を移すと言え。

あ、地方銀行信金は万が一が有るので、メガバンクに入れとけよ。

お金を増やしたいなら、まずはNISA確定拠出年金勉強しろファンド大賞に常時入っているファンドに毎年放り込め。

同人誌を書いて暮らしたいのなら、小規模企業共済も調べろ。

最終的には優遇措置使いながら1.5億ずつ投資信託、固い株式REIT外貨MMF分散出来る知識が欲しい所。

難しく考える事は無い。あなたには時間お金も十分有るのだから10年かけて学ぶつもりでやればいい。

分散投資が出来るようになれば、あなた同人誌を書きながら手取り1200万(年収換算コミコミで2000万くらい)の生活が出来るようになる。

元手を崩さずにこの生活が出来るようになるのを、向こう10年での目標とすれば良いのではないかと思う。

まずは、使い方がわからないなら口座に預けて落ち着け

大金が入った直後は一番危ない。それは口座に入っただけで、ほんとうの意味でのあなたお金にはなっていないのだ。

金が自分に定着するには10年かかる。逆に言えば、10年後6億数千万残っていれば、それは本当のあなたお金だ。

多少金持ってるオッサンからアドバイスだ。たぶん金持ちに聞けば同じような答えが返ってくる事しか言ってない。

まずは落ち着け、そして自分以外に使うな。これだけは絶対に守れよ。


追記

社債とか言ってる奴が居るが、このご時世会社なんていつ潰れるかわからん

「卵を一つのカゴに盛るな」は投資大原則。

分散投資理解するまで社債に手を出してはいけない。


追記の2

仕事から帰ったらホッテントリ入りしてて吹いたw

そういや年末ジャンボの季節か。

色々な意見が寄せられているね。個別に返せないので総論を。

基本的な考え方だが、あなたポケットお金を入れてくれる物は資産ポケットからお金を持っていく物は負債

額の多寡は全く関係無い。7億も有るのに~の意見には全てこれが返事になる。

分割して死ぬまで細く長く使うのも無理。金は使い出すと止まらない。特に自分で稼いでいない金はね。


資本主義社会から資本を持つ者は勉強せざるを得ないのです。

金持ちって楽そうに見えるだろ?違うから、面倒くさいから。

金が本当に自分に定着するまでは、常に振り回されている感覚だよ。定着した後は、世の中を一歩引いて見ている感じだ。

なってみればわかるよ。

追記3

2000超えしてて更に吹いたw

7億も有るのにNISA住宅ローン減税wって言う人はお金を落とすのが趣味の人なのかな?

サラリーマン自営業者はほぼ全員検討する制度を、金持ち気分でスルーするのは虚栄心でしょうか。

銘柄選定すればNISAは良い制度だし、住宅ローン減税は不動産投資している身としては喉から手が出るほど使いたい制度なのですが。

他事で忙しいからやらないならともかく、資産が有るからサボるという発想は理解できません。

MMFとかバカじゃねETFだろと言う人。その意見も有りだとは思うけど、現在株価ETFに突っ込む勇気は俺には無いね

個人趣味問題から押し付けるつもりはないし、増田自分で選べるくらい知識がつけば好きにすれば良いと思う。

フロー無しのストックのみでどう生活するかを考えた時、取れる戦略はさほど大差無いのではないかなぁ。

2015-11-23

ニコニコ動画をやめた

一気書き怪文書こゎぃ

というわけで、ネット特有のスラングネタ等が含まれるため、そういったものが苦手な方は

ブラウザバックか注意して読まれることをおすすめします。某手書き劇場じゃないけども。



24歳、学生です(大嘘)

え~、ネット歴が10年で、ニコ厨歴が8年(SP1)です。

そんなこんなで人生を歩んできたわけだが、一種の詰みという状態になっているわけだ。

具体的にどんな詰みなのかは、ここでは言及を避けておく。避けておくが、借金で首が回らない等の絶望的な感じではない。

感じではない、が、それだけに、ぬるま湯から少しづつ熱湯へと変わる水に気づかないで茹でられてしまカエルのような、そんな最悪な気分であり状況であることは言及しておく。



そんな状況になったのも、色々な問題から逃げてきたせいだと思う。世の中すべてが自己責任なのだ。全ては自分のせいであり、他に原因を求めても仕方ないのだ。

思い返すに、一番最初に思い出せる逃げた経験は、進研ゼミチャレンジ特に赤ペン先生だったように思う。

一時はそれを取り返そうと、一年分の赤ペン先生提出用小テストを送ったものだ。懐かしい。

それから、様々なことから逃げてきたように思う。

部活動の選択、いじめ・イジりからの脱却、文系・理系の選択、大学の選択、単位の取得、あらゆる勉強、交友関係、就活、エトセトラエトセトラ…

よくある感じのクズ人間だ。こうはならないようにと、心がけてきたつもりだったのにな、心がけてきただけで、実行できなかった。

なんだか怖かったんだな。実行に移すのが。まるで自分が食べることのできる大切なケーキがどんどんなくなっていくようで。


一方で、ネットにはハマった。これはもうホントに、見事にはまっていった。

まずは、中学生らしくG行為ネタだ。まずはそこら辺に転がってた18禁小説から

クリスマスプレゼントかなにかで買ってもらったPSP1000をいじっていると、

どうやらネット機能を使えるということがわかり、若い時のドキドキを携えて恐る恐る「エ ロ」と検索したのだった。

検索エンジンが何かまでは覚えていないが、トップ近くに出てきた(であろう)18禁小説を適当に選択して読んでいた。

寒かったことも手伝って、布団に丸まって片方の手を股で挟んでいると…というテンケテキな精通を迎えたのであった、まる

今でも何故か覚えているが、最初に読んだのは姉妹のレズものだった。文体は単純なのに「ふ…ふみゅ!?」とかいった

きゃわいい吐息の描写ものすごく興奮したのを覚えている。

それから、森の奥の吸血鬼姉妹のもとに仕えることになったメイド姉妹ふたなりものとか(今でこそそれが東方Project二次創作だったとわかるが、当時は全く知らなかった)

社会人とヒモの物語とか、コナンの虹エロ小説のみを掲載してるサイトだとか、お寿司をホニャララに突っ込んでズルズル吸い上げるとかいう今から見ると嗚咽もののものまで、

情欲が満足するまで、ひとり夜のベッドの中で励みまくった。

そのうち小説では飽きたらなくなり、フリー公開のエロ漫画や、同人マンガっぽいものうpされているようなサイトまで足を伸ばしていった。

そういえばえろまんがわーるどってサイトにだいぶお世話になった記憶がある。今どうなってるんだろうな。


そこから、他のネット文化に親しむ様になるのに時間はかからなかったように思う。

それこそ、上に書いたえろまんがわーるどでオナネタを探している最中に見つけた東方Project二次創作の同人マンガを見つけて感動し、

東方Projectとその二次創作郡(主に同人マンガ)に見事にはまっていったし、

もう黄金期は過ぎていたが、Flashのまとめ倉庫みたいなサイトを見つけて、Flash動画にはまっていったし。

2ちゃんねるへの書き込みとかも興味があったけど、なんだか殺伐とした雰囲気に「半年ROMれ」という格言も手伝って、ほとんど書き込みはしなかった。

受験勉強ほっぽり出して、冬でかじかむほど寒い中、東方星蓮船をひたすらキーボード使って、最後の白蓮の弾幕をよけながらクリアしてたっけ。


そうして辿り着いたのが、ニコニコ動画だった。

うそこは、俺にとって天国であった。

会員になったのはSP1からから、高校で入った計算になる。

学校でいじられ続けて病み気味になっていた俺を元気づけてくれた、唯一と言っていいほどの存在だったのだろう。

そこで親なり担任なりいのちの電話なり、周りの大人に頼っていれば、道は違っていたのかもしれないが、

俺がとった道は電子世界への逃避だったわけだ。

ドナルドエア本フタエノキワミチャー研レスリング、最近では淫夢等、Flash動画時代を髣髴とさせるMADを食い漁るように探して見続けた。

東方にもはまっていたので、ニコニコで勢力を拡大しつつあった、同人マンガの延長線上のようなジャンルである東方手書き劇場」も、ホント漁るようにして探して見続けた。

それだけだと飽きちゃうので、台頭し始めていたMMD系列や、サービス開始当初から人気だったVOCALOIDも時々見ていたけど、やっぱりMADと東方手書き劇場が主軸だったかなー。



みんなはどうなのかわからないが、俺の予測だとハマっているコンテンツがまずあって(つまり特定アニメ漫画音楽小説があって)、

それを共有することや二次創作的な作品を見たい・作りたいって思いからニコニコ動画に登録し始めると思う。

俺も東方ProjectFLASH動画で頭を金槌で打たれて人生が震えた人間なので、その一人といえば一人なのかもしれないが、

しろニコニコ動画で昨今のサブカル(主にアニメ漫画的な意味で)の流行を知って、それらにハマっていった記憶が強い。

イカ娘とか超電磁砲とか日常とか。あずまんが大王なんか、空耳ケーキのMAD見てなかったら存在も知っているかどうか怪しい…ってのは言いすぎかもしれないけど、多分「これは名作なんだな」なんて認識は

確実になかっただろう。

特に深夜アニメ放送という概念存在しない都道府県に生まれた身としては、身につきすぎたぐらい身についたのではないかと思う。

俺はそうして、サブカル(主にry)に関する基礎中の基礎となる知識を身に着けていったわけだ。

ニコニコ万歳ニコニコのおかげで人生変わりました!

そんな生活をする中で、今までの勉強量という貯金を切り崩して見事よくわからん国立大学合格したわけだが。

まわりが「よし!大学生活遊び放題だね!」と言ってくれる中、俺はそんな楽観的な観測はとてもできなかった。

その頃にはもう就活生の悲喜こもごもが聞こえ出していたし、そもそも大学選びの時点で俺はものすごく憂鬱だったのを覚えている。

「お前はこれから自分の足で立って、自分の足で生活して、自分責任のもとで生きていくんだ」と宣告されているような気がしたから。

それを好意的に受け止める人種がいることも、今は知っているが、でも大体の、敗北を知っている少年少女たちは、青年たちは、不安と不安でいっぱいだったんじゃないか?

同意を求めてみるテスト



悲喜こもごもの悲に入ってはダメだ!、と自分なりに大学生活でやらなきゃいけないことを色々意識して、頑張って頑張っていい社会人になるんだ!

ぐらいには頑張ろうと息巻いていた。たくさん読書して、たくさん学部の専門科目を勉強して、できるだけ早く単位をとって、卒業研究も今のうちに足場を固めてしまって…

もうおわかりだと思うが、結局どれも実現しなかった。4年間通して。草生えますな。



機会損失という概念がある。なにか始めるのには、結局何かを、上で書いた例だとケーキを諦めなければならない。どのケーキがどれだけなくなるのかがわかっていればまぁあきらめも付くというものだが、なんと失ったケーキの種類も量も正確にはわからないというのがこの世のニクイところである

俺は大学生活というあまりにも貴重だとわかりきっている時間に、勉強も遊びも将来の担保も全部全部つめ込まなければならないと思うあまり、何にも手が出せなくなってしまったのだ。何かを諦めるという、その勇気がどうしても出せなかった。

と書けばなんだかかっこが付いたふうだが、単にやる気がなかっただけだと思う。根性がないよね。だって全部詰め込んでる人は、それこそネットを探せばいくらでもいたし、周りにもそういう人はいたんだから



一日一日を後悔しながら、ニコニコ動画を始めとしたネット文化サブカルへはもっとハマっていった。そこで、俺はサブカルには詳しいんだぜという変な自負心も生まれかけたんだけど…

大学の友人たちが、そんな自分のちっぽけな自負心をも打ち砕いていった、という、またテンケテキテキなパターンになった。

一人は俺よりニコニコ動画歴が長く、尚且つ知っているジャンルもあまりに広く、信じられない程深かった。それに、プラモデルゲーム、その他のサブカルにも造詣が深く、もう尊敬せざるを得なかった。

二人は一つのジャンルを突き詰めに突き詰めていた。宇宙語と俺には思われる言語で会話して、なおかつ他のサブカルに関しても基礎的な知識をちゃんとおさえていた。

なにより、ひねくれた俺よりよっぽど常識があって、性格のいい奴らだった。

もう俺は、ひねくれて性格が悪い上に唯一ほかより得意で知識のあるネット文化サブカルですら圧倒されているこいつらはなんなんだ。そんなことよりそれに比べた俺の価値の無さは何なんだ…唯一深い知識があると思っていたジャンルにすら引けを取る俺の価値の無さは…

そんな感じのタコツボ化でもう自分がいよいよ嫌になったり、ついでにニコニコばっかで学業をまともに修めていない自身の将来の不安がますます増えていったりした。




突然だが、俺の将来の夢はマンガ家だったりする。

上記の偏歴を見ればまぁ予想はつくだろうが、好きなマンガを描いて楽しく生きていきたい。そういう意味では、マンガ「家」ではなく、「趣味マンガ、なのかもしれない。

その他にも、MADを作ったり、音楽で既存の好きなゲームリミックス作ってみたり、SSみたいな小説を書いてみたり、3分くらいのアニメ作品を作ったり、スレを立ててコピペとして受け継がれる書き込みしたりと、そういう、ネットサブカル文化に深く関わって生きていきたいと思って生きている。

そして、そういう活動を、大学のうちに出来たはずなのだ。出来たはずなのに…


思えば、学業も、ニコニコアニメマンガ小説・絵その他ネットサブカル文化に関する活動も、資格取得や就活等の将来に対する投資も

なにもかも、なにもかもが中途半端大学生活だった。

中途半端どころか、自分のやりたいこと・やるべきことが何も達成できない、真空もびっくりの空虚な生活になってしまった。

4年間だ。4年という歳月をだ。

願うなら、この後悔を一緒に大学入学のあの日に持って行って、もう一度やり直したい。

いやそれができるのなら、高校入学のあの日まで行って、部活選びをやり直して、もっと必死に勉強したい。

いや、やっぱりそれが叶うのなら、中学入学のあの日まで行って、やっぱり部活選びをやり直して、もっとまともな交友関係を築きたい…


思えば、俺がアニメにハマったのは、マンガにハマったのは、ニコニコにハマったのは、Flashにハマったのは、東方Projectにハマったのは、エロ同人にハマったのは、18禁小説にハマったのは、PSPでネットに助けを求めたのは、

結局何かから逃げ「続けた」からじゃないだろうか、と、今振り返って考えてみると思う。

なんだか、この文章を書く前と結論が違っているような気がするが、やっぱり文字に起こして出力してみるって違うんだね、と。

学校での日々のイジり(悲観的に捉えれば、いじめ?)や勉強からストレス、将来への得も知れない不安から唯一開放されていた、このPCの窓。そこから広がるインターネッツ

そういえば、今これを書いている時と同じような、肌寒さもいよいよな低音の中、ひたすら「インターネットしていた」な。あの頃の俺は、何かのバランス感覚を失っていたんだと思う。

そしてそれは、社会人として仕事に勤めている今にも、強い影響力を残している。

帰ってからもずっとネットにかじりついてるし、土日はほとんど外に出ないで、頭が痛くなっても構わずアニメを見て、マンガを見て、MADを見ている。



別にそれらは、異常なことじゃない。もともと、異常か正常かということを言い出すこと自体、なにかものさしを使っているということだ。

この場合、俺の今住んでいる地域で、コミュニティで、ちょっと異常だということが言えるくらいで、さして間違った生き方ではない、と俺自身は思う。

思うが、それは、きちんと仕事趣味を両立して、充実した人生だと思えるような、色々な意味で自立した人間が生きるべき生き方であるとも、誰よりも俺自身が思う。

そして何よりも、俺自身が、今、そうではない。


今、実は岐路に立たされている。時間は1年と無い。始めの方に書いたように、具体的にどんな岐路なのかは書かないが、やっぱり岐路であることに変わりはない。


先日、俺が大好きなブログで、戦後70年テーマ的なものにして、ブログ主がこういった趣旨のことを書いていた。

戦後左翼思想家は、敗戦の総括をしないと前に進めないといって、政府が現実の問題を四苦八苦して解決している中、ずっと空論や理想論を掲げ続けてきた。戦争とは、平和とは、と。それも戦後半世紀近くずっと。それは、理想論を突然語り出す中高生と同じ。自身の親が抱える現実的な問題に、いつか自分もぶつからないといけないんだと知った時、現実逃避して、問題を先送りにしている。その中高生たちとおなじだよね。」

前半の思想家の部分が本当なのかどうかはともかく、大事なのは、後半の「問題を先送りにしている」という部分だ。

俺はおそらく馬鹿であるため、理想論など掲げることもなく、ただひたすら目の前の問題を見ないよう聞こえないようにするために、ひたすらネットサブカル世界に没頭し続けた。

そして、大人に「なってしまった」今、その先送りにした問題が、いま目の前に、もし解決していた場合と比べてとんでもなく性質を悪くして立ちはだかっている。


ところで、最近キルミーベイベー熱が再燃した。どしたのわさわさなんでもなーみん。あの歌詞にあんな深い意味が込められていたとはね…

そんなキルミーベイベーにハマるキルミストたちがいつも貼る、あのチャーリー・ブラウンのAAをみんな知っていると思う。

(崩れちゃうかな?)

      ,, _

       /     ` 、

      /  (_ノL_)  ヽ

      /   ´・  ・`  l    キルミーベイベーは死んだんだ

     (l     し    l)    いくら呼んでも帰っては来ないんだ

.     l    __   l    もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ

      > 、 _      ィ

     /      ̄   ヽ

     / |         iヽ

    |\|         |/|

    | ||/\/\/\/| |

もう、死んだんだと思う。何とは言わない。言わないが、俺ももういい年なんだ。

もうあの時の、Flashニコニコ東方Projectにハマっていたあの時の輝きに満ちた時間はもう終わっていて、もう死んでいて、もう腐っているんだと思う。

俺ももう、人生と向き合うときなんだと思う。いい加減。

逃避し退避し、遠ざけていた人生と、強制的に向き合う時期が来てしまったんだと思う。



それに加えて、アニメも、マンガも、ニコニコも、ここ最近そこに割く色んな意味でのリソースなんか無いことに気づいた。

そう、俺は、ネットサブカルを愛す、オタク足り得なかった。

岡田斗司夫が、「強いオタク」と言っていたが、この定義からすると、ありとあらゆる中傷があっても、理論武装でも何でもして、自身オタクであるということを保っていくことこそが「オタクである条件だった時代があったらしい。

正直、それは今も変わらないところがあると思う。どんなに仕事が忙しくても、どんなに私生活が忙しくても、アニメを、マンガを、ラノベを、その他サブカルに使う時間と金だけは絶対に惜しまない、その体力だ。

俺には、そんな心の強さも体力も理論武装するような頭も、何もかもが資格不足だった。

もともと俺には、向いていない趣味であって、生き方であったということを、ここ数年間で、嫌というほど味あわされてしまった。こんなにネットサブカルに関わるあらゆる物事が大好きなのに。

でも、資格が不十分だった。ちょうどある一定の身体条件を満たしていないと、宇宙に行くことができないように。目が見えないと、運転免許が取れないように。

俺には仕事と炊事洗濯等の基本的私生活を送るだけで、どうやら大半の脳のリソースを使ってしまうようで、そこにネットサブカルを放り込むと、何もできなくなってしまう。どんなに頑張っても。

現実は、そういうことだった。



俺は、大したことのない、ただの平凡の、平凡以下の、ただの、しがない人間だった。

一発逆転の、いきなり三千院状態にならない限り、俺は大好きなマンガにもラノベにもアニメにもゲームにもイラスト制作にもMADにものめり込むこともできない、まとめサイトで斜め上からのニヒルでひねくれて皮肉が効いたあの空気を共有することもやっとの、平々凡々とした、無趣味な人間だった。



とりあえず俺は、目についた片っ端のウェブサービスからアカウントを消していった。

TwitterやらPixivやら、ニコニコ動画でのチャンネルも次々退会していった。

そして、ニコニコ動画のものアカウントの出番であった。

思えば、高校からずっとの付き合いだった。

俺はニコニコで笑い、考えさせられ、知識と知恵を学んでいった。

ニコニコは俺の青春のすべて、とは言わないが、俺の青春の明の部分であり、花であり、やっぱりほぼすべてだった。

音楽も思考も動画コンテンツも、そしてそういったものの質の善し悪しも、全部ニコニコやそこから派生したものから学んだに他ならなかった。

ニコニコネタを通じて大学で無二の親友たちができたし、どんな嫌なことがあっても、ニコニコがあったから笑って、なんとなく流して、なんとかやってこれた。

ニコニコは、やっぱり俺の人生を、とんでもなく支えてくれたと同時に、俺がダメなハマり方をしたせいで、こんな状況を招いてしまった。

から、これまでと決別し、これからを生きていくために、

俺はニコニコ動画を、退会した。


もちろんニコニコ動画と決別するわけではない。ましてや、俺の思考や趣味趣向の基礎基本を叩き込んで、教えてくれて、俺を最高に楽しく生かしてくれた、ネットサブカルと決別する気なんか毛頭ない。

今は、あまりにも色々なもの脆弱から、距離を置くだけだ。

いつか、経済力も、思考力も、精神力も、色々なものが「大人」になってからそれから戻ってくる。それだけの話だ。

文字にするのはそれだけで、実行していくのは、きっととても遠い話だ。

しかしたら、一生戻ってこれないのかもしれない。

それはそれで、そういう運命だったというだけもお話だと思う。運命という言葉がなんかアレなら、その程度の才能、身体、能力、DNAしか持っていなかった、というだけのお話なんだろう。

先ほど上げたブロガーの言を借りれば、人類の生きてきた何京通りのパターンの中で、たまたま幸せになれなかったパターンを引いてしまった、それだけなのだと思う。

それでも、俺はニコニコに戻ってくることを、ネットサブカルの中で再び熱狂する日に戻ってくることを目指して、どんな手を使ってでも、(いくらかの倫理と法律を守った上で)脳みそパンパンになってはじけ飛んででも、突進していきたい。

とりあえずそのために卒業式自作自演し、なんとか卒業していった。

24歳、学生でした。














そういえば、ニコニコ動画アカウントを削除するにあたって、特に好きな東方手書き劇場動画と、懐かしのFLASH動画まとめ動画をみていたわけだが、

Flash動画の中でも、知っていたものは良くて半分くらいだったのが、ちょっと衝撃だった。

「おいおいこれを知らないとはモグリのにわかめー」と、Flash職人であるポエ山の作品「quino」を知らずに友人にからかわれたことが一度だけあるが、それもわかる。

代表的な一部の有名作品の一群ですら、俺が知らないものがたくさんあったのだから

2015-11-21

http://anond.hatelabo.jp/20151121165948

男女平等は実現されているか」は何について平等なのかを指定していないわけで、テーマとしては粗すぎる。

ので、何が平等なのかについて補った上で、もう少し分解して考えてみることを勧める。

男女の「雇用機会」の平等なのか、

それとも男女の「所得」や「生涯賃金」の平等なのか。

はたまた男女の「参政権社会的発言権」の平等・不平等というのもあり、それぞれで論点や現状の課題が異なってくる。

ちなみに「法の下の男女平等」という場合は、最後参政権基本的人権についてのテーマを指すことが多い。

ただし基本的人権というものからんできた場合もう少しテーマは細分化されて、各論で考えなくちゃならない。まあそれをやればやるほど発表なりレポートなりの分量は増すだろう。

だが、全部いっしょくたにすると、漠然とした、ステレオタイプに基づいた答えしか出てこないのだけは確かだ。

追記

戦前日本社会での、男女平等(この場合女性職業選択や家庭への帰属を決める自由担保)の促進要因というか抑制要因というのかが、新聞の身の上相談の読者の声にどのようにあらわれているのかについては、このサイトが参考になるかも → http://www.satani.org/sur/sur090.html

2015-11-17

http://anond.hatelabo.jp/20151117132508

そもそも昔は買ってた。

戦後間もない頃までは血液銀行が血を買い取ってた。

ただ倫理的批判と、売血する側の主に貧しい人たちの健康状態問題からまり質の良い血液ではなかったのとで、ボランティアに移行して売血は打ち切られた。

で、今度は2000年ぐらいにボランティアといいつつ図書カードとか米とか、場所によっては結構豪華なものを配っていたことがまた「売血だ」社会的批判を受けるようになって、これも廃止されて今ではそういうことをやってる所もほとんどないはず。

個人的には質とかを担保できるんなら対価を渡したっていいんじゃないのって思うけど。

善意で成り立たせるよりもよっぽど制度として健全じゃない?

峰なゆかの件で中村珍さんのことをちょっと見なおした

この人不機嫌になるとものすごい勢いで人を追い詰めるようなしゃべり方するんだけどこんかいはすごく冷静な話し方だった。

それだけこの話題中村さんにとってはどうでもいいことだったという可能性も高いけど。

なんか色んなのがエゴサーチに引っかかるから何かと思って掘ったらアラサーちゃん燃えてたのか。変な誤解されるようなタイミング風邪ひいちゃったな(笑)

『くどき飯』/『くどかれ飯』の件は版元の初期対応(企画チェックとか新人作家を矢面に立たせっぱなしにしたこととか)疑問視してたら田所潰し峰擁護に読めるように纏められちゃったけど(まぁそう取られやすい条件だから仕方ないけどね)、毎度思うけど初動で版元さんが出てくるのが好手だと思うよ。

私は良識でもって近い市場では予めカブりを避けたい派だけど、トラブルは水面下で交渉派だし(交渉を無化されて事態悪化したら数ヶ月〜数年様子見て、ネットで明るみにすることもあるけど)『作家同士がやり合うことについて』は、前回にしろ今回にしろ事態収束的にもイメージ的にも悪手だと思う派。

そういう意味では私は、"初期段階で"ネットでこのトラブルを展開するぞ!って決断感情がどんなか、どういう算段なのか見当もつかないけど(ネットでやっても私の看板に傷がつくだけで勝算見えないから)、ネットでやる作家さんは、やることもやられることも受け入れた上でやってるんじゃないかな。

漫画家労働条件ネットで打ち明けたことあるからネット討論派に分類されがちだけど、「無茶な労働条件に3年以上耐えて、企業に直接交渉もして、でも労働条件も変わらず、仕事辞めさせてももらえなくて、打つ手ナシで」選んだ手段から、初動でネットを選ぶことへの理解は追いついてないんだ私は。

から、今回前回の訴え出た作家さんに限らず、初期からネットで展開していく派の作家さんたちが早い段階でネットで討論する手段を選ぶ理由や気持が正確には分かんなくて妄想だけど、自分非公式に訴え出ることを選ぶからには、自分非公式に訴え出られることも、みんな受け入れてるんじゃないかな。

って言うと保身のために峰を切ったか?!って誤読されそうだけど(笑)私は当時から、峰さんの言い分で解るとこにしか触れていないし、ネットで初動を取ることに理解は示して来なかったので、当時の話の復唱みたいなもんです。私に扱い切れない対応方法を紐解いて理解するっていうのは難しいことだよ。

すみません言葉足らずでしたね。

私の言おうとした「まずネット」「最後の手段としてネット」の規模感は、《短くても数ヶ月や半年以上の期間、水面下の交渉を経た上で》ぐらいのスケールなので、この早さでこの手段を取る算段は分からないんです。

私はそういう、トラブルが起きてから半年一年経ってない段階で、(企業との交渉取り付けも一作家が一度連絡したぐらいで二つ返事があるとは思えなかったし実際そうで、カナリ執拗に粘ったので、)短期で部外展開する算段は分からないなー、という性格認識なので、自分の規模感で考えちゃうんですね。

そうですね、ケースにも因るでしょうしね。私は自分経験則しかないですから、先述の通り、カナリ執拗に長期戦をやりまして、双方にロクなことがないトラブル破綻寸前の限界まで外部に出したくなかったので、そういう選択をした、ということです。

こういうのはでも《「トラブルが起きました」「交渉しましょう」「解決しましょう」の一連》に元々どういうイメージ持ってるかっていうのもあるのかな。私は子供の頃に裁判調停なんかに触れる機会があって、「初交渉の席まで数ヶ月」「何か起きたら抜け出すのに年単位」みたいな認識が強かったかも。

言葉ですが、『パクり(著作権法違反)』の話題としては今回の件も、前回の件も、乗れませんし、乗る気もありません。

私は「著作権法的に無問題でも近い売り場で主題カブりは嫌だから水面下で避けておく派なのでその範囲から」諸々申し上げます

頂いたリプライに『パクり』という言葉が用いられていたので、一応こちらの認識(夏からの件について『パクり』という違法性の指摘を孕む言葉を用いることに私は、同意のしようがないこと)も改めて特筆しておこうかな!と。

夏の一件は『パクり』という言葉が法の規範に添い遂げず使われたことが過熱の一因だし、(私は法律家法務部を通して確実な違法性担保できない限り、違法性を指摘する可能性のある俗語お話に持ち込むことは好まないので。手に負えなくなるから。)私はこの話は"被った"話としてしか触れないよ。

(※要検証)

自分が水面下でやってきたやりくり(違法性はなくても被ったらバツ悪いし、近場の市場でやってる作家さんと主題を被せないとか、後で分かったら改題しようと決めてるとか、事前に被りすぎてる先行作はないか検索かけまくるとか、そういうこと。)もあるし、私は被せないほうが無難と考えてるってだけ。

この件については様々なたくさんお叱りを受けていますし、そもそも当事者の片方と面識がある状態で軽はずみにニュース言及したことも心底悔やんでいます。私のこの、淡々とした文面で認識説明し続ける態度を反省の不足・謝る気がない・当事者意識の欠如と捉える方が沢山いることも理解しています

自分が触れた話題がどういう結果に着地してしまたかは、明るい日も他の話の時も心中でずっと憶えています。私の態度はお気に召して頂けるものでは無いと思いますが、多くの皆さんの「私に対して仰りたいこと」「私に思い知らせたいこと」は重々理解しております。ご意見ご静聴共に有難うございます

これが今回はさすがに逆ギレしたらまずいとか計算しての振る舞いだったらがっかりだけど多分そういうわけじゃなく普通に興味なさそう。

2015-11-10

芸術商業藝術

寿司職人の話で盛り上がってますが、このふたつを混同しているか議論平行線なわけです。

前者は何年かかっても完成に辿りつけませんが売れるかどうかははじめから無関係で(流派ブランドとして担保されている分はありますが)、後者は完成度よりセンスが問われて数ヶ月も練習すれば売り物することができます

前者は流派を学び生み出す人で、後者流派模倣して陳腐化させる人です。(まれに本物が生まれますが、それは全く別の流派を生み出します。)

それぞれの立場にいる人はもともとの目的が違います活躍する舞台も違います

それを一緒くたに考えているのは消費者であり、そもそも当事者にしてみれば議論のものナンセンスなのです。

これは寿司であろうと何であろうと、同じことといえます

簡単に言えばお金目的か否かという決定的な部分で違うのです。

芸術を志しながらお金心配をする人はさっさと商業藝術と開き直りなさい。

さもなければあなた努力は生涯報われることはありません。

わたしからの忠告です。

道を追い求めしものより。

2015-11-09

サウスパーク腐女子回について

サウスパークS19E06、遅ればせながら見ましたが、やっぱ腐女子というか、百合厨もだが、カプ厨が持ってる気持ち悪さってあるよね。

とりあえず、ポリチカルコレクトネスを気にするあまり「俺ゲイに寛大だわアピールゲームが行われている昨今、ゲイは過剰にサポートされちゃう、というのが話の本筋だと思うのですが……

カートマンの妖精が再登場している、という点にも注目するべきだと思うんです。

妖精の初登場はS16E07ですが、このエピソードカートマンは

「あのカップリングってマジいいよね~~~完璧だわ」と腐女子あるいは百合さながらの発言をしております

この発言は、トークンとニコールという黒人カップルに向けられたもので、明確な差別主義発言ですよね。私も不快感を覚えましたし、カイルたちからドン引きされています

しかし、ここでのカートマンの気持ち悪さって、人種差別から来ているだけではない、とも思うんですよね。

自分関係性は棚にあげて」「他人関係性に対して妄想を展開して、くっつける」っていうのは、普遍的気持ち悪さを持っている。という議論結構されてますが、S19E06もこの筋の話として見れないこともないんじゃないかと。

「次分の関係性は棚にあげて」、におけるポイントは、自分ノーマルさは担保されているということです。すなわち白人カートマン)だから黒人トークン)やヒスパニックカップルを「消費」できるわけで、同様にガチガチ異性愛者だから同性愛も消費できるわけです。

ここでは白人有色人種、あるいは異性愛同性愛という権力関係担保されていない限り、すなわち自分が相手とは違う高位の地平にいるのだという差別意識がない限り、どんな快感も生まれない。

今回腐女子サウスパークの住人は、妖精と同じような役割を担う存在として描かれました。すなわち、本人たちがその気も無いのに「あのカップリング最高!」と言って、そして「ゲイなのが俺じゃなくてよかった~~(権力関係の発露!)」とこぼしながら強制的カップルをつくりあげるエートスは、人種差別主義者が「黒人同士くっつけばいいよね~~」と口走るエートスとそれほど変わりは無い。差別主義カートマンの行ったのあのきわめて不愉快な「カップリング活動」が、今回腐女子を通して再演されているのは興味深いことです。

次は「他人関係性に対して妄想を展開して、くっつける」というポイントですが、これは明確に父権権力行使に結びついた快感なんですよね。基本的自由恋愛って、「くっつけ!」っていう力に対する反逆行為だと思うんです。例えば親の決めた結婚相手とか、同じ階級結婚相手とか、あるいは同じ人種結婚相手、そういう存在とくっつけ!と強要してくる諸力に対して、断固たるNOを突き付け、「俺はあの子が好きなんだ!」を貫く。これが近代的な意味での自由恋愛だし、そういうのを描くからこそ広義の恋愛文学にはパワーというか新しさがある。これに対して、自分の思い通りの相手と「くっつけ」たがる存在というのは、もうこれはコテコテ父権なんですよね。カップリングワールドを作り上げる快感は、家長自分の血族を計画的婚姻させていく快楽と同根だと思う。普通教育を受けて育った人なら、やっぱりこういう父権的なものって気持ち悪いと思うんじゃないでしょうか。

結論カップリング厨ってたまたま同性カップルを扱ってるから、昨今の寛容ムーブメントにがっつり乗れてる感ありますけど、その根底にある思想はきわめて保守的復古的なものなのではないか。すなわちカプ厨の根底には、差別主義父権主義があり、とてもじゃないがリベラルプログレッシブポリチカルコレクトネス民を名乗れないのではないか、と思う。思った。

2015-11-08

151108「日本ダイモダイ利用規約

ポップアップで固定リンクがはれないので転載

http://b2.fujitv.co.jp/daimondai/rule.html

 

この利用規約(以下,「本規約」といいます。)は,フジテレビ(以下,「当社」といいます。)がこのウェブサイト上で提供するサービス(以下,「本サービス」といいます。)の利用条件を定めるものです。登録ユーザーの皆さま(以下,「ユーザー」といいます。)には,本規約に従って,本サービスをご利用いただきます。また、本サービス内に記載した説明書きなどの内容も、本規約と一体をなすものとして適用されるものします。

第1条(適用

規約は,ユーザーと当社との間の本サービスの利用に関わる一切の関係適用されるものします。

第2条(適用地域

サービス日本国内向けであり、国外からの利用はできません

第3条(利用登録

登録希望者が当社の定める方法によって利用登録申請し,当社がこれを承認することによって,利用登録完了するものします。

当社は,利用登録申請者に以下の事由があると判断した場合,利用登録申請承認しないことがあり,その理由については一切の開示義務を負わないものします。

(1)虚偽の事項を届け出た場合

(2)本規約違反したことがある者から申請である場合

(3)その他,当社が利用登録を相当でないと判断した場合

第4条(ユーザーアカウント

ユーザーは,一人のユーザーにつき一つのアカウントのみ登録できます

ユーザーは,いかなる場合にも,アカウント第三者譲渡または貸与することはできません。

 

第5条(禁止事項)

ユーザーは,本サービスの利用にあたり,以下の行為をしてはなりません。

(1)法令または公序良俗違反する行為

(2)犯罪行為に関連する行為

(3)当社のサーバーまたはネットワーク機能破壊したり,妨害したりする行為

(4)当社のサービス運営妨害するおそれのある行為

(5)他のユーザーに関する個人情報等を収集または蓄積する行為

(6)他のユーザーに成りすます行為

(7)当社のサービスに関連して,反社会的勢力に対して直接または間接に利益供与する行為

(8)その他,当社が不適切判断する行為

第6条(本サービス提供の停止等)

当社は,以下のいずれかの事由があると判断した場合ユーザーに事前に通知することなく本サービスの全部または一部の提供を停止または中断することができるものします。

(1)本サービスにかかるコンピュータシステム保守点検または更新を行う場合

(2)地震落雷火災停電天災, その他不可抗力等により,本サービス提供が困難となった場合

(3)コンピュータまたは通信回線等が何らかの事情により停止した場合

(4)「日本ダイモダイ」の放送が中止・中断となった場合

(5)その他,当社が本サービス提供が困難と判断した場合

当社は,本サービス提供の停止または中断により,ユーザーまたは第三者が被ったいかなる不利益または損害について,理由を問わず一切の責任を負わないものします。

 

第7条(利用制限および登録抹消)

当社は,以下の場合には,事前の通知なく,ユーザーに対して,本サービスの全部もしくは一部の利用を制限し,またはユーザーとしての登録を抹消することができるものします。

(1)本規約のいずれかの条項違反した場合

(2)登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合

(3)その他,当社が本サービスの利用を適当でないと判断した場合

当社は,本条に基づき当社が行った行為によりユーザーに生じた損害について,一切の責任を負いません。

第8条(免責事項)

当社は,本サービスに関して,ユーザーと他のユーザーまたは第三者との間において生じた取引,連絡または紛争等について一切責任を負いません。

通信回線機器障害などによる本サービスの中断・遅滞・データ消失が生じた場合、当社は、これによってユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。

第9条サービス内容の変更等)

当社は,ユーザーに通知することなく,本サービスの内容を変更しまたは本サービス提供を中止することができるものとし,これによってユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。

10条(利用規約の変更)

当社は,必要判断した場合には,ユーザーに通知することなくいつでも本規約を変更することができるものします。

11条(個人情報について)

ユーザーの氏名、ご住所、電話番号メールアドレス等の個人情報は、応募結果をお伝えするためや、お寄せいただいた情報について詳細をお伺いするため、番組へのご協力をお願いするため、当選者・採用者の方への賞金送金のためなどの目的で、ご連絡させていただく際に利用させていただく場合があります

ご本人の許可なく第三者個人情報提供されることはありません。詳細はこちらをご覧ください。ただし、業務委託による番組イベント制作や、ホームページ制作運用情報管理など、業務遂行必要範囲提供することがありますが、これらは業務遂行必要情報のみを提供し、必要限度を超えて利用されることはありません。なお、委託先はフジテレビ監督を行い、秘密保持のための契約を結びますので、みなさまの個人情報保護されます

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第13条(当選等について)

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第14条(準拠法・裁判管轄

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2015-10-28

自分が間違っている可能性を考慮して話すということ

  • 99%自分が正しいと思っていても、1%でも自分が間違っている可能性があるのであれば、常にその可能性を念頭に置いて話すようにする。
  • 「~だと私は思う」「~だと私は考える」「私の見る限りでは~」というように、あくま自分の私見であることを明確にする。
  • 世界では」「この国では」「この社会では」と主語をでかくした後で「~が常識だ」「~が通説だ」などと断言しない。
  • 自分正義代弁者であるかのような口調で他人批判するのは、仮にそれが正しかったとしても独善的
  • あくま自分に言えることは「他者から見たら間違っているかもしれないが、自分はこう思う」ということでしかない。
  • 他人言葉を借りるときには具体的にその他人名前を挙げた上で「○○はこう言っており、私も同じ意見だ」と言うようにする。
  • 「みんなが言っている」「権威のある人が言っている」「法律で決まっている」ということが必ずしも正しさを担保するわけではない。

以上のようなことに気をつけて話をすれば、相手から上から目線」と言われなくなるのではないかなあ、と私は思いました。

2015-10-15

LINE Engineers' Blog掲載された記事を読み解こうとして力尽きた

http://developers.linecorp.com/blog/ja/?p=3591

Letter Sealing って何でしょうか。私気になります

必要範囲で、原文を引用しています。原文は先に引用元アドレスと閲覧日時を記し、引用記法によって地の文識別できるようにしています

長すぎ;読まない

ECDHAES256-CBC 使ってみた。通信相手の認証については読み取れない。

暗号通信の流れ

図2 において、 Server のところで Re-Encryption (一度復号されて、再度暗号化されている) ことが明示されています

この図を素直に読むと、送信者からサーバーまでの通信路は暗号化されているものLINEサーバーが受信したところで復号されて平文で保存され、サーバーから信者までの通信路は暗号化されていると理解できます文脈から、この流れを変えたいのであると推測できます

SSL公開鍵暗号

http://developers.linecorp.com/blog/ja/?p=3591 より引用2015年10月14日 22時40分に閲覧:

加えて、LINEでは、仮に通信ネットワークの傍受が行われたとしてもメッセージを覗くことができないように、公開鍵暗号(public key encryption)方式を使っていますユーザーに対してLINEアプリ提供する際、暗号化ができる公開鍵のみをアプリに入れて提供し、ユーザー端末とサーバ接続されたときだけLINEサーバでのみ解析できる暗号化された安全チャネルを作ります。こうすることで、SSL(Secure Socket Layer)より軽く、LINEの全バージョンで使用できる安全暗号化を実現できます

SSL はすでに時代遅れの代物で、 2015年現在は皆さん TLS を利用されていることでしょう。 Web ブラウザSSL 2.0SSL 3.0 を有効にしているそこのあなた、今すぐ無効しましょう。

TLS では、公開鍵暗号方式共通鍵暗号方式電子証明書暗号学的ハッシュ関数といった複数暗号技術要素を組み合わせて安全通信路を確保しています

RSA代表される公開鍵暗号方式一般的AES代表される共通鍵暗号方式と比べて計算量が大きい、つまり重たい処理となります

このため TLS では、通信路を流れるデータ暗号化に共通鍵暗号を用いて、共通鍵の共有や相手の認証のために公開鍵暗号方式を用いるのが一般的です。

仮にメッセージ暗号化に RSA を用いているとしたら、 SSL より軽いという点をどのように実装しているのか気になります

http://developers.linecorp.com/blog/ja/?p=3591 より引用2015年10月14日 22時40分に閲覧:

ユーザー側のLINEアプリ(クライアント)には、サーバが発行したRSA鍵を使用してデータ暗号化に使う暗号化鍵値を共有します。この鍵を利用してデータ暗号化すると、第三者メッセージを見ることができなくなります

これは上で説明したとおり SSLTLS でも行っていることです。

RSA を用いているので安全であるという主張をしていますが、メッセージ暗号化に用いられている暗号スイートアルゴリズムの種類、鍵の長さ、ブロック暗号場合暗号利用モード、そしてハッシュアルゴリズムの種類)は、その通信路が安全である判断できるか否かを決める大切な情報です。

http://developers.linecorp.com/blog/ja/?p=3591 より引用2015年10月14日 22時40分に閲覧:

既存RSA方式秘密データの共有に使う安全方式ではありますが、鍵管理の面から見ると、ユーザー側の端末でそれぞれのRSA鍵をすべて管理しなければならないという問題があり、その代替手段としてDHを使用するようになりました。

DH および ECDH による共通鍵暗号に用いる鍵の交換は SSLTLS でも実装されており近年では広く使われていますSSL より軽いと主張し、 SSLTLS公開鍵暗号方式以外の要素によって担保している安全性をどのように確保しているか不明実装に比べると、大きな改善です。

なお SSLTLS においては通信相手の公開鍵を全て管理する必要がないように、上で説明した電子証明書による公開鍵基盤 (PKI) の仕組みを利用しています

まり共通鍵暗号に用いる鍵の交換にどのような手段を用いるかは、鍵管理とは(ほぼ)独立です。

共通鍵暗号暗号利用モード

http://developers.linecorp.com/blog/ja/?p=3591 より引用2015年10月14日 22時40分に閲覧:

ここでメッセージ暗号化に使用している暗号アルゴリズムAES-CBC-256という方式で、現在一般に使われている暗号アルゴリズムの中で最も強度が高いと評価されています

メッセージ認証と組み合わせない CBCビット反転攻撃に弱いことが知られていますGCM ではデータ暗号化と認証を同時に行うためビット反転攻撃に耐性がありますAESGCM で利用するのは、 最近TLS実装では広く用いられており、 Googletwitter も利用しています

CBCCBC-MAC のようにメッセージ認証と組み合わせることでビット反転攻撃に強くなります

解決されない鍵管理問題

図6 のとおり、 ECDH共通鍵暗号に用いる鍵の交換を行うにしても通信相手の公開鍵必要です。 上で説明したとおり鍵管理という問題への解決策になりません。また公開鍵が本当に通信相手のものであることをどのように検証するのかについても不明です。通信相手の検証は、送信側では秘密の話を他の人に知られないように、受信側では他の人になりすまされないように、双方にて必要です。

ここから安易パターン想像ですが、通信相手の公開鍵情報LINE ユーザー情報の一部として LINE サーバー管理されており、必要に応じて安全通信路を用いて LINE サーバーから取得するようなものではないかと思います公開鍵情報のやりとりに用いられる通信路に正しく実装された TLS が用いられていて、サーバークライアントの両方が認証されていて、現在の水準から見て妥当レベル暗号スイートが用いられていることを願うばかりです。

公開鍵秘密鍵がどこでどのように保管されているのか気になります。各端末で保管するのが安全ですが、サービス要求として端末を乗り換えてもメッセージが読めるという条件を安易に満たすために秘密鍵LINE サーバーに預託していないことを祈るばかりです。

ECDH 鍵の生成は計算量が大きい処理であり質の良い乱数必要します。 PC に比べると非力なスマートフォンで生成した鍵の質をどのように担保しているのか気になります

2015年10月17日 10時16分追記

先ほど閲覧したところ、上記引用箇所の多くは削除されていました。公開鍵が本当に通信相手のものであることをどのように検証するのかについては明らかではないようです。 LINE サーバーが介在する形であれば、鍵をすり替えることで別のユーザーになりすますことが可能でしょう。または、 LINE アプリに何か細工をする方がより簡単でしょう。

ECDH 鍵はその場限り (ephemeral) という説明がないので Perfect Forward Secrecy ではないと考えられ、望ましくないという意見もあるようです。 LINE サーバーとの間に安全通信路を確立する目的で ECDH 鍵を用いる場合LINE サーバーが用いる秘密鍵漏洩は全てのユーザーに影響を与えうるため PFS は非常に重要です (TLS を用いた Web サーバーでも同様です) 。一方ユーザー間でメッセージ暗号化する場合ユーザー所有の ECDH 鍵についてはそのユーザーに影響が限定されます通信相手ごとに必要なその場限りの鍵生成とユーザー所有の ECDH 鍵を利用した鍵交換にかかる計算量と ECDH漏洩リスクを天秤にかけて PFS を採用しないという判断かもしれません。

通信の秘密という観点ではメッセージの内容だけではなく誰と通信たか (または、していないか) という情報も守りたくなります。宛先を LINE サーバー確認できない形に暗号化されるとメッセージの配送ができなくなるため、通信相手や通信の有無については秘密ではないと考えられます

2015-09-24

anond:20150924042831

素晴らしい解説に些事で水を差すようで恐縮だけど、

漫画についての

コマ連続はセリフに対して右から左、下から上へ、という基本中の基本を徹底することで担保される側面がある。これは単純に目線問題であるため日米違っても基本は一緒だ。

の部分。

・「下から上へ」は「上から下へ」の誤記

縦書き横書きとか(製本の)右開きと左開きでは、目線の移動の左右が逆になるのでは?

(左右の違いはあっても演出効果は変わらないのかもしれないけど。)

2015-09-19

自称頭いいやつ」特徴 1、プロセス軽視 2、詭弁を使ってでも議論に勝ちたがる 3、自分の信念は晒さず信念あるやつをただ冷笑するのみ

とりあえず一つだけ確実に言えることは、特に2番に要注意だということです。

議論に勝つことを優先する余り、露骨すぎる詭弁を使っているのにそれに気づかない人には近づいちゃ駄目だということです。 

そういう人たちは、自分の正しさを全く疑わないので、たとえ8割正しいことをいっていたとしても、2割の間違いでみんなを巻き込んで滅びます

他人を見るとき大事なことは、8割正しいことを強気でいえることじゃなくて、時々だれでもおかす間違いに対して、どういう対応をするかです。

2番と3番が合わさると、都合が悪くなったらすぐにポジションチェンジしまから、まともに信じてついていくとバカをみます

彼らは政治家ではなく投資家です。 常に分のいいポジションに貼るだけで信念などありません。 社会かえる力もなければそのつもりもない。

そういう人たちを信じてついていくなら、第一に学ぶべきは、彼らの語る言葉ではなく、自分たちもすぐにポジションを変える節操の無さです。
















http://anond.hatelabo.jp/20150920001448

言い逃げか。とりあえず「必死そう」なやつをみかけたらおちょくって楽しむって感じかな。

うそういうことでしか楽しみを感じられなくなってるのかな。

詭弁とかそういうレベルですら無いなこれ。 怒る気にもなれないよ。かわいそうにな。。。

2015-09-17

男性向け界隈のアンチ炎上リンチ女性向け界隈の学級会

http://anond.hatelabo.jp/20150910222900

……はどっちがマシなのかは、結構悩ましいな、と最近思ったりする。

正直どっちも同じくらい同調圧力はある。

ただ、その発露と収束先が違うな、というのは最近気づいて、これ自体面白いと思う。

男性向け界隈だとまぁ、とにかくどこもかしこも何かにつけてアンチ擁護が大暴れしている。

アンチ擁護が殴り合い、力が拮抗していれば延々と本スレでも無関係に見える所でも、場所を選ばず大暴れが起こる。荒らしガンガン沸いて誰かを晒しては叩く。

じゃあ同調圧力がないのかというと、逆にこいつは叩いてよい、と決まった相手は、リンチで総叩き。いわゆる村八分だ。ピクシブでもニコニコでもあらゆる場所アンチタグが乱舞して収集がつかなくなる。

一方女性向けはというと、とにもかくにも「住み分けのやり方で」延々学級会している。

住み分けルール自体は一度出来上がると全員で遵守するため、あちこちで殴り合い、荒らし、みたいなのは起きにくいし、一方的リンチ村八分もほぼない。

愚痴・悪口系統は専用の場所アカウントで流れる。要は悪口言う場所も、徹底的に住み分けされている。学級会が行われる場所自体住み分けられている。

まり嫌な世界は関わりたくなければ避けられる。ただし逆に避けるためのルールだけはきちんと読み込み、それを遵守するのが必須とも言える。

どちらも利点と欠点はある。

男性向けはとてつもない変態神とでも言うべきか、とにかく突出した萌えの極地に立つ人々が表れるのが利点だと思う。

逆に女性向けは、萌え多様性がかなり確保されているのが利点だと思う。

ピクシブでは、総合男性けがルーキー女性けが取ることが多い。(ただし小説はやや別世界)

男性向け殴り合いのカオスは、ある種の祭りを生み出し、独特の価値観を突き抜けていくように見える。その流れに上手く乗れ、殴り合いの王者に立った者は俗に「良くも悪くも神」扱いされる領域まで昇華されたネタを作り出す。

逆に女性向けの住み分け統治は、ルールさえ守れば主流派以外も保護されるため、多様な物が守られる。結果中年萌え非処女童貞など、男性向けでは特殊扱いされる分野が、他と遜色なく普通に扱われる土壌がある。

(中年百合中年ホモに比べて少ないという増田があったけど、あれはそもそも各萌え界隈の特徴そのものに原因があると思う)

この辺の違いは、ひょっとすると普通社会でも起こりうる顛末なのかもしれないと最近思ってる。

まり原始的自由な殴り合いを求めると、カオスの中から神がかった奴が現れ、住み分けルールを徹底すると多様性担保され守られる。

そういう普遍的社会現象が起こるのかもしれない。

2015-09-13

http://anond.hatelabo.jp/20150913151938

他の宗教もやってたという話だと、それぞれについて根拠を探す必要が出来て手間が倍になるので、あくまイスラム教のこれ単体で見たとき正当性が何によって担保されているのかでお願いします。

おしえてもんじゃ

イスラム教女性蔑視していない理由という記事があって要約するとこういうものだった。

1.イスラム教は成立当時の社会において極端な男性支配から女性を救う革命的な考え方を持っていた。

2.しかコーラン記述には、現代において普遍的人権等の概念にそぐわない部分があることも事実である

3.そうした記述についてイスラム教徒フェミニスト等は、再解釈に取り組んでいる。

4.性差別イスラム教教義じゃないからイスラム社会においてこれから改善していくだろう。

2はわかる、ムハンマドは昔の人なので世界人権宣言に着想を得てコーラン執筆したということはありえない。齟齬はたくさん出るだろう。

3がわからない、それはアップデートして使うものなの?

コーラン文字通り読んでいくのは理解できる。ISは異教徒女性に対する蔑視所与のものとしてイスラム的に振舞っている。

でもコーランに対して、現代イスラム世界規範に基づいて、執筆当時決して存在し得なかった解釈を試みるというのは意味がわからない。

コーラン記述は神の啓示を書きとめたものから価値があるんじゃないの?現代社会学者による創造的な再解釈は何がその価値担保しているの?

これ当のムスリムに受け入れてもらえるの?世俗的な地域ならいけるけど、そこ以外は仕方ないという考えなの?

あと現代における人権概念も日々変質し拡張してるわけで、それとの差異が広がるその都度再解釈を試みていく予定なの?コーランってそういう性質のものなの?捨てたらダメなの?

誰か詳しい人おしえてもんじゃ

2015-09-03

ポリティカル・コレクト的に正しいしゃべり方を学びたいなら荻上チキりんを聴け

 彼の看板番組『session-22』では毎回各分野の専門家を招いておもしろ生トークを行っている。

 で、この「専門家」たちが曲者で、要するにオタクという生き物は何かと無神経だ。

 彼らの無神経さが特に発揮されるのが、内輪ギャグを言おうとするとき

 専門家の内輪ギャグとは即ち業界ジョークであり、パンピー視聴者には面白い面白くない以前に理解不能であることが多い。

 しか専門家はそのへんの機微がわからないので、ついついサービス精神から内輪ギャグを口走ってしまう。そして、往々にして内輪ギャグは「不謹慎」「無神経」になりがちだ。

 それをチキさんは軽やかにスルーする。ノリが軽めのセッション場合は受けに回ることも多いが、政治ネタなどの真面目なトーンのときギャグギャグ理解できないフリしてスルーする。『session-22』に出る人はたいがい頭のよろしい知識人様どもでありますから、「スルーされること」で次から気をつけるように鳴る。(時に相手が明らかに配慮の足りない発言をした場合はチキりんりん直々に注意が飛ぶこともある)

 あまり自然スルーので聴いてるほうで「あ、これはスルーしたな」と察知するまで少しラグが生じ、気づいたころにはもう次の話題に移っているので気にしてる暇がない。頭の回転と口のまわりの早いチキりん一流のトーク術がさりげなく発揮されているのである

 ところで、ここで確認しておきたいのだが、内輪ギャグのもの政治的に正しくない発言を生むわけではない。「内輪ギャグを言ってもいい雰囲気」、狭いサークル内で誰かによっかかれる雰囲気というのが政治的に正しくない発言を生むのだ。

 おやじ社員セクハラはその時代雰囲気、その社内の雰囲気セクハラを許容する(と本人がみなしている)から発生してしまうのだ。

 その雰囲気確認する手段が寄っかかりである。内輪ギャグを対面の相手に振ることで「内輪」の流れを作り出し、政治的に正しくない土壌を耕すのである。人によってはこれを「マウンティング」と呼称するかもしれない。

 チキりんりんさん氏はこの流れをせき止める。峻拒する。飲み会でやれば親父を「なんだこの空気の読めない若造は」と鼻白ませる行為であるが、『session-22』はチキチキマシーンりんりんさん氏の番組であり、場の空気とは彼のことだ。彼が気に入らないと言えば、それは通らない。

 彼が徹底的につまらない内輪ギャグスルー、あるいは叱責することで『session-22』はリベラル番組として、政治的な正しさ担保している。しかも決して攻撃的ではない形で、上品な形で、である。右といえば極右、左と言えば極左ドリフトをキメてしまいがちな生まれついての走り屋人種日本人にあって、このバランス感覚稀有といってもいい。(ただしイケボにかぎる)

 ポリティカル・コレクト的に正しいトークがなんたるかを知りたい人はTBSラジオ『session-22』を聴こう!

 

 

2015-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20150902061103

デザインが万が一他のデザインと類似することはあるとしても、原案修正と2度連続して「偶然」類似することはあるのでしょうか?

可能性は否定できない以上、あり得るとしか言えません。可能性の度合いについては判定はできませんが、言うほど高いものではないと思います

単純なデザインは似やすいというモノがありますが、佐野氏のデザイン以外に白井氏のデザイン酷似したものドビ氏のデザイン酷似したものは見つかっていない

見つかっていないというだけですので、他にも類似例が無いとは言えないでしょう。ネット上で検索できるものが全てではありませんから。上記と同様、類似する可能性が否定できない以上、複数事例についても類似例がある可能性も否定できません。

また万が一偶然だとすれば、擁護する方が口をそろえて言うように、「酷似類似しやすデザインであるにもかかわらず、このデザインを選択するというのはデザイナーとしておかしいのではないでしょうか?

選考委員の人たちは、並べられた百数個のデザインを選ぶときに、類似性議論したとは思えません。議論対象となるのはそのデザインが選定基準合致しているかどうか、そして十分なパフォーマンスを発揮するかどうかという点において評価が下されていると思います選考委員の人たちは類似性担保する役割を担っていませんから。その点については提出された作品全ての法務的チェックをするのは組織委員会法務関連担当者(おそらく広告代理店関係者)だと思います

ただ、個人的意見としては、本文で記述した通り文脈が浅過ぎるという点から選考基準が甘いと感じています。もしくは他の応募作品があまりにしょぼかったのか。でも後者は考えにくいですよね。

2020東京五輪クリエイティブに思う事

まもなく四十路を迎えるWebクリエイティブ関連の仕事をしております。昨今、五輪関連でクリエイティブ問題が多々取りざたされているので、思うところをつらつらと書きます

エンブレム盗作疑惑

この問題については、盗作疑惑が持ち上がる以前から有識者から一般人まで、好きだの嫌いだの、良い悪いと倒錯(盗作ではなく)した意見文句罵詈雑言が飛び交っておりましたが、まず問題の整理として、いわゆる「有識者視点からお話しておかなければいけないと感じた事を簡単にまとめます

デザインダメだったのか?

まず、デザインの質はどうだったかについてですが、結論から言うと一定程度のクオリティは持っていると言えます

JOC組織委員会要求がどのようなものであったかについては文献が見当たりませんが、件の作品が発表された際の「パラリンピックとの並立」や「様々なメディアへの展開性」という選考基準に着目すれば、十分にそれを満たしていると言えます。また、図版的な面で言えば、黒・赤という色は白地を背景として視認性が非常に高く、かつシンプルな形状であるから人間認知作用的に受け入れやすい要素を持っていますキャンペーンロゴとして捉えるならば、第一の視認性・認識度は優れた機能性があると言えます。以上がクオリティにおけるプラス評価の点です。

次にマイナス評価として上げられるのが、過去文脈からの逸脱です。詳しくはNaverまとめあたりに歴代ロゴがまとまってるのでご覧いただきながら読んでいただきたいのですが、バルセロナ長野シドニー北京バンクーバー・リオ・平昌に共通しているのは、「人間」がモチーフになっているということです。途中で切れているだろと突っ込まれると思いますが、この文脈オリンピックの歴代ロゴの中で「スポーツイベントである」というアイデンティティ担保する大きなイニシアチブを持っています。これを逸脱するからには、それを代替するだけの文脈必要になりますが、件の作品にある「亀倉雄策」と「鼓動(日の丸)」というモチーフではそれだけの強い文脈を感じられません。

上記の総合評価としては、「アリっちゃアリだね」という評価です。悪いとは決して言いません。

パクリなのか?

正直、分かりません。情報錯綜し過ぎていて、どれが本当の情報判断が付けられないので、パクリであるという明確な断言はできません。それに、展開例として上げられた書体動画で展開していたテクスチャとしての分解要素などは「オリジナリティ」と呼べるものですし、それが仮にパクリ作品に擦り合わせられたものだとしても、その判別は難しいです。デザイナーは後から派生した要件デザインの中にマージしていく事も仕事のうちですから

何が問題なのか?

これはもうリエージュ劇場ロゴとの「類似性」に尽きます。まず法的な論拠についてですが、先発作品商標登録をされていなかったので、商標侵害という係争にはなりません。実際、訴訟となっているのは「著作権」の侵害についてです。「著作権」というのは、商標登録云々というのは一切関係がなく発生し、作られた作品過去作品に類似していた場合過去作品にその作家性等の支配権を有するというものです。具体的には「ベルヌ条約」という国際規程があり、条項ごとに各国が批准する形で国内法に継承されています日本批准しています

次に、デザイン機能としての瑕疵が、過去作品に類似作品があるという時点で発生しているという点です。例えば、コーポレートロゴ等を制作する際に、ロゴにまつわる使用規定や細かなパラメータ(配色の具体的な数値等)、ステーショナリー類などの派生製品制作指針をまとめますが、これを「ビジュアルアイデンティティ」と言います。その名の通り「アイデンティティ」というくらいですから、そのデザインについては「自己同一性」が求められるわけです。簡単に言うと他のロゴマークなんかと誤認されないような工夫が必要ということです。

件の作品は、その色にもアイデンティティが込められていると思いますが、実際は白黒メディアで伝えられる場面もあり得ます言いがかりっぽいかもしれませんが、仮にあの図式がモノクロ写真撮影され、かつ「鼓動」の部分が何か遮蔽物で隠れてしまったとします。すると、リエージュ劇場ロゴとの判別は非常に難しくなります。つまり場合によってはその写真印刷された情報が、リエージュ劇場情報と誤認される可能性を否定できないわけです。この点について、このデザインには明確な瑕疵があります

実は妥当デザインだったのではないか

まり一般には知られていないと思いますが、デザイン価格には業界団体がかなり具体的に指針を出しています

内容としては、デザインの料金は「作業料」と「質」「経費」「量的指標」によって決める事が妥当ですというものです。

「量的指標」というのは曖昧ですが、デザインが利用される事業規模と捉えてもらえば大体合ってると思います。これは事業規模が大きなものはそのデザインに求められる様々な機能性や今回のような「展開性」などがより複雑になります。これについて担保するものと考えてください。その上で、以下の内容、特に事業規模の数字についてご覧下さい。

東京オリンピック 2020 計画書(150ページ)を熟読してみました。 | コラム | Web制作 株式会社ワンゴジュウゴ WAN55 (東京千代田区http://www.wan55.co.jp/column/detail/id=124

これらの全てを、このデザインが網羅するとは言いませんが、「東京オリンピック2020の収入計画」という項目、オリンピックというイベントに直接関わる事業チケット売上とライセンシング(グッズ販売)に限って考えてもなんと911億円もあります。これを元に先のJAGDA早見表ではもう200億円以上ということで量的指数が上限いっぱいです。この表の上限でも1,200万以上と算出できます

この金額が妥当かどうかというと、私はこのレベルデザイン制作したことが無いので何とも言えませんが、しかし、オリンピック組織委員会提示したデザイン費は、たったの100万円です。特別招待席のチケット(笑)も付いてますが。

オリンピックという世界規模のイベントロゴですから世界最高級のクオリティが求められるのですが、与えられた予算はたったの100万円です。それなりに自分作品に対して責任を持つデザイナーであれば、この予算では受けられないと思います。ましてや、世界でも参加できる人間が300人くらいといわれているレギュレーションにあつまるデザイナーが、時間単価をどれくらいで換算すると思いますか。

以上の点から僕個人としてこのデザインは、予算と質が見事にマッチした、実に妥当デザインだったのではないかと結論付けるに至ったわけです。

2015-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20150901100449

デザイン業界のことは良くわからないけど、佐野さんて、他人ブログ画像を盗用しちゃうような倫理観の乏しい人なんでしょ?

白黒確定していなくても、そんな倫理観の乏しい人の作品は怖くて使えないよね。

世間ほとんどの人が素人なんだからさ、過去の実績みたいなのだけが他人を信用する担保になるわけで、

こんな風にやっちまった前科があったらダメだよ。

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